【課題を解決するための手段】
【0007】
これらの課題は、請求項1の特徴による、排ガス後処理のためのハニカム体によって、解決される。ハニカム体のさらなる有利な構成は、従属請求項に示される。明細書は、さらなる説明および特徴を含み、それらは、任意の技術的に有意な方法で、請求項の特徴と互いに組み合わせ可能であり、本発明のさらなる実施形態を示すことが、指摘される。
【0008】
排ガス後処理のためのハニカム体は、第1の端面と、第2の端面と、中心軸と、長さと、を有し、中心軸は、両方の端面を突き抜ける。さらに、ハニカム体は、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層を有し、この金属層は、中心軸の回りに配置される。少なくとも1つの金属層の構造は、さらに、山部と谷部とを有し、山部と谷部とは、少なくともハニカム体の長さの部分にわたって延び、中心軸に対し斜めに進む。加えて、少なくとも1つの金属接続ストリップが、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層の隣り合う領域間に、設けられ、この少なくとも1つの金属接続ストリップは、ハニカム体の長さよりも短く、この隣り合う領域にろう付け結合または溶接結合を形成する。
【0009】
ハニカム体は、原則的には違った形を取ることができ、特に、円形の、楕円形の、多角形の、または同様の断面である。そのようなハニカム体は、管状のハウジングで形成されることが多い。排ガスは、その際、作動中に通常、2つの端面の1つを経由して入り、もう1つを経由して再び出て行く。望ましくは本質的に平行に互いに配置された端面は、通常、ハニカム体の長さを中心軸の方向に定め、中心軸は、両方の端面を突き抜け、特に、少なくとも1つ、望ましくは両方の端面に対し、垂直におよび中央に配置される。
【0010】
ハニカム体は、そのほかに、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層を有する。その際、(個々の)金属層は、スムーズなおよび構造を有する部分、または異なった構造を有する部分、を有することが、可能である。この少なくとも1つの金属層は、例えば、らせん状に中心軸の回りに配置され得る。そのほかに、いくつかの金属層は、例えば、層の一部がスムーズでおよび/または少なくとも1つのさらなる金属層と異なる構造を有して、使用されることができる。特に、2つの金属層またはその何倍かは、層の一対が同じ構造(種類、サイズ等)を有するが、これが交差するように異なった方向で形成されて、使用される。
【0011】
金属層の構造は、その際、望ましくは、全体の長さ、つまり第1の端面と第2の端面との間、にわたって形成される。構造は、山部と谷部とによって形成され、山部と谷部とは、例えば、金属層に刻印されるその際、山部と谷部とは、規則的に金属層の進行方向に交互に現れる。山部と谷部とは、断面において、正弦波、ジグザグ形または同様のもの、の一種を形成してもよい。構造および/または山部と谷部とは、これらが中心軸に対し斜めに進むように、配置される。こうして、特にチャネル部分が形成され、チャネル部分は、中心軸に対し平行に延びず、それに対し斜めである。従って、排ガス流が端面に垂直に突き当たると、排ガスは、最初に分割される。排ガスは、山部または谷部で形成されたチャネル開口に入り込み、それからハニカム体の内部で向きを変えられるからである。その際、特に望ましくは、構造は、山部と谷部とが、隣り合う領域(中心軸に関し径方向に見て)で、異なって傾いている、および/または互いに相違する配向を有する、ようになっている。例えば、1つの領域で右への偏向が生じていると、さらに内側に位置する領域では、左への偏向が生じることが望ましく、逆もまた同じである。特に望ましくは、この整列および/または配向が、径方向に見て、常に互い違いになる。これは、山部と谷部とが、線状に重なり合って置かれるのが、少なくとも部分的であり、望ましくはハニカム体のどの箇所でも生じず、かえって、互いに交差し、本質的に点状の隣接ポイントだけを、互いに形成する、ということになる。これによって、部分排ガス流が、永久的に向きを変えられ、隣り合う山部および谷部に、特にジグザグ形に、流入できる、という構造になる。
【0012】
斜めの構造に加えて、山部および/または谷部上および/または中に、複数の微小備品(ガイド面、スタッド等)および/または穴が、設けられることができる。山部および/または谷部上に、それぞれ、いくつかの微小備品および/または穴が設けられる(山部および/または谷部の進行方向に見て)ことが、望ましい。
【0013】
特にかかる構造の場合、隣り合う領域のこの山部および谷部の間に、永続的な結合を形成することは困難である。かかる金属層の製造の際の許容差のため、および/または組立プロセス中の変形のため、隣接ポイントの正確な位置が、常には予め定められることができないからである。その上、あとからこの箇所に結合物質を置くこと、および/または全ハニカム体にわたって金属層の一様な接続を達成すること、は困難である。
【0014】
金属ハニカム体は、このため、さらに少なくとも1つの金属接続ストリップを有し、金属接続ストリップは、この隣り合う領域間および隣接ポイント間に、設けられる。1つ、2つ、または3つのかかる金属接続ストリップが設けられることが、望ましい。かかる金属接続ストリップが、ハニカム体の全断面にわたって延びる、つまり特に断面において斜めの構造の全ての隣接ポイントの間に、延びる。金属接続ストリップは、望ましくは、スムーズに作られる、つまり本質的に(意味のあるおよび/または狙いを持って刻印された)構造を有しない。けれども、微小構造が設けられてもよく、微小構造は、例えば、組立プロセスにより、または製造プロセス中に、または構造を有する隣り合う領域が押し付けられて、生じる。この接続ストリップは、従って、面での隣接の可能性を、そのあと線状に隣接する山部および谷部に、この長さ部分で提供し、そこで、それから、ろう付け結合または溶接結合が狙いを定めて形成されることができる。接続ストリップは、例えば、前もってろう材が(大きな面にわたって)備えられてもよく、それから、それぞれの接触領域でのみ、結合が形成される。この金属接続ストリップを経由して、定められた溶接結合が、構造の山部および/または谷部に(両側で)形成される場合に、より狙いを定めて永続的な結合が製造されることができる。その際、全ての山部および/または谷部が結合を有して形成されずに、例えば、隣り合う長さ部分に、「フリーな」および/または「フレキシブルな」隣接ポイントも設けられることが、可能である。従って、熱膨張挙動が、接続ストリップおよび金属層の限定された動き(互いから遠ざかる)により、補償されることができる。2つのろう付け結合または溶接結合の間の、隣り合う「フリーな」および/または「フレキシブルな」隣接ポイントの数は、一定であってもよく、または様々であってもよい。望ましくは、少なくとも2つの「フリーな」および/または「フレキシブルな」隣接ポイントが、2つのろう付け結合または溶接結合の間に提供される。
【0015】
これは、結果的に、特に、ハニカム体の長さにわたって見て、少なくとも1つの長さ部分が形成され、この長さ部分では、構造が形成された層の隣り合う領域は、接続ストリップを経由して、永続的に固定され、一方、少なくとも1つの他の長さ部分では、隣接ポイント(物質対物質のように固定されない)が、隣り合う構造の間の直接的な接触により形成されることを意味する。
【0016】
さらに望ましくは、少なくとも1つの金属接続ストリップが、5〜20mm[ミリメートル]の幅を有する。その場合、特に望ましくは、接続ストリップが、従って、それぞれ、最大で、ハニカム体の実際の長さの、5分の1、10分の1、またはそれどころか15分の1だけ、になる。換言すると、これは、金属接続ストリップの幅が、ハニカム体の中心軸および/または長さに対し、平行に定められるべきであることも意味する。金属接続ストリップのこの比較的小さい幅は、ろう付けおよび/または溶接プロセスの特に効率的な適用を許容し、同時に、ハニカム体の熱的および/または動的振舞に応じて狙いを定められた結合領域が、設けられることができる。
【0017】
ハニカム体の1つの実施形態では、少なくとも1つの金属接続ストリップが、中心軸の回りに、および少なくともハニカム体の1つの端面の近くに、配置される。この場合、望ましくは、金属接続ストリップが、少なくとも1つの金属層の進行に従う、つまり特にまた中心軸の回りにらせん状に進む。特に望ましくは、金属接続ストリップが、両方の端面に隣り合って設けられ、従って特に接続ストリップの数が2つに限られる。
【0018】
少なくとも1つの金属ストリップが、ハニカム体の軸方向部分で、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層の、それ自体とのまたはさらなる少なくとも部分的に構造を有する金属層との接触を妨げると、有利であると考えられる。ハニカム体が、例えば、単一の金属の構造を有する層で形成されると、接続ストリップは、この層の隣り合う領域の間の直接の接触(隣接ポイントで)を阻止する。いくつかの少なくとも部分的に構造を有する金属層が、並列して配置(層状に)され、それから巻かれると、このいくつかの少なくとも部分的に構造を有する金属層の間の接触が、軸方向部分で、阻止される。ハニカム体の他の軸方向部分(中心軸の方向に見て)では、それに比べて、そのような直接の接触がある。金属接続ストリップが、そこに位置しないからである。
【0019】
さらに、ハニカム体は、山部および/または谷部と、中心軸と、の間の角度が最大で20°[度]になるように、形作られると、有利であると考えられる。特に、角度が、1°〜10°の範囲、特に望ましくは2°〜6°の範囲、にあるように、設けられることができる。
【0020】
角度は、この小さい傾斜の際にも、ハニカム体の長さにわたって、場合に応じて、少ない数の隣接ポイント(望ましくは2、3、4、5、6、7、8、9または10)だけが作られ、その際に、依然として、特にハニカム構造の安定性が損なわれないこと、および/または圧力による力が金属接続ストリップの領域において大きくなりすぎない(これは特に接続ストリップの変形にもつながり得る)ことが保証されるように、選ばれるべきである。従って、高いセル密度がハニカム体に提供される場合に、および/または密に互いに並んで位置する山部および谷部を有する構造が設けられる場合に、角度が小さく選ばれることが、特に提案される。従って、少なくとも600cpsi(平方インチ当たりのセル)のセル密度を有するハニカム体の場合には、例えば最大で10°の角度が望ましい。特に、この際、角度は、ハニカム体の長さにわたって、1つの山部/谷部にとり最大で4つまたはそれどころかちょうど2つの隣接ポイントが形成されるように、合わせられることが、提案される。
【0021】
20°より大きい角度で、排ガスシステムのおよび内燃機関のパワー特性に不利な影響を及ぼし得る、背圧になる、望ましくない高い流れ抵抗が形成されることが、分かっている。ハニカム体のこの特性は、角度が減少すると、いっそう弱まる。角度は、特に、山部および/または谷部の進行の中心軸に対し、横におよび/または径方向に、定められることができる。
【0022】
相応にわずかに傾いた構造を有するハニカム体のこの実施形態は、ここで提案された、金属接続ストリップを有する配置に依らないでも、すでに、重要な、公知のハニカム体の改良であり得る。これは以下のように記述できる:排ガス後処理のためのハニカム体であって、第1の端面と、第2の端面と、中心軸と、長さと、を有し、中心軸は、両方の端面を突き抜け、このハニカム体は、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層を備え、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層は、中心軸の回りに配置され、少なくとも1つの金属層の構造は、山部と、谷部と、を有し、山部と谷部とは、ハニカム体の長さの少なくとも部分にわたって延び、中心軸に対し斜めに進み、山部または谷部と、中心軸と、の間の角度は、最大で20°である、ハニカム体。接続ストリップが設けられない場合は、従って、(わずかの)隣接ポイントに、ろう付け結合、溶接結合、および/または拡散接合が、設けられることができる。山部/谷部当たりちょうど2または3だけの隣接ポイントが存在すると、ハニカム体の形態は特に望ましい。ハニカム体の形態およびその機能に関し、特に上記の説明が参照される。
【0023】
本発明のさらなる様相によると、排ガス後処理のためのハニカム体の製造のための方法が、示される。方法は、その際に少なくとも以下のステップを含む。
a)帯状の、構造を有する金属層を提供するステップであって、この構造を有する金属層は、金属層の縁に対し斜めに形成された、山部と谷部とを有する構造を有する、ステップ、
b)金属接続ストリップを、構造を有する金属層の第1の表面のサブ部分の上へ置くステップ、
c)金属接続ストリップと、構造を有する金属層と、の間の、溶接結合を形成するステップ、
d)金属接続ストリップと、構造を有する金属層と、から成る溶接配置を、巻くステップ、
e)構造を有する金属層の第2の表面のサブ部分を、金属接続ストリップの上へ置くステップ、
f)金属接続ストリップと、構造を有する金属層と、の間の、溶接結合を形成するステップ、
g)ステップb)〜f)を、多数のチャネル開口を有するハニカム構造が形成されるまで、繰り返すステップ、
h)ハニカム構造をハウジングに挿入するステップ、
i)ハニカム構造をハウジングに接続するステップ。
【0024】
ここで定められた方法は、特に上述されたハニカム体の製造のために用いられ、溶接結合が、接続ストリップと、少なくとも1つの少なくとも部分的に構造を有する金属層と、の間に形成される。原則的に、ハニカム体のための説明は、方法にも適用されることができ、その逆もそうであることも、ここで指摘される。
【0025】
ステップa)では、すでに構造が与えられた金属層が、提供されることが望ましい。普通は、スムーズな、帯状の、巻いたものでらせん状に提供された、シートメタル箔は、構造を形成するために、変形ステップ、例えば波形ロールプロセス、が最初になされる。この場合、帯状の金属層の縁から垂直に延びず、縁に対し斜めに方向づけられた、つまり特に縁への垂線に対し望ましくは最大で20°の角度となるような、構造が選ばれる。とりわけ望ましくは、この場合、山部と谷部とが、互いに平行に、およびこのようにして形成されたハニカム体の全体の長さにわたって、延び、特に、帯状の金属層には、構造のない領域が存在しないようになっている。
【0026】
構造を有する金属層の第1の表面のサブ部分に(のみ)、それからステップb)で、金属接続ストリップが置かれる。金属接続ストリップは、望ましくはスムーズであるので、従って、例えば、上側(第1の表面)の山部の上にのみ載る。
【0027】
その次に、ステップc)で、金属接続ストリップと、構造を有する金属層と、の間に、溶接結合が形成される。溶接結合の形成は、その際、望ましくは、例えば、溶接結合が、外側から、金属接続ストリップを経由して、この金属接続ストリップの後ろに配置された金属層に対し形成されることにより、この配置の片側からのみ行われる。
【0028】
金属接続ストリップと、構造を有する金属層と、から成る、すでに互いに溶接された配置は、それから一緒に互いに(部分的に)巻かれ(ステップd)、次第に、構造を有する金属層が、ハニカム体の中心軸の回りに配置されるようになっている。
【0029】
特に、巻き上げプロセス中に、構造を有する金属層の第2の表面の(他の)サブ部分が、金属接続ストリップの上へ(構築されたハニカム体の他の箇所で)置かれる(ステップe)。これを換言すると、特に、今度は、例えば、構造を有する金属層の下側(第2の表面)も、巻くプロセスの結果として、(すでに一面で接続された金属接続ストリップの)上へ置かれる。
【0030】
ステップf)では、今度は、溶接結合が、金属接続ストリップと、構造を有する金属層、特に第2の表面、と、の間に(も)形成される。従って、溶接結合が、接続ストリップの両側で、構造を有する金属層の隣り合う表面(上側/下側)に対して形成される。このようにして、金属接続ストリップは、構造を有する金属層の隣り合う領域に対するそれ自体の溶接結合で、ハニカム体の配置を固定する。
【0031】
望ましくは、この場合、断続的な巻き上げプロセスが行われ、ステップd)による巻くプロセス中に、同時にステップb)およびe)が(必然的におよび/または自動的に)行われ、巻き上げプロセスの小休止に、異なる場所で(同時に)ステップc)およびf)による溶接結合が形成される。ステップb)〜f)が、従って、多数のチャネル開口を有するハニカム構造が最終的に形成されるまで、何度も繰り返される。ハニカム体は、特に自動車領域での使用にとっては、望ましくは90mm〜120mmの直径を有し、構造を有する金属層の構造高さは、例えば1.5mm〜3mmの範囲にある。従って、所望の寸法でハニカム体が製造されるまで、多数のこのような巻きが形成される。
【0032】
それから、場合によっては、構造を有する金属層および/または接続ストリップは、切り離されてもよく、このプロセスに続いて、残りの部分が巻き上げられてもよい。
【0033】
このように用意されたハニカム構造は、それから、ステップh)でハウジングに挿入される。望ましくは、その際、ハニカム構造が、ハウジングによって、特に管状のハウジングによって、完全に取り囲まれる。
【0034】
その後のプロセスでは、それから、例えば溶接結合の方法またはろう付け結合の方法と同様に、さらに、結合が、ハニカム構造とハウジングとの間に形成されることができる。
【0035】
このように用意されたハニカム体は、その後に、例えば、熱処理、コーティングプロセス等のような、さらなるプロセスがなされる。
【0036】
この際、ステップc)およびf)で、ロールシーム溶接またはレーザー溶接のプロセスが行われると、方法は望ましい。ロールシーム溶接には、金属接続ストリップと構造を有する金属層とから成る配置が支持されることが、必要となり得る。ロールシーム溶接プロセス中、局部的電流が金属箔を通過し、接触圧力およびそれに伴う熱の発生により、溶接線が形成される。レーザー溶接プロセス中、レーザー光線が金属シートメタル箔に局部的に向けられ、同様に、熱の発生のために、溶接線が形成される。
【0037】
さらに、方法実施形態は、ステップc)およびf)で、それぞれ、構造を有する金属層の山部または谷部との結合だけが形成されると、望ましい。金属接続ストリップが、ステップb)で、例えば、構造を有する金属層の上側に置かれると、この金属接続ストリップは、山部とだけ接触し、そこでまた実際に、溶接結合が、山部と、構造を有する金属層と、の間にだけ、形成されるようになっている。巻き上げの際に、それから、金属層の他のサブ部分が、反対側から置かれ、接続ストリップが、今度は、下側および/または谷部とのみ接触して、置かれるようになっている。この箇所で、および/またはステップf)中に、それから、例えば、溶接結合が、谷部と、その後ろに位置する金属接続ストリップと、の間にだけ、形成される。
【0038】
さらに、本発明の使用に関し、特に、自動車は、排ガスシステムを有する内燃機関を有し、排ガスシステムは、少なくとも1つの触媒担体または粒子分離機を有し、少なくとも1つの触媒担体または粒子分離機は、ここで上述されたハニカム体で形成される。その際、触媒担体および/または粒子分離機は、触媒活性コーティングを有することができ、触媒活性コーティングは、必要に応じて、ハニカム体の軸方向のサブ部分で異なって構成されることもできる。
【0039】
本発明により、特に、直線方向の場合には常に多数で長く延びる、構造の間の楔状部分が、減少し、それで、ハニカム体の同じセル密度で、より大きな表面が提供されることができ、ウォッシュコートの(または他のコーティングの)望ましくない堆積が、この楔状部分において低減されることができる。
【0040】
本発明および技術周辺は、以下で図に関連してより詳細に説明される。図は本発明の好ましい実施形態を示し得るが、本発明はそれに限定されないことが、指摘される。特に、示された大きさの割合および角度は、単に図的である。