(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
側面から入射された光を主面から出射する導光部材において、少なくともいずれかの前記主面に溝状又はドット状に加工された凹部を有し、前記凹部の底面に凹凸面又は粗面からなる拡散面が形成されており、前記凹部の側面は、階段状かつ同心状の凹凸を有し、前記凹部の外周近傍には、前記主面の表面より盛り上がった突出部が形成されており、前記凹部及び前記突出部は、内面に四角錐台の形態の頭部を有する押込部材が設けられ、かつ、前記押込部材の周囲が一段低く形成された射出成形用の導光部材成形型により形成された形状である導光部材の製造方法であって、
内面に四角錐台の形態の頭部を有する押込部材が設けられ、かつ、前記押込部材の周囲が一段低く形成された射出成形用の導光部材成形型により前記凹部を形成し、前記凹部の溶融物の一部が前記凹部の周囲に押し出されることにより前記突出部が形成される形成ステップと、
を含むことを特徴とする、
導光部材の製造方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、拡散効率を向上させることによって、凹部周囲の広い領域で光の輝度を確保可能な導光部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明にかかる導光部材は、側面から入射された光を主面から出射する導光部材において、
少なくともいずれかの前記主面に溝状又はドット状に加工された凹部を有し、
前記凹部の底面に凹凸面又は粗面からなる拡散面が形成されていることを特徴とする。
【0008】
かかる構成を採用することによって、凹部の底面とその他の凹部の面とで異なる拡散状態を呈することができるので、底面を有しない凹部と比較して、側面から入射された光がより複雑に拡散される。これにより、均一な照度を有する主面からなる導光部材とすることができる。
【0009】
また、本発明にかかる導光部材において、前記拡散面からなる前記底面は、導光部材の前記主面における前記凹部の開口部の面積の1/5以下の面積であることを特徴とするものであってもよい。前記底面は、凹部の底面以外の凹部側面による光の拡散による視認性を阻害しない範囲であって、かつ底面による凹部側面とは異なる光の拡散状態により凹部周囲の比較的広い領域で光の輝度を確保することができる領域として、導光部材の主面における凹部の開口部の開口面積に対して、1/5以下の面積であることが好ましい。
【0010】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部は、前記底面を有する略三角錐台形又は略四角錐台形等の角錐台、略楕円錐台、略円錐台形等の錐台形であることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、略三角錐、略円錐又は略四角錐の最深部、すなわち頂点付近に底面が形成される。こうして作製された底面は、底面表面の拡散に加え、それぞれ略三角錐台形又は略四角錐台形等の角錐台、略楕円錐台、略円錐台形等の錐台形に応じて、複雑な光の拡散が発生し、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができる。また、各凹部の形状による演出効果を発揮することができる。
【0011】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部の側面は、凹凸を有することを特徴とするものであってもよい。凹部の側面にも凹凸を設けることによって、凹部側面においてもさらに複雑な光の拡散や屈折を発生させることができ、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができる。
【0012】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部の側面は、階段状の凹凸を有することを特徴とするものであってもよい。これにより、凹部側面に階段状の凹凸が形成される。これにより、凹部側面によってさらに複雑な光の拡散や屈折が発生させることができる。
【0013】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部の側面は、階段状かつ同心状の凹凸を有することを特徴とするものであってもよい。これにより、凹部側面に凹部の開口と相似形に階段状に凹凸が形成され、凹部側面によってさらに複雑な光の拡散や屈折が発生させることができる。
【0014】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部は、前記凹部の少なくとも1部に溶融物が硬化した溶融痕が形成されていることを特徴とするものであってもよい。さらに、
本発明にかかる導光部材において、前記溶融痕が凹凸面又は粗面からなる前記拡散面を形成することを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、溶融痕は、凹部の底面や側面と異なる表面状態を有するため、溶融痕で拡散される光は、溶融痕が形成される前の凹部の底面や側面とは、異なる拡散状態を呈するものとなる。また、溶融痕は、溶融痕が形成される前の凹部の底面や側面との間に境界面が形成されるため、境界部分によっても異なる屈折・拡散がされた光を発することができる。こうして、凹部の側面や底面による拡散と溶融痕による拡散とが相まって、凹部周囲の比較的広い領域で高い光の輝度を確保することできる。
【0015】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記溶融痕は、凹部を形成した際に発生する導光部材を溶融した溶融物による溶融痕で形成されていてもよい。溶融痕が凹部を加工した後に改めて溶融物の流し込むことによって形成されたものではなく、溝状又はドット状の凹部を加工する際に発生する、凹部部分に存在した導光部材自体の溶融物を埋め戻して形成されたものである。かかる構成を採用することで、改めて溶融痕を形成するために溶融物を流し込むという別工程を必要とせず、凹部を形成する際に同時に底面を作製することができる。
【0016】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部は、略三角錐、略円錐又は略四角錐の底部に埋め戻された前記溶融痕からなる拡散面を有する略三角錐台形、略円錐台形又は略四角錐台形であることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、略三角錐、略円錐又は略四角錐の最深部、すなわち頂点方向に溶融した導光部材の一部を埋め戻すことで、頂点付近に底面が形成される。こうして作製された底面は、底面表面の拡散に加え、埋め戻し前の凹部の側面と埋め戻した底面との間に境界が形成されるため、この境界によっても光の拡散が発生する。そのため、それぞれ三角錐、円錐又は四角錐形の凹部と比較して、より複雑な光の拡散が発生し、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができる。
【0017】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部は、凹部形状に対して反転した形状を有する超音波加工用又は熱加工用の型を前記主面に押圧することにより、主面を溶融して形成されており、前記底面は、主面を溶融した溶融物の一部を前記凹部の最深部に埋め戻すことにより形成されているものであってもよい。前述した溶融痕を超音波加工又は溶融加工によって作製したものである。かかる構成を採用することによって、容易に溶融痕による底面を作製することができる。
【0018】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部の外周近傍には、主面より盛り上がった突出部を有するものであってもよい。かかる構成を採用することによって、この突出部によっても乱反射が発生し、複雑な光の拡散や屈折が発生し、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができる。
【0019】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記凹部は、凹部形状に対して反転した形状を有する超音波加工用又は熱加工用のプレス型を前記主面に押圧することにより、主面を溶融して形成されており、前記底面は、主面を溶融した溶融物の一部を前記凹部の最深部に埋め戻すことにより形成されており、前記突出部は、前記溶融物の一部を前記凹部の周囲に押し出すことにより形成されていることを特徴とするものであってもよい。すなわち、底面は、超音波加工又は溶融加工によって溶融した溶融物の一部をそのまま利用して埋め戻すことによって作製し、突出部も同様に超音波加工又は溶融加工によって溶融した溶融物の一部をそのまま利用して作製したものである。かかる構成を採用することによって、容易に、溶融物による埋め戻しによる底面と溶融物による突出部を作製することができる。
【0020】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記突出部は、内側に複数の亀裂を有するものであることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、亀裂によって複雑な拡散及び反射を発生させることができ、凹部周囲の比較的広い領域の輝度を確保することができる。
【0021】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記突出部は、内部に気泡を有することを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、気泡によって複雑な拡散及び反射を発生させることができ、凹部周囲の比較的広い領域の輝度を確保することができる。
【0022】
さらに、本発明にかかる導光部材において、前記拡散面及び前記突出部は、射出成形用型により成形されたものであることを特徴とするものであってもよい。射出成形用型により作製することで、1回の成形で導光部材のすべての凹部を同時に作製することができる。
【0023】
さらに、上述した導光部材を作製する導光部材成形用型としては、プレス又は射出成形用の導光部材成形用型において、前記凹部の凹部形状に対して反転した形成された凸部が複数形成されていることを特徴とする。また、この際に、前記凸部は、型表面に螺合部材が取り付けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、突出部の形状を所望の任意の形状に成形することができる。そのため、突出部の大きさや形状を変化させることにより、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができ、凹部周囲の比較的広い領域で光の輝度を変化させたり、光の輝度を確保できる凹部周囲の比較的広い領域を変更することができる。
【0024】
また、本発明にかかる前述した導光部材を作製する方法は、
(1)前記凹部の形状に対して反転した形状を有する超音波加工用型を導光部材の主面に押圧して主面を溶融することにより前記凹部形状を作製する凹部作製工程
(2)前記超音波加工用の型の先端に溶融物が流れ込むことによって一部を埋め戻し、埋め戻された溶融物が硬化して底面を形成した後に、前記超音波加工用の型を引き上げることにより底面を形成する底面形成工程
から成ることを特徴とする。
かかる構成を採用することによって、超音波加工装置を利用して底面を有する導光部材を作製することができる。
【0025】
さらに、本発明にかかる導光部材を作製する方法において、底面を形成すると同時に、溶融物を凹部の周囲に押し出すことにより突出部を形成する工程を含むものであってもよい。かかる構成を採用することによって、超音波加工装置を利用して底面と、突出部を有する導光部材とを作製することができる。
【発明の効果】
【0026】
本発明の導光部材によれば、導光部材に溶融痕を底面又は側面に有する溝状又はドット状の凹部が形成されているため、凹部の周囲の広い領域で光の輝度を確保し、主面から均一な照度の光を出射することができる導光部材を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明にかかる導光部材20の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。また、本明細書において、「凹部側面」とは、底面以外の凹部の側面を指す。具体的には、例えば
図2における27の領域をいう。
【0029】
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる導光部材20について、
図1及び
図2に沿って詳細に説明する。
図1は、第1実施形態にかかる導光部材20を示す斜視図及び一部拡大斜視図である。
図2は、導光部材20に形成された凹部26を示す断面図である。
【0030】
第1実施形態にかかる導光部材20は、光が内部を透過可能な透明な樹脂によって板状に形成されており、
図1に示すように、光の出射面側の主面25aに対して反対側の主面25bにドット状の凹部26が形成されている。従って、側面21から入射された光はこのドット状の凹部26で拡散されて、主として出射面側の主面25aから出射する。導光部材20の素材としては、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン等の種々の透明な高分子素材を用いることができる。光の透過性を有する素材であれば、半透明であってもよいし、有色であってもよい。また、導光部材20は、可視光を拡散可能な微粒子状の拡散剤を添加してもよい。板状の導光部材20を使用する場合、導光部材20の厚さは、特に限定するものではないが、3.0mm〜10.0mm程度のものを使用するとよい。第1実施形態においては、8.0mmの厚さの高透過性を有するメタクリル樹脂を使用している。
【0031】
ドット状の凹部26は、例えば、
図1の一部拡大斜視図及び
図2に示すように、四角錐状の凹部26の最も深い位置である四角錐の頂点に凹凸面又は粗面からなる底面24が形成され、この底面24が拡散面をなす略四角錐台形に形成される。底面24は、凹部側面27とは明らかに異なる表面形態をしている。例えば、凹部側面27は滑面に形成されており、底面24は凹凸面又は粗面に形成されている。このように底面24を凹部側面27と異なる凹凸面又は粗面に形成することで、底面24を通過する光が四角錐の凹部側面27とは異なる拡散状態を呈し、全体として光が複雑に拡散されて均一な照度を有する主面25aを形成することができる。勿論、底面24及び凹部側面27のいずれも粗面に形成することを排除するものではないが、それぞれの粗面の形態は異なるものとすることが好ましい。凹部26の底面24の面積Bは、凹部26の凹部側面27による光の拡散を阻害しない程度の大きさであることが望ましい。そのため、あくまで光の拡散機能を向上させる程度のものとして底面24の面積Bは、導光部材20の主面25bにおける開口部の面積Cに対して、1/5以下であることが好ましい。より好ましくは、1/10〜1/5であるとよい。なお、個々のドット状の凹部26の大きさは、同じであっても異なっていても良い。例えば、光源から遠ざかるにつれて、四角錐型のドット状の凹部26の各辺を徐々に長くしたり、四角錐台型のドット状の凹部26の深さを徐々に深くしたりしても良い。こうすれば、光源から近く光が強い位置では拡散される光量が小さくなり、光源から遠ざかるにつれて拡散される光量が大きくなるため、主面25aから出射する光の光量を均等に近づけることができる。本実施形態ではドット状の凹部26の各辺の長さが約0.6mm、深さが約0.4mmであり、隣り合う四角錐型のドット状の凹部26間のピッチが2.0mmに形成されている。しかし、凹部26の大きさは限定するものではなく、適宜好適なサイズを選択することができる。好ましくは、四角錐型のドット状の凹部26の各辺の長さは、0.2mm〜1.5mmで選択するとよい。また、四角錐型のドット状の凹部26の深さは、0.4mm〜0.8mmで選択するとよい。また、隣り合う四角錐台型のドット状の凹部26間のピッチについても特に限定するものではない。好ましくは、1.5mm〜8.0mmのピッチの間から適宜選択するとよい。さらに、好ましくは、1.5mm〜3.0mmのピッチに作製するとよい。
【0032】
こうして作製された導光部材20によれば、凹部26が四角錐の形態の導光部材20又は凹部26が四角錐台であって底面24も凹部側面27と同様の滑面で形成されている導光部材20と比較して、光が底面24で複雑に拡散されるので、均一な照度を有する主面25aを有する導光部材20とすることができる。
【0033】
なお、ドット状の凹部26の形状としては、
図1に示す四角錐台形に限定するものではなく、種々の形状を選択することができる。例えば、
図3に示すように、凹部26の底部に底面を有する三角錐台形(
図3A)、六角錐台形(図示しない)等の角錐台形、円錐台形(
図3B)半球状(
図3C)の凹部26の最深部に底面24を設けた形状等を選択することができる。また、
図3Dに示すように、主面における開口の形状(台形)と底面の形状(正方形)のように形状が異なっていても良い。勿論、これに限定されるものではなく、凹形状を有するものであれば、種々の形態の凹部26を選択することができる。
【0034】
(第2実施形態)
第2実施形態にかかる導光部材20について、
図4Aに沿って詳細に説明する。
図4Aは、第2実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
【0035】
第2実施形態にかかる導光部材20は、凹部26の底面24を溶融痕27bで形成したものである。すなわち、はじめから錐台形の凹部26を作製するのではなく、一旦錐形を作製した後に、溶融した樹脂によって底面24を形成したものである。例えば、四角錐台形の凹部26であれば、まず、四角錐の凹部26を形成し、樹脂の溶融物を底部に流し込むことによって、溶融痕27bによる底面24を形成して略四角錐台形の凹部26を形成する。その他の構成は、第1実施形態と同様である。また第1実施形態と同様に、凹部26の底部に底面24を有する三角錐台形、六角錐台形等の角錐台形、円錐台形、半球状の凹部26の最深部に底面24を設けた形状等を選択することができる。
【0036】
底面24を溶融痕27bとすることで、底面24の形態は、自然な流れによって凹凸面又は粗面とされるため、人工的には作製することが難しい複雑な凹凸又は粗面が形成される。また、複数の凹部26の底面24をすべて異なる形態の凹凸又は粗面で作製することができるため、より複雑な光の拡散を呈することができ、均一な照度を有する主面25aを有する導光部材20とすることができる。
【0037】
(第3実施形態)
第3実施形態にかかる導光部材20について、
図4Bに沿って詳細に説明する。
図4Bは、第3実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
【0038】
第3実施形態にかかる導光部材20は、凹部26の凹部側面27にも凹凸面を形成したものである。第3実施形態にかかる凹部26は、
図4Bに示すように、凹部側面27に同心四角形の階段状の凹凸が形成されている。このように凹部26の凹部側面27を凹凸に形成することで、凹部側面27においても光を複雑に拡散させることができる。このため、凹部側面27も、より複雑な光の拡散を呈することができ、均一な照度を有する主面25aを有する導光部材20とすることができる。また、凹部側面27の凹凸形状を変更させることにより、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができ、凹部26周囲の比較的広い領域で光の輝度を変化させたり、光の輝度を確保できる凹部26周囲の比較的広い領域の大きさを変更することができる。
【0039】
なお、第3実施形態においては、凹凸の形態として階段状の凹凸としたが、凹凸の形態はこれに限定するものではなく、凹凸に形成されていれば、その形態はいかなる形態のものであってもよい。例えば、シボ状や梨地状の凹凸であってもよい。また、格子状に凹凸を形成したり、円形の凹凸を複数表面に形成したりしてもよい。この凹凸の形態を選択することによって、異なる印象の光を導出させることができる。また、これらの凹凸を組み合わせて使用してもよい。例えば、比較的大きな格子状凹凸又は円形の凹凸を形成し、これら個々の凹凸の表面にさらに細かいシボや梨地を形成するといった具合である。このように、大きな凹凸と梨地のような細かい凹凸を組み合わせて使用すれば、それぞれの凹凸によって光が拡散するため、より複雑な拡散を発生させることができる。勿論、凹凸の形状は限定するものではないし、凹凸の大小、形態にかかわらずいかなる凹凸を組み合わせてもかまわない。
【0040】
また、この第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と組み合わせた凹部26としてもよい。すなわち、凹部26は、三角錐台形、六角錐台形等の角錐台形、円錐台形、半球状等の形態であってもよいし、また、底面24は、溶融痕で作製せず、直接型で作製してもよい。
【0041】
(第4実施形態)
第4施形態にかかる導光部材20について、
図5Aに沿って詳細に説明する。
図5Aは、第4実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
図5Bは第4実施形態にかかる導光部材20の凹部26の1例を示す写真である。
【0042】
第4実施形態にかかる凹部26は、第1実施形態にかかる凹部26に対して、さらに凹部26の外周近傍に主面25bの表面より盛り上がった突出部28を有する点が異なる。凹部26の外周に盛り上がった突出部28を形成することによって、突出部28に進行した光が複雑に拡散して、凹部26の外周が平面で形成された場合と比較して異なる拡散状態を呈するものとすることができる。凹部26の突出部28の幅Fは、限定するものではないが、好ましくは四角錐の凹部26の辺の長さの1/5以上1/2以下に形成するとよい。これにより、凹部26の周囲による拡散の効果を得ることができる。また、突出部28の厚さは、好ましくは最も厚いところで、50μm以上200μm以下に形成するとよい。
【0043】
こうして作製された導光部材20は、底面24による拡散及び凹部側面27と埋め戻した底面24との境界面による拡散に加え、突出部28によっても乱反射が発生し、複雑な光の拡散や屈折が発生し、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができる。
【0044】
なお、凹部26は、凹部26の全周に渡って同様の突出部断面を有するように設けても良いし、
図5Bに示すように、凹部26の開口の四角の各辺に形成される突出部28の略中央が盛り上がるように形成してもよい(
図5BのGの部分)。この盛り上がった部分から四角錐の隣り合う各辺の間を流れた溶融物を硬化させて、凹部側面27の一部が盛り上がるように溶融痕(
図5BのHの部分)が設けてもよい。このように作製することで、四角錐のそれぞれの凹部側面27においてさらに複雑な光の屈折・拡散を発生させることができる。
【0045】
また、この第4実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態と組み合わせた凹部26としてもよい。すなわち、凹部26の形態は限定するものではなく、また、底面24は、溶融痕で作製せず、直接型で作製したり、凹部側面27を凹凸面に形成したりしてもよい。
【0046】
(第5実施形態)
第5施形態にかかる導光部材20について、
図6に沿って詳細に説明する。
図6Aは、第5実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
図6Bは、第5実施形態にかかる導光部材20の凹部26の1例を示す写真である。
【0047】
第5実施形態にかかる凹部26は、凹部26の外周近傍に主面25bの表面より盛り上がった突出部28を有し、この突出部28に亀裂が多数形成されている。多数の亀裂を突出部28に形成することで、より複雑な光の屈折、拡散を発生させることができる。
【0048】
また、この第5実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態と組み合わせた凹部26としてもよい。すなわち、凹部26の形態は限定するものではなく、底面24は、溶融痕で作製せず、直接型で作製したり、凹部側面27を凹凸面に形成したりしてもよい。
【0049】
(第6実施形態)
第6施形態にかかる導光部材20について、
図7及び
図8に沿って詳細に説明する。
図7は、第6実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
図8は、第6実施形態にかかる導光部材20の凹部26の1例を示す写真である。
図8Aは、主面25bにピントを合わせた写真であり、
図8Bは、底面24にピントを合わせた写真である。なお、
図8の写真は、凹部が形成されている側の主面25bの側から撮影した写真である。
【0050】
第6実施形態にかかる導光部材20の凹部26は、周囲に形成する突出部28の内側に気泡29を形成したものである。気泡29は、突出部28を形成する際に、空気を巻き込むように突出部28を作製することで、突出部28内に空気が取り残されて状態となっている。気泡が作製された突出部28を有する凹部26は、さらに複雑な光の屈折、拡散を発生させることができる。
【0051】
また、この第6実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態と組み合わせた凹部26としてもよい。すなわち、凹部26の形態は限定するものではなく、底面24は、溶融痕で作製せず、直接型で作製したり、凹部側面27を凹凸面に形成したりしてもよい。
(第7実施形態)
第7施形態にかかる導光部材20について、
図9に沿って詳細に説明する。
図9は、第7実施形態にかかる導光部材20の凹部26を示す拡大断面図である。
【0052】
第7実施形態にかかる導光部材20の凹部26は、第7実施形態にかかる導光部材20の凹部26は、
図9に示すように、ドット状の凹部26ではなく、溝状の凹部26で形成されている。溝状の凹部26は、全体的に断面が略三角形に形成された複数の長尺の溝からなるものであり、溝の最深部(頂点)に底面24を有する。溝の凹部26の断面は、溝の凹部側面27に対して異なる勾配を有する底面24によって略台形に形成される。この溝の底面24の表面も上述と同様に凹凸面又は粗面に形成するとよい。こうすることで、同様に、底面24を通過する光は、複雑に拡散されて溝状の凹部側面27とは異なる拡散状態を呈することになる。
【0053】
次に、上述した各実施形態にかかる導光部材20の作製方法について詳述する。なお、以下に詳述する導光部材20の作製方法は、例示であり以下に限定されるものではなく、以下の作製方法以外の方法で作製された導光部材20も含むものである。本発明にかかる導光部材20は、主として、熱又は超音波加工によるプレス成形若しくは射出成形によって作製される。
【0054】
(プレス型による作製方法)
はじめに、プレス型による作製方法を説明する。プレス型では、熱プレス又は超音波プレスによって作製可能である。
(第1作製方法)
第1実施形態にかかる導光部材20の作製方法が
図10に示されている。第1実施形態にかかる凹部26を作製するには、まず、
図10に示すように、導光部材20に作製する予定の凹部26(四角錐台形)に対して反転された形状(四角錐台形の凸状の形状)の凸状部71を先端に有する超音波加工用又は熱加工用の導光部材成形用型70を準備する。なお、
図10においては、凸状部71は1つのみ記載しているが、複数形成されていてもよい。四角錐台形の先端面71aは、凹凸面又は粗面に形成される。凹凸面や粗面に形成する方法は、例えば、先端面71aにサンドブラスト処理をするといった方法等が考えられるが、特に限定するものではない。導光部材成形用型70は、超音波加工用の場合においては、冷却用空気を吹き付けて導光部材成形用型70に冷却する空気噴出用の空冷用ノズル75を周囲に配置してもよい。かかる構成を採用することによって、導光部材成形用型70は、空冷用ノズル75によって常時冷却される。なお、空冷用ノズル75は、
図10Aにのみ図示し、その他の図面では省略する。次に、
図10Bに示すように、導光部材20に導光部材成形用型70を押圧しつつ超音波を印加するか又は熱を与えることで、導光部材20を溶融しつつ四角錐台の凸状部71が押し込まれ、導光部材20に凹部側面27を有する凹部26が形成される。
【0055】
上述した第1作製方法に使用される導光部材成形用型70の凸状部71の形態をそれぞれ三角錐台形、六角錐台形等の角錐台形、円錐台形半球状の凹部26の最深部に底面24を設けた形状に対して反転された凸状部71を使用することで、同様の作製方法にて、それぞれの形態の凹部26を作製することができる。
【0056】
(第2作製方法)
第2実施形態にかかる導光部材20の作製方法が
図11及び
図12に示されている。第2実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製する方法としては、凹部26を設ける部位を溶融し、溶融した溶融物27aの一部を凹部26に埋め戻すことにより形成される。具体的には、まず、
図11Aに示すように、底面を有する前の凹部26(四角錐形)に対して反転した形状(四角錐型の凸状の形状)を有する導光部材成形用型70を準備する。次に、
図11Bに示すように、導光部材20に導光部材成形用型70を押圧しつつ超音波を印加するか又は熱を与えることで、導光部材20を溶融しつつ四角錐の凸状部71が押し込まれ、導光部材20に凹部側面27を有する凹部26が形成される。そして、
図11Cに示すように、所定の位置まで押し込んだ状態で一定時間停止するか、若しくは、押圧時間をわずかに長くすることで凹部側面27は溶融し、溶融物27aが形成される。溶融物27aは、流動性を有しているので凹部側面27を流れ、最深部に流れ込んでいく。そして、
図12Aに示すように、最深部に流れ込んだ溶融物27aは最深部に流れこみ、溶融物27aが硬化し、溶融痕27bで形成された底面24が形成される。溶融痕は、自然冷却であってもよいし、冷却用ノズルがある場合には冷却ノズルによって冷却された型によって冷却してもよい。その後、導光部材20から導光部材成形用型70を離型することで、
図12Bに示すように、溶融した溶融物27aの一部が最深部(四角錐の頂点)に埋め戻された状態で溶融痕27bとなり、この溶融痕27bによって底面24が形成される。このように底面24を作製することで、底面24を形成する溶融痕27bと四角錐の凹部26の内面との間に境界27cが形成されるため、この境界27cによってさらに複雑な光の拡散、反射及び屈折が発生し、より拡散した光が主面25aから出射する。よって、より均一な照度で発光する主面25aを有する導光部材20を提供することができる。なお、この際に、
図12Cに示すように凹部側面27を流れる状態の溶融物27aを冷却して側面にも一部溶融痕27bが残るように形成してもよい。
【0057】
以上のように作製された導光部材20は、溶融痕27bで形成された底面24は、それぞれ溶融物の自然な流れで形成されるので、底面24の形状がすべて微妙に異なることになる。そのため、すべての凹部26に対する光の拡散、反射及び屈折状態が異なるものになる。よって、底面24を有しないドット状又は溝状の凹部26が形成された導光部材20と比較して、凹部26の底面24によって複雑に拡散された光を出射することができ、より均一な照度で発光する主面25aを有する導光部材20を提供することができる。
【0058】
(第3作製方法)
第3実施形態にかかる導光部材20の作製方法が
図13に示されている。
図13は、第3実施形態にかかる導光部材20に形成されたドット状の凹部26及び凹部26を作製する導光部材成形用型70を示す図である。第4実施形態にかかる凹部26は、凹部側面27が意図的に凹凸面に形成されている。
【0059】
第4実施形態にかかる凹部26は、
図13に示すように、凹部側面27に同心四角形に階段状の凹凸が形成されている(
図6B参照:第3実施形態を示す
図6Bも同心四角形に階段状の凹凸が示されている)。凹部側面27に凹凸を形成するためには、予め所望の凹凸に対して反転された同心四角形に階段状の凹凸が施された凸状部71を有する導光部材成形用型70を使用することで作製することができる。実際には、導光部材成形用型70の凸状部71の形状よりもゆるやかな凹凸となる場合がある。これは、凹部側面27において溶融物が形成された後、溶融物が底部に流れて底面を形成する際に、凹部側面27の凹凸に溶融物がたまった状態で硬化する場合があるからである。このように凹部26の凹部側面27を凹凸に形成することで、凹部側面27においても光が複雑に拡散するため、凹部側面27の凹凸形状を変更させることにより、異なる印象の光を導出させたり、出射面からの光の出射効率を向上させたりすることができ、凹部26周囲の比較的広い領域で光の輝度を変化させたり、光の輝度を確保できる凹部26周囲の比較的広い領域を変更することができる。
【0060】
(第4作製方法)
第4実施形態にかかる導光部材20の作製方法が
図14に示されている。
図14は、導光部材20の凹部26を形成する工程を示す模式図である。
【0061】
かかる凹部26は、以下の方法によって作製される。まず、
図14(A)に示すように、四角錐型の凸状に形成された導光部材成形用型70を準備し、
図14(B)に示すように、熱加工又は超音波加工により、導光部材成形用型70を押圧することにより導光部材20の主面25bに四角錐型の凹部26を形成する。そして、
図14(C)に示すように、凹部26の内面に溶融物27aを形成する。この状態から導光部材成形用型70をさらに押し込んでいくと、凹部26の外周近傍に溶融物27aの一部が押し出されても盛り上がった突出部28が形成される。また、溶融物27aの一部は凹部26の最深部へ流れ込む。この状態で溶融物27aを硬化させる。そして、導光部材成形用型70を離型することにより、
図14(D)に示すように、残りの溶融物27aが凹部26の最深部、すなわち四角錐の頂点で硬化される。そして、最終的に溶融物27aの一部が凹部26の周囲に突出部28を形成し、残りが凹部26の最深部に流れ込んだ状態で硬化して埋め戻された状態の底面24が形成された凹部26が形成される。
【0062】
かかる作製方法において、導光部材20の凹部26は、突出部28を作製した後、突出部28に亀裂を多数形成することによって、第5実施形態にかかる導光部材の凹部26を作製することができる。亀裂を多数発生させるには、突出部28が作製された導光部材20の主面に板等を押圧し、突出部28を軽く押し潰すことで作製することができる。また、第3実施形態における突出部28の作製方法において、突出部28を作製した後に、さらに導光部材成形用型70を押圧することによっても亀裂を作製することができる。多数の亀裂を突出部28に形成することで、より複雑な光の屈折、拡散を発生させることができる。
【0063】
さらに、周囲に形成する突出部28の内側に気泡29を形成することで第6実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製することができる。気泡29は、突出部28を形成する際に、空気を巻き込むように突出部28を作製することで、突出部28内に空気が取り残されることで作製される。気泡が作製された突出部28を有する凹部26は、さらに複雑な光の屈折、拡散を発生させることができる。
【0064】
(第5作製方法)
第4実施形態にかかる導光部材20のさらに別の作製方法が
図15に示されている。
図15は、導光部材20の凹部26を形成する工程を示す模式図である。
【0065】
第5作製方法にかかる凹部26の作製方法は、突出部28を作製する際に、第4作製方法においては溶融物の自然な流れにまかせて形成したのに対し、第5作製方法にかかる凹部26は、突出部28を所望の形態に成形している点が異なる。
【0066】
第5作製方法にかかる凹部26の作製方法は、
図15に示すように、導光部材成形用型70の凸状部71の周囲に盛り上がった突出部28を成形するため、突出部形成用凹部73が予め形成されている。このように突出部形成用凹部73が作製されている導光部材成形用型70を使用して凹部26を作製すると、溶融物が突出部形成用凹部73に押し出された後、成形されて突出部28を突出部形成用凹部73の形態に成形される。例えば、
図15Aでは、断面が三角形状の突出部28を形成しており、
図15Bでは、向かって左側が断面四角形の突出部28を、右側が断面半円形の突出部28を成形することができる。
【0067】
このように、突出部28の形状を変更することによって、突出部28における光の拡散具合を変更させることができ、凹部26周囲の光の輝度を変化させることができる。
【0068】
(射出成形型による作製方法)
(第6作製方法)
以下、導光部材の作製方法として、射出成形機(図示しない。)によって作製する方法を説明する。射出成形によって導光部材20の各凹部26を作製するには、
図16に示すように、各凹部26の形態に反転された凸状部72が内面74に形成されている射出成形用の導光部材成形用型70によって形成される。
【0069】
射出成形は、基本的に導光部材成形用型70の内面74に反転した形状の導光部材20が作製されるため、所望の凹部26と反転した凸状部72を内面74に形成することで所望の形態の凹部26を作製することができる。例えば、第1実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製するには、
図16aに示す四角錐台形の凸状部72を有する導光部材成形用型70を使用すればよい。第2実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製するには、
図16aの凸状部72に代えて
図16bに示す四角錐の凸状部72を有する導光部材成形用型70で導光部材20を成形した後、凹部26に溶融物を流し込むことで作製することができる。第3実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製するには、
図16aの凸状部72に代えて
図16cに示すように同心四角形に階段状の凹凸が施された凸状部72を有する導光部材成形用型70で導光部材20を成形することで作製することができる。第4実施形態にかかる導光部材20の凹部26を作製するには、
図16aの凸状部72に代えて
図16dに示すように、突出部形成用凹部73が形成されている導光部材成形用型70で導光部材20を成形することで作製することができる。
【0070】
(第7作製方法)
第4実施形態〜第6実施形態にかかる導光部材20の射出成形による別の作製方法に使用される導光部材成形用型70が
図17に示されている。
【0071】
この射出成形に使用される導光部材成形用型70は、
図17aに示すように、導光部材成形用型70の内面74に、四角錐台の形態の頭部76aを有する押込部材76が複数取り付けられている。かかる押込部材76を取り付けた導光部材成形用型70で射出成形することによって、押込部材76の頭部76aが反転された四角錐台形の凹部が形成された導光部材が作製される。この押込部材76は、例えば
図17bに示すように、頭76aの形態の異なる押込部材76に変更することで、種々の形態の凹部を作製することができる。
【0072】
また、突出部を作製するには、
図17cに示すように、導光部材成形用型70の押込部材76の周囲を一段低く形成しておくことによって、突出部28を成形することができる。また、
図17dに示すように、突出部28が凹部の周囲に形成されるように、押込部材76の頭部76aの周囲に突出部形成用凹部73を形成することで同様に突出部を作製することができる。
【0073】
以上第1作製方法から第7作製方法によって作製された各実施形態にかかる導光部材20は、例えば、
図18に示すように、光源11を有する基板12が取り付けられた保持部材14に、導光部材20と、導光部材20の背面に配置される反射板30と、を取り付けた後、出射する主面25a側に表示板40を設けることによって、表示装置100として使用することができる。
【0074】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
【0075】
例えば、上述した実施の形態では、導光部材20としては、板からなる導光部材20を用いて説明したが、平面板に限定するものではなく、曲面板であってもよいし、立方体等の塊状部材であってもよい。
【0076】
また、上述した実施形態では、凹部26が一方の主面25bにのみ形成されている導光部材20を説明したが、両側の主面25a、25bに凹部26が形成されていてもよい。この際に、一方の主面には四角錐台形の凹部26を形成し、他方の主面には、三角錐台形の凹部26のように両面の凹部26の形態は異なるものではあってもよい。