(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6413382
(24)【登録日】2018年10月12日
(45)【発行日】2018年10月31日
(54)【発明の名称】車両の電機機器の保護構造
(51)【国際特許分類】
B60K 1/00 20060101AFI20181022BHJP
B62D 25/08 20060101ALI20181022BHJP
【FI】
B60K1/00
B62D25/08 C
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-126209(P2014-126209)
(22)【出願日】2014年6月19日
(65)【公開番号】特開2016-2960(P2016-2960A)
(43)【公開日】2016年1月12日
【審査請求日】2017年4月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099623
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 尚一
(74)【代理人】
【識別番号】100096769
【弁理士】
【氏名又は名称】有原 幸一
(74)【代理人】
【識別番号】100107319
【弁理士】
【氏名又は名称】松島 鉄男
(74)【代理人】
【識別番号】100114591
【弁理士】
【氏名又は名称】河村 英文
(74)【代理人】
【識別番号】100125380
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 綾子
(74)【代理人】
【識別番号】100142996
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 聡二
(74)【代理人】
【識別番号】100154298
【弁理士】
【氏名又は名称】角田 恭子
(74)【代理人】
【識別番号】100166268
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 祐
(74)【代理人】
【識別番号】100170379
【弁理士】
【氏名又は名称】徳本 浩一
(74)【代理人】
【識別番号】100161001
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 篤司
(72)【発明者】
【氏名】有村 拓哉
(72)【発明者】
【氏名】平野 喜久男
(72)【発明者】
【氏名】寺谷 孟
【審査官】
米澤 篤
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−270680(JP,A)
【文献】
国際公開第2010/143262(WO,A1)
【文献】
特開2006−88871(JP,A)
【文献】
特開2012−144142(JP,A)
【文献】
特開2005−212551(JP,A)
【文献】
特開2000−85626(JP,A)
【文献】
特開2012−96587(JP,A)
【文献】
特開平6−270697(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/111669(WO,A1)
【文献】
特開2003−237404(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0320012(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60K 1/00
B62D 25/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器の保護構造において、一端部が車両前方へ突出すべく傾斜させた傾斜部材と該傾斜部材を上記電気機器に懸架させる連結部材とからなる前側保護手段を上記電気機器の前方に設置し、もって、車両前方から荷重を受けた際に、該荷重を上記前側保護手段の傾斜部材によって受け止めることにより、上記電気機器を所望の方向へ回転移動させるようにしたことを特徴とする車両の電気機器の保護構造。
【請求項2】
上記エンジンルームの前方に車両左右に渡って配設されたフロントアッパメンバに、上記傾斜部材が車両前方視で重合するように上記前側保護手段を配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両の電気機器の保護構造。
【請求項3】
エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器
の保護構造において、
一端部が車両前方へ突出すべく傾斜させた傾斜部材と該傾斜部材を上記電気機器に懸架させる連結部材とからなる前側保護手段を上記電気機器の前方に設置し、
上記エンジンルームの前方に車両左右に渡って配設されたフロントアッパメンバに、上記傾斜部材が車両前方視で重合するように上記前側保護手段を配置したことを特徴とする車両の電気機器の保護構造。
【請求項4】
上記前側保護手段の連結部材の上記電気機器に対する取付け位置は、上記エンジンルームの両側に配設されたフロントサイドメンバから上記フロントアッパメンバまでの高さの半分以上の高さとしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両の電気機器の保護構造。
【請求項5】
上記前側保護手段の傾斜部材を、上記フロントサイドメンバと上記フロントアッパメンバとを結ぶフロントアッパブレースより車体前方に傾斜させたことを特徴とする請求項4に記載の車両の電気機器の保護構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の電機機器の保護構造に関し、詳しくは、エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器の保護構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の比較的小型のハイブリッド車においては、車両前方に位置するエンジンルーム内に、エンジン、ミッション、バッテリー、モーター、インバータ等の電気機器等が所狭く配設されている。
図7は、このような従来の車両のエンジンルーム100内にインバータ101が設置されている様子を示すものである。インバータ101は、エンジンルーム100の左右両側下部に配設されたフロントサイドメンバ102の一方にモジュール用ブラケット103,104を介して取付られ、該フロントサイドメンバによって支えられている。なお、105は、エンジンマウントブラケットである。フロントサイドメンバ102は、車両が前方から衝撃を受けた時(以下、前突時という。)には変形することによってその衝撃を吸収する作用も行う。インバータ101の後方には、高電圧ケーブル106が接続されている。
他方、エンジルーム100の後方のカウルパネル107には、その剛性を高めるとともに、歩行者保護のために、車体前方に突出するエッジ部108が、車両左右に渡って設けられている。なお、
図7および
図8において、109はエンジンルーム100の後方に配設されたダッシュパネル、110はフロントサイドメンバ102の前端に上方に向けて突設されたフロントアッパブレース、111は左右のフロントアッパブレース110,110間に渡されたフロントアッパメンバである。
【0003】
ところで、インバータ101は汎用製品であり、メンテナンス等の理由からその上方に高電圧ケーブル106が伸びる形式が多い。一方、エンジンルーム100が狭い小型車等では、高電圧ケーブル106と、その後方のカウルパネル107までの距離が短くなっている。このため、車両の前突時には、
図8に示すように、フロントサイドメンバ102の変形とともに、インバータ101が高電圧ケーブル106とともに車体後方へ移動(以下、後退という。)するために、高電圧ケーブル106がカウルパネル108のエッジ部108に接触して損傷したり、しいては、高圧電流が漏れたりする虞があった。
【0004】
特許文献1には、エンジンルーム内に設置されたインバータの損傷を防止する技術が開示されている。同文献に記載された技術では、車両の前突時にはインバータがその支持ブラケットから離脱し、フロントサイドメンバに設けた傾斜を利用し、上側に移動するようになっており、これにより、インバータが損傷するのを防止するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−270680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、同文献の技術では、そのインバータは、車両の前突時にサイドフレームから離脱するとさらに後退してしまうようになっている。このため、インバータの後方に高電圧ケーブルが接続されている場合には、この後退したインバータと、エンジンルーム後方のカウルパネル等の構造物との間に上記高電圧ケーブルが挟まれて、該高電圧ケーブルが損傷する可能性がある。
【0007】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであって、エンジンルーム内に配設された電気機器の後方にケーブルが接続された車両がその前方から荷重を受けた際、電気機器とエンジンルーム後方に設けられたカウルパネル等の構造物との間に上記ケーブルが挟まれて、上記ケーブルが損傷したりすることのない車両の電機機器の保護構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するため、エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器の保護構造において、一端部が車両前方へ突出すべく傾斜させた傾斜部材と該傾斜部材を上記電気機器に懸架させる連結部材とからなる前側保護手段を上記電気機器の前方に設置し、もって、車両前方から荷重を受けた際に、該荷重を上記前側保護手段の傾斜部材によって受け止めることにより、上記電気機器を所望の方向へ回転移動させる構成としている。
本保護構造の一態様では、上記エンジンルームの前方に車両左右に渡って配設されたフロントアッパメンバに、上記傾斜部材が車両前方視で重合するように上記前側保護手段を配置した構成としている。
本保護構造の一態様では、エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器の保護構造において、一端部が車両前方へ突出すべく傾斜させた傾斜部材と該傾斜部材を上記電気機器に懸架させる連結部材とからなる前側保護手段を上記電気機器の前方に設置し、上記エンジンルームの前方に車両左右に渡って配設されたフロントアッパメンバに、上記傾斜部材が車両前方視で重合するように上記前側保護手段を配置した構成としている。
本保護構造の一態様では、上記前側保護手段の連結部材の上記電気機器に対する取付け位置は、上記エンジンルームの両側に配設されたフロントサイドメンバから上記フロントアッパメンバまでの高さの半分以上の高さとした構成としている。
本保護構造の一態様では、上記前側保護手段の傾斜部材を、上記フロントサイドメンバと上記フロントアッパメンバとを結ぶフロントアッパブレースより車体前方に傾斜させた構成としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る車両の電気機器の保護構造によれば、エンジンルーム内に設置された電気機器の後方にケーブルが接続された車両の電気機器の保護構造において、一端部が車両前方へ突出すべく傾斜させた傾斜部材と該傾斜部材を上記電気機器に懸架させる連結部材とからなる前側保護手段を上記電気機器の前方に設置し、もって、車両前方から荷重を受けた際に、該荷重を上記前側保護手段の傾斜部材によって受け止めることにより、上記電気機器を所望の方向へ回転移動させる構成としているので、上記ケーブルとその後方の構造物との接触を回避することができ、これにより、上記ケーブルが、上記電気機器とその後方の構造物との間に挟まれて損傷したりすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造の要部を示す斜視図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造の要部を示す側面図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造の要部を簡略的に示すもので、左側斜め上方から見た斜視図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造の要部を簡略的に示す側面図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造を簡略的に示すもので、特に、前突時の初期の様子を示す側面図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る車両の電気機器の保護構造を簡略的に示すもので、特に、前突時の終期の様子を示す側面図である。
【
図7】従来の車両の電気機器の保護構造を簡略的に示す側面図である。
【
図8】従来の車両の電気機器の保護構造を簡略的に示すもので、特に、前突時の終期の様子を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る車両の電気機器の保護構造の実施の形態について、
図1〜
図6を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る車両の電気機器の保護構造は、例えば小型のハイブリッド車に適用されたもので、
図1および
図2に示すように、その車両前方に位置するエンジンルーム1内に、後方に高電圧ケーブル2が接続された高電圧電気機器、例えばインバータ3が配設された構成となっている。インバータ3は、従来と同様に汎用製品であることから、メンテナンス等の理由からその上方に高電圧ケーブル2が伸びている。インバータ3は、モジュール用ブラケット4,5を介して、車両両側下部に配設されたフロントサイドメンバ7の一方に取付けられ、該フロントサイドメンバによって支えられている。ここで、6は、エンジンマウントブラケットである。左右のフロントサイドメンバ7の前方端には、斜め前方側へやや傾斜されて上方に向けてフロントアッパブレース8がそれぞれ立設され、左右のフロントアッパブレース8の上端間には、車両左右に渡ってフロントアッパメンバ9が配設されている。フロントアッパメンバ9の後方であってインバータ3の前方には、該インバータの前部を保護する機能を併せ持つ前側保護手段10が配設されている。前側保護手段10は、その上部11aが下部11bよりも車両前方へ突出すべく傾斜された傾斜部材11と、該傾斜部材をインバータ3の側部に懸架させる連結部材12とから構成されている。
【0012】
傾斜部材11は、例えば板状のもので、車両前方視でフロントアッパメンバ9の左側部分と重なり合う(以下、重合するという。)ように配置されている(
図1参照)。しかも、傾斜部材11は、
図2〜
図4に示すように、フロントアッパブレース8よりさらに前方に傾斜されている。
図2において、破線Bは傾斜部材11の傾斜を示し、破線Cはフロントアッパブレース8の傾斜を示している。連結部材12は、その一端が傾斜部材11の左右端の中央付近に固定され、その他端が例えばインバータ3の左右に突設したボスにボルトにより締結固定されている。なお、傾斜部材11に対する連結部材12の取付け位置およびインバータ3に対する連結部材11の取付け位置は、フロントサイドメンバ7からフロントアッパメンバ9までの高さの半分以上の高さであるのが望ましい。
図2において、破線Dはフロントサイドメンバ7からフロントアッパメンバ9までの高さの半分の高さを示し、破線Eはインバータ3に対する連結部材12の取付け位置を示している。本実施形態で採用する車両においても、従来と同様に、エンジルーム1の後方のカウルパネル13に、その剛性を高めるとともに、歩行者保護のために、車体前方に突出するエッジ部14が、車両左右に渡って設けられている。なお、
図1および
図2において、15はエンジン、16はダッシュパネル、17はバンパビーム、18はミッション、19はエンジンフードである。
【0013】
本実施形態では、車両の前突時に、フロントサイドメンバ7等の車両前側の構造物が変形して荷重を吸収するとともに、エンジンルーム1内の機器(インバータ3、エンジン15、ミッション18、その他、図示しないバッテリーやモーター等)がフロントサイドメンバ7の変形に即して後退する。同時に、インバータ3の前に設置した前側保護手段10の傾斜部材11が前方からの荷重を受け止め、変形した前側の構造物が該傾斜部材の上部11aを車体後方へ押す(
図5参照)。これに伴い、インバータ3は、フロントサイドメンバ7から離脱することなく、
図4に矢印Aで示す時計方法に回転(以下、縦回転という。)する。その結果、インバータ3後方の高電圧ケーブル2は、カウルパネル13のエッジ部14の下側に潜り込むように移動する。これにより、高電圧ケーブル2は、エッジ部14との接触を軽減あるいは避けることができるので、損傷を受けることが無くなり、漏電することも無くなる。
【0014】
また、本実施形態では、前側保護手段10の傾斜部材11を前方視でフロントアッパメンバ9と重合するようにしている。これにより、前方からの荷重によって変形された車両前側のフロントアッパメンバ9等の車体骨格をなす構造物により、傾斜部材11が確実に後方へ押されるので、インバータ3の縦回転を確実に誘発することができる。
さらに、インバータ3に加えられる縦回転モーメントを強くするためには、なるべく連結部材12の取付け位置を高く設定するのが有利である。このため、本実施形態では、傾斜部材11に対する連結部材12の取付け位置およびインバータ3に対する連結部材12の取付け位置を、フロントサイドメンバ7からフロントアッパメンバ9までの高さの半分以上の高さに設定している。これにより、フロントアッパメンバ9からの荷重をインバータ3の縦回転に効果的に変換することができ、インバータ3を確実に積極的に回転させることができる。
【0015】
さらにまた、本実施形態では、前側保護手段10の傾斜部材11を、フロントサイドメンバ7とフロントアッパメンバ9とを結ぶフロントアッパブレース8の傾斜より前方に傾斜させた構成としている。これにより、車両の前突時にフロントサイドメンバ7の変形と共にフロントアッパブレース9が変形して後方に移動する際、傾斜部材11の下部11bより上部11aに先に荷重がかかるため、インバータ3の縦回転を容易に誘発することができる。なお、このようなインバータ3の縦回転が誘発し易いようにするためには、初期レイアウト時に、傾斜部材11の下部11bとフロントアッパブレース8との距離に比して、傾斜部材11の上部11aとフロントアッパメンバ9との距離をできるだけ小さく設定することが好ましい。
【0016】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
すなわち、上記実施形態では、前側保護手段10の傾斜部材11を板状のものとしたが、本発明はこれに限定されず、棒状のもの、あるいは格子状のものでも良い。要は、車両の前突時に前から加えられる荷重を受け止めて電気機器を所望の方向へ回転させることができるものであれば良く、とくに形状は限定されない。したがって、傾斜部材は、連結部材の機能も併せ持ったブロック状のものであっても勿論良い。この場合は、連結部材を省略することができ、部品点数の削減に繋がる。
また、上記実施形態では、前側保護手段10の傾斜部材11を、その上部11aが下部11bよりも前に突出する構成としたが、本発明はこれに限らず、インバータ3の回転方向を上記実施形態における縦回転とは逆の反時計方向としたい場合には、逆に、下部11bを上部11aよりも車両前方へ突出するようにすれば良い。また、インバータ3を車両上方から見て時計回りまたは反時計回りに回転させて、高電圧ケーブル2を車両左側または右側に移動させたい場合には、傾斜部材11の右側部がその左側部よりも車両前方に突出するように傾斜させ、あるいはその逆に、傾斜部材11の左側部がその右側部よりも車両前方に突出するように傾斜させるようにしても良い。要は、車両の前突時にケーブルをどちらへ移動させたいかに応じて、前側保護手段の傾斜部材の傾斜方向を適宜決定すれば良い。
【符号の説明】
【0017】
1 エンジンルーム
2 高電圧ケーブル
3 インバータ
4,5 モジュール用ブラケット
6 エンジンマウントブラケット
7 フロントサイドメンバ
8 フロントアッパブレース
9 フロントアッパメンバ
10 前側保護手段
11 傾斜部材
11a 上部
11b 下部
12 連結部材
13 カウルパネル
14 エッジ部
15 エンジン
16 ダッシュパネル
17 バンパビーム
18 ミッション
19 エンジンフード
100 エンジンルーム
101 インバータ
102 フロントサイドメンバ
103,104 ブラケット
105 エンジンマウントブラケット
106 高電圧ケーブル
107 カウルパネル
108 エッジ部
109 ダッシュパネル
110 フロントアッパブレース
111 フロントアッパメンバ