(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6401522
(24)【登録日】2018年9月14日
(45)【発行日】2018年10月10日
(54)【発明の名称】子供が車内に残されるのをOBD2ソケット及びスマートフォンを用いて防止するための方法
(51)【国際特許分類】
G08B 25/04 20060101AFI20181001BHJP
G08B 21/24 20060101ALI20181001BHJP
【FI】
G08B25/04 K
G08B21/24
【請求項の数】7
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-138563(P2014-138563)
(22)【出願日】2014年7月4日
(65)【公開番号】特開2015-15028(P2015-15028A)
(43)【公開日】2015年1月22日
【審査請求日】2017年6月27日
(31)【優先権主張番号】61/843,034
(32)【優先日】2013年7月4日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/230,019
(32)【優先日】2014年3月31日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512023351
【氏名又は名称】チェン、デイビー ジド
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100109449
【弁理士】
【氏名又は名称】毛受 隆典
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】チェン、デイビー ジド
【審査官】
加内 慎也
(56)【参考文献】
【文献】
特表2013−501268(JP,A)
【文献】
特開2009−075756(JP,A)
【文献】
特開2005−310095(JP,A)
【文献】
特開2006−159939(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0232749(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B 25/04
G08B 21/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
子供が車内に残されるのを防止する方法であって、
車の内部に配置されたOBD2ソケットに挿入されておりブルートゥース(登録商標)が搭載されたOBD2アダプタが、ドライバによって所持されており警告プログラムを記憶しているスマートフォンと、前記ブルートゥースにより接続するステップと、
前記OBD2アダプタが前記OBD2ソケットから車両移動情報を受信する時に、前記車両移動情報を前記ブルートゥースで前記スマートフォンに送信するステップと、
前記警告プログラムが、前記スマートフォンを制御して前記ドライバに警告を発させるステップと、を備え、
前記スマートフォンが、前記ブルートゥースが搭載された前記OBD2アダプタとブルートゥース接続を有しており、かつ、出発トリガーポイントである前記車両移動情報を受信した場合、前記ブルートゥース接続が切断された時、または、前記車のエンジンの毎分回転数の変化が所定の範囲内に収まっている時に、前記警告プログラムが、前記スマートフォンを制御して警告を定期的に発させる、
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記スマートフォンは、前記スマートフォンの発した前記警告に対する応答として、前記ドライバによる操作を受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記車両移動情報が前記出発トリガーポイントか到着トリガーポイントである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記エンジンの毎分回転数が0から0より高くなる変化に基づいて前記警告プログラムが前記出発トリガーポイントを判別し、前記エンジンの毎分回転数が0より高い数字から0まで下がる変化に基づいて前記警告プログラムが前記到着トリガーポイントを判別できる、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記警告プログラムは、前記出発トリガーポイントを受信する時に、前記スマートフォンに、車両が始動したとの警告を発させ、前記到着トリガーポイントを受信する時に、前記スマートフォンに、車両が停止したとの警告を発させる、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
【請求項6】
子供収容状態が肯定の状態で前記到着トリガーポイントが発生した後、前記スマートフォンは、子供を連れて行くように前記ドライバに注意し、前記スマートフォンはまた、ビーッという音または言葉のプロンプトを定期に前記スマートフォンから発声させる定期アラームプログラムを提供し、
前記定期アラームプログラムは、前記ドライバの操作に応答して停止される、
ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記定期アラームプログラムは、プロンプトした後、所定の回数承認されない場合、所定の緊急連絡電話番号に電話をかけて予め記録した音声メッセージ及びGPS位置/座標情報を含むジオタグにより状況を報告するように設計されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子通信分野に属する。特に、本発明は電子警報装置の分野に関する。
【背景技術】
【0002】
施錠された車内に子供を放置するのは、特に夏期や冬期において危険である。高温の(又は凍えるような)車内で熱中症や低体温症又は窒息によって多くの子供が死亡したことで、多くの家族が悲劇にみまわれた。これらの悲劇の多くは、子供を持つ親やドライバの行為によって故意になされたものではなく、彼らの不注意や忘れっぽさによるものである。時として、親は子供を買い物に連れて行き、子供が車内で寝てしまうと、多くの家事が残されている忙しい親は急いで買い物に走り、車内で寝ている子供のことを忘れてしまう。親は車を施錠し、その結果、大変な不幸が起こる。施錠され猛烈に暑い車内で子供が窒息して死亡してしまうのである。親は自分の行為に対する法的責任を負わなければならない。時として、このような親たちは子供を失うだけでなく自分の家族を崩壊してしまう。
【0003】
人々は、子供が車内に残されるのを防止するためのドライバアラームを望んでいる。ドライバアラームは、親/ドライバが車を離れる際に子供が車内にいることを自動的に知らせるので、このような悲劇を回避できる。従って、子供が車内に閉じ込められるのを防止するためのドライバアラームは非常に重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の発明は以前から存在するが市場には出回っていない。その主な理由は、これらの発明は複雑で、特に設置が面倒で一般人が導入できないからである。
【0005】
このような理由から、子供が車内に残されるのを防止するための方法及び装置であって、使用が容易で信頼性を有するものを発明することが重要である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
子供が車内に残されるのを防止する方法であって、
車内でOBD2ソケットを探し出すステップと、
ブルートゥース(登録商標)を搭載したOBD2アダプタを前記OBD2ソケットに挿入するステップと、
ドライバに警告プログラムを有するスマートフォンを持たせるステップと、
前記ブルートゥースで前記OBD2アダプタと前記スマートフォンを接続するステップと、
前記OBD2アダプタが前記OBD2ソケットから車両移動情報を受信する時に、移動情報を前記ブルートゥースで前記スマートフォンに送信するステップと、
前記警告プログラムが、前記スマートフォンを制御して前記ドライバに警告を発させ、子供が車内に残されるのを防止するため前記ドライバに必要な行動を取らせる命令を発行するステップと、を備える。
【0007】
さらに、前記車両移動情報が出発トリガーポイントか到着トリガーポイントである。
【0008】
さらに、毎分回転数が0から0より高くなる変化で前記出発トリガーポイントを判別し、毎分回転数が0より高い数字から0まで下がる変化で前記到着トリガーポイントを判別できる。
【0009】
さらに、前記警告プログラムの前記命令は、前記出発トリガーポイントを受信する時に、スマートフォンに、車両が始動したとの警告を発させ、前記ドライバはやるべきことを完遂し、前記到着トリガーポイントを受信する時に、スマートフォンに、車両が停止したとの警告を発させ、前記ドライバはやるべきことを完遂する。
【0010】
さらに、前記スマートフォンの発した前記警告に対して応答するよう、前記ドライバが前記スマートフォンを操作する。
【発明を実施するための形態】
【0011】
発明者は、子供が車内に残されるのを防止するための警報装置に関する特許出願を沢山発見したが、この種の装置は市場には出回っていない。その主な理由は、これらの装置を車に搭載することが複雑なことである。もう一つの理由は、これらの装置が簡易であるが、信頼されていないことである。
【0012】
本発明の目的は、子供が車内に残されるのを防止するため、簡単かつ信頼できる方法を提供することである。本発明のもう一つの目的は、子供が車内に残されるのを防止するため、簡単かつ信頼できる警告装置を提供することである。
【0013】
本発明の周知技術と違う特徴は、上述の発明の目的を実現するため、子供が車内にいるか否かに関するドライバの判断と警告装置とを結合することである。このように実現される、子供が車内に残されるのを防止するための方法と装置は簡単かつ信頼できる。
【0014】
本実施例は、現代車両に搭載されるOBD2(オンボード診断II、またはその古い、又は新しいバージョン)からの情報を車両電池電圧情報または他の情報/パラメーターを測定し検索する手段として利用して、車の状態、または、当該車両が電気自動車またはハイブリッドカーであれば車のエンジン/モータを検出し、判別する。
【0015】
本実施例において、本装置(本発明者の以前の特許出願に記載のすべての機能を少なくとも有する装置)は、車内のシガーライターのソケットに挿入される代わりに、車内のOBD2ソケット/ジャケットに接続/挿入されるため、発明者は、OBD2により情報を収集し、ドライバの旅の準備ができて出発しようとしていることを示す出発トリガーポイント(TPOD)に関連する、車のエンジン/モータが始動されているか否かを検出/判別し、またはドライバの旅が終わって目的地に到着して車を離れようとしていることを示す到着トリガーポイント(TPOA)に関連する、車のエンジン/モータが停止されているのか否かを検出/判別することができる。
【0016】
TPODは、カーキーをキー穴に挿入すること、新型車の「スタートボタン」を押すことにも関連づけることができる。また、TPOAは、キー穴からカーキーを引き抜くこと、またはエンジン/モータがかかっている時にあるボタンを押してエンジン/モータを切ることにも関連付けることができる。
【0017】
もちろん、OBD2により得られる情報に基づいて、TPOD(出発トリガーポイント)とTPOA(到着トリガーポイント)のタイミングを検出/判別する他の方法もある。
【0018】
TPOD(出発トリガーポイント)において、本装置は、ドライバに対して、車内に子供がいるか否かを尋ねる音声質問を発し(本発明者の以前の発明と同様)、ドライバが本発明者の以前の発明と同じように、赤いボタンまたは緑ボタンを押すことで応答できる。
【0019】
本装置は、次に、子供収容状態(SOBO)に関するドライバの回答を記録し、より保守的には、一定の秒数後回答がない場合、肯定的な子供収容状態に設定する。
【0020】
そして、TPOA(到着トリガーポイント)において、記録された子供収容状態(SOBO)に基づいて、本装置は警告音/プロンプトを発して、本発明者の以前の発明と同じように、子供を車内に残されないようにドライバに警告する。
【0021】
さらに、今は新型スマートフォン(アンドロイド、アイフォーン、ブラックベリー)が流行し、ブルートゥース通信が広く利用されている。本装置は、ブルートゥースアダプタを装着し、適当なアプリを搭載したスマートフォンと通信し、TPODにおいて、スマートフォンのスピーカは、子供収容状態(SOBO)に関する音声質問を発するように指示を受け、ドライバは「YES」または「NO」をスマートフォンに対し応答でき、そして、子供収容状態(SOBO)はスマートフォンから本装置に送信し記録され、その後TPOAが発生する時に利用される。
【0022】
最後に、本発明の方法は、スマートフォンで簡単に実行できるが、以下のようにより一般的に使用できる。
【0023】
TPOD(出発トリガーポイント)、TPOA(到着トリガーポイント)、子供収容状態(SOBO)、TPODにおける収容状態に関する音声質問の発想及び概念は、TPOAにおける最後の警告と同様に、一般化し、より一般的な使用法を見出すことができる。
【0024】
SOBOは、旅の最後に車内に残せない重要なもの、例えば、肉、ミルク、アイスクリームなどの腐敗しやすいものの収容状態によって置き換えることができる。TPOD(出発トリガーポイント)における音声質問はより一般化される必要があり、TPOAにおける最後の警告/プロンプトもより一般化し、暑い夏の日に食料を車内残さず、家に取りこむようにドライバに注意させることができる。実は、TPOD(出発トリガーポイント)において、もっと一般的な質問によって、家の鍵、携帯電話、携帯電話充電器、バックパック、スーツケース、パスポート、航空券、お金などの重要かつ必要なものを忘れないように家から出かける前にドライバに注意させることができる。
【0025】
本願で発明者が開示しているのは、OBD2情報の出力に基づいてTPOD(出発トリガーポイント)、TPOA(到着トリガーポイント)を判別する際に:
【0026】
1.TPODは、他のパラメーターと共に、毎分回転数(rpm)が「0」から「0」より高くなる変化によっても判別できる。
2.TPOAは、他のパラメーターと共に、毎分回転数(rpm)が「0」より高い数字から「0」まで下がる変化によっても判別できる。
3.ユーザは、iOSまたはアンドロイドなどの任意のオペレーティングシステムを搭載した、ブルートゥース接続を備えてブルートゥースを介してブルートゥース機能を有するOBD2アダプタと接続できるスマートフォンを利用できる。
4.天気が暑い時に、ドライバが車を短時間離れなければならないが、早く車に戻って車内の子供に付き添うべきことを分かっているシナリオのため(例えば、ドライバが、コンビニへ行くためごく短時間車を離れるものの、子供が車内におり、早く車に戻るべきことを十分理解している)、発明者は本装置の以下の格別な機能を有する格別なモバイルアプリを設計した。上記のシナリオのために上述のスマートフォンアプリが有する格別な「定期アラーム」特徴は、TPOA(到着トリガーポイント)が発生し、子供収容状態(SOBO)が肯定であると、このアプリはスマートフォンから音を発し、子供を連れて行くよう、ドライバに、本発明者の以前の発明と同じように注意する。しかし、本発明は、スマートフォンを持って行く警告と選択(子供を車内に残しながらエンジンとエアコンをかけ続ける選択であり、この定期アラーム特徴はエンジンのオン/オフ状態と独立する)をドライバに与え、そして定期アラームをオンにして、ドライバが車に戻る時に警告が必要なくなると思い(ドライバがスマートフォンの表示スクリーンの上のボタンを押すことで、定期アラームを停止するようにプログラムできる)、または子供を車から離れさせ、その特定の旅について定期アラーム特徴を停止するまで、ビーッという音または「子供がまだ車内にいる」という言葉のプロンプトを定期に(例えば、10秒ごとに)スマートフォンに発させる。
【0027】
この定期アラーム特徴は、スマートフォンの表示スクリーンの上のボタンが押されないことにより3回続けて承認されないと、所定の緊急連絡電話番号に電話をかけて予め記録した音声メッセージ及びGPS位置/座標情報を含むジオタグにより状況を報告し、または、所定の緊急連絡電話が受信され、かつ、一定の数字(例えば1234)を押すことによるフィードバックの受信によって承認されない場合、911にかけ、または安全のため所定の緊急連絡電話番号と911、両方の電話番号に続けて電話をする。
5.上記と同じシナリオにおいて(ドライバが車を短時間離れなければならない場合)、車員のため車内のエアコンをかけ続けて涼しい温度を維持するため、ドライバがエンジンを切りたくない(TPOAをトリガーしない)場合、本発明のアプリは、ドライバが定期アラームを自ら手動で起動する選択を提供でき、ドライバが定期アラームを起動することを覚えていれば、自己手動で定期アラームをオンにする選択をドライバにつけられる。
6.上記と同じシナリオにおいて(ドライバが車を短時間離れなければならない場合)、しかし、エアコンをかけ続けるためエンジンを切らない(従って、TPOAをトリガーしない場合)場合。
ドライバが手動で定期アラームをオンにするのを忘れたこの場合、本発明のアプリは、rpmの変化を常に監視する。本発明のアプリは、また、スマートフォンとブルートゥースを搭載したOBD2アダプタとのブルートゥース接続を常に監視する。実際のところ、本発明のアプリは、いずれにせよ、rpmとブルートゥースを常に監視する必要がある。
【0028】
ブルートゥース接続が切断されると(TPODが発生した後かつTPOAが発生する前)、それは、ドライバがスマートフォンを持って車から離れたことを意味する可能性が高いので、本発明のアプリは、定期アラーム特徴をアクティブにする。
【0029】
スマートフォンがブルートゥースを搭載したOBD2アダプタとブルートゥース接続を有し、rpmが0より高く「基本的に一定」を維持している(または小さい範囲内変化する)ことを検出したとき、これは、車が移動していないが、エアコン(AC)をかけ続けて室内で涼しくするためにエンジンをかけたままにしていることを示す。この状態が一定の時間(例えば60秒)を超えて持続すると、これは、ドライバが居なくて子供が車内に残されていることを示す。本発明のアプリは、ここで定期アラーム特徴をアクティブにする。
【0030】
本出願は2013年04月01日出願の米国仮特許出願第61806964号と2013年07月04日出願の米国仮特許出願第61843034号に基づく優先権を主張し、仮特許出願は参照により本明細書に援用される。
(付記)
(付記1)
子供が車内に残されるのを防止する方法であって、
車内でOBD2ソケットを探し出すステップと、
ブルートゥース(登録商標)を搭載したOBD2アダプタを前記OBD2ソケットに挿入するステップと、
ドライバに警告プログラムを有するスマートフォンを持たせるステップと、
前記ブルートゥースで前記OBD2アダプタと前記スマートフォンを接続するステップと、
前記OBD2アダプタが前記OBD2ソケットから車両移動情報を受信する時に、移動情報を前記ブルートゥースで前記スマートフォンに送信するステップと、
前記警告プログラムが、前記スマートフォンを制御して前記ドライバに警告を発させ、子供が車内に残されるのを防止するため前記ドライバに必要な行動を取らせる命令を発行するステップと、を備える、
ことを特徴とする方法。
(付記2)
前記車両移動情報が出発トリガーポイントか到着トリガーポイントである、
ことを特徴とする付記1に記載の方法。
(付記3)
毎分回転数が0から0より高くなる変化で前記出発トリガーポイントを判別し、毎分回転数が0より高い数字から0まで下がる変化で前記到着トリガーポイントを判別できる、
ことを特徴とする付記2に記載の方法。
(付記4)
前記警告プログラムの前記命令は、前記出発トリガーポイントを受信する時に、スマートフォンに、車両が始動したとの警告を発させ、前記ドライバはやるべきことを完遂し、前記到着トリガーポイントを受信する時に、スマートフォンに、車両が停止したとの警告を発させ、前記ドライバはやるべきことを完遂する、
ことを特徴とする付記2に記載の方法。
(付記5)
前記スマートフォンの発した前記警告に対して応答するよう、前記ドライバが前記スマートフォンを操作する、
ことを特徴とする付記1に記載の方法。
(付記6)
子供収容状態が肯定の状態で前記到着トリガーポイントが発生した後、前記スマートフォンは、子供を連れて行くように前記ドライバに注意し、前記スマートフォンはまた、ビーッという音または言葉のプロンプトを定期に前記スマートフォンから発声させる定期アラームプログラムを提供し、前記ドライバは、車に戻るときに、前記定期アラームプログラムを停止できる、
ことを特徴とする付記2に記載の方法。
(付記7)
前記定期アラームプログラムは、プロンプトした後、所定の回数承認されない場合、所定の緊急連絡電話番号に電話をかけて予め記録した音声メッセージ及びGPS位置/座標情報を含むジオタグにより状況を報告するように設計されている、
ことを特徴とする付記6に記載の方法。