特許第6390930号(P6390930)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6390930
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】ステープラー用末端装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/072 20060101AFI20180910BHJP
【FI】
   A61B17/072
【請求項の数】19
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2017-16546(P2017-16546)
(22)【出願日】2017年2月1日
(65)【公開番号】特開2018-929(P2018-929A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2017年2月6日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0087182
(32)【優先日】2016年7月8日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】517032990
【氏名又は名称】メディ チューリップ カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】カン,テ ウン
【審査官】 宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2011/0089221(US,A1)
【文献】 特開2001−145632(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第103169517(CN,A)
【文献】 特開2015−107222(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/00 − 17/94
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
組織をステープリングするためのステープルが内蔵されているステープルカートリッジ;
前記ステープルカートリッジに対応し、前記ステープルカートリッジから吐出される前記ステープルを成形するためのアンビル;
前記ステープルカートリッジ上で前記ステープルに対応するように配置され、外力によって移動しながら前記ステープルカートリッジの高さ方向である第1方向に前記ステープルを押し出して前記ステープルカートリッジから吐出させるプッシャーユニット;
前記ステープルカートリッジ上に配置され、外力によって前記ステープルカートリッジの長さ方向である第2方向に沿って移動しながら前記プッシャーユニットを前記第1方向に加圧するドライビングウェッジ;
前記ステープルカートリッジ上に前記プッシャーユニットと隣り合って配置され、前記ドライビングウェッジによって前記ステープルカートリッジから少なくとも一部分が吐出され、前記ステープルカートリッジと前記アンビルとの間に配置される組織を掴むステビライザーユニット;及び
前記ステープルによってステープリングされた組織を切断するブレードを有し、前記第2方向に沿って前記ドライビングウェッジを移動させるブレードユニット;を含み、
前記ドライビングウェッジは、ウェッジ本体と、前記ウェッジ本体の下部方向に突出して前記プッシャーユニットを加圧する第1ウェッジと、前記第1ウェッジと隣り合うように配置され、前記ウェッジ本体の下部方向に突出して前記ステビライザーユニットを加圧する第2ウェッジと、を含み、
前記プッシャーユニットと前記ステビライザーユニットは、前記ドライビングウェッジによって加圧されて前記第1方向に移動し、
前記ステープルカートリッジはカートリッジ本体を含み、前記カートリッジ本体には、前記ブレードの移動を案内する第1ガイドスリットと、前記第1ガイドスリットを基準にして両側に形成される第1ステープル吐出孔集合体及び第2ステープル吐出孔集合体と、前記第1ステープル吐出孔集合体と前記第1ガイドスリットとの間に形成され、前記ステビライザーユニットの少なくとも一部分が吐出されるステビライザー吐出スリットと、が形成されており、
前記組織のうち前記ブレードによって切断されて除去される第1手術部位で前記ステープルによって損傷されない病理検査用組織を確保するために、前記第1ステープル吐出孔集合体のうち前記第1ガイドスリットから最も隣接するように配置される第1−1ステープル吐出孔ラインに内蔵されているステープルは前記プッシャーユニットによって吐出され、前記アンビルによって成形されながら前記第1手術部位に第1ステープリング線を形成し、前記組織が切断される切断面と前記第1ステープリング線との間の組織は前記スタビライザーユニットに接触するが、前記ステープルによって損傷されなくなることを特徴とする、ステープラー用末端装置。
【請求項2】
前記ステビライザーユニットは、前記組織と接触するようになる接触部材と、前記接触部材の一側から延長形成され、前記ドライビングウェッジによって加圧される被加圧部材と、を含み、
前記接触部材のうち前記組織と直接接触する下部胴体は、前記組織の損傷を防止するために前記下部胴体の下端部の中心領域に向かって緩やかに形成される屈曲面を有することを特徴とする、請求項1に記載のステープラー用末端装置。
【請求項3】
前記下部胴体の断面のうち前記第2方向と平行な第2断面は、ラウンドされた矩形の形態を有し、前記下部胴体の下端部の中心領域に行くほど断面の幅が小さくなることを特徴とする、請求項2に記載のステープラー用端末装置。
【請求項4】
前記接触部材の高さは前記第2方向に沿って一定であり、前記被加圧部材の高さは、前記第2方向に沿って漸次高くなるように形成されることを特徴とする、請求項2に記載のステープラー用末端装置。
【請求項5】
前記被加圧部材は、前記接触部材の一端から折り曲げられて延長形成され、
前記ステビライザーユニットの全体の高さは、前記第2方向に沿って漸次高くなるように形成されることを特徴とする、請求項2に記載のステープラー用末端装置。
【請求項6】
前記被加圧部材は、前記接触部材の側面から突出形成され、前記ステビライザーユニットの全体の高さは前記第2方向に沿って一定であることを特徴とする、請求項2に記載のステープラー用末端装置。
【請求項7】
前記プッシャーユニットと前記ステビライザーユニットは一体に形成され、同時に移動することを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項8】
第1−1ステープル吐出孔ラインと前記第1ガイドスリットとの間の第1距離は、前記第2ステープル吐出孔集合体のうち前記第1ガイドスリットから最も隣接するように配置される第2−1ステープル吐出孔ラインと前記第1ガイドスリットとの間の第2距離より大きいことを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項9】
前記ステビライザーユニットは、前記ステープルカートリッジ上に配置され、前記第1ガイドスリットを基準にして両側に配置される第1ステビライザー及び第2ステビライザーを含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項10】
前記カートリッジ本体には前記第2ステープル吐出孔集合体と前記第1ガイドスリットとの間に形成され、前記第2ステビライザーの少なくとも一部分が吐出される第2ステビライザー吐出スリット形成されていることを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項11】
前記ステビライザーユニットは、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の単位ステビライザーを含み、前記プッシャーユニットは、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の単位プッシャーを含み、前記第2方向に沿う前記単位ステビライザーは、前記第2方向に沿う前記単位プッシャーよりも長いことを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項12】
前記第1ステープル吐出孔集合体は、前記ステープルカートリッジの幅方向である第3方向に沿って一定間隔で配置される複数の第1ステープル吐出孔ラインを含み、前記第1ステープル吐出孔ラインのそれぞれは、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の第1単位ステープル吐出孔を含み、
前記ステビライザー吐出スリットは、前記第2方向に沿って一定間隔で形成される複数の単位吐出スリットを含み、
前記第2方向に沿う前記単位吐出スリットは、前記第2方向に沿う第1単位ステープル吐出孔より長いことを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項13】
前記ステビライザーユニットは、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の単位ステビライザーを含み、前記プッシャーユニットは、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の単位プッシャーを含み、前記第1ステープル吐出孔集合体は複数の第1単位ステープル吐出孔を含み、前記ステビライザー吐出スリットは第2方向に沿う複数の単位吐出スリットを含み、
前記第2方向に沿う前記単位ステビライザーの長さは、前記第2方向に沿う前記単位プッシャーの長さと実質的に同一であり、前記第2方向に沿う前記第1単位ステープル吐出孔の長さは、前記第2方向に沿う前記単位吐出スリットの長さと実質的に同一であることを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項14】
前記第1方向に沿う前記第2ウェッジの突出高さは前記第1ウェッジの突出高さより大きく形成され、前記ステビライザーユニットが前記ステープルカートリッジから吐出される第1吐出高さが、前記プッシャーユニットが前記ステープルカートリッジから吐出される第2吐出高さより大きいことを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項15】
前記第1方向に沿う前記ステビライザーユニットは、前記プッシャーユニットより高く形成され、前記ステビライザーユニットが前記ステープルカートリッジから吐出される第1吐出高さが、前記プッシャーユニットが前記ステープルカートリッジから吐出される第2吐出高さより大きいことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項16】
前記アンビルはアンビル本体を含み、前記アンビル本体には、前記ブレードの移動を案内する第2ガイドスリットと、前記第2ガイドスリットを基準にして両側に形成される第1アンビル溝集合体及び第2アンビル溝集合体と、が形成されており、
前記第1アンビル溝集合体のうち前記第2ガイドスリットから最も隣接するように配置される第1−1アンビル溝ラインと前記第2ガイドスリットとの間の第3距離は、前記第2アンビル溝集合体のうち前記第2ガイドスリットから最も隣接するように配置される第2−1アンビル溝ラインと前記第2ガイドスリットとの間の第4距離より大きいことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のステープラー用末端装置。
【請求項17】
前記アンビル本体は、前記第1−1アンビル溝ラインと前記第2ガイドスリットとの間で定義されるステビライザー対応表面を含み、前記ステビライザー対応表面は、前記ステビライザーユニットの下端部に対応しながら前記組織を掴み、前記ステビライザー対応表面は平面であることを特徴とする、請求項16に記載のステープラー用末端装置。
【請求項18】
前記アンビル本体には、前記第1−1アンビル溝ラインと前記第2ガイドスリットとの間の表面に陥没形成され、前記ステビライザーの下端部に対応するステビライザー対応溝、又は、前記表面から突出形成され、前記ステビライザーの下端部に対応するステビライザー対応突起が形成されていることを特徴とする、請求項16に記載のステープラー用末端装置。
【請求項19】
前記アンビルはアンビル本体を含み、前記アンビル本体には、前記ブレードの移動を案内する第2ガイドスリットと、前記第2ガイドスリットを基準にして両側に形成される第1アンビル溝集合体及び第2アンビル溝集合体と、が形成されており、
前記アンビル本体は、前記第1アンビル溝集合体と前記第2ガイドスリットとの間に形成され、前記第1ステビライザーの下端部に対応しながら前記組織を掴む第1表面と、前記第2アンビル溝集合体と前記第2ガイドスリットとの間に形成され、前記第2ステビライザーの下端部に対応しながら前記組織を掴む第2表面と、を含むことを特徴とする、請求項に記載のステープラー用末端装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステープラー用末端装置に関し、より詳細には、手術部位をステープリングして切断する過程で安定的且つ簡便にステープルによって損傷されない病理検査用組織を獲得できる外科用線形ステープラーに使用されるステープラー用末端装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、外科用ステープラーは、腹部及び胸部臓器手術において臓器の切断及び吻合に多く使用される医療用器具である。このような外科用ステープラーとしては、開胸又は開腹した状態で使用されるオープン用ステープラーと、胸腔鏡及び腹腔鏡に使用されるエンド(endo)用ステープラーとがある。
【0003】
外科用ステープラーは、手術部位の切断と同時に臓器の吻合を行えるので、手術時間を短縮するだけでなく、手術部位の正確なステープリングを達成できるという長所を有する。さらに、外科用ステープラーは、組織切断及びステープリングのために外科用ステープリング糸を使用するときに比べて回復が早く、傷跡が少ないという長所により、現代の外科手術で広範囲に使用されている。特に、外科用ステープラーは、癌手術において癌組織を切断し、切断部位をステープリングするために広く使用されている。
【0004】
しかし、従来のステープラーによってステープリングされて切断された後で除去される手術部位のうち、凍結切片の組織検査のために獲得される切断面から隣接するように位置する生体組織はステープルによって損傷されるので、切断マージンに癌細胞が残っているか否かに対して正確に検査しにくいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0646762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は、手術部位をステープリングして切断する過程で安定的且つ簡便にステープルによって損傷されない病理検査用組織を獲得できるステープラー用末端装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明は、組織をステープリングするためのステープルが内蔵されているステープルカートリッジ;前記ステープルカートリッジに対応し、前記ステープルカートリッジから吐出される前記ステープルを成形するためのアンビル;前記ステープルカートリッジ上で前記ステープルに対応するように配置され、外力によって移動しながら前記ステープルカートリッジの高さ方向である第1方向に前記ステープルを押し出して前記ステープルカートリッジから吐出させるプッシャーユニット;前記ステープルカートリッジ上に配置され、外力によって前記ステープルカートリッジの長さ方向である第2方向に沿って移動しながら前記プッシャーユニットを前記第1方向に加圧するドライビングウェッジ;前記ステープルカートリッジ上に前記プッシャーユニットと隣り合って配置され、前記ドライビングウェッジによって前記ステープルカートリッジから少なくとも一部分が吐出され、前記ステープルカートリッジと前記アンビルとの間に配置される組織を掴むステビライザーユニット;及び、前記ステープルによってステープリングされた組織を切断するブレードを有し、前記第2方向に沿って前記ドライビングウェッジを移動させるブレードユニット;を含むステープラー用末端装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るステープラー用末端装置の効果を説明すると、次の通りである。
【0009】
第一に、ステープルカートリッジとアンビルが相対移動しながら組織をステープリングするとき、ステビライザーユニットが前記ステープルカートリッジから吐出されながら前記組織の切断面とステープリング線との間の組織を安定的に掴むことによって、前記組織が破れない状態でブレードが前記組織を安定的に切断できるという利点がある。
【0010】
第二に、一つの臓器を二つの領域に切断及びステープリングする過程で切断面を基準にして除去される臓器部位のステープリング線までの距離が、人体に残る手術部位のステープリング線までの距離より大きい値を有することによって、除去される手術部位において組織検査のための生体組織の切断マージンが損傷されないという利点がある。これによって、除去される臓器の手術部位においてステープルによって損傷されない病理検査用組織領域を安定的且つ簡便に確保できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係る外科用線形ステープラーの第1実施例を示した図である。
図2図1のステープラーに備えられたステープラー用末端装置の要部を示した図である。
図3図2のステープラー用末端装置に備えられたカートリッジ本体を示した図である。
図4図2のステープラー用末端装置に備えられた単位ステビライザーを示した図である。
図5図2のステープル用末端装置に備えられた第1プッシャーと第2プッシャーを示した図である。
図6図2のステープル末端装置においてプッシャーユニット及びステビライザーユニットがドライビングウェッジによって加圧される前と加圧された後の状態を示した断面図である。
図7図1のステープラーによって組織がステープリングされる前と切断された後の状態を示した図である。
図8】本発明に係るステープラー用末端装置の第2実施例の要部を示した図である。
図9図8のステープル末端装置に備えられたカートリッジ本体を示した図である。
図10図8のステープル末端装置に備えられたステビライザーユニットを示した図である。
図11】本発明に係るステープラー用末端装置の第3実施例の要部を示した図である。
図12図11のステープル末端装置に備えられたカートリッジ本体を示した図である。
図13図11のステープル末端装置に備えられた単位ステビライザーを示した図である。
図14図11のステープル末端装置においてプッシャーユニット及びステビライザーユニットがドライビングウェッジによって加圧される前と加圧された後の状態を示した断面図である。
図15図11のステープル末端装置によって組織がステープリングされる前と切断された後の状態を示した図である。
図16】本発明に係るステープラー用末端装置の第4実施例の要部を示した図である。
図17図16のステープル末端装置に備えられたカートリッジ本体を示した図である。
図18図16のステープル末端装置に備えられたステビライザーユニットを示した図である。
図19】本発明に係るステープラー用末端装置の第5実施例の要部を示した図である。
図20図19のステープル末端装置に備えられたカートリッジ本体を示した図である。
図21図19のステープル末端装置に備えられた単位ステビライザーを示した図である。
図22】本発明に係るステープラー用末端装置の第6実施例に備えられたアンビルを示した図である。
図23】本発明に係るステープラー用末端装置の第7実施例に備えられたアンビルを示した図である。
図24】本発明に係るステープラー用末端装置の第8実施例の要部を示した図である。
図25】本発明に係るステープラー用末端装置の第9実施例に備えられたアンビルを示した図である。
図26】本発明に係るステープラー用末端装置の第10実施例に備えられたアンビルを示した図である。
図27図24のステープラー用末端装置の第8実施例に使用されるステビライザーユニット及びプッシャーユニットに取って代わるプッシャー兼用ステビライザーユニットの一実施例を示した図である。
図28図24のステープラー用末端装置の第8実施例に使用されるステビライザーユニット及びプッシャーユニットに取って代わるプッシャー兼用ステビライザーユニットの他の実施例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、上述した解決しようとする課題が具体的に実現され得る本発明の好適な実施例を添付の図面を参照して説明する。本実施例を説明するにおいて、同一の構成に対しては同一の名称及び同一の符号を使用し、これによる付加的な説明は下記で省略する。
【0013】
図1図7を参照して、本発明に係る病理検査用組織を獲得できる外科用線形ステープラー及びステープラー用末端装置の第1実施例を説明すると次の通りである。
【0014】
図1を参照すると、前記外科用線形ステープラーは、ハンドルアセンブリ、延長シャフト5及びステープラー用末端装置を含む。
【0015】
前記ハンドルアセンブリは、支持取っ手1、操作取っ手2、引っ張り取っ手3、回転ヘッド4及びコントロールバー(図示せず)を含む。
【0016】
前記コントロールバーは、前記延長シャフト5及び前記回転ヘッド4を貫通しながら前記操作取っ手2と連動するように連結されると同時に、引っ張り取っ手3と連結される。
【0017】
前記コントロールバーは、前記操作取っ手2の操作によって前方に移動し、前記引っ張り取っ手3をユーザが後方に引っ張ることによって後方に移動する。
【0018】
前記回転ヘッド4は、前記ハンドルアセンブリの前方領域に配置され、前記コントロールバーを内蔵した状態で前記ハンドルアセンブリの前方領域で前記延長シャフト5及びステープラー用末端装置を360°回転させるようになる。
【0019】
前記延長シャフト5は、前記ステープラー用末端装置と前記回転ヘッド4との間に配置され、前記延長シャフト5の内部には前記コントロールバーの一部分が配置される。
【0020】
図1図7を参照すると、前記ステープラー用末端装置は、ステープリングシャフト10、ステープルカートリッジアセンブリ20、アンビル600、プッシャーユニット200、ドライビングウェッジ300、ステビライザーユニット400、及びブレード510を有するブレードユニットを含む。
【0021】
前記ステープルカートリッジアセンブリ20は、ステープルカートリッジ100、前記ステープルカートリッジ100の上部に配置される上部カバー21、及び前記上部カバー21上に備えられる識別手段23を含み、前記ステープルカートリッジ100には、組織Aをステープリングするためのステープルが内蔵されている。
【0022】
前記アンビル600は、前記ステープルカートリッジ100に対応し、前記ステープルカートリッジ100から吐出される前記ステープルを成形するようになる。
【0023】
前記プッシャーユニット200は、前記ステープルカートリッジ100上で前記ステープルに対応するように配置され、外力によって移動しながら前記ステープルカートリッジ100の高さ方向である第1方向Zに前記ステープルを押し出して前記ステープルカートリッジ100から吐出させるようになる。
【0024】
前記ドライビングウェッジ300は、前記ステープルカートリッジ100上に配置され、外力によって前記ステープルカートリッジ100の長さ方向である第2方向Xに沿って移動しながら前記プッシャーユニット200を前記第1方向Zに加圧するようになる。
【0025】
前記ステビライザーユニット400は、前記ステープルカートリッジ100上に前記プッシャーユニット200と隣り合って配置され、前記ドライビングウェッジ300によって前記ステープルカートリッジ100から少なくとも一部分が吐出され、前記ステープルカートリッジ100と前記アンビル600との間に配置される組織を掴むようになる。
【0026】
前記ブレードユニットは、前記ステープルによってステープリングされた組織を切断するブレード510を有し、前記第2方向Xに沿って前記ドライビングウェッジ300を移動させるようになる。
【0027】
具体的に、図3及び図7を参照すると、前記ステープルカートリッジ100はカートリッジ本体110を含み、前記カートリッジ本体110には、第1ガイドスリット120、第1ステープル吐出孔集合体130、第2ステープル吐出孔集合体140及びステビライザー吐出スリット150が形成される。
【0028】
前記第1ガイドスリット120は、前記ステープルカートリッジ100の長さ方向である第2方向Xに沿って前記カートリッジ本体110の中心領域に形成され、前記ブレード510の移動を案内するようになる。
【0029】
前記ステビライザー吐出スリット150は、前記第1ステープル吐出孔集合体130と前記第1ガイドスリット120との間に形成され、前記ステビライザーユニット400の少なくとも一部分が吐出される通路としての役割をするようになる。
【0030】
前記ステビライザー吐出スリット150は、前記第2方向Xに沿って一定間隔で形成される複数の単位吐出スリットを含み、前記第2方向Xに沿う前記単位吐出スリットは、前記第2方向Xに沿う第1単位ステープル吐出孔よりも長く形成される。
【0031】
勿論、本発明はこれに限定されなく、前記ステビライザー吐出スリット150の幅は、前記第1単位ステープル吐出孔の幅と異なる値を有してもよい。
【0032】
前記第1ステープル吐出孔集合体130及び第2ステープル吐出孔集合体140は、前記第1ガイドスリット120を基準にして両側に配置され、前記第1ステープル吐出孔集合体130は、前記ステビライザー吐出スリット150と隣り合うように配置される。
【0033】
前記第1ステープル吐出孔集合体130は、前記第1ガイドスリット120を基準にして前記ステープルカートリッジ100の幅方向である第3方向Yに沿って一定間隔で配置される複数の第1ステープル吐出孔ラインを含む。
【0034】
具体的に、前記第1ステープル吐出孔集合体130は、前記第1ガイドスリット120から最も隣接するように配置される第1−1ステープル吐出孔ライン131と、前記第3方向Yに沿って前記第1−1ステープル吐出孔ライン131と一定間隔だけ離れた位置に配置される第1−2ステープル吐出孔ライン132とを含む。
【0035】
前記第1−1ステープル吐出孔ライン131は、一つの列を形成しながら前記第2方向Xに沿って前記カートリッジ本体110に一定間隔で形成される複数の第1単位ステープル吐出孔を含む。
【0036】
また、前記第2ステープル吐出孔集合体140は、前記第1ガイドスリット120から最も隣接するように配置される第2−1ステープル吐出孔ライン141と、前記第3方向Yと反対方向である第4方向Y'に沿って前記第2−1ステープル吐出孔ライン141と一定間隔だけ離れた位置に配置される第2−2ステープル吐出孔ライン142と、前記第4方向に沿って前記第2−2ステープル吐出孔ライン142と一定間隔だけ離れた位置に配置される第2−3ステープル吐出孔ライン143とを含む。
【0037】
前記第1−1ステープル吐出孔ライン131と前記第1ガイドスリット120との間の第1距離は、前記第2−1ステープル吐出孔ライン141と前記第1ガイドスリット120との間の第2距離より大きく形成される。
【0038】
前記第1−1ステープル吐出孔ライン131に内蔵されている各ステープルは、前記プッシャーユニット200によって吐出され、前記アンビル600によって成形されながら前記組織上で第1ステープリング線1aaを形成するようになり、前記第2−1ステープル吐出孔ライン141に内蔵されている各ステープルは第2ステープリング線3aaを形成するようになる。
【0039】
よって、前記組織Aが切断される切断面A1から前記第1ステープリング線1aaまでの距離D1が、前記切断面A1から前記第2ステープリング線3aaまでの距離D2より大きく形成される。
【0040】
結果的に、前記切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間の組織はステープルによって損傷されなくなり、その結果、前記ブレード510によって除去される組織のうち前記ステープルによって損傷されない病理検査用組織領域が得られる。
【0041】
具体的に、図7の(a)に示したように、前記カートリッジ本体110上に配置される組織の手術部位Aは、前記ブレード510によって仮想切断線A0を基準にして二つの手術部位に切断される。前記二つの手術部位のうちの一つは除去される第1手術部位Cであり、残りの一つは人体に残存する第2手術部位Bである。
【0042】
本実施例に係るステープラー用末端装置が作動すると、図7の(b)のように、前記第1手術部位Cは切断面A1と平行な2列のステープリング線を有するようになり、前記第2手術部位Bは前記切断面A1と平行な3列のステープリング線を有するようになる。
【0043】
前記第1手術部位Cのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い前記第1ステープリング線1aaと前記切断面A1との間の距離D1は、前記第2手術部位Bのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い第2ステープリング線3aaと前記切断面A1との間の距離D2より大きい値を有する。
【0044】
よって、前記第1手術部位Cのうち前記切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間にある生体組織は前記ステープルによって全く損傷されないので、前記病理検査用組織に適するようになる。
【0045】
結果的に、一つの臓器を二つの領域に切断及びステープリングする過程で切断面を基準にして除去される臓器部位のステープリング線までの距離が、人体に残る手術部位のステープリング線までの距離より大きい値を有することによって、除去される手術部位において組織検査のための生体組織の切断マージンが損傷されなくなる。これによって、除去される臓器の手術部位においてステープルによって損傷されない病理検査用組織領域を安定的且つ簡便に確保できるようになる。
【0046】
特に、前記ステープルカートリッジ100と前記アンビル600が相対移動しながら前記組織をステープリングするとき、前記ステビライザーユニット400が前記ステープルカートリッジ100から吐出されながら前記組織の切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間の組織を掴むことによって、前記組織が破れていない状態で前記ブレード510が前記組織を安定的に切断できるようになる。
【0047】
図1図3を参照すると、前記識別手段23は、前記ステープルカートリッジ100上で前記第1ガイドスリット120を基準にして前記ステビライザーユニット400が配置された領域の位置を表示するようになる。ここで、前記ステビライザーユニット400と前記アンビル600との間に配置される組織はステープルによってステープリングされないので、組織が損傷されなくなる。
【0048】
結果的に、前記識別手段23は、前記組織が前記ブレード510によって切断される過程で損傷されない病理検査用組織領域が含まれる組織、すなわち、人体で除去される組織がどの位置にあるのかを知らせるようになり、これによって、手術中の誤りを防止できるようになる。
【0049】
前記識別手段23は、前記上部カバー21の外側面に特定の色でペインティングされたり、外部で識別可能な色を有するテープ、模様を有する突起又は溝などの形態で前記上部カバー21に備えられたりしてもよい。勿論、前記識別手段23は、蛍光物質が含まれた材料で製作されたり、LEDなどの照明の形態で提供されたりしてもよい。
【0050】
図2図4及び図6を参照すると、前記ステビライザーユニット400は、前記第2方向Xに沿って一定間隔で配置される複数の単位ステビライザーを含む。
【0051】
具体的に、前記ステビライザーユニット400、すなわち、単位ステビライザーは、前記組織と接触するようになる接触部材410と、前記接触部材410の一側から延長形成され、前記ドライビングウェッジ300によって加圧される被加圧部材420とを含む。
【0052】
前記接触部材410は、前記被加圧部材420から延長形成される上部胴体413と、前記上部胴体から延長されながら前記ステープルカートリッジ100から吐出され、前記組織と直接接触する下部胴体411とを含む。
【0053】
前記下部胴体411は、前記組織の損傷を防止するために前記下部胴体の下端部の中心領域411aに向かって緩やかに形成される屈曲面411bを有する。
【0054】
詳細には、前記下部胴体411の断面のうち前記第2方向Xと平行な断面はラウンドされた矩形の形態を有し、前記下部胴体の下端部の中心領域411aに行くほど断面の幅が小さくなるように形成される。
【0055】
ここで、前記下部胴体の下端部の中心領域411aは、前記第2方向Xに沿って狭い幅を有する平面になってもよく、一つの線の形態になってもよい。
【0056】
図2及び図4に示したように、前記被加圧部材420は、前記接触部材410の一端から折り曲げられて延長形成され、前記被加圧部材420の高さは、前記第2方向Xに沿って漸次高くなるように形成される。
【0057】
前記被加圧部材420のうち一端部の高さは、前記一端部と反対側に配置される他端部の高さより小さい値を有する。ここで、前記被加圧部材420の一端部は、前記被加圧部材のうち前記ステープリングシャフト10と近い距離に配置される端部を意味する。
【0058】
よって、本実施例に係る前記ステビライザーユニット400の全体の高さは、前記第2方向Xに沿って漸次高くなるように形成される。図4を基準にして、S1がS2より小さい値を有する。
【0059】
前記接触部材410の高さは前記第2方向Xに沿って一定に形成され、前記接触部材410のうち前記ステープルカートリッジ100から吐出される領域が一定の吐出高さを有するようになる。
【0060】
図2図3図5及び図6を参照すると、前記プッシャーユニット200は、前記第1ステープル吐出孔集合体130に内蔵されている各ステープルを前記第1方向Zに加圧させるための第1プッシャー210と、前記第2ステープル吐出孔集合体140に内蔵されている各ステープルを前記第1方向Zに加圧させるための第2プッシャー220とを含む。
【0061】
前記第1プッシャー210は、前記第2方向Xに沿って一定間隔で配置される複数の第1単位プッシャーを含み、前記第2プッシャー220は、前記第2方向に沿って一定間隔で配置される複数の第2単位プッシャーを含む。
【0062】
図5の(a)を参照すると、前記第1プッシャー210は、前記第1−1ステープル吐出孔ライン131に内蔵されている第1−1ステープルを加圧するための第1−1プッシャー部211と、前記第1−2ステープル吐出孔ライン132に内蔵されている第1−2ステープルを加圧するための第1−2プッシャー部213と、前記第1−1プッシャー部211と前記第1−2プッシャー部213とを連結する第1プッシャー連結部214と、前記ドライビングウェッジ300によって加圧される第1プッシャー加圧部212とを含む。
【0063】
前記第1−1プッシャー部211は、第1−1ステープルの本体を加圧するための第1−1本体加圧部211bと、第1−1ステープルの脚を加圧するために前記第1−1本体加圧部211bの両側面に突出した第1−1脚加圧部211aとを含む。
【0064】
前記第1−2プッシャー部213は、第1−2ステープルの本体を加圧するための第1−2本体加圧部213bと、第1−2ステープルの脚を加圧するために前記第1−2本体加圧部213bの両側面に突出した第1−2脚加圧部213aとを含む。
【0065】
前記第1−1本体加圧部211bの下端面と前記第1−2本体加圧部213bの下端面は、それぞれ第1−1ステープルの本体及び第1−2ステープルの本体を加圧しなければならないので、平面形状を有しなければならない。
【0066】
また、前記第1−1脚加圧部211a及び前記第1−2脚加圧部213aは、カートリッジ本体110に形成されたステープル設置溝(図示せず)に嵌められた状態で前記第1−1ステープルと第1−2ステープルを加圧するようになる。
【0067】
前記第1−1プッシャー部211と前記第1−2プッシャー部213は、前記第1プッシャー連結部214を通じて一体に形成され、前記第2方向Xと平行な前記第1プッシャー210の中心ラインを基準にして非対称的に形成される。
【0068】
図5の(b)を参照すると、前記第2プッシャー220は、前記第2方向Xと平行な前記第2プッシャー220の中心ラインを基準にして対称的に配置される第2−1プッシャー部221及び第2−3プッシャー部223と、前記第2−1プッシャー部221及び前記第2−3プッシャー部223の前端方向、すなわち、前記第2方向に延長形成され、前記第2プッシャー220の幅方向を基準にして中心領域に形成される第2−2プッシャー部222とを含む。
【0069】
前記第2−1プッシャー部221、第2−2プッシャー部222及び前記第2−3プッシャー部223は、外力によって移動しながら前記第2−1ステープル吐出孔ライン141、前記第2−2ステープル吐出孔ライン142及び前記第2−3ステープル吐出孔ライン143にそれぞれ内蔵されている第2−1ステープル、第2−2ステープル及び第2−3ステープルをそれぞれ加圧するようになる。
【0070】
前記第2−1プッシャー部221、第2−2プッシャー部222及び前記第2−3プッシャー部223の細部的な形状は前記第1−2プッシャー部213と実質的に同一であるので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0071】
ここで、前記第2方向Xに沿う前記単位プッシャーの長さは、前記単位ステビライザーの長さより小さく形成される。すなわち、前記第2方向Xに沿う前記ステビライザーユニットの単位ステビライザーは、単位ステープル吐出孔に対応する単位プッシャーよりも長く形成される。
【0072】
また、前記第1方向に沿う前記ステビライザーユニット400の高さH2は、前記プッシャーユニット200の高さH1より高く形成され、前記ステビライザーユニット400が前記ステープルカートリッジから吐出される第1吐出高さH4が、前記プッシャーユニット200が前記ステープルカートリッジ100から吐出される第2吐出高さH3より大きく形成される。
【0073】
前記第2吐出高さH3は0.1mm〜1mm程度であり、前記第1吐出高さH4は0.12mm〜1.25mm程度に形成される。勿論、前記第1吐出高さと前記第2吐出高さは同一に形成されてもよい。
【0074】
前記ステビライザーユニット400と前記アンビル600との間には組織が直接配置されるが、前記プッシャーユニット200と前記アンビル600との間にはステープルが配置されているので、前記第1吐出高さH4が前記ステープルの厚さだけ前記第2吐出高さより高いときのみ、前記アンビル600と前記ステープルカートリッジ100との間の組織が安定的に掴まれるようになり、このような状態で、前記組織は破れることなく前記ブレードによって安全に切断され得る。
【0075】
図2及び図6を参照すると、前記ドライビングウェッジ300は、ウェッジ本体310、第1ウェッジ320、第2ウェッジ330、第3ウェッジ340、第4ウェッジ350及びガイドウェッジ360を含む。
【0076】
前記第1ウェッジ320は、前記ウェッジ本体310から下部方向に突出して延長形成され、外力によって移動しながら前記第1プッシャー210を加圧するようになる。
【0077】
前記第2ウェッジ330は、前記第1ウェッジ320と隣り合うように配置され、前記ウェッジ本体310から下部方向に突出して延長形成され、前記ステビライザーユニット400を加圧するようになる。
【0078】
前記ガイドウェッジ360は、前記ウェッジ本体の中心領域から下部に延長形成され、前記カートリッジ本体110の内部に形成されたスリットに沿って前記第2方向Xに移動するようになる。
【0079】
前記第3ウェッジ340及び前記第4ウェッジ350は、前記ウェッジ本体310から下部方向に突出して延長形成され、前記ガイドウェッジ360を基準にして前記第1ウェッジ320及び第2ウェッジ330の反対方向に形成される。ここで、前記第3ウェッジ340及び前記第4ウェッジ350は前記第2プッシャー220を加圧するようになる。
【0080】
本実施例において、前記第1方向Zに沿う前記第1ウェッジ320の突出高さと前記第2ウェッジ330の突出高さは同一であるが、本発明はこれに限定されなく、前記第2ウェッジ330の突出高さは前記第1ウェッジ320の突出高さより大きく形成されてもよい。また、前記ウェッジは、互いに分離されて個別的に形成されてもよい。
【0081】
前記ステビライザーユニット400と前記プッシャーユニット200が同一の高さを有する場合、前記第2ウェッジ330の突出高さが前記第1ウェッジ320の突出高さより大きく形成されることによって、前記ステビライザーユニット400が前記ステープルカートリッジ100から吐出される第1吐出高さH4が、前記プッシャーユニット200が前記ステープルカートリッジ100から吐出される第2吐出高さH3より大きく形成され得る。
【0082】
本実施例に係るステープラー用末端装置は、前記ステープルカートリッジアセンブリが上部に位置し、前記アンビルが前記ステープルカートリッジアセンブリの下部に位置する形態を有する。しかし、本発明に係るステープラー用末端装置は、前記アンビルが上部に配置され、前記ステープルカートリッジアセンブリが下部に配置される場合を含む。
【0083】
図8図10を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第2実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第1実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0084】
但し、本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述した第1実施例と異なり、ステビライザーユニット1400が複数の単位ステビライザーで構成されるのではなく、前記第2方向に沿って長く一つに形成され、カートリッジ本体110に備えられる。
【0085】
よって、前記カートリッジ本体110にも、第1ガイドスリット120と第1ステープル吐出孔集合体130との間に前記第2方向に沿って一つのステビライザー吐出スリット1150が長く形成される。
【0086】
前記ステビライザーユニット1400の断面形状は、上述した第1実施例に係るステビライザーユニットの断面形状と実質的に同一である。具体的に、前記ステビライザーユニット1400は、接触部材1410及び被加圧部材1420を含み、前記接触部材1410は、上部胴体1413及び下部胴体1411を含み、前記下部胴体1411は、前記組織の損傷を防止するために前記下部胴体の下端部の中心領域に向かって緩やかに形成される屈曲面を有する。
【0087】
本実施例に係る前記ステビライザーユニット1400の全体の高さは、前記第2方向Xに沿って漸次高くなるように形成される。図10を基準にして、S3がS4より小さい値を有する。
【0088】
前記ステビライザーユニット1400が一つの部材として前記第2方向Xに沿って長く形成されることによって、前記ステープルカートリッジ100と前記アンビル600との間に配置される組織を一度に掴むようになる。
【0089】
図11図15を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第3実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第1実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0090】
但し、本実施例に係るステープラー用末端装置に備えられるステビライザーユニット400はステープルカートリッジ100上に配置され、第1ガイドスリット120を基準にして両側に配置される第1ステビライザー2410及び第2ステビライザー2420を含む。
【0091】
前記第1ステビライザー2410は、複数の第1単位ステビライザーを含み、前記第2ステビライザー2420も複数の第1単位ステビライザーを含み、前記第1単位ステビライザーの形状は前記第2ステビライザーの形状と同一である。
【0092】
前記第1単位ステビライザーは、組織と接触するようになる接触部材2411と、前記接触部材2411の一側から延長形成され、ドライビングウェッジ300によって加圧される被加圧部材2413とを含む。
【0093】
前記接触部材2411は、前記被加圧部材2413から延長形成される上部胴体2411bと、前記上部胴体から延長されながら前記ステープルカートリッジ100から吐出され、前記組織と直接接触する下部胴体2411aとを含む。
【0094】
前記下部胴体2411aは、前記組織の損傷を防止するために前記下部胴体の下端部の中心領域に向かって緩やかに形成される屈曲面を有する。
【0095】
前記被加圧部材2413は、前記接触部材2411の側面から突出形成され、前記被加圧部材2413の高さは前記第2方向Xに沿って漸次増加する。
【0096】
前記被加圧部材2413が前記第2方向Xに沿って漸次増加するが、前記接触部材2411の側面から突出形成されており、前記接触部材2411の高さは前記第2方向Xに沿って一定の高さを有するので、前記第1単位ステビライザーの全体の高さは前記第2方向に沿って一定に形成される。
【0097】
一方、前記カートリッジ本体110には、前記第1ガイドスリット120を基準にして両側に形成される第1ステープル吐出孔集合体1130及び第2ステープル吐出孔集合体1140と、前記第1ステープル吐出孔集合体1130と前記第1ガイドスリット120との間に形成され、前記第1ステビライザー2410の少なくとも一部分が吐出される第1ステビライザー吐出スリット1161と、前記第2ステープル吐出孔集合体1140と前記第1ガイドスリット120との間に形成され、前記第2ステビライザー2420の少なくとも一部分が吐出される第2ステビライザー吐出スリット1163とが形成される。
【0098】
一方、プッシャーユニット1200は、前記第1ステープル吐出孔集合体1130に内蔵されている各ステープルを前記第1方向Zに加圧させるための第1プッシャー1210と、前記第2ステープル吐出孔集合体1140に内蔵されている各ステープルを前記第1方向Zに加圧させるための第2プッシャー1220とを含む。ここで、前記第1プッシャー1210と前記第2プッシャー1220は同一の形状を有し、上述した図5の(a)に示した第1プッシャー210と同一であるので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0099】
図14の(a)は、前記ステビライザーユニット及び前記プッシャーユニットがドライビングウェッジ300によって加圧される前の状態を示し、図14の(b)は、前記ステビライザーユニット及び前記プッシャーユニットが前記ドライビングウェッジ300によって加圧された状態を示した図である。
【0100】
図15の(a)は、ステープルによって組織がステープリングされる前の状態を示した図で、図15の(b)は、ステープリング後、ブレード510によって組織が切断された状態を示した図である。
【0101】
前記第1ステビライザー2410及び前記第2ステビライザー2420が前記カートリッジ本体110に内蔵されており、前記第1ステープル吐出孔集合体1130及び前記第2ステープル吐出孔集合体1140にステープルがそれぞれ内蔵された状態で前記ドライビングウェッジ300によって前記第1プッシャー1210、前記第2プッシャー1220、前記第1ステビライザー2410及び前記第2ステビライザー2420が加圧されると、図15の(b)のように、組織の切断面A1を基準にして両側の組織にそれぞれ2列のステープリング線が一定間隔で生成される。
【0102】
具体的に、図15の(a)に示したように、前記カートリッジ本体110上に配置される組織の手術部位Aは、前記ブレード510によって仮想切断線A0を基準にして二つの手術部位に切断される。前記二つの手術部位のうちの一つは除去される第1手術部位Cであり、残りの一つは人体に残存する第2手術部位Bである。
【0103】
本実施例に係るステープラー用末端装置が作動すると、図15の(b)のように、前記第1手術部位Cは切断面A1と平行な2列のステープリング線を有するようになり、前記第2手術部位Bは前記切断面A1と平行な2列のステープリング線を有するようになる。
【0104】
前記第1手術部位Cのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い前記第1ステープリング線1aaと前記切断面A1との間の距離D1は、前記第2手術部位Bのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い第2ステープリング線3aaと前記切断面A1との間の距離D1と互いに同一の値を有する。
【0105】
ここで、前記第1ステープリング線1aaと前記第2ステープリング線3aaは、いずれも前記切断面を基準にして一定距離以上離れた位置にあることによって、除去される組織、すなわち、前記第1手術部位Cのうち前記切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間にある生体組織は前記ステープルによって全く損傷されないので、前記病理検査用組織に適するようになる。
【0106】
図16図18を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第4実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第3実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0107】
但し、本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述した第2実施例と異なり、第1ステビライザー3410及び第2ステビライザー3420が複数の単位ステビライザーで構成されるのではなく、前記第2方向に沿って長く一つにそれぞれ形成され、カートリッジ本体110に備えられる。
【0108】
よって、前記カートリッジ本体110にも、第1ガイドスリット120と第1ステープル吐出孔集合体1130との間に前記第2方向Xに沿って一つの第1ステビライザー吐出スリット1171が長く形成され、前記第1ガイドスリット120と第2ステープル吐出孔集合体1140との間に前記第2方向Xに沿って一つの第2ステビライザー吐出スリット1173が長く形成される。
【0109】
前記第1ステビライザー3410及び前記第2ステビライザー3420の断面形状は、上述した第3実施例に係るステビライザーユニットに備えられた第1単位ステビライザーの断面形状と実質的に同一であるので、これに対する詳細な説明は省略する。
【0110】
図19図21を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第5実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第1実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0111】
但し、本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述した第1実施例と異なり、カートリッジ本体110の長さ方向である第2方向に沿うステビライザーユニットの単位ステビライザーの長さ、プッシャーユニットの単位プッシャーの長さ、第1ステープル吐出孔集合体2130の単位ステープル吐出孔の長さ及び第2ステープル吐出孔集合体2140の単位ステープル吐出孔の長さが実質的に同一である。
【0112】
具体的に、前記ステビライザーユニット4400は、前記第2方向Xに沿って一定間隔で配置される複数の単位ステビライザーを含み、前記プッシャーユニット200は、前記第2方向Xに沿って一定間隔で配置される複数の単位プッシャーを含む。
【0113】
前記第1ステープル吐出孔集合体2130は、複数の第1単位ステープル吐出孔を含み、前記ステビライザー吐出スリット1180は、第2方向に沿う複数の単位吐出スリットを含み、前記第2方向Xに沿う前記単位ステビライザーの長さは、前記第2方向Xに沿う前記単位プッシャーの長さと実質的に同一であり、前記第2方向Xに沿う前記第1単位ステープル吐出孔の長さは、前記第2方向Xに沿う前記単位吐出スリットの長さと実質的に同一に形成される。
【0114】
ここで、前記プッシャーユニット200は、上述した第1実施例におけるプッシャーユニットと実質的に同一であるので、これに対する詳細な説明は省略する。前記単位ステビライザーは、接触部材4410及び被加圧部材4420を含み、前記接触部材4410は、上部胴体4413及び下部胴体4411を含み、前記下部胴体4411は、前記組織の損傷を防止するために前記下部胴体の下端部の中心領域4411aに向かって緩やかに形成される屈曲面4411bを有する。
【0115】
一方、本実施例に係るアンビル600はアンビル本体610を含み、前記アンビル本体610には、ブレード510の移動を案内する第2ガイドスリット620、前記第2ガイドスリット620を基準にして両側に形成される第1アンビル溝集合体630及び第2アンビル溝集合体640が形成されている。
【0116】
具体的に、前記第1アンビル溝集合体630は、前記第2ガイドスリット620から最も隣接するように配置される第1−1アンビル溝ライン631と、前記第1−1アンビル溝ライン631と一定間隔だけ離れた位置に配置される第1−2アンビル溝ライン633とを含む。
【0117】
前記第1−1アンビル溝ライン631は、一つの列を形成しながら前記第2方向Xに沿って前記カートリッジ本体110に一定間隔で形成される複数の第1単位アンビル溝を含む。
【0118】
また、前記第2アンビル溝集合体640は、前記第2ガイドスリット620から最も隣接するように配置される第2−1アンビル溝ライン641と、前記第2−1アンビル溝ライン641と一定間隔だけ離れた位置に配置される第2−2アンビル溝ライン642と、前記第2−2アンビル溝ライン642と一定間隔だけ離れた位置に配置される第2−3アンビル溝ライン643とを含む。
【0119】
ここで、前記第1−1アンビル溝ライン631と前記第2ガイドスリット620との間の第3距離は、前記第2−1アンビル溝ライン641と前記第2ガイドスリット620との間の第4距離より大きく形成される。
【0120】
前記第1−1アンビル溝ライン631は第1−1ステープル吐出孔ライン2131に対応し、前記第2−1アンビル溝ライン641は第2−1ステープル吐出孔ライン2141に対応する。
【0121】
よって、図7の(b)のように、前記組織Aが切断される切断面A1から第1ステープリング線1aaまでの距離D1が、前記切断面A1から第2ステープリング線3aaまでの距離D2より大きく形成される。
【0122】
結果的に、前記切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間の組織はステープルによって損傷されなくなり、その結果、前記ブレード510によって除去される組織のうち前記ステープルによって損傷されない病理検査用組織領域が得られる。
【0123】
また、前記アンビル本体610は、前記第1−1アンビル溝ライン631と前記第2ガイドスリット620との間で定義されるステビライザー対応表面650を含む。
【0124】
前記ステビライザー対応表面650は、前記ステビライザーユニット400の下端部に対応しながら前記組織を掴むようになるが、前記ステビライザー対応表面650が平面に形成されることによって前記組織の損傷を減少できるようになる。
【0125】
図22を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第6実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第5実施例に実質的に類似する構成を有する。
【0126】
但し、本実施例では、前記第5実施例と異なり、アンビル本体610には、第1−1アンビル溝ライン631と第2ガイドスリット620との間の表面から突出形成され、前記ステビライザーユニット400の下端部に対応するステビライザー対応突起1650が形成され得る。
【0127】
図23を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第7実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第5実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0128】
但し、本実施例では、前記第5実施例と異なり、アンビル本体610には、第1−1アンビル溝ライン631と第2ガイドスリット620との間の表面に陥没形成され、前記ステビライザーユニット400の下端部に対応するステビライザー対応溝2650が形成され得る。
【0129】
図24を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第8実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第5実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0130】
但し、本実施例に係るステープラー用末端装置に備えられたアンビル600は、アンビル本体610を含み、前記アンビル本体610には、ブレード510の移動を案内する第2ガイドスリット620、前記第2ガイドスリット620を基準にして両側に形成される第1アンビル溝集合体1630及び第2アンビル溝集合体1640が形成される。
【0131】
また、前記アンビル本体610は、前記第1アンビル溝集合体1630と前記第2ガイドスリット620との間に形成され、第1ステビライザー5410の下端部に対応しながら前記組織を掴む第1表面3651と、前記第2アンビル溝集合体1640と前記第2ガイドスリット620との間に形成され、第2ステビライザー5420の下端部に対応しながら前記組織を掴む第2表面3652とを含む。ここで、前記第1表面3651と第2表面3652は平面の形態を有する。
【0132】
本実施例に係るステープラー用末端装置が作動すると、図15の(b)のように、前記第1手術部位Cは、切断面A1と平行な2列のステープリング線を有するようになり、前記第2手術部位Bは、前記切断面A1と平行な2列のステープリング線を有するようになる。
【0133】
前記第1手術部位Cのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い前記第1ステープリング線1aaと前記切断面A1との間の距離D1は、前記第2手術部位Bのステープリング線のうち前記切断面A1に最も近い第2ステープリング線3aaと前記切断面A1との間の距離D1と互いに同一の値を有する。
【0134】
ここで、前記第1ステープリング線1aaと前記第2ステープリング線3aaは、いずれも前記切断面を基準にして一定距離以上離れた位置にあることによって、除去される組織、すなわち、前記第1手術部位Cのうち前記切断面A1と前記第1ステープリング線1aaとの間にある生体組織は前記ステープルによって全く損傷されないので、前記病理検査用組織に適するようになる。
【0135】
図25を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第9実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第8実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0136】
但し、本実施例では、前記第8実施例と異なり、アンビル本体610には、第1−1アンビル溝ライン1631と第2ガイドスリット620との間の表面から突出形成され、第1ステビライザー2410の下端部に対応する第1ステビライザー対応突起4651と、第2−1アンビル溝ライン1641と前記第2ガイドスリット620との間の表面から突出形成され、第2ステビライザーの下端部に対応する第2ステビライザー対応突起4652が形成され得る。
【0137】
図26を参照して、本発明に係るステープラー用末端装置の第10実施例を説明する。本実施例に係るステープラー用末端装置は、上述したステープラー用末端装置の第8実施例と実質的に類似する構成を有する。
【0138】
但し、本実施例では、前記第8実施例と異なり、アンビル本体610には、第1−1アンビル溝ライン1631と第2ガイドスリット620との間の表面に陥没形成され、第1ステビライザーの下端部に対応する第1ステビライザー対応溝5651と、第2−1アンビル溝ライン1641と前記第2ガイドスリット620との間の表面に陥没形成され、第2ステビライザーの下端部に対応する第2ステビライザー対応溝5652が形成され得る。
【0139】
図27を参照して、上述した第8実施例に使用されるステビライザーユニット及びプッシャーユニットに取って代わるプッシャー兼用ステビライザーユニット700の一実施例に対して説明すれば次の通りである。
【0140】
図27の(a)は、前記ステビライザーユニット700を上部から斜めに見た図で、図27の(b)は、図27の(a)を裏返して示した図である
【0141】
本実施例に係るプッシャー兼用ステビライザーユニット700は、上述した第8実施例に備えられたプッシャーユニットとステビライザーユニットとを一体に形成したものである。前記プッシャー兼用ステビライザーユニット700は、第2ガイドスリット(図24の620)を基準にして右側に配置される。
【0142】
具体的に、前記プッシャー兼用ステビライザーユニット700は、プッシャー部710及びステビライザー部720を含む。前記プッシャー部は、図5の(a)の第1プッシャーと実質的に同一であり、前記ステビライザー部720は、図21のステビライザーユニットと同一である。但し、前記プッシャー部と前記ステビライザー部720とが一体に形成され、ドライビングウェッジ300によって同時にカートリッジ本体の高さ方向である第1方向Zに移動し得る。
【0143】
図28を参照して、上述した第8実施例に使用されるステビライザーユニット及びプッシャーユニットに取って代わるプッシャー兼用ステビライザーユニットの他の実施例に対して説明すれば次の通りである。
【0144】
図28の(a)は、前記ステビライザーユニット7000を上部から斜めに見た図で、図28の(b)は、図28の(a)を裏返して示した図である。
【0145】
本実施例に係るプッシャー兼用ステビライザーユニット7000は、上述したプッシャー兼用ステビライザーユニットと類似する形状を有する。但し、本実施例に係るプッシャー兼用ステビライザーユニットは、上述したプッシャー兼用ステビライザーユニットと異なり、プッシャー部7100とステビライザー部7200がステープルカートリッジの長さ方向に沿って順次配置され、一体に形成されている。ここで、前記プッシャー兼用ステビライザーユニット7000は、第2ガイドスリット(図24の620)を基準にして左側に配置される。
【0146】
以上説明したように、本発明は、上述した特定の好適な実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱することなく当該発明の属する技術分野で通常の知識を有する者によって多様な変形の実施が可能であり、このような変形は本発明の範囲に属する。
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