(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記認知度推定部によって推定された前記認知度、及び、前記認知度予測部で予測された前記将来の認知度のうち少なくともいずれかを出力する出力部を更に備える、請求項2に記載の認知度推定装置。
前記運動能力測定部によって測定された前記運動能力の測定結果を通信ネットワークを介して送信する測定結果送信部を更に備える、請求項11に記載の認知度推定装置。
前記サーバは、前記測定結果受信部によって受信された前記運動能力の測定結果に基づいて、前記トレーニング情報記憶部に記憶された前記トレーニングメニューの中から前記トレーニング情報受信部へ送信する前記トレーニングメニューを選択するトレーニング情報選択部を更に備え、
前記トレーニング情報送信部は、前記トレーニング情報選択部によって選択された前記トレーニングメニューを前記トレーニング情報受信部へ送信する、請求項13に記載の認知度推定システム。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0027】
(第一の実施形態)
まず、第一の実施形態について説明する。
図1に示す認知度推定装置1は、対象者の認知度の推定及び予測を行う。ここで、認知度とは、対象者(人間)が外界の対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりできる度合い(レベル)をいう。認知度推定装置1は、測定部(運動能力測定部)10、本体部20、支柱30、手摺り40、表示部(出力部)50、制御部60(
図3参照)、及び、カードリーダ70を含んで構成されている。
【0028】
測定部10は、対象者の運動能力として、対象者の重心の位置の変化(揺動)を測定する。ここで、
図1に示すように、測定部10に対して表示部50が設けられている側を「前」、測定部10に対して表示部50が設けられている側とは反対側を「後ろ」、測定部10上に立つ対象者が表示部50側を見たときに右手側を「右」、左手側を「左」という。
【0029】
より詳細には、測定部10は、
図2(a)から
図2(c)に示すように、底板110、下側モータ111、下側歯車113、ジョイント部120、傾斜板150、上側モータ151、上側歯車153、及び、センサ155を含んで構成されている。なお、
図2(a)では、ジョイント部120等の構造を示すために、傾斜板150の図示を省略している。
【0030】
傾斜板150は、矩形状に形成されている。傾斜板150の上面には、センサ155が設けられている。センサ155は、傾斜板150上に立つ対象者の重心の位置を測定することができる。センサ155の検出結果は、制御部60に入力される。対象者の重心の位置が測定可能であればセンサ155の種類及び設置位置は限定されない。センサ155として、一例として、荷重の大きさを測定する多数個の荷重センサがマトリクス状(格子状)に配置されたシート状のセンサを用いることができる。
【0031】
ジョイント部120は、傾斜板150の中心点Pの位置で、傾斜板150を傾斜可能に支持している。ジョイント部120として、一例として、ジンバル機構を用いることができる。本実施形態においてジョイント部120は、傾斜板150を前後方向、及び、左右方向に傾斜可能に支持している。すなわち、傾斜板150は、前後左右の全方向に傾斜することができる。
【0032】
下側モータ111は底板110の上面に固定されている。下側モータ111は、制御部60からの指示に基づいて駆動される。下側歯車113は、底板110の上面に回転可能に取り付けられている。下側モータ111の駆動力は、下側モータ111の回転軸に取り付けられたモータ歯車112を介して下側歯車113に伝達される。下側歯車113に伝達された駆動力は、ジョイント部120の前後回転軸部121に入力される。前後回転軸部121に入力された下側モータ111の駆動力により、
図2(b)に示すように傾斜板150は前後方向を軸として右側又は左側に傾斜する。
【0033】
上側モータ151は傾斜板150の下面に固定されている。上側モータ151は、制御部60からの指示に基づいて駆動される。上側歯車153は、傾斜板150の下面に回転可能に取り付けられている。上側モータ151の駆動力は、上側モータ151の回転軸に取り付けられたモータ歯車152を介して上側歯車153に伝達される。上側歯車153に伝達された駆動力は、ジョイント部120の左右回転軸部122に入力される。左右回転軸部122に入力された上側モータ151の駆動力により、
図2(c)に示すように傾斜板150は左右方向を軸として前側又は後ろ側に傾斜する。
【0034】
なお、傾斜板150を全方向に傾斜させる機構は、本実施形態において説明した構成に限定されない。
【0035】
本実施形態において測定部10は、上述したように、下側モータ111及び上側モータ151の駆動力によって傾斜板150を傾斜させることができる。また、測定部10は、下側モータ111及び上側モータ151を駆動させず、中心点Pを支点として傾斜板150を前後方向及び左右方向に自由に傾斜させることができる。すなわち、傾斜板150は、傾斜板150に乗る対象者の重心の位置に応じて自由に傾斜することができる。
【0036】
本体部20は、測定部10の周囲を囲んでいる。なお、本体部20は、測定部10の周囲を全周にわたって囲むことに限定されない。本体部20の上面には、測定部10に乗る対象者の前側、右側及び左側の側部を囲むように手摺り40が取り付けられている。本体部20の前側の上面には、上下方向に延在する支柱30が設けられている。
【0037】
表示部50は、支柱30の上端に取り付けられている。表示部50は、押下による入力操作を受付可能なタッチパネル式のセンサを備えている。表示部50に表示される表示画像は、制御部60によって制御される。表示部50は、受け付けた入力操作を制御部60に入力する。表示部50にタッチパネル式のセンサを設けたが、入力操作を受け付けるスイッチ等の操作部を表示部50とは別に設けてもよい。
【0038】
カードリーダ70は、対象者の識別情報が格納されたカードから識別情報を読み取る。カードリーダ70は、例えば、手摺り40の上部に取り付けられていてもよい。例えば、各対象者は、識別情報が格納されたカードをそれぞれ所有している。対象者は、認知度推定装置1によって認知度の推定等を行う際に、カードに格納された識別情報をカードリーダ70に読み取らせる。識別情報の読み取り方法は、非接触式など、種々の方法を採用することができる。これにより、認知度推定装置1は、対象者を識別することができる。カードリーダ70によって取得された対象者の識別情報は、制御部60に入力される。カードリーダ70を用いて識別情報を読み取る以外にも、対象者が入力部を操作して識別情報を入力してもよい。
【0039】
制御部60は、表示部50の筐体内など認知度推定装置1の適宜の位置に設けられている。制御部60は、物理的には、
図3に示すように、例えばプロセッサ61と、メモリ62と、入出力部(I/O)63と、ストレージ64と、これらを相互に接続するバス65とを有する。プロセッサ61は、メモリ62及びストレージ64の少なくとも一方と協働してプログラムを実行し、その実行結果に応じて入出力部63を介したデータの入出力を行う。これにより、制御部60の様々な機能が実現される。
【0040】
図4は、制御部60の様々な機能を仮想的なブロック(以下、「機能ブロック」という。)で表している。
図4に示すように、制御部60は、機能ブロックとして、測定管理部201、測定結果取得部202、認知度推定部203、認知度予測部204、決定部205、トレーニング情報記憶部206、表示制御部207、モータ制御部208、識別情報取得部(取得部)209、抽出部210、認知度記憶部211、及び、データテーブル記憶部212を有している。
【0041】
なお、
図4に示す測定管理部201等の機能ブロックは、制御部60の機能を便宜上複数のブロックに区切ったものに過ぎず、制御部60を構成するハードウェアがこのようなブロックに分かれていることを意味するものではない。また、各機能ブロックは、プログラムの実行により実現されるものに限られず、専用の電気回路(例えば論理回路)により実現されるものであってもよい。
【0042】
測定管理部201は、傾斜板150上に立つ対象者の重心位置の変化を測定する際の測定の種類の管理、及び、測定の指示を行う。すなわち、制御部60は、傾斜板150上に立つ対象者の重心位置の変化を測定する際の測定の種類の管理、及び、測定の指示を行うこと、を実行可能である。ここで、対象者の重心位置の変化を測定する測定内容として、本実施形態では、一例として、次の第一の測定から第四の測定を行う。
【0043】
第一の測定では、傾斜板150を固定(例えば、水平状態で固定)した状態で、対象者の開眼時と閉眼時とにおける重心位置の変化を測定する。第二の測定では、傾斜板150を前方向、後方向、左方向及び右方向に傾斜させた場合における対象者の重心位置の変化を測定する。更に、第二の測定では、傾斜する傾斜板150の下り方向の向きが、例えば、前、右、後ろ、左、前の順のように中心点Pを中心として回転するように傾斜板150を傾斜させた場合おける対象者の重心位置の変化を測定する。
【0044】
第三の測定では、傾斜板150が自由に傾斜可能な状態で、傾斜板150上に立つ対象者の重心の位置の変化を測定する。第四の測定では、傾斜板150を固定(例えば、水平状態で固定)した状態で、対象者が傾斜板150上で足踏みをした場合の重心位置の変化及び足踏みのテンポを測定する。
【0045】
第一の測定から第四の測定は、一例として、第一の測定、第二の測定、第三の測定及び第四の測定の順で行われる。測定管理部201は、第一の測定から第四の測定のうち、実施する測定の種類を表示制御部207及びモータ制御部208に対して出力する。
【0046】
表示制御部207は、測定管理部201から入力された測定の種類に基づいて、実施される測定の種類を対象者が把握できるように、表示部50の表示画像を制御する。すなわち、制御部60は、実施される測定の種類を対象者が把握できるように、表示部50の表示画像を制御すること、を実行可能である。
【0047】
これにより、対象者は、表示部50を見ることで、どのような測定が実施されるかを把握することができる。モータ制御部208は、測定管理部201から入力された測定の種類に基づいて、下側モータ111及び上側モータ151の駆動を制御する。これにより、対象者が行う測定の種類に応じて、傾斜板150の傾斜が制御され、或は、傾斜板150が固定等される。
【0048】
測定結果取得部202は、第一の測定から第四の測定時に、センサ155から出力された対象者の重心の位置の変化の測定結果を取得する。すなわち、制御部60は、第一の測定から第四の測定時に、センサ155から出力された対象者の重心の位置の変化の測定結果を取得すること、を実行可能である。第一の測定から第四の測定を行った際の測定結果は、対象者の運動能力を表している。
【0049】
認知度推定部203は、第一の測定から第四の測定の結果に基づいて、対象者の認知度を推定する。すなわち、認知度推定部203は、第一の測定から第四の測定の結果に基づいて、対象者の認知度を推定すること、を実行可能である。ここで、認知度は、対象者の運動能力と相関関係があることが知られている。そこで、認知度推定部203は、対象者の運動能力として第一の測定から第四の測定の結果を用い、第一の測定から第四の測定の結果に基づいて認知度を推定する。
【0050】
具体的には、予めデータテーブル記憶部212に、第一の測定から第四の測定の結果と、認知度とが対応付けられたデータテーブルを記憶させておく。このデータテーブルは、被験者がファイブ・コグテストを行うことで求められる認知度と、この被験者が第一の測定から第四の測定を行うことによって得られる測定の結果とを対応付けることによって生成される。ここでの被験者とは、データテーブルを作成するためにファイブ・コグテスト及び第一の測定から第四の測定を行う人をいう。データテーブルは、複数の被験者についてのデータに基づいて生成される。
【0051】
なお、認知症に関連した5つの認知機能をファイブ・コグニティブ・ファンクションズ(Five cognitive functions)という。ここではファイブ・コグニティブ・ファンクションズをファイブ・コグという。また、認知症に関連した5つの認知機能とは、「記憶機能」、「注意機能」、「言語機能」、「視空間機能」、及び、「思考機能」をいう。ファイブ・コグテストとは、これらの5つの認知機能を測定するテストである。
【0052】
ここでは、一例として、第一の測定から第四の測定の全ての測定結果と認知度とを対応させたが、第一の測定から第四の測定の全ての測定結果のいずれか一つ以上と認知度とを対応付けてもよい。この場合、測定管理部201は、第一の測定から第四の測定のうち認知度と対応付けられている測定のみを行ってもよい。また、データテーブルは、第一の測定から第四の測定の結果に対して統計処理等を行った値と、認知度とを対応付けることによって生成されていてもよい。第一の測定から第四の測定の結果と認知度との対応付けは、種々の方法によって行うことができる。
【0053】
認知度推定部203は、データテーブル記憶部212に記憶されたデータテーブルと、測定結果取得部202によって取得された第一の測定から第四の測定の結果とに基づいて、認知度を推定する。
【0054】
認知度推定部203は、識別情報取得部209から対象者の識別情報を取得する。なお、認知度の推定をしようとする対象者は、第一の測定等の前に、カードに格納された識別情報をカードリーダ70によって読み取らせる。識別情報取得部209は、カードリーダ70によって読み取られた識別情報を取得する。認知度推定部203は、推定した認知度と、識別情報取得部209によって取得された対象者の識別情報とを対応付ける。認知度推定部203は、識別情報と対応付けした認知度を認知度記憶部211に記憶させる。なお、認知度推定部203は、第一の測定から第四の測定の結果についても識別情報と対応付けて、認知度記憶部211に記憶させてもよい。
【0055】
抽出部210は、識別情報取得部209によって対象者の識別情報が取得されると、認知度記憶部211から、取得された識別情報に対応する認知度のうち、過去(例えば、直近)に対応付けされた認知度を抽出する。このように、抽出部210は、認知度の推定を行う対象者における、過去に推定された認知度を抽出する。すなわち、制御部60は、認知度の推定を行う対象者における、過去に推定された認知度を抽出すること、を実行可能である。
【0056】
認知度予測部204は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、対象者の将来の認知度を予測する。認知度の予測は、認知度推定部203によって推定された認知度と、抽出部210によって抽出された過去の認知度との比較結果に基づいて行ってもよい。また、認知度の予測は、認知度推定部203によって推定された認知度と、予め定められた認知度の経時的変化のパターンとに基づいて行ってもよい。或は、測定結果取得部202によって取得された第一の測定から第四の測定の少なくともいずれかの測定結果のみに基づいて、認知度を予測してもよい。すなわち、制御部60は、推定した認知度等に基づいて、対象者の将来の認知度を予測すること、を実行可能である。
【0057】
決定部205は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、トレーニングメニューを決定する。具体的には、トレーニング情報記憶部206には、認知度のレベルに応じた複数のトレーニングメニューが記憶されている。ここでのトレーニングメニューとは、一例として、認知度又は運動能力を向上させるためのトレーニングメニューである。トレーニングメニューには、対象者が測定部10を用いて運動能力を測定するときの測定動作が含まれていてもよい。具体的には、トレーニングメニューには、第一の測定から第四の測定のいずれかの測定を行う際の測定動作が含まれていてもよい。
【0058】
決定部205は、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニューと、認知度推定部203によって推定された認知度とに基づいて、トレーニングメニューを決定する。或は、決定部205は、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニューと、認知度推定部203によって推定された認知度と、第一の測定から第四の測定の結果とに基づいて、トレーニングメニューを決定してもよい。すなわち、制御部60は、推定した認知度等に基づいて、トレーニングメニューを決定すること、を実行可能である。
【0059】
表示制御部207は、認知度推定部203によって推定された認知度を表示部50に表示させる。また、表示制御部207は、認知度予測部204によって予測された認知度を表示部50に表示させる。なお、表示制御部207は、認知度推定部203によって推定された認知度、及び、認知度予測部204によって予測された認知度のうち少なくともいずれかを表示部50に表示させてもよい。
【0060】
また、表示制御部207は、決定部205によって決定されたトレーニングメニューを表示部50に表示させる。なお、決定されたトレーニングメニューが、測定部10を用いて運動能力を測定するときの測定動作を含む場合、すなわち、傾斜板150の傾斜を用いたトレーニングである場合がある。この場合、モータ制御部208は、下側モータ111及び上側モータ151を制御して傾斜板150を傾斜させてもよい。これにより、対象者は、認知度の推定と、トレーニングとを認知度推定装置1を用いて行うことができる。
【0061】
また、表示制御部207は、抽出部210によって抽出された過去の認知度を表示部50に表示させてもよい。更に、表示制御部207は、測定結果取得部202によって取得された第一の測定から第四の測定の結果、及び、過去の測定の結果を表示部50に表示させてもよい。すなわち、制御部60は、推定した認知度等を表示部50に表示させること、を実行可能である。
【0062】
なお、表示制御部207は、対象者が表示部50のタッチパネルを操作して表示画像を切り替える指示を行った場合、切り替えの指示に応じて表示部50の表示画像を切り替えてもよい。
【0063】
次に、認知度推定装置1が認知度を推定する処理の流れを説明する。認知度の推定処理を開始する場合、例えば、対象者は、表示部50のタッチパネルを操作して認知度の推定処理の開始を認知度推定装置1に指示する。認知度の推定処理の開始の指示があると、
図5に示すように識別情報取得部209は、カードリーダ70によって読み取られた対象者の識別情報を取得する(ステップS101)。
【0064】
測定管理部201は、表示制御部207及びモータ制御部208に対して、第一の測定から第四の測定の実行を指示する。表示制御部207及びモータ制御部208は、第一の測定から第四の測定を実行する(ステップS102)。
【0065】
認知度推定部203は、第一の測定から第四の測定の結果に基づいて、対象者の認知度を推定する(ステップS103)。認知度予測部204は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、対象者の将来の認知度を予測する(ステップS104)。
【0066】
決定部205は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、トレーニングメニューを決定する(ステップS105)。表示制御部207は、認知度推定部203によって推定された認知度等を表示部50に表示させる(ステップS106)。
【0067】
本実施形態は以上のように構成され、第一の測定から第四の測定時における対象者の重心の位置の変化の測定結果に基づいて、認知度推定部203が認知度を推定する。これにより、認知度推定装置1は、重心の位置の変化の測定結果に基づいて対象者の認知度を推定することができる。
【0068】
認知度予測部204は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、対象者の将来の認知度を予測する。これにより、第一の測定から第四の測定を行うことにより、現在の認知度に加えて将来の認知度を予測することができる。
【0069】
表示制御部207は、認知度推定部203によって推定された認知度及び認知度予測部204によって予測された認知度を表示部50に表示させる。これにより、対象者は、表示部50を通じて現在の認知度及び将来の認知度を把握することができる。
【0070】
決定部205は、認知度推定部203によって推定された認知度に基づいて、トレーニングメニューを決定する。表示制御部207は、決定されたトレーニングメニューを表示部50に表示させる。これにより、対象者は、推定された認知度のレベルに応じたトレーニングメニューを把握することができる。対象者は、表示部50に表示されたトレーニングメニューを行うことで、例えば、認知度又は運動能力等を向上させることができる。
【0071】
決定部205は、認知度推定部203によって推定された認知度と、第一の測定から第四の測定の結果とに基づいて、トレーニングメニューを決定することもできる。この場合、対象者は、推定された認知度と、第一の測定から第四の測定の結果(運動能力)とに応じたトレーニングメニューを把握することができる。対象者は、表示部50に表示されたトレーニングメニューを行うことで、例えば、認知度又は運動能力等を向上させることができる。
【0072】
認知度記憶部211には、対象者の識別情報と対応付けされた認知度が記憶されている。抽出部210は、認知度の推定を行う対象者についての過去の認知度を認知度記憶部211から抽出する。表示制御部207は、抽出部210によって抽出された過去の認知度を表示部50に表示させてもよい。この場合、対象者は、推定された現在の認知度と共に過去に推定された認知度についても把握することができる。これにより対象者は、認知度の変化を把握することができる。
【0073】
表示制御部207は、測定結果取得部202によって取得された第一の測定から第四の測定の結果(運動能力)を表示部50に表示させてもよい。この場合、対象者は、認知度に加えて第一の測定から第四の測定の結果についても把握することができる。
【0074】
測定部10は、対象者の運動能力として、対象者の重心の位置の変化を測定する。これにより、対象者の重心位置の変化を測定するだけで、自動的に認知度を推定することができる。また、対象者の重心位置の変化を測定するという簡易な測定方法によって、認知度を容易に推定することができる。
【0075】
(第二の実施形態)
次に、第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態における認知度推定装置1と同様の構成要素については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図1及び
図6に示すように、本実施形態に係る認知度推定装置1Aは、測定部(運動能力測定部)10、本体部20、支柱30、手摺り40、表示部(出力部)50、制御部60A(
図3参照)、及び、カードリーダ70を含んで構成されている。
【0076】
認知度推定装置1Aは、第一の実施形態における認知度推定装置1と、制御部60の構成が異なっている。認知度推定装置1Aの制御部60Aは、第一の実施形態に係る制御部60と同様に、物理的には、
図3に示すように、例えばプロセッサ61と、メモリ62と、入出力部(I/O)63と、ストレージ64と、これらを相互に接続するバス65とを有する。
【0077】
認知度推定装置1Aは、
図6に示すように、通信ネットワーク2によってサーバ3と接続されている。認知度推定装置1Aとサーバ3とは、通信ネットワーク2を介して互いに通信を行うことができる。認知度推定装置1と、通信ネットワーク2を介して認知度推定装置1と通信を行うサーバ3とによって、認知度推定システムSが構成されている。
【0078】
図7は、制御部60Aの様々な機能を機能ブロックで表している。
図7に示すように、制御部60Aは、機能ブロックとして、測定管理部201、測定結果取得部202、認知度推定部203、認知度予測部204、決定部205A、トレーニング情報記憶部206、表示制御部207A、モータ制御部208、識別情報取得部(取得部)209、抽出部210、認知度記憶部211、データテーブル記憶部212、測定結果送信部401、健康年齢情報記憶部402、健康年齢推定部403、及び、トレーニング情報受信部404を有している。
【0079】
ここで、第一の実施形態に係る制御部60の各機能ブロックと、第二の実施形態に係る制御部60Aの各機能ブロックとの差異は、決定部205A、表示制御部207A、測定結果送信部401、健康年齢情報記憶部402、健康年齢推定部403、及び、トレーニング情報受信部404である。制御部60Aは、第一の実施形態に係る制御部60が推定する認知度等に加え、健康年齢を推定することができる。以下では、これらの差異を中心に説明する。
【0080】
測定結果送信部401は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果を、通信ネットワーク2を介してサーバ3に送信する。具体的には、測定結果送信部401は、測定結果取得部202によって取得された測定結果を、サーバ3に送信する。すなわち、制御部60Aは、測定部10によって測定された運動能力の測定結果を、通信ネットワーク2を介してサーバ3に送信すること、を実行可能である。
【0081】
健康年齢情報記憶部402は、運動能力と、運動能力毎に予め設定された健康年齢とが対応付けられた健康年齢情報を記憶している。ここで、健康年齢とは、運動能力のレベルに基づいて設定される値である。例えば、健康年齢は、運動能力が高い場合には値が小さく、運動能力が低い場合には値が大きくなるように設定されている。健康年齢と対応付けられている運動能力は、測定部10の測定結果に基づいて得ることができる。具体的には、運動能力は、第一の測定から第四の測定の少なくともいずれかの測定結果に基づいて得ることができる。
【0082】
健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果に基づいて、運動能力の測定を行った対象者の健康年齢を推定する。具体的には、健康年齢推定部403は、第一の測定から第四の測定の測定結果と、健康年齢情報記憶部402に記憶された健康年齢情報とに基づいて、対象者の健康年齢を推定(算出)する。すなわち、制御部60Aは、測定部10によって測定された運動能力の測定結果に基づいて、運動能力の測定を行った対象者の健康年齢を推定すること、を実行可能である。健康年齢推定部403は、健康年齢を推定する際に、第一の測定から第四の測定の全ての測定結果を用いることに限定されない。健康年齢推定部403は、第一の測定から第四の測定の少なくともいずれかの測定結果を用いていればよい。
【0083】
ここで、健康年齢情報は、運動能力の代わりに、運動能力に基づいて推定される認知度と、認知度毎に予め設定された健康年齢とが対応付けられた情報であってもよい。この場合、健康年齢推定部403は、認知度推定部203から認知度を取得する。健康年齢推定部403は、取得した認知度と、健康年齢情報記憶部402に記憶された健康年齢情報とに基づいて、対象者の健康年齢を推定することができる。
【0084】
また、健康年齢は、運動能力に加え、認知度、実年齢、及び性別等の少なくともいずれかに応じて予め設定されていてもよい。この場合、健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果に加え、対象者の認知度、実年齢、及び性別等と、予め設定された健康年齢情報とに基づいて健康年齢を算出する。対象者の実年齢及び性別は、例えば、カードリーダ70によって読み取られるカードに格納されていてもよい。健康年齢推定部403は、カードリーダ70によって読み取られた実年齢及び性別を用いてもよい。
【0085】
なお、健康年齢推定部403は、運動能力と健康年齢とが対応付けられた健康年齢情報を用いて健康年齢を推定することに限定されない。例えば、健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果を用い、所定の計算式等に基づいて、健康年齢を推定してもよい。運動能力の測定結果を用いていれば、健康年齢推定部403が健康年齢を推定する手法については種々の方法を採用することができる。
【0086】
トレーニング情報受信部404は、通信ネットワーク2を介してサーバ3からトレーニングメニューを受信する。すなわち、制御部60Aは、サーバ3からトレーニングメニューを受信すること、を実行可能である。なお、このトレーニングメニューには、対象者が測定部10を用いて運動能力を測定するときの測定動作が含まれていてもよい。具体的には、トレーニングメニューには、第一の測定から第四の測定のいずれかの測定を行う際の測定動作が含まれていてもよい。
【0087】
決定部205Aは、推定された認知度に基づいて、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニュー、及びトレーニング情報受信部404によって受信されたトレーニングメニューから、対象者に提示するトレーニングメニューを決定する。すなわち、制御部60Aは、推定された認知度に基づいて、トレーニングメニューを決定すること、を実行可能である。
【0088】
ここで、第一の実施形態において決定部205は、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニューから、対象者に提示するトレーニングメニューを決定した。第二の実施形態において決定部205Aは、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニューに加え、トレーニング情報受信部404によって受信されたトレーニングメニューからも、対象者に提示するトレーニングメニューを決定することができる。これにより、決定部205Aは、トレーニング情報受信部404によって取得されたトレーニングメニューも考慮して、多数のトレーニングメニューの中から対象者に適したトレーニングメニューを決定することができる。
【0089】
また、例えば、対象者が、今までとは異なるトレーニングメニューが提示されることを好まない場合がある。この場合、決定部205Aは、過去に提示したトレーニングメニューを、今回提示するトレーニングメニューとして決定してもよい。一方、対象者が、今までとは異なる新たなトレーニングメニューを好む場合がある。この場合、決定部205Aは、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニュー、及びトレーニング情報受信部404によって受信されたトレーニングメニューの中から、今までとは異なる最適なトレーニングメニューを決定することができる。
【0090】
なお、表示制御部207Aによって決定されたトレーニングメニューが、測定部10を用いて運動能力を測定するときの測定動作を含む場合、すなわち、傾斜板150の傾斜を用いたトレーニングである場合がある。この場合、モータ制御部208は、下側モータ111及び上側モータ151を制御して傾斜板150を傾斜させてもよい。これにより、対象者は、認知度の推定等と、トレーニングとを認知度推定装置1Aを用いて行うことができる。
【0091】
表示制御部207Aは、認知度推定部203によって推定された認知度、健康年齢推定部403によって推定された健康年齢、及び、決定部205Aによって決定されたトレーニングメニューを表示部50に表示させる。表示制御部207Aは、認知度予測部204によって予測された認知度を、更に表示部50に表示させてもよい。表示制御部207Aは、認知度推定部203によって推定された認知度に代えて、認知度予測部204によって推定された認知度を表示部50に表示させてもよい。
【0092】
また、表示制御部207Aは、測定結果取得部202によって取得された第一の測定から第四の測定の結果、及び、過去の測定の結果を表示部50に表示させてもよい。表示制御部207Aは、運動能力を表示部50に表示させてもよい。運動能力は、第一の測定から第四の測定の少なくともいずれかの測定結果に基づいて得ることができる。表示制御部207Aは、例えば、認知度を5段階で評価した結果等を表示部50に表示させてもよい。表示制御部207Aは、例えば、運動能力を5段階で評価した結果等を表示部50に表示させてもよい。表示制御部207Aは、認知度及び運動能力と共に、認知度及び運動能力についてのコメントを表示部50に表示させてもよい。更に、表示制御部207Aは、運動能力の測定結果に基づいて推奨される生活様式についてのコメントを表示部50に表示させてもよい。これにより、運動能力の測定を行った対象者は、自身に適した生活様式を確認することができる。
【0093】
すなわち、制御部60Aは、推定した認知度、及び健康年齢等を表示部50に表示させること、を実行可能である。
【0094】
次に、サーバ3について説明する。
図6は、サーバ3の様々な機能を機能ブロックで表している。
図6に示すように、サーバ3は、機能ブロックとして、測定結果受信部301、トレーニング情報記憶部302、トレーニング情報選択部303、及び、トレーニング情報送信部304を有している。サーバ3は、制御部60A等と同様に、物理的には、
図3に示すように、例えばプロセッサ31と、メモリ32と、入出力部(I/O)33と、ストレージ34と、これらを相互に接続するバス35とを有する。
【0095】
図6に示すように、測定結果受信部301は、制御部60Aの測定結果送信部401によって送信された運動能力の測定結果を、通信ネットワーク2を介して受信する。すなわち、サーバ3は、制御部60Aの測定結果送信部401によって送信された運動能力の測定結果を、通信ネットワーク2を介して受信すること、を実行可能である。
【0096】
測定結果受信部301は、運動能力の測定結果以外にも、認知度等を認知度推定装置1Aから取得してもよい。これにより、認知度推定装置1Aの設置場所以外の場所においても、運動能力の測定結果等を確認することができる。
【0097】
トレーニング情報記憶部302は、認知度のレベルに応じた複数のトレーニングメニューを記憶している。トレーニング情報記憶部302に記憶されているトレーニングメニューは、所定のタイミングで更新、或いは追加されていてもよい。例えば、認知度又は運動能力を向上させるためのより効果的なトレーニングメニューが作り出される場合がある。トレーニング情報記憶部302は、このようなトレーニングメニューを新たに記憶することができる。
【0098】
トレーニング情報選択部303は、測定結果受信部301によって受信された運動能力の測定結果に基づいて、トレーニング情報記憶部302に記憶されたトレーニングメニューの中から認知度推定装置1Aへ送信するトレーニングメニューを選択する。例えば、トレーニング情報選択部303は、認知度又は運動能力を向上させるためのトレーニングメニューを選択する。
【0099】
ここで、トレーニング情報選択部303は、測定結果受信部301によって受信された運動能力の測定結果等に基づいて、選択するトレーニングメニューを最適化することができる。例えば、測定結果受信部301は、複数の対象者の運動能力の測定結果を認知度推定装置1Aから受信する。トレーニング情報選択部303は、測定結果受信部301によって取得された複数の対象者の運動能力の測定結果と、これらの対象者が行っていたトレーニングメニューとに基づいて、認知度又は運動能力を向上させるためにはどのトレーニングメニューが効果的であるかを判断する。一例として、トレーニング情報選択部303は、認知度又は運動能力が高い(或いは高くなった)対象者が行っていたトレーニングメニューを、効果的なトレーニングメニューであると判断することができる。トレーニング情報選択部303は、効果的であると判断したトレーニングメニューを、認知度推定装置1Aへ送信するトレーニングメニューとして選択することができる。
【0100】
サーバ3に対して複数の認知度推定装置1Aが接続されている場合、測定結果受信部301は、より多くの対象者についての運動能力の測定結果を取得することができる。この場合、トレーニング情報選択部303は、多くの測定結果に基づいて、より最適なトレーニングメニューを選択することができる。
【0101】
すなわち、サーバ3は、測定結果受信部301によって受信された運動能力の測定結果に基づいて、トレーニング情報記憶部302に記憶されたトレーニングメニューの中からトレーニング情報受信部404へ送信するトレーニングメニューを選択すること、を実行可能である。
【0102】
トレーニング情報送信部304は、トレーニング情報選択部303によって選択されたトレーニングメニューを、通信ネットワーク2を介して認知度推定装置1Aに送信する。すなわち、サーバ3は、トレーニング情報選択部303によって選択されたトレーニングメニューを、通信ネットワーク2を介して認知度推定装置1Aに送信すること、を実行可能である。
【0103】
次に、
図8に示すフローチャートを用いて、認知度推定装置1Aが認知度及び健康年齢等を推定する処理の流れを説明する。
図8に示すステップS201からステップS204の処理は、第一の実施形態で
図5を用いて説明したステップS101からステップS104の処理と同様であり、説明を省略する。
【0104】
ステップS204の処理の後、健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果等に基づいて、健康年齢を推定する(ステップS205)。決定部205Aは、認知度に基づいて、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニュー、及びトレーニング情報受信部404によって受信されたトレーニングメニューから、対象者に提示するトレーニングメニューを決定する(ステップS206)。表示制御部207は、推定された認知度、及び健康年齢等を表示部50に表示させる(ステップS207)。
【0105】
本実施形態は、第一の実施形態における認知度推定装置1が奏する効果に加え、以下の効果を奏する。具体的には、健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果に基づいて、運動能力の測定を行った対象者の健康年齢を推定する。すなわち、健康年齢推定部403は、測定部10によって測定された重心の位置の変化の測定結果に基づいて、対象者の健康年齢を推定することができる。表示制御部207Aは、推定された健康年齢を表示部50に表示させる。これにより、運動能力の測定を行った対象者は、運動能力のレベルに基づいて設定された健康年齢を把握することができ、自身の健康の具合等を知ることができる。
【0106】
健康年齢情報記憶部402は、認知度と、健康年齢とが対応付けられた健康年齢情報を記憶していてもよい。この場合、健康年齢推定部403は、測定結果送信部401によって受信された運動能力の測定結果と、健康年齢情報記憶部402に記憶された健康年齢情報とに基づいて健康年齢を推定することができる。これにより、健康年齢推定部403は、予め設定された健康年齢情報を用いて健康年齢を容易に推定することができる。
【0107】
表示制御部207Aが表示部50に表示させるトレーニングメニューには、測定部10を用いて運動能力を測定するときの測定動作が含まれていてもよい。この場合、モータ制御部208は、下側モータ111及び上側モータ151を制御して傾斜板150を傾斜させる。これにより、対象者は、認知度の推定等と、トレーニングとを認知度推定装置1Aを用いて行うことができる。
【0108】
トレーニング情報受信部404は、通信ネットワーク2を介してサーバ3からトレーニングメニューを受信する。決定部205Aは、受信されたトレーニングメニュー、及びトレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニューの中から、表示部50に表示するトレーニングメニューを決定する。これにより、決定部205Aは、トレーニング情報記憶部206に記憶されたトレーニングメニュー以外にも、トレーニング情報受信部404によって受信されたトレーニングメニューを考慮して、対象者に提示するトレーニングメニューを決定することができる。従って、対象者に対し、新たに作り出されたトレーニングメニュー等を提供できる。
【0109】
測定結果送信部401は、測定部10によって測定された運動能力の測定結果を通信ネットワーク2を介してサーバ3に送信する。サーバ3の測定結果受信部301は、送信された運動能力の測定結果を受信する。これにより、測定部10によって測定された測定結果を、認知度推定装置1A以外のサーバ3においても把握することができる。例えば、複数の認知度推定装置1Aが、通信ネットワーク2を介してサーバ3に接続されている場合、サーバ3は、複数の認知度推定装置1Aから運動能力の測定結果を取得することができる。サーバ3は、取得した多数の運動能力の測定結果を、より最適なトレーニングメニューを推定する等のために利用することができる。また、測定結果送信部401は、運動能力の測定結果以外にも、認知度、健康年齢等をサーバ3に送信してもよい。この場合、サーバ3側において、認知度、健康年齢等を利用することができる。
【0110】
サーバ3のトレーニング情報記憶部302は、複数のトレーニングメニューを記憶している。トレーニング情報送信部304は、トレーニング情報記憶部302に記憶されたトレーニングメニューを認知度推定装置1Aに送信する。これにより、認知度推定装置1Aのトレーニング情報記憶部206が記憶しているトレーニングメニュー以外のトレーニングメニューを、認知度推定装置1Aにおいて対象者に提示できる。
【0111】
トレーニング情報選択部303は、測定結果受信部301によって受信された運動能力の測定結果に基づいて、トレーニング情報記憶部302に記憶されたトレーニングメニューの中から、認知度推定装置1Aへ送信するトレーニングメニューを選択する。これにより、新たに作り出されたトレーニングメニュー等、対象者により最適なトレーニングメニューを選択することができる。
【0112】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第一及び第二の実施形態において、対象者の運動能力として、測定部10によって対象者の重心位置の変化を測定したが、対象者の重心位置の変化以外の運動能力を測定してもよい。
【0113】
認知度推定部203によって将来の認知度を予測することは必須ではなく、現在の認知度の推定のみを行ってもよい。決定部205,205Aによってトレーニングメニューを決定し、表示部50にトレーニングメニューを表示することは必須ではない。
【0114】
単に認知度を推定するのみの場合等、対象者の識別情報と対応付けられた過去の認知度を用いる必要が無ければ、カードリーダ70等は設けなくてもよい。
【0115】
表示部50に、認知度等を表示させたが、スピーカを用いて音声等の音により、認知度、測定部10における測定結果、健康年齢、及びトレーニングメニュー等を対象者に伝達してもよい。