特許第6396591号(P6396591)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6396591モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6396591
(24)【登録日】2018年9月7日
(45)【発行日】2018年9月26日
(54)【発明の名称】モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20180913BHJP
   G06F 3/0484 20130101ALI20180913BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20180913BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20180913BHJP
【FI】
   G06F13/00 650B
   G06F3/0484 120
   G06F3/0488
   H04M1/00 R
【請求項の数】22
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2017-523376(P2017-523376)
(86)(22)【出願日】2014年10月30日
(65)【公表番号】特表2017-535865(P2017-535865A)
(43)【公表日】2017年11月30日
(86)【国際出願番号】CN2014089941
(87)【国際公開番号】WO2016065589
(87)【国際公開日】20160506
【審査請求日】2017年6月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 涛
【審査官】 安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】 欧州特許出願公開第00748139(EP,A1)
【文献】 特開2014−036232(JP,A)
【文献】 特開2002−132762(JP,A)
【文献】 特開2014−127835(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0068438(US,A1)
【文献】 国際公開第2014/103776(WO,A1)
【文献】 特開2013−125353(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 3/0484
G06F 3/0488
H04M 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法であって、前記方法は、前記モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースに適用され、前記モバイル端末は、タッチスクリーンを含み、前記方法は、
前記モバイル端末によって、現時点で前記タッチスクリーン上に前記SMSメッセージ対話インタフェースを表示するステップであって、前記SMSメッセージ対話インタフェースは、受信者、第1の過去のメッセージ、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびお気に入りボタンを含み、前記第1の過去のメッセージは、前記現時点の前に、前記受信者から受信され、または、前記受信者に送信され、前記メッセージ・テキスト・ボックスは、メッセージを入力するために使用される、ステップと、
前記モバイル端末によって、前記お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、
前記第1のタッチ操作に応答して、前記モバイル端末によって、前記モバイル端末の記憶空間から少なくとも1つのお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、
前記モバイル端末によって、前記取得されたお気に入りSMSメッセージを前記タッチスクリーン上に表示するステップと、
を含む、モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つのお気に入りメッセージは、第2の過去のメッセージを含み、前記第2の過去のメッセージは、前記現時点の前に、前記モバイル端末によって受信されまたは送信される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記SMSメッセージ対話インタフェースは、SMSメッセージお気に入りバーをさらに含み、前記SMSメッセージお気に入りバーは、お気に入りボタンを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記SMSメッセージお気に入りバーは、前記SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記モバイル端末によって、前記第1の過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るステップであって、前記第2のタッチ操作は前記第1の過去のSMSメッセージをタッチして前記第1の過去のSMSメッセージを前記SMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作である、ステップと、
前記モバイル端末によって、前記第2のタッチ操作に従って前記第1の過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるステップと、
をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記取得されたお気に入りSMSメッセージを前記タッチスクリーン上に前記表示するステップは、
前記SMSメッセージが生成される時間、または前記SMSメッセージの内容長、または前記SMSメッセージに対応する受信者名に従って、前記取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するステップ
を含み、
前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースを覆い、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースから独立している、
請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記お気に入りSMSメッセージは、サムネイル形式で前記SMSメッセージお気に入りバー上に表示され、前記方法は、
前記SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るステップであって、前記第3のタッチ操作は前記第1のサムネイルをタップする操作である、ステップと、
前記第3のタッチ操作に従って前記第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容を前記タッチスクリーン上に表示するステップと、
をさらに含む、請求項3から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
モバイル端末であって、前記モバイル端末は、タッチスクリーンを含み、前記モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者、第1の過去のメッセージ、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびお気に入りボタンを含み、前記第1の過去のメッセージは、現時点の前に、前記受信者から受信され、または、前記受信者に送信され、前記メッセージ・テキスト・ボックスは、メッセージを入力するために使用され、前記モバイル端末は、
前記お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成された、受取ユニットと、
前記第1のタッチ操作に応答して、前記モバイル端末の記憶空間から少なくとも1つのお気に入りSMSメッセージを取得するように構成された、取得ユニットと、
前記取得ユニットによって取得された前記お気に入りSMSメッセージを前記タッチスクリーン上に表示するように構成された、表示ユニットと、
をさらに含む、モバイル端末。
【請求項9】
前記少なくとも1つのお気に入りメッセージは、第2の過去のメッセージを含み、前記第2の過去のメッセージは、前記現時点の前に、前記モバイル端末によって受信されまたは送信される、請求項8に記載のモバイル端末。
【請求項10】
前記SMSメッセージ対話インタフェースは、SMSメッセージお気に入りバーをさらに含み、前記SMSメッセージお気に入りバーは、お気に入りボタンを含む、
請求項8または9に記載のモバイル端末。
【請求項11】
前記SMSメッセージお気に入りバーは、前記SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する、
請求項10に記載のモバイル端末。
【請求項12】
記受取ユニットは、前記第1の過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、前記第2のタッチ操作は前記第1の過去のSMSメッセージをタッチして前記第1の過去のSMSメッセージを前記SMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
前記モバイル端末は、
前記第2のタッチ操作に従って前記第1の過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるように構成された、お気に入りユニット
をさらに含む、請求項10または11に記載のモバイル端末。
【請求項13】
前記表示ユニットは、
前記SMSメッセージが生成される時間、または前記SMSメッセージの内容長、または前記SMSメッセージに対応する受信者名に従って、前記取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、
前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースを覆い、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースから独立している、
請求項8から12のいずれか一項に記載のモバイル端末。
【請求項14】
前記お気に入りSMSメッセージは、サムネイル形式で前記SMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
前記受取ユニットは、前記SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、前記第3のタッチ操作は前記第1のサムネイルをタップする操作であり、
前記表示ユニットは、前記第3のタッチ操作に従って前記第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容を前記タッチスクリーン上に表示するようにさらに構成される、
請求項10から13のいずれか一項に記載のモバイル端末。
【請求項15】
モバイル端末であって、前記モバイル端末は、タッチスクリーン、前記タッチスクリーンに結合され、命令を含むメモリ、および前記メモリと前記タッチスクリーンとに結合されたプロセッサを含み、
前記タッチスクリーンは、タッチ操作を受け取り、画像を前記プロセッサの制御の下で表示するように構成され、
前記メモリは、データを格納するように構成され、
前記命令は、前記プロセッサによって実行され、前記モバイル端末が、
現時点で前記タッチスクリーン上にSMSメッセージ対話インタフェースを表示するステップであって、前記SMSメッセージ対話インタフェースは、受信者、第1の過去のメッセージ、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびお気に入りボタンを含み、前記第1の過去のメッセージは、前記現時点の前に、前記受信者から受信され、または、前記受信者に送信され、前記メッセージ・テキスト・ボックスは、メッセージを入力するために使用される、ステップと、
記タッチスクリーンを使用することによって前記お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、
前記第1のタッチ操作に応答して、前記メモリから少なくとも1つのお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、
前記取得されたお気に入りSMSメッセージを前記タッチスクリーン上に表示するステップと
を実行するように構成させる、
モバイル端末。
【請求項16】
前記少なくとも1つのお気に入りメッセージは、第2の過去のメッセージを含み、前記第2の過去のメッセージは、前記現時点の前に、前記モバイル端末によって受信されまたは送信される、請求項15に記載のモバイル端末。
【請求項17】
前記SMSメッセージ対話インタフェースは、SMSメッセージお気に入りバーをさらに含み、前記SMSメッセージお気に入りバーは、お気に入りボタンを含む、
請求項15または16に記載のモバイル端末。
【請求項18】
前記SMSメッセージお気に入りバーは、前記SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、または前記SMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する、
請求項17に記載のモバイル端末。
【請求項19】
前記モバイル端末は、前記タッチスクリーンを使用することによって前記第1の過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取り、前記第2のタッチ操作は前記第1の過去のSMSメッセージをタッチして前記第1の過去のSMSメッセージを前記SMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
前記第2のタッチ操作に従って前記第1の過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつける
ようにさらに構成される、
請求項17に記載のモバイル端末。
【請求項20】
前記モバイル端末は、
前記SMSメッセージが生成される時間、または前記SMSメッセージの内容長、または前記SMSメッセージに対応する受信者名に従って、前記取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、
前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースを覆い、または前記お気に入りインタフェースは前記SMSメッセージ対話インタフェースから独立している、
請求項15から19の何れか一項に記載のモバイル端末。
【請求項21】
前記お気に入りSMSメッセージは、サムネイル形式で前記SMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
前記モバイル端末は、前記タッチスクリーンを使用することによって前記SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取り、前記第3のタッチ操作は前記第1のサムネイルをタップする操作であり、
前記第3のタッチ操作に従って前記第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容を前記タッチスクリーン上に表示する
ようにさらに構成される、
請求項17から20のいずれか一項に記載のモバイル端末。
【請求項22】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行するように適合されたソフトウェアコードを含むコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、モバイル端末のためのSMSメッセージ処理技術に関し、特に、モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末に関する。
【背景技術】
【0002】
科学および技術の発展とともに、さまざまなタイプのモバイル端末、例えば携帯電話は、基本的に普及してきており人々の日常生活に多大な利便性をもたらす。携帯電話は実施例として使用される。ユーザは、携帯電話を使用することによって電話をかけてSMSメッセージを送受信することができ、またはユーザは、携帯電話のさまざまなアプリケーションプログラムを使用することができる。従来技術で、ユーザAが携帯電話を使用することによってユーザBにSMSメッセージを送信するプロセスで、またはユーザAがユーザBによって送信されたSMSメッセージを携帯電話を使用することによって受信するプロセスで、ユーザAは、前もってお気に入りに追加される過去のSMSメッセージの記録を閲覧する必要がある場合がある。この場合、ユーザAは、携帯電話をSMSメッセージお気に入りインタフェースに切り替え、SMSメッセージお気に入りフォルダを開き、SMSメッセージお気に入りフォルダからのお気に入りSMSメッセージの内容を閲覧し、そして次に携帯電話をSMSメッセージ送信インタフェースに戻す必要がある。
【0003】
SMSメッセージを送信または受信するプロセスでお気に入りSMSメッセージを閲覧するための既存の方法では、異なるユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、したがってお気に入りSMSメッセージを閲覧するとき操作プロセスが複雑になることを上記から知ることができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
既存のSMSメッセージ送信または受信プロセスでは、お気に入りSMSメッセージを閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があるから、操作プロセスの複雑さの問題を解決するように、本発明の実施形態は、モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末を提供する。
【0005】
前述の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本発明の実施形態で使用される。
【0006】
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法を提供し、ここで方法はモバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースに適用され、モバイル端末はタッチスクリーンを含み、ここでSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、方法は、
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、
第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、
取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップと
を含む。
【0007】
第1の態様の第1の可能な実装方式で、第1の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0008】
第1の態様の第2の可能な実装方式で、第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、方法は、
過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るステップであって、第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作である、ステップと、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるステップと、
をさらに含む。
【0009】
第1の態様の第3の可能な実装方式で、第1の態様から第1の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ステップを含み、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0010】
第1の態様の第4の可能な実装方式で、第1の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、方法は、
サーチボックスに入力される受信者についての情報を取得するステップと、
受信者に対応するお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するステップと
をさらに含む。
【0011】
第1の態様の第5の可能な実装方式で、第1の態様から第1の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、方法は、
SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るステップであって、第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作である、ステップと、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するステップと
をさらに含む。
【0012】
第1の態様の第6の可能な実装方式で、第1の態様の第5の可能な実装方式に関連して、方法は、
SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るステップであって、第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作である、ステップと、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するステップと、
をさらに含む。
【0013】
第2の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末を提供し、ここでモバイル端末はタッチスクリーンを含み、モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、モバイル端末は、
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成された、受取ユニットと、
受取ユニットによって受け取られた第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するように構成された、取得ユニットと、
取得ユニットによって取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するように構成された、表示ユニットと
をさらに含む。
【0014】
第2の態様の第1の可能な実装方式で、第2の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0015】
第2の態様の第2の可能な実装方式で、第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、
受取ユニットは過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
モバイル端末は、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるように構成された、お気に入りユニット
をさらに含む。
【0016】
第2の態様の第3の可能な実装方式で、第2の態様から第2の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、表示ユニットは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0017】
第2の態様の第4の可能な実装方式で、第2の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、
受取ユニットは、サーチボックスに入力された受信者についての情報を取得するようにさらに構成され、
表示ユニットは、受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するようにさらに構成される。
【0018】
第2の態様の第5の可能な実装方式で、第2の態様から第2の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
受取ユニットは、SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作であり、
表示ユニットは、第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するようにさらに構成される。
【0019】
第2の態様の第6の可能な実装方式で、第2の態様の第5の可能な実装方式に関連して、受取ユニットは、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作であり、
モバイル端末は、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するように構成された、削除ユニット
をさらに含む。
【0020】
第3の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末を提供し、ここでモバイル端末はタッチスクリーン、メモリ、およびプロセッサを含み、モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、ここで
タッチスクリーンは、タッチ操作を受け取り、画像をプロセッサの制御の下で表示するように構成され、
メモリは、データを格納するように構成され、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによってお気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成され、
プロセッサは、受け取られた第1のタッチ操作に従ってメモリからお気に入りSMSメッセージを取得し、
取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示する
ようにさらに構成される。
【0021】
第3の態様の第1の可能な実装方式で、第3の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0022】
第3の態様の第2の可能な実装方式で、第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによって過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取り、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつける
ようにさらに構成される。
【0023】
第3の態様の第3の可能な実装方式で、第3の態様から第3の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、プロセッサは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0024】
第3の態様の第4の可能な実装方式で、第3の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、
プロセッサは、サーチボックスに入力される受信者についての情報を取得し、
受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ようにさらに構成される。
【0025】
第3の態様の第5の可能な実装方式で、第3の態様から第3の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取り、ここで第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作であり、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示する
ようにさらに構成される。
【0026】
第3の態様の第6の可能な実装方式で、第3の態様の第5の可能な実装方式に関連して、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取り、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作であり、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止する
ようにさらに構成される。
【0027】
本発明の実施形態がモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末を提供することを上記から知ることができる。モバイル端末はタッチスクリーンを含む。SMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、ここでSMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含む。方法は、お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップとを含む。したがって、SMSメッセージお気に入りバーがSMSメッセージ対話インタフェースに追加され、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザは現在のユーザSMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージお気に入りバーをタップしてユーザの過去のSMSメッセージの記録を閲覧することができ、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザはSMSメッセージインタフェース間で切替を行うことなくお気に入りSMSメッセージを閲覧することができ、それは、既存のSMSメッセージ送信、受信または閲覧プロセスでは、お気に入りSMSメッセージの内容を閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、このことが比較的悪いユーザ体験をもたらすという問題を解決する。
【0028】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明での添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、創造的な努力なしでこれらの添付図面から他の図面をまだ導き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明の一実施形態によるSMSメッセージ対話インタフェースを示す。
図2】本発明の一実施形態によるモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法の流れ図である。
図3】本発明の一実施形態によるSMSメッセージ対話インタフェースを示す。
図4a】本発明の一実施形態によるSMSメッセージ対話インタフェースを示す。
図4b】本発明の一実施形態によるSMSメッセージ対話インタフェースを示す。
図5】本発明の一実施形態によるSMSメッセージ対話インタフェースを示す。
図6】本発明の一実施形態によるモバイル端末の構成図である。
図6A】本発明の一実施形態によるモバイル端末の構成図である。
図6B】本発明の一実施形態によるモバイル端末の構成図である。
図7】本発明の一実施形態によるモバイル端末の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下は、本発明の実施形態における添付図面を参照して本発明の実施形態における技術的解決策を明確にかつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部にすぎず、すべてではない。創造的な努力なしで本発明の実施形態に基づいて当業者によって取得される他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0031】
本発明の実施形態は、モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースに適用可能なSMSメッセージ処理方法を提供する。モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、UMPC(Ultra−mobile Personal Computer、ウルトラモバイル・パーソナル・コンピュータ)、ネットブック、またはPDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)などの端末デバイスとすることができる。図1に示されるように、SMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含む。SMSメッセージお気に入りバーは、お気に入りボタンを含む。SMSメッセージお気に入りバーは、既存のSMSメッセージ対話インタフェースに新たに追加された機能バーであり、モバイル端末に格納されたSMSメッセージに対応することに、留意するべきである。以下は、図1に示されたSMSメッセージ対話インタフェースに適用されるSMSメッセージ処理方法を、具体的な実施形態を使用することによって、説明する。
【0032】
実施形態1
図2は、本発明の一実施形態によるモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法の流れ図である。図2に示されるように、方法は次のステップを含み得る。
【0033】
201:お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取る。
【0034】
SMSメッセージお気に入りバー上のお気に入りボタンがタップされることが検出されるか、またはお気に入りボタンがタッチされる時間が事前設定時間閾値以上であることが検出される場合、ユーザがお気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を始めると判定される。
【0035】
事前設定時間閾値は要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0036】
202:第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得する。
【0037】
ユーザは、要求に従って受信または送信したSMSメッセージをお気に入りに追加することができる。お気に入りSMSメッセージは、「お気に入り」として印をつけてモバイル端末に格納することができる。
【0038】
203:取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示する。
【0039】
本発明のこの実施形態で、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーの位置は、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーのサイズに従って適切に調整することができる。例えば、SMSメッセージお気に入りバーはSMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置することができ、またはSMSメッセージお気に入りバーはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置することができ、またはSMSメッセージお気に入りバーはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置することができる。
【0040】
さらに、本発明のこの実施形態で、過去のSMSメッセージをショートカット方式で現在のSMSメッセージ対話インタフェース上のお気に入りに追加することがさらに実施され得る。具体的には、図3に示されるように、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージとすることができる。方法は、
過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るステップであって、第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作である(図3で矢印Aを使用することによって示される)、ステップと、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるステップと
をさらに含み得る。
【0041】
さらに、ステップ203で、取得されたお気に入りSMSメッセージは、SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、お気に入りインタフェース上に表示することができる。
【0042】
お気に入りインタフェースは、SMSメッセージ対話インタフェースの一部とすることができ(図4aに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースを覆うことができ(図4bに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースから独立していることができる。加えるに、お気に入りインタフェースが限定されているので、お気に入りSMSメッセージの量が比較的多いとき、お気に入りインタフェースはすべてのSMSメッセージを完全に表示することができるわけではない。したがって、ユーザがすべてのSMSメッセージの内容を閲覧できることを保証するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースの片側はドロップダウンボックスを含み、ドロップダウンボックスはドロップダウンバーを含み、それでユーザがドロップダウンバーを引いてタップを行って1つずつSMSメッセージを閲覧する。お気に入りインタフェースはドロップダウンボックスおよびドロップダウンバーを含まない場合があることに留意すべきである。現在のページ上に表示されていないSMSメッセージを閲覧したいとき、ユーザは、下方に、上方に、左方に、または右方にスクリーンを直接スライドすることができる。
【0043】
さらに、ただ1人の受信者に関連したSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含むことができる。方法は、
サーチボックスに入力される受信者についての情報を取得するステップと、
受信者に対応するお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するステップと
をさらに含み得る。
【0044】
さらに、図5に示されるように、本発明のこの実施形態で、ユーザの習慣的要求に従って、優先的に閲覧されるお気に入りSMSメッセージをサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上にさらに表示することができ、そうすることによってユーザがそれに伴ってサムネイルに対応するSMSメッセージを処理し、それは具体的には次のように、すなわち、
SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るステップであって、第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作である、ステップと、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するステップ
として実施される。
【0045】
あるいは、本発明のこの実施形態で、お気に入りSMSメッセージをお気に入りからさらに削除することができ、サムネイルはSMSメッセージお気に入りバーから削除され、それは具体的には次のように、すなわち、
SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るステップであって、第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作である、ステップと、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するステップ
として実施される。
【0046】
事前設定方針に従って、N個のSMSメッセージをお気に入りSMSメッセージから選択することができ、N個のSMSメッセージに対応するN個のサムネイルがSMSメッセージお気に入りバーの中に表示され、N個のサムネイルによって占められる領域のサイズはSMSメッセージお気に入りバーの領域のサイズ以下であり、ここでNは正整数である。
【0047】
事前設定方針は、SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名とすることができる。どのように選択を行うかについての具体的な内容はユーザの要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0048】
本発明のこの実施形態によるモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法に従って、SMSメッセージお気に入りバーがSMSメッセージ対話インタフェースに追加され、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザは現在のユーザSMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージお気に入りバーをタップしてユーザの過去のSMSメッセージの記録を閲覧することができ、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザはSMSメッセージインタフェース間で切替を行うことなくお気に入りSMSメッセージを閲覧することができ、このことは、既存のSMSメッセージ送信、受信または閲覧プロセスで、お気に入りSMSメッセージの内容を閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、それが操作の複雑さの原因となっているという問題を解決することを、上記から知ることができる。
【0049】
実施形態2
図6は、本発明の一実施形態によるモバイル端末60の構成図である。モバイル端末はタッチスクリーンを含む。モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含む。SMSメッセージお気に入りバーは、お気に入りボタンを含む。図6に示されるように、モバイル端末60は、
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成された、受取ユニット601と、
受取ユニットによって受け取られた第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するように構成された、取得ユニット602と、
取得ユニットによって取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するように構成された、表示ユニット603と
をさらに含み得る。
【0050】
さらに、本発明のこの実施形態で、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーの位置は、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーのサイズに従って適切に調整することができる。SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0051】
さらに、受取ユニット601は、ユーザがSMSメッセージお気に入りバーの位置をタッチする時間が事前設定時間閾値以上であることが検出される場合、ユーザがSMSメッセージお気に入りバーに対する第1のタッチ操作を始めると判定するように具体的に構成され、またはSMSメッセージお気に入りバーがタップされることが検出される場合、ユーザがSMSメッセージお気に入りバーに対する第1のタッチ操作を始めると判定するように具体的に構成される。
【0052】
事前設定時間閾値は要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0053】
さらに、本発明のこの実施形態で、モバイル端末の過去のSMSメッセージをショートカット方式で現在のSMSメッセージ対話インタフェース上のお気に入りに追加することがさらに実施され得る。具体的には、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージである。
【0054】
受取ユニット601は、過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作である。
【0055】
それに応じて、図6Aに示されるように、モバイル端末60は、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるように構成された、お気に入りユニット604
をさらに含む。
【0056】
さらに、表示ユニット603は、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0057】
お気に入りインタフェースは、SMSメッセージ対話インタフェースの一部とすることができ(図4aに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースを覆うことができ(図4bに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースから独立していることができる。加えるに、お気に入りインタフェースが限定されているので、お気に入りSMSメッセージの量が比較的多いとき、お気に入りインタフェースはすべてのSMSメッセージを完全に表示することができるわけではない。したがって、ユーザがすべてのSMSメッセージの内容を閲覧できることを保証するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースの片側はドロップダウンボックスを含み、ドロップダウンボックスはドロップダウンバーを含み、それでユーザがドロップダウンバーを引いてタップを行って1つずつSMSメッセージを閲覧する。
【0058】
さらに、ただ1人の受信者に関連したSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含む。
【0059】
それに応じて、受取ユニット601は、サーチボックスに入力された受信者についての情報を取得するようにさらに構成され、
表示ユニット603は、受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するようにさらに構成される。
【0060】
さらに、図5に示されるように、本発明のこの実施形態で、ユーザの習慣的要求に従って、優先的に閲覧されるお気に入りSMSメッセージの内容をサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上にさらに表示することができ、そうすることによってユーザがそれに伴ってサムネイルをタップおよびタッチしてサムネイルに対応するSMSメッセージを処理する。
【0061】
それに応じて、受取ユニット601は、SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第3のタッチ操作は、第1のサムネイルをタップする操作であり、
表示ユニット602は、第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するようにさらに構成される。
【0062】
事前設定方針に従って、N個のSMSメッセージをお気に入りSMSメッセージから選択することができ、N個のSMSメッセージに対応するN個のサムネイルがSMSメッセージお気に入りバーの中に表示され、N個のサムネイルによって占められる領域のサイズはSMSメッセージお気に入りバーの領域のサイズ以下であり、ここでNは正整数である。
【0063】
事前設定方針は、SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名であることができる。どのように選択を行うかについての具体的な内容はユーザの要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0064】
さらに、受取ユニット601は、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作である。
【0065】
図6Bに示されるように、モバイル端末60は、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するように構成された、削除ユニット605
をさらに含む。
【0066】
本発明のこの実施形態がモバイル端末60を提供することを上記から知ることができる。モバイル端末は、前述の方法実施形態で提供された方法プロセスを実施するように構成される。モバイル端末の作動原理および作動プロセスの詳細については、前述の方法実施形態での説明を参照されたい。SMSメッセージお気に入りバーがSMSメッセージ対話インタフェースに追加され、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザは現在のユーザSMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージお気に入りバーをタップしてユーザの過去のSMSメッセージの記録を閲覧することができ、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザはSMSメッセージインタフェース間で切替を行うことなくお気に入りSMSメッセージを閲覧することができ、このことは、既存のSMSメッセージ送信、受信または閲覧プロセスで、お気に入りSMSメッセージの内容を閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、それが操作の複雑さの原因となっているという問題を解決する。
【0067】
実施形態3
図7は、本発明の一実施形態によるモバイル端末の構成図である。本発明のこの実施形態で提供されるモバイル端末は、前述の方法実施形態で示された方法を実施するように構成することができる。説明を容易にするために、本発明のこの実施形態に関連した部分だけが示され、開示されない具体的な技術的詳細については、前述の方法実施形態での説明を参照されたい。
【0068】
モバイル端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、UMPC(Ultra−mobile Personal Computer、ウルトラモバイル・パーソナル・コンピュータ)、ネットブック、PDA(Personal Digital Assistant、携帯情報端末)などとすることができる。本発明のこの実施形態で、モバイル端末が携帯電話である実施例を使用することによって説明がなされる。図7は、本発明の各々の実施形態に関連した携帯電話70の部分構造のブロック図である。
【0069】
図7に示されるように、携帯電話70は、タッチスクリーン701、メモリ702、およびプロセッサ703などの構成要素を含む。図7に示される携帯電話の構造は携帯電話に対するいかなる限定も構成せず、携帯電話は図に示される構成要素より多くの構成要素を含むことができ、または一部の構成要素を組み合わせることができ、または異なる構成要素配置を使用することができることを、当業者は理解することができる。
【0070】
以下は、図7を参照して携帯電話70の構成要素を具体的に説明する。
【0071】
タッチスクリーン701はタッチ・ディスプレイ・パネルと呼ばれ、携帯電話70の入出力機能を実施するように構成される。タッチスクリーン701は、タッチスクリーン701の上または近くでのユーザのタッチ操作(例えば、指またはスタイラスなどの任意の適当な物体または附属品を使用することによってタッチスクリーン701上でまたはタッチスクリーン701の近くでユーザによって行われる操作)を収集して、事前設定プログラムに従って対応する接続装置を駆動することができ、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供された情報および携帯電話内のさまざまなメニューを表示するようにさらに構成され得る。任意選択で、タッチスクリーン701は2つの部分、タッチ検出装置およびタッチ制御器を含み得る。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向およびポジションを検出し、タッチ操作によってもたらされる信号を検出し、信号をタッチ制御器に伝送する。タッチ制御器は、タッチ検出装置からのタッチ情報を受け取り、タッチ情報を接触座標に変換し、次に接触座標をプロセッサ703に伝送し、プロセッサ703によって送られたコマンドを受け取ってコマンドを実行することができる。タッチスクリーン701の上または近くでのタッチ操作を検出するとき、タッチスクリーン701は、タッチイベントのタイプを判定するためにタッチイベントをプロセッサ703に伝送する。その後、プロセッサ703は、タッチイベントのタイプに従って、タッチスクリーン701上の対応する視覚的出力を提供する。加えるに、タッチスクリーン701は、抵抗型、静電容量型、赤外線、および表面弾性波などのさまざまなタイプで実施することができる。
【0072】
メモリ702は、データ、ソフトウェアプロラム、およびモジュールを格納するように構成されて主にプログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含むことができる。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、(音響再生機能および画像再生機能などの)少なくとも1つの機能によって必要とされるアプリケーションプログラムなどを格納することができる。データ記憶領域は、携帯電話70の使用に従って作られた(音声データ、画像データ、および電話帳などの)データを格納することができる。加えるに、メモリ702は、高速ランダム・アクセス・メモリを含むことができ、少なくとも1つのディスク記憶デバイスなどの不揮発性メモリ、フラッシュ・メモリ・デバイス、または別の揮発性固体記憶デバイスを同様に含むことができる。
【0073】
プロセッサ703は、携帯電話70のコントロールセンタであり、さまざまなインタフェースおよび線路を使用することによって携帯電話全体のさまざまな部分に接続されている。メモリ702に格納されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを走らせ、または実行し、メモリ702に格納されたデータを呼び出すことによって、プロセッサ703は、携帯電話70のさまざまな機能およびデータ処理を行い、それによって携帯電話に対する全体的な監視を行う。任意選択で、プロセッサ703は1つまたは複数の処理ユニットを含むことができる。好ましくは、プロセッサ703は、アプリケーションプロセッサおよびモデムプロセッサと統合することができる。アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラムなどを主に処理する。モデムプロセッサは、ワイヤレス通信を主に処理する。前述のモデムプロセッサがプロセッサ703に統合されない場合があることを理解することができる。
【0074】
示されていないが、携帯電話70は、WiFi(wireless fidelity、ワイヤレスフィデリティ)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュール、各々の構成要素に電力を供給するための電源(例えば、バッテリ)などをさらに含むことができ、詳細は本明細書で説明されない。
【0075】
本発明のこの実施形態で、プロセッサ703は、タッチスクリーン701を使用することによってお気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取り、
受け取られた第1のタッチ操作に従ってモバイル端末のメモリ702からお気に入りSMSメッセージを取得し、
取得ユニットによって取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン701上に表示する
ようにさらに構成される。
【0076】
本発明のこの実施形態で、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーの位置は、SMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージ・テキスト・ボックスおよびSMSメッセージお気に入りバーのサイズに従って適切に調整することができる。SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0077】
さらに、プロセッサ703は、ユーザがSMSメッセージお気に入りバーの位置をタッチする時間が事前設定時間閾値以上であることが検出される場合、ユーザがSMSメッセージお気に入りバーに対する第1のタッチ操作を始めると判定するように、具体的に構成される。
【0078】
事前設定時間閾値は要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0079】
さらに、本発明のこの実施形態で、モバイル端末の過去のSMSメッセージをショートカット方式で現在のSMSメッセージ対話インタフェース上のお気に入りに追加することがさらに実施され得る。具体的には、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージである。
【0080】
プロセッサ703は、タッチスクリーン701を使用することによって過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取り、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつける
ようにさらに構成される。
【0081】
さらに、プロセッサ703は、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成される。
【0082】
お気に入りインタフェースは、SMSメッセージ対話インタフェースの一部とすることができ(図4aに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースを覆うことができ(図4bに示される)、またはSMSメッセージ対話インタフェースから独立していることができる。加えるに、お気に入りインタフェースが限定されているので、お気に入りSMSメッセージの量が比較的多いとき、お気に入りインタフェースはすべてのSMSメッセージを完全に表示することができるわけではない。したがって、ユーザがすべてのSMSメッセージの内容を閲覧できることを保証するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースの片側はドロップダウンボックスを含み、ドロップダウンボックスはドロップダウンバーを含み、それでユーザがドロップダウンバーを引いてタップを行って1つずつSMSメッセージを閲覧する。
【0083】
さらに、ただ1人の受信者に関連したSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するために、図4aおよび図4bに示されるように、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含む。
【0084】
それに応じて、プロセッサ703は、サーチボックスに入力される受信者についての情報を、タッチスクリーン701を使用することによって取得し、
受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ようにさらに構成される。
【0085】
さらに、図5に示されるように、本発明のこの実施形態で、ユーザの習慣的要求に従って、優先的に閲覧されるお気に入りSMSメッセージの内容をサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上にさらに表示することができ、そうすることによってユーザがそれに伴ってサムネイルをタップおよびタッチしてサムネイルに対応するSMSメッセージを処理する。
【0086】
それに応じて、プロセッサ703は、タッチスクリーン701を使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取り、ここで第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作であり、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン701上に表示する
ようにさらに構成される。
【0087】
事前設定方針に従って、N個のSMSメッセージをお気に入りSMSメッセージから選択することができ、N個のSMSメッセージに対応するN個のサムネイルがSMSメッセージお気に入りバーの中に表示され、N個のサムネイルによって占められる領域のサイズはSMSメッセージお気に入りバーの領域のサイズ以下であり、ここでNは正整数である。
【0088】
お気に入りSMSメッセージからN個のSMSメッセージを事前設定方針に従って選択することは、SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、N個のSMSメッセージを優先的に選択することとすることができる。どのように選択を行うかについての具体的な内容はユーザの要求に従って設定することができ、それは本発明のこの実施形態で限定されない。
【0089】
さらに、プロセッサ703は、タッチスクリーン701を使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取り、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作であり、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止する
ようにさらに構成される。
【0090】
本発明のこの実施形態がモバイル端末70を提供することを上記から知ることができる。SMSメッセージお気に入りバーがSMSメッセージ対話インタフェースに追加され、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザは現在のユーザSMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージお気に入りバーをタップしてユーザの過去のSMSメッセージの記録を閲覧することができ、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザはSMSメッセージインタフェース間で切替を行うことなくお気に入りSMSメッセージを閲覧することができ、このことは、既存のSMSメッセージ送信、受信または閲覧プロセスで、お気に入りSMSメッセージの内容を閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、それが操作の複雑さの原因となっているという問題を解決する。
【0091】
最後に、前述の実施形態は本発明の技術的解決策を説明するように意図されるにすぎず、本発明を限定するように意図されないことに留意すべきである。本発明は前述の実施形態を参照して詳細に説明されるが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、まだ、前述の実施形態で説明された技術的解決策に修正を加えることができ、またはその一部の技術的特徴を同等のものに置き換えることができることを理解するべきである。
【符号の説明】
【0092】
60 モバイル端末
70 携帯電話
601 受取ユニット
602 取得ユニット
603 表示ユニット
604 お気に入りユニット
605 削除ユニット
701 タッチスクリーン
702 メモリ
703 プロセッサ
図1
図2
図3
図4a
図4b
図5
図6
図6A
図6B
図7