(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記目標通話レコード集合における、比率の最も大きい迷惑タイプを前記迷惑電話番号の迷惑タイプとするように構成されるタイプ確定モジュールをさらに含むことを特徴とする
請求項6に記載の迷惑電話番号確定装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これを鑑みて、相関技術課題を解決するために、本開示実施例は、迷惑電話番号確定方法、装置及びシステムを提供する。前記技術案は、以下の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一様態において、迷惑電話番号確定方法を提供し、当該方法は、
少なくとも一つの端末から、ストレンジャー番号に対応する端末のアドレス帳に記憶しない番号であるストレンジャー番号と、前記端末がストレンジャー番号と通話する通話内容テキストデータに応じて得た、通話内容テキストデータの通話主題を表すための少なく一つのキーワードとが含まれる目標通話レコードを取得し、予定個数の目標通話レコードが含まれる通話レコード集合を取得することと、
前記通話レコード集合における、前記予定個数の目標通話レコードに含まれるストレンジャー番号の出現回数に応じて降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号であるN個の不審番号を取得することと、
前記不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語があるかを検出することと、
いずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語がある場合、当該目標通話レコードにおける迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定することとを含む。
【0007】
本開示の第一様態によれば、通話レコード集合に含まれる多数の電話番号における迷惑電話番号を便利で迅速に確定でき、迷惑電話番号の取得効率を向上させる。
【0008】
第一様態を結びつけて、一番目の実現可能な形態において、
前記所在の目標通話レコードにおいて迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定することは、
いずれか一つの所在の目標通話レコードに迷惑特徴単語がある不審番号である第一不審電話番号を含む目標通話レコードからなる目標通話レコード集合を取得することと、
予め設定された迷惑特徴単語と迷惑タイプの対応関係に応じて、前記目標通話レコード集合におけるいずれか一つの通話レコードである第一通話レコードに含まれる、前記第一不審電話番号の迷惑目的を表すための迷惑特徴単語の迷惑タイプを確定することと、
第一通話レコードに含まれる迷惑特徴単語の迷惑タイプを前記第一通話レコードの迷惑タイプとして確定することと、
前記目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計することと、
前記迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数と前記目標通話レコード集合における通話レコードの総数の比率値に応じて、迷惑タイプごとの前記目標通話レコード集合における比率を確定することと、
前記目標通話レコード集合において比率が閾値より大きい迷惑タイプがある場合、前記第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定することとを含む。
【0009】
本開示の第一様態の一番目の実現可能な形態によれば、確定する迷惑電話番号の正確性を高める。
【0010】
一番目の実現可能な形態を結びつけて、二番目の実現可能な形態において、
当該方法は、さらに、前記目標通話レコード集合における、比率の最も大きい迷惑タイプを前記迷惑電話番号の迷惑タイプとすることを含む。
【0011】
本開示の第一様態の二番目の実現可能な形態によれば、迷惑電話番号の迷惑タイプを確定する。
【0012】
第一様態、または一番目の実現可能な形態、または二番目の実現可能な形態を結びつけ、三番目の実現可能な形態において、
前記目標通話レコード毎にストレンジャー番号を含む二つの電話番号が含まれ、
前記通話レコード集合におけるN個の不審番号を取得することは、
前記通話レコード集合に対して、同じな二つの電話番号を含む目標通話レコードである少なくとも二つの同類通話レコードから、一番多いキーワードが含まれる目標通話レコード以外の通話レコードを削除するための重複削除処理することと、
処理した通話レコード集合におけるN個の不審番号を取得することとを含む。
【0013】
本開示の第一様態の三番目の実現可能な形態によれば、最後に確定する迷惑電話番号の正確性を高める。
【0014】
第二様態において、迷惑電話番号確定方法を提供し、当該方法は、
ストレンジャー番号と通話する通話音声データと、アドレス帳に記憶しないストレンジャー番号を含む通話レコードを取得することと、
前記通話音声データを通話内容テキストデータに転換することと、
前記通話内容テキストデータの、前記通話内容テキストデータの通話主題を表す少なくとも一つのキーワードを取得することと、
前記少なくとも一つのキーワードと前記通話レコードに応じて、前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成することと、
前記目標通話レコードを、前記目標通話レコードにおける前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードに応じて前記ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供することとを含む。
【0015】
本開示の第二様態によれば、サーバーが、通話レコード集合に含まれる多数の電話番号における迷惑電話番号を便利で迅速に確定するようにすることができ、迷惑電話番号の取得効率を向上させる。
【0016】
第二様態を結びつけ、一番目の実現可能な形態において、
前記通話内容テキストデータの少なく一つのキーワードを取得することは、
前記内容テキストデータを単語分割処理し、少なくとも一つの単語を含む単語分割結果を得ることと、
前記単語分割結果における各単語の、前記各単語と前記通話内容テキストデータの通話主題が相関される程度を指示するための前記各単語の主題相関度に正相関するキーワード因子を取得することと、
前記キーワード因子のサイズに従って前記単語分割結果における単語を降順に配列することと、
ランキングから最初のM個の単語を前記内容テキストデータのキーワードとすることとを含む。
【0017】
本開示の第二様態の一番目の実現可能な形態において、取得するキーワードと主題の相関度を高める。
【0018】
一番目の実現可能な形態を結びつけ、二番目の実現可能な形態において、
前記単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得することは、
予め設定された辞典に応じて、前記単語分割結果における各単語の、特徴を表すためのタイプを取得することと、
予め設定されたタイプとウェート値の対応関係に応じて、前記単語分割結果における各単語のタイプに従って各単語に対してウェート値を割り当てることと、
前記単語分割結果における各単語の単語頻度を取得することと、
前記各単語のウェート値と単語頻度の積を前記各単語のキーワード因子とすることとを含む。
【0019】
本開示の二番目の実現可能な形態によれば、信頼度がより高いキーワード因子を取得し、キーワード因子の信頼性を向上させる。
【0020】
二番目の実現可能な形態を結びつけ、三番目の実現可能な形態において、
前記単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得することは、
前記単語分割結果における、タイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語を削除し処理後の単語分割結果を得ることと、
前記処理後の単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得することとを含む。
【0021】
本開示の第二様態の三番目の実現可能な形態によれば、端末の計算量を減らし、キーワード因子の信頼性を向上させる。
【0022】
第三様態において、迷惑電話番号確定装置を提供し、当該装置は、
少なくとも一つの端末から、ストレンジャー番号に対応する端末のアドレス帳に記憶しない番号であるストレンジャー番号と、端末がストレンジャー番号と通話する通話内容テキストデータに応じて得た、通話内容テキストデータの通話主題を表すための少なく一つのキーワードとが含まれる目標通話レコードを取得し、予定個数の目標通話レコードが含まれる通話レコード集合を取得するように構成される集合取得モジュールと、
前記通話レコード集合における、予定個数の目標通話レコードに含まれるストレンジャー番号の出現回数に応じて降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号であるN個の不審番号を取得するように構成される番号取得モジュールと、
前記不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語があるかを検出するように構成される検出モジュールと、
いずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語がある場合、当該目標通話レコードにおける迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定するように構成される確定モジュールとを含む。
【0023】
第三様態を結びつけ、一番目の実現可能な形態において、前記確定モジュールは、
いずれか一つの所在の目標通話レコードに迷惑特徴単語のある不審番号である第一不審電話番号を含む目標通話レコードからなる目標通話レコード集合を取得するように構成される集合取得サブモジュールと、
予め設定された迷惑特徴単語と迷惑タイプの対応関係に応じて、前記目標通話レコード集合におけるいずれか一つの通話レコードである第一通話レコードに含まれる、前記第一不審電話番号の迷惑目的を表すための迷惑特徴単語の迷惑タイプを確定するように構成される特徴単語確定サブモジュールと、
第一通話レコードに含まれる迷惑特徴単語の迷惑タイプを前記第一通話レコードの迷惑タイプとして確定するように構成されるレコード確定サブモジュールと、
前記目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計するように構成される統計サブモジュールと、
前記迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数と前記目標通話レコード集合における通話レコードの総数の比率値に応じて、迷惑タイプごとの所在の前記目標通話レコード集合における比率を確定するように構成される比率確定サブモジュールと、
前記目標通話レコード集合において比率が閾値より大きい迷惑タイプがある場合、前記第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定するように構成される番号確定サブモジュールとを含む。
【0024】
一番目の実現可能な形態を結びつけ、二番目の実現可能な形態において、当該装置は、
前記目標通話レコード集合における、比率の最も大きい迷惑タイプを前記迷惑電話番号の迷惑タイプとするように構成されるタイプ確定モジュールをさらに含む。
【0025】
第三様態、または一番目の実現可能な形態、または二番目の実現可能な形態を結びつけ、三番目の実現可能な形態において、
前記目標通話レコード毎にストレンジャー番号を含む二つの電話番号が含まれ、
前記番号取得モジュールは、
前記通話レコード集合に対して、同じな二つの電話番号を含む目標通話レコードである少なくとも二つの同類通話レコードから、一番多いキーワードが含まれる目標通話レコード以外の通話レコードを削除するための重複削除処理を行って、処理後の通話レコード集合におけるN個の不審番号を取得するように構成される。
【0026】
第四様態において、迷惑電話番号確定装置を提供し、当該装置は、
ストレンジャー番号と通話する通話音声データと、アドレス帳に記憶しないストレンジャー番号を含む通話レコードを取得するように構成される端末取得モジュールと、
前記通話音声データを通話内容テキストデータに転換するように構成される転換モジュールと、
前記通話内容テキストデータの、前記通話内容テキストデータの通話主題を表すための少なくとも一つのキーワードを取得するように構成されるキーワード取得モジュールと、
前記少なくとも一つのキーワードと前記通話レコードに応じて、前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成するように構成される目標生成モジュールと、
前記目標通話レコードを、前記目標通話レコードにおける前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードに応じて前記ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供するように構成されるレコード提供モジュールとを含む。
【0027】
第四様態を結びつけ、一番目の実現可能な形態において、
キーワード取得モジュールは、
前記内容テキストデータを単語分割処理し、少なくとも一つの単語を含む単語分割結果を得るように構成される単語分割りサブモジュールと、
前記単語分割結果における各単語の、前記各単語と前記通話内容テキストデータの通話主題が相関される程度を指示するための前記各単語の主題相関度に正相関するキーワード因子を取得するように構成される因子取得サブモジュールと、
前記キーワード因子のサイズに従って前記単語分割結果における単語を降順に配列するように構成される因子ソートサブモジュールと、
ランキングから最初のM個の単語を前記内容テキストデータのキーワードとするように構成されるキーワード確定サブモジュールとを含む。
【0028】
一番目の実現可能な形態を結びつけ、二番目の実現可能な形態において、
因子取得サブモジュールは、
予め設定された辞書に応じて、前記単語分割結果における各単語の、特徴を表すためのタイプを取得し、予め設定されたタイプとウェート値の対応関係に応じて、前記単語分割結果における各単語のタイプに従って各単語に対してウェート値を割り当て、前記単語分割結果における各単語の単語頻度を取得し、前記各単語のウェート値と単語頻度の積を前記各単語のキーワード因子とするように構成される。
【0029】
二番目の実現可能な形態を結びつけ、三番目の実現可能な形態において
因子取得サブモジュールは、
前記単語分割結果における、タイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語を削除し処理後の単語分割結果を得て、前記処理後の単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得するように構成される。
【0030】
第五様態において、迷惑電話番号確定装置を提供し、当該装置は、プロセッサと、前記プロセッサにおける実行可能な命令を記憶するメモリーとを含み、
前記プロセッサは、
少なくとも一つの端末から、ストレンジャー番号に対応する端末のアドレス帳に記憶しない番号であるストレンジャー番号と、端末がストレンジャー番号と通話する通話内容テキストデータに応じて得た、通話内容テキストデータの通話主題を表すための少なく一つのキーワードとが含まれる目標通話レコードを取得し、予定個数の目標通話レコードが含まれる通話レコード集合を取得し、
前記通話レコード集合における、前記予定個数の目標通話レコードに含まれるストレンジャー番号の出現回数に応じて降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号であるN個の不審番号を取得し、
前記不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語があるかを検出し、
いずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれるキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語がある場合、当該目標通話レコードにおける迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定するように構成される。
【0031】
第六様態において、迷惑電話番号確定装置を提供し、当該装置は、プロセッサと、前記プロセッサにおける実行可能な命令を記憶するメモリーとを含み、
前記プロセッサは、
ストレンジャー番号と通話する通話音声データと、アドレス帳に記憶しないストレンジャー番号を含む通話レコードを取得し、
前記通話音声データを通話内容テキストデータに転換し、
前記通話内容テキストデータの、前記通話内容テキストデータの通話主題を表す少なくとも一つのキーワードを取得し、
前記少なくとも一つのキーワードと前記通話レコードに応じて、前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成し、
前記目標通話レコードを、前記目標通話レコードにおける前記ストレンジャー番号と前記少なくとも一つのキーワードに応じて前記ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供するように構成される。
【0032】
第七様態において、迷惑電話番号確定システムを提供し、当該システムは、
第三様態が提供する迷惑電話番号確定装置を含むサーバーと
第四様態が提供する迷惑電話番号確定装置を含む端末とを含む。
【0033】
第八様態において、迷惑電話番号確定システムを提供し、当該システムは、
第五様態が提供する迷惑電話番号確定装置を含むサーバーと
第六様態が提供する迷惑電話番号確定装置を含む端末とを含む。
【0034】
本開示が提供する技術案は、以下の有益な効果を含む。
【0035】
本開示が提供する迷惑電話番号確定方法、装置及びシステムによれば、通話レコード集合において出現回数が一番多いN個の不審番号を不審番号と確定し、不審番号がある当該目標通話レコードに含まれている、通話主題を表すためのキーワードに迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号と確定することによって、通話レコード集合に含まれている多数の電話番号における迷惑電話番号を便利で迅速に確定し、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0036】
以上の一般的な説明と以下の詳細な説明は、例示的なものだけであるが、本開示を限定できないと理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0038】
本開示の実施例をより明らかに説明するために、以上、実施例の説明に使用する必要がある添付した図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に説明する添付した図面は、本開示の実施例だけであり、当業者にとって、創造的な仕事をしない前提で、このような添付した図面によって他の図面を取得できる。
【0039】
ここの添付した図面は、明細書に引き入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に合う実施例を示し、かつ、明細書とともに本発明の原理を解釈することに用いられる。
【0040】
本開示の目的、技術案及び利点をもっと明確して、以下、添付した図面を合わせて本開示をさらに詳しく説明する。明らかに、説明した実施例は、本開示の一部分の実施例だけであり、全部の実施例ではない。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な仕事をしない前提で取得する全ての他の実施例は、本開示が保護する範囲に属する。
【0041】
図1は、本開示の各実施例が提供する迷惑電話番号確定方法に関する実施環境を示す図であり、当該実施環境には端末11とサーバー12が含まれてもよい。
【0042】
端末11は、携帯電話、タブレットパソコン、ラップトップノートパソコン、及びデスクトップパソコンなどであってもよい。
【0043】
サーバー12は、サーバーであってもよく、または、いくつかのサーバーからなるサーバー群であってもよく、または、クラウド計算サービスセンターであってもよい。
【0044】
端末11とサーバー12の間に有線接続または無線接続を確立できる。また、本実施環境は、端末11の数を限定しない。
【0045】
図2は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号確定方法のフローチャートである。本実施例は、当該迷惑電話番号確定方法を
図1に示す実施環境のサーバー12に適用することを例として説明する。当該迷惑電話番号確定方法は、以下のいくつかのステップを含んでもよい。
【0046】
ステップ201において、少なくとも一つの端末から目標通話レコードを取得し、通話レコード集合を得る。通話レコード集合には予定個数の目標通話レコードが含まれ、目標通話レコード毎にストレンジャー番号と少なく一つのキーワードが含まれる。少なくとも一つのキーワードは、端末がストレンジャー番号と通話する通話内容テキストデータに応じて取得し、通話内容テキストデータの通話主題を表すことに用いられる。ストレンジャー番号(知らない番号)は、ストレンジャー番号に対応する端末のアドレス帳に記憶しない番号である。
【0047】
ステップ202において、通話レコード集合におけるN個の不審番号を取得する。N個の不審番号は、予定個数の目標通話レコードに含まれているストレンジャー番号の出現回数に応じて降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号である。
【0048】
ステップ203において、不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれているキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語があるかを検出する。
【0049】
ステップ204において、いずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれているキーワードにおいて、予め設定された辞典に記録された迷惑特徴単語がある場合、所在の目標通話レコードにおける迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号と確定する。
【0050】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、通話レコード集合における出現回数が一番多いN個のストレンジャー番号を不審番号として確定し、不審番号の所在の当該目標通話レコードに含まれている、通話主題を表すためのキーワードに迷惑特徴単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定することによって、通話レコード集合に含まれている多数の電話番号における迷惑電話番号を便利で迅速に確定し、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0051】
図3は、例示的な実施例によって示す他の迷惑電話番号確定方法のフローチャートであり、本実施例は、当該迷惑電話番号確定方法を
図1に示す実施環境における端末11に適用することを例として説明する。当該迷惑電話番号確定方法は、以下のいくつかのステップを含む。
【0052】
ステップ301において、ストレンジャー番号と通話する通話音声データ、およびアドレス帳に記憶しないストレンジャー番号を含む通話レコードを取得する。
【0053】
ステップ302において、通話音声データを通話内容テキストデータに転換する。
【0054】
ステップ303において、通話内容テキストデータの、通話内容テキストデータの通話主題を表す少なくとも一つのキーワードを取得する。
【0055】
ステップ304において、少なくとも一つのキーワードと通話レコードに応じて、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成する。
【0056】
ステップ305において、目標通話レコードをサーバーに提供する。サーバーは、目標通話レコードにおけるストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードに応じて、ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定することに用いられる。
【0057】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを取得し、当該目標通話レコードを、目標通話レコードにおけるストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードに応じてストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供することによって、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0058】
図4−1は、例示的な実施例によって示す他の迷惑電話番号確定方法のフローチャートである。本実施例は、迷惑電話番号確定方法を
図1に示す実施環境に適用することを例として説明する。当該迷惑電話番号確定方法は、以下のいくつかのステップを含む。
【0059】
ステップ401において、端末は、ストレンジャー番号と通話する通話音声データ、およびアドレス帳に記憶しないストレンジャー番号を含む通話レコードを取得する。
【0060】
端末は、通話し始めるたびに、アドレス帳に応じて通話相手の電話番号がストレンジャー番号であるかを検出し、通話相手の電話番号がストレンジャー番号である場合、同期的に通話音声データを取得し、通話レコードを生成する。当該通話レコードにおいて通話相手のストレンジャー番号と当該端末自身の電話番号が記憶されてもよく、または、当該通話レコードにおいて通話相手のストレンジャー番号だけが記憶されてもよい。
【0061】
ステップ402において、端末は、通話音声データを通話内容テキストデータに転換する。
【0062】
端末は、通話音声データを取得した後、通話音声データをテキストフォーマットの通話内容テキストデータに転換し記憶する。当該テキストフォーマットは、txtまたはASCII(American・Standard・Code・for・Information・Interchange、アスキー)などであってもよい。
【0063】
例示的に、自動音声認識技術(Automatic・Speech・Recognition)に応じて、取得した通話音声データを通話内容テキストデータに転換でき、当該自動音声認識技術が従来技術を参照でき、本開示実施例において詳しく説明しない。
【0064】
選択的に、本ステップはステップ401と同時に実行でき、即ち、端末は、ストレンジャー番号と通話する時、ストレンジャー番号と通話する通話音声データを取得し、且つ音声データを通話内容テキストデータにリアルタイムに転換し、このように、通話が終了する時、端末は、完全な通話内容テキストデータを取得できる。
【0065】
ステップ403において、端末は、通話内容テキストデータの少なくとも一つの、通話内容テキストデータの通話主題を表すためのキーワードを取得する。
【0066】
端末は、通話内容テキストデータを取得した後、当該通話内容テキストデータを分析し、通話主題を表すことができる単語を取得できる。例示的に、取得した通話内容テキストデータは、あるスターを検討する話である場合、端末の取得したキーワードは当該スターの名前である可能性がある。
【0067】
図4−2に示すように、本ステップは、以下の四つサブステップに分けられる。
【0068】
サブステップ4031において、端末は、内容テキストデータを単語分割して、少なくとも一つの単語を含む単語分割結果を取得する。
【0069】
一般的に、端末の取得した通話内容テキストデータは、複数の完全な文句を含み、端末は、当該文句からキーワードを取得する場合、まず、当該通話内容テキストデータを単語分割処理し、その含まれる完全な文句を一つ一つの単語に分割する必要がある。
【0070】
ここで、単語分割処理する方法には、辞書、レキシコンマッチングによる単語分割方法、単語頻度統計による単語分割方法及び知識理解による単語分割方法のような三つの方法が含まれ、また、一つの方法において複種類の単語分割アルゴリズムが含まれる。例えば、辞書、レキシコンマッチングによる単語分割方法には、順方向最大マッチング法、逆方向最大マッチング法、および最短パス単語分割法などが含まれ、また、単語頻度統計による単語分割方法には、統計に基づく単語分割モデル、当該単語分割モデルによって単語分割処理を行うアルゴリズムが含まれる。選択的に、本開示実施例は、当該三つの単語分割処理方法からいずれか一つの単語分割アルゴリズムを選び、取得した通話内容テキストデータに対して単語分割処理を行う。
【0071】
サブステップ4032において、端末は、単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得する。
【0072】
端末は、通話内容テキストデータの単語分割結果を取得した後、当該単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得できる。当該キーワード因子は、各単語の主題相関度と正相関することができ、当該主題相関度は、一つの単語と通話内容テキストデータの通話主題が相関される程度を指示するためであり、即ち、一つの単語のキーワード因子が大きければ大きいほど、当該単語と通話内容テキストデータの通話主題の相関程度が高い。
【0073】
図4−3に示すように、本ステップは、以下の五つのサブステップを含む。
【0074】
サブステップ4032aにおいて、端末は、予め設定されたタイプ辞典に応じて、単語分割結果における各単語のタイプを取得する。当該タイプは、各単語の特徴を表すためである。
【0075】
端末は、通話内容テキストデータの単語分割結果を取得した後、まず、予め設定されたのタイプ辞書に応じて、当該単語分割結果における各単語の、各単語の特徴を表すためのタイプを取得できる。例示的に、当該タイプには、迷惑特征単語、専有名詞、人物名前、日付、語気単語、人称代名詞、修飾語と地名などが含まれ、予め設定されたタイプ辞典において大部分の常用単語のタイプが記憶される。
【0076】
サブステップ4032bにおいて、端末は、単語分割結果におけるタイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語を削除して、処理後の単語分割結果を得る。
【0077】
端末は、単語分割結果における各単語のタイプを取得した後、タイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語を削除し、処理後の単語分割結果を得る。このように、後続のステップにおいて端末の計算量を減らし、端末が本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法を実施する時の運行速度を高めることができる。
【0078】
ここで、一般的に、タイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語は、いずれも通話主題に関係がなく、かつ出現頻度が高い可能性がある。例示的に、語気単語には漢文の
などを含んでもよく、人称代名詞には「貴方、私、彼」などを含んでもよく、修飾語には「大きい、高い、真剣、生き生き、綺麗」などを含んでもよく、このような単語を削除することは、後続のキーワードを取得するのに影響しないだけではなく、取得したキーワードの正確性を増えることができる。また、端末は、主題との相関度がより小さい、他のタイプの単語を削除することができ、本開示実施例では限定しない。
【0079】
説明する必要があるのは、本ステップは選択可能なステップであり、即ち、端末は、本ステップを実行しなく、サブステップ4032aの後に、直接サブステップ4032cを実行してもよい。
【0080】
サブステップ4032cにおいて、端末は、予め設定されたタイプとウェート値の対応関係に応じて、単語分割結果における各単語のタイプに従って各単語にウェート値を割り当てる。
【0081】
端末は、通話主題と関係ないタイプの単語を削除した後、処理後の単語分割結果における各単語のキーワード因子を引き続き取得できる。端末は、予め設定されたタイプとウェート値の対応関係に応じて、単語分割結果における各単語のタイプに従って各単語にウェート値を割り当てることができる。ここで、予め設定されたタイプとウェート値の対応関係を、事前にタイプと通話主題の可能な相関度に応じて設定することができる。例示的に、タイプが迷惑特征単語である単語に対して最高のウェート値を設定してもよく、タイプが専有名詞と人物名前である単語に対してより高いウェート値を設定してもよく、タイプが日付と地名である単語に対してより低いウェート値を設定してもよい。例えば、迷惑特征単語に対応するウェート値が2であり、専有名詞と人物名前に対応するウェート値が1.5であり、日付と地名に対応するウェート値が1などである。
【0082】
サブステップ4032dにおいて、端末は、単語分割結果における各単語の単語頻度を取得する。
【0083】
端末は、単語分割結果における各単語にウェート値を割り当てる後、単語分割結果における各単語の単語頻度を取得できる。ここで、単語頻度は、ある単語が単語分割結果に出現する回数を表すことができ、例えば、単語分割結果において100の単語があり、「住宅」との単語が12回出現する場合、「住宅」が当該単語分割結果における単語頻度は12である。または、単語頻度は、ある単語が単語分割結果に出現する回数を当該単語分割結果における単語総数で割って得る値にしてもよく、例えば、単語分割結果において100の単語があり、「住宅」との単語が12回出現する場合、「住宅」が当該単語分割結果における単語頻度は12/100=0.12である。説明する必要があるのは、複数の単語分割アルゴリズムで単語分割処理を行って、複数の単語分割結果を取得する場合、種類毎の単語分割結果においてぞれぞれ各単語の単語頻度を統計してもよい。
【0084】
説明必要があるのは、本ステップは、サブステップ4032cの前に実行してもよく、または、本ステップは、サブステップ4032cとともに実行してもよく、本開示実施例では限定しない。
【0085】
サブステップ4032eにおいて、端末は、各単語のウェート値と単語頻度の積を各単語のキーワード因子とする。
【0086】
端末は、各単語のウェート値と積を取得した後、ウェート値と単語頻度の積をキーワード因子とする。
【0087】
サブステップ4033において、端末は、キーワード因子のサイズに従って、単語分割結果における単語を降順に配列する。
【0088】
端末は、単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得した後、キーワード因子のサイズに従って単語分割結果における単語を降順に配列でき、即ち、キーワード因子が大きければ大きいほど、単語のランキングが前になる。
【0089】
説明必要があるのは、端末は、複数の単語分割アルゴリズムで単語分割して複数の単語分割結果を取得する場合、単語分割結果における各単語に対してそれぞれランキングしてもよく、または、複数の単語分割結果における単語を合併しランキングしてもよく、本開示実施例では限定されない。
【0090】
サブステップ4034において、端末は、ランキングから最初のM個の単語を内容テキストデータのキーワードとする。
【0091】
端末は、ランキングから最初のM個の単語を内容テキストデータのキーワードとする。
【0092】
説明必要があるのは、端末は、複数の単語分割アルゴリズムで単語分割処理して多種の単語分割結果を取得する場合、当該最初のM個の単語は、単語分割結果毎の最初のM個の単語であってもよく、または、合併し配列した最初のM個の単語であってもよい。ここで、Mは予め設定された値である。
【0093】
例示的に、Mは1であり、端末は、二つの単語分割アルゴリズムで二つの単語分割結果F1とF2を取得する。F1には保険、住宅探す、およびおめでとうの単語が含まれ、かつ保険のキーワード因子は10であり、住宅探すのキーワード因子は12であり、おめでとうのキーワード因子は8である。F2には賞品、張三および李四の単語が含まれ、かつ賞品のキーワード因子は13であり、張三のキーワード因子は7であり、李四のキーワード因子は3である。
【0094】
F1における単語は、キーワード因子の降順に1.住宅探す、2.保険、3.おめでとうに配列される。F2における単語は、キーワード因子の降順に1.賞品、2.張三、3.李四に配列される。端末は、この二つの配列におけるランキングから第1位の単語、即ち住宅探すおよび賞品をキーワードとする。
【0095】
F1とF2には含まれる単語は、キーワード因子のサイズに従って降順に1.賞品、2.住宅探す、3.保険、4.おめでとう、5.張三、6.李四に合併し配列される。端末は、当該合併し配列された後の第1位の賞品をキーワードとする。
【0096】
説明必要があるのは、端末は、また、キーワード因子閾値をさらに設定できる。端末は、当該キーワード因子閾値を利用してランキングから最初のM個の単語に対してさらに選別して、ランキングから最初のM個の単語におけるキーワード因子がキーワード因子閾値より小さい単語を削除し、残りの単語をキーワードとする。このように、最後に確定したキーワードの正確性を高めることができ、または、端末は、直接単語分割結果におけるキーワード因子が当該キーワード因子閾値より大きい単語をキーワードとすることができる。
【0097】
ここで、すでに内容テキストデータのキーワードを取得した。説明必要があるのは、ステップ402とステップ403は、端末がキーワードを取得するステップである。また、この二つのステップまたはこの二つのステップにおける一部のステップがサーバーによって完了されてもよく、本開示実施例では限定しない。例示的に、端末は、通話音声データまたは通話内容テキストデータをサーバーへアップロードして、サーバーがその中のキーワードを取得する。
【0098】
ステップ404において、端末は、少なくとも一つのキーワードと通話レコードに応じて、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成する。
【0099】
端末は、キーワードを取得した後、キーワード及び当該キーワードに対応する通話レコードを合併して、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを取得できる。例示的に、キーワードを通話レコードにおける対応するフィルドに挿入して目標通話レコードを生成する。
【0100】
ステップ405において、端末は、予定時間内のすべての通話レコードをサーバーに提供する。
【0101】
端末は、目標通話レコードを取得した後、予定時間内のすべての通話レコードをサーバーに提供できる。当該すべての通話レコードには、目標通話レコードと通常の通話レコードが含まれ、ここで、通常の通話レコードがキーワードが含まれない通常の通話レコードである。例示的に、端末は、一ヶ月ずつ当該月内のすべての通話レコードをサーバーへアップロードする。
【0102】
また、端末は、目標通話レコードだけをサーバーに提供し、本開示実施例では限定しない。
【0103】
ステップ406において、サーバーは、少なくとも一つの端末の予定時間内のすべての通話レコードを取得する。
【0104】
サーバーは、少なくとも一つの端末の予定時間内のすべての通話レコードを取得でき、例示的に、サーバーは、1000台の端末が一ヶ月内のすべての通話レコードを取得でき、且つサーバーは、この1000台の端末から一ヶ月間隔をあけて一回取得してもよい。
【0105】
ステップ407において、サーバーは、少なくとも一つの端末の予定時間内のすべての通話レコードから目標通話レコードを取得し、通話レコード集合を得る。
【0106】
端末がサーバーに提供するのがすべての通話レコードである場合、サーバーは、そのすべての通話レコードから目標通話レコードを選別して、目標通話レコードを通話レコード集合に構成する。選別方法は、異なる情况に応じて以下のように分けてもよい。
【0107】
1)端末がサーバーにアドレス帳を提供する場合、サーバーは、当該アドレス帳に応じてストレンジャー番号を含む通話レコードを選別し、このようなストレンジャー番号を含む電話番号を目標通話レコードとする。
【0108】
2)端末がサーバーにアドレス帳提供しなくて、サーバーに通話レコードだけを提供する場合、サーバーは、通話レコードに名前を記録するかに応じて、名前を記録しない通話レコードを目標通話レコードとする。説明する必要があるのは、一般的に、端末は、通話レコードを生成する時、通話相手の番号がアドレス帳に記録する連絡先の電話番号であると、通話レコードに当該連絡先の名前を添付する。
【0109】
また、端末がサーバーに目標通話レコードだけを提供する場合、サーバーは、直接に取得した目標通話レコードを通話レコード集合に構成する。
【0110】
ステップ408において、サーバーは通話レコード集合に対して重複削除処理を行う。
【0111】
目標通話レコードには通話相手のストレンジャー番号を記録する以外に、目標通話レコードを生成する端末の電話番号を記録できる。ここで、重複削除処理は、少なくとも二つの同類の通話レコードにおける、キーワードが一番多く含まれる目標通話レコード以外の通話レコードを削除する処理である。即ち、含んでいる二つの電話番号が一致する目標通話レコードが複数である場合、含んでいるキーワードの個数に従ってこれらの目標通話レコードを降順に配列し、第1位の目標通話レコードだけを保存する。同類の通話レコードは、通話両方の電話番号である同じな二つの電話番号を含んでいる目標通話レコードである。
【0112】
例示的に、目標通話レコードA、目標通話レコードBおよび目標通話レコードCが同類通話レコードである場合、目標通話レコードAには保険、住宅探す、おめでとう及び賞品のキーワードが含まれ、目標通話レコードBには張三のキーワードが含まれ、目標通話レコードCには李四、投資のキーワードが含まれる場合、含んでいるキーワードの個数に応じて、これらの目標通話レコードを降順に配列する。
【0113】
1.目標通話レコードA(四つのキーワード)
2.目標通話レコードC(二つのキーワード)
3.目標通話レコードB(一つのキーワード)
サーバーは、目標通話レコードCと目標通話レコードBを削除し、キーワードが一番多い含んでいる目標通話レコードAを保存する。このように、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、確定する迷惑電話番号の正確性を高める。
【0114】
ステップ409において、サーバーは、処理後の通話レコード集合におけるN個の不審番号を取得する。
【0115】
ここで、N個の不審番号は、予定個数の目標通話レコードに含まれるストレンジャー番号の出現回数に従って降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号であってもよく、Nが予め設定された値である。
【0116】
一般的に、迷惑電話の送信方は、多数のストレンジャー番号に対して電話を掛けるので、サーバーは、通話レコード集合に対して重複削除処理を行った後、まず、通話レコード集合に含まれている目標通話レコードにおけるストレンジャー番号毎の出現回数を統計し、当該出現回数に従ってすべてのストレンジャー番号を降順に配列し、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号を不審番号として確定する。迷惑電話の送信方は、一般的に多数のストレンジャー番号に迷惑電話を掛けるので、迷惑電話の送信方の番号は、一般的に多数の目標通話レコードに出現する。
【0117】
例示的に、サーバーの統計したストレンジャー番号の出現回数は、以下の通りである。ストレンジャー番号1は1000回出現し、ストレンジャー番号2は900回出現し、ストレンジャー番号3は800回出現し、ストレンジャー番号4は1200回出現し、ストレンジャー番号5は2000回出現し、これらのストレンジャー番号を出現回数に従って降順に配列する。
【0118】
1.ストレンジャー番号5
2.ストレンジャー番号4
3.ストレンジャー番号1
4.ストレンジャー番号2
5.ストレンジャー番号3
Nを3に予め設定された場合、不審番号が、ストレンジャー番号5、ストレンジャー番号4およびストレンジャー番号1であるのを取得できる。
【0119】
また、サーバーは、不審番号の正確性を高めるように、出現回数閾値を設定でき、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号における出現回数が当該出現回数閾値より小さいストレンジャー番号をフィルターし、残りのストレンジャー番号を不審番号とし、または、通話レコード集合における出現回数が当該出現回数閾値より大きいストレンジャー番号を不審番号とすることができる。
【0120】
本ステップは、さらに、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によって確定される迷惑電話番号の正確性を高める。
【0121】
説明必要があるのは、サーバーが不審番号を迷惑電話番号として確定することもでき、本開示実施例では限定しない。
【0122】
ステップ410において、サーバーは、不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれているキーワードに、予め設定された辞書に記録された迷惑特征単語があるかどうかを検出する。
【0123】
サーバーは、不審番号を取得した後、予め設定された辞書に応じて、不審番号の所在の目標通話レコード毎に含まれているキーワードに、迷惑特征単語があるかどうかを検出する。ここで、予め設定された辞書は、迷惑特征単語を記録できる。例示的に、予め設定された辞書に記録される迷惑特征単語は、以下の単語を含んでもよい。
【0124】
保険、保険会社、保険商品、リスク、投資;
中古部屋、住宅探す、学区部屋、所有者、新しい部屋、部屋交換;
おめでとう、携帯電話番号、電話番号、抽選、当選、賞品。
【0125】
サーバーは、不審番号ごとの所在の目標通話レコードに含まれているキーワードにおいて、これらの単語があるかどうかを検出する。
【0126】
ステップ411において、いずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれているキーワードにおいて、予め設定された辞書に記録された迷惑特征単語がある場合、サーバーは、所在の当該目標通話レコードに迷惑特征単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定する。
【0127】
サーバーは、予め設定された辞書に応じて、不審番号毎に迷惑特征単語があるかどうかを検出した後、所在の目標通話レコードにおいて迷惑特征単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定する。本ステップは、さらに、確定された迷惑電話番号の正確性を高め、正常番号(迷惑電話番号ではない)に対する誤審可能性を減らすことができる。
【0128】
図4−4に示すように、本ステップは、以下の七つのサブステップを含む。
【0129】
サブステップ4111において、サーバーは、第一不審電話番号を含む目標通話レコードからなる目標通話レコード集合を取得し、第一不審電話番号が、いずれか一つの所在の目標通話レコードに、迷惑特征単語のある不審番号である。
【0130】
サーバーは、すべての不審番号の所在の目標通話レコードに迷惑特征単語を含むかどうかを検出する後、第一不審電話番号を含む目標通話レコードからなる目標通話レコード集合を取得できる。第一不審電話番号は、いずれか一つの所在の目標通話レコードに、迷惑特征単語がある不審番号であり、第一不審番号は、複数の目標通話レコードに出現してもよく、サーバーは、前記複数の目標通話レコードを通じて目標通話レコード集合を構成する。
【0131】
サブステップ4112において、サーバーは、予め設定された迷惑特征単語と迷惑タイプの対応関係に応じて、第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを確定する。
【0132】
ここで、迷惑タイプは、第一不審電話番号の迷惑目的を表し、第一通話レコードは、目標通話レコード集合におけるいずれか一つの通話レコードである。即ち、サーバーは、目標通話レコード集合を取得した後、予め設定された迷惑特征単語と迷惑タイプの対応関係に応じて、目標通話レコード集合における目標通話レコード毎に含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを確定できる。例示的に、予め設定された迷惑特征単語と迷惑タイプの対応関係は、表1に示すようにしてもよい。
【0134】
表1において、一行目はヘッダであり、表1における両列に対して説明することに用いられる。左一列は、迷惑タイプを示し、右一列は、迷惑タイプ毎に含まれている迷惑特征単語を示す。サーバーは、当該表に応じて第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを確定し、例えば、第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語が「おめでとう」である場合、表1に応じて「おめでとう」の迷惑タイプが「詐欺」であるのを分かることができる。
【0135】
サブステップ4113において、サーバーは、第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを第一通話レコードの迷惑タイプとして確定する。
【0136】
サーバーは、目標通話レコード集合における通話レコード毎に含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを取得した後、当該迷惑特征単語の迷惑タイプを当該通話レコードの迷惑タイプとして確定できる。例示的に、目標通話レコード集合における一つの通話レコードが迷惑タイプの「詐欺」である迷惑特征単語を含む場合、サーバーは、当該通話レコードの迷惑タイプを「詐欺」として確定する。
【0137】
説明必要があるのは、目標通話レコード集合における通話レコードが複数の迷惑タイプの迷惑特征単語を含む場合、この複数の迷惑タイプをいずれも当該通話レコードの迷惑タイプとして確定でき、例示的に、通話レコードAが「詐欺」と「仲介」の二つの迷惑タイプの迷惑特征単語を含む場合、通話レコードAの迷惑タイプは「詐欺」と「仲介」である。
【0138】
サブステップ4114において、サーバーは、目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計する。
【0139】
サーバーは、目標通話レコードの通話レコード毎の迷惑タイプを取得した後、目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計できる。
【0140】
例示的に、通話レコードAの迷惑タイプが「詐欺」と「仲介」であり、通話レコードBの迷惑タイプが「販売」であり、通話レコードCの迷惑タイプが「仲介」である場合、サーバーの統計結果は、以下のとおりである。
【0141】
迷惑タイプ「仲介」に対応する通話レコードは、通話レコードAと通話レコードCの二つであり、迷惑タイプ「詐欺」に対応する通話レコードは、通話レコードAの一つであり、迷惑タイプ「販売」に対応する通話レコードは、通話レコードBの一つである。
【0142】
サブステップ4115において、サーバーは、迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数と目標通話レコード集合における通話レコードの総数の比率値に応じて、迷惑タイプ毎の目標通話レコード集合における比率を確定する。
【0143】
サーバーは、目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計した後、迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数と目標通話レコード集合の通話レコードの総数の比率に応じて、迷惑タイプ毎の目標通話レコード集合における比率を確定する。
【0144】
例示的に、目標通話レコード集合において、60個の迷惑タイプ「販売」に対応する通話レコードがあり、20個の迷惑タイプ「仲介」に対応する通話レコードがあり、当該目標通話レコード集合における通話レコードが全部で100である場合、迷惑タイプ「販売」の当該目標通話レコード集合における比率は0.6であり、迷惑タイプ「仲介」の当該目標通話レコード集合における比率は0.2である。
【0145】
サブステップ4116において、目標通話レコード集合において比率が比率閾値より大きい迷惑タイプがある場合、サーバーは、第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定する。
【0146】
サーバーは、迷惑タイプ毎の目標通話レコード集合における比率を取得した後、これらの比率において比率閾値より大きい値があるかを検出でき、大きい値がある場合、当該第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定する。例示的に、比率閾値が0.5であり、迷惑タイプ「販売」の目標通話レコード集合における比率が0.6であり、当該比率閾値より大きい場合、当該目標通話レコード集合に対応する第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定する。
【0147】
説明必要があるのは、迷惑電話で迷惑方が話す内容は大体同一であるため、一つの迷惑電話番号の所在の複数の通話レコードにおける迷惑特征単語の迷惑タイプの類似度がより高い。即ち、比率閾値に応じて不審番号を選別することによって、確定された迷惑電話番号の正確性をより高めることができる。
【0148】
サブステップ4117において、サーバーは、目標通話レコード集合における比率の最も大きい迷惑タイプを迷惑電話番号の迷惑タイプとする。
【0149】
サーバーは、迷惑電話番号を確定した後、当該迷惑電話番号に対応する目標通話レコード集合における比率の最も大きい迷惑タイプを当該迷惑電話番号の迷惑タイプとし、当該迷惑タイプは、ユーザーに迷惑電話番号に対する明確な認識を提供できるようにして、ユーザー体験を向上させる。例示的に、目標通話レコード集合において「販売」と「仲介」の二つの迷惑タイプの通話レコードが含まれるが、迷惑タイプ「販売」の当該目標通話レコード集合における比率が0.6であり、迷惑タイプ「仲介」の当該目標通話レコード集合における比率が0.2である場合、当該迷惑電話番号の迷惑タイプは「販売」であると確定できる。
【0150】
また、サブステップ4117は、迷惑電話番号を分類するステップであり、選択的なステップである。具体的に、サーバーは、目標通話レコードにおける比率の最も大きい迷惑タイプを当該迷惑電話番号の迷惑タイプとする。
【0151】
説明必要があるのは、目標通話レコード集合における通話レコードは、いずれも目標通話レコードである。
【0152】
ステップ412において、サーバーは、確定した迷惑電話番号に応じてインスタント迷惑番号表を生成する。
【0153】
サーバーは、迷惑電話番号を取得した後、迷惑電話番号に応じてインスタント迷惑番号表を生成することができ、例示的に、生成したインスタント迷惑電話番号表は、表2のように示す。
【0155】
表2において、一行目はヘッダであり、表2におけるデータを説明することに用いられ、表2における数字は迷惑電話番号を示す。
【0156】
説明必要があるのは、サーバーは、また、迷惑電話番号の迷惑タイプを確定する時、迷惑電話番号と迷惑タイプに応じてインスタント迷惑番号表を生成でき、即ち、インスタント迷惑番号表において迷惑電話番号を記録するだけでなく、迷惑電話番号の迷惑タイプを記録する。例示的に、表3のように示す。
【0158】
表3において、一行目はヘッダであり、表3における両列のデータを説明することに用いられ、左一列は迷惑電話番号を示し、右一列は迷惑電話番号毎の迷惑タイプを示す。例えば、二行目の迷惑電話番号「111***1111」の迷惑タイプは「販売」である。
【0159】
ステップ413において、サーバーは、インスタント迷惑番号表に応じて履歴迷惑番号表を更新する。
【0160】
サーバーは、インスタント迷惑番号表を取得した後、当該インスタント迷惑番号表で履歴迷惑番号表を更新でき、ここで、履歴迷惑番号表は、サーバーが今回前に取得したインスタント迷惑番号表によって生成したものである。また、今回が一回目のインスタント迷惑番号表である場合、当該インスタント迷惑番号表を履歴迷惑番号表としてもよい。履歴迷惑番号表を更新する場合、迷惑電話番号を履歴迷惑番号表に記録する時間を示すように、当該迷惑電話番号毎にタイムスタンプ(Timestamp)を添付してもよい。サーバーは、間隔をあけて一回にインスタント迷惑番号表を生成し、取得した最新のインスタント迷惑番号表に応じて一回に履歴迷惑番号表を更新する。
【0161】
説明必要があるのは、タイムスタンプ、またはUnix(登録商標)時間(Unixtime)は、時間表示形態であり、グリニッジ標準時1970年01月01日00時00分00秒(中国標準時1970年01月01日08時00分00秒)から今までの総秒数として定義する。
【0162】
本ステップは、履歴迷惑番号表を更新する時、以下の三つの原則に従う。
【0163】
1)履歴迷惑番号表にないがインスタント迷惑番号表にある迷惑電話番号について、当該迷惑電話番号を履歴迷惑番号表に更新する。
【0164】
2)履歴迷惑番号表とインスタント迷惑番号表にある迷惑電話番号について、履歴迷惑番号表における当該迷惑電話番号のタイムスタンプを更新する。
【0165】
3)履歴迷惑番号表にあるがインスタント迷惑番号表にない迷惑電話番号について、現在時間と当該迷惑電話番号のタイムスタンプを比較し、時間差が閾値(予め設定できる)より大きい場合、履歴迷惑番号表における当該迷惑電話番号を削除する。このように、履歴迷惑番号表における長期間使用しない迷惑電話番号を削除できる。このように、迷惑電話番号の使用者が変更される場合に発生可能な誤審を避ける。
【0166】
本ステップが終了した後、サーバーの取得した履歴迷惑番号表に記録される迷惑電話番号は、非常に高い正確性を有する。
【0167】
ステップ414において、サーバーは、端末に更新後の履歴迷惑番号表を提供する。
【0168】
サーバーは、履歴迷惑番号表を更新した後、端末に当該更新後の履歴迷惑番号表を提供でき、例示的に、サーバーが、端末へ当該履歴迷惑番号表を主動的に送信でき、または、端末がサーバーから当該履歴迷惑番号表をダウンロードすることができる。
【0169】
端末が更新後の履歴迷惑番号表を取得した後、端末のユーザーは、そのなか記録されている迷惑電話番号及び迷惑電話番号の迷惑タイプに応じて、迷惑電話番号の着信をさらに処理できる。
【0170】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、キーワード因子のサイズによって単語分割結果における単語がキーワードであるかを判断し、キーワードの正確性を高める効果を達成する。
【0171】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、目標通話レコードに出現回数の一番多いN個の番号を不審番号として確定することによって、最後に確定する迷惑電話番号の正確性を高める効果を達成する。
【0172】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、目標通話レコード集合において各迷惑タイプに対応する目標通話レコードの目標通話レコード集合での比率によって迷惑電話番号を選別することによって、さらに確定する迷惑電話番号の正確性を高める効果を達成する。
【0173】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定方法によれば、通話レコード集合において出現回数の一番多いN個のストレンジャー番号を不審番号として確定し、不審番号の所在の目標通話レコードに含まれている、通話主題を表すための単語であるキーワードに迷惑特征単語のある不審番号を迷惑電話番号として確定することによって、通話レコード集合に含まれている多数の電話番号の迷惑電話番号を便利で迅速に確定でき、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0174】
下記は、本開示装置実施例であり、本開示方法実施例を実行することに用いられる。本開示装置実施例において開示しない細部に対して、本開示方法実施例を参照してください。
【0175】
図5−1は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号確定装置のブロック図である。本実施例は、当該迷惑電話番号確定装置が
図1に示す実施環境におけるサーバー12に適用されることを例として説明する。当該迷惑電話番号確定装置は、以下のモジュールを含んでもよい。
【0176】
集合取得モジュール510は、少なくとも一つの端末から目標通話レコードを取得して通話レコード集合を得るように構成される。通話レコード集合には、予定個数の目標通話レコードが含まれ、目標通話レコード毎にストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードが含まれる。少なくとも一つのキーワードは、端末がストレンジャー番号と通話する通話内容テキストデータによって取得したものであり、通話内容テキストデータの通話主題を表すことに用いられる。ストレンジャー番号は、ストレンジャー番号に対応する端末のアドレス帳に記憶しない番号である。
【0177】
番号取得モジュール520は、集合取得モジュール510により得られた通話レコード集合からN個の不審番号を取得するように構成される。ここで、N個の不審番号は、予定個数の目標通話レコードに含まれるストレンジャー番号の出現回数に応じて降順に配列された、ランキングから最初のN個のストレンジャー番号である。
【0178】
検出モジュール530は、番号取得モジュール520により取得された不審番号ごとの所在の目標通話レコードに含まれているキーワードには、予め設定された辞書に記録された迷惑特征単語があるかを検出するように構成される。
【0179】
確定モジュール540は、検出モジュール530が検出したいずれか一つの不審番号の所在の目標通話レコードに含まれているキーワードに、予め設定された辞書に記録された迷惑特征単語がある場合、当該目標通話レコードに迷惑特征単語がある不審番号を迷惑電話番号として確定するように構成される。
【0180】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、通話レコード集合の出現回数の一番多いN個のストレンジャー番号を不審番号として確定し、不審番号の所在の目標通話レコードに含まれている、通話主題を表すための単語であるキーワードに迷惑特征単語がある不審番号を迷惑電話番号として確定することによって、通話レコード集合に含まれている多数の電話番号の迷惑電話番号を便利で迅速に確定でき、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0181】
図5−2は、
図5−1に示す迷惑電話番号確定装置における確定モジュール540のブロック図である。
【0182】
選択的に、確定モジュール540は、以下のモジュールを含む。
【0183】
集合取得サブモジュール541は、第一不審電話番号を含む目標通話レコードからなる目標通話レコード集合を取得するように構成される。ここで、第一不審電話番号は、いずれか一つの目標通話レコードに迷惑特征単語がある不審番号である。
【0184】
特征単語確定サブモジュール542は、予め設定された迷惑特征単語と第一不審電話番号の迷惑目的を表すための迷惑タイプの対応関係に応じて、集合取得サブモジュール541が取得した目標通話レコード集合におけるいずれか一つの通話レコードである第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを確定するように構成される。
【0185】
レコード確定サブモジュール543は、特征単語確定サブモジュール542が確定した第一通話レコードに含まれている迷惑特征単語の迷惑タイプを第一通話レコードの迷惑タイプとして確定するように構成される。
【0186】
統計サブモジュール544は、確定サブモジュール543が確定した目標通話レコード集合における迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数を統計し記録するように構成される。
【0187】
比率確定サブモジュール545は、統計サブモジュール544が統計した迷惑タイプ毎に対応する通話レコードの数と目標通話レコード集合の通話レコードの総数の比率によって、迷惑タイプ毎の目標通話レコード集合における比率を確定するように構成される。
【0188】
番号確定サブモジュール546は、比率確定サブモジュール545が確定した目標通話レコード集合には比率が比率閾値より大きい迷惑タイプがある場合、前記第一不審電話番号を迷惑電話番号として確定するように構成される。
【0189】
図5−3に示すように、本開示実施例が提供する他の迷惑電話番号確定装置のブロック図である。
【0190】
選択的に、当該装置は以下のモジュールを含む。
【0191】
タイプ確定モジュール550は、比率確定サブモジュール545が確定した目標通話レコード集合における比率一番大きい迷惑タイプを迷惑電話番号の迷惑タイプとして確定するように構成される。
【0192】
選択的に、目標通話レコードにおいて二つの電話番号が含まれ、二つの電話番号においてストレンジャー番号が含まれる。
【0193】
番号取得モジュール520は、集合取得モジュール510が取得した通話レコード集合に対して重複削除処理を行うように構成される。重複削除処理は、少なくとも二つの同類の通話レコードにおける一番多いキーワードを含む目標通話レコード以外の通話レコードを削除する処理である。同類通話レコードは、同じな二つの電話番号を含む目標通話レコードであり、処理後の通話レコード集合のN個の不審番号を取得する。
【0194】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、目標通話レコードに出現回数が一番多いN個の番号を不審番号として確定することによって、最後に確定する迷惑電話番号の正確性を高める効果を達成する。
【0195】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、目標通話レコード集合における各迷惑タイプに対応する目標通話レコードの目標通話レコード集合における比率に応じて迷惑電話番号を選別して、さらに確定する迷惑電話番号の正確性を高める効果を達成する。
【0196】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、通話レコード集合に出現回数の一番多いN個のストレンジャー番号を不審番号として確定し、不審番号の所在の目標通話レコードに含まれている、通話主題を表すための単語であるキーワードにおいて迷惑特征単語がある不審番号を迷惑電話番号として確定する。このように、通話レコード集合に含まれている多数の電話番号の迷惑電話番号を便利で迅速に確定し、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0197】
図5−1と
図5−3に示す迷惑電話番号確定装置は、
図2と
図4−1に示す方法フローを実行することに用いられる。
【0198】
図5−2に示す確定モジュールは、
図4−4に示す方法フローを実行することに用いられる。
【0199】
図6−1は、例示的な実施例によって示す他の迷惑電話番号確定装置のブロック図である。本実施例は、当該迷惑電話番号確定装置が
図1に示す実施環境の端末11に適用されることを例として説明し、当該迷惑電話番号確定装置は、以下のモジュールを含んでもよい。
【0200】
端末取得モジュール610は、アドレス帳に記憶しないストレンジャー番号と通話する通話音声データ、およびストレンジャー番号を含む通話レコードを取得するように構成される。
【0201】
転換モジュール620は、端末取得モジュール610が取得した通話音声データを通話内容テキストデータに転換するように構成される。
【0202】
キーワード取得モジュール630は、転換モジュール620が取得した通話内容テキストデータの少なくとも一つの、通話内容テキストデータの通話主題を表すための単語であるキーワードを取得するように構成される。
【0203】
目標生成モジュール640は、キーワード取得モジュール630が取得した少なくとも一つのキーワードと通話レコードに応じて、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを生成するように構成される。
【0204】
レコード提供モジュール650は、目標生成モジュール640が生成した目標通話レコードをサーバーに提供するように構成される。サーバーは目標通話レコードにおけるストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードに応じてストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのでる。
【0205】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置よれば、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを取得し、当該目標通話レコードを、当該目標通話レコードにおけるストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードに応じて当該ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供することによって、迷惑電話番号取得効率を向上させる効果を達成する。
【0206】
図6−2は、
図6−1に示す迷惑電話番号確定装置のキーワード取得モジュール630のブロック図である。当該キーワード取得モジュール630は、以下のモジュールを含む。
【0207】
単語分割サブモジュール631は、内容テキストデータを単語分割処理し、少なくとも一つの単語を含む単語分割結果を得るように構成される。
【0208】
因子取得サブモジュール632は、単語分割サブモジュール631が取得した単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得するように構成される。前記キーワード因子は、各単語の主題相関度に正相関する。前記各単語の主題相関度は、各単語と通話内容テキストデータの通話主題との相関程度を指示するためである。
【0209】
因子ソートサブモジュール633は、因子取得サブモジュール632が取得したキーワード因子のサイズに従って、単語分割結果における単語を降順に配列するように構成される。
【0210】
キーワード確定サブモジュール634は、因子ソートサブモジュール633の配列においてランキングから最初のM個の単語を内容テキストデータのキーワードとするように構成される。
【0211】
選択的に、因子取得サブモジュール632は、予め設定された各単語の特徴を表すためのタイプ辞書に応じて、単語分割サブモジュール631が取得した単語分割結果における各単語のタイプを取得するように構成される。予め設定されたタイプとウェート値の対応関係に応じて単語分割結果における各単語のタイプに従って各単語にウェート値を割り当てる。単語分割結果における各単語の単語頻度を取得し、各単語のウェート値と単語頻度の積を各単語のキーワード因子とする。
【0212】
選択的に、因子取得サブモジュール632は、単語分割サブモジュール631が取得した、単語分割結果においてタイプが語気単語、人称代名詞および修飾語である単語を削除して、処理後の単語分割結果を得て、処理後の単語分割結果における各単語のキーワード因子を取得するように構成される。
【0213】
追加して説明する必要があるのは、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、キーワード因子のサイズによって単語分割結果における単語がキーワードであるかを判断し、キーワードの正確性を高める効果を達成する。
【0214】
とにかく、本開示実施例が提供する迷惑電話番号確定装置によれば、ストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードを含む目標通話レコードを取得し、当該目標通話レコードを、当該目標通話レコードにおけるストレンジャー番号と少なくとも一つのキーワードに応じて当該ストレンジャー番号が迷惑電話番号であるかを確定するためのサーバーに提供することによって、迷惑電話番号の取得効率を向上させる効果を達成する。
【0215】
図6−1に示す迷惑電話番号確定装置は、
図3に示す方法フローを実行することに用いられる。
【0216】
図6−2に示すキーワード取得モジュールは、
図4−2に示す方法フローを実行することに用いられる。
【0217】
図7は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号確定装置700のブロック図である。例えば、装置700は、携帯電話、コンピューター、ディジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受デバイス、ゲーム制御パネル、タブレットデバイス、医療デバイス、ボディビルデバイス、携帯情報端末などであってもよい。
【0218】
図7を参照し、装置700は、処理コンポーネント702、メモリー704、電源コンポーネント706、マルチメディアコンポーネント708、オーディオコンポーネント710、入力・出力(I/O)のインタフェース712、センサーコンポーネント714、及び通信コンポーネント716の一つまたは複数のコンポーネントを含んでもよい。
【0219】
処理コンポーネント702は、一般的に、装置700の操作全体、例えば表示、電話コール、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理コンポーネント702は、前記方法の全部または一部のステップを完了するように、一つまたは複数のプロセッサ720を含んで命令を実行してもよい。また、処理コンポーネント702は、ほかのコンポーネントとの間に交互しやすくするように、一つまたは複数のモジュールを含んでもよい。例えば、処理コンポーネント702は、マルチメディア708との間に交互しやすくするように、マルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0220】
メモリー704は、装置700での操作を支持するように、各種類のデータを記憶するように構成される。このようなデータの例示は、装置700で操作するためのいかなるプログラムまたは方法のコマンド、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、映像などを含む。メモリー704は、いかなる種類の揮発性または不揮発性記憶装置、またはこれらの組み合わせで実現でき、例えば、スタティックランダムアクセスメモリー(SRAM)、電気的に消去/書き込み可能な不揮発性メモリー(EEPROM)、消去/書き込み可能な不揮発性メモリー(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリー(PROM)、リードオンリーメモリー(ROM)、磁気メモリー、フラッシュメモリー、磁気ディスク、または光ディスクである。
【0221】
電源コンポーネント706は、装置700の各コンポーネントに電力を供給する。電力コンポーネント706は、電源管理システム、一つまたは複数の電源、及び装置700に対して電力を生成、管理及び配布することに関するほかのコンポーネントを含んでもよい。
【0222】
マルチメディアコンポーネント708は、前記装置700とユーザーの間の一つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレー(LCD)とタッチスクリーン(TP)を含んでもよい。スクリーンは、タッチパネルーを含む場合、ユーザーからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現される。タッチパネルーは、タッチ、スライド及びタッチパネルー上の手振りをセンシングするように、一つまたは複数のタッチセンサーを含んでもよい。前記タッチセンサーは、タッチまたはスライド動作の限界をセンシングするだけでなく、また、前記タッチまたはスライド操作に関する持続時間と圧力を検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメディアコンポーネント708は、前置カメラ及び/または後置カメラを含む。装置700が操作モードにある場合、例えば、撮影モードまたは映像モードにある場合、前置カメラ及び/または後置カメラは、外部からのマルチメディアデータを受信できる。前置カメラ及び後置カメラは、いずれも固定的な光学レンズシステムであったり、焦点距離と光学ズーム機能を有したりするものである。
【0223】
オーディオコンポーネント710は、オーディオ信号を出力及び/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント710は、マイク(MIC)を含み、装置700が呼び出しモード、記憶モード及び音声識別モードのような操作モードにある場合、マイクが外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信したオーディオ信号は、さらにメモリー704に記憶され、または、通信コンポーネント716介して送信される。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント710は、さらに、オーディオ信号を出力するためのスピーカーを含む。
【0224】
I/Oインタフェース712は、処理コンポーネント702と周辺インタフェースモジュールの間にインタフェースを提供する。前記周辺インタフェースモジュールは、鍵、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ページボタン、音量ボタン、スタートボタンとロックボタンを含むことができるが、これらに限定されない。
【0225】
センサーコンポーネント714は、一つまたは複数のセンサーを含み、装置700に対して各方面の状態評価を提供するように構成される。例えば、センサーコンポーネント714は、装置700のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出でき、例えば、前記コンポーネントが装置700のディスプレイとキーパッドである場合、また、センサーコンポーネント714は、装置700または装置700の一つのコンポーネントの位置変化、ユーザーと装置700の接触が存在するか存在しないか、装置700の方位またはスビードアップ/スビードカットおよび装置700の温度変化を検出できる。センサーコンポーネント714は、さらに、如何なる物理的な接触がない場合に付近物体の存在を検出するように構成されるアプローチセンサーを含んでもよい。センサーコンポーネント714は、また、イメージング応用に用いられるための、CMOSまたはCCD画像センサーのような光センサーを含んでもよい。いくつかの実施例において、当該センサーコンポーネント714は、さらに、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、圧力センサーまたは温度センサーを含んでもよい。
【0226】
通信コンポーネント716は、装置700がほかのデバイスの間に有線または無線形態の通信に適するように構成される。装置700は、WiFi,2Gまたは3G、またはこれらの組み合わせのような通信基準による無線ネットワークに接続できる。例示的な実施例において、通信ユニット716は、ブロードキャストチャネルを介して外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例において、前記通信ユニット716は、さらに、近距離通信を促進するように、近距離通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは、非接触型ID識別システム(RFID)、アイアールディーエイ(IrDA)技術、ウルトラワイドバンド(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術とほかの技術にて実現される。
【0227】
例示的な実施例において、装置700は、一つまたは複数の応用専用集積回路(ASIC)、ディジタル信号処理機(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたはほかの電子部品にて実現され、前記方法を実行するように用いられる。
【0228】
例示的な実施例において、さらに、例えばコマンドを含むメモリー704のようなコマンドを含んでいる非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コマンドは、前記方法を完成できるように、装置700のプロセッサ720にて実行される。例えば、前記非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、ROM,ランダムアクセスメモリー(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイスなどにしてもよい。
【0229】
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、前記記憶媒体における命令は、装置700のプロセッサにより実行される場合、装置700が前記各実施例により提供される迷惑電話番号確定方法を実行するようにすることができる。
【0230】
図8は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号を確定するための装置800のブロック図である。例えば、装置800は、サーバーとして提供される。
図8を参照して、装置800には、処理コンポーネント822が含まれ、さらに一つまたは複数のプロセッサ及びメモリー832が示すメモリー資源が含まれる。前記メモリー資源は、処理コンポーネント822により実行可能な命令、例えばアプリケーションを記憶することに用いられる。メモリー832に記憶されるアプリケーションは、一つまたは一つ以上の、一つずつ一組の命令に対応するモジュールを含んでもよい。また、処理コンポーネント822は、前記迷惑電話番号確定方法を実行するように、命令を実行するように構成される。
【0231】
また、装置800は、装置800の電源管理を実行するように構成される電源コンポーネント826と、装置800をネットワークに接続するように構成される一つの有線または無線ネットワークインタフェース850と、入力/出力(I/O)インタフェース858とを含む。装置800は、メモリー832に記憶する操作システムによって操作し、例えば、Windows(登録商標) Server
TM,MacOS(登録商標) X
TM,Unix(登録商標)
TM,Linux(登録商標)
TM,FreeBSD(登録商標)
TMまたは類似するものである。
【0232】
図9は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号確定システムであり、当該システムには、サーバー910と端末920が含まれる。
【0233】
サーバー910は、
図5−1に示す迷惑電話番号確定装置または
図5−3に示す迷惑電話番号確定装置を含んでもよい。
【0234】
端末920は、
図6−1に示す迷惑電話番号確定装置を含んでもよい。
【0235】
図10は、例示的な実施例によって示す迷惑電話番号確定システムであり、当該システムには、サーバー1010と端末1020が含まれる。
【0236】
サーバー1010は、
図8に示す迷惑電話番号確定装置を含んでもよい。
【0237】
端末1020は、
図7に示す迷惑電話番号確定装置を含んでもよい。
【0238】
当業者は、明細書を考えてここで開示された実施例を実施した後、本開示のほかの実施案を想到しやすい。本願は、本開示のいかなる変化、用途または適応性変化も含むことを目指し、このような変化、用途または適応性変化が、本開示の一般性原理を従い、かつ本開示に開示されない本技術分野の周知常識と慣用技術手段を含む。明細書と実施例は、例示的なもののみとして見なされ、本開示の本当の範囲と精神は、下記の特許請求の範囲によって指される。
【0239】
理解すべきなのは、本発明は以上に述べられ且つ図に示す精確構造に限定されるものではなく、範囲を逸脱しない限り、様々な補正と変化することができる。本開示の範囲は、添付した特許請求の範囲のみによって限定される。