【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の幾つかの実施形態に係わる車両用コネクタ接続部品は、
車両に設けられた接続端子を包囲して前記車両に装着可能な本体部と、
前記本体部に装着されて開閉自在であり前記接続端子を露出可能な
弾性力を有する蓋部と、を備え、
前記蓋部は、その裏面の一端側から突出し前記本体部の一端側に設けられたヒンジ孔部に突出入自在に挿通されて屈曲可能なヒンジ部を有し、該ヒンジ部を介して前記蓋部が開閉可能な車両用コネクタ接続部品であって、
前記蓋部の前記裏面の他端側には、前記蓋部の幅方向両側から
前記ヒンジ部に並行に突出して
幅方向に幅を有した帯状に形成され、前記本体部の他端側の幅方向両側に設けられた係止孔部に係止可能な一対の蓋係止片が設けられ、
前記一対の蓋係止片の内側面は、前記蓋部が開いた状態で前記接続端子に接続されるコネクタの幅方向両端面の外側に配設され
、
前記ヒンジ部を屈曲させて前記蓋部が開いた状態で前記コネクタが前記接続端子に接続されると、前記ヒンジ部が元の形状に戻ろうとする反発力により前記蓋部が前記コネクタを上方から覆うとともに前記一対の蓋係止片間に前記コネクタが配設されるように構成される。
【0010】
上記車両用コネクタ接続部品によれば、蓋部の裏面の他端側には、蓋部の幅方向両側から突出して本体部の他端側の幅方向両側に設けられた係止孔部に係止可能な一対の蓋係止片が設けられ、一対の蓋係止片の内側面は、蓋部が開いた状態で接続端子に接続されるコネクタの幅方向両端面の外側に配設される。このため、蓋部が開いた状態で接続端子にコネクタが接続されると、
蓋部がコネクタの上方から覆うとともに一対の蓋係止片間にコネクタが位置する。このため、車両が振動するにともなって蓋部が振動しても、蓋部の振動は
蓋部後面及び一対の蓋係止片を介してコネクタに規制される。よって、蓋部がコネクタに衝突して発生する異音を抑制可能な車両用コネクタ接続部品を実現できる。
【0011】
また、幾つかの実施形態では、
前記ヒンジ部には、前記ヒンジ孔部への挿通時に弾性変形により該ヒンジ孔部を乗り越えて、前記ヒンジ孔部と係止可能な係止突起部が設けられているように構成される。
【0012】
この場合、ヒンジ部には、ヒンジ孔部への挿通時に弾性変形により該ヒンジ孔部を乗り越えて、ヒンジ孔部と係止可能な係止突起部が設けられている。このため、蓋部を本体部に対して閉じた状態にするときに、係止突起部が弾性変形により孔部を乗り越えると、節度感を有してヒンジ部を孔部に係止することができる。
【0013】
また、幾つかの実施形態では、
前記一対の蓋係止片の夫々の突出方向先端部には、前記係止孔部に係止可能な爪部が形成され、
前記一対の蓋係止片の夫々の突出方向中間部から根元部にかけて、前記係止孔部に係合可能な係合凸部が形成されているように構成される。
【0014】
この場合には、一対の蓋係止片の夫々の突出方向先端部には、係止孔部に係止可能な爪部が形成され、一対の蓋係止片の夫々の突出方向中間部から根元部にかけて、係止孔部に係合可能な係合凸部が形成されている。このため、蓋部を本体部に対して閉じた状態にするときに、係止孔部に挿入された爪部の係止孔部への係止時に、係合凸部が弾性変形しながら係止孔部内に挿入されることで、節度感を有して一対の蓋係止片を係止孔部に係止することができる。
【0015】
また、幾つかの実施形態では、
前記一対の蓋係止片の爪部の突出方向と前記係止突起部の突出方向が異なっているように構成される。
【0016】
この場合には、一対の蓋係止片の爪部の突出方向と前記係止突起部の突出方向が異なるので、蓋部を本体部に係止すると、蓋部は2つの異なる方向で係止される。このため、車両の振動に伴って蓋部が振動しても、蓋部が本体部に対してガタつく虞をより確実に規制することができる。
【0017】
また、幾つかの実施形態では、
前記本体部は、前記接続端子を囲んで露出させる端子孔部を中央部に形成した平面部を備え、
前記蓋部は、前記端子孔部の開口よりも大きな面積を有して前記平面部に対向配置される蓋本体部を備え、
前記ヒンジ部は、前記本体部の前記平面部に対向する裏面の一端よりも内側位置から突出して延び、
前記蓋本体部が前記本体部の前記平面部に対向して接触した状態になると、前記蓋本体部が前記ヒンジ孔部を覆うとともに、前記ヒンジ部が前記ヒンジ孔部内に没入されるように構成される。
【0018】
この場合、ヒンジ部は、本体部の平面部に対向する裏面の一端よりも内側位置から突出して延びている。このため、蓋本体部が本体部の平面部に対向して接触した状態になると、蓋本体部がヒンジ孔部を覆い、ヒンジ部がヒンジ孔部内に没入される。従って、ヒンジ部はヒンジ孔部内に完全に収まるとともに、ヒンジ孔部の開口も蓋本体部によって覆われるので、ヒンジ部を外部から見えなくすることができる。
【0019】
また、本発明の幾つかの実施形態に係わる車両用コネクタ接続部品は、
前記本体部には、前記車両に設けられた装着孔部に係止可能な本体係止片が設けられ、
前記本体係止片は、
前記本体部の本体胴部の側面に対して幅方向及び幅方向に直交する高さ方向に弾性変形可能であり、前記装着孔部に対して、前記蓋本体部の幅方向の位置決めをする幅方向爪部と、前記蓋本体部の高さ方向の位置決めをする高さ方向爪部とを有するように構成される。
【0020】
上記車両用コネクタ接続部品によれば、本体部には、車両に設けられた装着孔部に係止可能な本体係止片が設けられ、本体係止片は、
本体部の本体胴部の側面に対して幅方向及び幅方向に直交する高さ方向に弾性変形可能であり、装着孔部に対して、蓋本体部の幅方向の位置決めをする幅方向爪部と、蓋本体部の高さ方向の位置決めをする高さ方向爪部とを有する。このため、本体部の装着孔部への装着時には、本体係止片の幅方向爪部は、弾性変形して幅方向爪部の平面部が装着孔部の内面を附勢した状態となって装着孔部に係止される。よって、本体部を装着孔部に対してガタ付きのない状態で装着することができる。