特許第6417080号(P6417080)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6417080
(24)【登録日】2018年10月12日
(45)【発行日】2018年10月31日
(54)【発明の名称】閉路式均熱装置
(51)【国際特許分類】
   F28D 15/02 20060101AFI20181022BHJP
   F28D 21/00 20060101ALI20181022BHJP
   F28F 1/18 20060101ALI20181022BHJP
   F28F 1/02 20060101ALI20181022BHJP
   F28F 1/00 20060101ALI20181022BHJP
【FI】
   F28D15/02 101L
   F28D15/02 102A
   F28D21/00 B
   F28F1/18
   F28F1/02 B
   F28F1/00 E
【請求項の数】2
【外国語出願】
【全頁数】47
(21)【出願番号】特願2012-163325(P2012-163325)
(22)【出願日】2012年7月24日
(65)【公開番号】特開2013-24555(P2013-24555A)
(43)【公開日】2013年2月4日
【審査請求日】2015年6月4日
(31)【優先権主張番号】13/189,819
(32)【優先日】2011年7月25日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/195,230
(32)【優先日】2011年8月1日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/195,242
(32)【優先日】2011年8月1日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】599075531
【氏名又は名称】楊 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】楊 泰和
【審査官】 安島 智也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−283014(JP,A)
【文献】 特開2007−327738(JP,A)
【文献】 特開2009−162462(JP,A)
【文献】 実開昭64−008069(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F28D 15/02
F28D 21/00
F28F 1/00
F28F 1/02
F28F 1/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換流体(104)の一部を戻し且つ多流路を含む閉路式均熱装置であって、
自然貯熱体(100)の中に設置され、自然貯熱体(100)と熱交換流体(104)との間の熱伝導に用いられ、第1流体出入口(1011)が第2流体出入口(1012)より低い位置に位置するように傾斜して、又は垂直に設けられる加熱器(101)と、
温度差体(103)と接触し、熱交換流体(104)と温度差体(103)との間の熱伝導に用いられる放熱器(201)と、
加熱器(101)の第1流体出入口(1011)、及び、放熱器(201)の第1流体出入口(2012)に接続され、熱交換流体(104)の一部を加熱器(101)から放熱器(201)に輸送する第1パイプ構造(301)と、
加熱器(101)の第2流体出入口(1012)、及び、放熱器(201)の第2流体出入口(2011)に接続され、加熱器(101)と放熱器(201)との間で熱交換流体(104)を輸送する第2パイプ構造(401)と、
循環流路の中に設けられ、熱交換流体(104)の正方向又は逆方向へのポンピングを選択可能にする補助流体ポンプ(107)と、
を備え、
前記閉路式均熱装置の頂部回転角の上端に位置し、熱交換流体(104)の一部を貯留し、熱交換流体(104)の閉路流路の流動制動を下げて流体の循環流動を助ける、外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を更に含み、
前記外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)は、前記パイプ構造にアクセスするための上蓋(112)、ヒンジ(113)及び密封リング(114)を更に含む閉路式均熱装置。
【請求項2】
前記上蓋(112)の上端に位置し、熱交換流体(104)の注入又は抽出に用いられ、且つ観測及び整備に使用可能である密閉塞(110)及び作業孔(111)を更に含む請求項1に記載の閉路式均熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自然貯熱体(100)の熱エネルギーを閉路式均熱装置底部へ流れる加熱器(101)の中に設置される熱交換流体(104)へ伝送し、また均熱された熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇作用を通して、或いは補助流体ポンプの圧送を通して、加熱器(101)の中の熱交換流体(104)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)へ流れ、パイプ構造(401)から加熱器(101)へ流れ戻し、閉路式流動循環を行い、また放熱器(201)を通して、温度差体(103)に対して全方位的或いは設定した方向へ放熱し、熱を受ける固相・液相・気相の温度差体(103)、或いは建物の内部又は外部空間により構成される温度差体(103)から熱エネルギーを放出する。
【背景技術】
【0002】
従来の自然貯熱体の熱エネルギーは、熱交換流体をキャリアとし、外部温度差体に対して熱エネルギーを輸送する閉路式均熱装置は、通常密閉状管路構造の受動操作である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−00668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の自然貯熱体の熱エネルギーは、熱交換流体をキャリアとし、外部温度差体に対して熱エネルギーを輸送する閉路式均熱装置は、通常密閉状管路構造の受動操作であるため、観測整備インタフェースを設置せず、或いは更に一歩進んで能動型補助装置を設置することにより、協同で操作することはその欠点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はより大きくかつ安定な蓄熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖、河川、砂漠、氷山、海洋等の固相或いは液相の自然貯熱体(100)の中に閉路式均熱装置を設置し、自然貯熱体の熱エネルギーを閉路式均熱装置底部へ流れる加熱器(101)の中に設置される熱交換流体(104)へ伝送し、また均熱された熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇作用を通して、或いは補助流体ポンプの圧送を通して、加熱器(101)の中の熱交換流体(104)は、パイプ構造(301)及び放熱器(201)へ流れ、パイプ構造(401)から加熱器(101)へ流れ戻し、閉路式流動循環を行い、また放熱器(201)を通して、全方位的或いは設定した方向へ放熱し、熱を受ける固相・液相・気相の温度差体(103)、或いは建物の内部又は外部空間により構成される温度差体(103)から熱エネルギーを放出する。
【0006】
その主な特徴は下記(1)〜(7)の一種或いは一種以上の構造装置を含む。(1)放熱器(201)の比較的高い位置にある流体出入口(2011)とパイプ構造(401)を連接する密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置することにより、熱交換流体(104)を注入又は抽出し、及びインタフェースを観測又は整備する。(2)加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回部が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。(3)補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する。(4)補助流体ポンプ(107)を設置する。(5)熱交換流体温度測定装置(TS201)を設置する。(6)環境温度測定装置(TS202)を設置する。(7)電気エネルギー制御装置(ECU200)を設置する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の閉路式均熱装置の密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
図2図1に示した実施例に補助流体ポンプを設置する側面構造の模式図である。
図3図1に示した実施例の密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室を設置し、及びその上側に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
図4図1に示した実施例に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室及び作業孔(111)、密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
図5図1に示した実施例の密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置し、及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する側面構造の模式図である。
図6図1に示した実施例の補助流体ポンプと密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置し、及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する側面構造の模式図である。
図7】本発明の図1に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図8】本発明の図2に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図9】本発明の図3に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図10】本発明の図4に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図11】本発明の図5に示した実施例に加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図12】本発明の図6に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
図13】本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助流体ポンプ(107)を制御する実施例の模式図を示す。
図14】本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助加熱或いは冷却装置(115)を制御する実施例の模式図を示す。
図15】本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助流体ポンプ(107)と補助加熱或いは冷却装置(115)を制御する実施例の模式図を示す。
図16】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は長方形中空管路構造1005の断面図例である。
図17】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図18】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空の円形管路構造(1006)の断面図例である。
図19】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造の円形管路構造(1006)の断面図例である。
図20】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造の円形管路構造(1006)を構成する断面図例である。
図21】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、各ウェイの円形管路構造(1006)はピッチを備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造の円形管路構造(1006)を構成する断面図例である。
図22】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は中空流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図23】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図24】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図25】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は区切り流路構造(1007)を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図26】本発明の断熱体(109)は、図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺を覆う断面図例である。
図27】本発明の断熱体(109)は、図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部を覆う断面図例である。
図28】本発明の断熱体(109)は、図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び一部の両側辺を覆う断面図例である。
図29】本発明の平面状熱エネルギー伝導面(1000)を更に一歩進ませ、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)構造の断面図例である。
図30】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中空構造の断面図例である。
図31】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布する導温ウイングパネル(1120)構造の断面図例である。
図32】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
図33】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
図34】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
図35】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図36】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図37】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図38】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図39】熱伝導材料で製作され、多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
図40】熱伝導材料で製作される単管路構造であって、また管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図41】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する。の多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図42】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。の多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図43】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図44】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する。の円形管路構造(1006)、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図45】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。の円形管路構造(1006)、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図46】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置する単管路構造の断面図例である。
図47】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図48】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図49】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図50】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図51】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
図52】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は中空構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図53】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図54】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図55】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、その内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図56】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は中空構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図57】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図58】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備えるW形管路構造(1004)の断面図例である。
図59】熱伝導材料で製作されるW形管路構造(1004)構造であって、その外部は加熱面とする波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備え、その内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図60】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図61】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図62】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部片側は半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図63】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図64】熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空を呈す円形管路構造(1006)の断面図例である。
図65】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造を呈す円形管路構造(1006)の断面図例である。
図66】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同してを断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造を構成する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図67】熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)ピッチを備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造を構成する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図68】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は中空流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図69】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である
図70】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部片側は半区切り流路構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図71】熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図72】本発明の断熱体(109)は、図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺を覆う断面図例である。
図73】断熱体(109)で図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部を覆う断面図例である。
図74】断熱体(109)で図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺の一部を覆う断面図例である。
図75】本発明の平面状熱エネルギー伝導面(1000)を更に一歩進ませ、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)構造の断面図例である。
図76】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中空構造の断面図例である。
図77】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
図78】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
図79】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
図80】熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
図81】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図82】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図83】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図84】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図85】熱伝導材料で製作され、多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
図86】熱伝導材料で製作され、管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図87】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図88】熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図89】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図90】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図91】熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
図92】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置する単管路構造の断面図例である。
図93】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図94】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図95】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図96】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置することにより、本発明の密閉式循環流路の中の加熱器(101)或いは放熱器(201)を構成し、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図97】熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
図98】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は中空構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図99】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である
図100】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部片側は半区切り流路構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である
図101】熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図102】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は中空構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図103】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は交差式半区切り流路構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図104】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部片側は半区切り流路構造を備えるW形管路構造(1004)の断面図例である。
図105】熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
図106】本発明の応用構造及び設置方式の一である。
図107】本発明の応用構造及び設置方式の例の二である。
図108】本発明の応用構造及び設置方式の例の三である。
図109】本発明の応用構造及び設置方式の例の四である。
図110】本発明の応用構造及び設置方式の例の五である。
図111】本発明の応用構造及び設置方式の例の六である。
図112】本発明の応用構造及び設置方式の例の七である。
図113】本発明の応用構造及び設置方式の例の八である。
図114】本発明の応用構造及び設置方式の例の九である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は自然貯熱体(100)の熱エネルギーを閉路式均熱装置底部へ流れる加熱器(101)の中に設置される熱交換流体(104)へ伝送し、また均熱された熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇作用を通して、或いは補助流体ポンプの圧送を通して、加熱器(101)の中の熱交換流体(104)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)へ流れ、パイプ構造(401)から加熱器(101)へ流れ戻し、閉路式流動循環を行い、また放熱器(201)を通して、温度差体(103)に対して、全方位的或いは設定した方向へ放熱し、熱を受ける固相・液相・気相の温度差体(103)、或いは建物の内部又は外部空間により構成される温度差体(103)から熱エネルギーを放出する。その主な特徴は下記(1)〜(7)の一種或いは一種以上の構造装置を含む:(1)放熱器(201)の比較的高い位置にある流体出入口(2011)とパイプ構造(401)を連接する密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置することにより、熱交換流体(104)を注入又は抽出し、及びインタフェースを観測又は整備する。(2)加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回部が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。(3)補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する。(4)補助流体ポンプ(107)を設置する。(5)熱交換流体温度測定装置(TS201)を設置する。(6)環境温度測定装置(TS202)を設置する。(7)電気エネルギー制御装置(ECU200)を設置する。
【0009】
実施例の付図により、本発明の構造とその特徴と作用と目的を下記に詳しく説明する。
図1は本発明の閉路式均熱装置の密閉流路の頂部回転角の上端に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
図1に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成されることを示す。
【0010】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)へ流れ、パイプ構造(301)、401を経て、放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
【0011】
その主な構成の特徴は下記の通りである。
加熱器(101)は、良好な熱伝導材料によって構成され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上が一体化した流路構造である。又はワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路が一体化した導管構造によって構成され、自然貯熱体(100)の中に設置する。加熱器(101)流路の両端に流体出入口(1011、1012)を備え、別々にパイプ構造(301)及びパイプ構造(401)の一端と連結し、放熱器(201)に通じることにより、密閉式循環流路を構成する。加熱器(101)内部の流路は傾斜し、その比較的低い位置にある側の流体出入口(1011)から相対的に低い温度の熱交換流体(104)に流入し、その比較的高い位置にある側の流体出入口(1012)から相対的に較高温熱交換流体(104)に流出することによりすることにより、熱交換流体(104)に合わせて、凝冷降・拡熱昇作用を形成する。
【0012】
放熱器(201)は、良好な熱伝導材料、流体流路構造、或いは直接パイプ構造によって構成される。放熱器(201)の外部が温度差体(103)と接触し、また放熱器(201)を通過する熱交換流体(104)の熱エネルギーにより、温度差体(103)に対して、全方位的或いは方向を設定して放熱する。放熱器(201)の流体出入口(2011)及び流体出入口(2012)の高度差は、加熱器(101)の熱交換流体(104)には有利或いは少なくとも妨害せず、流体の拡熱昇・凝冷降効果を通して、本発明の閉路式均熱装置の中で閉路式流動循環を行う。
【0013】
パイプ構造(301)は、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流体パイプ構造を備え、円形或いは他の幾何形状のパイプ構造を呈し、パイプ構造(301)は下記の一種或いは一種以上の方式によって構成される。(1)良好な熱伝導特性の材料によって構成される。(2)良好な熱伝導特性材料によって構成され、またその全部或いは一部の配管セグメントの外部を断熱体(109)で覆う。(3)良好な断熱材である管状構造物或いは建築構造体によって構成される。パイプ構造(301)の一端は一個或いは一個以上の流体出入口(3011)を備え、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の加熱器(101)を備える流体出入口(1011)と連通する。パイプ構造(301)の別端は、一個或いは一個以上の一体構造である流体出入口(3012)を備え、放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じることにより、熱交換流体(104)を伝送する。
【0014】
パイプ構造(401)は、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の流体パイプ構造を備え、円形或いは他の幾何形状のパイプ構造を呈し、パイプ構造(401)は下記の一種或いは一種以上の方式によって構成される。(1)良好な熱伝導特性の材料によって構成される。(2)良好な熱伝導特性材料によって構成され、またその全部或いは一部の配管セグメントの外部を断熱体(109)で覆う。(3)良好な断熱材である管状構造物或いは建築構造体によって構成される。パイプ構造(401)の一端は一個或いは一個以上の流体出入口(4012)を備え、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の流路の加熱器(101)を備える流体出入口(1012)と連通する。パイプ構造(401)の別端は、一個或いは一個以上の流体出入口(4011)を備え、放熱器(201)の流体出入口(2011)と連接することにより、熱交換流体(104)を伝送する。
【0015】
及び加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の頂部回転角の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置することにより、流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う。
【0016】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0017】
上述した閉路式均熱装置は、固相、気相、或いは液相の放熱標的のエネルギー放出への応用、例えば路面又は建物の屋上、ないし壁か床か温室内の空気か屋内の空気か池の中の水か加熱或いは耐寒防凍用の設施や構造体を含む。
【0018】
本実施例の閉路式均熱装置を更に一歩進ませ、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の中に補助流体ポンプ(107)を連続設置し、本実施例の閉路式均熱装置が熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇作用を通して循環流動する以外に、更に一歩進んで、補助流体ポンプ(107)の能動的操作によって、熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と同じ方向(正の方向)へポンピングし、或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって、熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と反対方向(逆方向)へポンピングする。説明は以下の通りである。
図2図1に示した実施例に補助流体ポンプを設置する側面構造の模式図である。
【0019】
図2に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成されることを示す。
【0020】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)を経て、パイプ構造(301、401)及び放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される特定の機能をもつ空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
【0021】
その主な構成の特徴は下記の通りである。
補助流体ポンプ(107)は、電源コード(118)を通して、外部より電気エネルギーを導入し、モータにより駆動される流体ポンプを駆動し、或いは自然力により流体ポンプを駆動し、上述した密閉式循環流路に連続設置することにより、熱交換流体(104)を圧送する。補助流体ポンプ(107)は固定して一方向へポンピングし、或いはポンピング方向の選択ができ、及び電源オン/オフ、変速、ポンピング流量制御ができることを含む。
【0022】
操作機能は下記を含む:補助流体ポンプ(107)を操作せず、また熱交換流体(104)により凝冷降・拡熱昇に従って循環する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって、正の方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と同じ流向でポンピングを補助する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって逆方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と異なる流向の逆方向へポンピングし、熱交換流体(104)を逆方向へ圧送し、拡熱昇・凝冷降の操作を含む。
【0023】
及び加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の頂部回転角の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置することにより、流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う。
【0024】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0025】
本実施例の閉路式均熱装置を更に一歩進ませ、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の循環流動の制動を下げる。説明は以下の通りである。
【0026】
図3図1に示した実施例の密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室を設置し、及びその上側に作業孔(111)と密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
【0027】
図3に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成されることを示す。
【0028】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)を経て、パイプ構造(301、401)及び放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される特定の機能をもつ空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
【0029】
その主な構成の特徴は下記の通りである。
外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)は、加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。
【0030】
及び加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路頂部回転角の上端に上述した外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の循環流動の制動を下げ、また熱交換を加速させ、及びパイプ構造(401)と放熱器(201)により構成される旋回箇所に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の上端を設置し、流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う密閉塞(110)及び作業孔(111)を設置する。
【0031】
上述した加熱器(101)或いは放熱器(201)の流体出入口端に設置される外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の近隣に貯蔵される流体の体積は相対的に大きいために、総熱容量は比較的大きく、加熱器(101)或いは放熱器(201)の外部と接触した温度差体から熱エネルギーを導入し、流体を経て両側に向かって伝導するとき、加熱器(101)或いは放熱器(201)に設置する外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の一端での流体の温度差の変化は比較的小さく、外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置していない別端の温度変化が比較的大きいので、加熱器(101)或いは放熱器(201)の出入口の両端に温度差を形成する。
【0032】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0033】
本実施例の閉路式均熱装置を更に一歩進ませ、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路に補助流体ポンプ(107)を連続設置し、補助流体ポンプ(107)の能動的操作によって、正の方向或いは逆方向へポンピングし、又はポンピングを停止する。及び密閉式循環流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の循環流動の制動を下げ、熱交換を加速させる。説明は以下の通りである。
【0034】
図4図1に示した実施例に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室及び作業孔(111)、密閉塞(110)を設置する側面構造の模式図である。
【0035】
図4に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成されることを示す。
【0036】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)を経て、パイプ構造(301、401)及び放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される特定の機能をもつ空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
その主な構成の特徴は下記の通りである。
【0037】
外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)は、加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。及びパイプ構造(401)及び放熱器(201)によって形成する旋回箇所に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置し、その上端に流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う密閉塞(110)及び作業孔(111)を設置する。
【0038】
上述した加熱器(101)或いは放熱器(201)の流体出入口端に設置される外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の近隣に貯蔵される流体の体積は相対的に大きいために、総熱容量は比較的大きく、加熱器(101)或いは放熱器(201)の外部と接触した温度差体から熱エネルギーを導入し、流体を経て両側に向かって伝導するとき、加熱器(101)或いは放熱器(201)に設置する外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の一端での流体の温度差の変化は比較的小さく、外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置していない別端の温度変化が比較的大きいので、加熱器(101)或いは放熱器(201)の出入口の両端に温度差を形成する。
【0039】
補助流体ポンプ(107)は、電源コード(118)を通して、外部より電気エネルギーを導入し、モータにより駆動される流体ポンプを駆動し、或いは自然力により流体ポンプを駆動し、上述した密閉式循環流路に連続設置することにより、熱交換流体(104)を圧送する。補助流体ポンプ(107)は固定して一方向へポンピングし、或いはポンピング方向の選択ができ、及び電源オン/オフ、変速、ポンピング流量制御ができることを含む。
【0040】
操作機能は下記を含む:補助流体ポンプ(107)を操作せず、また熱交換流体(104)により凝冷降・拡熱昇に従って循環する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって、正の方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と同じ流向でポンピングを補助する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって逆方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と異なる流向の逆方向へポンピングし、熱交換流体(104)を逆方向へ圧送し、拡熱昇・凝冷降の操作を含む。
【0041】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0042】
本実施例の閉路式均熱装置を更に一歩進ませ、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の循環流動の制動を下げる。及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に、開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する。説明は以下の通りである。
【0043】
図5図1に示した実施例の密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置し、及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する側面構造の模式図である。
【0044】
図5に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成されることを示す。
【0045】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)を経て、パイプ構造(301、401)及び放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される特定の機能をもつ空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
【0046】
その主な構成の特徴は下記の通りである。
外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)は、加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。
【0047】
及び加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路頂部回転角の上端に上述した外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の循環流動の制動を減少させ、また熱交換を加速させ、及び外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の最上端に、管路整備用の開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う密閉塞(110)及び作業孔(111)を設置する。ニーズにより、上蓋(112)と管路との間にガードレールやガードネットを設置することができる。
【0048】
上述した加熱器(101)或いは放熱器(201)の流体出入口端に設置される外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の近隣に貯蔵される流体の体積は相対的に大きいために、総熱容量は比較的大きく、加熱器(101)或いは放熱器(201)の外部と接触した温度差体から熱エネルギーを導入し、流体を経て両側に向かって伝導するとき、加熱器(101)或いは放熱器(201)に設置する外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の一端での流体の温度差の変化は比較的小さく、外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置していない別端の温度変化が比較的大きいので、加熱器(101)或いは放熱器(201)の出入口の両端に温度差を形成する。
【0049】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0050】
本実施例の閉路式均熱装置を更に一歩進ませ、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路に補助流体ポンプ(107)を連続設置し、補助流体ポンプ(107)の能動的操作によって、正の方向或いは逆方向へポンピングし、又はポンピングを停止する。及び密閉式循環流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置することにより、熱交換流体(104)の密閉式循環流動の制動を下げ、熱交換を加速させる。及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する。説明は以下の通りである。
【0051】
交換流体104が密閉式循環流動の制動を行い、熱交換を加速させる。及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する。説明は以下の通りである。
【0052】
図6図1に示した実施例の補助流体ポンプと密閉流路の頂部回転角の上端に外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置し、及び最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に密閉塞(110)と作業孔(111)を設置する側面構造の模式図である。
【0053】
図6に加熱器(101)を自然貯熱体(100)に設置し、自然貯熱体(100)はより大きくかつ安定な貯熱容量を持つ地層、地表、池塘、湖泊、河川、砂漠、氷山、海洋等固相或いは液相貯熱体によって構成される。
【0054】
加熱器(101)の流体出入口(1011)は、パイプ構造(301)を経て放熱器(201)の流体出入口(2012)に通じ、加熱器(101)の別の流体出入口(1012)は、パイプ構造(401)を経て放熱器(201)の流体出入口(2011)に通じることにより、閉路式循環流路を構成し、加熱器(101)の熱交換流体(104)を経て、パイプ構造(301、401)及び放熱器(201)と密閉式循環流路を構成し、また放熱器(201)から周りの均熱された温度差体(103)に対して熱エネルギーを放出する。本実施例の閉路式均熱装置は、熱交換流体(104)を通して、閉路式均熱装置内部で閉路式流動循環を行い、自然貯熱体(100)の熱エネルギーと均熱された温度差体(103)の熱エネルギーの二者を均熱伝導する。熱交換流体(104)は、蓄熱及び熱伝導特性を備える気相或いは液相流体によって構成されるものを含む。温度差体(103)は、気体、固体或いは液体により構成される特定の機能をもつ空間又は構造であり、システム操作を行うとき、放熱器(201)へ流れる熱交換流体により放出される熱エネルギーを受け取る。
【0055】
その主な構成の特徴は下記の通りである。
外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)は、加熱器(101)とパイプ構造(301)と放熱器(201)とパイプ構造(401)を連続して設置することにより、密閉式循環流路の一箇所或いは一箇所以上の旋回が外に向かって拡張する弧状凹形流路構造を構成し、一部の熱交換流体(104)を一時保管し、及び熱エネルギーを備える熱交換流体(104)の流速を緩めることにより、密閉式循環流路に対して、熱交換流体(104)の流動制動を下げる。及び管路を整備するために、最上端の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に開けられる及び密閉される上蓋(112)とヒンジ(113)と密封リング(114)を設置し、また上蓋の上端に流体を注入或いは抽出し、及び観測と整備を行う密閉塞(110)及び作業孔(111)を設置する。ニーズにより、上蓋(112)と管路との間にガードレールやガードネットを設置することができる。
【0056】
上述した加熱器(101)或いは放熱器(201)の流体出入口端に設置される外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の近隣に貯蔵される流体の体積は相対的に大きいために、総熱容量は比較的大きく、加熱器(101)或いは放熱器(201)の外部と接触した温度差体から熱エネルギーを導入し、流体を経て両側に向かって伝導するとき、加熱器(101)或いは放熱器(201)に設置する外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)の一端での流体の温度差の変化は比較的小さく、外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)を設置していない別端の温度変化が比較的大きいので、加熱器(101)或いは放熱器(201)の出入口の両端に温度差を形成する。
【0057】
補助流体ポンプ(107)は、電源コード(118)を通して、外部より電気エネルギーを導入し、モータにより駆動される流体ポンプを駆動し、或いは自然力により流体ポンプを駆動し、上述した密閉式循環流路に連続設置することにより、熱交換流体(104)を圧送する。補助流体ポンプ(107)は固定して一方向へポンピングし、或いはポンピング方向の選択ができ、及び電源オン/オフ、変速、ポンピング流量制御ができることを含む。
【0058】
操作機能は下記を含む:補助流体ポンプ(107)を操作せず、また熱交換流体(104)により凝冷降・拡熱昇に従って循環する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって、正の方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と同じ流向でポンピングを補助する。或いは補助流体ポンプ(107)の能動的制御によって逆方向へポンピングし、また熱交換流体(104)の凝冷降・拡熱昇の流向と異なる流向の逆方向へポンピングし、熱交換流体(104)を逆方向へ圧送し、拡熱昇・凝冷降の操作を含む。
【0059】
上述した閉路式均熱装置は、少なくとも一個の加熱器(101)と少なくとも一個の放熱器(201)と少なくとも一個のパイプ構造(301)と少なくとも一個のパイプ構造(401)を直列接続或いは直列・並列接続することにより、閉路式流体通路を構成することを含む。その加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)は、一体構造或いは複数のパーツを組み立てたものを含む。各連接箇所の寸法と形状との間の構造は少しずつ変形し、また平滑形状により、流体が流れる時の制動が減るために、流体の循環流動にとって有利である。
【0060】
前述図1図6に示した閉路式均熱装置実施例を更に一歩進ませ、一個或いは一個以上の補助加熱或いは冷却装置(115)を設置することにより、放熱器(201)に対して温度差体(103)により伝導する熱エネルギーを高める。その中の:
【0061】
補助加熱或いは冷却装置(115)は、電源コード(116)から来る電気エネルギーに駆動され、電気エネルギーを熱エネルギーに変える電熱装置によって構成されることを含む。或いは電気エネルギーを熱エネルギーに変え、又は電気エネルギーを冷エネルギーに変える温度調節装置によって構成される。或いは電気エネルギーを熱エネルギーに変え、又は冷却する半導体チップによって構成され、本実施例の閉路式均熱装置の密閉式循環流路の中の熱交換流体(104)に協力して、拡熱昇・凝冷降流動の運動エネルギーに設置し、かつ相対的に熱交換流体(104)の流動の邪魔にならない位置に設置し、その方式は下記の一種或いは一種以上の方式を含む。(1)密閉式循環流路の中に固定設置する。(2)作業孔(111)からランダムに配置し、或いは上蓋(112)を開けまた密閉式循環流路の中に配置する。(3)密閉塞(110)の底部に設置し、循環流路とカップリングする。(4)熱伝導材料により構成される密閉式循環流路の外部を取り囲む、或いは局部に設置することにより、循環流路内部の熱交換流体(104)を間接加熱又は冷却する。
【0062】
図7に本発明の図1に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0063】
図8に本発明の図2に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0064】
図9に本発明の図3に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0065】
図10に本発明の図4に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0066】
図11に本発明の図5に示した実施例に加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0067】
図12に本発明の図6に示した実施例の加熱器(101)とパイプ構造(401)によって構成される流路セグメントの内部に補助流体ポンプ(107)を設置し、及び内部或いは外部に補助加熱或いは冷却装置(115)を設置する実施例の側面構造の断面図例を示す。
【0068】
前述した図2、4、6、7〜12に示した実施例を更に一歩進ませ、補助流体ポンプ(107)と補助加熱或いは冷却装置(115)の二者又はその中の一つを設置し、及び熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)の二者又はその中の一つを設置し、その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)、熱交換流体温度測定装置(TS201)、環境温度測定装置(TS202)は、人力による読み取り又は送電状態の制御を通して、或いは電気エネルギー制御装置(ECU200)を設置することにより、送電状態を制御する。
【0069】
図13に本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助流体ポンプ(107)を制御する実施例の模式図を示す。
【0070】
図13に密閉式循環流路に設置される一個或いは一個以上の熱交換流体温度測定装置(TS201)を通して、また信号伝送線(120)を通して熱交換流体の温度測定値を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送し、及び環境温度測定装置(TS202)を設置し、また信号伝送線(120)を通して温度測定信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)にフィードバックし、また電気エネルギー制御装置(ECU200)が内部設定と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)にフィードバックした信号を参照し、補助流体ポンプ(107)の送電タイミングと圧送流量の大きさと圧送流向を制御することを示す。
【0071】
電気エネルギー制御装置(ECU200)は、機電部品又は電子回路部品、ないしマイクロプロセッサと関連ソフトウェアによって構成される。内部のパラメータが設定され、熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)から来る信号を参照し、補助流体ポンプ(107)の送電タイミングと圧送流量の大きさと圧送流向を制御する。
【0072】
熱交換流体温度測定装置(TS201)、環境温度測定装置(TS202)は、一個或いは一個以上の温度変化をアナログ或いはデジタル電気エネルギー信号に変換する温度測定装置によって構成され、密閉式循環流路選定の温度測定点或いは環境温度測定点に設置され、信号伝送線(120)を経て信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送する。
上述した環境温度測定装置(TS202)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0073】
図14に本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助加熱或いは冷却装置(115)を制御する実施例の模式図を示す。
【0074】
図14に密閉式循環流路に設置される一個或いは一個以上の熱交換流体温度測定装置(TS201)を通して、また信号伝送線(120)を通して熱交換流体の温度測定値を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送し、及び環境温度測定装置(TS202)を設置し、また信号伝送線(120)を通して温度測定信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)にフィードバックし、また電気エネルギー制御装置(ECU200)が内部設定と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)にフィードバックした信号を参照し、補助加熱或いは冷却装置(115)の送電発熱タイミング及び発熱値を制御することを示す。
【0075】
電気エネルギー制御装置(ECU200)は、機電部品又は電子回路部品、ないしマイクロプロセッサと関連ソフトウェアによって構成される。内部のパラメータが設定され、熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)から来る信号を参照し、補助加熱或いは冷却装置(115)の送電タイミングと発熱値を制御する。
【0076】
熱交換流体温度測定装置(TS201)、環境温度測定装置(TS202)は、一個或いは一個以上の温度変化をアナログ或いはデジタル電気エネルギー信号に変換する温度測定装置によって構成され、密閉式循環流路選定の温度測定点或いは環境温度測定点に設置され、信号伝送線(120)を経て信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送する。
上述した環境温度測定装置(TS202)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0077】
図15に本発明に電気エネルギー制御装置(ECU200)と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)を設置することにより、補助流体ポンプ(107)と補助加熱或いは冷却装置(115)を制御する実施例の模式図を示す。
【0078】
図15に密閉式循環流路に設置される一個或いは一個以上の熱交換流体温度測定装置(TS201)を通して、また信号伝送線(120)を通して熱交換流体の温度測定値を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送し、及び環境温度測定装置(TS202)を設置し、また信号伝送線(120)を通して温度測定信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)にフィードバックし、また電気エネルギー制御装置(ECU200)が内部設定と熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)にフィードバックした信号を参照し、補助流体ポンプ(107)の送電タイミングと圧送流量の大きさと圧送流向し、及び補助加熱或いは冷却装置(115)の送電発熱タイミングと発熱値を制御することを示す。
【0079】
その中の電気エネルギー制御装置(ECU200)は、機電部品又は電子回路部品、ないしマイクロプロセッサと関連ソフトウェアによって構成される。内部のパラメータが設定され、熱交換流体温度測定装置(TS201)と環境温度測定装置(TS202)から来る信号を参照し、補助流体ポンプ(107)の送電タイミングと圧送流量の大きさと圧送流向を制御し、及び補助加熱或いは冷却装置(115)の送電発熱タイミングと発熱値を制御する。
【0080】
熱交換流体温度測定装置(TS201)、環境温度測定装置(TS202)は、一個或いは一個以上の温度変化をアナログ或いはデジタル電気エネルギー信号に変換する温度測定装置によって構成され、密閉式循環流路選定の温度測定点或いは環境温度測定点に設置され、信号伝送線(120)を経て信号を電気エネルギー制御装置(ECU200)に伝送する。
上述した環境温度測定装置(TS202)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0081】
本実施例の閉路式均熱装置は、加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により密閉式循環流路を構成し、その中の放熱器(201)と加熱器(101)を全部露出し、加熱面或いは放熱面とする。或いは放熱器(201)と加熱器(101)の二者或いはその中の一部の方向は、断熱体(109)で覆れる断熱面である。またワンウェイの単流路或いはワンウェイ以上の多流路により放熱器(201)とワンウェイ或いはワンウェイ以上の加熱器(101)を構成し、ワンウェイ或いはワンウェイ以上のパイプ構造(301)、ワンウェイ或いはワンウェイ以上のパイプ構造(401)は同じ流路断面積又は異なる流路断面積を連続設置することにより、密閉式循環流路を形成する。或いは更に一歩進んで数組の別々の加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路を並列接続して一体構造にする。流路構造の選択例について説明する。
ワンウェイの単流路構造の選択は下記の通りである。
【0082】
(一)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈す:断面は長方形管或いはその近似構造で、熱伝導材料によって構成されることを含む。その外部を断熱体(109)で覆い、内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されることを含む。(1)中空流路を呈す。(2)その内部は交差式半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。
図16は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は長方形中空管路構造1005の断面図例である。
図17は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0083】
本実施例の外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を備える長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上の長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成することを含む。
【0084】
図16図17で述べた長方形管路構造(1005)は、非熱伝導性材料によって構成されることを含む。またニーズにより、断熱体で覆い、又は覆わないことを選択することができる。
【0085】
その外部を断熱体(109)で覆い、内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されるを含む。(1)中空流路を呈す。(2)その内部は交差式半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。
【0086】
(二)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成される。その外部を断熱体(109)で覆い、内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されることを含む。(1)単管路構造の外部を断熱体(109)で覆う。(2)各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造を呈す。(3)各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同して断熱体で覆う。(4)各ウェイの円形管路構造(1006)はピッチを備え、再び共同して断熱体で覆う。(5)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(4)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図18は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空の円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0087】
図19は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造の円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0088】
図20は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造の円形管路構造(1006)を構成する断面図例である。
【0089】
図21は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、各ウェイの円形管路構造(1006)はピッチを備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造の円形管路構造(1006)を構成する断面図例である。
【0090】
図18図21で述べた円形管路構造(1006)は、非熱伝導性材料によって構成されることを含む。またニーズにより、断熱体で覆い、又は覆わないことを選択することができる。
【0091】
(三)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成される。その外部の熱エネルギー伝導面は、平面状の伝導面1000或いは波状の熱エネルギー伝導面(1001)の放熱面或いは加熱面を呈し、また断熱体(109)で覆う方式は、次のいずれかを含む。(1)断熱体(109)で覆わない。(2)熱エネルギー伝導面と反転する底面を断熱体(109)で覆う。(3)熱エネルギー伝導面と反転する底面を断熱体(109)で覆い、側辺も全てを断熱体(109)で覆う。(4)熱エネルギー伝導面と反転する底面を断熱体(109)で覆い、一部の側辺を断熱体(109)で覆う。その内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されるを含む:(1)内部は中空構造を呈す。(2)内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈す。(3)内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。
【0092】
図22は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は中空流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0093】
図23は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0094】
図24は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0095】
図25は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は区切り流路構造(1007)を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0096】
本実施例の外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を備える長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上の長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成することを含む。
【0097】
上述した図22−25に示した実施例を断熱体(109)で覆うとき、その断熱体(109)で覆う位置は、長方形管路構造(1005)の熱エネルギー伝導面とする以外の三面を覆うを含む。及び更に一歩進んで、熱エネルギー伝導面の向かい側の背部を断熱体(109)で覆い、或いは同時に熱エネルギー伝導面の向かい側の背部と両側外側部を覆うことによって、長方形管路構造(1005)の両側面を熱エネルギー伝導面とする。
【0098】
図26に示した本発明の断熱体(109)は、図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺を覆う断面図例である。
【0099】
図27に示した本発明の断熱体(109)は、図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部を覆う断面図例である。
【0100】
図27に示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)を更に一歩進ませ、長方形管路構造(1005)を熱エネルギー伝導面の向かい側の背部とし、断熱体(109)で覆うことによって、長方形管路構造(1005)の両側面を熱エネルギー伝導面とする。
【0101】
図28に示した本発明の断熱体(109)で図22図25に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び一部の両側辺を覆う断面図例である。
【0102】
図28に示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)を更に一歩進ませ、断熱体(109)で覆うことによって、長方形管路構造(1005)を熱エネルギー伝導面の向かい側の背部と長方形管路構造(1005)の両側外側部とし、長方形管路構造(1005)の両側面外側も熱エネルギー伝導面とする。
【0103】
前述図22〜28に示した実施例の熱エネルギー伝導機能の加熱面或いは放熱面とする面は、平面状熱エネルギー伝導面(1000)の構造にする以外に、更に一歩進んで、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)の構造にすることにより、管内流体と外部の熱エネルギーの伝導効果を高める。
【0104】
図29に示した本発明の平面状熱エネルギー伝導面(1000)を更に一歩進ませ、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)構造の断面図例である。
図29に示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)セグメントは、波状の熱エネルギー伝導面(1001)の構造によって構成される。
【0105】
(四)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、また下記の一種或いは一種以上の円形管路構造(1006)によって構成されるものを含む。(1)円管内部は中空構造を呈す。(2)円管内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布する導温ウイングパネル(1120)構造を備える。(3)円管内部は中心部に向かって連結し、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(4)円管内部は中心部に向かって連結し、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(5)円管内部は中心部に向かって連結し、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(6)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(5)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図30は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中空構造の断面図例である。
【0106】
図31は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布する導温ウイングパネル(1120)構造の断面図例である。
【0107】
図32は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
【0108】
図33は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
【0109】
図34は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネル式区切り流路構造(1007)の断面図例である。
【0110】
(五)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)多管路を上下に交差するように分離して設置する。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(3)多管路を線形に隣り合って並列する。(4)多管路を線形に分離して設置する。(5)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(6)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(5)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図35は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図36は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図37は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図38は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図39は熱伝導材料で製作され、多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0111】
(六)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その管体表面の一部を熱エネルギーを伝送する加熱面或いは放熱面とし、他の部分の管体表面を断熱体(109)で覆う。また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)単管路を設置する。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置する。(3)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(4)多管路を線形に隣り合って並列する。(5)多管路を線形に分離して設置する。(6)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(7)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(6)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図40は熱伝導材料で製作される単管路構造であって、また管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0112】
図41は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する。の多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0113】
図42は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。の多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0114】
図43は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0115】
図44は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する。の円形管路構造(1006)、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0116】
図45は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。の円形管路構造(1006)、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0117】
(七)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その熱エネルギー伝導面を放熱器(201)の放熱面或いは加熱器(101)の加熱面として応用し、また更に一歩進ませ、その外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)単管路を呈す。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置する。(3)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(4)多管路を線形に隣り合って並列する。(5)多管路を線形に分離して設置する。(6)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(7)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(6)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図46は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置する単管路構造の断面図例である。
【0118】
図47は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
【0119】
図48は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
【0120】
図49は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
【0121】
図50は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0122】
図51は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0123】
(八)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その熱エネルギー伝導面を放熱器(201)の放熱面或いは加熱器(101)の加熱面として応用し、また更に一歩進ませ、その外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、その内部は下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)内部は中空構造を呈す。(2)内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈す。(3)内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。(5)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(4)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
【0124】
図52は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は中空構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0125】
図53は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0126】
図54は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0127】
図55は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、その内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0128】
本実施例の外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上の長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成することを含む。
【0129】
(九)W形管路構造(1004)或いはその近似形状の管路構造を呈し、その比較的広い上下両面は放熱面或いは加熱面とする外に向かって屈曲する波状の熱エネルギー伝導面を備え、熱伝導材料によって構成される。その内部は下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)内部は中空構造を呈す。(2)内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈す。(3)内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備える。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。(5)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(4)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
【0130】
図56は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は中空構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0131】
図57は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は交差式導温ウイングパネル(1120)構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0132】
図58は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部片側は導温ウイングパネル(1120)構造を備えるW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0133】
図59は熱伝導材料で製作されるW形管路構造(1004)構造であって、その外部は加熱面とする波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備え、その内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0134】
本実施例の外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上のW形管路構造(1004)によって一体構造を構成することを含む。
上述した図16〜59に示す各種管路構造の実施例は、本実施例の閉路式均熱装置の例として挙げられるが、これに限定するものではない。
【0135】
本実施例の閉路式均熱装置の放熱器(201)を更に一歩進ませ、ツーウェイ或いはツーウェイ以上の流路によって構成されるを含む。放熱器(201)及び加熱器(101)を全部露出し、加熱面或いは放熱面とする。或いは放熱器(201)及び加熱器(101)の二者或いはその中の一部の方向は、断熱体(109)で覆れる断熱面である。またツーウェイ或いはツーウェイ以上の多流路により放熱器(201)とワンウェイ或いはワンウェイ以上の加熱器(101)を構成し、ワンウェイ或いはワンウェイ以上のパイプ構造(301)、ワンウェイ或いはワンウェイ以上のパイプ構造(401)は同じ流路断面積又は異なる流路断面積を連続設置することにより、密閉式循環流路を形成する。或いは更に一歩進んで数組の別々の加熱器(101)と放熱器(201)とパイプ構造(301)とパイプ構造(401)により構成される密閉式循環流路を並列接続して一体構造にする。流路構造の選択例について説明する。
ワンウェイの単流路構造の選択は下記の通りである。
【0136】
(一)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈す:断面は長方形管或いはその近似構造で、熱伝導材料によって構成されることを含む。その外部を断熱体(109)で覆い、内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されることを含む。(1)中空流路を呈す。(2)その内部は交差式半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。
図60は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図61は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図62熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部片側は半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
図63熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0137】
本実施例の外部を断熱体で覆い、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)を含むは一体構造によって構成される、或いは二個或いは二個以上の長方形管路構造(1005)が一体構造構成。
【0138】
図60図63で述べた長方形管路構造(1005)は、非熱伝導性材料によって構成されることを含む。またニーズにより、断熱体で覆い、又は覆わないことを選択することができる。
【0139】
(二)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成される。その外部を断熱体(109)で覆い、内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されることを含む。(1)単管路構造の外部を断熱体(109)で覆う。(2)各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造を呈す。(3)各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同して断熱体で覆う。(4)各ウェイの円形管路構造(1006)はピッチを備え、再び共同して断熱体で覆う。
図64は熱伝導材料で製作され、その外部を断熱体で覆い、また内部は中空を呈す円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0140】
図65は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)の外部を断熱体で覆い、更にマルチウェイの並列流路構造を呈す円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0141】
図66は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)はマルチウェイの並列を呈し、及び相互連結構造を備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造を構成する円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0142】
図67は熱伝導材料で製作され、ワンウェイ或いはワンウェイ以上の円形管路構造(1006)であって、その各ウェイの円形管路構造(1006)ピッチを備え、再び共同して断熱体で覆うことにより、マルチウェイ流路構造を構成する円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0143】
図64図67で述べた円形管路構造(1006)は、非熱伝導性材料によって構成されることを含む。またニーズにより、断熱体で覆い、又は覆わないことを選択することができる。
【0144】
(三)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成される。その外部の熱エネルギー伝導面は、平面状の伝導面1000或いは波状の熱エネルギー伝導面(1001)の放熱面或いは加熱面を呈し、また断熱体(109)で覆う方式は、次のいずれかを含む。(1)断熱体(109)で覆わない。(2)熱エネルギー伝導面の反対面外部を断熱体(109)で覆い、側辺も全てを断熱体(109)で覆う。(3)熱エネルギー伝導面の反対面外部を断熱体(109)で覆。(4)熱エネルギー伝導面の反対面外部を断熱体(109)で覆い、一部の側辺を断熱体(109)で覆う。その内部は下記の一種或いは一種以上の構造によって構成されるを含む。(1)内部は中空流路を呈す。(2)内部は交差式半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。
【0145】
図68は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は中空流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0146】
図69は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である
【0147】
図70は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部片側は半区切り流路構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0148】
図71は熱伝導材料で製作される長方形管路構造(1005)であって、その外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0149】
本実施例の外部は放熱面或いは加熱面とする平面状熱エネルギー伝導面(1000)を呈し、その内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上の長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成することを含む。
【0150】
上述した図68−71に示した実施例を断熱体(109)で覆うとき、その断熱体(109)で覆う位置は、長方形管路構造(1005)の熱エネルギー伝導面とする以外の三面を覆うものを含む。及び更に一歩進んで、熱エネルギー伝導面の向かい側の背部を断熱体(109)で覆い、或いは同時に熱エネルギー伝導面の向かい側の背部と両側外側部を覆うことによって、長方形管路構造(1005)の両側面を熱エネルギー伝導面とする
【0151】
図72に示した本発明の断熱体(109)は、図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺を覆う断面図例である。
【0152】
図72に示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)を更に一歩進ませ、断熱体(109)で長方形管路構造(1005)を覆い、熱エネルギー伝導面の反対側の外部とし、及び長方形管路構造(1005)の両側外側部を覆う。
【0153】
図73に示した断熱体(109)で図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部を覆う断面図例である。
【0154】
図73に示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)を更に一歩進ませ、断熱体(109)で長方形管路構造(1005)を覆い、熱エネルギー伝導面の反対側の外部とし、長方形管路構造(1005)の両側面を覆い、熱エネルギー伝導面とする。
【0155】
図74に示した断熱体(109)で図68図71に示した長方形管路構造(1005)の平面状熱エネルギー伝導面(1000)の向かい側の背部及び両側辺の一部を覆う断面図例である。
【0156】
図74に示した実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)を更に一歩進ませ、断熱体(109)で長方形管路構造(1005)を覆い、熱エネルギー伝導面の反対側の外部とし、及び長方形管路構造(1005)の両側外側部と長方形管路構造(1005)両側面の外側の一部を覆い、熱エネルギー伝導面とする。
【0157】
前述した図68−74に示した実施例の熱エネルギー伝導機能の加熱面或いは放熱面とする面は、平面状熱エネルギー伝導面(1000)の構造にする以外に、更に一歩進んで、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)の構造にすることにより、管内流体と外部の熱エネルギーの伝導効果を高める。
【0158】
図75に示した本発明の平面状熱エネルギー伝導面(1000)を更に一歩進ませ、流体の流向の横断面に沿って、波状の熱エネルギー伝導面(1001)構造の断面図例である。
図75示した本実施例の閉路式均熱装置の長方形管路構造(1005)セグメントは、波状の熱エネルギー伝導面(1001)の構造によって構成される。
【0159】
(四)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、また下記の一種或いは一種以上の円形管路構造(1006)によって構成されるものを含む。(1)円管内部は中空構造を呈す。(2)円管内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(3)円管内部は中心部に向かって連結し、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(4)円管内部は中心部に向かって連結し、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。(5)円管内部は中心部に向かって連結し、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネル構造を備える。
図76は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中空構造の断面図例である。
【0160】
図77は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって延伸するが、互いに接触せず、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
【0161】
図78は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、三等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
【0162】
図79は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、二等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
【0163】
図80は熱伝導材料で製作される円形管路構造(1006)であって、管路は円形或いはその近似形状を呈し、その内部は中心部に向かって、四等分の角度で放射状に分布するウイングパネルにより区切り流路構造(1007)を構成する断面図例である。
【0164】
(五)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)多管路を上下に交差するように分離して設置する。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(3)多管路を線形に隣り合って並列する。(4)多管路を線形に分離して設置する。(5)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(6)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(5)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図81は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
図82は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
図83は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
図84は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
図85は熱伝導材料で製作され、多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0165】
(六)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その管体表面の一部を熱エネルギーを伝送する加熱面或いは放熱面とし、他の部分の管体表面を断熱体(109)で覆う。また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)単管路構造また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(3)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(4)多管路を線形に隣り合って並列し、また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(5)多管路を線形に分離して設置し、また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(6)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。また管体の局部表面を断熱体(109)で覆う。(7)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(6)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図86は熱伝導材料で製作され、管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0166】
図87は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0167】
図88は熱伝導材料で製作され、また多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0168】
図89は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0169】
図90は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0170】
図91は熱伝導材料で製作され、また多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)であって、各管路表面の一部が露出し、他の部分を断熱体(109)で覆う断面図例である。
【0171】
(七)円形管路構造(1006)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その熱エネルギー伝導面を放熱器(201)の放熱面或いは加熱器(101)の加熱面として応用し、また更に一歩進ませ、その外部に一枚或いは一枚以上の導温ウイングパネル(1120)を設置し、また下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)単管路の構造を呈す。(2)多管路を上下に交差するように分離して設置する。(3)多管路を上下に交差するように分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(4)多管路を線形に隣り合って並列する。(5)多管路を線形に分離して設置する。(6)多管路を線形に分離して設置し、また管路の間に連結構造がある。(7)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(6)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
図92は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置する単管路構造の断面図例である。
【0172】
図93は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置する多管路構造の断面図例である。
【0173】
図94は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を上下に交差するように分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある多管路構造の断面図例である。
【0174】
図95は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に隣り合って並列する多管路構造の断面図例である。
【0175】
図96は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置することにより、本発明の密閉式循環流路の中の加熱器(101)或いは放熱器(201)を構成し、また多管路を線形に分離して設置する円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0176】
図97は熱伝導材料で製作され、また熱エネルギー伝導面の外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、更に多管路を線形に分離して設置し、また各管路の間に連結構造がある円形管路構造(1006)の断面図例である。
【0177】
(八)長方形管路構造(1005)或いはその近似形状の管路構造を呈し、熱伝導材料によって構成され、その熱エネルギー伝導面を放熱器(201)の放熱面或いは加熱器(101)の加熱面として応用し、また更に一歩進ませ、その外部の一辺或いは一辺以上に一枚或いは一枚以上の導温ウイングパネル(1120)を設置し、その内部は下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)内部は中空構造を呈す。(2)内部は半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を呈す。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。(5)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(4)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
【0178】
図98は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は中空構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0179】
図99は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は交差式半区切り流路構造を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である
【0180】
図100は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部片側は半区切り流路構造を備える長方形管路構造(1005)の断面図例である
【0181】
図101は熱伝導材料で製作され、その熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)の断面図例である。
【0182】
本実施例の熱エネルギー伝導面外部に導温ウイングパネル(1120)を設置し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈す長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上の長方形管路構造(1005)によって一体構造を構成することを含む。
【0183】
(九)W形管路構造(1004)或いはその近似形状の管路構造を呈し、その比較的広い上下両面は放熱面或いは加熱面とする外に向かって屈曲する波状の熱エネルギー伝導面を備え、熱伝導材料によって構成される。その内部は下記の一種或いは一種以上の管路配置方式によって構成されるものを含む。(1)内部は中空構造を呈す。(2)内部は交差式半区切り流路構造を呈す。(3)内部片側は半区切り流路構造を備える。(4)内部は区切り流路構造(1007)を呈す。(5)詰まりを防ぐために、前述した(1)〜(4)の管路構造を更に一歩進ませ、その外部を網目状或いは柵状構造体で覆う。
【0184】
図102は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は中空構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0185】
図103は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は交差式半区切り流路構造を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0186】
図104は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部片側は半区切り流路構造を備えるW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0187】
図105は熱伝導材料で製作され、その比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面(1001)を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)の断面図例である。
【0188】
本実施例の比較的広い上下両面は波状の熱エネルギー伝導面を備えることにより、放熱面或いは加熱面を構成し、また内部は区切り流路構造(1007)を呈すW形管路構造(1004)によって一体構造を構成し、或いは二個又は二個以上のW形管路構造(1004)によって一体構造を構成することを含む。
上述した図60−105に示す各種管路構造の実施例は、本実施例の閉路式均熱装置の例として挙げられるが、これに限定するものではない。
【0189】
本実施例の閉路式均熱装置は、加熱器(101)、放熱器(201)、パイプ構造(301)、パイプ構造(401)により構成される応用構造の幾何形状であって、及び自然熱エネルギー体に設置され、外部への放熱方式の例は下記の通りである。
図106は本発明の応用構造及び設置方式の一である。
【0190】
図106に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は水中に設置され、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0191】
図107は本発明の応用構造及び設置方式の例の二である。
図107に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は岸辺に半埋設され、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0192】
図108は本発明の応用構造及び設置方式の例の三である。
図108に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は岸辺に半埋設され、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0193】
図109は本発明の応用構造及び設置方式の例の四である。
図109に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は岸辺に埋設され、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0194】
図110は本発明の応用構造及び設置方式の例の五である。
図110に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は岸辺に埋設され、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部の地層に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0195】
図111は本発明の応用構造及び設置方式の例の六である。
図111に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)は上方に露出し、放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0196】
図112は本発明の応用構造及び設置方式の例の七である。
図112に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は、自然貯熱体(100)の地下に傾斜して埋設され、放熱器(201)は水平方向に延伸することによって、地表の中或いは地表上に露出し、或いは地表に半露出し、また放熱器(201)の放熱面により方向を選定し、或いは外部に対して全方位に熱エネルギーを放出し、またパイプ構造(301)とパイプ構造(401)を通して密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0197】
図113は本発明の応用構造及び設置方式の例の八である。
図113に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は垂直を呈し、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)を地表の中或いは地表上に露出し、或いは地表に半露出するように設置し、加熱器(101)と放熱器(201)を通して、垂直するパイプ構造(401)と連通する。また放熱器(201)により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、また底部の転折部に設置される外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)のL型パイプ構造(301)の向上流体出入口(3011)を経て、再び加熱器(101)底部の流体出入口(1011)へ通じ、更に加熱器(101)上端の流体出入口(1012)によりパイプ構造(401)の流体出入口(4012)へ通じ、またパイプ構造(401)を経て密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0198】
図114は本発明の応用構造及び設置方式の例の九である。
図114に示した実施例の閉路式均熱装置の加熱器(101)は垂直を呈し、自然貯熱体(100)の地下に埋設され、放熱器(201)を地表の中或いは地表上に露出し、或いは地表に半露出するように設置し、加熱器(101)と放熱器(201)を通して、垂直するパイプ構造(401)と連通する。また放熱器(201)により方向を選定し、或いは外部の気相或いは液相流体に対して全方位に熱エネルギーを放出し、また傾斜するパイプ構造(301)を下方へ延伸させ、加熱器(101)底部の外に向かって拡張する弧状の流体凹室(108)に設置される向上流体出入口(3011)を経て、再び加熱器(101)底部の流体出入口(1011)へ通じ、更に加熱器(101)上端の流体出入口(1012)によりパイプ構造(401)の流体出入口(4012)へ通じ、またパイプ構造(401)を経て密閉流路を構成し、熱交換流体(104)が密閉式循環流動を行う。その中の補助流体ポンプ(107)、補助加熱或いは冷却装置(115)はニーズにより、設置又は設置しないことを選択することができる。
【0199】
上述した本実施例の閉路式均熱装置の応用構造及び設置方式は、範例のみである。本案を応用し、革新を明示するとき、環境條件に応じて、新たにマッチングすることができる。
【符号の説明】
【0200】
100:自然貯熱体
101:加熱器
103:温度差体
104:熱交換流体
107:補助流体ポンプ
108:外に向かって拡張する弧状の流体凹室
109:断熱体
110:密閉塞
111:作業孔
112:上蓋
113:ヒンジ
114:密封リング
115:補助加熱或いは冷却装置
116、118:電源コード
120:信号伝送線
1000:平面状熱エネルギー伝導面
1001:波状の熱エネルギー伝導面
1004:W形管路構造
1005:長方形管路構造
1006:円形管路構造
1007:区切り流路構造
1120:導温ウイングパネル
1011、1012、2011、2012、3011、3012、4011、4012:流体出入口
ECU200:電気エネルギー制御装置
TS201:熱交換流体温度測定装置
TS202:環境温度測定装置
201:放熱器
301、401:パイプ構造
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