【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 1 Google Play 「オートコネクト」、2016年2月24日 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.ne.biglobe.WiFiAutoConnect&hl=ja
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態における端末管理システムについて図を用いて以下説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
【0010】
[本実施形態における端末管理システムの概略構成について]
本実施形態における端末管理システム1の概略構成について
図1を参照して説明する。ここでは、端末管理システム1が、管理装置10と端末20a〜20cとが通信回線網5を介して接続されたシステムであるものとして説明する。また、
図1には、端末20a、端末20b、及び端末20cの3端末を図示しているが、これは本実施形態における管理装置10が複数の端末と接続されていることを説明するため、また図を簡略にするための例示であり、本実施形態における端末管理システム1が適用される実際のシステムにおける端末数を3台に限定するものでないことは言うまでもなく、当然4台以上であってもよい。なお、以下では、端末20a〜20cを代表する端末としての端末20を用いて説明する。
【0011】
管理装置10は、端末20を例えばインターネット等のネットワーク30へ接続する装置であり、端末20に対し、管理装置10が持つ機能やサービス、又はデータ等を提供する、例えばサーバコンピュータ等である。本実施形態においては、端末20をネットワーク30に接続した際、端末20がネットワーク30において通信した通信量を管理装置10が管理することを主として説明する。なお、ここでいう「管理」には少なくとも、ネットワーク30における端末20の通信を監視し、通信量を計測すること、計測した通信量を記憶部に記憶すること、記憶部に記憶した通信量を端末20に送信すること等が含まれる。その際、管理装置10は、複数の端末20を管理するため、例えば個々の端末20を識別する識別子などを用いればよい。また、管理装置10は、通信量を計測する際に、端末20がネットワーク30において通信した通信の内、所定の通信の通信量は計測対象外にしてもよい。さらに、本実施形態においては、管理装置10は端末20を管理するための上述の機能を必ずしも全て有する単体の装置でなくてもよい。例えば、端末20をネットワーク30に接続する機能を有する装置や、ネットワーク30における端末20の通信量を監視・計測する機能を有する装置や、各端末20からの要求に対応して通信量を各端末20に送信する機能を有する装置や、通信量など各種データを記憶する機能を有する装置等、複数の装置に分けた構成であり、その内の少なくとも1つ以上の機能を有する装置であってもよい。
【0012】
通信回線網5は、上述のとおり、端末20と管理装置10との通信を実現するために接続ないし構成される回線網であり、例えばLTE(Long Term Evolution)や3G(3rd Generation)等の規格による携帯通信回線網や無線LAN通信回線網などである。なお、通信回線網5は、携帯通信回線網や無線LAN通信回線網等の無線通信回線網に限定されず、有線通信回線網であっても、ネットワーク30の一部であってもよい。また、管理装置10が監視・計測する端末20の通信量として、ネットワーク30における通信量に限定されず、通信回線網5を介した管理装置10と端末20とによる通信量や端末20が通信回線網5を介して他の端末と通信した通信量が含まれてもよいし、含まれなくてもよい。
【0013】
端末20は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ等の携帯情報端末や、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、通信機能を有するゲーム機等、管理装置10を介してネットワーク30において通信を行う端末であればよい。
【0014】
[本実施形態における管理装置のハードウェア構成について]
本実施形態における管理装置10のハードウェア構成について、
図2Aを参照して説明する。管理装置10は、プロセッサ11、メモリ12、ディスプレイ13、補助記憶ユニット14、通信インタフェース15、及び入力ユニット16を備える。プロセッサ11は、管理装置10が有する機能を実行する演算装置であり、例えばCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro−Processing Unit)等である。メモリ12には、例えば、管理装置10が有する機能を実現するためのプログラムを格納するROM(Read Only Memory)や、そのプログラムをROMから読みだして、プロセッサ11が実行するためのワークメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)等が含まれる。ディスプレイ13は、例えば液晶ディスプレイ等であり、文字や図形等で構成される画像を表示する表示装置である。補助記憶ユニット14は、例えばハードディスク等の不揮発性の記憶装置であり、端末20に提供する機能及びサービスを実現する各種プログラムや、上述した端末20を識別する識別子等のデータを記憶する。通信インタフェース15は、通信回線網5を構成する通信回線と接続されることで、端末20との通信を実現するためのデータを入出力する入出力ポートである。入力ユニット16は、例えばキーボードやマウス等、管理装置10を操作する管理者等がデータ入力等の操作を行うためのデバイスである。
【0015】
[本実施形態における端末のハードウェア構成について]
本実施形態における端末20のハードウェア構成について、
図2Bを参照して説明する。端末20は、プロセッサ21、メモリ22、ディスプレイ23、アンテナ24、無線ユニット25、通信制御ユニット26、及び入力ユニット27を備える。プロセッサ21は、端末20が有する機能を実行する演算装置であり、例えばCPUやMPU等である。メモリ22には、例えば、端末20が有する機能を実現するためのプログラムを格納するROMや、そのプログラムをROMから読みだして、プロセッサ21が実行するためのワークメモリとして機能するRAM等が含まれる。ディスプレイ23は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、文字や図形等で構成される画像を表示する表示装置である。アンテナ24は、端末20が、無線通信回線網を介して無線通信を行うために電波を送受信する。無線ユニット25は、送信するデータ(信号)をアンテナ24が送信する電波に変換(変調)し、アンテナ24が受信した電波を復調してデータ(信号)を取り出す。通信制御ユニット26は、プロセッサ21やメモリ22から送られたデータを無線ユニット25へ中継し、無線ユニット25から送られたデータをプロセッサ21やメモリ22へ中継する。入力ユニット27は、例えばタッチ操作を受け付けるタッチパネルや数字や記号をあしらった入力キー等、端末20を操作するユーザがデータ入力等の操作を行うためのデバイスである。なお、端末20がLTEや3G、無線LANのそれぞれに接続する機能を有する場合、それぞれの通信規格に対応したアンテナ24や無線ユニット25が搭載されることは言うまでもない。
【0016】
[本発明の第1実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
本発明の第1実施形態における端末管理システム1の機能ブロックについて
図3を参照して説明する。まず、管理装置10は、管理装置側計算部101、管理装置側記憶部102、及び管理装置側通信部103を備える。管理装置側計算部101は、端末20がネットワークにおいて通信した通信量を、例えば1時間等の所定の時間間隔毎に計算する管理装置側計算手段である。端末20の通信量は、一例として、月の初めから月の終わりまでの通信量を基に端末20のユーザに課金を行うために、管理装置側記憶部102に記憶されるものである。そのため、管理装置側計算部101は、所定の時間間隔毎に、その月に端末20がネットワークにおいて通信した通信量を計算し、管理装置側記憶部102に記憶された端末20の通信量が更新される。管理装置側計算部101は、例えば、
図2Aに示したプロセッサ11によりその機能が実現される。管理装置側記憶部102が端末20のネットワークにて通信した通信ログを記憶しておき、管理装置側計算部101がその記憶された通信ログを用いて、端末20の通信量を計算してもよい。なお、第1実施形態及び後述する各実施形態において、この時間間隔を「第1の間隔」とする。管理装置10において、上記のような時間間隔で端末20の通信量を計算するのは、次の理由による。管理装置10に接続される端末20の数が多ければ多いほど、その端末20の数に比例して計算する通信量が増えることとなり、その計算間隔を短くすればするほど管理装置10にかかる処理負荷が大きくなるため、これを軽減する必要があるからである。
【0017】
管理装置側記憶部102は、管理装置側計算部101により計算された端末20の通信量を記憶する管理装置側記憶手段である。管理装置側記憶部102は、例えば、
図2Aに示したプロセッサ11、メモリ12、補助記憶ユニット14によりその機能が実現される。管理装置側記憶部102は、端末20を識別する識別子と共に通信量を記憶することで、複数の端末20のうち、どの端末20の通信量かを認識することができる。管理装置側記憶部102に記憶された端末20の通信量は、「第1の間隔」毎に端末20がネットワークにおいて通信した通信量に応じて更新される。
【0018】
管理装置側通信部103は、管理装置側記憶部102に記憶された端末20の通信量を端末20に送信する管理装置側通信手段である。管理装置側通信部103は、例えば、
図2Aに示したプロセッサ11や通信インタフェース15によりその機能が実現される。また、管理装置側通信部103は、端末20から端末20を識別する識別子や、管理装置側記憶部102に記憶された端末20の通信量の取得要求を受信する。その他、管理装置側通信部103は、端末20から要求された場合などにおいて、上述した「第1の間隔」についての情報を送信する。
【0019】
次に、端末20は、端末側通信部201、端末側記憶部202、判定部203、端末側計算部204、表示部205、入力部206を備える。端末側通信部201は、管理装置側通信部103により送信された端末20の通信量を受信する端末側通信手段である。端末側通信部201は、例えば、
図2Bに示したアンテナ24、無線ユニット25、通信制御ユニット26によりその機能が実現される。また、端末側通信部201は、必要に応じて管理装置10から「第1の間隔」についての情報を受信する。また、端末側通信部201は、管理装置10において計算される端末20の通信量の取得を要求する「取得要求」を送信する。なお、取得要求には、端末20を識別する識別子が含まれ、取得要求を受信した管理装置側通信部103は、管理装置側記憶部102に記憶されている取得要求に含まれる識別子に対応した端末20の通信量を、取得要求に含まれる識別子に対応する端末20に送信する。
【0020】
端末側記憶部202は、端末側通信部201により受信した端末20の通信量を「管理通信量」として記憶し、端末20において、端末側通信部201に送受信されたデータを計測した通信量の累積値を「端末通信量」として記憶する端末側記憶手段である。端末側記憶部202は、例えば、プロセッサ21、メモリ22によりその機能が実現される。なお、端末側記憶部202に管理通信量が記憶された場合、それまでに累積された端末通信量をリセットして、新たに端末通信量が累積されることとしてもよい。
【0021】
判定部203は、端末側記憶部202に管理通信量が記憶されたタイミングから表示部205に表示する通信量を更新するタイミングまでの時間が「第1の間隔」以下の「第2の間隔」を過ぎているか否かを判定する判定手段である。判定部203は、例えば、
図2Bに示したプロセッサ21、メモリ22によりその機能が実現される。第1実施形態において、「第2の間隔」とは、例えば「第1の間隔」の例として上述した1時間と同じ時間であっても、例えば「第1の間隔」を1時間とした場合に、それより短い例えば30分であってもよい。
【0022】
端末側計算部204は、判定部203により上記の時間が「第2の間隔」を過ぎていないと判定された場合、管理通信量が記憶されたタイミングに端末側記憶部202に記憶された端末通信量と、通信量の表示を更新するタイミングでの端末通信量との差分を計算する。この差分は、つまり、管理通信量が記憶されたタイミングから累積された端末通信量である。この管理通信量が記憶されたタイミングから累積された端末通信量を管理通信量に加算した「推定通信量」を計算する端末側計算手段である。端末側計算部204は、例えば、
図2Bに示したプロセッサ21、メモリ22によりその機能が実現される。以下の説明において、端末側記憶部202に管理通信量が記憶されたタイミングに記憶された端末通信量を「基準端末通信量」とする。基準端末通信量は、端末側計算部204により上述の差分を計算するための基準とする端末通信量である。なお、以下の説明では、累積された端末通信量をリセットしない場合で説明しているが、もし、管理通信量が記憶された時に累積された端末通信量をリセットする場合は、基準端末通信量は「0」となる。また、基準端末通信量を記憶するタイミングは、管理通信量が記憶されるタイミングに限定されず、端末20が管理装置10において計算された通信量を確認できるタイミングや、管理装置10において端末20の通信量を計算したタイミング、管理装置10から指示されたタイミングなどでもよい。また、「端末通信量」は、例えば、端末20にインストールされるオペレーティングソフトウェア(以下「OS」という。)等に問い合わせることにより取得することができる。なお、OSは、端末側通信部201によって送受信されたデータの通信量の累積値をメモリ22等に記憶しておく。ここでは、OSから取得できる端末通信量は、端末20において、端末側通信部201にて送受信されたデータを、OS独自の時点から計測した通信量の累積値であるとして説明をするが、これに限らない。OSが、日時とその時点での通信量を記憶している場合は、端末側計算部204は、管理通信量が記憶されたタイミングでの基準端末通信量と表示する通信量を更新するタイミングでの通信量とをOSから取得し、管理通信量が記憶されたタイミングから累積された端末通信量を計算してもよい。本実施形態においては、管理装置10で計算される端末20の通信量と略同一ないし近似する通信量を示す造語として「推定通信量」を使用し、推定通信量は上記のとおり端末20において計算される。
【0023】
一方、端末側通信部201は、判定部203により所定のタイミングから表示部205に表示する通信量を更新するタイミングまでの時間が「第2の間隔」を過ぎていると判定された場合、上述した取得要求を管理装置10へ送信する。この場合、管理装置側通信部103が取得要求を受信すると、取得要求を受信する前に管理装置側計算部101により計算され、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を端末20へ送信する。端末側通信部201により通信量を受信すると、端末側記憶部202は受信した通信量を更新後の管理通信量として記憶する。
【0024】
表示部205は、端末側計算部204により計算された推定通信量や、上記した管理通信量を表示する表示手段であり、例えば、
図2Bに示したプロセッサ21、メモリ22、ディスプレイ23によりその機能が実現される。なお、第1実施形態及び後述する各実施形態において、上記の推定通信量や管理通信量がディスプレイ23に表示される画面表示例を
図4に示す。
図4は、例えばLTEや3Gによる通信量を示した画面表示例である。ここでは、左側にディスプレイ23に表示される画面更新前の通信量として、4/10の15:01時点での通信量「400/5000MB」が表示される表示画面例を示し、右側に画面更新後の通信量として、4/10の15:15時点での通信量「500/5000MB」が表示される表示画面例を示している。管理通信量を表示する場合の日時は、管理装置10が端末20の通信量を計算した日時でもよいし、端末20が管理通信量を記憶した日時などでもよい。また、推定通信量を表示する場合の日時は、後述の画面更新タイミングの日時でもよいし、推定通信量を計算した日時でもよい。「5000MB」は、LTEや3Gにより通信可能な通信量の上限が予め定められている場合の数値例であり、「400MB」や「500MB」は使用した通信量の例である。なお、上述したように、「第2の間隔」が例えば30分である場合は、画面更新後の画面表示例において表示される通信量は、通信量の要求または管理通信量の更新から14分しか経過していないことから、端末20において計算された推定通信量を示すことになる。そのため、表示部205は、
図4の画面表示例では、画面更新後には、「更新」ではなく、「推定」と表示する。
【0025】
入力部206は、ユーザによる通信量の表示画面を更新する指示である画面更新指示が入力される入力手段であり、例えば、
図2Bに示したプロセッサ21、入力ユニット27によりその機能が実現される。例えば、
図2Bに示したディスプレイ23の下層に入力ユニット27であるタッチパネルが設けられている場合に、ディスプレイ23に表示された通信量を更新する通信量更新アイコンが、ユーザによりタップされたことを検知する。
【0026】
[本発明の第1実施形態における動作手順について]
本発明の第1実施形態における動作手順について
図5及び
図6を参照して説明する。第1実施形態においては、「第2の間隔」は管理通信量を端末側記憶部202に記憶したタイミング(以下「タイミング1」という。)から管理装置10に端末20の通信量の取得要求を行う必要があるタイミングまでの時間とし、「第1の間隔」と同程度の時間であるものとする。つまり、「第2の間隔」を経過すると、管理装置10に記憶されている端末20の通信量が更新されている。また、管理装置10が端末20の通信量を計算(更新)するタイミング間の時間を「第1の間隔」とし、「第1の間隔」の起点となるタイミングを「タイミング2」、「第1の間隔」の終点となるタイミングを「タイミング3」とする。
【0027】
まず、端末側記憶部202は、タイミング1において、管理装置10から受信した端末20の通信量を管理通信量として記憶し、OSから取得した端末通信量を基準端末通信量として記憶する(ステップS1、ステップS2)。他方、管理装置側計算部101は、タイミング2において端末20がネットワーク30にて通信した通信量を計算し、計算した端末20の通信量を管理装置側記憶部102に記憶する(ステップS3、ステップS4)。
【0028】
入力部206に画面に表示された通信量に対する画面更新が指示された時、LTE/3Gによる通信と無線LANによる通信との通信種別を切替した時、通信量を表示するアプリケーションの起動した時などの画面に表示される通信量の更新を行う画面更新タイミングで、判定部203は、タイミング1からこの画面更新タイミングまでの時間が、上述の「第2の間隔」を経過したか判定する。判定部203により、タイミング1から画面更新タイミングまでの時間が「第2の間隔」を経過していないと判定された場合(ステップS5)、端末側計算部204は基準端末通信量とOSから取得した現在の端末通信量との差分を計算し(ステップS6)、その差分を管理通信量に加算する(ステップS7)。
【0029】
表示部205は、差分が加算された推定通信量を表示する(ステップS8)。その後、タイミング3が到来し、管理装置側計算部101により計算された端末20の通信量が管理装置側記憶部102に記憶される(ステップS9、ステップS10)(ここまでの手順は
図5を参照)。
【0030】
(ここからの手順は
図6を参照)他方、上述の画面更新タイミングにて、判定部203により、タイミング1から画面更新タイミングまでの時間が「第2の間隔」を経過していると判定された場合(ステップS11)、端末側通信部201は、通信量の取得要求を管理装置10に送信する(ステップS12)。
【0031】
管理装置側通信部103は、取得要求を受信すると、端末20の通信量として、ここではタイミング3において管理装置側計算部101により計算され、記憶された端末20の最新の通信量を管理装置側記憶部102から読み込み(ステップS13)、読込んだ最新の通信量を端末20に送信する(ステップS14)。
【0032】
表示部205は、端末側通信部201により受信した最新の通信量をディスプレイ23に表示する。また、端末側記憶部202は、端末側通信部201により受信した最新の通信量を管理通信量として記憶し、OSから取得した端末通信量を基準端末通信量として記憶する(ステップS15)。なお、ステップS15以降は、ステップS1とステップS2以降と同じ手順をアプリケーションが終了されるまで繰り返す。以上、第1実施形態によれば、端末20において管理通信量を記憶したタイミングから通信量を表示する画面の更新を行う画面更新タイミングまでの時間が、管理装置10において計算される端末20の通信量の更新タイミングである「第1の間隔」と同程度の「第2の間隔」を過ぎていないときは、端末20において記憶済の管理通信量に基準端末通信量と画面更新タイミング時点の端末通信量との差分を加算した推定通信量として表示部205により表示するため、管理装置10への処理負荷をかけることがなく、かつ、推定通信量として実際の通信量に近い値を表示することができる。一方、画面更新タイミングまでの時間が「第2の間隔」を過ぎているときは、「第1の間隔」も過ぎており、管理装置10において端末20の通信量が更新されているため、この場合は、端末20から取得要求が管理装置10に送信され、管理装置10は最新の通信量を端末20に送信し、端末20においてこれを管理通信量として表示するため、管理装置10で更新後の新しい通信量をユーザに提供することができる。したがって、ユーザが通信量を確認したい時に、より正確な通信量を表示することができる。
【0033】
[本発明の第2実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
図7は、本発明の第2実施形態の端末管理システムの機能ブロックを示した図である。
図7において、
図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。以下、第2実施形態の端末管理システムにおいて、
図3に示した第1実施形態の端末管理システムと異なる点を中心に説明する。
【0034】
第2実施形態の端末管理システムでは、端末20の代わりに端末20Aが用いられる。判定部203の代わりに判定部203Aが用いられる。表示部205の代わりに表示部205Aが用いられる。判定部203Aは、判定部203の機能に加えて、端末側記憶部202に管理通信量が記憶されたタイミングから間もない「第3の間隔」を過ぎているか否かを判定する。ここでは、端末側記憶部202が管理通信量を記憶したタイミング1から間もないタイミングまでの間隔を「第3の間隔」としている。なお、「第3の間隔」は上述した「第2の間隔」より短い時間間隔であることは言うまでもなく、例えばタイミング1から1〜5分程度のごく短い時間に相当する。表示部205Aは、表示部205の機能に加えて、端末側記憶部202に記憶された管理通信量を表示する。
【0035】
[本発明の第2実施形態における動作手順について]
本発明の第2実施形態における動作手順について
図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の手順についての説明は省略する。
【0036】
上述の画面更新タイミングにて、判定部203Aにより、タイミング1から通信量の画面更新までのタイミングが「第3の間隔」を経過していないと判定された場合(ステップS21)、表示部205Aは、端末側記憶部202にタイミング1において記憶された管理通信量をそのまま表示する(ステップS22)。管理通信量として端末側記憶部202に記憶されて間もないタイミングで画面更新の要求があった場合、たとえその間に端末20が通信を行っていたとしても、計上される通信量はごくわずかでしかないことが容易に推測されるため、そのような場合においてまで、管理装置10へ取得要求を送信して、さほど変わりない通信量を計算させることは、管理装置10に処理負荷をかけてしまう。第2実施形態によれば、そのような場合は、既に記憶された管理通信量をそのまま表示するため、管理装置10へ取得要求を送信して通信量を計算させる等の装置負荷をなくすことができる。なお、この場合、表示部205Aは、例えば
図4に示した画面表示例において、管理理装置10が端末20Aの通信量を計算した日時や管理通信量を記憶した時間ではなく、画面更新タイミングを更新時間として表示してもよい。ここでは、タイミング1から通信量の取得要求までのタイミングが「第3の間隔」を経過した場合について記載していないが、「第3の間隔」を超える場合については第1実施形態において説明した「第2の間隔」を経過していない場合または「第2の間隔」を経過した場合の動作手順によって処理されるため説明を省略している。
【0037】
[本発明の第3実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
図9は、本発明の第3実施形態の端末管理システムの機能ブロックを示した図である。
図9において、
図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。以下、第3実施形態の端末管理システムにおいて、上述した第1実施形態及び第2実施形態の端末管理システムと異なる点を中心に説明する。
【0038】
第3実施形態の端末管理システムでは、端末20の代わりに端末20Bが用いられる。端末側通信部201の代わりに端末側通信部201Bが用いられる。端末側記憶部202の代わりに端末側記憶部202Bが用いられる。判定部203の代わりに判定部203Bが用いられる。端末側計算部204の代わりに端末側計算部204Bが用いられる。表示部205の代わりに表示部205Bが用いられる。また、管理装置10の代わりに管理装置10Bが用いられる。管理装置側通信部103の代わりに管理装置側通信部103Bが用いられる。
【0039】
端末側通信部201Bは、端末20Bの通信量の取得要求を管理装置10Bに送信し、管理装置10Bから端末20Bの通信量を受信する。端末側記憶部202Bは、端末側通信部201Bにより受信した端末20Bの通信量を管理通信量として記憶することに加え、管理装置側計算部101により端末20Bの通信量が計算される「第1の間隔」を記憶し、該記憶した「第1の間隔」の起点である端末20Bの通信量の計算タイミングに合わせて、その計算タイミングにおける端末20Bにおいて計測された通信量を基準端末通信量として記憶する。判定部203Bは、端末側記憶部202Bに
基準端末通信量が記憶されたタイミングから、表示部205Bに表示される端末の通信量を更新するタイミングまでの時間が、端末通信量が記憶されたタイミングから所定時間を経た「第4の間隔」を過ぎているか否かを判定する。また、管理装置側通信部103Bは、「第1の間隔」についての情報を端末20Bにその通信量と共に送信してもよい。ここで、第3実施形態において、タイミング4から所定時間を経た時間間隔を「第4の間隔」としている。「第4の間隔」は、第2実施形態における「第3の間隔」と同程度の時間に相当するが、これに限定されない。
【0040】
[本発明の第3実施形態における動作手順について]
本発明の第3実施形態における動作手順について
図10及び
図11を参照して説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様の手順についての説明は省略する。ここでは、端末側記憶部202Bが基準端末通信量を記憶するタイミングを「タイミング4」とし、管理装置10Bにおいて端末20Bの通信量を計算するタイミング2とタイミング4とが同タイミングであるものとする。タイミング4をタイミング2と同タイミングとするため、端末20Bは管理装置10Bにおける端末20Bの通信量の計算(更新)タイミングとその更新間隔とを把握する情報である「第1の間隔」についての情報を予め取得し、端末側記憶部202Bに記憶しておく。なお、端末側通信部201Bにより端末20Bの通信量と共に「第1の間隔」についての情報を受信しても、端末20Bの起動時など、既定のタイミングにおいて、管理装置10Bに「第1の間隔」についての情報を要求し、これにより受信した「第1の間隔」についての情報に基いて基準端末通信量を記憶するタイミングを端末側記憶部202Bに記憶してもよい。なお、基準端末通信量を記憶するタイミングに代えて、端末側記憶部202Bが基準端末通信量を端末20BにインストールされるOSに問い合わせるタイミングであってもよい。
【0041】
端末側記憶部202Bは、タイミング2に対応したタイミングであるタイミング4において現時点の端末通信量をOSに問合せ、基準端末通信量として記憶する(ステップS31)。タイミング4は、管理装置側計算部101が端末20Bの通信量を計算し、管理装置側記憶部102が端末20Bの通信量を更新して記憶した後が好ましい。
【0042】
画面更新タイミングにて、端末側通信部201Bにより通信量の取得要求が管理装置10Bに送信され(ステップS32)、管理装置側通信部103Bが通信量の取得要求を受信すると、管理装置側通信部103Bは、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を読み込み(ステップS33)、読み込んだ通信量を端末20Bに送信する(ステップS34)。
【0043】
端末側通信部201Bが管理装置10Bから通信量を受信すると、端末側記憶部202Bは、受信した端末20Bの通信量を管理通信量として記憶し、判定部203Bは、タイミング4から、画面更新タイミングまたは通信量の取得要求を送信したタイミング(以下「タイミング5」という。)までの時間が「第4の間隔」を過ぎているかいないか判定する。判定部203Bにより、タイミング4からタイミング5までの時間が「第4の間隔」を過ぎていないと判定された場合(ステップS35)、表示部205Bは、端末側通信部201Bにより受信した通信量を表示する(ステップS36)(ここまでの手順は
図10を参照)。
【0044】
(ここからの手順は
図11を参照)他方、判定部203Bにより、タイミング4からタイミング5までの時間が「第4の間隔」を過ぎていると判定された場合(ステップS41)、端末側計算部204Bは、現判定時点の端末通信量をOSに問合せ、端末側記憶部202Bに記憶された基準端末通信量と現判定時点での端末通信量との差分を計算し(ステップS42)、端末側通信部201Bにより受信した端末20の通信量に計算した差分を加算する(ステップS43)。
【0045】
表示部205Bは、端末側計算部204Bにより差分が加算された推定通信量を表示する(ステップS44)。なお、第1実施形態と同様に、画面更新タイミングにて、判定部203Bが、前回、管理装置10Bから通信量を受信したタイミングから、この画面更新タイミングまでの時間が、「第1の間隔」を経過したか判定し、通信量を受信したタイミングから画面更新タイミングまでの時間が「第1の間隔」を経過していないと判定された場合、通信量の取得要求を管理装置10Bに送信せずに、前回受信した通信量を用いるようにしてもよい。以上、第3実施形態によれば、基準端末通信量を端末20Bにおいて記憶するタイミングと管理装置10Bにおいて通信量が計算されるタイミングとを合わせるため、端末側計算部204Bにより計算される差分がより実際の通信量に近いものとなり、計算される推定通信量もより正確性が向上することになり、ユーザが通信量を確認したい時に、より正確な通信量を表示することができる。
【0046】
[本発明の第4実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
図12は、本発明の第4実施形態の端末管理システムの機能ブロックを示した図である。
図12において、
図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。以下、第4実施形態の端末管理システムにおいて、上述した第1実施形態から第3実施形態の端末管理システムと異なる点を中心に説明する。
【0047】
第4実施形態の端末管理システムでは、端末20の代わりに端末20Cが用いられる。端末側通信部201の代わりに端末側通信部201Cが用いられる。端末側計算部204の代わりに端末側計算部204Cが用いられる。表示部205の代わりに表示部205Cが用いられる。また、管理装置10の代わりに管理装置10Cが用いられる。管理装置側計算部101の代わりに管理装置側計算部101Cが用いられる。管理装置側通信部103の代わりに管理装置側通信部103Cが用いられる。管理装置10Cは、さらに管理装置側判定部104を備える。
【0048】
端末側計算部204Cは、管理装置側計算部101Cにより端末20Cの通信量が計算される「第1の間隔」の起点である計算タイミングから、表示部205Cに表示される端末20Cの通信量を更新するタイミングまでの端末20Cにおいて計測している通信量である端末通信量を計算する。管理装置側判定部104は、「第1の間隔」の起点である端末20の通信量の計算タイミングから、管理装置側通信部103が端末20から取得要求を受信する受信タイミングまでの間隔が計算タイミングから所定時間を経た時間間隔(後述する「第5の間隔」に相当する。)を過ぎているか否かを判定する管理装置側判定手段である。管理装置側判定部104は、
図2Aに示したプロセッサ11、メモリ12によりその機能が実現される。管理装置側計算部101Cは、管理装置側通信部103Cを介して端末20Cから受信した基準端末通信量と画面更新タイミング時点の端末通信量との差分を管理装置側記憶部102に記憶された端末20Cの通信量に加算して推定通信量を計算する。つまり、第4実施形態では、推定通信量が管理装置10C側で計算される点が上述した第1実施形態などと異なる。
【0049】
[本発明の第4実施形態における動作手順について]
本発明の第4実施形態における動作手順について
図13及び
図14を参照して説明する。なお、上述した各実施形態と同様の手順についての説明は省略する。ここでは、管理装置側計算部101Cにより端末20Cの通信量が計算されたタイミング2から所定時間を経た時間間隔を「第5の間隔」としている。「第5の間隔」は、第2実施形態における「第3の間隔」と同程度の時間に相当するが、これに限定されない。
【0050】
端末側計算部204Cは、通信量の画面の更新を行う画面更新タイミングにおいて、端末側記憶部202に記憶された基準端末通信量と現画面更新タイミング時点の端末通信量との差分を計算する(ステップS51)。なお、通信量の画面の更新を行う画面更新タイミングにおいて、基準端末通信量が端末側記憶部202に記憶されていない場合、差分は0とする。
【0051】
端末側通信部201Cは、端末側計算部204Cにより計算された基準端末通信量が記憶されたタイミングから画面更新タイミングまでの端末通信量の差分を通信量の取得要求と共に管理装置10Cに送信する(ステップS52)。
【0052】
管理装置側通信部103Cが取得要求を受信した場合、管理装置側判定部104は、タイミング2から管理装置側通信部103Cにより通信量の取得要求を受信したタイミングまでの時間が「第5の間隔」を過ぎているかいないか判定する。管理装置側判定部104により、タイミング2から管理装置側通信部103Cにより通信量の取得要求を受信したタイミングまでの時間が「第5の間隔」を過ぎていないと判定された場合(ステップS53)、管理装置側通信部103Cは、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を読込み(ステップS54)、読込んだ通信量を端末20Cに送信する(ステップS55)。
【0053】
表示部205Cは、端末側通信部201Cにより受信した通信量を表示する(ステップS56)(ここまでの手順は
図13を参照)。
【0054】
(ここからの手順は
図14を参照)他方、管理装置側判定部104により、タイミング2から管理装置側通信部103Cにより通信量の取得要求を受信したタイミングまでの時間が「第5の間隔」を過ぎていると判定された場合(ステップS61)、管理装置側計算部101Cは、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を読込み、読込んだ通信量に端末20Cから受信した差分を加算する(ステップS62)。
【0055】
管理装置側通信部103Cは、管理装置側計算部101Cにより差分が加算された推定通信量を端末20Cに送信する(ステップS63)。
【0056】
表示部205Cは、端末側通信部201Cにより受信した差分加算後の推定通信量を表示する(ステップS64)。以上、第4実施形態によれば、予め端末20Cにおいて計算された差分を管理装置10Cが受信ないし取得し、端末20Cの通信量が記憶されてからそれほど時間が経過していない場合は、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を端末20Cに送信し、端末20Cの通信量が記憶されてからある程度の時間を経過している場合は、予め端末20Cから受信した差分を記憶された通信量に加算して端末20Cに送信するため、これを受信した端末20Cにおいて表示される推定通信量は実際の通信量に近いものとなり、ユーザが通信量を確認したい時に、より正確な通信量を表示することができる。
【0057】
[本発明の第5実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
図15は、本発明の第5実施形態の端末管理システムの機能ブロックを示した図である。
図15において、
図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。以下、第5実施形態の端末管理システムにおいて、上述した第1実施形態から第4実施形態の端末管理システムと異なる点を中心に説明する。
【0058】
第5実施形態の端末管理システムでは、端末20の代わりに端末20Dが用いられる。端末側通信部201の代わりに端末側通信部201Dが用いられる。端末側記憶部202の代わりに端末側記憶部202Dが用いられる。判定部203の代わりに判定部203Dが用いられる。端末側計算部204の代わりに端末側計算部204Dが用いられる。表示部205の代わりに表示部205Dが用いられる。また、管理装置10の代わりに管理装置10Dが用いられる。管理装置側通信部103の代わりに管理装置側通信部103Dが用いられる。
【0059】
判定部203Dは、表示部205Dに表示される通信量を更新する画面更新タイミングにて、「第1の間隔」の起点である端末20Dの通信量の計算タイミングに対応させて定期的に、管理装置側計算部101により計算される端末20Dの通信量を取得する「定期取得要求」を送信する送信タイミングから、画面更新タイミングまでの時間が「定期取得要求」の送信タイミングから所定時間を経た「第6の間隔」を過ぎているか否かを判定する。第5実施形態においては、端末20Dは、管理装置10Dに対して通信量の取得要求を管理装置10Dにおける通信量の計算タイミングに合わせて定期的に送信するものとし、この定期的に取得要求を送信することを「定期取得要求」としている。なお、第3実施形態において説明したように、端末20Dは管理装置10Dにおける端末20Dの通信量の計算タイミングを把握する「第1の間隔」についての情報を予め取得し、端末側記憶部202Dに記憶しておく等すればよい。第5実施形態においては、定期取得要求から所定時間を経た時間間隔を「第6の間隔」としている。「第6の間隔」は、第2実施形態における「第3の間隔」と同程度の時間に相当するが、これに限定されない。
【0060】
[本発明の第5実施形態における動作手順について]
本発明の第5実施形態における動作手順について
図16及び
図17を参照して説明する。なお、上述した各実施形態と同様の手順についての説明は省略する。
【0061】
端末側通信部201Dは、管理装置10Dにおける通信量の計算タイミング後に、定期取得要求としての通信量の取得要求を管理装置10Dに送信する(ステップS71)。このタイミングを以下「タイミング6」という。その後、端末側記憶部202Dは、現時点の端末通信量をOSに問合せ、基準端末通信量として、記憶する(ステップS72)。
【0062】
管理装置側通信部103Dは、通信量の取得要求を受信すると、管理装置側記憶部102に記憶された通信量を読込み(ステップS73)、読込んだ通信量を端末20Dに送信する(ステップS74)。
【0063】
端末側記憶部202Dは、端末側通信部201Dにより受信した通信量を記憶し、表示部205Dにより表示する(ステップS75)。
【0064】
その後、端末20Dにおいて、管理装置10Dにおいて端末20Dの通信量が計算されるタイミング2と異なるタイミングで通信量の画面更新の要求(これを以下「不定期要求」といい、不定期要求がなされるタイミングを「タイミング7」という。)がなされたときにおいて(ステップS76)、判定部203Dはタイミング6からタイミング7までの時間間隔が「第6の間隔」を過ぎているかいないか判定し、判定部203Dによりタイミング6からタイミング7までの時間間隔が「第6の間隔」を過ぎていないと判定された場合(ステップS77)、表示部205Dは端末側記憶部202Dに記憶された通信量を表示する(ステップS78)。なお、その後、管理装置10Dにおいて端末20Dの通信量が計算されるタイミング3が来た場合は、タイミング3に合わせて端末側通信部201Dは定期取得要求を行う(ステップS79、このタイミングを「タイミング8」という。)。タイミング8以降の動作手順は、タイミング6以降の動作手順にて、タイミング6をタイミング8に置き換えたものと同様である(ここまでの手順は
図16を参照)。なお、「不定期要求」とは、例えば、
図2Bに示したディスプレイ23の下層に入力ユニット27であるタッチパネルが設けられている場合に、ディスプレイ23に表示された通信量を要求する通信量要求アイコンがユーザにより任意のタイミングでタップされることで要求される通信量要求や、LTE/3Gによる通信と無線LANによる通信の切替タイミング等において要求される通信量要求などをいう。
【0065】
(ここからの手順は
図17を参照)他方、判定部203Dによりタイミング6からタイミング7までの時間間隔が「第6の間隔」を過ぎていると判定された場合(ステップS81)、端末側計算部204Dは、現時点の端末通信量をOSに問合せ、端末側記憶部202Dに記憶された基準端末通信量と現時点の端末通信量との差分を計算し(ステップS82)、端末側記憶部202Dに記憶された通信量にその差分を加算し、表示部205Dは差分が加算された推定通信量を表示する(ステップS83)。なお、その後、管理装置10Dにおいて端末の通信量が計算されるタイミング3が来た場合は、タイミング3に合わせて端末側通信部201Dは定期取得要求を行う。タイミング8以降の動作手順は、タイミング6以降の動作手順にて、タイミング6をタイミング8に置き換えたものと同様である。以上、第5実施形態によれば、予め端末20Dから管理装置10Dに通信量を要求するタイミングを管理装置10Dにおいて通信量が計算されるタイミングに合わせるため、そのタイミングから所定時間(第6の間隔)を経過した後、上述したタップ等による不定期要求があった場合に、管理装置10Dから受信した通信量に端末20Dで計算した差分を加算した推定通信量を計算し、これを表示するため、表示される推定通信量はより実際の通信量に近いものとなり、ユーザが通信量を確認したい時に、より正確な通信量を表示することができる。
【0066】
[本発明の第6実施形態における端末管理システムの機能ブロックについて]
図18は、本発明の第6実施形態の端末管理システムの機能ブロックを示した図である。
図18において、
図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。以下、第6実施形態の端末管理システムにおいて、上述した第1実施形態から第5実施形態の端末管理システムと異なる点を中心に説明する。
【0067】
第6実施形態の端末管理システムでは、端末20の代わりに端末20Eが用いられる。端末側通信部201の代わりに端末側通信部201Eが用いられる。端末側記憶部202の代わりに端末側記憶部202Eが用いられる。判定部203の代わりに判定部203Eが用いられる。端末側計算部204の代わりに端末側計算部204Eが用いられる。表示部205の代わりに表示部205Eが用いられる。また、管理装置10の代わりに管理装置10Eが用いられる。管理装置側計算部101の代わりに管理装置側計算部101Eが用いられる。管理装置側通信部103の代わりに管理装置側通信部103Eが用いられる。
【0068】
判定部203Eは、表示部205Eに表示される通信量を更新する画面更新タイミングにて、管理装置10Eから端末20Eの通信量を受信する受信タイミングから、画面更新タイミングまでの時間が、受信タイミングから所定時間を経た「第7の間隔」を過ぎているか否かを判定する。第6実施形態においては、端末20Eの通信量の受信タイミングから所定時間を経た時間間隔を「第7の間隔」としている。「第7の間隔」は、第2実施形態における「第3の間隔」と同程度の時間に相当するが、これに限定されない。
【0069】
[本発明の第6実施形態における動作手順について]
本発明の第6実施形態における動作手順について
図19及び
図20を参照して説明する。なお、上述した各実施形態と同様の手順についての説明は省略する。まず、管理装置10Eにおいて管理装置側計算部101Eにより「第1の間隔」毎に端末20Eの通信量が計算されると、管理装置側通信部103Eによりその通信量を端末20Eに定期的に送信する(ステップS91)。
【0070】
端末側通信部201Eにより管理装置側通信部103Eから送信された通信量を受信し、端末側記憶部202Eがその通信量を管理通信量として記憶すると、表示部205Eは記憶された管理通信量を表示する(ステップS92、このタイミングを以下「タイミング9」という。)。その際、端末側記憶部202Eは、現時点の端末通信量をOSに問合せ、基準端末通信量として記憶する(ステップS93)。
【0071】
その後、端末20Eにおいて、不定期要求がなされたとき(ステップS94、このタイミングを以下「タイミング10」という。)、判定部203Eは、タイミング9からタイミング10までの時間間隔が「第7の間隔」を過ぎているかいないか判定する。判定部203Eによりタイミング9からタイミング10までの時間間隔が「第7の間隔」を過ぎていないと判定された場合(ステップS95)、表示部205Eは管理装置10Eから受信した通信量をそのまま表示する(ステップS96)(ここまでの手順は
図19を参照)。
【0072】
(ここからの手順は
図20を参照)他方、判定部203Eによりタイミング9からタイミング10までの時間間隔が「第7の間隔」を過ぎていると判定された場合(ステップS101)、端末側計算部204Eは、現時点の端末通信量をOSに問合せ、端末側記憶部202に記憶された基準端末通信量と現時点の端末通信量との差分を計算し(ステップS102)、端末側記憶部202Eに記憶された管理通信量に差分を加算し、表示部205Eは差分が加算された推定通信量を表示する(ステップS103)。なお、その後、管理装置10Eにおいて端末の通信量が計算されるタイミング3が来た場合、タイミング3以降の動作手順は、タイミング2以降の動作手順にて、タイミング2をタイミング3に置き換えたものと同様である。以上、第6実施形態によれば、管理装置10Eが端末20Eの通信量を計算し、記憶する毎に、この計算し、記憶された通信量を端末20Eに送信し、端末20E側では、受信した通信量を記憶するとともに、基準端末通信量を記憶し、このタイミングから所定時間(第7の間隔)を経過していないときに不定期要求があった場合は、それほど時間も経過していないため、受信した通信量をそのまま表示し、上記タイミングから所定時間を経過しているときに不定期要求があった場合は、端末20Eにおいて計算した差分を、受信した通信量に加算した推定通信量を表示するため、表示される推定通信量はより実際の通信量に近いものとなり、ユーザが通信量を確認したい時に、より正確な通信量を表示することができる。
【0073】
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上述した本実施形態における各処理を、ハードウェア、又は、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。また、各々の実施形態の全部または一部を他の実施形態に組み合わせても構わない。
【0074】
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。