(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6402079
(24)【登録日】2018年9月14日
(45)【発行日】2018年10月10日
(54)【発明の名称】β−Ga2O3系単結晶基板の製造方法
(51)【国際特許分類】
C30B 29/16 20060101AFI20181001BHJP
C30B 15/34 20060101ALI20181001BHJP
C30B 33/00 20060101ALI20181001BHJP
【FI】
C30B29/16
C30B15/34
C30B33/00
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-172634(P2015-172634)
(22)【出願日】2015年9月2日
(62)【分割の表示】特願2014-137223(P2014-137223)の分割
【原出願日】2014年7月2日
(65)【公開番号】特開2016-13970(P2016-13970A)
(43)【公開日】2016年1月28日
【審査請求日】2017年6月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】390005223
【氏名又は名称】株式会社タムラ製作所
(73)【特許権者】
【識別番号】000153236
【氏名又は名称】株式会社光波
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
(74)【代理人】
【識別番号】100124246
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 和光
(74)【代理人】
【識別番号】100145171
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩行
(72)【発明者】
【氏名】輿 公祥
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 信也
(72)【発明者】
【氏名】山岡 優
(72)【発明者】
【氏名】渡邊 誠
【審査官】
村岡 一磨
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−094839(JP,A)
【文献】
特開2013−103863(JP,A)
【文献】
特開2013−103864(JP,A)
【文献】
特開2004−056098(JP,A)
【文献】
特開2013−086988(JP,A)
【文献】
特開2013−227160(JP,A)
【文献】
特開2004−262684(JP,A)
【文献】
Irmscher, K., et al.,"Electrical properties of β-Ga2O3 single crystals grown by the Czochralski method",Journal of Applied Physics,2011年 9月15日,Vol. 110, No. 6,pp. 063720-1〜063720-7
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C30B 1/00−35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
不活性ガスと、前記不活性ガスに対する流量比が0〜2%の酸素を含む雰囲気下において、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm2以下のβ−Ga2O3系単結晶を、EFG法により育成する工程と、
前記β−Ga2O3系単結晶からβ−Ga2O3系単結晶基板を切り出す工程と、
を含み、
前記β−Ga2O3系単結晶を育成する工程において、前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度に応じて前記流量比を0〜2%の範囲内で所定の値に設定する、
β−Ga2O3系単結晶基板の製造方法。
【請求項2】
前記不活性ガスが窒素である、
請求項1に記載のβ−Ga2O3系単結晶基板の製造方法。
【請求項3】
前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度が、2.05×1017[/cm3]〜5.96×1017[/cm3]、4.2×1018[/cm3]〜1.15×1019[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×1019[/cm3]の範囲内にある場合、前記不活性ガスに対する酸素の流量比を1%以下に設定する、
請求項1又は2に記載のβ−Ga2O3系単結晶基板の製造方法。
【請求項4】
前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度が、2.05×1017[/cm3]〜5.96×1017[/cm3]、1.28×1018[/cm3]〜1.15×1019[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×1019[/cm3]の範囲内にある場合、前記不活性ガスに対する酸素の流量比を0%に設定する、
請求項1又は2に記載のβ−Ga2O3系単結晶基板の製造方法。
【請求項5】
前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度が、2.05×1017[/cm3]〜5.96×1017[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×1019[/cm3]の範囲内にある、
請求項1又は2に記載のβ−Ga2O3系単結晶基板の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、β−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
酸化ガリウム単結晶を製造するための結晶育成法の一例としては、EFG(Edge-defined Film-fed Growth)法がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
上記特許文献1に記載されたEFG法を用いて酸化ガリウム単結晶を形成する場合は、酸化ガリウム融液から酸化ガリウム単結晶を結晶成長させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−237591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
酸化ガリウム単結晶を成長させる場合は、結晶成長中に酸化ガリウム融液の蒸発を防止するため、酸化ガリウム融液の表面に酸素を供給している。しかしながら、酸化ガリウム融液の表面に酸素を供給し過ぎてしまうと、結晶成長させた酸化ガリウム単結晶の基板加工工程の際に、酸化ガリウム単結晶の表面に多数の線状ピットが発生してしまうことが、本発明者等によって明らかにされた。
【0006】
本発明の目的は、線状ピットの少ないβ−Ga
2O
3系単結晶基板を製造することのできるβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、下記の[1]〜[5]に記載された各発明により達成される。
【0008】
[1]不活性ガスと、前記不活性ガスに対する流量比が
0〜2%の酸素
を含む雰囲気下において、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下のβ−Ga
2O
3系単結晶を、EFG法により育成する工程と、前記β−Ga
2O
3系単結晶からβ−Ga
2O
3系単結晶基板を切り出す工程と、を含
み、前記β−Ga2O3系単結晶を育成する工程において、前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度に応じて前記流量比を0〜2%の範囲内で所定の値に設定する、β−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法。
【0009】
[2]前記不活性ガスが窒素である、上記[1]に記載のβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法。
【0010】
[3]
前記β−Ga2O3系単結晶中の実効キャリア濃度が、2.05×1017[/cm3]〜5.96×1017[/cm3]、4.2×1018[/cm3]〜1.15×1019[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×1019[/cm3]の範囲内にある場合、前記不活性ガスに対する酸素の流量比
を1%以下
に設定する、上記[1]又は[2]に記載のβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法。
【0011】
[4]前記β−Ga
2O
3系単結晶中の実効キャリア濃度が、
2.05×1017[/cm3]〜5.96×1017[/cm3]、1.28×1018[/cm3]〜1.15×1019[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×1019[/cm3]の範囲内にある
場合、前記不活性ガスに対する酸素の流量比を0%に設定する、上記
[1]又は[2]に記載のβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法。
【0012】
[5]前記β−Ga
2O
3系単結晶中の実効キャリア濃度が、2.05×10
17[/cm
3]〜
5.96×1017[/cm3]、又は1.17×1019[/cm3]〜2.23×10
19[/cm
3]の範囲内にある、上記
[1]又は[2]に記載のβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、線状ピットの少ないβ−Ga
2O
3系単結晶基板を製造することのできるβ−Ga
2O
3系単結晶基板の製造方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図2】β−Ga
2O
3系単結晶の成長中の様子を表す要部斜視図である。
【
図3】CMPで研磨された酸化ガリウム基板の表面の状態を示す光学顕微鏡写真である。
【
図4】リン酸エッチングされた酸化ガリウム基板の表面の状態を示す光学顕微鏡写真である。
【
図5】β−Ga
2O
3系単結晶中の実効キャリア濃度と、β−Ga
2O
3系単結晶の単位面積当たりの線状ピットの個数との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0016】
図1及び
図2において、全体を示す符号10は、EFG結晶製造装置を模式的に示している。
【0017】
このEFG結晶製造装置10は、β−Ga
2O
3系粉末を溶解して得られたGa
2O
3系融液11を受容するルツボ12と、ルツボ12内に設置されたダイ13と、スリット13aの開口部13bを除くルツボ12の上面を閉塞する蓋14と、β−Ga
2O
3系種結晶(以下、「種結晶」という。)20を保持する種結晶保持具21と、種結晶保持具21を昇降可能に支持するシャフト22とを備えている。
【0018】
ルツボ12は、Ga
2O
3系融液11を収容し得る耐熱性を有するイリジウム等の金属材料からなる。ダイ13は、Ga
2O
3系融液11を毛細管現象により上昇させるためのスリット13aを有する。蓋14は、ルツボ12から高温のGa
2O
3系融液11が蒸発することを防止し、スリット13aの上面以外の部分にGa
2O
3系融液11の蒸気が付着することを防ぐものである。
【0019】
β−Ga
2O
3系単結晶23は、種結晶20を下降させて、ダイ13のスリット13a内を毛細管現象により開口部13bまで上昇したGa
2O
3系融液11に接触させ、Ga
2O
3系融液11と接触した種結晶20を引き上げることで平板状に成長する。β−Ga
2O
3系単結晶23の結晶方位は、種結晶20の結晶方位と等しい。β−Ga
2O
3系単結晶23の結晶方位を制御する場合は、例えば種結晶20の底面の面方位及び水平面内の角度を調整する。
【0020】
面24は、スリット13aのスリット方向と平行なβ−Ga
2O
3系単結晶23の主面である。成長させたβ−Ga
2O
3系単結晶23を切り出してβ−Ga
2O
3系基板を形成する場合は、β−Ga
2O
3系基板の主面の面方位にβ−Ga
2O
3系単結晶23の面24の面方位を一致させる。その一例としては、例えば(−201)面を主面とするβ−Ga
2O
3系基板を形成する場合は、面24の面方位を(−201)とする。
【0021】
種結晶20及びβ−Ga
2O
3系単結晶23は、β−Ga
2O
3単結晶又はCu、Ag、Zn、Cd、Al、In、Si、Ge、Sn等の元素を含むβ−Ga
2O
3単結晶である。
【0022】
β−Ga
2O
3系単結晶23の育成は、窒素N
2、アルゴンAr、ヘリウムHe等の不活性ガスの少なくとも1種と酸素O
2との混合ガスを用いて行われる。本実施の形態では、特に限定されるものではないが、β−Ga
2O
3系単結晶23の育成は、窒素N
2と酸素O
2との混合雰囲気下で行われる。
【0023】
β−Ga
2O
3系単結晶23の成長中にGa
2O
3系融液11の蒸発を生じるため、Ga
2O
3系融液11に所要の酸素流量比の条件でβ−Ga
2O
3単結晶を作製することが好ましい。本実施の形態では、特に限定されるものではないが、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比の上限を2%以下に制御する。
【0024】
酸化ガリウム基板は、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下であるβ−Ga
2O
3系単結晶23から切り出される。
【0025】
ここで、ピットとは、結晶の表面に窪みとして現れる結晶欠陥である。上記の線状ピットは、[010]方向に伸びた、長さ数μm〜数百μm程度の線状のピットであるが、その長さ、幅、深さ、形状等は、特に限定されるものではない。なお、点状のピットは線状ピットに含まれない。
【0026】
本発明者らの知見によれば、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下の酸化ガリウム基板を用いて素子を製造することにより、素子の歩留りを高めることができる。そのため、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下であることは、酸化ガリウム基板が高品質であることを示す一つの指標となる。
【0027】
以下に、β−Ga
2O
3系単結晶23から切り出される酸化ガリウム基板の線状ピットの密度の評価方法の一例を示す。
【0028】
線状ピットの密度の評価にあたり、先ず、β−Ga
2O
3系単結晶23から薄板状の酸化ガリウム基板を切り出す。次に、薄板状の酸化ガリウム基板の主面を研磨する。
【0029】
図3は、CMP(Chemical mechanical planarization)で研磨された酸化ガリウム基板の表面の状態を示す光学顕微鏡写真である。
図4は、リン酸エッチングされた酸化ガリウム基板の表面の状態を示す光学顕微鏡写真である。尚、通常の基板作製の工程ではCMPまでしか行わないが、ここでは評価のためにリン酸エッチングを行い、線状ピットを確認しやすくし、単位面積当たりの個数を数え、線状ピットの密度を調べている。
【0030】
図5は、β−Ga
2O
3系単結晶23中の単位立方センチ当たりのドナー濃度N
D及びアクセプタ濃度N
Aの差(実効キャリア濃度N
D−N
A)と、β−Ga
2O
3系単結晶23の単位面積当たりの線状ピットの個数との関係を示すグラフである。なお、実効キャリア濃度の評価はC−V測定にて行った。実効キャリア濃度の測定範囲は1×10
17〜1×10
20[/cm
3]である。
【0031】
図5において、プロット黒色菱形は、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比2%のときの測定値を、プロット白色四角は、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比1%のときの測定値を、プロット白色三角は、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比0%のときの測定値をそれぞれ示している。
【0032】
β−Ga
2O
3単結晶の成長時において供給される窒素N
2に対する酸素O
2の流量比を2%から1%以下にすることで、β−Ga
2O
3系単結晶23から切り出される酸化ガリウム基板の表面に生じる線状ピットの密度の平均値を1000個/cm
2以下にすることが可能となる。
【0033】
図5から明らかなように、酸化ガリウム基板の表面に生じる線状ピットの密度の平均値は、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が2%のとき、実効キャリア濃度N
D−N
Aの大きさによって変化する。一方、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が1%以下のときは、実効キャリア濃度N
D−N
Aの大きさに依らず、線状ピットを1000個/cm
2以下に抑えることが可能になる。
【0034】
図5によれば、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が2%であるときの実効キャリア濃度N
D−N
Aの測定範囲の下限値は2.05×10
17[/cm
3]である。
【0035】
窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が2%であるとき、実効キャリア濃度N
D−N
Aを2.05×10
17〜5.96×10
17[/cm
3]の範囲で低下させても、β−Ga
2O
3系単結晶23中の線状ピットの密度は零になることから、実効キャリア濃度N
D−N
Aが2.05×10
17[/cm
3]以下になっても、線状ピットの密度は零になることが推測される。よって、実効キャリア濃度の評価範囲の下限となる1×10
17[/cm
3]程度まで下げても、線状ピットの密度は零になることが推測される。
【0036】
一方、窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が2%であるときの実効キャリア濃度N
D−N
Aの測定範囲の上限値は、
図5に示すように、2.23×10
19[/cm
3]である。
【0037】
窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が2%であるとき、実効キャリア濃度N
D−N
Aを1.17×10
19〜2.23×10
19[/cm
3]の範囲で増加させても、β−Ga
2O
3系単結晶23中の線状ピットの密度は零になることから、実効キャリア濃度N
D−N
Aが2.23×10
19[/cm
3]以上になっても、線状ピットの密度は零になることが推測される。よって、実効キャリア濃度の評価範囲の上限となる1×10
20[/cm
3]程度まで上げても、線状ピットの密度は零になることが推測される。
【0038】
窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が1%であるときの実効キャリア濃度N
D−N
Aの測定範囲の下限値は4.2×10
18[/cm
3]であり、実効キャリア濃度N
D−N
Aの上限値は1.15×10
19[/cm
3]である。
【0039】
実効キャリア濃度N
D−N
Aが4.2×10
18〜1.15×10
19[/cm
3]の範囲内にあって酸素流量を1%に制御することで、β−Ga
2O
3系単結晶23中の線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下に抑えられる。
【0040】
窒素N
2に対する酸素O
2の流量比が0%であるときの実効キャリア濃度N
D−N
Aの測定範囲の下限値は1.28×10
18[/cm
3]であり、実効キャリア濃度N
D−N
Aの上限値は1.07×10
19[/cm
3]である。
【0041】
実効キャリア濃度N
D−N
Aが1.28×10
18〜1.07×10
19[/cm
3]の範囲内にあって酸素流量を0%に制御することで、β−Ga
2O
3系単結晶23中の線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下に抑えられる。
【0042】
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、β−Ga
2O
3系単結晶23を育成する際の雰囲気ガス中の酸素流量を制御することにより、線状ピットの密度の平均値が1000個/cm
2以下である酸化ガリウム基板を得ることができる。
【0043】
酸化ガリウム基板を成長基板として用いることにより、線状ピット密度の低い高品質の結晶膜をエピタキシャル成長させることができる。
【0044】
その結果、酸化ガリウム基板と、その上の結晶膜とを用いて形成されるLEDデバイスやパワーデバイス等の歩留まりを高めることができる。
【0045】
以上の説明からも明らかなように、本発明に係る代表的な実施の形態、変形例及び図示例を例示したが、上記実施の形態、変形例及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。従って、上記実施の形態、変形例及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
【符号の説明】
【0046】
10…EFG結晶製造装置、11…Ga
2O
3系融液、12…ルツボ、13…ダイ、13a…スリット、13b…開口部、14…蓋、20…β−Ga
2O
3系種結晶、21…種結晶保持具、22…シャフト、23…β−Ga
2O
3系単結晶