(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6411797
(24)【登録日】2018年10月5日
(45)【発行日】2018年10月24日
(54)【発明の名称】加熱調理器
(51)【国際特許分類】
F24C 3/08 20060101AFI20181015BHJP
F24C 3/14 20060101ALI20181015BHJP
A47J 37/06 20060101ALI20181015BHJP
F24C 15/14 20060101ALI20181015BHJP
【FI】
F24C3/08 Q
F24C3/14 H
A47J37/06 366
F24C15/14 D
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-140743(P2014-140743)
(22)【出願日】2014年7月8日
(65)【公開番号】特開2016-17700(P2016-17700A)
(43)【公開日】2016年2月1日
【審査請求日】2017年7月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】391030099
【氏名又は名称】株式会社旭製作所
(73)【特許権者】
【識別番号】000158312
【氏名又は名称】岩谷産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080159
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 望稔
(74)【代理人】
【識別番号】100090217
【弁理士】
【氏名又は名称】三和 晴子
(72)【発明者】
【氏名】平山 豊之
【審査官】
土屋 正志
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3038527(JP,U)
【文献】
実開昭54−106281(JP,U)
【文献】
実開昭49−002895(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24C 3/08
A47J 37/06
F24C 3/14
F24C 15/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
側壁部と底壁部を有し、上部が開放された筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記筐体の上側で調理される被調理物を加熱するガスバーナーと
を備え、
前記筐体は、
前記筐体の上側から流出して前記側壁部の外面に沿って流下する調理で生じた油を受け止めるために、前記筐体から側方に突出する油受け部と、
前記油受け部で受け止められた前記油を前記筐体内に回収するために、前記油受け部に隣接して前記筐体の外部と内部を連通するように形成された油回収口と、
前記筐体の内部に前記油回収口と接続して配置され、前記油回収口から回収された前記油を収容する油収容部とを有し、
前記筐体は、前記側壁部の下縁部に前記筐体の内側に向かって突出する段部を有し、前記段部に前記油回収口が側方に開くように形成される加熱調理器。
【請求項2】
前記油受け部の外縁部は、前記側壁部の外面より内側に配置される請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記底壁部の外縁部が前記段部の下端部より外側まで延びて前記油受け部を形成する請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記底壁部の内面が前記油回収口の近傍から下方に窪むことにより前記油収容部が形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記ガスバーナーと前記筐体の前記底壁部との間に配置されて水を収容する水皿をさらに有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記筐体の上部を覆うように設置され、前記被調理物を調理するために平面状に形成された調理面を有する調理部と、
可燃性ガスが充填されたガスボンベを装着するためのボンベ装着部を有し、前記ガスボンベ内の可燃性ガスを前記ガスバーナーに供給するガス供給部と
をさらに有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記調理部は、線材を格子状に組み合わせた焼き網部を有し、前記焼き網部の表面が前記調理面を構成する請求項6に記載の加熱調理器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、加熱調理器に係り、特に、ガスバーナーで被調理物を加熱して調理する加熱調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、屋内および屋外を問わず加熱調理することができるカセットコンロなどの可搬型の加熱調理器が用いられている。この加熱調理器は、一般的に、上部が開放された筐体の上側に焼き網などが設置され、着脱可能に装着されたガスボンベから筐体の内部に配置されたガスバーナーに可燃性ガスを供給して燃焼させる構造を有する。これにより、焼き網の表面上で肉や野菜などの被調理物を加熱して調理することができる。
【0003】
ここで、被調理物を加熱調理することにより、例えば、被調理物内の脂肪分が溶け出して液状の油が生じる。このような油が、様々な場所に飛散すると、清掃に大きな手間を要するため、調理で生じた油を容易に所定の場所に回収する技術が求められている。
【0004】
そこで、例えば、特許文献1では、ガスバーナーの下側に筐体内から出し入れ可能な水皿を有する加熱調理器が提案されている。この水皿31には、
図8に示すように、水Wが収容されており、焼き網の網目を介して筐体32内に落ちる油を受け止めて回収することができる。また、水皿31に収容された水Wにより、ガスバーナーで生じた熱で筐体32の底部33が過剰に加熱されることを抑制する機能も有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−203632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、被調理物の調理により生じた油Lが筐体32の外側に流出して、例えば加熱調理器が載置された載置台Tなど、周囲が汚染されることが問題となっている。特に、
図8に示すように、焼き網の表面上から筐体32の外側に流出した油Lが、筐体32の側壁部34の外面に沿って流下すると、筐体32の底壁部33から載置台Tに油Lが順次落下して載置台T上に油溜りPが生じるため清掃による除去が大変困難となる。
【0007】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、被調理物を調理する際に流出した油により周囲が汚染されるのを抑制することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係る加熱調理器は、側壁部と底壁部を有し、上部が開放された筐体と、筐体の内部に配置され、筐体の上側で調理される被調理物を加熱するガスバーナーとを備え、筐体は、筐体の上側から流出して側壁部の外面に沿って流下する調理で生じた油を受け止めるために、筐体から側方に突出する油受け部と、油受け部で受け止められた油を筐体内に回収するために、油受け部に隣接して筐体の外部と内部を連通するように形成された油回収口と、筐体の内部に油回収口と接続して配置され、油回収口から回収された油を収容する油収容部とを有
し、筐体は、側壁部の下縁部に筐体の内側に向かって突出する段部を有し、段部に油回収口が側方に開くように形成されるものである。
【0009】
また、油受け部の外縁部は、側壁部の外面より内側に配置されることが好ましい。
【0010】
また、底壁部の外縁部が段部の下端部より外側まで延びて油受け部を形成することができる。
【0011】
また、底壁部の内面が油回収口の近傍から下方に窪むことにより油収容部を形成することができる。
【0012】
また、ガスバーナーと筐体の底壁部との間に配置されて水を収容する水皿をさらに有することが好ましい。
【0013】
また、筐体の上部を覆うように設置され、被調理物を調理するために平面状に形成された調理面を有する調理部と、可燃性ガスが充填されたガスボンベを装着するためのボンベ装着部を有し、ガスボンベ内の可燃性ガスをガスバーナーに供給するガス供給部とをさらに有することが好ましい。
また、調理部は、線材を格子状に組み合わせた焼き網部を有し、焼き網部の表面が調理面を構成することができる。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、筐体から側方に突出する油受け部で油を受け止めて、油受け部に隣接して形成された油回収口から油を筐体内に回収し、筐体の内部に配置された油収容部に油回収口から回収された油を収容するので、被調理物を調理する際に流出した油により周囲が汚染されるのを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】この発明の実施の形態に係る加熱調理器の構成を示す斜視図である。
【
図2】この発明の実施の形態に係る加熱調理器の構成を示す断面図である。
【
図3】加熱調理器から調理部を取り外した時の構成を示す斜視図である。
【
図4】加熱調理器から調理部および輻射板を取り外した時の構成を示す斜視図である。
【
図5】加熱調理器から調理部、輻射板およびガスバーナーを取り外した時の構成を示す斜視図である。
【
図6】加熱調理器から調理部、輻射板、ガスバーナーおよび水皿を取り外した時の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1および
図2に、この発明の実施の形態に係る加熱調理器の構成を示す。この加熱調理器は、上部が開放された筐体1を有し、この筐体1の上側に調理部2が設置されると共に、筐体1に隣接してガス供給部3が設置されている。また、筐体1の内部には、調理部2の下側から下方に向かって、輻射板4と、ガスバーナー5と、水皿6とが順次間隔を空けて配置されている。
【0017】
調理部2は、筐体1の上部を覆うように設置され、線材を格子状に組み合わせた焼き網部7を有する。この焼き網部7の表面は、平面状に形成されており、被調理物を載せて加熱調理するための調理面8を構成する。
筐体1は、側壁部9と底壁部10を有し、上部に開放部11が形成されている。また、筐体1の側壁部9には、筐体1内に空気を取り込むための複数の空気孔12が形成されている。
【0018】
図3に、
図1に示す加熱調理器から調理部2を取り外すと共に後述するガス供給部3のボンベカバー3aを開いた斜視図を示す。
輻射板4は、ガスバーナー5の上側を覆うように筐体1内に配置されている。輻射板4は、上方に向かって逆V字状に突出する2つの凸部13を有し、この2つの凸部13の傾斜面でガスバーナー5からの熱を拡散させて焼き網部7を広範囲にわたって加熱することができる。
【0019】
図4に、
図3に示す加熱調理器から輻射板4をさらに取り外した斜視図を示す。
ガスバーナー5は、U字形状を有し、焼き網部7に平行に配置されると共にその両端部がガス供給部3に接続されている。また、ガスバーナー5は、内部が中空とされた管構造を有し、その表面には外部と内部を連通する複数の炎口14が形成されている。ガス供給部3から供給される可燃性ガスがガスバーナー5の内部を介して複数の炎口14から放出され、この可燃性ガスに図示しない放電部の放電により点火を行うことにより、複数の炎口14から放出される可燃性ガスを燃焼させることができる。
【0020】
図5に、
図4に示す加熱調理器からガスバーナー5をさらに取り外した斜視図を示し、
図6に、
図5に示す加熱調理器から水皿6をさらに取り外した斜視図を示す。
図5に示すように、水皿6は、上方が開放されて、その内側に所定量の水Wを収容する水収容部15が形成されており、ガスバーナー5により筐体1の底壁部の温度が過剰に上昇することを抑制することができる。水収容部15に収容される水Wの量としては、ガス供給部3に装着されるガスボンベB内の全ての可燃性ガスがなくなるまでガスバーナーで燃焼させても、水Wが完全に蒸発しない量であることが好ましい。また、
図6に示すように、筐体1の側壁部9においてガス供給部3が配置された側とは反対側の側壁部9には引き出し口16が形成されており、水皿6は引き出し口16を介して筐体1の内部から外部に引き出し可能に構成されている。
【0021】
ガス供給部3は、
図3に示すように、可燃性ガスが充填されたガスボンベBが着脱可能に装着されるボンベ装着部17と、ボンベ装着部17を開閉可能に覆うボンベカバー3aと、ガス供給部3の外側面に回転可能に設けられた火力調節つまみ18とを有する。
ボンベ装着部17は、ガスバーナー5と接続されており、ガスボンベBからガスバーナー5の内部に可燃性ガスを供給する。
火力調節つまみ18は、作業者により操作されるもので、ボンベ装着部17に接続されており、その回転量に応じてガスボンベBからガスバーナー5に供給される可燃性ガスの量を調節することができる。また、火力調節つまみ18は、ガスバーナー5から放出される可燃性ガスを点火するための図示しない放電部と接続されており、ガス供給の停止位置から回転された時に放電部を放電させるための信号を出力する。
【0022】
次に、筐体1について詳細に説明する。
図7に示すように、筐体1は、側壁部9の下端部に筐体1の内側に向かって突出する段部19を有し、段部19の側壁20には筐体1の外部と内部を連通する油回収口21が側方に開くように形成されている。
筐体1の底壁部10は、側壁部9の下端部を下側から完全に覆うように配置されて、ネジ部材22により段部19に螺合されている。さらに、底壁部10の外縁部は、段部19の側壁20よりも外側まで延びて、油回収口21の下側近傍から側方に向かって突出する油受け部23を形成する。なお、ネジ部材22が側壁部9に確実に螺合するように、側壁部9を部分的に厚く形成した肉厚部22aを設けることが好ましい。
【0023】
油受け部23は、筐体1の上側から流出して側壁部9の外面に沿って流下する調理で生じた油Lを受け止めるためのものであり、筐体1の周に沿って形成されている。油受け部23の外縁部24は、筐体1の側壁部9の外面(主面)より内側に配置されると共に、受け止めた油Lを保持するために上方に向かって折り曲げられている。このように、段部19を形成して、油受け部23の外縁部24を側壁部9の外面より内側に配置することにより、筐体1の横幅が無用に大きくなることを抑制することができる。
【0024】
油受け部13により受け止められた油Lは、油回収口21を介して筐体1の内部に回収される。筐体1の内部には、底壁部10の内面が油回収口21の近傍から下方に窪むことにより油収容部25が形成されている。すなわち、油収容部25は、油回収口21に隣接し且つ油回収口21より下方に位置するように配置されて油回収口21と接続されており、油回収口21から回収された油Lは油収容部25に順次収容される。
【0025】
次に、この実施の形態の動作について説明する。
まず、
図1に示すように、加熱調理器のボンベ装着部17にガスボンベBが装着され、火力調節つまみ18がガス供給の停止位置から供給位置に回転される。これにより、ガスボンベBからガスバーナー5の内部に可燃性ガスが供給されると共に図示しない放電部が放電されて、ガスバーナー5の複数の炎口14において可燃性ガスが燃焼される。
【0026】
可燃性ガスの燃焼によりガスバーナー5から生じた熱は、輻射板4を介して焼き網部7の広範囲に伝達され、焼き網部7が全面にわたって下側から加熱される。これにより、焼き網部7の調理面8上において被調理物、例えば肉および野菜などを加熱調理することができる。
この時、被調理物の加熱調理に伴って、例えば被調理物内の脂肪分が溶け出した液状の油Lが生じる。特に、焼き網部7の上に被調理物を直接載せて行う調理では、一般的に、脂肪分を多く含む肉などの被調理物が加熱調理されるため油Lが多量に生成される。この調理により生じた油Lは、焼き網部7の網目を介して筐体1内に落下すると共に、その一部が焼き網部7の調理面8上から外側に流出する。
なお、本発明において、油Lは、調理で生じる液状のものを示しており、例えば被調理物の味付けなどに使用された液体調味料、または野菜などの被調理物内から流出した水分なども含むものである。
【0027】
筐体1内に落下した油Lは、ガスバーナー5の下側に配置された水皿6の水収容部15内に落ちて、水収容部15内に収容された水Wと共に収容される。また、筐体1内に落下した油Lが水皿6の外側を通って水収容部15に収容されなかった場合でも、筐体1の底壁部10に形成された油収容部25内に収容することができる。
【0028】
一方、焼き網部7の調理面8上から筐体1の外側に流出した油Lは、
図7に示すように、筐体1の側壁部9の外面に沿って流下し、段部19の外面を経た後に、筐体1から側方に突出する油受け部23で受け止められる。油受け部23は、筐体1の周囲に沿って形成されているため、側壁部9の外面に沿って流下する油Lを確実に受け止めることができる。油受け部23で受け止められた油は、外縁部24が上方に向かって折り曲げられているため油受け部23内に留められ、油受け部23内に油Lが順次流入して油Lの量が増加するのに伴って油回収口21を通り、筐体1内に誘導される。
この時、油受け部23の外縁部24は、側壁部9の外面より内側に配置されており、油受け部23内の油Lは側壁部9の外面より内側で且つ段部19の直下に留められることとなる。このため、油受け部23内の油Lが、例えば火器類に接触するのを防ぐことができる。
また、油受け部23は、受け止められた油Lを油回収口21に向かって円滑に誘導するために、底面を油回収口21に向かって下方に傾斜させることが好ましい。
【0029】
このようにして、油受け部23で受け止められた油Lは、油回収口21を介して筐体1内に回収される。ここで、油回収口21は、油受け部23に隣接して配置されると共に油回収口21の下端部が油受け部23の底部とほぼ同じ高さとなるように形成されているため、油受け部23内の油Lを円滑に回収することができる。
なお、油回収口21は、
図7に示すように、側壁部9の段部19と底壁部10との間で形成することが好ましい。これにより、油受け部23と油回収口21との間に段差が生じないため、油受け部23内の油Lをより円滑に回収することができる。また、油回収口21は、複数個所に形成することが好ましく、複数の油回収口21を側壁部9の周方向に均等に分布するように形成することがさらに好ましい。
【0030】
油回収口21を介して筐体1内に回収された油Lは、油回収口21に接続して配置された油収容部25内に流入して、そのまま油収容部25内で収容される。
ここで、油収容部25は、
図7に示すように、油回収口21との間に凸部を形成することなく滑らかに接続されているため、筐体1内に回収された油Lを円滑に油収容部25内に流入させることができる。また、油収容部25の側面を傾斜させることにより、油回収口21から油収容部25の縁部に到達した油Lを油収容部25内に引き込んで円滑に流入させることができる。なお、油回収口21と油収容部25との間の接続部分は、油収容部25に向かって下方に傾斜させることが好ましい。
また、油回収部25は、ガスバーナー5から離れた位置で油Lを収容するために、底面がガスバーナー5から離れるように深く形成することが好ましい。
【0031】
このようにして、水皿6と油収容部25にそれぞれ収容された油Lは、筐体1の側壁部9に形成された引き出し口16を介して水皿6を引き出すことにより容易に除去することができる。すなわち、筐体1内から引き出された水皿6を清掃することで水収容部15内に収容された水Wと共に油Lを容易に除去することができる。また、水皿6を筐体1内から引き出した後に、引き出し口16を介して油収容部25を清掃することで油収容部25に収容された油Lを容易に除去することができる。
【0032】
本実施の形態によれば、被調理物を調理する際に筐体1の外側に流出した油Lを、油回収口21を介して筐体1内に回収するため、流出した油Lにより周囲が汚染されることを抑制することができる。また、筐体1の外側に流出した油Lを筐体1内の油収容部25に集めて収容するため、油収容部25を清掃するだけで調理により生じた油Lを容易に除去することができる。
【符号の説明】
【0033】
1 筐体、2 調理部、3 ガス供給部、4 輻射板、5 ガスバーナー、6 水皿、7 焼き網部、8 調理面、9 側壁部、10 底壁部、11 開放部、12 空気孔、13 凸部、14 炎口、15 水収容部、16 引き出し口、17 ボンベ装着部、3a ボンベカバー、18 火力調節つまみ、19 段部、20 側壁、21 油回収口、22 ネジ部材、23 油受け部、24 外縁部、25 油収容部、L 油、W 水。