特許第6392379号(P6392379)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 力旺電子股▲ふん▼有限公司の特許一覧

特許6392379消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造
<>
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000002
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000003
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000004
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000005
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000006
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000007
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000008
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000009
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000010
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000011
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000012
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000013
  • 特許6392379-消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造 図000014
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6392379
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/336 20060101AFI20180910BHJP
   H01L 29/788 20060101ALI20180910BHJP
   H01L 29/792 20060101ALI20180910BHJP
   G11C 16/04 20060101ALI20180910BHJP
   H01L 27/11558 20170101ALI20180910BHJP
【FI】
   H01L29/78 371
   G11C16/04 130
   H01L27/11558
【請求項の数】15
【外国語出願】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2017-304(P2017-304)
(22)【出願日】2017年1月5日
(65)【公開番号】特開2018-101767(P2018-101767A)
(43)【公開日】2018年6月28日
【審査請求日】2017年2月14日
(31)【優先権主張番号】15/384,323
(32)【優先日】2016年12月20日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】510199683
【氏名又は名称】力旺電子股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】eMemory Technology Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】孫 文堂
(72)【発明者】
【氏名】陳 緯仁
(72)【発明者】
【氏名】陳 英哲
【審査官】 宮本 博司
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2009/0267127(US,A1)
【文献】 特開2009−049182(JP,A)
【文献】 特開2015−128083(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0157669(US,A1)
【文献】 特開2016−009692(JP,A)
【文献】 特開2006−186403(JP,A)
【文献】 特開2007−149997(JP,A)
【文献】 特表2016−532292(JP,A)
【文献】 特開2016−143856(JP,A)
【文献】 特開2014−116547(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0208306(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0225601(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/336
G11C 16/04
H01L 27/11558
H01L 29/788
H01L 29/792
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
単一ポリ不揮発性メモリセルであって、
シリコン基板、埋め込み酸化物層、及び半導体層を含むシリコンオンインスレータ(SOI)基板と、
前記半導体層にある第1酸化物規定(OD)領域及び第2酸化物規定(OD)領域と、
前記半導体層内に位置し、かつ前記第1OD領域を前記第2OD領域から分離する絶縁領域と、
前記第1OD領域に配置されたPMOS選択トランジスタと、
前記第1OD領域に配置されるとともに、前記PMOS選択トランジスタに直列に接続され、かつ前記第1OD領域の上にあるフローティングゲートを含むPMOSフローティングゲートトランジスタと、
前記フローティングゲートから前記第2OD領域まで延伸し、かつ前記第2OD領域に容量的に結合されたフローティングゲート拡張部と、
前記第1OD領域に連続し、かつ第3OD領域と、前記第3OD領域内にあるNドーピング領域と、前記Nドーピング領域と前記フローティングゲートの直下の前記半導体層とを接続するブリッジ領域とを含む電荷収集領域とを含み、
前記電荷収集領域は、前記単一ポリ不揮発性メモリセルの動作中に前記半導体層内に蓄積された余剰の電子及び正孔を取集する、単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項2】
前記PMOS選択トランジスタは、選択ゲートと、前記選択ゲートと前記半導体層との間にある選択ゲート酸化物層と、Pソースドーピング領域と、Pドレイン/ソースドーピング領域と、を含み、
前記Pソースドーピング領域は、ソースラインに電気的に接続された、請求項1に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項3】
前記PMOSフローティングゲートトランジスタは、前記フローティングゲートと、前記フローティングゲートと前記半導体層との間にあるフローティングゲート酸化物層と、Pドレインドーピング領域と、前記Pドレイン/ソースドーピング領域と、を含み、
前記Pドレイン/ソースドーピング領域は、前記PMOS選択トランジスタと前記PMOSフローティングゲートトランジスタにより共有される、請求項2に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項4】
前記半導体層内にあるNウェルをさらに含み、
前記Nウェルは前記第1OD領域と完全に重なる、請求項1に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項5】
前記半導体層内にあり、前記第2OD領域と完全に重なるイオンウェルと、
前記第2OD領域内の前記イオンウェルの強度ドープ領域と、をさらに含む、請求項1に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項6】
前記イオンウェルは、Nウェル又はPウェルを含む、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項7】
前記強度ドープ領域は、Nドーピング領域である、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項8】
前記強度ドープ領域は、Pドーピング領域である、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項9】
前記フローティングゲート拡張部は、前記第1OD領域と前記第2OD領域との間にある前記絶縁領域を横断し、前記第2OD領域に部分的に重なることで、前記強度ドープ領域に容量的に結合される、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項10】
前記第2OD領域、前記強度ドープ領域、フローティングゲート酸化物層及び前記強度ドープ領域に容量的に結合された前記フローティングゲート拡張部が、まとめて消去デバイスを構成する、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項11】
動作において、選択ゲートは選択ゲート電圧VSGに結合され、前記PMOS選択トランジスタのPソースドーピング領域は、ソースライン電圧VSLに電気的に結合され、前記PMOS選択トランジスタのドレイン/ソースドーピング領域及び前記フローティングゲートは電気的にフローティングし、前記PMOSフローティングゲートトランジスタのPドレインドーピング領域はビットライン電圧VBLに電気的に結合され、前記強度ドープ領域は消去ライン電圧VELに電気的に結合された、請求項5に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項12】
前記フローティングゲート拡張部と前記第2OD領域との重なり領域は、前記フローティングゲートと前記第1OD領域との重なり領域よりも小さい、請求項1に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項13】
前記フローティングゲート拡張部と前記第2OD領域との重なり領域は、前記フローティングゲートと前記第1OD領域との重なり領域よりも大きい、請求項1に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項14】
Nウェルは、前記第OD領域及び前記ブリッジ領域と重なる、請求項に記載の単一ポリ不揮発性メモリセル。
【請求項15】
単一ポリ不揮発性メモリセルであって、
シリコン基板、埋め込み酸化物層、及び半導体層を含むシリコンオンインスレータ(SOI)基板と、
前記半導体層にある第1酸化物規定(OD)領域及び第2酸化物規定(OD)領域と、
前記半導体層内に位置し、かつ前記第1OD領域を前記第2OD領域から分離する絶縁領域と、
前記第1OD領域に配置され、選択ゲートを有するPMOS選択トランジスタと、
前記第1OD領域に配置されるとともに、前記PMOS選択トランジスタに直列に接続され、かつ前記第1OD領域の上にあるフローティングゲートを含むPMOSフローティングゲートトランジスタと、
前記フローティングゲートから前記第2OD領域まで延伸し、かつ前記第2OD領域に容量的に結合されたフローティングゲート拡張部と、
前記選択ゲートと同じ側に、Pドーピング領域に連続するNドーピング領域をさらに含むことで、突合せ接点領域を形成する、単一ポリ不揮発性メモリセル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不揮発性メモリに関する。より詳細には、シリコンオンインスレータ(Silicon-on-insulator:SOI)基板上に消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリセルの構造に関する。
【背景技術】
【0002】
単一ポリ不揮発性メモリは、本技術分野で既知である。図1は、単一ポリ不揮発性メモリセルの概略配置図である。図1に示すように、単一ポリ不揮発性メモリセル10は、直列に接続された二つのPMOSトランジスタ12及び14を含む。PMOSトランジスタ12は、選択ゲート22と、Pソースドーピング領域32と、Pドレイン/ソースドーピング領域34と、を含む。PMOSトランジスタ14は、フローティングゲート24と、Pドレイン/ソースドーピング領域34と、Pドレインドーピング領域36と、を含む。直列に接続された二つのPMOSトランジスタ12及び14はPドレイン/ソースドーピング領域34を共有する。単一ポリ不揮発性メモリセル10は、CMOS論理プロセスと完全互換性がある。
【0003】
動作において、PMOSトランジスタ12の選択ゲート22は、選択ゲート電圧VSGに結合され、PMOSトランジスタ12のPソースドーピング領域32は、ソースライン接点を介してソースライン電圧VSLに電気的に結合され、Pドレイン/ソースドーピング領域34及びフローティングゲート24は電気的にフローティングし、PMOSトランジスタ14のPドレインドーピング領域36は、ビットライン接点を介してビットライン電圧VBLに電気的に結合され、プログラムモード下では、電子はフローティングゲート24に選択的に注入され、記憶される。メモリ構造は、低電圧で動作される。
【0004】
単一ポリ不揮発性メモリは、標準的なCMOS論理プロセスと互換性があるため、混合モード回路及びマイクロコントローラ(システムオンチップ、SOC等)における組み込みメモリ、組み込み不揮発性メモリの分野に応用される。
【0005】
NVM装置をますます小さく製造しようとする傾向がある。NVM装置が更に小さくなるため、メモリシステムのビット当たりのコストが減少するであろうということが期待される。しかし、先行技術のNVMセルの拡張性は、メモリアレイ領域のシャロートレンチアイソレーション(shallow trench isolation:STI)の深さよりも深い接合深さまで基体に注入されるI/Oイオンウェルを注入する方式によって制限される。
【発明の概要】
【0006】
本発明の一つの目的は、SOI(silicon-on-insulator)基板内に形成された消去デバイスを有する、改善された単一ポリ不揮発性メモリセル構造を提供することである。
【0007】
本発明の別の目的は、小さくされたメモリセルサイズを有する、改善された単一ポリ再プログラム可能な(multi-time programmable)(MTP)不揮発性メモリセルを提供することである。
【0008】
本発明の第一の観点によれば、シリコン基板と、埋め込み酸化物層と、半導体層とを含むシリコンオンインスレータ(SOI)基板と、前記半導体層にある第1酸化物規定(OD)領域及び第2酸化物規定(OD)領域と、前記半導体層内にある絶縁領域であって、該絶縁領域は前記第1OD領域を前記第2OD領域から分離する、絶縁領域と、前記第1OD領域に配置されたPMOS選択トランジスタと、前記第1OD領域に配置されたPMOSフローティングゲートトランジスタであって、該PMOSフローティングゲートトランジスタは、前記PMOS選択トランジスタに直列に接続されており、該PMOSフローティングゲートトランジスタは、前記第1OD領域の上にある(overlying)フローティングゲートを含む、PMOSフローティングゲートトランジスタと、前記フローティングゲートから前記第2OD領域まで連続的に延び、前記第2OD領域に容量的に結合されたフローティングゲート拡張部と、を含む単一ポリ不揮発性メモリセルである。
【0009】
前記PMOS選択トランジスタは、選択ゲートと、該選択ゲートと前記半導体層との間にある選択ゲート酸化物層と、Pソースドーピング領域と、Pドレイン/ソースドーピング領域と、を含み、前記Pソースドーピング領域は、ソースラインに電気的に接続される。
【0010】
前記PMOSフローティングゲートトランジスタは、前記フローティングゲートと、前記フローティングゲートと前記半導体層との間にあるフローティングゲート酸化物層と、Pドレインドーピング領域と、前記Pドレイン/ソースドーピング領域と、を含み、前記Pドレイン/ソースドーピング領域は、前記PMOS選択トランジスタと前記PMOSフローティングゲートトランジスタにより共有される。
【0011】
一つの実施形態によれば、Nウェル又はPウェル等のイオンウェルが前記半導体層内に配されることができる。前記イオンウェルは、前記第2OD領域と完全に重なる。N又はPドーピング領域等の強度ドープ領域が前記第二領域内のイオンウェル内に配される。前記第二領域、前記強度ドープ領域、前記フローティングゲート酸化物層及び前記強度ドープ領域に容量的に結合された前記フローティングゲート拡張部が、まとめて消去デバイスを構成する。
【0012】
別の実施形態によれば、当該単一ポリ不揮発性メモリセルは、前記第1OD領域に連続する電荷収集領域をさらに含み、前記電荷収集領域は、当該単一ポリ不揮発性メモリセルの動作中に前記半導体層内に蓄積された余剰の電子及び正孔を収集する。前記電荷収集領域は、第三OD領域と、該第三OD領域内にあるNドーピング領域と、該Nドーピング領域と前記フローティングゲートの直下の前記半導体層とを接続するブリッジ領域と、を含む。
【0013】
さらに別の実施形態によれば、当該単一ポリ不揮発性メモリセルは、前記選択ゲートと同じ側に、前記Pドーピング領域と連続するNドーピング領域をさらに含むことで、突合せ接点領域を形成する。
【0014】
本発明のこれらの目的及び他の目的は、当業者とっては、様々な図表及び図面において例示される好ましい実施形態についての発明を実施するための形態を読めば、疑いなく明らかとなるものである。
【0015】
添付の図面は、実施形態のさらなる理解を提供するために含まれ、この明細書に組み込まれるととともに、この明細書の一部を構成する。それらの図面は、いくつかの実施形態を例示し、発明を実施するための形態とともに、それらの原理を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、先行技術の単一ポリ不揮発性メモリセルを示す概略配置図である。
図2図2は、本発明の一つの実施形態に従う単一ポリ不揮発性メモリセルの一部を示す概略配置図である。
図3図3は、図2の線I−I´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。
図4図4は、図2の線II−II´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。
図5図5は、本発明の別の実施形態に従う、図2の単一ポリ不揮発性メモリの変形を示す。
図6図6は、本発明の別の実施形態に従う、図2の単一ポリ不揮発性メモリの変形を示す。
図7図7は、本発明の別の実施形態に従う、図2の単一ポリ不揮発性メモリの変形を示す。
図8図8は、図2から図7まで明記されたような、メモリセルユニットのプログラミング(programming:PGM)動作、読出(reading:READ)動作又は消去(erasing:ERS)動作の例示の動作条件を図示する。
図9図9は、本発明の別の実施形態に従う単一ポリ不揮発性メモリセルの一部を示す概略配置図である。
図10図10は、図9の線III−III´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。
図11図11は、図9の線IV−IV´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。
図12図12は、本発明のさらに別の実施形態に従う、図9の単一ポリ不揮発性メモリセルの変形を示す。
図13図13は、図9及び図12まで明記されたような、メモリセルユニットのプログラミング(PGM)動作、読出(READ)動作又は消去(ERS)動作についての例示の動作条件を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
全ての図面が図式的であることに留意すべきである。明瞭性及び便宜上の目的のため、図の部分の相対的な寸法及び比率は、大きさにおいて、誇張されているか、又は縮小されている。同じ参照符号は、概して、修正された、及び異なる実施形態における対応する、又は類似の特徴を参照するために使用される。
【0018】
以下の説明において、多数の特定の詳細が、本発明の完全な理解を提供するために与えられる。しかし、本発明がこれらの特定の詳細なしで実施され得るということは、当業者にとって明らかであろう。さらに、いくつかのシステム構成及び処理ステップは、これらが当業者には良く知られているはずであるので、詳細に開示されない。他の実施例が利用され得るとともに、構造上の変更、論理的な変更、及び電気的な変更が、本発明の範囲からはずれずに行われ得る。
【0019】
同様に、装置の実施例を示す図は、半図式的(semi-diagrammatic)であり、正確な縮尺ではなく、いくつかの寸法は、提示の明瞭性のために、図面において誇張されている。同様に、複数の実施例がいくつかの共通の特徴を有するとして開示及び説明される場合には、類似の(like or similar)特徴は、その特徴の図解及び記述を簡略化するために、通常、類似の参照符号によって説明されることになる。
【0020】
本発明は、消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリに関連し、これは、再プログラム可能なメモリ(MTP)として機能することができる。単一ポリ不揮発性メモリは、SOI(シリコンオンインスレータ(silicon-on-insulator)又はセミコンダクタオンインスレータ(semiconductor-on-insulator))基板に製造される。SOI基板は、シリコン基板と、埋め込み酸化物層と、その埋め込み酸化物層上にあるシリコン(又は半導体)アクティブ層と、を含むことができる。単一ポリ不揮発性メモリデバイスは、シリコン(又は半導体)アクティブ層内又はこの層上に製造される。SOI基板は、従来のSIMOX方法を用いて製造されることのできる、任意の商業的に入手可能なSOI製品であってよく、それらには限られない。単一ポリ不揮発性メモリデバイスは、完全に空乏化したSOIデバイス又は部分的に空乏化したSOIデバイスであってよい。
【0021】
図2は、本発明の一つの実施形態に従う単一ポリ不揮発性メモリの一部を示す概略配置図である。図3は、図2の線I−I´に沿った断面図である。図4は、図2の線II−II´に沿った断面図である。図2に示すように、単一ポリ不揮発性メモリ1は、例えば、4つのメモリセルユニットC〜Cである、複数のメモリセルを含む。図2のメモリセルの配置は、説明することのみを目的としていると理解される。図2においては、たとえば、3つの酸化物規定(OD)領域OD、OD及びODが示されている。本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びCは酸化物規定領域OD上に製造され、メモリセルユニットC及びCは酸化物規定領域OD上に製造される。
【0022】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域OD、OD及びODは、基準y軸に沿って延びたストライプ形状領域であることができる。酸化物規定領域OD、OD及びODは、シャロートレンチアイソレーション(STI)領域300によって互いに絶縁されている。2つのワードラインWL及びWLのみが図2に示されている。その2つのワードラインWL及びWLは、酸化物規定領域OD及びODと交差し、基準x軸に沿って延びている。消去デバイス250は酸化物規定領域OD上に製造することができる。本発明の実施形態によれば、消去デバイス250は、4つのメモリセルユニットC〜Cにより共有されることができる。
【0023】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域ODが、酸化物規定領域ODと酸化物規定領域ODとの間に介在している。酸化物規定領域ODは、2つのワードラインWL及びWLとは間隔を置いている。酸化物規定領域ODは、上方から見ると、2つのワードラインWL及びWLとは重なっていない。
【0024】
本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びメモリセルユニットCは、同一のPドレイン/ソースドーピング領域及び同一のビットライン接点を共有する。本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びメモリセルユニットCは、同一のPドレインドーピング領域及び同一のビットライン接点を共有する。
【0025】
図2図3及び図4に示すように、4つのメモリセルユニットの各々(メモリセルユニットCを例にとる)は、PMOS選択トランジスタ102と、PMOS選択トランジスタ102に直列に接続されたPMOSフローティングゲートトランジスタ104と、を含む。PMOS選択トランジスタ102及びPMOSフローティングゲートトランジスタ104は、SOI基板200の半導体層230内に規定された酸化物規定領域OD上にまとめて形成されている。メモリセルユニットCのセル構造は、メモリセルユニットCのものとは鏡面対称である。メモリセルユニットC及びCのセル構造は、それぞれ、メモリセルユニットC及びCのものとは鏡面対称である。
【0026】
半導体層230は、単結晶シリコン層であってよく、これに限られない。SOI基板200は、埋め込み酸化物層220と、シリコン基板210と、をさらに含むことができる。半導体層230は、埋め込み酸化物層220によってシリコン基板210から電気的に絶縁されている。STI領域300は、埋め込み酸化物層220に連続する(contiguous with)。シリコン基板210は、P型シリコン基板であってよく、これに限られない。半導体層230においては、酸化物規定領域ODと完全に重なるNウェル310が、イオン注入法を用いることで形成されることができる。いくつかの実施形態においては、チャネルが真性シリコン内に形成されることができるため、Nウェル310は省くことができる。
【0027】
PMOS選択トランジスタ102は、選択ゲート110と、選択ゲート110と半導体層230との間にある選択ゲート酸化物層112と、Pソースドーピング領域132と、Pドレイン/ソースドーピング領域134と、を含む。PMOSフローティングゲートトランジスタ104は、フローティングゲート120、フローティングゲート120と半導体層230との間にあるフローティングゲート酸化物層122と、Pドレイン/ソースドーピング領域134と、Pドレインドーピング領域136と、を含む。PMOS選択トランジスタ102及びPMOSフローティングゲートトランジスタ104は、Pドレイン/ソースドーピング領域134を共有する。簡潔性のため、選択ゲート110及びフローティングゲート120の側壁上のスペーサは図示していない。
【0028】
図2及び図4から分かるように、基準x方向に沿って延び、酸化物規定領域ODと重なる延長部(又はフローティングゲート拡張部)120aを、フローティングゲート120は含む。延長部120aは、フローティングゲート120の幅よりも小さい幅を有する。本発明の実施形態によれば、延長部120aと酸化物規定領域ODとの重なり領域(overlapping area between)は、フローティングゲート120と酸化物規定領域ODとの重なり領域よりも小さい。
【0029】
酸化物規定領域ODにおいて、強度ドープ領域138が形成されている。強度ドープ領域138は、Nドーピング領域又はPドーピング領域であってよい。Nウェル又はPウェル等のイオンウェル320が半導体層230内に形成され、酸化物規定領域ODと完全に重なる。あるいは、強度ドープ領域138は、真性シリコン内に形成されることができ、そのような場合には、イオンウェルは酸化物規定領域ODには形成されない。フローティングゲートの形状は説明することのみを目的としていると理解される。
【0030】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域OD、強度ドープ領域138、フローティングゲート酸化物層122並びに強度ドープ領域138及び酸化物規定領域ODに容量的に結合された延長部120aが、まとめて消去デバイス250を構成する。
【0031】
動作において、PMOS選択トランジスタ102の選択ゲート110は、ワードライン接点510を介して選択ゲート電圧VSGに結合され、PMOS選択トランジスタ102のPソースドーピング領域132は、電気的にソースライン(SL)接点を介してソースライン電圧VSLに電気的に結合され、Pドレイン/ソースドーピング領域134及びフローティングゲート120は電気的にフローティングし、PMOSフローティングゲートトランジスタ104のPドレインドーピング領域136は、ビットライン(BL)接点を通じてビットライン電圧VBLに電気的に結合される。強度ドープ領域138は、消去ライン(EL)接点を通じて消去ライン電圧VELに電気的に結合される。
【0032】
プログラムモード下では、電子は、チャネルホットエレクトロン(channel hot electron:CHE)注入によってフローティングゲート120に選択的に注入される。消去モード(セクタ又はチップ消去)下では、電子は、ファウラー−ノルトハイム(FN)トンネリング(Fowler-Nordheim tunneling)によって、フローティングゲート120から消去されることができる。
【0033】
図5から図7は、本発明の別の実施形態に従う、消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリの変形を示す。
【0034】
図5に示すように、図5に示す単一ポリ不揮発性メモリ2と図2に示す単一ポリ不揮発性メモリ1との違いは、単一ポリ不揮発性メモリ2が、酸化物規定領域ODに連続する電荷収集領域50をさらに含むことである。電荷収集領域50は、単一ポリ不揮発性メモリセルの動作中の半導体層230に蓄積された余剰(redundant)電子及び正孔を収集することができる。
【0035】
本発明の実施形態によれば、電荷収集領域50は、酸化物規定領域ODと、酸化物規定領域OD内のNドーピング領域500と、Nドーピング領域500とフローティングゲート120直下の半導体層230とを接続するブリッジ領域520と、を含む。Nウェル310は、酸化物規定領域OD及びブリッジ領域520と重なることができる。Nウェル(NW)接点がNドーピング領域500上に提供されて、電荷収集領域50をNウェル電圧VNWに電気的に結合することができる。図5において、2つのメモリセルユニットC及びCは、1つの電荷収集領域を共有し、2つのメモリセルユニットC及びCは、1つの電荷収集領域を共有する。
【0036】
図6に示すように、図6に示す単一ポリ不揮発性メモリ3と図2に示す単一ポリ不揮発性メモリ1との違いは、単一ポリ不揮発性メモリ3が、選択ゲート110と同じ側に、Pソースドーピング領域132と連続する(contiguous with)Nドーピング領域162をさらに含むことで、突合せ接点領域60を形成する。Nドーピング領域162及びPドーピング領域132は、いずれもソースライン電圧VSLに電気的に結合されている。
【0037】
図7に示すように、図7示す単一ポリ不揮発性メモリ4と図2に示す単一ポリ不揮発性メモリ1との違いは、単一ポリ不揮発性メモリ4が、酸化物規定領域ODに連続する電荷収集領域50をさらに含むことである。電荷収集領域50は、単一ポリ不揮発性メモリセルの動作中の半導体層230に蓄積された余剰(redundant)電子及び正孔を収集することができる。電荷収集領域50は、図5に記載されている。単一ポリ不揮発性メモリ4が、選択ゲート110と同じ側に、Pドーピング領域132と連続するNドーピング領域162も含むことで、突合せ接点領域60を形成する。Nドーピング領域162及びPドーピング領域132は、いずれもソースライン電圧VSLに電気的に結合されている。
【0038】
図8は、図2から図7に明記されたようなメモリセルユニットのプログラミング(PGM)動作、読出(READ)動作又は消去(ERASE)動作の例示の動作条件を図示する。図8に示すように、プログラミング(PGM)動作時、ソースライン(SL)は電圧ソースVPPに結合される。例えば、VPPは5〜9Vに及ぶことができる。ビットライン(BL)は、グラウンドである(VBL=0V)。選択ゲート(SG)110には、0〜1/2VPPの間の電圧ソースが提供される。消去ライン(EL)には、0〜VPPの間の電圧ソースが提供される。図5及び図7に示したような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500は電圧ソースVPPに結合される。プログラム禁止(PGM−inhibit)動作下、又はプログラム非選択(PGM−unselect)動作下でのメモリセルに対する電圧条件も、図8に挙げられている。
【0039】
消去(ERS)動作時、ソースライン(SL)はグラウンドである(VSL=0V)。ビットライン(BL)はグラウンドである(VBL=0V)。選択ゲート(SG)110はグラウンドである(VSG=0V)。消去ライン(EL)には、電圧ソースVEEが提供される。例えば、VEEは、8〜18Vに及ぶことができる。図5及び図7に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500はグラウンドである(VNW=0V)。あるいは、ソースライン(SL)は、電圧ソースVBBに結合されることができる。例えば、VBBは、−4〜−8Vに及ぶことができる。ビットライン(BL)は、電圧ソースVBBに結合される。選択ゲート(SG)110は、電圧ソースVBBに結合される。消去ライン(EL)には、VEEが提供される。例えば、VEEは、8〜18Vに及ぶことができる。図5及び図7に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500は電圧ソースVBBに結合される。
【0040】
READ動作時、ソースライン(SL)は電圧ソースVREADに結合される。例えば、VREADは、2〜2.8Vに及ぶことができる。ビットライン(BL)は0.4Vに結合されることができる(VBL=0.4V)。選択ゲート(SG)110はグラウンドである(VSG=0V)。消去ライン(EL)はグラウンドである(VEL=0V)。図5及び図7に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500はVREADに結合される。読出非選択(READ−unselect)動作下でのメモリセルに対する電圧条件も、図8に挙げられている。
【0041】
図9及び図11を参照されたい。図9は、本発明の別の実施形態に従う単一ポリ不揮発性メモリの一部を示す概略配置図である。図10は、図9の線III−III´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。図11は、図9の線IV−IV´に沿ったメモリセルユニットの断面図である。図9に示すように、単一ポリ不揮発性メモリ5は、例えば、4つのメモリセルユニットC〜Cを含む、複数のメモリセルを含む。図9のメモリセルの配置は、説明することのみを目的としていると理解される。図9において、例えば、3つの酸化物規定領域OD、OD及びODが示されている。本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びCは、酸化物規定領域OD上に製造され、メモリセルユニットC及びCは、酸化物規定領域OD上に製造される。
【0042】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域OD及びODは、基準y軸に沿って延びたストライプ形状領域であることができる。酸化物規定領域OD、OD及びODは、シャロートレンチアイソレーション(STI)領域300によって互いに絶縁されている。2つのワードラインWL及びWLのみが図9に示されている。その2つのワードラインWL及びWLは、酸化物規定領域OD及びODと交差し、基準x軸に沿って延びている。消去デバイス450は酸化物規定領域OD上に製造することができる。本発明の実施形態によれば、消去デバイス250は、4つのメモリセルユニットC〜Cにより共有されることができる。
【0043】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域ODが、酸化物規定領域ODと酸化物規定領域ODとの間に介在している。酸化物規定領域ODは、2つのワードラインWL及びWLとは間隔を置いている。酸化物規定領域ODは、上方から見ると、2つのワードラインWL及びWLとは重なっていない。
【0044】
本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びメモリセルユニットCは、同一のPドレイン/ソースドーピング領域及び同一のビットライン接点を共有する。本発明の実施形態によれば、メモリセルユニットC及びメモリセルユニットCは、同一のPドレインドーピング領域及び同一のビットライン接点を共有する。
【0045】
図9図10及び図11に示すように、4つのメモリセルユニットの各々(メモリセルユニットCを例にとる)は、PMOS選択トランジスタ102と、PMOS選択トランジスタ102に直列に接続されたPMOSフローティングゲートトランジスタ104と、を含む。PMOS選択トランジスタ102及びPMOSフローティングゲートトランジスタ104は、SOI基板200の半導体層230内に規定された酸化物規定領域OD上にまとめて形成されている。メモリセルユニットCのセル構造は、メモリセルユニットCのものとは鏡面対称である。メモリセルユニットC及びCのセル構造は、それぞれ、メモリセルユニットC及びCのものとは鏡面対称である。
【0046】
半導体層230は、単結晶シリコン層であってよく、これに限られない。SOI基板200は、埋め込み酸化物層220と、シリコン基板210と、をさらに含むことができる。半導体層230は、埋め込み酸化物層220によってシリコン基板210から電気的に絶縁されている。STI領域300は、埋め込み酸化物層220に連続する。シリコン基板210は、P型シリコン基板であってよく、これに限られない。半導体層230においては、酸化物規定領域ODと完全に重なるNウェル310が、イオン注入法を用いることで形成されることができる。いくつかの実施形態においては、チャネルが真性シリコン内に形成されることができるため、Nウェル310は省くことができる。
【0047】
PMOS選択トランジスタ102は、選択ゲート110と、選択ゲート110と半導体層230との間にある選択ゲート酸化物層112と、Pソースドーピング領域132と、Pドレイン/ソースドーピング領域134と、を含む。PMOSフローティングゲートトランジスタ104は、フローティングゲート120、フローティングゲート120と半導体層230との間にあるフローティングゲート酸化物層122と、Pドレイン/ソースドーピング領域134と、Pドレインドーピング領域136と、を含む。PMOS選択トランジスタ102及びPMOSフローティングゲートトランジスタ104は、Pドレイン/ソースドーピング領域134を共有する。簡潔性のため、選択ゲート110及びフローティングゲート120の側壁上のスペーサは図示していない。
【0048】
図2及び図4から分かるように、基準x方向に沿って延び、酸化物規定領域ODと重なる延長部(又はフローティングゲート拡張部)120bを、フローティングゲート120は含む。延長部120bは、フローティングゲート120の幅よりも大きい幅を有する。本発明の実施形態によれば、延長部120bと酸化物規定領域ODとの重なり領域は、フローティングゲート120と酸化物規定領域ODとの重なり領域よりも大きい。
【0049】
酸化物規定領域ODにおいて、強度ドープ領域138が形成されている。強度ドープ領域138は、Nドーピング領域又はPドーピング領域であってよい。Nウェル又はPウェル等のイオンウェル320が酸化物規定領域OD内に形成される。実施形態によれば、強度ドープ領域138はNドーピング領域であり、イオンウェル320は、Nウェルである。別の実施形態によれば、強度ドープ領域138はPドーピング領域であり、イオンウェル320は、Pウェルである。フローティングゲートの形状は説明することのみを目的としていると理解される。
【0050】
本発明の実施形態によれば、酸化物規定領域OD、強度ドープ領域138、フローティングゲート酸化物層122並びに強度ドープ領域138及び酸化物規定領域ODに容量的に結合された延長部120bが、まとめて消去デバイス450を構成する。酸化物規定領域OD及び強度ドープ領域138は、制御ゲートしての役目も果たすことができる。
【0051】
動作時において、PMOS選択トランジスタ102の選択ゲート110は、ワードライン接点510を介して選択ゲート電圧VSGに結合され、PMOS選択トランジスタ102のPソースドーピング領域132は、電気的にソースライン(SL)接点を介してソースライン電圧VSLに電気的に結合され、Pドレイン/ソースドーピング領域134及びフローティングゲート120は電気的にフローティングし、PMOSフローティングゲートトランジスタ104のPドレインドーピング領域136は、ビットライン(BL)接点を通じてビットライン電圧VBLに電気的に結合される。強度ドープ領域138は、制御ゲート電圧VCGに電気的に結合される。
【0052】
プログラムモード下では、電子は、チャネルホットエレクトロン(channel hot electron:CHE)注入によってフローティングゲート120に選択的に注入される。消去モード(セクタ又はチップ消去)下では、電子は、ファウラー−ノルトハイム(FN)トンネリング(Fowler-Nordheim tunneling)によって、フローティングゲート120から消去されることができる。
【0053】
図12は、本発明のさらに別の実施形態に従う、消去デバイスを有する単一ポリ不揮発性メモリの変形を示す。
【0054】
図12に示すように、図12に示す単一ポリ不揮発性メモリ6と図9に示す単一ポリ不揮発性メモリ5との違いは、単一ポリ不揮発性メモリ6が、酸化物規定領域ODに連続する電荷収集領域50をさらに含むことである。電荷収集領域50は、単一ポリ不揮発性メモリセルの動作中の半導体層230に蓄積された余剰電子及び正孔を収集することができる。
【0055】
本発明の実施形態によれば、電荷収集領域50は、酸化物規定領域ODと、酸化物規定領域OD内のNドーピング領域500と、Nドーピング領域500とフローティングゲート120直下の半導体層230とを接続するブリッジ領域520と、を含む。Nウェル310は、酸化物規定領域OD及びブリッジ領域520と重なることができる。Nウェル(NW)接点がNドーピング領域500上に提供されて、電荷収集領域50をNウェル電圧VNWに電気的に結合することができる。図12において、2つのメモリセルユニットC及びCは、1つの電荷収集領域を共有し、2つのメモリセルユニットC及びCは、1つの電荷収集領域を共有する。
【0056】
図13は、図9及び図12に明記されたようなメモリセルユニットのプログラミング(PGM)動作、読出(READ)動作又は消去(ERASE)動作の例示の動作条件を図示する。図13に示すように、プログラミング(PGM)動作時、ソースライン(SL)は電圧ソースVPPに結合される。例えば、VPPは5〜9Vに及ぶことができる。ビットライン(BL)は、グラウンドである(VBL=0V)。選択ゲート(SG)110には、0〜1/2VPPの間の電圧ソースが提供される。制御ゲート(CG)には、0〜1/2VPPの間の電圧ソースが提供される。図12に示したような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500は電圧ソースVPPに結合される。プログラム禁止(PGM−inhibit)動作下、又はプログラム非選択(PGM−unselect)動作下でのメモリセルに対する電圧条件も、図13に挙げられている。
【0057】
消去(ERS)動作時、ソースライン(SL)は電圧ソースVEEに結合される(VEEは8〜18Vに及ぶことができる)。ビットライン(BL)は電圧ソースVEEに結合される。選択ゲート(SG)110は電圧ソースVEE又はVEE−ΔV(ΔV>Vt)に結合される。制御ゲート(CG)はグラウンドである(VCG=0V)。例えば、VEEは、8〜18Vに及ぶことができる。図5及び図7に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500はグラウンドである(VNW=0V)。図12に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500はグラウンドである。
【0058】
READ動作時、ソースライン(SL)は電圧ソースVREADに結合される。例えば、VREADは、2〜2.8Vに及ぶことができる。ビットライン(BL)は0.4Vに結合されることができる(VBL=0.4V)。選択ゲート(SG)110はグラウンドである(VSG=0V)。制御ゲート(CG)はグラウンドである(VCG=0V)。図12に示すような電荷収集領域50を有するメモリセルに対しては、Nドーピング領域500はVREADに結合される。読出非選択(READ−unselect)動作下でのメモリセルに対する電圧条件も、図13に挙げられている。
【0059】
当業者であれば、本装置及び本方法の多くの修正物及び代替物が、発明の教示を保持しつつなされることができることに容易に気づくだろう。したがって、上記の開示は、添付の特許請求の範囲の境界によってのみ制限されるものとして解釈されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13