【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、機器類との熱交換に使用される冷却水を温度コントロールする複数の冷却塔を制御する冷却塔制御システムであって、
冷却ファンと、前記冷却ファンを回転させる駆動源である回転駆動部と、前記機器類の熱交換部を通過した循環冷却水を前記冷却塔に供給する供給部と、前記冷却ファンによる送風によって冷却された循環冷却水を貯留する貯留部とを有する、複数の冷却塔と、
前記貯留部から前記循環冷却水を前記機器類の熱交換部に送り込む複数のポンプと、
前記貯留部と前記ポンプ、前記ポンプと前記機器類の熱交換部、前記熱交換部と前記冷却塔の供給部とをそれぞれつなぐ配管を有し、前記循環冷却水が流れる循環ラインと、
前記熱交換部よりも上流位置かつ前記貯留部よりも下流位置の前記循環ライン内の前記循環冷却水または前記貯留部内あるいは前記ポンプ内の前記循環冷却水の温度を計測する温度計測部と、
機器類の第1負荷期間において、前記温度計測部で計測された温度TE1と外気湿球温度TE0との差の絶対値ΔTE(ΔTE=ABS(TE0−TE1))が、第1負荷に対応した第1アプローチ温度AP1以内になるように、それぞれの前記回転駆動部で前記冷却ファンの回転数を制御する第1負荷制御部と、
前記第1負荷よりも高負荷である機器類の第2負荷期間において、前記温度計測部で計測された温度TE1と外気湿球温度TE0との差の絶対値ΔTEが、前記第2負荷に対応した前記第1アプローチ温度AP2よりも低い値の第2アプローチ温度AP2以内になるように、それぞれの前記回転駆動部で前記冷却ファンの回転数を制御する第2負荷制御部と、を有する。
【0011】
この構成によれば、熱交換部よりも上流位置の循環冷却水の温度TE1と外気湿球温度TE0との差の絶対値ΔTEが、機器類の負荷(例えば、昼間の第1負荷<夜間の第2負荷)に対応したアプローチ温度AP(第1アプローチ温度AP1>第2アプローチ温度AP2)以内になるように、それぞれの冷却ファンの回転数を制御することで、上記特許文献1、2よりも簡単な方法で、機器類の負荷にも対応した冷却水の温度コントロールが可能になる。すなわち、昼間と夜間とで機器類の負荷が大きく変わる場合に、昼間と夜間とでアプローチ温度を変えることで、昼間と夜間のそれぞれの期間における冷却ファンの出力をほとんど変化なくコントロールでき、通常運転時において冷却ファンを好適にコントロールできる。
【0012】
「外気湿球温度」は、測定場所は特に制限されないが、例えば、冷却塔内、冷却塔外部、冷却塔近傍、冷却塔制御システムのいずれかの位置、冷却塔制御システムの近傍などで測定された外気湿球温度である。外気湿球温度は、例えば、湿度センサーで測定できる。
「第1負荷」<「第2負荷」の関係であるが、例えば、第2負荷の100としたときに第1負荷は5〜20が例示される。
「第1アプローチ温度AP1」>「第2アプローチ温度AP2」の関係であるが、例えば、アプローチ温度は、機器類の負荷や外気湿球温度に応じて設定される閾値であって、「第1アプローチ温度AP1」は例えば2〜7、好ましくは3〜5であり、「第2アプローチ温度AP2」は第1アプローチ温度AP1よりも高い値であり例えば3〜8、好ましくは5〜7である。第1アプローチ温度と第2アプローチ温度の差は、例えば0.5〜2.0の範囲である。
【0013】
上記発明の一実施形態として、
前記第1負荷制御部は、前記機器類の負荷が第1負荷から第2負荷へ切り替わる前(例えば、負荷切替タイミングの所定時間前)に、前記第1アプローチ温度AP1から前記第2アプローチ温度AP2へ切り替えて、前記差の絶対値ΔTEが前記第2アプローチ温度AP2以内になるように制御し、次いで第1負荷制御部から第2負荷制御部が実行される。
【0014】
この構成によれば、例えば、昼間の低負荷期間から夜間の高負荷期間に切り替わる前にアプローチ温度を下げることで、予め冷却ファンの回転数を上げ風量を大きくしておくことで水温上昇を効果的に抑制できる。これに対して従来のインバータ制御やフィードバック制御では、低負荷から高負荷に切り替わるタイミングにおいて水温が上がった後に冷却ファンの出力が上がるため一時的に水温の高い時間帯が存在していた。本構成では予めアプローチ温度を変えるフィードフォワード制御を採用することで水温の極端な温度勾配を生じさせることがない。
【0015】
上記発明の一実施形態として、
前記第2負荷制御部は、前記機器類の負荷が第2負荷から第1負荷へ切り替わる前(例えば、負荷切替タイミングの所定時間前)に、前記第2アプローチ温度AP2から前記1アプローチ温度AP1へ切り替えて、前記差の絶対値ΔTEが前記第1アプローチ温度AP1以内になるように制御し、次いで第2負荷制御部から第1負荷制御部が実行される。
【0016】
この構成によれば、例えば、夜間の高負荷期間から昼間の低負荷期間に切り替わる前にアプローチ温度を上げることで、予め冷却ファンの回転数を下げて必要以上に循環冷却水を冷却させることが無いので動力を抑制できる(省エネルギー化にできる)。
【0017】
上記「負荷切替タイミングの所定時間」は、外気湿球温度TE0に基づいて設定されてもよく、例えば1〜20分の範囲が例示される。
【0018】
上記発明の一実施形態として、
前記第1および/または第2負荷制御部は、稼働中の冷却塔の冷却ファンのうち少なくともいずれか一つまたはすべての回転数が上限閾値を超えた場合に、当該回転数が上限閾値を超える前における当該稼働中の冷却塔の冷却ファンの合計風量と、当該稼働中の冷却塔と新たに稼働される冷却塔の冷却ファンとの合計風量とが同じになるように設定し、および、当該回転数が上限閾値を超える前における当該稼働中の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、当該稼働中の冷却塔と新たに稼働される冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定する。複数の冷却塔または稼働中の冷却塔は2台以上であればよく制限されない。
【0019】
上記発明の一実施形態として、
前記第1および/または第2負荷制御部は、稼働中の冷却塔の冷却ファンのうち少なくともいずれか一つまたはすべての回転数が下限閾値未満になった場合に、当該回転数が下限閾値未満になる前における当該稼働中の冷却塔の冷却ファンの合計風量と、当該稼働中の冷却塔の数より一つ少なく稼働させる冷却塔の冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および当該回転数が下限閾値未満になる前における当該稼働中の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、当該稼働中の冷却塔の数より一つ少なく稼働させる冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、かつ、いずれか一つの冷却塔の冷却ファンの停止および循環冷却水の供給を停止する。複数の冷却塔または稼働中の冷却塔は2台以上であればよく制限されない。
【0020】
この構成によれば、例えば所定期間において水温一定で推移している場合に、外気湿球温度TE0が低下し、冷却ファンの回転数が下限閾値に低下したとき1台停止する。このとき、残りの冷却ファンで、1台停止する前の冷却ファンと同じ風量に設定する。停止した冷却ファンの冷却塔の供給部の仕切弁を閉じて循環冷却水を供給させないため、同じ水量に対し同じ風量を作用させるため冷却性能は同じであり、水温の変化は生じない。
【0021】
「上限閾値」は、例えば、1台の冷却ファンの風量となる動力が、同じ風量を実現する2台の冷却ファンの動力より大きくなるタイミングの回転数である。すなわち、1台で上限閾値を超える回転数で運転するよりも、2台で運転したほうが必要動力が小さく省エネルギー化になる。
「下限閾値」は、例えば、水を冷却するために必要な風量を実現する回転数である。例えば、2台の冷却ファンの合計風量を実現する動力が、同じ合計風量を実現する1台の冷却ファンの動力より大きくなるタイミングの回転数である。すなわち、2台で下限閾値未満の回転数で運転するよりも、1台で運転したほうが必要動力が小さく省エネルギー化になる。また、下限閾値は、回転駆動部が制御可能な最低保証回転数に基づいて設定されてもよい。風量は回転数の2乗に比例し、動力は回転数の3乗に比例することからも分かる。
【0022】
冷却塔を一つ増加させた場合に、増加前の風量合計と増加後の風量合計が同じであって、増加後の冷却ファンのそれぞれの風量が同じであることが好ましい。冷却塔を一つ減少させた場合に、減少前の風量合計と減少後の風量合計が同じであって、減少後の冷却ファンのそれぞれの風量が同じであることが好ましい。
【0023】
冷却塔を一つ増加させた場合に、増加前の循環冷却水の合計量と増加後の循環冷却水の合計量が同じであって、増加後の冷却塔のそれぞれに供給される循環冷却水の量が同じであることが好ましい。冷却塔を一つ減少させた場合に、減少前の循環冷却水の合計量と減少後の循環冷却水の合計量が同じであって、減少後の冷却塔のそれぞれに供給される循環冷却水の量が同じであることが好ましい。
【0024】
上記各供給部が備える仕切弁は、自動開閉弁であることが好ましい。第1、第2負荷制御部によって、自動開閉弁のON/OFFを制御することが好ましい。
【0025】
上記発明の一実施形態として、前記外気湿球温度TE0が循環冷却水Wの最低温度の設定値よりも所定値以上低い場合に、循環冷却水Wの温度TE1が当該循環冷却水の最低温度の設定値になるように複数の冷却塔を制御する。
【0026】
この構成によれば、例えば、夜間には外気湿球温度が極端に下がるため、循環冷却水をその最低温度の設定値での制御を外気湿球温度ではし難い。そのため、外気湿球温度が極端に低い場合には、最低温度の設定値になるような制御方法を採用する。
【0027】
上記発明の一実施形態として、例えば、前記複数の冷却塔が2塔である場合または前記複数の冷却塔のうち2塔のみが稼働可能な場合において、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されており、第2の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給が停止している場合に、当該第1の冷却塔の冷却ファンの回転数が上限閾値を超えたら、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1の冷却塔の冷却ファンの風量と、第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の量と、第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、および/または、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1、第2の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されている場合に、当該第1、第2の冷却塔の冷却ファンのうちいずれか一方または両方の回転数が下限閾値未満になったら、当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量と、第1の冷却塔の冷却ファンの風量とが同じくなるように設定し、および当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の
量と、第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、かつ、第2の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給を停止する。
【0028】
上記発明の一実施形態として、例えば、前記複数の冷却塔が3塔である場合または前記複数の冷却塔のうち3塔のみが稼働可能な場合において、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されており、第2、第3の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給が停止している場合に、当該第1の冷却塔の冷却ファンの回転数が上限閾値を超えたら、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1の冷却塔の冷却ファンの風量と、第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の量と、第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、および/または、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1、第2の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されており、第3の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給が停止している場合に、前記第1、第2の冷却塔の冷却ファンのうち少なくともいずれか一方または両方の回転数が上限閾値を超えたら、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量と、第1、第2、第3の冷却塔の冷却ファンの合計風量とが同じくなるように設定し、および、当該回転数が上限閾値を超える前における当該第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、第1、第2、第3の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、および/または、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1、第2、第3の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されている場合に、当該第1、第2、第3の冷却塔の冷却ファンのうち少なくともいずれか一つまたはすべての回転数が下限閾値未満になったら、当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2、第3の冷却塔の冷却ファンの合計風量と、第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2、第3の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、かつ、第3の冷却塔の冷却ファンの停止および循環冷却水の供給を停止し、および/または、
前記第1および/または第2負荷制御部は、第1、第2の冷却塔において冷却ファンが回転し循環冷却水が供給されており、第3の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給が停止している場合に、前記第1、第2の冷却塔の冷却ファンのうちいずれか一方または両方の回転数が下限閾値未満になったら、当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2の冷却塔のファンの合計風量と、第1の冷却塔の冷却ファンの風量とが同じになるように設定し、および当該回転数が下限閾値未満になる前における当該第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、かつ、第2の冷却塔の冷却ファンの回転および循環冷却水の供給を停止する。
【0029】
上記「第1、第2の冷却塔の冷却ファンの合計風量」において、第1の冷却塔の冷却ファンの風量
と第2の冷却塔の冷却ファンの風量の設定比は1:1が好ましい。装置の
個体差や誤差などの影響で実際の回転数、風量が厳密に同じでなくともその目的に含まれることはいうまでもない。
上記「第1、第2、第3の冷却塔の冷却ファンの合計風量」において、第1の冷却塔の冷却ファンの風量と第2の冷却塔の冷却ファンの風量と第3の冷却塔の冷却ファンの風量の設定比は1:1:1が好ましい。装置の固体差や誤差などの影響で実際の回転数、風量が厳密に同じでなくともその目的に含まれることはいうまでもない。
【0030】
上記「第1、第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量」において、第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水量と第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水量との設定比は1:1が好ましい。それぞれの供給部の仕切り弁を開放しても、
個体差や誤差などの影響で実際の供給量が厳密に同じでなくともその目的に含まれることはいうまでもない。
上記「第1、第2、第3の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水の合計量」において、第1の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水量と第2の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水量と第3の冷却塔の供給部から供給される循環冷却水量との設定比は1:1:1が好ましい。それぞれの供給部の仕切り弁を開放しても、
個体差や誤差などの影響で実際の供給量が厳密に同じでなくともその目的に含まれることはいうまでもない。
【0031】
他の発明は、機器類との熱交換に使用される冷却水を温度コントロールする複数の冷却塔を制御する冷却塔制御方法であって、
機器類の第1負荷期間において、前記機器類との熱交換と前記冷却塔の貯留部との間のいずれかの位置における循環冷却水の温度TE1と外気湿球温度TE0との差の絶対値ΔTEが、前記第1負荷に対応した第1アプローチ温度AP1以内になるように前記冷却ファンの回転数を制御する第1負荷制御工程と、
前記第1負荷よりも高負荷である第2負荷期間において、前記機器類との熱交換と前記冷却塔の貯留部との間のいずれかの位置における循環冷却水の温度TE1と外気湿球温度TE0との差の絶対値ΔTEが、前記第2負荷に対応した前記第1アプローチ温度AP2よりも低い値の第2アプローチ温度AP2以内になるように前記冷却ファンの回転数を制御する第2負荷制御工程と、含む。
【0032】
上記発明の一実施形態として、
前記第1負荷制御工程は、前記機器類の負荷が前記第1負荷から前記第2負荷へ切り替わる前に、前記第1アプローチ温度AP1から前記第2アプローチ温度AP2へ切り替えて、前記差の絶対値ΔTEが前記第2アプローチ温度AP2以内になるように制御し、次いで第1負荷制御工程から第2負荷制御工程へ移行するように構成され、および/または、
前記第2負荷制御工程は、前記機器類の負荷が前記第2負荷から前記第1負荷へ切り替わる前に、前記第2アプローチ温度AP2から前記1アプローチ温度AP1へ切り替えて、前記差の絶対値ΔTEが前記第1アプローチ温度AP1以内になるように制御し、次いで第2負荷制御工程から第1負荷制御工程へ移行するように構成される。
【0033】
上記発明の一実施形態として、前記
外気湿球温度が所定値未満である場合に、前記第1および/または第2負荷制御工程は、前記複数の冷却塔のうち稼働可能な冷却塔の数を制限する。
【0034】
上記発明の一実施形態として、冷却塔制御方法は、さらに、
稼働中の冷却塔(i)の冷却ファンの少なくともいずれか一つまたはすべての回転数が上限閾値を超えた場合に、当該上限閾値を超えた場合の前における当該稼働中の冷却塔(i)の冷却ファンの合計風量と、新たに稼働させた一つの冷却塔と当該稼働中の冷却塔(i+1)との冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および、当該上限閾値を超えた場合の前における当該稼働中の冷却塔(i)の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、当該新たに稼働させた一つの冷却塔と当該稼働中の冷却塔(i+1)との供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定する稼働数増加工程と、および/または、
稼働中の冷却塔(i)の冷却ファンのうち少なくともいずれか一つまたはすべての回転数が下限閾値未満になった場合に、当該下限閾値未満になった場合の前における稼働中の冷却塔(i)のファンの合計風量と、当該稼働中の冷却塔の数より一つ少なく稼働させる冷却塔(i−1)の冷却ファンの合計風量とが同じになるように設定し、および当該下限閾値未満になった場合の前における稼働中の冷却塔(i)の供給部から供給される循環冷却水の合計量と、当該稼働中の冷却塔の数より一つ少なく稼働させる冷却塔(i−1)の供給部から供給される循環冷却水の合計量とが同じになるように設定し、かつ、いずれか一つの冷却塔の冷却ファンの停止および循環冷却水の供給を停止する稼働数減少工程と、を含む。
【0035】
「機器類」は、例えば、空気分離装置、N
2液化器、酸素プラントなどが挙げられる。