特許第6420110号(P6420110)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6420110無線LANにおけるパケットスケジューリング
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6420110
(24)【登録日】2018年10月19日
(45)【発行日】2018年11月7日
(54)【発明の名称】無線LANにおけるパケットスケジューリング
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/10 20090101AFI20181029BHJP
   H04W 72/12 20090101ALI20181029BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20181029BHJP
【FI】
   H04W72/10
   H04W72/12 110
   H04W84/12
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-207481(P2014-207481)
(22)【出願日】2014年10月8日
(62)【分割の表示】特願2013-193226(P2013-193226)の分割
【原出願日】2005年1月4日
(65)【公開番号】特開2015-29349(P2015-29349A)
(43)【公開日】2015年2月12日
【審査請求日】2014年11月7日
【審判番号】不服2016-15141(P2016-15141/J1)
【審判請求日】2016年10月7日
(31)【優先権主張番号】60/535,016
(32)【優先日】2004年1月8日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】10/991,266
(32)【優先日】2004年11月17日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】596008622
【氏名又は名称】インターデイジタル テクノロジー コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】アハメド アリ
【合議体】
【審判長】 北岡 浩
【審判官】 中木 努
【審判官】 山本 章裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−112321(JP,A)
【文献】 特開2003−229894(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線デバイスであって、
複数のデータ待ち行列と、
チャネルを監視するように構成される少なくとも一つの回路と
を備え、
前記少なくとも一つの回路は、前記監視することに基づいて、伝送のための伝送時間および期間を判定するようにさらに構成されており、
前記少なくとも一つの回路は、前記複数のデータ待ち行列のそれぞれについて第1の値を得るようにさらに構成されており、前記第1の値は、第2の値、そのデータ待ち行列に関連付けられる大きさ、およびそのデータ待ち行列についてのスケジューリング伝送間の遅延から得られ、
前記第2の値は、データ転送速度に関連付けられ、
前記少なくとも一つの回路は、伝送のために前記データ待ち行列の少なくとも一つからデータを選択するようにさらに構成されており、前記データは、前記データ待ち行列のフローのグループに関連付けられるプライオリティに基づいて選択され、かつ前記データは、同一の前記グループにおいて前記得られた第1の値に基づいて選択され、
前記少なくとも一つの回路は、前記選択されたデータを前記判定された伝送時間および期間にて伝送するようにさらに構成されている、
無線デバイス。
【請求項2】
無線デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、
チャネルを監視することと、
前記監視することに基づいて、伝送のための伝送時間および期間を判定することと、
複数のデータ待ち行列のそれぞれについて第1の値を得ることであって、前記第1の値は、第2の値、そのデータ待ち行列に関連付けられる大きさ、およびそのデータ待ち行列についてのスケジューリング伝送間の遅延から得られ、前記第2の値は、データ転送速度に関連付けられる、ことと、
伝送のために前記データ待ち行列の少なくとも一つからデータを選択することであって、前記選択することは、前記データ待ち行列のフローのグループに関連付けられるプライオリティに基づき、かつ前記選択することは、同一の前記グループにおいて前記得られた第1の値に基づく、ことと、
前記選択されたデータを前記判定された伝送時間および期間にて伝送することと
を備える方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に、無線通信システムに関し、より詳細には、無線LAN(WLAN)におけるトラフィックフローのパケットスケジューリングに関する。
【背景技術】
【0002】
IEEE802.11e規格に準拠した環境において、拡張されたDCF(EDCA)は、トラフィックフローを、各トラフィックフローによって運ばれるアプリケーションのプライオリティを反映するアクセスカテゴリ(AC)に分類する。異なるフレーム送信間隔(AIFS)、最小コンテンションウィンドウ(contention window)(CWmin)、および最大コンテンションウィンドウ(CWmax)のパラメータは、トラフィックフローのACにしたがって、トラフィックフローごとに割り当てられる。AIFSは、以前に送信されたパケットを受信したというACKをアクセスポイント(AP)から受信した後のステーション(STA)の待ち時間である。プライオリティの高いACは、プライオリティの低いACよりもAIFSが短く、プライオリティの高いトラフィックは、チャネルにアクセスするまでの待ち時間が短い。CWmin、およびCWmaxの値は、バックオフプロシージャの間に使用されるコンテンションウィンドウの下限および上限の境界を定義する。EDCAは、プライオリティの高いトラフィックフローが、AIFS、CWmin、およびCWmaxの好適な設定を介してチャネルへのアクセスを取得する機会が大きいということを保証するのに役立つ。
【0003】
IEEE802.11e規格は、さまざまなACの中のコンテンション、およびバックオフの仕組みを特定する。しかし、同一AC内の異なるトラフィックフロー(異なるSTAに属している)の中のAPでのスケジューリングは、IEEE802.11e規格によって仕様化されておらず、APの実装に委ねられる。
【発明の概要】
【0004】
無線LANにおいてパケットをスケジューリングする方法は、パケットのユーザプライオリティに基づいて、パケットをアクセスカテゴリ(AC)にマッピングすることによって始まる。パケットは、パケットのACに基づいてステーションのトラフィックフロー(TF)に割り当てられる。TFからのパケットは、ACの送信待ち行列にセットされる。その送信待ち行列からのパケットは、サービスを基盤とした競合解決機能(contention resolution function)の品質に基づいて選択され、その選択されたパケットが送信される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1】本発明による、パケットをスケジューリングする方法を示すフローチャートである。
図2】複数のトラフィックフローで動作する、QoSを基盤とした競合解決機能を備えるEDCAの機能を示す図である。
図3】同一AC内で動作する競合解決機能のフローチャートである。
図4図3で示された競合解決機能の図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本発明は、APでのQoSを基盤とした内部の競合解決機能を実装する。QoSを基盤とした機能は、ACごとに動作し、同一AC内の複数のトラフィックフローの待ち行列の間の競合を解決する。
【0007】
競合解決機能は、同一ACの2つまたはそれ以上のトラフィックフローの待ち行列にパケットがあるときはいつでも起動し、これらの待ち行列は、フレーム伝送時間でチャネルにアクセスしようとする。競合解決機能のアウトプットは、チャネルにアクセスするために使用されるプライオリティである、各ACの内部競合のプライオリティである。
【0008】
遅延を基礎に踏まえたQoS機能100の動作は、図1に示されており、かつEDCAの動作状況の中で説明される。EDCAの機能は4つのACをサポートする。8つの異なるユーザプライオリティ(UP)は、表1に示すようにこれら4つのACにマッピングされる。
【0009】
【表1】
【0010】
STAによって送信されるパケットは、UPに基づいてACにマッピングされる(ステップ102)。マッピング機能は、UPがそれぞれのACにマッピングされるということ、および異なるトラフィックフローからのパケットがACにおけるそれぞれの待ち行列に導かれるということを保証する。
【0011】
IEEE802.11e規格において、STAは1つまたはそれ以上のトラフィックフローを有する可能性があり、かつこれらのトラフィックフローは、各ACに散在するか、または同一のACにまとめられる可能性がある。このことは、STAから実行されるアプリケーション、および同一アプリケーションの同時発生セッションの数によって決まる。実装のためには、各STAは最大4つのトラフィックフローを有するように制限され、各トラフィックフローは異なるアプリケーションをサポートする。STAは4つよりも多いトラフィックフローを有することができ、かつ同一アプリケーションの同時発生セッションをサポートすることができるということが知られている。すなわち、本発明は、そのような状況において同一の方法で動作する。
【0012】
したがって、ACは最大Nのトラフィックフローまでサポートすることができる。ここで、NはシステムにおけるSTAの数である。STAがACに属するアプリケーションを実行しない場合、ACはトラフックフローを有することはできない。
【0013】
パケットは、ACに基づいてSTAのトラフィックフローに割り当てられる(ステップ104)。各トラフィックフローからのパケットは、対応するACの送信待ち行列にセットされる(ステップ106)。各ACの送信待ち行列からの一パケットは、ACの伝送速度および遅延要件に基づいて、QoSを基盤とした競合解決機能によって選択される(ステップ108、この機能を図3および図4に関連して詳細に述べる)。選択されたパケットを送信しようとする試みが行われ(ステップ110)、送信中に他のパケットとの衝突が発生するか否かの判定が行われる(ステップ112)。衝突が発生していない場合、選択されたパケットは送信され(ステップ114)、この機能は終了する(ステップ116)。
【0014】
他のパケットとの衝突が発生する場合(ステップ112)、プライオリティが高い方のパケットが送信される(ステップ120)。プライオリティが低い方のパケットのコンテンションウィンドウ(CW)の値は、プライオリティが低い方のパケットに関連付けられたACのCWmaxの値と比較される(ステップ122)。CWの値がCWmaxよりも小さい場合、CWの値は式(1)に示すように更新される(ステップ124)。
【0015】
CW=((CW+1)×2)−1 式(1)
【0016】
CWの値が更新された後、またはCWの値が既にCWmaxの値である場合(ステップ122)、プライオリティが低い方のパケットは、CWの値と等しい時間の間、バックオフモードに入り(ステップ126)、カウントダウンタイマは開始される。カウントダウンタイマが0に達すると(ステップ128)、CSMA/CA(carrier sense multiple access with collision avoidance)の感知によってチャネルがアイドル状態か否かの判定が行われる(ステップ130)。チャネルがアイドル状態でない場合、この機能はステップ124に戻り、CWの値をリセットしてカウントダウンタイマを再スタートする。一方、チャネルがアイドル状態である場合、プライオリティが低い方のパケットは送信され(ステップ132)、この機能は終了する(ステップ116)。
【0017】
機能100を図2と一緒に説明する。図2は、4つのSTAを有し、異なるACにマッピングされた4つの異なるアプリケーションをそれぞれ実行し、および各ACの各STAにおけるあるトラフィックフローを生成するEDCA実装モデルの一例を示す。パケットは、ACに基づいて、STAのトラフィックフローに割り当てられる。例えば、ステーションB(STA_B)からの第2のトラフィックフロー(TF_2)がAC_2に存在する。各トラフィックフローからのパケットは、別個の送信待ち行列に加えられ、QoSを基盤とした競合解決機能は、送信されるべき、各ACからの一パケットを指名する。
【0018】
いったん、パケットがAC、例えば、AC_2から選択され、送信の準備ができると(すなわち、パケットはバックオフモードにはなく、チャネルがアイドル状態であることを感知している)、パケットはチャネル上で送信しようとする。他のAC、例えば、AC_4からの送信の準備ができている他のパケットが存在する場合、このことによってAC間の内部衝突が生じる。この場合、AC_2(プライオリティが低い)からのパケットによって、プライオリティが高いAC(AC_4)に対して、チャネルへアクセスし、パケットを送信する権利が与えられる。AC_2は、CW[AC_2]を値((CW[AC_2]+1)×2)−1に更新し、またはCW[AC_2]がすでにCWmax[AC_2]に達している場合、CWの値をそのままにしておく。
【0019】
AC_2からのパケットはバックオフプロシージャを開始し、バックオフカウンタがゼロになるまでバックオフカウンタを減少させる。チャネルがアイドル状態である場合、パケットは送信を試みる。AC_2からのパケットが送信されるまで、QoSを基盤とした競合解決機能はAC_2のために起動せず、他のパケットはAC_2カテゴリの送信のためには指名されない。
【0020】
バックオフタイマがAC_2の待ちパケットについてゼロに達し、AC_2のパケットが衝突する可能性がある他のカテゴリからのパケットが存在しない場合、AC_2はそのパケットを送信する。衝突が発生する場合、AC_2は新しいバックオフプロシージャを開始し、CW[AC_2]を値((CW[AC_2]+1)×2)−1にしたがって更新しなければならない。
【0021】
送信が成功した後、認められている送信期間(TXOP)の中で最終送信をしたばかりのACは、CW[AC]の値を更新し、およびプライオリティの高いACとの衝突発生にかかわらず、次に指名されたパケットへのバックオフプロシージャを開始する。TXOPは、STAが所定の期間にフレームを送信し始めることができる期間である。TXOPの期間中、STAはTXOPにおいてできるだけ多くのフレームを送信することができる。そのフレームの長さは、データに関連付けられたトラフィッククラス(traffic class)(TC)にしたがって設定される。EDCAのTXOPは、APによって通知される送信期間(TXOP limit)を越えない。プライオリティが高い方のACは、送信すべきものがあるときはいつでも、AP内のプライオリティが低い方のACを常に欠乏させないということを保証することは必須であり、優先順位付けは、CWmin[AC]、CWmax[AC]およびAIFS[AC]のうちから好適な設定値を介して行われるということを保証することも必須である。
【0022】
EDCAにおいて、トラフィックフローは、以下の3つの場合、バックオフプロシージャを開始する。
1.プライオリティの高いACとの内部衝突による場合
2.無線チャネルを共有する他のSTAとの外部衝突による場合
3.他の送信パケットを指名した後、割り当てられたTXOPの期間内の最終送信後の場合
あるACに1つのトラフィックフローの待ち行列だけが存在する場合、対処すべき他の待ち行列が存在しないため、QoSを基盤とした競合解決機能は効果的ではない。
【0023】
競合解決機能
各待ち行列内で、「プライオリティインデックス(Priority Index)」は、「遅延およびデータ転送速度(Delay and Data Rate)」の基準に基づいて計算される。「データ転送速度インデックス(Data Rate Index)」の計算は、パケットを送信するために使用される瞬間的なデータ転送速度を考慮に入れる。高いデータ転送速度は、送信間隔時間(medium time)が少なくて済み、プライオリティが高い。このことにより、システム全体のスループットは改善するが、ユーザにとっては、瞬間的なデータ転送速度の遅さに伴う遅延を増加させる可能性がある。「遅延インデックス(Delay Index)」の計算は、トラフィックフローごとのQoS要件を反映するため、各待ち行列における最初のパケットの遅延(すなわち、そのパケットが待ち行列において費やした時間)、および待ち行列の大きさを考慮に入れる。同一のAC内で最も高いプライオリティインデックス(「データ転送速度、および遅延」の組み合わせ)を持つパケットは、送信のために他のACと競争することをスケジュール化される。
【0024】
図3は、競合解決機能300のフローチャートを示し、競合解決機能300は、予測されたデータ転送速度、およびパケットによって生じた現在の遅延に基づいてスケジュールすべき次のパケットを決定する。また、競合解決機能300は、図4においても図示される。
【0025】
一待ち行列は、各ACに存在し、「n」で索引を付けられる。各待ち行列内で、プライオリティインデックスは、「遅延およびデータ転送速度」の基準に基づいて、各パケットについて計算される。「遅延インデックス」は、AC−依存パラメータを含む。
【0026】
ACn内の各待ち行列の「データ転送速度インデックス」は、式(2)にしたがって計算される(ステップ302)。
【0027】
【数1】
【0028】
最大データ転送速度は、適用可能な規格で認められる最大のデータ転送速度である。例えば、IEEE802.11b規格においては、最大データ転送速度は11Mbpsであり、IEEE802.11g規格においては、最大データ転送速度は54Mbpsである。
【0029】
ACn内の各待ち行列の「遅延インデックス」は、式(3)において説明される(ステップ304)。
【0030】
Delay Indexn=(A[ACn]×First_Pkt_Delayn(normalized))+(B[ACn]×Queue_Sizen)+(C[ACn]×Avg_Pkt_Delayn(normalized))
式(3)
【0031】
ここで、First_Pkt_Delaynは、ACnの最初のパケットによって引き起こされる遅延であり、Queue_Sizenは、ACnの大きさであり、およびAvg_Pkt_Delaynは、MパケットにわたるACnのパケット遅延の移動平均である。A、B、およびCは、それぞれ、パケット遅延、待ち行列の大きさ、および平均パケット遅延についてのACごとの重み係数である。起点として全てのACに割り当てることができる重み係数の初期値は、A=0.4、B=0.3、およびC=0.3である。A、B、およびCの値は、平均的な待ち行列の大きさを監視することによって動作中でも調整可能である。待ち行列の大きさが非常に大きくなった場合、Cの値は、AまたはBの値が減少する一方で増加する可能性がある。ACによって、異なる設定を3つの重み係数のために交替で使用することができる。ACは、各ACによって運ばれるトラフィックの異なるQoSの態様を強調し、およびチャネルにアクセスする際のプライオリティをもっと効率的に決定する。
【0032】
「遅延インデックス」の式の第1項および第3項は、待ち行列の大きさである第2項によって比重が薄まらないように整数値に標準化される。最も高い「遅延インデックス」の計算を含む待ち行列は、「プライオリティインデックス」の計算ごと(ステップ306)のように、チャネルにアクセスする権利を得る可能性が高い。
【0033】
Priority Index=(Alpha×Data Rate Index)+(Beta×Delay Index)
式(4)
【0034】
ここで、Alphaは、送信データ転送速度の影響を弱める重み係数であり、Betaは、遅延の影響を弱める重み係数である。本発明の一実施形態においては、Alpha=0.5、およびBeta=0.5である。これらの値は、X秒の遅延を引き起こすパケットの数を監視することによって次第に調整することができる。そのパケットの数が10%(この値を設定することができる)を超える場合、AlphaおよびBetaの重要度に対する調整を行うことができる(例えば、Alphaを減らし、Betaを増やす)。
【0035】
最も高い「プライオリティインデックス」の値を有するトラフィックフローの最初のパケットは送信のために選択され(ステップ308)、その機能は終了する(ステップ310)。
【0036】
本発明の特徴および要素を特定の組み合わせの好ましい実施形態で説明したが、それぞれの特徴または要素を単独で(好ましい実施形態の他の特徴および要素とは別に)、または本発明の他の特徴および要素とともに、またはそれらとは別に使用することができる。本発明の特定の実施形態を図示して説明したが、当業者は、本発明の範囲から離れることなく、多くの修正および変形を行うことができる。上記の説明は、特定の発明を説明するのに役立つが、形はどうあれ特定の発明に限定するものではない。
図1
図2
図3
図4