特許第6393470号(P6393470)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日立オートモティブシステムズ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6393470-センサ装置 図000002
  • 特許6393470-センサ装置 図000003
  • 特許6393470-センサ装置 図000004
  • 特許6393470-センサ装置 図000005
  • 特許6393470-センサ装置 図000006
  • 特許6393470-センサ装置 図000007
  • 特許6393470-センサ装置 図000008
  • 特許6393470-センサ装置 図000009
  • 特許6393470-センサ装置 図000010
  • 特許6393470-センサ装置 図000011
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6393470
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】センサ装置
(51)【国際特許分類】
   H03K 17/16 20060101AFI20180910BHJP
   H01L 21/822 20060101ALI20180910BHJP
   H01L 27/04 20060101ALI20180910BHJP
【FI】
   H03K17/16 M
   H01L27/04 H
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-219737(P2013-219737)
(22)【出願日】2013年10月23日
(65)【公開番号】特開2015-82743(P2015-82743A)
(43)【公開日】2015年4月27日
【審査請求日】2016年2月19日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】509186579
【氏名又は名称】日立オートモティブシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098660
【弁理士】
【氏名又は名称】戸田 裕二
(72)【発明者】
【氏名】浅野 哲
(72)【発明者】
【氏名】松本 昌大
(72)【発明者】
【氏名】中野 洋
(72)【発明者】
【氏名】田代 忍
【審査官】 白井 亮
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−336905(JP,A)
【文献】 特開2003−037933(JP,A)
【文献】 特開2013−021883(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H03K 17/16
H01L 21/822
H01L 27/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物理量に応じて電気的特性の変化するセンサ素子と、
前記センサ素子の出力信号を処理する信号処理回路と、
電源端子と前記信号処理回路との間に介在するトランジスタ素子と、
前記トランジスタ素子のドレインとゲート或いは前記トランジスタ素子のコレクタとベースとを接続する抵抗体と、
前記トランジスタ素子のゲートまたはベースをGNDに接続する閾値電圧を有する素子と、を備え、
前記素子は、前記信号処理回路への供給電圧が前記閾値電圧を下回った場合に、前記トランジスタ素子をOFFとし、前記抵抗体からGNDの方向に流れる電流を制限することで、前記信号処理回路に蓄積された電荷を維持し、
前記トランジスタ素子は、第一の電界効果トランジスタであって、
前記第一の電界効果トランジスタのソースと前記電源端子とが接続され、前記第一の電界効果トランジスタのドレインと前記信号処理回路とが接続され、前記第一の電界効果トランジスタのゲートは、前記素子を介して前記GNDと接続され、
前記第一の電界効果トランジスタのウェルは、前記第一の電界効果トランジスタのドレインに接続されることを特徴とするセンサ装置。
【請求項2】
前記素子は第二の電界効果トランジスタであって、
前記第二の電界効果トランジスタのソースと前記第一の電界効果トランジスタのゲートとを接続し、前記第二の電界効果トランジスタのドレイン及びゲートと前記GNDとを接続することを特徴とする請求項に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記素子は、複数の電界効果型トランジスタを直列接続してなるトランジスタ回路であって、
前記トランジスタ回路に含まれる電界効果型トランジスタのうち一の電界効果型トランジスタのソースと前記第一の電界効果トランジスタのゲートとを接続し、前記トランジスタ回路に含まれる電界効果型トランジスタのうち別の一の電界効果型トランジスタのドレイン及びゲートと前記GNDとを接続することを特徴とする請求項に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記素子は、PN接合ダイオードであって、
前記ダイオードのアノードと前記第一の電界効果トランジスタのゲートとを接続し、前記ダイオードのカソードと前記GNDとを接続することを特徴とする請求項に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記素子は、複数のPN接合ダイオードを直列に接続してなるダイオード回路であって

前記ダイオード回路のアノードと前記第一の電界効果トランジスタのゲートとを接続し、前記ダイオード回路のカソードと前記GNDとを接続することを特徴とする請求項に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記信号処理回路と並列接続したコンデンサを備えることを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は外部から電源を供給されるセンサ装置に係り,特に電源ラインに発生する負サージに対して破壊耐性および誤動作耐性のあるセンサ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電源ラインに負サージや電圧変動が発生した場合には、負荷回路への供給電圧がマイナスになり負荷回路に逆流電流が流れ、破損が発生する場合がある。このような課題に対する従来技術として特許文献1に記載の技術がある。
【0003】
特許文献1に記載の技術は、電源と負荷回路との間に設けたP型FETと、負荷回路への供給電圧を抵抗分圧し、その中点電圧をP型FETのゲートに入力する構成としている。入力側の極性が正常に接続されている場合はP型FETがON状態になり負荷回路に電源電圧を供給し、入力側の極性を逆に接続した場合はP型FETがOFF状態になり負荷回路へ逆極性電圧が印加されないように保護している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−341848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、近年ではコスト低減の要求が高まっており、導体チップの外に設けた保護回路を簡素化する必要がある。この場合、従来よりも比較的長い時間継続する負サージや電圧低下が電源ラインに発生する。負荷回路側の電圧がP型FETのスレッショルド電圧未満となるとP型FETはOFFとなり、負荷回路に蓄積された電荷がP型FETを介して電源側へ放電されなくなる。しかし、この状態以降も負サージが継続する場合、分圧抵抗を介して負荷回路に蓄積された電荷の放電は継続され、最終的に蓄積された電荷は完全に放電される。すると、負荷回路がリセットされるため異常値出力や再起動動作などの誤動作を生じる可能性がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的は、比較的長い時間継続する負サージや電圧低下が電源ラインに発生した場合でも負荷回路における電圧低下を抑制し誤動作耐性の高いセンサ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のセンサ装置は、物理量に応じて電気的特性の変化するセンサ素子と、前記センサ素子の出力信号を処理する信号処理回路と、電源端子と前記信号処理回路との間に介在するトランジスタ素子と、前記トランジスタ素子のドレインとゲート或いは前記トランジスタ素子のコレクタとベースとを接続する抵抗体と、前記トランジスタ素子のゲートまたはベースをGNDに接続する閾値電圧を有する素子と、を備え、前記素子は、前記信号処理回路への供給電圧が前記閾値電圧を下回った場合に前記抵抗体からGNDの方向に流れる電流を制限することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、比較的長い時間継続する負サージや電圧低下が電源ラインに発生した場合でも負荷回路における電圧低下を抑制でき、誤動作耐性の高いセンサ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1実施例をなすセンサ装置の構成
図2】第2実施例をなすセンサ装置の構成
図3】第3実施例をなすセンサ装置の構成
図4】第4実施例をなすセンサ装置の構成
図5】第5実施例をなすセンサ装置の構成
図6】本発明技術における負サージ印加時の内部電源電圧変動波形例
図7】従来構成における負サージ印加時の内部電源電圧変動波形例
図8】従来のセンサ装置の構成
図9】第5実施例をなすセンサ装置の応用例
図10】第5実施例をなすセンサ装置の応用例
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について,図面を参照して説明する。
【0011】
本発明の第1実施例をなすセンサ装置を図1、6、7、8により説明する。図1は第1実施例をなすセンサ装置の構成を示す。図6は本発明技術における負サージ印加時の内部電源電圧変動波形例を示す。図7は従来構成における負サージ印加時の内部電源電圧変動波形例を示す。図8は従来のセンサ装置の構成を示す。
【0012】
第一実施例におけるセンサ装置の構成を図1により説明する。
【0013】
第一実施例におけるセンサ装置1は、電圧Vbを供給する電源端子2、GND端子3、物理量に応じた電気信号を発生させるセンサ素子20、センサ素子20への電源供給およびセンサ素子20からの出力信号を処理するセンサ回路10を備える。センサ回路10は、センサ素子20からの出力信号を処理する信号処理回路11、電源端子2と信号処理回路11との間に介在したP型電界効果トランジスタ(以降、PMOSと称する)12、PMOS12のドレインとゲートを接続する抵抗14、PMOS12のゲートをGNDに接続するPMOS13を備える。PMOS13は、ゲートおよびドレインがGNDに接続され、ソースがPMOS12のゲートと接続されている。PMOS13はスレッショルド電圧Vth1を備えていて、PMOS13のソース電圧がスレッショルド電圧Vth1よりも大きい場合はPMOS13がONとなる。
【0014】
第一実施例におけるセンサ装置の動作を図1および図7により説明する。
【0015】
通常時には、PMOS13のソース電圧はスレッショルド電圧Vth1よりも大きいため、PMOS13はONとなり、PMOS12のドレインからPMOS13を介してGNDに電流Isが流れる。PMOS13のオン抵抗よりも抵抗14の抵抗値が十分大きい場合、PMOS12はON状態となり、電源端子2と信号処理回路11は導通される。そして、電源端子2から処理回路11に供給電圧Vsが供給される。第一実施例におけるセンサ装置1は、通常時にPMOS12を介して信号処理回路11に電源電圧を供給する構成としており、PMOS12は寄生ダイオードと比べて電圧降下が小さいことから、温度によらず安定した供給電圧Vsを処理回路11に供給することができる。
【0016】
一方、負サージなどにより供給電圧Vsが異常低下するような場合には、PMOS13のソース電圧がスレッショルド電圧Vth1となった時点でPMOS13は自発的にOFFとなる。PMOS13がOFFとなることでPMOS13に流れていた電流Isは停止するため、PMOS12のゲートとドレインは同電位となる。そのため、PMOS12のソース電圧がPMOS12のドレイン電圧に対してマイナス側に変動しても、PMOS12はONせず、信号処理回路11に蓄積された電荷は維持される。PMOS13のソース電圧がスレッショルド電圧Vth1となった時点で、PMOS13は自発的にOFFとなるので、PMOS12を確実にOFFすることが可能である。
【0017】
PMOS13はソース電圧がスレッショルド電圧Vth1となった時点でOFFとなっており、PMOS13により電流Isの流れを制限している。そのため、比較的長い間負サージなどが発生したとしても、抵抗14を介して処理回路に蓄積された電荷が完全に放電されることを防止することができる。処理回路11の供給電圧Vsはスレッショルド電圧Vth付近で維持されるため、スレッショルド電圧Vthを処理回路11に設けたメモリの記憶情報以上の電圧値に設定することで、センサ装置の誤動作を防止することが可能である。
【0018】
尚、PMOS12、PMOS13の動作遅延を防ぐため、PMOS12のウェルとPMOS13のウェルを、供給電圧Vs側のノードに接続して各ウェルの電圧を安定化することが望ましい。そのため、PMOS12のウェルはドレインに接続し、PMOS13のウェルはソースに接続する。
【0019】
これに対し、従来構成におけるセンサ装置の動作を図8および図9により説明する。従来構成では、電源電圧VbがPMOS12のスレッショルド電圧Vth2未満になると、PMOS12がOFFとなるが、供給電圧Vsはこの時点でVth2程度まで低下する。その後、信号処理回路11に蓄積された電荷は抵抗14a、14bを介して放電され続け、最終的には全ての電荷が失われる。従って、供給電圧Vsを維持する事ができず、センサ装置の誤動作を招く可能性がある。
【0020】
第一実施例におけるセンサ装置の効果をまとめる。
【0021】
第1の効果は、通常時にPMOS12を介して信号処理回路11に電源電圧を供給する構成としており、PMOS12は寄生ダイオードと比べて電圧降下が小さいことから、温度によらず安定した供給電圧Vsを処理回路11に供給することができる点である。
【0022】
第2の効果は、長い時間継続する負サージや電源電圧の低下が発生した場合であっても、信号処理回路11への供給電圧Vsの低下をPMOS13のスレッショルド電圧Vth1付近に維持できるため、センサの誤動作を防止できる点である。
【0023】
第3の効果は、PMOS13のソース電圧がスレッショルド電圧Vth1よりも小さくなった時点で、PMOS13は自発的にOFFとなるため、確実にPMOS12をOFFにできる点である。
【0024】
本発明の第2実施例をなすセンサ装置を図2により説明する。図2は、第2実施例をなすセンサ装置の構成を示す。なお、本発明の第一実施例と重複する点については説明を省略する。
【0025】
第2実施例におけるセンサ装置1は、第1実施例におけるセンサ装置1における信号処理回路11に対して、コンデンサ16を並列接続したことを特徴とする。これにより、PMOS12のオン抵抗とコンデンサ16からなるローパスフィルタが構成され、電源電圧Vbの変動を供給電圧Vsに伝達しにくくできる。また、コンデンサ16により蓄積できる電荷量が増えるため、放電量に対する供給電圧Vsの低下量を抑制できる。そのため、本発明の第二実施例は、より負サージ耐性を向上することが可能である。
【0026】
本発明の第3実施例をなすセンサ装置を図3により説明する。図3は、第3実施例をなすセンサ装置の構成を示す。なお、本発明の第一実施例と重複する点については説明を省略する。
【0027】
第3実施例におけるセンサ装置1は、第1実施例をなすセンサ装置1におけるPMOS12およびPMOS13に代えて、PNPバイポーラトランジスタ(以降、PNPトランジスタと称する。)15、PNPトランジスタ17を用いて構成する。PNPトランジスタ15のエミッタと電源端子2を接続し、PNPトランジスタ15のコレクタと信号処理回路11を接続し、PNPトランジスタ15のベースとPNPトランジスタ17のエミッタを接続する。PNPトランジスタ17のコレクタおよびベースはGNDに接続する。通常時は、PNPトランジスタ15およびPNPトランジスタ17にベース電流Ib1、Ib2が流れるためON状態となり、供給電圧VsがPNPトランジスタ17のスレッショルド電圧Vthよりも低くなるとPNPトランジスタ17はOFF状態となり、同時に、PNPトランジスタ15のベース電圧およびコレクタ電圧は同電位となる。このため、PNPトランジスタ15のエミッタ電圧がコレクタ電圧に対してマイナス側に変動してもPNPトランジスタ15はONせず、信号処理回路11に蓄積された電荷は維持される。従って、供給電圧VsをPNPトランジスタ17のスレッショルド電圧Vth付近に維持する事ができる。本実施例をなすセンサ装置は、第1実施例におけるセンサ装置と同様の効果を得られる。さらに、バイポーラトランジスタはMOSFETよりも大きな電流を流す事ができるため、消費電力の大きなセンサ装置に適している。
【0028】
本発明の第4実施例をなすセンサ装置を図4により説明する。図4は、第4実施例をなすセンサ装置の構成を示す。なお、本発明の第一実施例と重複する点については説明を省略する。
【0029】
第4実施例におけるセンサ装置1は、第1実施例をなすセンサ装置1におけるPMOS13に代えて、PN接合ダイオード18を用いて構成する。抵抗14とPMOS12のゲートとの接続点をPN接合ダイオード18のアノードに接続し、PN接合ダイオード18のカソードはGNDに接続する。通常時は、PN接合ダイオード18に順方向電流Idが流れるためPMOS12はONとなる。供給電圧VsがPN接合ダイオード18の順方向電圧Vdよりも低くなると、順方向電流IdはPN接合ダイオード18により制限され、PMOS12のゲートとドレインは同電位となる。このため、PMOS12のソース電圧がドレイン電圧に対してマイナス側に変動してもPMOS12はONせず、信号処理回路11に蓄積された電荷は維持される。従って、供給電圧VsをPN接合ダイオード18の順方向電圧Vd付近に維持する事ができる。本実施例をなすセンサ装置は、第1実施例におけるセンサ装置と同様の効果を得られる。
【0030】
本発明の第5実施例をなすセンサ装置を図5により説明する。図5は、第5実施例をなすセンサ装置の構成を示す。なお、本発明の第一実施例と重複する点については説明を省略する。
【0031】
第5実施例におけるセンサ装置1は、第4実施例をなすセンサ装置1におけるPN接合ダイオード18に対して、直列にPN接合ダイオード18bを接続した構成をとる。これにより、供給電圧Vsが低下して、PN接合ダイオード18、18bの順方向電圧Vdの2倍値未満になると、順方向電流Idは制限され、PMOS12のゲートとドレインは同電位となる。このため、PMOS12のソース電圧がドレイン電圧に対してマイナス側に変動してもPMOS12はONせず、信号処理回路11に蓄積された電荷は維持される。従って、供給電圧VsをPN接合ダイオード18、18bの順方向電圧Vdの2倍値付近に維持する事ができる。本実施例をなすセンサ装置は、第1実施例におけるセンサ装置の効果に加えて以下の効果がある。すなわち、PN接合ダイオードの直列数に応じて、供給電圧Vsの保持電圧を調整できる点である。
【0032】
また、上述した保持電圧を調整する技術はP型電界効果トランジスタやPNPバイポーラトランジスタを用いても実現できる。例えば、図9に示すように、第1実施例におけるセンサ装置1のPMOS13のドレインとGND間にさらにPMOS13bを追加し、PMOS13のゲート及びドレインをPMOS13bのソースに接続し、PMOS13bのゲートおよびドレインをGNDに接続する方法がある。また、図10に示すように、第3実施例におけるセンサ装置1のPNPトランジスタ17のコレクタとGND間にさらにPNPトランジスタ17bを追加し、PNPトランジスタ17のベース及びコレクタをPNPトランジスタ17bのエミッタに接続し、PNPトランジスタ17bのベースおよびコレクタをGNDに接続する方法がある。上記の各構成を用いた場合も供給電圧Vsの保持電圧を調整できる。
【符号の説明】
【0033】
1:センサ装置,2:電源端子,3:GND端子,10:センサ回路,11:信号処理回路,12:MOSFET,13:MOSFET,14:抵抗,15:トランジスタ,16:キャパシタ,17:トランジスタ,18:ダイオード,19:ダイオード,20:センサ素子
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10