特許第6398012号(P6398012)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6398012回転式圧縮機用クランクシャフト及びこれを備える回転式圧縮機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6398012
(24)【登録日】2018年9月7日
(45)【発行日】2018年9月26日
(54)【発明の名称】回転式圧縮機用クランクシャフト及びこれを備える回転式圧縮機
(51)【国際特許分類】
   F04C 29/00 20060101AFI20180913BHJP
   F04C 18/356 20060101ALI20180913BHJP
   F04C 29/02 20060101ALI20180913BHJP
【FI】
   F04C29/00 D
   F04C18/356 E
   F04C29/02 311A
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-533672(P2017-533672)
(86)(22)【出願日】2015年6月11日
(65)【公表番号】特表2017-526863(P2017-526863A)
(43)【公表日】2017年9月14日
(86)【国際出願番号】CN2015081266
(87)【国際公開番号】WO2016197373
(87)【国際公開日】20161215
【審査請求日】2017年3月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】517091768
【氏名又は名称】クワントン メイヂー コンプレッサー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163050
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 眞由美
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】ヂョウ, シンビャオ
(72)【発明者】
【氏名】タン, シンシン
【審査官】 大瀬 円
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−247785(JP,A)
【文献】 特開平4−191494(JP,A)
【文献】 特開2001−73977(JP,A)
【文献】 特開2006−52726(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/028632(WO,A1)
【文献】 特開2009−287399(JP,A)
【文献】 中国実用新案第203822638(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第103511257(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04C 29/00、29/02
F04C 18/356
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
給油通路が設けられた本体と、
偏心部とを備え、
該偏心部が前記本体に嵌められて設けられ、前記偏心部の中心軸線が前記本体の中心軸線に対して偏心するように設けられ、前記偏心部に前記給油通路と連通され且つ前記偏心部の外周壁を貫通する排油孔が設けられ、
前記本体の前記中心軸線が前記本体の前記中心軸線に垂直な基準平面に投影された投影点をOとし、前記偏心部の前記中心軸線が前記基準平面に投影された投影点をAとし、前記排油孔の中心軸線と前記偏心部の前記外周壁との交点をBとし、該交点Bと前記投影点Oとを結ぶ線分BOと、前記投影点Oと前記投影点Aとを結ぶ線分OAとの間の夾角をθとし、該夾角θが、
{数1}

を満たす回転式圧縮機用クランクシャフト。
ただし、eは、前記本体と前記偏心部との間の偏心距離であり、Rは前記偏心部の半径である。
【請求項2】
前記交点Bと前記投影点Aとを結ぶ線分BAと、前記投影点Oと前記投影点Aとを結ぶ前記線分OAの延長線との間の夾角をβとし、該夾角βが、30°≦β≦150°を満たす請求項1に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項3】
前記偏心部の前記外周壁に凹部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項4】
前記凹部の前記偏心部の軸方向における両端が、それぞれ前記偏心部の軸方向の両端面を貫通する請求項3に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項5】
前記凹部は、前記偏心部の前記外周壁の一部が内方に凹んで形成されている請求項3に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項6】
前記排油孔が前記凹部を貫通する請求項3に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項7】
前記凹部が1以上である請求項3に記載の回転式圧縮機用クランクシャフト。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかに記載の回転式圧縮機用クランクシャフトを備える回転式圧縮機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は圧縮機分野に関し、特に回転式圧縮機用クランクシャフト及びこれを備える回転式圧縮機に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術において、以下のことが指摘されている。回転式圧縮機の偏心部が円柱形であり、ピストンが偏心部の外周面上に嵌められて設けられ、且つピストンの内円周面の全体は偏心部の外円周面の全体に接触している。偏心部は、ピストルが回転するように動かす場合に、摩擦による損失が存在するため、偏心部に油孔が設けられ、偏心部とピストルとの間の潤滑状況を改善する。
【0003】
しかしながら、回転式圧縮機が運転する過程において、ピストルは、高低圧力差による気体圧を受け、ピストンと偏心部との間の油膜を介して偏心部に伝達する。異なる領域にあるため、偏心部の外円周面の荷重の大きさも異なり、また、油孔の位置は、油膜の分布に影響を与え、更に油膜の荷重までを破壊し、異常な磨耗が生じることになる。なお、偏心部は、ピストンが回転するように動かす場合に摩擦による損失が存在するため、回転式圧縮機の作動荷重が高まる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術における少なくとも一つの技術的課題を解決することを目的とする。このために、本発明は、使用寿命の長い回転式圧縮機用クランクシャフトを提供する。
【0005】
本発明は、上記クランクシャフトを備える回転式圧縮機を更に提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトは、給油通路が設けられた本体と、偏心部とを備え、該偏心部が、前記本体に嵌められて設けられ、前記偏心部の中心軸線が前記本体の中心軸線に対して偏心するように設けられ、前記偏心部に前記給油通路と連通され且つ前記偏心部の外周壁を貫通する排油孔が設けられ、前記本体の前記中心軸線が前記本体の前記中心軸線に垂直な基準平面に投影された投影点をOとし、前記偏心部の前記中心軸線が前記基準平面に投影された投影点をAとし、前記排油孔の中心軸線と前記偏心部の前記外周壁との交点をBとし、該交点Bと前記投影点Oとを結び線分BOと、前記投影点Oと前記投影点Aとを結ぶ線分OAとの間の夾角をθとし、該夾角θが、
【数1】
を満たす。ただし、eは、前記本体と前記偏心部との間の偏心距離であり、Rは前記偏心部の半径である。
【0007】
本発明の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトは、上記関係式を満たす夾角θを設けることにより、クランクシャフトが回転式圧縮機に適用される場合、偏心部と、偏心部外に嵌められて設けられたピストンとの間の油膜の分布及び油膜の荷重に影響を与えることはなく、偏心部とピストルとの間の潤滑及び荷重を確保し、磨耗を防止することができる。
【0008】
本発明の変形例として、前記交点Bと前記投影点Aとを結ぶ線分BAと、前記投影点Oと前記投影点Aとを結ぶ前記線分OAの延長線との間の夾角をβとし、該狭角βが、30°≦β≦150°を満たしていてもよい。
【0009】
本発明の変形例として、前記偏心部の前記外周壁に凹部が形成されていてもよい。
【0010】
本発明の変形例として、前記凹部の前記偏心部の軸方向における両端が、それぞれ前記偏心部の軸方向の両端面を貫通してもよい。
【0011】
本発明の変形例として、前記凹部は、前記偏心部の前記外周壁の一部が内方に凹んで形成されていてもよい。
【0012】
本発明の変形例として、前記排油孔が前記凹部を貫通してもよい。
【0013】
本発明の変形例として、前記凹部が1以上であってもよい。
【0014】
本発明の第2態様の実施形態に係る回転式圧縮機は、本発明の上記第1態様の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトを備える。
【発明の効果】
【0015】
本発明の付加的な特徴と利点は、一部が下記の説明の中にあり、一部が下記の説明により明らかになり、又は本発明の実践により理解される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の上記及び/又は付加的な特徴と利点は、下記図面に合わせて実施形態を説明することにより、明らかになり、理解され易くなる。その中で、
図1】本発明の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトの部分斜視図である。
図2図1におけるA−A線断面図である。
図3】本発明の他の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトの部分斜視図である。
図4図3におけるB−B線断面図である。
図5】本発明の更なる他の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフトの部分斜視図である。
図6図5におけるC−C線断面図である。
【符号の説明】
【0017】
100 クランクシャフト
1 本体
11 給油通路
2 偏心部
21 排油孔
22 凹部
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明の実施形態を詳細に説明する。上記実施形態の一例が図面に示されるが、同一又は類似する符号は、常に、相同又は類似の部品、或いは、相同又は類似の機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施形態は例示的なものであり、本発明を解釈するためだけに用いられ、本発明を限定するものと理解してはいけない。
【0019】
本発明の説明において、「中心」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚み」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「軸方向」、「半径方向」、「周方向」などの用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、本発明を便利に又は簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本発明に対する限定と理解されるものではない。
【0020】
なお、「第1」、「第2」の用語は目的を説明するためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解されるものではない。そこで、「第1」、「第2」が限定されている特徴は一つ又はより多くの当該特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本発明の説明において、別途の説明がない限り、「複数」とは、二つ又は二つ以上のことを意味する。
【0021】
なお、本発明の説明において、明確な規定と限定がない限り、「取り付け」、「互いに接続」、「接続」の用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、或いは一体的な接続でも可能である。直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することも可能である。普通の当業者にとって、具体的な場合によって上記用語の本発明においての具体的な意味を理解することができる。
【0022】
以下に、図1から図6を参照して本発明の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフト100を説明する。クランクシャフト100は回転式圧縮機、例えばローリングピストン圧縮機又はスイング圧縮機等に用いられる。
【0023】
図1図3及び図5に示すように、本発明の第1態様の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフト100は、本体1と偏心部2とを備える。
【0024】
具体的には、本体1に給油通路11が設けられ、例えば、給油通路11は、本体1の軸方向に延伸し且つ本体1の軸方向の両端面を貫通することができるが、これに限定されるものではない。クランクシャフト100は回転式圧縮機に適用された場合、給油通路11が、回転式圧縮機の油槽内の潤滑油を回転式圧縮機内の各摩擦対に供給して潤滑することができる。
【0025】
偏心部2は円柱体形状に形成され、偏心部2は本体1に嵌められて設けられ、偏心部2の中心軸線が本体1の中心軸線に対して偏心するように設けられる。即ち、クランクシャフト100の横断面に、偏心部2の中心軸線と本体1の中心軸線とがお互いに離間されている。また、偏心部2と本体1とが一体的に成形されることが好ましい。
【0026】
偏心部2に給油通路11と連通され且つ偏心部2の外周壁を貫通する排油孔21が設けられている。例えば、図2図4及び図6に示すように、排油孔21の内端が給油通路11に連通され、排油孔21の外端が偏心部2の外周壁を貫通することで、給油通路11内の潤滑油が排油孔21を介して偏心部2と、偏心部2の外に嵌められて設けられたピストンとの間に入り、偏心部2とピストンとの間の潤滑を改善し、摩擦による損失を減らす。なお、ここで、”内”という方向は、本体1の中心に向かう方向と理解されてもよい、その反対方向は“外”と定義され、即ち本体1の中心から離れる方向である。
【0027】
そして、図2に示すように、本体1の中心軸線が本体1の中心軸線に垂直な基準平面に投影された投影点をOとし、偏心部2の中心軸線が上記基準平面上に投影された投影点をAとし、排油孔21の中心軸線と偏心部2の外周壁との交点をBとし、交点Bと投影点Oとを結ぶ線分BOと、投影点Oと投影点Aとを結ぶ線分OAとの間の夾角をθとし、θは、
【数1】
を満たす。
【0028】
そのうち、eは本体1と偏心部2との間の偏心距離であり、Rは偏心部2の半径である。これにより、夾角θが上記の関係式を満たすようにすることにより、ピストンと偏心部2との有効的な潤滑及び荷重を確保することができる。
【0029】
本発明の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフト100は、上記関係式を満たす夾角θを設けることにより、クランクシャフト100が回転式圧縮機に適用された場合に、偏心部2と偏心部2外に嵌められて設けられたピストンとの間の油膜の分布及び油膜の荷重に影響を与えることはなく、偏心部2とピストンとの間の潤滑及び荷重を確保し、異常な磨耗を防止し、クランクシャフト100の使用寿命を更に向上させることができる。
【0030】
本発明の他の実施形態によると、図2に示すように、交点Bと投影点Aとを結ぶ線分BAと、投影点Oと投影点Aとを結ぶ線分OAの延長線との間の夾角はβであり、偏心部2とピストンとの間の潤滑をより良く確保するために、βが30°≦β≦150°を満たすようにしてもよい。
【0031】
これにより、排油孔21の荷重は相対的に小さいため、偏心部2の外周壁の負荷を受ける有効的な荷重エリアを破壊することはない。例えば、偏心部2の本体1の中心軸線に遠い部分の外周壁の油膜が保持され、部分的な圧縮強度運転温度摩擦係数のPV値が過大であることが避けられ、回転式圧縮機の運転負荷が有効に低減される。
【0032】
本発明の他の好ましい変形例として、偏心部2の外周壁に凹部22が設けられ、図4と合わせて図3を参照して、凹部22は、偏心部2の外周壁の一部が内方に凹んで形成され、凹部22に対応する円心角は360°より小さい。よって、凹部22を設けることにより、偏心部2の外周壁とピストンの内周壁との接触面積を有効に減らすことができ、上記両者間の摩擦を有効に減少させ、回転式圧縮機の運転時の負荷及び騒音を低減させ、回転式圧縮機のエネルギー効率を向上させる。
【0033】
図3及び図4の一例において、凹部22は一つであり、且つ凹部22の偏心部2の軸方向における両端は、それぞれ偏心部2の軸方向の両端面を貫通する。よって、加工が便利となり、偏心部2の外周壁とピストンの内周壁との接触面積を更に減少させる。
【0034】
勿論、本発明のその他の一例において、凹部22が複数であってもよい。複数の凹部22は、偏心部2の周方向にお互いに間隔をあけて設けられてもよいし、偏心部2の軸方向にお互いに間隔をあけて設けられてもよいし、更に、偏心部2の周方向及び軸方向にお互いに間隔をあけて設けられてもよい。理解することができるのは、凹部22の偏心部2上の配置方式等は、実際の需要に応じて具体的に設けてよく、本発明は特に限定しない。
【0035】
また、凹部22は、鋳造で一体的に形成されてもよいし、偏心部2の外周壁の所定領域をフライス工法で加工することにより形成されてもよい。
【0036】
図6と合わせて図5を参照して、排油孔21は凹部22を貫通し、具体的には、排油孔21の外端は凹部22の内壁を貫通する。よって、部分的な圧縮強度運転温度摩擦係数のPV値が過大になることを避け、回転式圧縮機の運転負荷を有効に低減させることができ、また、排油流通面積が拡大され、偏心部2とピストンとの間の潤滑がよりよく確保される。
【0037】
本発明の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフト100は、工法が簡単で、加工が便利である等の利点を有し、コストが有効に削減される。
【0038】
本発明の第2態様の実施形態に係る回転式圧縮機は、本発明の上記第1態様の実施形態に係る回転式圧縮機用クランクシャフト100を備える。
【0039】
本発明の実施形態に係る回転式圧縮機のその他の構成は、例えばモータ等及び操作は、当業者にとって周知されたものであり、ここで詳しく説明しない。
【0040】
本発明の説明において、「一実施形態」、「変形例」、「例示的な実施例」、「一例」、「具体的な一例」、或いは「他の例」などの用語を参考した説明とは、該実施形態或いは一例に合わせて説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施形態或いは一例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語に対する例示的な説明は、必ずしも同じ実施形態或いは一例を示すことではない。又、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施形態又は一例において適切な方式で結合することができる。
【0041】
本発明の実施形態を示して説明したが、当業者にとって理解できるのは、本発明の原理及び主旨から逸脱しない限り、これらの実施形態に対して複数の種類の変化、修正、切り替え及び変形を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物により限定される。

図1
図2
図3
図4
図5
図6