【課題を解決するための手段】
【0004】
既存のSMSメッセージ送信または受信プロセスでは、お気に入りSMSメッセージを閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があるから、操作プロセスの複雑さの問題を解決するように、本発明の実施形態は、モバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末を提供する。
【0005】
前述の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本発明の実施形態で使用される。
【0006】
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法を提供し、ここで方法はモバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースに適用され、モバイル端末はタッチスクリーンを含み、ここでSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、方法は、
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、
第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、
取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップと
を含む。
【0007】
第1の態様の第1の可能な実装方式で、第1の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0008】
第1の態様の第2の可能な実装方式で、第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、方法は、
過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るステップであって、第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作である、ステップと、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるステップと、
をさらに含む。
【0009】
第1の態様の第3の可能な実装方式で、第1の態様から第1の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ステップを含み、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0010】
第1の態様の第4の可能な実装方式で、第1の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、方法は、
サーチボックスに入力される受信者についての情報を取得するステップと、
受信者に対応するお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するステップと
をさらに含む。
【0011】
第1の態様の第5の可能な実装方式で、第1の態様から第1の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、方法は、
SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るステップであって、第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作である、ステップと、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するステップと
をさらに含む。
【0012】
第1の態様の第6の可能な実装方式で、第1の態様の第5の可能な実装方式に関連して、方法は、
SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るステップであって、第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作である、ステップと、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するステップと、
をさらに含む。
【0013】
第2の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末を提供し、ここでモバイル端末はタッチスクリーンを含み、モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、モバイル端末は、
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成された、受取ユニットと、
受取ユニットによって受け取られた第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するように構成された、取得ユニットと、
取得ユニットによって取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するように構成された、表示ユニットと
をさらに含む。
【0014】
第2の態様の第1の可能な実装方式で、第2の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0015】
第2の態様の第2の可能な実装方式で、第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、
受取ユニットは過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
モバイル端末は、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつけるように構成された、お気に入りユニット
をさらに含む。
【0016】
第2の態様の第3の可能な実装方式で、第2の態様から第2の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、表示ユニットは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0017】
第2の態様の第4の可能な実装方式で、第2の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、
受取ユニットは、サーチボックスに入力された受信者についての情報を取得するようにさらに構成され、
表示ユニットは、受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示するようにさらに構成される。
【0018】
第2の態様の第5の可能な実装方式で、第2の態様から第2の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
受取ユニットは、SMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作であり、
表示ユニットは、第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示するようにさらに構成される。
【0019】
第2の態様の第6の可能な実装方式で、第2の態様の第5の可能な実装方式に関連して、受取ユニットは、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取るようにさらに構成され、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作であり、
モバイル端末は、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止するように構成された、削除ユニット
をさらに含む。
【0020】
第3の態様によれば、本発明の一実施形態はモバイル端末を提供し、ここでモバイル端末はタッチスクリーン、メモリ、およびプロセッサを含み、モバイル端末のSMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、SMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含み、ここで
タッチスクリーンは、タッチ操作を受け取り、画像をプロセッサの制御の下で表示するように構成され、
メモリは、データを格納するように構成され、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによって
お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るように構成され、
プロセッサは、受け取られた第1のタッチ操作に従ってメモリからお気に入りSMSメッセージを取得し、
取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示する
ようにさらに構成される。
【0021】
第3の態様の第1の可能な実装方式で、第3の態様に関連して、
SMSメッセージお気に入りバーは、SMSメッセージ対話インタフェースの上部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの下部に位置し、またはSMSメッセージ対話インタフェースの片側に位置する。
【0022】
第3の態様の第2の可能な実装方式で、第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式に関連して、SMSメッセージ対話インタフェースは、モバイル端末の過去のSMSメッセージをさらに含み、過去のSMSメッセージは、現時点の前にモバイル端末によって受信または送信されたSMSメッセージであり、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによって過去のSMSメッセージに対する第2のタッチ操作を受け取り、ここで第2のタッチ操作は過去のSMSメッセージをタッチして過去のSMSメッセージをSMSメッセージお気に入りバーにドラグする操作であり、
第2のタッチ操作に従って過去のSMSメッセージにお気に入りSMSメッセージとして印をつける
ようにさらに構成される。
【0023】
第3の態様の第3の可能な実装方式で、第3の態様から第3の態様の第2の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、プロセッサは、
SMSメッセージが生成される時間、またはSMSメッセージの内容長、またはSMSメッセージに対応する受信者名に従って、取得されたお気に入りSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ように具体的に構成され、ここで
お気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースの一部であり、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースを覆い、またはお気に入りインタフェースはSMSメッセージ対話インタフェースから独立している。
【0024】
第3の態様の第4の可能な実装方式で、第3の態様の第3の可能な実装方式に関連して、お気に入りインタフェースはサーチボックスを含み、
プロセッサは、サーチボックスに入力される受信者についての情報を取得し、
受信者に対応するSMSメッセージをお気に入りインタフェース上に表示する
ようにさらに構成される。
【0025】
第3の態様の第5の可能な実装方式で、第3の態様から第3の態様の第4の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、お気に入りSMSメッセージはサムネイル形式でSMSメッセージお気に入りバー上に表示され、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第1のサムネイルに対する第3のタッチ操作を受け取り、ここで第3のタッチ操作は第1のサムネイルをタップする操作であり、
第3のタッチ操作に従って第1のサムネイルに対応するSMSメッセージの完全な内容をタッチスクリーン上に表示する
ようにさらに構成される。
【0026】
第3の態様の第6の可能な実装方式で、第3の態様の第5の可能な実装方式に関連して、
プロセッサは、タッチスクリーンを使用することによってSMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルに対する第4のタッチ操作を受け取り、ここで第4のタッチ操作は第2のサムネイルをタッチして第2のサムネイルをSMSメッセージお気に入りバーからドラグする操作であり、
第4のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間から第2のサムネイルに対応するSMSメッセージのお気に入り識別子を削除し、SMSメッセージお気に入りバー上の第2のサムネイルの表示を中止する
ようにさらに構成される。
【0027】
本発明の実施形態がモバイル端末のためのSMSメッセージ処理方法およびモバイル端末を提供することを上記から知ることができる。モバイル端末はタッチスクリーンを含む。SMSメッセージ対話インタフェースは、受信者名、SMSメッセージ・テキスト・ボックス、およびSMSメッセージお気に入りバーを含み、ここでSMSメッセージお気に入りバーはお気に入りボタンを含む。方法は、お気に入りボタンに対する第1のタッチ操作を受け取るステップと、第1のタッチ操作に従ってモバイル端末の記憶空間からお気に入りSMSメッセージを取得するステップと、取得されたお気に入りSMSメッセージをタッチスクリーン上に表示するステップとを含む。したがって、SMSメッセージお気に入りバーがSMSメッセージ対話インタフェースに追加され、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザは現在のユーザSMSメッセージ対話インタフェース上のSMSメッセージお気に入りバーをタップしてユーザの過去のSMSメッセージの記録を閲覧することができ、それでSMSメッセージを送信、受信、または閲覧するとき、ユーザはSMSメッセージインタフェース間で切替を行うことなくお気に入りSMSメッセージを閲覧することができ、それは、既存のSMSメッセージ送信、受信または閲覧プロセスでは、お気に入りSMSメッセージの内容を閲覧するためにユーザインタフェース間で切替が繰り返し行われる必要があり、このことが比較的悪いユーザ体験をもたらすという問題を解決する。
【0028】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明での添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、創造的な努力なしでこれらの添付図面から他の図面をまだ導き出すことができる。