特許第6427096号(P6427096)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6427096新規なアルファ2アドレナリン受容体アゴニスト
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6427096
(24)【登録日】2018年11月2日
(45)【発行日】2018年11月21日
(54)【発明の名称】新規なアルファ2アドレナリン受容体アゴニスト
(51)【国際特許分類】
   C07D 405/04 20060101AFI20181112BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/20 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/36 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/34 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/30 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/32 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 15/00 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 9/12 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/14 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 21/00 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/22 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20181112BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20181112BHJP
   A61K 31/4178 20060101ALI20181112BHJP
   C07D 405/14 20060101ALI20181112BHJP
   C07D 409/04 20060101ALI20181112BHJP
【FI】
   C07D405/04CSP
   A61P25/18
   A61P25/20
   A61P25/36
   A61P25/34
   A61P25/30
   A61P25/32
   A61P15/00
   A61P9/12
   A61P25/14
   A61P21/00
   A61P25/22
   A61P25/04
   A61P43/00 111
   A61K31/4178
   C07D405/14
   C07D409/04
【請求項の数】16
【全頁数】61
(21)【出願番号】特願2015-503903(P2015-503903)
(86)(22)【出願日】2013年3月28日
(65)【公表番号】特表2015-512438(P2015-512438A)
(43)【公表日】2015年4月27日
(86)【国際出願番号】FI2013000013
(87)【国際公開番号】WO2013150173
(87)【国際公開日】20131010
【審査請求日】2016年2月3日
(31)【優先権主張番号】61/619,109
(32)【優先日】2012年4月2日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】300046083
【氏名又は名称】オリオン コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110001896
【氏名又は名称】特許業務法人朝日奈特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】コスケライネン、ツーラ
(72)【発明者】
【氏名】リンナネン、テロ
(72)【発明者】
【氏名】ミンキレ、アンナ
(72)【発明者】
【氏名】メケレ、ミッコ
(72)【発明者】
【氏名】ポーヤカッリオ、アンチ
【審査官】 村守 宏文
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2008/009141(WO,A1)
【文献】 米国特許第03438995(US,A)
【文献】 特表2009−524618(JP,A)
【文献】 特開昭61−007245(JP,A)
【文献】 Europena Journal of Medicinal Chemistry,1991年,vol.26 no.2,pp.207-213
【文献】 Journal of Medicinal Chemistry,1997年,vol.40 no.19,pp.3014-3024
【文献】 Journal of Pharmacology and Experimental Therapueutics,1995年,vol.274 no.1,pp.97-103
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61K
A61P
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】
式中、
XはOまたはS;
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、ハロ(C1−C6)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−、(R62N−(C1−C6)アルキル、(R62N−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(O=S=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(O=S=O)−、(R6)N=N−、(R62N−O−、(R6)O−N(R6)−、(C1−C6)アルキル−S−、(C2−C6)アルケニル−S−(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−、ハロ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−ハロ(C1−C6)アルキル、R6−(O=S)−、(R62N−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、フェニル−N(R6)−、ヘテロアリール−N(R6)−、またはヘテロアリール(C1−C6)アルキル;
2は、H、ヒドロキシ、オキソ、フルオロ、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、ハロ(C1−C6)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−、(R62N−(C1−C6)アルキル、(R62N−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(O=S=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(O=S=O)−、(R6)N=N−、(R62N−O−、(1−C6)アルキル−S−、(C2−C6)アルケニル−S−(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−、ハロ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−ハロ(C1−C6)アルキル、R6−(O=S)−、(R62N−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、フェニル−N(R6)−、ヘテロアリール−N(R6)−、またはヘテロアリール(C1−C6)アルキル;
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、またはシクロ(C3−C6)アルキル;
4は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキル;
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、フェニル、またはヘテロアリール;および
6は、各存在ごとに独立して、H、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、または、R6とR6とがそれらが結合している原子と共に縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和もしくは不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
または、R1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
またはR2とR3とが、それらが結合している炭素環原子と共に、縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OまたはSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項2】
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C2)アルコキシ(C1−C2)アルキル、ヒドロキシ(C1−C2)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルコキシ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ−ハロ(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ−ハロ(C1−C2)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C3)アルキル−(C=O)−、(C1−C3)アルコキシ−(C=O)−、ハロ(C1−C3)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C3)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−(C1−C2)アルキル、(R62N−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−S−、R6−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、またはヘテロアリール(C1−C2)アルキル;
2は、H、ヒドロキシ、オキソ、フルオロ、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、またはシアノ;
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、またはシクロ(C3−C6)アルキル;
4は、H、フルオロ、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキル;
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、フェニル、またはヘテロアリール;および
6は、各存在ごとに独立して、H、(C1−C3)アルキル、またはR6とR6とがそれらが結合している原子と共に縮合5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合5、6または7員の飽和もしくは不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
または、R1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている請求項1記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項3】
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(R62N−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−S−、またはヘテロアリール;および/または
2は、H、または(C1−C6)アルキル;および/または
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、または(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル;および/または
4は、H、または(C1−C2)アルキル;および/または
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、または(C1−C6)アルコキシ;および/または
6は、H;および/または
1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合6または7員の飽和または不飽和炭素環を形成する請求項1または2記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項4】
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C3)アルキル、ハロ(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、ハロ(C1−C3)アルコキシ、またはヒドロキシ(C1−C3)アルキル;および/または
2は、Hまたは(C1−C2)アルキル;および/または
3は、H、(C1−C3)アルキル、またはハロ(C1−C3)アルキル;および/または
4は、Hまたはメチル;および/または
5は、H、ハロゲン、または(C1−C2)アルキル;および/または
1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合6または7員の飽和または不飽和炭素環を形成する請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項5】
1は、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ、またはハロ(C1−C2)アルコキシ;および/または
2はH;および/または
3は、Hまたは(C1−C2)アルキル;および/または
4はH;および/または
5はHである請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項6】
XがOである請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項7】
2−(5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボニトリル、
2−(5−アリルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ビニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール フマル酸塩、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−オール、
(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−イル)メタノール、
2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−クロロ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−(5−ヨードイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−4−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−シクロプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−イソプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−フルオロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−(3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3,5−ジエチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール硫酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−フルオロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(フラン−3−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(プロプ−1−イン−1−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボキサミド、
2−(3,7,8,9,10,10a−ヘキサヒドロ−1H−シクロヘプタ[de]イソクロメン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5,7−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(7−ブロモ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(7−メトキシ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−1−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5,7−ジブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(5−メトキシ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−メトキシ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチル−3−(メトキシメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−5−メチルイソクロマン−7−オール 臭化水素酸塩、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチルイソクロマン−5−オール 塩酸塩、
−(1,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(7−メトキシ−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
−(5−(メチルチオ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
−(5−(ジフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
−((3R)−5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
−(3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、または
2−(3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩である請求項1記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項8】
医薬としての使用のための請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項9】
アルファ2アゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療に使用するための請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項10】
アルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療に使用するための請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項11】
障害、症状または疾患が、せん妄、過活動型せん妄、不眠症、ADHD、ベンゾジアゼピンまたはアルコールまたはオピオイドまたはタバコの禁断症状、早漏、高血圧、頻脈、下肢静止不能症候群、筋痙直、ホットフラッシュ、不安、外傷後ストレス障害、疼痛、慢性骨盤痛症候群、がん性突出痛、または鎮静もしくは鎮痛が必要な症状である請求項10記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩。
【請求項12】
請求項1記載の化合物の少なくとも1つまたはそれらの薬学的に許容され得る塩を含む、アルファ2アゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療剤。
【請求項13】
請求項1記載の化合物の少なくとも1つまたはそれらの薬学的に許容され得る塩を含む、アルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療剤。
【請求項14】
障害、症状または疾患が、せん妄、過活動型せん妄、不眠症、ADHD、ベンゾジアゼピンまたはアルコールまたはオピオイドまたはタバコの禁断症状、早漏、高血圧、頻脈、下肢静止不能症候群、筋痙直、ホットフラッシュ、不安、外傷後ストレス障害、疼痛、慢性骨盤痛症候群、がん性突出痛、または鎮静もしくは鎮痛が必要な症状である請求項13記載の治療剤。
【請求項15】
少なくとも1つの請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物またはそれらの薬学的に許容され得る塩と、薬学的に許容され得る担体、希釈剤および/または賦形剤とを含む医薬組成物。
【請求項16】
組成物が、さらに少なくとも1つの他の活性成分を含む請求項15記載の医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬理学的に活性なイソクロマンおよびイソチオクロマン誘導体またはその薬学的に許容され得る塩およびエステル、ならびにそれらを含む医薬組成物およびアルファ2アドレナリン受容体アゴニスト、特にアルファ2Aアゴニストとしてのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
アルファ2−アドレナリン受容体(α2)は、ヒトにおいて広く分布するGタンパク質結合細胞膜受容体であり、それらは、ヒトにおいては3つのサブタイプ:アルファ2A、アルファ2Bおよびアルファ2Cにさらに分類される(非特許文献1)。アルファ2アドレナリン受容体は、非常に多様な生物学的機能を有し、これらの受容体に作用する化合物は、様々な疾患における魅力的なターゲットである(非特許文献2、非特許文献3)。実際、これまでに多くのアルファ2活性化合物が製造され(非特許文献4)、臨床適用について試験されてきた(非特許文献5)。例えば、部分アルファ2Aアゴニストクロニジンは、血圧降下剤として使用されており、非−アルファ2サブタイプ非選択的完全アゴニストのデクスメデトミジンは、集中治療室での鎮静薬として使用されている。
【0003】
特許文献1は、いくつかのイソクロマンおよびイソチオクロマン誘導体を開示しており、それらが加硫促進剤、抗酸化剤、防錆剤、中枢神経系(CNS)抑制剤および抗炎症剤として有用であることが示唆されている。特許文献2は、多様なCNS疾患などの種々の疾患の治療のためのTAARリガンドとして有用な多様なイミダゾール誘導体を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第3,438,995号明細書
【特許文献2】国際公開第2007/085558号
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】Bylund et al, Mol. Pharmacol., 1992, 42, 1-5
【非特許文献2】Goodman & Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 12th edition, 2011, chapter 12
【非特許文献3】Brede et al, Biol. Cell 2004, 96, 343-348
【非特許文献4】Gentili et al, Curr. Top Med. Chem., 2007, 7, 163-186
【非特許文献5】Crassous et al, Curr. Top Med. Chem., 2007, 7, 187-194
【発明の概要】
【0006】
本発明の目的は、アドレナリンアルファ−受容体、特にアルファ2A受容体にアゴニスト活性を示す新規な化合物を提供することである。これらの化合物は、せん妄(例えば過活動型せん妄)、不眠症、ADHD、ベンゾジアゼピン(またはアルコールまたはオピオイドまたはタバコ)禁断症状、早漏、高血圧、頻脈、下肢静止不能症候群、筋痙直、ホットフラッシュ、不安、外傷後ストレス障害、疼痛、慢性骨盤痛症候群、およびがん性突出痛などの障害、症状または疾患、ならびにアドレナリンアルファ2アゴニスト、とりわけアルファ2Aアゴニストで治療可能な他の疾患の治療のために使用され得る。したがって、本発明は、さらに哺乳類の治療における協調鎮静または鎮痛薬として使用される化合物を提供する。また、本発明の化合物を含む医薬組成物も提供される。
【0007】
本発明の化合物は、経口的に活性であり、脳に浸透する選択的アルファ2Aアゴニストである。それらは、改良されたアルファ2A活性および/または他のアルファ受容体に対するアルファ2A作動的選択性、および/または増強された能力、並びにインビトロでの肝臓の肝細胞における改善された代謝を有し、それらは全て、作用の中程度のインビボ持続時間を提供する。上述した医薬効果とは別に、本発明の化合物は、CYP相互作用が小さいためほとんど副作用を示さない。
【0008】
本発明の教示する上述のならびに他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲からより完全に理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、一般式(I)
【化1】
式中、
XはOまたはS;
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、ハロ(C1−C6)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−、(R62N−(C1−C6)アルキル、(R62N−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(O=S=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(O=S=O)−、(6)N=N−、(R62N−O−、(R6)O−N(R6)−、(C1−C6)アルキル−S−、(C2−C6)アルケニル−S−(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−、ハロ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−ハロ(C1−C6)アルキル、R6−(O=S)−、(R62N−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、フェニル−N(R6)−、ヘテロアリール−N(R6)−、またはヘテロアリール(C1−C6)アルキル;
2は、H、ヒドロキシ、オキソ、フルオロ、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、ハロ(C1−C6)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C6)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−、(R62N−(C1−C6)アルキル、(R62N−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(C=O)−、R6−(C=O)−N(R6)−(O=S=O)−、R6−(O=S=O)−N(R6)−(O=S=O)−、(6)N=N−、(R62N−O−、(1−C6)アルキル−S−、(C2−C6)アルケニル−S−(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−、ハロ(C1−C6)アルキル−S−(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル−S−ハロ(C1−C6)アルキル、R6−(O=S)−、(R62N−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、フェニル−N(R6)−、ヘテロアリール−N(R6)−、またはヘテロアリール(C1−C6)アルキル;
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、またはシクロ(C3−C6)アルキル;
4は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキル;
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、フェニル、またはヘテロアリール;および
6は、各存在ごとに独立して、H、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、または、R6とR6とがそれらが結合している原子と共に縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和もしくは不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
または、R1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
またはR2とR3とが、それらが結合している炭素環原子と共に、縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合4、5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、またはハロ(C1−C6)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
を有する新規なイソクロマンおよびイソチオクロマン誘導体、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはエステルに関する。
【0010】
式(I)の化合物の考えられるサブグループにおいては、
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(C1−C2)アルコキシ(C1−C2)アルキル、ヒドロキシ(C1−C2)アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルコキシ(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルコキシ−ハロ(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ−ハロ(C1−C2)アルコキシ、カルボキシ、(C1−C3)アルキル−(C=O)−、(C1−C3)アルコキシ−(C=O)−、ハロ(C1−C3)アルキル−(C=O)−、ハロ(C1−C3)アルコキシ−(C=O)−、(R62N−(C1−C2)アルキル、(R62N−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−S−、R6−(O=S)−、R6−(O=S=O)−、(R62N−(O=S=O)−、フェニル、フェニル−O−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−O−、またはヘテロアリール(C1−C2)アルキル;
2は、H、ヒドロキシ、オキソ、フルオロ、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、またはシアノ;
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、またはシクロ(C3−C6)アルキル;
4は、H、フルオロ、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキル;
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、フェニル、またはヘテロアリール;および
6は、各存在ごとに独立して、H、(C1−C3)アルキル、またはR6とR6とがそれらが結合している原子と共に縮合5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合5、6または7員の飽和もしくは不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている;
または、R1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合5、6または7員の飽和または不飽和炭素環、またはN、OおよびSから選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む縮合5、6または7員の飽和または不飽和複素環を形成し、該炭素環または複素環は置換されていないか、またはそれぞれ独立して、ヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C2)アルキル、またはハロ(C1−C2)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されている。
【0011】
式(I)の化合物のさらに考えられるサブグループにおいては、
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、シクロ(C3−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、シアノ、(R62N−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−S−、またはヘテロアリール;および/または
2は、H、または(C1−C6)アルキル;および/または
3は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、または(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル;および/または
4は、H、または(C1−C2)アルキル;および/または
5は、H、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C6)アルキル、または(C1−C6)アルコキシ;および/または
6は、H;および/または
1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合6または7員の飽和または不飽和炭素環を形成する;例えば
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C3)アルキル、ハロ(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、ハロ(C1−C3)アルコキシ、またはヒドロキシ(C1−C3)アルキル;および/または
2は、Hまたは(C1−C2)アルキル;および/または
3は、H、(C1−C3)アルキル、またはハロ(C1−C3)アルキル;および/または
4は、Hまたはメチル;および/または
5は、H、ハロゲン、または(C1−C2)アルキル;および/または
1とR2とがそれらが結合している炭素環原子と共に、縮合6または7員の飽和または不飽和炭素環を形成する;例えば
1は、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C3)アルキル、ハロ(C1−C3)アルキル、(C1−C3)アルコキシ、ハロ(C1−C3)アルコキシ、またはヒドロキシ(C1−C3)アルキル;および/または
2は、Hまたは(C1−C2)アルキル;および/または
3は、H、(C1−C3)アルキル、またはハロ(C1−C3)アルキル;および/または
4は、Hまたはメチル;および/または
5は、H、ハロゲン、または(C1−C2)アルキル;例えば
1は、ハロゲン、(C1−C2)アルキル、ハロ(C1−C2)アルキル、(C1−C2)アルコキシ、またはハロ(C1−C2)アルコキシ;および/または
2はH;および/または
3は、Hまたは(C1−C2)アルキル;および/または
4はH;および/または
5はHである。
【0012】
式(I)の化合物のさらに考えられるサブグループにおいては、XはOである。
【0013】
式(I)の化合物のまた別の考えられるサブグループにおいては、化合物は、
2−(5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボニトリル、
2−(5−アリルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ビニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩、
2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール フマル酸塩、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−オール、
(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−イル)メタノール、
2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−クロロ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−1−メチルイソクロマン−5−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オールのより遅く溶出する異性体、
1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−1−メチルイソクロマン−5−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オールのより速く溶出する異性体、
2−(5−エチニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−(5−ヨードイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−4−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのより速く溶出する異性体、
2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのより遅く溶出する異性体、
2−((3R)−1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−シクロプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−イソプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−フルオロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−(3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3,5−ジエチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩、
2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−フルオロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−エトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3S)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(フラン−3−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(プロプ−1−イン−1−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボキサミド、
2−(3,7,8,9,10,10a−ヘキサヒドロ−1H−シクロヘプタ[de]イソクロメン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−イル)エタノールのより遅く溶出する異性体、
2−(5,7−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(7−ブロモ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(7−メトキシ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(3,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−3−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−ブロモ−1−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5,7−ジブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー、
2−(5−メトキシ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メトキシイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−メトキシ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3R)−5−エチル−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−メチル−3−(メトキシメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−5−メチルイソクロマン−7−オール 臭化水素酸塩、
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチルイソクロマン−5−オール 塩酸塩、
2−(5−メトキシ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、
2−(1,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール塩酸塩、
2−(3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−1、
2−(3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、
2−(5−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(7−メトキシ−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3)−5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(5−(メチルチオ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−((3)−5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−((3R)−3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(5−(ジフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−((3R)−3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−1、
2−((3R)−5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−1、
2−(3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、
2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、
2−(5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩のエナンチオマー−2、
2−(1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、
2−(3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩、
2−(3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール塩酸塩、または
2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマーである。
【0014】
本明細書において使用される用語は、以下に示す意義を有する。以下の意義において用いられる用語「少なくとも1つ」は、1などの1つまたは数個を意味する。例えば、用語「少なくとも1つのハロゲン」は、1個または数個のハロゲン、3個のハロゲンなど、例えば3個、2個または1個のハロゲンを意味する。
【0015】
本明細書において、それ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヒドロキシ」は、−OH基を意味する。
【0016】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ハロ」または「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。
【0017】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルキル」、「(C1−C4)アルキル」、「(C1−C3)アルキル」および「(C1−C2)アルキル」は、それぞれ1〜6、1〜4、1〜3および1〜2個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の飽和炭素鎖を意味する。(C1−C6)アルキル、(C1−C4)アルキル、(C1−C3)アルキルおよび(C1−C2)アルキルの代表的な例としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、iso−ペンチルおよびn−ヘキシルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0018】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C2−C6)アルケニル」および「(C2−C3)アルケニル」は、それぞれ2〜6および2〜3個の炭素原子を有し、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含む直鎖または分岐鎖の炭素鎖を意味する。(C2−C6)アルケニルおよび(C2−C3)アルケニルの代表的な例としては、エテニルおよびプロプ−2−エン−1−イルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0019】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C2−C6)アルキニル」は、2、3、4、5または6個の炭素原子を有し、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含む直鎖または分岐鎖の炭素鎖を意味する。(C2−C6)アルキニルの代表的な例としては、エチニル、プロプ−1−イン−1−イルおよびプロプ−2−イニルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0020】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「シクロ(C3−C6)アルキル」は、環部分を有し、3、4、5または6個の炭素原子を含む飽和の炭化水素基を意味する。シクロ(C3−C6)アルキルの代表的な例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0021】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルコキシ」および「(C1−C4)アルコキシ」は、それぞれ酸素原子を通して親分子部分に結合される、本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基および(C1−C4)アルキル基を意味する。(C1−C6)アルコキシおよび(C1−C4)アルコキシの代表的な例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、iso−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、2,2−ジメチルプロポキシ、3−メチルブトキシおよびn−ヘキソキシが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0022】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ハロ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義される少なくとも1つのハロゲンを意味する。複数のハロゲン原子が存在する場合、複数のハロゲン原子は同一または異なる炭素原子に結合することができ、複数のハロゲン原子は同一または異なっていてもよい。ハロ(C1−C6)アルキルの代表的な例としては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1,2,2−トリフルオロエチル、2−クロロプロピル、3−フルオロプロピル、3−ブロモプロピル、1,3−ジフルオロプロピルおよび3,3,3−トリフルオロプロピルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0023】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ハロ(C1−C6)アルコキシ」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルコキシ基を通して結合される、少なくとも1つのハロゲンを意味する。複数のハロゲン原子が存在する場合、複数のハロゲン原子は同一または異なる炭素原子に結合することができ、複数のハロゲン原子は同一または異なっていてもよい。ハロ(C1−C6)アルコキシの代表的な例としては、フルオロメトキシ、クロロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2−ブロモメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、3−フルオロプロポキシ、2−クロロプロポキシ、3,3,3−トリフルオロプロポキシおよび4−フルオロブトキシなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0024】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義されるハロ(C1−C6)アルコキシ基を意味する。
【0025】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ハロ(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義されるハロ(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義されるハロ(C1−C6)アルコキシ基を意味する。
【0026】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルコキシ−ハロ(C1−C6)アルコキシ」は、親分子部分に本明細書において定義されるハロ(C1−C6)アルコキシ基を通して結合される、本明細書において定義されるハロ(C1−C6)アルコキシ基を意味する。
【0027】
本明細書において他の基の一部として用いられる用語「カルボキシ」は、−COOH基を意味する。
【0028】
本明細書において他の基の一部として用いられる用語「シアノ」は、−CN基を意味する。
【0029】
本明細書において他の基の一部として用いられる用語「オキソ」は、=O基を意味する。
【0030】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヒドロキシ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義される少なくとも1つのヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシ(C1−C6)アルキルの代表的な例としては、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、2,2−ジヒドロキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル、1−ヒドロキシ−1−メチルプロピルおよび1−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−プロプ−1−イルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0031】
本明細書において用いられる用語「ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C2−C6)アルケニル基を通して結合される、本明細書において定義される少なくとも1つのヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシ(C2−C6)アルケニルの代表的な例としては、1−ヒドロキシエテニル、2−ヒドロキシエテニルおよび1−ヒドロキシプロプ−2−エニルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0032】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して付加される、少なくとも1つの(C1−C6)アルコキシ基を意味する。複数の(C1−C6)アルコキシ基が存在する場合、複数の(C1−C6)アルコキシ基は同一であってもまたは異なっていてもよい。(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルの代表的な例としては、メトキシメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、2,2−ジメトキシエチル、1−メチル−2−プロポキシエチル、1−メトキシ−1−メチルエチルおよび4−メトキシブチルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0033】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルコキシ基を通して結合される、本明細書において定義される少なくとも1つのヒドロキシ基を意味する。ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシの代表的な例としては、ヒドロキシメトキシ、ジヒドロキシメトキシ、2−ヒドロキシエトキシ、2−ヒドロキシプロポキシ、3−ヒドロキシプロポキシ、2−ヒドロキシブトキシおよび2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0034】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義されるヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ基を意味する。
【0035】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルコキシ基を通して結合される、本明細書において定義される少なくとも1つの(C1−C6)アルコキシ基を意味する。(C1−C6)アルコキシ基は、同一であっても異なっていてもよい。(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシの代表的な例としては、メトキシメトキシ、プロポキシメトキシ、2−メトキシエトキシ、2−エトキシエトキシ、2−ブトキシエトキシ、2,2−ジメトキシエトキシ、1−メチル−2−プロポキシエトキシ、2−メトキシプロポキシおよび4−メトキシブトキシなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0036】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義される(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ基を意味する。
【0037】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「フェニル」は、置換されていなくてもよいし、または各々独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシまたはハロ(C1−C4)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい6員の芳香族炭素環を意味する。
【0038】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヘテロアリール」は、酸素、窒素および硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の芳香族単環系を意味する。このヘテロアリールは、置換されていなくてもよいし、または各々独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、オキソ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシまたはハロ(C1−C4)アルキルである1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。ヘテロアリールの代表的な例としては、フラニル、チオフェニルおよびピラゾリルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0039】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「ヘテロアリール(C1−C6)アルキル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C1−C6)アルキル基を通して結合される、本明細書において定義されるヘテロアリールを意味する。
【0040】
本明細書においてそれ自体または他の基の一部として用いられる用語「(C2−C6)アルケニルオキシ」は、親分子部分に酸素原子を通して結合される本明細書において定義される(C2−C6)アルケニル基を意味する。(C2−C6)アルケニルオキシの代表的な例としては、エテニルオキシ、プロプ−2−エニルオキシ、ブテ−2−ニルオキシおよびヘキセ−3−エニルオキシなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0041】
本明細書において用いられる用語「(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニル」は、親分子部分に本明細書において定義される(C2−C6)アルケニル基を通して結合される本明細書において定義される少なくとも1つの(C2−C6)アルケニルオキシ基を意味する。複数の(C2−C6)アルケニルオキシ基がある場合、複数の(C2−C6)アルケニルオキシ基は同一であってもよく、または異なっていてもよい。(C2−C6)アルケニルオキシ(C2−C6)アルケニルの代表的な例としては、エテニルオキシエテニルおよびプロプ−2−エニルオキシエテニルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0042】
本明細書において用いられる表現「本発明の化合物」は、式(I)の化合物を意味する。
【0043】
本発明による「薬学的に許容され得る塩」は、治療的に活性な、非毒性の塩基および酸との塩の形態を含み、式(I)の化合物が有機および無機の塩基および酸の両方と形成することができるものである。薬学的に許容され得る塩基付加塩の形態、例えば金属またはアミンの塩の代表的な例としては、アンモニウム塩、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウムおよび亜鉛の塩、N−メチル−D−グルカミン、ヒドラバミン塩などの有機塩基との塩、およびアルギニン、リシンなどのアミノ酸との塩などが挙げられるが、それらに限定されるものではない。薬学的に許容され得る酸付加塩の代表的な例としては、塩化物、臭化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、スルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ギ酸塩、酒石酸塩。マレイン酸塩、クエン酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩、アスコルビン酸塩、酢酸塩、オキサル酸塩、フマル酸塩、ヘミフマル酸塩およびスクシニル酸塩などが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0044】
薬学的に許容され得るエステルは、適用可能な場合、医薬の分野において慣用されており、そして遊離の形態の薬理学的性質を保持する、薬学的に許容され得る酸を用いて既知の方法により製造することができる。これらのエステルの非限定的な例としては、脂肪族または芳香族アルコールのエステルが挙げられる。薬学的に許容され得るエステルの代表的な例としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、およびベンジルエステルなどが挙げられるが、それらに限定されるものではない。
【0045】
本発明は、本発明の化合物の可能であるすべての幾何異性体、例えばZおよびE異性体(シスおよびトランス異性体)ならびに本発明の化合物の可能であるすべての光学異性体、例えばジアステレオマーおよびエナンチオマーを、その範囲内に含む。さらに、本発明は、個々の異性体およびこれらの任意の混合物、例えば、ラセミ混合物の両方をその範囲に含む。個々の異性体は、出発原料の対応する異性体を用いて得てもよく、または慣用の分離方法にしたがい最終化合物の製造後に分離してもよい。光学異性体、例えばエナンチオマーのその混合物からの分離には、慣用の分割方法、例えば分別結晶または分取キラルクロマトグラフィーを用いてもよい。
【0046】
式(I)の化合物は、適切な出発物質を用いて文献に公知の方法による、または類似した様々な合成経路により、例えば2−フェニルエタノールまたは2−フェニルエタンチオールをアルデヒドまたはアセタールと反応することにより、または他の既知の方法(Larghi et al, Synthesis, 2006, 2, 187-220; Ishibashi et al, J. Heterocyclic Chem 1985, 22, 1527-1529)にしたがい製造することができる。イミダゾレンは、例えばエタン−1,2−ジアミンをエステルまたはアルデヒドと反応させることにより製造することができる(Gentili et al, J. Med. Chem., 2003, 46, 2169-2176; Ishihara et al, Synthesis, 2007, 1939-1942)。
【0047】
以下に示す出発物質は、商業的に入手可能であるか、または文献に公知の合成経路、例えばカルボン酸、カルボン酸エステルまたはケトンの還元により、対応するエポキシドの芳香族金属種(metalled aromatic species)による開環により、酵素加水分解またはラセミアルコールのキラル分割により製造することができる(Bunnel et al, J. Org. Chem., 1962, 27, 3836-3843; Mangas-Saenchez et al, Organic Lett., 2010, 12, 3498-3501; Knoelker et al, Tetrahedron Lett., 2000, 41, 1171-1174)。
【0048】
【化2】
【0049】
通常、式(I)の化合物は、以下のスキーム1によりまたはスキーム1に類似して製造することができる。
【化3】
式中、a)SOCl2、MeOH、b)NaBH4、c)TFA、2,2−ジヒドロキシ酢酸、d)エチレンジアミン、Me3Al、e)Pd(PPh34、HOCH2SnBu3
【0050】
当業者は、上述した反応において任意の出発物質または中間体は、必要な場合、本技術分野において既知の方法で保護され得ることを理解する。任意に保護された官能性は、その後当該技術分野において既知の方法で脱保護され得る。
【0051】
上述した合成経路は、式(I)の化合物の製造を説明することを意図しており、製造がそれらに限定されることを意味するものではない。すなわち、当業者の一般的な知識の範囲内である他の可能な合成方法も存在する。
【0052】
式(I)の化合物は、所望により、本技術分野において既知の方法を用いてその薬学的に許容され得る塩またはエステルの形態に変換され得る。
【0053】
本発明は、以下の実施例により、より具体的に説明される。実施例は、ただ説明を目的とするものであって、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を限定するものではない。
【0054】
以下の一般的な略語が使用される:EtOA=酢酸エチルエステル、DCM=ジクロロメタン、HCl=塩酸、MeOH=メタノール、TFA=トリフルオロ酢酸、THF=テトラヒドロフラン、Et2O=ジエチルエーテル、SiO2=クロマトグラフィー用の市販の二酸化ケイ素(CAS 112926−00−8または類似物)、hrs=時間、RT=室温。マイクロ波加熱は、Biotage製のマイクロ波反応器を用いて行った。生成物の構造は、1H−NMRにより確認した。1H−NMR共鳴は、Bruker Avance II 400MHz分光計で測定し、ケミカルシフトは、内部標準としてテトラメチルシランと比較して100万分の1(ppm)ダウンフィールドで選択した化合物について見積もられた。
【0055】
分離方法A
反応混合物を有機溶媒(一般的にDCMまたはEtOAc)で希釈し、水または塩基水溶液(一般的にNH4OH、NaHCO3またはNaOH)で洗浄し、乾燥剤(一般的にNa2SO4またはK2CO3)で乾燥し、ろ過し、蒸発させた。
【0056】
分離方法B
反応混合物を有機溶媒(一般的にDCMまたはEtOAc)で希釈し、水または酸水溶液(一般的にHClまたはKHSO4水溶液)で洗浄し、乾燥剤(一般的にNa2SO4またはK2CO3)で乾燥し、ろ過し、蒸発させた。
【0057】
分離方法C
粗生成物を有機溶媒(一般的にDCMまたはEtOAc)に溶解し、溶媒(一般的にEtOAcまたはEt2O)中のHCl溶液を添加し、溶媒を蒸発させるか、または沈殿した固体をろ取した。
【0058】
分離方法D
沈殿した固体をろ過し、洗浄または既定の溶媒もしくは溶媒の混合物中で再結晶させ、表題の化合物を得た。
【0059】
分離方法E
粗生成物をカラム(市販のSiO2、またはTeledyne ISCO製の使い捨てRedisepカラムを備えたCombiFlash機器)を通して、一般的にEtOAcヘプタン溶液またはMeOHのDCM溶液で最終的にトリエチルアミン、アンモニアもしくは他の塩基性修飾剤を含み、比率0/100/0〜45/45/10、一般的に5/94/1の混合溶媒で溶出した。
【0060】
分離方法F
反応混合物を酸性イオン交換カラムに付し、そのカラムをMeOHで洗浄した。化合物を10%の水性NH3、トリエチルアミンまたは同様のアミン塩基を含むMeOHで溶出し、ろ過し、蒸発させた。
【0061】
分離方法G
粗生成物を逆相カラム(一般的に、Teledyne ISCO製の使い捨てRedisep Rf18カラムを備えたcombiFlash機器)を通して、混合溶媒で抽出した。一般的に、0.1%のアンモニアまたはギ酸を含む水/アセトニトリルまたはメタノールの勾配を溶離液として使用した。
【0062】
分離方法H
分離は、Chiracel 1AカラムまたはOD−Hカラムを備えたAgilent HPLC/UV精製システムを用いて分取HPLCで行った。一般的に、0.1%ジエチルアミンまたは0.1%TFAを含む比70/30〜99/1のイソプロパノール/ヘプタンまたはヘキサンの等張ランを溶離液として使用した。
【0063】
分離方法I
残渣を塩基性水溶液(一般的に、NH4OH、NaHCO3またはNaOH)に入れ、溶液を有機溶媒(一般的に、EtOAc、DCMまたはEt2O)で洗浄した。ついで水相を、酸(一般的にHCl)の添加により酸性とし、有機溶媒(一般的に、Et2O、EtOAcまたはDCM)で抽出した。抽出物を、(一般的にNa2SO4またはK2CO3)で乾燥し、ろ過し、蒸発させた。
【0064】
分離方法J
残渣を酸性水溶液(一般的にHCl)に入れ、溶液を有機溶媒(一般的に、EtOAc、DCMまたはEt2O)で洗浄した。ついで水相を塩基性水溶液(一般的にNH4OH、NaHCO3またはNaOH)の添加により塩基性とし、有機溶媒(一般的にEt2O、EtOAcまたはDCM)で抽出した。抽出物を(一般的にNa2SO4またはK2CO3)で乾燥し、ろ過し、蒸発させた。
【0065】
分離方法K
反応混合物を蒸発乾固し、MeOHに溶解した。これを前洗浄(MeOH)したチオ尿素カラムにかけた。化合物をMeOHで溶出し、蒸発させた。
【0066】
分離方法L
エナンチオマーを、Phenomenex LUXアミラーゼ−2カラムを備えた分取HPLC/UV精製システムで分離した。一般的に、n−ヘキサン/エタノール/ギ酸 70/30/0.1の等張ランを溶離液として用い、画分をHCl水溶液で回収直後に酸性化した。
【0067】
分離方法M
分離は、一般的にChiralpak AD−Hカラムを備えたThar SFC80 分取超臨界流体HPLCシステムで行った。一般的に、炭素ジオキサン/メタノール 93/7または90/10の等張ランを溶離液として用いた。
【0068】
本発明の化合物の製造
実施例1:2−(5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法A
合成方法A1:5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸
2−(2−メチルフェニル)エタノール(2g)、TFA(10ml)および2,2−ジヒドロキシ酢酸(1.5g)の混合物を23時間還流し、揮発性物質を蒸発させた。分離方法Iにより表題の化合物(2.6g)をオフホワイトの固体として得た。あるいは、硫酸を結晶化に用いることもできる。
【0069】
合成方法A2:5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル
5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸(1g)、メタノール(20ml)およびトリメチルシリルクロライド(2ml)の混合物を1.5時間撹拌し、揮発性物質を蒸発させた。分離方法Eを用いて表題の化合物(0.5g)を黄色がかったオイルとして得た。あるいは、硫酸をトリメチルシリルクロライドの代わりに使用することができる。
【0070】
合成方法A3:2−(5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
エチレンジアミン(0.29ml)、トリメチルアルミニウム(2M ヘプタン溶液、2.2ml)およびトルエン(10ml)の10分間氷浴冷却し撹拌した溶液に、7−ブロモイソクロマン−1−カルボン酸メチル(0.5g)およびトルエン(10ml)の混合物を添加し、反応混合物を6時間還流した。水(2ml)、メタノール(5ml)およびDCM(5ml)を添加し、混合物を15分間還流し、沈殿物をろ過した。有機物を蒸発し、表題の化合物(0.38g)を分離方法D(2−メトキシ−2−メチルプロパン/MeOH)で単離した。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.16(s, 1H), 7.02(s, 2H), 5.42(s, 1H), 4.20(ddd, 1H), 3.94(br s, 1H), 3.84(td, 2H), 3.39(br s, 2H), 3.03(ddd, 1H), 2.68(d, 1H), 2.30(s, 3H).
【0071】
実施例2:2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aおよび分離方法AおよびEの手順を用いて2−(2−ブロモフェニル)エタノール(200mg)から製造した。(収量80mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.45(d, 1H), 7.30(d, 1H), 6.99-7.10(m, 1H), 5.72(s, 1H), 4.19(ddd, 1H), 3.67-3.84(m, 5H), 2.69-2.93(m, 2H).
【0072】
実施例3:2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
NaH(0.77g)、5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル(3g、合成方法A)およびTHF(40ml)の混合物を、氷浴温度で75分間撹拌し、ヨードメタン(2.3ml)を添加し、混合物を周囲温度で3時間撹拌した。中間体1,5−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル(2.5g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物を合成方法Aの工程3および分離方法D(2−プロパノール/ヘプタン)の手順を用いて合成した。(収量1.0g)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.00-7.18(m, 3H), 3.99(t, 2H), 3.54(br s, 4H), 2.62-2.87(m, 2H), 2.24(s, 3H), 1.70(s, 3H).
【0073】
実施例4:2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法B
2−(2−クロロフェニル)エタノール(1.0g)、2,2−ジエトキシ酢酸エチル(1.7g)、塩化チタン(IV)(2.0ml)および1,2−ジクロロエタン(15ml)の混合物を1時間還流した。中間体5−クロロイソクロマン−1−カルボン酸エチルを分離方法BおよびE(0.41g)により精製し、表題の化合物を合成方法A3の手順を用いて合成した。あるいは、三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに用いることもできる。(収量0.36g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.20-7.40(m, 2H, CHCl3), 7.09-7.20(m, 1H), 5.41(s, 1H), 4.23(ddd, 1H), 3.77-4.00(m, 3H), 3.28-3.51(m, 2H), 2.77-3.01(m, 2H).
【0074】
実施例5:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボニトリル
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(50mg)、亜鉛ジシアニド(25mg)、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(3mg)およびDMF(2ml)の混合物を、マイクロ波反応器中で160℃で30分間撹拌した。表題の化合物を分離方法FおよびGにより精製した。(収量22mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.63(dd, 1H), 7.53(d, 1H), 7.35(t, 1H), 4.26(ddd, 1H), 3.92(ddd, 1H), 3.51-3.72(m, 4H), 3.07-3.22(m, 1H), 2.89-3.03(m, 1H).
【0075】
実施例6:2−(5−アリルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法C
2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(50mg)、アリルトリブチルスズ(69.9mg)、CsF(70.6mg)およびビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(3.24mg)の混合物に、ジオキサン(2ml)およびDMF(0.5ml)を添加した。反応混合物をN2で脱気し、マイクロ波オーブンで30分間160℃で加熱した。表題の化合物を方法FおよびGを適用することにより精製した。(収量5.8mg)
1H NMR (CD3OD) δppm 6.96-7.21(m, 3H), 5.94(ddt, 1H), 4.92-5.08(m, 2H), 4.22(ddd, 1H), 3.81(ddd, 1H), 3.52(s, 4H), 3.34-3.35(m, 2H), 2.93(ddd, 1H), 2.72(dt, 1H).
【0076】
実施例7:2−(5−ビニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Cの手順を用いて2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(100mg)から製造し、分離方法FおよびGにより精製した。(収量5mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.38-7.48(m, 1H), 7.15-7.30(m, 1H, CHCl3), 6.80-7.05(m, 2H), 5.74(dd, 1H), 5.35(dd, 1H), 4.25(ddd, 1H), 3.50-3.85(m, 5H), 2.80-3.10(m, 1H), 2.72-2.85(m, 1H).
【0077】
実施例8:2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法D
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(100mg)、エチルボロン酸(56.2mg)、(1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のCH2Cl2との錯体(1:1)(13mg)およびCsF(108mg)に、ジオキサン(4ml)およびDMF(1ml)を添加した。混合物をN2で脱気し、マイクロ波オーブン中で100℃で30分間および150℃で30分間加熱した。表題の化合物を分離方法JおよびGにより精製した。(収量6.1mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.96-7.17(m, 3H), 5.39(s, 1H), 4.24(ddd, 1H), 3.77-3.89(m, 1H), 3.49-3.69(m, 4H), 2.87-3.01(m, 1H), 2.73(dt, 1H), 2.63(q, 2H), 1.20(t, 3H).
【0078】
実施例8 HCl塩:2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩
塩形成方法A
エタノール(15ml)中の実施例8の化合物(1g)に、4Mのジオキサン中塩化水素(160mg)を加え、混合物を加熱して還流し、冷却し、蒸発させ、表題の化合物(1.1g)を得た。あるいは、他の溶媒、温度および塩化水素源を使用してもよく、または、生成物を溶液からろ過するか、または他の有機溶媒で洗浄することもできる。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.72(s, 2H), 7.14-7.24(m, 3H), 5.91(s, 1H), 4.16-4.21(m, 1H), 3.78-3.90(m, 5H), 2.89-2.96(m, 1H), 2.69-2.78(m, 1H), 2.60(q, 2H), 1.51(tr, 3H).
【0079】
実施例8 硫酸塩:2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩
塩形成方法B
エタノール(30ml)中の実施例8の化合物(1.5g)に、エタノール(7.5ml)中の硫酸(440mg)を加え、混合物を加熱して還流し、冷却し、蒸発させ、アセトンで洗浄して表題の化合物(1.4g)を得た。あるいは、他の溶媒および温度を使用してもよく、または、生成物を溶液からろ過するか、または他の有機溶媒で洗浄することもできる。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.13-7.25(m, 2H), 7.05(dd, 1H), 5.61(s, 1H), 4.08-4.19(m, 1H), 3.71(br. s, 4H), 3.78-3.93(m, 1H), 2.78-2.90(m, 1H), 2.68-2.78(m, 1H), 2.59(q, 2H), 1.07-1.21(m, 3H).
【0080】
実施例8 フマル酸塩:2−(5−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール フマル酸塩
塩形成方法C
エタノール(15ml)中の実施例8の化合物(2.3g)に、エタノール(5ml)中のフマル酸(1.16g)を加え、混合物を加熱して還流し、冷却し、蒸発させ、TBMEで洗浄し、表題の化合物(3.0g)を得た。あるいは、他の溶媒および温度を使用してもよく、または、生成物を溶液からろ過するか、または他の有機溶媒で洗浄することもできる。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.15-7.20(m, 2H), 7.05-7.09(m, 1H), 6.48(s, 2H), 5.72(s, 1H), 4.14-4.19(m, 1H), 3.80-3.86(m, 1H), 3.71(s, 4H), 2.83-2.91(m, 1H), 2.67-2.75(m, 1H), 2.58(q, 2H), 1.15(tr, 3H).
【0081】
実施例9:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−オール
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(720mg)、ビス(ピナコラト)ジボロン(715mg)、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(39mg)、酢酸カリウム(503mg)、ジオキサン(9ml)およびDMF(0.75ml)の混合物を、マイクロ反応器中、160℃で30分間不活性雰囲気下で撹拌した。さらにビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(21mg)を加え、15分間加熱を続けた。中間体2−(5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(680mg)を分離方法Aにより精製し、EtOAc(2ml)、水(2ml)および過酸化水素(35%、0.07ml)と、氷浴温度で2時間撹拌した。表題の化合物を分離方法AおよびEにより精製した。(収量45mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 9.44(s, 1H), 6.78-7.08(m, 1H), 6.62(d, 1H), 6.67(d, 1H), 5.22(s, 1H), 4.05-4.15(m, 1H), 3.70-3.78(m, 1H), 3.18-3.42(m, 4H, H2O), 2.53-2.69(m, 2H).
【0082】
実施例10:(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−イル)メタノール
表題の化合物は、2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(50mg)および(トリブチルスタンニル)メタノール(86mg)から、触媒としてテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10.28mg)を用い、合成方法Cならびに分離方法FおよびGの手順を用いて製造した。(収量6.2mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.31(d, 1H), 7.11-7.22(m, 2H), 5.42(s, 1H), 4.62(s, 2H), 4.22(td, 1H), 3.86(dd, 1H), 3.54-3.69(m, 4H), 2.93-3.05(m, 1H), 2.75-2.86(m, 1H).
【0083】
実施例11:2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
NaH(0.024g)、5−ブロモイソクロマン−1−カルボン酸エチル(0.2g、合成方法B)およびTHF(5ml)の混合物を氷浴温度で90分間撹拌し、ヨードメタン(0.06ml)を添加し、混合物を周囲の温度で16時間撹拌した。中間体5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(0.11g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物を合成方法A3および分離方法E(DCM/EtOAc/Et3N)の手順を用いて合成した。(収量0.07g)
1H NMR (CDCl3) δppm 7.45-7.47(m, 1H), 7.39-7.41(m, 1H), 7.07-7.11(m, 1H), 4.70-5.20(br s, 1H), 3.94-4.05(m, 2H), 3.22-3.87(m, 2H), 2.83-2.87(m, 2H), 1.77(s, 3H).
【0084】
実施例12:2−((3R)−5−クロロ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法BおよびA3の手順を用いて(R)−1−(2−クロロフェニル)ブタン−2−オール(400mg)から製造した。中間体(3R)−エチル 5−クロロ−3−エチルイソクロマン−1−カルボキシレートを分離方法B(EtOAc/ヘプタン)およびEにより精製した。(収量235mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.28-7.43(m, 1H), 7.11-7.26(m, 2H), 6.12(br s, 1H), 5.35(s, 1H), 3.53-3.80(m, 3H), 3.12-3.29(m, 2H), 2.73-2.92(m, 1H), 1.67(m, 2H), 0.99(t, 3H).
【0085】
実施例13:1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−1−メチルイソクロマン−5−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール、より遅く溶出する異性体
THF2ml中の2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(実施例2、0.075g)の溶液に、tert−ブチルリチウムのペンタン溶液(1.7M)0.33mlを−78℃で加え、その後、トリメチルアセトアルデヒドの20.8MTHF溶液1.2mlを添加した。−78℃で15分間撹拌後、反応を氷でクエンチした。表題の化合物は、分離方法AおよびGにより単離した。(収量0.003g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.43-7.45(m, 1H), 7.34-7.36(m, 1H), 7.22-7.24(m, 1H), 4.73(s, 1H), 3.88-4.05(m, 2H), 3.61(br s, 4H), 2.84-2.91(m, 2H), 1.78(s, 3H), 0.97(s, 9H).
【0086】
実施例14:1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−1−メチルイソクロマン−5−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール、より速く溶出する異性体
表題の化合物は、実施例13の合成において分離方法AおよびGにより単離した。(収量0.007g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.46(d, 1H), 7.50(d, 1H), 7.18-7.35(m, 3H), 4.72(s, 1H), 4.04(s, 1H), 3.59-3.81(m, 3H), 2.81-3.02(m, 2H), 2.05(d, 1H), 1.89(s, 3H), 0.86-1.05(m, 9H).
【0087】
実施例15:2−(5−エチニルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
Et3N(10ml)中の2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(300mg)およびエチニルトリメチルシラン(210mg)の脱気した溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(37mg)を添加した。混合物をN2で脱気し、マイクロ波オーブン中で120℃で60分間加熱した。反応混合物を真空下で濃縮し、分離方法Kにより精製した。K2CO3を反応粗生成物(MeOH中)に添加し、混合物をrtで4時間撹拌した。表題の化合物は分離方法Gにより単離した。(収量6.2mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.42-7.37(m, 2H), 7.17(t, 1H), 5.42(s, 1H), 4.78(s, 1H), 4.26-4.21(m, 1H), 4.00-3.73(m, 4H), 3.08-2.93(m, 2H).
【0088】
実施例16:2−((3R)−3−エチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:(R)−1−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)ブタン−2−オール
2−ヨードベンゾトリフルオリド(3g)をTHF(18ml)に溶解し、−78℃に冷却した。n−BuLi(ヘキサン中2.5M、13.23ml)を反応混合物に滴下した。1時間後、THF(18ml)中の(R)−(+)−1,2−エポキシブタン(1.4ml)を加えた。反応温度をゆっくりと室温まで上げた。混合物を氷水(100ml)に注ぎ、生成物をヘプタンで抽出した。有機相をブラインおよび水で洗浄し、(Na2SO4)で乾燥し、真空下で蒸発させた。表題の化合物は、分離方法Eにより得た。(収量1.05g)。
【0089】
工程2:2−((3R)−3−エチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法BおよびA3の手順を用いて、(R)−1−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)ブタン−2−オール(570mg)から製造した。中間体(3R)−エチル 5−トリフルオロメチル−3−エチルイソクロマン−1−カルボキシレートを分離方法B(EtOAc/ヘプタン)およびEで精製した。(収量360mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.59(d, 1H), 7.50(d, 1H), 7.25-7.42(m, 1H), 5.49(s, 1H), 3.46-3.72(m, 5H), 2.98(d, 1H), 2.82(dd, 1H), 1.59-1.84(m, 2H), 0.97-1.18(m, 3H).
【0090】
実施例17:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法E
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(200mg)、2−(ジ−t−ブチルホスフィノ)ビフェニル(5.31mg)、酢酸パラジウム(II)(3.19mg)およびCs2CO3(348mg)の混合物に、メタノール(1ml)およびトルエン(2ml)を添加した。混合物をN2で脱気し、その後、120℃で40分間そして130℃で30分間加熱した。あるいは、他のPd−配位子錯体や反応条件をC−O形成に適用することもできる。表題の化合物は、分離方法EおよびGを用いて精製した。(収量5mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.14(t, 1H), 6.80(d, 1H), 6.83(d, 1H), 5.34(s, 0.3H), 4.16-4.31(m, 1H), 3.74-3.89(m, 4H), 3.50-3.68(m, 4H), 2.61-2.90(m, 2H).
【0091】
実施例17 HCl塩:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載しているように、実施例17の化合物(263mg)から製造した(Et2O、収量148mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.28(t, 1H), 6.97(d, 1H), 6.80(d, 1H), 5.72(s, 1H), 4.12-4.19(m, 1H), 3.99(br.s, 4H), 3.87-3.95(m, 1H), 3.86(s, 3H), 2.78-2.84(m, 2H).
【0092】
実施例17 硫酸塩:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載しているように、実施例17の化合物(50mg)から製造した(EtOH、収量41.5mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 9.37-10.57(br, 2H), 7.27(t, 1H), 6.99(d, 1H), 6.79(d, 1H), 5.75(s, 1H), 4.03-4.20(m, 1H), 3.85-3.94(m, 5H), 3.82(s, 3H), 2.65-2.79(m, 2H).
【0093】
実施例17 ヘミフマル酸塩:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載しているように、実施例17の化合物(50mg)から製造した(EtOH、収量38mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.16(t, 1H), 6.88(d, 1H), 6.79(d, 1H), 6.43(s, 1H), 5.47(s, 1H), 4.07-4.16(m, 1H), 3.73-3.82(m, 4H), 3.40-4.75(br.s, 4H), 2.58-2.75(m, 2H).
【0094】
実施例18:2−(5−ヨードイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bおよび分離方法Dの手順を用いて2−(2−ヨードフェニル)エタノール(1.5g)から製造した。(収量510mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.72-7.84(m, 1H), 7.24(d, 1H), 6.94(t, 1H), 4.21(ddd, 1H), 3.83(ddd, 1H), 3.46-3.68(m, 4H), 2.80-2.95(m, 1H), 2.56-2.74(m, 1H).
【0095】
実施例19:2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法BおよびA3の手順を用いて、(R)−1−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)プロパン−2−オール(570mg)から製造した。出発物質(R)−1−(2−(トリフルオロメチル)フェニル)プロパン−2−オール(1.0g)は、実施例16に記載しているのと同様の方法で2−ヨードベンゾトリフルオリドおよび(R)−(+)−プロピレンオキシドから製造した。中間体(3R)−エチル 5−トリフルオロメチル−3−エチルイソクロマン−1−カルボキシレートを分離方法B(EtOAc/ヘプタン)およびEにより精製した。(収量340mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.59(d, 1H), 7.50(d, 1H), 7.29-7.43(m, 1H), 5.51(s, 1H), 3.83-3.97(m, 1H), 3.49-3.72(m, 4H), 2.99(d, 1H), 2.82(dd, 1H), 1.25-1.48(m, 3H).
【0096】
実施例20:2−(5−ブロモ−4−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bおよび分離方法Eの手順を用いて2−(2−ブロモフェニル)プロパン−1−オール(1.55g)から製造した。(収量70mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.43-7.55(m, 1H), 7.27(d, 0.6H), 7.04-7.15(m, 1.4H), 5.34(s, 0.5H), 3.98-4.10(m, 1H), 3.75-3.92(m, 1H), 3.53-3.67(m, 4H), 2.94-3.06(m, 1H), 1.45(d, 1.9H), 1.33(d, 1.1H).
【0097】
実施例21:2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、より速く溶出する異性体
表題の化合物は、分離方法Hの手順を用いて2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(実施例3、70mg)から製造した。(収量22mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.19-7.40(m, 1H, CHCl3), 7.02-7.19(m, 2H), 3.90-4.15(m, 2H), 2.66-2.81(m, 2H), 2.24(m, 3H), 1.79(s, 3H).
【0098】
実施例22:2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、より遅く溶出する異性体
表題の化合物は、分離方法Hの手順を用いて2−(1,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(実施例3、70mg)から製造した。(収量9mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.21-7.36(m, 1H, CHCl3), 7.01-7.18(m, 2H), 3.91-4.15(m, 2H), 2.60-2.83(m, 2H), 2.24(s, 3H), 1.79(s, 3H).
【0099】
実施例23:2−((3R)−1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、実施例11および分離方法E(DCM/EtOAc/Et3N)の手順を用いて(3R)−メチル 3,5−ジメチルイソクロマン−1−カルボキシレート(454mg、実施例33中間体)から製造した。(収量232mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.12-7.23(m, 1H), 6.93-7.12(m, 2H), 6.15(s, 0.5H), 5.83(s, 0.5H), 3.87-4.02(m, 0.5H), 3.61-3.86(m, 1H), 3.40-3.61(m, 1.5H), 3.04-3.29(m, 2H), 2.53-2.71(m, 1H), 2.27-2.48(m, 1H), 2.18(s, 1.5H), 2.16(s, 1.5H), 1.64(s, 1.5H), 1.56(s, 1.5H), 1.23-1.38(m, 3H).
【0100】
実施例24:2−(5−シクロプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(実施例11、0.15g)、炭酸ナトリウム(0.27g)、塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.02g)、シクロプロピルボロン酸(0.09g)、水(1ml)およびアセトニトリル(2ml)の混合物を、マイクロ波オーブン中で120℃で15分間加熱した。表題の化合物は分離方法AおよびGにより精製した。(収量8mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.26-7.28(d, 1H), 7.11-7.15(tr, 1H), 6.92-6.94(d, 1H), 4.03-4.06(m, 2H), 3.62(br s, 4H), 2.95-2.98(m, 2H), 1.80(s, 3H), 0.87-0.96(br m, 2H), 0.58-0.69(br m, 2H).
【0101】
実施例25:2−(3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bならびに分離方法EおよびDの手順を用いて1−o−トリルプロパン−2−オール(800mg)から製造した。(収量19.2mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.98-7.11(m, 3H), 5.43(s, 1H), 3.88(dd, 1H), 3.49-3.67(m, 4H), 2.64-2.76(m, 1H), 2.57(d, 1H), 2.23(s, 3H), 1.39(d, 3H).
【0102】
実施例26:2−(5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法AおよびD(Et2O、ヘプタン)の手順を用いて1−(2−クロロフェニル)プロパン−2−オール(1.0g)から製造した。(収量0.077g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.32-7.37(m, 1H), 7.14-7.23(m, 2H), 6.23(br s, 1H), 5.36(s, 1H), 3.83-3.91(br m, 1H), 3.43(br s, 4H), 2.82-2.89(m, 1H), 2.46-2.53(m, 1H), 1.29-1.34(dd, 3H).
【0103】
実施例27:2−(3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bならびに分離方法EおよびDの手順を用いて1−o−トリルブタン−2−オール(1g)から製造した。(収量16.4mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.93-7.11(m, 3H), 5.41(s, 1H), 3.45-3.72(m, 6H), 2.71(dd, 1H), 2.55(dd, 1H), 2.17-2.26(m, 3H), 1.62-1.78(m, 2H), 0.98-1.14(m, 3H).
【0104】
実施例28:2−(5−クロロ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
NaH(0.36g)、5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル(1.1g、合成方法A)およびTHF(20ml)の混合物を、氷浴温度で60分間攪拌し、ヨードメタン(0.9ml)を添加し、混合物を周囲の温度で16時間攪拌した。中間体5−クロロ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル(0.95g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物は、合成方法Aおよび分離方法Aの手順を用いて合成した。(収量0.1g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.16-7.33(m, 3H), 6.14(br s, 1H), 3.72-4.02(br m, 1H), 3.40-3.47(br s, 2H), 2.76-2.86(br s, 1H), 2.35-2.54(br m, 1H), 1.60-1.66(d, 3H), 1.30-1.32(dd, 3H).
【0105】
実施例29:2−(5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A(製造した5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチルの43%を最終工程に使用した)および分離方法Dの手順を用いて1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オール(2.5g)から製造した。(収量447mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.42-7.55(m, 1H), 7.24(d, 0.8H), 7.02-7.17(m, 1.2H), 5.41(s, 0.7H), 4.08(s, 0.2H), 3.81-3.95(m, 0.8H), 3.50-3.70(m, 4H), 2.82-2.93(m, 1H), 2.40-2.64(m, 1H), 1.38-1.44(m, 2.3H), 1.34(d, 0.7H).
【0106】
実施例30:2−(1,3,5−トリメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、分離方法AおよびD(Et2Oおよびヘプタン)を最終合成工程において用いた以外は、実施例12に記載された方法を用いて、1−o−トリルプロパン−2−オール(0.9g)から製造した。(収量0.012g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.27-7.29(d, 1H), 7.13-7.17(tr, 1H), 7.05-7.07(d, 1H), 4.85(br s, 1H), 3.82-3.90(m, 1H), 3.64(br s, 4H), 2.59-2.64(m, 1H), 2.44-2.51(m, 1H), 2.21-2.23(m, 3H), 1.72(s, 3H), 1.37-1.38(d, 3H).
【0107】
実施例31:2−(5−ブロモ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aの手順を用いて1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オール(2.5g)から製造した。最初の2工程の後、製造した5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチルの43%(500mg)をTHF(5ml)に溶解した。NaH(140mg)をその溶液に加え、混合物を氷浴の温度で撹拌した。60分後、ヨードメタン(0.325ml)を加え、混合物を周囲の温度で48時間攪拌した。中間体5−ブロモ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸メチルを分離方法AおよびE(168mg)により精製し、表題の化合物を合成方法A(工程3)および分離方法Dの手順を用いて合成した。(収量24mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.41-7.54(m, 1H), 7.25-7.37(m, 1H), 7.03-7.17(m, 1H), 4.04(ddd, 0.2H), 3.76-3.90(m, 0.8H), 3.44-3.64(m, 4H), 2.78-2.95(m, 1H), 2.37-2.62(m, 1H), 1.74(s, 0.6H), 1.68(s, 2.4H), 1.32-1.41(m, 3H).
【0108】
実施例32:2−((3R)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aおよび分離方法D(ヘプタン)の手順を用いて(R)−1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オール(400mg)から製造した。(収量75mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.49(d, 1H), 7.24(d, 1H), 7.02-7.18(m, 1H), 5.42(s, 1H), 3.76-3.97(m, 1H), 3.51-3.72(m, 5H), 2.75-2.96(m, 1H), 2.58(dd, 1H), 1.22-1.51(m, 3H).
【0109】
実施例33:2−((3R)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法AおよびD(Et2Oおよびヘプタン)の手順を用いて(R)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−2−オール(0.3g)から製造した。(収量0.03g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.35-7.37(d, 1H), 7.17-7.23(m, 2H), 6.14(br s, 1H), 5.36(s, 1H), 3.83-3.91(m, 1H), 3.6(br m, 2H), 3.10-3.30(br s, 2H), 2.82-2.86(d, 1H), 2.46-2.53(d, 1H), 1.33-1.34(d, 3H).
【0110】
実施例34:2−((3S)−5−クロロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法AおよびE(Et2Oおよびヘプタン)の手順を用いて(S)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−2−オール(0.3g)から製造した。(収量0.03g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.34-7.36(d, 1H), 7.28-7.30(d, 1H), 7.11-7.15(tr, 1H), 5.54(br s, 1H), 3.86-3.94(m, 1H), 3.56-3.76(br m, 4H), 2.89-2.94(dd, 1H), 2.54-2.61(m, 1H), 1.37-1.43(m, 3H).
【0111】
実施例35:2−((3S)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法D(Et2O)およびGの手順を用いて(S)−1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オール(200mg)から製造した。(収量23mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.38-7.60(m, 1H), 7.23(d, 1H), 7.03-7.18(m, 1H), 5.42(s, 1H), 4.03-4.13(m, 0.3H), 3.79-3.98(m, 0.7H), 3.43-3.71(m, 4H), 2.81-2.97(m, 1H), 2.58(dd, 0.7H), 2.46(dd, 0.3H), 1.34-1.40(m, 3H).
【0112】
実施例36:2−((3R)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aおよび分離方法Eの手順を用いて(R)−o−トリルプロパン−2−オール(400mg)から製造した。(収率40mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.99-7.11(m, 3H), 5.43(s, 1H), 3.88(ddd, 1H), 3.53-3.66(m, 4H), 2.72(dd, 1H), 2.47-2.61(m, 1H), 1.39(d, 3H).
【0113】
実施例37:2−((3S)−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法EおよびDの手順を用いて(S)−o−トリルプロパン−2−オール(400mg)から製造した。(収量40mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.99-7.13(m, 3H), 5.43(s, 1H), 3.82-3.93(m, 1H), 3.53-3.66(m, 4H), 2.66-2.79(m, 1H), 2.48-2.62(m, 1H), 1.39(d, 3H).
【0114】
実施例38:2−(5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Eならびに分離方法KおよびGの手順を用いて2−(5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(200mg)から製造した。(収量5.8mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.07-7.18(m, 1H), 6.76-6.87(m, 2H), 5.41(s, 1H), 3.76-3.87(m, 4H), 3.55-3.67(m, 4H), 2.83(dd, 1H), 2.42(dd, 1H), 1.31-1.41(m, 3H).
【0115】
実施例39:2−(5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Dならびに分離方法JおよびGの手順を用いて2−(5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(200mg)から製造した。(収量18.4mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.04-7.14(m, 2.6H), 6.96-7.01(m, 0.4H), 5.45(s, 0.7H), 4.11(s, 0.2H), 3.87(ddd, 0.8H), 3.51-3.66(m, 4H), 2.75-2.89(m, 1H), 2.54-2.70(m, 3H), 1.37-1.43(m, 2.3H), 1.33(d, 0.7H), 1.20(t, 3H).
【0116】
実施例40:2−(5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法B(ルイス酸触媒BF3*Et2O)の手順を用いて、1−(2−ブロモフェニル)ペンタン−2−オール(製造したエステルの50%のみを最終工程において使用した)から製造した。(収量400mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.41-7.54(m, 1H), 7.23(d, 1H), 7.03-7.14(m, 1H), 5.39(s, 1H), 3.74(td, 1H), 3.50-3.68(m, 4H), 2.85(d, 1H), 2.58(dd, 1H), 1.45-1.75(m, 4H), 0.92-1.04(m, 3H).
【0117】
実施例41:2−(5−イソプロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(0.25g、合成方法A)、酢酸パラジウム(II)(0.01g)、トリ−tert−ブチルホスフィン(0.044ml)およびトルエン(3ml)の氷浴温度の溶液に、THF中の0.5M臭化イソプロピル亜鉛6.22mlを添加し、周囲の温度で3時間攪拌した。反応を希塩酸でクエンチし、有機相を分離した。水相を1M NaOHでアルカリ性とし、分離方法AおよびGにより精製し、表題の化合物を得た。(収量2mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.20(br s, 3H), 5.48(s, 1H), 4.22-4.27(m, 1H), 3.85-3.91(m, 1H), 3.63(br s, 4H), 3.05-3.12(m, 1H), 2.91-2.99(m, 1H), 2.75-2.80(m, 1H), 1.21-1.23(m, 6H).
【0118】
実施例42:2−(5−フルオロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて2−(2−フルオロフェニル)エタノール(0.4g)から製造した。最終生成物は、蒸発残渣を冷水で洗浄することにより精製した。(収量0.09g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.17-7.23(m, 1H), 7.03-7.08(m, 2H), 6.31(br s, 1H), 5.32(s, 1H), 4.10-4.15(m, 1H), 3.79-3.85(m, 1H), 3.43-3.75(br s, 2H), 3.09-3.30(br s, 2H), 2.67-2.83(m, 2H).
【0119】
実施例43:2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法B(三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに用いた)および分離方法Dの手順を用いて1−(2−ブロモフェニル)ブタン−2−オール(600mg)から製造した。(収量480mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.40-7.53(m, 1H), 7.24(d, 1H), 7.09(q, 1H), 5.39(s, 1H), 3.52-3.70(m, 5H), 2.80-2.92(m, 1H), 2.58(dd, 1H), 1.56-1.80(m, 2H), 0.99-1.10(m, 3H).
【0120】
実施例44:2−((3R)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法E(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルを用いて)ならびに分離方法JおよびGの手順を用いて2−((3R)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(200mg)から製造した。(収量31.4mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.08-7.20(m, 1H), 6.79-6.85(m, 1.7H), 6.73-6.75(d, 0.3H), 5.40(s, 0.7H), 4.07-4.10(m, 0.2H), 3.80-3.92(m, 3.8H), 3.46-3.68(m, 4H), 2.74-2.90(m, 1H), 2.28-2.47(m, 1H), 1.35-1.41(m, 2.3H), 1.31(d, 0.7H).
【0121】
実施例45:2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aの手順を用いて(R)−1−(2−エチルフェニル)プロパン−2−オール(2.2g)から製造した。中間体(3R)−メチル 5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレートを分離方法Eにより精製した。(収量146mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.01-7.21(m, 3H), 5.44(s, 1H), 4.06-4.17(m, 0.15H), 3.77-3.96(m, 0.85H), 3.49-3.69(m, 4H), 2.75-2.91(m, 1H), 2.54-2.69(m, 3H), 1.26-1.46(m, 3H), 1.19(t, 3H).
【0122】
実施例45 HCl塩:2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載しているように実施例45の化合物(100mg)から製造した(IPA、収量71mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.63(br. s, 2H), 7.13-7.38(m, 2H), 6.94-7.13(m, 1H), 5.87(br. s, 1H), 3.88(br. s, 4H), 3.61-3.74(m, 1H), 2.66-2.82(m, 1H), 2.42-2.65(m, 1H), 2.14-2.32(m, 3H), 1.60-1.83(m, 2H), 0.79-1.07(m, 3H).
【0123】
実施例45 ヘミフマル酸塩:2−((3R)−5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載しているように実施例45の化合物(940mg)から製造した(エタノール、収量1.16g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 6.97-7.20(m, 3H), 6.43(s, 1H), 5.59(s, 0.7H), 5.49(s, 0.3H), 4.04-4.08(m, 0.3H), 3.80-3.92(m, 0.7H), 3.59(br. s, 4H), 3.55(s, 1H), 2.77(m, 2H), 2.56-2.63(m, 1H), 1.26-1.37(m, 3H), 1.15(t, 3H).
【0124】
実施例46:2−(3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法B(三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに使用した)およびE(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルを用いて)(C−O結合反応を中間体5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−カルボン酸エチルに行い、製造した量の60%のみをこの工程に使用した)の手順を用いて、1−(2−ブロモフェニル)ブタン−2−オール(1.1g)から製造した。C−O結合反応により遊離酸を得、それを最終反応工程の前にメチル化した(合成方法A)。表題の化合物は、反応混合物の濃縮により得た。(収量186mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.12(t, 1H), 6.82(d, 2H), 5.38(s, 1H), 3.82(s, 3H), 3.48-3.69(m, 5H), 2.73-2.90(m, 1H), 2.41(dd, 1H), 1.70(dt, 2H), 0.96-1.10(m, 3H).
【0125】
実施例47:2−((3R)−3,5−ジエチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:(R)−1−(2−エチルフェニル)ブタン−1−オール
1−ブロモ−2−エチルベンゼン(2.0g)を乾燥THFに溶解し、混合物を−78℃に冷却した。1.6M n−BuLi(20.26ml)をゆっくりと反応混合物に添加し、その後混合物を−78℃で撹拌した。1時間後、(R)−(+)−1,2−エポキシブタン(1.1g)を10mlのTHFに添加した。反応混合物を周囲の温度まで昇温し、一晩撹拌した。反応を氷水でクエンチし、生成物をヘプタンに抽出し、そして最終的に分離方法Eを用いて精製して表題の化合物(1.1g)を得た。
【0126】
工程2:2−((3R)−3,5−ジエチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aおよび分離方法Dの手順を用いて(R)−1−(2−エチルフェニル)ブタン−1−オール(1.1g)から製造した。(収量660mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 6.99-7.19(m, 3H), 5.43(s, 1H), 3.49-3.68(m, 5H), 2.74-2.86(m, 1H), 2.55-2.66(m, 3H), 1.54-1.79(m, 2H), 1.19(t, 3H), 0.95-1.11(m, 3H).
【0127】
実施例48:2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて(R)−1−(o−トリル)ブタン−2−オール(463mg)から製造した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに使用し、中間体(3R)−エチル 3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−カルボキシレートを分離方法Eを用いて精製した。表題の化合物は、溶媒としてMTBE−ヘプタンを用い、分離方法Dにより単離した。(収量287mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 6.95-7.12(m, 3H), 5.98(br s, 1H), 5.32(s, 1H), 3.49-3.81(m, 3H), 3.20(br s, 2H), 2.66(d, 1H), 2.40-2.47(m, 1H), 2.19(s, 3H), 1.54-1.76(m, 2H), 0.99(t, 3H).
【0128】
実施例48 塩酸塩:2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 塩酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載したように、実施例48の化合物(100mg)から製造した(IPA、収量72mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.60(br. s, 2H), 7.15-7.28(m, 2H), 7.03-7.14(m, 1H), 5.89(s, 1H), 3.90(br. s, 4H), 3.08(s, 1H), 2.82(d, 1H), 2.55-2.70(m, 3H), 1.36(d, 3H), 1.15(t, 3H).
【0129】
実施例48 硫酸塩:2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール 硫酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載したように実施例48の化合物(1.5g)から製造した(エタノール、収量2.0g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.32(s, 2H), 7.16-7.22(m, 2H), 7.00-7.02(m, 1H), 5.78(s, 1H), 3.87-3.93(ms, 5H), 2.74(dd, 1H), 2.50-2.59(m, 1H), 1.66-1.74(m, 2H), 1.10(t, 3H), 1.01(t, 3H).
【0130】
実施例48 ヘミフマル酸塩:2−((3R)−3−エチル−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール ヘミフマル酸塩
表題の化合物は、実施例8に記載したように実施例48の化合物(100mg)から製造した(エタノール、収量102.3mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.09-7.19(m, 2H), 6.99-7.07(m, 1H), 6.43(s, 1H), 5.60(s, 0.7H), 5.50(s, 0.3H), 4.05-4.08(m, 0.3H), 3.81-3.92(m, 0.7H), 3.60(s, 4H), 2.77(dd, 1H), 2.56-2.64(m, 1H), 2.44-2.53(m, 2H), 1.25-1.37(m, 3H), 1.15(t, 3H).
【0131】
実施例49:2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:(R)−1−(2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)プロパン−2−オール
トリフルオロメトキシベンゼン(5.29ml)およびN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(5.96ml)のテトラヒドロフラン(80ml)の−78℃の溶液に、sec−ブチルリチウム(32ml、1.4M溶液)を50分間かけて添加した。2時間後、冷却した(−78℃)溶液、(R)−(+)−プロピレンオキシド(4.20ml)のテトラヒドロフラン溶液(20ml)を15分間かけて添加し、その後、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル(1.89ml)を20分間かけて添加した。反応混合物を−78℃で2時間撹拌し、その後、H2SO4(0.3M、50ml)および水(10ml)の水溶液を添加した。混合物を室温に温め、その後、ジエチルエーテル(2×100ml)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。蒸発残渣を分離方法E(酢酸エチル−ヘプタン)により精製した。(収量1.40g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.24-7.44(m, 4H), 4.67(d, 1H), 3.80-3.92(m, 1H), 2.74(dd, 1H), 2.65(dd, 1H), 1.04(d, 3H).
【0132】
工程2:2−((3R)−3−メチル−5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて(R)−1−(2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)プロパン−2−オール(110mg)から製造した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに使用した。(収量36mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.31-7.16(m, 3H), 5.45(s, 1H), 4.12-4.02(m, 0.25H), 4.94-4.83(m, 0.75H), 3.70-3.54(m, 4H), 2.95-2.85(m, 1H), 2.59(dd, 0.8H), 2.48(dd, 0.3H), 1.40(d, 2.4H), 1.34(d, 0.9H).
【0133】
実施例50:2−((3R)−5−フルオロ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて(R)−1−(2−(フルオロフェニル)プロパン−2−オール(170mg)から製造した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに使用した。表題の化合物は、粗生成物のヘプタンでの粉砕により精製した。(収量67mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.22-7.14(m, 1H), 7.05(d, 1H), 7.01-6.93(m, 1H), 5.43(s, 1H), 4.14-4.04(m, 0.1H), 3.93-3.83(m, 0.9H), 3.70-3.52(m, 4H), 2.93-2.83(m, 1H), 2.56(dd, 0.9H), 2.46(dd, 0.1H), 1.40(d, 2.6H), 1.33(d, 0.5H).
【0134】
実施例51:2−(5−エトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:5−エトキシイソクロマン−1−カルボン酸
5−ブロモイソクロマン−1−カルボン酸エチル(1.0g、合成方法A1およびA2)、炭酸セシウム(4.57g)、3,4,7,8−テトラメチル−1,10−フェナントロリン(332mg)、ヨウ化銅(I)(134mg)およびエタノール(10ml)の混合物をマイクロ波反応器において160℃で加熱した。メタノールを蒸発させ、分離方法Bにより表題の化合物を単離し、精製した。(収量400mg)。
【0135】
工程2:2−(5−エトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A2およびA3の手順を用いて製造し、分離方法D(ヘプタン)により精製した。(収量150mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.11(t, 1H), 6.80(t, 2H), 4.11-4.26(m, 1H), 4.05(qd, 2H), 3.79(td, 1H), 3.51-3.66(m, 4H), 2.62-2.91(m, 2H), 1.40(t, 3H).
【0136】
実施例52:2−(5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:4,4,4−トリフルオロ−1−(o−トリル)ブタン−2−オール
ジクロロメタン/水(15/0.5ml)中の2,2,2−トリフルオロエチルアミン塩酸塩(0.271g)の0℃の混合物に、硝酸ナトリウム(0.166g)を添加し、得られた黄色の溶液を0℃で1時間撹拌した。ついで反応混合物を−78℃に冷却し、2−o−トリルアセトアルデヒド(0.134g)を添加し、その後四塩化ジルコニウム(IV)を添加した。−78℃で2時間撹拌したのち、冷却を止め、メタノール(3ml)およびNaHCO3の飽和溶液(10ml)を添加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、抽出物を乾燥し、濃縮した。蒸発残渣(194mg)をメタノール(3ml)に溶解し、溶液を0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(44mg)を添加し、反応混合物を25分間撹拌した。K2CO3−溶液(2M、5mL)を反応混合物に添加し、5分後水(5ml)を添加し、得られた溶液をEtOAcで抽出した。抽出物を乾燥し、濃縮し、残渣を分離方法E(EtOAc/ヘプタン)により精製した。(収量121mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.23-7.12(m, 4H), 4.26-4.17(m, 1H), 2.90(dd, 1H), 2.80(dd, 1H), 2.45-2.27(m, 2H), 2.34(s, 3H), 1.86(d, 1H).
【0137】
工程2:2−(5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて4,4,4−トリフルオロ−1−(o−トリル)ブタン−2−オール(121mg)から製造した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに用いた。表題の化合物は、分離方法E(ジクロロメタン−MeOH−NH4OH)により精製した。(収量11mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.13-7.04(m, 2.6H), 6.99-6.93(m, 0.3H), 5.47(s, 1H), 4.41-4.33(m, 0.3H), 4.15-4.07(m, 0.7H), 3.63-3.51(m, 4H), 2.87-2.46(m, 4H), 2.25(s, 3H).
【0138】
実施例53:2−((3S)−5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法E(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−フェニルを用いて)および分離方法Gの手順を用いて2−((3S)−5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(200mg)から製造した。(収量16.3mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.10-7.24(m, 1H), 6.82-6.90(m, 1.6H), 6.78(d, 0.4H), 5.44(s, 0.7H), 4.05-4.15(m, 0.3H), 3.80-3.93(m, 3.7H), 3.53-3.70(m, 4H), 2.80-2.92(m, 1H), 2.31-2.50(m, 1H), 1.41(d, 2.1H), 1.34(d, 0.9H).
【0139】
実施例54:2−(5−(フラン−3−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(100mg)、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(9mg)、フラン−3−ボロン酸(80mg)および炭酸セシウム(202mg)の混合物に、エチレングリコールジメチルエーテル(4ml)、エタノール(2ml)および水(1ml)を添加した。反応混合物をN2で脱気し、マイクロ波オーブンにおいて100℃で30分間加熱した。表題の化合物は、方法JおよびGを適用することより精製した。(収量19mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.60-7.67(m, 1H), 7.52-7.60(m, 1H), 7.10-7.33(m, 3H), 6.49-6.70(m, 1H), 4.18(ddd, 1H), 3.71-3.84(m, 1H), 3.55-3.67(m, 4H), 2.97-3.19(m, 1H), 2.64-2.81(m, 1H).
【0140】
実施例55:2−(5−(プロプ−1−イン−1−イル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Cならびに分離方法FおよびGの手順を用いて、2−(2−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(100mg)から製造した。(収量3.7mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.27(dd, 1H), 7.12(m, 2H), 5.34(s, 0.2H), 4.22(ddd, 1H), 3.83(ddd, 1H), 3.59(m, 4H), 2.94(m, 2H), 2.07(s, 3H).
【0141】
実施例56:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボキサミド
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−カルボニトリル(実施例5、75mg)、アセトアミド(39mg)、塩化亜鉛(45mg)、THF(0.5ml)および水(0.5ml)の混合物は、マイクロ波反応器において320Wで50秒間加熱した。表題の化合物は、方法Aを適用することにより精製した。(収量15mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 8.06(d, 1H), 7.57(d, 1H), 7.32(t, 1H), 5.17(s, 1H), 4.16-4.41(m, 1H), 3.75-4.03(m, 1H), 2.93-3.44(m, 4H), 2.77-2.93(m, 2H).
【0142】
実施例57:2−(3,7,8,9,10,10a−ヘキサヒドロ−1H−シクロヘプタ[de]イソクロメン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aならびに分離方法FおよびGの手順を用いて、(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[7]アヌレン−5−イル)メタノール(300mg)から製造した。(収量3mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 6.96-7.24(m, 3H), 5.32-5.48(m, 1H), 3.74-4.03(m, 3H), 3.39-3.60(m, 4H), 2.65-2.98(m, 2H), 1.84-2.11(m, 2H), 1.52-1.82(m, 2H), 1.19-1.42(m, 2H).
【0143】
実施例58:1−(1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)イソクロマン−5−イル)エタノール、より遅く溶出する異性体
表題の化合物は、実施例13の手順を用いて、2−(2−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(300mg)から製造し、分離方法Gを適用することにより精製した。(収量2mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.48(d, 1H), 7.26(m, 2H), 5.06(q, 1H), 3.99(m, 2H), 3.74(s, 4H), 2.96(dt, 1H), 2.84(dt, 1H), 1.78(d, 3H).
【0144】
実施例59:2−(5,7−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aの手順を用いて、2−(2,4−ジメチルフェニル)エタノール(0.5g)から製造した。中間体5,7−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸は、分離方法Iを用いて単離し、中間体5,7−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸メチルは、分離方法Eにより精製した。表題の化合物は、分離方法Gを用いて単離した。(収量27mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 8.45(br. s, 1H), 7.04(s, 1H), 6.85(s, 1H), 5.68(s, 1H), 4.11-4.19(m, 1H), 3.87-4.02(m, 5H), 2.76-2.88(m, 1H), 2.64-2.76(m, 1H), 2.20-2.35(m, 6H).
【0145】
実施例60:2−(7−ブロモ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A(メタノール中の4−メチルベンゼンスルホン酸を工程A2において使用した)の手順を用いて、2−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)エタノール(4.5g)から製造し、溶媒としてMTBE−へプタンを用いて分離方法Dにより単離した。(収量242mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.29(s, 1H), 7.20(s, 1H), 6.32(br. s, 1H), 5.28(s, 1H), 4.09(dt, 1H), 3.82(ddd, 1H), 3.63(dt, 2H), 3.18-3.27(m, 2H), 2.57-2.72(m, 2H), 2.20(s, 3H).
【0146】
実施例61:2−(7−メトキシ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A3の手順を用いて、7−メトキシ−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸メチル(0.25g)から製造し、分離方法Gを用いて単離した。(収量113mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 6.65-6.75(m, 1H), 6.54-6.65(m, 1H), 6.18(br. s, 1H), 5.23(s, 1H), 3.98-4.25(m, 1H), 3.71-3.86(m, 1H), 3.66(s, 3H), 3.20-3.30(m, 4H, H2O), 2.52-2.72(m, 2H), 2.17(s, 3H).
【0147】
実施例62:2−(3,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A3の手順を用いて、3,5−ジメチルイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル(0.44g)から製造し、分離方法Gを用いて単離した。(収量10mg)
1H NMR (CD3OD) δppm 6.93-7.23(m, 3H), 3.38-3.68(m, 5H), 2.98-3.19(m, 1H), 2.48(dd, 1H), 2.19-2.37(m, 3H).
【0148】
実施例63:2−(5−ブロモ−3−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A3の手順を用いて、5−ブロモ−3−メチルイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル(0.5g、合成方法A1およびA2)から製造し、分離方法Eを用いて単離した。(収量72mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.53(d, 1H), 7.03-7.25(m, 2H), 3.47-3.69(m, 5H), 3.37-3.46(m, 1H), 2.57(dd, 1H), 1.17-1.46(m, 3H).
【0149】
実施例64:2−(5−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A3の手順を用いて、5−メチルイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル(1.3g、合成方法F)から製造し、溶媒としてEtOAc/EtOHを用いて分離方法Dにより単離した。(収量110mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 6.90-7.17(m, 3H), 4.63(s, 1H), 3.52-3.75(m, 4H), 3.08-3.25(m, 1H), 2.80-3.02(m, 3H).
【0150】
実施例65:2−(5−ブロモイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法F
合成方法F1:2−((2−ブロモフェネチル)チオ)酢酸メチル
2−メルカプト酢酸メチル(2.2g)、メタンスルホン酸2−ブロモフェネチル(5.7g)、2,3,4,6,7,8,9,10−オクタヒドロピリミド[1,2−a]アゼピン(3.7g)およびTHF(30ml)の混合物を、周囲の温度で1.5時間撹拌し、分離方法AおよびEにより表題の化合物(4.4g)を得た。
【0151】
合成方法F2:2−((2−ブロモフェネチル)チオ)−2−クロロ酢酸メチル
2−((2−ブロモフェネチル)チオ)酢酸メチル(4.4g)、1−クロロピロリジン−2,5−ジオン(2g)および四塩化炭素(2.4g)の混合物を、氷浴上で2.5時間撹拌し、ろ過し、蒸発させて表題の化合物(4.7g)を得た。
【0152】
合成方法F3:5−ブロモイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル
2−((2−ブロモフェネチル)チオ)−2−クロロ酢酸メチル(4.7g)、三塩化アルミニウム(2g)およびDCM(15ml)の混合物を、氷浴中で撹拌し、周囲の温度まで温め、3.5時間撹拌した。分離方法BおよびEにより表題の化合物(2.9g)を得た。
【0153】
合成方法F4:2−(5−ブロモイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法A3の手順を用いて、5−ブロモイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル(0.5g)から製造し、分離方法EおよびDを用いて単離した(2−プロパノール、収量21mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.52(dd, 1H), 7.02-7.19(m, 2H), 4.65(s, 1H), 3.77(td, 1H), 3.17-3.60(br. s, 4H), 2.96-3.09(m, 1H), 2.75-2.95(m, 2H).
【0154】
実施例66:2−(5−ブロモ−1−メチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、実施例11およびA3の合成方法の手順を用いて、5−ブロモイソチオクロマン−1−カルボン酸メチル(1.6g)から製造し、分離方法Eにより単離した。(収量30mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.46-7.56(m, 1H), 7.21-7.39(m, 1H, CHCl3), 7.02-7.16(m, 1H), 3.17-4.0(m, 4H), 2.70-3.10(m, 3H), 1.48-2.01(m, 4H).
【0155】
実施例67:2−(5,7−ジブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
工程1:5,7−ジブロモ−3−エチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル
乾燥したマイクロ波バイアルにジ−μ−メトキソビス(1,5−シクロオクタジエン)ジイリジウム(I)(5.0mg)、4,4’−ジメトキシ−2,2’−ジピリジル(3.2mg)、ビス(ピナコラト)ジボロン(93mg)および2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(157mg、実施例43)を入れ、バイアルを真空/N2サイクルを用いて数回フラッシュした。テトラヒドロフラン(1ml)を加え、溶液を密封容器中で80℃に加熱した。4時間後、加熱を止め、反応混合物を濃縮した。蒸発残渣をメタノール(6ml)に溶解し、CuBr2の水(6ml)溶液を加えた。得られた不均一混合物を密封容器中で80℃に加熱した。8時間後、反応混合物を室温に冷却し、ジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。蒸発残渣は、分離方法E(酢酸エチル−ヘプタン)により精製した。(収量94mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.63-7.67(m, 1H), 7.55-7.58(m, 0.33H), 7.38-7.44(m, 0.63H), 5.31-5.36(m, 0.11H), 5.28-5.31(d, 0.89H), 4.19-4.38(m, 2H), 4.00-4.09(m, 0.37H), 3.50-3.60(m, 0.63H), 2.72-2.83(m, 1H), 2.56(ddd, 0.64H), 2.39(dd, 0.36H), 1.66-1.90(m, 2H), 1.30-1.36(m, 3H), 1.02-1.13(m, 3H).
【0156】
工程2:2−(5,7−ジブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法A3を用いて合成し、塩形成方法Aを用いてHCl−塩に変換した。(収量60mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.59(s, 1.57H), 10.08(s, 0.36H), 7.93-7.96(m, 1H), 7.59(d, 0.19H), 7.48-7.51(m, 0.77H), 5.92(br s, 0.19H), 5.90(br s, 0.78H), 3.84-4.00(m, 4H), 3.63-3.78(m, 1H), 2.74-2.84(m, 1H), 2.50-2.57(m, 1H), 1.61-1.77(m, 2H), 0.94-1.02(m, 3H).
【0157】
実施例68:2,5−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、HCl塩
工程1:1−(2−ブロモフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン−2−オン
DCM(400ml)中の2,2,2−トリフルオロエタンアミン塩酸塩(27.1g、200mmol)および水(50ml)の溶液に、NaNO2(15.43g、241mmol)を0℃で添加し、1時間撹拌した。その後、78℃に冷却し、その後、2−(2−ブロモフェニル)アセトアルデヒド(20g、100mmol)およびZrCl4(30.4g、130mmol)を添加し、2時間撹拌した。反応混合物をMeOH(30ml)で止めた。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量13.0g)
【0158】
工程2:1−(2−ブロモフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン−2−オールのエナンチオマー
MeOH(150ml)中のエチル1−(2−ブロモフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン−2−オン(7.0g、24.9mmol)の溶液に、NaBH4(1.23g、32.3mmol)を0℃で添加し、RTで1時間撹拌した。その後、反応混合物をMeOHでクエンチし、減圧下で濃縮して粗生成物を得た。表題の化合物は、分離方法A、EおよびHにより精製した(エナンチオマー−1の収量1.6g、エナンチオマー−2の収量1.4g)。Chiralcel OD−H(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:10:0.1)、1ml/分で、エナンチオマー−1は、tr=5.67分に現れ、エナンチオマー−2は、tr=9.57分に現れた。
【0159】
工程3:2−(5−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、HCl塩
表題の化合物は、合成方法Bにより1−(2−ブロモフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン−2−オールのエナンチオマー−1(500mg)から製造し、分離方法Eにより単離した。得られた塩基は、塩形成方法A(Et2O中のHCl、溶媒としてDCM)を用いてHCl塩に変換した(収量192mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.73(br. s, 1.95H), 10.26(br. s, 2.05H), 7.70(重複dd, 2H), 7.20-7.42(重複m, 4H), 5.99(br s, 1.02H), 5.98(br s, 0.98H), 4.16-4.33(重複m, 2H), 3.81-3.96(m, 8H), 2.59-3.09(m, 8H).
【0160】
実施例69:2−(5−メトキシ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
グリオキシル酸エチル(50%トルエン溶液、11.66ml)および2−メトキシベンゼンエタノール(12.73ml)の溶液を、1時間撹拌し、2−ヒドロキシ−2−(2−メトキシフェネトキシ)酢酸エチルを得た。2−ヒドロキシ−2−(2−メトキシフェネトキシ)酢酸エチルの生成は、1H NMRにより検出し、反応混合物は、氷浴で冷却し、ピリジン(48.4ml)、4−ジメチルアミノピリジン(0.44g)およびアセチルクロライド(12.85ml)で処理した。+7℃で1時間撹拌後、ヘプタン(50ml)を加え、氷浴冷却を取り除き、反応混合物を周囲の温度にし、ろ過した。ろ液をMTBE(3×50ml)で洗浄し、合わせた溶媒をNaHCO3(飽和水溶液)、水およびNaCl(飽和水溶液)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過した。有機物を蒸発させ、トルエンを加え、蒸発させた。副生成物および残りの溶媒を留去(0mbar−1mbar/72〜105℃)し、残渣を酢酸エチルに溶解した。シリカゲルおよび活性炭を加え、溶液を10分間撹拌し、ろ過した。有機物を蒸発させ、2−アセトキシ−2−(2−メトキシフェネトキシ)酢酸エチル(12.3g)を得た。これを次工程に使用した。
【0161】
2−アセトキシ−2−(2−メトキシフェネトキシ)酢酸エチル(12.3g)のジクロロメタン(415ml)溶液(−20℃)をAlCl3(5.5g)で処理し、1時間撹拌した。AlCl3(5.5g)をその溶液に加え、3.5時間撹拌し、氷水(400ml)中に注いだ。分離方法Aを適用し、粗生成物を蒸留し(1〜2mbar/120〜130℃)、5−メトキシイソクロマン−1−カルボン酸エチル(5.1g)を得た。
【0162】
NaH(0.68g)、5−メトキシイソクロマン−1−カルボン酸エチル(1g)およびDMF(10ml)の混合物を2時間氷浴温度で撹拌した。ヨードメタン(2.6ml)を加え、混合物を周囲の温度で16時間撹拌した。中間体5−メトキシ−1−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(0.7g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物を、合成方法A工程3および分離方法D(ジエチルエーテル)の手順を用いて合成した。(収量0.1g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.10(tr, 1H), 6.83(dd, 2H), 6.08(s, 1H), 3.85(m, 2H), 3.77(s, 3H), 3.44-3.70(br m, 2H), 3.07-3.28(br s, 2H), 2.62(tr, 2H), 1.60(s, 3H).
【0163】
実施例70:2−(5−メトキシイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Fの手順を用いて、メタンスルホン酸2−メトキシフェネチル(3.58g)から製造した。表題の化合物は、分離方法Eを用いて精製した。(収量60mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.11(t, 1H), 6.84(d, 1H), 6.73(d, 1H), 3.82(s, 3H), 3.46-3.66(m, 4H), 3.03-3.17(m, 2H), 2.75-2.87(m, 2H).
【0164】
実施例71:2−((3R)−5−メトキシ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
NaH(0.17g)、(3R)−エチル 5−メトキシ−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(0.3g)およびDMF(7ml)の混合物を、氷浴温度で2時間撹拌した。ヨードメタン(0.7ml)を加え、混合物を周囲の温度で16時間撹拌した。中間体、(3R)−エチル 5−メトキシ−1,3−ジメチルイソクロマン−1−カルボキシレート(0.4g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物を合成方法A工程3および分離方法E(EtOAc/DCM/トリエチルアミン 10/20/1)の手順を用いて合成した。(収量0.3g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.01-7.24(m, 2H), 6.71-6.76(m, 1H), 3.97-4.24(m, 1H), 3.80-3.84(m, 3H), 3.37-3.77(br, 3H), 2.77-2.90(m, 1H), 2.32-2.42(m, 1H), 1.77(d, 3H), 1.35-1.41(m, 3H), 1.24-1.29(m, 1H).
【0165】
実施例72:2−(5−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:2−(2−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル)オキシラン
ブロモ−2−(2,2,2−トリフルオロエチル)ベンゼン(0.5g)を脱気したトルエンに溶解し、トリブチル(ビニル)スズ(0.67ml)、Pd2(dba)3(0.096g)およびトリ−tert−ブチルホスフィン(0.25ml、1M溶液)を加えた。反応混合物を40℃に加熱した。4時間後、加熱をやめ、ジエチルエーテルおよびペンタンの1:1溶液(10ml)を添加し、フッ化カリウム(1.0g)を添加した。混合物を30分間撹拌し、その後、シリカゲル床を通してろ過し、ろ液を500mbarの減圧下で徐々に濃縮した。蒸発残渣をカラムクロマトグラフィー(ジエチルエーテル−ペンタン)により精製し、生成物を含む画分を家庭用吸引機蒸留(house vacuum distillation)により濃縮した。トルエンおよび所望のスチレン生成物を含む蒸発残渣(0.389g)を、ジクロロメタン(12ml)に溶解し、3−クロロペルオキシ安息香酸(0.70g)を添加した。反応混合物を一晩室温で撹拌した後、ジクロロメタン(20ml)で希釈し、Na2SO3の溶液(10ml、1M)を添加した。二相混合物を30分間撹拌し、相を分離した。水相をジクロロメタン(3×10ml)で抽出した。すべての有機相をあわせ、飽和NaHCO3溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した(300mbar圧力)。蒸発残渣を分離方法E(ジエチルエーテル−ペンタン)により精製した。(収量220mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.26-7.38(m, 4H), 4.01-4.07(m, 1H), 3.42-3.69(m, 2H), 3.17(dd, 1H), 2.69(dd, 1H).
【0166】
工程2:2−(2−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル)エタノール
フラスコに、Pd(0) EnCat 30 NP(0.136g、エタノールおよび酢酸エチルで使用前に洗浄した)を入れ、酢酸エチル(1.5ml)中の2−(2−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル)オキシラン(0.110g)の溶液を加え、トリエチルアミン(0.33ml)およびギ酸(90μl)を加えた。混合物を室温で26時間撹拌し、その後、ろ過した。沈殿を酢酸エチルで洗浄し、ろ液を濃縮した。蒸発残渣を分離方法E(酢酸エチル−ヘプタン)により精製した。(収量70mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.19-7.34(m, 4H), 3.87(td, 2H), 3.50(q, 2H), 2.96(t, 2H).
【0167】
工程3:2−(5−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Bの手順を用いて2−(2−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル)エタノール(70mg)から合成した。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに用いた。(収量53mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.16-7.28(m, 3H), 5.40(s, 0.1H, 交換可能なプロトン), 4.23(ddd, 1H), 3.84(ddd, 1H), 3.46-3.66(m, 5H), 3.46-3.53(m, 1H), 2.99(ddd, 1H), 2.80(dt, 1H).
【0168】
実施例73:2−((3R)−5−エチル−1,3−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
合成方法G
NaH(0.39g)、(3R)−エチル 5−エチル−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(0.6g)およびDMF(7ml)の混合物を氷浴温度で2時間撹拌した。ヨードメタン(1.5ml)を加え、混合物を周囲の温度で16時間撹拌した。中間体、(3R)−エチル 5−エチル−1,3−ジメチルイソクロマン−1−カルボキシレート(0.5g)を分離方法Aにより精製し、表題の化合物は、合成方法Aの工程3および分離方法E(EtOAc/DCM/トリエチルアミン 10/20/1)の手順を用いて合成した。(収量0.06g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.30-7.07(m, 3H), 4.89(br, 1H), 3.81-4.10(M, 1H), 2.47-2.77(m, 4H), 1.73-1.83(d, 3H), 1.38(tr, 3H), 1.21(td, 3H).
【0169】
実施例74:2−(5−メチル−3−(メトキシメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aにより3−(メトキシメチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(200mg)から製造し、分離方法Dにより単離した。(収量134mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.00-7.14(m, 3H), 5.45(s, 1H), 3.96(dd, 1H), 3.50-3.67(m, 6H), 3.40-3.46(m, 3H), 2.63-2.74(m, 2H), 2.24(s, 3H).
【0170】
実施例75:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−5−メチルイソクロマン−7−オール、臭化水素酸塩
2−(7−メトキシ−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(実施例61、100mg)を臭化水素酸(1.5ml、水中47w−%)に溶解し、混合物を加熱して還流した。5.5時間後、混合物を室温まで冷却した。溶媒を蒸発させ、蒸発残渣をエタノールで粉砕して表題の化合物を得た。(収量27mg)。
1H NMR (D2O) δppm 6.84(d, 1H), 6.57(d, 1H), 5.76(s, 1H), 4.06(t, 2H), 4.00(s, 4H), 2.74(t, 2H), 2.23(s, 3H).
【0171】
実施例76:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチルイソクロマン−5−オール、塩酸塩
工程1:3−エチル−5−ヒドロキシイソクロマン−1−カルボン酸メチル
5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(500mg)およびKOH(358mg)の混合物に、ジオキサン(4.5ml)および水(1.5ml)を添加した。2−ジ−tert−ブチル−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1’,1’−ビフェニル(38mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)およびPd2(dba)3(73mg)を添加し、ついで混合物を2.5時間100℃で加熱した。反応後、反応混合物を蒸発乾固し、次工程に直接使用した。
【0172】
反応粗産物をMeOH(15ml)に溶解した。クロロトリメチルシラン(5.9ml)を加え、反応混合物を一晩rtで撹拌した。混合物を蒸発乾固した。表題の化合物は、分離方法Eにより精製した。(収量90mg)。
【0173】
工程2:1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イル)−3−エチルイソクロマン−5−オール、塩酸塩
3−エチル−5−ヒドロキシイソクロマン−1−カルボン酸メチル(90mg)をジクロロメタン(1ml)に溶解し、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(52μl)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(9.6mg)を添加した。28時間後、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(102μl)およびp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(10mg)をさらに加え、混合物をもう24時間撹拌した。ついで3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(200μl)を加え、混合物を一晩撹拌し、その後ジエチルエーテル(5ml)で希釈し、飽和NaHCO3溶液で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥し、濃縮した。蒸発残渣のカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘプタン)による精製により、37mgの油状物が得られ、これを、合成方法A3を用いて2−(3−エチル−5−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール(13mg)に変換した。この手順による粗生成物を、メタノール(1ml)に溶解し、ジエチルエーテル中のHCl溶液(2M、39μl)を添加した。2.5時間後、反応混合物を濃縮し、残渣を水(10ml)にとった。溶液を酢酸エチルで洗浄し、水層を凍結乾燥機で濃縮して表題の化合物を得た。(収量6mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.43(s, 1.3H), 9.92(s, 0.45H), 9.80(s, 0.9H), 7.03-7.14(m, 1H), 6.78-6.88(m, 1H), 6.58-6.70(m, 1H), 5.78(s, 0.11H), 5.75(s, 0.61H), 3.84-3.93(m, 4H), 3.61-3.74(m, 1H), 2.77(d, 1H), 2.28-2.44(m, 1H), 1.53-1.76(m, 2H), 0.92-1.03(m, 3H).
【0174】
実施例77:2−(5−メトキシ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2
工程1:(R)−4,4,4−トリフルオロ−1−(2−メトキシフェニル)ブタン−2−オール
4,4,4−トリフルオロ−1−(2−メトキシフェニル)ブタン−2−オン(6g、25.8mmol、実施例52の工程1に記載したように合成した)のMeOH(100ml)溶液に、NaBH4(1.47g、38.7mmol)を0℃で加え、RTで1時間撹拌した。その後、反応混合物をMeOHでクエンチし、減圧下濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法A、EおよびHにより精製した。収量(1.7g)。エナンチオマーは、Chiralpak 1A(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:10:0.1)、1ml/分で、tr=12.8分に現れた。
【0175】
工程2:2−(5−メトキシ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2
表題の化合物は、合成方法Gにより、4,4,4−トリフルオロ−1−(2−メトキシフェニル)ブタン−2−オールのエナンチオマー−2(900mg)から製造し、分離方法Eにより単離した。(収量30mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.14-7.26(m, 2H), 6.85(t, 1H), 5.46(s, 1H), 4.06(dd, 1H), 3.81-3.88(m, 3H), 3.48-3.69(m, 4H), 2.93(dd, 1H), 2.45-2.70(m, 2H).
【0176】
実施例78:2−(1,5−ジメチルイソチオクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、1,5−ジメチルイソチオクロマン−1−カルボン酸エチル、ならびに合成方法Aの工程3および分離方法D(ジエチルエーテル)、E(EtOAc/DCM/トリエチルアミン 10/18/1)およびD(ジエチルエーテル/ヘプタン)の手順をそれぞれ用いて合成した。(収量0.06g)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.04(m, 3H), 5.91(s, 1H), 3.45-3.70(br, 2H), 3.18-3.30(br, 2H), 3.03-3.12(m, 1H), 2.92-2.81(m, 3H), 2.20(s, 3H), 1.77(s, 3H).
【0177】
実施例79:2−(5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、HCl塩
表題の化合物は、合成方法B(三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに用い、中間体、5−(トリフルオロメトキシ)イソクロマン−1−カルボン酸エチルの1/3のみ最終工程に使用した)の手順を用いて、1−(2−(2−(トリフルオロメトキシ)フェニル)エタノール(2.2g)から製造した。得られた塩基を、塩形成方法A(Et2O中のHCl、溶媒としてDCM)を用いてHCl塩に変換した。(収量192mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.64(s, 2H), 7.27-7.56(m, 3H), 5.94(s, 1H), 4.17(dt, 1H), 3.83-3.96(m, 1H), 3.90(br. s, 4H), 2.75-2.99(m, 2H).
【0178】
実施例80:2−(3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−1、HCl塩
表題の化合物(より速く溶出するエナンチオマー)(138mg)は、分離方法Lにより実施例8の化合物(500mg)から製造した。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.26(d, 2H), 7.06(t, 1H), 5.76(s, 1H), 4.14-4.25(m, 1H), 3.89-4.02(m, 5H), 2.79-3.02(m, 2H), 2.68(q, 2H), 1.22(t, 3H).
【0179】
実施例81:2−(3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、HCl塩
工程1:1−(2−(ベンジルオキシ)ペント−4−エニル)−2−メチルベンゼン
NaH(4.9g、127.8mmol)のTHF(150ml)懸濁液に、1−o−トリルペント−4−エン−2−オール(THF中15g、85.22mmol)を0℃で添加し、30分間撹拌した。次いで、臭化ベンジル(17.85g、102.2mmol)を0℃で添加し、その後反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、氷冷H2Oでクエンチし、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより分離した。(収量13.0g)。
【0180】
工程2:3−(ベンジルオキシ)−4−o−トリルブタナール
1−(2−(ベンジルオキシ)ペント−4−エニル)−2−メチルベンゼン(5.0g、18.72mmol)のDCM(100ml)溶液に、O3ガスを−78℃で3時間通した。反応混合物を−78℃のTEA(5ml)でクエンチし、室温で5時間撹拌した。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量2.0g)。
【0181】
工程3:3−(ベンジルオキシ)−4−o−トリルブタン−1−オール
3−(ベンジルオキシ)−4−o−トリルブタナール(4.0g、14.81mmol)のMeOH(50ml)溶液に、NaBH4(1.13g、29.62mmol)を0℃で添加し、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量3.0g)。
【0182】
工程4:1−(2−(ベンジルオキシ)−4−フルオロブチル)−2−メチルベンゼン
3−(ベンジルオキシ)−4−o−トリルブタン−1−オール(3.0g、11.11mmol)のDCM(50ml)溶液に、DAST(2.9ml、22.22mmol)を0℃で添加し、室温で5時間撹拌した。次いで、0℃に冷却し、NH4Cl(10ml)でクエンチした。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量1.5g)。
【0183】
工程5:4−フルオロ−1−o−トリルブタン−2−オール
1−(2−ベンジルオキシ)−4−フルオロブチル)−2−メチルベンゼン(3.0g、11.03mmol)のMeOH(50ml)溶液に、10%Pd/C(0.3g)を窒素雰囲気下添加し、40psiで5時間撹拌した。反応混合物をCeliteを通してろ過し、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法Eにより精製した。(収量1.5g)。
【0184】
工程6:3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル
表題の化合物は、合成方法Aにより、4−フルオロ−1−o−トリルブタン−2−オール(3.0g、16.48mmol)から製造し、分離方法AおよびEにより精製した。(収量1.0g)。
【0185】
工程7:2−(3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、HCl塩
表題の化合物は、合成方法Aおよび塩形成方法Aにより、3−(2−フルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(200mg)から製造し、分離方法Dにより単離した。(収量50mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.15-7.34(m, 2H), 7.01-7.12(m, 1H), 5.83(s, 1H), 4.53-4.81(m, 2H), 3.94-4.10(m, 5H), 2.30(s, 3H), 2.79-2.94(m, 1H), 2.59-2.79(m, 1H), 1.98-2.27(m, 2H).
【0186】
実施例82:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー
表題の化合物(より速く溶出するエナンチオマー)(77mg)は、分離方法Lにより実施例17の化合物(160mg)から製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.54(br. s, 2H), 7.27(t, 1H), 6.99(d, 1H), 6.85(d, 1H), 5.83(br. s, 1H), 4.10-4.17(m, 1H), 3.87(br. s, 4H), 3.82-3.86(m 1H), 3.81(s, 3H), 2.65-2.81(m, 2H).
【0187】
実施例83:2−(5−ブロモ−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、HCl塩
表題の化合物は、合成方法Bにより、エチル 1−(2−ブロモフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタン−2−オールのエナンチオマー−2(500mg、実施例68、工程2)から製造し、分離方法Eにより単離した。得られた塩基を塩形成方法Aを用いてHCl塩に変換した(Et2O中のHCl、溶媒としてDCM)。(収量290mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.61(br. s, 1.24H), 10.50(br. s, 0.76H), 7.61-7.79(重複m, 1H), 7.21-7.39(重複m, 2H), 5.98(br. s, 0.62H), 5.97(bs. s, 0.38H), 4.24(dd, 1H), 3.83-3.95(m 4H), 2.60-3.08(m, 4H).
【0188】
実施例84:2−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、HCl塩
工程1:1−(2−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロブチル)−2−メチルベンゼン
3−(ベンジルオキシ)−4−o−トリルブタン−1−オール(10g、37.04mmol、実施例81、工程3)のDCM(100ml)溶液に、DAST(10ml、Wt/V)を0℃で添加し、室温で5時間撹拌した。次いで、0℃に冷却し、NH4Cl(50ml)でクエンチした。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量7.0g)。
【0189】
工程2:4,4−ジフルオロ−1−o−トリルブタン−2−オール
1−(2−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロブチル)−2−メチルベンゼン(10g、34.48mmol)のMeOH(150ml)溶液に、10%Pd/C(1.0g)を窒素雰囲気下で加え、40psiで5時間撹拌した。反応混合物をCeliteを通してろ過し、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法Eにより精製した。(収量6.0g)。
【0190】
工程3:3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル
表題の化合物は、合成方法Aにより、4,4−ジフルオロ−1−o−トリルブタン−2−オール(5.0g、25.0mmol)から製造し、分離方法AおよびEにより精製した。(収量1.5g)。
【0191】
工程4:2−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、HCl塩
表題の化合物は、合成方法Aおよび塩形成方法Aにより、3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチルから製造し、分離方法Dにより単離した。(収量130mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.15-7.31(m, 2H), 7.05(d, 1H), 6.03-6.30(m, 1H), 5.83(s, 1H), 4.09(ddd, 1H), 3.96-4.04(m, 4H), 2.86(dd, 1H), 2.73(dd, 1H), 2.19-2.40(m, 5H).
【0192】
実施例85:2−(7−メトキシ−3,5−ジメチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ブロモ−5−メトキシトルエン(2g)およびTHF(10ml)の−78℃の混合物を、n−ブチルリチウム(2.5Mヘプタン溶液8.8ml)で処理し、15分間撹拌し、その後THF(5ml)中のプロピレンオキシド(0.9ml)を添加した。−78℃で30分間撹拌した後、反応混合物を周囲の温度とし、中間体、1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)プロパン−2−オールを分離方法AおよびE(EtOAc/ヘプタン)それぞれで精製した。2,2−ジエトキシ酢酸エチル(0.6ml)、1−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)プロパン−2−オール(0.5g)およびDCE(4ml)の混合物を、氷浴温度で撹拌し、三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを添加し(0.7ml)、4時間還流した。中間体、7−メトキシ−3,5−ジメチルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(0.05g)を分離方法BおよびE(酢酸エチル/ヘプタン)それぞれにより精製した。表題の化合物は、合成方法Aの工程3および分離方法D(ジエチルエーテル/ヘプタン)の手順を用いて合成した。(収量0.01g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 6.74(dd, 2H), 5.45(d, 1H), 3.83-3.92(m, 1H), 3.75(d, 3H), 3.40-3.71(br, 3H), 2.368-2.68(m, 2H), 2.2(s, 3H), 1.37(dd, 3H).
【0193】
実施例86:2−((3)−5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、塩酸塩
工程1:4,4,4−トリフルオロ−1−o−トリルブタン−2−オールのエナンチオマー
4,4,4−トリフルオロ−1−o−トリルブタン−2−オン(7.0g、32.4mmol、実施例52工程1)のMeOH(150ml)溶液に、NaBH4(1.84g、48.6mmol)を0℃で加え、RTで1時間撹拌した。反応混合物をMeOHでクエンチし、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法A、EおよびHにより精製した。収量(1.4g)。エナンチオマーは、Chiralcel OD−H(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:10:0.1)、1ml/分で、tr=7.0分に現れた。
【0194】
工程2:2−((3)−5−メチル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、塩酸塩
表題の化合物は、実施例52に記載したように、4,4,4−トリフルオロ−1−o−トリルブタン−2−オール(1.19g)から合成し、塩形成方法Aに従い、HCl塩に変換した。(収量74mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.52(br. s, 1.5H), 10.13(br. s, 2H), 7.16-7.29(m, 2H), 7.05-7.13(m, 1H), 5.93(s, 0.75H), 5.89(s, 0.22H), 4.14-4.28(m, 1H), 3.83-3.93(m, 4H), 2.61-2.91(m, 4H), 2.23(s, 3H).
【0195】
実施例87:2−(5−(メチルチオ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
工程1:3,4−ジヒドロ−5−(メチルチオ)−1H−イソクロメン−1−カルボン酸エチル
5−ブロモイソクロマン−1−カルボン酸エチル(合成方法A1およびA2、0.5g、1.75mmol)、NaSMe(0.18、3.3mmol)およびCuBr(0.435g、1.8mmol)のDMF(10ml)溶液を、マイクロ波照射下で15分間90℃に加熱した。表題の化合物は、分離方法DおよびEにより精製した。(収量100mg)。
【0196】
工程2:2−(5−(メチルチオ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法Aにより5−(メチルチオ)イソクロマン−1−カルボン酸エチル(490mg)から製造し、分離方法Gにより単離した。(収量380mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.17-7.22(m, 2H), 7.08-7.13(m, 1H), 5.44(s, 1H), 4.24(ddd, 1H), 3.89(ddd, 1H), 3.45-3.82(m, 4H), 2.70-2.93(m, 2H), 2.46(s, 3H).
【0197】
実施例88:2−((3)−5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、塩酸塩
工程1:1−(2−ブロモフェニル)ペンタン−2−オールのエナンチオマー−2
2−(2−ブロモフェニル)アセトアルデヒド(16g、80.8mmol)のTHF(100ml)溶液に、臭化プロピルマグネシウム(THF中、48ml(2.0M)、97mmol)を0℃で添加し、その後、室温で5時間撹拌した。反応混合物を塩化アンモニアでクエンチし、次いで表題の化合物を分離方法A、EおよびHにより精製した。(収量740mg)。エナンチオマー−2は、Chiralcel OD−H(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:5:0.1)、1ml/分で、tr=5.70分に現れた。
【0198】
工程2:2−((3)−5−ブロモ−3−プロピルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法Bおよび塩形成方法Aの手順を用いて、1−(2−ブロモフェニル)ペンタン−2−オールのエナンチオマー−2(1.0g)から合成した。(収量510mg)。三フッ化ホウ素ジエチルエーテルを塩化チタン(IV)の代わりに使用した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.73(br. s, 1.8H), 10.16(br. s, 0.1H), 7.70-7.63(m, 1H), 7.21-7.34(m, 2H), 5.92(br. s, 1H), 3.78-3.94(m, 5H), 2.78-2.88(m, 1H), 2.61(dd, 1H), 1.59-1.72(m, 2H), 1.35-1.57(m, 2H), 0.93(m, 3H).
【0199】
実施例89:2−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、塩酸塩
工程1:1−(2−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロブチル)−2−メチルベンゼンのエナンチオマー
ラセミ体の1−(2−(ベンジルオキシ)−4,4−ジフルオロブチル)−2−メチルベンゼン(実施例84、工程2)を分離方法H(保持時間8.6分、1ml/分、Chiralcel OJ−H、4.6×250mm、90:10:0.1 ヘキサン:iPrOH:TFA)によりエナンチオマーに分離した。(収量4.0g)。
【0200】
工程2:2−(3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法A3および塩形成方法Aの手順を用いて、(3)−エチル 3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(250mg)から合成した。(収量100mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.67(s, 2H), 7.09-7.23(m, 3H), 6.14-6.45(tt, 1H), 5.93(s, 1H), 3.97-4.08(m, 1H), 3.85-3.92(m, 4H), 2.81(dd, 1H), 2.63-2.74(m, 1H), 2.24-2.37(m, 2H), 2.23(s, 3H).
【0201】
実施例90:2−(5−(ジフルオロメトキシ)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法A3および塩形成方法Aの手順を用いて、5−(ジフルオロメトキシ)イソクロマン−1−カルボン酸エチル(220mg)から合成した。(収量180mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.41(s, 2H), 7.38(t, 1H), 7.27(t, 1H), 7.22(d, 1H), 7.15(d, 1H), 5.85(s, 1H), 4.14(td, 1H), 3.83-3.95(m, 5H), 2.72-2.90(m, 2H).
【0202】
実施例91:2−((3R)−3−エチル−5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
表題の化合物は、合成方法E(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニルを用いて、還流)およびAにより、(R)−エチル 5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−カルボキシレート(700mg)から製造した。C−O結合反応(E)は、遊離酸を生じ、さらに最終反応工程の前にメチル化された(合成方法A)。表題の化合物は、反応混合物の濃縮により得られた。(収量169mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.00-7.22(m, 1H), 6.76-6.85(m, 2H), 5.38(s, 1H), 3.82(s, 3H), 3.45-3.71(m, 4H), 2.82(dd, 1H), 2.41(dd, 1H), 1.53-1.81(m, 2H), 0.95-1.12(m, 3H).
【0203】
実施例92:2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−1、HCl塩
表題の化合物(より速く溶出するエナンチオマー)(43mg)は、実施例8の化合物500mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.50(br. s, 2H), 7.51(d, 1H), 7.35(t, 1H), 7.25(d, 1H), 5.86(br. s, 1H), 4.13-4.22(m, 1H), 3.83-3.99(m, 5H), 2.78-2.96(m, 2H).
【0204】
実施例93:2−((3R)−5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
工程1:(R)−1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オール
1−(2−ブロモフェニル)プロパン−2−オン(30g、140mmol)のMeOH(100ml)溶液に、NaBH4(6.09g、210mmol)を0℃で添加し、室温で2時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチし、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法A、EおよびMにより精製した。(収量28.0g)。エナンチオマー−1は、Chiralcel OD−H(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:5:0.1)、1ml/分で、tr=7.86分に現れた。
【0205】
工程2:(3R)−エチル 5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート
表題の化合物は、合成方法A1およびA2により、R−2−(2−ブロモフェニル)から製造し、分離方法AおよびEから精製した。(収量2.0g)。
【0206】
工程3:(3R)−エチル 5−ヒドロキシ−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート
(3R)−エチル 5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(2.0g、5.95mmol)のジオキサン(50ml)および水(10ml)溶液に、KOH(1.37g、35.7mmol)、テトラメチルジt−ブチルXPhos(0.28g、0.06mmol)およびPd2(dba)3(0.06g、0.06mmol)を室温で加えた。次いで、反応混合物をN2で3回脱気し、100℃で16時間撹拌した。反応混合物をMeOHでクエンチし、減圧下で濃縮して粗化合物を得た。粗化合物を、EtOH(80ml)に溶解し、H2SO4(1.0ml)を添加し、そして80℃で5時間撹拌した。溶媒を蒸発により除去し、粗化合物を得た。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量100mg)。
【0207】
工程4:(3R)−エチル 5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート
(3R)−エチル 5−ブロモ−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(0.25g、1.05mmol)のDMF(5.0ml)溶液に、K2CO3(0.184g、1.35mmol)を加えた。次いで、ジフルオロモノクロロメタンガスを室温で2時間パージし、50℃で4時間撹拌した。反応混合物を水でクエンチした。表題の化合物は、分離方法AおよびEにより精製した。(収量40mg)。エナンチオマー−1(すなわち(R))は、Chiralcel OD−H(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:2−PrOH:TFA(90:5:0.1)、1ml/分で、tr=4.71分に現れた。
【0208】
工程5:2−((3R)−5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法A3および塩形成方法Aの手順を用いて、(3R)−エチル 5−(ジフルオロメトキシ)−3−メチルイソクロマン−1−カルボキシレート(250mg)から合成した。(収量200mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.81(s, 1.75H), 10.22(s, 0.14H), 7.36(t, 1H), 7.29(t, 1H), 7.17-7.23(m, 2H), 5.98(s, 0.07H), 5.96(s, 0.88H), 3.84-4.00(m, 5H, H2Oシグナルと重複), 2.81-2.92(m, 1H), 2.57(dd, 0.89H), 2.45(dd, 0.09H), 1.36(d, 2.65H), 1.33(d, 0.29H).
【0209】
実施例94:2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー
工程1:1−(2−ブロモフェニル)ブタン−2−オールのエナンチオマー
2−(2−ブロモフェニル)アセトアルデヒド(15g、75.37mmol)のTHF(100ml)溶液に、臭化プロピルマグネシウム(THF中1.0M)(15.13g、113.6mmol)を0℃で加え、RTで3時間撹拌した。反応混合物を塩化アンモニウムでクエンチし、ついで表題の化合物を分離方法A、EおよびMにより精製した。(収量7.0g)。エナンチオマーは、Chiralcel OJH(4.6×250mm) 5μ、ヘキサン:エタノール(98:02)、1ml/分で、tr=13.6分に現れた。
【0210】
工程2:2−(5−ブロモ−3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー
表題の化合物は、合成方法Aにより、3−(2,2−ジフルオロエチル)−5−メチルイソクロマン−1−カルボン酸エチルのエナンチオマー(500mg)から製造し、分離方法Eにより単離した。(収量470mg)。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.44-7.58(m, 1H), 7.24(d, 1H), 7.00-7.16(m, 1H), 5.39(s, 1H), 3.49-3.73(m, 5H), 2.82-2.90(m, 1H), 2.42-2.64(m, 1H), 1.54-1.82(m, 2H), 0.92-1.12(m, 3H).
【0211】
実施例95:2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−1、HCl塩
表題の化合物(より速く溶出するエナンチオマー)(28mg)は、実施例2(130mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.44(br. s, 2H), 7.61-7.77(m, 1H), 7.17-7.34(m, 2H), 5.85(br. s, 1H), 4.08-4.22(m, 1H), 3.81-4.03(m, 5H), 2.70-2.93(m, 2H).
【0212】
実施例96:2−(3−エチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2
表題の化合物(より遅く溶出するエナンチオマー)(110mg)は、実施例8の化合物(500mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (CD3OD) δppm 7.26(d, 2H), 7.06(t, 1H), 5.76(s, 1H), 4.14-4.25(m, 1H), 3.89-4.02(m, 5H), 2.79-3.02(m, 2H), 2.68(q, 2H), 1.22(t, 3H).
【0213】
実施例97:2−(5−メトキシイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、HCl塩
表題の化合物(より遅く溶出するエナンチオマー)(77mg)は、実施例17の化合物(160mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.45(br. s, 2H), 7.27(t, 1H), 6.99(d, 1H), 6.83(d, 1H), 5.81(br. s, 1H), 4.10-4.17(m, 1H), 3.87(br. s, 4H), 3.82-3.86(m, 1H), 3.81(s, 3H), 2.65-2.80(m, 2H).
【0214】
実施例98:2−(1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
NaH(0.18g)、1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボン酸メチル(0.5g)およびDMF(2ml)、トルエン(2ml)およびTHF(6ml)の混合物を、氷浴温度で撹拌した。ヨードメタン(0.7ml)を加え、混合物は、周囲の温度で3時間撹拌した。中間体、1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボン酸メチル(0.3g)を、分離方法AおよびE(EtOAc/ヘプタン)により精製し、表題の化合物は、合成方法A工程3および分離方法E(EtOAc/DCM/トリエチルアミン 10/20/1)の手順を用いて合成した。(収量0.1g)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.77(td, 2H), 7.41-7.53(m, 3H), 7.21(dd, 1H), 5.14(q, 2H), 4.92(br, 1H), 3.14-4.19(br, 4H), 1.90(s, 3H).
【0215】
実施例99:2−(5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
工程1:5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−カルボン酸エチル
5−ホルミルイソクロマン−1−カルボン酸エチル(200mg)のジクロロメタン(1ml)溶液に、三フッ化ジエチルアミノ硫黄(275mg)を添加し、溶液を室温で22時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、粗生成物を分離方法E(EtOAc−ヘプタン)により精製した。(収量153mg)。
1H NMR (CDCl3) δppm 7.53(d, 1H), 7.46(d, 1H), 7.24-7.33(m, 1H), 6.72(t, 1H), 5.36(s, 1H), 4.21-4.38(m, 3H), 4.01-4.11(m, 1H), 2.90-3.06(m, 2H), 1.32(t, 3H).
【0216】
工程2:2−(5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
表題の化合物は、合成方法A3および塩形成方法Aの手順を用いて、5−(ジフルオロメチル)イソクロマン−1−カルボン酸エチル(153mg)から合成した。(収量87mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.51(br. s, 2H), 7.58(t, 1H), 7.42-7.48(m, 2H), 7.21(t, 1H), 5.93(s, 1H), 4.11-4.20(m, 1H), 3.82-3.94(m, 5H), 2.87-3.11(m, 2H).
【0217】
実施例100:2−(5−クロロイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、HCl塩
表題の化合物は(より遅く溶出するエナンチオマー)(40mg)は、実施例8の化合物(500mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.50(br. s, 2H), 7.51(d, 1H), 7.35(t, 1H), 7.25(d, 1H), 5.86(br. s, 1H), 4.13-4.22(m, 1H), 3.83-3.99(m, 5H), 2.78-2.96(m, 2H).
【0218】
実施例101:2−(5−ブロモイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー−2、HCl塩
表題の化合物(より遅く溶出するエナンチオマー)(22mg)は、実施例2の化合物(130mg)から分離方法Lにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.44(br. s, 2H), 7.61-7.77(m, 1H), 7.17-7.34(m, 2H), 5.85(br. s, 1H), 4.08-4.22(m, 1H), 3.81-4.03(m, 5H), 2.70-2.93(m, 2H).
【0219】
実施例102:2−(1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−オール(100mg)の0℃のアセトニトリル(3ml)溶液に、ヨウ化Zn(II)(86mg)を加え、懸濁液を0℃で10分間撹拌した。トリメチルシリルシアニド(672μl)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO3の溶液(10ml)を加え、混合物を酢酸エチル(2×15ml)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥した。溶媒の蒸発により、110mgの1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボニトリルを得、エチレンジアミンモノ−p−トルエンスルホン酸塩(157mg)と混合し、混合物を200℃に加熱した。3時間後、反応混合物を室温まで冷却し、ジクロロメタン(10ml)とNaHCO3(1:1飽和溶液/水)水溶液との混合物に入れた。相を分離し、水相をジクロロメタン(5ml)で抽出した。合わせた有機相をNa2SO4で乾燥し、濃縮した。蒸発残渣を、分離方法E(NH3水溶液−MeOH−ジクロロメタン)により精製した。得られた2−(1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールを、塩形成方法Aを用いて表題の化合物に変換した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.56(s, 2H), 7.99(d, 1H), 7.91(d, 1H), 7.53-7.62(m, 2H), 7.41(d, 2H), 6.25(s, 1H), 5.22(AB q, 2H), 3.90-4.05(m, 4H).
【0220】
実施例103:2−(1−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー
表題の化合物(より遅く溶出するエナンチオマー)(10mg)は、実施例98の化合物(1.2g)から分離方法Hにより製造した。
1H NMR (CDOD3) δppm 7.81(dd, 1H), 7.77(d, 1H), 7.41-7.53(m, 3H), 7.24(dd, 1H), 5.14(s, 2H), 4.76-4.84(m, 4H, メタノール), 1.85(s, 3H).
【0221】
実施例104:2−(3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
3−メチルベンゾ[de]イソクロメン−1(3H)−オン(1.38g)のジクロロメタン(34ml)の−78℃の溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(10.5ml、トルエン中20%溶液)を25分かけて加えた。2時間後、クエン酸の10%水溶液(20ml)を添加し、混合物を25分間室温で撹拌した。得られた懸濁液に水(20ml)およびジクロロメタン(20ml)を添加し、層を分離した。水相を酢酸エチル(2×20ml)で抽出し、合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。冷蔵庫で凝固させた蒸発残渣をヘプタンによる粉砕により精製した。得られた3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−オール(0.92g、ジアステレオマーの混合物)をジクロロメタン(16ml)に溶解し、0℃に冷却した。トリメチルシリルシアニド(1.71ml)を添加し、次いで三フッ化ホウ素トリエチルエーテル(1.14ml)を加えた。1.5時間後、NaHCO3の飽和溶液(10ml)を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、(Na2SO4)で乾燥し、濃縮した。蒸発残渣のヘプタンでの粉砕による精製で、0.68gの3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボニトリル(ジアステレオマーの混合物)を得た。
【0222】
3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボニトリル(100mg)をエチレンジアミンモノ−p−トルエンスルホン酸塩(111mg)と混合し、混合物を200℃に加熱した。3時間後、反応を室温まで冷却した。混合物を中性アルミナ(酢酸エチル−ヘプタン)を用いたカラムクロマトグラフィーにより精製し、11mgの2−(3−メチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールを得、塩形成方法Aを用いて表題の化合物に変換した。(収量10mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.76(s, 1H), 10.25(s, 0.5H), 7.88-8.05(m, 2H), 7.52-7.66(m, 2H), 7.30-7.52(m, 2H), 6.30(s, 0.3H), 6.27(s, 0.6H), 5.35(q, 0.6H), 3.92(q, 0.3H), 3.86-4.08(m, 4H), 1.74(d, 2H), 1.66(d, 1H).
【0223】
実施例105:2−(3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、塩酸塩
3−エチルベンゾ[de]イソクロメン−1(3H)−オン(0.55g)のジクロロメタン(7ml)の−78℃の溶液に水素化ジイソブチルアルミニウム(2.19ml、トルエン中20%溶液)を加えた。3時間後、10%クエン酸水溶液(10ml)を加え、混合物を15分間室温で撹拌した。相を分離し、水相を酢酸エチル(2×10ml)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘプタン)による蒸発残渣の精製により、3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−オール(0.22g、ジアステレオマーの混合物)を得、ジクロロメタン(5ml)に溶解した。溶液を0℃に冷却しトリメチルシリルシアニド(0.39ml)を添加し、次いで三フッ化ホウ素トリエチルエーテル(0.26ml)を添加した。2.5時間後、NaHCO3の飽和溶液(10ml)を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、濃縮した。3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボニトリル(170mg)のジアステレオマーの混合物を含む蒸発残渣を、ジオキサン(2ml)と混合し、10%NaOH水溶液(1.6ml)を添加し、混合物を加熱して還流した。13時間後、反応混合物を室温に冷却し、水(10ml)およびジクロロメタン(10ml)を添加した。水相を4M HClで酸性とし、EtOAc(3×10ml)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濃縮した。3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−カルボン酸(80mg)を含む蒸発残渣を、合成方法A2およびA3を用いて、A3における分離方法Eと同様に、表題の化合物に変換した。得られた2−(3−エチル−1,3−ジヒドロベンゾ[de]イソクロメン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールを、塩形成方法Aを用いて表題の化合物に変換した。(収量5.7mg)。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 10.73(br s, 0.9H), 10.42(br s, 0.7H), 7.99(dd, 1H), 7.92(dd, 1H), 7.53-7.63(m, 2H), 7.31-7.50(m, 2H), 6.28(s, 0.4H), 6.24(s, 0.5H), 5.18-5.23(m, 0.5H), 5.12(t, 0.4H), 3.90-4.08(m, 4H), 2.31-2.43(m, 0.5H), 1.92-2.24(m, 1.4H), 1.01-1.12(m, 3H).
【0224】
実施例106:2−(5−ブロモ−1−メチルイソクロマン−1−イル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールのエナンチオマー
表題の化合物(より速く溶出するエナンチオマー)(160mg)は、実施例11の化合物(400mg)から分離方法Hにより製造した。
1H NMR (DMSO-d6) δppm 7.49(dd, 1H), 7.31(dd, 1H), 7.11(dd, 1H), 6.24(s, 1H), 3.79-3.98(m, 2H), 3.41-3.71(br. s, 2H), 3.10-3.73(br. s, 2H), 1.62(s, 3H).
【0225】
すでに上述したように、式(I)の化合物は、興味深い薬理学的特性を示す。すなわち、それらは、アドレナリンアルファ2受容体、特にアルファ2A受容体についてアゴニスト活性を示す。この活性は、以下に示す薬理試験により証明されている。本発明の具体的な実施例を、文献に記載された手法に基づくアドレナリンアルファ2受容体活性についてスクリーニングした(Lehtimaeki et al., Eur. J. Pharmacol. 2008, 599, 65-71)。結果を表1に示す。代謝安定性は、文献の方法にしたがい、凍結保存された肝細胞により測定した(Di Et al, Int. J. Pharmaceutics, 2006, 317, 54-60)。
【0226】
【表1-1】
【表1-2】
【0227】
式(I)の化合物は、アドレナリンアルファ2受容体、とりわけアルファ2A受容体においてアゴニスト活性を示す。本発明は、したがって、医薬として使用するための化合物を提供する。アルファ2アゴニスト、例えばアルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療において使用するための化合物も提供される。さらに、アルファ2アゴニスト、例えばアルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療のための方法も提供される。その方法においては、少なくとも1つの式(I)の化合物の有効量が、その治療を必要とする、ヒトなどの哺乳類に投与される。アルファ2アゴニスト、例えばアルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患の治療のための医薬の製造のための式(I)の化合物の使用も提供される。
【0228】
本発明の一実施態様においては、上述のアルファ2アゴニスト、例えばアルファ2Aアゴニストが有用であると指摘されている障害、症状または疾患は、せん妄、過活動型せん妄、不眠症、ADHD、ベンゾジアゼピンまたはアルコールまたはオピオイドまたはタバコの禁断症状、早漏、高血圧、頻脈、下肢静止不能症候群、筋痙直、ホットフラッシュ、不安、外傷後ストレス障害、疼痛、慢性骨盤痛症候群、がん性突出痛、または鎮静もしくは鎮痛が必要な症状;例えば過活動型せん妄や不眠症である。
【0229】
本発明はまた、鎮静または鎮痛剤として使用するための式(I)の化合物を提供する。
【0230】
本発明の化合物は、例えば、経腸的、局所的または非経口的に投与することができ、当該投与に有用であり、当該分野で公知の薬学的に許容され得る希釈剤、担体および/または賦形剤と一緒に、少なくとも1つの式(I)の活性化合物を薬学的に許容され得かつ有効な量で含有するあらゆる医薬製剤を用いて投与できる。この様な医薬製剤の製造は、当該分野で公知である。
【0231】
その治療を必要とする対象に投与されるべき治療用量は、投与される化合物、治療される対象の種、年齢および性別、治療される特定の症状、ならびに投与経路や投与方法により変わるが、当業者により容易に決定される。したがって、成体哺乳類に対して、経口投与の典型的な投薬量は、1日当たり、10ng/kg〜10mg/kgであり、非経口投与の典型的な投薬量は、1ng/kg〜10mg/kgである。
【0232】
本発明の化合物は、そのまま、または1つもしくはそれ以上のほかの有効成分と併用して、および/または薬学的に適切な賦形剤を併用して、対象に投与され、各有効成分がそれ自身の組成物に、またはいくつかもしくはすべての有効成分が単一組成物に混合される。適切な医薬賦形剤には、慣例的に使用される賦形剤や処方助剤が挙げられ、例えば増量剤、結合剤、崩壊剤、潤滑剤、溶媒、ゲル形成剤、乳化剤、安定剤、着色料および/または防腐剤が含まれる。
【0233】
本発明の化合物は、一般的に既知の医薬製造法を用いて剤形に製剤化される。剤形としては、例えば、錠剤、カプセル剤、加硫剤、坐剤、エマルジョン、懸濁液、または溶液などが挙げられる。投与経路やガレン的形式により、製剤中の有効成分の量は、典型的には、0.01重量%と100重量%との間で変えることができる。
【0234】
当業者は、本発明の概念から逸脱することなく、本明細書に記載されている実施態様を改変することができることを理解するであろう。また、当業者は、本発明が、開示した特定の実施態様に限定されるものではなく、本発明の範囲内である実施態様の改変をも包含することを理解するであろう。