(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記アプリケーション実行部によりアプリケーションプログラムが実行された際の前記ランチャ画像の表示位置を示す位置情報により、前記位置情報記憶部に記憶された位置情報を更新する位置更新部、
を更に備える請求項2記載の通信端末装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態である通信端末装置が適用される通信システムの概略の構成図を示す。
図1に示すように、通信システム100は、通信端末装置50−1と、通信端末装置50−2と、ネットワーク51とを含む。通信端末装置50−1と、通信端末装置50−2とは、ネットワーク51を介して通信可能に接続されている。
以下の説明において、通信端末装置50−1と通信端末装置50−2とを区別しない場合は、通信端末装置50−1,50−2それぞれを、通信端末装置50と記載する場合がある。
【0010】
通信端末装置50は、無線通信回線を用いた電話(音声通信)およびデータ通信が可能な無線通信端末である。例えば、通信端末装置50は、スマートフォン、携帯電話機である。通信端末装置50−1と通信端末装置50−2とは、例えば、デジタル音声データをパケット化した音声パケットデータを通信する方式によって通話を行うことが可能である。この通信方式を用いることにより、通信端末装置50は、アプリケーションプログラムを実行してコンテンツデータのストリーミングやダウンロードを行いながらでも、音声通話を行うことができる。
【0011】
また、通信端末装置50−1は、通話の相手である通信端末装置50−2と情報を共有し合うアプリケーションプログラム(共有アプリケーション)を実行することができる。同様に、通信端末装置50−2は、通話の相手である通信端末装置50−1と情報を共有し合う共有アプリケーションを実行することができる。つまり、通信端末装置50−1,50−2それぞれが共有アプリケーションを実行して相互認証することにより、例えば、通信端末装置50−1の表示内容を通信端末装置50−2に送信して通信端末装置50−2に表示させることができる。これにより、通信端末装置50−2のユーザは、通信端末装置50−1のユーザと同じ画面を見ながら、通信端末装置50−1のユーザと通話を行うことができる。通信端末装置50−1と通信端末装置50−2とが相互認証して情報を共有するモードを、情報共有モードと呼ぶ。情報共有モードとして、例えば、画面共有、位置情報共有、カメラ画像共有、手書き文字共有がある。
【0012】
ネットワーク51は、通信端末装置50−1と通信端末装置50−2との間で通信可能に構築された通信ネットワークである。例えば、ネットワーク51は、パケット交換網を含む。また、ネットワーク51は、情報共有モードに設定された通信端末装置50−1,50−2が共有アプリケーションを実行して表示データの共有を行うための通信セッションを構築するサーバ装置を含む。例えば、通信端末装置50−1は、相手の通信端末装置50−2が共有アプリケーションを実行可能な装置であるか否かについて、サーバ装置に問い合わせを行って判定することができる。
【0013】
図2は、第1の実施形態である通信端末装置50の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、通信端末装置50は、電話機能部15と、表示部21と、タッチパネル22(操作入力受付部)と、通信部23と、近接センサ24と、報知部25と、アプリケーション実行部26と、制御部27と、ランチャ記憶部28と、ランチャ実行部29と、受信部30と、アプリケーション記憶部31と、音検出部32と、音声処理部33と、位置情報記憶部34と、位置更新部35とを含む。
【0014】
電話機能部15は、他の通信端末装置と音声通話を行う機能部である。
図2に示すように、電話機能部15は、拡声スピーカ16(第1のスピーカ)と、イヤスピーカ17(第2のスピーカ)と、集音部18とを備える。
拡声スピーカ16は、制御部27によって、電話機能部15が当該拡声スピーカ16をオンにする拡声スピーカ受話モード(第1の受話モード)に設定された場合に、通話音やアプリケーション実行部26がアプリケーションプログラムを実行したことにしたがって発生する音声(メディア音)を出力する拡声用のスピーカ(音出力部)である。
【0015】
イヤスピーカ17は、制御部27によって、電話機能部15が拡声スピーカ16をオフにして当該イヤスピーカ17をオンにする通常受話モード(第2の受話モード)に設定された場合に、通話音を出力する耳当て用のスピーカである。
例えば、イヤスピーカ17の近傍に設けられた近接センサ24が近接する物体(例えば、耳)を検知することにより、制御部27は、電話機能部15を通常受話モードに設定する。また、例えば、電話機能部15が通常受話モードに設定されている場合に、近接センサ24が物体(ここでは、耳)を検出しなくなると、制御部27は、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定する。
【0016】
集音部18は、通話時の当該通信端末装置50の話者の声を集音するマイクロフォンである。電話機能部15は、集音部18が集音した音声をデジタルデータ化する。そして、通信部23はデジタル音声データをパケットデータ化し、音声パケットデータを相手の通信端末装置に送信する。また、相手の通信端末装置から送信された音声パケットデータを通信部23が受信すると、通信部23は音声パケットデータからデジタル音声データを抽出し、このデジタル音声データを電話機能部15に供給する。そして、電話機能部15はデジタル音声データを取得し、拡声スピーカ受話モードや通常受話モードにしたがって音声を出力する。
【0017】
音検出部32は、メディア音を検出する。具体的に、例えば、音検出部32は、アプリケーション実行部26がアプリケーションプログラムを実行することによって音声出力回路(不図示)が出力するメディア音を検出する。または、例えば、音検出部32は、受信部30がデジタル放送(例えば、ワンセグ)を受信することによって音声出力回路が出力するメディア音を検出する。
音声処理部33は、集音部18が集音した音から、音検出部32が検出したメディア音を消去または減少させた処理後音声を生成する。そして、通信部23は、音声処理部33が生成した処理後音声を相手の通信端末装置に送信する。
これにより、通話時に、アプリケーションプログラムの実行によって拡声スピーカ16から出力されるメディア音が、少なくとも、相手の通信端末装置に大きな音量で伝わらないようにすることができる。
【0018】
表示部21は、アプリケーション実行部26がアプリケーションプログラムを実行することに応じて種々の情報を表示する。また、表示部21は、受信部30がデジタル放送を受信することにしたがって、受信番組の情報を表示する。
【0019】
タッチパネル22は、例えば、表示部21の表示面に積層して設けられる多点入力可能な操作入力受付部である。タッチパネル22は、アプリケーションプログラムに対応して、タップ操作、ダブルタップ操作、ドラッグ操作、フリック操作、ピンチイン/ピンチアウト操作等を受け付ける。また、タッチパネル22は、後述するランチャに対応して、タップ操作を受け付ける。
【0020】
例えば、アプリケーション実行部26がアプリケーションプログラムを実行することに応じて表示部21に表示させるグラフィカルユーザインターフェースGUI画像に該当するタッチパネル22の部分がタップされることにより、アプリケーション実行部26は、そのGUI画像に対応付けられた情報を取得する。
【0021】
また、ランチャ実行部29がランチャを実行することに応じて表示部21に表示させるランチャ画像におけるGUI画像(例えば、後述するスピーカ受話画像、通常受話画像、スピーカオン画像、スピーカオフ画像)に該当するタッチパネル22の部分がタップされることにより、ランチャ実行部29は、そのGUI画像に対応付けられた情報を取得する。
【0022】
報知部25は、電話機能部15が着呼した場合に、着呼したことを報知する。例えば、報知部25は、バイブレータ、照明インジケータである。なお、報知部25は、表示部21の表示の色調または輝度を変化させることにより報知してもよい。表示部21の色調または輝度の変化とは、例えば、表示部21の画面のフラッシングである。また、電話機能部15が拡声スピーカ受話モードに設定されている場合は、報知部25は、電話機能部15により拡声スピーカ16から報知させてもよい。
【0023】
アプリケーション記憶部31は、アプリケーションプログラムを記憶する。
アプリケーション実行部26は、アプリケーション記憶部31に記憶されたアプリケーションプログラムを読み込み、このアプリケーションプログラムを実行する。
【0024】
ランチャ記憶部28は、電話機能部15が着呼したことまたは通話中であることを表示部21に表示させるためのランチャおよびアイコン画像を記憶する。ランチャは、アプリケーション実行部26によりアプリケーションプログラムを実行させながら電話機能部15により通話を行わせる場合において、拡声スピーカ16から電話音声を放音させて通話を行わせる拡声スピーカ受話モードか、イヤスピーカ17から電話音声を放音させて通話を行わせる通常受話モードかを選択させるためのプログラムである。アイコン画像は、相手の通信端末装置との情報共有モードに対応付けられた画面共有メニューの表示に遷移させるためのGUI画像である。ランチャの実行によって表示されるランチャ画像およびアイコン画像は、ユーザによるドラッグ操作により移動可能である。
【0025】
位置情報記憶部34は、ランチャ画像の表示位置を表す位置情報を、アプリケーションプログラムごとに記憶する。例えば、位置情報記憶部34は、アプリケーションプログラムを識別する識別情報に対応付けたランチャ画像の位置情報を記憶する。位置情報は、例えば、表示部21の表示面におけるランチャ画像の中心位置を示す情報である。
【0026】
ランチャ実行部29は、電話機能部15が着呼した場合または通話中である場合、ランチャ記憶部28に記憶されたランチャを起動させ、アプリケーション実行部26によるアプリケーションプログラムの実行により表示部21に表示されるアプリケーション画面の所定の位置に、ランチャ画像を表示させる。具体的に、例えば、ランチャ実行部29は、電話機能部15が着呼するとランチャ記憶部28に記憶されたランチャを起動させ、拡声スピーカ受話モードに対応付けられたスピーカ受話画像(第1のGUI画像)と、通常受話モードに対応付けられた通常受話画像(第2のGUI画像)と、受話を拒否するための受話拒否画像と、現在リンギング中であることを表すステータス画像とを含むランチャ画像を、表示部21のアプリケーション画面の所定の位置に表示させる。ランチャ画像の具体例については、後述する。
【0027】
例えば、ランチャ実行部29は、アプリケーション実行部26が実行するアプリケーションプログラムに応じて位置情報記憶部34から読み出した位置情報が示す表示位置に、ランチャ画像を表示させる。具体的に、例えば、ランチャ実行部29は、アプリケーションプログラムに対応して位置情報記憶部34から読み出した位置情報が示す表示面上の位置にランチャ画像の中心位置を合わせて、当該ランチャ画像を表示させる。
【0028】
位置更新部35は、アプリケーション実行部26によりアプリケーションプログラムが実行された際のランチャ画像の表示位置を示す位置情報により、位置情報記憶部34に記憶された位置情報を更新する。具体的に、例えば、位置更新部35は、アプリケーション実行部26によってアプリケーションプログラムの実行が終了されるときの、ランチャ画像の表示位置を示す位置情報により、位置情報記憶部34に記憶された当該アプリケーションプログラムに対応する位置情報を更新する。
【0029】
なお、位置情報記憶部34は、アイコン画像の表示位置を表す位置情報を、ランチャ画像の表示位置を示す位置情報に対応付けて記憶してもよい。また、位置更新部35は、アプリケーション実行部26によりアプリケーションプログラムが実行された際のアイコン画像の表示位置を示す位置情報により、位置情報記憶部34に記憶された位置情報を更新してもよい。また、位置更新部35は、アプリケーションプログラムによらず、前回のランチャ画像やアイコン画像の表示位置を示す位置情報により、位置情報記憶部34に記憶された位置情報を更新してもよい。
【0030】
制御部27は、位置更新部35の機能を有効または無効にする制御機能を実現してもよい。例えば、着呼中(着信中)にランチャ画像がドラッグされることにより表示位置が変更された場合、制御部27によって位置更新部35が有効に設定されているときは、ランチャの次回起動時にはアプリケーションプログラムに応じて当該変更された表示位置にランチャ画像が表示される一方、制御部27によって位置更新部35が無効に設定されているときは、ランチャの次回起動時にはアプリケーションプログラムに応じて予め決められた表示位置にランチャ画像が表示される。
【0031】
制御部27は、ランチャ実行部29によって表示されたランチャ画像において、タッチパネル22におけるスピーカ受話画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定し、ランチャ実行部29に、拡声スピーカ受話モードから通常受話モードに切り換えさせるためのスピーカオフ画像(第3のGUI画像)と、通話を終了させるための通話終了画像とを含むランチャ画像を、表示部21に表示させる。つまり、ランチャ画像のスピーカ受話画像がタップされると、制御部27は、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定し、拡声スピーカ受話モードを中止して通常受話モードに切り換えさせるためのスピーカオフ画像と、通話終了画像とを表示部21に表示させる。タッチパネル22におけるスピーカオフ画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、つまり、スピーカオフ画像がタップされた場合、制御部27は、電話機能部15を、拡声スピーカ受話モードから通常受話モードに切り換える。これにより、例えば、ユーザが間違えてスピーカ受話画像をタップしてしまった場合に、スピーカオフ画像をタップし直すことにより、拡声スピーカ受話モードから通常受話モードに切り換えることができる。また、タッチパネル22における通話終了画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、つまり、通話終了画像がタップされた場合、制御部27は、電話機能部15による通話のセッションを終了させる。
【0032】
また、制御部27は、ランチャ実行部29によって表示されたランチャ画像において、タッチパネル22における通常受話画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、電話機能部15を通常受話モードに設定し、ステータス画像を通常受話モードを表す画像に変更し、画面共有メニューをランチャ画像に重ならないようにして表示部21に表示させる。つまり、ランチャ画像の通常受話画像がタップされると、制御部27は、電話機能部15を通常受話モードに設定し、画面共有メニューを表示部21に表示させる。
【0033】
また、制御部27は、ランチャ実行部29によって表示されたランチャ画像において、タッチパネル22における受話拒否画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、電話機能部15による受話を中止させてランチャを終了させる。つまり、ランチャ画像の受話拒否画像がタップされると、制御部27は、電話機能部15による受話を切断させ、ランチャ画像を消去させる。
【0034】
なお、制御部27は、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定した後、所定時間(例えば、2〜3秒間)の経過後にランチャ画像を消去し、画面共有メニューの表示に遷移させるためのアイコン画像を表示部21に表示させてもよい。ここでのアイコン画像は、現在、電話機能部15が拡声スピーカ受話モードであることを表す。
これにより、通信端末装置50のユーザが間違えてスピーカ受話画像をタップしてしまった場合、上記の所定時間の間に表示されるスピーカオフ画像をタップさせることにより、通信端末装置50は、拡声スピーカ受話モードから通常受話モードに変更することができる。また、所定時間の経過後にランチャ画像が消去されてアイコン画像が表示されるため、ユーザは、アプリケーション画面を観視しながら情報共有モードへの移行のタイミングを待つことができる。
【0035】
また、制御部27は、タッチパネル22による操作を受け付けないロック状態に設定することができ、また、ロック状態においては、このロック状態を解除することができる。ロックおよびロック解除は、例えば、パスワードの入力により設定可能である。制御部27は、ロック状態で電話機能部15が着呼した場合には、着呼通知を表すダイヤル画面を表示部21に表示させ、ロック状態が解除された場合には、ダイヤル画面に代えて、情報共有モードに対応付けられた画面共有メニューの表示に遷移させるためのアイコン画像を表示部21に表示させる。ダイヤル画面は、制御部27が有するダイヤラによって表示される画面であり、番号の入力や受話の操作を受け付ける。
【0036】
タッチパネル22におけるアイコン画像に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、制御部27は、画面共有メニューを表示部21に表示させる。
【0037】
つまり、ランチャ画像において、通常受話画像がタップされた場合は、その後すぐに画面共有メニューが表示部21に表示される一方、スピーカ受話画像がタップされた場合は、所定時間だけランチャ画像が表示された後に表示される、画面共有メニューの表示に遷移させるためのアイコン画像をタップしない限り、画面共有メニューが表示されない。アプリケーションプログラムの実行中に着呼した場合において、通常受話画像がタップされるということは、通信端末装置50のユーザはアプリケーション画面の観視よりも電話受話を優先させたいと考えている可能性が高い。一方、アプリケーションプログラムの実行中に着呼した場合において、スピーカ受話画像がタップされるということは、通信端末装置50のユーザは、アプリケーション画面をまだ観視していたいと考えている可能性が高い。そこで、上記のごとく、スピーカ受話画像がタップされた場合は、アイコン画像をタップするまでは画面共有メニューを表示させないようにしている。
【0038】
次に、ランチャ実行部29が実行するランチャについて具体的に説明する。
図3は、ランチャのGUIを操作して電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定する際の表示部21の表示の例を模式的に示す図である。
図3における表示部21の画面5−1〜5−5それぞれは、アプリケーション実行部26が、例えば、映像ストリームを再生させるアプリケーションプログラムを実行している様子を表している。
【0039】
まず、アプリケーション実行部26によるアプリケーションプログラムの実行中に、電話機能部15が着呼すると、ランチャ実行部29は、ランチャ記憶部28からランチャを起動させてランチャ画像6を表示部21に表示させる(画面5−1)。画面5−1には、映像の再生画面である映像画面(
図3では、野球のバッターの画面)が含まれている。画面5−1において、例えば、ランチャ画像6は、アプリケーション画面8よりも手前(上層)且つ画面5−1の下側に表示される。このように、位置情報記憶部34には、ランチャ画像3が映像画面2に重ならない位置を示す位置情報が記憶されている。これにより、アプリケーションプログラムの実行中に着呼した場合に、映像画面がランチャ画像6によって遮られない。例えば、ランチャ画像6は、発呼側の発信者を示す発信者情報(
図3では、“鈴木 ○○”)と、現在リンギング中であることを表すステータス画像7aと、それぞれGUI画像である、通常受話画像6aと、スピーカ受話画像6bと、受話拒否画像6cとを含む。
【0040】
通信端末装置50のユーザによってスピーカ受話画像6bがタップされると、制御部27は、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定し、ランチャ画像6のステータス画像を、拡声スピーカ受話モードであることを表すステータス画像7bに書き換え、ランチャ画像6のGUI画像を、スピーカオフ画像6dと、通話終了画像6eとに書き換える(画面5−2)。制御部27は、タッチパネル22が何も操作を受け付けない場合、画面5−2のランチャ画像6の状態を所定時間(例えば、3秒間)保つ。なお、この所定時間において、拡声スピーカ16および集音部18を用いた通話、およびアプリケーション実行部26によるアプリケーションプログラムの実行は継続される。
【0041】
上記の所定時間が経過すると、制御部27は、ランチャ画像6を消去し、画面共有メニューの表示に遷移させるためのアイコン画像11aを表示部21に表示させる(画面5−3)。すなわち、画面5−3において、アプリケーション画面8の手前(上層)には、アイコン画像11aのみが表示されるため、ユーザは、相手とスピーカ通話を行いながら、アプリケーション画面8を観視し、情報共有モードへの移行のタイミングを待つことができる。
【0042】
アイコン画像11aがタップされると、ランチャ実行部29は、ランチャ画像6を表示部21に表示させる。そして、制御部27は、画面共有メニュー1を表示部21に表示させる(画面5−4)。画面5−4のランチャ画像6は、画面5−2のランチャ画像6と同様である。また、画面5−4において、例えば、画面共有メニュー1は、アプリケーション画面8よりも手前(上層)且つ画面5−4の上側に表示される。例えば、画面共有メニュー1は、それぞれGUI画像である、第1の画面共有機能ボタン2aと、第2の画面共有機能ボタン2bと、第3の画面共有機能ボタン2cと、第4の画面共有機能ボタン2dと、それぞれ調整GUI画像(例えば、スライドバー)である、メディア音量調整バー3と、通話音量調整バー4と、画面共有メニュー1を終了させるための終了ボタン9とを含む。
【0043】
なお、制御部27は、第1の画面共有機能ボタン2a、第2の画面共有機能ボタン2b、第3の画面共有機能ボタン2c、および第4の画面共有機能ボタン2dのうち、実行中のアプリケーションプログラムに対応する画面共有機能ボタンのみを、画面共有メニュー1に含めて表示、または、選択可能に表示させてもよい。例えば、アプリケーション実行部26が動画を再生するアプリケーションプログラムを実行している最中は、制御部27は、画面共有および手書き文字共有に対応付けられた画面共有機能ボタンのみを、画面共有メニュー1に含めて表示、または、選択可能に表示させる。また、制御部27は、アプリケーションプログラムに応じて、画面共有メニューの大きさや形状を変えてもよい。例えば、映像を再生するアプリケーションプログラムの場合、制御部27は、映像画面の大きさに応じて、画面共有メニューの大きさを変えたり、映像画面が隠れないように画面共有メニューの形状を変えたりしてもよい。
【0044】
画面共有メニュー1において、タッチパネル22におけるメディア音量調整バー3のボタン(つまみ)に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、つまり、つまみが操作された場合、制御部27は、アプリケーション実行部26が実行するアプリケーションプログラムのメディア音の音量を調整する。また、画面共有メニュー1において、タッチパネル22における通話音量調整バー4のボタン(つまみ)に相当する部分が操作入力を受け付けた場合、つまり、つまみが操作された場合、制御部27は、電話機能部15による通話の音量を調整する。
【0045】
なお、メディア音および通話音の音量調整を、一つの調整GUI画像により行ってもよい。つまり、メディア音量および通話音量を相対的に調整してもよい。また、通信端末装置50が備える音量調節ボタン(例えば、装置の側面に設けられた音量調節ボタン)の操作に応じて、制御部27が、メディア音量および通話音量を調節してもよい。また、制御部27は、画面5−2において、メディア音量調整バー3および通話音量調整バー4をランチャ画像6と同時に表示部21に表示させてもよい。また、制御部27は、拡声スピーカ16から放音されたメディア音を集音部18で集音した場合、メディア音の音量を下げるよう制御してもよい。また、制御部27は、アプリケーション実行部26が実行することによって発生するメディア音を、集音部18による集音の経路によらず、通信部23を介して相手の通信端末装置に送信することができる。
【0046】
例えば、画面共有メニュー1の第1の画面共有機能ボタン2aがタップされると、制御部27は、第1の画面共有機能ボタン2aに対応付けられた共有アプリケーションの実行を開始させ、相手の通信端末装置との相互認証後、画面の共有開始を要求し、相手の通信端末装置がこれに承諾した場合に、共有していることを表すアイコン画像11bをアプリケーション画面8の手前(上層)に表示させる(画面5−5)。なお、制御部27は、現在、画面共有を行っていることを示すため、画面5−5に枠(特定色の枠)を表示させてもよい。
なお、制御部27は、画面共有メニュー1に代えて、例えば、音声認識メニューを表示させてもよい。この音声認識メニューは、制御部27が、集音部18によって集音されたユーザの音声を認識し、認識された音声データからキーワードを抽出し、このキーワードに基づいてウェブを検索(例えば、ショップを検索する。)するためのメニューである。
【0047】
図4は、ランチャのGUIを操作して電話機能部15を通常受話モードに設定する際の表示部21の表示の例を模式的に示す図である。
図4における表示部21の画面10−1〜10−3それぞれは、アプリケーション実行部26が、例えば、映像ストリームを再生させるアプリケーションプログラムを実行している様子を表している。
【0048】
まず、アプリケーション実行部26によるアプリケーションプログラムの実行中に、電話機能部15が着呼すると、ランチャ実行部29は、ランチャ記憶部28からランチャを起動させてランチャ画像6を表示部21に表示させる(画面10−1)。画面10−1には、映像の再生画面である映像画面(
図4では、野球のバッターの画面)が含まれている。画面10−1において、例えば、ランチャ画像6は、アプリケーション画面8よりも手前(上層)且つ画面10−1の下側に表示される。このように、位置情報記憶部34には、ランチャ画像3が映像画面2に重ならない位置を示す位置情報が記憶されている。これにより、アプリケーションプログラムの実行中に着呼した場合に、映像画面がランチャ画像6によって遮られない。例えば、ランチャ画像6は、発呼側の発信者を示す発信者情報(
図4では、“鈴木 ○○”)と、現在リンギング中であることを表すステータス画像7aと、それぞれGUI画像である、通常受話画像6aと、スピーカ受話画像6bと、受話拒否画像6cとを含む。
【0049】
通信端末装置50のユーザによって通常受話画像6aがタップされると、制御部27は、電話機能部15を通常受話モードに設定し、ランチャ画像6のステータス画像を、通常受話モードであることを表すステータス画像7cに書き換え、ランチャ画像6のGUI画像を、スピーカオン画像6fと、通話終了画像6eとに書き換える。そして、制御部27は、画面共有メニュー1を表示部21に表示させる(画面10−2)。画面共有メニュー1の内容は、
図3における画面5−4の画面共有メニュー1と同様である。
【0050】
例えば、画面共有メニュー1の第1の画面共有機能ボタン2aがタップされると、制御部27は、電話機能部15を通常受話モードから拡声スピーカ受話モードに変更する。そして、制御部27は、第1の画面共有機能ボタン2aに対応付けられた共有アプリケーションの実行を開始し、相手の通信端末装置との相互認証後、画面の共有開始を要求し、相手の通信端末装置がこれに承諾した場合に、共有していることを示すアイコン画像11bをアプリケーション画面8の手前(上層)に表示させる(画面10−3)。なお、制御部27は、現在、画面共有を行っていることを示すため、画面10−3に枠(特定色の枠)を表示させてもよい。
【0051】
次に、通信端末装置50の動作について説明する。
図5および
図6は、通信端末装置50の処理手順の例を示すフローチャートである。ただし、本フローチャートは、電話機能部15が着呼してから制御部27が画面共有メニューを表示部21に表示させるまでの処理を表す。
【0052】
電話機能部15は、着呼するまで待機している(ステップS1:NO)。電話機能部15が着呼すると(ステップS1:YES)、ステップS2において、ランチャ実行部29は、ランチャ記憶部28に記憶されたランチャを読み込み、このランチャの実行を開始する。ステップS2のランチャ起動処理の詳細については後述する。
【0053】
制御部27は、タッチパネル22がタップされるまで待機する(ステップS3:NO)。タッチパネル22がタップされると(ステップS3:YES)、ステップS4において、制御部27は、スピーカ受話画像がタップされたか否かを判定する。制御部27は、スピーカ受話画像がタップされたと判定した場合(ステップS4:YES)はステップS21の処理に進め、それ以外(ステップS4:NO)はステップS5の処理に進める。
【0054】
ステップS5において、制御部27は、通常受話画像がタップされたか否かを判定する。制御部27は、通常受話画像がタップされたと判定した場合(ステップS5:YES)はステップS7の処理に進め、それ以外(ステップS5:NO)はステップS6の処理に進める。
【0055】
ステップS6において、制御部27は、受話拒否画像がタップされたか否かを判定する。制御部27は、受話拒否画像がタップされたと判定した場合(ステップS6:YES)はステップS9の処理に進め、それ以外(ステップS6:NO)はステップS3の処理に戻す。
【0056】
ステップS5:YESの後、ステップS7において、制御部27は、電話機能部15を通常受話モードに設定し、ランチャ画像のステータス画像を、通常受話モードであることを表すステータス画像に書き換え、ランチャ画像のGUI画像を、スピーカオン画像と、通話終了画像とに書き換える。
【0057】
次に、ステップS8において、制御部27は、画面共有メニューを表示部21に表示させる。そして、本フローチャートの処理を終了させる。
【0058】
ステップS6:YESの後、ステップS9において、制御部27は、電話機能部15の着呼したセッションを中止(切断)させる。
次に、ステップS10において、ランチャ実行部29は、ランチャを終了させ、アイコン画像を消去する。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートの処理を終了させる。
【0059】
ステップS4:YESの後、ステップS21において、制御部27は、電話機能部15を拡声スピーカ受話モードに設定し、ランチャ画像のステータス画像を、拡声スピーカ受話モードであることを表すステータス画像に書き換え、ランチャ画像のGUI画像をスピーカオフ画像と、通話終了画像とに書き換える。
【0060】
次に、ステップS22において、制御部27は、タイマによる計時を開始する。
【0061】
次に、ステップS23において、制御部27は、タッチパネル22がタップされたか否かを判定し、タップされたと判定した場合(ステップS23:YES)はステップS24の処理に進め、タップされていないと判定した場合(ステップS23:NO)はステップS26の処理に進める。
【0062】
ステップS24において、制御部27は、スピーカオフ画像がタップされたか否かを判定する。制御部27は、スピーカオフ画像がタップされたと判定した場合(ステップS24:YES)はステップS31の処理に進め、それ以外(ステップS24:NO)はステップS25の処理に進める。
【0063】
ステップS25において、制御部27は、通話終了画像がタップされたか否かを判定する。制御部27は、通話終了画像がタップされたと判定した場合(ステップS25:YES)はステップS33の処理に進め、それ以外(ステップS25:NO)はステップS26の処理に進める。
【0064】
ステップS26において、制御部27は、タイマによる計時により所定時間(例えば、2〜3秒)が経過したか否かを判定する。制御部27は、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS26:YES)はステップS27の処理に進め、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS26:NO)はステップS23の処理に戻す。
【0065】
ステップS27において、ランチャ実行部29は、ランチャ画像を消去し、画面共有メニューの表示に遷移させるためのアイコン画像を表示部21に表示させる。ここでのアイコン画像は、例えば、電話機能部15が拡声スピーカモードに設定されていることを表す。
次に、制御部27は、アイコン画像がタップされるまで待機する(ステップS28:NO)。アイコン画像がタップされると(ステップS28:YES)、ステップS29において、ランチャ実行部29は、ランチャ画像を表示部21に表示させる。
次に、ステップS30において、制御部27は、画面共有メニューを表示部21に表示させる。そして、制御部27は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0066】
ステップS24:YESの後、ステップS31において、制御部27は、電話機能部15を、拡声スピーカ受話モードから通常受話モードに切り換え、ランチャ画像のステータス画像を、通常受話モードであることを表すステータス画像に書き換え、ランチャ画像のGUI画像を、スピーカオン画像と、通話終了画像とに書き換える。次に、制御部27は、ステップS30の処理に進める。
【0067】
ステップS25:YESの後、ステップS33において、制御部27は、電話機能部15の通話のセッションを中止させて切断させる。
次に、ステップS34において、ランチャ実行部29は、ランチャを終了させ、アイコン画像を消去する。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0068】
次に、ランチャ起動処理について説明する。
図7は、通信端末装置50のランチャ起動処理の手順の例を示すフローチャートである。ステップS101において、ランチャ実行部29は、アプリケーション実行部26が実行するアプリケーションプログラムに対応する位置情報を位置情報記憶部34から読み出す。
【0069】
次に、ステップS102において、ランチャ実行部29は、読み出した位置情報が示す表示位置にランチャ画像を表示させる。ランチャの実行により表示部21に表示されるランチャ画像には、通常受話画像と、スピーカ受話画像と、受話拒否画像と、現在リンギング中であることを表すステータス画像とが含まれる。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0070】
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態である通信端末装置の機能構成を示すブロック図である。
図8に示すように、第2の実施形態である通信端末装置50aは、通信端末装置50に対して、位置情報記憶部34および位置更新部35が削除され、解析部36が追加された構成である。
【0071】
解析部36は、アプリケーション実行部26がアプリケーションプログラムを実行したことによって表示部21に表示されるアプリケーション画面の内容を解析する。
そして、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面における、解析部36の解析結果に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
【0072】
具体的に、例えば、解析部36は、アプリケーション画面における、時間方向の画素の変化の度合を検出する。画素の変化として、例えば、画素の色または輝度の変化が適用できる。そして、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面における、時間方向の画素の変化の度合が所定レベル以下である範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
つまり、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面において画素変化の程度が低い領域にランチャ画像を表示させる。例えば、動きがある映像部分や、動きがあるゲーム画像部分は、ユーザが注目する部分である可能性が高いため、ランチャ実行部29は、これらの動きがある部分を除く領域に、ランチャ画像を表示させる。
【0073】
図9は、通信端末装置50aのランチャ起動処理の手順の例を示すフローチャートである。ステップS111において、解析部36は、アプリケーション画面の内容を解析する。
次に、ステップS112において、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面における、解析部36の解析結果に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。ランチャの実行により表示部21に表示されるランチャ画像には、通常受話画像と、スピーカ受話画像と、受話拒否画像と、現在リンギング中であることを表すステータス画像とが含まれる。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0074】
[第3の実施形態]
図10は、第3の実施形態である通信端末装置の機能構成を示すブロック図である。
図10に示すように、第3の実施形態である通信端末装置50bは、通信端末装置50に対して、位置情報記憶部34および位置更新部35が削除され、操作履歴記憶部37が追加された構成である。
【0075】
操作履歴記憶部37は、タッチパネル22における操作の位置の履歴を記憶する。例えば、操作履歴記憶部37は、タッチパネル22におけるタップの座標値を、時系列に記憶する。
そして、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面の、操作履歴記憶部37に記憶された操作の位置の履歴に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
【0076】
具体的に、例えば、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面の、操作の回数が所定回数以下である位置を含む範囲内、言い換えると、タッチ操作の回数が所定回数を超える位置を除く領域に、ランチャ画像を表示させる。
つまり、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面においてタッチ操作の頻度が少ない領域に、ランチャ画像を表示させる。
【0077】
図11は、通信端末装置50bのランチャ起動処理の手順の例を示すフローチャートである。ステップS121において、ランチャ実行部29は、操作履歴記憶部37から操作の位置の履歴情報を読み出す。
次に、ステップS122において、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面の、操作履歴記憶部37から読み出した操作の位置の履歴情報に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。ランチャの実行により表示部21に表示されるランチャ画像には、通常受話画像と、スピーカ受話画像と、受話拒否画像と、現在リンギング中であることを表すステータス画像とが含まれる。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0078】
[第4の実施形態]
第4の実施形態において、報知部25は、電話機能部15が着呼した場合に、着呼したことを報知する。報知部25は、バイブレータによる振動により報知してもよい。または、報知部25は、照明インジケータによる照明により報知してもよい。または、報知部25は、表示部21の色調または輝度を変化させることにより報知してもよい。
【0079】
そして、ランチャ実行部29は、報知部25による報知にしたがいタッチパネル22が受け付けた操作に応じて、ランチャ記憶部28に記憶されたランチャを起動させ、タッチパネル22における操作の位置を基準とした表示部21の位置にランチャ画像を表示させる。例えば、タッチパネル22におけるタップの位置がランチャ画像の中心位置となるように、ランチャ実行部29はランチャ画像を表示させる。この場合、タップの位置にランチャ画像の中心位置を合わせるとランチャ画像が表示面からはみ出してしまう場合は、ランチャ実行部29は、ランチャ画像の全体が表示面に収まるように、ランチャ画像の中心位置を左右方向または上下方向にずらしてランチャ画像を表示させる。
【0080】
報知部25による報知によって自装置が着呼したことを認識したユーザは、ランチャ画像を表示してもよいと判断した表示部21上の位置をタッチパネル22によってタップする。これにより、ユーザがランチャ画像を表示してもよいと考えている領域にランチャ画像を表示させることができる。
【0081】
図12は、第4の実施形態である通信端末装置のランチャ起動処理の手順の例を示すフローチャートである。ステップS131において、電話機能部15が着呼すると、報知部25は、着呼したことを報知する。
ランチャ実行部29は、タッチパネル22がタップされるまで待機する(ステップS132:NO)。タッチパネル22がタップされると(ステップS132:YES)、ステップS133において、ランチャ実行部29は、タッチパネル22におけるタップ操作の位置を基準とした表示部21の位置に、ランチャ画像を表示させる。ランチャの実行により表示部21に表示されるランチャ画像には、通常受話画像と、スピーカ受話画像と、受話拒否画像と、現在リンギング中であることを表すステータス画像とが含まれる。そして、ランチャ実行部29は、本フローチャートによる処理を終了させる。
【0082】
なお、電話機能部15が着呼すると、報知部25は、所定のメッセージを表示部21に表示させてもよい。例えば、メッセージは、「操作画面を表示させる場所をタップしてください。」である。この場合、ランチャ実行部29は、特定時間タップを受け付ける。そして、その特定時間内にタップされない場合、ランチャ実行部29は、デフォルトの位置に、ランチャ画像を表示させる。デフォルトの位置は、アプリケーションプログラムに対応して設定された位置であってもよいし、前回表示されたときの位置であってもよい。
【0083】
以上、詳述したとおり、本発明の実施形態である通信端末装置50は、電話機能部15と、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行部26と、表示部21と、電話機能部15が着呼したことまたは通話中であることを表示部21に表示させるためのランチャを記憶するランチャ記憶部28と、電話機能部15が着呼した場合または通話中である場合、ランチャ記憶部28に記憶されたランチャを起動させ、アプリケーション実行部26によるアプリケーションプログラムの実行により表示部21に表示されるアプリケーション画面の所定の位置に、ランチャ画像を表示させるランチャ実行部29と、を備える。
この構成により、通信端末装置50は、アプリケーションプログラムの実行中に着呼した場合に、アプリケーション画面の所定の位置にランチャ画像を表示させることができる。
【0084】
なお、通信端末装置50において、ランチャ画像の表示位置を表す位置情報をアプリケーションプログラムごとに記憶する位置情報記憶部34、を更に備え、ランチャ実行部29は、アプリケーション実行部26が実行するアプリケーションプログラムに応じて位置情報記憶部34から読み出した位置情報が示す表示位置に、ランチャ画像を表示させてもよい。
これにより、通信端末装置50は、アプリケーションプログラムごとに、ランチャ画像の表示位置を決めておくことができる。
【0085】
また、通信端末装置50において、アプリケーション実行部26によりアプリケーションプログラムが実行された際のランチャ画像の表示位置を示す位置情報により、位置情報記憶部34に記憶された位置情報を更新する位置更新部35、を更に備えてもよい。
これにより、例えば、着呼中にランチャ画像がドラッグされることにより表示位置が変更された場合、ランチャの次回起動時には、当該変更された表示位置にランチャ画像を表示させることができる。
【0086】
また、通信端末装置50において、ランチャ記憶部28は、アプリケーションプログラムの種類に応じてランチャ画像を記憶し、ランチャ実行部29は、アプリケーション実行部26が実行するアプリケーションプログラムに対応するランチャ画像をランチャ記憶部28から読み出して前記ランチャ画像を表示させてもよい。
【0087】
また、本発明の実施形態である通信端末装置50aは、アプリケーション画面の内容を解析する解析部36、を更に備え、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面における、解析部36の解析結果に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
例えば、通信端末装置50aにおいて、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面における、時間方向の画素の変化の度合が所定レベル以下である範囲内に、ランチャ画像を表示させてもよい。
これにより、例えば、動きがある映像部分や、動きがあるゲーム画像部分を除く領域、つまり、ユーザの注目度が低い領域に、ランチャ画像を表示させることができる。
【0088】
また、本発明の実施形態である通信端末装置50bは、タッチパネル22と、タッチパネル22における操作の位置の履歴を記憶する操作履歴記憶部37と、を更に備え、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面の、操作履歴記憶部37に記憶された操作の位置の履歴に基づいた範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
例えば、通信端末装置50bにおいて、ランチャ実行部29は、アプリケーション画面の、操作の回数が所定回数以下である位置を含む範囲内に、ランチャ画像を表示させる。
これにより、タッチパネル22のタップ操作の回数が所定回数を超える位置を除く領域に、ランチャ画像を表示させることができる。
【0089】
以上により、各実施形態の通信端末装置によれば、アプリケーションプログラムを実行中に着呼した場合において、ユーザビリティの優れたグラフィカルユーザインターフェースを実現することができる。
【0090】
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はその実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。