特許第6429213号(P6429213)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6429213
(24)【登録日】2018年11月9日
(45)【発行日】2018年11月28日
(54)【発明の名称】室内用履物
(51)【国際特許分類】
   A43B 7/14 20060101AFI20181119BHJP
   A43B 3/12 20060101ALI20181119BHJP
【FI】
   A43B7/14 Z
   A43B3/12 Z
   A43B3/12 A
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-172916(P2017-172916)
(22)【出願日】2017年9月8日
(65)【公開番号】特開2018-51301(P2018-51301A)
(43)【公開日】2018年4月5日
【審査請求日】2018年3月30日
(31)【優先権主張番号】特願2016-185522(P2016-185522)
(32)【優先日】2016年9月23日
(33)【優先権主張国】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】309030322
【氏名又は名称】多摩メディカル有限会社
(74)【代理人】
【識別番号】100075948
【弁理士】
【氏名又は名称】日比谷 征彦
(74)【代理人】
【識別番号】100181928
【弁理士】
【氏名又は名称】日比谷 洋平
(72)【発明者】
【氏名】町田 英一
【審査官】 柿沼 善一
(56)【参考文献】
【文献】 実開平04−011036(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3094946(JP,U)
【文献】 実開昭57−085205(JP,U)
【文献】 特開2014−036818(JP,A)
【文献】 実開昭60−121807(JP,U)
【文献】 特開2009−279327(JP,A)
【文献】 実開昭58−185907(JP,U)
【文献】 特開2005−143653(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A43B 7/14
A43B 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療用インソールを収納する収納部と、収納部の前方部を載置する底部及び該底部から側方に延在するバンド部を有する基体部とから構成される室内用履物であって、
前記収納部は、面ファスナが係止可能な素材から成る足裏形状とした平面状の袋体であり、
前記収納部の裏面部には、足幅方向に沿う方向に切込みを入れた開口部が設けられており、
前記底部の表面には、固定用面ファスナが取り付けられており、
前記開口部が前記固定用面ファスナに貼り付くことで、前記収納部を密閉状態にし、
前記基体部に前記治療用インソールを収納した前記収納部を装着時に、前記収納部の踵部は前記基体部からはみ出すことを特徴とする室内用履物。
【請求項2】
前記収納部は伸縮性、弾力性を有する合成樹脂製から成り、収納する前記治療用インソールよりも小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の室内用履物。
【請求項3】
前記基体部は、軟質樹脂から成る主シート材と、該主シート材の裏面に接着し繊維状の副シート材との二層構造から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の室内用履物。
【請求項4】
一方の前記バンド部の先端側の表面には調整用面ファスナが取り付けられており、該調整用面ファスナは他方の前記バンド部の裏側に係止可能とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の室内用履物。
【請求項5】
前記バンド部は2組設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の室内用履物。
【請求項6】
前記収納部の裏面部の後方である踵側と、前記底部の裏面部の爪先側に滑り止めシート材を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の室内用履物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に室内で使用し、治療用インソールを挿入可能な室内用履物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
外反母趾等の足指の骨格が変形した状態で歩行すると、足に非常な痛みを伴う場合がある。そこで、この足の痛みを和らげたり、足の骨格の変形を治療するために、例えば特許文献1、2に開示された治療用インソールを靴に装着することが知られている。
【0003】
これらの特許文献1、2に示す治療用インソールは、利用者毎に足の大きさや足指の形状が異なるので、利用者の足裏にフィットする治療用インソールを個々に個別注文によって作成することも多い。
【0004】
また特許文献3には、インソールを装着可能なスリッパが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−549号公報
【特許文献2】特開2015−9005号公報
【特許文献3】特開2014−200508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
靴を使用するときは、上述の治療用インソールを利用できるが、室内では靴を脱ぐため、素足では歩行に痛みを伴う。また、家庭内では靴を履かないために治療が進行しないという問題もある。そこで、特許文献3のスリッパのように、上述の個別注文の治療用インソールを中敷として装着して、室内で使用することも考えられる。
【0007】
しかし、スリッパは素足で利用する人が多く、治療用インソールを取り付けたスリッパを素足で利用すると、足の臭いや汗が治療用インソールに移ってしまうという問題がある。このため、靴下を履いた状態で使用する場合よりも、治療用インソールが早く傷むことになり、場合によっては汗等により治療用インソールに黴が発生することもある。
【0008】
また、治療用インソールの基材はコルク、合成樹脂等で作られていることが多く、直接皮膚に接触すると皮膚に障害が発生したり、履き心地が悪くなる。従って、治療用インソールは、基材上に、柔軟性を有し刺激が少ない樹脂や布材から成る表面材を貼り付けた二層構造となっている。
【0009】
このように、二層構造から成る治療用インソールは高額なものとなり、更には個別注文の治療用インソールは特に高額になるため、頻繁に買い換えることが難しいという問題もある。
【0010】
本発明の目的は、上述の課題を解消し、足指、足裏形状を治療する治療用インソールを家庭内においても簡易に使用可能とし、簡便に治療用インソールを収納することのできる室内用履物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するための本発明に係る室内用履物は、治療用インソールを収納する収納部と、収納部の前方部を載置する底部及び該底部から側方に延在するバンド部を有する基体部とから構成される室内用履物であって、前記収納部は、面ファスナが係止可能な素材から成る足裏形状とした平面状の袋体であり、
前記収納部の裏面部には、足幅方向に沿う方向に切込みを入れた開口部が設けられており、前記底部の表面には、固定用面ファスナが取り付けられており、
前記開口部が前記固定用面ファスナに貼り付くことで、前記収納部を密閉状態にし、前記基体部に前記治療用インソールを収納した前記収納部を装着時に、前記収納部の踵部は前記基体部からはみ出すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る室内用履物によれば、治療用インソールを袋体内部に収納可能とすることで、素足で使用しても治療用インソールに直接触れることがないので、治療用インソールを傷めずに長期間、使用することができる。
【0013】
また、治療用インソールを室内用と靴用とを兼用する際にも、治療用インソールを簡便に室内用履物に収納、取り出しを行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】実施例1の室内用履物の分解斜視図である。
図2】袋体、基体の裏面の斜視図である。
図3】治療用インソールを収納し組立てた状態の斜視図である。
図4】使用状態の説明図である。
図5】実施例2の治療用インソールを収納する前の状態の斜視図である。
図6】治療用インソールを収納した状態の斜視図である。
図7】実施例3の治療用インソールを収納する前の状態の斜視図である。
図8】治療用インソールを収納した状態の斜視図である。
図9】上面部が裏返るように開閉部を開放した状態の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は実施例1の室内用履物1の分解斜視図、図2は袋体、基体の裏面の斜視図、図3は組立てた状態の斜視図、図4は使用状態の説明図である。
【0017】
実施例1の室内用履物1は、治療用インソール2と、治療用インソール2を収納する収納部3と、この収納部3を載置する基体部4とから成っている。この室内用履物1は足のサイズに応じて複数種が用意され、適宜のサイズのものを選択して使用することができる。
【0018】
外反母趾等の足指の骨格の変形は、患者により形状が異なることから、治療用インソール2は専門家による個別注文により製造される。治療用インソール2は緩衝性の高い材料から成り、利用者の外反母趾等の足指、足裏形状に対して治療効果の高い形状になるように、隆起部や凹部を適宜に配置した立体的な形状とされている。治療用インソール2の材料として、例えばラバー、ポリウレタン、EVA、ポリエチレン、軟質塩化ビニル、コルク材等から適宜の材料を用いることができる。
【0019】
この従来の治療用インソールは、前述したように基材と表面材の二層で構成されているのに対して、本実施例の室内用履物1で使用する治療用インソール2は、収納部3の上面部が表面材の機能を果たすため、表面材を設けずに基材のみの構成でよい。
【0020】
収納部3は伸縮性、弾力性を有する合成樹脂や合成繊維等の材料から成る足裏形状とした平面状の袋体とされ、この収納部3の外表面は例えば織物地とされ、面ファスナのフック部が係止されるようになっている。
【0021】
また、収納部3の裏面部3aには、足幅方向に沿う方向に直線状に切込みを入れた開口部3bが設けられている。この開口部3bから収納部3内に治療用インソール2が挿入するようにされている。
【0022】
更に、収納部3の裏面部3aの後方である踵側には、収納部3を基体部4に装着時に基体部4からはみ出た際に、床面との滑りを防止するための滑り止めシート材3cが貼り付けられている。
【0023】
なお、収納部3の大きさは、収納する治療用インソール2に対して、一回り小さい程度の大きさが好適である。これにより、治療用インソール2は、収納部3が全体に引っ張られた状態で、収納部3内に保持されるため、収納部3内でずれたりすることはない。治療用インソール2が底部体内で多少でもずれると、治療すべき足指、足裏に完全に適合せず、逆に余分な痛みを与えることがある。
【0024】
基体部4は例えば、厚さ5mm程度の合成ゴム等の軟質樹脂から成る主シート材4aを主体として、この主シート材4aの裏面に、例えば、面ファスナのフック部が係止可能なフェルト繊維状の副シート材4bを接着した二層構造となっている。
【0025】
また、基体部4は収納部3の前方部を載置する底部4cと、この底部4cから側方に延在する2組のバンド部4d、4e、4f、4gとを有している。底部4cの表面には、収納部3を貼着するためのフック部を有する固定用面ファスナ4hが複数個所に取り付けられている。なお、実施例1では固定用面ファスナ4hを複数個配置しているが、複数個を連続した1つの面ファスナを配置するようにしてもよい。
【0026】
底部4cの裏面側である副シート材4bの爪先側には、シート材3cと同様の床面との滑りを防止するためのシート材4iが貼付されている。
【0027】
足甲締付用の2組のバンド部4d〜4gは数cm程度の2対の帯状体であり、一方のバンド部の4d、4fの先端側の表面には調整用面ファスナ4jが取り付けられていて、使用時に調整用面ファスナ4jは他方のバンド部4e、4gの裏側に係止可能とされている。
【0028】
なお、実施例1では固定用面ファスナ4hを複数個配置しているが、複数個を連続した1つの面ファスナを配置するようにしてもよい。
【0029】
使用に際しては、先ず収納部3に開口部3b長手方向に大きく開口した後、治療用インソール2の踵部から収納部3の踵方向へ向けて挿入する。続いて治療用インソール2の爪先部を収納部3の爪先側で覆うことで、収納部3内に治療用インソール2を収納する。
【0030】
この場合に、収納部3の開口部3bは布地同士が重ね合わせとしておくと、挿入した治療用インソール2が位置ずれが生じ難く、容易に脱落することがなくなる。
【0031】
続いて、治療用インソール2を収納した収納部3の裏面部3aを、基体部4の底部4cの固定用面ファスナ4hに載置する。
【0032】
この際に、裏面部3aの開口部3bが固定用面ファスナ4hに貼り付くことで、収納部3は密閉状態となり、収納部3から治療用インソール2がはみ出すことがなくなる。
【0033】
そして、治療すべき足を収納部3上に載置し、2組のバンド部4d〜4gにより足甲への締め付け具合を調整しながら、調整用面ファスナ4jにより係止する。2組のバンド部4d〜4gを足の大きさに合わせて調整用面ファスナ4jの位置を調整することで、室内用履物1に対して足の位置がずれたりすることがなく、足裏の必要個所に治療用インソール2の凹凸が正確に対応し、治療効果が高まる。
【0034】
室内用履物1を脱ぐ際は、調整用面ファスナ4jをバンド部4e、4gの副シート材4bから剥がすことで足を開放し、更に収納部3から治療用インソール2を取り出す際は、基体部4から収納部3を剥がして、開口部3bから治療用インソール2を取り出すことになる。
【0035】
このように、治療用インソール2を収納部3内に収納することで、素足で室内用履物1を使用する場合であっても、治療用インソール2に直接触れることがないので、足の匂いや汗が治療用インソール2に移ることがない。このため、治療用インソール2は傷み難くなり、長期に渡って治療用インソール2を使用することができる。
【0036】
また、治療用インソール2を収納する際は、開口部3bを基体部4の固定用面ファスナ4hに貼り付けることで、収納部3に密閉状態にすることができる。従って、開口部3bに別途ファスナ等の密封手段を設けることなく治療用インソール2を固定できるので、手間を掛けずに簡便に治療用インソール2を収納、取り出しを行うことが可能である。
【0037】
更には、治療用インソール2を装着する場合と逆の手順で外した後に、収納部3、基体部4を洗濯することもできる。長期間の使用により劣化し破損しても、安価である収納部3或いは基体部4のみを交換すればよいので、経済的である。
【0038】
また、使用する治療用インソール2は、従来の治療用インソールに比べて表面材が不要となるため、安価に製造することができる。
【実施例2】
【0039】
図5は実施例2の室内用履物1’に治療用インソール2を収納する前の状態の斜視図、図6は治療用インソール2を収納した状態の斜視図である。
【0040】
室内用履物1’は、足裏を載置する収納部11と、この収納部11の爪先側の左右の辺部に取り付けられた帯状のバンド部12a、12bとから構成されている。一方のバンド部12aに調整用面ファスナ13aが取り付けられ、他方のバンド部12bに調整用面ファスナ13bが取り付けられている。
【0041】
収納部11は伸縮性、弾力性を有する合成樹脂製や合成繊維等から成る平面状の袋状体であり、後端に治療用インソール2を挿入するための開閉部14を備えている。
【0042】
開閉部14には、治療用インソール2を収納部11内に収納した際に、治療用インソール2がはみ出さないように、開閉部14を閉じる紐体から成る閉止具が取り付けられている。
【0043】
この室内用履物1’を使用する際は、先ず、予め用意した治療用インソール2を、収納部11の開閉部14を開いた状態で矢印方向に挿入して、収納部11を拡げながら収納部11内に収納する。図6に示すように、治療用インソール2を収納部11内に完全に収納した後に、開閉部14を閉止具によって閉止する。
【0044】
そして、足を収納部11に載置した後に、バンド部12a、12b同士を調整用面ファスナ13a、13bにより係止する。
【実施例3】
【0045】
図7は実施例3の室内用履物1”に治療用インソール2を収納する前の状態の斜視図、図8は治療用インソール2を収納した後の斜視図、図9は上面部が裏返るように底部を開いた状態の平面図である。
【0046】
室内用履物1”は、足を載置する平面状で足裏形状をした収納部11’と、この収納部11’の爪先側の上縁部を覆うように取り付けられた帯状の甲被部15とから構成されている。なお、甲被部15は爪先まで覆う袋状であってもよく、長さを調整できるようにしてもよい。
【0047】
袋状体である収納部11’は同形状の上面部16と下面部17とを重ね合わせて成り、収納部11’の長手方向に沿う片側の側辺18は縫合されている。
【0048】
この縫合されている周辺以外の上面部16と下面部17の周辺には、収納部11’を厚み方向に開閉する一対のファスナ19a、19bから成る開閉部20が設けられている。従って、ファスナ19a、19bのスライダは上面部16と下面部17の開閉部20に沿って摺動する。
【0049】
図9に示すように、縫合した側辺18を軸に、上面部16は裏返るように開放可能とされている。なお、開閉部20は図9に示すように収納部11’の略半分の爪先から踵まで開放する形状であっても、図5の室内用履物1’のように、治療用インソール2が挿入できる幅を有する開閉部20としても支障はない。
【0050】
そして、開閉部20をファスナ19a、19bで閉止した状態にすると、上面部16と下面部17間で治療用インソール2を挿入する空間が形成されることになる。なお、開閉部20は図示のようなファスナ19a、19b以外に、面ファスナやボタン止め等、治療用インソール2を収納部11’内に収納する適宜の開閉手段を用いても支障はない。
【0051】
更に、下面部17の内面には、載置する治療用インソール2との滑りを防止するための滑り止めシート材を配置することもでき、下面部17の外側底面にも床面との滑りを防止するための滑り止めシート材を配置してもよい。
【0052】
この室内用履物1”を使用する際は、図9に示すように治療用インソール2を、収納部11の開閉部20を開いた状態で矢印方向に挿入して、収納部11の内部に収納する。治療用インソール2を挿入して収納部11’内に収納した後に開閉部20をファスナ19a、19bを用いて閉止する。
【0053】
なお、治療用インソール2の裏面と室内用履物1”の下面部17の間に、互いを係止する複数個の面ファスナを取り付けておくことが好ましい。この場合に、図9に示すように開閉部20を全開にし、上面部16を裏返して開放した状態で、下面部17の固定用面ファスナ21と、予め配置した治療用インソール2の裏面の面ファスナとを一致させるように、位置決めして貼り合わせる。
【0054】
このように、固定用面ファスナ21により治療用インソール2を下面部17に固定することで、治療用インソール2が室内用履物1”内で移動することがなくなる。
【0055】
治療用インソール2を固定用面ファスナ21で固定した後に、開閉部20のファスナ19a、19bを閉止することで、図7に示す治療用インソール2を室内用履物1”内に装着した状態となる。
【符号の説明】
【0056】
1、1’、1” 室内用履物
2 治療用インソール
3 収納部
3a 裏面部
3b 開口部
3c、4j 滑り止めシート材
4 基体部
4a 主シート材
4b 副シート材
4c 底部
4d、4e、4f、4g バンド部
4h 固定用面ファスナ
4j 調整用面ファスナ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9