特許第6423684号(P6423684)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6423684
(24)【登録日】2018年10月26日
(45)【発行日】2018年11月14日
(54)【発明の名称】セグメント表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09G 3/04 20060101AFI20181105BHJP
   G09G 3/14 20060101ALI20181105BHJP
【FI】
   G09G3/04 W
   G09G3/04 S
   G09G3/04 U
   G09G3/14 K
【請求項の数】4
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2014-213415(P2014-213415)
(22)【出願日】2014年10月20日
(65)【公開番号】特開2016-80927(P2016-80927A)
(43)【公開日】2016年5月16日
【審査請求日】2017年3月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】古賀 宏
【審査官】 武田 悟
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−20003(JP,A)
【文献】 国際公開第2004/095405(WO,A1)
【文献】 特開2007−240972(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/00 − 5/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報をセグメント形式で表示するセグメント表示部と、
前記セグメント表示部に表示可能な情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部から読み出した情報が前記セグメント表示部の表示桁数を超える情報量を有する場合に、前記読み出した情報を複数に分割することにより分割情報を生成し、前記分割情報の分割数に応じた固有の分割番号を夫々付与するとともに、夫々の前記分割情報を前記分割番号に従って順番に切り替えて前記セグメント表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
前記セグメント表示部は、前記記憶部から読み出した情報を分割した分割情報と、当該分割情報に付与された分割番号とを交互に切り替えて表示し、
前記表示制御部は、最初に前記分割情報を前記セグメント表示部に表示させ、所定時間の経過後に前記分割番号を表示させ、前記所定時間の経過前に操作検出信号が入力された場合には、前記分割情報を前記分割番号に従って順番に切り替えて表示させる、
ことを特徴とするセグメント表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載のセグメント表示装置において、
前記表示制御部は、前記分割番号を表示させるとき、前記分割番号と記号とを組み合わせて表示させる
ことを特徴とするセグメント表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のセグメント表示装置において、
前記表示制御部は、前記分割番号を表示させるとき、前記分割番号の表示を点滅させる ことを特徴とするセグメント表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至の何れか一項に記載のセグメント表示装置において、
前記表示制御部は、前記分割番号を、前記分割情報と異なる色で表示させる
ことを特徴とするセグメント表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セグメント表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、プラントやビル等の施設における設備の監視・管理を行う制御機器では、コストや長期的な部品の安定供給の面から、液晶表示装置ではなく、複数のセグメントによって情報を表示するセグメント表示装置が用いられている。例えば、ビルオートメーション用のデータサーバ等では、動作ステータス(アプリケーションの起動・停止、オンライン・オフライン等)、エラーコード、および機器アドレス等の各種情報を、1つ以上のセグメント表示器を備えるセグメント表示装置によって表示している。
【0003】
セグメント表示装置に関する従来技術としては、例えば特許文献1乃至3に開示されている。具体的に、特許文献1には、1つの7セグメント表示器における各セグメントの表示を動的に切り替えることにより、温水暖房装置の試運転の状況を表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、複数の7セグメント表示器によって複数桁が表示可能なセグメント表示装置において、所定のパラメータを表示する場合に、最右桁の7セグメント表示器に上記パラメータの単位を表す記号を表示させる技術が開示されている。更に、特許文献3には、横に隣り合う複数の7セグメント表示器による表示の組み合わせによって、一つの文字または記号を表示する技術が開示されている。
【0004】
ところで、セグメント表示装置は、一般に、コストやセグメント表示器を配置するスペースに制限があるため、表示桁数(セグメント表示器の数)が限られており、一度に多くの情報を表示することが困難である。そのため、情報量の多い一つの情報を表示するために、例えば、表示すべき情報を分割し、分割した夫々の情報を一定時間毎に切り替えて表示したり、分割した情報を一桁毎にスクロールさせて表示したりする必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−51453号公報
【特許文献2】特開2008−233657号公報
【特許文献3】特開2007−240917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、セグメント表示装置において、上記のように表示すべき情報を分割し、分割した夫々の情報を一定時間毎に切り替えて表示する方法では、表示されている情報が分割された情報であるのか否かをユーザが判断するのは容易ではなく、ユーザにとって分かり難いという問題があった。
【0007】
また、上記のように分割した情報をスクロールさせて表示する方法では、セグメント方式がドットマトリックス方式の表示装置に比べて動きが粗くスクロール感を出し難いため、ユーザが読み取り難いという問題があった。特に、同じ数字や文字が連続するデータ(例えば、“1111111”)を表示する場合、スクロールさせると数値を正しく読み取ることが難しかった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、セグメント表示装置において、一度に表示可能な桁数を超える情報量を有する情報を、ユーザに分かり易く提示できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るセグメント表示装置(1、5)は、情報をセグメント形式で表示するセグメント表示部(10)と、前記セグメント表示部に表示可能な情報を記憶する記憶部(13)とを備え、前記セグメント表示部は、前記記憶部から読み出した情報を分割した分割情報と、当該分割情報に付与された分割番号とを交互に切り替えて表示することを特徴とする。
【0010】
上記セグメント表示装置は、前記記憶部から読み出した情報が前記セグメント表示部の表示桁数を超える情報量を有する場合に、前記読み出した情報を複数に分割することにより前記分割情報を生成し、前記分割情報に分割数に応じた固有の分割番号を夫々付与するとともに、夫々の前記分割情報を前記分割番号に従って順番に切り替えて前記セグメント表示部に表示させる表示制御部(14)を、更に備えてもよい。
【0011】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、第1操作入力信号が入力されたら、表示されている前記分割情報の次の前記分割番号に対応する前記分割情報を表示させてもよい。
【0012】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記第1操作検出信号とは異なる第2操作入力信号が入力されたら、表示されている前記分割情報の一つ前の前記分割番号に対応する前記分割情報を表示させてもよい。
【0013】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記分割情報と前記分割番号とを交互に前記セグメント表示部に表示させるとき、最初に前記分割情報を表示させ、次に前記分割番号を表示させてもよい。
【0014】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記読み出した情報を前記セグメント表示部に表示させるとき、夫々の前記分割情報を、一定の時間間隔で、前記分割番号に従って順番に表示させてもよい。
【0015】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記分割番号を表示させるとき、前記分割番号と記号とを組み合わせて表示させてもよい。
【0016】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記分割番号を表示させるとき、前記分割番号の表示を点滅させてもよい。
【0017】
上記セグメント表示装置において、前記表示制御部は、前記分割番号を、前記分割情報と異なる色で表示させてもよい。
【0018】
なお、上記説明において括弧を付した参照符号は、図面において当該参照符号が付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
【発明の効果】
【0019】
以上説明したことにより、本発明によれば、セグメント表示装置において、一度に表示可能な桁数を超える情報量を有する情報を、ユーザに分かり易く提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、本発明の一実施の形態に係るセグメント表示装置を備えたデータサーバを示す図である。
図2図2は、実施の形態1に係るセグメント表示装置の外観の一例を示す図である。
図3図3は、実施の形態1に係るセグメント表示装置の内部構成を例示する図である。
図4A図4Aは、セグメント表示装置の表示桁数を超える情報量を有する情報を分割する場合の例を示す図である。
図4B図4Bは、セグメント表示装置の表示桁数を超える情報量を有する情報を分割する場合の別の例を示す図である。
図5図5は、分割情報と分割番号とを含む表示情報の一例を示す図である。
図6図6は、実施の形態1に係るセグメント表示装置による分割情報の表示の切り替わり手順を説明するための図である。
図7図7は、実施の形態2に係るセグメント表示装置の外観の一例を示す図である。
図8図8は、実施の形態2に係るセグメント表示装置の内部構成を例示する図である。
図9図9は、実施の形態2に係るセグメント表示装置による分割情報の表示の切り替わり手順を説明するための図である。
図10図10は、分割情報の切り替え手法の別の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
【0022】
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の一実施の形態に係るセグメント表示装置1を備えたデータサーバを示す図である。
同図に示されるデータサーバ2は、例えばビルオートメーション用のサーバであり、ネットワーク4を介して、空調設備等を構成する機器やセンサ等を制御する複数の制御コントローラ3_1〜3_n(nは2以上の整数。)と接続されている。具体的に、データサーバ2は、例えば制御コントローラ3_1〜3_nを介して、各制御コントローラ3_1〜3_nに接続されている機器やセンサ等を監視し、監視対象の各種情報を取得し、蓄積する。
【0023】
データサーバ2は、セグメント装置1を備えており、自らの動作ステータス(例えばアプリケーションの起動・停止、オンライン・オフライン等)、エラーコード、および機器アドレス等の各種情報を、セグメント装置1によって表示することが可能になっている。また、例えば、制御コントローラ3_1〜3_nも同様に、セグメント装置1を備えており、セグメント装置1による各種の情報(自らの動作ステータス、エラーコード、および機器アドレス等)の表示が可能となっている。
【0024】
図2に、本発明の一実施の形態に係るセグメント表示装置の外観の一例を示す。
同図に示されるセグメント表示装置1は、数値やアルファベット等の情報をセグメント方式で表示する表示領域11を有するセグメント表示部10と、外部からの操作を受け付ける操作入力部としての操作ボタン12とを備えている。
【0025】
セグメント表示装置1は、必要な情報をセグメント表示部10に表示する。例えば、表示すべき情報の情報量が表示桁数よりも多い場合には、セグメント表示装置1は、表示すべき情報を分割し、ユーザによる操作ボタン12の押下操作に応じて、分割した情報を順番に表示する。以下、セグメント表示装置1の具体的な構成について説明する。
【0026】
図3は、実施の形態1に係るセグメント表示装置の内部構成を例示する図である。
図3に示されるように、セグメント表示装置1は、セグメント表示部10、表示制御部14、操作ボタン12、および記憶部13を有する。
【0027】
操作ボタン12は、ユーザによる押下操作を検出し、操作検出信号を出力する。
セグメント表示部10は、複数のセグメントから成る表示領域11を複数桁分有し、表示制御部17から与えられた表示情報15を複数の表示領域11に表示させる。表示領域11を構成する各セグメントは、例えば、LEDや蛍光表示管、液晶等から構成されている。
なお、本実施の形態では、セグメント表示部10が3桁分の表示領域11を有し、一つの表示領域11が7つのセグメントから成る場合を一例として説明するが、セグメント表示部10の表示桁数と表示領域11のセグメント数に特に制限はない。
【0028】
記憶部13は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)およびフラッシュメモリ等のデータの書き換えが可能な不揮発性の記憶装置やRAM(Random Access Memory)等によって構成されている。記憶部13には、例えば、セグメント表示部10に表示可能な各種の情報や、表示制御部14によって実行される制御プログラム等が記憶されている。
【0029】
ここで、セグメント表示部10に表示可能な各種の情報とは、例えば、上述した自らの動作ステータスの情報、エラーコードの情報、および機器アドレスの情報等である。
【0030】
表示制御部14は、記憶部13に記憶されている情報を読み出し、セグメント表示部10に与えることにより、情報を表示させる。具体的に、表示制御部14は、記憶部13から表示すべき情報を読み出す情報読出部141と、情報読出部141によって読み出された情報をセグメント表示部10に表示させる情報表示処理部140とを有する。
【0031】
具体的に、情報表示処理部140は、情報読出部141によって読み出された情報がセグメント表示部10の表示桁数以下の情報量を有する場合には、読み出された情報をセグメント表示部10にそのまま表示させる。例えば、データサーバ2の内部温度の情報“52度”を表示する場合には、3つの表示領域11を用いて“052”として、内部温度を3桁で表示する。
【0032】
一方、情報表示処理部140は、情報読出部141によって読み出された情報がセグメント表示部10の表示桁数を超える情報量を有する場合には、読み出された情報を複数に分割し、分割した情報を順番に切り替えてセグメント表示部10に表示させる。以下、情報表示処理部140による情報の分割表示について詳細に説明する。
【0033】
先ず、情報表示処理部140は、読み出された情報を複数に分割し、分割した分割情報16に分割数に応じた固有の分割番号17を夫々付与する。図4A、4Bに、表示すべき情報の分割例を示す。
図4Aには、セグメント表示部10の表示桁数を超えるエラーコードの情報“010010010”をセグメント表示部10に表示させる場合の分割例が示され、図4Bには、セグメント表示部10の表示桁数を超えるIPアドレスの情報“192.168.1.1”をセグメント表示部10に表示させる場合の例が示されている。
【0034】
情報表示処理部140は、セグメント表示部10の最大の表示桁数を基準として、表示すべき情報を複数に分割する。例えば、上記のようにセグメント表示装置1が3桁の表示桁数を有する場合には、図4Aに示すように、表示すべき情報“010010010”を3桁ずつ区切って3つの分割情報を生成し、夫々の分割情報に固有の分割番号1〜3を付与する。
【0035】
また、表示すべき情報が複数の情報の塊から構成されている場合には、情報表示処理部140は、それらの情報の塊と最大の表示桁数とを考慮して情報を分割してもよい。例えば、図4Bに示されるように、IPアドレス“192.168.1.1”を表示させる場合に、上記IPアドレスの情報を“192”、“168”、“1”、および“1”の4つの情報に分割し、夫々の分割情報に固有の分割番号1〜4を夫々付与してもよい。
【0036】
次に、情報表示処理部140は、上記のように表示すべき情報を分割したら、分割情報16とそれに対応する分割番号17とを一つの表示情報15として、分割番号に従って順番にセグメント表示部10に与え、順番に表示させる。具体的には、情報表示処理部140は、操作ボタン12から出力された操作検出信号に応じて、分割した情報を順次切り替えてセグメント表示部10に表示させる。以下、分割情報の表示方法について、図5および6を用いて詳細に説明する。
【0037】
図5は、分割情報と分割番号とを含む表示情報の一例を示す図である。
図6は、実施の形態1に係るセグメント表示装置による分割情報の表示の切り替わり手順を説明するための図である。
【0038】
図5に示すように、例えば、表示すべき情報(IPアドレス“192.168.1.1”)14を、分割情報(“192”)16_1、分割情報(“168”)16_2、分割情報(“1”)16_3、および分割情報(“1”)16_4の4つに分割し、分割情報16_1〜16_4に分割番号17_1〜17_4を夫々付与した場合を考える。
【0039】
この場合、情報表示処理部140は、初めに、分割情報(“192”)16_1と分割番号(“1”)17_1とを含む表示情報15_1をセグメント表示部10に与え、表示させる。例えば、図6の参照符号t1に示されるように、初めに分割情報“192”と分割番号“1”の2つの情報をセグメント表示部10に与え、それらの情報を交互に切り替えて表示させる。より具体的には、最初に分割情報“192”を表示させ、所定時間(例えば1秒)が経過したら分割番号“1”を表示させ、その後、再び所定時間(例えば1秒)が経過したら分割情報“192”を表示させる、というように、所定時間が経過する毎に、分割情報16_1と分割番号17_1とを交互に切り替えて繰り返し表示させる。
【0040】
なお、分割番号を表示させる際には、分割番号のみならず、分割番号と記号とを組み合わせて表示させてもよい。例えば、図6に示すように、分割番号“1”を表示する際に、表示領域11A、11Bに記号“−(ハイフン)”を表示させ、表示領域11Cに分割番号“1”を表示させてもよい。
【0041】
次に、分割情報と分割番号とを交互に切り替えて繰り返し表示させている状態において、操作ボタン12から操作検出信号が出力された場合には、情報表示処理部140は、表示すべき情報を、次の分割番号に対応する分割情報に切り替える。
例えば、図6の参照符号t1の表示状態において操作ボタン12が押されたら、情報表示処理部140は、次の分割番号“2”に対応する分割情報(“168”)16_2と、分割番号(“2”)17_2とを含む表示情報15_2をセグメント表示部10に与え、表示させる。具体的には、図6において、表示状態t1から表示状態t2に移行し、表示状態t1の場合と同様に、情報表示処理部140は、分割情報“168”と分割番号“2”とを所定時間毎に交互に切り替えて表示させる。例えば、最初に分割情報“168”を表示させ、所定時間(例えば1秒)の経過後に分割番号“2”を表示させ、その後更に所定時間(例えば1秒)が経過したら再び分割情報“168”を表示させる、というように、所定時間が経過する毎に、分割情報と分割番号とを交互に切り替えて繰り返し表示させる。
【0042】
その後も上記と同様に、表示制御部14は、操作ボタン12が押される毎に、表示すべき分割情報および分割番号を切り替えてセグメント表示部10に表示させる。
【0043】
そして、最後の分割番号に対応する分割情報とその分割番号とを交互に表示させる表示状態において、操作ボタン12が押された場合には、再び分割番号の先頭から順に、分割情報を表示させることを繰り返す。例えば、図6に示されるように、最後の分割番号“4”に対応する分割情報(“1”)16_4とその分割番号(“4”)17_4とを交互に表示する表示状態t4において、操作ボタン12が押されたら、先頭の分割番号(“1”)16_1に戻り、再び、分割番号“1”から順に、分割情報と分割番号の繰り返し表示を行わせる。
【0044】
以上、本発明に係るセグメント表示装置によれば、表示すべき情報がセグメント表示部の表示桁数を超える情報量を有する場合に表示すべき情報を複数に分割し、分割した情報と、当該分割した情報に付与した分割番号とを交互に切り替えてセグメント表示部に表示させるので、ユーザは、セグメント表示されている情報が分割された情報であることを容易に把握することができる。また、分割番号を表示することにより、ユーザは、セグメント表示されている情報が何番目の分割情報であるかを容易に把握することができる。
すなわち、本発明に係るセグメント表示装置によれば、表示桁数を超える情報量を有する情報を表示する場合であっても、その情報をユーザに分かり易く提示することが可能となる。
【0045】
また、本発明に係るセグメント表示装置によれば、1つの分割情報とそれに対応する分割番号とを交互に表示させる場合において、最初に分割情報を表示し、次に分割番号を表示させるので、ユーザは、操作ボタン12を押すことにより、分割番号を表示させることなく分割情報を順番に読み取ることが可能となる。これにより、ユーザが知りたい情報を素早く表示させることが可能となるので、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、上記セグメント表示装置において、最初に分割番号を表示し、次に分割情報を表示するようにしてもよい。これによれば、例えば、ユーザが知りたい情報(表示させたい情報)の分割番号を既に知っている場合に、目的とする情報を素早く表示させることが可能となる。
【0046】
また、本発明に係るセグメント表示装置によれば、分割番号をセグメント表示部に表示させる場合において、分割番号のみならず、分割番号と記号を組み合わせて表示するので、ユーザは、セグメント表示されている情報が“分割された情報”なのか、単なる“分割番号”なのかを容易に把握することが可能となる。
【0047】
≪実施の形態2≫
図7は、実施の形態2に係るセグメント表示装置の外観の一例を示す図である。
同図に示されるセグメント表示装置5は、2つの操作入力部を有する点において、実施の形態1に係るセグメント表示装置1と相違し、その他の点はセグメント表示装置1と同様である。なお、実施の形態2に係るセグメント表示装置5において、実施の形態1に係るセグメント表示装置1と同様の構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0048】
図7に示されるように、セグメント表示装置5は、操作入力部として操作ボタン18を更に備える。操作ボタン18は、操作ボタン12と同様に、外部(ユーザ)からの押下操作の入力を検出し、操作検出信号を出力する。例えば、操作ボタン12は、分割番号が増加する方向に対応しており、操作ボタン18は、分割番号が減少する方向に対応している。
【0049】
図8は、実施の形態2に係るセグメント表示装置5の内部構成を示す図である。
表示制御部24は、情報表示処理部240と情報読出部141を備える。情報表示処理部240は、情報表示処理部140と同様に、情報読出部141によって記憶部12から読み出された情報の情報量がセグメント表示部10の表示桁数よりも多い場合に、読み出した情報を分割し、分割した情報を操作ボタン12、18の操作検出信号に対応する方向(分割番号の昇順または降順)に順番に切り替えてセグメント表示部10に表示させる。
【0050】
図9は、実施の形態2に係るセグメント表示装置において、分割情報の表示の切り替わり手順を説明するための図である。同図には、図4Bに示したIPアドレス“192.168.1.1”を分割して表示する場合が一例として示されている。
図9に示されるように、情報表示処理部240は、情報表示処理部140と同様に、操作ボタン12が押される毎に、セグメント表示部10に表示させる情報を、参照符号t1、t2、t3、t4、t1、t2、t3・・・の順(分割番号の昇順)に切り替えて表示させる。
【0051】
また、情報表示処理部240は、操作ボタン13が押される毎に、セグメント表示部10に表示させる情報を操作ボタン12とは逆方向に切り替えて表示させる。すなわち、情報表示処理部240は、操作ボタン13が押される毎に、参照符号t1、t4、t3、t2、t1、t4、t3・・・の順(分割番号の降順)に、表示すべき分割情報および分割番号を切り替えて表示させる。
【0052】
以上、実施の形態1に係るセグメント表示装置2によれば、実施の形態1に係るセグメント表示装置1と同様に、表示桁数を超える情報量を有する情報を表示する場合であっても、その情報をユーザに分かり易く提示することが可能となる。
また、実施の形態2に係るセグメント表示装置によれば、2つの操作入力部を有することにより、分割番号を進めて分割情報を表示させるだけでなく、分割番号を戻して分割情報を表示させることができるので、ユーザの利便性を更に高めることができる。例えば、表示すべき情報の文字列(数値列)が長い場合に、ユーザは文字列(数値列)の後方にある情報を素早く表示させることが可能となるので、知りたい情報が得られるまでの時間を短縮することができる。
【0053】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
【0054】
例えば、上記実施の形態において、操作検出信号を生成する操作入力部として操作ボタン12、18を例示したが、これに限られず、タッチセンサやマウス等によって実現することも可能である。また、上記操作検出信号は、例えば、セグメント表示装置1、5を備えたサーバ2,3とは別の機器(例えば、監視用端末や携帯端末等)から有線または無線により入力されてもよい。
【0055】
また、上記実施の形態において、本発明に係るセグメント表示装置が3桁の表示領域を有する場合を例示したが、これに限られない。例えば、表示領域が1桁であっても良いし、2桁、4桁等であってもよい。また、上記実施の形態において、セグメント表示装置が7セグメント表示である場合を例示したが、これに限られず、小数点の表示が可能な8セグメント表示や14セグメント表示等であってもよい。
【0056】
また、上記実施の形態において、分割番号と一緒に表示する記号として、“−(ハイフン)”を例示したが、これに限られず、セグメント表示が可能な記号であれば、別の記号(例えばアンダーバー等)であってもよい。
【0057】
また、上記実施の形態において、分割番号を表示する際に、分割番号と記号とを組み合わせて表示する場合を例示したが、これに限られず、分割番号の表示のみを点滅させたり、分割番号を分割情報と異なる表示色で表示したりしてもよい。これによれば、分割番号と記号とを組み合わせて表示する場合と同様に、ユーザは、表示されている情報が“分割された情報”なのか、単なる“分割番号”なのかを容易に把握することが可能となる。
【0058】
また、上記の実施の形態において、操作ボタン12、18を押すことによって、表示すべき分割情報を切り替える場合を例示したが、これに限られず、一定時間が経過する毎に、表示すべき分割情報が自動的に切り替わるようにしてもよい。例えば、図10に示されるように、分割情報“192”と分割番号“1”とを一定時間T0毎に切り替えて表示している表示状態t1において、所定時間T1(>T0)が経過したら、情報表示処理部140(210)は、次の分割番号の表示状態、すなわち、分割情報“168”と分割番号“2”とを一定時間T0毎に切り替えて表示する表示状態t1に移行させてもよい。これによれば、操作ボタン12、18への操作入力がなくても全ての分割情報を表示させることができる。
【0059】
また、上記のように所定時間T1が経過する毎に分割情報を切り替える制御が行われている状態において、更に操作ボタン12、18が押された場合には、上述した実施の形態のように、次の(または一つ前の)分割番号に対応する分割情報を表示させるようにしてもよい。
【0060】
また、上記実施の形態では、実施の形態1、2に係るセグメント表示装置をデータサーバや制御コントローラに適用する場合を例示したが、情報をセグメント表示させる必要がある装置や機器であれば、上記データサーバと同様に、実施の形態1、2に係るセグメント表示装置を適用することができる。
【符号の説明】
【0061】
1、5…セグメント表示装置、2…データサーバ、3_1〜3_n…制御コントローラ、4…ネットワーク、10…セグメント表示部、11…表示領域、12、18…操作ボタン、13…記憶部、14…表示制御部、140、240…情報表示処理部、141…情報読出部、15、15_1〜15_4…表示情報、16、16_1〜16_4…分割情報、17、17_1〜17_4…分割番号。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10