(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記調整ユニットは、前記オーディオの放送音量を上げる前に、前記オーディオの上げる前の初期放送音量を取得するように配置される初期音量取得サブユニットをさらに含み、
第1下げサブユニットは、前記オーディオの放送音量を前記初期放送音量に下げるように配置される第1下げサブモジュールを含み、
第2下げサブユニットは、前記オーディオの放送音量を前記初期放送音量に下げるように配置される第2下げサブモジュールを含むことを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術における問題を克服するために、本発明は、音量調整方法、装置および端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例の第1態様による音量調整方法は、
オーディオを放送する場合、環境音情報を取得することと、
前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することと、を含む。
【0006】
また、前記環境音情報を取得することは、
内蔵された音収集センサにより前記環境音情報を検出すること、または、
音収集装置から送信された前記環境音情報を受信することを含むことが好ましい。
【0007】
また、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することは、
前記環境音情報における環境音音量を取得することと、
前記環境音音量が第1所定閾値以上である場合、前記オーディオの放送音量を上げることと、
前記環境音音量が第2所定閾値以下である場合、前記オーディオの放送音量を下げることと、を含むことが好ましい。
【0008】
また、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することは、
前記環境音情報における環境音音量を取得することと、
前記環境音音量が第1所定閾値以上である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、前記オーディオの放送音量を上げることと、
前記環境音音量が第2所定閾値以下である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、前記オーディオの放送音量を下げることと、を含むことが好ましい。
【0009】
また、前記オーディオの放送音量を上げる前に、前記方法は、前記オーディオの上げる前の初期放送音量を取得することをさらに含み、
前記オーディオの放送音量を下げることは、
前記オーディオの放送音量を前記初期放送音量に下げることを含むことが好ましい。
【0010】
また、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することは、
前記環境音情報における環境音音量を取得することと、
前記環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得することと、
前記音量調整パラメータに基づいて前記オーディオの放送音量を調整することと、を含むことが好ましい。
【0011】
また、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することは、
前記オーディオが本端末に位置する場合、直接的に前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することと、
前記オーディオが他の端末に位置する場合、前記他の端末が前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することをトリガーにするように、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整するための制御コマンドを生成して前記他の端末に送信することを含むことが好ましい。
【0012】
本発明の実施例の第2態様による音量調整装置は、
オーディオを放送する場合、環境音情報を取得するように配置される情報取得ユニットと、
前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整するように配置される調整ユニットと、を含む。
【0013】
また、前記情報取得ユニットは、
内蔵された音収集センサにより前記環境音情報を検出するように配置される検出サブユニット、または、
音収集装置から送信された前記環境音情報を受信するように配置される受信サブユニットを含むことが好ましい。
【0014】
また、前記調整ユニットは、
前記環境音情報における環境音音量を取得するように配置される第1音量取得サブユニットと、
前記環境音音量が第1所定閾値以上である場合、前記オーディオの放送音量を上げるように配置される第1上げサブユニットと、
前記環境音音量が第2所定閾値以下である場合、前記オーディオの放送音量を下げるように配置される第1下げサブユニットと、を含むことが好ましい。
【0015】
また、前記調整ユニットは、
前記環境音情報における環境音音量を取得するように配置される第2音量取得サブユニットと、
前記環境音音量が第1所定閾値以上である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、前記オーディオの放送音量を上げるように配置される第2上げサブユニットと、
前記環境音音量が第2所定閾値以下である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、前記オーディオの放送音量を下げるように配置される第2下げサブユニットと、を含むことが好ましい。
【0016】
また、前記調整ユニットは、前記オーディオの放送音量を上げる前に、前記オーディオの上げる前の初期放送音量を取得するように配置される初期音量取得サブユニットをさらに含み、
前記第1下げサブユニットは、前記オーディオの放送音量を前記初期放送音量に下げるように配置される第1下げサブモジュールを含み、
前記第2下げサブユニットは、前記オーディオの放送音量を前記初期放送音量に下げるように配置される第2下げサブモジュールを含むことが好ましい。
【0017】
また、前記環境音情報における環境音音量を取得するように配置される第3音量取得サブユニットと、
前記環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得するように配置されるパラメータ取得サブユニットと、
前記音量調整パラメータに基づいて前記オーディオの放送音量を調整するように配置される第1調整サブユニットと、を含むことが好ましい。
【0018】
また、前記調整ユニットは、
前記オーディオが本端末に位置する場合、直接的に前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整する第2調整サブユニットと、
前記オーディオが他の端末に位置する場合、前記他の端末が前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整することをトリガーにするように、前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整するための制御コマンドを生成して前記他の端末に送信するように配置される第3調整サブユニットと、を含むことが好ましい。
【0019】
本発明の実施例の第3態様による端末は、
オーディオを放送する場合、環境音情報を取得し、
前記環境音情報に基づいて前記オーディオの放送音量を調整するように配置されるプロセッサと、
プロセッサにより実行可能なコマンドを記憶するためのメモリと、を含む。
【発明の効果】
【0020】
本発明の実施例による技術案は、下記の有益な効果を含むことができる。
【0021】
本発明は、環境音情報を取得することにより、更に環境音情報に基づいてオーディオの放送音量に対して対応する音量調整を行う。本発明は、環境音情報により現在の環境の騒音状況を反映することで、ユーザが音量を手動で調整する操作を必要とせずに、環境音情報により放送音量を調整し、ユーザに利便性を与えることができる。
【0022】
本発明において、内蔵された音収集センサにより環境音情報を検出することができ、音収集センサから送信された環境音情報を受信することもでき、当該方式は、容易に実現され、かつ収集された環境音情報の正確率が高い。
【0023】
本発明は、環境音情報における環境音音量を取得し、環境音音量と第1所定閾値または第2所定閾値との比較に基づいて放送音量に対する調整方式を確定することができ、当該方式が容易に実現され、音量調整効率を向上させることができる。
【0024】
本発明は、環境音情報における環境音音量を取得することができ、環境音音量が持続的に第1所定閾値を超える場合、放送音量を上げることを確定し、環境音音量が持続的に第2所定閾値より低い場合、放送音量を下げることを確定することができ、当該方式が容易に実現され、音量調整効率を向上させることができる。
【0025】
本発明は、環境音音量に基づいてオーディオの放送音量を上げた場合、環境音音量が低くなることを検出すると、オーディオの放送音量を初期放送音量に下げることができ、これによりオーディオの放送音量がユーザの設定に復元し、当該方式により放送音量の調整をより柔軟にし、音量調整効果を向上させることができる。
【0026】
本発明は、環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得し、さらに音量調整パラメータに基づいて放送音量を調整することにより、音量調整の正確性及び有効性を向上させ、オーディオの放送効果を向上させることができる。
【0027】
本発明は、本端末のオーディオの放送音量を調整することができ、他の端末のオーディオの音量を調整することもでき、調整方式の柔軟性及び有効性を向上させる。
【0028】
以上の一般的な説明および後述する詳細な説明は、例示的ものおよび解釈的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないと理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0031】
ここで例示的な実施例について詳しく説明し、その実施例は図面に示す通りである。下記の説明が図面に関わるとき、別途に表示されない限り、異なる図面における同じ数字は同一又は類似する要素を表示する。以下の例示的な実施例に説明される実施形態は本発明と一致する全ての実施形態を表すわけではない。逆に、それらは特許請求の範囲に詳細に記載された本発明の一部の態様と一致する装置と方法の例に過ぎない。
【0032】
本発明に使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものに過ぎず、本発明を制限するためのものではない。本発明および特許請求の範囲で使用される単数形態の「1種」、「前記」および「当該」は、文脈に他の意味を明確に指示しない限り、複数形態を含むことを意味する。さらに、本明細書で使用される用語「および/または」は、1つ又は複数の関連する記載項目のいずれかまたはすべての可能な組み合わせを含む。
【0033】
本発明において、用語である第1、第2、第3などで種々の情報を説明する可能性があるが、これらの情報が上記の用語に限られないと理解すべきである。これらの用語は、同一種類の情報のそれぞれを区別するためのものにすぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱しない場合で、第1情報が第2情報と呼ばれてもよく、同様に、第2情報は、第1情報と呼ばれてもよい。コンテキストに依存し、例えばここで使用される「もし」は、「・・・・・・ときに」または「・・・・・・場合」または「・・・に応じて・・・確定する」と解釈されることができる。
【0034】
図1に示すように、
図1が一つの例示的な実施例による音量調整方法のフローチャートであり、当該方法は、以下のステップ101−102を含む。
【0035】
ステップ101において、オーディオを放送する場合、環境音情報を取得する。
【0036】
ステップ102において、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整する。
【0037】
本発明の実施例において、環境音情報を取得することにより、更に環境音情報に基づいてオーディオの放送音量に対して対応する音量調整を行う。本発明は、環境音情報により現在の環境騒音状況を反映し、ユーザが音量を手動で調整する操作を必要とせずに、環境音情報により放送音量を調整し、ユーザに利便性を与えることができる。
【0038】
本発明の実施例は、オーディオ、ビデオおよび動画などの情報のうちの少なくとも一つの情報を放送するための放送装置によって実行することができ、放送装置がコンピュータ、タブレットコンピュータ、テレビ、携帯電話、音楽プレーヤー、ハンドヘルドリーダーなどの類似の装置である。本発明の実施例は、さらに放送装置に対して放送制御を行うための制御装置によって実行することができる。放送装置は、放送制御機能を備えるとともに、放送制御機能および音収集機能を備えることができ、制御装置が音収集機能を備えることができる。
【0039】
ここで、ステップ101に対して、通常、端末の周囲の環境音を収集する場合、環境音信号を収集でき、当該環境音信号に様々な音パラメータ、例えば音調、音量及び音色などが含まれている。本実施例において、環境音情報は、音量を使用することができる。音量は、ラウドネス又は音強度と呼ばれてもよく、音の強さを表し、その単位が「デシベル」(dB)である。放送オーディオは、端末におけるいずれかのオーディオ信号の出力方式を含むことができ、例えばインテリジェント端末がオーディオファイルを放送し、インテリジェント端末がビデオファイルを放送する場合にオーディオを出力し、スマートフォンが他の端末と電話通信を行う場合にオーディオを出力することなどであってもよく、ワイヤレススピーカーが制御装置から送信されたオーディオ信号を受信してオーディオを出力することであってもよく、スマートラジオが無線電波を受信してオーディオ信号に変換してオーディオを出力することなどであってもよい。
【0040】
一つの選択可能な実現方式において、環境音情報を取得する方式は、内蔵された音収集センサにより環境音情報を検出することを含むことができる。音収集センサは、本発明の実施例の実行装置、即ち、放送装置または制御装置に内蔵される。取得された環境音情報は、環境音音量であってもよく、収集された環境音情報から検出された環境音音量であってもよい。
【0041】
別の選択可能な実現方式において、環境音情報を取得する方式は、音収集装置から送信された環境音情報を受信することを含むことができる。音収集装置は、本発明の実施例の実行装置と互いに独立して設置される。取得された環境音情報は、環境音音量であってもよく、収集された環境音信号から検出された環境音音量であってもよい。
【0042】
ステップ102に対して、異なる環境音情報と様々な音量調整との間の対応関係を予め設定し、予め設定された対応関係に基づいて環境音情報に対応する音量調整を実行することができる。音量調整は、放送されたオーディオ、ビデオまたは通話などのオーディオ出力の通常の音量に対する調整であり、例えば音量を上げ、または音量を下げるなどである。例えば、環境音情報により周囲の環境騒音が多いことを検出した場合、オーディオの放送音量を上げることができ、または、周囲の環境騒音が低減することを検出した場合、オーディオの放送音量を下げることができる。
【0043】
一つの選択可能な実現方式において、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整することは、
オーディオが本端末に位置する場合、直接的に環境音情報に基づいて当該オーディオの放送音量を調整することを含むことができる。
【0044】
オーディオが他の端末に位置する場合、他の端末が環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整することをトリガーにするように、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するための制御コマンドを生成して当該他の端末に送信する。
【0045】
本発明によって提供される実施例では、通常応用シーンにおいて、放送装置によって当該音量調整方法を実行することができ、オーディオが本放送装置に位置し、放送装置によって直接的に音量調整を行うことができる。別の通常応用シーンにおいて、放送装置に対して放送制御を行うための制御装置によって当該音量調整方法を実行することができ、オーディオが放送装置に位置するので、制御装置は、放送装置が対応する音量調整を行うことをトリガーにするように、制御コマンドを生成して放送装置に送信する。他の応用シーンにおいて、放送装置に対して放送制御を行うための制御装置によって当該音量調整方法を実行し、同時に制御装置がオーディオを出力し、かつ放送装置もオーディオを出力するので、制御装置が直接的に環境音情報に基づいて本装置におけるオーディオの放送音量を調整し、同時に、放送装置が対応する音量調整を行うことをトリガーにするように、制御コマンドを生成して放送装置に送信することができる。上記の方式により、本端末のオーディオの放送音量を調整することができ、他の端末のオーディオに対して音量調整を行うこともでき、調整方式の柔軟性と有効性を向上させる。上記の実施例から分かるように、環境音情報を取得することにより、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量に対して対応する音量調整を行う。本発明の実施例は、環境音情報により現在の環境雑音の状況を反映することで、ユーザが音量を手動で調整する操作を必要とせずに、環境音情報により放送音量を調整し、ユーザに利便性を与えることができる。
【0046】
図2に示すように、
図2が一つの例示的な実施例に係る別の放送制御方法のフローチャートであり、本実施例は、
図1に示す実施例に基づいて、どのように環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するかについての処理プロセスを説明し、下記のステップ201〜303を含む。
【0047】
ステップ201において、環境音情報における環境音音量を取得する。
【0048】
ステップ202において、環境音音量が第1所定閾値以上である場合、オーディオの放送音量を上げる。
【0049】
ステップ203において、環境音音量が第2所定閾値以下である場合、オーディオの放送音量を下げる。
【0050】
本発明の実施例では、環境音情報から環境音音量を取得し、環境音音量に基づいて周囲環境の雑音状況を確定し、環境音音量が大きいと、周囲環境の雑音が大きいことを確定し、音声音量が低いと、周囲環境の雑音が低いことを確定する。そのうち、第1所定閾値と第2所定閾値が50デシベル、60デシベルなどの値であってもよく、当業者は、実際の必要に応じて柔軟に設定することができるが、本実施例は、これに限定されない。環境音音量が大きく、予め設定された第1閾値を超えた場合、現在雑音が多い環境にあることを示すので、オーディオの放送効果を向上させるように、オーディオの現在の放送音量を自動的に上げる。環境音音量が低くなる場合、オーディオの放送効果を向上させるように、オーディオの現在の放送音量を自動的に下げることができる。当該方式は容易に実現され、音量調整の効率を向上させることができる。
【0051】
図3に示すように、
図3が一つの例示的な実施例による別の放送制御方法のフローチャートであり、本実施形態は、
図1に示す実施例に基づいて、どのように環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するかについての処理プロセスを説明し、下記のステップ301〜303を含む。
【0052】
ステップ301において、環境音情報における環境音音量を取得する。
【0053】
ステップ302において、環境音音量が第1所定閾値以上である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、オーディオの放送音量を上げる。
【0054】
ステップ303において、環境音音量が第2所定閾値以下である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、オーディオの放送音量を下げる。
【0055】
本発明の実施例において、環境音情報から環境音音量を取得し、環境音音量に基づいて周囲環境の雑音状況を確定し、環境音音量が大きいと、周囲環境の雑音が大きいことを確定し、音声音量が低いと、周囲環境の雑音が低いことを確定する。そのうち、第1所定閾値と第2所定閾値が50デシベル、60デシベルなどの値であってもよい。当該所定時間が5秒、10秒などの時間であってもよく、当業者は、実際の必要に応じて柔軟に設定することができるが、本実施例は、これに限定されない。環境音音量が大きく、且つ持続的に予め設定された第1所定閾値を超えた場合、現在雑音が多い環境にあることを示すので、オーディオの放送効果を向上させるように、オーディオの現在の放送音量を自動的に上げる。環境音音量が低くなり、且つ持続的に予め設定された第2所定閾値より低い場合、オーディオの放送効果を向上させるように、オーディオの現在の放送音量を自動的に下げることができる。当該方式は、容易に実現され、音量調整の効率を向上させることができる。
【0056】
図4に示すように、
図4が一つの例示的な実施例による別の放送制御方法のフローチャートであり、本実施形態は、
図1に示す実施例に基づいて、どのように環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するかについての別の処理プロセスを説明し、下記のステップ401〜403を含む。
【0057】
ステップ401において、環境音情報における環境音音量を取得する。
【0058】
ステップ402において、環境音音量が第1所定閾値以上である場合、オーディオの上げる前の初期放送音量を取得し、オーディオの放送音量を上げる。
【0059】
ステップ403において、環境音音量が第2所定閾値以下である場合、オーディオの放送音量を初期放送音量に下げる。
【0060】
本発明の実施例では、環境音情報から環境音音量を取得し、環境音音量に基づいて周囲環境の雑音状況を確定し、環境音音量が大きいと、周囲環境の雑音が大きいことを確定し、音声音量が低いと、周囲環境の雑音が低いことを確定する。そのうち、第1所定閾値と第2所定閾値が50デシベル、60デシベルなどの値であってもよく、当業者は、実際の必要に応じて柔軟に設定することができるが、本実施例は、これに限定されない。当該初期放送音量は、オーディオの放送音量が環境音音量に基づいて調整されない前にユーザが設定した放送音量である。環境音音量に基づいてオーディオの放送音量を上げる場合、環境音音量が低くなることを検出すると、この時にオーディオの放送音量を初期放送音量に下げることができ、これによりオーディオの放送音量がユーザの設定に復元する。当該方式により、オーディオの放送音量に対する調整をより柔軟にし、音量調整の効果を向上させることができる。
【0061】
他の選択可能な実施形態において、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整することは、
環境音情報における環境音音量を取得することと、
環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得することと、
音量調整パラメータに基づいてオーディオの放送音量を調整することと、をさらに含むことができる。
【0062】
本発明の実施例において、異なる環境音音量と音量調整パラメータの対応関係を予め設定することができ、環境音音量が異なる音量調整パラメータに対応することができるので、オーディオの放送音量を上げるときに、より正確な調整を行い、オーディオの放送効果を向上させることができる。そのうち、当該音量調整パラメータは、具体的な音量調整値、例えば10デシベル漸増/漸減したもの、20デシベル漸増/漸減したものなどであってもよく、または、音量調整割合、例えば5%漸増/漸減したもの、100%漸増/漸減したものなどであってもよい。例えば、環境音音量が80デシベル〜90デシベルにある場合、対応する音量調整パラメータは、10デシベル漸増したもの、または5%漸増したものである。または、環境音音量が30デシベル〜40デシベルにある場合、対応する音量調整パラメータが10デシベル漸減したもの、または5%漸減したものなどである。実際の応用において、当業者は、音量調整パラメータを柔軟に設定することができ、異なる環境音音量と音量調整パラメータの対応関係を柔軟に設定することもできるが、本実施例は、これに限定されない。
【0063】
上記の実施例から分かるように、本発明の実施例は、環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得し、さらに音量調整パラメータに基づいて放送音量を調整することにより、音量調整の正確性及び有効性を向上させ、オーディオの放送効果を向上させることができる。
【0064】
図5に示すように、
図5は一つの例示的な実施例による音量調整方法の応用シーンを示す模式図である。
図5に示すシーンにおいて、音収集装置としてのデシベルテスター、制御装置としてのスマートフォン、放送装置としてのスマートラジオを含む。デシベルテスターとスマートフォンを無線で接続し、無線接続に基づいて両者の間に情報伝送とインタラクションを行い、スマートフォンとラジオを無線で接続し、無線接続に基づいて両者の間に情報伝送とインタラクションを行う。本実施例の音収集装置は、デシベルテスターのみを例に説明し、本実施例の制御装置は、スマートフォンのみを例に説明し、本実施例の放送装置は、スマートラジオのみを例に説明し、実際の応用において音収集装置は、具体的にマイクなどの他の端末であってもよく、放送装置は、具体的なブルートゥーススピーカーまたはDVDなどの他のデジタル放送端末であってもよく、制御装置は、PC(Personal Compueter:パーソナルコンピュータ)などのインテリジェント端末であってもよいと理解すべきである。
【0065】
図5に示す応用シーンにおいて、
図5に示すデシベルテスターは、環境音音量を検出し、検出された環境音音量を
図5に示すスマートフォンに送信し、スマートフォンが環境音音量に基づいて、環境音音量が大きいことを検出した場合、対応する音量上げ制御コマンドを生成し、スマートラジオに送信し、スマートラジオが環境音情報に対応して音量を上げる。
【0066】
図6に示すように、
図6が一つの例示的な実施例による音量調整装置のブロック図であり、当該音量調整装置は、情報取得ユニット61と調整ユニット62を含む。
【0067】
ここで、情報取得ユニット61は、オーディオを放送する場合、環境音情報を取得するように配置される。
【0068】
調整ユニット62は、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するように配置される。
【0069】
本発明の実施例において、環境音情報を取得することにより、さらに環境音情報に基づいてオーディオの放送音量に対して対応する音量調整を行う。本発明は、環境音情報により現在の環境の騒音状況を反映することで、ユーザが音量を手動で調整する操作を必要とせずに、環境音情報により放送音量を調整し、ユーザに利便性を与えることができる。
【0070】
図7に示すように、
図7が本発明の一つの例示的な実施例による別の音量調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図6に示す実施例を基に、情報取得ユニット61が検出サブユニット610または受信サブユニット611を含み、例示の便宜のために、
図7に2つのサブユニットが共に示される。
【0071】
ここで、検出サブユニット610は、内蔵された音収集センサにより環境音情報を検出するように配置される。
【0072】
受信サブユニット611は、音収集装置から送信された環境音情報を受信するように配置される。
【0073】
本発明の実施例において、内蔵された音収集センサにより環境音情報を検出することができ、音収集装置から送信された環境音情報を受信することもでき、上記の方式は、容易に実現され、かつ収集された環境音情報の正確率が高い。
【0074】
図8に示すように、
図8が本発明の一つの例示的な実施例による別の音量調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図6に示す実施例を基に、調整ユニット62が第1音量取得サブユニット620、第1上げサブユニット621および第1下げサブユニット622を含む。
【0075】
ここで、第1音量取得サブユニット620は、環境音情報における環境音音量を取得するように配置される。
【0076】
第1上げサブユニット621は、環境音音量が第1所定閾値以上である場合、オーディオの放送音量を上げるように配置される。
【0077】
第1下げサブユニット622は、環境音音量が第2所定閾値以下である場合、オーディオの放送音量を下げるように配置される。
【0078】
本発明の実施例において、環境音情報における環境音音量を取得し、環境音音量と第1所定閾値または第2所定閾値との比較に基づいて、放送音量の調整方式を確定することができ、当該方式は、容易に実現され、音量調整の効率を向上させることができる。
【0079】
図9に示すように、
図9が本発明の一つの例示的な実施例による別の音調調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図6に示す実施例を基に、調整ユニット62が第2音量取得サブユニット623、第2上げサブユニット624および第2下げサブユニット625を含む。
【0080】
ここで、第2音量取得サブユニット623は、環境音情報における環境音音量を取得するように配置される。
【0081】
第2上げサブユニット624は、環境音音量が第1所定閾値以上である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、オーディオの放送音量を上げるように配置される。
【0082】
第2下げサブユニット625は、環境音音量が第2所定閾値以下である持続時間が予め設定された時間を超えた場合、オーディオの放送音量を下げるように配置される。
【0083】
本発明の実施例において、環境音情報における環境音音量を取得することができ、環境音音量が持続的に第1所定閾値を超える場合、放送音量を上げることを確定し、環境音音量が持続的に第2所定閾値より低い場合、放送音量を下げることを確定する。上記の方式は、容易に実現され、音量調整の効率を向上させることができる。
【0084】
図10に示すように、
図10が本発明の例示的な実施例による別の音量調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図8と
図9に示す実施例を基に、調整ユニット62がオーディオの放送音量を上げる前に、上げる前のオーディオの初期放送音量を取得するように配置される初期音量取得サブユニット626をさらに含む。
【0085】
ここで、第1下げサブユニット622は、オーディオの放送音量を初期放送音量に下げるように配置される第1下げサブモジュール6220を含む。
【0086】
第2下げサブユニット625は、オーディオの放送音量を初期放送音量に下げるように配置される第2下げサブモジュール6250を含む。
【0087】
本発明の実施例において、環境音音量に基づいてオーディオの放送音量を上げた場合、環境音音量が低くなることを検出すると、オーディオの放送音量を初期放送音量に下げることができ、これによりオーディオの放送音量がユーザの設定に復元し、当該方式により放送音量の調整をより柔軟にし、音量調整効果を向上させることができる。
【0088】
図11に示すように、
図11が本発明の一つの例示的な実施例による別の音量調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図6に示す実施例を基に、調整ユニット62が第3音量取得サブユニット626、パラメータ取得サブユニット627および第1調整サブユニット628を含む。
【0089】
ここで、第3音量取得サブユニット626は、環境音情報における環境音音量を取得するように配置される。
【0090】
パラメータ取得サブユニット627は、環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得するように配置される。
【0091】
第1調整サブユニット628は、音量調整パラメータに基づいてオーディオの放送音量を調整するように配置される。
【0092】
本発明の実施例において、環境音音量に対応する音量調整パラメータを取得し、さらに音量調整パラメータに基づいて放送音量を調整することにより、音調調整の正確性及び有効性を向上させ、オーディオの放送効果を向上させることができる。
【0093】
図12に示すように、
図12が本発明の一つの例示的な実施例による別の音量調整装置のブロック図であり、当該実施例は、
図6に示す実施例を基に、調整ユニット62が第2調整サブユニット629または第3調整サブユニット6210を含む。例示の便宜のために、
図12に上記の2つのサブユニットが共に示される。
【0094】
ここで、第2調整サブユニット629は、オーディオが本端末に位置する場合、直接的に環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整する。
【0095】
第3調整サブユニット6210は、オーディオが他の端末に位置する場合、他の端末が環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整することをトリガーにするように、環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するための制御コマンドを生成して他の端末に送信する。
【0096】
本発明の実施例において、本端末のオーディオの放送音量を調整することができ、他の端末のオーディオに対して音量調整を行うこともでき、調整方式の柔軟性及び有効性を向上させる。
【0097】
それに対応して、本発明は、
プロセッサと、
プロセッサにより実行可能なコマンドを記憶するためのメモリと、を含む端末を更に提供している。
【0098】
ここで、プロセッサが、
オーディオを放送する場合、環境音情報を取得し、
環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整するように配置される。
【0099】
装置におけるそれぞれのモジュールの機能および作用の実現プロセスについては、具体的に方法における対応ステップの実現プロセスを参照し、ここで説明を省略する。
【0100】
装置の実施例は、基本的に方法の実施例に対応するため、関連部分が方法の実施例の部分の説明を参照すればよい。上述した装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、そのうち、分離部材として説明されたモジュールが物理的に分離するものであってもよく、または物理的に分離するものではなくてもよく、モジュールとして表示された部材が物理ユニットであってもよく、物理ユニットではなくてもよく、すなわち1つの位置に位置してもよく、または複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部または全部のモジュールを選択して本発明の解決手段の目的を達成することができる。当業者は、創造的な労力を要さない場合、理解して実施することができる。
【0101】
図13に示すように、
図13は本発明の一つの例示的な実施例による音量調整装置1300のブロック図である。例えば、装置1300は、ルーティング機能を有する携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲームコンソール、タブレット端末、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0102】
図13を参照し、装置1300は、処理部材1302、メモリ1304、電源部材1306、マルチメディア部材1308、オーディオ部材1310、入力/出力(I/O)インターフェース1312、センサ部材1314、および通信部材1316のうちの一つ又は複数の部材を含むことができる。
【0103】
処理部材1302は、一般的に装置1300の全体的操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関する操作を制御する。処理部材1302は、上記方法の全部又は一部のステップを完成するために、コマンドを実行する一つ又は複数のプロセッサ1320を含むことができる。さらに、処理部材1302はその他の部材とのインタラクションが容易であるように、一つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理部材1302は、マルチメディア部材1308と処理部材1302とのインタラクションが容易であるように、マルチメディアモジュールを含むことができる。
【0104】
メモリ1304は、装置1300における操作をサポートするために、さまざまなタイプのデータを記憶するように配置される。これらのデータの実例は、装置1300において操作される如何なるアプリケーション又は方法のコマンド、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオなどを含む。メモリ1304は如何なるタイプの揮発性又は非揮発性メモリ又はそれらの組合せ、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクにより実現することができる。
【0105】
電源部材1306は、装置1300のさまざまな部材に対し電力を供給する。電源部材1306は電源管理システム、一つ又は複数の電源、及びその他の装置1300に対する電力の生成、管理及び供給に関連する部材を含むことができる。
【0106】
マルチメディア部材1308は、装置1300とユーザの間の出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。一部の実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンにタッチパネルが含まれる場合、スクリーンはユーザからの入力信号を受信するために、タッチスクリーンで実現されることができる。タッチパネルは、タッチ、スワイプ及びタッチパネルにおけるジェスチャーを感知するために、一つ又は複数のタッチセンサを含む。タッチセンサは、タッチ又はスワイプ動作の境界を感知するとともに、タッチ又はスワイプ動作に関わる持続時間及び圧力を検出することができる。一部の実施例において、マルチメディア部材1308は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを含む。装置1300が操作モードである場合、例えば、撮影モード又はビデオモードである場合、フロントカメラ及び/又はバックカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びバックカメラは、固定された光学レンズシステムであってもよく、又は焦点距離と光学ズーム能力を有する。
【0107】
オーディオ部材1310は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオ部材1310は、マイクロフォン(MIC)を含み、装置1300が操作モードである場合、例えば、呼び出しモード、記録モード及び音声認識モードである場合、マイクロフォンは外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1304に記憶され、又は通信部材1316を介して送信される。一部の実施例において、オーディオ部材1310は、さらにオーディオ信号を出力するスピーカーを含む。
【0108】
I/Oインターフェース1312は、処理部材1302と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロックボタンを含むことができるがこれに限定されない。
【0109】
センサ部材1314は、装置1300に対し各方面の状態評価を提供する一つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサ部材1314は、装置1300のオン/オフ状態、部材の相対的位置決めを検出することができ、当該部材は、例えば、装置1300のディスプレイ及びキーパッドであり、センサ部材1314は、さらに装置1300又は装置1300の一つの部材の位置変化、ユーザと装置1300との接触の有無、装置1300の方角又は加速/減速及び装置1300の温度変化を検出することができる。センサ部材1314は、近接センサを含むことができ、如何なる物理的接触がないとき、近傍物体の存在を検出するように配置される。センサ部材1314は、さらにイメージングアプリケーションに用いられる光学センサ、例えば、CMOS又はCCDイメージセンサを含むことができる。一部の実施例において、該センサ部材1314は、さらに加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、マイクロ波センサ又は温度センサを含むことができる。
【0110】
通信部材1316は、装置1300とその他の装置との有線又は無線による通信が容易であるように配置される。装置1300は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi、2G又は3G、又はそれらの組合せにアクセスすることができる。一例示的な実施例において、通信部材1316は、放送チャネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一例示的な実施例において、通信部材1316は、狭域通信を促進するために、さらに近距離無線通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールにおいて、無線周波数認識(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術及びその他の技術に基づいて実現することができる。
【0111】
例示的な実施例において、装置1300は、一つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサ又はその他の電子部品により実現することができ、上記方法を実行するのに用いられる。
【0112】
例示的な実施例において、さらに、コマンドを含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、例えば、コマンドを含むメモリ1304を提供し、上記方法を完成するために、上記コマンドは装置1300のプロセッサ1320により実行することができる。例えば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光データ記憶装置などであってもよい。
【0113】
非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、記憶媒体におけるコマンドが端末のプロセッサによって実行される場合、端末に、音量調整方法を実行させることができ、当該方法は、
オーディオを放送する場合、環境音情報を取得することと、
環境音情報に基づいてオーディオの放送音量を調整することと、を含むコンピュータ可読記憶媒体。
【0114】
当業者であれば、明細書を考慮しここに開示された発明を実践した後、本発明のその他の実施態様を容易に想到できる。本発明は、本発明の如何なる変形、用途又は適応的変化を含むためのものであり、これらの変形、用途又は適応的変化は本発明の一般的な原理に準じ、本発明の開示されていない本技術分野における公知常識又は慣用の技術手段を含む。明細書と実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の実際の範囲と精神は特許請求の範囲により与えられる。
【0115】
理解すべきことは、本発明は既に上記のように説明され、図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲を逸脱しない限りにおいて様々な修正や変更を行うことができる。本発明の範囲は特許請求の範囲のみにより限定される。
【0116】
上記は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するものではなく、本発明の精神と原則におけるいかなる変更、同等入れ替え、改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。