(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
端壁が、前記感知管の前記第1の端部に隣接して配置され、かつ同感知管の末端に関して引っ込んでおり、前記端壁が、前記管軸に沿う前記感知管の前記第1の端部へのまたはそこからの流体流動を阻止するように適合される、請求項1に記載の流体調節デバイス。
前記感知管が、前記感知管の前記第1の端部に隣接する基部に固定されたキャップを含み、前記開口部が、前記キャップ内に配置される、請求項1〜4のいずれかに記載の流体調節デバイス。
前記第1のセグメントの長手方向の長さが、前記第2のセグメントの長手方向の長さよりも少なくとも5倍長い、請求項10〜12のいずれかに記載の流体調節デバイス。
端壁が、前記感知管の前記第1の端部に隣接して配置され、前記端壁が、前記管軸に沿う前記感知管の前記第1の端部へのまたはそこからの流体流動を阻止するように適合される、請求項17に記載の流体調節デバイス。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1および
図2は、入口14および出口16を画定するバルブ本体13を有するレギュレータバルブ12を含む流体調節デバイス10を示す。レギュレータバルブ
12は、入口14と出口16との間に配置されたバルブポート18を更に含む。アクチュエータ20は、レギュレータバルブ12に連結され、アクチュエータ20は、バルブディスク22を含み、そのバルブディスクは、レギュレータバルブ12内に配置され、バルブポート18と密封して係合する閉位置とバルブポート18から離れて配置される開位置との間で変位するように適合される。開位置では、入口14から出口へ流動する流体は、流動軸24に沿って出口を通って流動する。流体調節デバイス10はまた、制御キャビティ27内の圧力が所定のレベルに上昇または下降したときに入口14から出口16への流動を停止するように適合された(超過圧力モニタ26のような)超過圧力防護デバイス25も含む。
【0011】
図2に示されるように、超過圧力防護デバイス25は、感知管28を含み、その感知管28は、制御キャビティ27がレギュレータバルブ12の出口16と流体連通するように、制御キャビティ27と流体連通している
第2の端部29とレギュレータバルブ12の出口16と流体連通している
第1の端部30とを有する。感知管28の第1の部分31は、流動軸24に平行である管軸37に沿って延在し、第1の部分31は、
第2の端部29と
第1の端部30との間に配置された第1の地点32から
第1の端部30に配置された第2の地点33に延在する。1つ以上の開口部34は、
第1の端部30に隣接して感知管28に配置され、開口部34のもう1つのうちの各々は、流動軸24に対して垂直である中心線35を有する。このように構成されることにより、流動管に対して垂直な圧力が制御キャビティ27に連通し、それによって、圧力の不正確な登録をもたらす低圧区域を除外する。結果的に、超過圧力防護デバイス25によって登録された圧力は、正確であり、流速および流動需要の変動によって影響されない。
【0012】
流体調節デバイス10についてより詳細に説明すると、流体調節デバイス10は、
図1および
図2に示されるように、アクチュエータ20およびレギュレータバルブ12を含む。レギュレータバルブ12は、例えば、ガス分配システムからガスを受け取るための入口14と、例えば、1つ以上の器具を有する施設へガスを送達するための出口16とを含む。アクチュエータ20は、レギュレータバルブ12に連結され、バルブディスク22のような制御要素を有する制御アセンブリ36を含む。第1または通常の動作モード中、制御アセンブリ36は、レギュレータバルブ12の出口16での圧力(すなわち、出口圧力)を感知し、出口圧力が所定の設定点または制御圧力にほぼ等しいようにバルブディスク22の位置を制御する。
【0013】
図1および
図2を参照すると、レギュレータバルブ12は、スロート部38およびバルブ口40を画定する。スロート部38は、入口14と出口16との間に配置され、そこに配置されるバルブポート18を有する。流体は、レギュレータバルブ12の入口14と出口16との間を移動するために、バルブポート18を通って移動しなければならない。バルブポート18は、固有の用途にレギュレータバルブ12の動作的および流動特性を個別化するために異なる直径または構成の穴を有する異なるバルブポートと交換できるように、レギュレータバルブ12から取り外し可能であってもよい。開示される実施形態では、バルブ口40は、水平(すなわち、
図1に提供された基準座標系のX軸に沿ってまたはX軸に平行に延在する)長手方向軸149に概して平行であり、かつ、レギュレータバルブ12の入口14と出口16とを通る流体流動の一般的な方向と揃うかまたは実質的に揃う、垂直(すなわち、
図1に提供された基準座標系のY軸に沿ってまたはY軸に平行に延在する)流動軸24に垂直であり得るかまたは実質的に垂直であり得る、軸に沿って配置された開口を画定する。
【0014】
図1を参照すると、アクチュエータ20は、上述のように、筺体42および制御アセンブリ36を含む。筺体42は、例えば、複数の締結具と一緒に固定された上部筐体構成要素42aおよび下部筐体構成要素42bを含む。下部筐体構成要素42bは、制御キャビティ44およびアクチュエータ口46を画定する。アクチュエータ口46は、アクチュエータ20とレギュレータバルブ12との間に流体連通を提供するように、レギュレータバルブ12のバルブ口40に接続する。上部筐体構成要素42aは、説明されるように、制御アセンブリ36の一部を収容するために、軽減キャビティ48および塔部50を画定する。
【0015】
制御アセンブリ36は、隔膜サブアセンブリ52、ディスクおよび均衡サブアセンブリ54、および放出バルブ56を含む。隔膜サブアセンブリ52は、隔膜58、ピストン60、制御ばね62、軽減ばね64、組み合わせばね座68、軽減ばね座72、制御ばね座76、およびピストンガイド80を含む。より具体的には、隔膜58は、その中央部を通って開口を画定するディスク状の隔膜を含む。隔膜58は、可撓性の実質的に気密の材料で構成され、その周辺部は、筺体42の上部筺体構成要素42aと下部筺体構成要素42bとの間に密封して固定される。隔膜58は、よって、制御キャビティ44から軽減キャビティ48を分離する。
【0016】
組み合わせばね座68は、隔膜58の上に配置され、隔膜58の開口と同心に配置された開口を画定する。
図1に描写されるように、組み合わせばね座68は、制御ばね62および軽減ばね64を支持する。
【0017】
開示される実施形態のピストン60は、密封カップ部84、ヨーク88、ねじ付き部92、およびガイド部96を有する略細長の棒状部材を含む。密封カップ部84は、凹面および略ディスク状であり、ピストン60の中央部を中心に周方向に延在し、隔膜58の真下に位置する。ヨーク88は、説明されるように、隔膜サブアセンブリ52とディスクおよび均衡サブアセンブリ54との間の取り付けを可能にするようにディスクおよび均衡サブアセンブリ54の一部に接続する連結器100を収容するように適合されたキャビティを含む。
【0018】
ピストン60のガイド部96およびねじ付き部92は、それぞれ、隔膜58および組み合わせばね座68の開口を通して配置される。ピストン60のガイド部96は、ピストンガイド80のキャビティに摺動可能に配置され、それは、制御アセンブリ36の残りに対してピストン60の軸整列(を維持する。軽減ばね64、軽減ばね座72、およびナット104は、ピストン60のねじ付き部92上に配置される。ナット104は、組み合わせばね座68と軽減ばね座72との間に軽減ばね64を保持する。制御ばね62は、組み合わせばね座68上、および前述のように、上部筐体構成要素42aの塔部50内に配置される。制御ばね座
76は、塔部50内にねじ込まれ、組み合わせばね座68に対して制御ばね62を圧縮する。開示される実施形態では、制御ばね62および軽減ばね64は、圧縮コイルばねを含む。したがって、制御ばね62は、上部筐体構成要素42aに対して接地され、組み合わせばね座68および隔膜58へ下方向の力を適用する。軽減ばね64は、組み合わせばね座68に対して接地され、軽減ばね座72へ上方向の力を適用し、それは、次にはピストン60へ適用される。開示される実施形態では、制御ばね62によって生成された力は、塔部50の制御ばね座
76の位置を調整することによって調整可能であり、したがって、レギュレータ10の制御圧力もまた調整可能である。
【0019】
制御ばね62は、制御キャビティ44の圧力に対して作用し、それは、隔膜58によって感知される。述べたように、この圧力は、レギュレータバルブ12の出口16に存在する圧力と同じ圧力である。したがって、制御ばね62によって適用された力は、所望の設定点への出口圧力またはレギュレータ10のための制御圧力を設定する。隔膜サブアセンブリ52は、上述のように、制御アーム108によって、ピストン60のヨーク88と連結器100を介して、バルブディスク22および均衡サブアセンブリ54に動作可能に連結される。
【0020】
ディスクおよび均衡サブアセンブリ54は、隔膜58が下流圧力の変動が原因で屈曲するにつれて、開位置と閉位置との間でバルブディスク22を移動させるように制御アーム108によって係合されるアクチュエータステム112を含む。具体的には、アクチュエータステム112は、制御アーム108によって係合される端面を有する略線状棒である。制御アーム108は、やや曲がった棒であり、支点端部108aおよび自由端部108bを含む。支点端部108aは、下部筐体構成要素130bに枢動可能に連結し、丸形端部を有しアクチュエータステム112の端面を係合するフィンガー113を含む。自由端部108bは、ピストン60のヨーク88に取り付けられる連結器100の上部とピンとの間に受け入れられる。したがって、連結器100および制御アーム108は、隔膜サブアセンブリ52にディスクおよび均衡サブアセンブリ54を動作可能に接続する。
【0021】
図2に示されるように、ディスクおよび均衡サブアセンブリ54のバルブディスク22は、アクチュエータステム112に動作可能に接続し、レギュレータバルブ12を通る流体流動を遮断するようにバルブポート18の出口を係合する密封表面150を含む。密封表面150は、バルブディスク22それ自体の一部分であってもよいか、またはバルブディスク22内に形成されたキャビティ内に固定された密封挿入物の一部分であってもよい。密封表面150は、弾力性圧縮性材料のような任意の好適な材料または材料の組み合わせを含んでも
よい。
バルブディスク22は、(バルブディスク22に固定される)均衡ポートステム116および均衡ばね座120によってアクチュエータステム112に直接的または間接的に接続され得、組み合わされた要素は、ステムガイド124、保持プレート128、均衡隔膜保持具132、および均衡ポート筐体136によって直線移動のために支持される。ステムガイド124は、アクチュエータ口46内に嵌まるように構成され、アクチュエータステム112を摺動可能に保持する略円筒形の内側部分を含む。ステムガイド124は、更に以下に論じられるように、出口16を制御キャビティ44と流体連通させる、チャネル140を通して経路の一部分を形成するチャネル140を更に含む。
【0022】
図2を参照すると、ステムガイド124は、バルブ口126内に置かれる保持プレート128および均衡ポート筐体136を適所に保持するように、ステムガイド124と均衡ポート筐体136との間に配置される保持プレート128を係合する。保持プレート128は、略円形であり、均衡ポートステム116が通過する中央開口を含む。均衡ポート筐体136は、略円筒形および中空であり、バルブポート18に向かって延在し、バルブディスク22を摺動可能に収容するようにサイズ決めされた内径を有する。隔膜保持具132は、均衡ポート筐体136および保持プレート128の開口内に配置され、保持プレート128の表面と均衡ポート筐体136の内側肩部との間の所定の位置に保持される。中央開口を有するディスク状均衡隔膜144は、均衡ポート筐体136内に提供される。均衡隔膜144は、可撓性の実質的に気密の材料で構成され、その周辺部は、隔膜保持具132と均衡ポート筐体136との間に固定される。均衡隔膜144の中央開口の内側縁は、バルブディスク22と均衡ポートステム116との間に密封して固定される。このように構成されることにより、第1のキャビティ152は、バルブディスク22と、隔膜保持具132と、均衡隔膜144の表面との間の一部分に形成される。
【0023】
バルブディスク22、バルブディスク22に固定された均衡ポートステム116、およびアクチュエータステム112は、均衡ばね座120と隔膜保持具132の座面との間に配置された均衡ばね148によってレギュレータバルブ12の開位置に向かって付勢され得る。より具体的には、
図2に示されるように、隔膜保持具132の座面は、均衡ばね148の第1の端部を固定させるように適合され得、均衡ばね148の第2の端部は、均衡ばね座120の一部を係合するように適合され得る。均衡ばね148は、長手方向軸24と同軸性に揃うコイルばねのような任意の好適な弾性材料であってもよい。隔膜保持具132の座面が定常であるため、均衡ばね148の第2の端部は、アクチュエータステム112との係合に均衡ばね座120を付勢する。均衡ばね148は、アクチュエータステム112の位置にかかわらず好適な付勢力を提供するように予め圧縮応力を加えられてもよい。更に、均衡ばね148は、所望の流動条件を達成するために、各々がディスクおよび均衡サブアセンブリ54を調整する固有のばね特性(例えば、ばね力)を有する複数の均衡ばねから選択されてもよい。
【0024】
図2に示されるように、ディスクおよび均衡サブアセンブリ54のバルブディスク22は、バルブディスク22の第1の端部に配置される密封表面150を含む。バルブディスク22は、第1のキャビティ152が、バルブポート18の出口125に隣接する領域と流体連通するように、バルブディスク22を通って第1の端部から反対側の第2の端部まで長手方向に延在する1つ以上のディスク流路151を更に含み得る。1つ以上のディスク流路151は、1つ以上の円筒通路とバルブディスク22を通って延在する1つ以上の平面通路との組み合わせとして形成されてもよい。加えて、ディスク流路151のうちの1つ以上が、任意の好適な断面形状(例えば、円形、楕円形、または多角形等)を有する細長の長手方向の通路を少なくとも部分的に含み得る。
【0025】
バルブディスク22が開位置にある場合、流体は、1つ以上のディスク流路155を通ってバルブポート18の出口125から第1のキャビティ152内に流動し、均衡隔膜144と接触する。したがって、1つ以上のディスク流路151は、バルブディスク22を有する上流圧力と流体連通しているバルブポート18の反対側に均衡隔膜144の表面を置くように構成される。したがって、均衡隔膜144は、バルブポート18を通過する流体の上流圧力のため、バルブディスク22に適用された力を填補するように、バルブポート18の方向においてバルブディスク22上に力を提供する。ディスクおよび均衡サブアセンブリ54の構成要素は、均衡隔膜144によって適用された力が、隔膜サブアセンブリ52上の上流圧力の任意の影響を排除するようにバルブディスク22上の上流圧力の力に対してほぼ反対でありかつ等しく、それによって、流体調節デバイス10によって下流圧力のより正確な制御を可能にするように、構成される。
【0026】
図1に示されるように、流体調節デバイス10は、アクチュエータ20の不具合後に下流圧力が低減されるまで、超過圧力状態でレギュレータバルブ12を通る流体流動を遮断するように動作する超過圧力防護デバイス25の形態で第2のデバイスもまた含み得る。当該分野の当業者によって理解されるように、超過圧力防護デバイス25は、アクチュエータ20の不具合後に下流圧力が低減されるまで、超過圧力状態でバルブ12を通る流体流動を遮断するように動作する超過圧力監視デバイス、スラムシャットデバイス、トークン警報、または当該分野では知られている任意の類似のデバイスであってもよい。
【0027】
例えば、図
1に示されるように、超過圧力防護デバイス25は、アクチュエータ20に類似の構成を有する超過圧力モニタ26であってもよく、超過圧力モニタ26は、アクチュエータ20と類似の方法でもまた動作する。超過圧力モニタ26が、下流圧力(すなわち、出口16の圧力)が隔膜248および制御ばね252によって確立される遮断圧力を超える事象においてのみ応答するため、モニタ隔膜サブアセンブリ242と、ディスクおよび均衡サブアセンブリ244とは、それに合うように構成される。超過圧力モニタ26の隔膜248の底面は、制御キャビティ27の圧力が隔膜248に作用し、制御キャビティ27が、下流圧力が隔膜248に作用するのを可能にするように、感知管28を介してレギュレータバルブ12の出口16と流体連通するように、制御キャビティ27を部分的に画定する。
【0028】
図1および
図2に示されるように、超過圧力モニタ26の感知管28(すなわち、ピエゾメータ管)は、円筒管として形成されてもよいかまたは円筒管で部分的に形成されてもよい。しかしながら、感知管28は、例えば、楕円形または多角形のような任意の好適な断面形状または形状の組み合わせを有し得る。感知管28は、単一の一体部品として形成されてもよいか、または感知管28を形成するように一緒に固定される2つ以上のサブ構成要素を含んでもよい。感知管28は、任意の好適な厚さ(複数可)を有してもよく、また感知管28は、(例えば、鋼、黄銅、アルミニウム等の)任意の好適な材料または材料の組み合わせで作製されてもよい。
【0029】
なおも
図1および
図2を参照すると、感知管28の
第2の端部29は、制御キャビティ27と流体連通しており、感知管28の
第1の端部30は、レギュレータバルブ12の出口16と流体連通している。このように構成されることにより、制御キャビティ27は、レギュレータバルブ12の出口16と流体連通する。感知管28は、垂直流動軸24に平行であるかまたは実質的に平行である管軸37に沿って延在する第1の部分31を有し得る。第1の部分31は、(感知管28の
第2の端部29と感知管28の
第1の端部30との間に配置される)第1の地点32から(感知管の
第1の端部30に配置される)第2の地点33に延在し、第1の地点32は、
第1の端部30の下流である。第1の部分31は、レギュレータバルブ12の出口16内に完全に配置されてもよいか、または第1の部分31は、出口16に固定されたパイプのセグメント内に少なくとも部分的に延在してもよい。
【0030】
感知管28は、感知管28の
第2の端部29から感知管28の第1の部分31の第1の地点32まで延在する第2の部分153を有し得る。第2の部分153は、感知管28の
第2の端部29が制御キャビティ27と流体連通するのを可能にし、かつ第2の部分153が感知管28の第1の部分31の第1の地点32まで延在するのを可能にする、任意の好適な形状または形状の組み合わせを有し得る。例えば、第2の部分153は、断面で見た場合、曲がっているかまたは実質的に曲がっている形状を有し得る。あるいは、1つ以上の線状セグメントまたは1つ以上の丸まったもしくは曲がったセグメントは、第2の部分153を形成するように協同し得る。第2の部分153は、超過圧力モニタ26とアクチュエータバルブ12との間の界面にまたは界面に隣接して、超過圧力モニタ26の筐体230を通って少なくとも部分的に延在し得る。第2の部分153はまた、出口16を画定するアクチュエータバルブ12のバルブ本体13の一部分を通って少なくとも部分的に延在し得る。第2の部分153はまた、超過圧力モニタ26の筺体230および/または出口16を画定する(または出口16に隣接する)アクチュエータバルブ12のバルブ本体13を通って延在するチャネル(またはチャネル内に配置された管)として画定され得、第1の部分31は、出口16を画定する(または出口16に隣接する)アクチュエータバルブ12のバルブ本体13の一部に固定され得る。
【0031】
図2および
図3に示された感知管28の実施形態では、1つ以上の開口部34は、第2の端部30に隣接して感知管28内に配置され、開口部34のもう1つのうちの各々が、管軸37および流動軸24に対して垂直である中心線35を有する。すなわち、1つ以上の開口部34のうちの各々は、感知管28の外側表面154から感知管28の内側表面155まで延在する。このように構成されることにより、1つ以上の開口部34のうちの各々は、流動軸24(または管軸37)に沿ってまたは平行に延在する表面(すなわち、外側表面154)上かまたは表面を通って形成される。外側表面154および内側表面155の各々は、管軸37に沿って延在してもよく、それぞれ、例えば円筒形、楕円形、または多角形であってもよい。開口部34のうちのいくらでもが、感知管28を通って形成されてもよい。例えば、少なくとも3つの開口部34が、感知管28内に配置されてもよく、少なくとも3つの開口部34が、感知管28の外周の周りに等半径方向間隔で離間配置されてもよい。少なくとも3つの開口部34の各々の中心線35は、管軸37および/または流動軸24に対して垂直である基準平面に配置され得る。一実施形態では、4つの開口部34が、感知管28内に形成されてもよい。1つ以上の開口部34は、(中心線35に沿って見た場合)円形または楕円形のような任意の好適な形状を有し得、流体が開口部34を通って制御キャビティ27内に流動することを可能にする任意の好適なサイズを有し得る。
【0032】
感知管28は、感知管28の
第1の端部30にまたはそこに隣接して、垂直または実質的に垂直な端壁156を含み得る。端壁156は、固体(すなわち、非多孔性)であり得、管軸37(および流動軸24)に沿って感知管28の
第1の端部30内への(および感知管28の第2の端部からの)流体流動を防止するように適合され得る。このように構成されることにより、出口において流動する流体は、1つ以上の開口部34を通って感知管28に入ることのみができる。したがって、流体圧力は、感知管28の
第1の端部30を通って長手方向に(すなわち、管軸37に沿って)感知されない場合があり、むしろ、流体圧力は、1つ以上の開口部34を通って感知され得る。管軸37に対して垂直に延在する開口部34を通る圧力を感知することによって、開口部34に隣接する低圧区域が回避され、超過圧力モニタ26によって圧力の正確な登録をもたらす。
【0033】
図5に示される感知管28の実施形態では、1つ以上の突出部材157は、
第1の端部30に隣接して感知管28の外側表面154から延在し得る。突出部材157のうちの各々は、管軸37(および流動軸24)に対して垂直または実質的に垂直に延在し得る。加えて、突出部材34のうちの各々は、1つ以上の開口部34と感知管28の
第1の端部30の第2の地点33との間に配置され得る。このように構成されることにより、突出部材157は、突出部材157の数が開口部34の数に等しいように、対応する開口部34に隣接していてもよい。突出部材157は、対応する開口部34でまたは対応する開口部34に隣接して流体の流動の乱れを生成するように適合された任意の好適な形状を有し得る。この乱れは、超過圧力モニタ26に連通している出口16内で感知される圧力の精度を改善する。
図5に示されるように、突出部材157は、細長くてもよく、円形、多角形、または楕円形の断面形状を有してもよい。
【0034】
図4に示される感知管28の実施形態では、感知管28の第1の部分31の少なくとも一部分が、外側表面159を有する基部158を含み、外側表面159は、円筒形であり得る。第1の部分31はまた、基部158の末端部に配置され得るキャップ160を含み得る。キャップ
160は、外側表面161および内側表面162を有し得、外側表面161および内側表面162のうちの各々は、円筒形であり得る。キャップ160の内側表面162は、基部
158の末端部がキャップ160の内部に収容されるように(すなわち、基部158の159の外側表面の一部分がキャップ160の内側表面162の一部分に隣接するかまたは接触するように、基部158の外側表面159の直径よりもやや大きい直径を有し得る。キャップ160は、例えば、溶接、接着、または締まりばめのような当該分野では知られている任意の方法で基部158に固定され得る。
【0035】
感知管28のキャップ160は、キャップ160の端部に隣接する感知管28の
第1の端部30に、またはそこに隣接して配置される、垂直または実質的に垂直な端壁163を含み得る。端壁163は、固体(すなわち、非多孔性)であり得、管軸37(および流動軸24)に沿って感知管28の
第1の端部30内への(および感知管28の第2の端部からの)流体流動を防止するように適合され得る。任意の数の開口部
134が、キャップ
160を通って形成されてもよく、開口部134は、前述の開口部
34と同一または実質的に同一であってもよい。例えば、少なくとも3つの開口部
134が、キャップ160内に配置されてもよく、少なくとも3つの開口部
134が、キャップ160の外周の周りに等半径方向間隔で離間配置されてもよい。一実施形態では、6つの開口部
134が、感知管28
のキャップ160に形成されてもよい。垂直表面164は、キャップ160の外側表面161と基部158の外側表面159との間に延在し得、垂直表面164は、1つ以上の開口部134と感知管28の第1の部分31の第1の地点32との間に配置され得る。垂直表面164は、管軸37に対して垂直または実質的に垂直であり得るかまたは、円錐形または円錐台形であり得る。垂直表面164は、対応する開口部34でまたは対応する開口部34に隣接して流体の流動の乱れを生成するように適合された突出部材157であり得る。この乱れは、超過圧力モニタ26に連通している出口16内で感知される圧力の精度を改善する。
【0036】
図6に示される感知管28の実施形態では、感知管
28は、前述の実施形態に対して同一または実質的に同一であってもよいが、感知管28は、管軸37に対して垂直に延在する1つ以上の開口部34
,134を含まなくてもよい。代わりに、流体は、開放
された第1の端部30を通って感知管28の内部に流動でき、その開放
された第1の端部
30は、口部165を含む。口部165は、第1の部分31の外側表面154と内側表面155との間の口部の周囲長の周りに延在する環状口表面166を含み得る。口表面166は、平面であり得るかまたは、少なくとも部分的に輪郭形成され得るかまたは丸形であり得る。口表面166は、基準平面と共平面であるかまたは実質的に共平面であってもよく、その基準平面は、斜角(すなわち、90度より小さい角度)を形成するように管軸37と交差し得る。すなわち、管軸37に対して垂直に見た場合、基準平面は、管軸37と斜角Aを形成する線状基準軸167として現れ得る。具体的には、基準軸167と管軸37との間の角度Aは、10度〜80度の間、好ましくは、40度〜55度の間であり得る。このように構成されることにより、口部165は、管軸37に対して垂直に見た場合、基準軸167および感知管28の外側表面154によって画定される、鋭角部168を含む。管軸37に対して垂直に見た場合、鋭角部168の先端部が、感知管28の前方へ長手方向に突出し、鋭角部168は、(管軸37に対して垂直に見た場合)出口16の中心線180に最も近い感知管28の側部上に配置され得る。このように構成されることにより、流体流動によって引き起こされる
第1の端部30での低圧渦が阻止され、それによって、超過圧力モニタ26に連通している出口16内で感知される圧力の精度を改善する。
【0037】
図7に示される感知管28の実施形態では、感知管
28は、前述の実施形態に対して類似であってもよいが、感知管28は、1つ以上の開口部
34、134を有さない。代わりに、流体は、開放
された第1の端部30を通って感知管28の内部に流動できる。
図7の実施形態では、第1の部分31の第1のセグメント169は、第1の内径D1を有する円筒形状を有し得、第1の部分31の第2のセグメント170は、第1の直径D1とは異なる第2の直径D2を有する円筒形状を有し得る。例えば、第1の直径D1は、第2の直径D2よりも大きくてもよい。より具体的には、第1の直径D1は、第2の直径D2よりも2〜4倍大きくてもよい。第2のセグメント170は、感知管28の
第1の端部30に隣接していてもよい。感知管28は、第1のセグメント169と第2のセグメント170との間に配置された移行セグメント171もまた含み得る。移行セグメント171は、移行セグメント171の長さに沿って第1の直径D1から第2の直径D2に徐々に減少する可変の内径を有し得る。第1および第2のセグメント169、170は、任意の好適な長さを有し得る。例えば、第1のセグメント169の長手方向の長さは、第2のセグメント170の長手方向の長さよりも少なくとも5倍長くてもよい。加えて、第2のセグメント170の長手方向の長さは、第2のセグメント170の第2の直径D2よりも2〜6倍長くてもよい。このように構成されることにより、流体流動によって引き起こされる
第1の端部30での低圧渦が阻止され、それによって、超過圧力モニタ26に連通している出口16内で感知される圧力の精度を改善する。
【0038】
再度
図1を参照すると、超過圧力モニタ26は、ばね座286と通常の開位置にバルブディスク222を付勢する隔膜保持具292との間に配置される均衡ばね214を更に含む。連結器272および制御アーム276は、連結器272が、閉位置に向かっておよびバルブポート18の上流側面との係合にバルブディスク222を移動させ、レギュレータバルブ12を通る流体流動を遮断するように、方向において制御アーム276のみを駆動させるように、構成される。連結器272のピン272aは、隔膜248およびピストン250が遮断圧力を超える下流圧力のため上方向に移動すると、制御アーム276を回転させるために制御アーム276の自由端部276bを係合する。逆に、連結器272の上部分272aは、下流圧力での減少によって引き起こされた隔膜248およびピストン250の下方向移動が制御アーム276の移動を引き起こさないように、制御アーム276から離れて配置される。当然ながら、超過圧力モニタの代替の構成は、当該分野の当業者には知られているが、下流圧力が、低圧遮断を下回って下降した場合に閉鎖するように構成されるモニタを含み、本開示に従うガスレギュレータの使用を有するように発明者らによって企図される。
【0039】
動作需要がガス分配システムに付される、例えば、ユーザが炉、ストーブ等の器具を動作し始めると、器具は、出口16、および対応してアクチュエータ20の制御キャビティ44および超過圧力モニタ26の制御キャビティ27からガスを出し、それによって、隔膜58、248によって感知される圧力を減少させる。隔膜58によって感知された圧力が減少するにつれて、隔膜58上の制御ばね力と出口圧力の力との間に力の不均衡が生じ、それによって制御ばね62が拡張し、筺体42に対して下方向に隔膜58およびピストン60を変位させる。これは、時計回りの方向に制御アーム108を枢動させ、それは次にはアクチュエータステム112の表面に対してフィンガー113を回転させる。これは、アクチュエータステム112およびバルブディスク22が、レギュレータバルブ12を開放するように、均衡ばね148の力のためバルブポート18の出口125から離れて移動することを可能にする。同時に、この圧力減少はまた、隔膜248上の制御ばね力と出口圧力の力との間に力の不均衡を生じさせることができ、それによって制御ばね252が拡張し、筺体230に対して下方向に隔膜248およびピストン250を変位させる。しかしながら、連結器272の上部分が制御アーム276から離れて配置されるため、超過圧力モニタ26は、バルブディスク222の移動を伴う圧力の下降に対して同様に応答しない。
【0040】
ユーザが器具を止める等して需要がガス分配システムから取り下げられると、レギュレータ10は、レギュレータバルブ12を通る流体流動を減少させることによって初期に応答する。ガスがバルブポート18を通ってシステムの下流部分に流動し続けると、圧力は、出口16、および対応してアクチュエータ20の制御キャビティ44および超過圧力モニタ26の制御キャビティ27において増加する。隔膜58によって感知された圧力が増加し制御ばね力を越えてしまうと、隔膜58およびピストン60は、筺体42に対して上方向に押し進められる。この上方向移動は、反時計回り方向に制御アーム108を枢動させ、それは次には、レギュレータバルブ12を通る流体流動を減少させるように、バルブポート18に向かってアクチュエータステム112およびバルブディスク22を駆動する。通常の動作条件下では、出口圧力は、下流需要がアクチュエータ20によってそこからの応答を引き起こす方法において変更するまで、ほぼアクチュエータ設定点圧力まで下降しそこに留まる。
【0041】
モニタ遮断圧力は、アクチュエータ設定点圧力よりも大きく、超過圧力モニタ26は、典型的に、流体調節デバイス10の通常の動作範囲内の圧力変動に応答しない。例えば、隔膜58の破裂等のアクチュエータ20の不具合の事象時には、バルブディスク22は、アクチュエータ設定点圧力を超える下流圧力の増加にもかかわらず開放状態で残り得る。最終的には、感知管28の
第1の端部30での圧力は、超過圧力モニタ26の遮断圧力に到達する。感知管28によって制御キャビティ27に連通される下流圧力は、隔膜248上の制御ばね力と出口圧力の力との間に力の不均衡を生じさせ、それによって制御ばね252が縮小し、筺体230に対して上方向に隔膜248およびピストン250を変位させる。ピストン250が移動すると、連結器272のピン272aは、レギュレータバルブ12を通る流体流動を止めるように、アクチュエータ278を駆動しバルブポート18との係合にバルブディスク222を移動するように制御アーム276を回転させる。超過圧力モニタ26は、感知管28の
第1の端部30での圧力がモニタ遮断圧力を上回って残る限り、流体流動を停止し続ける。
【0042】
図8に示されるように、流体調節デバイス10の実施形態は、超過圧力防護デバイス25の圧力を感知する代わりに、一次レギュレータ(すなわち、アクチュエータ20)における圧力を感知するように適合された感知管28を有し得る。この実施形態では、流体調節デバイス10は、超過圧力防護デバイス25を有しても有さなくてもよく、更なる感知管28は、前述のように、超過圧力防護デバイス25における圧力を感知するように用いられ得る。アクチュエータ20と共に用いられる感知管28は、前述の実施形態と同一であるかまたは実質的に同一であり得る。しかしながら、感知管28の
第2の端部29は、アクチュエータ20の制御キャビティ44と流体連通していてもよく、感知管28の
第1の端部30は、レギュレータバルブ12の出口16(またはレギュレータバルブ12の入口14)と流体連通していてもよい。このように構成されることにより、制御キャビティ44は、レギュレータバルブ12の出口16(または入口14)と流体連通する。感知管28は、垂直流動軸24に平行であるかまたは実質的に平行である管軸37に沿って延在する第1の部分31を有し得る。第1の部分31は、(感知管28の
第2の端部29と感知管28の
第1の端部30との間に配置される)第1の地点32から(感知管の
第1の端部30に配置される)第2の地点33に延在し、第1の地点32は、
第1の端部30の下流である。しかしながら、第1の部分31の配向は、第1の地点32が
第1の端部30の上流であるように反転されてもよい。第1の部分31は、レギュレータバルブ12の出口16内に完全に配置されてもよいか、または第1の部分31は、出口16に固定されたパイプのセグメント内に少なくとも部分的に延在してもよい。
【0043】
なおも
図8を参照すると、感知管28は、感知管28の
第2の端部29から感知管28の第1の部分31の第1の地点32まで延在する第2の部分153を有し得る。第2の部分153は、感知管28の
第2の端部29が制御キャビティ44と流体連通するのを可能にし、かつ第2の部分153が感知管28の第1の部分31の第1の地点32まで延在するのを可能にする、任意の好適な形状または形状の組み合わせを有し得る。例えば、第2の部分153は、断面で見た場合、曲がっているかまたは実質的に曲がっている形状を有し得る。あるいは、1つ以上の線状セグメントまたは1つ以上の丸まったもしくは曲がったセグメントは、第2の部分153を形成するように協同し得る。第2の部分153は、アクチュエータ20とアクチュエータバルブ12との間の界面にまたは界面に隣接して、アクチュエータ20のアクチュエータ口46を通って少なくとも部分的に延在し得る。第2の部分153はまた、出口16(または入口14)を画定するアクチュエータバルブ12のバルブ本体13の一部分を通って少なくとも部分的に延在し得る。第2の部分153はまた、アクチュエータ20のアクチュエータ口46および/または出口16または入口14を画定する(または出口16または入口14に隣接する)アクチュエータバルブ12のバルブ本体13を通って延在するチャネル(またはチャネル内に配置された管)として画定され得、第1の部分31は、出口16または入口14を画定する(または出口16または入口14に隣接する)アクチュエータバルブ12のバルブ本体13の一部分に固定され得る。前述の方法では、感知管28の実施形態は、アクチュエータ20による圧力の正確な登録を提供する。
【0044】
本発明を例示する目的のため特定の代表的な実施形態および詳細が示されているが、当該分野の当業者にとっては、本発明の範囲から逸脱することなく本明細書に開示される方法および装置における種々の変更が行われ得ることが明白である。