特許6405975IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

例えば自動車用のオルタネータ等の補機を回転駆動する為のプーリ装置、或いはエンジンのアイドルストップ時の補機駆動装置等に組み込んで使用する、一方向クラッチ及びこの一方向クラッチを構成する一方向クラッチ用ばねの改良

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、上述の様な事情に鑑み、ロック部材がスキューする事を抑制できると共に、弾性押圧部の撓みに基づき発生する応力を低く抑えられ、しかもロック部材の脱落防止を図れる、一方向クラッチ用ばねの構造を実現すると共に、この様な一方向クラッチ用ばねを備えた一方向クラッチを実現すべく発明したものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一方向クラッチ用ばね及び一方向クラッチのうち、請求項1に記載した一方向クラッチ用ばねは、前述した従来構造の第1例と同様に、弾性を有する金属板製で、基部と、1対の弾性押圧部と、1対の屈曲部とを備える。 このうちの基部は、一方向クラッチを構成する保持器に対して係止する為の部分であり、平板状の基板部を有する。 又、前記両弾性押圧部は、それぞれの先端部を、前記保持器により保持されたロ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
上述の様な構成を有する本発明の一方向クラッチ用ばねによれば、ロック部材がスキューする事を抑制できると共に、弾性押圧部の撓みに基づき発生する応力を低く抑えられる。しかも、前記ロック部材が保持器から脱落する事も有効に防止できる。
即ち、本発明の一方向クラッチ用ばねは、1対の弾性押圧部を、それぞれの長さ方向中間部で互いに交差させている為、これら両弾性押圧部の先端部同士の間隔(力点間距離)を確保し易くなると共に、これら両弾性押圧部の全長を長くできる。この為、一方向クラッチに組み込んだ状態(請求項2に記載した発明)で、前記両弾性押圧部の先端部を、前記ロック部材の転動面の軸方向両端寄り部分に当接させる事が可能になる。従って、このロック部材がスキューする事を有効に抑制できる。又、前記両弾性押圧部の先端部(力点)から、これら両弾性押圧部に作用する力を支承する部分(支点)までの距離を大きくできる。この為、これら両弾性押圧部の撓み量を小さく抑える事ができて、屈曲部に発生する応力を低く抑えられる。しかも、前記両弾性押圧部の先端部に、抜け止め部を設けている為、外輪相当部材を組み付ける以前の状態で、この抜け止め部を前記保持器から径方向外方に抜け出そうとする前記各ロック部材に係合させる事により、これら各ロック部材が前記保持器から径方向外方に脱落する事を有効に防止できる。従って、一方向クラッチの組立作業の作業効率の向上、及び、搬送作業の作業性の向上を図れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態の1例のローラクラッチを組み込んだプーリ装置を示す斜視図。

【図2】同じくローラクラッチを、1対のサポート軸受と共にスリーブに外嵌した状態で示す斜視図。

【図3】同じくローラクラッチを取り出し、1個のばねを残して残りのばねを取り外した状態で示す部分拡大斜視図。

【図4】同じく図3の上方から見た平面図。

【図5】同じく1個のばねを残して残りのばねを取り外した状態で示すローラクラッチの断面図。

【図6】同じく組立状態を示す、図5のA部に相当する拡大図。

【図7】同じく搬送状態を示す、図5のA部に相当する拡大図。

【図8】同じくばねを取り出して示す斜視図。

【図9】力点間距離X及び力点と支点との距離Yを説明する為に示す模式図。

【図10】従来構造の第1例のローラクラッチを組み込んだローラクラッチ内蔵型のプーリ装置を示す断面図。

【図11】図10のB−B断面図。

【図12】保持器とばねとを取り出して示す部分切断斜視図。

【図13】ローラクラッチの変形例を示す図11と同様の図。

【図14】従来構造の第1例のローラクラッチに関して、力点間距離X及び力点と支点との距離Yを説明する為に示す模式図。

【図15】従来構造の第2例のローラクラッチを示す部分切断斜視図。

【図16】同じく図14に相当する図。

【図17】ローラクラッチを搬送する状態の1例を示す断面図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、1a ローラクラッチ内蔵型プーリ装置   2、2a スリーブ   3、3a 従動プーリ   4、4a サポート軸受   5、5a、5b、5c ローラクラッチ   6 大径部   7、7a、7b クラッチ用内輪   8、8a クラッチ用外輪   9 ローラ   10、10a、10b 保持器   11、11a、11b ばね   12、12a 円筒面   13、13a カム面   14、14a 凹部   15、15a リム部   16、16a、16b 柱部   17、17a 突片   18 後方支持板部   19 前方支持板部   20 突出部   21、21a ポケット   22、22a、22b 基部   23、23a、23b1、23b2 弾性押圧部   24、24a 屈曲部   25 支持筒   26 回転軸   27 基板部   28 抱持部   29 張出抜け止め片   30 切り欠き部   31a、31b 挟持部   32 覆い部   33 係止凹溝   34a、34b 挿通凹部   35 幅広部   36 抜け止め部

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