【実施例1】
【0024】
本実施例のバッグ1は、
図1に示されるように、袋10と第1紐70と第2紐80とを備えており、使用前状態(
図1(a)参照)においては、袋本体部21の内面が対面状態で重ね合った平面状態になる。
また、バッグ1は、使用前状態のとき、袋10の開口12が位置する直線状の開口縁12aと、開口縁12aの一端に連なる直線状の一方の袋外側縁10aと、開口縁12aの他端に連なる直線状の他方の袋外側縁10bと、一方の袋外側縁10aに連なる直線状に延びる一方の閉塞部(以下、第1閉塞部)31と、他方の袋外側縁10bに連なる直線状に延びる他方の閉塞部(以下、第2閉塞部)41と、両閉塞部31,41の間に位置する直線状の袋外周縁10cとに囲まれた六角形の形状である。両閉塞部31,41の他端同士が接する構造の場合や第2閉塞部が形成されておらず、他方の袋外側縁10bと袋外周縁10cとが接する構造の場合、バッグは五角形である。
【0025】
使用前状態のとき、両外側縁10a,10bは、開口縁12aと交差する向きに延びている。具体的には、開口縁12aと両側の外側縁10a,10bとのなす角は直角である。
また、一方の外側縁10aと第1閉塞部31とのなす角(袋側の内角)、他方の外側縁10bと第2閉塞部41とのなす角)、第1閉塞部31と袋外周縁10cとのなす角および第2閉塞部41と袋外周縁10cとのなす角は、いずれも鈍角である。
別言すれば、第1閉塞部31の基端縁32は直線状であり、第1閉塞部31の基端縁32は、開口部11の第1紐70の延在方向に対して傾斜した向きである。
つまり、バッグ1は、袋本体部21側から袋外周縁10c側に向けて先細の先細形状部25(台形形状の部分)を備えている。開口12とは反対側がこのような形状であると、後述の挿入工程(
図5参照)でバッグ1を体腔内(腹腔内)Baに挿入した後、体腔内Baで展開する際、展開性に優れる。第2閉塞部は無くても良いが、あった方がバッグ1の左右のバランスが良く、バッグ1の取扱い性に優れる。
なお、第1閉塞部31はその基端縁32の長さが100mm以上150mm以下が好ましく、130mm以上145mm以下がより好ましい。
【0026】
第2紐80の取付位置は、第1重層部50である。そして、第1閉塞部31の延在方向と平行に延びる第1重層部50の中間線Xaの線上又はその中間線Xaよりも第1閉塞部31側の位置である。第1重層部50は、上述したように二重構造であり、第2紐80の取付位置として好適である。
また、第2紐80の袋10への取付位置は、袋10の開口縁12aと、第1閉塞部31の他端側(又は他端側に連なる袋外周縁10c)との間の位置である。
そして、第2紐80の袋10への取付位置は、袋本体部21と、第1閉塞部31の他端側(又は他端側に連なる袋外周縁10c)との間の位置であるということができる。
第2紐80の取付けに用いられている複数の第2貫通穴50hのうち、少なくとも1つの第2貫通穴50hは、第1閉塞部31の基端縁32の中間位置32a(又は中間位置32aで基端縁32と直交する二等分線Ya)よりも、開口12側(及び/又は外側端10a側)に取り付けられている。
つまり、第2紐80は、第1閉塞部31の開口側端部31a寄りの位置に取り付けられている。別言すれば、第2紐80は、袋本体部21及び第1閉塞部31に隣接する位置(の第1重層部50)に取り付けられており、袋本体部21と
第1重層部50とが接する部分に形成された鈍角の角部10fに取り付けられている。別言すれば、第2紐80は、第1閉塞部31の開口側とは反対側の端部(閉端側端部)31bと、開口12との間に配置されている。
そして、好ましい構成として、複数の第2貫通穴50hの半数以上が中間位置32a(二等分線Ya)よりも開口12側(及び/又は外側端10a側)に取り付けられている構成、過半数の第2貫通穴50hが二等分線Yaよりも開口12側(及び/又は外側端10a側)である構成、全ての第2貫通穴50hが二等分線Yaよりも開口12側(及び/又は外側端10a側)である構成を挙げることができる。
そして、さらに好ましい構成として、少なくとも一つの第2貫通孔50hが、基端縁32の開口側の端部32bと中間位置32aとの中間の四半分位置32cよりも開口側(及び/又は外側端10a側)に取り付けられている構成を挙げることができ、さらに複数の第2貫通穴50hの半数以上が上述の四半分位置32cよりも開口12側(及び/又は外側端10a側)に取り付けられている構成、過半数の第2貫通穴50hが四半分位置32cよりも開口12側(及び/又は外側端10a側)である構成、全ての第2貫通穴50hが四半分位置32cよりも開口12側(及び/又は外側端10a側)である構成を挙げることができる。
なお、バッグ1を体腔内Baに挿入した状態で、第2紐80が引っ掛かったり、絡まったりすると、挿入したバッグ1を十分に展開できないおそれがある。この点、第2紐80の取付位置が本実施例のバッグ1のような位置であれば、仮に第2紐80がひっかかるなどしたりしても、バッグ1の先細形状部25の展開が引っ掛かった第2紐80によって妨げられることがなく、優れた展開性が確保される。
【0027】
次に、実施例1のバッグの製造方法について説明する。
【0028】
まず、袋10のシート状の素材で構成された筒状物を用意し、一方の開口端を閉じて袋状の素材1aにする(
図2(a)参照)。最初から袋状の素材1aを用意しても良い。また、図示されるように、外側縁10a,10bを有する袋状の素材1aが好ましい。
ここでいう外側縁10a,10bとは、シート状の素材を重ね合わせることができるように形成された折り目により構成されており、折り目を境界として一方側が一方のシート状部21aであり、他方側が他方のシート状部21bである。
【0029】
次に、開口12aとは反対側の端部に隣接する位置に第1閉塞部31及び第2閉塞部41を形成する(
図2(c)参照)。
本実施例では、高周波ウェルダーと称されることがある周知の溶着機器Mを用いて(
図2(b)参照)、二枚重ねになっている袋素材の所定部分を熱融着して、第1閉塞部31及び第2閉塞部41を形成した。
熱溶着によって形成された閉塞部は、熱溶着されていない部分(例えば袋本体部21や重層部50,60)よりも折曲がりなどの変形しにくい素材になる。このように、第2紐80の取付位置と袋本体部21との間(取付位置の内側)に変形しにくい第1閉塞部31があると、後述の絞り工程で第2紐80を絞ったとき、袋本体部21の絞り変形が最小限に抑制される。
【0030】
その後、第1閉塞部31及び第2閉塞部41の外側の二枚重ねの部分を残して素材1aをカットして、第1重層部50及び第2重層部60
を形成し、袋10を得た(
図2(c)参照)。
さらに、開口部11に第1紐70を取り付けると共に、第1重層部50に第2紐80を取り付けて、実施例1のバッグ1を得た(
図1(a)参照)。
【0031】
次に、実施例1のバッグの腹腔鏡下の手術における使用例について説明する。
なお、手術の内容や手順に関して、周知である基本的な事項については説明を省略していることがある。
【0032】
バッグ1は、例えば、筋腫A(
図8(a)参照)などの体内組織を除去する腹腔鏡下の手術において用いられる。手術では滅菌されたバッグ1を用いるので、予め滅菌済みのものが取扱い性に優れている。
【0033】
まず、第2紐80の取付位置を絞る(絞り工程、
図4(b)参照)。
絞り工程では、第2紐80を引っ張って、第2紐80の一端部80aを絞る。これにより、第2紐80の一端部80aに囲まれた第2紐取付位置の袋の部分が第2紐80によって強固に保持される。第2紐80は上述したような糸であるので、絞った状態がゆるみにくく維持され、強固な保持状態が維持される。
【0034】
第2貫通穴50hに通されただけの状態の第2紐80を引っ張ると、第2貫通穴50hの位置で袋10が引き千切られて第2紐80が袋10から外れやすい。これに対して、絞り作業後の第2紐80は、絞り部分で袋10に強固に連結された状態になるので、後述の第2紐引き出し工程(
図8参照)において第2紐80を引っ張ったとき、袋10が引き千切れて第2紐80が袋10から外れるようなことが確実に防止される。
また、第2紐80の取付位置の内側に第1閉塞部31があると、第2紐80を引っ張って絞ったとき、袋本体部21の絞り変形が最小限に抑制されるので、後述の展開工程でバッグ1を展開して手術に用いる際、バッグ1内の空間容積をより確実に確保することができ好ましい。
さらに、本実施例のバッグ1のように第2紐の絞り作業を行うことができる構造の場合、あらかじめ絞り作業を行っておけば、後述の開口形成工程(
図8(b)参照)において後述のモルセレーターK(
図9(a)参照)を挿入する挿入孔(開口)10eを形成する際、第1閉塞部31の閉塞部基端縁32を体外に引き出し、閉塞部基端縁32の内側の位置(すなわち袋本体部21の部分)Ca(
図4(b)参照)をハサミC等で切断することで、必要な大きさの開口を確実に形成でき、引き出し長さが最小限ですむ。引き出し長さが最小限で済めば、患者Bに形成した体腔Baに通ずる手術用の穴Bh(
図8(b)参照)に加わる負荷(負担)を最小限に抑制できる。
【0035】
次に、バッグ1を挿入しやすい形状に折り畳む(折り畳み工程、
図5参照)。
折り畳み工程では、バッグ1を棒状(筒状)に折り畳む。折り畳み方については、体腔内Baでの展開
しやすさを考慮して適宜の折り畳み状態を用いることができる。
なお、絞り工程と折り畳み工程は、同時もよく、順番が逆でも良い。
【0036】
次に、棒状のバッグ1を手術を受ける患者Bの体腔内(腹腔内)Baに挿入する(挿入工程、
図5参照)。
この段階では、既に体腔内Baに通ずる複数のトロカーE1〜E4が装着されているので、鉗子F1,F2を用いてバッグ1を把持して、適宜のトロカー(例えばトロカーE2(又はE3。いずれも使用可能。以下、単にE2と称する))を利用してバッグ1を体腔内Baに挿入する。
このとき、第2紐80の他端部80bをトロカーE2の外に出した状態を維持する。第2紐80の長さは、この状態を維持できる長さである。
【0037】
次に、体腔内Baのバッグ1を展開する(展開工程、
図6参照)。
バッグ1は、後述のガス充填工程で膨らませられた状態で用いられるものであり、膨らんだバッグ1内でモルセレーターKによる作業を行うので、その点からすれば大容量のものが良いと考えられる。
ところが、大き過ぎるバッグ1は体腔内Baで展開して十分に広げられないおそれがある。バッグ1の展開が不十分であれば、その後、膨らませようとしても十分に膨らませられないおそれがある。膨らまなかった部分がシワになって袋の内側に出た状態になると、手術の作業の邪魔になったり、袋内に挿入した鉗子やモルセレーターKが袋に当たったりするおそれがある。
この点、本実施例のバッグ1は、袋10の開口12の反対側の部分が先細形状になっているので、体腔内Baにおける展開性に優れている。
体腔内Baにおいて、より確実に展開できれば、その後、膨らませた際、確実に膨らむこととなり、手術作業空間が確保される。
【0038】
次に、筋腫A(回収対象物)をバッグ内に回収する(回収工程)。
回収工程では、鉗子Fでバッグ1の開口12を開き、切除済みの筋腫Aを鉗子Fを用いてバッグ1内に回収する。バッグ1は透明であり透過性を有するので、回収作業性に優れる。
【0039】
回収が完了すると、次に、バッグ1の開口12を閉じる(閉じ工程)。
閉じ工程では、
図7(a)に示されるように、一方の鉗子F1で第1紐70の一方の端部を把持し、他方の鉗子F2で、バッグ1の開口12の一方の外側縁を、第1紐70の他方の端部側に押し付けて、袋10の開口12を絞る(
図7(b)参照)。
鉗子Fによる操作では、必ずしも手や指で直接行う場合のように操作できないが、第1紐70は上述したような糸であるので、バッグの開口を第1紐70に沿ってスムースにスライドさせることができる。
【0040】
次に、閉じられたバッグ1の開口部11を体外に引き出す(開口部引き出し工程)。
この工程では、
図8(a)に示されるように、第1紐70の一端部をトロカーE4を経由させて体外に出し、その後、トロカーE4を引き抜くと共にバッグ1の開口部11を体外に引き出す(
図8(b)参照)。
このように、本実施例のバッグ1は、筋腫Aなどの回収対象物を回収する際、バッグ1の袋10の全体が体腔内Baに挿入された状態であり、バッグ1の開口12の向きなどを作業内容に合わせて変更することができ、取扱い性に優れている。
【0041】
次に、バッグ1内にガスGを充填する(ガス充填工程)。
この工程では、まず、体外に引き出されたバッグ1の開口12を開けて、先ほど引き抜いたトロカーE4をバッグ1の開口12内に挿入し(不図示)、このトロカーE4を利用してバッグ1内に気腹ガスGを充填する(
図8(b)参照)。これによりバッグ1の内部空間Sが膨らませられ、バッグ内における手術の作業空間が確保される。
このように、本実施例のバッグ1では、体外でバッグ1の開口を結紮することで、体腔内Baのバッグ1の内部空間Sを気腹可能であり、取扱い性に優れている。
【0042】
さらに、トロカーE4から光学視管H(装着位置のみ図示)をバッグ内に挿入する(光学視管挿入工程)。
これにより、以後のバッグ1内での手術を内視鏡で視認しつつ行うことができる。
【0043】
なお、ガス充填工程や光学視管挿入工程は、周知の作業手順で行うことができる工程であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0044】
次に、トロカーE2を経由して体外に出ている第2紐80を引っ張って、第2紐80の取付部分を体腔外に引き出す(第2紐引き出し工程)。
この工程では、まず、体外に出ている第2紐80を引っ張って、第2紐80の一端部80aによって絞られた絞り部10dをトロカーE2の体内側端部E2eに当接する位置まで引っ張る。この状態で、そのトロカーE2を引き抜くと共にバッグ1の絞り部10dを体外に引き出す(
図8(b)参照)。
【0045】
次に、袋10の引き出した部分を切断して開口(挿入口)を形成する(開口形成工程)。
この工程では、体外に引き出された絞り部10dに隣接する第1閉塞部31の下側の位置(つまり袋本体部21)Ca(
図4(b)参照)をハサミなどの切断具で切断する。
このように、第1閉塞部31の部分を引き出せば、その内側を切断することで、開口を形成できるので、バッグ1の引き出し量(患者Bに腹部の手術用穴Bhを通過させる長さ)を最小限にすることができ、患者負担を最小限にすることができる。
また、第1閉塞部31を視認して、その内側を切断すればよいので、好適な切断位置を容易、迅速、確実に視認して、容易、迅速、確実に開口を形成することができる。また、第1閉塞部31の内側の閉塞部基端縁32に沿って切断することになるので、切断長さを、基端縁32の長さに近い長さに容易に安定させることができる。つまり、必要十分な大きさの開口を容易、迅速、かつ確実に形成することができる。
この挿入口(開口)10dは、モルセレーターKの挿入口として用いられるものであるところ、小さ過ぎるとモルセレーターKの挿入性が低下したり、大き過ぎるとシワの間の隙間が生じやすくなったりするおそれがあるが、本実施例のバッグ1であれば、上述したように、第1閉塞部31の内側の閉塞部基端縁32に沿って切断することで、当初想定している必要十分な大きさの開口を容易、迅速、かつ確実に形成することができる。
また、ハサミCで切断する前まで、袋10は、第1紐70より内側の領域に開口部はなく、しかも上述したように、体外に出した分部を切断するので、腹腔内に位置するバッグ1の密閉状態を容易、確実に維持することができる。
【0046】
なお、本実施例のバッグ1は、筋腫Aなどの回収対象物を回収する回収工程前の段階では、モルセレーターKを挿入するための開口はない。つまり、バッグの開口部分は、ひとつの開口12だけである。本実施例のバッグ1は、回収工程後、所定位置をカットすることで、モルセレーターKの挿入に用いる挿入口を備える状態にすることができるものである。したがって、バッグ1は、手術開始前や手術開始から回収工程まで、モルセレーター挿入用の穴のことを気にする必要がなく、取扱い性に優れる。また、挿入口の形成を体外で行うことができるので、道具を用いた体内作業を最小限にすることができ好ましい。
【0047】
挿入口を開口すると、次に、その挿入口からモルセレーターKを挿入する(モルセレーター挿入工程)。
この工程では、形成されたバッグ1の挿入口から体内に向けてモルセレーターKを挿入し、体外に位置するバッグの挿入口の端部を糸90で結ぶ。これにより、挿入口からのガス漏れが防止される。挿入口の端部を結ぶ糸としては、例えばブレードシルクを用いることができる。
【0048】
次に、挿入したモルセレーターKを用いて、筋腫Aを細切しながら摘出する(摘出工程)。
このように、本実施例のバッグ1を用いれば、体腔内Baに挿入されたモルセレーターKは、常にバッグ1の内側すなわちバッグ1によって体腔Baとは遮断された空間に位置しており、患者の体腔内Baに内周部(例えば腹膜など)に直接触れることが防止される。そして、バッグ1は透明であるので、良好な視野を確保しつつ、モルセレーターKによってスムースに筋腫等の回収対象物を解消することができる。モルセレーターKを使用した筋腫回収作業をすべて、バッグ1内で行うことができるので、回収時の組織片の体腔内への飛散や散乱を最小限にすることができる。
【0049】
摘出が終了すると、モルセレーターKをバッグ1の挿入口から引き抜く。そして、モルセレーターKが引き抜かれたバッグ1の挿入口の端部を糸(例えばブレードシルク)で結び、閉じる(挿入口閉じ工程)。
【0050】
なお、モルセレーター挿入工程、摘出工程および挿入閉じ工程は、周知の作業手順で行うことができる工程であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0051】
その後、トロカーE4を抜きつつ、このトロカーE4と共に慎重にバッグ1を体外に取り出す(バッグ取り出し工程)。
なお、ここでは、
図9において左側の穴Bhからバッグ1を取り出すが、本実施例のバッグ1の場合、例えば
図9における右の穴Bhなど、その他の穴からの取り出しも可能であり、手術作業の選択肢の幅が広い。
取り出されたバッグ1は、感染防止等に配慮しつつ医療廃棄物として処分する(処分工程)。
【0052】
次に、本発明の実施形態に係るバッグの別の実施例について説明する。
なお、実施例1のバッグ1と共通の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、使用方法については、基本的には、実施例1のバッグ1と同様であるので、ここでは説明を省略することがある。