(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
IPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークに登録された接続オブジェクトの監視および制御のための方法であって、アプリケーション・サーバ(AS)内で、以下のステップ、すなわち、
監視サーバ(SS)から接続オブジェクト(CO)の識別子を含む第1のメッセージ(CMes1)を受信するステップ(S5)と、
前記接続オブジェクトの前記識別子に関連づけられた前記接続オブジェクトのSIP番号を取り出すステップ(S6)と、
前記IMSネットワークのメッセージング・サーバ(MS)に対して前記接続オブジェクト(CO)の前記識別子を含む第2のメッセージ(CMes2)を送信するステップ(S7)であって、前記第2のメッセージは、前記接続オブジェクトの前記SIP番号を使用して前記接続オブジェクト(CO)のインスタント・メッセージング・クライアントに対して制御メッセージ(MesC)を送信するように前記メッセージング・サーバ(MS)によって解釈される命令をさらに含んでおり、前記第2のメッセージ(CMes2)と、前記制御メッセージ(MesC)とは、前記接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおけるアクション、または前記接続オブジェクトのリソースのアクティベーションをトリガするために、前記接続オブジェクトによって実行されるコマンドを含んでいる、送信するステップ(S7)と、
前記接続オブジェクト(CO)からアップデート・メッセージ(MesU)を受信するステップ(S10)であって、前記アップデート・メッセージ(MesU)は、前記接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの値、またはリソースの前記アクティベーションの肯定応答を含んでいる、受信するステップ(S10)と
を含む方法。
前記アプリケーション・サーバ(AS)は、前記接続オブジェクトの前記識別子を用いて前記IMSネットワークのプレゼンス・サーバ(PS)に問い合わせを行って、前記接続オブジェクトの前記SIP番号を取り出し、前記プレゼンス・サーバは、データベースに記憶された、前記接続オブジェクトの前記識別子に関連づけられた前記接続オブジェクトの前記SIP番号を見つけることができる、請求項1に記載の方法。
前記接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおける前記アクションは、前記接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサのモニタリングである、請求項1または2に記載の方法。
前記アプリケーション・サーバは、データベース中の前記接続オブジェクトの前記識別子に対応する、前記接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの値を記憶している前記IMSネットワークのプレゼンス・サーバ(PS)に対して前記アップデート・メッセージ(MesU)を転送する、請求項3に記載の方法。
前記監視サーバ(SS)から送信されるアップデート要求(ReqU)を受信するステップ(S12)であって、前記アップデート要求(ReqU)は、前記接続オブジェクトの前記識別子を含んでいる、受信するステップ(S12)と、
前記接続オブジェクトの前記識別子を用いて前記IMSネットワークのプレゼンス・サーバ(PS)に問い合わせを行い、データベースに記憶された、前記接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの最後にアップデートされた値を取り出すステップ(S12)と、
前記監視サーバ(SS)に対してアップデート応答(ResU)を送信するステップ(S12)であって、前記アップデート応答(ResU)は、前記接続オブジェクトの前記識別子と、前記接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの最後にアップデートされた値とを含む、送信するステップ(S12)と
をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
前記接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおける前記アクションは、接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサについての値を規定する、前記接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサの構成制御であり、前記アップデート・メッセージ中に含まれる前記接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの値は、前記規定された値の確認である、請求項1または2に記載の方法。
前記第1のメッセージ(Mes1)は、前記アプリケーション・サーバ(AS)の専用のウェブ・サービスによって受信される、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
IMSネットワークに登録された接続オブジェクトの監視および制御のための、アプリケーション・サーバ(AS)の内部で実装され得るコンピュータ・プログラムであって、前記プログラムは、前記プログラムが前記サーバ(AS)内でロードされ、前記サーバ(AS)内で実行されると、以下のステップ、すなわち、
監視サーバ(SS)から接続オブジェクト(CO)の識別子を含む第1のメッセージ(CMes1)を受信するステップ(S5)と、
前記接続オブジェクトの前記識別子に関連づけられた前記接続オブジェクトのSIP番号を取り出すステップ(S6)と、
前記IMSネットワークのメッセージング・サーバ(MS)に対して前記接続オブジェクト(CO)の前記識別子を含む第2のメッセージ(CMes2)を送信するステップ(S7)であって、前記第2のメッセージは、前記接続オブジェクトの前記SIP番号を使用して前記接続オブジェクト(CO)のインスタント・メッセージング・クライアントに対して制御メッセージ(MesC)を送信するように前記メッセージング・サーバ(MS)によって解釈される命令をさらに含んでおり、前記第2のメッセージ(CMes2)と、前記制御メッセージ(MesC)とは、前記接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおけるアクション、または前記接続オブジェクトのリソースのアクティベーションをトリガするために、前記接続オブジェクトによって実行されるコマンドを含んでいる、送信するステップ(S7)と、
前記接続オブジェクト(CO)からアップデート・メッセージ(MesU)を受信するステップ(S10)であって、前記アップデート・メッセージ(MesU)は、前記接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの値、またはリソースの前記アクティベーションの肯定応答を含んでいる、受信するステップ(S10)と
を実行する命令を含む、コンピュータ・プログラム。
【背景技術】
【0002】
接続オブジェクトの指数関数的な展開と共に、制御システムおよびモニタリング・システムは、とりわけ、ネットワーク・オペレータのワイヤレス接続を経由してインターネットに接続されたモバイル・オブジェクトの場合に、新しい課題と新しい困難に直面している。
【0003】
そのようなシステムは、2つの主要な問題、すなわち、
− 数千個のオブジェクトを恒久的にポーリングすることなしに、リアル・タイムにそれらを監視する問題、
− これらのオブジェクトが、インターネットに接続するために、ネットワーク・アドレス変換機構(NAT:network address translator)ゲートウェイ、またはプロキシ・サーバのいずれかを使用する必要があるプライベートIPアドレスと接続されるときに、それらのオブジェクトに到達する問題、および
− インバウンド・ファイアウォール・ルールをバイパスすることにより、これらのオブジェクトに到達する問題に直面している。
【0004】
1つの既存のシステムは、リモート・ターゲット・オブジェクトの定期的な「ポーリング」に基づいており、ターゲット・オブジェクトに問い合わせを行って、そのステータスについての値を獲得する。このシステムは、多くのネットワーク・リソースを要求し、またターゲット・オブジェクトがパブリックIPアドレスを有することを必要とする。
【0005】
別の既存のシステムは、ターゲット・オブジェクトからモニタリング・システムへのリアル・タイム・テレメトリ・ブロードキャストに基づいている。ネットワーク・チャネルは、情報をブロードキャストするためにターゲット・オブジェクトに専用のものである必要がある。このシステムは、千個のオブジェクトの群には適用可能ではない。
【0006】
ポーリング技法またはブロードキャスト技法に基づくのではなく、また任意のリモート・クライアントとリアル・タイムに通信することができる制御およびモニタリングのシステムに対する必要性が存在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この概要は、本発明の主題に関連している概念を導入するために提供される。この概要は、特許請求の範囲の主題の不可欠な特徴を識別することを意図しておらず、また特許請求の範囲の主題の範囲を決定し、または限定する際に使用することも意図してもいない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態によると、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)ネットワークに登録された接続オブジェクトの監視および制御のための方法であって、アプリケーション・サーバ内で、以下のステップ、すなわち、
監視サーバから接続オブジェクトの識別子を含む第1のメッセージを受信するステップと、
接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を取り出すステップと、
IMSネットワークのメッセージング・サーバに対して接続オブジェクトの識別子を含む第2のメッセージを送信するステップであって、第2のメッセージは、接続オブジェクトのSIP番号を使用して接続オブジェクトのインスタント・メッセージング・クライアントに対して制御メッセージを送信するようにメッセージング・サーバによって解釈される命令をさらに含んでおり、第2のメッセージと、制御メッセージとは、接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおけるアクション、または接続オブジェクトのリソースのアクティベーションをトリガするために、接続オブジェクトによって実行されるコマンドを含んでいる、送信するステップと、
接続オブジェクトからアップデート・メッセージを受信するステップであって、アップデート・メッセージは、接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの値、またはリソースの前記アクティベーションの肯定応答を含んでいる、受信するステップと
を含む方法が、提供される。
【0009】
有利には、本発明は、接続オブジェクトのポーリングまたはブロードキャストの技法に基づかず、また、すべてのインバウンド・トラフィックにフィルタをかけて脱落させるプライベートIPアドレスまたはファイアウォールの背後にある場合でも、どのようなリモート・クライアントともリアル・タイムに通信することができるリアル・タイムの制御およびモニタリングのシステムを提供する。
【0010】
一実施形態においては、アプリケーション・サーバは、接続オブジェクトの識別子を用いてIMSネットワークのプレゼンス・サーバに問い合わせを行って、接続オブジェクトのSIP番号を取り出し、プレゼンス・サーバは、データベースに記憶された、接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を見つけることができる。
【0011】
一実施形態においては、接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおける前記アクションは、接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサのモニタリングである。
【0012】
一実施形態においては、アプリケーション・サーバは、データベース中の接続オブジェクトの識別子に対応する、接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの値を記憶しているIMSネットワークのプレゼンス・サーバに対してアップデート・メッセージを転送する。
【0013】
一実施形態においては、本方法は、
監視サーバから送信されるアップデート要求を受信するステップであって、アップデート要求は、接続オブジェクトの識別子を含んでいる、受信するステップと、
接続オブジェクトの識別子を用いてIMSネットワークのプレゼンス・サーバに問い合わせを行い、データベースに記憶された、接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの最後にアップデートされた値を取り出すステップと、
監視サーバに対してアップデート応答を送信するステップであって、アップデート応答は、接続オブジェクトの識別子と、接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの最後にアップデートされた値とを含む、送信するステップと
をさらに含む。
【0014】
一実施形態においては、本方法は、
監視サーバから、接続オブジェクトの識別子を含む第3のメッセージを受信するステップと、
接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を取り出すステップと、
IMSネットワークのメッセージング・サーバに対して接続オブジェクトの識別子を含む第4のメッセージを送信するステップであって、第4のメッセージは、接続オブジェクトのSIP番号を使用して接続オブジェクトのインスタント・メッセージング・クライアントに対して終了メッセージを送信するようにメッセージング・サーバによって解釈される命令をさらに含んでおり、第4のメッセージと終了メッセージとは、接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサのモニタリングを停止するように接続オブジェクトによって実行されるコマンドを含んでいる、送信するステップと
をさらに含む。
【0015】
一実施形態においては、接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおける前記アクションは、接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサについての値を規定する、接続オブジェクトの前記少なくとも1つのセンサの構成制御であり、アップデート・メッセージ中に含まれる接続オブジェクトのセンサの前記少なくとも1つの値は、規定された値の確認である。
【0016】
一実施形態においては、第1のメッセージは、アプリケーション・サーバの専用のウェブ・サービスによって受信される。
【0017】
本発明はまた、IMSネットワークに登録された接続オブジェクトの監視および制御のためのサーバであって、
監視サーバから接続オブジェクトの識別子を含む第1のメッセージを受信するための手段と、
接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を取り出すための手段と、
IMSネットワークのメッセージング・サーバに対して接続オブジェクトの識別子を含む第2のメッセージを送信するための手段であって、第2のメッセージは、接続オブジェクトのSIP番号を使用して、接続オブジェクトのインスタント・メッセージング・クライアントに対して制御メッセージを送信するために、メッセージング・サーバによって解釈される命令をさらに含んでおり、第2のメッセージと、制御メッセージとは、接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサにおけるアクション、または接続オブジェクトのリソースのアクティベーションをトリガするために、接続オブジェクトによって実行されるコマンドを含んでいる、送信するための手段と、
接続オブジェクトからアップデート・メッセージを受信するための手段であって、アップデート・メッセージは、接続オブジェクトのセンサの少なくとも1つの値、またはリソースの前記アクティベーションの肯定応答を含んでいる、受信するための手段と
を備えているサーバに関する。
【0018】
本発明はまた、サーバ内で実装され得るコンピュータ・プログラムに関し、前記プログラムは、プログラムが前記サーバの内部で実行されると本発明による方法に従ってステップを実行する命令を含んでいる。
【0019】
次に、本発明のいくつかの実施形態について、単なる例として、添付の図面を参照して説明する。同じ参照番号は、すべての図面で、同じ要素または同じタイプの要素を表している。
【発明を実施するための形態】
【0021】
同じ参照番号は、すべての図面で、同じ要素または同じタイプの要素を表している。
【0022】
図面および以下の説明は、本発明の特定の例示の実施形態を例証している。したがって、当業者であれば、本明細書において明示的に説明、または示されていなくても、本発明の原理を実施し、また本発明の範囲内に含まれる様々な構成を考案することができることが理解されるであろう。さらに、本明細書において説明される例はいずれも、本発明の原理を理解する際に助けになることを意図しており、またそのような具体的に列挙された例および状態に限定することのないように解釈されるべきである。結果として、本発明は、以下で説明される特定の実施形態または例に限定されるのではなく、特許請求の範囲とそれらの均等物とによって限定される。
【0023】
図1を参照すると、通信システムは、アプリケーション・サーバASと、監視サーバSSと、プレゼンス・サーバPSと、メッセージング・サーバMSと、少なくとも電気通信ネットワークTNを通してサーバと通信することができる1組の接続オブジェクトCOとを備えている。
【0024】
電気通信ネットワークTNは、有線ネットワーク、またはワイヤレス・ネットワーク、あるいは有線ネットワークとワイヤレス・ネットワークとの組合せとすることができる。
【0025】
例えば、電気通信ネットワークTNは、GSM(移動通信用グローバル・システム(Global System for Mobile communications))、またはUMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunications System))、またはさらにはCDMA(符号分割多元接続(Code Division Multiple Access))タイプ、またはさらにはLTE(ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution))タイプのデジタル・セルラー方式無線通信ネットワークである。GSMタイプ・ネットワークは、無線を経由したモビリティおよびアクセスの管理を用いてパケットによりデータを送信するためのGPRS(汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service))ネットワークと結合されることもある。
【0026】
さらに、電気通信ネットワークTNは、ワイファイ・ネットワークなどのワイヤレス・ネットワークを経由してアクセスされる可能性がある。
【0027】
電気通信ネットワークTNは、パケット・ネットワークに、例えば、インターネットやイントラネットなどのIP(「インターネット・プロトコル」)高速ネットワークに、または会社専用のプライベート・ネットワークにさえも関連づけられる可能性がある。
【0028】
本説明の残り全体を通して言及される本発明の一実施形態によれば、電気通信ネットワークTNは、パケット・ネットワーク、例えば、インターネットやイントラネットなどのIP(「インターネット・プロトコル」)高速ネットワーク、または会社専用のプライベート・ネットワークからなる。IPマルチメディア・サブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)ネットワークが、IPネットワーク上で展開される。IMSネットワークは、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)を使用して、ユーザ端末とアプリケーション・サーバとの間など、通信デバイスの間のコールまたはセッションをセットアップし、制御する。
【0029】
接続オブジェクトに関連した通信の制御は、とりわけ、3つのコール状態制御機能(CSCF:Call State Control Function)制御エンティティ、すなわち、エンティティ・プロキシCSCF(P−CSCF)と、問い合わせを行うCSCF(I−CSCF)と、サービングーCSCF(S−CSCF)とによって、IMSネットワーク内で実行される。
【0030】
エンティティP−CSCFは、IMSネットワーク内での最初の接触点であり、そのアドレスは、パケット・データ・プロトコル(PDF:Packet Data Protocol)コンテキストがアクティブにされてSIPメッセージを交換するときに、ユーザ端末によって発見される。
【0031】
接続オブジェクトCOは、電気通信ネットワークTNに接続されたネットワーク・インターフェースNIを備えている。ネットワーク・インターフェースは、接続オブジェクトCOに直接に埋め込まれる可能性があるデータ処理ユニットの一部分である。代わりに、ゲートウェイを形成するインターフェース・デバイスは、複数の接続オブジェクトと、電気通信ネットワークTNとの間に配列されることもある。
【0032】
接続オブジェクトCOは、種々に異なる性質である可能性がある。例えば、接続オブジェクトCOは、広告板、テレビジョン・セット、家庭電化製品、通信端末、冷蔵庫、カメラ、メディア・ドライブ、情報ディスプレイなどのデバイスとすることができる。接続オブジェクトCOは、ユーザの家の中に存在する可能性があるが、公共環境または他の場所、例えば、ユーザの職場に存在する可能性もある。
【0033】
さらに、各接続オブジェクトCOは、ネットワーク・インターフェースを有する各自のデータ処理ユニットを経由して複数のサービスを提供することができる。サービスは、電気通信ネットワークを通して使用可能である接続オブジェクトによって提供される機能であり、それゆえに、通信端末またはサーバを使用することにより使用し、またはアクティブにすることができる。例えば、照明などの接続オブジェクトは、通信端末が電気通信ネットワークを通してリモートから照明をオンに切り替え、またはオフに切り替えることを可能にするスイッチ・オン/スイッチ・オフのサービスを提供する。サービスに応じて、接続オブジェクトは、異なる値に関連づけられ得る少なくとも1つの内部センサ、またはリモートにアクティブにされ得るリソースをさらに含んでいる。
【0034】
各接続オブジェクトの上に、プレゼンス・サーバPSに対してプレゼンス情報を提供することができるプレゼンス・クライアントが展開される。
【0035】
各接続オブジェクトの上に、インスタント・メッセージなどのメッセージを受信および送信することができるインスタント・メッセージング・クライアントIMCが展開される。
【0036】
接続オブジェクトはまた、受信されたメッセージをローカル・コマンドに変換することができるコマンド・インタープリタCIも備えている。
【0037】
接続オブジェクトはまた、内部センサ値を絶えず監視してこれらの値をアプリケーション・サーバASに対して送信することができるデータ・ソース・グラバーであるモニタリング・ユニットMUも備えている。これらの値は、専用のAPIを経由して要求に応じて送信される可能性がある。
【0038】
各接続オブジェクトは、シリアル番号のような固有の識別子、および固有のSIP番号を所有する。
【0039】
監視サーバSSは、接続オブジェクトの監視および制御に専用のエンティティである。
【0040】
監視サーバSSは、電気通信ネットワークとのインターフェースである制御エージェントCAを実装し、アプリケーション・サーバASに問い合わせを行う。
【0041】
オプションとして、監視サーバSSは、インスタント・メッセージング・エージェントIMAおよびバリュー・インタープリタVIを実装する。インスタント・メッセージング・エージェントIMAは、アプリケーション・サーバの専用のサービスをポーリングする必要なしにリアル・タイム・メッセージ中のセンサ値を受信するために、アプリケーション・サーバに恒久的に接続されている。
【0042】
バリュー・インタープリタVIは、受信されたセンサ値を、監視サーバのための正しくフォーマットされた入力に変換することができる。
【0043】
監視サーバSSは、センサのモニタリングをトリガする接続オブジェクトを宛先とするコマンド・メッセージを送信することにより、接続オブジェクトの監視を命令する。
【0044】
監視サーバSSはまた、センサについての与えられた値を規定する接続オブジェクトを宛先とするコマンド・メッセージを送信することにより、接続オブジェクトの構成も命令する。
【0045】
監視サーバSSはまた、コマンド・メッセージを用いて、接続オブジェクトのリソースのアクティベーションも命令する。これらのコマンド・メッセージは、アプリケーション・サーバASを経由して、接続オブジェクトに向けて送信される。
【0046】
プレゼンス・サーバPSは、IMSネットワークの中に含められ、通信デバイスの接続性についての情報、例えば、接続オブジェクトのプレゼンス情報を記憶するデータベースを管理する。
【0047】
このデータベースは、中央化されたディレクトリXDMS(XMLデータベース管理サーバ)にリンクされる可能性がある。
【0048】
プレゼンス・サーバPSは、認証、認可、登録、課金、ルーティングなどの課題に対処する基礎となるサービス・プラットフォームとしてIMSコア・システムの能力を使用するリッチ・コミュニケーション・スイート(RCS:Rich Communication Suite)の一部分である。
【0049】
一変形形態においては、プレゼンス・サーバと、中央集中されたディレクトリXDMSとは、IMSネットワークの中に含まれる異なるネットワーク・サーバ内に実装される。
【0050】
メッセージング・サーバMSは、接続オブジェクトのインスタント・メッセージング・クライアントと通信することができ、またオプションとして監視サーバのインスタント・メッセージング・クライアントと通信することができるリアル・タイム・インスタント・メッセージング・システムを実装する。
【0051】
アプリケーション・サーバASは、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)ゲートウェイであり、またHTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol))、SOAP(シンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル(Simple Object Access Protocol))、JSON(ジャバスクリプト・オブジェクト・ノーテーション(JavaScript Object Notation))、XML(拡張マークアップ言語(Extensible Markup Language))、REST(表現可能な状態の転送(Representational state transfer))、...などのオープンの標準アプリケーションを使用することができる。
【0052】
別の実施形態においては、アプリケーション・サーバASは、アプリケーション・サーバASに接続されたAPIゲートウェイとしての役割を果たし、またはアプリケーション・サーバASに接続されたAPIゲートウェイを利用して、IMSネットワーク・サービスにアクセスすることができる。
【0053】
アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)は、ソフトウェア・コンポーネントが互いに通信するためのインターフェースを規定する仕様である。APIは、関数と、データ構造と、オブジェクト・クラスと、変数とについての仕様を含むことができる。API仕様のいくつかの例には、C++における標準テンプレート・ライブラリ、マイクロソフト・ウィンドウズAPI、Cにおけるライブラリ、およびジャバAPIが含まれる。APIが関数を指定するとき、APIは、どのようにしてその関数が呼び出されるのか、どのパラメータがその関数の呼び出しに含まれるのか、ならびにその関数によって戻されるデータのフォーマットおよびタイプについての情報を提供する。
【0054】
例えば、アプリケーション・サーバASは、コード・オブジェクトを識別し、展開して、ウェブ・サービスを実装する。
【0055】
アプリケーション・サーバASは、第1のネットワーク・インターフェースNI1と、第2のネットワーク・インターフェースNI2とを備えている。
【0056】
第1のネットワーク・インターフェースNI1は、1組の接続オブジェクトCOと監視サーバSSとによって開発され、使用されるアプリケーションと通信する、第1の組のアプリケーション・プログラミング・インターフェースを備えている。
【0057】
第2のネットワーク・インターフェースNI2は、IMSネットワークの側の上のアプリケーションと、とりわけ、プレゼンス・サーバPSおよびメッセージング・サーバMSと通信する第2の組のアプリケーション・プログラミング・インターフェースを備えている。
【0058】
例えば、第1のネットワーク・インターフェースNI1は、公開されたRESTウェブ・サービスであるウェブ・サービスを実装する。
【0059】
一実施形態においては、第1のネットワーク・インターフェースNI1と第2のネットワーク・インターフェースNI2の両方が、2つのウェブ・サービスを実装する。
【0060】
「SETDATASOURCEVALUE」サービスと呼ばれる第1のウェブ・サービスは、第1のネットワーク・インターフェースを経由して、接続オブジェクトからセンサ値を受信し、またプレゼンス・サーバのデータベースにセンサ値を記憶する。
【0061】
「GETDATASOURCEVALUE」サービスと呼ばれる第2のウェブ・サービスは、監視サーバSSに対して、データベースに記憶されるセンサ値に対するアクセス権を与える。
【0062】
接続オブジェクトは、電気通信ネットワークを経由して、IMSネットワークに登録する。接続オブジェクトは、それ自身のネットワーク・インターフェースNIを使用してIPアドレスを取得するか、あるいはパブリックIPアドレスまたはプライベートIPアドレスを有するゲートウェイの背後に位置している可能性がある。接続オブジェクトは、IMSネットワークとのオープン・セッションを保持し、プレゼンス・サーバPSは、接続オブジェクトに帰属するSIP番号に対応する接続オブジェクトの識別子を記憶している。接続オブジェクトがプライベートIPアドレスの背後に位置している場合でも、接続オブジェクトは、依然としてそのSIP番号を経由してアクセス可能である。
【0063】
図2を参照すると、本発明の一実施形態による、接続オブジェクトの監視のための方法は、通信システムの内部で実行されるステップS1からS13までを含む。
【0064】
ステップS1において、1組の接続オブジェクトCOがIMSネットワーク上に登録し、各接続オブジェクトは、SIP番号を取得する。
【0065】
それぞれの接続オブジェクトに対し、プレゼンス・サーバPSは、接続オブジェクトに帰属するSIP番号に対応している接続オブジェクトの識別子を記憶する。
【0066】
ステップS2において、監視サーバSSは、接続オブジェクトについて、アプリケーション・サーバASに問い合わせを行って、接続オブジェクトの動作ステータスについての情報を取得する。
【0067】
そのために、監視サーバは、アプリケーション・サーバASに対して要求Reqを送信し、その要求は、接続オブジェクトCOの識別子を含んでいる。
【0068】
ステップS3において、アプリケーション・サーバASは、接続オブジェクトCOの識別子を用いてプレゼンス・サーバに問い合わせを行う。プレゼンス・サーバは、データベースを調べて、もしあれば、接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトに帰属するSIP番号を見つける。プレゼンス・サーバは、アプリケーション・サーバに対して接続オブジェクトのプレゼンス情報を戻す。
【0069】
ステップS4において、アプリケーション・サーバASは、監視サーバSSに対して応答Resを送信し、応答は、接続オブジェクトCOの識別子と、接続オブジェクトのプレゼンス情報とを含んでいる。
【0070】
このことは、接続オブジェクトCOがアクティブであり、リモートに監視することが可能であることを意味する。
【0071】
ステップS5において、監視サーバSSは、アプリケーション・サーバASに対して第1のコマンド・メッセージCMes1を送信して、接続オブジェクトのモニタリングを開始する。
【0072】
第1のコマンド・メッセージCMes1は、HTTP要求であり、また接続オブジェクトの識別子と、第2のコマンド・メッセージCMes2を生成するようにアプリケーション・サーバASによって解釈される命令とを含む。
【0073】
ステップS6において、アプリケーション・サーバASは、接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトCOのSIP番号を取り出す。そのために、アプリケーション・サーバASは、接続オブジェクトの識別子を用いてプレゼンス・サーバPSに問い合わせを行い、プレゼンス・サーバは、データベースに記憶された、接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を見つけることができる。
【0074】
ステップS7において、アプリケーション・サーバASは、第2のコマンド・メッセージCMes2を生成し、それをメッセージング・サーバMSに対して送信する。第2のコマンド・メッセージCMes2は、接続オブジェクトのSIP番号と、制御メッセージMesCを生成するようにメッセージング・サーバMSによって解釈される命令とを含む。
【0075】
第2のコマンド・メッセージCMes2は、接続オブジェクトを宛先とするコマンドを含んでいる。コマンドは、「START SENDING DATA」などの初期化コマンド、または「DEFINE SENSOR X WITH VALUE Y」や「ACTIVATE RESOURCE Z」などの制御コマンドとすることができる。
【0076】
ステップS8において、メッセージング・サーバMSは、制御メッセージMesCをインスタント・メッセージとして生成し、またインスタント・メッセージ・フォーマットと互換性のあるフォーマットへと第2のコマンド・メッセージCMes2の内容を変換する。
【0077】
メッセージング・サーバMSは、接続オブジェクトのSIP番号を使用して、接続オブジェクトCOのインスタント・メッセージング・クライアントに向けて制御メッセージMesCを送信する。
【0078】
制御メッセージMesCは、接続オブジェクトのコマンド・インタープリタによって解釈され、実行されて、接続オブジェクトの少なくとも1つのセンサまたはリソースの上のアクションをトリガする「START SENDING DATA」のような初期化コマンド・タイプ、あるいは「DEFINE SENSOR X WITH VALUE Y」または「ACTIVATE RESOURCE Z」のような制御コマンド・タイプのコマンドを含んでいる。
【0079】
ステップS9において、制御メッセージMesCが初期化コマンドを含む場合、トリガされるアクションは、接続オブジェクトのセンサのモニタリングの開始であり、また接続オブジェクトCOのモニタリング・ユニットMUは、接続オブジェクトのセンサのモニタリングを開始して、センサのアップデートされた値を獲得する。
【0080】
例えば、接続オブジェクトは、タイヤ空気圧およびエンジン温度についてのセンサを有する自動車である。1分ごとに、モニタリング・ユニットMUは、センサの最後の値を獲得することができる。
【0081】
制御メッセージMesCが制御コマンドを含んでいる場合、トリガされるアクションは、接続オブジェクトのセンサの構成制御、または接続オブジェクトのリソースのアクティベーションである。
【0082】
センサの構成制御のために、接続オブジェクトCOのモニタリング・ユニットMUは、制御メッセージの中に含まれる制御コマンドに従って少なくとも1つのセンサについての値を規定する。例えば、接続された自動車の場合、センサについての値は、エンジンの最大温度について規定され、あるいはファンの回転速度について、またはアラームのボリュームについて設定される可能性がある。
【0083】
接続オブジェクトのリソースのアクティベーションのために、接続オブジェクトCOのモニタリング・ユニットMUは、制御メッセージの中に含まれる制御コマンド中で識別されるリソースをアクティブにする。例えば、接続された自動車の場合には、そのような制御コマンドは、「START ENGINE」または「OPEN LEFT FRONT DOOR」とすることができる。
【0084】
ステップS10において、接続オブジェクトCOのモニタリング・ユニットMUは、アプリケーション・サーバASに対してアップデート・メッセージMesUを送信し、そのアップデート・メッセージMesUは、接続オブジェクトの識別子と、センサの少なくとも1つのアップデートされた値、またはリソースのアクティベーションの肯定応答とを含んでいる。アップデートされたメッセージは、「SETDATASOURCEVALUE」サービスと呼ばれる第1のネットワーク・インターフェースNI1の専用のウェブ・サービスに向けて送信される。
【0085】
制御メッセージMesCが制御コマンドを含んでいる場合、アップデート・メッセージMesUは、センサについて規定される値の確認、またはリソースのアクティベーションの肯定応答である、センサの前記少なくとも1つのアップデートされた値を含んでいる。前記肯定応答は、コードの形式でリソースによって提供される可能性がある。
【0086】
制御メッセージMesCが制御コマンドを含んでいる場合、本方法は、ステップS10において停止する。
【0087】
制御メッセージMesCが初期化コマンドを含んでいる場合、本方法は、続いてステップS11からステップS14に進む。
【0088】
ステップS11において、アプリケーション・サーバASは、データベース中の接続オブジェクトの識別子に対応するアップデートされた値を記憶しているプレゼンス・サーバPSに対して、第2のインターフェースNI2を経由してアップデート・メッセージMesUを転送する。
【0089】
アプリケーション・サーバASは、監視サーバSSが、「GETDATASOURCEVALUE」サービスと呼ばれる第2のウェブ・サービスを経由してセンサ値にアクセスすることを可能にしている。
【0090】
ステップS12において、監視サーバSSは、「GETDATASOURCEVALUE」サービスを経由してアプリケーション・サーバをポーリングする。その目的を達成するために、監視サーバは、アプリケーション・サーバにアップデート要求ReqUを送信し、そのアップデート要求ReqUは、接続オブジェクトの識別子を含んでいる。アプリケーション・サーバは、接続オブジェクトの識別子を用いてプレゼンス・サーバPSに問い合わせを行い、またデータベースに記憶された最後にアップデートされた値を取り出す。アプリケーション・サーバは、監視サーバSSに対してアップデート応答ResUを送信し、そのアップデート応答ResUは、接続オブジェクトの識別子と、取り出されたアップデートされた値とを含んでいる。
【0091】
アプリケーション・サーバは、プレゼンス・サーバPSから受信されるメッセージを、監視サーバSSによって読み取り可能なフォーマットへと変換する。
【0092】
ポーリングは、同じネットワーク部分に位置するかまたはアクセス可能なIPアドレスの背後に位置する監視サーバとアプリケーション・サーバとの間で行われる可能性がある。
【0093】
ステップS12についての1つの変形形態においては、監視サーバSSは、メッセージング・サーバからリアル・タイムにデータを受信することができるインスタント・メッセージング・エージェントIMAを実装し、それによりポーリング動作を回避する。
【0094】
その目的のために、インスタント・メッセージング・エージェントIMAは、インスタント・メッセージング・エージェントIMAの識別子と、接続オブジェクトの識別子とを用いてプレゼンス・サーバに登録して、接続オブジェクトに関連したデータを受信する。このようにしてインスタント・メッセージング・エージェントIMAは、プレゼンス・サーバPSによって記憶される最後にアップデートされた値を受信するサービスに加入する。インスタント・メッセージング・エージェントIMAは、それが認識しているいくつかまたはすべての接続オブジェクトに関して加入することができる。アップデートされた値または1組のアップデートされた値がプレゼンス・サーバによってデータベースに記憶されるたびに、アップデートされた値または1組のアップデートされた値は、アップデートされた値または1組のアップデートされた値を含むインスタント・メッセージを監視サーバSSに対して送信するメッセージング・サーバMSによって取り出される。
【0095】
監視サーバのバリュー・インタープリタVIは、受信されたインスタント・メッセージの内容を監視サーバのための正しくフォーマットされた入力へと変換する。
【0096】
ステップS13において、監視サーバは、接続オブジェクトのモニタリングを終了させる。
【0097】
その目的のために、監視サーバSSは、第3のコマンド・メッセージCMes3をアプリケーション・サーバASに対して送信して、接続オブジェクトのモニタリングを停止させる。第3のコマンド・メッセージCMes3はHTTP要求であり、第4のコマンド・メッセージCMes4を生成する、アプリケーション・サーバASによって解釈される接続オブジェクト命令の識別子を含んでいる。アプリケーション・サーバASは、ステップS6におけるように、プレゼンス・サーバを経由して、接続オブジェクトの識別子に関連づけられた接続オブジェクトのSIP番号を取り出す。
【0098】
次いで、アプリケーション・サーバASは、メッセージング・サーバMSに対して第4のコマンド・メッセージCMes4を送信する。第4のコマンド・メッセージCMes4は、終了メッセージMesTを生成する、メッセージング・サーバMSによって解釈される命令を含んでいる。
【0099】
ステップS14において、メッセージング・サーバMSは、接続オブジェクトのインスタント・メッセージング・クライアントに向けて終了メッセージMesTを送信する。
【0100】
終了メッセージMesTは、接続オブジェクトのコマンド・インタープリタによって解釈され実行される、「START SENDING DATA」などのコマンドを含んでいる。
【0101】
接続オブジェクトのモニタリング・ユニットMUは、接続オブジェクトのセンサのモニタリングを停止させ、それ以上アプリケーション・サーバに対してメッセージを送信しない。
【0102】
ここで説明される本発明は、接続オブジェクトの監視および制御のための方法およびサーバに関する。本発明の一実装形態によれば、本発明のステップは、アプリケーション・サーバなどのサーバの中に組み込まれているコンピュータ・プログラムの命令によって決定される。プログラムは、前記プログラムがサーバ内でロードされ、サーバ内で実行されると、本方法のステップを実行するプログラム命令を含んでいる。
【0103】
その結果として、本発明はまた、本発明を実装するために適切なコンピュータ・プログラムに、とりわけ情報媒体上または情報媒体内部のコンピュータ・プログラムにも適用される。このプログラムは、どのようなプログラミング言語でも使用することができ、また部分的にコンパイルされた形式や本発明による方法を実装するために望ましい任意の他の形式など、ソース・コード、オブジェクト・コード、またはソース・コードと、オブジェクト・コードとの間の中間コードの形式のものとすることができる。