特許第6397360号(P6397360)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6397360通信装置、サーバコンピュータ、プログラム及び情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6397360
(24)【登録日】2018年9月7日
(45)【発行日】2018年9月26日
(54)【発明の名称】通信装置、サーバコンピュータ、プログラム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   H04B 1/16 20060101AFI20180913BHJP
   H04N 21/438 20110101ALI20180913BHJP
   H04N 21/442 20110101ALI20180913BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20180913BHJP
【FI】
   H04B1/16 G
   H04N21/438
   H04N21/442
   H04M1/00 R
【請求項の数】9
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-52494(P2015-52494)
(22)【出願日】2015年3月16日
(65)【公開番号】特開2016-174232(P2016-174232A)
(43)【公開日】2016年9月29日
【審査請求日】2017年8月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000208891
【氏名又は名称】KDDI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】大曽根 淳太
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 真司
【審査官】 前田 典之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−101405(JP,A)
【文献】 特開2010−035035(JP,A)
【文献】 特開2006−254021(JP,A)
【文献】 特開2010−239231(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 1/16
H04M 1/00
H04N 21/438
H04N 21/442
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
あらかじめ定められた複数の周波数帯域から選択された一の周波数帯域の電波で通信する通信部と、
コンテンツを示す情報及び該コンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルが対応づけられた対応情報を記憶する記憶部と、
前記通信部で通信する一の周波数帯域及び前記コンテンツ周波数帯域の離隔量に基づき前記記憶部に記憶された対応情報の中からコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルを選択する選択部と、
該選択部で選択したチャンネルにより前記コンテンツを受信する受信部と
を備える通信装置。
【請求項2】
前記受信部の起動を検知する検知部と、
該検知部が前記起動を検知した場合、前記対応情報に基づき前記コンテンツ周波数帯域の受信品質を測定する測定部とを備え、
前記選択部は前記測定部が測定した受信品質に基づきコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルを選択する
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
同一のコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が複数あるか否かを判定する判定部と、
前記判定部が同一のコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が複数あると判定した場合、前記選択部は、前記通信部で通信する周波数帯域に対して所定の帯域以上離れた周波数帯域を示すチャンネルを選択する
請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記対応情報にはコンテンツを受信可能な受信地域が対応づけられており、
自身の位置を特定するための位置情報をサーバコンピュータへ送信する送信部と、
前記受信部は、前記位置情報により特定される位置を含む受信地域に対応づけられた対応情報を前記サーバコンピュータから受信する
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の通信装置。
【請求項5】
前記受信部が受信した一のコンテンツ周波数帯域における電波の受信品質が所定の閾値以下であるか否かを判定する閾値判定部を備え、
該閾値判定部が受信した一のコンテンツ周波数帯域における電波の受信品質が所定の閾値以下であると判定した場合、前記送信部が前記サーバコンピュータに前記位置情報を送信する
請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記受信部は前記位置情報を受信し、
前記位置情報により特定される位置が所定の範囲内であるか否か、又は前記受信部で受信する位置情報が変化したか否かを判定する範囲判定部とを備え、
前記範囲判定部が前記位置が前記所定の範囲内でないか、又は前記受信部で受信する位置情報が変化したと判定した場合、前記送信部が前記サーバコンピュータに前記位置情報を送信する
請求項4に記載の通信装置。
【請求項7】
前記受信部は複数の受信部を備え、
一の受信部が前記対応情報に基づいて一のコンテンツ周波数帯域で一のコンテンツを受信している場合、他の受信部は前記対応情報に基づいて他のコンテンツ周波数帯域で他のコンテンツを受信する請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の通信装置。
【請求項8】
あらかじめ定められた複数の周波数帯域から選択された一の周波数帯域の電波で通信し、
コンテンツを示す情報及び該コンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルが対応づけられた対応情報を記憶し、
通信する一の周波数帯域及び前記コンテンツ周波数帯域の離隔量に基づき記憶部に記憶された対応情報の中からコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルを選択し、
選択したチャンネルにより前記コンテンツを受信する
処理を通信装置に実行させるプログラム。
【請求項9】
あらかじめ定められた複数の周波数帯域から選択された一の周波数帯域の電波で通信し、
コンテンツを示す情報及び該コンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルが対応づけられた対応情報を記憶し、
通信する一の周波数帯域及び前記コンテンツ周波数帯域の離隔量に基づき記憶部に記憶された対応情報の中からコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルを選択し、
選択したチャンネルにより前記コンテンツを受信する
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一又は複数の周波数帯域の電波で通信する通信装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
車両に複数の無線通信機能を実装するにあたり、アンテナを共用して、それぞれの機能の動作を周波数または時間で分けることにより、互いの干渉を防止する車載通信装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−56980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年のスマートフォン等の通信装置では、地上波デジタル放送の電波を一のアンテナで受信し、放送番組等のコンテンツを再生する機能が搭載されている。しかし地上波デジタル放送の電波の周波数帯域は他のアンテナで通信するLTE(Long Term Evolution)等の周波数帯域に近いため、干渉が発生し、コンテンツの視聴が難しくなる場合がある。特許文献1に記載の技術では複数の機能で共通のアンテナを使用するため、複数のアンテナを用いて地上波デジタル放送を受信する通信装置に利用することが難しい。
【0005】
一つの側面では、通信で使用している周波数帯域の影響を受け難いコンテンツを選択することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の通信装置は、あらかじめ定められた複数の周波数帯域から選択された一の周波数帯域の電波で通信する通信部と、コンテンツを示す情報及び該コンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルが対応づけられた対応情報を記憶する記憶部と、前記通信部で通信する一の周波数帯域及び前記コンテンツ周波数帯域の離隔量に基づき前記記憶部に記憶された対応情報の中からコンテンツ周波数帯域を示すチャンネルを選択する選択部と、該選択部で選択したチャンネルにより前記コンテンツを受信する受信部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、通信で使用している周波数帯域の影響を受け難いコンテンツを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】情報処理システムの概要を示す模式図である。
図2】通信装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図3】番組表DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図4】サーバのハードウェア群を示すブロック図である。
図5】カバー地域DB及び対応DB等に格納されているデータの一例を示す図である。
図6】情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図7】情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図8】情報処理システムを示すフローチャートである。
図9】情報処理システムを示すフローチャートである。
図10】情報処理システムを示すフローチャートである。
図11】通信装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図12】情報処理システムを示すフローチャートである。
図13】情報処理システムを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
以下本実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、情報処理システムの概要を示す模式図である。以下では本実施形態における情報処理システムの概要について説明する。情報処理システムは、通信装置1と、電波塔2と、通信機器3と、サーバコンピュータ(以下、サーバとする)4とを備える。電波塔2A、2B、…は以下場合により電波塔2で代表する。通信装置1、通信機器3及びサーバ4はLAN(Local Area Network)、インターネット又は携帯電話網等の通信網Nを介して接続されている。
【0010】
電波塔2は、地上波デジタル放送等のコンテンツを中継する。コンテンツとは例えば、放送番組又は動画等である。地上波デジタル放送では、複数のチャンネルを利用して複数のコンテンツが同時に放送されている。各チャンネルには、それぞれ使用する電波の帯域が割り当てられている。電波塔2は放送局から受信したコンテンツを通信装置1へ任意のコンテンツ周波数帯域の電波で送信している。
【0011】
通信機器3A、3B、3C…は以下場合により通信機器3で代表する。通信機器3は例えば無線基地局である。通信機器3は固有のセルIDを外部へ報知し、通信装置1は報知されたセルIDを通信機器3から受信している。セルIDとは通信機器3を識別するための識別情報であり、この識別情報を通信装置1の位置を特定するための位置情報として用いることでサーバ4は通信装置1の位置を特定することができる。
【0012】
サーバ4はコンテンツ及びコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域を対応づけた対応情報を通信装置1へ送信するための装置であり、例えばサーバコンピュータ又はプラットフォーム等である。対応情報とは例えばチャンネルとコンテンツとを対応づけた番組表である。以下、本実施形態における対応情報は番組表であるとして説明する。なお本実施形態の番組表のチャンネルにはコンテンツ周波数帯域が予め対応づけられており、以下場合によりコンテンツ周波数帯域をチャンネルとする。以下、本実施形態におけるサーバ4はサーバコンピュータであるとして説明する。サーバ4は通信装置1からセルIDを受信し、受信したセルIDに基づいて通信装置1の位置を特定する。サーバ4は特定した位置に基づいて対応情報を通信装置1へ送信する。
【0013】
通信装置1は電波塔2からコンテンツを受信し、かつLTEの周波数帯域700MHzによりデータ通信を行う通信機器であり、例えばスマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)又はラップトップコンピュータ等である。以下、本実施形態における通信装置1はスマートフォンであるとして説明する。通信装置1が電波塔2からコンテンツを受信し、かつデータ通信又は音声通話を行っている場合、コンテンツ周波数帯域とデータ通信の通信帯域とが近接する場合がある。両者の帯域が近い場合には、送信されたデータ通信用の電波が通信装置1の地上波デジタル放送受信用のアンテナで受信されることにより、電波干渉が発生する。電波干渉により生じる現象は、地上波デジタル放送の画面への四角いモザイク状のブロックノイズ並びに映像及び音声の一時的な停止等である。これらの現象が発生した場合、ユーザは地上波デジタル放送を快適に視聴することが難しい。
【0014】
そこで、通信装置1は通信装置1の位置を特定するための位置情報をサーバ4へ送信し、サーバ4から対応情報を受信する。通信装置1は対応情報を参照し、同一のコンテンツを受信可能であり、かつ干渉が起こり難いコンテンツ周波数帯域を選択する。このことにより、通信装置1は地上波デジタル放送とデータ通信の帯域の周波数を離すことで、双方を同時に快適に使用できるようになる。以下、本実施形態における情報処理システムの詳細について説明する。
【0015】
図2は通信装置1のハードウェア群を示すブロック図である。図2に示す通信装置1は、制御部11、記憶部12、RAM13、入力部14、表示部15、通信部(送信部)16及びTV受信部(受信部)17を備える。
【0016】
制御部11は、バスを介してハードウェア各部と接続されている。制御部11は例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)又はマルチコアCPU等を備える。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラム12Pに従い、ハードウェアの各部の制御を行う。
【0017】
記憶部12は例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性メモリである。記憶部12には制御部11が処理を行う際に必要とする種々のデータ、番組表DB121、TV視聴アプリケーションソフトウェア及びプログラム12Pを格納する。
【0018】
RAM13は例えばSRAM、DRAM又はフラッシュメモリ等である。RAM13は、記憶部としても機能し、制御部11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
【0019】
入力部14はタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報を制御部11へ出力する。表示部15は制御部11から出力された画像データを出力する。表示部15は例えば液晶画面である。タッチパネルは表示部15の表示画面を覆うように設けられている。なお、入力部14はユーザの指示を受け付けるための各種ボタン、指示の確定を受け付けるエンターキー又はテンキー等でもよい。
【0020】
通信部16は、例えば無線LANカード又は携帯電話用通信モジュール等であり、通信網Nにより例えば700MHz帯、800MHz帯、1.5GHz帯および2GHz帯等の複数の周波数帯域から選択された一又は複数の周波数帯域で各種情報を他の通信装置1及びサーバ4との間で送受信する。なお、本実施形態における通信部16はLTEの周波数帯域700MHzにより通信を行っているものとする。
【0021】
TV受信部17は、検知部170、チャンネル選択部(選択部)171、TVチューナ172、TVアンテナ173及び測定部174を備える。TV受信部17は、記憶部12に記憶されたTV視聴アプリケーションソフトウェアを制御部11が実行することにより制御される。
【0022】
検知部170は、TV受信部17の起動の有無を検知する。TVアンテナ173は、地上波デジタル放送の電波を受信する。検知部170が起動を検知した場合、測定部174は検知部170の起動を検知した後、電波の受信品質を測定する。受信品質とはたとえば、電波の強度又は強度をノイズで割った値等であり、単位はdBである。
【0023】
TVチューナ172はTVアンテナ173が受信した電波を復調する。チャンネル選択部171は回路を切り替えることによりコンテンツ周波数帯域を選択する。TV受信部17は、チャンネル選択部171で選択したコンテンツ周波数帯域によりTVチューナ172が復調した地上波デジタル放送を受信する。
【0024】
図3は番組表DB121に格納されているデータの一例を示す図である。図3に示すように番組表DB121は番組表に関するデータを記憶するデータベースである。番組表DB121はセルID列及び番組表列を備える。セルID列にはセルIDが記憶される。番組表列にはさらに13ch列、14ch列……52ch列等のチャンネル列を備える。各チャンネル列には各チャンネルで受信可能なコンテンツが記憶される。例えば、13ch列には番組Aが記憶され、14ch列及び52ch列には番組Bが記憶される。制御部11はサーバ4から受信した番組表(対応情報)をセルIDに対応づけて番組表DB121に記憶する。
【0025】
図4はサーバ4のハードウェア群を示すブロック図である。図4に示すサーバ4は、制御部41、記憶部42、RAM43、入力部44、表示部45及び通信部(送信部、受信部)46を備える。サーバ4の制御部41及びRAM43の作用及び動作は通信装置1の制御部11及びRAM13の作用及び動作と同様であり、簡潔のため記載を省略する。
【0026】
記憶部42は例えばEEPROM等の不揮発性メモリである。記憶部42には制御部41が処理を行う際に必要とする種々のデータ、カバー地域DB421、対応DB422及びプログラム42Pを格納する。
【0027】
入力部44はマウス、キーボード又はタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報を制御部41へ出力する。表示部45は液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。
【0028】
通信部46は、例えばLANカード又は有線通信モジュール等であり、通信網Nを介して各種情報を通信装置1との間で送受信する。
【0029】
図5Aはカバー地域DB421に格納されているデータの一例を示す図である。図5Bはカバー地域を示す図である。図5Cは対応DB422に格納されているデータの一例を示す図である。図5Aに示すようにカバー地域DB421は通信機器3がカバーするカバー地域に関するデータを記憶するデータベースである。すなわちカバー地域とは通信機器3がコンテンツを送信可能な地域である。カバー地域DB421はセルID列、カバー地域情報列、緯度列及び経度列を備える。セルID列にはセルIDが記憶される。カバー地域情報列にはカバー地域の名称が記憶される。カバー地域情報列には例えば、都道府県又は市町村名が記憶される。緯度列及び経度列にはカバー地域を示す緯度及び経度が記憶される。
【0030】
例えば、緯度列がI−a−1〜I−b−1であり、経度列がK−a−1〜K−b−1である場合、図5Bに示すように緯度I−a−1からI−b−1の範囲で経度がK−a−1からK−b−1の範囲のカバー地域であることを示す。カバー地域DB421は予め記憶されている。なお、図5に示すカバー地域は一例であり、これに限られるものではない。
【0031】
図5Cに示すように対応DB422は地域と番組表とを対応づける表である。対応DB422は地域列、緯度列、経度列及び番組表列を備える。地域列には地域の名称が記憶される。緯度列には緯度が記憶される。経度列には経度が記憶される。番組表列には番組表が記憶される。対応DB422は予め記憶されている。
【0032】
具体的な情報処理システムの作用及び動作は以下の通りである。なお、本実施形態における通信装置1は予め通信機器3から報知されたセルIDを受信し、記憶しているものとする。制御部11はTV視聴アプリケーションソフトウェアを起動した後、通信部16は通信機器3Aから受信したセルID「001」をサーバ4へ送信する。
【0033】
サーバ4の通信部46はセルID「001」を通信装置1から受信し、制御部41は受信したセルID「001」に基づいてカバー地域「A町」に通信装置1があると特定する。なお、制御部41は複数のセルID及びセルIDに対応する通信機器3から受信する電波の信号強度等により通信装置1の位置を特定してもよい。
【0034】
制御部41は特定されたカバー地域「A町」の番組表を抽出し、通信部46は抽出した番組表を通信装置1へ送信する。通信部16は番組表を受信し、制御部11はユーザが視聴したい番組の選択を受け付ける。なお、制御部11は番組を自動的に選択してもよい。例えば制御部11は前回選択したチャンネルを記憶部12に記憶しておき、記憶部12に記憶したチャンネルを読み出すことで読み出したチャンネルの番組を選択する。あるいは制御部11はランダムで番組を選択してもよい。ユーザが番組Bを選択した場合、制御部11は受信した番組表内に番組Bを受信可能な複数の14chと52chとが番組Bを受信可能であると判断する。なお、本実施形態では番組表を受信したが、予め記憶部12にセルIDと番組表とを対応づけたデータベースを記憶しておくこともできる。記憶部12には番組表を記憶してからの記憶時間が予め設定されている。記憶部12は所定の記憶時間が経過した場合、番組表を削除する。所定の記憶時間とは例えば2週間である。制御部11はTV視聴アプリケーションソフトウェアを起動した起動日時の時点でセルIDに対応する番組表があるか否かを判定する。制御部11は番組表がないと判定した場合、通信部16がセルIDに対応する番組表を受信するようにしてもよい。また、データベースは番組表を受信した場合、更新できるようにしてもよい。
【0035】
制御部11は受け付けた番組Bを受信可能な14ch又は52chが所定の周波数帯域付近であるか否かを判定する。所定の周波数帯域とは例えばLTEの周波数帯域700MHz付近である。周波数帯域700MHz付近とは例えば、680MHzから710MHzであり、チャンネルでは48〜52chである。制御部11は52chが所定の周波数帯域付近であるため、チャンネル選択部171は所定の周波数帯域に対して所定の帯域以上離れた帯域を選択する。所定の帯域とは例えば200MHz〜300MHzである。本例では700MHzから200MHz〜300MHz離れた13ch〜16chが選択される。すなわちチャンネル選択部171は14chを選択し、TV受信部17は選択した14chで番組Bを受信する。
【0036】
図6〜7は情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。通信装置1の制御部11はTV視聴アプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS10)。通信部16は受信したセルIDをサーバ4へ送信する(ステップS11)。サーバ4の通信部46はセルIDを通信装置1から受信する(ステップS12)。
【0037】
制御部41はセルIDに基づいて通信装置1の位置を特定する(ステップS13)。具体的には制御部41はセルIDに対応づけられたカバー地域を特定する。
【0038】
制御部41は特定された位置に対応づけられた対応情報を抽出する(ステップS14)。すなわち制御部41はカバー地域に対応づけられた番組表を抽出する。通信部46は抽出した対応情報を通信装置1へ送信する(ステップS15)。
【0039】
通信部16は対応情報をサーバ4から受信する(ステップS16)。制御部11はユーザが視聴したいコンテンツの選択を受け付ける(ステップS17)。制御部11は同一のコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が複数であるか否かを判定する(ステップS18)。すなわち制御部11は同一の番組を受信可能なチャンネルが複数であるか否かを判定する。制御部11は同一のコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が複数でないと判定した場合(ステップS18:NO)、受信可能なコンテンツ周波数帯域で選択したコンテンツを電波塔2から受信し(ステップS19)、処理を終了する。すなわち制御部11は干渉の影響を受けやすいチャンネルの周波数帯域であってもその周波数帯域で番組を受信する。
【0040】
制御部11は同一のコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が複数であると判定した場合(ステップS18:YES)、通信帯域が所定の周波数帯域で通信部16により通信しているか否かを判定する(ステップS20)。制御部11は所定の周波数帯域で通信部16により通信していないと判定した場合(ステップS20:NO)、測定部174は受け付けたコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域の受信品質を測定する(ステップS21)。制御部11は受け付けたコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域の内、受信品質が最も高いコンテンツ周波数帯域を選択する(ステップS22)。TV受信部17は選択したコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信し(ステップS23)、処理を終了する。
【0041】
制御部11は所定の周波数帯域で通信部16により通信していると判定した場合(ステップS20:YES)、受け付けたコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が所定の周波数帯域付近であるか否かを判定する(ステップS24)。制御部11は受け付けたコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が所定の周波数帯域付近でないと判定した場合(ステップS24:NO)、コンテンツ周波数帯域の選択をユーザから入力部14で受け付ける(ステップS25)。TV受信部17は、受け付けたコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信し(ステップS26)、処理を終了する。
【0042】
制御部11が受け付けたコンテンツを受信可能なコンテンツ周波数帯域が所定の周波数帯域付近であると判定した場合(ステップS24:YES)、複数のコンテンツ周波数帯域の内、所定の周波数帯域に対して所定の帯域以上離れた帯域を選択する(ステップS27)。TV受信部17は選択したコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信し(ステップS28)、処理を終了する。なお、TV受信部17はコンテンツ周波数帯域の受信品質を測定して、受信品質が良いコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信してもよい。
【0043】
また以下の処理を行ってもよい。制御部11は所定の周波数帯域で通信部16により通信していると判定した場合、所定のメッセージを表示部15に表示してもよい。所定のメッセージとは例えば「受信感度が悪くなるため、13ch〜16chに変更しますか?(YES/NO)」又は「受信感度が悪くなるため、13ch〜16chに変更することをお勧めします」等である。次にユーザが入力部14で選択した結果に基づいて、制御部11はコンテンツ周波数帯域を選択する。例えば、「13ch〜16chに変更しますか?(YES/NO)」が表示された場合、ユーザが入力部14でYESを選択したとき、制御部11は選択候補である13ch〜16chを表示してユーザにいずれかの選択を促す表示を行い、ユーザによる選択に基づきコンテンツ周波数帯域を選択する。あるいはユーザが入力部14でNOを選択した場合、制御部11はコンテンツ周波数帯域の変更を行わないと判定する。
【0044】
制御部11はコンテンツ周波数帯域の選択を受け付けると判定した場合、処理をステップS25に移す。すなわちユーザが入力部14により手動でコンテンツ周波数帯域の選択を行う。制御部11はコンテンツ周波数帯域の選択を受け付けないと判定した場合、処理をステップS24に移す。すなわち制御部11が自動でコンテンツ周波数帯域の選択を行う。
【0045】
一態様によれば、チャンネル選択部171は所定の周波数帯域に対して所定の帯域以上離れた帯域を選択するため、受信品質が高い周波数帯を探す手順を除くことができ、受信品質が高い可能性がある周波数帯域の電波を選択することができる。なお本実施形態ではセルIDを位置情報として用いたが、GPS(Global Positioning System)情報を用いてもよい。
【0046】
実施の形態2
実施の形態2は、受信品質が高いコンテンツ周波数帯域を選択する実施形態に関する。具体的な情報処理システムの作用及び動作は以下の通りである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
【0047】
実施の形態1と同様の操作をした後、制御部11は52chを選択する。TV受信部17は選択した52chの電波を受信する。52chの電波はLTEの周波数帯域700MHzと干渉を起こし、52chの電波の受信品質が1dBに低下する。測定部174は52chの受信品質1dBを測定する。
【0048】
制御部11は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下であると判定する。所定の閾値とは任意の値であり、本実施形態では1dBである。この受信品質ではコンテンツを受信することが難しいため、制御部11は14chを選択する。TV受信部17は14chの電波を受信する。測定部174は受信品質7dBを測定する。制御部11は選択した電波の受信品質が所定の閾値以下でないと判定し、TV受信部17は選択した14chで番組Bを受信し、処理を終了する。
【0049】
図8は情報処理システムを示すフローチャートである。ステップS10〜20の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。ステップS20がYESだった場合、制御部11は受信可能な複数のコンテンツ周波数帯域の内、一のコンテンツ周波数帯域を選択する(ステップS31)。TV受信部17は選択したコンテンツ周波数帯域の電波を受信する(ステップS32)。測定部174は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質を測定する(ステップS33)。
【0050】
制御部11は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS34)。なお、所定の閾値は700MHz帯に近い場合、高く設定され、700MHz帯から遠い場合、低く設定してもよい。制御部11は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS34:YES)、他のコンテンツ周波数帯域を選択し(ステップS35)、処理をステップS32に移し、繰り返す。すなわち制御部11は測定部174が測定した受信品質に基づきコンテンツ周波数帯域を選択する。制御部11は選択した周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下でないと判定した場合(ステップS34:NO)、TV受信部17が選択したコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信し(ステップS36)、処理を終了する。
【0051】
一態様によれば、制御部11は受信品質に基づいて受信品質が高いコンテンツ周波数帯域を選択することで、受信した電波から容易に番組を取得できる。
【0052】
なお、測定部174が予め全ての受信可能な周波数帯域の受信品質を測定し、視聴したいコンテンツのチャンネルが所定の周波数帯域付近にある場合、制御部11は予め測定した最も受信品質が高い電波を選択するようにしてもよい。
【0053】
実施の形態3
実施の形態3は、受信したコンテンツ周波数帯域が閾値以下であった場合、セルIDを送信する実施形態に関する。具体的な情報処理システムの作用及び動作は以下の通りである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
【0054】
TV受信部17は選択した14chで番組Bを受信した後、14chの電波を受信し、測定部174は選択した14chの受信品質を測定する。なお、本実施形態では測定部174は所定の時間間隔で14chの受信品質を測定するが、ユーザが番組を選択した場合に対象となるチャンネルの受信品質を測定してもよい。
【0055】
制御部11は14chの受信品質が所定の閾値以下であるか否かを判定する。所定の閾値とは任意の値であり、本実施形態では1dBである。制御部11は14chの受信品質が所定の閾値以下であると判定した場合、受信しているセルIDが変化している可能性がある。例えば通信部16がセルID「002」を受信していた場合、受信したセルID「002」をもう一度サーバ4に送信することで変化したセルID「002」のカバー地域「B町」に対応する番組表を受信し、受信した番組表に基づいて13chを選択し、実施の形態1と同様の処理を行う。
【0056】
図9は情報処理システムを示すフローチャートである。ステップS10〜28の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。ステップS28の処理を終了した後、TV受信部17は選択したコンテンツ周波数帯域の電波を受信する(ステップS41)。測定部174は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質を測定する(ステップS42)。
【0057】
制御部11は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS43)。制御部11は選択したコンテンツ周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS43:YES)、処理をステップS11に移し、通信部16はセルIDをもう一度サーバ4に送信することで対応情報を受信する。制御部11は選択した周波数帯域の受信品質が所定の閾値以下でないと判定した場合(ステップS43:NO)、処理をステップS41に移し、受信品質が所定の閾値以下になるまで処理を繰り返す。
【0058】
一態様によれば、TV受信部17は受信品質に基づいて対応情報の受信を行うため、受信品質が低い場合、即座に受信品質が高い可能性がある周波数帯域の電波を選択することができる。
【0059】
実施の形態4
実施の形態4は、受信するセルIDが変化した場合、対応情報を受信する実施形態に関する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
【0060】
TV受信部17は選択した14chで番組Bを受信した後、通信部16はセルID「002」を通信機器3から受信する。制御部11は番組表DB121に記憶されたセルID「001」と異なるセルID「002」を受信したと判定し、セルID「002」を番組表DB121に記憶する。その後、通信部16は受信したセルID「002」をもう一度サーバ4に送信することで変化したセルID「002」のカバー地域「B町」に対応する番組表を受信し、受信した番組表に基づいて13chを選択し、実施の形態1と同様の処理を行う。
【0061】
図10は情報処理システムを示すフローチャートである。ステップS11〜28の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。通信部16はセルIDを通信機器3から受信する(ステップS51)。制御部11は番組表DB121に記憶されたセルIDと異なるセルIDを受信したか否かを判定する(ステップS52)。制御部11は番組表DB121に記憶されたセルIDと異なるセルIDを受信しなかったと判定した場合(ステップS52:NO)、処理をステップS51に移し、処理を繰り返す。制御部11は番組表DB121に記憶されたセルIDと異なるセルIDを受信したと判定した場合(ステップS52:YES)、番組表DB121に受信したセルIDを記憶し(ステップS53)、処理をステップS11に移す。
【0062】
一態様によれば、通信部16はセルIDの変化に基づいて対応情報の受信を行うことで通信装置1の受信地域の変化が判断できるため、容易に受信品質が高い可能性がある周波数帯域の電波を選択することができる。なお、本実施形態ではセルIDの変化に基づいて位置情報の変化を判定したが、GPS情報を位置情報として受信することで位置情報が示す位置が所定の範囲内であるか否かを判定することにより位置情報の変化を判定してもよい。
【0063】
また番組表DB121には番組表に対応する複数のセルIDが記憶されてもよい。その場合、受信したセルIDが番組表DB121に記憶されたセルIDであった場合、通信部16は対応情報を受信しないようにしてもよい。
【0064】
実施の形態5
実施の形態5は、複数のTV受信部17を有する実施形態に関する。図11は通信装置1のハードウェア群を示すブロック図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態2と同等であり、簡潔のため記載を省略する。通信装置1のTV受信部17は複数のTV受信部17A及び17Bからなる。TV受信部17A及び17Bの夫々は所定のコンテンツ周波数帯域を受信する。例えば、TV受信部17Aは52chを受信し、TV受信部17Bは14chを受信する。
【0065】
通信部16が番組表を受信した後、TV受信部17A及び17Bは52ch及び14chを受信する。TV受信部17Aの測定部174は52chの受信品質1dBを測定する。TV受信部17Bの測定部174は14chの受信品質7dBを測定する。制御部11は最も受信品質が高い14chを選択する。TV受信部17Aは14chでコンテンツAを受信し、処理を終了する。
【0066】
図12は情報処理システムを示すフローチャートである。ステップS11〜20の処理は上述の実施の形態2に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11はステップS20がYESだった場合、TV受信部17A及び17Bは複数のコンテンツ周波数帯域で電波を受信する(ステップS71)。TV受信部17A及び17Bの測定部174は複数のコンテンツ周波数帯域の受信品質を測定する(ステップS72)。制御部11は最も受信品質が高いコンテンツ周波数帯域を選択する(ステップS73)。TV受信部17A又は17Bは選択したコンテンツ周波数帯域でコンテンツを受信し(ステップS74)、処理を終了する。
【0067】
一態様によれば、通信装置1は複数のTV受信部を備えるため、複数のコンテンツ周波数帯域の電波の干渉を防止することで受信した電波から容易にコンテンツを取得できる。
【0068】
実施の形態6
実施の形態6は、移動方向に基づいて番組表を受信する実施形態に関する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。制御部11は計測部(図示せず)が複数のセルIDの受信品質を計測し、計測した受信品質により移動方向「東」を算出する。なお、GPS情報に基づいて移動方向を算出してもよい。通信部16は移動方向「東」及びセルID「001」をサーバ4へ送信する。通信部46は移動方向「東」及びセルID「001」を受信する。制御部41はセルIDに基づいてカバー地域「A町」を特定する。制御部41は緯度及び経度からカバー地域「A町」の東にカバー地域「B町」があるため、カバー地域「B町」の番組表を抽出する。
【0069】
図13は情報処理システムを示すフローチャートである。ステップS12〜14以外の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。制御部11がステップS11の処理を終了した後、制御部11は複数のセルIDに基づいて移動方向を算出する(ステップS81)。通信部16は移動方向及びセルIDをサーバ4へ送信する(ステップS82)。通信部46は移動方向及びセルIDを受信する(ステップS83)。制御部41はセルIDに基づいて位置を特定する(ステップS84)。制御部41は移動方向及び位置に基づいて対応情報を抽出し(ステップS85)、処理をステップS15に移す。
【0070】
一態様によれば、移動方向に存在するカバー地域の番組表を抽出することで番組表の先取りを行うことができる。
【0071】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0072】
1 通信装置
12 記憶部
12P プログラム
16 通信部(送信部)
17 TV受信部(受信部)
170 検知部
171 チャンネル選択部(選択部)
2 電波塔
3 通信機器
4 サーバ(サーバコンピュータ)
46 通信部(送信部、受信部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13