特許第6427203号(P6427203)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6427203無線アクセスポイントのアクセス方法、装置、プログラム及び記録媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6427203
(24)【登録日】2018年11月2日
(45)【発行日】2018年11月21日
(54)【発明の名称】無線アクセスポイントのアクセス方法、装置、プログラム及び記録媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 76/10 20180101AFI20181112BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20181112BHJP
   H04W 48/16 20090101ALI20181112BHJP
   H04W 12/02 20090101ALI20181112BHJP
【FI】
   H04W76/10
   H04W84/12
   H04W48/16
   H04W12/02
【請求項の数】14
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2016-559893(P2016-559893)
(86)(22)【出願日】2016年7月29日
(65)【公表番号】特表2018-519678(P2018-519678A)
(43)【公表日】2018年7月19日
(86)【国際出願番号】CN2016092208
(87)【国際公開番号】WO2017177572
(87)【国際公開日】20171019
【審査請求日】2016年9月28日
(31)【優先権主張番号】201610230550.1
(32)【優先日】2016年4月14日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】孟 ▲徳▼国
(72)【発明者】
【氏名】丁 一
(72)【発明者】
【氏名】侯 恩星
【審査官】 新井 寛
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−136591(JP,A)
【文献】 特開2014−072767(JP,A)
【文献】 特表2015−513242(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 − 7/26
H04W 4/00 − 99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのアクセス情報であって、前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信するステップと、
前記BSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストするステップと、
前記無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、前記無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信するステップと、
前記フィードバック情報中に付加された前記オリジナルSSID及び前記アクセスパスワードに基づいて、前記無線アクセスポイントにアクセスするステップと
を含むことを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス方法。
【請求項2】
前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップは、
前記BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストするステップ
を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線アクセスポイントのアクセス方法。
【請求項3】
前記無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報を受信するステップは、
前記無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信するステップ
を含むことを特徴とする請求項2に記載の無線アクセスポイントのアクセス方法。
【請求項4】
前記アクセス情報は、前記所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、
前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップの前に、
前記アクセス情報中の前記SSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
前記予め設定したキャラクターが含まれていると、前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線アクセスポイントのアクセス方法。
【請求項5】
無線アクセスポイントにアクセスするステップと、
スマートデバイスが前記無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報をブロードキャストするステップと
を含み、
前記無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップの前に、
前記無線アクセスポイントのSSIDの中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
前記予め設定したキャラクターが含まれていると、前記無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップと
をさらに含むことを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス方法。
【請求項6】
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのアクセス情報であって、前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信する第1受信モジュールと、
前記第1受信モジュールが受信した前記BSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストするユニキャストモジュールと、
前記無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、前記無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信する第2受信モジュールと、
前記第2受信モジュールが受信した前記フィードバック情報中に付加された前記オリジナルSSID、及び、前記第1受信モジュールが受信した前記アクセスパスワードに基づいて、前記無線アクセスポイントにアクセスするアクセスモジュールと
を備えることを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項7】
前記ユニキャストモジュールは、さらに、前記BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする
ことを特徴とする請求項に記載の無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項8】
前記第2受信モジュールは、さらに、前記無線アクセスポイントがブロードキャストしたProbe Responseを受信する
ことを特徴とする請求項に記載の無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項9】
前記アクセス情報は、前記所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、
前記ユニキャストモジュールが前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする前に、前記アクセス情報中の前記SSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する検出モジュール
をさらに備え、
前記ユニキャストモジュールは、前記検出モジュールの検出結果が、前記予め設定したキャラクターが含まれていると、前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする
ことを特徴とする請求項乃至8のいずれか1項に記載の無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項10】
無線アクセスポイントにアクセスするアクセスモジュールと、
スマートデバイスが前記無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報をブロードキャストするブロードキャストモジュールと
を備え
前記ブロードキャストモジュールが前記無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする前に、前記無線アクセスポイントのSSIDの中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する検出モジュール
をさらに備え、
前記ブロードキャストモジュールは、前記検出モジュールの検出結果が、前記予め設定したキャラクターが含まれていると、前記無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする
ことを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項11】
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのアクセス情報であって、前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信し、
前記BSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報ユニキャストし、
前記無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、前記無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信し、
前記フィードバック情報中に付加された前記オリジナルSSID及び前記アクセスパスワードに基づいて、前記無線アクセスポイントにアクセスする
ように構成されることを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項12】
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントにアクセスし、
前記無線アクセスポイントのSSIDの中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出し、
前記予め設定したキャラクターが含まれていると、スマートデバイスが前記無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を、前記スマートデバイスにブロードキャストする
ように構成されることを特徴とする無線アクセスポイントのアクセス装置。
【請求項13】
プロセッサに実行されることにより、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の無線アクセスポイントのアクセス方法を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項14】
請求項13に記載のプログラムが記録された記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術分野に関し、特に、無線アクセスポイントのアクセス方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くのスマートデバイスは、すべて、Wi−Fi(Wireless−Fidelity)機能を利用できるようになった。しかし、ほとんどのスマートデバイスは、キーボード及び無線ルータのSSID(Service Set Identifier)を表示するための表示スクリーンを備えてないので、これらスマートデバイスは、一般的に、無線ルータに直接にアクセスできない。
【0003】
関連技術で提供するアクセス方法は、携帯電話が、無線ルータにアクセスした後に、無線ルータのSSID及びアクセスパスワードをユニキャストし、スマートデバイスは携帯電話がユニキャストしたSSID及びアクセスパスワードによって無線ルータにアクセスする。
【0004】
SSIDには標準化されたエンコード形式がないため、無線ルータのSSIDのエンコード形式と携帯電話のデフォルトのSSIDのエンコード形式が互いに異なる場合、携帯電話は、無線ルータのSSIDのエンコード形式を携帯電話のデフォルトのSSIDのエンコード形式に自動的に変更することになる。このようにして、携帯電話は符号化後のSSIDをスマートデバイスにユニキャストし、スマートデバイスは携帯電話がユニキャストしたSSID及びアクセスパスワードによって無線ルータにアクセスしようとすると、無線ルータは変更後のSSIDを認識できなくなり、スマートデバイスは無線ルータに正常に接続できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例は、関連技術で存在する問題を解決するために、無線アクセスポイントのアクセス方法装置、プログラム及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例に係る第1の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス方法を提供する。
【0007】
当該方法は、
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした前記無線アクセスポイントのアクセス情報であって、前記無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信するステップと、
前記BSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストするステップと、
前記無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、前記無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信するステップと、
前記フィードバック情報中に付加された前記オリジナルSSID及び前記アクセスパスワードに基づいて、前記無線アクセスポイントにアクセスするステップと
を含む。
【0008】
オプションとして、
BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップは、
BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストするステップ
を含む。
【0009】
オプションとして、
無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報を受信するステップは、
無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信するステップ
を含む。
【0010】
オプションとして、
アクセス情報は、所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、
BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップの前に、
アクセス情報中のSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
予め設定したキャラクターが含まれていると、BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップと
をさらに含む。
【0011】
本発明の実施例に係る第2の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス方法を提供する。
【0012】
当該方法は、
無線アクセスポイントにアクセスするステップと、
スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップと
を含む。
【0013】
オプションとして、
無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップの前に、
無線アクセスポイントのSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
予め設定したキャラクターが含まれていると、無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップと
をさらに含む。
【0014】
本発明の実施例に係る第3の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス装置を提供する。
【0015】
当該装置は、
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信する第1受信モジュールと、
第1受信モジュールが受信したBSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストするユニキャストモジュールと、
無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信する第2受信モジュールと、
第2受信モジュールが受信したフィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID、及び、第1受信モジュールが受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスするアクセスモジュールと
を備える。
【0016】
オプションとして、
ユニキャストモジュールは、さらに、BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする。
【0017】
オプションとして、
第2受信モジュールは、さらに、無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信する。
【0018】
オプションとして、
アクセス情報は、所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、
当該装置は、
ユニキャストモジュールがBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする前に、アクセス情報中のSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する検出モジュール
をさらに備え、
ユニキャストモジュールは、検出モジュールの検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていると、前記BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする。
【0019】
本発明の実施例に係る第4の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス装置を提供する。
【0020】
当該装置は、
無線アクセスポイントにアクセスするアクセスモジュールと、
スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするブロードキャストモジュールと
を備える。
【0021】
オプションとして、
当該装置は、
ブロードキャストモジュールが無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする前に、無線アクセスポイントのSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する検出モジュール
をさらに備え、
ブロードキャストモジュールは、検出モジュールの検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていると、前記無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0022】
本発明の実施例に係る第5の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス装置を提供する。
【0023】
当該装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信し、
BSSIDに基づいて前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストし、
無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信し、
フィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID及びアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする
ように構成される。
【0024】
本発明の実施例に係る第6の態様によると、無線アクセスポイントのアクセス装置を提供する。
【0025】
当該装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントにアクセスし、
スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする
ように構成される。
本発明の実施例の第4の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記の無線アクセスポイントのアクセス方法を実現する。
本発明の実施例の第5の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。
【発明の効果】
【0026】
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
【0027】
スマートデバイスは、所定のデバイスがブロードキャストしたBSSID及びアクセスパスワードを受信し、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストし、無線アクセスデバイスがデバイス発見情報を受信した後に送信した無線アクセスポイントのオリジナルSSIDを含むフィードバック情報を受信して、フィードバック情報中のオリジナルSSID及び既に受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことにより、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0028】
以上の統括した記述と以下の詳細な記述は、ただ例示的なものであり、本発明を限定するものではないと、理解するべきである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理を説明するために用いられる。
【0030】
図1図1は、一部の例示的な実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法についての実施環境を示す模式図である。
図2図2は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。
図3図3は、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。
図4A図4Aは、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。
図4B図4Bは、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。
図5図5は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。
図6図6は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。
図7図7は、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。
図8図8は、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。
図9図9は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一又は同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0032】
図1は、一部の例示的な実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法についての実施環境を示す模式図である。図1に示したように、当該実施環境は、所定のデバイス120、スマートデバイス140及び無線アクセスデバイス160を含む。
【0033】
所定のデバイス120は、携帯電話、タブレットPC、電子書籍リーダー、ラップトップコンピュータ等であってもよい。所定のデバイス120は、Wi−Fiを介して、無線アクセスデバイス160と接続してもよい。また、所定のデバイス120は、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)、或は、Zigbee(Zigzag Flying of Bees)を介して、スマートデバイス140と接続してもよい。
【0034】
スマートデバイス140は、スマートエアコン、スマートテレビ、スマート冷蔵庫、空気清浄機、スマート炊飯器、スマート給湯器等であってもよい。スマートデバイス140は、Bluetooth(登録商標)、NFC、Zigbee、又は、Wi−Fiを介して、無線アクセスデバイス160と接続してもよい。実際に実現する際、スマートデバイス140は、一つ以上あってもよい。
【0035】
無線アクセスデバイス160は、無線ルータであってもよい。
【0036】
図2は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。本実施例は、当該方法を図1に示したスマートデバイスに応用する例を挙げて説明する。図2に示したように、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0037】
ステップ201において、無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID(Basic Service Set Identifier、メディアアクセス制御)及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信する。
【0038】
ステップ202において、BSSIDに基づいて、BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストする。
【0039】
ステップ203において、無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信する。
【0040】
ステップ204において、フィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID及びアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0041】
オプションとして、BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップは、
BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストするステップを含む。
【0042】
オプションとして、無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報を受信するステップは、
無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信するステップを含む。
【0043】
オプションとして、アクセス情報は、所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、
当該方法は、
BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップの前に、
アクセス情報中のSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
予め設定したキャラクターが含まれていると、BSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストするステップと
をさらに含む。
【0044】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス方法によれば、スマートデバイスは、所定のデバイスがブロードキャストしたBSSID及びアクセスパスワードを受信し、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストし、無線アクセスデバイスがデバイス発見情報を受信した後に送信した無線アクセスポイントのオリジナルSSIDを含むフィードバック情報を受信して、フィードバック情報中のオリジナルSSID及び既に受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことにより、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0045】
図3は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。本実施例は、当該方法を図1に示した所定のデバイスに応用する例を挙げて説明する。図3に示したように、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0046】
ステップ301において、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0047】
ステップ302において、スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0048】
当該方法は、
オプションとして、無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップの前に、
無線アクセスポイントのSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出するステップと、
予め設定したキャラクターが含まれていると、無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストするステップと
をさらに含む。
【0049】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス方法によれば、所定のデバイスは、無線アクセスポイントにアクセスした後に、BSSID及びアクセスパスワードが付加された無線アクセスポイントのアクセス情をブロードキャストすることにより、スマートデバイスが、当該アクセス情報を受信した後に、受信したBSSID及びアクセスパスワードによって無線アクセスポイントにアクセスするようにする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことによる、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0050】
図4Aは、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス方法を示すフローチャートである。本実施例は、当該方法を図1に示した実施環境中に応用する例を挙げて説明する。図4Aに示したように、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0051】
ステップ401において、所定のデバイスが無線アクセスポイントにアクセスする。
【0052】
本実施例は、無線アクセスポイントが無線ルータであり、所定のデバイスが携帯電話である例を挙げて、説明する。
【0053】
携帯電話は、近くの各々の無線ルータのSSIDを検索して、検索された各SSIDのインターフェイスを表示する。そして、ユーザが当該インターフェイス中で選択した、あるSSIDの選択信号を受信し、また、ユーザが入力した当該SSIDのアクセスパスワードを受信して、SSID及び受信したアクセスパスワードによって、無線ルータにアクセスする。
【0054】
ステップ402において、所定のデバイスが、無線アクセスポイントのSSID中に、予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する。
【0055】
予め設定したキャラクターは、互いに異なるエンコード形式を有するキャラクターである。例えば、中国語のキャラクターは、一般的に、UTF−8及びGBKのような二種のエンコード形式を含む。携帯電話は、自身が記憶した既にアクセスした無線ルータのSSID中に、中国語のキャラクターが含まれているか否かを検出する。
【0056】
ステップ403において、所定のデバイスは、検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていると、無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0057】
仮に、携帯電話の検出結果が、無線ルータのSSID中に予め設定したキャラクターが含まれていると、携帯電話中のSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが、互いに異なることが分かる。この時、携帯電話は、無線ルータのBSSID及びアクセスパスワードが含まれたアクセス情報をブロードキャストする。オプションとして、当該アクセス情報中には、無線ルータのSSIDがさらに含まれていてもよく、本実施例ではこれらに対して限定しない。
【0058】
これに対し、仮に、検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていないと、携帯電話中のSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが同一であることが分かる。携帯電話が既に存在するSSID及びアクセスパスワードをブロードキャストした後に、スマートデバイスは当該SSID及びアクセスパスワードによって無線ルータに正常に接続することができる。この場合、携帯電話は、無線ルータのSSID及びアクセスパスワードをブロードキャストすればよく、本実施例では、この場合に対する詳細な説明は行わない。
【0059】
オプションとして、携帯電話は、ユーザのトリガ信号を受信した後に、当該アクセス情報をブロードキャストする。例えば、ユーザは、家庭の冷蔵庫を無線ルータにアクセスさせようとする場合、携帯電話に当該アクセス情報をブロードキャストするようにトリガしてもよい。
【0060】
ステップ404において、スマートデバイスは、所定のデバイスが送信した無線アクセスポイントのアクセス情報を受信する。
【0061】
ステップ405において、スマートデバイスは、BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする。
【0062】
ステップ406において、無線アクセスポイントは、スマートデバイスがユニキャストしたProbe Requestを受信する。
【0063】
スマートデバイスがProbe Requestをユニキャストすると、スマートデバイスの周囲に位置する各々のデバイスは、当該Probe Requestを受信するようになる。ここで、各々のデバイスは、BSSIDに対応される無線ルータを含む。
【0064】
ステップ407において、無線アクセスポイントは、スマートデバイスに、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたProbe Responseを送信する。
【0065】
各々のデバイスは、Probe Requestを受信した後に、Probe Request中に付加された識別子を読み取って、読み取った識別子が自身の識別子であると、Probe Responseをスマートデバイスにフィードバックしてもよい。即ち、無線ルータは、Probe Requestを受信し、Probe Requestの中から読み取ったBSSIDが自身のBSSIDであると、Probe Responseをスマートデバイスにフィードバックする。ここで、Probe Responseの中には、無線ルータのオリジナルのSSIDが付加されていてもよい。本実施例で言及するオリジナルSSIDとは、無線ルータが認識できるSSIDであり、エンコード形式が無線ルータ自身に保存したSSIDのエンコード形式と同一なSSIDである。
【0066】
ステップ408において、スマートデバイスは、無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信する。
【0067】
ステップ409において、スマートデバイスは、Probe Responseの中に付加されたオリジナルSSID及びアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0068】
スマートデバイスは、Probe Responseを受信した後に、Probe Responseの中に付加されたオリジナルSSIDを読み取って、読み取ったオリジナルSSID及びこの前に受信したアクセス情報中のアクセスパスワードによって、当該無線ルータにアクセスする。
【0069】
本実施例の一応用例において、ユーザは、家庭のエアコンを無線ルータに接続させる必要がある場合、まず、携帯電話を無線ルータにアクセスさせる。正常にアクセスした後、携帯電話が無線ルータのBSSID及び無線パスワードをブロードキャストするようにトリガする。ホームのエアコンは、携帯電話がブロードキャストした情報を受信した後、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする。無線ルータは、エアコンがユニキャストしたものが自身のBSSIDであると、無線ルータのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報をエアコンに送信する。エアコンは、フィードバック情報中のオリジナルSSID及びこの前に携帯電話がブロードキャストした無線パスワードによって、無線ルータに正常にアクセスする。
【0070】
なお、上記の実施例の中のステップ402は、オプションのステップであり、実際に実現する際に、所定のデバイスはステップ403を直接に実行してもよい。この場合、ステップ403において、所定のデバイスにより無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストしてもよい。また、図4Bを参照すると、当該方法は、所定のデバイスがブロードキャストしたアクセス情報中にSSID、BSSID及びアクセスパスワードが含まれている場合、ステップ405の前に、以下のステップをさらに含んでもよい。
【0071】
ステップ410において、スマートデバイスは、アクセス情報中のSSID中に予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する。
【0072】
ここで、予め設定したキャラクターは、互いに異なるエンコード形式を有するキャラクターである。本ステップは、上記の実施例中のステップ402と類似する。
【0073】
これに対応して、ステップ405において、スマートデバイスは、検出結果が予め設定したキャラクターが含まれていると、BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストしてもよい。
【0074】
仮に、検出結果が予め設定したキャラクターが含まれていると、受信したSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが互いに異なることが分かる。スマートデバイスは、受信したSSIDによっては無線ルータにアクセスできないため、BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする。
【0075】
これに対し、仮に、検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていないと、受信したSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが同一であることが分かる。スマートデバイスは、無線ルータに直接にアクセスできるため、アクセス情報中のSSID及びアクセスパスワードによって無線アクセスポイントにアクセスしてもよく、本実施例ではこれらに対しては詳細に説明しない。
【0076】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス方法によると、スマートデバイスは、所定のデバイスがブロードキャストしたBSSID及びアクセスパスワードを受信し、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストし、無線アクセスデバイスがデバイス発見情報を受信した後に送信した無線アクセスポイントのオリジナルSSIDを含むフィードバック情報を受信して、フィードバック情報中のオリジナルSSID及び既に受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことにより、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0077】
上記の実施例中において、所定のデバイス側のステップを、別の実現として、所定のデバイスにおける無線アクセスポイントのアクセス方法としてもよいし、スマートデバイス側のステップを、別の実現として、スマートデバイス側の無線アクセスポイントのアクセス方法としてもよいし、無線アクセスポイント側のステップを、別の実現として、無線アクセスポイント側の無線アクセスポイントのアクセス方法としてもよい。
【0078】
以下は、本発明の装置の実施例であり、本発明の方法の実施例を実行することができる。本発明の装置の実施例において記述していない詳細な内容に対しては、本発明の方法の実施例を参照して頂きたい。
【0079】
図5は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。当該装置は、ハードウェア、ソフトウェア、または、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のスマートデバイス140の全部、または、一部の機能を実現してもよい。当該装置は、第1受信モジュール510、ユニキャストモジュール520、第2受信モジュール530及びアクセスモジュール540を備えてもよい。
【0080】
第1受信モジュール510は、無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信する。
【0081】
ユニキャストモジュール520は、第1受信モジュール510が受信したBSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストする。
【0082】
第2受信モジュール530は、無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信する。
【0083】
アクセスモジュール540は、第2受信モジュール530が受信したフィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID、及び、第1受信モジュール510が受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0084】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス装置によれば、スマートデバイスは、所定のデバイスがブロードキャストしたBSSID及びアクセスパスワードを受信し、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストし、無線アクセスデバイスがデバイス発見情報を受信した後に送信した無線アクセスポイントのオリジナルSSIDを含むフィードバック情報を受信して、フィードバック情報中のオリジナルSSID及び既に受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことによる、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0085】
図6は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。当該装置は、ハードウェア、ソフトウェア、または、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中のスマートデバイス140の全部、または、一部の機能を実現してもよい。当該装置は、第1受信モジュール610、ユニキャストモジュール620、第2受信モジュール630及びアクセスモジュール640を備えてもよい。
【0086】
第1受信モジュール610は、無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信する。
【0087】
ユニキャストモジュール620は、第1受信モジュール610が受信したBSSIDに基づいて、前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストする。
【0088】
第2受信モジュール630は、無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信する。
【0089】
アクセスモジュール640は、第2受信モジュール630が受信したフィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID、及び、第1受信モジュール610が受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0090】
オプションとして、ユニキャストモジュール620は、さらに、BSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする。
【0091】
スマートデバイスは、Probe Requestをユニキャストした後、スマートデバイスの周囲に位置する各々のデバイスは、当該Probe Requestを受信することになる。ここで、各々のデバイスは、BSSIDに対応する無線ルータを含む。
【0092】
オプションとして、第2受信モジュール630は、さらに、無線アクセスポイントが送信したProbe Responseを受信する。
【0093】
各々のデバイスは、Probe Requestを受信した後に、Probe Request中に付加された識別子を読み取って、読み取った識別子が自身の識別子であると、Probe Responseをスマートデバイスにフィードバックしてもよい。即ち、無線ルータは、Probe Requestを受信し、Probe Requestの中から読み取ったBSSIDが自身のBSSIDであると、Probe Responseをスマートデバイスにフィードバックする。これに対応して、スマートデバイスは、第2受信モジュール630を用いて当該Probe Responseを受信する。ここで、Probe Responseの中には、無線ルータのオリジナルのSSIDが付加されていてもよい。本実施例で言及するオリジナルSSIDとは、無線ルータが認識できるSSIDであり、エンコード形式が無線ルータ自身に保存したSSIDのエンコード形式と同一のSSIDである。
【0094】
一実現可能な方法において、アクセス情報は、所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのSSIDをさらに含み、当該装置は、検出モジュール650をさらに備える。
【0095】
検出モジュール650は、ユニキャストモジュール620がBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストする前に、アクセス情報中のSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する。
【0096】
ユニキャストモジュール620は、検出モジュール650の検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていると、BSSIDに基づいて発見情報をユニキャストする。
【0097】
仮に、検出結果が予め設定したキャラクターが含まれていると、受信したSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが、互いに異なることが分かる。スマートデバイスは、受信したSSIDによっては無線ルータにアクセスできないため、ユニキャストモジュール620を用いてBSSIDが付加されたProbe Requestをユニキャストする。
【0098】
これに対し、仮に、検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていないと、受信したSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが同一であることが分かる。スマートデバイスは、無線ルータに直接にアクセスできるため、アクセス情報中のSSID及びアクセスパスワードによって無線アクセスポイントにアクセスすればよく、本実施例ではこの場合に対する詳細な説明は行わない。
【0099】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス装置によれば、スマートデバイスは、所定のデバイスがブロードキャストしたBSSID及びアクセスパスワードを受信し、受信したBSSIDに基づいてデバイス発見情報をユニキャストし、無線アクセスデバイスがデバイス発見情報を受信した後に送信した無線アクセスポイントのオリジナルSSIDを含むフィードバック情報を受信して、フィードバック情報中のオリジナルSSID及び既に受信したアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことによる、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0100】
図7は、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。当該装置は、ハードウェア、ソフトウェア、または、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の所定のデバイス120の全部、または、一部の機能を実現してもよい。当該装置は、アクセスモジュール710及びブロードキャストモジュール720を備えてもよい。
【0101】
アクセスモジュール710は、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0102】
ブロードキャストモジュール720は、スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0103】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス装置によれば、無線アクセスポイントに正常にアクセスした後に、無線アクセスポイントのアクセス情報をスマートデバイスにブロードキャストして、スマートデバイスが受信したアクセス情報中のBSSID及びアクセスパスワードによって無線アクセスポイントにアクセスするようにする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことによる、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0104】
図8は、例示的な他の一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。当該装置は、ハードウェア、ソフトウェア、または、両方の組合せによって、図1に示した実施環境中の所定のデバイス120の全部、または、一部の機能を実現してもよい。当該装置は、アクセスモジュール810及びブロードキャストモジュール820を備えてもよい。
【0105】
アクセスモジュール810は、無線アクセスポイントにアクセスする。
【0106】
本実施例は、無線アクセスポイントが無線ルータであり、所定のデバイスが携帯電話である例を挙げて、説明する。
【0107】
携帯電話は、近くの各々の个無線ルータのSSIDを検索して、検索された各SSIDのインターフェイスを表示する。そして、ユーザが当該インターフェイス中で選択したあるSSIDの選択信号を受信し、また、ユーザが入力した当該SSIDのアクセスパスワードを受信して、SSID及び受信したアクセスパスワードによって、無線ルータにアクセスする。
【0108】
ブロードキャストモジュール820は、スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0109】
オプションとして、当該装置は、検出モジュール830をさらに備えても良い。
【0110】
検出モジュール830は、ブロードキャストモジュール820が無線アクセスポイントのアクセス情報をスマートデバイスに送信する前に、無線アクセスポイントのSSID中に、互いに異なるエンコード形式が存在するキャラクターである予め設定したキャラクターが含まれているか否かを検出する。
【0111】
ブロードキャストモジュール820は、検出モジュール830の検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていると、無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする。
【0112】
仮に、携帯電話の検出結果が、無線ルータのSSID中に予め設定したキャラクターが含まれていると、携帯電話中のSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが、互いに異なることが分かる。この時、携帯電話は、ブロードキャストモジュール820を用いて無線ルータのBSSID及びアクセスパスワードが含まれたアクセス情報をブロードキャストする。オプションとして、当該アクセス情報中には、無線ルータのSSIDがさらに含まれてもよく、本実施例ではこれらに対して限定しない。
【0113】
これに対し、仮に、検出結果が、予め設定したキャラクターが含まれていないと、携帯電話中のSSIDのエンコード形式と無線ルータのオリジナルSSIDのエンコード形式とが同一であることが分かる。携帯電話が既に存在するSSID及びアクセスパスワードをブロードキャストした後に、スマートデバイスは当該SSID及びアクセスパスワードによって無線ルータに正常に接続することができる。この場合、携帯電話は、無線ルータのSSID及びアクセスパスワードをブロードキャストすればよく、本実施例ではこの場合に対する詳細な説明は行わない。
【0114】
上記のように、本実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス装置によれば、無線アクセスポイントに正常にアクセスした後に、無線アクセスポイントのアクセス情報をスマートデバイスにブロードキャストして、スマートデバイスが受信したアクセス情報中のBSSID及びアクセスパスワードによって無線アクセスポイントにアクセスするようにする。このようにして、関連技術における無線ルータによってスマートデバイスが受信したSSIDが認識できないことによる、スマートデバイスが無線ルータに正常に接続できない問題を解決して、スマートデバイスを無線ルータに正常に接続させるようにする技術効果を得た。
【0115】
上記の実施例によって提供する無線アクセスポイントのアクセス機能を実現する際に、上記の各々の機能モジュールに割り当てて実行する例を挙げて説明したが、実際に応用する際には、必要によって上記の機能を互いに異なる機能モジュールに割り当てて実行してもよく、即ち、装置の内部構成を互いに異なる機能モジュールに割り当てて、以上に記載した全部または一部の機能を実行してもよい。
【0116】
上記の実施例の装置について、その各モジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
【0117】
本発明の例示的な一実施例は、無線アクセスポイントのアクセス方法を実現できる無線アクセスポイントのアクセス装置をさらに提供する。
【0118】
当該無線アクセスポイントのアクセス装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントに正常にアクセスしたデバイスである所定のデバイスがブロードキャストした無線アクセスポイントのアクセス情報であって、無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含むアクセス情報を受信し、
BSSIDに基づいて前記BSSIDが付加されたデバイス発見情報をユニキャストし、
無線アクセスポイントが送信したフィードバック情報であって、無線アクセスポイントのオリジナルSSIDが付加されたフィードバック情報を受信し、
フィードバック情報中に付加されたオリジナルSSID及びアクセスパスワードによって、無線アクセスポイントにアクセスする
ように構成される。
【0119】
本発明の例示的な他の一実施例は、無線アクセスポイントのアクセス方法を実現できる無線アクセスポイントのアクセス装置をさらに提供する。
【0120】
当該無線アクセスポイントのアクセス装置は、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
前記プロセッサは、
無線アクセスポイントにアクセスし、
スマートデバイスが無線アクセスポイントにアクセスするように指示するための無線アクセスポイントのBSSID及びアクセスパスワードを含む無線アクセスポイントのアクセス情報をブロードキャストする
ように構成される。
【0121】
図9は、例示的な一実施例に係る無線アクセスポイントのアクセス装置を示すブロック図である。例えば、装置900は、図1に示した実施環境中の所定のデバイス120、または、スマートデバイス140を実現できる。
【0122】
図9を参照して、装置900は、プロセスアセンブリ902、メモリ904、電源アセンブリ906、マルチメディアアセンブリ908、オーディオアセンブリ910、入出力(I/O)インターフェイス912、センサアセンブリ914、及び通信アセンブリ916のような一つ以上のアセンブリを含んでいてもよい。
【0123】
プロセスアセンブリ902は、一般的に装置900の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作に関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ902は、一つ以上のプロセッサ920を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、または一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ902は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ902と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ902は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ908とプロセスアセンブリ902の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
【0124】
メモリ904は、各種のデータを記憶することにより装置900の動作をサポートするように構成される。これらのデータの例は、装置900において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ904は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM( Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、または光ディスクである。
【0125】
電源アセンブリ906は、装置900の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ906は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び装置900のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
【0126】
マルチメディアアセンブリ908は、前記装置900とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、又はスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、又はスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ908は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置900が、例えば撮影モード、又はビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、又は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0127】
オーディオアセンブリ910は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ910は、一つのマイク(MIC)を含み、装置900が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ904に記憶されたり、通信アセンブリ916を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ910は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
【0128】
I/Oインターフェイス912は、プロセスアセンブリ902と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0129】
センサアセンブリ914は、装置900に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ914は、装置900のON/OFF状態、装置900のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ914は、装置900、又は装置900の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置900とが接触しているか否か、装置900の方位、又は加速/減速、装置900の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ914は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ914は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ914は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
【0130】
通信アセンブリ916は、装置900と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置900は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ916は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ916は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
【0131】
例示的な実施例において、装置900は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
【0132】
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ904を提供しており、装置900のプロセッサ920により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
【0133】
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
【0134】
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
【0135】
本願は、出願番号がCN201610230550.1であって、出願日が2016年4月14日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9