(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6409078
(24)【登録日】2018年9月28日
(45)【発行日】2018年10月17日
(54)【発明の名称】エレクトリック連接端子構造
(51)【国際特許分類】
H01R 4/48 20060101AFI20181004BHJP
H01R 9/24 20060101ALI20181004BHJP
【FI】
H01R4/48 A
H01R9/24
【請求項の数】8
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-10131(P2017-10131)
(22)【出願日】2017年1月24日
(65)【公開番号】特開2017-139221(P2017-139221A)
(43)【公開日】2017年8月10日
【審査請求日】2017年1月24日
(31)【優先権主張番号】105104208
(32)【優先日】2016年2月5日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】514011837
【氏名又は名称】進聯工業股▲分▼有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】515053069
【氏名又は名称】進聯電子科技(上海)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】呉 智遠
(72)【発明者】
【氏名】張 瑞華
(72)【発明者】
【氏名】廖 士凱
【審査官】
前田 仁
(56)【参考文献】
【文献】
特表2013−508898(JP,A)
【文献】
特許第4204585(JP,B2)
【文献】
特開平08−298142(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0194918(US,A1)
【文献】
台湾登録実用新案第M502983号公報,TW,2015年 6月11日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 4/48
H01R 9/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレクトリック連接端子構造であって、導電サポートフレームと金属弾片を有する組合せで、
前記導電サポートフレームは、サポートフレーム本体とリミッターの二部分に分かれ、前記サポートフレーム本体は、主部と前記主部に連接するオーバーハングアームを有し、 前記主部は、平板構造で、負荷面を有し、
前記サポートフレーム本体の両端には、オーバーハングアームをそれぞれ突出し、リミッターを組合せ、
前記リミッターは、少なくとも第一辺、第一辺に連接する第二辺、第二辺に連接する第三辺、第三辺に連接する第四辺を有し、共同で空間を定義し、金属弾片を組み立て、しかもサポートフレーム本体上に共同で設置され、
前記金属弾片は、第一段、第一段に連接する第二段を有し、
前記第一段は、頭端を有し、前記第一段と前記頭端は、リミッター内で運動でき、
前記リミッターは、少なくとも第一辺、第三辺、第四辺が主部上に位置し、これにより負荷面は該第一辺、第三辺と第四辺を負荷サポートし、多数のサポート点を構築し、
前記サポートフレーム本体の主部には、嵌合孔、ブロック状物を設置し、
前記リミッター第四辺には、指端を形成し、前記指端はサポートフレーム本体嵌合孔に挿入され、
前記ブロック状物は、金属弾片第二段とリミッター第四辺を固定することを特徴とするエレクトリック連接端子構造。
【請求項2】
前記サポートフレーム本体の両端には、該オーバーハングアームをそれぞれ垂直に突出し、
これにより、前記サポートフレーム本体は、コの字型断面構造を形成し、
前記オーバーハングアーム内面には、肩部を設置し、
前記リミッター第一辺は、第二辺に垂直に連接し、第二辺は第三辺に垂直に連接し、第三辺は第四辺に垂直に連接し、
前記リミッター第二辺は、サポートフレーム本体のオーバーハングアームに接合し、しかも第一辺、第三辺に対応し、サポートフレーム本体のオーバーハングアームと金属弾片の第一段を包囲し、第二段には、組合せ部を設置し、リミッター第四辺固定部と結合して固定されることを特徴とする請求項1に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項3】
前記金属弾片第二段の組合せ部は、孔洞構造を呈し、これにより前記リミッター第四辺の固定部は突出構造を呈し、金属弾片組合せ部に挿入され、
前記サポートフレーム本体のオーバーハングアーム内面には、リッジ部が溝部に隣り合う配列構造を形成することを特徴とする請求項2に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項4】
前記サポートフレーム本体主部の負荷面の幅は、オーバーハングアームの幅より大きく、
前記サポートフレーム本体主部の負荷面の幅は、リミッター第一辺と第三辺の間の幅より大きいことを特徴とする請求項1〜3の任意の一項に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項5】
前記リミッター第四辺は、副辺に垂直に連接し、
前記リミッター第一辺と第三辺とは、相互に平行な形態を呈し、第二辺と第四辺とは、相互に平行な形態を呈し、
前記副辺と前記第一辺とは、同一平面上に位置し、前記第三辺とは、相互に平行な形態を呈し、しかも前記第一辺と副辺の間には、開口を形成することを特徴とする請求項1〜4の任意の一項に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項6】
前記第三辺が第四辺に連接する位置、第四辺が副辺に連接する位置には、開溝をそれぞれ形成し、
前記金属弾片第二段の両辺には、肩部を形成し、リミッターの開溝に嵌接することを特徴とする請求項5に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項7】
前記サポートフレーム本体は、リミッター副辺の位置に対応し、辺縁区域に、切欠溝を形成し、
前記サポートフレーム本体の切欠溝位置に対応し、リミッター副辺には、指端を突出し、
前記指端の凸出長さは、サポートフレーム本体の負荷面を超過し、或いは切欠溝の厚みと等しく、これにより前記指端は、切欠溝内に収容されて係止され、こうして第三辺、第四辺と副辺は、金属弾片の第二段を共同で包囲することを特徴とする請求項5或いは6に記載のエレクトリック連接端子構造。
【請求項8】
前記リミッター第一辺が第二辺に連接する位置、第二辺が第三辺に連接する位置には、それぞれ口部を設置し、
前記オーバーハングアームの両辺には、突部を設置し、前記口部にそれぞれ嵌合することを特徴とする請求項1〜7の任意の一項に記載のエレクトリック連接端子構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はエレクトリック連接端子構造に関し、特に導電サポートフレームのサポートフレーム本体は金属弾片のリミッターを負荷收容し、安定した結合状態を形成し、金属弾片運動ルート規範と固定を補助するエレクトリック連接端子構造に関する。
【背景技術】
【0002】
絶縁ハウジング(通常は、プラスチック材料製造)内に包み込まれる金属パーツ或いは金属弾片を応用して、端子に進入する導線を押さえ、電気的連接を形成する連接端子で、しかもこれにより、連接端子は配列形態を呈して接地レール(或いは導電レール)上で嵌合され、電気製品或いは機械設備の共用接地デバイスを構成する。こうして、機器に残存する電圧或いは靜電を導出する。その従来の技術には、特許文献1、特許文献2の「CONNECTION TERMINAL」、特許文献3の「ELECTRICAL CONNECTION TERMINAL」、特許文献4、特許文献5の「接地導電端子(GROUND CONDUCTOR TERMINAL)」がある。
【0003】
従来のレール型エレクトリック連接端子の組合せ構造は、製造と操作応用の面で課題がある。それは、導線をハウジングと導線ジョイントに挿入する時、導線が先に金属弾片を押し、続いて金属弾片の弾性力により、導線ジョイントと共同で、導線を噛んで押さえ、或いは挟んで押さえ、電気的連接を形成する。
導線をハウジングに挿入する時、挿入作業の数が多いことと人為的なミスにより、導線の金属裸端がハウジングを傷つけ、或いは金属弾片が偏り、ハウジングを損傷し、或いは挟持が不安定になる等の状況を避けるため、従来の技術では封鎖式の導線ジョイント構造を開示している。それには、特許文献6、特許文献7の「CONNECTION TERMINAL」、特許文献8、特許文献9がある。
【0004】
図1に示す通り、従来の導電端子(或いはエレクトリック連接端子)は通常は、絶縁ハウジング、ハウジング内に取り付ける導電サポートフレーム90を有する。導電サポートフレーム90は、サポートフレーム本体95、サポートフレーム本体95上に組合せる複数の導線ジョイント80、導線ジョイント80内に取り付ける金属弾片85を有し、共同で機器設備から接続された接地導線を枢接し、接触或いは電気的連接を形成する。
金属弾片85は、頭端86を有し、導線をハウジングに挿入後、導線を噛んで押さえる。
これにより、導線は金属弾片85との接触状態或いは絶縁ハウジングを簡単に離脱することはなくなり、操作人員が他の工具をハウジング内に入れ、頭端86を押さない限り、導線と金属弾片85との接触状態を解除することはできない。
【0005】
実務上、導線ジョイント80は、金属或いは鉄質材料の薄板構造で、湾折作業を経て、幾何型或いは矩形輪郭の形態を呈し、側辺81には、リベット接合孔82を有する。導線ジョイント側辺81のリベット接合孔82に対応し、サポートフレーム本体95両端の垂直に突出するアーム部96にも、リベット接合孔97を形成する。プレスリベット接合作業に対応するため、導線ジョイントリベット接合孔82とサポートフレーム本体リベット接合孔97とは、リベット接合し、導線ジョイント80とサポートフレーム本体95の固定点を形成する。
【0006】
導線ジョイント80がサポートフレーム本体95に確実に組み合わせ固定できないという状況の発生を回避するため、サポートフレーム本体95のアーム部96に隣接する辺縁区域98には、欠口区99を陥没状に形成し、導線ジョイント80両辺の辺壁83、84の底端区域、或いは欠口区99收容辺壁83、84底端区域を回避(或いは干渉を回避)する形態を呈する。
【0007】
従来のエレクトリック連接端子の組合せ構造には、製造と操作応用の面で以下のような課題がある。
1.上述の導線ジョイントリベット接合孔82とサポートフレーム本体リベット接合孔97のプレスリベット接合作業或いは加工は面倒で時間がかかり、しかも導線ジョイント80及び/或いはアーム部96に変形が生じやすい。例えば、プレスリベット接合作業で導線ジョイント80の辺壁83或いは84を圧迫し拡張現象を生じ、導線ジョイント80の拘束に影響を与え、或いは金属弾片85作動の正確性を規範し、これにより金属弾片85の操作過程において、揺れ動きが生じやすく、導線を挟持する能力を低下させる等状況が発生する。
2.上述のサポートフレーム本体辺縁区域98には、欠口区99を陥没状に設置することで、導線ジョイント80両辺辺壁83、84底端区域を回避(或いは干渉を回避)する構造形態は、導線ジョイント80、金属弾片85とサポートフレーム本体95(或いはアーム部96)に導線を挿入して連接する操作に反応し、或いは工具を応用して金属弾片85を押し、導線の操作力をリリースし、主に導線ジョイントリベット接合孔82とサポートフレーム本体リベット接合孔97とのリベット接合が形成する1個の固定点を負荷サポート点とする。長期間、及び高い頻度で操作使用すると、該固定点は容易に損壊し、導線ジョイント80全体の揺れ動き或いは不安定状況を招く。この種の状況は望ましくない。
【0008】
これら特許文献は、エレクトリック連接端子或いは導電サポートフレーム、導線ジョイント、金属弾片と関連する組合せ設計の面の技術について開示する。
導電サポートフレーム、導線ジョイント、金属弾片の構造組合せを新しく設計し、従来の構造と異なるものとし、その使用形態を変えることができれば、実質的にその応用範囲を広げることができる。
例えば、連接端子の導電サポートフレーム、導線ジョイントの固定構造或いは組合せ関係を変え、これによりその構造を組合せ易くし、従来のプレスリベット接合作業の面倒で時間がかかる形態を取り除いてしまい、こうしてプレスリベット接合作業により生じる構造変形を改善し、導線ジョイントが規範する金属弾片作動の正確性に影響を与え、金属弾片が揺れ動き易く、導線挟持の能力を低下させる等の状況を改善することができる。
或いはさらに、シンプルな構造との条件下で、サポートフレーム本体は導線ジョイントの辺壁の負荷とサポートを補助でき、これによりサポートフレーム本体と導線ジョイントの組合せ構造はより堅固で確実となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】ドイツ特許第DE202008015306U1号明細書
【特許文献2】米国特許第US2013/0143433A1号明細書
【特許文献3】米国特許第US2014/0127932A1号明細書
【特許文献4】ドイツ特許第DE102012009286A1号明細書
【特許文献5】米国特許第US5362259号明細書
【特許文献6】ドイツ特許第DE202008015306U1号明細書
【特許文献7】米国特許第US2013/0143433A1号明細書
【特許文献8】ドイツ特許第DE102012009286A1号明細書
【特許文献9】欧州特許第EP1353407A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、シンプルな構造でありながら、製造が容易で、構造の変形が減らせ、操作運動の安定性を高めることができるエレクトリック連接端子構造に関する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した目的を達成するために、本発明によるエレクトリック連接端子構造は、絶縁ハウジング内に取り付けられる導電サポートフレームを有する。該導電サポートフレームは、サポートフレーム本体とリミッターの二つの部分を有する。該リミッターには少なくとも第一辺、第二辺、第三辺と第四辺を有し、共同で空間を定義し、金属弾片を組み立て、しかもサポートフレーム本体の負荷面上に共同で設置され、機器設備からつながる接地導線を枢接する。該サポートフレーム本体の負荷面には、少なくともリミッターの第一辺、第三辺と第四辺を負荷サポートし、これによりサポートフレーム本体とリミッターとは、安定結合状態を形成し、金属弾片の規範を共同で補助し、金属弾片の偏移を阻止し、製造作業が面倒で時間がかかる等の従来の方法に存在する欠点を改善できる。
【0012】
本発明によるエレクトリック連接端子構造において、該サポートフレーム本体の両端には、オーバーハングアームをそれぞれ垂直に突出し、これによりサポートフレーム本体は、コの字型断面構造或いは輪郭を形成し、こうして負荷面の幅はオーバーハングアームの幅より大きくなる。該サポートフレーム本体には、嵌合孔とブロック状物を設置する。該リミッター第四辺には、指端を形成し、
該指端は、該サポートフレーム本
体嵌合孔に挿入され、ブロック状物
は金属弾片とリミッター第四辺を
固定し、これにより該サポートフレーム本体とリミッターはより堅固な結合作用を構成する。
【0013】
本発明によるエレクトリック連接端子構造において、該サポートフレーム本体には、
切欠溝を設置する。該サポートフレーム本体の
切欠溝位置に対応し、リミッターは、第四辺に連接する副辺を有する。該副辺には、
指端を突出する。該リミッターを、サポートフレーム本体上に組合せる時、
指端は、
切欠溝内に収容されて
係止され、こうしてサポートフレーム本体とリミッターとは、より堅固な結合作用を構成する。
【発明の効果】
【0014】
本発明のエレクトリック連接端子構造は、シンプルな構造でありながら、製造が容易で、構造の変形が減らせ、操作運動の安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】従来のエレクトリック連接端子導電サポートフレームの構造模式図であり、サポートフレーム本体、導線ジョイントと金属弾片との組合せの構造状況を示す。
【
図2】本発明の構造組合せ模式図であり、サポートフレーム本体、リミッターと金属弾片の組合せの構造状況を示す。
【
図3】本発明サポートフレーム本体、リミッターと金属弾片の構造分解模式図である。
【
図4】本発明の別種の角度の構造組合せ模式図であり、サポートフレーム本体、リミッターと金属弾片の組合せの構造状況を示す。
【
図5】本発明の構造断面模式図であり、サポートフレーム本体、リミッターと金属弾片の構造組合せ状況を示す。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
【0017】
図2、3及び4に示す通り、本発明のエレクトリック連接端子構造は、導電サポートフレームと金属弾片の組合せで、それぞれ符号10、20により表示する。導電サポートフレーム10と金属弾片20とは共同で、絶縁ハウジング(図示なし)内に取り付けられ、導線を枢接し、接地レール(或いは導電レール)上に嵌合され、電気製品或いは機械設備の共用接地デバイスを構築する。
【0018】
好ましい実施形態において、導電サポートフレーム10は、サポートフレーム本体40とリミッター50の二部分に分かれる。サポートフレーム本体40は、導電性に優れた銅材を用いて製造する。サポートフレーム本体40は、図示の水平方向に位置する主部41を有する。
主部41は、平板状構造を呈し、負荷面49を有する。主部41の両端には、オーバーハングアーム42をそれぞれ垂直に突出し、これによりサポートフレーム本体40は、コの字型断面構造或いは輪郭を形成する。オーバーハングアーム42の内面44には、肩部43を設置する。肩部43は、金属弾片20の頭端23が拡張して、サポートフレーム本体40のオーバーハングアーム42とリミッター50を越えることを阻止できる。
【0019】
図に示す通り、サポートフレーム本体40の内面44には、リッジ部が溝部に隣り合う配列構造を形成する。リッジ部が溝部に隣り合う配列構造により、金属弾片20とオーバーハングアーム内面44とが導線を挟持する時、導線が横方向に偏移し滑る状況の発生を回避でき、金属弾片20、リミッター50とサポートフレーム本体40との堅固な結合関係に影響を与えることができる。
【0020】
図に示す通り、金属弾片20は、第一段21、第一段21に連接する第二段22を有する。第一段21は、頭端23を有し、オーバーハングアーム42の肩部43を圧迫、或いは接近できる。第二段22には、孔洞構造を呈する組合せ部24を設置し、これにより金属弾片20は、リミッター50上に固定される。
【0021】
図3、4及び5に示す通り、リミッター50は、第一辺51、第一辺に垂直に連接する第二辺52、第二辺52に垂直に連接する第三辺53、第三辺53に垂直に連接する第四辺54(及び/或いは第四辺54に垂直に連接する副辺55)を有する。こうして、空間56を共同で定義し、これに金属弾片20を収容し、しかも少なくとも金属弾片20の第一段21は、空間56内で運動できる。
【0022】
採用する実施形態において、リミッター第一辺51と第三辺53とは、相互に平行な形態を呈し、第二辺52と第四辺54とは、相互に平行な形態を呈する。副辺55と第一辺51とは、同一平面上に位置し、第三辺53とは、相互に平行な形態を呈し、しかも第一辺51と副辺55の間には、開口57構造を形成し、これによりリミッター50の散熱効率を向上させられる。第三辺53が第四辺54に連接する位置、第四辺54が副辺55に連接する位置には、
開溝59構造をそれぞれ形成する。
【0023】
詳細に言えば、金属弾片第二段22の両辺には、肩部25を形成し、リミッター50の
開溝59に嵌接する。しかも、リミッター第四辺54には、固定部58を設置し、金属弾片第二段22の組合せ部24に組み合わせ、これにより金属弾片20(或いは第二段22)は、リミッター50内に組み合わされる。
【0024】
可能な実施形態において、プレス作業を応用し、これによりリミッター第四辺54が突出固定部58を形成させ、突出固定部58を金属弾片組合せ部24に嵌入し、金属弾片20をリミッター50内に固定させる(
図5に示す状況など)。サポートフレーム本体40の主部41には、嵌合孔45とブロック状物46を設置する。リミッター第四辺54には、指端54aを形成し、
該指端54aは、サポートフレーム本体嵌合孔45に挿入され、ブロック状物46
は、金属弾片20(或いは第二段22)とリミッター第四辺54を
固定し、これによりサポートフレーム本体40とリミッター50はより堅固な結合作用を構成する。
【0025】
図に示す通り、サポートフレーム本体40は、リミッター副辺55の位置に対応し、辺縁区域47に、
切欠溝48を形成する。サポートフレーム本体40の
切欠溝48位置に対応し、リミッター副辺55には、
指端55aを突出する。
指端55aの凸出長さは、サポートフレーム本体40の負荷面49を超過し、或いは
切欠溝48の厚みに等しい。よって、リミッター50を、サポートフレーム本体40上に組合せる時、リミッター第三辺53と第四辺54とは、サポートフレーム本体40の主部41(或いは負荷面49)上に安定的に接続し、或いはサポートフレーム本体40(或いは負荷面49)により負荷サポートされる。第四辺54の指端54aを、サポートフレーム本体嵌合孔45に嵌め入れて固定し、これにより
指端55aは、
切欠溝48内に収容されて
係止され、こうしてサポートフレーム本体40とリミッター50とは、より堅固な結合作用を構成する。
【0026】
図3、4、5に示す通り、リミッター50は、金属弾片20に対応し、サポートフレーム本体40上に共同で設置される。リミッター第二辺52は、サポートフレーム本体40のオーバーハングアーム42に接合され、しかも第一辺51、第三辺53に対応し、共同でサポートフレーム本体40のオーバーハングアーム42を包囲する。第三辺53、第四辺54と副辺55は、金属弾片20の第二段22を共同で包囲する。これにより、第一段21の頭端23は、オーバーハングアーム42の内面44上を圧迫する。同時に、リミッター第一辺51と第三辺53は、金属弾片第一段21の構造を包囲し、金属弾片20の運動の規範を補助できる。
【0027】
よって、導線をリミッター50に挿入し、金属弾片第一段21或いは頭端23を押して動かすと、リミッター50の第一辺51、第三辺53は、金属弾片20の運動を導引、規範する。
これにより、金属弾片20が、導線を、ハウジングと導線ジョイント80に挿入する時、挿入作業の数が多いことと人為的なミスにより、導線の金属裸端がハウジングを傷つけ、或いは金属弾片20が偏り、ハウジングを損傷し、或いは挟持が不安定になる等の状況を避けることができる。
【0028】
説明を加える必要があることとして、サポートフレーム本体主部41(或いは負荷面49)の幅は、オーバーハングアーム42の幅より広い。サポートフレーム本体主部41(或いは負荷面49)の幅は、リミッター第一辺51と第三辺53の間の幅(即ち、第一辺51、第二辺52と第三辺53が包囲する輪郭幅)より広い。よって、リミッター50をサポートフレーム本体40上に組み合わせる時には、リミッター第一辺51と第三辺53とは、サポートフレーム本体40(或いは負荷面49)上に安定的に接続し、或いはサポートフレーム本体40(或いは負荷面49)により負荷サポートされる。これにより、サポートフレーム本体40とリミッター50とは、より堅固な負荷結合作用を構成する。
【0029】
すなわち、リミッター第四辺54の指端54aを、サポートフレーム本体嵌合孔45に嵌め入れて固定し、及び副辺
指端55aが
切欠溝48内に収容されて
係止される形態により、リミッター50の第一辺51、第三辺53(及び/或いは第四辺54)はすべてサポートフレーム本体40(或いは主部41の負荷面49)上に接触し、堅固なサポート点或いはサポート面を多数形成することができる。
長期間かつ高い頻度で金属弾片20を操作して、導線を押さえ、或いはリリース作業を行う時にも、プレスリベット接合により単一の固定点或いは負荷サポート点を形成するため、容易に損壊し、導線ジョイント全体の揺れ動き或いは不安定状況を招くという従来の技術の欠点を明らかに改善することができる。
しかも、該構造組合せ設計は、従来の方法のプレスリベット接合作業の面倒で時間がかかる等の状況を排除できるばかりか、従来の方法の構造変形を招くという課題を解決することもできる。
【0030】
可能な実施形態において、リミッター50は、剛性或いは硬度が高い材料(鉄、鋼等)を採用し、平板エンブリオの形態を形成し、及びリミッター50は、平板エンブリオの形態から、矩形輪郭に近い構造を形成される。
従来の方法に比べ、導電サポートフレーム10は、サポートフレーム本体40とリミッター50(或いは導線ジョイント)の二部分に分かれるため、導電サポートフレーム10のサポートフレーム本体40は導電性が高いばかりか、リミッター50は剛性或いは硬度が高いという要求に応えることができる。
【0031】
図3、4に示す通り、可能な実施形態では、リミッター第一辺51が第二辺52に連接する位置、第二辺52が第三辺53に連接する位置には、それぞれ口部512、523を設置する。口部512、523の位置に対応し、オーバーハングアーム42の両辺には、突部を形成し(図示なし)、口部512、523に嵌合する。これにより、リミッター50(或いは第一辺51、第二辺52と第三辺53)とサポートフレーム本体40(或いはオーバーハングアーム42)とは、より堅固な結合の作用を構成する。
【0032】
上記を総合すると、本発明のエレクトリック連接端子構造は、構造がシンプルであるという条件の下、従来の方法に比べて、以下のような長所を備える。
1.導電サポートフレーム10のサポートフレーム本体40、リミッター50と関連構成部材(例えば、サポートフレーム本体40の主部41の幅は、リミッター第一辺51から第三辺53までの幅より大きく、これによりサポートフレーム本体40(或いは負荷面49)は、リミッター50の少なくとも第一辺51、第三辺53に負荷サポートする。リミッター第四辺54と指端54aは嵌合孔45を固定して組合せ、第四辺54は副辺55に連接し、副辺55は
指端55aに突出し、サポートフレーム本体40の
切欠溝48等部分に圧迫接触する)はすでに新しく設計され、これにより従来の構造とは使用、操作形態が異なる。実質的に、複雑で、プレスリベット接合作業は面倒で時間がかかり、コストが高い等の従来の構造の状況を明らかに改善することができる。
2.特に、サポートフレーム本体40(或いは主部負荷面49)は確実にリミッター50の少なくとも第一辺51、第三辺53、第四辺54を負荷サポートでき、多数のサポート点或いはサポート面の組合せ構造を形成するため、従来の方法で、プレスリベット接合作業を応用し、単一の固定点を負荷サポート点とするため、長期間、及び高い頻度で操作使用すると、容易に損壊し、導線ジョイント及び/或いはサポートフレーム本体の変形を招き、導線ジョイントが拡張現象を生じ、金属弾片作動の正確性に影響を与え、或いは金属弾片は揺れ動きを生じ、導線挟持の能力を低下させる等状況を明らかに改善することができる。
【0033】
上述の実施例は僅かに本発明の原理及びその作用効果を説明するものであり、本発明を制限するものではない。これにより、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が上述の実施例に対してなし得る修正或いは変化は、すなわち、本発明の精神より逸脱しない。本発明はすでに産業上の利用性、新規性及び進歩性を有し、並びに特許の要件を満たす。
【符号の説明】
【0034】
10 導電サポートフレーム
20 金属弾片
21 第一段
22 第二段
23 頭端
24 組合せ部
25 肩部
40 サポートフレーム本体
41 主部
42 オーバーハングアーム
43 肩部
44 内面
45 嵌合孔
46 ブロック状物
47 辺縁区域
48
切欠溝
49 負荷面
50 リミッター
51 第一辺
512、523 口部
52 第二辺
53 第三辺
54 第四辺
54a 指端
55 副辺
55a
指端
56 空間
57 開口
58 固定部
59
開溝
80 導線ジョイント
81 側辺
82、97 リベット接合孔
83、84 辺壁
85 金属弾片
86 頭端
90 導電サポートフレーム
95 サポートフレーム本体
96 アーム部
98 辺縁区域
99 欠口区