特許第6407239号(P6407239)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6407239垂直型プローブモジュールのプローブホルダー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6407239
(24)【登録日】2018年9月28日
(45)【発行日】2018年10月17日
(54)【発明の名称】垂直型プローブモジュールのプローブホルダー
(51)【国際特許分類】
   G01R 1/06 20060101AFI20181004BHJP
   H01L 21/66 20060101ALI20181004BHJP
【FI】
   G01R1/06 D
   H01L21/66 B
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-232748(P2016-232748)
(22)【出願日】2016年11月30日
(65)【公開番号】特開2017-102117(P2017-102117A)
(43)【公開日】2017年6月8日
【審査請求日】2016年12月1日
(31)【優先権主張番号】104140230
(32)【優先日】2015年12月1日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】505469551
【氏名又は名称】旺▲夕▼科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(72)【発明者】
【氏名】陳宗毅
(72)【発明者】
【氏名】陳世欣
【審査官】 山崎 仁之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−145279(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0128028(US,A1)
【文献】 特開平10−125426(JP,A)
【文献】 特開2006−003252(JP,A)
【文献】 特開2004−347427(JP,A)
【文献】 特開2002−090410(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01R 1/06
H01L 21/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下ガイドプレート、中ガイドプレート、少なくとも一つの上ガイドプレート、および少なくとも一つの補強板を備え、
前記下ガイドプレートは、複数の下方穿孔を有し、複数のプローブは複数の前記下方穿孔に差し込まれ、装着され、
前記中ガイドプレートは、前記下ガイドプレートの上に固定され、少なくとも一つの貫通溝を有し、複数の前記下方穿孔は前記中ガイドプレートの前記貫通溝の下方に位置し、複数の前記プローブは前記中ガイドプレートの前記貫通溝を貫通し、
少なくとも一つの前記上ガイドプレートは、前記中ガイドプレートの上に固定され、複数の上方穿孔を有し、複数の前記上方穿孔は前記中ガイドプレートの前記貫通溝の上方に位置し、複数の前記プローブは複数の前記上方穿孔に差し込まれ、装着され、
少なくとも一つの前記補強板は、前記中ガイドプレートの前記貫通溝のサイズより小さく、前記中ガイドプレートの少なくとも一つの前記貫通溝内に固定され、複数の中間穿孔を有し、複数の前記プローブは複数の中間穿孔に差し込まれ、装着されることを特徴とする、
垂直型プローブモジュールのプローブホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プローブカードのプローブモジュールに関し、詳しくは垂直型プローブモジュールのプローブホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体チップテストを行う際、テスターはプローブカードを測定対象(Device Under Test,DUT)に電気的に接触させ、信号伝送および信号の解析を進めることによって測定結果を求める。
従来のプローブカードは回路基板およびプローブモジュールから構成されるか、それらおよびスペーストランスフォーマから構成される。スペーストランスフォーマは回路基板とプローブモジュールとの間に配置される。従来の垂直型プローブモジュールはホルダーと、ホルダーを縦方向に貫通する複数の垂直型プローブ(vertical probe)とを備える。複数の垂直型プローブ、例えポコピン(pogo pin)は測定対象の電気接点に対応するように配列され、同時に測定対象の電気接点にプロービングを行う。
【0003】
上述した垂直型プローブモジュールのプローブホルダーは、順に重なる上ガイドプレート、中ガイドプレートおよび下ガイドプレートを有する。上ガイドプレートおよび下ガイドプレートは複数の穿孔を有する。中ガイドプレートは上ガイドプレートと下ガイドプレートとの間に配置され、中空状を呈する。即ち中央に貫通溝を有する。つまり、上ガイドプレートの穿孔と下ガイドプレートの穿孔との間には貫通溝がある。
垂直型プローブは上ガイドプレートの穿孔、中ガイドプレートの貫通溝および下ガイドプレートの穿孔を貫通し、先端が下ガイドプレートに突出し、測定対象の電気接点にプロービングを行う。
【0004】
測定対象の電気接点が非常に密集するのに対し、プローブモジュールにプローブを密集させ、大量に分布させる必要がある。プローブモジュールが同時に複数の測定対象にプロービングをできる平行測定プローブモジュール(Multi−DUT probe head)である場合、さらにたくさんのプローブが必要である。
しかしながら、中ガイドプレートは中空状を呈するため、プローブモジュールの剛性を低下させるだけでなく、上ガイドプレートと下ガイドプレートとを弾性的に変形させる空間を生じる。かつプローブモジュールの大量のプローブが同時にプロービングを行う際に生じた反発力はプローブモジュールを湾曲させやすい。特に、平行測定プローブモジュール(Multi−DUT probe head)のホルダーはガイドプレートの面積および中ガイドプレートの貫通溝の範囲が大きく、かつプローブの数が多ければ反発力が大きくなるため、湾曲および変形が起こりやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した欠点に鑑み、剛性が比較的よく、湾曲および変形を抑制できる垂直型プローブモジュールのプローブホルダーを提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するための垂直型プローブモジュールのプローブホルダーは下ガイドプレート、中ガイドプレート、少なくとも一つの上ガイドプレートおよび少なくとも一つの補強板を備える。下ガイドプレートは複数の下方穿孔を有し、複数のプローブは複数の下方穿孔に差し込まれ、装着される。中ガイドプレートは下ガイドプレートの上に固定され、少なくとも一つの貫通溝を有する。少なくとも一つの貫通溝は下方穿孔の上方に位置し、複数のプローブに貫通される。少なくとも一つの上ガイドプレートは中ガイドプレートの上に固定され、複数の上方穿孔を有する。複数の上方穿孔は中ガイドプレートの貫通溝の上方に位置し、複数のプローブは複数の上方穿孔に差し込まれ、装着される。少なくとも一つの補強板は中ガイドプレートの少なくとも一つの貫通溝内に固定され、複数の中間穿孔を有し、複数のプローブは複数の中間穿孔に差し込まれ、装着される。
【0007】
本発明によるプローブホルダーは少なくとも一つの補強板を有するため、剛性が向上することによって湾曲および変形を抑制することができる。特に少なくとも一つの補強板と少なくとも一つの貫通溝とが相互に補い合う形に製作されれば、剛性がさらに良くなる。少なくとも一つの補強板は少なくとも一つの貫通溝内に固定され、ねじによって下ガイドプレートに締め付けられるが、これに限らない。
【0008】
比較的好ましい場合、中ガイドプレートは貫通溝の少なくとも一つの辺縁部に突出した補強部を有する。中ガイドプレートの補強部はねじによって下ガイドプレートに固定され、プローブホルダーの剛性を向上させる。さらに好ましい場合、中ガイドプレートは貫通溝に二つの相対する補強部を有する、即ち、貫通溝の二つの相対する辺縁部に補強部を有し、良好な剛性を達成する。
【0009】
比較的好ましい場合、下ガイドプレートは複数の中ガイドプレートの貫通溝に入り込む突起部を有する。少なくとも一つの補強板はねじによって下ガイドプレートの突起部に固定される。さらに好ましい場合、下ガイドプレートの突起部は二つの突起辺部を含む。二つの突起辺部は中ガイドプレートの貫通溝の二つの相対する辺縁部に位置する。一方、中ガイドプレートは貫通溝の二つの相対する辺縁部に突出した二つの補強部を有する。下ガイドプレートの突起部は二つの補強部の間に位置する中央突起部を含む。上述した手段により、下ガイドプレートの突起部はプローブホルダーの剛性を向上させ、中ガイドプレートと下ガイドプレートとを相互に安定させることができる。中央突起部は相当な範囲の貫通溝の中央に支持効果を生じ、良好な剛性を達成することができる。
【0010】
比較的好ましい場合、プローブホルダーはさらに測定対象に対応する複数の検測エリアを有する。補強部および中央突起部は二つの隣り合う検測エリアの間に位置する。言い換えれば、プローブホルダーが平行測定プローブモジュール(Multi−DUT probe head)のプローブホルダーになる場合、補強板、補強部および突起部はプローブホルダーの剛性を効果的に向上させることができる。補強部および中央突起部は相互に隣り合って相当な距離を置く検測エリアの間に支持効果を生じ、良好な剛性を達成する。
【0011】
比較的好ましい場合、プローブホルダーは複数のプローブ装着ブロックを有する。プローブ装着ブロックは上ガイドプレート、補強板および貫通溝を有する。複数のプローブ装着ブロックは同じ下ガイドプレートおよび同じ中ガイドプレートを共用する。言い換えれば、複数枚の上ガイドプレートおよび補強板と、単一の中ガイドプレートおよび下ガイドプレートとを組み合わせてプローブホルダーを製作する設計はプローブホルダーの剛性を効果的に向上させることができる。
【0012】
本発明による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーの詳細な構造、特徴、組み立てまたは使用方法について、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。
また、以下の詳細な説明および本発明により提示された実施形態は本発明を説明するための一例に過ぎず、本発明の請求範囲を限定できないことは、本発明にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーを示す斜視図である。
図2】本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーを示す分解斜視図である。
図3】本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーにおいて下ガイドプレートおよび中ガイドプレートが結合した状態を示す斜視図である。
図4】本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーにおいて下ガイドプレート、中ガイドプレートおよび二つの補強板が結合した状態を示す斜視図である。
図5】本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーを示す平面図である。
図6図5中の6−6線に沿った断面図である。
図7図5中の7−7線に沿った断面図である。
図8図5中の8−8線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明による垂直型プローブモジュールのプローブホルダーを図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による垂直型プローブモジュールのプローブホルダー10は、下ガイドプレート20、中ガイドプレート30、二つの上ガイドプレート40および二つの補強板50を備える。
【0015】
本実施形態において、プローブホルダー10は同時に複数の測定対象にプロービングをできる平行測定プローブモジュール(Multi−DUT probe head)に適用される。詳しく言えば、プローブホルダー10は四つの検測エリア12(図1参照)を有する。
検測エリア12は測定対象(図中未表示)に対応する。プローブホルダー10の四つの検測エリア12にプローブ(図中未表示)が配置してあれば、同時に四つの測定対象にプロービングを行うことができる。上述したとおり、本発明によるプローブホルダーは同時に複数の測定対象にプロービングをできるが、これに限らない。つまり、本発明によるプローブホルダーは単一の検測エリアしかなくてもよい。
【0016】
図2に示すように、中ガイドプレート30は中空状を呈し、二つの貫通溝32を有する。貫通溝32は二つの相対する辺縁部321、322に突出した補強部34を有する。二つの補強部34は相当な範囲の貫通溝32を二つの連なるプローブ格納エリア36に分割する。
二つの補強板50と二つの貫通溝32とは相互に補い合う形に製作される。詳しく言えば、補強板50の外の輪郭の形は貫通溝32の内側の形と同じであるが、補強板50のサイズは貫通溝32のサイズより小さい。
【0017】
図3に示すように、中ガイドプレート30は八つのねじ61によって下ガイドプレート20の上に固定される。そのうちの四つのねじ61によって四つの補強部34は下ガイドプレート20に固定される。
図6および図8に示すように、ねじ61は下ガイドプレート20の下方から下ガイドプレート20を貫通し、中ガイドプレート30に締め付けられる。下ガイドプレート20は四つのプローブ貫通エリア22と、それらに形成された複数の下方穿孔24とを有する。プローブ貫通エリア22はプローブ格納エリア36に対応する。下方穿孔24は対応するプローブ格納エリア36の下方に位置する。複数のプローブ(図中未表示)は下ガイドプレート20の下方穿孔24に差し込まれ、装着され、中ガイドプレート30の貫通溝32を貫通する。
【0018】
図4に示すように、二つの補強板50は五つのねじ62によって下ガイドプレート20に固定され、かつ中ガイドプレート20の二つの貫通溝32内に配置される。
図6および図8に示すように、ねじ62は補強板50の上方から補強板50を貫通し、下ガイドプレート20に締め付けられる。補強板50は下ガイドプレート20に固定されるが、これに限らない。つまり、貫通溝32内に補強板50を固定することさえできればよい。二つの補強板50はそれぞれ二つのプローブ貫通エリア52と、それらに形成された複数の中間穿孔54とを有する。プローブ貫通エリア52はプローブ格納エリア36内に位置する。複数のプローブは複数の中間穿孔54に差し込まれ、装着される。
【0019】
図1に示すように、本実施形態において、プローブホルダー10は二つのプローブ装着ブロック14を有する。プローブ装着ブロック14は二つの検測エリア12、上ガイドプレート40、補強板50および貫通溝32を有する。二つのプローブ装着ブロック14は同じ下ガイドプレート20および同じ中ガイドプレート30を共用する。
【0020】
図3に示すように、本実施形態において、下ガイドプレート20は二つのプローブ装着ブロック14に二つの突起辺部26および一つの中央突起部28を別々に有する。二つの突起辺部26および一つの中央突起部28は下ガイドプレート20に締め付けられる三つの着脱可能な板体であるか、図6および図8に示すように、下ガイドプレート20の基板と一体成型される。基板は二つの面積の比較的大きい突起辺部26および一つの面積の比較的小さい中央突起部28を含む。
突起辺部26および中央突起部28は中ガイドプレート30の貫通溝32に入り込む。貫通溝32において、中央突起部28は二つの相対する辺縁部321、322に突出した補強部34の間に位置する。二つの突起辺部26は別の二つの相対する辺縁部323、324に位置する。補強板50は突起辺部26および中央突起部28に固定される。
【0021】
図5および図7に示すように、二つの上ガイドプレート40はそれぞれ八つのねじ63によって中ガイドプレート30に固定される。ねじ63は上ガイドプレート40の上方から上ガイドプレート40を貫通し、中ガイドプレート30に締め付けられる。
図2に示すように、二つの上ガイドプレート40はそれぞれ二つのプローブ貫通エリア42と、それらに形成された複数の上方穿孔44とを有する。プローブ貫通エリア42はプローブ格納エリア36に対応する。上方穿孔44は対応するプローブ格納エリア36の上方に位置する。複数のプローブは上方穿孔44に差し込まれ、装着される。
【0022】
言い換えれば、プローブは上方穿孔44、中間穿孔54、下方穿孔24に差し込まれ、装着され、貫通溝32を貫通する。検測エリア12に配置されるプローブの数は非常に多い(約1000本から5000本)。それに対し、数がプローブと同じで孔径が非常に小さい穿孔24、44、54はプローブ貫通エリア22、42、52に密集するように形成される。
本実施形態では、図面を簡単化し、穿孔を明確にするために、プローブ貫通エリア22、42、52には五つの穿孔24、44、54のみが表示される。また、図面の比率と実物の比率とは一致しない。
【0023】
上述したとおり、プローブホルダー10は補強板50を有するため、剛性が向上する。プローブホルダー10に差し込まれて配置された大量のプローブが同時に測定対象にプロービングを行う際、プローブホルダー10は非常に大きい反発力に耐えても湾曲および変形を避けることができる。特に補強板50と貫通溝32とが相互に補い合う形に製作されれば、剛性がさらに良くなる。
一方、中ガイドプレート30の貫通溝32の辺縁部321、322に位置する補強部34と、下ガイドプレート20に位置する突起辺部26および中央突起部28とはプローブホルダー10の剛性を向上させることができる。特に突起辺部26および中央突起部28はさらに中ガイドプレート30と下ガイドプレート20とを相互に安定させることができる。また、本実施形態は複数の補強板50を貫通溝32内に配置し、かつプローブの長さに応じて重なる補強板50の枚数を調整することができる。
【0024】
プローブホルダー10が平行測定プローブモジュール(Multi−DUT probe head)に適用される際、複数の検測エリア12はプローブホルダー10に配置され、同じ貫通溝32は少なくとも二つ以上の検測エリア12に共用される。このような配置によって設計の便をはかることができる。
隣り合う検測エリア12の間に適当な距離を置く必要があるため、貫通溝32は相当な範囲に保持される。補強部34および中央突起部28は二つの隣り合う検測エリア12の間に位置するため、貫通溝32および補強板50の中央に支持効果を生じることができるだけでなく、同じプローブ装着ブロック14の隣り合う検測エリア12の間に支持効果を生じることができる。従って、剛性がさらに良好になる。
【0025】
本発明によるプローブホルダーは上述に限らず、複数枚の上ガイドプレートおよび補強板と、単一の中ガイドプレートおよび下ガイドプレートとを組み合わせる方式を採用してもよい。例えば、本実施形態において、プローブホルダー10は二つの上ガイドプレート40および二つの補強板50が単一の中ガイドプレート30および単一の下ガイドプレート20の上に配置されるため、剛性を効果的に向上させることができる。
【0026】
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
【符号の説明】
【0027】
10 プローブホルダー
12 検測エリア
14 プローブ装着ブロック
20 下ガイドプレート
22 プローブ貫通エリア
24 下方穿孔
26 突出辺部
28 中央突起部
30 中ガイドプレート
32 貫通溝
321、322、323、324 辺縁部
34 補強部
36 プローブ格納エリア
40 上ガイドプレート
42 プローブ貫通エリア
44 上方穿孔
50 補強板
52 プローブ貫通エリア
54 中間穿孔
61、62、63 ねじ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8