(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明は、処理、装置、システム、物質の組成、コンピュータ読み取り可能な格納媒体上に具現化されたコンピュータプログラム製品、および/または、プロセッサ(プロセッサに接続されたメモリに格納および/またはそのメモリによって提供される命令を実行するよう構成されたプロセッサ)を含め、様々な形態で実装されうる。本明細書では、これらの実装または本発明が取りうる任意の他の形態を、技術と呼ぶ。一般に、開示された処理の工程の順序は、本発明の範囲内で変更されてもよい。特に言及しない限り、タスクを実行するよう構成されるものとして記載されたプロセッサまたはメモリなどの構成要素は、ある時間にタスクを実行するよう一時的に構成された一般的な構成要素として、または、タスクを実行するよう製造された特定の構成要素として実装されてよい。本明細書では、「プロセッサ」という用語は、1または複数のデバイス、回路、および/または、コンピュータプログラム命令などのデータを処理するよう構成された処理コアを指すものとする。
【0023】
以下では、本発明の原理を示す図面を参照しつつ、本発明の1または複数の実施形態の詳細な説明を行う。本発明は、かかる実施形態に関連して説明されているが、どの実施形態にも限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、本発明は、多くの代替物、変形物、および、等価物を含む。以下の説明では、本発明の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細事項が記載されている。これらの詳細事項は、例示を目的としたものであり、本発明は、これらの具体的な詳細事項の一部または全てがなくとも特許請求の範囲に従って実施可能である。簡単のために、本発明に関連する技術分野で周知の技術要素については、本発明が必要以上にわかりにくくならないように、詳細には説明していない。
【0024】
本開示の様々な実施形態によれば、商品情報を通信および提示するための方法、装置、および/または、システムが提供されている。本開示の様々な実施形態によれば、デバイス(例えば、クライアント)を介して商品情報を通信してユーザに提示するための方法、装置、および/または、システムが提供されている。いくつかの実施形態において、商品情報は、色、形状、1または複数の具体的な特徴、テクスチャ、および/または、同等物を含む。
【0025】
本開示の様々な実施形態によれば、デバイスは通信機能を備える。例えば、デバイスは、スマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、ビデオ電話、電子書籍リーダ、デスクトップPC、ラップトップPC、ネットブックPC、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯型マルチメディアプレーヤ(PMP)、mp3プレーヤ、携帯型メディカルデバイス、カメラ、ウェアラブルデバイス(例えば、ヘッドマウントデバイス(HMD)、電子衣服、電子装具、電子ネックレス、電子アクセサリ、電子タトゥー、または、スマートウォッチ)、および/または、同等物であってよい。
【0026】
本開示の様々な実施形態によれば、デバイスは、通信機能を備えたスマート家電であってもよい。スマート家電は、例えば、テレビ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、オーディオ、冷蔵庫、エアコン、掃除機、オーブン、電子レンジ、洗濯機、ドライヤー、空気清浄機、セットトップボックス、TVボックス(例えば、SamsungのHomeSync(商標)、アップルTV(商標)、または、Google TV(商標))、ゲーム機、電子辞書、電子キー、ビデオカメラ、電子写真フレーム、および/または、同等物であってよい。
【0027】
本開示の様々な実施形態によれば、デバイスは、医療機器(例えば、磁気共鳴血管造影(MRA)デバイス、磁気共鳴画像(MRI)デバイス、コンピュータ断層撮影デバイス、撮像デバイス、または、超音波デバイス)、ナビゲーションデバイス、グローバルポジショニングシステム(GPS)受信機、イベントデータレコーダ(EDR)、フライトデータレコーダ(FDR)、車載インフォテインメントデバイス、航海用電子デバイス(例えば、航海用ナビゲーションデバイス、ジャイロスコープ、または、コンパス)、航空用電子デバイス、セキュリティデバイス、産業または消費者向けロボット、並びに/もしくは、同等物であってもよい。
【0028】
本開示の様々な実施形態によれば、デバイスは、家具、建物/構造物の一部、電子ボード、電子署名受信デバイス、プロジェクタ、様々な測定デバイス(例えば、水、電気、ガス、または、電磁波の測定デバイス)、および/または、通信機能を備えた同等物であってもよい。
【0029】
本開示の様々な実施形態によれば、デバイスは、上述のデバイスの任意の組み合わせであってもよい。さらに、本開示の様々な実施形態に従ったデバイスは上述のデバイスに限定されないことが、当業者にとって明らかである。
【0030】
ある関連技術によれば、複数の異なる送信側クライアントが同じ提示用商品情報を特定の受信側クライアントと共有する場合、受信側クライアントは、受信した商品情報を複数回レンダリングおよび提示することになる。例えば、受信側クライアントは、提示用商品情報を受信するたびに、テンプレートを用いて提示するために、受信した商品情報をレンダリングする。結果として、ある関連技術に従った受信側クライアントは、レンダリング処理によって利用される計算リソースおよび電力を浪費する。しかしながら、本開示の様々な実施形態によれば、受信側クライアントは、提示用商品情報の少なくとも一部がレンダリングおよび/または提示される時にいつでも、提示用商品情報を提示するオブジェクト(例えば、画像)を保存する。本開示の様々な実施形態によれば、同じ提示用商品情報を受信したことに応答して、受信側クライアントは、再び提示用商品情報をレンダリングする必要なしに、保存された画像をユーザに直接提示する。したがって、受信側クライアントは、提示用商品情報をレンダリングすることによって用いられる計算リソースおよび電力を効果的に節約できる。
【0031】
図1は、本開示の様々な実施形態に従って、情報を提示するための方法を示すフローチャートである。
【0032】
図1を参照すると、情報(例えば、商品情報)を提示するための方法100が提供されている。いくつかの実施形態において、方法100は、
図7に示す端末710などのデバイスによって実施される。
【0033】
工程101では、提示関連情報に関連づけられた識別情報が受信される。いくつかの実施形態において、デバイスは、提示関連情報(例えば、提示される情報)に関連づけられた識別情報を受信する。例えば、受信側端末(例えば、受信側クライアント)が、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信する。いくつかの実施形態において、受信側端末は、提示関連情報と同時に、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信する。例えば、識別情報は、提示関連情報と共に含まれたメタデータであってよい。いくつかの実施形態において、受信側端末は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を送信側デバイス(例えば、送信側端末、サーバ、および/または、同等物)から受信する。いくつかの実施形態において、提示関連情報は、商品情報に対応する。
【0034】
本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末は、予め定められた処理を用いて、提示関連情報に対応する識別情報を生成する。いくつかの実施形態において、提示関連情報の識別情報は、特定の内容または情報に基づいて生成される。例えば、提示関連情報の識別情報は、メッセージダイジェストアルゴリズムバージョン5(MD5)を用いて生成できる。本開示のいくつかの実施形態において、提示関連情報の識別情報は、タイムスタンプと組み合わせて乱数を用いて生成される。例えば、受信側端末は、提示関連情報を受信し、受信した提示関連情報に少なくとも部分的に基づいて、それに関連づけられた識別情報を生成する。いくつかの実施形態において、予め定められた処理は、必要性に基づいて設定される。いくつかの実施形態において、比較的短い一意的な識別子を提供するアルゴリズムが、受信された提示すべき情報の識別情報を決定するために用いられる。一例として、MD5が、受信した提示すべき情報の識別情報を決定するために用いられうる。別の例として、巡回冗長検査(CRC)が、受信した提示すべき情報の識別情報を決定するために用いられうる。別の例として、セキュアハッシュアルゴリズム(SHA)が、受信した提示すべき情報の識別情報を決定するために用いられうる。いくつかの実施形態において、各識別子情報が一意的であることを保証しつつ(例えば、各URLが一意的であることを保証しつつ)、より短い形態のURLを一時的に格納するために、MD5が用いられる。いくつかの実施形態において、URLは、キーとして用いられる(例えば、受信した提示すべき情報の識別情報を決定するために計算法を利用せず、むしろ、URLがかかる識別情報として直接用いられる)。
【0035】
工程102では、識別情報に対応するオブジェクトが格納されているか否かについて判定がなされる。いくつかの実施形態において、受信側端末は、受信側端末が識別情報に対応するオブジェクトを有する(例えば、そのメモリまたはファイルシステムに格納している)か否かを判定する。例えば、受信側端末は、受信側端末がオブジェクト(例えば、識別情報に関連づけられた提示関連情報に対応する以前にレンダリングされたオブジェクト)を格納しているか否かを判定する。いくつかの実施形態において、オブジェクトは画像である。
【0036】
識別情報に対応するオブジェクトが格納されている場合、識別情報に対応するオブジェクトはリトリーブされる。その後、そのオブジェクトは提示される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程102において受信側端末が識別情報に対応するオブジェクトを有すると判定した場合、受信側端末が識別情報に対応するオブジェクトをリトリーブする工程103に進む。その後、工程104では、受信側端末は、オブジェクトを(例えば、ディスプレイでユーザに)提示(例えば、提供、表示など)する。
【0037】
逆に、識別情報に対応するオブジェクトが格納されていない場合、オブジェクトがレンダリングされる。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程102において受信側端末が識別情報に対応するオブジェクトを持たないと判定した場合、受信側端末がオブジェクトをレンダリングする工程105に進む。例えば、受信側端末は、提示関連情報(例えば、商品情報)を提示するためのレンダリングテンプレートを呼び出し、レンダリングテンプレートに提示関連情報の少なくとも一部を追加し、提示関連情報の少なくとも一部をオブジェクト(例えば、画像)としてレンダリングする。
【0038】
本開示の様々な実施形態によれば、レンダリングテンプレートは、提示関連情報(例えば、商品情報)を提示するためのテンプレートである。いくつかの実施形態において、テンプレートは、いくつかの領域を含む。いくつかの実施形態において、提示関連情報は、商品情報、販売業者情報、商品名など、または、それらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、提示関連情報に含まれる特定特徴情報が、レンダリングおよび提示のために領域に追加される。本開示の様々な実施形態によれば、提示された情報の外見および信頼性を改善するために、所定のデータフォーマットが提示関連情報のアセンブルに採用される。例えば、送信側端末は、所定のデータフォーマットに従った提示関連情報を受信側端末に送信する。いくつかの実施形態において、送信側端末は、アセンブルされた提示関連情報を受信側端末に送信する。例えば、提示関連情報は、JSON(JavaScript Object Notation)フォーマットのデータとしてアセンブルされる。JSONフォーマットの提示関連情報を受信したことに応答して、受信側端末は、1または複数のレンダリングテンプレート(例えば、JavaScriptテンプレートレンダリングエンジン)を呼び出して、提示関連情報をレンダリングする。その後、レンダリングされた情報が(例えば、ユーザに)提示される。いくつかの実施形態において、提示関連情報は、拡張マークアップ言語(XML)フォーマットのデータとしてアセンブルされる。
【0039】
工程106では、オブジェクトは保存されてよい。例えば、受信側端末は、レンダリングされたオブジェクトを格納する。いくつかの実施形態において、受信側端末は、1または複数の所定のデータフォーマットに従って、レンダリングされたオブジェクトを格納する。本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末は、提示関連情報の提示結果を画像として生成し、提示結果を保存する。いくつかの実施形態において、受信側端末は、提示関連情報の識別情報を格納済みのオブジェクトと関連づける。例えば、受信側端末は、提示関連情報の識別情報と、生成されたオブジェクト(例えば、生成された提示結果、提示関連情報、および/または、同等物)との間の対応関係を確立する。
【0040】
工程107では、受信側端末は、レンダリングされた提示関連情報を提示してよい。例えば、受信側端末は、レンダリングされたオブジェクトをユーザに向けて表示する。
【0041】
いくつかの実施形態において、提示関連情報のレンダリングおよび提示が完了したことに応答して、受信側端末は、提示された提示関連情報を画像として描画するために、描画ユーティリティを呼び出す。例えば、受信側端末は、レンダリングされた(そして、提示された)オブジェクトを画像として描画する。
【0042】
受信側端末がAndroidシステムデバイスであった場合、受信側端末は、提示関連情報の画像を生成する時、Androidシステム内の描画アプリケーションプログラムインターフェース(API)を呼び出して、提示関連情報の画像を生成および提示し、画像を保存する。本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報に関連づけられた識別情報と、生成された画像との間の対応関係が確立され、提示関連情報に関連づけられた識別情報と、生成された画像との間の対応は、受信側端末にローカルに保存される。
【0043】
本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末に保存されたオブジェクト(例えば、生成および提示されたオブジェクト)は、予め定められた削除ポリシーに従って、ユーザの嗜好に従って、および/または、ユーザ入力に従って削除される。例えば、受信側端末によって保存された画像は、設定された期間に従って削除されるか、または、ユーザによって手動で削除される。
【0044】
本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末は、1または複数の他の送信側端末から送信されたのと同じ提示関連情報を後に受信した場合、予め定められた処理を用いて、提示関連情報に対応する識別情報(例えば、1または複数の他の送信側端末から受信した提示関連情報に対応する識別情報)を決定する。その後、受信側端末は、受信側端末によって保存されたオブジェクト(例えば、画像)の中から識別情報に対応するオブジェクト(例えば、画像)を検索(例えば、ルックアップ)する。受信側端末は、識別情報に対応するオブジェクト(例えば、画像)を見つけた場合、テンプレートを通して提示関連情報を再びレンダリングする必要なしに、見つけた(例えば、ルックアップした)オブジェクト(例えば、画像)を直接提示する。いくつかの実施形態において、識別情報に対応する格納済みのオブジェクトの検索を利用して、識別情報に対応して見つかったオブジェクトを提示することは、受信側端末が提示関連情報をレンダリングするために利用する計算リソースおよび電力を節約する。
【0045】
送信側端末によって受信側端末に送信される提示関連情報をアセンブルするために所定のデータフォーマットを利用することは、情報の外見および信頼性を改善するが、受信側端末は、所定のデータフォーマットの情報を処理および/または解析できる必要がある。例えば、提示関連情報をJSONフォーマットでアセンブルすれば、共有された情報の外見および信頼性を改善できる。しかしながら、受信側端末は、JSONフォーマットデータを解析できる必要がある。所定のデータフォーマットの利用上の限界を考慮すると、実際の応用例では、複数のユーザによって利用される端末(例えば、端末にインストールされたクライアントまたはアプリケーション)の機能がすべて同じということはありえない(例えば、異なる端末によって利用されるクライアントアプリケーションは異なりうる)。受信側端末が、より古いバージョンのクライアントアプリケーションである受信側クライアントを有する場合には、より新しいバージョンのクライアントを有する他の端末によって利用されるデータフォーマット(または提示関連情報)をサポートできない場合がある。したがって、より古いバージョンのクライアントを有する端末は、提示関連情報を受信した後に、提示関連情報を正確に解析できないことがある。
【0046】
したがって、本願の様々な実施形態によれば、送信側端末(例えば、送信側端末にインストールされた送信側クライアント)は、特定のデータフォーマットで提示関連情報をアセンブルしない。むしろ、送信側端末は、提示関連情報のユニフォームリソースロケータ(URL)を受信側端末に送信する。受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)は、情報提示を提示するために用いられるテンプレートに提示関連情報を保存した場合、対応する提示関連情報を取得し、レンダリングテンプレートを呼び出し、レンダリングおよび提示に向けて、取得した提示関連情報をレンダリングテンプレートに追加するために、URLを利用できる。逆に、受信側端末(例えば、受信側クライアント)がレンダリングテンプレートを保存していない場合(例えば、受信側端末が、提示関連情報を提示するためのレンダリングテンプレートを呼び出すことができなかった場合)、受信側クライアントは、URLを直接提示する。したがって、より新しいバージョンの受信側クライアントを有する受信側端末は、共有された情報の外見および信頼性を改善するために、提示関連情報を提示するためのテンプレートを保存するが、より古いバージョンの受信側クライアントを有する受信側端末は、レンダリングテンプレートを保存しないので、以下のことが起こる。受信側端末が送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信された提示関連情報に対応するURLを受信した後に、受信側端末(例えば、受信側クライアント)が提示関連情報を提示するためのレンダリングテンプレートを呼び出すことができる場合、その受信側端末は、より新しいバージョンの受信側クライアントを有する。しかしながら、受信側端末がテンプレートを呼び出すことができなかった場合、その受信側端末は、より古いバージョン受信側クライアントを有する。受信側端末が、より新しいバージョンの受信側クライアントを有する場合、その受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、受信したURLに従って提示関連情報を取得し、その後、取得した提示関連情報をレンダリングおよび提示のためのテンプレートに追加できる。いくつかの実施形態において、受信側端末が、より古いバージョンの受信側クライアントを有する場合、その受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、受信したURLを直接提示する。その後、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、URLに基づいて、ブラウザを通して提示関連情報を取得できる。
【0047】
図2は、様々な実施形態に従って、情報を提示するための方法を示すフローチャートである。
【0048】
図2を参照すると、情報を提示するための方法200が提供されている。いくつかの実施形態において、方法200は、
図7に示す端末720などのデバイスによって実施される。
【0049】
工程201では、デバイスが、提示関連情報の要求を受信する。例えば、送信側デバイス(例えば、送信側端末)が、提示関連情報(例えば、商品情報)の要求を受信する。本開示の様々な実施形態によれば、送信側端末は、商品情報の要求を受信側端末から受信する。
【0050】
本開示の様々な実施形態によれば、商品情報の閲覧中、送信側端末は、閲覧中の商品情報および/または特定の商品の商品情報を共有するための共有機能を呼び出す。例えば、商品情報の閲覧中、送信側ユーザが、「共有」ボタンをクリックする。「共有」ボタンのクリックに応答して、「共有」ボタンのクリックに関連づけられた閲覧中の商品情報および/または商品に関する商品情報を共有するための共有機能が呼び出される。いくつかの実施形態において、送信側端末は、(例えば、共有機能が呼び出されたことに応答して)この商品情報の共有要求を生成する。一例として、共有要求は、商品情報(例えば、提示関連情報)を含む。いくつかの実施形態において、共有要求は、Android上のintentプロトコルに従ってフォーマットされる。いくつかの実施形態において、プロトコル(例えば、Android上のintentプロトコル)に従って、要求は、(パラメータ名+パラメータ値)をキーとして利用し、要求のintent内にキーを配置し、その後、Androidのアプリケーションプログラムインターフェース(API)を用いて、処理のために対応するアプリにintentを渡すことによってフォーマットされる。いくつかの実施形態において、アプリは、データをバイナリフォーマットに変換する。いくつかの実施形態では、トランスミッションコントロールプロトコル(TCP)が、データをサーバに送信するために用いられる。いくつかの実施形態において、サーバは、TCPを用いて、受信端末上のアプリにデータを送信する。
【0051】
工程202では、提示関連情報に関連づけられた識別情報が送信される。いくつかの実施形態において、送信側端末は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を送信する。いくつかの実施形態において、送信側端末は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信側デバイスに送信する。いくつかの実施形態において、送信側端末は、提示関連情報と同時に、提示関連情報に関連づけられた識別情報を送信する。例えば、識別情報は、提示関連情報と共に含まれたメタデータであるか、あるいは、かかるメタデータを含む。いくつかの実施形態において、送信側端末は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信側デバイス(例えば、受信側端末、サーバ、および/または、同等物)に送信する。いくつかの実施形態において、提示関連情報は、商品情報に対応するか、あるいは、商品情報を含む。
【0052】
本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報に関連づけられた識別情報は、提示関連情報に少なくとも部分的に基づいて生成される。例えば、送信側端末は、予め定められた処理を用いて、提示関連情報に対応する識別情報を生成する。いくつかの実施形態において、予め定められた処理は、必要性に基づいて設定される。一例として、MD5が、提示関連情報の識別情報を決定するために用いられる。
【0053】
図3Aは、本開示の様々な実施形態に従って、テンプレートを用いた情報の提示を示す図である。
図3Bは、本開示の様々な実施形態に従って、提示関連情報に対応するURLを直接提示することによる情報の提示を示す図である。
【0054】
図3Aを参照すると、テンプレートを用いた情報の提示301aが提供されている。いくつかの実施形態において、提示301aは、
図7に示す端末720などの端末によって実装あるいは提示される。
図3Bを参照すると、テンプレートを用いた情報の提示301bが提供されている。いくつかの実施形態において、提示301bは、
図7に示す端末720などの端末によって実装あるいは提示される。
図3Cを参照すると、テンプレートを構築するために用いられるプログラミングフレームワークが提供されている。いくつかの実施形態において、プログラミングフレームワークは、
図7に示す端末720などの端末によって実装あるいは利用される。
【0055】
図3Aに示したように、提示関連情報が商品情報である場合、テンプレートで提示される提示関連情報は、商品が検索された販売業者の名称(例えば、商品を販売する販売業者の名称)、商品および販売業者の一方または両方の画像、商品名、(例えば、販売業者に)在庫のある商品の数量、商品の位置、および、その他のかかる情報の内の1または複数を含む。
図3Aに示すテンプレートを用いた商品情報の提示301aからわかるように、テンプレートを通して提示された商品情報は、視覚的に認識しやすく、美的に好ましい。その結果として、商品情報の提示301aは、ユーザが商品情報を理解する助けとなる。
図3Bに示したように、受信側端末が、商品情報に関連するデータフォーマットをサポートしない場合(例えば、受信側端末が、より古いバージョンの受信側クライアントを有する場合)、送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信されたURLが、ユーザに直接提示される。本開示の様々な実施形態によれば、ブラウザが、URLの選択により起動される(例えば、ユーザが、URLをクリックすることによってブラウザを動作可能に起動する)。ブラウザは、URLを用いて、URLに対応する提示関連情報(例えば、商品情報)をサーバから取得する。いくつかの実施形態では、
図3Cに示すプログラミングフレームワークが、テンプレート(例えば、
図3Aに示したテンプレート)を構築するために用いられる。一例として、アプリは、Androidのテンプレートを用いる。いくつかの実施形態において、テンプレートは、XMLを用いて定義される。
【0056】
本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末は、提示関連情報に関する履歴情報を提示(例えば、表示)する。例えば、受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)は、受信側端末が同一の提示関連情報を繰り返し受信した場合に(例えば、受信側端末が複数の異なる送信側端末から同一の提示関連情報を受信した場合に)、提示関連情報に関する履歴情報を提示する。本開示の様々な実施形態によれば、受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)は、受信側端末が、複数の異なる送信側端末から提示関連情報を受信したことに応答して提示関連情報を提示するために用いるのと同じアプローチを用いて、複数の異なる送信側端末から提示関連情報を受信したことに応答して提示関連情報に関する履歴情報を表示する。例えば、より新しいバージョンのクライアントを有する受信側端末は、提示関連情報を以前に提示(例えば、以前にレンダリング)していた場合、以前に受信したURLに対応する提示関連情報を再取得して提示関連情報を(例えば、テンプレートを通して)レンダリングする必要がない。むしろ、受信側端末(例えば、より新しいバージョンの受信側クライアント)は、以前に受信したURLに対応する識別情報を決定し、ローカルに保存されたオブジェクト(例えば、画像)の中から識別情報に対応するオブジェクトを検索し(例えば、識別情報に対応する画像をルックアップし)、識別情報に対応して見つけられたオブジェクトを提示する。
【0057】
本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報は、多くのタイプの情報を含む。例えば、提示関連情報は、販売業者のタイプに関する情報、商品のタイプに関する情報、商品のカテゴリなど、または、それらの組み合わせを含む。
【0058】
本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報の外見および信頼性をさらに強化するために、提示関連情報は、複数のプリセット提示テンプレートの1つに従って提示される。例えば、受信側端末は、提示関連情報を提示するための様々な異なるプリセット提示テンプレートを格納する。いくつかの実施形態において、様々な異なるプリセット提示テンプレートは、異なるカテゴリに関する。様々な異なるプリセット提示テンプレートは、受信側端末の受信側クライアント(具体的には、より新しいバージョンのクライアント)に格納される。したがって、受信側端末(例えば、受信側端末の受信側クライアント)は、送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信されたURLを受信した後、提示関連情報を提示するために用いられるテンプレートを呼び出す。受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、提示関連情報を提示するために用いられるテンプレートを呼び出す時、受信したURLに含まれる提示関連情報のカテゴリ情報を用いて、カテゴリ情報に対応するテンプレートを呼び出す。受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、受信したURLに含まれるカテゴリ情報に対応するテンプレートを呼び出せなかった場合、URLを直接提示することができる。
【0059】
例えば、受信側クライアントによって受信されたURLが、http://item.example.com/item.htm?id=1234567であると仮定すると、URL内の「item」が提示関連情報のカテゴリ情報に対応する。カテゴリ情報(例えば、URL内の「item」)は、提示関連情報が商品タイプ情報であることを示す。したがって、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、商品タイプ情報に対応するテンプレートを呼び出すことができる。別の例において、受信側クライアントによって受信されたURLが、http://shop106482759.example.com/?であると仮定すると、URL内の「shop」が提示関連情報のカテゴリ情報に対応する。いくつかの実施形態において、106482759は、販売業者(例えば、ショップ)に対応する一意的な識別子を表す。いくつかの実施形態では、各販売業者(例えば、ショップ)が、一意的なURLに関連づけられる。カテゴリ情報(例えば、URL内の「shop」)は、提示関連情報がショップタイプ情報であることを示す。したがって、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、ショップタイプ情報に対応するテンプレートを呼び出すことができる。
【0060】
本願の様々な実施形態によれば、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、受信したURLに従って提示関連情報を取得する時、URLに従ってサーバとの接続を確立し、取得した提示関連情報として機能するURLに対応するサーバ情報から取得することができる。本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報は、受信側端末(例えば、ユーザ)によって現在閲覧されているページに関するすべての情報を含みうる。取得した提示関連情報によって用いられるネットワークリソースを削減するために、本開示の一実施形態は、送信側端末(例えば、送信側クライアント)がURLを送信する時に、提示関連情報に含まれる特定特徴の情報が、提示関連情報に対応するURLに含められ、その後、URLが受信側端末(例えば、受信側クライアント)に送信されるように、いくつかの特定特徴を予め設定する。いくつかの実施形態において、本願の実施形態における特定特徴の情報は、特定特徴と共に送信される提示関連情報内の情報に対応する。いくつかの実施形態において、特定特徴は、URLに含まれる情報に対応する。いくつかの実施形態において、特定特徴とは、ページを表示するために用いられる様々なカテゴリのパラメータ(例えば、販売業者名、販売業者の画像、商品名など、または、それらの任意の組み合わせ)のことである。
【0061】
送信側端末(例えば、送信側クライアント)は、提示関連情報に含まれる特定特徴の情報を取得して、特定特徴の情報をURLに含めることができる。その後、送信側端末(例えば、サーバ端末にインストールされた送信側クライアント)は、URL(例えば、特定特徴の情報を含むURL)を1または複数の受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)に送信する。したがって、受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)は、受信したURLに従って提示関連情報を取得する時、URLに含まれる特定特徴の情報を取得し、取得した特定特徴の情報を、取得した提示関連情報として用いるために、事前設定された特定特徴を用いることができる。受信側端末(例えば、受信側クライアント)がURLから特定特徴の情報を取得できなかった場合、受信側端末(例えば、受信側端末にインストールされた受信側クライアント)は、対応するサーバとURLに従って接続を確立し、サーバからURLに対応する情報を取得できる。さらに、受信側端末は、取得した情報から特定特徴の情報を抽出し、抽出した特定特徴の情報を、取得した提示関連情報として用いることができる。特徴の例は、商品が検索された販売業者の名称、販売業者の画像、商品の名称、商品の在庫数量、商品の位置を含む。
【0062】
本開示の様々な実施形態によれば、提示関連情報を提示するためのテンプレートが構成される(例えば、予め設定される)場合、特定特徴が予め設定される。
【0063】
図4は、本願の様々な実施形態に従って、情報の提示のために予め設定されたテンプレートを示す図である。
【0064】
図4を参照すると、情報を提示するためのプリセットテンプレート401が提供されている。いくつかの実施形態において、プリセットテンプレートは、
図7に示す端末720などの端末によって構成もしくは利用される。
【0065】
図4に示すように、テンプレート401は、1または複数のブロックに分画されている。テンプレート401は、テンプレートに含められる情報(例えば、情報の量、情報のタイプ、および/または、同等物)に従って分画される。例えば、テンプレート401は、1〜5の番号を付された合計5つのブロックに分画される。本開示の様々な実施形態によれば、ブロック1は、商品が検索された(商品を見つけた)販売業者の名称を追加するために予め設定され、ブロック2は、販売業者などの画像を追加するために予め設定され、ブロック3は、商品の名称を追加するために予め設定され;ブロック4は、商品の在庫数量(販売業者が在庫を持つ商品の数量)を追加するために予め設定され、ブロック5は、商品の位置を追加するために予め設定される。いくつかの実施形態において、事前設定された特定特徴は、5つの特徴に対応する。商品が検索された販売業者の名称、販売業者の画像、商品の名称、商品の在庫数量、および、商品の位置。
【0066】
したがって、送信側端末(例えば、送信側ユーザ)が提示関連情報を閲覧する時、送信側端末によって閲覧される提示関連情報は、実際に、ウェブページ上に含まれる情報である(例えば、ウェブページに対応するURLが、提示関連情報に対応するURLである)。例えば、送信側端末によってアクセスされる提示関連情報は、ウェブページに含まれるすべての情報に対応する。しかしながら、ウェブページに含まれる情報は、上述の5つの特徴(例えば、商品が検索された販売業者の名称、販売業者の画像、商品の名称、商品の在庫数量、および、商品の位置)の情報に加えて他の情報を含みうる。例えば、ウェブページに含まれる情報は、さらに、他の情報(商品価格、商品がブックマークされた回数、商品の評価、および、商品が検索された販売業者のレーティングなど、または、それらの組み合わせ)を含む。送信側端末(例えば、送信側クライアント)は、特定特徴の情報を取得するために上述の事前設定された5つの特定特徴を利用し、ページに対応するURL内の取得された特定特徴の情報を利用できる。
【0067】
本開示の様々な実施形態によれば、特定特徴の情報をURLに含める方法は、所定の記号を用いて、URL内に特定特徴の情報を含めるあるいは結合させる工程を含む。例えば、”&”記号が、所望の情報をURLに含めるために用いられる。所定の記号は、複数のタイプの情報(例えば、アドレスおよび特定特徴)の間の区切りとして機能する。
【0068】
例えば、ウェブページに対応するURLが、http://item.example.com/item.htm?id=1234567であると仮定する。したがって、特定特徴がURLに含められ、特定特徴が商品名であると仮定した場合、URLに商品名を含めた後、ウェブページのるURLは、http://item.example.com/item.htm?id=1234567&item_name= product nameとなる。かかる例によると、所定の記号”&”の後に含まれる”item_name”が、商品名に対応する(例えば、”product name”は、URLに含まれる特定特徴の値に対応する)。同様に、他の特定特徴情報が、URLに含められてもよい。したがって、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、特定特徴情報を含められたURL(例えば、特定特徴情報を加えられたURL)を受信すると、URLに含まれる情報(例えば、特定特徴情報)をURLから直接抽出できる。一例として、受信側端末は、適切なテンプレートが保存されていれば、URLに含まれる情報をURLから直接抽出して、抽出した情報をレンダリングおよび提示のためのテンプレートに追加できる。上記の例において、受信側端末は、URL”http://item.example.com/item.htm?id=1234567&item_name=product name”を受信した後、解析によってその中の”item_name”フィールドを決定し、フィールドから”product name”を抽出し、抽出した値をテンプレートに追加できる。いくつかの実施形態において、受信側端末は、URLに含まれない他の特定特徴(例えば、商品が検索された販売業者の名称、ショップの画像、商品の在庫数量、商品の位置、および/または、同等物)の情報を取得する。例えば、受信側端末は、受信したURLを通して(例えば、用いて)サーバとの接続を確立し、他の特定特徴の情報をサーバから取得する。その後、受信側端末は、取得した情報(例えば、他の特定特徴の情報)をテンプレートに追加する。
【0069】
本開示の様々な実施形態によれば、画像をURLに直接含めることはできないので、画像情報(上述した販売業者の画像など)が特定特徴情報に含まれる場合、画像のURLが、ウェブページに対応するURLに含められるかまたは他の方法で加えられる。例えば、画像情報が特定特徴情報と共に含まれ、そして、送信側端末(例えば、送信側クライアント)は、ウェブページに対応するURLと共に、画像情報に関連するURLを含める。したがって、画像に対応するURLが、受信側端末(例えば、受信側クライアント)によって受信されたURLと共に含まれる(例えば、結合されている)場合、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、受信側端末が受信したURLと共に含まれたあるいはそのURLに結合された画像に対応するURLを用いて、適切な画像をサーバから取得できる。受信側端末は、取得した画像を対応するテンプレートに追加できる。
【0070】
図5は、本開示の様々な実施形態に従って、情報を提示するための方法を示すフローチャートである。
【0071】
図5を参照すると、情報を提示するための方法500が提供されている。いくつかの実施形態において、方法500は、
図7に示す端末710などのデバイスによって実施され
る。
【0072】
工程501では、提示関連情報に対応するURLが決定される。いくつかの実施形態では、送信側端末(例えば、送信側クライアント)が、提示関連情報に対応するURLを決定する。送信側端末は、提示関連情報およびウェブページの一方または両方に基づいて、URLを生成する。
【0073】
工程502では、1または複数の特定特徴に関する情報が取得される。いくつかの実施形態において、送信側端末は、1または複数の特定特徴に関する情報を取得する。送信側端末は、提示関連情報内の1または複数の特定特徴に関する情報を取得する。
【0074】
工程503では、1または複数の特定特徴に関する取得済みの情報がURLに含められる。いくつかの実施形態において、送信側端末は、1または複数の特定特徴に関する取得済みの情報をURLに含める。送信側端末は、1または複数の特定特徴に関する取得済みの情報をURLに加える。
【0075】
工程504では、1または複数の特定特徴に関する取得済みの情報およびURLが通信される。いくつかの実施形態において、送信側端末は、1または複数の特定特徴に関する取得済みの情報およびURLを1または複数の受信側端末(例えば、受信側クライアント)に送信する。例えば、送信側端末は、1または複数の特定特徴を含むかあるいは特定特徴と結合されたURLを受信側端末に送信する。
【0076】
図6は、本開示の様々な実施形態に従って、情報を提示するための方法を示すフローチャートである。
【0077】
図6を参照すると、情報を提示するための方法600が提供されている。いくつかの実施形態において、方法600は、
図7に示す端末720などのデバイスによって実施される。
【0078】
工程601では、URLが受信される。いくつかの実施形態では、受信側端末(例えば、受信側クライアント)が、送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信されたURLを受信する。
【0079】
工程602では、対応するテンプレートが格納されているか否かについての判定がなされる。いくつかの実施形態において、受信側端末(例えば、受信側クライアント)は、対応するテンプレートが格納されているか否かを判定する。例えば、受信側端末は、受信したURLに関連づけられた提示関連情報に対応するテンプレートを自身が格納しているか否かを判定する。例えば、URLは、提示関連情報に対応するカテゴリ情報を含む。いくつかの実施形態において、受信側端末は、受信したURLから提示関連情報に対応するカテゴリ情報を抽出するかあるいは他の方法で取得する。いくつかの実施形態において、受信側端末は、受信側端末がカテゴリ情報に対応するテンプレートを格納しているか否かを判定する。
【0080】
工程602においてテンプレートが格納されていない場合、URLが提示される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程602において対応するテンプレートが格納されていないと判定し、その後、工程603において受信側端末はURLを(例えば、ユーザに)提示する。
【0081】
逆に、工程602において対応するテンプレートが格納されていた場合、工程604では、URLに対応する識別情報が決定される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程602で、対応するテンプレートが格納されていると判定した場合、工程604で、URLに対応する識別情報を決定する。例えば、受信側端末は、予め定められた処理を用いて、URLに対応する識別情報を決定する。別の例として、URLが、識別情報を含む。
【0082】
工程605では、識別情報に対応するオブジェクトが格納されているか否かについて判定がなされる。いくつかの実施形態において、受信側端末は、識別情報に対応するオブジェクトが格納されているか否かを判定する。例えば、受信側端末は、受信側端末が、URLに関連づけられているあるいは他の方法でURLに関係する識別情報に対応するオブジェクトを格納しているか否かを判定する。いくつかの実施形態において、オブジェクトは、画像、同等物、または、それらの組み合わせである。
【0083】
工程605において識別情報に対応するオブジェクトが格納されている場合、工程606において識別情報に対応するオブジェクトが格納される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程605で、識別情報に対応するオブジェクトが格納されていると判定した場合、工程606で、識別情報に対応するオブジェクトを提示する。
【0084】
逆に、工程605において識別情報に対応するオブジェクトが格納されていない場合、工程607では、対応するテンプレートが呼び出される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程605において識別情報に対応するオブジェクトが格納されていないと判定した場合、工程607では、対応するテンプレートを呼び出す。いくつかの実施形態において、受信側端末は、提示関連情報のカテゴリ情報に対応するテンプレートを呼び出す。
【0085】
工程608では、特定特徴情報が取得されているか否かについての判定がなされる。いくつかの実施形態では、受信側端末が、特定特徴情報が取得されているか否かを判定する。
【0086】
工程608において特定特徴情報が取得されていない場合、工程609では、特定特徴情報が取得される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程608で、特定特徴情報が取得されていないと判定した場合、工程609では、特定特徴情報を取得する。例えば、受信側端末は、予め定められた特徴を用いて、URLにと共に含まれるかあるいはURLに結合された特定特徴情報を取得する。別の例として、受信側端末は、URLに対応する情報をサーバから取得し、取得した情報から特定特徴情報を抽出してもよい。いくつかの実施形態において、受信側端末は、特定特徴情報がURLに含まれも結合されもしていない場合に、URLに対応する情報をサーバから取得し、特定特徴情報を抽出する。その後、情報を提示するための方法は、工程610に進む。
【0087】
逆に、工程608において特定特徴情報が取得されている場合、情報を提示するための方法は工程610に進む。いくつかの実施形態において、受信側端末は、工程608において特定特徴情報が取得されていると判定した場合、情報を提示するための方法は工程610に進む。
【0088】
工程610では、特定特徴は、提示関連情報として用いられる。いくつかの実施形態において、受信側端末は、特定特徴を提示関連情報として用いる。例えば、受信側端末は、提示関連情報に対応するように特定特徴を設定する。
【0089】
工程611では、提示関連情報がテンプレートに追加される。いくつかの実施形態では、受信側端末が、提示関連情報をテンプレートに追加する。例えば、受信側端末は、カテゴリ情報(例えば、URLに含まれる提示関連情報のカテゴリ情報)に対応して呼び出されたテンプレートに提示関連情報を追加する。
【0090】
工程612では、テンプレートに対応するオブジェクトが、提示関連情報から生成される。いくつかの実施形態において、受信側端末は、提示関連情報を備えたテンプレートに対応するオブジェクトを生成する。例えば、テンプレート内に、提示関連情報を提示する画像が生成される。オブジェクト(例えば、画像)は格納されてよい。
【0091】
工程613では、オブジェクトは、提示関連情報に関連づけられる、および/または、オブジェクトは、URLと対応する識別情報に関連づけられる。例えば、受信側端末は、URLに対応する識別情報と、生成された画像との間の対応関係を確立する。
【0092】
図7は、本開示の様々な実施形態に従って、情報を提示するためのシステムを示す図である。
【0093】
図7を参照すると、情報を提示するためのシステム700は、端末710(例えば、送信側端末)、端末720(例えば、受信側端末)、および、ネットワーク730を備える。
図7に示すように、端末710は、ネットワーク730を介して端末720と通信する。
【0094】
本開示の様々な実施形態によれば、端末710は、提示関連情報の要求を受信する。例えば、端末710は、提示関連情報の要求を端末720から受信する。いくつかの実施形態において、端末710は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を端末720に送信する。いくつかの実施形態において、送信側端末(例えば、端末710)は、提示関連情報と同時に、提示関連情報に関連づけられた識別情報を送信する。例えば、識別情報は、提示関連情報と共に含まれたメタデータに対応するか、もしくは、かかるメタデータを含む。いくつかの実施形態において、送信側端末(例えば、端末710)は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信側デバイス(例えば、受信側端末、サーバ、および/または、同等物)に送信する。いくつかの実施形態において、提示関連情報は、商品情報に対応するか、あるいは、商品情報を含む。
【0095】
本開示の様々な実施形態によれば、端末710は、提示関連情報に対応するURLを決定する。いくつかの実施形態において、端末710は、1または複数の特定特徴に関する情報を取得し、URLと共に1または複数の特定特徴に関する情報を含める。いくつかの実施形態において、端末710は、1または複数の特定特徴を含むかあるいは特定特徴と結合されたURLを端末720に送信する。
【0096】
本開示の様々な実施形態によれば、端末720は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信する。いくつかの実施形態において、端末720は、端末720が、受信した識別情報に対応するオブジェクトを格納しているか否かを判定する。端末720は、受信した識別情報に対応するオブジェクトを格納している場合、オブジェクトをリトリーブし、そのオブジェクトを提示(例えば、表示)する。逆に、受信した識別情報に対応するオブジェクトを格納していない場合、端末720は、オブジェクトをレンダリングし、オブジェクトを保存し、オブジェクトを提示する。
【0097】
本開示の様々な実施形態によれば、端末720は、端末710からURLを受信する。端末720は、端末720がURLに対応するテンプレート(例えば、URLに含まれるカテゴリ情報に対応するテンプレート)を有するか否かを判定する。端末720は、かかるテンプレートを有していない場合、URLを提示する。逆に、かかるテンプレートを有している場合、端末720は、URLに対応する識別情報を決定する。いくつかの実施形態において、端末720は、端末が識別情報に対応するオブジェクトを格納しているか否かを判定する。いくつかの実施形態において、端末720は、かかるオブジェクトを有する場合、そのオブジェクトを提示する。逆に、かかるオブジェクトを有していない場合、端末720は、対応するテンプレートを呼び出し、提示関連情報として機能する特定特徴を取得し、呼び出したテンプレートに提示関連情報を追加し、提示関連情報を備えたテンプレートに対応するオブジェクトを生成する。いくつかの実施形態において、端末720は、生成したオブジェクトを、追加されたテンプレートに含まれる提示関連情報と関連づける、および/または、オブジェクトをURLに対応する識別情報と関連づける。
【0098】
図8は、本願の一実施形態によって提供される情報提示デバイスの構造ブロック図である。
【0099】
図8を参照すると、情報を提示するための情報提示デバイス800が提供されている。いくつかの実施形態において、情報提示デバイス800は、
図1に示した方法100を実施する。いくつかの実施形態において、情報提示デバイス800は、
図6に示した方法600を実施する。
【0100】
情報提示デバイス800は、受信モジュール801、決定モジュール802、検索モジュール803、提示モジュール804、および/または、同等物を備える。
【0101】
いくつかの実施形態において、受信モジュール801は、送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信された提示関連情報を受信する。いくつかの実施形態において、受信モジュール
801は、送信側端末からURLを受信する。
【0102】
いくつかの実施形態において、決定モジュール802は、提示関連情報に対応する識別情報を決定する。
【0103】
いくつかの実施形態において、検索モジュール803は、識別情報に対応するオブジェクトを検索する。例えば、検索モジュール803は、情報提示デバイス800(例えば、受信側クライアント)によって保存された画像の中から識別情報に対応する画像を検索する。
【0104】
いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、識別情報に対応するオブジェクトを提示する。例えば、提示モジュール804は、検索モジュール803が識別情報に対応する画像を見つけることに成功した場合に、見つけられた画像を提示する。検索モジュール803が識別情報に対応するオブジェクト(例えば、画像)を見つけられなかった場合、提示モジュール803は、提示関連情報を提示するために用いられるレンダリングテンプレートを呼び出す。いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、提示関連情報をレンダリングテンプレートに追加する。提示モジュール804は、レンダリングを行い、テンプレート(例えば、提示関連情報を含む)を提示する。提示モジュール804は、提示関連情報の提示結果をオブジェクト(例えば、画像)として生成し、オブジェクトを保存する。提示モジュール804は、識別情報と、生成されたオブジェクト(例えば、生成された画像)との間の対応関係を確立する。
【0105】
いくつかの実施形態において、受信モジュール801は、さらに、送信側端末(例えば、送信側クライアント)によって送信された提示関連情報に対応するURLを受信するよう構成される。
【0106】
いくつかの実施形態において、決定モジュール802は、さらに、予め定められた処理を用いて、URLに対応する識別情報を決定するよう構成される。いくつかの実施形態において、識別情報は、決定された提示関連情報に対応する識別情報に対応する。
【0107】
いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、さらに、URLに従って提示関連情報を取得するよう構成される。いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、提示関連情報をレンダリングテンプレートに追加してレンダリングを行い、テンプレート(例えば、提示関連情報を追加されたテンプレート)を提示する。
【0108】
いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、さらに、レンダリングテンプレートの呼び出しに失敗した時に、受信されたURLを提示するよう構成される。
【0109】
いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、さらに、受信されたURLに含まれる提示関連情報のカテゴリ情報を用いて、カテゴリ情報に対応するレンダリングテンプレートを呼び出すよう構成される。
【0110】
いくつかの実施形態において、提示モジュール804は、さらに、事前設定された特定特徴を用いて、URLに含まれるかあるいは結合された特定特徴の情報を取得し、取得された提示関連情報として機能させるよう構成される。特定特徴情報がURLから取得されない場合、提示モジュール804は、URLに対応する情報をサーバから取得し、取得した情報から特定特徴情報を抽出して、取得した提示関連情報として機能させる。
【0111】
図
8に示した上述の情報提示デバイスは、具体的には、受信側端末(例えば、受信側クライアント)上に位置しうる。
【0112】
図9は、本願の一実施形態によって提供される送信側デバイスの構造ブロック図である。
【0113】
図9を参照すると、情報を提示するための送信側デバイス900(例えば、送信側端末)が提示されている。いくつかの実施形態において、送信側デバイスは、
図2に示した方法200を実施する。いくつかの実施形態において、送信側デバイス900は、
図5に示した方法500を実施する。いくつかの実施形態において、送信側デバイス900は、
図6に示した方法600を実施する。
【0114】
送信側デバイス900は、通信モジュール901、決定モジュール902、生成モジュール903、および/または、同等物を備える。
【0115】
いくつかの実施形態において、通信モジュール901は、受信側端末(例えば、受信側クライアント)と通信する。いくつかの実施形態において、通信モジュール901は、提示関連情報の要求を受信する。いくつかの実施形態において、通信モジュール901は、提示関連情報に関連づけられた識別情報を受信側端末に送信する。
【0116】
いくつかの実施形態において、決定モジュール902は、URLを決定する。例えば、決定モジュール902は、提示関連情報に対応するURLを決定する。いくつかの実施形態において、決定モジュール902は、特定特徴に関する情報を取得する。
【0117】
いくつかの実施形態において、生成モジュール903は、URLを生成する。いくつかの実施形態において、生成モジュールは、特定特徴に関する情報をURLに含める。
【0118】
いくつかの実施形態において、通信モジュール901は、さらに、特定特徴に関する情報を含むURLを受信側端末に送信するよう構成される。
【0119】
図10は、本開示の様々な実施形態に従って、情報を提示するためのコンピュータシステムを示す機能図である。
【0120】
図10を参照すると、ウェブサイトにアクセスするためまたはウェブサイトにアクセスしている端末が携帯端末であるか否かを判定するためのコンピュータシステム1000が提供されている。明らかに、ビデオコールを実施するために、他のコンピュータシステムアーキテクチャおよび構成を用いることも可能である。以下に述べるような様々なサブシステムを備えるコンピュータシステム1000は、少なくとも1つのマイクロプロセッササブシステム(プロセッサまたは中央処理装置(CPU)とも呼ばれる)1002を備える。例えば、プロセッサ1002は、シングルチッププロセッサまたはマルチプロセッサによって実装できる。いくつかの実施形態において、プロセッサ1002は、コンピュータシステム1000の動作を制御する汎用デジタルプロセッサである。メモリ1010から読み出された命令を用いて、プロセッサ1002は、入力データの受信および操作、ならびに、出力デバイス(例えば、ディスプレイ1018)上でのデータの出力および表示を制御する。
【0121】
プロセッサ1002は、メモリ1010と双方向的に接続されており、メモリ1010は、第1のプライマリストレージ(通例は、ランダムアクセスメモリ(RAM))および第2のプライマリストレージ領域(通例は、読み出し専用メモリ(ROM))を含みうる。当業者に周知のように、プライマリストレージは、一般的な記憶領域として、および、スクラッチパッドメモリとして利用可能であり、また、入力データおよび処理済みデータを格納するために利用可能である。プライマリストレージは、さらに、プロセッサ1002上で実行される処理のための他のデータおよび命令に加えて、データオブジェクトおよびテキストオブジェクトの形態で、プログラミング命令およびデータを格納できる。また、当業者に周知のように、プライマリストレージは、通例、機能(例えば、プログラムされた命令)を実行するためにプロセッサ1002によって用いられる基本的な動作命令、プログラムコード、データ、および、オブジェクトを備える。例えば、メモリ1010は、例えば、データアクセスが双方向である必要があるか、単方向である必要があるかに応じて、後述する任意の適切なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含みうる。例えば、プロセッサ1002は、頻繁に必要になるデータをキャッシュメモリ(図示せず)に直接的かつ非常に迅速に格納し取り出すことができる。
【0122】
着脱可能マスストレージデバイス1012が、コンピュータシステム1000にさらなるデータ記憶容量を提供しており、プロセッサ1002に対して双方向(読み出し/書き込み)または単方向(読み出しのみ)に接続されている。例えば、ストレージ1012は、磁気テープ、フラッシュメモリ、PCカード、携帯型マスストレージデバイス、ホログラフィックストレージデバイス、および、その他のストレージデバイスなどのコンピュータ読み取り可能な媒体も含みうる。固定マスストレージ1020も、例えば、さらなるデータ記憶容量を提供しうる。マスストレージ1020の最も一般的な例は、ハードディスクドライブである。マスストレージデバイス1012および固定マスストレージ1020は、一般に、プロセッサ1002によって通例はあまり利用されないさらなるプログラミング命令、データなどを格納する。マスストレージデバイス1012および固定マスストレージ1020に保持された情報は、必要であれば、仮想メモリとしてのメモリ1010(例えば、RAM)の一部に標準的な方式で組み込まれうることが理解される。
【0123】
プロセッサ1002がストレージサブシステムにアクセスできるようにすることに加えて、バス1014が、その他のサブシステムおよびデバイスへのアクセスを可能にするために用いられてもよい。図に示すように、これらは、ディスプレイモニタ1018、ネットワークインターフェース1016、キーボード1004、および、ポインティングデバイス1006、ならびに、必要に応じて、補助入力/出力デバイスインターフェース、サウンドカード、スピーカ、および、その他のサブシステムを含みうる。例えば、ポインティングデバイス1006は、マウス、スタイラス、トラックボール、または、タブレットであってよく、グラフィカルユーザインターフェースと相互作用するのに有用である。
【0124】
ネットワークインターフェース1016は、図に示すように、ネットワーク接続を用いて、別のコンピュータ、コンピュータネットワーク、または、遠隔通信ネットワークにプロセッサ1002を接続することを可能にする。例えば、ネットワークインターフェース1016を通して、プロセッサ1002は、方法/処理ステップを実行する過程で、別のネットワークから情報(例えば、データオブジェクトまたはプログラム命令)を受信したり、別のネットワークに情報を出力したりすることができる。情報は、しばしば、プロセッサ上で実行される一連の命令として表され、別のネットワークから受信されたり、別のネットワークへ出力されたりしうる。インターフェースカード(または同様のデバイス)と、プロセッサ1002によって実装(例えば、実行/実施)される適切なソフトウェアとを用いて、コンピュータシステム
1000を外部ネットワークに接続し、標準プロトコルに従ってデータを転送することができる。例えば、本明細書に開示された様々な処理の実施形態は、プロセッサ1002上で実行されてもよいし、処理の一部を共有するリモートプロセッサと共に、ネットワーク(インターネット、イントラネットワーク、または、ローカルエリアネットワークなど)上で実行されてもよい。さらなるマスストレージデバイス(図示せず)が、ネットワークインターフェース101
6を通してプロセッサ1002に接続されてもよい。
【0125】
補助I/Oデバイスインターフェース(図示せず)が、コンピュータシステム1000と共に用いられてよい。補助I/Oデバイスインターフェースは、プロセッサ1002がデータを送信すること、ならびに、より典型的には、他のデバイス(マイクロホン、タッチセンサ方式ディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、テープリーダ、音声または手書き認識装置、バイオメトリクスリーダ、カメラ、携帯型マスストレージデバイス、および、他のコンピュータなど)からデータを受信することを可能にする汎用インターフェースおよびカスタマイズされたインターフェースを含みうる。
【0126】
図10に示したコンピュータシステムは、本明細書に開示された様々な実施形態と共に利用するのに適切なコンピュータシステムの一例にすぎない。かかる利用に適した他のコンピュータシステムは、より多いまたは少ないサブシステムを含みうる。さらに、バス1014は、サブシステムをつなぐよう機能する任意の相互接続スキームの例である。異なる構成のサブシステムを有する他のコンピュータアーキテクチャが利用されてもよい。
【0127】
上述のモジュールは、1または複数の汎用プロセッサ上で実行されるソフトウェアコンポーネントとして、特定の機能を実行するよう設計されたプログラム可能論理デバイスおよび/または特定用途向け集積回路などのハードウェアとして、もしくは、それらの組み合わせとして実装することができる。いくつかの実施形態において、モジュールは、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置など)に本発明の実施形態に記載された方法を実行させるための複数の命令など、不揮発性記憶媒体(光学ディスク、フラッシュ記憶装置、携帯用ハードディスクなど)に格納することができるソフトウェア製品の形態で具現化されてよい。モジュールは、単一のデバイス上に実装されてもよいし、複数のデバイスにわたって分散されてもよい。モジュールの機能は、互いに統合されてもよいし、複数のサブモジュールにさらに分割されてもよい。
【0128】
本明細書に開示の実施形態に照らして説明した方法または処理工程は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、または、両方の組み合わせを用いて実施されうる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、メモリ、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的プログラム可能ROM、電気的消去可能プログラム可能ROM、レジスタ、ハードドライブ、リムーバブルディスク、CD−ROM、または、任意の他の形態の当業者に周知の記憶媒体内にインストールされてよい。
【0129】
本開示の様々な実施形態は、情報を提示するための方法およびデバイスを提供する。その方法によると、受信側クライアントが提示関連情報を受信した後、受信側クライアントは、提示関連情報に対応する識別情報を決定し、識別情報に対応する画像をルックアップする。ルックアップが成功した場合、受信側クライアントは、ルックアップした画像を提示する。ルックアップが成功しなかった場合、受信側クライアントは、レンダリングテンプレートを呼び出し、提示関連情報をレンダリングテンプレートに追加し、追加されたテンプレートをレンダリングして提示する。受信側クライアントは、提示関連情報の提示結果を画像として生成し、その画像を保存し、識別情報と生成された画像との間の対応関係を確立する。ただし、上述した方法によれば、受信側クライアントは、提示関連情報の少なくとも一部がレンダリングおよび提示された時にはいつでも、提示関連情報を提示する画像を保存することができる。さらに、同じ提示関連情報が次に受信された時、受信側クライアントは、提示関連情報を再びレンダリングする必要なしに、保存された画像をユーザに直接提示する。したがって、本開示の様々な実施形態は、提示関連情報のレンダリングに用いられる計算リソースおよび電力を効果的に節約できる。
【0130】
上述の実施形態は、理解しやすいようにいくぶん詳しく説明されているが、本発明は、提供された詳細事項に限定されるものではない。本発明を実施する多くの代替方法が存在する。開示された実施形態は、例示であり、限定を意図するものではない。
適用例1:方法であって、
受信側端末によって、提示関連情報に対応する識別情報を決定し、
前記受信側端末に格納された1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する画像を検索し、
前記受信側端末が前記識別情報に対応する前記画像を見つけたことに応答して、前記識別情報に対応する前記画像を提示し、
前記受信側が前記受信側端末に格納された前記1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する前記画像を見つけることができないとの判定に応答して、前記提示関連情報を前記レンダリングテンプレートに追加するためにレンダリングテンプレートを呼び出し、レンダリングされた情報を生成するために前記追加されたテンプレートをレンダリングし、
前記レンダリングされた情報に基づいて、生成された画像を含む提示結果を生成し、
前記識別情報と、前記生成された画像との間の対応関係を確立すること、
を備える、方法。
適用例2:適用例1に記載の方法であって、
前記提示結果を生成することは、
前記レンダリングされた情報を提示し、
前記提示関連情報の前記提示結果を画像として生成し、
前記生成された画像を保存すること、
を備える、方法。
適用例3:適用例2に記載の方法であって、
前記提示関連情報を受信することは、さらに、
前記送信側端末によって送信された前記提示関連情報に対応するユニフォームリソースロケータ(URL)を前記受信側端末によって受信することを備え、
前記情報に対応する前記識別情報を決定することは、さらに、
予め定められた処理を用いて、前記URLに対応する前記識別情報を決定し、前記URLに対応する前記識別情報は、前記提示関連情報に対応する前記識別情報に対応し、
前記提示関連情報を前記レンダリングテンプレートに追加し、前記追加されたテンプレートをレンダリングして提示することは、さらに、
前記URLに従って前記提示関連情報を取得し、
前記取得された提示関連情報を前記レンダリングテンプレートに追加し、前記取得された提示関連情報を埋め込まれた前記テンプレートを提示することを備える、方法。
適用例4:適用例3に記載の方法であって、さらに、
前記受信側端末が前記レンダリングテンプレートを呼び出すことができなかったことに応答して、前記受信されたURLを提示することを備える、方法。
適用例5:適用例3に記載の方法であって、
前記提示関連情報を提示するための前記レンダリングテンプレートを呼び出すことは、さらに、
前記受信されたURLに含まれる前記情報提示のカテゴリ情報を用いて、前記カテゴリ情報に対応する前記レンダリングテンプレートを呼び出すことを備える、方法。
適用例6:適用例3に記載の方法であって、
前記URLに従って前記提示関連情報を取得することは、さらに、
前記取得された提示関連情報として機能させるために、前記URLに含まれる前記特定特徴の情報を取得するための基礎として事前設定された特定特徴を用い、
前記URLが前記特定特徴情報を含まない場合に、前記取得された提示関連情報として機能させるために、前記URLに対応する情報を前記サーバから取得し、前記取得した情報から前記特定特徴情報を抽出すること、
を備える、方法。
適用例7:適用例1に記載の方法であって、前記提示関連情報は、JSONデータフォーマットでアセンブルされる、方法。
適用例8:デバイスであって、
提示関連情報に対応する識別情報を決定するよう構成されている決定モジュールと、
前記デバイスに格納された1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する画像を検索するよう構成されている検索モジュールと、
前記検索モジュールが前記識別情報に対応する画像を見つけた場合に、前記識別情報に対応する前記画像を提示し、前記検索モジュールが前記デバイスに格納された前記1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する画像を見つけられないと判定された場合に、提示関連情報を提示するためのレンダリングテンプレートを呼び出し、前記提示関連情報を前記レンダリングテンプレートに追加し、前記追加されたテンプレートに対して、前記レンダリングされた情報に基づいて、生成された画像を含む提示結果を生成し、前記識別情報と、前記生成された画像との間の対応関係を確立するよう構成されている提示モジュールと、
を備える、デバイス。
適用例9:適用例8に記載のデバイスであって、
前記提示モジュールは、前記レンダリングされた情報を提示し、前記提示関連情報の前記提示結果を画像として生成し、前記生成された画像を保存することによって、前記提示結果を生成する、デバイス。
適用例10:適用例9に記載のデバイスであって、
前記受信モジュールは、さらに、送信側端末によって送信された提示関連情報に対応するユニフォームリソースロケータ(URL)を受信するよう構成され、
前記決定モジュールは、さらに、予め定められた処理を用いて、前記URLに対応する前記識別情報を決定するよう構成され、前記URLに対応する前記識別情報は、前記提示関連情報に対応する前記識別情報に対応し、
前記提示モジュールは、さらに、前記URLに従って前記提示関連情報を取得し、前記取得した提示関連情報を前記レンダリングされたテンプレートに追加し、前記取得した提示関連情報を追加された前記テンプレートをレンダリングおよび提示するよう構成されている、デバイス。
適用例11:適用例10に記載のデバイスであって、
前記提示モジュールは、さらに、前記デバイスが前記レンダリングテンプレートを呼び出すことができなかったことに応答して、前記受信されたURLを提示するよう構成されている、デバイス。
適用例12:適用例10に記載のデバイスであって、
前記提示モジュールは、さらに、前記受信されたURLに含まれる前記提示関連情報のカテゴリ情報を用いて、前記カテゴリ情報に対応する前記レンダリングテンプレートを呼び出すよう構成されている、デバイス。
適用例13:適用例10に記載のデバイスであって、
前記提示モジュールは、さらに、前記取得された提示関連情報として機能させるために、事前設定された特定特徴を用いて、前記URLに含まれる前記特定特徴の情報を取得し、前記特定特徴情報が前記URLから取得されなかった場合に、前記取得された提示関連情報として機能させるために、前記URLに対応する情報をサーバから取得し、前記取得した情報から前記特定特徴情報を抽出するように構成されている、デバイス。
適用例14:適用例8に記載のデバイスであって、前記提示関連情報は、JSONデータフォーマットでアセンブルされる、デバイス。
適用例15: 送信側デバイスであって、
提示関連情報の要求を受信すると共に、特定特徴に関する情報を含むユニフォームリソースロケータ(URL)を受信側端末に送信するよう構成されている通信モジュールと、
提示関連情報に対応するURLを決定するよう構成されている決定モジュールと、
前記提示関連情報に対応する前記URLを用いて、特定特徴に関する情報を含む前記URLを生成するよう構成されている生成モジュールと、
を備える、送信側デバイス。
適用例16:情報を提示するためのコンピュータプログラム製品であって、有形で持続性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に具現化され、
受信側端末によって、提示関連情報に対応する識別情報を決定するためのコンピュータ命令と、
前記受信側端末に格納された1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する画像を検索するためのコンピュータ命令と、
前記受信側端末が前記識別情報に対応する前記画像を見つけたことに応答して、前記識別情報に対応する前記画像を提示するためのコンピュータ命令と、
前記受信側が前記受信側端末に格納された前記1または複数の画像の中から前記識別情報に対応する前記画像を見つけることができないとの判定に応答して、提示関連情報を提示するためのレンダリングテンプレートを呼び出して、前記提示関連情報を前記レンダリングテンプレートに追加し、前記追加されたテンプレートをレンダリングするためのコンピュータ命令と、
前記レンダリングされた情報に基づいて、生成された画像を含む提示結果を生成するためのコンピュータ命令と、
前記識別情報と、前記生成された画像との間の対応関係を確立するためのコンピュータ命令と、
を備える、コンピュータプログラム製品。