特許第6389996号(P6389996)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6389996広告表示方法、広告表示サーバ及び広告表示プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6389996
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】広告表示方法、広告表示サーバ及び広告表示プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20180910BHJP
   G06F 3/0484 20130101ALI20180910BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20180910BHJP
   H04N 21/472 20110101ALI20180910BHJP
   G09F 19/00 20060101ALI20180910BHJP
【FI】
   G06Q30/02 446
   G06F3/0484 120
   G06F13/00 550P
   H04N21/472
   G09F19/00 N
【請求項の数】8
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2017-128892(P2017-128892)
(22)【出願日】2017年6月30日
【審査請求日】2017年7月31日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518136084
【氏名又は名称】MIL株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100179822
【弁理士】
【氏名又は名称】中畑 稔
(72)【発明者】
【氏名】光岡 敦
(72)【発明者】
【氏名】大城 真吾
【審査官】 貝塚 涼
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−081494(JP,A)
【文献】 特表2003−509880(JP,A)
【文献】 特開平11−015992(JP,A)
【文献】 特開平07−064847(JP,A)
【文献】 特開平08−123816(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G06F 3/0484
G06F 13/00
G09F 19/00
H04N 21/472
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告表示装置を利用した広告表示方法であって、
前記広告表示装置に
動画を読み込むステップと、
前記動画の第1時刻における第1位置を含む任意の形状と第2時刻における第2位置を含む任意の形状との選択を受け付けるステップと、
前記第1時刻と前記第2時刻との間である第3時刻における第3位置を含む任意の形状の選択操作を受け付けるステップと、
操作を受け付けることが可能な被操作領域を前記第1位置、前記第3位置及び前記第2位置の順に所定の速度で移動する経路を設定するステップと、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付けるステップと、
前記第1位置及び前記第1時刻前記第3位置及び前記第3時刻と前記第2位置及び前記第2時刻とに基づいて、前記被操作領域の前記所定の速度を決定するステップと、を実行させる
広告表示方法。
【請求項2】
請求項1に記載の広告表示方法であって、
前記被操作領域の前記第1位置から前記第3位置への一定でない移動速度及び前記第3位置から前記第2位置への一定でない移動速度の少なくともいずれかの設定を更に受け付けるステップを含む、
広告表示方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記コンテンツとして広告情報を受け付けるステップを更に含む、広告表示方法。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記コンテンツとして所定の広告へのリンク情報を受け付けるステップを更に含む、広告表示方法。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記被操作領域に少なくとも一のアイコンを関連付ける操作を受け付けるステップを含む、広告表示方法。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記動画の第4時刻における第4位置に他の被操作領域を関連付ける操作を受け付けるステップと、
前記他の被操作領域の表示開始時刻と表示終了時刻とを受け付けるステップとを含む、広告表示方法。
【請求項7】
広告表示装置であって、
動画を読み込む手段と、
前記動画の第1時刻における第1位置を含む任意の形状と第2時刻における第2位置を含む任意の形状との選択を受け付ける手段と、
前記第1時刻と前記第2時刻との間である第3時刻における第3位置を含む任意の形状の選択操作を受け付ける手段と、
操作を受け付けることが可能な被操作領域を前記第1位置、前記第3位置及び前記第2位置の順に所定の速度で移動する経路を設定する手段と、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付ける手段と、
前記第1位置及び前記第1時刻前記第3位置及び前記第3時刻と前記第2位置及び前記第2時刻とに基づいて、前記被操作領域の前記所定の速度を決定する手段と、を備える
広告表示装置
【請求項8】
広告表示装置を、
動画を読み込む手段、
前記動画の第1時刻における第1位置を含む任意の形状と第2時刻における第2位置を含む任意の形状との選択を受け付ける手段、
前記第1時刻と前記第2時刻との間である第3時刻における第3位置を含む任意の形状の選択操作を受け付ける手段、
操作を受け付けることが可能な被操作領域を前記第1位置、前記第3位置及び前記第2位置の順に所定の速度で移動する経路を設定する手段、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付ける手段、及び
前記第1位置及び前記第1時刻前記第3位置及び前記第3時刻と前記第2位置及び前記第2時刻とに基づいて、前記被操作領域の前記所定の速度を決定する手段として機能させる
広告表示プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広告表示方法、広告表示サーバ及び広告表示プログラムに関し、特に動画内に広告を埋め込む技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザからの視認性に基づく適切なタイミングで広告の挙動を制御するウェブ広告の表示技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−128204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年動画内で使用されている商品について、広告を表示することがしばしば行われている。このような広告は、動画の再生直後に表示されたり、動画とともに表示されるバナーとして表示されたりすることが多い。
【0005】
しかしながら、このような方法では広告のリアルタイム性に欠け、広告効果を十分に発揮することができない。
【0006】
そこで、本発明は、動画と共に用いられる広告の新たな手法を提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、
動画を読み込むステップと、
前記動画の第1時刻における第1位置と第2時刻における第2位置との選択を受け付けるステップと、
操作を受け付けることが可能な被操作領域を前記第1位置から前記第2位置に移動する経路を設定するステップと、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付けるステップと、を含む、
広告表示方法が得られる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、動画と共に用いられる広告の新たな手法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の第1の実施の形態による広告表示システムのイメージ図である。
図2】広告表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3】広告表示システムの処理を示すブロック図である。
図4】広告表示システムの画面例である。
図5】広告表示システムの他の画面例である。
図6】被操作領域の移動速度に関するV−Tグラフである。
図7】本発明の第2の実施の形態による広告表示システムの画面表示例である。
図8】広告表示システムの画面例である。
図9】広告表示システムの他の画面例である。
図10】広告表示システムの他の画面例である。
図11】本発明の画面表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態による広告表示方法、広告表示サーバ及び広告表示プログラムは、以下のような構成を備える。
[項目1]
動画を読み込むステップと、
前記動画の第1時刻における第1位置と第2時刻における第2位置との選択を受け付けるステップと、
操作を受け付けることが可能な被操作領域を前記第1位置から前記第2位置に移動する経路を設定するステップと、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付けるステップと、を含む、
広告表示方法。
[項目2]
項目1に記載の広告表示方法であって、
前記第1時刻と前記第2時刻との間である第3時刻における第3位置の選択操作を受け付けるステップと、
前記被操作領域を前記第1位置、前記第3位置及び前記第2位置の順に移動する前記経路を設定するステップと、を含む、
広告表示方法。
[項目3]
項目1又は項目2に記載の広告表示方法であって、
前記被操作領域の前記第1位置から前記第2位置への移動速度の設定を更に受け付けるステップを含む、
広告表示方法。
[項目4]
項目1乃至項目3のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記コンテンツとして広告情報を受け付けるステップを更に含む、広告表示方法。
[項目5]
項目1乃至項目4のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記コンテンツとして所定の広告へのリンク情報を受け付けるステップを更に含む、広告表示方法。
[項目6]
項目1乃至項目5のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記被操作領域に少なくとも一のアイコンを関連付ける操作を受け付けるステップを含む、広告表示方法。
[項目7]
項目1乃至項目6のいずれかに記載の広告表示方法であって、
前記動画の第4時刻における第4位置に他の被操作領域を関連付ける操作を受け付けるステップと、
前記他の被操作領域の表示開始時刻と表示終了時刻とを受け付けるステップとを含む、広告表示方法。
[項目8]
動画を読み込む手段と、
前記動画の第1時刻における第1位置と第2時刻における第2位置とに被操作領域を関連付ける操作を受け付ける手段と、
前記被操作領域を前記第1位置から前記第2位置に移動する経路を設定する手段と、
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付ける手段とを備える、
広告表示サーバ。
[項目9]
コンピュータを、
動画を読み込む手段、
前記動画の第1時刻における第1位置と第2時刻における第2位置とに被操作領域を関連付ける操作を受け付ける手段、
前記被操作領域を前記第1位置から前記第2位置に移動する経路を設定する手段、及び
前記被操作領域と所定のコンテンツとを関連付ける手段、として機能させる
広告表示プログラム。
【0011】
<実施の形態の詳細>
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態による広告表示方法によって実現される広告表示システムついて、図面を参照しながら説明する。
【0012】
<概要>
本発明による広告表示システムは、動画内に表示される商品等について被操作領域を設定(詳細は後述する)し、ユーザによって当該被操作領域が選択されると所定の広告(コンテンツ)を提供するものである。本実施の形態においては、被操作領域は、固定被操作領域と被操作領域の2種類が用意されている。固定被操作領域は、例えば、動画内の位置の固定されている看板等に対して設定されるものである。当該動画が再生されている間、ユーザによって看板等が選択されると、当該看板の詳細の情報が表示される。一方、被操作領域は、動画内の移動物(例えば「人」等)に対して設定され得るものであり、当該移動物に追随して移動する。したがって、ユーザが当該移動物を選択した場合いつでも当該移動物に関する情報が表示されることとなる。
【0013】
図1を参照して、被操作領域についてより詳細に説明する。図示されるように、画面1内には、時刻T=tにおいて画面左の位置Pに位置しかつ時刻T=tにおいて画面右の位置Pまで移動する人物10が表示されている。時刻T=tにおいて被操作領域100が人物10の衣服(人物10の胴体の部分)に設定されており、時刻T=tにおいて被操作領域100が人物10の衣服に設定されている。
【0014】
本実施の形態においては、人物10が位置Pから位置Pまで移動すると、被操作領域100も当該人物10の移動に合わせて位置Pから位置Pまで人物10に追随して移動する。したがって、ユーザは、移動する人物10の衣服を当該人物10が移動中であっても常に選択可能となる。被操作領域100を選択すると、図示しないポップアップメニューが表示され、当該衣服の詳細な情報が画面1に表示される。
【0015】
<ハードウェア構成>
本実施の形態による広告表示システムは、図2に示される広告表示装置(以下、単に「装置」という)2によって具現化される。
【0016】
装置2は、行動ログ生成システムを通じてサービスを提供するための情報処理装置であり、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、PDAやスマートフォン等のような携帯端末、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。図2に示されるように、装置2は、プロセッサ20、メモリ21、ストレージ22、送受信部23、及び入出力部24を少なくとも備え、これらはバス25を通じて相互に電気的に接続される。
【0017】
プロセッサ20は、装置2の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行に必要な処理等を行う演算装置である。例えばプロセッサ20はCPU及び/又はGPU(Graphical Processing Unit)等であり、ストレージ22に格納されメモリ21に展開されたプログラム等を実行することによって、必要な各情報処理を実施する。
【0018】
メモリ21は、典型的には、揮発性メモリ(例えばRAM)、不揮発性メモリ(例えばROMやフラッシュメモリ等)及び/又はこれらの組合せからなる1次記憶装置である。メモリ21は、典型的には、デバイスドライバ、オペレーティングシステム(OS)プログラム、1又は2以上のアプリケーションプログラム及びプログラムデータ等の全部又は一部を保持し、プロセッサの利用に供される。メモリ21はプロセッサ20のワークエリア等として使用され、また、装置2の起動時に実行されるBIOS、及び各種設定情報等が格納される。
【0019】
ストレージ22には、典型的には、ハードディスクドライブ(HDD)や光学式ディスクドライブ、ソリッドステートデバイス(SSD)等からなる。ストレージデバイスは、プロセッサモジュールの2次記憶装置として機能し、OS、アプリケーションプログラム、プログラムデータ及び各種のデータベースを記憶する。これらのプログラム及びデータの全部又は一部は、外部記憶装置に記憶されても良い。
【0020】
送受信部23は、装置2をネットワークに接続し、外部のデータベース(詳しくは、後述する)との通信を行う。入出力部24は、マウスやキーボード等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。バス25は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
【0021】
<機能構成>
図3に示されるように、本実施の形態による広告表示システムは、動画を読み込むステップ(ステップS301)と、当該動画内の時刻T=tにおける任意の位置に開始地点を設定するステップ(ステッテプS302)と、当該動画内の時刻T=tにおける任意の位置に終了地点を設定するステップ(ステップS303)と、被選択領域(後述する)の開始地点から終了地点までの経路及び速度を決定(演算)するステップ(ステップS304)とを含んでいる。
【0022】
図4を参照して、動画内の任意の位置に被操作領域を設定するステップを説明する。動画の時刻T=tにおいては、画面1内の左側に人物10が表示されている。ユーザは、マウス等のインターフェースを利用して、開始地点を設定する。本実施の形態による開始地点の設定は、人物10の胴体部分に領域100sを設定することによって行う。領域100sは、所定の面積を有する閉じた領域であり、ドラッグアンドドロップを行った領域と同一又は所定の倍率を乗じた面積を有する。本実施の形態による開始地点は当該面積の中心(重心)に設定されるが、任意の一点であればよい。本実施の形態による領域100sは矩形形状であるが、多角形形状、円形状、その他の任意の形状であってもよい。本実施の形態による開始地点に対応する領域100sは、ユーザからの操作を受け付けることが可能な領域であり、より具体的には、ユーザからマウス等によってクリック操作することが可能な領域である。
【0023】
なお、開始地点の設定は、画面内の任意の点を選択するのみとしてもよい。この場合、当該点を含む所定の領域に開始地点に相当する被操作領域が設定されることとすればよい。
【0024】
続いて、図4及び図5に示されるように、図示される動画においては、時刻T=tから時刻T=tにかけて人物が画面1内を左から右にまっすぐ移動する(図4の点線で表した矢印を参照)。動画の時刻T=t1においては、画面1内の右側に人物10が表示されている。開始地点の選択と同様に、ユーザは、マウス等のインターフェースを利用して、終了地点を設定する。本実施の形態による終了地点の設定は、人物10の胴体部分に領域100eを設定することによって行う。領域100eは、領域100sと同様に、所定の面積を有する閉じた領域であり、ドラッグアンドドロップを行った領域と同一又は所定の倍率を乗じた面積を有する。本実施の形態による終了地点は当該面積の中心(重心)に設定されるが、任意の一点であればよい。本実施の形態による領域100eは矩形形状であるが、多角形形状、円形状、その他の任意の形状であってもよい。本実施の形態による終了地点に対応する領域100sは、ユーザからの操作を受け付けることが可能な領域であり、より具体的には、ユーザからマウス等によってクリック操作することが可能な領域である。
【0025】
なお、終了地点の設定も、画面内の任意の点を選択するのみとしてもよい。この場合、当該点を含む所定の領域に終了地点に対応する被操作領域が設定されることとすればよい。
【0026】
図1図4及び図5に示されるように、開始地点及び終了地点が設定されると、それらの間を所定の経路、所定の速度で被操作領域100が開始地点と終了地点までの間を(t−t時間で)かけて移動する。即ち、開始被操作領域100と終了被操作領域100’の設定が終了すると、装置2(図2参照)は、画面1内におけるT=tにおける開始地点とT=tにおける終了地点とに基づいて、被操作領域100の移動する経路及び速度を計算する。本実施の形態による経路は、開始地点と終了地点とを結ぶ直線であるが経路は任意に設定することとしてもよい。
【0027】
なお、被操作領域100の速度は図6のV−Tグラフに示されるように、一定でなくてもよい。ユーザの任意に設定させることとしてもよい。また、速度が0になる期間を設けることとしてもよい。
【0028】
本実施の形態による被操作領域100は、透明領域(図において点線で示されている)であるが、操作(クリック等)可能であることがわかるように所定のアイコン等を表示することとしてもよい。
【0029】
本実施の形態においては、ユーザによって被操作領域がクリックされた場合、所定の広告が表示されることとしてもよいし、所定のリンク先に遷移させることとしてもよい。なお、このようにしてユーザに提供される情報は、動画内の被操作領域100が設定されている商品(又はサービス)に関するものである。例えば、本実施の形態においては、動画内の人物10が着ている「服」や「アクセサリー」などの身に着けるものとしてもよい。
【0030】
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態による広告表示システムにおいては、被操作領域100が開始地点から終了地点まで直線的に移動するものであった(図1参照)。本発明の第2の実施の形態による広告表示システムは、図7に示されるように、人物10が位置Pから位置Pを経由して位置Pまでカーブを描いて移動する動画に対して被操作領域を設定するものである。これにより、被操作領域100は当該人物10の位置P、位置P、位置Pまで人物10に追随して移動する。なお、以下の説明においては、大1の実施の形態と重複する要素・構成については同一の参照符号を付与し、その説明を省略又は簡略化する。
【0031】
図7に示されるように、人物10は、時刻T=tにおいて画面1の左側にある位置Pに位置し、図示される矢印に従って右の方向へ移動し、時刻T=tにおいて画面1の中央にある位置Pに位置し、図示される矢印に従って下方へ移動、時刻T=tにおいて画面1の右下にある位置Pに位置するように移動する。
【0032】
第1の実施の形態と同様に、図8乃至図10を参照して、動画内の任意の位置に被操作領域を設定するステップを説明する。図8に示されるように、動画の時刻T=tにおいては、画面1内の左側に人物10が表示されている。ユーザは、マウス等のインターフェースを利用して、開始地点を設定する。本実施の形態においても開始地点の設定は、人物10の胴体部分に領域100sを設定することによって行う。領域100sは、所定の面積を有する閉じた領域であり、ドラッグアンドドロップを行った領域と同一又は所定の倍率を乗じた面積を有する。本実施の形態による開始地点は当該面積の中心(重心)に設定されるが、任意の一点であればよい。本実施の形態による領域100sは矩形形状であるが、多角形形状、円形状、その他の任意の形状であってもよい。本実施の形態による開始地点に対応する領域100sは、ユーザからの操作を受け付けることが可能な領域であり、より具体的には、ユーザからマウス等によってクリック操作することが可能な領域である。
【0033】
次に、図9に示されるように、時刻T=tから時刻T=tにかけて人物が画面1内を左から中央に移動する(図7の矢印を参照)。動画の時刻T=t1においては、画面1内の中央に人物10’が表示されている。開始地点の選択と同様に、ユーザは、マウス等のインターフェースを利用して、中間地点を設定する。本実施の形態による中間地点の設定は、人物10’の胴体部分に領域100mを設定することによって行う。領域100mは、領域100sと同様に、所定の面積を有する閉じた領域であり、ドラッグアンドドロップを行った領域と同一又は所定の倍率を乗じた面積を有する。本実施の形態による中間地点は当該面積の中心(重心)に設定されるが、任意の一点であればよい。本実施の形態による領域100mは矩形形状であるが、多角形形状、円形状、その他の任意の形状であってもよい。本実施の形態による中間地点に対応する領域100mは、ユーザからの操作を受け付けることが可能な領域であり、より具体的には、ユーザからマウス等によってクリック操作することが可能な領域である。
【0034】
続いて、図10に示されるように、図示される動画においては、時刻T=tから時刻T=tにかけて人物が画面1内を中央から右下に移動する。動画の時刻T=tにおいては、画面1内の右下側に人物10’’が表示されている。開始地点の選択と同様に、ユーザは、マウス等のインターフェースを利用して、終了地点を設定する。本実施の形態による終了地点の設定は、人物10’’の胴体部分に領域100eを設定することによって行う。領域100eは、領域100sと同様に、所定の面積を有する閉じた領域であり、ドラッグアンドドロップを行った領域と同一又は所定の倍率を乗じた面積を有する。本実施の形態による終了地点は当該面積の中心(重心)に設定されるが、任意の一点であればよい。本実施の形態による領域100eは矩形形状であるが、多角形形状、円形状、その他の任意の形状であってもよい。本実施の形態による終了地点に対応する領域100eは、ユーザからの操作を受け付けることが可能な領域であり、より具体的には、ユーザからマウス等によってクリック操作することが可能な領域である。
【0035】
図8図9及び図10に示されるように、開始地点、中間地点及び終了地点が設定されると、それらの間を所定の速度で被操作領域100が開始地点から中間地点を経て終了地点まで(t−t時間で)移動する。即ち、開始被操作領域100と中間被操作領域100’、終了被操作領域100’’の設定が終了すると、装置2(図2参照)は、画面1内におけるT=tにおける開始地点の位置及び時刻と、T=t1における中間地点の位置及び時刻と、T=tにおける終了地点における位置及び時刻とに基づいて、被操作領域100の経路及び速度vを決定する。
【0036】
なお、開始地点、中間地点及び終了地点のいずれか又はいずれの設定も、画面内の任意の点を選択するのみとしてもよい。この場合、当該点を含む所定の領域に終了地点に対応する被操作領域が設定されることとすればよい。
【0037】
本実施の形態による被操作領域100は、透明領域(図において点線で示されている)であるが、操作(クリック等)可能であることがわかるように所定のアイコン等を表示することとしてもよい。
【0038】
(実施例)
続いて、図11を参照しながら、本発明の実施例を説明する。図示されるように、PC等のディスプレイ等に被操作領域(図中の「タグ」)が関連付けるための領域600と、それぞれの被操作領域の開始地点、中間地点及び終了地点を設定する領域610と、被操作領域にアイコンを設定する領域620と、動画を表示・確認する領域630と、動画のタイムラインを表示する領域640とを有している。
【0039】
<変形例>
上述した実施の形態においては、移動体に追随する被操作領域について説明したが、例えば、画面内において位置を変えずに表示されているものに対して、所定時間の間被操作領域を設定することとしてもよい。この場合、動画の所定位置に被操作領域を設定し、設定の開始時刻(アイコンの表示時刻)と設定の終了時刻(アイコンの非表示時刻)とを受け付けることとすればよい。
【0040】
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0041】
2 装置
10 人物
100 被操作領域
20 プロセッサ
21 メモリ
22 ストレージ
23 送受信部
24 入出力部
25 バス
【要約】
【課題】動画と共に用いられる広告の新たな手法を提供することを一つの目的とすること。
【解決手段】本発明による行動ログ生成方法は、動画を読み込むステップと、動画の第1時刻における第1位置と第2時刻における第2位置との選択を受け付けるステップと、操作を受け付けることが可能な被操作領域を第1位置から第2位置に移動する経路を設定するステップと、被操作領域と所定のコンテンツとを関連付けるステップと、を含んでいる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11