(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2発行手段は、異なる品目の商品が注文された場合に、同じ発行手段のテイクアウトラベルもしくは前記選択手段によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを1枚発行する異品目モードと、
同じ品目の商品が複数注文された場合に、同じ発行手段のテイクアウトラベルもしくは前記選択手段によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを1枚発行する同品目モードと、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の注文受付装置。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、オーダリングシステムのシステム構成を示す図である。本発明のオーダリングシステムは、注文受付装置100及びラベルプリンタ200を備える。注文受付装置100とラベルプリンタ200とは、LAN(Local Area Network)を介して通信可能に接続される。
【0027】
注文受付装置100は、POSレジスタ、商品販売データ処理装置、券売機などの情報処理装置を用いて構成される。注文受付装置100は、顧客が所望する商品を登録する登録処理と、登録処理によって登録された商品について精算する精算処理とを実行する。なお、以下の説明では、注文受付装置100が登録及び精算する商品として、テイクアウト商品を例に説明する。注文受付装置100は、店員の操作に応じて、テイクアウト商品に付与するラベル(以下、「テイクアウトラベル」という。)の発行指示を生成し、ラベルプリンタ200に出力する。
ラベルプリンタ200は、注文受付装置100からの発行指示に従い、テイクアウトラベルを発行する。
【0028】
次に、注文受付装置100の具体的な構成例について説明する。
注文受付装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、スキャナ部104と、表示部105と、操作部106と、通信部107と、印刷部108と、釣銭釣札機109と、ハードディスク110とを備える。上記の注文受付装置100の各機能部は、バス1を介して互いに接続されている。
【0029】
CPU101は、中央演算処理装置であり、ROM102に記憶されているプログラムを読み出してRAM103に展開する。CPU101は、展開したプログラムの各ステップを実行することによって、注文受付装置100全体の動作を制御する。CPU101の具体的な処理については後述する。
ROM102は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM102は、CPU101によって実行されるプログラムや、自装置の装置番号などを記憶する。
【0030】
RAM103は、種々の情報を一時記憶する。例えば、RAM103は、ROM102から読み出されたプログラムや、当該プログラムの実行などによって取得又は生成される情報(例えば、商品情報、登録情報、取引情報など)を一時記憶する。例えば、RAM103は、通信部107が受信した商品ファイルを一時記憶する。商品ファイルは、商品に関する情報を含むレコード(以下、「商品情報レコード」という。)によって構成される。また、RAM103は、同梱条件ファイル(後述)を一時記憶してもよい。同梱条件ファイルには、複数の商品を同梱する際における条件が登録されている。
【0031】
スキャナ部104は、商品に付されたバーコードを光学的に読み取って当該商品の商品コードを取得(コード化されていた商品コードを逆変換して取得)する。スキャナ部104は、取得した商品コードをCPU101に通知する。
【0032】
表示部105は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部105(注文受付手段)は、例えば所定の商品(例えば、弁当、飲み物など)を登録するためのプリセットボタンを表示し、顧客が所望する商品の注文を受け付ける。表示部105は、受付画面を表示する。受付画面は、登録されたテイクアウト商品に関する情報が表示される画面である。表示部105において店員の操作があった場合には、操作信号がCPU101に通知される。すなわち、表示部105において店員からプリセットボタンの押下がなされた場合には、プリセットボタンに対応付けられた商品の注文受付を示す操作信号がCPU101に通知される。
【0033】
操作部106は、各種の操作ボタン(操作キー)を備える。例えば、操作部106は、数字ボタン(数字キー)、小計ボタン(小計キー)、現計ボタン(現計キー)、ラベル発行ボタン(ラベル発行キー)などを備える。また、操作部106は、上述のプリセットボタン(プリセットキー)を備えていてもよい。これら操作部106の操作ボタンは、メカキー(ハードキー)等のボタンとして配置されていてもよいし、表示部105の表示面上に設けられたタッチパネルに配置されてもよい。操作部106において、店員の操作があった場合には、操作信号がCPU101に通知される。
【0034】
通信部107は、LANを介して他の装置と通信するための通信インタフェースである。例えば、通信部107は、発行指示をラベルプリンタ200に送信する。例えば、通信部107は、不図示の管理装置から商品ファイル及び同梱条件ファイルを受信する。管理装置は、注文受付装置100と通信可能な情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ)を用いて構成される。管理装置は、例えば各店舗を管理する本部に設置される。
印刷部108は、CPU101の制御に従って印刷物を発行する。例えば、印刷部108は、明細情報が含まれるレシートを発行する。
【0035】
釣銭釣札機109は、現金投入口と現金払出口を有する。釣銭釣札機109は、現金投入口に現金が投入された場合、投入された貨幣の情報及び数量情報をCPU101に出力する。また、釣銭釣札機109は、CPU101から入力された差額情報に応じた金額の釣銭又は釣札を現金払出口から払い出す。
ハードディスク110は、例えば、磁気記録装置などの記録装置である。ハードディスク110は、種々の情報を記憶する。例えば、ハードディスク110は、同梱条件ファイル及びラベルフォーマットデータを記憶している。
【0036】
次に、CPU101の動作の一例について説明する。
CPU101(第1発行手段)は、受け付けたテイクアウト商品の所定数分のテイクアウト用のテイクアウトラベルを発行する。具体的には、CPU101(第1発行手段)は、ラベルプリンタ200を制御して、受け付けたテイクアウト商品の所定数分のテイクアウトラベルを発行する。ここで、所定数とは、同一の顧客からテイクアウト商品が注文された個数、つまり注文数を表す。例えば、受け付けたテイクアウト商品の注文数が3個であれば、CPU101(第1発行手段)はラベルプリンタ200を制御して3枚のテイクアウトラベルを発行する。
【0037】
CPU101(第2発行手段)は、受け付けた商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを発行する。具体的には、CPU101(第2発行手段)は、ラベルプリンタ200を制御して、受け付けた商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを発行する。例えば、CPU101(第2発行手段)は、受け付けたテイクアウト商品が3個ある場合には、3個のテイクアウト商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを、ラベルプリンタ200を制御して1枚発行する。ここで、受け付けた商品に関する情報とは、例えば商品の商品名、原材料、製造年月日、消費期限及び注文数などの情報である。
【0038】
また、CPU101(第2発行手段)は、異品目モードと同品目モードとを備える。異品目モードとは、同一の顧客から異なる品目の商品が注文された場合に、同じ発行手段の商品のテイクアウト用のテイクアウトラベル、もしくは、店員によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウト用のテイクアウトラベルを1枚発行するモードである。同品目モードとは、同一の顧客から同じ品目の商品が複数注文された場合に、同じ発行手段の商品のテイクアウト用のテイクアウトラベル、もしくは、店員によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウト用のテイクアウトラベルのテイクアウトラベルを1枚発行するモードである。
【0039】
CPU101(切替手段)は、店員の操作に応じて、第1発行手段と第2発行手段とを切り替える。具体的には、CPU101(切替手段)は、店員の操作に応じて、テイクアウト商品のテイクアウトラベルの発行手段を第1発行手段又は第2発行手段に切り替える。
CPU101(判定手段)は、テイクアウト商品のテイクアウトラベルの発行の際に、第2発行手段で発行する対象となっている商品の分類タイプの組み合わせが同梱可能であるか否か判定する。
CPU101(修正手段)は、同梱可能ではないと判定された場合、同梱可能ではないテイクアウト商品の分類タイプの組み合わせを修正する。この場合、CPU101(第2発行手段)は、修正後のテイクアウト商品の組み合わせに基づいて、ラベルプリンタ200を制御してテイクアウトラベルを発行する。
【0040】
図2は、商品ファイルの具体例を示す図である。
商品ファイルは、商品情報レコードを複数有する。商品情報レコードは、商品コード、商品名、値段、発行及び同梱情報の各値を有する。商品コードの値は、商品を一意に識別するための識別情報を表す。商品コードは、例えばJAN(Japanese Article Number)コードである。商品名の値は、商品の名称を表す。値段の値は、商品の価格を表す。発行の値は、同じ商品情報レコードの商品に設定されている発行モードを表す。発行の具体例として“同”、“異”及び“−”がある。“同”の値は、同じ商品情報レコードの商品に設定されている発行モードが同品目モードであることを示す。“異”の値は、同じ商品情報レコードの商品に設定されている発行モードが異品目モードであることを示す。“−”の値は、同じ商品情報レコードの商品に発行モードが設定されていないことを示す。同梱情報の値は、同じ商品情報レコードの商品を他の商品と同梱する場合の商品の分類タイプを表す。同梱情報の具体例として“熱”、“冷”及び“液”がある。“熱”の値は、同じ商品情報レコードの商品を他の商品と同梱する場合、温かい商品に分類することを示す。“冷”の値は、同じ商品情報レコードの商品を他の商品と同梱する場合、冷たい商品に分類することを示す。“液”の値は、同じ商品情報レコードの商品を他の商品と同梱する場合、液体商品に分類することを示す。
【0041】
図2に示される例では、商品ファイルには6つの商品コードが登録されている。これらの商品コードは、“111”、“222”、“333”、“444”、“555”、“666”である。
図2において、商品ファイルの最上段に登録されている商品情報レコードは、商品コードの値が“111”、商品名の値が“カレーライス”、値段の値が“500”、発行の値が“異”、同梱情報の値が“熱”である。すなわち、商品コード“111”で識別される商品が“カレーライス”であり、値段が“500円”であり、発行モードが“異品目モード”であり、カレーライスを他の商品と同梱する場合、温かい商品として分類することが表されている。
【0042】
また、
図2において、商品ファイルの2段目に登録されている商品情報レコードは、商品コードの値が“222”、商品名の値が“オムライス”、値段の値が“300”、発行の値が“同”、同梱情報の値が“熱”である。すなわち、商品コード“222”で識別される商品が“オムライス”であり、値段が“300円”であり、発行モードが“同品目モード”であり、オムライスを他の商品と同梱する場合、温かい商品として分類することが表されている。
【0043】
また、
図2において、商品ファイルの3段目に登録されている商品情報レコードは、商品コードの値が“333”、商品名の値が“ピラフ”、値段の値が“400”、発行の値が“−”、同梱情報の値が“熱”である。すなわち、商品コード“333”で識別される商品が“ピラフ”であり、値段が“400円”であり、発行モードが設定されておらず、ピラフを他の商品と同梱する場合、温かい商品として分類することが表されている。
【0044】
図3は、同梱条件ファイルの具体例を示す図である。
同梱条件ファイルでは、同梱情報で示される各分類タイプの組み合わせが同梱可能であるか否か示されている。具体的には、
図3に示される同梱条件ファイルには項目“熱”、“冷”、“液”と、項目“熱”、“冷”、“液”との組み合わせ毎に、それぞれの組み合わせが同梱可能であるか否か示されている。
図3に示す“○”はその分類タイプの組み合わせが同梱可能であることを表し、
図3に示す“×”はその分類タイプの組み合わせが同梱可能ではないことを表す。
【0045】
例えば、温かい商品は、温かい商品と同梱可能であり、冷たい商品とは同梱可能ではなく、液体の商品と同梱可能であることが示されている。また、冷たい商品は、温かい商品とは同梱可能ではなく、冷たい商品及び液体の商品と同梱可能であることが示されている。また、液体の商品は、温かい商品、冷たい商品及び液体の商品全てと同梱可能であることが示されている。
【0046】
CPU101(判定手段)は、第2発行手段によるテイクアウト商品のテイクアウトラベルの発行の際に上記同梱条件ファイルを参照し、テイクアウト商品の分類タイプの組み合わせが同梱可能であるか否か判定する。例えば、第2発行手段で発行する対象となっているテイクアウト商品の分類タイプの組み合わせに“熱”と“冷”が含まれる場合、CPU101(判定手段)は同梱可能ではないと判定する。一方、第2発行手段で発行する対象となっているテイクアウト商品の分類タイプの組み合わせに“熱”と“冷”が含まれない場合、CPU101(判定手段)は同梱可能であると判定する。以下の説明では、同梱可能であると判定された場合に同梱条件を満たすと称し、同梱可能ではないと判定された場合に同梱条件を満たさないと称する。
【0047】
図4は、表示部105に表示される受付画面の具体例を示す図である。
受付画面は、店員がテイクアウト商品の登録を完了した際に表示部105に表示される。ここで、テイクアウト商品の登録完了は、小計キーの押下によって判定されてもよい。この場合、小計キーが押下されると、CPU101はテイクアウト商品の登録が完了したと判定する。つまり、小計キーが押下されたことを示す操作信号がCPU101に通知されると、CPU101は受付画面を表示部105に表示させる。
【0048】
図4に示される例では、受付画面には、商品名、注文数及び発行選択の項目ごとに、登録されたテイクアウト商品の情報が表示されている。商品名の項目には、登録されたテイクアウト商品の商品名が表示される。注文数の項目には、同じレコードのテイクアウト商品の注文数が表示される。発行選択の項目には、同じレコードのテイクアウト商品のテイクアウト用のテイクアウトラベルの発行種別の情報が表示される。より具体的には、登録されたテイクアウト商品のうち、テイクアウトラベルをまとめて1枚で発行したいテイクアウト商品については発行選択の項目に同じ符号(例えば、○、△、□など)が表示される。一方、登録されたテイクアウト商品のうち、商品の注文数分のテイクアウトラベルを発行したいテイクアウト商品については発行選択の項目に“−”の符号が表示される、又は、何も表示されない。
【0049】
登録されたテイクアウト商品毎の発行選択の項目に表示される符号は、商品ファイルに基づいて決定される。例えば、テイクアウト商品の発行に「異」の値が登録されている商品が複数ある場合には、CPU101はそれらのテイクアウト商品を第2発行手段における異品目モードで発行する商品であると判定し、該当するテイクアウト商品の発行選択の項目に同じ符号を割り当てる(
図4の商品名“カレーライス”と“チキンライス”参照)。なお、テイクアウト商品の発行に「異」の値が登録されている商品が1つの場合には、CPU101はそのテイクアウト商品を異品目モードで発行する商品であると判定し、該当するテイクアウト商品の発行選択の項目に他の商品と異なる符号を割り当てる。
【0050】
また、例えば、テイクアウト商品の発行に「同」の値が登録されている商品がある場合には、CPU101はそのテイクアウト商品を第2発行手段における同品目モードで発行する商品であると判定し、該当するテイクアウト商品の発行選択の項目に他の商品と異なる符号を割り当てる(
図4の商品名“オムライス”と“スープ”参照)。また、例えば、テイクアウト商品の発行に「‐」の値が登録されている商品がある場合には、CPU101はそのテイクアウト商品を第1発行手段、すなわち、注文数分のテイクアウトラベルを発行する商品であると判定し、該当するテイクアウト商品の発行選択の項目に「−」を割り当てる(
図4の商品名“ピラフ”参照)。
【0051】
図4に示される例では、商品名「カレーライス」と「チキンライス」用のテイクアウトラベルがまとめて1枚で発行されることが示されており、商品名「オムライス」、「スープ」用のテイクアウトラベルがそれぞれ1枚で発行されることが示されており、商品名「ピラフ」用のテイクアウトラベルが注文数分(
図4では、2枚)発行されることが示されている。
【0052】
なお、発行選択の項目に表示されている符号は、店員の操作に応じて切り替えることができる。例えば、店員は、受付画面に表示されているテイクアウト商品のうち、テイクアウトラベルを1枚にまとめる対象となっているテイクアウト商品(以下、「対象商品」という。)の発行選択の項目の符号を同じ符号に変更する。これにより、同じ符号が割り当てられたテイクアウト商品のテイクアウト用のテイクアウトラベルが1枚にまとめて発行される。受付画面に対する操作は、例えば、表示部105がタッチパネルである場合には対象商品の発行選択の項目にユーザが触れることによって行われてもよい。この場合、表示部105がテイクアウトラベルを1枚にまとめて発行する対象商品を選択するための選択手段となる。また、受付画面に対する操作は、例えばポインティングデバイスによってクリックされることにより行われてもよい。この場合、ポインティングデバイスがテイクアウトラベルを1枚にまとめて発行する対象商品を選択するための選択手段となる。
受付画面に表示されているテイクアウト商品のテイクアウトラベルが発行された例を
図5に示す。
【0053】
図5は、ラベルの発行例を示す図である。
図5に示されるように、テイクアウト商品毎に発行選択の項目で選択された発行手段(発行方法)に基づいてテイクアウトラベルが発行される。例えば、ラベル30は、異品目モードで発行されたテイクアウトラベルの例である。ラベル30に示されるように、異品目モードで発行されたテイクアウトラベルには異なる品目の商品(
図5では、商品名「カレーライス」と「チキンライス」)の商品関連情報が印字される。商品関連情報とは、商品に関連する情報であり、例えば商品の原材料、製造年月日、消費期限及び商品を判定倍している店舗の情報などである。なお、同じ商品が複数注文されている場合には、複数注文であることが分かる表記がなされる(
図5に示すラベル30の「チキンライス」の右上(2個)参照)。これにより、店員は、該当商品が複数の注文であることを把握することができる。
【0054】
ラベル31a及び31bは、第1発行手段で発行されたテイクアウトラベルの例である。ラベル31a及び31bに示されるように、第1発行手段で発行されたテイクアウトラベルには該当商品(
図5では、商品名「ピラフ」)の商品関連情報が印字される。また、ラベル32及び33は、同品目モードで発行されたテイクアウトラベルの例である。ラベル32及び33に示されるように、同品目モードで発行されたテイクアウトラベルには該当商品(
図5では、商品名「オムライス」と「スープ」)の商品関連情報がそれぞれのテイクアウトラベルに印字される。なお、同品目モードで発行されたテイクアウトラベルにおいても、同じ商品が複数注文されている場合には、複数注文であることが分かる表記がなされる。
上述したように、注文受付装置100は、複数のパターンのテイクアウトラベルを発行することができる。なお、上記の3種類のテイクアウトラベル30、31a及び31b、32及び33のフォーマットデータは、ハードディスク110に予め記憶されている。
【0055】
図6は、同梱可能ではないと判定された場合の組み合わせを修正する処理を説明するための図である。
図6(A)は修正前の受付画面の表示例を表し、
図6(B)は修正後の受付画面の表示例を表す。
図6(A)に示すような受付画面が表示されているとする。具体的には、
図6(A)に示す例では、登録されたテイクアウト商品が6個であり、全てのテイクアウト商品のテイクアウト用のテイクアウトラベルを1枚にまとめて発行することが示されている。
以下、処理について具体的に説明する。
【0056】
店員によってラベル発行キーが押下されると、まずCPU101はRAM103に記憶されている商品ファイルを読み出す。CPU101は、読み出した商品ファイルから、登録されたテイクアウト商品の同梱情報を取得する。次に、CPU101は、ハードディスク110に記憶されている同梱条件ファイルを読み出す。そして、CPU101は、取得したテイクアウト商品の同梱情報と、読み出した同梱条件ファイルに設定されている条件とを比較する。具体的には、CPU101は、取得した同梱情報で示されるテイクアウト商品の分類タイプと、同梱条件ファイルに設定されている条件とを比較し、同梱条件を満たすか否か判定する。
【0057】
図6(A)に示される例では、商品名「カレーライス」、「オムライス」、「ピラフ」及び「スープ」の同梱情報が「熱」であり、商品名「アイスクリーム」及び「ゼリー」の同梱情報が「冷」である。この場合、同梱条件を満たさないため、CPU101はこの組み合わせを
図6(B)に示すように修正する。例えば、CPU101は同梱情報が「熱」の組み合わせと、同梱情報が「冷」の組み合わせとの2つの組み合わせになるように修正する。つまり、同梱条件を満たさないテイクアウト商品同士が同じテイクアウトラベルに一括されないように組み合わせを修正する。
以上で修正処理について具体的に説明を終了する。
【0058】
図7は、本発明における注文受付装置100の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10:CPU101は、顧客が所望するテイクアウト商品を登録するための入力画面を表示部105に表示させ、テイクアウト商品の入力を受け付ける。テイクアウト商品の入力がなされると、ステップS12の処理に進む。
ステップS12:CPU101は、テイクアウト商品の注文受付が完了したか否か判定する。例えば、CPU101は、小計キーが押下されたか否か判定する。小計キーが押下された場合、CPU101は注文の受付が完了したと判定する。一方、小計キーが押下されなかった場合、CPU101は注文の受付が完了していないと判定する。注文の受付が完了した場合、ステップS14の処理に進む。注文の受付が完了していない場合、ステップS10の処理に戻る。
【0059】
ステップS14:CPU101は、受付画面を表示部105に表示させる。表示部105は、CPU101の制御に従って受付画面を表示する。その後、ステップS16の処理に進む。
ステップS16:CPU101は、発行選択の項目の値が変更されたか否か判定する。発行選択の項目の値が変更された場合、ステップS18の処理に進む。発行選択の項目の値が変更されなかった場合、ステップS20の処理に進む。
【0060】
ステップS18:CPU101は、変更内容に応じた制御を行う。例えば、CPU101は、発行選択の項目に表示されている符号を、店員が選択した符号に変更する。その後、ステップS20の処理に進む。
ステップS20:CPU101は、ラベル発行キーが押下されたか否か判定する。ラベル発行キーが押下された場合、ステップS22の処理に進む。ラベル発行キーが押下されなかった場合、ステップS16の処理に戻る。
【0061】
ステップS22:CPU101は、登録されたテイクアウト商品の分類タイプの組み合わせが同梱条件を満たすか否か判定する。同梱条件を満たす場合、ステップS24の処理に進む。同梱条件が満たされなかった場合、ステップS26の処理に進む。
ステップS24:CPU101は、通信部107を介してラベル発行指示をラベルプリンタ200に送信する。
ステップS26:CPU101は、登録されたテイクアウト商品の分類タイプの組み合わせを修正する。その後、ステップS24の処理に進む。
【0062】
以上のように構成されたオーダリングシステムによれば、第2発行手段で発行する対象となっている商品においては、商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルが発行される。したがって、店員は、顧客から注文された商品全てにテイクアウトラベルを貼り付ける必要がない。さらに、1枚にまとめてテイクアウトラベルが発行されるため、商品毎にテイクアウトラベルを発行する場合と比べてラベルの消費量が少なくて済む。具体例として、
図5を例に説明する。ラベル31a、ラベル31b、ラベル32、ラベル33のように商品毎に発行されたラベルでは、各ラベルに店舗名や住所等の店舗情報がそれぞれのラベルに印字される。それに対して、ラベル30のように商品に関する情報をまとめた場合には、店舗情報が商品毎に印字されず、1か所に印字される。また、1つのラベルにまとめた商品の消費期限が同じである場合にも店舗情報と同様に、1か所に印字される。したがって、その分のラベルの消費量を削減することができる。そのため、ラベル貼り付けの手間を軽減しつつ、ラベルの消費量を減少させることが可能になる。
【0063】
また、テイクアウトラベル発行前に、対象商品においては、同梱条件を満たすか否かの判定が行われる。そして、同梱条件を満たさなかった場合には、同梱条件を満たすように対象商品の組み合わせが修正される。したがって、同梱可能ではない商品のテイクアウト用のテイクアウトラベルが1枚にまとめて発行されてしまうことが無い。そのため、店員は、同梱してはいけない商品を容易に判別することができる。
【0064】
<変形例>
本実施形態では、オーダリングシステムが備えるラベルプリンタ200の台数が一台であるが、オーダリングシステムは複数台のラベルプリンタ200を備えるように構成されてもよい。
CPU101(判定手段)は、同梱条件を満たさないと判定した場合、同梱条件を満たしていない旨を表示部105に表示させてもよい。例えば、CPU101(判定手段)は、同梱条件を満たしていない旨をポップアップ表示で表示部105に表示させてもよいし、表示画面を警告画面に切り替えて警告画面に同梱条件を満たしていない旨を表示させてもよい。なお、ポップアップ又は警告画面には、同梱条件を満たしていない旨と各種ボタンが表示される。各種ボタンは、例えば修正ボタン、そのまま実行ボタンなどである。
【0065】
修正ボタンは、店員が分類タイプの組み合わせを修正する際に使用するボタンである。店員によって修正ボタンが押下されると、CPU101(判定手段)は表示部105に表示されているポップアップ又は警告画面を受付画面に切り替えて店員から分類タイプの組み合わせの修正を受け付ける。そのまま実行ボタンは、店員が分類タイプの組み合わせを修正しない場合に使用するボタンである。店員によってそのまま実行ボタンが押下されると、CPU101(修正手段)が同梱条件を満たすように分類タイプの組み合わせを修正する。
このように構成されることによって、店員に同梱条件を満たさない旨を通知することができる。その結果、適さない組み合わせ(例えば、温かい商品と冷たい商品との組み合わせ)でテイクアウトラベルが発行されてしまう可能性を軽減することが可能になる。
【0066】
RAM103は、商品毎に商品の種類に関する情報と、種類毎に第1発行手段又は前記第2発行手段のいずれでテイクアウトラベルを発行するかに関する情報と、種類毎に同梱情報とが対応付けられた種類別ファイルをさらに記憶してもよい。商品の種類は、例えばご飯類、麺類、飲料類などの種類であってもよいし、同梱情報のような熱、冷、液などの種類であってもよいし、やわらかい、堅い、においが強いなどの種類であってもよい。また、種類毎の同梱情報は、
図2に示される商品ファイルに登録されている同梱情報と同じである。
【0067】
本実施形態では、CPU101(修正手段)が組み合わせを修正した後にテイクアウトラベルを発行する構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、CPU101は組み合わせを修正した後に、再度受付画面を表示部105に表示させて修正後の組み合わせを店員に確認させるように構成されてもよい。このように構成される場合、
図7に示すフローチャートのステップS26の処理の後に、注文受付装置100はステップS16以降の処理を繰り返し実行する。
このように構成されることによって、修正された組み合わせを見て、店員は再度組み合わせを変更することができる。
【0068】
組み合わせの修正の処理は、上述の方法(テイクアウト商品の同梱情報で示される分類タイプごとの組み合わせにする方法)に限定される必要はない。例えば、CPU101は、テイクアウト商品毎の同梱情報及び発行手段に基づいて組み合わせを修正してもよい。このように構成される場合、以下のような処理が行なわれる。
CPU101(修正手段)は、同梱条件を満たさないと判定された場合、RAM103に記憶されている商品ファイルを読み出す。CPU101(修正手段)は、読み出した商品ファイルに登録されているレコードのうち、登録されたテイクアウト商品に対応するレコードを選択する。CPU101は、選択した各レコードの発行及び同梱情報の項目に登録されている各値を取得する。
【0069】
CPU101は、取得した各値に基づいて組み合わせを修正する。具体的には、CPU101は、発行の値が“異”であり、かつ、同梱情報が同じ分類タイプのテイクアウト商品を1つの組み合わせとし、発行の値が“同”であるテイクアウト商品をそれぞれ1つの組み合わせとし、発行の値が“−”であるテイクアウト商品をそれぞれ1つの組み合わせとして組み合わせを修正する。
以上で、他の組み合わせの修正の処理についての説明を終了する。
【0070】
図4に示した受付画面は一例であり、受付画面は以下のような画面であってもよい。
図8は、変形例における受付画面の具体例を示す図である。
図8に示される例では、受付画面には、商品名、注文数、発行及び発行選択の項目ごとに、登録されたテイクアウト商品の情報が表示されている。
図4の受付画面と異なる点は、発行の項目が新たに加わった点と、発行選択の項目に表示されている内容が変更されている点である。そこで、各変更点について具体的に説明する。
【0071】
発行の項目には、同じレコードのテイクアウト商品の商品に設定されている発行モードの情報が表示される。発行選択の項目には、同じレコードのテイクアウト商品のうち、発行の項目に「異」の値が表示されているテイクアウト商品のレコードにのみ符号(
図8では、△)が表示される(
図8の発行選択の項目参照)。
【0072】
登録されたテイクアウト商品毎の発行及び発行選択の項目に表示される文字及び符号は、商品ファイルに基づいて決定される。
図8に示される例では、商品名「カレーライス」と「チキンライス」用のテイクアウトラベルがまとめて1枚で発行されることが示されており、商品名「オムライス」、「スープ」用のテイクアウトラベルがそれぞれ1枚で発行されることが示されており、商品名「ピラフ」用のテイクアウトラベルが注文数分(
図8では、2枚)発行されることが示されている。
【0073】
なお、発行及び発行選択の項目に表示されている文字及び符号は、店員の操作に応じて切り替えることができる。例えば、店員が、受付画面に表示されているテイクアウト商品のうち、発行手段を変更したい対象のテイクアウト商品の発行の項目に触れることで表示されている文字を変更したい文字に変更する。店員によって発行の項目に表示されている文字が“異”から“同”又は“−”に変更された場合、CPU101は同じレコードの発行選択の項目に表示されている符号を“−”に変更する。発行の項目に表示されている文字が“同”又は“−”である場合、CPU101は発行選択の項目に表示されている符号は変更できない表示態様にする。例えば、CPU101は、発行の項目に表示されている文字が“同”又は“−”であるテイクアウト商品に対応するレコードの発行選択の項目をグレースケールにすることによって変更できないようにする。
【0074】
また、店員によって発行の項目に表示されている文字が“同”又は“−”から“異”に変更された場合、CPU101は同じレコードの発行選択の項目に表示されている符号を変更可能な表示態様にする。例えば、CPU101は、発行の項目に表示されている文字が“異”であるテイクアウト商品に対応するレコードの発行選択の項目を選択できるようにする。
【0075】
CPU101は、
図7のステップS24の処理において、通信部107を介してラベル発行指示をラベルプリンタ200に送信する前にテイクアウトラベルの発行イメージ画像を表示部105に表示させてもよい。発行イメージ画像とは、実際に印字発行されるテイクアウトラベルの出力結果を示す画像である。このように構成される場合、CPU101はテイクアウトラベルの発行イメージ画像を表示部105に表示させるとともに、テイクアウトラベルを発行してもよいか否かを店員に確認させる表示(例えば、YESボタン及びNOボタン)を表示部105の画面上に表示させる。そして、店員によってテイクアウトラベルを発行してもよい旨の指示が入力された後(YESボタンが押下された後)、CPU101は通信部107を介してラベル発行指示をラベルプリンタ200に送信する。一方、店員によってテイクアウトラベルを発行してはいけない旨の指示が入力されると(NOボタンが押下されると)、CPU101は
図7のステップS14の処理を実行する。すなわち、CPU101は、受付画面を表示部105に表示させる。
このように構成されることによって、店員は発行されるテイクアウトラベルを事前に確認することができる。したがって、テイクアウトラベルに印字される記載やテイクアウトラベルの種類が誤って発行されてしまうおそれを軽減することができる。そのため、無駄なテイクアウトラベルが発行されてしまうことを抑制することが可能になる。
また、テイクアウトラベルに明細情報が印字されてもよい。このように構成される場合、注文受付装置100はテイクアウト商品の精算処理後、レシートを発行しない。
【0076】
注文受付装置100はイートイン宣言手段を備えるように構成されてもよい。CPU101(イートイン宣言手段)は、店員の操作に応じて第1発行手段及び第2発行手段によるテイクアウトラベルの発行を禁止する。すなわち、CPU101(イートイン宣言手段)による制御がなされた場合、注文受付装置100はテイクアウトラベルを発行しない。このように構成される場合、表示部105及び操作部106には、イートイン宣言手段による制御を実行させるためのボタン(以下、「発行禁止ボタン」という。)が設けられる。店員によって発行禁止ボタンが押下されると、CPU101はラベル発行キーが押下された場合であってもテイクアウトラベルを発行しない。すなわち、CPU101は、通信部107を介してラベル発行指示をラベルプリンタ200に送信しない。
【0077】
このように構成されることによって、店員の操作に応じてテイクアウトラベルの発行が禁止されるため、テイクアウトラベルを発行する必要がない場合にテイクアウトラベルが発行されてしまうことを抑制することができる。例えば、イートインなど店内で注文商品を顧客食べる場合にはテイクアウトラベルを発行する必要がない。このような場合に、店員が発行禁止ボタンを押下することにより、CPU101(イートイン宣言手段)がテイクアウトラベルを発行しないように自装置を制御する。したがって、不要なテイクアウトラベルが発行されない。そのため、ラベルの消費量を抑えることができる。
【0078】
また、店員によって発行禁止ボタンが押下された場合であっても、テイクアウトラベルの発行禁止を商品毎に個別に解除できるように構成されてもよい。例えば、CPU101が表示部105の画面上に現在テイクアウトラベルの発行禁止の対象となっている商品(注文された商品)の一覧を表示させ、店員が表示部105の画面を操作してテイクアウトラベルの発行禁止を解除したい商品を選択する。CPU101は、選択された商品をテイクアウトラベルの発行禁止の対象から外す。その後、店員によりラベル発行キーが押下されると、CPU101はテイクアウトラベルの発行禁止の対象から外れている商品についてのみテイクアウトラベルを発行するように制御する。
【0079】
また、注文受付装置100は一括手段を備えるように構成されてもよい。CPU101(一括手段)は、テイクアウトラベルの発行手段を強制的に第2発行手段に切り替え、受け付けた商品に関する情報を一括してまとめたテイクアウトラベルを発行する。このように構成される場合、表示部105及び操作部106には、一括手段による制御を実行させるためのボタン(以下、「一括ボタン」という。)が設けられる。店員によって一括ボタンが押下されると、CPU101はラベルプリンタ200を制御して、受け付けた注文商品に関する情報を全てまとめたテイクアウトラベル(
図5のラベル30参照)を発行する。
【0080】
上述した切替手段による第1発行手段と第2発行手段との切り替え操作、選択手段による選択操作、イートイン宣言手段による制御を実行させるための入力操作及び一括手段による制御を実行させるための入力操作は、会計締め操作よりも前であれば商品の登録後どのようなタイミングであっても受付け可能である。会計締めとは、注文商品の精算が完了することであり、例えば現計キーが押下された場合にCPU101は会計締め操作がなされたと判断する。なお、会計締めがなされた後は、上記各手段による制御を実行させるための入力操作は受け付けない。
本発明により使用されるラベルは、ライナレスラベル、台紙付きラベル、熱活性ラベル、水活性ラベルなど、どのような種類のラベルが用いられてもよい。熱活性ラベルとは、ある特定量の熱を印加することで、粘着面が活性化してラベルとして機能するラベルである。水活性ラベルとは、水分を与えることで、粘着面が活性化してラベルとして機能するラベルである。
【0081】
また、注文受付装置100は、分離手段を備えるように構成されてもよい。CPU101(分離手段)は、同じ品目の商品が複数注文されている場合に、店員の操作に応じて同じ品目の商品の注文を複数に分ける。CPU101(分離手段)の具体的な処理について
図4及び
図9を用いて説明する。ここで、CPU101(分離手段)の具体的な処理について説明するにあたり、注文受付装置100の表示部105には
図4に示す受付画面が表示されているとする。また、この処理は、顧客からの要望がなされた場合に行われる。以下、顧客から「オムライス」の注文「3つ」を別々(例えば、「2つ」と「1つ」)に分けてほしいという要望があった場合を例に説明する。
【0082】
まず、店員が表示部105を介して、注文を分ける対象となっているテイクアウト商品(以下、「分離対象商品」という。)である「オムライス」の注文数の項目「3」に触れる。この操作が行われると、CPU101(分離手段)は表示部105に分離対象商品の注文の分割数を入力させるための指示を表示させる。例えば、CPU101(分離手段)は、「注文をいくつに分けますか」などといった指示、第1数値入力枠及び各種ボタンを受付画面に表示させる。第1数値入力枠は、店員に数値を入力させるための領域である。各種ボタンは、例えば決定ボタン及び訂正ボタンである。決定ボタンは、数値入力枠に入力された数値を確定させるボタンである。つまり、店員によって決定ボタンが選択されると、CPU101は数値入力枠に入力されている数値を分離対象商品の注文の分割数に決定する。訂正ボタンは、数値入力枠に入力された数値を訂正するためのボタンである。つまり、店員によって訂正ボタンが選択されると、CPU101は数値入力枠に入力されている数値を全て削除する。その後、店員は、操作部106を操作してそれぞれの分割数を入力する。
【0083】
その後、店員から注文の分割数の入力がなされると、次にCPU101(分離手段)は「注文数をいくつずつにしますか」などといった指示、第2数値入力枠及び各種ボタンを受付画面に表示させる。第2数値入力枠は、店員に数値を入力させるための領域である。なお、第2数値入力枠は、決定された注文の分割数分だけ受付画面に表示される。これにより、注文を複数に分けた場合においてそれぞれの注文数を店員に入力させることができる。例えば、店員は、顧客からの要望に応じて、操作部106を操作して分離対象商品の注文を「2つ」と「1つ」とに分ける入力を行う。なお、分離対象商品の注文の分割数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
【0084】
CPU101(分離手段)は、店員に入力された情報に基づいて受付画面に表示されている分離対象商品の注文を複数に分ける。例えば、CPU101(分離手段)は、
図4に示す受付画面に表示されている分離対象商品である「オムライス」の注文を「2つ」と「1つ」とに分ける。分離対象商品の注文を複数に分けた場合の受付画面の表示例を
図9に示す。
図9は、変形例における受付画面の表示例を示す図である。
図9(A)に示されるように、CPU101(分離手段)は、受付画面に表示されている「オムライス」に対応するレコードを新たに作成する(
図9(A)の太枠40を参照)。この際、CPU101(分離手段)は、新たに作成したレコードの発行選択の項目に「−」を割り当てる。また、CPU101(分離手段)は、分離前のレコードの発行選択の項目に、分離前の発行選択の項目に割り当てられていた符号(
図9(A)では、「□」)を割り当てる。なお、発行選択の項目に表示されている符号は、店員の操作に応じて切り替えることができる。そのため、新たに作成したレコードの発行選択の項目に割り当てられている符号「−」も店員の操作に応じて他の符号に切り替えることができる。
【0085】
例えば、店員が、CPU101(分離手段)が新たに作成したレコード(
図9(A)の場合、商品名「オムライス」、注文数「1」、発行選択「−」)の発行選択の項目「−」を選択して発行選択の項目「△」に切り替える入力を行う。この処理により、CPU101は、新たに作成したレコードの発行選択の項目に割り当てられている符号を「−」から「△」に切り替える。切り替え後の受付画面の表示例を
図9(B)に示す。
【0086】
図9(B)に示されるように、新たに作成したレコード(
図9(B)の太枠41)の発行選択の項目に割り当てられている符号の切り替え後では、商品名「カレーライス」と「チキンライス」と「オムライス」とに対して同じ符号が割り当てられている。そのため、
図9(B)に示される例では、商品名「カレーライス」と「チキンライス」と「オムライス」用のテイクアウトラベルがまとめて1枚で発行されることが示されており、商品名「オムライス」、「スープ」用のテイクアウトラベルがそれぞれ1枚で発行されることが示されており、商品名「ピラフ」用のテイクアウトラベルが注文数分(
図9(B)では、2枚)発行されることが示されている。このように、本実施形態における注文受付装置100は、顧客の要望に応じて同じ品目の商品の注文を複数に分ける。
以上で、CPU101(分離手段)の具体的な処理についての説明を終了する。
【0087】
注文受付装置100が分離手段を備えることによって、同品目の商品の注文を顧客の要望に応じて複数に分けることができる。そのため、顧客の要望に応じたテイクアウトラベルを発行することが可能になる。
【0088】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本実施形態で示した注文受付装置100に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
顧客が所望する商品の注文を受け付ける注文受付手段と、
前記注文受付手段が受け付けた商品の所定数分のテイクアウト用のテイクアウトラベルを発行する第1発行手段と、
受け付けた商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを発行する第2発行手段と、
を備える注文受付装置。
(付記2)
商品毎又は種類毎に前記第1発行手段又は前記第2発行手段のいずれで前記テイクアウトラベルを発行するか予め記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の注文受付装置。
(付記3)
前記第1発行手段と前記第2発行手段とを切り替える切替手段をさらに備え、
前記切り替え手段は、前記注文の会計締め操作よりも前であれば前記第1発行手段と前記第2発行手段との切り替えが可能であることを特徴とする付記1又は2に記載の注文受付装置。
(付記4)
受け付けた商品に関する情報をまとめた前記テイクアウトラベルを発行する対象となる商品を選択する選択手段をさらに備え、
前記選択手段は、前記注文の会計締め操作よりも前であれば前記商品の選択が可能であり、
前記第2発行手段は、選択手段によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを発行することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の注文受付装置。
(付記5)
前記第2発行手段は、異なる品目の商品が注文された場合に、同じ発行手段のテイクアウトラベルもしくは前記選択手段によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを1枚発行する異品目モードと、
同じ品目の商品が複数注文された場合に、同じ発行手段のテイクアウトラベルもしくは前記選択手段によって選択された商品に関する情報をまとめたテイクアウトラベルを1枚発行する同品目モードと、
を備えることを特徴とする付記4に記載の注文受付装置。
(付記6)
前記記憶手段は、異なる商品の同梱に関する条件が設定された同梱条件と、前記商品毎又は種類毎に商品の分類タイプを表す同梱情報とをさらに記憶し、
前記第2発行手段による発行の際に、商品それぞれの前記同梱情報と、前記同梱条件とを比較し、商品の分類タイプの組み合わせが同梱可能であるか否か判定する判定手段をさらに備え、
前記第2発行手段は、同梱可能であると判定された場合に前記テイクアウトラベルを発行することを特徴とする付記2から5のいずれか1つに記載の注文受付装置。
(付記7)
同梱可能ではないと判定された場合、同梱可能ではない商品の分類タイプの組み合わせを修正する修正手段をさらに備え、
前記第2発行手段は、前記修正手段による修正後の組み合わせに基づいて前記テイクアウトラベルを発行することを特徴とする付記6に記載の注文受付装置。
(付記8)
前記第1発行手段及び前記第2発行手段による前記テイクアウトラベルの発行を禁止するイートイン宣言手段を備えることを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の注文受付装置。
(付記9)
前記テイクアウトラベルの発行手段を強制的に前記第2発行手段に切り替え、受け付けた商品に関する情報を一括してまとめたテイクアウトラベルを発行する一括手段を備えることを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の注文受付装置。
【0089】
なお、本発明の注文受付装置100の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、注文受付装置100の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0090】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。