特許第6408385号(P6408385)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6408385予約装置、録画装置、予約方法、録画方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6408385
(24)【登録日】2018年9月28日
(45)【発行日】2018年10月17日
(54)【発明の名称】予約装置、録画装置、予約方法、録画方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/761 20060101AFI20181004BHJP
   H04N 21/472 20110101ALI20181004BHJP
   G11B 20/10 20060101ALI20181004BHJP
   G11B 27/00 20060101ALI20181004BHJP
   G11B 27/34 20060101ALI20181004BHJP
【FI】
   H04N5/761
   H04N21/472
   G11B20/10 301Z
   G11B27/00 D
   G11B27/34 S
【請求項の数】9
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2015-5376(P2015-5376)
(22)【出願日】2015年1月14日
(65)【公開番号】特開2016-131336(P2016-131336A)
(43)【公開日】2016年7月21日
【審査請求日】2017年9月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】小田 守
(72)【発明者】
【氏名】宮田 隆
(72)【発明者】
【氏名】大和田 貴之
(72)【発明者】
【氏名】上原 亘
(72)【発明者】
【氏名】田中 健吾
(72)【発明者】
【氏名】浅尾 和央
(72)【発明者】
【氏名】岩崎 宏之
(72)【発明者】
【氏名】潮田 将徳
(72)【発明者】
【氏名】平井 健一
【審査官】 松元 伸次
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−288687(JP,A)
【文献】 特開2007−300412(JP,A)
【文献】 特開2008−271114(JP,A)
【文献】 特開2009−141894(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G11B20/10−20/16
27/00−27/34
H04N5/76−5/775
5/80−5/956
7/10
7/14−7/173
7/20−7/56
21/00−21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置において、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定する文字判定部と、
該文字判定部が前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始する予約開始部と、
前記予約開始部が録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させる番組表示部と、
前記番組表示部に表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時計部で計時した時刻に基づいて、前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であるか否かを判定する判定部とを備え、
前記番組表示部は、前記判定部で前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であると判定した場合、前記番組に基づく画像の代わりに、第1話放送前に関する情報を表示させる
予約装置。
【請求項2】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置において、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定する第1文字判定部と、
該第1文字判定部が前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始する予約開始部と、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定する第2文字判定部と、
前記予約開始部が録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させる番組表示部と、
前記番組表示部に表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時計部で計時した時刻に基づいて、前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であるか否かを判定する判定部とを備え、
前記番組表示部は、前記判定部で前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であると判定した場合、前記番組に基づく画像に、最終話放送終了に関する情報を重ねて表示させる
予約装置。
【請求項3】
所定の周期で放送される一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定する文字判定部、及び
該文字判定部が前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始する予約開始部を備える予約装置と、
前記一連の番組を録画する録画部と、
該録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させる再生部と、
前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を録画してからの時間を計時する計時部と、
該計時部で計時した時間が所定の時間を超えたか否かを判定する時間判定部と、
該時間判定部が前記計時部で計時した時間が所定の時間を超えたと判定した場合、前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を前記再生部で再生させたか否かを判定する再生判定部と、
記再生部で前記番組を再生させなかったと前記再生判定部で判定した場合、前記録画部で録画した一連の番組を消去する消去部と
を備える録画装置。
【請求項4】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置における予約方法において、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させ、
表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時刻に基づいて、前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であるか否かを判定し、
前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であると判定した場合、前記番組に基づく画像の代わりに、第1話放送前に関する情報を表示させる
処理を予約装置が実行する予約方法。
【請求項5】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置における予約方法において、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、
録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させ、
表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時刻に基づいて、前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であるか否かを判定し、
前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であると判定した場合、前記番組に基づく画像に、最終話放送終了に関する情報を重ねて表示させる
処理を予約装置が実行する予約方法。
【請求項6】
所定の周期で放送される一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
前記一連の番組を録画し、
録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させ、
前記録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を録画してからの時間を計時し、
計時した時間が所定の時間を超えたか否かを判定し、
計時した時間が所定の時間を超えたと判定した場合、前記録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させたか否かを判定し、
前記番組を再生させなかったと判定した場合、前記録画した一連の番組を消去する
処理を録画装置が実行する録画方法。
【請求項7】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置に用いられるプログラムにおいて、
該予約装置に、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させ、
表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時刻に基づいて、前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であるか否かを判定し、
前記所定の特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であると判定した場合、前記番組に基づく画像の代わりに、第1話放送前に関する情報を表示させる
処理を実行させるプログラム。
【請求項8】
所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置に用いられるプログラムにおいて、
該予約装置に、
前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、
録画の予約を開始した複数の一連の番組について番組に基づく画像を表示させ、
表示される前記複数の一連の番組について、前記一連の番組の番組情報及び時刻に基づいて、前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であるか否かを判定し、
前記所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であると判定した場合、前記番組に基づく画像に、最終話放送終了に関する情報を重ねて表示させる
処理を実行させるプログラム。
【請求項9】
所定の周期で放送される一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれるか否かを判定し、
前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の特殊文字が含まれると判定した場合、前記特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、
前記一連の番組を録画し、
録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させ、
前記録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を録画してからの時間を計時し、
計時した時間が所定の時間を超えたか否かを判定し、
計時した時間が所定の時間を超えたと判定した場合、前記録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させたか否かを判定し、
前記番組を再生させなかったと判定した場合、前記録画した一連の番組を消去する
処理を録画装置に実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放送された番組を予約する予約装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、番組表を取得し、取得した番組表に第1回目の放送であることを表す文字が含まれているか否かを判定し、取得した番組表に第1回目の放送であることを表す文字が含まれている場合、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する技術が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−33631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示された技術では、一連の番組の録画の予約を解除するタイミングが判断できないため、一連の番組が放送を終了した後、同じ放送時間帯に録画の予約をしつづけることで他の番組を録画してしまうという問題がある。
【0005】
一つの側面では、一連の番組の録画の予約を適切に行うことができる予約装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の予約装置は、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置において、前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定する第1文字判定部と、該第1文字判定部が前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始する予約開始部と、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定する第2文字判定部と、該第2文字判定部が前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する予約解除部とを備える。
【0007】
一態様の予約装置は、複数の一連の番組の名称を表示させる番組表示部を備える。
【0008】
一態様の予約装置は、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報及び時計部で計時した時刻に基づいて所定の第1特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であるか否かを判定する第1判定部と、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報及び時計部で計時した時刻に基づいて所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であるか否かを判定する第2判定部とを備え、前記番組表示部は、前記第1判定部で所定の第1特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であると判定した場合、第1話放送前に関する情報を表示させ、前記第2判定部で所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であると判定した場合、放送終了に関する情報を表示させる。
【0009】
一態様の録画装置は、予約装置と、前記一連の番組を録画する録画部と、該録画部で録画された一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させる再生部とを備える。
【0010】
一態様の録画装置は、前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を録画してからの時間を計時する計時部と、該計時部で計時した時間が所定の時間を超えたか否かを判定する時間判定部と、該時間判定部が前記計時部で計時した時間が所定の時間を超えたと判定した場合、前記再生部で前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させたか否かを判定する再生判定部と、前記再生判定部で前記再生部で前記番組を再生させなかったと判定した場合、前記録画部で録画した一連の番組を消去する消去部とを備える。
【0011】
一態様の録画装置は、前記録画部で録画した一連の番組の消去又は複製を行う処理部を備える。
【0012】
一態様のプログラムは、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置に用いられるプログラムにおいて、該予約装置に、前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する処理を実行させる。
【0013】
一態様の予約方法は、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置における予約方法において、前記一連の番組を特定するための番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0014】
一態様によれば、一連の番組の録画の予約を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本実施形態に係る情報処理システムを説明する説明図である。
図2】録画装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図3】シリーズ番組情報DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図4】設定情報DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図5】番組情報DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図6】シリーズ番組を選択するための選択画面の一例を示す図である。
図7】シリーズ番組を録画する設定を示す設定画面の一例を示す図である。
図8】シリーズ番組内に含まれる各番組を選択する番組選択画面の一例を示す図である。
図9】シリーズ番組を特定するための番組表の一例を示す図である。
図10】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図11】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図12】シリーズ番組情報DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図13】選択画面の一例を示す図である。
図14】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図15】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図16】番組情報DBに格納されているデータの一例を示す図である。
図17】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図18】シリーズ番組を一括で消去するための一括消去欄を表示した選択画面の一例を示す図である。
図19】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
図20】シリーズ番組内の全ての番組を複製するための一括複製欄を表示した選択画面の一例を示す図である。
図21】本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
実施の形態1
以下本実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る情報処理システムを説明する説明図である。本実施の形態に係る録画装置1は、テレビジョン放送により放送された番組を録画する録画装置である。録画装置1は、テレビジョン受信機又はプロジェクタ等の表示装置2に接続されている。送信機3は各種の操作ボタンによりユーザからの指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて録画装置1を操作する操作信号を録画装置1へ送信する。録画装置1は送信機3から送信された操作信号に基づいて番組の録画を予約する。録画装置1は予約に基づいて番組を録画し、録画した番組を表示装置2に表示させる。
【0017】
図2は録画装置1のハードウェア群を示すブロック図である。図2に示す録画装置1は予約装置10、光ディスクドライブ180及びHDD(Hard Disc Drive)181を備える。予約装置10はCPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、RAM13、受信部14、インターフェイス15、チューナ16、計時部(時計部)17及びIF部18を備える。
【0018】
CPU11は、バスを介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は例えば一もしくは複数のCPU又はマルチコアCPU等を備える。CPU11は、記憶部12に記憶されたプログラム12Pに従いハードウェアの各部を制御する。
【0019】
記憶部12は例えばハードディスクまたは大容量メモリ等である。記憶部12にはCPU11が処理を行う際に必要とする種々のデータ、シリーズ番組情報DB121、設定情報DB122、番組情報DB123及びプログラム12Pを格納する。
【0020】
RAM13は例えばSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等である。RAM13は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
【0021】
受信部14は送信機3からの信号を受信する。受信部14は、使用者によって操作された送信機3から信号を受信し、CPU11は、受信部14が受信した信号に応じた処理を実行する。IF部18はインターフェイスであり、光ディスクドライブ180及びHDD181に接続され、光ディスクドライブ180及びHDD181との間で信号の送受信を行う。
【0022】
チューナ16は図示しないアンテナに接続され、アンテナを通じて、テレビジョン放送による放送信号を受信する。CPU11は受信した放送信号をチューナ16から取得し、取得した放送信号をデコードすることにより映像信号を生成する。CPU11は生成した映像信号をエンコードして動画(番組)に変換する。CPU11は変換した番組をHDD181又はDVDドライブもしくはブルーレイディスクドライブ等の光ディスクドライブ180に記憶する。なお、CPU11は放送信号をデコードせず、直接番組をHDD181又は光ディスクドライブ180に記憶してもよい。また、録画装置1は光ディスクドライブ180を備えたが、その他の記憶デバイスを備えた形態であってもよい。またチューナ16は放送信号を介して提供される番組表51を受信する。番組表51には番組に関する情報を示す番組情報が記憶されている。
【0023】
インターフェイス15は、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)又はCEC(Consumer Electronics Control)の規格に従った制御データを表示装置2との間で送受信する。計時部17は、例えば現在の時点における時刻を計時し、CPU11の要求に従って、計時結果をCPU11に出力する。
【0024】
図3はシリーズ番組情報DB121に格納されているデータの一例を示す図である。シリーズ番組情報DB121はシリーズ番組に関するシリーズ番組情報を記憶するデータベースである。シリーズ番組とは放送局から所定の周期で放送される一連の番組である。所定の周期とは例えば1日、1週間の内月曜日から木曜日、1週間の内月曜日から金曜日又は1週間等である。シリーズ番組情報とは例えば、シリーズ番組の名称、シリーズ番組が放送される放送曜日、シリーズ番組が放送される放送時間、シリーズ番組が放送される放送局、シリーズ番組に出演する出演者、シリーズ番組を録画した回数、シリーズ番組の種類等である。
【0025】
シリーズ番組情報DB121はシリーズ番組列、曜日列、放送時間列、放送局列、出演者列、録画数列及び種類列等を備える。シリーズ番組列にはシリーズ番組の名称が記憶される。曜日列には放送曜日が記憶される。放送時間列にはシリーズ番組が放送される放送時間が記憶される。放送局列にはシリーズ番組が放送される放送局が記憶される。出演者列にはシリーズ番組に出演する出演者が記憶される。録画数列にはシリーズ番組を録画した回数が記憶される。種類列にはシリーズ番組の種類が記憶される。種類列には例えば、ドラマ又はアニメ等が記憶される。なお、シリーズ番組の種類はドラマ又はアニメに限られず、バラエティ、ドキュメンタリー又は映画等でもよい。CPU11は読み込んだ設定情報に基づいて、番組表51をチューナ16から取得する。CPU11は番組表51に基づいてシリーズ番組列、曜日列、放送時間列、放送局列、出演者列及び種類列が記憶される。CPU11は後述する番組情報DB123からシリーズ番組内の録画数を計数し、計数した録画数を録画列に記憶する。
【0026】
図4は設定情報DB122に格納されているデータの一例を示す図である。設定情報DB122はシリーズ番組の録画に関する設定を示す設定情報を記憶するデータベースである。設定情報DB122は許否列、放送時間列、放送局列及び種類列等を備える。許否列にはシリーズ番組を録画するか否かを示す許否情報が記憶される。許否列には例えば許可又は禁止が記憶される。許可とはシリーズ番組の録画を許可することを示す。禁止とはシリーズ番組の録画を禁止することを示す。放送時間列にはシリーズ番組を録画する時間帯が記憶される。放送局列にはシリーズ番組を録画する放送局が記憶される。放送局列には例えば「すべての地上デジタル放送のチャンネル」が記憶される。「すべての地上デジタル放送のチャンネル」とは地上デジタル放送を放送する放送局を示す。種類列には録画するシリーズ番組の種類が記憶される。CPU11は後述する設定画面31で選択を受け付けた設定情報を設定情報DB122に記憶する。
【0027】
図5は番組情報DB123に格納されているデータの一例を示す図である。番組情報DB123はシリーズ番組に含まれる複数の番組に関する情報を記憶するデータベースである。番組情報DB123はシリーズ番組列、サブタイトル列及び番組列等を備える。シリーズ番組列にはシリーズ番組の名称が記憶される。サブタイトル列にはシリーズ番組内の各番組の名称が記憶される。番組列にはシリーズ番組内の各番組が記憶される。CPU11は番組表51に基づいてシリーズ番組及びサブタイトルが記憶される。CPU11は計時部17で計時された現在の時刻が予約したシリーズ番組内の番組を放送する放送時間帯であると判定した場合、予約したシリーズ番組を録画する。CPU11は録画した番組を番組列に記憶する。
【0028】
図6はシリーズ番組を選択するための選択画面21の一例を示す図である。選択画面21はシリーズ番組欄21A、21B及び21C等により構成されるシリーズ番組欄210を備える。シリーズ番組欄210は上部に設けられた番組名欄212と、番組名欄212の下部に設けられた番組内容欄213と、番組内容欄213の右部に設けられた録画数欄214とを備える。シリーズ番組欄210はシリーズ番組を選択するための欄である。番組名欄212はシリーズ番組の名称を表示するための欄である。番組内容欄213は番組の内容を表示するための欄である。録画数欄214はシリーズ番組を録画した回数を表示するための欄である。
【0029】
選択画面21の具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11は選択画面21の表示を受け付ける。ユーザが送信機3で選択画面21を表示する操作信号を送信する。CPU11は操作信号を受信し、シリーズ番組情報DB121を参照し、表示装置2に選択画面21を表示させる。すなわちCPU11はシリーズ番組欄21Aの番組名欄212に「タイトルA」を表示させる。CPU11はシリーズ番組欄21Aの番組内容欄213に「月曜 午後1:00〜 放送局A 出演者A」を表示させる。CPU11はシリーズ番組欄21Aの録画数欄214に「8」を表示させる。
【0030】
CPU11はシリーズ番組欄21Bの番組名欄212に「タイトルB」を表示させる。CPU11はシリーズ番組欄21Bの番組内容欄213に「月曜 午後2:00〜 放送局B 出演者B」を表示させる。CPU11はシリーズ番組欄21Bの録画数欄214に「0」を表示させる。以下、同様であり、簡潔のため記載を省略する。
【0031】
図7はシリーズ番組を録画する設定を示す設定画面31の一例を示す図である。設定画面31は上部に設けられた録画ボタン32A及び32Bで構成される録画ボタン32と、録画ボタン32の下部に設けられた録画対象ボタン33A及び33Bで構成される録画対象ボタン33と、録画対象ボタン33の下部に設けられた放送局選択欄34と、放送局選択欄34の下部に設けられた録画時間帯欄35と、下部に設けられた完了ボタン37とを備える。録画ボタン32は録画を行うか否かを選択するためのボタンである。録画対象ボタン33は録画するシリーズ番組の種類を選択するためのボタンである。放送局選択欄34は録画する放送局を選択するための欄である。録画時間帯欄35は録画する時間帯を選択するための欄である。完了ボタン37は選択画面21に遷移するためのボタンである。
【0032】
設定画面31の具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11は設定画面31の表示を受け付ける。ユーザが送信機3で設定画面31の表示する操作信号を送信する。CPU11は操作信号を受信し、設定情報DB122を参照し、表示装置2に設定画面31を表示させる。ユーザが送信機3により録画ボタン32Aを選択する。CPU11は設定情報DB122の許否列に許可を記憶する。
【0033】
ユーザが送信機3により録画対象ボタン33Aを選択する。CPU11は設定情報DB122の種類列に「ドラマ」を記憶する。ユーザが送信機3により録画対象ボタン33Bを選択する。CPU11は設定情報DB122の種類列に「アニメ」を記憶する。
【0034】
ユーザが送信機3により放送局選択欄34に「すべての地上デジタル放送のチャンネル」を選択する。送信機3は放送局選択欄34に「すべての地上デジタル放送のチャンネル」を選択する操作信号を録画装置1へ送信する。録画装置1のCPU11は送信機3から操作信号を受信する。CPU11は設定情報DB122の放送局列に「すべての地上デジタル放送のチャンネル」を記憶する。CPU11は放送局選択欄34に「すべての地上デジタル放送のチャンネル」を表示させる。
【0035】
ユーザが送信機3により録画時間帯欄35に「午後7:00〜午前0:00」を選択する。CPU11は設定情報DB122の放送時間列に「午後7:00〜午前0:00」を記憶する。CPU11は録画時間帯欄35に「午後7:00〜午前0:00」を表示させる。
【0036】
ユーザが送信機3により完了ボタン37を選択する。CPU11は選択画面21を表示装置2に表示させる。以上の動作によりCPU11はシリーズ番組の録画の予約を設定することができる。
【0037】
図8はシリーズ番組内に含まれる各番組を選択する番組選択画面41の一例を示す図である。番組選択画面41は中央に2列設けられた番組選択欄40A及び40B等により構成される番組選択欄40と、下部に設けられたタイトル欄43とを備える。番組選択欄40はシリーズ番組内に含まれる各番組を選択するための欄である。タイトル欄43はシリーズ番組の名称及びシリーズ番組内に含まれる各番組の名称を表示するための欄である。
【0038】
番組選択画面41の具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11は番組選択画面41の表示を受け付ける。ユーザが送信機3によりシリーズ番組欄21Aを選択し、番組選択画面41を表示する操作信号を送信する。CPU11は番組情報DB123を参照し、表示装置2に番組選択画面41を表示させる。すなわち、CPU11は番組選択欄40Aのタイトル欄43にタイトルA及びサブタイトル1Aを表示させる。CPU11は番組選択欄40Bのタイトル欄43にタイトルA及びサブタイトル1Bを表示させる。以下、同様であり、簡潔のため記載を省略する。ユーザは送信機3により番組選択欄40Aを選択する。CPU11は番組1Aを表示装置2に再生させる。
【0039】
図9はシリーズ番組を特定するための番組表51の一例を示す図である。番組表51は番組欄52A、52B及び52C等で構成される番組欄52と、番組欄52内に記載された特殊文字53A及び53B等で構成される特殊文字523と、番組欄52の上部に設けられた曜日欄54A及び54B等で構成される曜日欄54とを備える。番組欄52は番組を表示する欄である。特殊文字523は所定の文字である。所定の文字とは例えば、新、終、再、第1話、第1回、最終回又は最終話等の文字である。曜日欄54は曜日を表示するための欄である。なお、番組表51は図9に表示された情報以外の番組情報を含んでいる。例えば番組表51は出演者又はシリーズ番組の種類等の情報を含む。
【0040】
情報処理システムの具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11は選択画面21の表示を受け付ける。ユーザが送信機3で選択画面21を表示する操作信号を送信する。CPU11は操作信号を受信し、シリーズ番組情報DB121を参照し、選択画面21を表示装置2に表示させる。CPU11は設定画面31の表示を受け付ける。ユーザが送信機3で設定画面31の表示する操作信号を送信する。CPU11は操作信号を受信し、設定情報DB122を参照し、表示装置2に設定画面31を表示させる。
【0041】
CPU11は設定画面31で設定情報の選択を受け付ける。ユーザは送信機3により図7に示すように許否情報等の設定情報を選択する。CPU11は選択した許否情報「許可」、放送時間「午後7:00〜午前0:00」、放送局「すべての地上デジタル放送のチャンネル」及び番組の種類「ドラマ」を設定情報DB122に記憶する。CPU11は設定情報DB122から設定情報を読み込む。
【0042】
CPU11は所定の日数の番組表51をチューナ16から取得し、RAM13上に展開している。所定の日数とは例えば8日である。CPU11は番組表51に所定の第1特殊文字が含まれているか否かを判定する。所定の第1特殊文字とは例えば、四角い枠で囲まれた新である。CPU11は番組表51の番組欄52Bにおけるシリーズ番組の番組情報に特殊文字53Bが含まれていると判定する。CPU11は特殊文字53Bを含む番組欄52Bのシリーズ番組の「タイトルB」、「12月10日」、「午後2:00〜2:58」、「放送局B」、「出演者B」及び「ドラマ」を取得し、シリーズ番組情報DB121に記憶する。CPU11は放送局Bにおいて「12月10日 午後2:00〜2:58」にシリーズ番組「タイトルB」の録画の予約を行う。
【0043】
CPU11は計時部17で計時された時刻に基づいて現在の時刻「午後2:00」が予約したシリーズ番組内の番組を放送する放送日時「12月10日 午後2:00〜2:58」であると判定する。CPU11は予約したシリーズ番組「タイトルB」をHDD181又は光ディスクに録画する。
【0044】
番組表51には放送局Bにおいて「12月11日 午後2:00〜2:58」がある。このため、CPU11は放送局Aにおいて「12月11日 午後2:00〜2:58」にシリーズ番組「タイトルB」の録画の予約を行う。CPU11は以上の処理を繰り返し、シリーズ番組の予約の解除を行うまでシリーズ番組「タイトルB」の録画の予約を行う。
【0045】
CPU11は上記と同様の処理により、シリーズ番組「タイトルA」の録画の予約を行う。CPU11は計時部17で計時された時刻に基づいて現在の日時「12月10日 午後1:00」が予約したシリーズ番組内の番組を放送する放送日時「12月10日 午後1:00〜1:58」であると判定する。CPU11は予約したシリーズ番組「タイトルA」をHDD181又は光ディスクに録画する。
【0046】
CPU11は番組表51に所定の第2特殊文字が含まれているか否かを判定する。所定の第2特殊文字とは例えば、四角い枠で囲まれた終である。CPU11は番組表51の番組欄52Bにおけるシリーズ番組の番組情報に特殊文字53Aが含まれていると判定する。CPU11は特殊文字53Aを含む番組欄52Aの「タイトルA」、「12月10日」、「午後1:00〜1:58」、「放送局A」、「出演者A」及び「ドラマ」を取得し、シリーズ番組情報DB121に記憶する。CPU11は放送局Bにおいて「12月10日 午後1:00〜1:58」にてシリーズ番組「タイトルA」の予約を解除する。すなわちCPU11はシリーズ番組の予約の繰り返しを解除する。
【0047】
なお、シリーズ番組の録画の予約は、所定の時間を経過した場合又は録画装置1の電源(図示せず)がOFFにされた場合にも実行される。所定の時間とは例えば24時間である。
【0048】
図10〜11は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。CPU11は選択画面21の表示を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。CPU11は選択画面21の表示を受け付けなかったと判定した場合(ステップS11:NO)、処理をステップS29に移す。CPU11は選択画面21の表示を受け付けたと判定した場合(ステップS11:YES)、シリーズ番組情報DB121を参照し、選択画面21を表示装置2に表示させる(ステップS12)。CPU11はシリーズ番組の選択を受け付ける(ステップS13)。CPU11は設定画面31の表示を受け付けたか否かを判定する(ステップS14)。
【0049】
CPU11は設定画面31の表示を受け付けなかったと判定した場合(ステップS14:NO)、番組選択画面41の表示を受け付けたか否かを判定する(ステップS15)。CPU11は番組選択画面41の表示を受け付けなかったと判定した場合(ステップS15:NO)、処理をステップS14に移す。CPU11は番組選択画面41の表示を受け付けたと判定した場合(ステップS15:YES)、受け付けたシリーズ番組の選択に基づいて番組選択画面41を表示装置2に表示させる(ステップS16)。CPU11は番組の選択を受け付ける(ステップS17)。CPU11は受け付けた番組を表示装置2に再生させ(ステップS18)、処理をステップS11に移す。CPU11は設定画面31の表示を受け付けたと判定した場合(ステップS14:YES)、設定情報DB122を参照し、設定画面31を表示装置2に表示させる(ステップS19)。CPU11は設定情報の選択を受け付ける(ステップS20)。CPU11は受け付けた設定情報を設定情報DB122に記憶する(ステップS21)。
【0050】
CPU11は設定情報DB122から設定情報を読み込む(ステップS22)。CPU11は番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第1特殊文字が含まれているか否かを判定する(ステップS23)。所定の第1特殊文字とは例えば、四角い枠で囲まれた新である。CPU11は番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第1特殊文字が含まれていないと判定した場合(ステップS23:NO)、処理をステップS26に移す。CPU11は番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第1特殊文字が含まれていると判定した場合(ステップS23:YES)、所定の第1特殊文字を含む番組情報を取得し、シリーズ番組情報DB121に記憶する(ステップS24)。CPU11は取得した番組情報に基づいてシリーズ番組の予約を開始する(ステップS25)。
【0051】
CPU11は番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第2特殊文字が含まれているか否かを判定する(ステップS26)。所定の第2特殊文字とは例えば、四角い枠で囲まれた終である。CPU11は番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第2特殊文字が含まれていないと判定した場合(ステップS26:NO)、処理をステップS29に移す。CPU11は取得した番組表51に含まれるシリーズ番組に所定の第2特殊文字が含まれていると判定した場合(ステップS26:YES)、所定の第2特殊文字を含む番組情報を取得し、シリーズ番組情報DB121に記憶する(ステップS27)。CPU11は取得した番組情報に基づいてシリーズ番組の予約を解除する(ステップS28)。
【0052】
CPU11は前回のシリーズ番組の録画の予約から所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS29)。所定の時間とは例えば24時間である。CPU11は前回のシリーズ番組の録画の予約から所定の時間が経過したと判定した場合(ステップS29:YES)、処理をステップS22に移す。CPU11は前回のシリーズ番組の録画の予約から所定の時間が経過しなかったと判定した場合(ステップS29:NO)、計時部17で計時された現在の時刻が予約したシリーズ番組内の番組を放送する放送時間帯であるか否かを判定する(ステップS30)。すなわち、CPU11は計時部17で計時された現在の日時が予約したシリーズ番組内の番組が放送される日時であるか否かを判定する。CPU11は計時部17で計時された現在の時刻が予約したシリーズ番組の放送時間帯でないと判定した場合(ステップS30:NO)、処理をステップS11に移す。CPU11は計時部17で計時された現在の時刻が予約したシリーズ番組の放送時間帯であると判定した場合(ステップS30:YES)、予約したシリーズ番組をHDD181又は光ディスクに録画し(ステップS31)、処理をステップS22に移す。
【0053】
また、録画装置1の電源(図示せず)がOFFにされた場合、CPU11はステップS22〜29の処理を行った後でプログラムを終了する。
【0054】
一態様によれば、シリーズ番組の録画の予約を適切に行うことができる。また番組終了後に余分な番組を録画しないため、ユーザが録画の予約を解除する必要がなくなる。
【0055】
一態様によれば、選択画面21を表示させることで容易にシリーズ番組を選択することができるため、ユーザビリティが向上する。
【0056】
一態様によれば、シリーズ番組の内、いずれか1つの番組を選択し、再生することができるため、関連する番組を即座に再生することができる。
【0057】
なお、本実施形態の設定情報には出演者を含んでも良い。CPU11は設定情報に含まれる出演者に関するシリーズ番組の録画の予約を行うようにしてもよい。またCPU11は取得した番組表51に所定の第3特殊文字が含まれているか否かを判定してもよい。CPU11は取得した番組表51に所定の第3特殊文字が含まれていた場合、シリーズ番組の録画の予約から除外する。所定の第3特殊文字とは例えば四角い枠で囲まれた再である。
【0058】
実施の形態2
実施の形態2はシリーズ番組における第1話放送前又は放送終了等に関する関連メッセージを表示させる実施形態である。以下本発明の実施の形態2をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図12はシリーズ番組情報DB121に格納されているデータの一例を示す図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。シリーズ番組情報DB121はさらにメッセージ列を備える。メッセージ列には関連メッセージが記憶される。関連メッセージとは例えば、第1話放送前に関する情報又は放送終了等である。第1話放送前に関する情報とは第1話の放送日である。放送終了とはシリーズ番組の放送が終了したことを示す。
【0059】
CPU11は番組情報DB123を参照し、一部又は全部のシリーズ番組が録画されたか否かを判定する。CPU11は一部又は全部のシリーズ番組が録画されなかったと判定した場合、第1メッセージをメッセージ列に記憶する。CPU11は第2特殊文字を含む番組情報に対応する番組が放送されたと判定した場合、第2メッセージをメッセージ列に記憶する。
【0060】
図13は選択画面21の一例を示す図である。選択画面21はさらにシリーズ番組欄21Aの左上に設けられたメッセージ欄25A等で構成されるメッセージ欄215を備える。メッセージ欄215は関連メッセージを表示するための欄である。
【0061】
選択画面21の具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11は番組情報DB123を参照し、シリーズ番組欄21Aのシリーズ番組が録画されたか否かを判定する。CPU11はシリーズ番組欄21Aのシリーズ番組が録画されたと判定する。CPU11は取得した番組表及び計時部17で計時された時刻に基づいて現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の最後の放送日時「12月17日 午後1:00〜午後1:58」の経過後であるか否かを判定する。CPU11は現在の時刻がシリーズ番組「タイトルA」の最後の番組の放送時間帯の経過後であると判定する。CPU11は第2メッセージをメッセージ欄25Aに表示させる。第2メッセージとは例えば「放送終了」であり、放送終了に関する情報を含む。放送終了に関する情報とは例えば、放送終了時の時間等である。CPU11は計時部17で計時された時刻に基づいて現在の時刻がシリーズ番組「タイトルB」の最初の番組の放送日時「12月10日 午後2:00〜午後2:58」の経過前であると判定する。CPU11は第1メッセージを左上のサムネイルに表示させる。第1メッセージとは例えば放送日時であり、具体的には「12月10日」である。
【0062】
図14は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜S31の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS12の処理を終了した後、シリーズ番組情報DB121を参照し、取得した番組表51及び計時部17で計時した時刻に基づいて現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過前であるか否かを判定する(ステップS32)。すなわち、CPU11は番組表51及び計時部17で計時した時刻に基づいて所定の第1特殊文字が含まれるシリーズ番組が放送される前であるか否かを判定する。CPU11は現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過前でないと判定した場合(ステップS32:NO)、処理をS13に移す。CPU11は現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過前であると判定した場合(ステップS32:YES)、第1メッセージを選択画面21に表示させる(ステップS33)。
【0063】
CPU11は計時部17で計時された時刻に基づいて現在の時刻が第2特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過後であるか否かを判定する(ステップS34)。CPU11は番組表51及び計時部17で計時した時刻に基づいて所定の第2特殊文字が含まれるシリーズ番組が放送された後であるか否かを判定する。CPU11は現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過後でないと判定した場合(ステップS34:NO)、処理をステップS13に移す。CPU11は現在の時刻が第1特殊文字を含む番組情報に対応する番組の放送日時の経過後であると判定した場合(ステップS34:YES)、第2メッセージを選択画面21に表示させ(ステップS35)、処理をステップS13に移す。
【0064】
一態様によれば、CPU11は選択画面21に関連メッセージを表示させる。このことによりユーザが番組の放送終了又は録画確定等の情報を即座に把握することができるため、一覧性が増す。
【0065】
実施の形態3
実施の形態3はユーザによりシリーズ番組の予約を解除させる実施形態である。以下本発明の実施の形態3をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。情報処理システムの具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11はシリーズ番組の選択を受け付ける。ユーザが送信機3によりシリーズ番組21Aを選択する。CPU11はシリーズ番組21Aの予約の解除を受け付ける。ユーザは送信機3によりシリーズ番組21Aの予約の解除を選択する。CPU11は受け付けたシリーズ番組21Aの予約を解除する。
【0066】
図15は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜S31の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS13の処理を終了した後、シリーズ番組の予約の解除を受け付けたか否かを判定する(ステップS41)。CPU11はシリーズ番組の予約の解除を受け付けなかったと判定した場合(ステップS41:NO)、処理をステップS14に移す。CPU11はシリーズ番組の予約の解除を受け付けたと判定した場合(ステップS41:YES)、受け付けたシリーズ番組の予約を解除し(ステップS42)、処理をステップS14に移す。
【0067】
一態様によれば、ユーザによりシリーズ番組の予約を解除させることができるため、ユーザビリティが向上する。
【0068】
実施の形態4
実施の形態4はユーザが再生しないシリーズ番組の予約を解除させる実施形態である。以下本発明の実施の形態4をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。図16は番組情報DB123に格納されているデータの一例を示す図である。番組情報DB123はさらに再生列を備える。再生列には番組を再生したか否かを示す再生情報が記憶される。再生列には例えば、「有り」又は「無し」が記憶される。「有り」とは番組を再生したことを示す。「無し」とは番組を再生しなかったことを示す。CPU11は番組を録画した場合、再生列に「無し」を記憶する。
【0069】
情報処理システムの具体的な作用及び動作は以下の通りである。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の番組の内、最初の番組を録画してから所定の時間が経過したか否かを判定する。所定の時間とは例えば1000時間である。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の番組1Aを録画してから所定の時間が経過したと判定する。CPU11は、シリーズ番組情報DB121を参照し、シリーズ番組「タイトルA」のいずれか1つの番組を再生したか否かを判定する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の全ての番組の再生列が「無し」であるため、シリーズ番組「タイトルA」を再生しなかったと判定する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の予約を解除する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の番組列の番組1Aから1Hを消去する。
【0070】
図17は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜S31の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS13の処理を終了した後、シリーズ番組内のいずれか1つの番組を録画してから所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS51)。具体的にはCPU11はシリーズ番組内の最初の番組を録画してから所定の時間が経過したか否かを判定する。所定の時間とは例えば1000時間である。CPU11はシリーズ番組内のいずれか1つの番組を録画してから所定の時間が経過しなかったと判定した場合(ステップS51:NO)、処理をステップS14に移す。CPU11はシリーズ番組内のいずれか1つの番組を録画してから所定の時間が経過したと判定した場合(ステップS51:YES)、シリーズ番組情報DB121を参照し、シリーズ番組内のいずれか1つの番組を再生したか否かを判定する(ステップS52)。
【0071】
CPU11はシリーズ番組内のいずれか1つの番組を再生したと判定した場合(ステップS52:YES)、処理をステップS14に移す。CPU11はシリーズ番組内のいずれか1つの番組を再生しなかったと判定した場合(ステップS52:NO)、いずれか1つの番組を再生しなかったシリーズ番組の予約を解除する(ステップS53)。CPU11はいずれか1つの番組を再生しなかったシリーズ番組の内、録画した番組を消去し(ステップS54)、処理をステップS14に移す。
【0072】
CPU11はステップS18の処理を終了した後、番組情報DB123の再生情報を「有り」に更新し(ステップS55)、処理をステップS11に移す。
【0073】
一態様によれば、ユーザが再生しないシリーズ番組の予約を解除し、シリーズ番組の内、録画した番組を消去することで、録画した番組が記憶部12に記憶する容量を超えることを防止できる。
【0074】
実施の形態5
実施の形態5はシリーズ番組を一括で消去する実施形態である。以下本発明の実施の形態5をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。図18はシリーズ番組を一括で消去するための一括消去欄217を表示した選択画面21の一例を示す図である。選択画面21はさらに一括消去欄217を備える。一括消去欄217は左部に設けられた許可欄218及び右部に設けられた不許可欄219を備える。許可欄218はシリーズ番組を一括で消去することを許可するための欄である。不許可欄219はシリーズ番組を一括で消去することを許可しないための欄である。
【0075】
選択画面21の作用及び動作は以下の通りである。ユーザが送信機3によりシリーズ番組欄21Aを選択し、一括消去欄217を表示させる。ユーザが送信機3により不許可欄219を選択する。CPU11は一括消去欄217の表示を消去する。ユーザが送信機3により許可欄218を選択する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」の予約を解除する。CPU11は番組情報DB123からシリーズ番組「タイトルA」の内、録画した番組1Aから1Hを消去する。
【0076】
図19は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜S31の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS13の処理を終了した後、シリーズ番組の予約の解除を受け付けたか否かを判定する(ステップS61)。CPU11はシリーズ番組の予約の解除を受け付けなかったと判定した場合(ステップS61:NO)、処理をステップS14に移す。CPU11はシリーズ番組の予約の解除を受け付けたと判定した場合(ステップS61:YES)、受け付けたシリーズ番組の予約を解除する(ステップS62)。CPU11は受け付けたシリーズ番組の内、録画した番組を消去し(ステップS63)、処理をステップS14に移す。
【0077】
一態様によれば、シリーズ番組を一括で消去できるため、ユーザビリティが向上する。
【0078】
実施の形態6
実施の形態6はシリーズ番組を一括で複製する実施形態である。以下本発明の実施の形態6をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。図20はシリーズ番組内の全ての番組を複製するための一括複製欄612を表示した選択画面21の一例を示す図である。一括複製欄612は一括複製欄612の左部に設けられた光ディスクボタン614と、一括複製欄612の右部に設けられた記憶部ボタン615とを備える。一括複製欄612は複製先を選択するための欄である。光ディスクボタン614はシリーズ番組内の全ての番組の複製先を光ディスクにするための欄である。記憶部ボタン615はシリーズ番組内の全ての番組の複製先をHDD181にするための欄である。
【0079】
番組選択画面41の作用及び動作は以下の通りである。表示装置2がシリーズ番組「タイトルA」の番組選択画面41を表示した場合、一括複製欄612の表示を受け付ける。ユーザが送信機3により一括複製欄612を表示装置2に表示させる。ユーザが送信機3により光ディスクボタン614を選択する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」内の番組1Aから1Hを光ディスクに複製する。ユーザが送信機3により記憶部ボタン615を選択する。CPU11はシリーズ番組「タイトルA」内の番組1Aから1HをHDD181に複製する。また各タイトルにチェックボックスを設けて個別に複製対象にするかどうかを選択できるようにしてもよい。
【0080】
図21は本実施形態における情報処理システムの処理手順を示したフローチャートである。ステップS11〜S31の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS16の処理を終了した後、一括複製欄612の表示を受け付けたか否かを判定する(ステップS71)。CPU11は一括複製欄612の表示を受け付けなかったと判定した場合(ステップS71:NO)、処理をステップS17に移す。CPU11は一括複製欄612の表示を受け付けたと判定した場合(ステップS71:YES)、一括複製欄612を表示装置2に表示させる(ステップS72)。
【0081】
CPU11は送信機3から光ディスクへの複製の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS73)。CPU11は送信機3から光ディスクへの複製の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS73:YES)、シリーズ番組内の全ての番組を光ディスクに複製し(ステップS74)、処理をステップS17に移す。CPU11は送信機3から光ディスクへの複製の選択を受け付けなかったと判定した場合(ステップS73:NO)、HDD181への複製の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS75)。CPU11はHDD181への複製の選択を受け付けなかったと判定した場合(ステップS75:NO)、処理をステップS73に移す。CPU11はHDD181への複製の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS75:YES)、シリーズ番組内の全ての番組を記憶部12に複製し(ステップS76)、処理をステップS17に移す。
【0082】
一態様によれば、シリーズ番組を一括で複製できるため、ユーザビリティが向上する。
【0083】
一態様の予約装置10は、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置10において、前記一連の番組を特定するための番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定する第1文字判定部と、該第1文字判定部が前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始する予約開始部と、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定する第2文字判定部と、該第2文字判定部が前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する予約解除部とを備える。
【0084】
一態様によれば、シリーズ番組の録画の予約を適切に行うことができる。また番組終了後に余分な番組を録画しないため、ユーザが録画の予約を解除する必要がなくなる。
【0085】
一態様の予約装置10は、複数の一連の番組の名称を表示させる番組表示部を備える。
【0086】
一態様によれば、番組の名称を表示させることで容易にシリーズ番組を選択することができるため、ユーザビリティが向上する。
【0087】
一態様の予約装置10は、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報及び時計部17で計時した時刻に基づいて所定の第1特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であるか否かを判定する第1判定部と、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報及び時計部17で計時した時刻に基づいて所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であるか否かを判定する第2判定部とを備え、前記番組表示部は、前記第1判定部で所定の第1特殊文字が含まれる一連の番組が放送される前であると判定した場合、第1話放送前に関する情報を表示させ、前記第2判定部で所定の第2特殊文字が含まれる一連の番組が放送された後であると判定した場合、放送終了に関する情報を表示させる。
【0088】
一態様によれば、CPU11は選択画面21に関連メッセージを表示させる。このことによりユーザが番組の放送終了又は録画確定等の情報を即座に把握することができるため、一覧性が増す。
【0089】
一態様の録画装置1は、予約装置10と、前記一連の番組を録画する録画部と、該録画部で録画された一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させる再生部とを備える。
【0090】
一態様によれば、シリーズ番組の内、いずれか1つの番組を選択し、再生することができるため、関連する番組を即座に再生することができる。
【0091】
一態様の録画装置1は、前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を録画してからの時間を計時する計時部17と、該計時部17で計時した時間が所定の時間を超えたか否かを判定する時間判定部と、該時間判定部が前記計時部17で計時した時間が所定の時間を超えたと判定した場合、前記再生部で前記録画部で録画した一連の番組の内、いずれか1つの番組を再生させたか否かを判定する再生判定部と、前記再生判定部で前記再生部で前記番組を再生させなかったと判定した場合、前記録画部で録画した一連の番組を消去する消去部とを備える。
【0092】
一態様によれば、ユーザが再生しないシリーズ番組の予約を解除し、シリーズ番組の内、録画した番組を消去することで、録画した番組が記憶部12に記憶する容量を超えることを防止できる。
【0093】
一態様の録画装置1は、前記録画部で録画した一連の番組の消去又は複製を行う処理部を備える。
【0094】
一態様によれば、シリーズ番組を一括で消去又は複製できるため、ユーザビリティが向上する。
【0095】
一態様のプログラム12Pは、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置10に用いられるプログラム12Pにおいて、該予約装置10に、前記一連の番組を特定するための番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する処理を実行させる。
【0096】
一態様の予約方法は、所定の周期で放送される一連の番組の録画を予約する予約装置10における予約方法において、前記一連の番組を特定するための番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第1特殊文字が含まれると判定した場合、前記第1特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を開始し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれるか否かを判定し、前記番組表51に含まれる一連の番組の番組情報に所定の第2特殊文字が含まれると判定した場合、前記第2特殊文字が含まれる一連の番組の録画の予約を解除する処理を実行させる。
【0097】
以上の実施の形態で示された発明情報もしくは発明関連情報へのアクセスの許可又は禁止は例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各判定処理後における発明情報もしくは発明関連情報の許可又は禁止は任意に入れ替えることができる。
【0098】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0099】
1 録画装置
10 予約装置
12P プログラム
17 計時部(時計部)
51 番組表
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
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図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21