【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004] 本開示は、照明制御の為の発明的方法及び装置に向けられる。例えば、ある照明システムによって放射される光の1つ又は複数の特性を、例えばデータフィードとして公開することができる。他の照明システムは、このデータフィードに基づいて、例えば、当該照明システムによって放射される光に似た光を放射するように選択的に照明を行うことによって、それらの放射光を当該照明システムによって放射される光と同期させることができる。
【0005】
[0005] 一般的に、ある態様では、コンピュータ実施方法は、ローカルユーザに関連付けられたデバイスによって、リモート照明システムが放射する光の1つ又は複数の特性がリアルタイムで公開されるリモート照明システムを識別することと、デバイスによって、リモート照明システムによって放射される光の1つ又は複数の公開特性を取得することと、1つ又は複数の公開特性に基づいて、デバイスによって、リモート照明システムによって同時期に放射された光に似た光を放射するようにローカル照明システムの1つ又は複数のLEDに選択的に電圧印加を行うことを容易にすることと、を含む。
【0006】
[0006] 様々な実施形態において、本方法は、デバイスによって、リモート照明システムによって放射される光の新しい公開特性を取得することを含む。様々なバージョンにおいて、本方法は、新しい公開特性に基づいて、リモート照明システムによって同時期に放射された光に似た光を放射するように、ローカル照明システムの1つ又は複数のLEDに選択的に電圧印加を行うことを容易にすることを含む。
【0007】
[0007] 様々な実施形態において、リモート照明システムによって放射される光の1つ又は複数の特性を、ソーシャルネットワーク上で公開することができる。本方法は、デバイスのユーザインタフェースにおいて、リモート照明システムの発光アクティビティをフォローする命令を受信することを含む。様々な実施形態において、本方法は、デバイスによって、光特性共有データを公開することを含む。光特性共有データは、ローカル照明システムによって放射された又は間もなく放射される光のローカル特性、及びアップロードされたデータへのアクセスを与えられる一人又は複数のリモートユーザの1つ又は複数の識別情報を含む。様々なバージョンにおいて、光特性共有データは、第1のリモートユーザにアクセスできる及び第2のリモートユーザにアクセスできないローカル照明システムの第1の光源セットによって放射された又は間もなく放射される光の第1のローカル特性、並びに、第1のセットとは異なるローカル照明システムの第2の光源セットによって放射された又は間もなく放射される光の第2のローカル特性を含んでもよく、第2のローカル特性は、第1及び第2のリモートユーザにアクセス可能である。
【0008】
[0008] 様々なバージョンにおいて、本方法は更に、デバイスの通信インタフェースを用いて、ローカル照明システムによって放射された又は間もなく放射される光のローカル特性を表す生データをローカル照明システムから受信することと、光特性共有データにこの生データを含めることとを含む。様々なバージョンにおいて、本方法は更に、デバイスに関連付けられた光センサによって、ローカル照明システムによって放射された光のローカル特性を検出することと、光特性共有データに検出されたローカル特性を表すデータを含めることとを含む。様々なバージョンにおいて、本方法は、デバイスに関連付けられたユーザインタフェースにおいて、ローカル照明システムにローカル特性を持つ光を放射させる要求を受信することと、ローカル照明システムに要求されたローカル光特性を持つ光を放射させることに並行して、光特性共有データに要求されたローカル光特性を表すデータを含めることとを含む。
【0009】
[0009] 様々な実施形態において、リモート照明システムは、第1のリモート照明システムである。本方法は、そのような場合、ローカルユーザに関連付けられたデバイスによって、第2のリモート照明システムが放射する光の1つ又は複数の特性がリアルタイムで公開される第2のリモート照明システムを識別することと、デバイスによって、第2のリモート照明システムによって放射される光の1つ又は複数の公開特性を取得することと、デバイスによって、第1及び第2のリモート照明システムの両方によって放射される光の特性に基づいて、第1及び第2のリモート照明システムによって同時期に放射された光に似た光を放射するようにローカル照明システムの1つ又は複数のLEDに選択的に電圧印加を行うことを容易にすることと、を含む。様々なバージョンにおいて、選択的電圧印加は、第1及び第2のリモート照明システムの一方によって放射される光の公開特性に対して、他方のリモート照明システムによって放射される光の公開特性よりもより多くの重みを割り当てることを含む。
【0010】
[0010] 別の態様では、装置は、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合された通信インタフェース、及び1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合されたメモリを含む。メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに、通信インタフェースを用いてリモート照明システムによって放射される光を表すデータのリアルタイムフィードに加入させる、及びデータのリアルタイムフィードに基づいて、リモート照明システムによって放射される光の1つ又は複数の特性とのローカル照明システムによって放射される光の1つ又は複数の特性のリアルタイム同期を容易にさせる命令を含む。
【0011】
[0011] 様々な実施形態において、データのリアルタイムフィードは、ソーシャルネットワークのユーザに関連付けられる。様々なバージョンにおいて、メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに、ソーシャルネットワーク上のソーシャルネットワークユーザによる発光更新情報をフォローさせる命令を更に含む。
【0012】
[0012] 別の態様では、装置は、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合された通信インタフェース、及び1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合されたメモリを含む。メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに、通信インタフェースを用いて光特性共有データをリモートコンピューティングシステムにアップロードさせる命令を含んでもよく、光特性共有データは、ローカル照明システムによって放射された又は間もなく放射される光のローカル特性及びアップロードされたデータへのアクセスを与えられる一人又は複数のリモートユーザの1つ又は複数の識別情報を含む。
【0013】
[0013] 様々な実施形態において、光特性共有データは、光特性共有データの1つ又は複数のプッシュ宛先アドレスを含む。様々な実施形態において、命令は、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに更に、通信インタフェースを用いて、ローカル照明システムによって放射された又は間もなく放射される光のローカル特性を表す生データをローカル照明システムから受信させ、光特性共有データにこの生データを含めさせる。
【0014】
[0014] 様々な実施形態において、本装置は、1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合された光センサを含む。そのような実施形態の幾つかにおいて、命令は、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに更に、光センサを用いてローカル照明システムによって放射された光のローカル特性を検出させ、検出されたローカル特性を表すデータを光特性共有データに含めさせる。
【0015】
[0015] 様々な実施形態において、本装置は、ユーザインタフェースを含んでもよい。命令は、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数のプロセッサに更に、ユーザインタフェースにおける要求の受信に応答して特性を持つ光をローカル照明システムに放射させてもよく、その光の放射に並行して、通信インタフェースを用いて光特性共有データをリモートコンピューティングシステムに送信させる。
【0016】
[0016] 本開示の目的で本明細書において使用される場合、「LED」との用語は、任意のエレクトロルミネセンスダイオード、又は、電気信号に呼応して放射を発生できる、その他のタイプのキャリア注入/接合ベースシステム(carrier injection/junction-based system)を含むものと理解すべきである。したがって、LEDとの用語は、次に限定されないが、電流に呼応して発光する様々な半導体ベースの構造体、発光ポリマー、有機発光ダイオード(OLED)、エレクトロルミネセンスストリップ等を含む。特に、LEDとの用語は、赤外スペクトル、紫外スペクトル、及び(通常、約400ナノメートルから約700ナノメートルまでの放射波長を含む)可視スペクトルの様々な部分のうちの1つ又は複数における放射を発生させることができるすべてのタイプの発光ダイオード(半導体及び有機発光ダイオードを含む)を指す。
【0017】
[0017] 例えば本質的に白色光を生成するLED(例えば白色LED)の一実施態様は、それぞれ、組み合わされることで混合して本質的に白色光を形成する様々なスペクトルのエレクトロルミネセンスを放射する複数のダイを含む。別の実施態様では、白色光LEDは、第1のスペクトルを有するエレクトロルミネセンスを異なる第2のスペクトルに変換する蛍光体材料に関連付けられる。この実施態様の一例では、比較的短波長で狭帯域幅スペクトルを有するエレクトロルミネセンスが、蛍光体材料を「ポンピング(pumps)」して、当該蛍光体材料は、いくぶん広いスペクトルを有する長波長放射を放射する。
【0018】
[0018] なお、LEDとの用語は、LEDの物理的及び/又は電気的なパッケージタイプを限定しないことを理解すべきである。例えば、上述した通り、LEDは、(例えば個々に制御可能であるか又は制御不能である)異なるスペクトルの放射をそれぞれ放射する複数のダイを有する単一の発光デバイスを指すこともある。また、LEDは、LED(例えばあるタイプの白色LED)の一体部分と見なされる蛍光体に関連付けられることもある。一般に、LEDとの用語は、パッケージLED、非パッケージLED、表面実装LED、チップ・オン・ボードLED、TパッケージマウントLED、ラジアルパッケージLED、パワーパッケージLED、あるタイプのケーシング及び/又は光学的要素(例えば拡散レンズ)を含むLED等を指す。
【0019】
[0019] 「光源」との用語は、次に限定されないが、LEDベース光源(上記に定義した1つ以上のLEDを含む)、白熱光源(例えばフィラメント電灯、ハロゲン電灯)、蛍光光源、りん光性光源、高輝度放電光源(例えばナトリウム蒸気ランプ、水銀蒸気ランプ及びメタルハライドランプ)などを含む、様々な放射源のうちの任意の1つ以上を指すと理解すべきである。
【0020】
[0020] 所与の光源は、可視スペクトル内、可視スペクトル外、又は両者の組合せでの電磁放射を発生する。したがって、「光」及び「放射」との用語は、本明細書では同義で使用される。さらに、光源は、一体構成要素として、1つ以上のフィルタ(例えばカラーフィルタ)、レンズ、又はその他の光学的構成要素を含んでもよい。また、光源は、次に限定されないが、指示、表示、及び/又は照明を含む様々な用途に対し構成されることを理解すべきである。「照明源」とは、内部空間又は外部空間を効果的に照射するのに十分な強度を有する放射を発生するように特に構成された光源である。このコンテキストにおいて、「十分な強度」とは、周囲照明(すなわち、間接的に知覚され、また、例えば、全体的に又は部分的に知覚される前に1つ以上の様々な介在面から反射される光)を提供するために空間又は環境において発生される可視スペクトルにおける十分な放射強度(放射強度又は「光束」に関して、全方向における光源からの全光出力を表すために、単位「ルーメン」がよく使用される)を指す。
【0021】
[0021] 「スペクトル」との用語は、1つ以上の光源によって生成された放射の任意の1つ以上の周波数(又は波長)を指すものと理解すべきである。したがって、「スペクトル」との用語は、可視範囲内の周波数(又は波長)のみならず、赤外線、紫外線、及び電磁スペクトル全体の他の領域の周波数(又は波長)も指す。さらに、所与のスペクトルは、比較的狭い帯域幅(例えば、FWHMは、基本的に、周波数又は波長成分をほとんど有さない)、又は、比較的広い帯域幅(様々な相対強度を有する幾つかの周波数又は波長成分)を有してよい。当然のことながら、所与のスペクトルは、2つ以上の他のスペクトルを混合(例えば、複数の光源からそれぞれ放射された放射を混合)した結果であってよい。
【0022】
[0022] 本開示の目的で、「色」との用語は、「スペクトル」との用語と同義に使用される。しかし、「色」との用語は、通常、観察者によって知覚可能である放射の特性を主に指すために使用される(ただし、この使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない)。したがって、「様々な色」との用語は、様々な波長成分及び/又は帯域幅を有する複数のスペクトルを暗に指す。さらに、当然のことながら、「色」との用語は、白色光及び非白色光の両方との関連で使用されてもよい。
【0023】
[0023] 「色温度」との用語は、本明細書では、通常、白色光に関連して使用されるが、その使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない。色温度は、基本的に、白色光の特定の色内容又は陰(例えば、赤みを帯びた、青みを帯びた)を指す。所与の放射サンプルの色温度は、従来から、問題とされている放射サンプルと同じスペクトルを基本的に放射する黒体放射体のケルビン度数(K)の温度に応じて特徴付けられている。黒体放射体の色温度は、通常、約700度K(通常、人間の目に最初に可視となると考えられている)から10,000度K超の範囲内であり、白色光は、通常、約1500〜2000度Kより高い色温度において知覚される。
【0024】
[0024] 「照明固定具」、「照明器具」との用語は、本明細書では、特定の形状因子、アセンブリ又はパッケージの1つ以上の照明ユニットの実施態様又は配置を指すために使用される。「照明ユニット」との用語は、本明細書では、同じ又は異なるタイプの1つ以上の光源を含む装置を指して使用される。所与の照明ユニットは、様々な光源の取付け配置、筐体/ハウジング配置及び形状、並びに/又は、電気及び機械的接続構成の何れか1つを有してもよい。さらに、所与の照明ユニットは、光源の動作に関連する様々な他の構成要素(例えば制御回路)に任意選択的に関連付けられてもよい(例えば含む、結合される、及び/又は一緒にパッケージされる)。「LEDベースの照明ユニット」とは、上記した1つ以上のLEDベースの光源を、単独で又はその他の非LEDベースの光源との組合せで含む照明ユニットを指す。「マルチチャネル」照明ユニットとは、それぞれ異なる放射スペクトルを発生する少なくとも2つの光源を含むLEDベースの又は非LEDベースの照明ユニットを指すものであり、各異なる光源スペクトルは、マルチチャネル照明ユニットの「チャネル」と呼ばれる。
【0025】
[0025] 「コントローラ」との用語は、本明細書では、一般に、1つ以上の光源の動作に関連する様々な装置を説明するために使用される。コントローラは、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、数多くの方法(例えば専用ハードウエアを用いて)で実施できる。「プロセッサ」は、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、ソフトウエア(例えばマイクロコード)を使用してプログラムすることのできる1つ以上のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを使用してもしなくても実施でき、また、幾つかの機能を実行する専用ハードウエアと、その他の機能を実行するプロセッサ(例えばプログラムされた1つ以上のマイクロプロセッサ及び関連回路)の組み合わせとして実施されてもよい。本開示の様々な実施態様において使用されてもよいコントローラ構成要素の例としては、次に限定されないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)がある。
【0026】
[0026] 様々な実施態様において、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(本明細書では総称的に「メモリ」と呼び、例えばRAM、PROM、EPROM及びEEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光学ディスク、磁気テープ等の揮発性及び不揮発性のコンピュータメモリ)と関連付けられる。幾つかの実施態様において、記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されると、本明細書で説明した機能の少なくとも幾つかを実行する1つ以上のプログラムによって、コード化されてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてもよいし、又は、その上に記憶された1つ以上のプログラムが、本明細書で説明した本発明の様々な態様を実施するように、プロセッサ又はコントローラにロードされるように可搬型であってもよい。「プログラム」又は「コンピュータプログラム」との用語は、本明細書では、一般的な意味で、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするように使用できる任意のタイプのコンピュータコード(例えばソフトウエア又はマイクロコード)を指して使用される。
【0027】
[0027] 「アドレス可能」との用語は、本明細書では、自分自身を含む複数のデバイスに向けた情報(例えばデータ)を受信して、自分自身に向けられた特定の情報に選択的に応答するデバイス(例えば、光源全般、照明ユニット又は固定具、1つ以上の光源若しくは照明ユニットに関連付けられたコントローラ又はプロセッサ、他の非照明関連デバイス等)を指すために使用される。「アドレス可能」との用語は、多くの場合、ネットワークで結ばれた環境(すなわち、以下に詳細に説明される「ネットワーク」)に関連して使用され、ネットワークで結ばれた環境では、複数のデバイスが何らかの1つ以上の通信媒体を介して互いに結合されている。
【0028】
[0028] 1つのネットワーク実施態様では、ネットワークに結合された1つ以上のデバイスが、当該ネットワークに結合された1つ以上の他のデバイスのコントローラとしての機能を果たす(例えばマスタ/スレーブ関係において)。別の実施態様では、ネットワークで結ばれた環境は、当該ネットワークに結合されたデバイスのうちの1つ以上を制御する1つ以上の専用コントローラを含む。通常、ネットワークに結合された複数のデバイスは、それぞれ、1つ以上の通信媒体上にあるデータへのアクセスを有するが、所与のデバイスは、例えば、当該デバイスに割り当てられた1つ以上の特定の識別子(例えば「アドレス」)に基づいて、ネットワークとデータを選択的に交換する(すなわち、ネットワークからデータを受信する及び/又はネットワークにデータを送信する)点で、「アドレス可能」である。
【0029】
[0029] 「ネットワーク」との用語は、本明細書において使用される場合、(コントローラ又はプロセッサを含む)任意の2つ以上のデバイス間及び/又はネットワークに結合された複数のデバイス間での(例えばデバイス制御、データ記憶、データ交換等のための)情報の転送を容易にする2つ以上のデバイスの任意の相互接続を指す。容易に理解されるように、複数のデバイスを相互接続するのに適したネットワークの様々な実施態様は、様々なネットワークトポロジのうちの何れかを含み、様々な通信プロトコルのうちの何れかを使用することができる。さらに、本開示による様々なネットワークにおいて、2つのデバイス間の接続はいずれも、2つのシステム間の専用接続を表わすか、又は、これに代えて非専用接続を表わしてもよい。2つのデバイス用の情報を担持することに加えて、当該非専用接続(例えばオープンネットワーク接続)は、必ずしも2つのデバイス用ではない情報を担持することがある。さらに、容易に理解されるように、本明細書で説明されたデバイスの様々なネットワークは、ネットワーク全体に亘る情報の転送を容易にするために、1つ以上のワイヤレス、ワイヤ/ケーブル、及び/又は光ファイバリンクのリンクを使用できる。
【0030】
[0030] 「ユーザインターフェース」との用語は、本明細書において使用される場合、人間であるユーザ又はオペレータと、当該ユーザとデバイス間の通信を可能にする1つ以上のデバイスとの間のインターフェースを指す。本開示の様々な実施態様に使用されてもよいユーザインターフェースの例は、次に限定されないが、スイッチ、電位差計、ボタン、ダイアル、スライダ、マウス、キーボード、キーパッド、様々なタイプのゲームコントローラ(例えばジョイスティック)、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々なタイプのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロホン、及び、人間が生成した何らかの形の刺激を受信し、それに応答して信号を生成する他のタイプのセンサを含む。
【0031】
[0031] 「照明設定」との用語は、本明細書で使用される場合、照明システムの複数の光源により収集的に放射される光のような、1つ以上の光源により放射される光の1つ以上の特性を指す。「放射される光の特性」(「光特性」又は「照明特性」とも呼ばれる)は、限定するわけではないが、ヒュー、輝度、強度、飽和度、ダイナミック効果(例えば、フラッシュ、種々の方向への光の指示等)などを含む、1つ以上の光源により放射される光の任意の選択可能な特徴を指す。
【0032】
[0032] なお、前述の概念及び以下でより詳しく説明する追加の概念のあらゆる組み合わせ(これらの概念が互いに矛盾しないものであることを条件とする)は、本明細書で開示される本発明の主題の一部をなすものと考えられることを理解すべきである。特に、本開示の終わりに登場するクレームされる主題のあらゆる組み合わせは、本明細書に開示される本発明の主題の一部であると考えられる。なお、参照により組み込まれる任意の開示内容にも登場する、本明細書にて明示的に使用される用語には、本明細書に開示される特定の概念と最も整合性のある意味が与えられるべきであることを理解すべきである。