特許第6404095号(P6404095)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6404095
(24)【登録日】2018年9月21日
(45)【発行日】2018年10月10日
(54)【発明の名称】液状化粧料
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/67 20060101AFI20181001BHJP
   A61K 8/73 20060101ALI20181001BHJP
   A61Q 19/00 20060101ALI20181001BHJP
   A61Q 5/12 20060101ALI20181001BHJP
   A61K 8/60 20060101ALI20181001BHJP
   A61K 8/85 20060101ALI20181001BHJP
【FI】
   A61K8/67
   A61K8/73
   A61Q19/00
   A61Q5/12
   A61K8/60
   A61K8/85
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-234486(P2014-234486)
(22)【出願日】2014年11月19日
(65)【公開番号】特開2016-98185(P2016-98185A)
(43)【公開日】2016年5月30日
【審査請求日】2017年9月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】592262543
【氏名又は名称】日本メナード化粧品株式会社
(72)【発明者】
【氏名】中間 満雄
【審査官】 岡田 三恵
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−256683(JP,A)
【文献】 特開2002−145750(JP,A)
【文献】 特開2002−284693(JP,A)
【文献】 特開2012−036126(JP,A)
【文献】 特開2007−145790(JP,A)
【文献】 特開2011−201789(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/67
A61K 8/73
A61Q 5/12
A61Q 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(a)〜(f)を含有することを特徴とする液状化粧料。
(a)0.01〜5.0重量%のアスコルビン酸リン酸塩
(b)0.01〜5.0重量%のコレステロールプルラン
(c)0.1〜3.0重量%のカルボキシメチルセルロース塩
(d)0.01〜1.0重量%の加水分解ヒアルロン酸
(e)0.01〜2.0重量%の親水性界面活性剤
(f)3.0重量%以下の油性成分
【請求項2】
前記(e)親水性界面活性剤が、POE(40)硬化ヒマシ油及び/又はPOE(60)硬化ヒマシ油である請求項1記載の液状化粧料。
【請求項3】
20℃における粘度が100〜1,000mPa・sである請求項1又は2記載の液状化粧料。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきを抑え、コク感、しっとり感がありながらも肌へのなじみが良い使用感を有する液状化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
アスコルビン酸及びその誘導体は、美白作用、抗酸化作用、コラーゲン合成促進作用等の効能効果を示す化合物として知られており、医薬品、化粧品等に配合されている。
【0003】
特に、アスコルビン酸誘導体のうち、アスコルビン酸をリン酸エステル化した化合物であるアスコルビン酸リン酸塩は、水に溶解しても安定であり、皮膚中のフォスファターゼによって脱リン酸化されてアスコルビン酸としての機能を発揮する。
【0004】
しかしながら、アスコルビン酸リン酸塩は、塗布時のべたつきが気になるという致命的な欠点があった。そのため、これまでにも、アスコルビン酸リン酸塩と他の成分とを併用することによって、べたつきの改善を試みている例はあるものの(特許文献1〜6)、その効果は不十分なものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−290128
【特許文献2】特開2001−199865
【特許文献3】特開2004−256412
【特許文献4】特開2004−315421
【特許文献5】特開2005−60236
【特許文献6】特開2005−132828
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきを抑え、コク感、しっとり感がありながらも肌へのなじみが良い使用感を有する液状化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
即ち、本発明は、次の成分(a)〜(d)を含有することを特徴とする液状化粧料を提供するものである。
(a)0.01〜5.0重量%のアスコルビン酸リン酸塩
(b)0.01〜5.0重量%のコレステロールプルラン
(c)0.1〜3.0重量%のカルボキシメチルセルロース塩
(d)0.01〜1.0重量%の加水分解ヒアルロン酸
【0008】
また、本発明は、(e)0.01〜2.0重量%の親水性界面活性剤を含有することを特徴とする液状化粧料を提供する。
【0009】
また、本発明は、前記(e)親水性界面活性剤が、POE(40)硬化ヒマシ油及び/又はPOE(60)硬化ヒマシ油である液状化粧料を提供する。
【0010】
また、本発明は、(f)3.0重量%以下の油性成分を含有することを特徴とする液状化粧料を提供する。
【0011】
また、本発明は、20℃における粘度が100〜1,000mPa・sである液状化粧料を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の液状化粧料は、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきを抑え、コク感、しっとり感がありながらも肌へのなじみが良い使用感を有する液状化粧料である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の液状化粧料とは、可視領域の波長700nmにおける光の透過率が90%以上のものを指す。この領域において、本発明における液状化粧料は、外観上、半透明又は透明を呈する。液状化粧料の剤型は特に限定されないが、例えば化粧水、美容液、ジェル、ヘヤートニック等が挙げられる。
【0014】
本発明の(a)アスコルビン酸リン酸塩は、特に限定されないが、例えばL−アスコルビン酸−2−リン酸エステル塩、L−アスコルビン酸−3−リン酸エステル塩、DL−α−トコフェロール−2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステル塩等が挙げられ、中でも、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステル塩が好ましい。
【0015】
また、(a)の塩の種類としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩が用いられるが、中でもL−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム及びL−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウムが好ましい。
【0016】
(a)アスコルビン酸リン酸塩の含有量は、液状化粧料全量に対して0.01〜5.0重量%であり、好ましくは0.01〜3.0重量%である。0.01重量%未満であると、本発明の課題であるアスコルビン酸リン酸塩によるべたつきを生じることは無いが、十分な美白効果が得られない場合がある。一方、5.0重量%を超えると、べたつきの抑制効果が十分に発揮されない場合がある。
【0017】
本発明の(b)コレステロールプルランは、水溶性の高い非イオン性の直鎖状の多糖であるプルランに疎水基としてコレステロール基をウレタン結合で導入したものである。コレステロールプルランは、プルラン構造がもつ保湿性、被膜形成能とコレステロール基がもつ疎水性及び皮膚などに対する親和性、安定性のために、皮膚表面に安定で保湿性に優れたコレステロール置換プルラン層を形成することが可能である。
【0018】
(b)コレステロールプルランの含有量は、液状化粧料に対して0.01〜5.0重量%であり、好ましくは0.01〜1.0重量%である。0.01重量%未満であると、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきの抑制効果が十分に得られない場合がある。一方、5.0重量%を超えると、使用性に問題が生じる場合がある。
【0019】
本発明の(c)カルボキシメチルセルロース塩は、セルロース系水溶性高分子の一つであり、増粘安定剤として化粧品に汎用されている。カルボキシメチルセルロース塩は、特に限定されないが、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等が挙げられる。また、カルボキシメチルセルロース塩は、種々の平均分子量を有する市販品を用いても良く、目的に応じて適宜選択することができる。
【0020】
(c)カルボキシメチルセルロース塩の含有量は、液状化粧料に対して0.1〜3.0重量%であり、好ましくは0.3〜2.0重量%である。0.1重量%未満であると、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきの抑制効果が十分得られない場合がある。一方、3.0重量%を超えると、使用性に問題が生じる場合がある。
【0021】
本発明の(d)加水分解ヒアルロン酸は、平均分子量が1万以下の低分子ヒアルロン酸のことを言う。低分子ヒアルロン酸の生成方法は、特に限定されないが、例えば、高分子ヒアルロン酸を緩衝液に溶解後、ヒアルロニダーゼを加えて数日間インキュベートし、酵素を失活させた後、生成する方法等がある。加水分解ヒアルロン酸の塩類としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。加水分解ヒアルロン酸は、市販品をそのまま用いても良く、例えば、ヒアロオリゴ(キユーピー社製)等を用いることができる。
【0022】
(d)加水分解ヒアルロン酸の含有量は、液状化粧料に対して0.01〜1.0重量%であり、好ましくは0.01〜0.5重量%である。0.01重量%未満であると、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきの抑制効果が十分得られない場合がある。一方、1.0重量%を超えると、肌へのなじみが悪くなり、使用性の上で好ましくない。
【0023】
本発明の(e)親水性界面活性剤は、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロール等のポリオキシアルキレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシブチレンジメチルダイマージオールエーテル等のポリオキシアルキレンジアルキルダイマージオールエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等のポリオキシアルキレン脂肪酸ソルビタン、ステアリン酸スクロース等のショ糖脂肪酸エステル、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル等の脂肪酸ポリオキシアルキレングリセリル、ステアロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルアルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンジメチルシロキサン等のポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。
【0024】
この中で、好ましくはポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油であり、特に好ましくは、POE(40)硬化ヒマシ油及び/又はPOE(60)硬化ヒマシ油であり、これらは、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきの抑制効果に特に優れている。
【0025】
(e)親水性界面活性剤の含有量は、液状化粧料に対して0.01〜2.0重量%であり、好ましくは0.05〜1.0重量%である。0.01重量%未満であると、使用性の上で好ましくなく、2.0重量%を超えると、べたつきの抑制効果が十分に発揮されない場合がある。
【0026】
本発明の(f)油性成分は、特に限定されないが、例えば油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン油、ビタミンA類、ビタミンE類、香料等が挙げられる。特に、スクワラン、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、イソステアリン酸、イソステアリルアルコール、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、パルミチン酸レチノール、酢酸トコフェロール、香料等の液状の油性成分が好ましい。
【0027】
(f)油性成分の含有量は、液状化粧料に対して3.0重量%以下であり、好ましくは2.0重量%以下である。3.0重量%を超えると、外観が半透明又は透明では無くなるだけでなく、べたつきの抑制効果が十分に発揮されない場合がある。
【0028】
本発明の液状化粧料は、上記成分の他に、通常化粧料に用いられる成分として水性成分、水溶性高分子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、防腐剤、着色剤、美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲にて含有することができる。
【0029】
本発明の液状化粧料は、20℃における粘度が100〜1,000mPa・sのものを指す。100mPa・s未満では肌へのなじみが悪く、1,000mPa・sを超えると、べたつきの抑制効果が現れにくくなる。粘度の測定方法は特に限定されないが、例えば、毛細管粘度計、単一円筒型回転粘度計、円錐平型回転粘度計、振動式粘度計等が挙げられる。
【実施例】
【0030】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお、含有量については、他に指定のない限り重量%を表す。
【0031】
下記の表1〜3に挙げた組成を有する液状化粧料を調製し、15名の専門パネルにより、各化粧料を塗布した時の「べたつきの無さ」、「肌なじみの良さ」、「コク感」、「しっとり感」の評価を行った。
(調製方法)
成分1〜8を成分11に順次溶解させた。その後、互いに十分になじませた成分9と成分10を成分11に加えることにより、液状化粧料を調製した。
(評価方法)
各試験項目について、専門パネルが評価し、以下の基準にて示した。
◎:13名以上が良いと評価した。
○:10〜12名が良いと評価した。
△:6〜9名が良いと評価した。
×:良いと評価した人が5名以下。
【0032】
また、各化粧料の粘度は、調製後に20℃にて12時間以上放置した後、B型粘度計(VISCOMETER TVB−10,東機産業)にて測定した。
【0033】
【表1】
【0034】
表1の結果より、L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウムを含有した液状化粧料において、実施例1〜6に示した量のコレステロールプルラン及びカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。一方、比較例1〜2に示した結果より、コレステロールプルラン及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの含有量が所定量を超えると使用性が悪くなった。比較例3〜7に示した結果より、コレステロールプルラン及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの一方又は両方を含有しない場合は使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。
【0035】
【表2】
【0036】
表2の結果より、L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウムを含有した液状化粧料において、実施例7〜12に示した量の加水分解ヒアルロン酸、POE(60)硬化ヒマシ油及び香料を含有した場合、満足する結果が得られた。一方、比較例8〜9に示した結果より、加水分解ヒアルロン酸及びPOE(60)硬化ヒマシ油の含有量が所定量を超えると使用性が悪くなった。比較例10〜12に示した結果より、加水分解ヒアルロン酸を含有しない場合、POE(60)硬化ヒマシ油と香料を含有しない場合、これらのいずれも含有しない場合はいずれも使用性が悪く、満足する結果が得られなかった。
【0037】
【表3】
【0038】
表3の結果より、L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウムを含有した液状化粧料において、実施例13〜16に示した量の油性成分を含有した場合、評価した全ての項目において満足する結果が得られた。一方、比較例13〜16に示したように、油性成分の含有量が3.0重量%を超えると使用性が悪くなった。
【0039】
以下に、本発明のその他の実施例を示す。いずれも、上記と同様の評価において満足できる結果が得られた。
【0040】
(実施例17:化粧水)
(成分) (重量%)
1.L−アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム 1.0
2.クエン酸ナトリウム 1.0
3.1,3−ブチレングリコール 3.0
4.ジプロピレングリコール 5.0
5.コレステロールプルラン 0.1
6.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3
7.加水分解ヒアルロン酸 0.01
8.エデト酸塩 0.1
9.エタノール 10.0
10.メチルパラベン 0.1
11.フェノキシエタノール 0.1
12.POE(40)硬化ヒマシ油 1.0
13.パルミチン酸レチノール 0.1
14.香料 0.2
15.精製水 残 余
(調製方法)
成分1〜成分11を成分15に順次溶解させる。その後、互いに十分なじませた成分12〜成分14を成分15に加え、化粧水を調製した。
【0041】
(実施例18:美容液)
(成分) (重量%)
1.L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 3.0
2.クエン酸カリウム 2.0
3.1,3−ブチレングリコール 7.0
4.プロピレングリコール 5.0
5.グリセリン 8.0
6.コレステロールプルラン 1.0
7.カルボキシメチルセルロースカリウム 1.5
8.加水分解ヒアルロン酸 0.8
9.ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
10.ポリアクリル酸ナトリウム 0.3
11.エデト酸塩 0.05
12.エタノール 5.0
13.メチルパラベン 0.1
14.POE(60)硬化ヒマシ油 0.3
15.香料 0.1
16.アルブチン 0.5
17.精製水 残 余
(調製方法)
成分1〜成分13及び成分16を成分17に順次溶解させる。その後、互いに十分なじませた成分14と成分15を成分17に加え、美容液を調製した。
【0042】
(実施例19:ジェル)
(成分) (重量%)
1.L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 0.01
2.クエン酸ナトリウム 0.01
3.1,3−ブチレングリコール 10.0
4.ポリエチレングリコール400 5.0
5.コレステロールプルラン 0.03
6.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
7.加水分解ヒアルロン酸 0.02
8.カルボキシビニルポリマー 0.4
9.ポリアクリル酸ナトリウム 0.3
10.エデト酸塩 0.05
11.水酸化カリウム 0.2
12.メチルパラベン 0.2
13.POE(60)硬化ヒマシ油 2.0
14.香料 0.5
15.酢酸トコフェロール 0.2
16.精製水 残 余
(調製方法)
成分1〜成分12を成分16に順次溶解させる。その後、互いに十分なじませた成分13〜成分15を成分16に加え、ジェルを調製した。
【0043】
(実施例20:ヘヤートニック)
(成分) (重量%)
1.L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 0.2
2.クエン酸ナトリウム 0.2
3.グリセリン 2.0
4.プロピレングリコール 2.0
5.コレステロールプルラン 0.3
6.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
7.加水分解ヒアルロン酸 0.05
8.パントテニルエチルエーテル 0.1
9.グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
10.エデト酸塩 0.03
11.エタノール 50.0
12.POE(40)硬化ヒマシ油 0.3
13.香料 0.1
14.精製水 残 余
(調製方法)
成分1〜成分11を成分14に順次溶解させる。その後、互いに十分なじませた成分12と成分13を成分14に加え、ヘヤートニックを調製した。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明によれば、アスコルビン酸リン酸塩によるべたつきを抑え、コク感、しっとり感がありながらも肌へのなじみが良い使用感を有する液状化粧料を提供できる。