特許第6427213号(P6427213)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6427213
(24)【登録日】2018年11月2日
(45)【発行日】2018年11月21日
(54)【発明の名称】有機化合物の熱分解処理装置
(51)【国際特許分類】
   C10B 47/30 20060101AFI20181112BHJP
   B09B 3/00 20060101ALI20181112BHJP
【FI】
   C10B47/30
   B09B3/00 302A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-30709(P2017-30709)
(22)【出願日】2017年2月22日
(65)【公開番号】特開2018-135443(P2018-135443A)
(43)【公開日】2018年8月30日
【審査請求日】2017年2月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】507167789
【氏名又は名称】株式会社ガイアベース
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】安宅 榮治
(72)【発明者】
【氏名】上村 誠
【審査官】 青鹿 喜芳
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−288509(JP,A)
【文献】 特開2001−031411(JP,A)
【文献】 実公昭39−029878(JP,Y1)
【文献】 特開平10−279949(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0097158(US,A1)
【文献】 特開平09−095676(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C10B 47/30
B09B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
有機化合物を熱分解する有機化合物の熱分解処理装置であって、
筒状に形成される熱分解槽を備え、
前記熱分解槽は、中心軸の延在方向が横方向になるように横置きに配置され、
前記熱分解槽は、前記中心軸を回転中心として回転可能に構成され、
前記熱分解槽は、外周側のタンク本体と、前記タンク本体の内周側に取り出し可能に収容した原料収納籠と、を備え、
前記タンク本体は、前記タンク本体の内周側に設けられ、前記タンク本体の径方向中央側に向けて突出して、前記タンク本体の筒軸方向に延在する係止突起部を有し、
前記原料収納籠は、外枠部材と、前記外枠部材の内周側に配設され、前記有機化合物を収納する網部材とを有し、
前記外枠部材は、前記原料収納籠の一端側の前側リング部材と、前記原料収納籠の他端側の後側リング部材と、これらの前側リング部材および後側リング部材を前記原料収納籠の筒軸方向に沿って連結する被係止部材と、前記被係止部材の外周側に設けられ、前記原料収納籠の筒軸方向に延在して、前記係止突起部に係止される溝部を有することを特徴とする有機化合物の熱分解処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の有機化合物の熱分解処理装置であって、
前記係止突起部は、前記タンク本体の内周側における周方向に間隔をおいて複数配置され、前記被係止部材は、前記原料収の周方向に間隔をおいて複数配置され、各被係止部材の外周側に前記溝部が形成されることを特徴とする有機化合物の熱分解処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の有機化合物の熱分解処理装置であって、
前記原料収納籠は、前記網部材の内周側に設けられ、前記原料収納籠の径方向中央に向けて突出する螺旋状のスパイラルフィンを有し、前記原料収納籠の中心軸は、水平方向に対して交差する斜め方向に傾斜して設定されたことを特徴とする有機化合物の熱分解処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機化合物の熱分解処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、有機化合物(例えば、廃プラスチック)を油化して分解油を回収し、燃料として用いる技術が公知である(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
有機化合物の一種である廃プラスチックを油化する一般的な方法は、廃プラスチックを熱分解槽に投入して融点以上の温度で加熱して熱分解ガスを発生させる熱分解工程と、熱分解ガスを冷却して液化した分解油を生成する蒸留工程と、を含む。
【0004】
特許文献1において、廃プラスチックを収容する円筒状の熱分解槽は、中心軸が上下方向に延びる縦置きタイプである。熱分解槽の径方向中心(中心軸部分)には、上下方向(中心軸の延在方向)に延びる撹拌棒が配設されている。このように、特許文献1では、熱分解槽の内方に撹拌棒が配設されており、撹拌棒を回転させることによって、熱分解槽内に収容されたペレット状の廃プラスチックが撹拌される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016−151023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記特許文献1においては、熱分解槽の内方に撹拌棒が配設されている。このため、廃プラスチックを熱分解槽に大量に収容すると、撹拌棒が回転しにくくなるため、熱分解槽内における廃プラスチックの充填率が低くなるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、有機化合物の充填率が高い熱分解槽を備えた、有機化合物の熱分解処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、有機化合物を熱分解する有機化合物の熱分解処理装置であって、筒状に形成される熱分解槽を備え、前記熱分解槽は、中心軸の延在方向が横方向になるように横置きに配置され、前記熱分解槽は、前記中心軸を回転中心として回転可能に構成され、前記熱分解槽は、外周側のタンク本体と、前記タンク本体の内周側に取り出し可能に収容した原料収納籠と、を備え、前記タンク本体は、前記タンク本体の内周側に設けられ、前記タンク本体の径方向中央側に向けて突出して、前記タンク本体の筒軸方向に延在する係止突起部を有し、前記原料収納籠は、外枠部材と、前記外枠部材の内周側に配設され、前記有機化合物を収納する網部材とを有し、前記外枠部材は、前記原料収納籠の一端側の前側リング部材と、前記原料収納籠の他端側の後側リング部材と、これらの前側リング部材および後側リング部材を前記原料収納籠の筒軸方向に沿って連結する被係止部材と、前記被係止部材の外周側に設けられ、前記原料収納籠の筒軸方向に延在して、前記係止突起部に係止される溝部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る有機化合物の熱分解処理装置では、熱分解槽の内部に撹拌棒がなく、熱分解槽自体が回転する。熱分解槽が回転することによって有機化合物が熱分解槽内において撹拌される。従って、撹拌棒の分だけ熱分解槽内の内部容積が大きくなり、熱分解槽内に収容される有機化合物の充填率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施形態に係る廃プラスチックの熱分解処理装置を示す斜視図である。
図2図1の熱分解処理装置の中心軸を通る縦断面図である。
図3図2の分解斜視図である。
図4】本発明の実施形態に係る熱分解槽を示す斜視図である。
図5図4の分解斜視図である。
図6図2のA−A線による断面図である。
図7図4をB方向から見た正面図であり、フタ部材を省略している。
図8】熱分解槽の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。なお、図面において便宜上、熱分解槽の長手方向の手前側をFRと示し、後側をRRと示し、左側をLHと示し、右側をRHと示し、上側をUPと示し、下側をLWと示す。
【0012】
また、本実施形態では、廃プラスチックを一例として説明するが、廃プラスチック以外にも広くさまざまな有機化合物を熱分解処理することができる。
【0013】
有機化合物の一種である廃プラスチックを油化する方法は、廃プラスチックを熱分解槽に投入して融点以上の温度で加熱して熱分解ガスを発生させる熱分解工程と、熱分解ガスを冷却して液化した分解油を生成する蒸留工程と、を含む。本発明の実施形態に係る廃プラスチックの熱分解処理装置は、前記熱分解工程に用いられる装置であって、廃プラスチックを加熱して熱分解するものである。
【0014】
図1図8に示すように、廃プラスチックの熱分解処理装置1は、基台3と熱分解槽5と傾斜土台87と配管83とを備えている。
【0015】
基台3は、鋼製のフレーム7と、フレーム7の内方に配設された回転装置9および図示しない加熱装置と、を備えている。
【0016】
フレーム7は、平面視で矩形状に形成された平板状の底壁13および底壁13の周縁から上方に突出する縦壁15で一体形成されている。縦壁15は、前側に配置された前側縦壁17と、後側に配置された後側縦壁19と、これらの前側縦壁17および後側縦壁19を連結する左右一対の側方縦壁21,21と、から構成される。前側縦壁17には、左右方向中央部分に下方に凹む湾曲した切欠部23が形成されている。切欠部23は、後述する熱分解槽5のタンク本体27の外周面に沿った形状に形成されている。また、底壁13には、矩形状の開口部86が形成されている。
【0017】
回転装置9は、前後方向に沿って所定間隔をおいて配置された左右一対の第1ローラ31、第2ローラ33および第3ローラ35を備える。第1ローラ31は、フレーム7における前後方向の前側かつ左側に配置された左側第1ローラ31Aと、フレーム7における前側かつ右側に配置された右側第1ローラ31Bと、からなる。同様に、第2ローラ33は、フレーム7における前後方向の中央側かつ左側に配置された左側第2ローラ33Aと、フレーム7における中央側かつ右側に配置された右側第2ローラ33Bと、からなる。第3ローラ35は、フレーム7における前後方向の後側かつ左側に配置された左側第3ローラ35Aと、フレーム7における後側かつ右側に配置された右側第3ローラ35Bと、からなる。これらの第1ローラ31、第2ローラ33および第3ローラ35の回転軸31C,33C,35Cは、側方から見て斜めに傾斜して配置されており、かつ、各々の回転軸31C,33C,35Cは同一直線状に配置されている。これにより、第1ローラ31の取付高さが最も高く、第2ローラ33の取付高さが第1ローラ31よりも低く、第3ローラ35の取付高さが最も低く設定されている。なお、第1ローラ31、第2ローラ33および第3ローラ35は、それぞれ図示しないモータによって回転駆動される。
【0018】
熱分解槽5は、全体的に筒状に形成されると共に廃プラスチックを収容する。熱分解槽5は、外周側のタンク本体27と、タンク本体27の内周側に収容した原料収納籠41と、を備えている。なお、熱分解槽5の全体は鋼製である。
【0019】
タンク本体27は、前後方向に沿って長手方向に延在している。具体的には、タンク本体27は、円筒形状の本体部43と、本体部43の前端にヒンジ77を介して開閉可能に支持されたフタ部材75と、本体部43の後端を封止する封止板85と、から構成される。本体部43には、内周面から径方向中央側に向けて突出する係止突起部45が一体形成されている。係止突起部45は、前後方向に沿って延在する長方形状に形成されている。また、本体部43の内周面における周方向に所定間隔をおいて係止突起部45が複数配置されている。なお、図2,3に示すように、フレーム7における後側縦壁19には、左右一対の第4ローラ47が取り付けられている。タンク本体27の封止板85を第4ローラ47によって支持している。また、フレーム7の底壁13の開口部86に加熱装置が配設され、この加熱装置によって、熱分解槽5のタンク本体27を加熱する。さらに、フタ部材75には、突起79が設けられ、タンク本体27には係止片81が設けられている。フタ部材75を閉めて、突起79を係止片81に係合させたのち、ピンによって突起79を係止片81に締結することができる。
【0020】
原料収納籠41は、外周側の外枠部材51と、外枠部材51の内周側に配設された円筒状の網部材53と、網部材53の内周側に配設された螺旋状のスパイラルフィン55と、から構成されている。
【0021】
外枠部材51は、前側の円輪状の前側リング部材57と、後側の円輪状の後側リング部材59と、これらの前側リング部材57および後側リング部材59を前後方向に沿って連結すると共に断面コ字状に形成された被係止部材61と、から構成される。具体的には、被係止部材61の前端は前側リング部材57に結合され、被係止部材61の後端は後側リング部材59に結合されている。前側リング部材57および後側リング部材59の外周側には凹溝63が形成され、凹溝63に被係止部材61が嵌合されて結合されている。被係止部材61の外周側には溝部65が形成されており、溝部65は、タンク本体27の係止突起部45に係止される。
【0022】
網部材53は、全体形状が円筒状に形成され、縦方向と横方向とに交差して延びる鋼製の線状部材が結合して網目状に構成されている。なお、網部材53の前側は開口され、後側は底面部73(図6図8参照)によって封止され、側方は円筒状の側面部71で構成されている。
【0023】
図4図8に示すように、スパイラルフィン55は、網部材53の内周側に結合されており、前側リング部材57から後側リング部材59に至るまで周方向に沿って螺旋状に延在している。このように、原料収納籠41の径方向中央に向けて突出する螺旋状のスパイラルフィン55が設けられている。
【0024】
また、熱分解槽5は、図2に示すように、中心軸CLの延在方向が横方向になるように横置きに配置され、熱分解槽5は、中心軸CLを回転中心として回転可能に構成されている。さらに具体的には、原料収納籠41を含む熱分解槽5の中心軸CLは、水平方向HLに対して傾斜角θの斜め方向に傾斜して設定されている。つまり、前述したように、第1ローラ31の回転軸31C、第2ローラ33の回転軸33Cおよび第3ローラ35の回転軸35Cは、側方から見て斜めに傾斜して配置されており、かつ、各々の回転軸31C,33C,35Cは同一直線状に配置されている。従って、熱分解槽5の中心軸CLも、第1ローラ31,第2ローラ33,第3ローラ35の回転軸31C,33C,35Cと同じく側方から見て斜めに傾斜して配置されている。これらの第1ローラ31,第2ローラ33および第3ローラ35の傾斜角についても、水平方向HLに対して傾斜角θの斜め方向に傾斜して設定されている。
【0025】
次いで、熱分解処理装置1を用いて廃プラスチックを熱分解する手順を説明する。
【0026】
まず、図5に示すように、原料収納籠41をタンク本体27から取り出し、原料収納籠41を縦置きに配置する。具体的には、前側リング部材57を上側にし、後側リング部材59を下側にして縦置きに配置する。ペレット状の廃プラスチックを、原料収納籠41の上側である前側リング部材57の開口部から原料収納籠41の内方に投入する。
【0027】
次に、原料収納籠41を横方向に倒し、タンク本体27の内方に収容する。具体的には、原料収納籠41の被係止部材61の溝部65をタンク本体27のタンク本体27の係止突起部45に係止させたまま、原料収納籠41をスライドさせてタンク本体27の内方に収容する。そして、フタ部材75を閉じて、タンク本体27の内方に原料収納かご41を収納する。
【0028】
そして、図3に示すように、熱分解槽5を基台3に設けられた第1ローラ31,第2ローラ33,第3ローラ35の上に載置する。これにより、図2に示すように、熱分解槽5の中心軸CLは水平方向HLに対して傾斜角θだけ斜めに配置される。
【0029】
そして、これらの第1ローラ31,第2ローラ33,第3ローラ35を回転駆動させて熱分解槽5を回転させると共に加熱装置を稼働させて熱分解槽5を加熱する。これにより、熱分解槽自体が回転することによって廃プラスチックが熱分解槽5の内方において撹拌され、廃プラスチックを熱分解槽5に投入して融点以上の温度で加熱して熱分解ガスが発生する。この熱分解ガスは、配管83から排出される。なお、図8の矢印に示すように、原料収納籠41の内方の下部に滞留したペレットは、スパイラルフィン55で斜め上方に移動しながら原料収納籠41の内部を撹拌される。
【0030】
以下、本実施形態による作用効果を説明する。
【0031】
(1)廃プラスチック(有機化合物)を熱分解する廃プラスチック(有機化合物)の熱分解処理装置1であって、筒状に形成されると共に前記廃プラスチックを収容する熱分解槽5を備え、熱分解槽5は、中心軸CLの延在方向が横方向になるように横置きに配置され、熱分解槽5は、中心軸CLを回転中心として回転可能に構成されている。
【0032】
本実施形態では、熱分解槽自体が回転し、熱分解槽5の内方に撹拌棒を配置していない。廃プラスチックを収容した熱分解槽5が回転することによって廃プラスチックが熱分解槽5の内方において撹拌される。従って、熱分解槽5の内方の内部容積が大きくなり、熱分解槽5の内方に収容される廃プラスチックの充填率を高くすることができる。
【0033】
(2)熱分解槽5は、外周側のタンク本体27と、タンク本体27の内周側に収容した原料収納籠41と、を備えている。
【0034】
本実施形態では、原料収納籠41を縦置きにした状態で、廃プラスチックのペレットを原料収納籠41に投入できるため、廃プラスチックの投入作業が容易になる。
【0035】
(3)原料収納籠41の内周側には、原料収納籠41の径方向中央に向けて突出する螺旋状のスパイラルフィン55が設けられ、原料収納籠41の中心軸は、水平方向に対して交差する斜め方向に傾斜して設定されている。
【0036】
本実施形態では、原料収納籠41が水平方向に対して斜め方向に傾斜しているため、原料収納籠41の内部において重力によって廃プラスチックのペレットが下方に移動する。原料収納籠41の内方の下部に滞留したペレットは、スパイラルフィン55で斜め上方に移動しながら原料収納籠41の内部を撹拌される。よって、原料収納籠41の内部において、ペレットの全体を満遍なく加熱することができる。
【符号の説明】
【0037】
1 熱分解処理装置
5 熱分解槽
27 タンク本体
41 原料収納籠
55 スパイラルフィン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8