【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の目的は、請求項1に記載のブリーダ回路によって、請求項12に記載の調光器によって、請求項13に記載の電気機器によって、及び請求項15に記載の方法によって実現される。
【0011】
本発明によれば、ブリーダ回路が、非線形軽負荷への供給電圧を切り替えるための主ACスイッチを備える調光器で使用するために実現され、このブリーダ回路は、主ACスイッチに動作補助を提供するように実現されたブリーダ負荷と、ブリーダ負荷イネーブル手段とを備える。ブリーダ負荷イネーブル手段は、主ACスイッチのスイッチング信号に依存する。用語「ブリーダ負荷」は、その受け入れられており確立されている文脈において理解され、即ち、必要な場合に追加の電流を提供するために使用される負荷である。従って、本発明の請求項1の文脈では、ブリーダ負荷は、主ACスイッチの動作を支援する追加の電流を提供するため、即ち調光器の主ACスイッチが正しく転流することができることを保証するために使用される。ブリーダ負荷は、電力を消費もするので、「電力消費デバイス」とも呼ばれ得る。
【0012】
主ACスイッチのスイッチング信号は、外部デバイスによって使用され得る調光器出力電圧又は電流等の信号とは対照的に、調光器において内部的にのみ使用される信号として理解される。従って、主ACスイッチのスイッチング信号は、「内部」スイッチング信号であり、調光器の出力にわたって接続される負荷等の外部デバイスには実質的に利用可能でない。
【0013】
本発明の文脈で、用語「非線形軽負荷」は、少量の電力しか消費しない負荷であって、調光器の観点から非線形に見える負荷として理解される。例えば、冒頭で述べたように、LEDベースのランプのLEDは少量の電力しか消費せず、その電子ドライバは、調光器によってランプが非線形負荷として「認識(seen)」されるようにする。他の機器、例えばハンドヘルド機器の小さい電動機も、「軽・非線形」のカテゴリーに入ることがある。ここで、及び以下で、用語「非線形軽負荷」と「負荷」は、交換可能に使用され得る。用語「負荷」は、上述した意味合いで、即ち定格よりも低い電力レベルで動作するように調光可能である電気デバイスとして理解され、用語「能動負荷」と混同されるべきでない。用語「能動負荷」は、「ブリーダ回路」を表す別の用語である。用語「主ACスイッチ」は、調光器のACスイッチ、即ち前縁調光器等の調光器で通常使用されるACスイッチとして理解される。従って、用語「主ACスイッチ」と「調光器ACスイッチ」は、以下では交換可能に使用され得る。「主ACスイッチ」は、従来の前縁調光器で使用されるような、トライアック、オルタニスタ、又は逆並列接続されたSCR等、任意の構成要素を備えることができる。
【0014】
本発明によるブリーダ回路(又は単に「ブリーダ」)の利点は、ブリーダ負荷が、主ACスイッチの内部スイッチング信号に基づいてイネーブルにされる又は作動されることである。即ち、ブリーダを制御するために調光器の内部信号のみが必要とされ、従って、ブリーダは、有利には、調光器、非線形負荷、及びブリーダを備える構成の調光器側で完全に実現され得る。これは、従来技術の能動負荷ブリーダとは対照的であり、従来技術の能動負荷ブリーダは、調光器出力での電圧又は電流に依存し、従ってブリーダが構成の負荷側で実現される必要がある。既述のように、従来技術のブリーダ回路は、(例えば別個の調光器の出力に接続されたLED照明構成の一部として)負荷に組み込まれ、それにより、調光器自体は、組み合わされた負荷とブリーダに電気的に接続されるが、物理的には別個の実体である。対照的に、本発明によるブリーダ回路は全体が調光器に組み込まれ得て、従って、調光器と非線形軽負荷との間の外部構成要素が必要なくなるので、全体の設置コスト及び複雑さを低減させる。調光器出力電圧信号ではなく、調光器の主ACスイッチトリガ信号等の信号を使用する利点は、本発明によるブリーダ回路のブリーダ負荷が調光器のACスイッチと完全に同期され得ることである。これも、ブリーダ回路の複雑さを大幅に低減させる。
【0015】
本発明によれば、調光器は、そのようなブリーダ回路を備え、ここで、ブリーダ回路は調光器に組み込まれる。
【0016】
本発明による調光器の利点は、ブリーダ回路部分の複雑さのレベルが比較的低く、従って、組み合わされた調光器/ブリーダが、比較的低コストで製造され得て、任意のタイプの非線形軽負荷と共に使用され得ることである。従って、負荷自体がブリーダを既に組み込んでいるように設計される必要はない。更に、本発明による調光器は、その動作に対する悪影響なく、線形負荷(例えば白熱灯)と共にも使用され得る。
【0017】
本発明によれば、電気機器が、非線形軽負荷と、非線形軽負荷にわたって配置された本発明による調光器とを備え、電気機器は、照明構成、電動機、電動弁、電磁石等の任意のものを含む。
【0018】
上述したように、そのような機器の利点は、負荷自体がブリーダを組み込むように設計される必要はなく、調光器とブリーダ回路との両方を組み込む単一のデバイスに単に接続され得ることである。
【0019】
本発明によれば、非線形軽負荷を調光する方法が、調光器を供給電圧と非線形軽負荷との間に接続するステップであって、調光器が、非線形軽負荷への供給電圧を切り替えるための主ACスイッチを備えるステップと、ブリーダ回路のブリーダ負荷によって主ACスイッチに動作補助を提供するステップと、主ACスイッチのスイッチング信号に基づいてブリーダ負荷をイネーブルにするステップとを含む。
【0020】
従属請求項及び以下の説明は、本発明の特に有利な実施形態及び特徴を開示する。実施形態の特徴は、適宜組み合わされ得る。1つの請求項カテゴリーの文脈で述べられる特徴が、別の請求項カテゴリーにも同様に当てはまり得る。
【0021】
以下では、本発明を何ら限定しないが、負荷が電源電力供給又は家庭用電源で使用されると仮定され得る。用語「電力供給」、「電源」、又は「家庭用電力」は全て、50Hzで230Vの供給又は60Hzで120Vの供給等の電源電力供給を意味するものと理解される。
【0022】
冒頭で述べたように、軽負荷と共に前縁調光器を使用する際の問題は、調光器の出力での電圧が、望ましくないゼロ交差オーバーシュートを示し得ることである。非線形軽負荷が、LEDベースのランプ等のランプであるとき、このオーバーシュートは、目に見える目障りなちらつきを生じることがある。
【0023】
以下では、本発明を限定しないが、例示の目的で、非線形軽負荷が、1つ又は複数のLEDを有するLEDベースのランプ等の機器又はデバイスを含むと仮定され得る。当然、任意の他の適切な低電力デバイスが、本発明によるブリーダ回路を組み込む調光器の出力にわたる負荷として使用され得る。
【0024】
本発明の文脈では、用語「主負荷電流」は、動作中に、非線形軽負荷によって引き込まれる電流として理解される。用語「保持電流」は、調光器の主ACスイッチが導通状態を保つことを保証するのに必要とされる最小電流として理解される。
【0025】
通常、前縁調光器は、短いパルス等のトリガ信号を使用して調光器のACスイッチをトリガし、ACスイッチに導通を開始させることによって動作する。次いで、調光器のACスイッチは、その半サイクルの残りにわたって実質的に導通状態を保つ。半サイクルの終点までは、適切に転流してオーバーシュートを避けるために調光器のACスイッチが補助を必要とすることはない。ブリーダ負荷は、そのようなトリガパルスを用いて動作するように実現され得る。しかし、トリガパルスは任意の時点、少なくとも電源サイクルの最初の4分の1で現れ得るので、ブリーダ負荷の実現形態は、半サイクルの終点付近でのみ動作補助、即ち追加の電流を提供することを保証するために複雑な回路を必要とすることがある。従って、本発明の特に好ましい実施形態では、ブリーダ回路は、ブリーダ負荷をイネーブルにするように実現されるブリーダ負荷イネーブル手段を備え、ブリーダ負荷イネーブル手段は、主ACスイッチのスイッチング信号に基づいて切り替えられる。ブリーダ負荷イネーブル手段は、必要とされるときにブリーダ負荷がその動作補助を提供できるように制御され得る任意の構成要素又は回路でよい。
【0026】
ブリーダ負荷は、適切な構成要素を使用して、任意の適切な様式で実現され得る。例えば、ブリーダ負荷の一実施形態は、ダイオードブリッジ内部のMOSFET等のトランジスタを備える回路を使用してイネーブルにされる電力消費デバイスを備えることができる。しかし、そのようなスイッチトポロジーは、複雑なドライブ回路を必要とすることがあり、ブリーダ回路の全体的なコストをかなり増加させることがある。従って、本発明の特に好ましい実施形態では、ブリーダ負荷イネーブル手段は、ACスイッチを備える。主ACスイッチ又は調光器ACスイッチとの混同を避けるために、ブリーダ回路のACスイッチは、本発明の文脈では「補助ACスイッチ」と呼ばれる。
【0027】
本発明の特に好ましい実施形態では、補助ACスイッチ及びブリーダ負荷は、非線形軽負荷の負荷電流が主ACスイッチの保持電流レベル未満に下がるときに動作補助、即ち追加の電流を提供するように実現される。このようにして、出力電圧(即ち非線形軽負荷への電圧)の望ましくないゼロ交差オーバーシュートが実質的になくされ得る。これは、ブリーダ回路が、供給電圧半サイクルの終点まで主ACスイッチを導通状態で保つために、負荷電流と主ACスイッチの保持電流との差を実質的に単に埋め合わせることを保証する。
【0028】
上述したように、補助ACスイッチは、主ACスイッチのスイッチング信号に基づいて切り替えることができる。好ましくは、補助ACスイッチへのトリガ信号は、調光器の主ACスイッチのトリガ信号から導出される。このようにして、ブリーダ負荷は、有利には主ACスイッチと同期され得る。主ACスイッチトリガは、通常は、調光器ノブの位置等の入力信号を、電源半波の適切な位相角と一致するように発出されるトリガパルスに変換することによって発生される。各電源電圧半波は、調光器のスイッチング信号によって実質的に「切り落とされ(cropped)」、即ち、負荷が調光される場合に、各電源電圧半波は、調光器のスイッチング信号が現れるまで抑制される。調光器のスイッチング信号は、主ACスイッチを実質的にトリガするので、ここでは「主トリガ信号」と呼ばれる。負荷がわずかしか調光されない場合、例えば、主トリガ信号は、電源半波の始点の近くで現れる。サイクルにおいてより後の時点で、即ちAC電源供給の半波においてより後の時点で現れるように主トリガ信号のタイミングを合わせることによって、より多くの調光が得られる。最高の調光レベルは、主トリガ信号が電源半波の終点に近付くときに実現される。非線形軽負荷がランプである場合、例えば、「最高の調光レベル」は、そのランプに関して実現され得る最小の光出力レベルをもたらす。
【0029】
主トリガ信号は、上述したように、電源電圧半波の望みの残りの部分を「イネーブル」にするように働く。補助ACスイッチの観点から、主トリガの関連の特性は、主トリガの前縁である。なぜなら、この前縁は、主ACスイッチの導通状態の開始を示すからである。しかし、主トリガ信号の前縁は、電源半サイクル中の実質的に任意の時点で現れ得るがあるが、動作補助は、半サイクルの終点に向かってのみ必要とされる。本発明の1つの好ましい実施形態では、ブリーダ回路は、(従来技術の前縁調光器で一般に使用されるタイプの)短いトリガパルスを、電源半サイクルの終点に向かう臨界時間中にブリーダ負荷をイネーブルにするために使用され得る信号に変換するための幾つかの手段を備えることができる。従って、本発明の好ましい実施形態では、ブリーダ回路はトリガ回路を備え、トリガ回路は、ブリーダ負荷イネーブル手段、例えば補助ACスイッチをトリガするために主トリガ信号をパルスに変換するように実現される。しかし、本発明の特に好ましい実施形態では、トリガ回路は、主トリガ信号に関連して動作するように実現され、主トリガ信号の前縁は、主ACスイッチの導通状態の開始を示し、その後縁は、動作補助が必要とされる臨界時間の開始を示す。そのようなより「有用」な主トリガ信号は、調光器の関連の制御回路によって比較的容易に発生され得て、主トリガ信号によって提供される関連の情報を使用してブリーダ回路がブリーダ負荷をイネーブルにすることができることを保証し、それにより、ブリーダ負荷は、正に必要とされるときに、電源サイクルと同期して動作補助を提供することができる。本発明の好ましい実施形態では、トリガ回路は、主トリガの後縁からブリーダ負荷イネーブル手段トリガパルスを導出するための微分器回路を備える。即ち、微分器は、主トリガの後縁を、ブリーダ負荷イネーブル手段、例えば補助ACスイッチをトリガするためのパルスに変換する。以下では、便宜上、ブリーダ負荷イネーブル手段がACスイッチ(単に「補助ACスイッチ」と呼ばれる)を備えると仮定され得る。
【0030】
微分器回路の「出力」は、使用される構成要素のサイズ及び容量に応じて、安定するまでに幾らかの時間がかかる。ブリーダ回路のこの部分が常に適切に動作することを保証するために、本発明の好ましい実施形態では、トリガ回路は、微分器が「リセット」するのにかかる時間を短縮するためのダイオードを備える。ダイオードは、補助ACスイッチトリガ信号が低くなるときに微分器のコンデンサを放電し、次の入力、例えば主ACスイッチトリガ信号のために微分器を準備又はリセットするように働く。ダイオードは、コンデンサを放電する一方で、オプトトライアックのLEDに対する負のバイアスを避ける。
【0031】
同様に、補助ACスイッチトリガ信号は、外部制御回路等の外部源から供給され得て、外部制御回路は、補助ACスイッチのためのトリガ信号を、例えばパルス幅変調信号の形態で提供する。ここで、用語「外部制御回路」は、調光器に直接組み込まれないものとして理解される。そのような外部制御回路は、補助ACスイッチトリガ信号を直接制御入力として補助ACスイッチに送達することができ、それにより、補助ACスイッチは、ブリーダ負荷をイネーブルにするように切り替えられる。そのような補助ACスイッチトリガ信号はまた、調光器の内部スイッチング信号とみなされてもよい。なぜなら、調光器によって内部的にのみ使用され、調光器の出力にわたって接続された負荷等、外部デバイスには利用可能でないからである。
【0032】
一般に、主ACスイッチトリガ信号は、調光器のドライバ回路によって供給される比較的低いDC電圧レール、例えば12VのDCレールから生じる。同様に、補助ACスイッチトリガ信号を供給するために外部制御装置が使用される場合にも、信号は、そのような低電圧DCレールから供給され得る。他方、ブリーダ負荷は、調光器のAC供給電圧側に接続される。従って、本発明の好ましい実施形態では、補助ACスイッチは、トリガ回路とブリーダ負荷との間のガルバニック絶縁を提供するように実現され、それにより、「DC側」を「AC側」から離して保ち、電流がこれらの回路部分の間で流れ得ないことを保証する。このために、本発明の特に好ましい実施形態では、ACスイッチは、オプトトライアックを備える。そのようなオプトトライアックは、好ましくは、電圧ゼロ交差点付近の不正トリガを避けるために、高いdV/dt定格を有するように選択される。
【0033】
通常動作では、ブリーダ負荷にわたる電圧は、電源電圧の10〜15%程度である。しかし、補助ACスイッチが動作不良又は故障を生じた場合、ブリーダ負荷は、一時的に又は永久的に全電源電圧にさらされ得る。ブリーダ負荷が線形抵抗の使用に基づく場合、ブリーダ負荷での電力消費は、抵抗に印加される電圧の平方に比例するので、100倍に増加されることがある。そのような電力消費の大きな増加は、ブリーダ負荷の、従ってまたブリーダ回路の永久的な損壊を引き起こすことがあり得る。そのような損壊を防止するために、保護回路が必要とされ、しかし、これは、複雑であり高価であり得る。従って、本発明の好ましい実施形態では、ブリーダ負荷は、電力制限付きデバイスを含む。その場合のブリーダ回路の好ましい実施形態の一例は、1つ又は複数の正温度係数(PTC)サーミスタを有するブリーダ負荷を備えることがある。例えば、ブリーダ負荷は、複数のPTCサーミスタを並列に備えることができる。線形抵抗ではなくPTCサーミスタを使用することが好ましい。なぜなら、PTCサーミスタは、補助ACスイッチの動作不良又は故障の場合の安全性をより高くするからである。PTCサーミスタは、好ましくは、自己制限消費を提供するように選択される。電源電圧にさらされるとき、PTCサーミスタの抵抗は急速に増加して、電力消費及び温度上昇に関して良く定義された安全なレベルでバランスに達する。別の利点は、過渡外乱の場合に、サーミスタが冷却されると直ぐに調光器の通常動作が継続され得ることである。ブリーダのこの実施形態は、非線形軽負荷が調光器の出力に接続されるときに主ACスイッチがオフに切り替わるのを補助するように特に設計されたスイッチ式抵抗ブリーダの変形形態とみなされ得る。
【0034】
負荷及び調光器の動作中、短時間の予想されない電圧サージが、負荷電圧入力からブリーダ回路に通され得る。そのような異常又は過渡は、繊細な回路構成要素を損壊することがある。従って、本発明の好ましい実施形態では、ブリーダ回路は、補助ACスイッチ、例えばオプトトライアックを電圧過渡から保護するように構成された過渡抑制器を備える。
【0035】
本発明によるブリーダ回路は、好ましくは、主電源と軽負荷との間で使用するように実現され、軽負荷は、調光器の0Wと定格負荷の間の任意の電力量を消費するように実現される。例えば、本発明によるブリーダ回路に関する構成要素の適切な選択によって、現在開発及び製造されている非常に効率的な低電力LEDの1つ又は複数を備える照明ユニット等の低電力負荷を調光するために使用され得る調光器が実現され得る。好ましい実施形態では、ブリーダ回路は、家庭用電源から外して動作され得る調光器で使用するために実現され得る。
【0036】
本発明による調光器の本発明の好ましい実施形態では、調光器は、主トリガ信号を発生するための手段を備え、主トリガ信号の前縁が、主ACスイッチに関する導通状態の開始を示し、その後縁が、本発明によるブリーダ回路によって動作補助が必要とされる領域を示すために、電源半サイクルの終点に対してタイミングを合わされる。これは、ブリーダ回路の特に単純な設計を可能にする。なぜなら、主トリガ信号の後縁は、半サイクルの終点に向かう臨界時間中にブリーダ負荷をイネーブルにするために使用され得る信号に比較的容易に変換され得るからである。
【0037】
本発明の他の目的及び特徴は、添付図面と共に考察される以下の詳細な説明から明らかになろう。しかし、図面は、本発明の限定範囲の定義としてではなく、例示の目的でのみ描かれていることを理解されたい。