特許6406460IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置に関し、特にモータを駆動制御する際に実行される2相の電流指令値又は電圧指令値から3相の電流指令値又は電圧指令値への変換を少ない演算量で可能とする電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に開示された装置では、dq座標変換及びdq座標逆変換を行う演算において、処理負荷がかかる三角関数及び平方根を使用している。よって、これらの演算をマイコン等で実行する場合は、多くの演算時間を要してしまい、回路等のロジック設計で対応する場合は、コストが増加し、設計変更等への対応を柔軟に行うことが困難となってしまう。 本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、電動パワーステアリング装置に搭載されたモータ、特に3相ブラシレスモータを駆動制御する際に実行される2相の指令値(電流指令値又は電圧指令値)から3相の指令値への変換での演算を簡略化し、演算量の負荷を低減することにより、マイコン等への搭載を可能にする電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、電流指令値に基づいてモータを駆動制御し、前記モータにより車両のステアリング機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置の制御方法に関し、本発明の目的は、前記電流指令値より演算される2相の指令値を3相の指令値に変換する変換ステップを有し、前記変換ステップは、前記2相の指令値から成るベクトルに対する領域を6つのセクタに分割し、前記セクタ毎に予め定義された簡略化された演算方法・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御方法及び制御装置によれば、3相ブラシレスモータ等の駆動制御における2相の指令値から3相の指令値への変換を、セクタ単位で定義された空間ベクトル変調の簡易演算方法で行うことにより、三角関数等の処理負荷がかかる演算を削減し、演算量負荷を改善することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】電動パワーステアリング装置の概要を示す構成図である。

【図2】電動パワーステアリング装置のコントロールユニット(ECU)の構成例を示すブロック図である。

【図3】dq回転座標系とαβ固定座標系の関係を示す図である。

【図4】αβ固定座標系とUVW固定座標系の関係を示す図である。

【図5】αβ固定座標系からUVW固定座標系への従来の変換式の導出を説明するための図である。

【図6】セクタ特定で使用するα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値の符号の関係を示す図である。

【図7】セクタ特定で使用するα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値の比較について説明するための図である。

【図8】αβ固定座標系からUVW固定座標系への本発明での変換式の導出を説明するための図である。

【図9】αβ固定座標系からUVW固定座標系への本発明での変換式の導出を説明するための図である。

【図10】本発明の構成例(第1実施形態)を示すブロック図である。

【図11】本発明の動作例(第1実施形態)を示すフローチャートである。

【図12】本発明の構成例(第2実施形態)を示すブロック図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 ハンドル   2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)   10 トルクセンサ   12 車速センサ   14 舵角センサ   20 モータ   30 コントロールユニット(ECU)   31 電流指令値演算部   50 モータ角速度演算部   60 dq軸電流指令値算出部   70 3相/2相変換部   80、90 PI制御部   100 αβ座標変換部   110、111 変換部

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