特許第6392321号(P6392321)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6392321スマートテレビの遠隔制御方法及び関連装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6392321
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】スマートテレビの遠隔制御方法及び関連装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/472 20110101AFI20180910BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20180910BHJP
   H04N 5/44 20110101ALI20180910BHJP
   H04N 21/6332 20110101ALI20180910BHJP
   H04Q 9/00 20060101ALI20180910BHJP
【FI】
   H04N21/472
   H04M11/00 301
   H04N5/44 003
   H04N21/6332
   H04Q9/00 301E
【請求項の数】13
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2016-508007(P2016-508007)
(86)(22)【出願日】2014年11月14日
(65)【公表番号】特表2016-521053(P2016-521053A)
(43)【公表日】2016年7月14日
(86)【国際出願番号】CN2014091194
(87)【国際公開番号】WO2015139468
(87)【国際公開日】20150924
【審査請求日】2015年3月6日
【審判番号】不服2017-6688(P2017-6688/J1)
【審判請求日】2017年5月10日
(31)【優先権主張番号】201410105560.3
(32)【優先日】2014年3月20日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513309030
【氏名又は名称】シャオミ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】特許業務法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】リウ,フアドン
(72)【発明者】
【氏名】ツァン,ジュン
(72)【発明者】
【氏名】ル,イ
【合議体】
【審判長】 鳥居 稔
【審判官】 小池 正彦
【審判官】 清水 正一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−288892(JP,A)
【文献】 国際公開第2007/105460(WO,A1)
【文献】 特開2013−243599(JP,A)
【文献】 特開2013−138279(JP,A)
【文献】 特開2013−225897(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバによるスマートテレビの遠隔制御方法であって、
前記サーバが、ユーザによってカスタマイズされる、再生時刻と再生時間と再生ソースとを含む再生タスクを取得するステップと、
前記サーバが、前記再生タスクに基づいて対応するスマートテレビを決定するステップと、
前記サーバが、前記再生タスクに対応する再生命令を取得するステップと、
前記スマートテレビに前記再生命令を送信するステップであって、前記再生命令が、前記再生ソースに対応するテレビプログラムのソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成されるステップと、を含み、
前記再生タスクに対応する再生命令を取得するステップは、
前記再生タスクにおいて前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理するステップと、
前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するステップとを含むスマートテレビの遠隔制御方法。
【請求項2】
前記再生タスクに対応する再生命令を取得するステップは、
前記再生タスクを起動するための前記ユーザのトリガ操作を受信するステップと、
前記トリガ操作を受信したときに、前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理するステップ、及び前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するステップに代えて実行される、前記トリガ操作に従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するステップと、をさらに含む請求項1に記載のスマートテレビの遠隔制御方法。
【請求項3】
前記スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、
前記再生タスクに対応する前記スマートテレビを決定するステップは、
前記再生タスクが結び付けられるアカウントを取得することであって、各アカウントが1つのホームゲートウェイに対応するステップと、
前記アカウントと前記ホームゲートウェイとの間の所定の対応を問い合わせ、前記再生タスクが結び付けられる前記アカウントに対応する前記ホームゲートウェイを取得するステップと、
前記ホームゲートウェイと接続されるスマートテレビを前記再生タスクに対応する前記スマートテレビとして決定するステップと、を含む請求項1又は2に記載のスマートテレビの遠隔制御方法。
【請求項4】
スマートテレビによる前記スマートテレビの制御方法であって、
前記スマートテレビが、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される、再生時刻と再生時間と再生ソースとを含む再生命令を受信するステップと
前記スマートテレビが、前記再生時刻が過ぎたか否かを決定するステップと、
前記再生時刻が過ぎたとき、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するテレビプログラムのソースファイルを取得するステップと、を含むスマートテレビの制御方法。
【請求項5】
ホームゲートウェイから起動命令を受信し、前記起動命令は、前記サーバから前記再生命令を受信し、前記スマートテレビが待機状態であることが決定されると、前記ホームゲートウェイによって生成されるステップと、
前記起動命令に従って前記スマートテレビを前記待機状態から電源オン状態に切り替えるステップと、を更に含む請求項4に記載のスマートテレビの制御方法。
【請求項6】
ユーザによってカスタマイズされる、再生時刻と再生時間と再生ソースとを含む再生タスクを取得するように構成される第1の取得ユニット、
前記再生タスクに基づいてスマートテレビを決定するように構成される決定ユニット、
前記再生タスクにおける前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理を行うように構成される計時サブユニットと、前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する再生命令を生成するように構成される第2の命令生成サブユニットとを含む第2の取得ユニット、及び
前記スマートテレビに前記再生命令を送信するように構成される送信ユニットであって、前記再生命令は、前記再生ソースに対応するテレビプログラムのソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成される送信ユニットを含むスマートテレビの遠隔制御装置。
【請求項7】
前記第2の取得ユニットは、
前記再生タスクを起動するための前記ユーザのトリガ操作を受信するように構成される受信サブユニット、及び
前記トリガ操作に従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するように構成される第1の命令生成サブユニットを含む請求項6に記載のスマートテレビの遠隔制御装置。
【請求項8】
前記スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、前記決定ユニットは、
前記再生タスクが結び付けられるアカウントを取得するように構成される第1の取得サブユニット、
前記アカウントと前記ホームゲートウェイとの間の所定の対応を問い合わせて前記再生タスクが結び付けられる前記アカウントに対応する前記ホームゲートウェイを取得するように構成される問い合わせサブユニットであって、各アカウントが1つのホームゲートウェイに対応する問い合わせサブユニット、及び
前記ホームゲートウェイに接続されるスマートテレビを、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビとして決定するように構成される第1の決定サブユニットを含む請求項6に記載のスマートテレビの遠隔制御装置。
【請求項9】
スマートテレビに使用される前記スマートテレビの遠隔制御装置であって、
取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記再生命令は、再生時刻と再生時間と再生ソースとを含む第1の受信ユニットと、
前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される取得ユニットと、
前記ソースファイルを再生するように構成される再生制御ユニットと、
前記再生時刻が過ぎたか否かを決定するように構成される決定ユニットと、を含み、
前記取得ユニットは、前記再生時刻が過ぎると、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するテレビプログラムの前記ソースファイルを取得する遠隔制御装置。
【請求項10】
ホームゲートウェイから起動命令を受信するように構成される第2の受信ユニットであって、前記起動命令は、前記サーバから前記再生命令を受信し、前記スマートテレビが待機状態であることを決定すると、前記ホームゲートウェイによって生成される第2の受信ユニット、及び
前記起動命令に従って前記スマートテレビを前記待機状態から電源オン状態に切り替えるように構成される状態切替ユニットを更に含む請求項9に記載の遠隔制御装置。
【請求項11】
プロセッサ、及び
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを含むサーバであって、
前記プロセッサは、
ユーザによってカスタマイズされる再生タスクであって、再生時刻と再生時間と再生ソースとを含む再生タスクを取得し、
前記再生タスクに基づいて対応するスマートテレビを決定し、
前記再生タスクにおいて前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理し、
前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する再生命令を生成し、
前記再生タスクに対応する再生命令を取得し、前記スマートテレビに前記再生命令を送信するように構成されるプロセッサであって、前記再生命令は、前記再生ソースに対応するテレビプログラムのソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成されるサーバ。
【請求項12】
請求項1から3のいずれか1項に記載のスマートテレビの遠隔制御方法又は請求項4若しくは5に記載のスマートテレビの制御方法を、コンピュータでの実行を可能にする、コンピュータプログラム。
【請求項13】
請求項12に記載のコンピュータプログラムを含む、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、遠隔制御技術に関し、より具体的には、スマートテレビの遠隔制御方法及び関連装置に関する。
【0002】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2014年3月20日に中国知識産権局に提出された中国特許出願第201410105560.3号の優先権及び利益を主張するものであり、その全内容は参照によって本書に援用される。
【背景技術】
【0003】
通信技術の発展と共に、スマートテレビが普及してきた。従来のラジオ及びテレビと比較して、スマートテレビは、操作及びコンテンツにおいて多くの大きな変化を有する。
【0004】
ユーザは、サーバにおいて再生すべきプラグラムを検索及び選択し、更に、そのプログラムを再生するようにスマートテレビを制御することができる。しかし、従来のラジオ及びテレビに慣れている高齢者にとって、スマートテレビの複雑な操作(検索、選択、及び再生等)に慣れるのは困難である。高齢者は、スマートテレビを操作して、自身の興味のあるプログラムを再生する方法が分からない場合が多い。従って、所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを遠隔的に操作する方法が必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
関連技術における課題を克服するために、スマートテレビの遠隔制御方法及び装置が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の実施形態は、以下の技術的な課題解決方法を提供する。
【0007】
本開示の実施形態の第1の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御方法が提供され、本方法は、ユーザによってカスタマイズされる、少なくとも再生ソースを含む再生タスクを取得すること、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビを決定すること、及び前記再生タスクに対応する再生命令を取得し、前記スマートテレビに前記再生命令を送信することであって、前記再生命令が、前記再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成されることを含む。
【0008】
第1の態様に関して、第1の態様の第1の考え得る実施形態では、前記再生タスクに対応する再生命令を取得することは、前記再生タスクを起動するための前記ユーザのトリガ操作を受信することと、前記トリガ操作に従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成することとを含む。
【0009】
第1の態様に関して、第1の態様の第2の考え得る実施形態では、再生時刻と前記再生ソースとを含む前記再生タスクに対応する再生命令を取得することは、前記再生タスクにおいて前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理を行うこと、及び前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成することを含む。
【0010】
第1の態様に関して、第1の態様の第3の考え得る実施形態では、前記スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビを決定することは、前記再生タスクが結び付けられるアカウントを取得することであって、各アカウントが1つのホームゲートウェイに対応すること、前記アカウントと前記ホームゲートウェイとの間の所定の対応を問い合わせ、前記再生タスクが結び付けられる前記アカウントに対応する前記ホームゲートウェイを取得すること、及び前記ホームゲートウェイと接続されるスマートテレビを前記再生タスクに対応する前記スマートテレビとして決定することを含む。
【0011】
本開示の実施形態の第2の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御方法が提供され、本方法は、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信することにおいて、前記再生命令が再生ソースを含むこと、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するソースファイルを取得すること、及び前記ソースファイルを再生することを含む。
【0012】
第2の態様に関して、第2の態様の第1の考え得る実施形態では、本方法は、ホームゲートウェイから起動命令を受信することであって、前記起動命令は、前記サーバから前記再生命令を受信し、前記スマートテレビが待機状態であることが決定されると、前記ホームゲートウェイによって生成されること、及び前記起動命令に従って前記スマートテレビを前記待機状態から電源オン状態に切り替えることを更に含む。
【0013】
第2の態様、又は第2の態様の第1の考え得る実施形態に関して、第2の態様の第2の考え得る実施形態では、前記再生命令は、再生時刻と、前記再生ソースとを含み、本方法は、前記再生時刻が過ぎたか否かを決定すること、前記再生時刻が過ぎれば、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応する前記ソースファイルを取得するステップを実行することを更に含む。
【0014】
本開示の実施形態の第3の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御方法が提供され、本方法は、サーバから再生命令を受信すること、前記スマートテレビが電源オン状態であるか待機状態であるかを決定すること、前記スマートテレビが前記待機状態であれば、前記スマートテレビに起動命令を送信することであって、前記起動命令は、前記待機状態から前記電源オン状態に切り替わるように前記スマートテレビを制御するように構成されること、及び再生時刻と再生ソースを含む前記再生命令を前記スマートテレビに伝送することを含む。
【0015】
本開示の実施形態の第4の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御装置が提供され、本装置は、ユーザによってカスタマイズされる再生タスクを取得するように構成される第1の取得ユニットであって、前記再生タスクが、少なくとも再生ソースを含む第1の取得ユニット、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビを決定するように構成される決定ユニット、前記再生タスクに対応する再生命令を取得するように構成され第2の取得ユニット、及び前記スマートテレビに前記再生命令を送信するように構成される送信ユニットであって、前記再生命令は、前記再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成される送信ユニットを含む。
【0016】
第4の態様に関して、第4の態様の第1の考え得る実施形態では、前記第2の取得ユニットは、前記再生タスクを起動するための前記ユーザのトリガ操作を受信するように構成される受信サブユニット、及び前記トリガ操作に従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するように構成される第1の命令生成サブユニットを含む。
【0017】
第4の態様に関して、第4の態様の第2の考え得る実施形態では、前記再生タスクは、再生時刻と前記再生ソースとを含み、前記第2の取得ユニットは、前記再生タスクにおける前記再生時刻に従って前記再生タスクに対してタイミング管理を行うように構成される計時サブユニットと、前記再生時刻が過ぎると、前記再生タスクに従って前記再生タスクに対応する前記再生命令を生成するように構成される第2の命令生成サブユニットを含む。
【0018】
第4の態様に関して、第4の態様の第3の考え得る実施形態では、前記スマートテレビは、ホームゲートウェイを介して前記サーバに接続され、前記決定ユニットは、前記再生タスクが結び付けられるアカウントを取得するように構成される第1の取得サブユニット、前記アカウントと前記ホームゲートウェイとの間の所定の対応を問い合わせて前記再生タスクが結び付けられる前記アカウントに対応する前記ホームゲートウェイを取得するように構成される問い合わせサブユニットであって、各アカウントが1つのホームゲートウェイに対応する問い合わせサブユニット、及び、前記ホームゲートウェイに接続されるスマートテレビを、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビとして決定するように構成される第1の決定サブユニットを含む。
【0019】
本開示の実施形態の第5の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御装置が提供され、本装置は、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信するように構成される第1の受信ユニットであって、前記再生命令は、再生ソースを含む第1の受信ユニット、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される取得ユニット、及び前記ソースファイルを再生するように構成される再生制御ユニットを含む。
【0020】
第5の態様に関して、第5の態様の第1の考え得る実施形態では、ホームゲートウェイから起動命令を受信するように構成される第2の受信ユニットであって、前記起動命令は、前記サーバから前記再生命令を受信し、前記スマートテレビが待機状態であることを決定すると、前記ホームゲートウェイによって生成される第2の受信ユニット、及び前記起動命令に従って前記スマートテレビを前記待機状態から電源オン状態に切り替えるように構成される状態切替ユニットを更に含む。
【0021】
第5の態様、又は第5の態様の第1の考え得る実施形態に関して、第5の態様の第2の実施形態では、本装置は、前記再生時刻が過ぎたか否かを決定するように構成される決定ユニットを更に含み、前記取得ユニットは、前記再生時刻が過ぎると、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応する前記ソースファイルを取得するように構成される。
【0022】
本開示の実施形態の第6の態様によれば、スマートテレビの遠隔制御装置が提供され、本装置は、サーバから再生命令を受信するように構成される受信ユニット、前記スマートテレビが電源オン状態にあるか又は待機状態にあるかを決定するように構成される決定ユニット、前記スマートテレビが前記待機状態であれば、前記スマートテレビに起動命令を送信するように構成される第1の送信ユニットであって、前記起動命令は、前記待機状態から前記電源オン状態に切り替わるように前記スマートテレビを制御するように構成される第1の送信ユニット、及び前記スマートテレビに前記再生命令を伝送するように構成される第2の送信ユニットであって、前記再生命令は、再生時刻と、再生ソースとを含む。
【0023】
本開示の実施形態の第7の態様によれば、サーバが提供され、本装置は、プロセッサ、及び前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを含み、前記プロセッサは、ユーザによってカスタマイズされる再生タスクであって、少なくとも再生ソースを含む再生タスクを取得し、前記再生タスクに対応する前記スマートテレビを決定し、前記再生タスクに対応する再生命令を取得し、前記再生命令を前記スマートテレビに送信するように構成され、前記再生命令は、前記再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つ前記ソースファイルを再生するように前記スマートテレビを制御するように構成される。
【0024】
本開示の実施形態の第8の態様によれば、端末装置が提供され、本装置は、プロセッサ、及び前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを含み、前記プロセッサは、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される、再生ソースを含む再生命令を受信し、前記再生命令に従って前記再生ソースに対応するソースファイルを取得し、前記ソースファイルを再生するように構成される。
【0025】
本開示の実施形態の第9の態様によれば、端末装置が提供され、本装置は、プロセッサ、及び前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを含み、前記プロセッサは、サーバから再生命令を受信し、前記スマートテレビが電源オン状態であるか又は待機状態であるかを決定し、前記スマートテレビが前記待機状態であれば、前記待機状態から前記電源オン状態に切り替わるように前記スマートテレビを制御するように構成される起動命令を前記スマートテレビに送信し、前記スマートテレビに前記再生命令を伝送するように構成され、前記再生命令は、再生時刻と再生ソースを含む。
【発明の効果】
【0026】
本開示の実施形態によって提供される技術的な課題解決方法は、以下の効果を有する。ユーザによってカスタマイズされる再生タスクは、サーバを介して取得され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。次に、サーバは、再生タスクに対応する再生命令を取得し、再生タスクに対応するスマートテレビに再生命令を送信する。スマートテレビは、再生命令を受信した後、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。最終的に、ユーザは、遠隔的に所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを制御することができる。
【0027】
当然のことながら、上記の概要及び以下の詳細な記述は一例にすぎず、本開示を制限しないものとする。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】本開示の一実施形態に係る遠隔制御方法のフローチャートである。
図2】本開示の一実施形態に係る図1におけるステップS12のフローチャートである。
図3】本開示の一実施形態に係る図1におけるステップS13のフローチャートである。
図4】本開示の一実施形態に係るスマート端末の操作インターフェースの概略図である。
図5】本開示の他の実施形態に係る図1におけるステップS13のフローチャートである。
図6】本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。
図7】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。
図8】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。
図9】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。
図10】本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。
図11】本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図12】本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図13】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図14】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図15】本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図16】本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。
図17】本開示の一実施形態に係るサーバの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本開示に一致する実施形態を示す図面は、本明細書に援用され、本明細書の一部となり、本明細書と共に本開示の原理を説明するように構成される。
【0030】
上記図面を用いて、本開示によって開示される実施形態が提示され、詳細な記述は以下に提供される。これらの図面は、決して本開示の範囲を制限するものではなく、特定の実施形態を参照することによって当業者に本開示の思想を説明するものである。
【0031】
本開示の実施形態は、スマートテレビの遠隔制御方法を提供する。ユーザによってカスタマイズされた再生タスクは、サーバを介して取得され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。次に、サーバは、再生タスクに対応する再生命令を取得し、再生タスクに対応するスマートテレビに再生命令を送信する。スマートテレビは、再生命令を受信した後、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。最終的に、ユーザは、遠隔的に所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを制御することができる。
【0032】
上記は、本開示の基本的な思想である。当業者によりよく本開示を理解してもらうため、本開示は、図面を参照して以下に更に記述される。
【0033】
図1は、本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。図1に示すように、当該方法は、サーバにおいて使用され、以下のステップを含む。
【0034】
ステップS11では、ユーザによってカスタマイズされる再生タスクが取得され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。
【0035】
ユーザは、スマート端末(スマートフォン及びタブレットPC等)又はウェブページを介してサーバにおいて再生されることができるプログラム(テレビのチャンネルにおいて同期して再生されるプログラム又はサーバにおいてリクエストされたプログラム等)を閲覧し、選択されたプログラムを取得し、この選択されたプログラムに従って再生タスクをカスタマイズする。この再生タスクは、少なくとも、選択されたプログラムに対応するメモリアドレス又はリンクを含む。
【0036】
サーバは、全ユーザによってカスタマイズされた再生タスクを保存するため、ユーザには、まず、サーバにおける再生タスクデータベース内の各再生タスクが、対応するアカウントに結び付けられるように、アカウントを用いてサーバにログインすることが求められる。
【0037】
再生タスクは、ユーザのアカウント、再生ソース、再生時刻、再生時間、及び自動モードやマニュアルモードを含むリストに記憶されることができる。再生時間とは、具体的な時間(1時間等)又はエピソード(1回再生分等)とすることができる。更に、再生時刻、再生時間、及び自動モードやマニュアルモードは、全て任意である。
【0038】
このリストは、表1に示す形式とすることができる。
【表1】
【0039】
ステップS12では、再生タスクに対応するスマートテレビが決定される。
【0040】
再生タスクは、再生タスクをカスタマイズするためにユーザによって使用されるアカウントに対応し、アカウントは、スマートテレビに対応しているため、スマートテレビ及び再生タスクは、アカウントによって互いに関連付けられることができる。
【0041】
本開示の一実施形態では、スマートテレビは、ホームゲートワイを介してサーバに接続される。図2に示すように、ステップS12は、以下のステップを含む。
【0042】
ステップS121では、再生タスクが結び付けられるアカウントが取得され、各アカウントは、1つのホームゲートウェイに対応する。
【0043】
ユーザがスマート端末又はウェブページを介してサーバにおけるプログラムを選択すると、ユーザには、カスタマイズされた再生タスクが自身のアカウントに対応するように、そのアカウントを用いてログインすることが求められる。各スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、ホームゲートウェイは、アカウントに結び付けられる。ホームゲートウェイがサーバに接続されると、ホームゲートウェイが結び付けられたアカウントをサーバに報告する必要がある。このようにして、各スマートテレビは、1つのアカウントに結び付けられる。スマートテレビは、アカウントによって再生タスクと関連付けられる。
【0044】
ステップS122では、アカウントとホームゲートウェイとの間の所定の対応が問い合わせられ、再生タスクが結び付けられるアカウントに対応するホームゲートウェイを取得する。
【0045】
アカウントとホームゲートウェイとの間の対応とは、アカウントとホームゲートウェイのデバイス番号との間の対応とすることができ、表2に示されるように表に記憶されることができる。
【表2】
【0046】
ステップS123では、ホームゲートウェイと接続されるスマートテレビが、再生タスクに対応するスマートテレビとして決定される。
【0047】
各ホームゲートウェイは、1つのスマートテレビに接続される。従って、再生タスクが結び付けられるアカウントを介してホームゲートウェイが決定した後、ホームゲートウェイに結び付けられるスマートテレビは、再生タスクに対応するスマートテレビとなる。
【0048】
ステップS13では、再生タスクに対応する再生命令が取得され、再生命令は、スマートテレビに送信され、再生命令は、再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0049】
サーバとスマートテレビとの間の通信には長い接続が必要とされる。長い接続は、ホームゲートウェイによって行われ、ホームゲートウェイは、セットトップボックス又はインテリジェントルータによって実現される。
【0050】
再生タスクの起動モードは、自動モード又はマニュアルモードとすることができる。自動モードでは、再生タスクにおいて再生時刻を設定する必要がある。このようにして、サーバは、再生タスクに対してタイミング管理を行い、再生時刻が過ぎると、再生タスクに従って、対応する再生命令を生成し、スマートテレビに再生命令を送信する。マニュアルモードでは、ユーザは、スマート端末又はウェブページを介して再生タスクを起動する。この時、サーバは、再生タスクに従って、対応する再生命令を生成し、スマートテレビに再生命令を送信する。スマートテレビは、再生命令を受信した後、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。
【0051】
本開示の一実施形態では、ユーザは、カスタマイズされた再生タスクを手動で起動することができる。図3に示すように、ステップS13は、以下のステップS131乃至S132を含む。
【0052】
ステップS131では、再生タスクを起動するためのユーザのトリガ操作が受信される。
【0053】
ユーザは、端末1において、対応するアプリケーション又なウェブページを介して再生タスクを起動する。スマート端末の操作インターフェースは、図4に示すインターフェースとすることができ、再生タスク及び対応する「再生」ボタン100のリストが、操作インターフェースに表示され、ユーザが、選択された再生タスクに対応する「再生」ボタン100を作動すると、再生タスクが起動される。再生タスクが存在する列は、再生タスクに対応する選択されたプログラムのプログラム名を更に含むことができる。
【0054】
ステップS132では、起動操作に従って、再生タスクに対応する再生命令が生成される。
【0055】
起動操作を受信した後、サーバは、再生タスクに従って再生命令を生成する。再生命令は、再生タスクにおける再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0056】
本開示の考え得る一実施形態では、再生タスクは、再生時刻及び再生ソースを含み、サーバは、自動的に再生タスクを起動する。図5に示すように、ステップS13は、ステップS133乃至S134を更に含む。
【0057】
ステップS133では、再生タスクにおける再生時刻に従って、再生タスクに対してタイミング管理が行われる。
【0058】
ユーザによってカスタマイズされた再生タスクを取得すると、サーバは計時を開始する。再生時刻が過ぎると、再生タスクは、サーバによって自動的に起動される。
【0059】
例えば、再生時刻が午前10時であり、サーバが再生タスク(即ち、ユーザによってカスタマイズされた再生タスク)を取得する時刻を午前8時と仮定する。再生タスクを取得した後、サーバは、現在の時刻と再生時刻との間に内在する長さを計算し、計時を開始する。この内在する長さを過ぎると、サーバは再生タスクを起動する。
【0060】
或いは、再生タスクを取得した後、サーバは、再生時刻を所定の時刻として扱い、現在の時刻がこの所定の時刻に到達するか否かを決定する。現在の時刻が所定の時刻に到達すれば、サーバは再生タスクを起動する。
【0061】
ステップS134では、再生タスクに対応する再生命令は、再生時刻が過ぎると、再生タスクに従って生成される。
【0062】
再生時刻が過ぎると、再生命令は、再生タスクに従って生成される。再生命令は、再生ソースに対応するソースファイルを取得し且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0063】
例えば、再生命令が、「時刻:午前10時、アクション:再生、表示名:映画「XXXX」、ソース=映画://xiaomi/sourceid=10001」である。この再生命令は、再生時刻は午前10時、アクションは再生、表示名は映画「XXXX」、ソースアドレスは「xiaomi/sourceid=10001」ということを示す。
【0064】
スマートテレビの遠隔制御方法により、ユーザによってカスタマイズされた再生タスクは、サーバを介して取得され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。サーバは、再生タスクに対応する再生命令を取得し、再生タスクに対応するスマートテレビに再生命令を送信する。スマートテレビは、再生命令を受信した後、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。最後に、ユーザは、遠隔的に所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを制御することができる。
【0065】
サーバで使用されるスマートテレビの遠隔制御方法の上記実施形態に対応して、スマートテレビで使用されるスマートテレビの遠隔制御方法の実施形態も、本書において提供される。
【0066】
図6は、本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートである。図6に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
【0067】
ステップS21では、サーバによって生成される再生命令は、取得された再生タスクに従って受信され、この再生命令は再生ソースを含む。
【0068】
サーバは、ユーザによってカスタマイズされた再生タスクに従って再生命令を生成し、再生命令が結び付けられたアカウントに従ってアカウントに対応するホームゲートウェイを見つけ、ホームゲートウェイに再生命令を送信する。ホームゲートウェイは、スマートテレビに再生命令を送信する。
【0069】
ステップS22では、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルが取得される。
「時刻:午前10時、アクション:再生、表示名:映画「XXXX」、ソース=映画://xiaomi/sourceid=10001」等の再生命令を受信した後、スマートテレビは、再生プログラムを入力し、再生プログラムは、再生ソース(ソース=映画://xiaomi/sourceid=10001」)に対応するソースファイルを取得する。
【0070】
ステップS23では、ソースファイルが再生される。
【0071】
再生命令における再生ソースに対応するソースファイルを取得した後、テレビは、ソースファイルを再生する。
【0072】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法を用いて、スマートテレビは、再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信し、再生命令における再生ソースに従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。従って、ユーザは、サーバにおける再生タスクをカスタマイズし、対応する再生命令を生成し、且つスマートテレビに再生命令を送信することができ、スマートテレビは、再生命令を取得し、再生命令を実行する。最後に、ユーザは、遠隔的に所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを制御することができる。
【0073】
スマートテレビが待機状態にある時に、遠隔制御によって所定の時刻に所定のプログラムを再生するために、本開示の実施形態によって、図7に示すスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートが提供され、本方法は、スマートテレビにおいて使用される。図7に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
【0074】
ステップS31では、ホームゲートウェイからの起動命令が受信されるが、起動命令は、サーバから再生命令を受信し、スマートテレビが待機状態であることを決定すると、ホームゲートウェイによって生成される。
【0075】
ステップS32では、スマートテレビは、起動命令に従って、待機状態から電源オン状態に切り替えられる。
【0076】
起動命令は、スマートテレビが起動するように制御する赤外線信号又はブルートゥース信号等の無線信号とすることができる。起動命令を受信した後、スマートテレビは、待機状態から電源オン状態に切り替えられる。スマートテレビの待機状態は、スマートテレビが切られた状態であるが、内部の無線受信モジュールは待機状態である。このようにして、無線受信モジュールは、無線制御信号を受信し、スマートテレビの状態を制御する。
【0077】
ステップS33では、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令が受信され、再生命令は、少なくとも再生ソースを含む。
【0078】
ステップS34では、再生ソースに対応するソースファイルは、再生命令に従って取得される。
【0079】
ステップS35では、ソースファイルが再生される。
【0080】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法を使用して、待機状態のスマートテレビは、まずホームゲートウェイから起動命令を受信し、起動命令に従って電源オン状態に切り替えられる。次に、スマートテレビは、再生命令を受信し、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生し、このようにして、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、遠隔制御方法に従って所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。
【0081】
本開示の一実施形態では、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を実行することができる。図8に示すように、スマートテレビの他の遠隔制御方法のフローチャートが提供され、本方法は、スマートテレビにおいて使用される。図8に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
【0082】
ステップS41では、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令が受信され、再生命令は、少なくとも再生ソース及び再生時刻を含む。
【0083】
ユーザによってカスタマイズされる再生タスクを受信した後、サーバは、再生命令を生成し、再生命令は、再生ソース及び再生時刻を含む。再生命令を受信した後、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行う。上記の条件は、スマートテレビが電源オン状態にある場合に適用可能である。
【0084】
ステップS42では、再生時刻が過ぎたか否かが決定される。スマートテレビは、再生命令における再生時刻に達したか否かを決定し、これはステップS133と同様であり、ここでは省略される。
【0085】
再生時刻に達したことが決定されれば、ステップS43が実行され、再生時刻に達していないことが決定されれば、現在の時刻が更新され、次にステップS42が実行され、更新された現在の時刻が再生時刻に到達したか否かが更に決定される。
【0086】
ステップS43では、再生時刻が過ぎれば、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルが取得される。
【0087】
ステップS44では、ソースファイルが再生される。
【0088】
スマートテレビがつけられた場合に適用可能である本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法を使用して、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行う。再生時刻が過ぎれば、スマートテレビは、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。このように、サーバには、各再生タスクに対してタイミング管理を行うことは求められないため、サーバの負荷が低減され、サーバの性能要件が低減される。
【0089】
図9は、本開示の一実施形態に記載のスマートテレビの遠隔制御方法のフローチャートであり、本遠隔制御方法は、スマートテレビにおいて使用される。図9に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
【0090】
ステップS51では、ホームゲートウェイからの起動命令が受信されるが、サーバから再生命令を受信し、スマートテレビが待機状態にあることが決定されると、ホームゲートウェイによって起動命令が生成される。
【0091】
ステップS52では、スマートテレビは、起動命令に従って、待機状態から電源オン状態に切り替えられる。
【0092】
ステップS53では、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令が受信され、再生命令は、少なくとも再生ソース及び再生時刻を含む。
【0093】
ステップS54では、再生時刻が過ぎたか否かが決定される。スマートテレビは、再生時刻が過ぎたか否かを決定し、これはステップS133と同様であり、ここでは省略される。
【0094】
ステップS55では、再生時刻が過ぎれば、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルが取得される。
ステップS56では、ソースファイルが再生される。
【0095】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法によれば、スマートテレビは、待機状態から電源オン状態に切り替わるように制御され、ホームゲートウェイを介して生成される再生命令を受信する。次に、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行う。再生時刻が過ぎれば、スマートテレビは、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生し、このようにして、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、本遠隔制御方法に従って所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。また、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行うので、サーバの負荷が低減され、サーバの性能要件が減少される。
【0096】
スマートテレビにおいて使用されるスマートテレビの遠隔制御方法に対応して、本開示の実施形態によって、ホームゲートウェイにおいて使用されるスマートテレビの遠隔制御方法が提供される。
【0097】
図10は、本開示の実施形態に記載のスマートテレビの他の遠隔制御方法のフローチャートであり、本方法は、ホームゲートウェイにおいて使用される。図10に示すように、本方法は、以下のステップを含む。
【0098】
ステップS61では、サーバからの再生命令が受信される。再生命令は、少なくとも再生ソースを含む。
【0099】
本開示の他の実施形態では、再生命令は、再生時刻、アクション、表示名、及び再生ソースを更に含むことができる。
【0100】
ステップS62では、スマートテレビが電源オン状態であるか待機状態であるかが決定される。
【0101】
ホームゲートウェイは、スマートテレビにテスト信号を送信することによって、スマートテレビが電源オン状態であるか待機状態であるかを決定することができる。スマートテレビが待機状態であることが決定されれば、ステップS63が実行され、スマートテレビが電源オン状態であることが決定されれば、ステップS64が実行される。
【0102】
ステップS63では、スマートテレビが待機状態であれば、スマートテレビに起動命令が送信され、起動命令は、スマートテレビが待機状態から電源オン状態に切り替わるように制御するように構成される。
【0103】
ステップS64では、スマートテレビに再生命令が送信され、再生命令は、再生ソースを対応するソースファイルを取得し且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0104】
ホームゲートウェイにおいて使用される本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法を使用して、ホームゲートウェイが、スマートテレビが待機状態であることを検出すれば、スマートテレビは、電源オン状態に切り替わるように制御される。次に、ホームゲートウェイは、サーバから送信される再生命令をスマートテレビへ送信し、スマートテレビが、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生するようにしているので、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、本遠隔制御方法によって所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。
【0105】
本開示の上記の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法に対応して、本開示の実施形態によって、スマートテレビの遠隔制御装置が更に提供される。
【0106】
図11は、本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図であり、本装置はサーバにおいて使用される。図11に示すように、本装置は、第1の取得ユニット110と、決定ユニット120と、第2の取得ユニット130と、送信ユニット140とを含む。
【0107】
第1の取得ユニット110は、ユーザによってカスタマイズされる再生タスクを取得するように構成され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。
【0108】
決定ユニット120は、再生タスクに対応するスマートテレビを決定するように構成される。
【0109】
本開示の一実施形態では、スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、決定ユニット120は、第1の取得サブユニットと、問い合わせサブユニットと、第1の決定サブユニットとを含む。
【0110】
第1の取得サブユニットは、再生タスクが結び付けられるアカウントを取得するように構成されるが、各アカウントは、1つのホームゲートウェイに対応する。
【0111】
問い合わせサブユニットは、アカウントとホームゲートウェイとの間に所定の対応を問い合わせるように構成され、再生タスクが結び付けられるアカウントに対応するホームゲートウェイを取得する。
【0112】
第1の決定サブユニットは、ホームゲートウェイに接続されるスマートテレビを、再生タスクに対応するスマートテレビとして決定するように構成される。
【0113】
第2の取得ユニット130は、再生タスクに対応する再生命令を取得するように構成される。
【0114】
本開示の一実施形態では、第2の取得ユニットは、受信サブユニットと、第1の命令生成サブユニットとを含む。
【0115】
受信サブユニットは、再生タスクを起動するためのユーザのトリガ操作を受信するように構成される。
【0116】
第1の命令生成サブユニットは、起動操作に従って再生タスクに対応する再生命令を生成するように構成される。
【0117】
送信ユニット140は、スマートテレビに再生命令を送信するように構成されるが、再生命令は、再生ソースを対応するソースファイルを取得し且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0118】
本開示の一実施形態では、再生タスクは、再生時刻及び再生ソースを含み、即ち、再生タスクは自動モードになっており、サーバは、自動的に再生時刻に従って再生タスクを起動する。この時、第2の取得ユニット130は、計時サブユニットと、第2の命令生成サブユニットとを含む。
【0119】
計時サブユニットは、再生タスクにおける再生時刻に従って、再生タスクに対してタイミング管理を行うように構成される。
【0120】
第2の命令生成サブユニットは、再生時刻が過ぎると、再生タスクに従って、再生タスクに対応する再生命令を生成するように構成される。
【0121】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御方法を使用して、第1の取得ユニットは、ユーザによってカスタマイズされた再生タスクを取得し、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。次に、決定ユニットは、再生タスクに対応するスマートテレビを決定する。第2の取得ユニットが再生タスクに対応する再生命令を取得した後、送信ユニットは、スマートテレビに再生命令を送信する。再生命令を受信した後、スマートテレビは、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。最後に、スマートテレビは、所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御される。
【0122】
サーバにおいて使用されるスマートテレビの遠隔制御方法に対応して、本開示の実施形態によって、スマートテレビにおいて使用されるスマートテレビの遠隔制御装置が提供される。
【0123】
図12は、本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図であり、本装置は、スマートテレビにおいて使用される。図12に示すように、本装置は、第1の受信ユニット210、取得ユニット220、及び再生制御ユニット230を含む。
【0124】
第1の受信ユニット210は、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信するように構成され、再生命令は、再生ソースを含む。
【0125】
取得ユニット220は、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される。
【0126】
再生制御ユニット230は、ソースファイルを再生するように構成される。
【0127】
スマートテレビの遠隔制御装置を使用して、第1の受信ユニットは、取得された再生タスクに従って、サーバによって生成される再生命令を受信し、取得ユニットは、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、再生制御ユニットは、ソースファイルを再生する。このように、ユーザは、サーバにおける再生タスクをカスタマイズし、対応する再生命令を生成し、且つスマートテレビに再生命令を送信する。スマートテレビは、再生命令を取得し、再生命令を実行する。最後に、ユーザは、遠隔的に所定の時刻に所定のプログラムを再生するようにスマートテレビを制御する。
【0128】
図13は、本開示の他の実施形態に記載のスマートテレビの遠隔制御装置の概略図である。本装置は、スマートテレビにおいて使用される。図13に示すように、本装置は、第2の受信ユニット310、状態切替ユニット320、第1の受信ユニット330、取得ユニット340、及び再生制御ユニット350を含む。
【0129】
第2の受信ユニット310は、ホームゲートウェイから起動命令を受信するように構成され、起動命令は、サーバから再生命令を受信し、スマートテレビが待機状態であることを決定すると、ホームゲートウェイによって生成される。
【0130】
状態切替ユニット320は、起動命令に従って、スマートテレビを待機状態から電源オン状態に切り替えるように構成される。
【0131】
第1の受信ユニット330は、取得された再生タスクに従って、サーバによって生成される再生命令を受信するように構成され、再生命令は、再生ソースを含む。
【0132】
取得ユニット340は、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される。
【0133】
再生制御ユニット350は、ソースファイルを再生するように構成される。
【0134】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置を使用して、待機状態にあるスマートテレビは、第2の受信ユニットを介してホームゲートウェイから起動命令を受信する。次に、状態切替ユニットは、起動命令に従って、スマートテレビを電源オン状態に切り替える。スマートテレビは、再生命令を受信し、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生し、このようにして、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、本遠隔制御方法を介して所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。
【0135】
図14は、本開示の他の実施形態に係る遠隔制御装置の概略図であり、本装置は、スマートテレビにおいて使用される。図14に示すように、本装置は、第1の受信ユニット410、決定ユニット420、取得ユニット430、及び再生制御ユニット440を含む。
【0136】
第1の受信ユニット410は、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信するように構成され、再生命令は、再生ソースを含む。
【0137】
決定ユニット420は、再生時刻が過ぎたが否かを決定するように構成される。
【0138】
取得ユニット430は、再生時刻が過ぎれば、再生命令に従って、再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される。
【0139】
再生制御ユニット440は、ソースファイルを再生するように構成される。
【0140】
スマートテレビの電源が入れられた場合に適用可能な本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置を使用して、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行う。決定ユニットが、再生時刻が過ぎたことを決定すれば、スマートテレビは、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生する。このように、サーバには、各再生タスクに対してタイミング管理を行うことは求められないので、サーバの負荷が低減され、サーバの性能要件が減少する。
【0141】
図15は、本開示の他の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図であり、本装置は、スマートテレビにおいて使用される。図15に示すように、本装置は、第2の受信ユニット510、状態切替ユニット520、第1の受信ユニット530、決定ユニット540、取得ユニット550、及び再生制御ユニット560を含む。
【0142】
第2の受信ユニット510は、ホームゲートウェイから起動命令を受信するように構成され、起動命令は、サーバから再生命令を受信し、スマートテレビが待機状態にあることを決定すると、ホームゲートウェイによって生成される。
【0143】
状態切替ユニット520は、起動命令に従って、スマートテレビを待機状態から電源オン状態に切り替えるように構成される。
【0144】
第1の受信ユニット530は、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令を受信するように構成されるが、再生命令は、再生ソースを含む。
【0145】
決定ユニット540は、再生時刻が過ぎたが否かを決定するように構成される。
【0146】
取得ユニット550は、再生時刻が過ぎれば、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得するように構成される。
【0147】
再生制御ユニット560は、ソースファイルを再生するように構成される。
【0148】
本開示の実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置を使用して、スマートテレビは、ホームゲートウェイを介して待機状態から電源オン状態に切り替わるように制御され、サーバによって生成される再生命令を受信する。次に、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行う。再生時刻が過ぎれば、スマートテレビは、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生し、このように、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、本遠隔制御方法に従って所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。また、スマートテレビは、再生命令に対してタイミング管理を行うため、サーバの負荷が低減され、サーバの性能要件が減少される。
【0149】
図16は、本開示の一実施形態に係るスマートテレビの遠隔制御装置の概略図であり、本装置は、ホームゲートウェイにおいて使用される。図16に示すように、本装置は、受信ユニット610、決定ユニット620、第1の送信ユニット630、及び第2の送信ユニット640を含む。
【0150】
受信ユニット610は、サーバから再生命令を受信するように構成される。
【0151】
決定ユニット620は、スマートテレビが電源オン状態にあるか待機状態にあるかを決定するように構成される。
【0152】
第1の送信ユニット630は、スマートテレビが待機状態であれば、スマートテレビに起動命令を送信するように構成され、起動命令は、待機状態から電源オン状態に切り替えるようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0153】
第2の送信ユニット640は、スマートテレビに再生命令を送信するように構成され、再生命令は、再生時刻と再生ソースを含む。
【0154】
本開示の一実施形態に記載のスマートテレビの遠隔制御装置は、ホームゲートウェイにおいて使用される。スマートテレビが待機状態であることを検出すると、ホームゲートウェイは、電源オン状態に切り替わるようにスマートテレビを制御する。次に、サーバから送信される再生命令をスマートテレビに送信し、スマートテレビは、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生することができるので、スマートテレビは、スマートテレビが待機状態であっても、本遠隔制御方法によって所定の時刻に所定のプログラムを再生するように制御されることができる。
【0155】
上記実施形態における装置に関して、オペレーションを実行する各ユニットのモードは、関連する方法の実施形態において詳細に記述されており、ここでは省略される。
【0156】
図17は、本開示の一実施形態に係るサーバの概略図である。サーバ1900は、異なる構成又は性能によって異なり、1つ以上の中央処理装置1922(1つ以上のプロセッサ等)、メモリ1932、及びデータ1944の1つ以上の記憶アプリケーションプログラム1942又は記憶媒体1930(1つ以上の大容量記憶装置等)を含むことができる。メモリ1932及び記憶媒体1930は、一時記憶装置又は永続記憶装置を有することができる。記憶媒体1930に記憶されるプログラムは、1つ以上のモジュール(図示せず)を含み、各モジュールは、サーバに対する一連の命令オペレーションを含む。更に、中央処理装置1920は、記憶媒体1930と通信し且つサーバ1900における記憶媒体1930において一連の命令オペレーションを実行するように構成される。
【0157】
サーバ1900は、1つ以上の電源1926や、1つ以上の有線又は無線ネットワークインターフェース1950や、1つ以上の入力及び出力インターフェース1958や、1つ以上のキーボード1956や、ウィンドウズサーバ(商標)、Mac OS X(商標)、Unix(商標)、Linux(商標)、及びFreeBSD(商標)等の1つ以上のオペレーティングシステム1941を更に含むことができる。
【0158】
本開示の実施形態によって、非遷移コンピュータ可読記憶媒体が提供される。記憶媒体における命令がプロセッサによって実行されると、スマートテレビの遠隔制御方法は、サーバによって実行されることができる。本方法は以下のステップを含む。
【0159】
ユーザによってカスタマイズされる再生タスクが取得され、再生タスクは、少なくとも再生ソースを含む。再生タスクに対応するスマートテレビが決定される。再生タスクに対応する再生命令が取得され、再生命令は、スマートテレビに送信され、再生命令は、再生ソースに対応するソースファイルを取得し、且つソースファイルを再生するようにスマートテレビを制御するように構成される。
【0160】
或いは、再生タスクに対応する再生命令は、再生タスクを起動するためのユーザのトリガ操作を受信し、起動操作に従って再生タスクに対応する再生命令を生成することによって得られる。
【0161】
或いは、再生タスクは、再生時刻及び再生ソースを含み、再生タスクに対応する再生命令は、再生タスクにおける再生時刻に従って再生タスクに対してタイミング管理を行い、再生時刻が過ぎると、再生タスクに従って再生タスクに対応する再生命令を生成することによって得られる。
【0162】
或いは、スマートテレビは、ホームゲートウェイを介してサーバに接続され、再生タスクに対応するスマートテレビは、再生タスクが結び付けられるアカウントであって、夫々1つのホームゲートウェイに対応するアカウントを取得し、アカウントとホームゲートウェイとの間に所定の対応を問い合わせ、再生タスクが結び付けられるアカウントに対応するホームゲートウェイを取得し、再生タスクに対応するスマートテレビとしてホームゲートウェイに接続されるスマートテレビを決定することによって決定される。
【0163】
一方、本開示の実施形態によって、端末装置が提供される。本端末装置は、プロセッサと、このプロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを含み、プロセッサは、取得された再生タスクに従ってサーバによって生成される再生命令であって、再生ソースを含む再生命令を受信し、再生命令に従って再生ソースに対応するソースファイルを取得し、ソースファイルを再生するように構成される。
【0164】
一方、本開示の実施形態によって、端末装置が提供される。本端末装置は、プロセッサと、このプロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリとを含み、プロセッサは、サーバから再生命令を受信し、スマートテレビが電源オン状態であるか待機状態であるかを決定し、スマートテレビが待機状態であれば、スマートテレビを待機状態から電源オン状態に切り替わるように制御するように構成される起動命令をスマートテレビに送信し、再生時刻と再生ソースを含む再生命令をスマートテレビに送信するように構成される。
【0165】
当業者にとって、本明細書を検討して本開示を実施した後で、本開示のその他の例を考えることは容易である。本出願は、本開示の一般原理と一致するあらゆる変形、応用、又は変更を含み、開示されない一般的な技術又は一般的に使用される技術的手段を含むものである。本明細書及び本明細書における実施形態は一例であり、本開示の範囲及び精神は、以下の請求項によって特定される。
【0166】
当然のことながら、本開示は、上記に記述され、図面に提示された特定の構成に限定されず、その範囲内の変形及び変更を全て含むことができる。本開示の範囲は、添付の請求項によって制限される。
【0167】
留意事項として、「第1の(first)」及び「第2の(second)」等の本書における相関的な用語は、ある存在又は動作を他の存在又は動作から区別するものに過ぎず、これらの存在又は動作間の何らかの関係又は順番を示唆するものではない。更に、「含む(include)」,「含む(comprise)」等の用語、又はそれらと同じ意味を示す他の用語は、非排他的な意味を含めることを意図しており、一連の要素を含む処理、方法、物又は装置は、明確に概説されていないその他の要素を更に含んでもよいし、或いは、その処理、方法、物又は装置の固有の要素を含んでもよい。特別の定めがない限りは、「1つの…を含む(comprises a/an ...)」という文章によって限定される要素は、当該要素を含む処理、方法、物又は装置が、その他の同一の要素を更に含む可能性を除外しない。
【0168】
上記は、本開示の実施形態に過ぎず、当業者が本開示を理解又は実施することを支援するものである。これらの実施形態の様々な変更は、当業者には明白であり、本書に規定される一般原理は、本開示の精神及び範囲を逸脱することなく他の実施形態において実行されることができる。従って、本開示は、本書におけるこれらの実施形態に限定されず、本開示の原理及び新規の特徴に一致する最も広い範囲を主張する。
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