(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6393717
(24)【登録日】2018年8月31日
(45)【発行日】2018年9月19日
(54)【発明の名称】スライドレールキットおよびそのロック装置
(51)【国際特許分類】
A47B 88/57 20170101AFI20180910BHJP
【FI】
A47B88/16 D
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-178320(P2016-178320)
(22)【出願日】2016年9月13日
(65)【公開番号】特開2017-99851(P2017-99851A)
(43)【公開日】2017年6月8日
【審査請求日】2017年1月12日
(31)【優先権主張番号】104140668
(32)【優先日】2015年12月3日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】504297766
【氏名又は名称】川湖科技股▲分▼有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】513240939
【氏名又は名称】川益科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】陳 庚金
(72)【発明者】
【氏名】楊 順和
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ ▲啓▼▲い▼
(72)【発明者】
【氏名】王 俊強
【審査官】
大谷 純
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2011/0121701(US,A1)
【文献】
米国特許第8297723(US,B2)
【文献】
登録実用新案第3109546(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 88/00−88/994
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一レールと、
前記第一レールに対して、収納位置および延出位置の間で移動可能である第二レールと、
前記第一レールに位置するストッパ部と、
前記第二レールに対して移動可能に連結されており、前記第一レールに対して前記収納位置に前記第二レールがあるとき、前記ストッパ部に対して掛け止め位置に位置する第一係合手段と、
前記第一係合手段を前記掛け止め位置から離すように操作可能で、前記第一レールに対して前記収納位置から前記延出位置に向けて前記第二レールを移動可能にする第一リリース手段と、
前記第二レールに連結される第二リリース手段と、
前記第一レールに連結されるブラケットと、
前記ブラケットに対し移動可能に取り付けられている第二係合手段と、
を備え、
前記ブラケットは、開口を有しており、
前記第二係合手段は、前記ブラケットの開口に延出する係合突起を有し、前記第二リリース手段と連動可能であることを特徴とするスライドレールキット。
【請求項2】
前記第一係合手段に付勢力を付与する付勢手段をさらに備え、
前記第一係合手段は、前記付勢手段の付勢力に応答して前記掛け止め位置に保持することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。
【請求項3】
前記第一係合手段は、前記第二レールに接合または係合されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。
【請求項4】
前記第一リリース手段は、移動可能で、前記第二リリース手段の上方で垂直に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。
【請求項5】
前記第一レールおよび前記第二レールの間に移動可能に連結される第三レールをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。
【請求項6】
第一レールと、
前記第一レールに対して、収納位置および延出位置の間で移動可能である第二レールと、
前記第一レールに連結されるブラケットと、
前記ブラケットに位置するストッパ部と、
前記第二レールに接合または係合されている第一係合手段と、
前記第一係合手段に付勢力を付与し、付勢力に応答して前記第一係合手段を掛け止め位置に保持する付勢手段と、
前記第一係合手段を前記掛け止め位置から離すように操作可能で、前記第二レールを前記第一レールに対して前記収納位置から前記延出位置に向けて移動可能にする第一リリース手段と、
前記第二レールに連結される第二リリース手段と、
を備え、
前記第一リリース手段は、前記第二リリース手段に対して移動可能に取付けられており、
前記第一レールに対して前記延出位置から前記収納位置に向けて所定位置にまで前記第二レールが移動するとき、前記付勢手段が前記ストッパ部に突き当てられ、前記第一係合手段が付勢力を受けて前記掛け止め位置に復帰し、前記第一係合手段により前記第二リリース手段に対して前記第一リリース手段が移動することを特徴とするスライドレールキットのロック装置。
【請求項7】
筐体に取付けられ、連動手段が前記筐体に移動可能に取付けられるスライドレールキットであって、
前記筐体に連結され、開口を有するブラケットと、
前記ブラケットに連結されている第一レールと、
前記第一レールに対して収納位置および延出位置の間で移動可能である第二レールと、
前記ブラケットに位置するストッパ部と、
前記第二レールに対して移動可能に連結されており、前記第一レールに対して前記収納位置に前記第二レールがあるとき、前記ストッパ部に対して掛け止め位置に位置する第一係合手段と、
前記第一係合手段を前記掛け止め位置から離すように操作可能で、前記第一レールに対して前記収納位置から前記延出位置に向けて前記第二レールを移動可能にする第一リリース手段と、
前記第二レールに連結されている第二リリース手段と、
前記ブラケットに対して移動可能に取付けられ、前記ブラケットの開口に延出する係合突起を有する第二係合手段と、
を備え、
前記第二係合手段は、前記第二リリース手段と連動し、前記係合突起が移動して、前記連動手段と連動することを特徴とするスライドレールキット。
【請求項8】
前記第一係合手段に付勢力を付与する付勢手段をさらに備え、
前記第一係合手段は、前記付勢手段の付勢力に応答して前記掛け止め位置に保持することを特徴とする請求項7に記載のスライドレールキット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスライドレールキットに関し、特にインターロックの各々の動作をロック解除および起動するスライドレールキットおよびそのロック装置に関する。
【背景技術】
【0002】
Chen氏等が発明した特許文献1には、スライドレールキットの収容係合構造を開示している。特許文献1ではロック手段と、係合手段と、リリース手段と、付勢手段とを備える。ロック手段は、第一レールに位置する。係合手段は、第二レールに接合または係合されている。リリース手段は、係合手段を内部に収容する開口を有し、この開口の内壁は係合手段に対向する斜面を有する。付勢手段は、係合手段とリリース手段の開口内縁との間に当接するとともに、係合手段が常にロック手段に対して保持する。第二レールが第一レールに対して収納するとき、係合手段とロック手段とが互いに係合して位置決めされるとともに、付勢手段の付勢力により係合手段に突当てられる。リリース手段の操作部が外力により引き出されたとき、係合手段はリリース手段の開口の斜面に突き当たって、一定角度でずれて、係合手段はロック手段から外れる。簡単に言えば、特許文献1ではスライドレールのロックを解除する操作方式を開示している。
【0003】
また、Chen氏等が発明した特許文献2には、スライドレールインターロックアセンブリを開示している。外側レールと、中間レールと、内側レールと、ベースと、アクチュエータと、ストッパ部と、ロックピンと、を備える。ベースは、外側レールの一端に固接されるとともに、上収容室と、上収容室に対向する下収容室と、を含む。アクチュエータは、ベースに対向して設けられて且つ可動となっており、アクチュエート部と、アクチュエート部に対向する係合部と、アクチュエート部と係合部との間に位置する連動部とを含む。アクチュエート部は、ベースの上収容室内に位置するとともに一部が延びて露出している。係合部は、ベースの下収容室内に位置する。ストッパ部は、内側レールまたは中間レールに連結される。ロックピンは、連動部に連結される。内側レールおよび中間レールが外側レールに対して引き出されたとき、アクチュエート部は、中間レールにより押動される。アクチュエート部をベースの上収容室内に退入させるとともに、第一位置から第二位置にまで連動部が移動することで、ロックピンが移動し、かつ係合部はベースの下収容室内から延出する。簡単に言えば、特許文献2では、スライドレールが引き出されるとき、その他スライドレールは引き出されることなく、インターロックの使用目的を達成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第8282176B1号明細書
【特許文献2】米国特許第8297723B2号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インターロックを同時にロック解除および起動するのでは、組付け公差の影響により、付帯的にインターロックをロック解除または起動するタイミングが不適切となり、機能しなくなることになり得る。
【0006】
これに鑑み、改良に改良を重ねることで、本発明が生まれた。
【0007】
本発明はインターロックの各々の動作をロック解除および起動するスライドレールキットおよびそのロック装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の観点によれば、スライドレールキットは、第一レールと、第二レールと、ストッパ部と、第一係合手段と、第一リリース手段と、
第二リリース手段と、ブラケットと、第二係合手段と、を備える。
第二レールは、第一レールに対して、収納位置と延出位置との間で移動可能である。
ストッパ部は、第一レールに位置する。
第一係合手段は、第二レールに対して移動可能に連結されており、第一レールに対して収納位置に第二レールがあるとき、ストッパ部に対して掛け止め位置に位置する。
第一リリース手段は、第一係合手段を掛け止め位置から離すように操作可能で、第一レールに対して収納位置から延出位置に向けて第二レールを移動可能とする。
第二リリース手段は、第二レールに連結される。
ブラケットは、第一レールに連結される。
第二係合手段は、ブラケットに対し移動可能に取り付けられている。
ブラケットは、開口を有しており、第二係合手段は、ブラケットの開口に延出する係合突起を有し、第二リリース手段と連動可能である。
【0009】
好ましくは、第一係合手段に付勢力を付与する付勢手段をさらに備え、第一係合手段は、付勢手段の付勢力に応答して掛け止め位置に保持する。
【0010】
好ましくは、第一係合手段は、第二レールに接合または係合されている。
【0012】
好ましくは、第一リリース手段は、移動可能で、第二リリース手段の上方で垂直に取付けられている。
【0013】
好ましくは、第一レールおよび第二レールの間に移動可能に連結される第三レールをさらに備える。
【0015】
上記した他の観点によれば、スライドレールキットのロック装置は、第一レールと、第二レールと、ブラケットと、ストッパ部と、第一係合手段と、付勢手段と、第一リリース手段と、第二リリース手段とを備える。
第二レールは、第一レールに対して、収納位置と延出位置との間で移動可能である。
ストッパ部は、第一レールに位置する。
第一係合手段は、第二レールに対して移動可能に連結されており、第一レールに対して収納位置に第二レールがあるとき、ストッパ部に対して掛け止め位置に位置する。
第一リリース手段は、第一係合手段を掛け止め位置から離すように操作可能で、第一レールに対して収納位置から延出位置に向けて第二レールを移動可能とする。
第二リリース手段は、第二レールに連結される。
第一リリース手段は、第二リリース手段に対して移動可能に取り付けられている。
第一レールに対して延出位置から収納位置に向けて所定位置にまで前記第二レールが移動するとき、付勢手段がブラケットのストッパ部に突き当てられる。また、第一係合手段が付勢力を受けて掛け止め位置に復帰し、第一係合手段により第一リリース手段が第二リリース手段に対して移動する。
【0016】
本発明の他の関連によれば、筐体に取付けられ、連動手段が筐体に移動可能に取付けられるスライドレールキットである。
スライドレールキットは、ブラケットと、第一レールと、第二レールと、ストッパ部と、第一係合手段と、第一リリース手段と、第二リリース手段と、第二係合手段とを備える。
ブラケットは、筐体に連結され、開口を有する。
第一レールは、ブラケットに連結されている。
第二レールは、第一レールに対して収納位置および延出位置の間で移動可能である。
ストッパ部は、ブラケットに位置している。
第一係合手段は、第二レールに対して移動可能に連結されており、第一レールに対して収納位置に第二レールがあるとき、ストッパ部に対して掛け止め位置に位置する。
第一リリース手段は、第一係合手段を掛け止め位置から離すように操作可能で、第一レールに対して収納位置から延出位置に向けて第二レールを移動可能にする。
第二リリース手段は、第二レールに連結されている。
第二係合手段は、ブラケットに対して移動可能に取付けられ、ブラケットの開口に延出する係合突起を有する。
また、第二係合手段は、第二リリース手段と連動し、係合突起が移動して、連動手段と連動する。
【0017】
好ましくは、第一係合手段に付勢力を付与する付勢手段をさらに備える。
第一係合手段は、付勢手段の付勢力に応答して掛け止め位置に保持する
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一実施形態におけるスライドレールキットが筐体に取付けられている概略図である。
【
図2】本発明の一実施形態におけるロック装置がスライドレールキットをロックする概略図である。
【
図3】本発明の一実施形態でロック装置を解除する概略図である。
【
図4】本発明の一実施形態でロック装置を解除した後にスライドレールキットが引き出されて第一位置にまで移動する概略図である。
【
図5】本発明の一実施形態における筐体に連動手段が取付けられている概略図である。
【
図6】ロック装置を解除した後、スライドレールキットが引き出されて連動手段が移動する概略図である。
【
図7】本発明の一実施形態における連動手段が第一位置にある概略図である。
【
図8】本発明の一実施形態における連動手段が駆動されて第一位置から第二位置にまで移動する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態におけるスライドレールキット10を筐体12に取付ける概略図である。
スライドレールキット10は、第一レール14と、第二レール16と、第三レール18と、ロック装置20とを備える。より詳細には、第一レール14は、外側レールであり、第二レール16は、内側レールであり、第三レール18は、中間レールである。このうち、第三レール18は、第一レール14と第二レール16との間に可動的に連結されている。第三レール18により、第二レール16を第一レール14に対して移動して最大のストロークにまで延出展開可能としている。ロック装置20は、第二レール16を第一レール14に対して収納したとき、第二レール16はロック装置20によりロックされて第一レール14に対して位置決め保持する。
本実施形態において、第一レール14に連結されるブラケット22をさらに備えている。ブラケット22によりスライドレールキット10を筐体12に取付ける。注意すべきは、ブラケット22は第一レール14に連結されていることから、第一レール14の長さを延長している点である。よって、実際の使用および構造的効率の観点において、ブラケット22は第一レール14の一部分として見なすことができる。
【0020】
図2は、ブラケット22がストッパ部24と開口26とを含むことを示す。ロック装置20は、第一係合手段28と、付勢手段30とを備える。このうち、第一係合手段28は、移動可能に連結されており、例えば、第二レール16に接合または係合される。付勢手段30は、第一係合手段28に付勢力を付与している。第一係合手段28は、付勢手段30の付勢力に応答してストッパ部24に対して掛け止め位置Lに保持することができる。付勢手段30は、例えば、付勢力部32を有するトーションスプリングである。付勢力部32の位置は、ストッパ部24に対応する。また、ロック装置20は、さらに第一リリース手段34と、第二リリース手段36とを含む。このうち、第一リリース手段34は、第二リリース手段36に対して移動可能に取付けられている。また、例えば、第一リリース手段34は、第二リリース手段36の上方に垂直で且つ移動可能に取付けられるとともに、第一係合手段28の一部分に対応する。第二リリース手段36は、第二レール16に連結される。この状態にて、スライドレールキット10はロックされた状態、つまり、第二レール16が第一レール14に対向するのは収納位置P1に位置して、収納位置P1から引き出されることはできない。
【0021】
図3および
図4に示すように、外力Fにより第一リリース手段34に向けたとき、第一リリース手段34は、第一係合手段28を掛け止め位置Lから離れるように操作可能に駆動する。これにより、スライドレールキット10のロック状態を解除する。さらに、第二レール16を第一レール14に対して一方向Dに沿って収納位置P1から延出位置P2にまで引き出すか、または第二レール16が最大のストロークにまで引出展開することができる。
【0022】
再度、第二レール16が第一レール14に対して引出した状態から押し込み所定位置にまで収納されたとき、付勢力部32は、まずストッパ部24に突き当てられる。また、第一係合手段28が付勢手段30の付勢力を受けて揺動して、第一リリース手段34が第二リリース手段36に対して押動して移動する。第一リリース手段34は、第二リリース手段36に対して
図2に示す状態にまで復帰し、つまり第一リリース手段34は第二リリース手段36の上方位置に位置することになる。
【0023】
再度、
図2および
図3を参照されたい。本実施形態は、ブラケット22に対して移動可能に取り付けられている第二係合手段38をさらに備えている。
図5に示すように、第二係合手段38は、ブラケット22の開口26に延出する係合突起40を有する。また、第二係合手段38は、第二リリース手段36と連動可能である。
第二リリース手段36は、第一傾斜案内部42を有する。また、第二係合手段38は、第一傾斜案内部42に対応する第二傾斜案内部44を有する。これにより、第二リリース手段36が第二係合手段38に対して移動したとき、第二係合手段38は第二リリース手段36により移動可能としやすくしている。
【0024】
図5および
図6に示すように、本実施形態は、筐体12に可動的に取付けられる連動手段46を備える。
図7および
図8に示すように、第二レール16が第一レール14に対して引き出されたとき、第二係合手段38は、第二リリース手段36により連動する。係合突起40が連動手段46を移動させて、連動手段46は、第一位置X1から第二位置X2にまで移動する。
【0025】
連動手段46が筐体12に対して移動可能に取付けられており、筐体12上に取付けられるその他スライドレールキットをロックするよう駆動する。これにより、スライドレールキットが筐体12から引き出されたとき、筐体12上に取付けられるその他スライドレールキットはロックされて引き出されることがなくなる。この部分におけるインターロックの連動技術はすでに従来背景技術に既出であって、従来技術の範疇であるから、ここでは繰り返し記述しないで、説明を省略する。
【0026】
上記の説明から分かるように、操作上において、本発明では、まずスライドレールのロックを解除し、その後再度インターロックを起動するようにしている。
本発明では、従来のインターロックを同時にロック解除および起動するに当たり直面する恐れのある不具合の問題を効果的に改善している。よって、本発明では操作使用上でより安全で、高い信頼性を提供することができる。
【0027】
本発明は前述の実施形態で開示した通りであるが、それらによって本発明は制約を受けることないため、本発明の保護される範囲は別紙の特許請求の範囲を基準とする。
【符号の説明】
【0028】
10 ・・・スライドレールキット、
12 ・・・筐体、
14 ・・・第一レール、
16 ・・・第二レール、
18 ・・・第三レール、
20 ・・・ロック装置、
22 ・・・ブラケット、
24 ・・・ストッパ部、
26 ・・・開口、
28 ・・・第一係合手段、
30 ・・・付勢手段、
32 ・・・付勢力部、
34 ・・・第一リリース手段、
36 ・・・第二リリース手段、
38 ・・・第二係合手段、
40 ・・・係合突起、
42 ・・・第一傾斜案内部、
44 ・・・第二傾斜案内部、
46 ・・・連動手段、
L ・・・掛け止め位置、
P1 ・・・収納位置、
P2 ・・・延出位置、
D ・・・方向、
X1 ・・・第一位置、
X2 ・・・第二位置。