(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記チャットセッションを活性化するステップは、前記サーバのアカウント情報及び前記ユーザのアカウント情報を含むチャットセッション活性化要請をチャットサーバに送信することによって、前記チャットセッションを活性化することである、請求項1に記載のチャットメッセージ生成方法。
前記ウィッシュリストに関する情報は、前記ユーザ又は前記ユーザの友達の要請に応答して前記ユーザの友達のデバイスに提供される、請求項1に記載のチャットメッセージ生成方法。
前記ウィッシュリストに関する情報は、前記ユーザのウィッシュリストに関する情報及び前記ユーザの友達のウィッシュリストに関する情報を含む、請求項3に記載のチャットメッセージ生成方法。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下では、添付した図面を参照しながら、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳しく説明する。ところが、本発明は様々な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されるものではない。
【0012】
図1は、本発明の一実施例に係るチャットシステムの構成図である。
図1を参照すると、チャットシステム1は、サーバ110及び120と、デバイス130乃至140と、を含む。ここで、ウィッシュリストサーバ110とチャットサーバ120とは、互いに離れた位置又は空間に位置していても良く、何れも同一のサーバ100内に含まれていても良い。
【0013】
かかる
図1のチャットシステム1は本発明の一実施例に過ぎないので、
図1により本発明が限定解釈されることはない。即ち、本発明の様々な実施例によると、チャットシステム1は、
図1とは異なるように構成されることもあり得る。また、以下では、説明の便宜性のために、デバイス130を第1のデバイス130と、デバイス140を第2のデバイス140とそれぞれ表現する。
【0014】
チャットシステム1を構成する
図1の各構成要素は、一般的にネットワーク(network)を通じて連結される。例えば、
図1に示すように、第1のデバイス130及び第2のデバイス140は、ネットワークを通じてウィッシュリストサーバ110及びチャットサーバ120に連結される。
【0015】
ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノードの相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、かかるネットワーク(network)の一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))ネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これに限定されるものではない。
【0016】
図1における第1のデバイス130及び第2のデバイス140のそれぞれは、サーバ110及び120と第1のネットワークを通じて通信し、第1のデバイス130及び第2のデバイス140は、互いに第2のネットワークを通じて直接通信する。このとき、第1のネットワークは広帯域ネットワークであり、第2のネットワークは近距離ネットワークであり得る。広帯域ネットワークの一例はLTEネットワークであり、近距離ネットワークの一例はWireless LANである。
【0017】
ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130又はウェブサーバから受信した要請に基づき、デバイス130のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。このとき、ウェブサーバは複数のオンラインショッピングモールのサーバであり、ウェブページ上に表示された識別子はウィッシュリスト識別子であり得る。
【0018】
本発明の一実施例によると、サーバ100は、デバイス130又はウェブサーバから受信した要請に基づき、デバイス130のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。このとき、識別子はウィッシュリスト識別子であり得る。一例として、ウィッシュリスト識別子は、アイコンの形態で「カートに入れる」、「直ぐに購入」、「お気に入りに追加」と共にウェブページに表示される。また、サーバ100は、ウィッシュリストサーバ110であり得る。
【0019】
本発明の一実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、デバイス130又はウェブサーバから受信した要請に基づいてウェブページの商品情報及び選択と関連したユーザのアカウント情報を取得する。このとき、商品情報又はアカウント情報は、デバイス130及び140又はウェブページに対応するブックマーク情報やツールバーに基づいて取得され得る。ウェブページの商品情報は、例えば、商品のイメージ、商品名、販売先、及び価格などを含み、ユーザアカウント情報は、例えば、ユーザのID、電話番号、電子メールアドレスなどを含む。ウィッシュリストサーバ110は、ユーザのアカウント情報を取得した後、アカウント情報に基づいて商品情報をユーザのウィッシュリストに追加する。
【0020】
本発明の一実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、取得したアカウント情報に基づき、サーバのアカウントとユーザのアカウントとの間でチャットセッションを活性化する。このとき、ウィッシュリストサーバ110は、サーバのアカウント及びユーザのアカウント情報を含むチャットセッション活性化要請をチャットサーバ120に送信することによって、チャットセッションを活性化する。ウィッシュリストサーバ110がチャットセッションを活性化する一例を説明すると、ウィッシュリストサーバ110は、チャットセッションを活性化するために、チャットサーバ120を通じて第2のデバイス140に所定の認証番号を送信し、第2のデバイス140に送信された認証番号を、第1のデバイス130から入力を受けることによって、ユーザアカウント情報を確認することができる。
【0021】
本発明の一実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、商品情報に対応するチャットメッセージを生成する。例えば、ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130の第1のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識した場合、第1のチャットメッセージを生成する。また、ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130の第2のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識した場合、第2のチャットメッセージを生成する。このとき、チャットメッセージは、第1のデバイス130から入力したテキストを含み得る。例えば、ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130から入力を受けた『本当に読みたかった本です。』のようなテキストをチャットメッセージに含ませる。
【0022】
本発明の一実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、チャットセッションを通じてチャットメッセージを第2のデバイス140に提供する。このとき、チャットセッションは、チャットルーム、チャットウィンドウ、又はチャット画面を意味し得る。また、ウィッシュリストサーバ110は、チャットサーバ120を通じてチャットメッセージを第2のデバイス140のチャットアプリケーションに提供する。ウィッシュリストサーバ110は、チャットメッセージを第2のデバイス140に提供した後、提供したチャットメッセージが第2のデバイス140によって選択される場合、ウィッシュリストに関する情報を第2のデバイス140に提供する。このとき、ウィッシュリストに関する情報は、ユーザ又はユーザの友達の要請に対応してユーザの友達のデバイスに提供される。ウィッシュリストに関する情報は、例えば、商品のイメージ、商品名、販売先、及び価格などを含む。
【0023】
本発明の一実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、チャットメッセージを第2のデバイス140に提供した後、商品情報に関する決済要請を受信すると、決済と関連したチャットメッセージを生成し、生成されたチャットメッセージをチャットサーバ120を通じて第2のデバイス140に送信する。このとき、ウィッシュリストサーバ110は、第2のデバイス140から決済要請を受信すると、注文書作成ページ及び決済ページなどを第2のデバイス140に提供し、決済が完了すると、ウィッシュリストサーバ110は、『決済が正常に処理されました。』のような決済と関連したチャットメッセージを第2のデバイス140に提供する。
【0024】
本発明の他の実施例によると、ウィッシュリストサーバ110は、お勧めメッセージを生成する。このとき、お勧めメッセージは、第2のデバイス140からウィッシュリストに追加された商品を友達のデバイス(未図示)にお勧めするためのものであり、ウィッシュリストサーバ110が第2のデバイス140から『この本、面白いです。お勧めします。』のようなテキストの入力を受けると、ウィッシュリストサーバ110は、受信したテキストをお勧めメッセージとして生成し、チャットサーバ120を通じて友達のデバイス(未図示)に送信する。
【0025】
本発明の一実施例によると、チャットサーバ120は、ウィッシュリストサーバ110と第2のデバイス140との間のチャットメッセージを送受信する。例えば、チャットサーバ120は、第1のチャットメッセージをウィッシュリストサーバ110から受信し、第2のデバイス140へ送信する。また、チャットサーバ120は、第1のチャットメッセージを第2のデバイス140へ送信した後、第2のチャットメッセージをウィッシュリストサーバ110から受信し、第2のデバイス140へ送信する。
【0026】
本発明の一実施例によると、第1のデバイス130は、ユーザからウェブページに表示された識別子の入力を受け、入力された識別子をウィッシュリストサーバ110へ送信する。このとき、ウェブページは、第1のウェブページであり得る。また、第1のデバイス130は、第1のウェブページに関する識別子をウィッシュリストサーバ110へ送信した後、ユーザから第2のウェブページに表示された識別子の入力を受け、第2のウェブページに関する識別子をウィッシュリストサーバ110へ送信する。
【0027】
本発明の一実施例によると、第1のデバイス130は、ユーザからユーザアカウント情報の入力を受け、ウィッシュリストサーバ110へ送信する。このとき、第1のデバイス130は、ユーザアカウント情報を入力するポップアップウィンドウをディスプレイに表示し、ユーザからID、電話番号、電子メールアドレスなどのユーザアカウント情報の入力を受けた後、ウィッシュリストサーバ110へ送信する。
【0028】
本発明の一実施例によると、第2のデバイス140は、第1のデバイス130のウェブページ上に表示された識別子が選択される場合、ウェブページの商品情報に対応するチャットメッセージを受信し、受信したチャットメッセージをチャット領域に表示する。このとき、チャット領域は、ウィッシュリストサーバ110のアカウントと関連して生成されたものであり得る。例えば、第2のデバイス140がウィッシュリストサーバ110から複数のチャットメッセージを受信した場合、第2のデバイス140は、複数のチャットメッセージをチャット領域に共に表示する。
【0029】
本発明の一実施例によると、第2のデバイス140は、チャットメッセージに関するユーザの入力を受信する。このとき、チャットメッセージに関するユーザの入力は、ユーザインターフェースを通じた所定のタッチ入力又は数秒間のタッチ入力であり得る。
【0030】
本発明の一実施例によると、第2のデバイス140は、ユーザの入力に対応して商品情報を含むウィッシュリストをウィッシュリスト領域に表示する。このとき、商品情報は、商品名、商品のイメージ、販売先、価格などを含み得る。
【0031】
かかる第1のデバイス130は、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、ノートパンコン(notebook)、ネットブック(Netbook)、ウルトラブック(UltraBook)、サーブノートパンコン(SubNotebook)、デスクノート(DeskNote)、UMPC(Ultra−Mobile PC)などのような全ての種類の携帯用PCを含み得る。第2のデバイス140の一例は、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォーン(smart phone)のような携帯性と移動性が保障される無線通信装置141である。また、第2のデバイス140の一例には、スマートパッド(smart pad)、タブレットPC(Tablet PC)などのような全ての種類のハンドヘルド(Handheld)ベースの無線通信装置142が含まれる。
【0032】
図2は、本発明の一実施例に係るウィッシュリストサーバの構成図である。
図2を参照すると、ウィッシュリストサーバ110は、識別子選択認識部210と、アカウント情報取得部220と、チャットセッション活性化部230と、チャットメッセージ生成部240と、チャットメッセージ提供部250と、を含む。
【0033】
識別子選択認識部210は、デバイス又はウェブサーバから受信した要請に基づき、デバイスのウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。このとき、デバイスは第1のデバイス130であり、ウェブサーバはそれぞれ異なる商品を提供する複数のオンラインショッピングモールのサーバであり得る。第1のデバイス130にディスプレイされたウェブページは第1のウェブページであり、識別子はウィッシュリスト識別子であり得る。このとき、識別子は、ウェブページの上にアイコン形式で表示されても良く、ブックマーク又はツールバーの形式で表示されても良い。
【0034】
例えば、識別子選択認識部210は、第1のデバイス130又はウェブサーバから受信した要請に基づき、第1のデバイス130の第1のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。他の例として、識別子選択認識部210は、第1のチャットメッセージが第2のデバイス140に提供された後、第1のデバイス130の第2のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。このとき、第1のウェブページ及び第2のウェブページは、「アマゾン」サイト内において、「ザ・シークレット」のウェブページと「星の王子さま」のウェブページのように同サイト内で互いに異なる商品が位置した商品のウェブページを示し得る。あるいは、第1のウェブページ及び第2のウェブページは、「アマゾン」の第1のウェブページと「イーベイ」の第2のウェブページのように互いに異なるサイトのウェブページを示すこともあり得る。
【0035】
アカウント情報取得部220は、要請に基づいてウェブページの商品情報及び選択と関連したユーザのアカウント情報を取得する。このとき、ウェブページは第1のウェブページであり、商品情報は第1の商品情報であり、商品情報又はアカウント情報は、第1のデバイス130又はウェブページに対応するブックマーク情報やツールバーに基づいて取得され得る。一例として、デバイス130においてウェブページを表示するウェブアプリケーション又はウェブアプリケーションに含まれた所定のソフトウェアは、ウェブページの識別子が選択されると、現在のウェブページに対するブックマーク情報を生成し、アカウント情報取得部220は、ウェブアプリケーション又はデバイス130からブックマーク情報を受信する。この場合、アカウント情報取得部220は、ブックマーク情報を通じて前記ウェブページの商品情報を取得することができる。例えば、アカウント情報取得部220は、ブックマーク情報に含まれたURL(Uniform Resource Locator)を通じて当該ウェブページにアクセスし、商品情報を抽出する。他の例として、アカウント情報取得部220は、商品情報を含むブックマーク情報から直接商品情報を抽出することもできる。このとき、ソフトウェアはツールバーソフトウェアであり得る。
【0036】
他の例として、デバイス130においてウェブページを表示するウェブアプリケーション又はウェブアプリケーションに含まれた所定のソフトウェア(例えば、ツールバーソフトウェア)は、ウェブページの識別子が選択されると、ツールバー機能によりウェブページの商品情報及びユーザアカウント情報のうち少なくとも1つ以上を取得し、アカウント情報取得部220は、ウェブアプリケーション又はデバイス130からウェブページの商品情報及びユーザアカウント情報のうち少なくとも1つ以上を受信する。
【0037】
ユーザのアカウント情報は、例えば、ID、電話番号、電子メールアドレスなどを含む。アカウント情報取得部220は、第1のデバイス130のユーザからユーザのアカウント情報の入力を受けると、認証番号を第2のデバイス140へ送信する。ユーザは、第2のデバイス140から受信した認証番号を第1のデバイス130に表示されたテキスト入力ウィンドウに入力し、アカウント情報取得部220は、第1のデバイス130から取得した認証番号を通じてユーザのアカウント情報が有効であるか否かを確認することができる。このとき、第1のデバイス130及び第2のデバイス140のユーザは、同一のユーザであり得る。
【0038】
また、アカウント情報取得部220は、取得したユーザのアカウント情報に基づいて商品情報をユーザのウィッシュリストに追加する。例えば、ユーザがオンライン書店の『ザ・シークレット』のウェブページ上に表示された識別子であるウィッシュリストのアイコンを選択した場合、アカウント情報取得部220は、取得したユーザのアカウント情報に基づき、ウェブページで選択された『ザ・シークレット』と関連した商品情報をユーザのウィッシュリストに追加する。
【0039】
チャットセッション活性化部230は、ユーザのアカウント情報に基づき、サーバのアカウントとユーザのアカウントとの間でチャットセッションを活性化する。このとき、チャットセッション活性化部230は、ウェブページを提供するサーバのアカウント及びユーザのアカウント情報を含むチャットセッション活性化要請をチャットサーバ120へ送信することによって、チャットセッションを活性化することができる。
【0040】
チャットメッセージ生成部240は、商品情報に対応するチャットメッセージを生成する。チャットメッセージ生成部240は、例えば、『カカオカートに[ザ・シークレット−アマゾン]が追加されました。』のような第1のチャットメッセージを生成する。また、チャットメッセージ生成部240は、第1のチャットメッセージが第2のデバイス140に提供された後、第1のデバイス130の第2のウェブページ上に表示された識別子に対する選択が認識された場合、第2のウェブページの第2の商品情報に対応する第2のチャットメッセージを生成する。チャットメッセージ生成部240は、例えば、『カカオカートに[香水−アマゾン]が追加されました。』のような第2のチャットメッセージを生成する。
【0041】
また、チャットメッセージ生成部240は、第1のデバイス130から入力されたテキストを含むチャットメッセージを生成する。例えば、第1のデバイス130から『本当に読みたかった本です。』のような商品に関するテキストを受信した場合、チャットメッセージ生成部240は、受信したテキストを含むチャットメッセージを生成する。
【0042】
また、チャットメッセージ生成部240は、チャットメッセージ提供部250からチャットメッセージを第2のデバイス140に提供した後、商品情報に関する決済要請が受信されると、決済と関連したチャットメッセージを生成する。例えば、チャットメッセージ生成部240は、『決済が正常に処理されました。』のような決済と関連したチャットメッセージを生成する。このとき、決済と関連したチャットメッセージは、決済手段情報及びユーザの氏名、電話番号、電子メールアドレスなどを含む注文顧客情報などを含み得る。
【0043】
チャットメッセージ提供部250は、チャットセッションを通じてチャットメッセージをデバイスに提供する。このとき、デバイスは第2のデバイス140であり、チャットメッセージ提供部250は、チャットメッセージを第2のデバイス140のチャットアプリケーションに提供する。例えば、チャットメッセージ提供部250は、提供したチャットメッセージが第2のデバイス140により選択される場合、ウィッシュリストに関する情報を第2のデバイス140に提供する。このとき、ウィッシュリストに関する情報は、ユーザのウィッシュリストに関する情報及びユーザの友達のウィッシュリストに関する情報を含み、ユーザ又はユーザの友達の要請に対応してユーザの友達のデバイスに提供されることもあり得る。
【0044】
また、チャットメッセージ提供部250は、第1のチャットメッセージを第2のデバイス140に提供した後、識別子選択認識部210において第1のデバイス130の第2のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識した場合、第2のウェブページの第2の商品情報に対応する第2のチャットメッセージを第2のデバイス140に提供する。
【0045】
また、チャットメッセージ提供部250は、チャットメッセージを第2のデバイス140に提供した後、チャットメッセージ生成部240で生成した決済と関連したチャットメッセージを第2のデバイス140へ送信する。
【0046】
図3a及び
図3bは、本発明の一実施例に係るチャットシステムにおいて、ウェブページの商品情報に対応するチャットメッセージを生成及び受信する過程を説明するためのフローチャートである。
図3a及び
図3bを参照すると、第1のデバイス130は、ユーザからウェブページ上に表示された識別子に対する選択の入力を受信し(S310)、当該識別子をウィッシュリストサーバ110へ送信する(S311)。ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130のウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する(S312)。このとき、ウィッシュリストサーバ110は、ウェブページ商品情報及び選択と関連したユーザアカウント情報を取得し(S313)、商品情報をユーザアカウント情報と連動されたウィッシュリストに追加する(S314)。ウィッシュリストサーバ110は、チャットセッション活性化をチャットサーバ120に要請する(S315)。チャットサーバ120は、ウィッシュリストサーバ110のアカウントとユーザのアカウントとの間でチャットセッションを活性化する(S316)。ウィッシュリストサーバ110は、チャットメッセージを生成し(S317)、活性化されたチャットセッションを通じてチャットメッセージをチャットサーバ120に提供する(S318)。チャットサーバ120は、チャットメッセージを第2のデバイス140に伝達し(S319)、第2のデバイス140は、チャットメッセージをディスプレイに表示する(S320)。第2のデバイス140がユーザからチャットメッセージに対する選択の入力を受信すると(S321)、第2のデバイス140は、当該チャットメッセージと関連したウィッシュリストに関する情報をチャットサーバ120に要請する(S322)。チャットサーバ120は、ウィッシュリストに関する情報の要請をウィッシュリストサーバ110に伝達し(S323)、ウィッシュリストサーバ110は、ウィッシュリストに関する情報をチャットサーバ120へ送信する(S324)。チャットサーバ120は、ウィッシュリストに関する情報を第2のデバイス140に伝達する(S325)。第2のデバイス140は、ウィッシュリストに関する情報をディスプレイに表示し(S326)、ユーザから商品情報に関する決済要請の入力を受信する(S327)。第2のデバイス140は、商品情報に関する決済をチャットサーバ120に要請し(S328)、チャットサーバ120は、商品情報に関する決済要請をウィッシュリストサーバ110に伝達する(S329)。ウィッシュリストサーバ110は、決済と関連したチャットメッセージを生成し(S330)、決済と関連したチャットメッセージをチャットサーバ120へ送信する(S331)。チャットサーバ120は、決済と関連したチャットメッセージを第2のデバイス140に伝達し(S332)、第2のデバイス140は、決済と関連したチャットメッセージをディスプレイに表示する(S333)。
【0047】
上述した説明において、ステップS310乃至S333は、本発明の具現例により、追加のステップにさらに分割されるか、より少ないステップに組み合わせられ得る。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の順序が変更されても良い。
【0048】
図4a乃至
図4eは、本発明の一実施例に係るウィッシュリストサーバにおいて、チャットメッセージを生成する過程を説明するための図である。
【0049】
図4aは、第1のデバイス130のユーザがウェブページ上に表示された識別子を選択する過程を説明するための図である。
図4aを参照すると、第1のデバイス130のユーザが「アマゾン」ウェブサイトで「ザ・シークレット(secret)」という商品をウィッシュリストに追加しようとする場合、第1のデバイス130のユーザは、当該ウェブページに表示されたウィッシュリスト識別子410を選択することによって当該商品をウィッシュリストに追加することができる。このとき、ウィッシュリスト識別子410は、アイコンの形態で当該ウェブページ上に「カートに入れる」、「直ぐに購入」、「お気に入りに追加」と共に表示され得る。
【0050】
図4bは、ウェブページのユーザのアカウント情報を取得する過程を説明するための図である。
図4bを参照すると、第1のデバイス130のユーザがウェブページ上に表示された識別子を選択すると、ウィッシュリストサーバ110は、ユーザのアカウント情報を第1のデバイス130に要請する。このとき、ウィッシュリストサーバ110は、ユーザのアカウント情報を取得するために、ユーザのID、電話番号、電子メールアドレスなどを第1のデバイス130に要請する。
【0051】
第1のデバイス130は、ユーザのID又はユーザの電話番号の入力を受けるために、ユーザ認証ポップアップ420をディスプレイに表示する。ユーザ認証ポップアップ420は、ユーザのID又は電話番号が入力できる入力ウィンドウ421と、認証番号を第2のデバイス140へ送信させる認証番号要請ボタン422を含み得る。例えば、第1のデバイス130のユーザが「アマゾン」の「ザ・シークレット」というウェブページで当該商品をウィッシュリストに追加した場合、第1のデバイス130は、ディスプレイにユーザ認証ポップアップ420を表示し、ユーザからID又は電話番号の入力を受ける。このとき、第1のデバイス130のユーザは、テキスト入力ウィンドウ421にユーザのIDである『Tom』を入力し、認証番号要請ボタン422をクリックする。
【0052】
図4cは、ユーザアカウント情報に基づき、ウィッシュリストサーバ110のアカウントとユーザのアカウントとの間でチャットセッションを活性化する過程を説明するための図である。
図4cを参照すると、ウィッシュリストサーバ110は、ユーザのアカウント情報を確認して、チャットセッションを活性化するために、第2のデバイス140には認証番号を送信し、第1のデバイス130には第2のデバイス140へ送信された認証番号の入力を要請する。
【0053】
例えば、ウィッシュリストサーバ110が第2のデバイス140へ認証番号を送信した場合、第2のデバイス140は、ウィッシュリストチャットウィンドウ430を生成し、『カカオカートの認証番号[7879]』のような認証番号を含むチャットメッセージ431をディスプレイに表示する。このとき、第1のデバイス130は、ウィッシュリストサーバ110から認証番号入力要請信号を受信し、『カカオカート認証』のような認証番号ポップアップウィンドウ440をディスプレイに表示する。認証番号ポップアップウィンドウ440は、『カカオカートの認証番号を入力して下さい。』というメッセージと共に認証番号入力ウィンドウ441、認証ボタン442、及び再送信ボタン443を含み得る。例えば、第2のデバイス140で受信した認証番号が「7879」である場合、第1のデバイス130のユーザは、認証番号ポップアップウィンドウ440の認証番号入力ウィンドウ441に「7879」という認証番号を入力し、「カカオカート認証」のような認証ボタン442をクリックする。他の例として、第1のデバイス130のユーザは、第2のデバイス140がウィッシュリストサーバ110から認証番号を受信できなかった場合、あるいは認証番号の送信速度が遅い場合に、再送信ボタン443をクリックすることで認証番号の送信をウィッシュリストサーバ110へ再要請することができる。
【0054】
図4dは、第1のデバイスのユーザが商品に関するメッセージを入力する過程を説明するための図である。
図4dを参照すると、第1のデバイス130は、ウェブページに表示された商品に関するテキストを入力する。このとき、第1のデバイス130は、テキストポップアップウィンドウ450をディスプレイに表示する。テキストポップアップウィンドウ450は、『商品について簡単なメッセージを入力して下さい。』のようなメッセージと共に、テキスト入力ウィンドウ451及び入力ボタン452を含み得る。例えば、第1のデバイス130のユーザは、テキスト入力ウィンドウ451に『本当に読みたかった本です。』のようなテキストを入力してから入力ボタン452をクリックすると、第1のデバイス130は、入力されたテキストをウィッシュリストサーバ110へ送信する。ウィッシュリストサーバ110は、当該テキストを第1のデバイス130から受信し、チャットメッセージに含ませる。
【0055】
図4eは、ウィッシュリストサーバ110が第1のデバイスで選択された商品をウィッシュリストに追加する過程を説明するための図である。
図4eを参照すると、第1のデバイス130で入力されたテキストのウィッシュリストサーバ110への送信が完了すると、第1のデバイス130は、ウィッシュリスト通知ウィンドウ460をディスプレイに表示する。このとき、ウィッシュリスト通知ウィンドウ460は、『完了しました。追加した商品はカカオトークのホーム−カカオカートで確認することができます。』のような通知メッセージ461を含み得る。
【0056】
また、第1のデバイス130で入力されたテキストのウィッシュリストサーバ110への送信が完了すると、ウィッシュリストサーバ110は、第1のデバイス130で選択された商品がウィッシュリストに追加されたことを知らせるチャットメッセージ471を第2のデバイス130へ送信する。例えば、第2のデバイス140は、ウィッシュリストサーバ110から『カカオカートに[ザ・シークレット(secret)−アマゾン]が追加されました。』のようなチャットメッセージ471を 受信し, チャットメッセージ471を生成されたチャットウィンドウ470に 表示する。
【0057】
図5は、本発明の一実施例に係るデバイスの構成図である。
図5を参照すると、デバイスは第2のデバイス140であり、第2のデバイス140は、チャットメッセージ受信部510と、チャット領域表示部520と、ユーザ入力受信部530と、ウィッシュリスト領域表示部540とを含む。
【0058】
チャットメッセージ受信部510は、外部デバイスのウェブページ上に表示された識別子が選択される場合、ウェブページの商品情報に対応するチャットメッセージを受信する。チャットメッセージは、ウィッシュリストサーバ110によって生成され、チャットサーバ120を通じてウィッシュリストサーバ110から第2のデバイス140に伝達されたものであり得る。このとき、外部デバイスは第1のデバイス130であり、ウェブページは第1のウェブページであり、商品情報は第1の商品情報であり、チャットメッセージは第1のチャットメッセージであり得る。例えば、チャットメッセージ受信部510は、「アマゾン(amazon)」のウェブページから「ザ・シークレット(secret)」という商品情報を含むチャットメッセージをウィッシュリストサーバ110から受信する。
【0059】
また、チャットメッセージ受信部510は、外部デバイスの第2のウェブページ上に表示された識別子が選択される場合、第2のウェブページの第2の商品情報に対応する第2のチャットメッセージを受信する。例えば、チャットメッセージ受信部510は、「イーベイ」のウェブページと「香水」という商品情報を含むチャットメッセージをウィッシュリストサーバ110から受信する。
【0060】
チャット領域表示部520は、受信したチャットメッセージをチャット領域に表示する。このとき、チャット領域は、ウィッシュリストサーバ110のアカウントと関連して生成されたものであり得る。例えば、チャット領域表示部520は、『カカオカートに[ザ・シークレット−アマゾン]が追加されました。』のような第1のチャットメッセージを表示する。他の例として、チャット領域表示部520は、第1のデバイス130で入力したテキストである『本当に読みたかったのに、やっと出た!』のようなテキストを含む第1のチャットメッセージを表示する。
【0061】
また、チャット領域表示部520は、第2のチャットメッセージをチャット領域に表示する。例えば、チャット領域表示部520は、『カカオカートに[香水−イーベイ]が追加されました。』のような第2のチャットメッセージをチャット領域に表示する。このとき、チャット領域表示部520は、第1のチャットメッセージと第2のチャットメッセージとを共に表示することもできる。
【0062】
ユーザ入力受信部530は、チャットメッセージに関するユーザの入力を受信する。例えば、チャット領域表示部520において、チャットメッセージの下段に『確認する』又は『詳細情報を見る』のように特定テキストが表示されると、ユーザ入力受信部530は、ユーザから特定テキストに対する所定のタッチ(touch)入力を受信する。このとき、特定テキストは、URLが連動されたテキストであり得る。
【0063】
ウィッシュリスト領域表示部540は、ユーザの入力に対応して商品情報を含むウィッシュリストをウィッシュリスト領域に表示する。このとき、ユーザ入力受信部530がユーザから特定テキストに対する入力を受信すると、ウィッシュリスト領域表示部540は、特定テキストと連動したウィッシュリスト領域を表示する。例えば、ウィッシュリスト領域表示部540は、第1のチャットメッセージと関連した商品情報及び第2のチャットメッセージと関連した商品情報を含むウィッシュリストを表示する。このとき、商品情報は、商品名、商品のイメージ、商品の価格、商品の販売先などを含み得る。ウィッシュリスト領域表示部540は、第1のチャットメッセージと関連した商品名である「ザ・シークレット(secret)」、商品のイメージである「ザ・シークレットの表紙」、商品の価格である「$12」、商品の販売先である「アマゾン」などを表示する。また、ウィッシュリスト領域表示部540は、第2のチャットメッセージと関連した商品名である「香水」、商品のイメージである「香水のイメージ」、商品の価格である「79,900ウォン」、商品の販売先である「イーベイ」などを表示する。
【0064】
図6a乃至
図6gは、本発明の一実施例に係るデバイスにおいて、チャットメッセージを受信してウィッシュリストを表示及び決済する過程を説明するための図である。
【0065】
図6aは、第2のデバイス140で生成したチャットウィンドウ600を示す図である。第2のデバイス140は、ウィッシュリストサーバ110から受信した認証番号メッセージ601及び第1のチャットメッセージ602をディスプレイに表示する。このとき、第2のデバイス140は、第1のチャットメッセージの下段に『確認する』のようなURLが連動された特定テキスト603を表示する。第2のデバイス140のユーザが特定テキスト603をタッチすると、第2のデバイス140は、連動されたURLを通じてウィッシュリストページをディスプレイに表示する。
【0066】
図6bは、第2のデバイス140で表示されたウィッシュリストページを示す図である。
図6bを参照すると、第2のデバイス140は、ウィッシュリストページを通じてユーザのウィッシュリスト610及びユーザの友達のウィッシュリスト611をディスプレイに表示する。ウィッシュリストページは、ユーザのウィッシュリスト610を『マイカート』にて表示し、友達のウィッシュリスト611は友達のID又はニックネームにて表示する。このとき、ウィッシュリストページは、ユーザ又は友達のウィッシュリストに追加された商品の個数を共に表示する。例えば、第2のデバイス140におけるユーザのウィッシュリストは『マイカート』に表示され、ウィッシュリストに追加された商品は『1個』と表示される。このとき、第2のデバイス140は、友達のID又はニックネームを「Alice」、「Sara」、「Nick」、「Jullie」、「Kim」などとウィッシュリストページに表示し、それぞれのウィッシュリストに追加された商品を「Alice」のウィッシュリストに「2個」、「Sara」のウィッシュリストに「3個」、「Nick」のウィッシュリストに「2個」、「Jullie」のウィッシュリストに「9個」、「Kim」のウィッシュリストに「2個」のように共に表示する。
【0067】
図6cは、第2のデバイス140において、ユーザのウィッシュリスト目録をディスプレイに表示した図である。
図6cを参照すると、第2のデバイス140がユーザからユーザのウィッシュリストに対する選択を受信した場合、第2のデバイス140は、ウィッシュリスト目録をディスプレイに表示する。このとき、ウィッシュリスト目録は、それぞれの商品に対するイメージ、商品名、販売先、価格などを含み得る。例えば、第2のデバイス140がユーザインターフェースを通じてウィッシュリストページに表示された「マイカート620」に対する選択を受信した場合、第2のデバイス140は、「マイカート620」に入れられたウィッシュリスト目録を表示する。このとき、「マイカート620」に入れられた商品が「1個」の場合、当該商品に関する情報621である『表紙』、『ザ・シークレット(secret)』、『アマゾン(amazon)』、『$23.95$11.99』をディスプレイに表示する。
【0068】
図6dは、ウィッシュリストに追加された商品と関連したページを表示した図である。
図6dを参照すると、第2のデバイス140がユーザインターフェースからウィッシュリストに追加された商品に対する選択の入力を受けると、第2のデバイス140は、当該商品と関連したページ630をディスプレイに表示する。商品と関連したページ630は、商品のイメージ、商品名、販売先、価格、商品に関するメッセージ631、商品の公開設定有無632、直ぐに購入ボタン633、削除ボタン634などを含み得る。このとき、商品と関連したページ630に含まれた商品のイメージ、商品名、販売先、価格に関する情報は、
図6cのウィッシュリスト目録の説明と同一であるので、省略することとする。
【0069】
商品に関するメッセージ631は、第1のデバイス130のウェブページにおいてユーザから入力を受けた商品に関するメッセージであり、『本当に読みたかった本です。』のように表示される。
【0070】
商品の公開設定有無632は、ユーザインターフェースから「友達設定」ボタンへの入力を受けた場合、ウィッシュリストに追加された商品を友達に公開するか、あるいは非公開にするかを設定する。例えば、第2のデバイス140のユーザがウィッシュリストに追加された商品を非公開に設定することによって、ウィッシュリストに入れられた商品を本人にのみ表示されるようにすることができる。また、第2のデバイス140のユーザがウィッシュリストに追加された商品を公開に設定することによって、ウィッシュリストに入れられた商品を本人及び友達に表示されるようにすることができる。ここで、ユーザがウィッシュリストに追加された商品を公開に設定する場合、ユーザは、友達全体にウィッシュリストに追加された商品を公開することができ、選択した友達にのみウィッシュリストに追加された商品を公開することもできる。
【0071】
直ぐに購入ボタン633は、ウィッシュリストに追加された商品をユーザが直ぐに購入できるよう、注文書作成及び決済ステップをユーザに提供する。
【0072】
削除ボタン634は、ウィッシュリストから当該商品が削除されるようにする。このとき、ウィッシュリストから商品が削除されると、ウィッシュリストページは、これをアップデートし、ウィッシュリストを表示する。
【0073】
図6eは、注文書作成ページを表示した図である。
図6eを参照すると、第2のデバイス140がユーザインターフェースから「直ぐに購入」ボタン633への入力を受けた場合、第2のデバイス140は、注文書作成ページ640をディスプレイに表示する。このとき、注文書作成ページ640は、注文顧客情報641と、決済手段642と、決済ボタン643と、を含み得る。注文顧客情報641は、例えば、氏名、一般電話番号、携帯電話番号、電子メールアドレスなどを含む。決済手段642は、例えば、クレジットカード、無通帳入金、モバイル決済、アプリケーションを利用した決済などを含む。第2のデバイス140は、注文顧客情報641及び決済手段642に関する作成が全て完了すると、ユーザから決済ボタン643への入力を受けることによって、当該商品に対する決済を進行させることができる。
【0074】
図6fは、決済ページを表示した図である。
図6fを参照すると、第2のデバイス140のユーザが注文書作成ページでクレジットカード決済を選択した場合、第2のデバイス140は、クレジットカード番号を入力できる決済ページ650をディスプレイに表示する。このとき、第2のデバイス140のユーザがクレジットカード番号入力欄651にクレジットカード番号を記入し、分割払い又は一括払いの要否を選択した後、確認ボタン652を選択すると、第2のデバイス140は、決済完了ページをディスプレイに表示する。
【0075】
図6gは、決済完了ページを示す図である。
図6gを参照すると、決済が完了した場合、第2のデバイス140は、『決済が正常に処理されました。』のような決済完了ページ660をディスプレイに表示する。ここで、決済が完了できなかった場合、第2のデバイス140は、前のステップである注文書作成ページ640又は決済ページ650へ移動してディスプレイに表示する。
【0076】
図7a乃至
図7cは、本発明の一実施例に係るユーザの友達のデバイスにウィッシュリストに関する情報を提供する過程を説明するための図である。
【0077】
図7aは、第2のデバイス140において商品の詳細情報を表示した図である。
図7aを参照すると、第2のデバイス140は、ユーザインターフェースを通じて友達設定ボタン710に対する選択の入力を受信する。ユーザは、友達設定ボタン710を通じてウィッシュリストに入れられた商品に対する公開有無設定を設定することができる。例えば、ウィッシュリストに入れられた商品が非公開に設定された場合、第2のデバイス140は、『カートが非公開に設定されています。』のようなメッセージをディスプレイに表示し、ウィッシュリストに入れられた商品が公開に設定された場合、第2のデバイス140は、『カートが公開に設定されています。』のようなメッセージをディスプレイに表示する。
【0078】
図7bは、ウィッシュリストに入れられた商品に対する公開設定ページを示す図である。
図7bを参照すると、公開設定ページは、第1の画面にウィッシュリストに入れられた商品720を表示し、第2の画面に第2のデバイス140の友達リスト730を表示する。例えば、第2のデバイス140のユーザの友達リスト730に「Alice」731、「Sara」732、「Nick」733、「Jullie」734の総4名の友達が含まれている場合、ユーザは、友達リストに含まれた友達のうち一部を選択し、選択された友達にのみウィッシュリストに入れられた商品を公開することができる。このとき、第2のデバイス140のユーザは、友達リストのうち「Alice」731、「Nick」733を選択すると、第2のデバイス140は、「Alice」731、「Nick」733にのみウィッシュリストに入れられた商品を公開し、第1の画面720に『この商品を公開する友達(公開2名)』とメッセージを表示する。
【0079】
図7cは、友達の公開設定有無が適用された商品の詳細情報ページを示す図である。
図7a及び7cを参照すると、
図7aでは友達公開設定有無が非公開に適用されたので、第2のデバイス140が『カートが非公開に設定されています。』のようなメッセージを表示したが、
図7cでは友達公開設定有無が公開に適用されたので、第2のデバイス140は、『Aliceの外1名に公開』のようにメッセージ740を変更して表示する。
【0080】
図8a乃至
図8hは、本発明の一実施例に係るユーザがチャットメッセージを通じてユーザの友達にウィッシュリストに含まれた商品をプレゼントする過程を説明するための図である。
【0081】
図8aは、ウィッシュリストページを示す図である。
図8aを参照すると、第2のデバイス140は、ウィッシュリストページを通じてユーザのウィッシュリスト810とユーザの友達のウィッシュリスト811とを共にディスプレイに表示する。このとき、ウィッシュリストは、追加された商品の個数を共に表示することができる。
【0082】
図8bは、友達のウィッシュリストを示す図である。
図8bを参照すると、第2のデバイス140のユーザが友達のウィッシュリストを選択した場合、第2のデバイス140は、当該友達のウィッシュリストに入れられた商品をディスプレイに表示する。例えば、第2のデバイス140のユーザが友達である「Alice」のウィッシュリストを選択した場合、第2のデバイス140は、「Alice」のウィッシュリストページ820をディスプレイに表示する。ここで、「Alice」のウィッシュリストに「2個」の商品が追加された場合、第2のデバイス140は、第1の商品である「アナスイ香水」821及び第2の商品である「バラ100本」822を共にディスプレイし、それぞれの商品のイメージ、商品名、販売先及び価格を共に表示することができる。
【0083】
図8cは、第2のデバイス140のユーザが友達のウィッシュリストから特定商品を選択した画面を示す図である。
図8b及び
図8cを参照すると、第2のデバイス140のユーザが「Alice」のウィッシュリストのうち第1の商品である「アナスイ香水」821を選択した場合、第2のデバイス140は、選択された「アナスイ香水」821に対する商品の詳細情報830をディスプレイに表示する。例えば、第2のデバイス140は、「アナスイ香水」821に対する商品の詳細情報830を表示するために商品のイメージ、商品名、販売先、価格を表示する。また、第2のデバイス140は、『Good!!Good!!』のように友達「Alice」が「アナスイ香水」に関して残した商品メッセージ831を共に表示することができる。このとき、第2のデバイス140のユーザは、「プレゼントする」ボタン832を通じて友達「Alice」に「アナスイ香水」をプレゼントすることができる。
【0084】
図8dは、プレゼントメッセージ画面を示す図である。
図8c及び
図8dを参照すると、
図8cで第2のデバイス140のユーザが「アナスイ香水」821に対して「プレゼントする」ボタン832を選択した場合、第2のデバイス140は、当該商品に対するプレゼントメッセージ入力ページをディスプレイに表示する。このとき、プレゼントメッセージ入力ページは、例えば、『Aliceにメッセージを残して下さい。』のようなメッセージと共にプレゼントメッセージ入力ウィンドウ840を表示する。第2のデバイス140のユーザは、プレゼントメッセージ入力ウィンドウ840を通じて『お誕生日おめでとう!』のようなプレゼントメッセージを残し、第2のデバイス140のユーザが「確認」ボタン841を選択することによって、「アナスイ香水」に対するプレゼントメッセージを友達のデバイス(未図示)へ送信することができる。
【0085】
図8e乃至
図8gは、商品をプレゼントするための決済過程を説明するための図である。
図8d乃至
図8gを参照すると、
図8dで第2のデバイス140が「アナスイ香水」821に対してプレゼントメッセージを入力した場合、第2のデバイス140は、当該商品に対する決済ページをユーザに提供する。このとき、第2のデバイス140は、商品の決済のための販売先のウェブ又はモバイルページ850をウェブサーバに要請する。第2のデバイス140で商品の決済のためのウェブ又はモバイルページ850を受信した場合、第2のデバイス140は、ユーザから注文書作成ページ860をディスプレイに表示する。注文書作成ページ860及び決済ページ870に関する説明は、上述したユーザのウィッシュリストでの商品に対する注文書作成ページ860及び決済ページ870に関する説明と同一であるので、省略することとする。
【0086】
図8hは、決済完了に関するチャットメッセージを表示した図である。
図8hを参照すると、第2のデバイス140が友達「Alice」にプレゼントした「アナスイ香水」821に対する決済が完了すると、第2のデバイス140は、ウィッシュリストサーバ110又はウェブサーバから『Aliceに[アナスイ香水 Amazon]をプレゼントしました。』のようなチャットメッセージ(880)を受信し、ディスプレイに表示する。
【0087】
図9は、本発明の一実施例に係るサーバにおいて、チャットメッセージ生成方法を示すフローチャートである。
図9に示された実施例に係るウィッシュリストサーバ110によって行われるチャットメッセージ生成方法は、
図1に示された実施例に係るチャットシステム1において時系列に処理されるステップを含む。従って、以下、省略された内容であるとしても、
図1に示された実施例に係るチャットシステム1に関して既に記述された内容は、
図9に示された実施例に係るウィッシュリストサーバ110によって行われるチャットメッセージ生成方法においても適用される。
【0088】
図9を参照すると、ステップS910において、サーバにおいて、デバイス又はウェブサーバから受信した要請に基づき、デバイスのウェブページ上に表示された識別子に対する選択を認識する。ステップS920において、要請に基づいてウェブページの商品情報及び選択と関連したユーザのアカウント情報を取得する。ステップS930において、アカウント情報に基づき、サーバのアカウントとユーザのアカウントとの間でチャットセッションを活性化する。ステップS940において、商品情報に対応するチャットメッセージを生成する。ステップS950において、チャットセッションを通じてチャットメッセージをデバイスに提供する。
【0089】
図9には示されていないが、ユーザのアカウント情報を取得するステップの後に、アカウント情報に基づいて商品情報をユーザのウィッシュリストに追加するステップをさらに含み得る。
【0090】
図9には示されていないが、チャットメッセージをデバイスに提供するステップの後に、提供したチャットメッセージがデバイスによって選択される場合、ウィッシュリストに関する情報をデバイスに提供するステップをさらに含み得る。
【0091】
図9には示されていないが、第1のチャットメッセージをデバイスに提供するステップの後に、デバイスの第2のウェブページ上に表示された識別子に対する選択が認識される場合、第2のウェブページの第2の商品情報に対応する第2のチャットメッセージをデバイスに提供するステップをさらに含み得る。
【0092】
図9には示されていないが、チャットメッセージをデバイスに提供するステップの後に、商品情報に関する決済要請が受信されると、決済と関連したチャットメッセージを生成するステップ及び決済と関連したチャットメッセージをデバイスへ送信するステップをさらに含み得る。
【0093】
上述した説明において、ステップS910乃至S950は、本発明の具現例によって、追加のステップにさらに分割されたり、より少ないステップに組み合わせられ得る。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の手順が変更されても良い。
【0094】
図9を通じて説明されたチャットメッセージ生成方法は、コンピュータにより実行されるプログラムモジュールのようなコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可溶媒体であっても良く、揮発性及び非揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ保存媒体及び通信媒体を全て含み得る。コンピュータ保存媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又はその他のデータのような情報保存のための任意の方法又は技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波のような変調されたデータ信号のその他のデータ、又はその他の転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0095】
上述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で容易に変形可能であるということを理解できるはずである。
【0096】
それゆえ、上記した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は分散して実施されることもでき、同様に、分散したものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されることができる。