特許第6432093号(P6432093)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6432093-レーザーコピー機のカートンセット 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6432093
(24)【登録日】2018年11月16日
(45)【発行日】2018年12月5日
(54)【発明の名称】レーザーコピー機のカートンセット
(51)【国際特許分類】
   B65H 1/26 20060101AFI20181126BHJP
【FI】
   B65H1/26 312H
【請求項の数】1
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2018-53313(P2018-53313)
(22)【出願日】2018年3月20日
【審査請求日】2018年5月9日
(31)【優先権主張番号】201810063023.5
(32)【優先日】2018年1月23日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518367334
【氏名又は名称】広州旭麗▲べん▼公設備有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】717007675
【氏名又は名称】許 麗穎
(72)【発明者】
【氏名】陳金炎
【審査官】 大山 広人
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭50−114332(JP,U)
【文献】 実開昭62−59631(JP,U)
【文献】 特開平10−194478(JP,A)
【文献】 特開2017−132622(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 1/00−3/68
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レーザーコピー機のカートンセットであって、コピー機座と前記コピー機座の底面に設置される移動ローラを含み、前記コピー機座の中に操作筐体が設置され、前記操作筐体の右側に保有筐体が設けられ、前記保有筐体は上から下まで順次に多数が設置され、すべての前記保有筐体の底部には分離板が設置され、前記分離板の左端にストッパーが固定的に設けられ、前記保有筐体の中にカートンが設置され、前記カートンと前記保有筐体は滑移可能なように接続されて、前記カートンと前記分離板が滑移可能なように接続されており、前記カートンの左端壁の上に凸アームが固定的に設けられ、前記凸アームの左側最上端にバンプが固定的に設けられ、前記バンプの左側面には第一パイロット斜滑り面が設置され、前記操作筐体の中にロッキング係合構造が設置され、前記ロッキング係合構造操作筐体の後側壁に固定的に設置される頂板を含み、前記頂板の底面に圧縮弾性体が固定的に設置され、前記圧縮弾性体は保有溝の中に設置され、前記保有溝の左側端面の中部に上下に延設される溝穴が設けられ、前記保有溝の中にロッキング係合ブロックが設置され、前記ロッキング係合ブロックの右側面に第二パイロット斜滑り面が設けられ、前記ロッキング係合ブロックの最上面と前記圧縮弾性体の底端が固定的に連結し、前記ロッキング係合ブロックの左側端面にロッキング係合レバーが設けられ、前記ロッキング係合レバーと前記溝穴が配合して連結し、前記ロッキング係合レバーの左側端面には穴口が左端に面するロッキング係合穴が設置され、前記ロッキング係合穴の内側面に第三パイロット斜滑り面が上下対応して設けられ、前記操作筐体の左側にパイロットスライド筐体が設置され、前記パイロットスライド筐体外部の頂壁エレベーターモーターが固定的に設けられ、前記エレベーターモーターの底面にパイロットボルトが動力を伝達可能なように係合連結され、前記パイロットボルトの上に開錠構造が設けられ、前記コピー機座の右側端面の最上部にソケットが固定的に設置され、固定ソケットの底面に照明器具が固定的に設けられ、前記照明器具の周りにシェードが固定的に設置され、前記開錠構造は前記パイロットボルトの上に設置される引導滑移ブロックを含み、前記引導滑移ブロックの中に前記パイロットボルト係合連結するネジ穴が上下貫通して設置され、前記引導滑移ブロックと前記パイロットスライド筐体が滑移可能なように配合して連結され、前記引導滑移ブロックの右側端面にはエアシリンダーが固定的に設置され、前記エアシリンダーの右端はアンロックヘッドに固定的に連結して、前記アンロックヘッドの上下両側の端面に第四パイロット斜滑り面が対応して設置され、前記第一パイロット斜滑り面と前記第二パイロット斜滑り面当接しスライドし係合連結され、前記第三パイロット斜滑り面と前記第四パイロット斜滑り面当接しスライドし係合連結されることを特徴とするレーザーコピー機のカートンセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザーコピーの分野に関し、具体的にはレーザーコピー機のカートンセットに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの事務所や印刷店などは大型のレーザープリントコピー一体機を使用する必要がある。このようなコピー機の特徴は体積が大きく、機能がそろっている点にある。また、カートンの数は多いで、異なる規格やモデルの紙を保管することで、オフィスのニーズを満たす。現在市販されるカートンはすべて手動で引き出し、押し込む。カートンには多数枚の紙がある時、ボックスを引くのに比較的苦労し、しかも誤ってカートンの内部構造を破損しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105216318号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、既存の技術における上述の欠陥を克服するために、レーザーコピー機のカートンセットを提供することである。
【0005】
本発明に係るレーザーコピー機のカートンセットは、レーザーコピー機のカートンセットは前記コピー機座と前記コピー機座の底面に設置される移動ローラを含み、前記コピー機座の中に操縦腔が設置され、前記操縦腔の右側に容腔が設けられ、前記容腔は上から下まで順次に多数が設置され、すべての前記容腔の底部には前記分離板が設置され、前記分離板の左端にストッパーが固定的に設けられ、前記容腔の中にカートンが設置され、前記カートンと前記容腔は滑移可能なように接続されて、前記カートンと前記分離板が滑移可能なように接続されている。前記カートンの左端壁の上で、凸アームが固定的に設けられ、前記凸アームの左側最上端にバンプが固定的に設けられ、前記バンプの左側面には第一引導斜滑面が設置され、前記操縦腔の中に鎖合構造が設置される。前記鎖合構造は操縦腔の後側壁に固定的に設置される頂板を含み、前記頂板の底面に圧縮弾性体がに固定的に設置され、前記圧縮弾性体は容槽の中に設置され、前記容槽の左側端面の中部に上下に延長して設置される槽穴が設けられる。前記容槽の中に前記鎖合ブロックが設置され、前記鎖合ブロックの右側面に第二引導斜滑面が設けられ、前記鎖合ブロックの最上面と前記圧縮弾性体の底端が固定的に連結する。前記鎖合ブロックの左側端面に前記鎖合棒が設けられ、前記鎖合棒と前記槽穴が配合して連結する。前記鎖合棒の左側端面には穴口が左端に面する鎖合穴が設置され、前記鎖合穴の内側面に前記第三引導斜滑面が上下対応して設けられ、前記操縦腔の左側に引導滑移腔が設置され、前記引導滑移腔の外頂壁上に昇降電機が固定的に設けられ、前記昇降電機の底面に引導ネジ棒が動力を伝達可能なように配合して設置される。前記引導ネジ棒の上に開錠構造設けられ、前記コピー機座の右側端面の最上部にソケットが固定的に設置され、前記固定ソケットの底面に照明器具が固定的に設けられ、前記照明器具の周りにはシェードが固定的に設置される。
【0006】
他の技術方案は前記開錠構造は前記引導ネジ棒の上に設置される前記引導滑移ブロックを含み、前記引導滑移ブロックの中に前記引導ネジ棒と配合して連結する前記ネジ穴が上下貫通して設置される。前記引導滑移ブロックと前記引導滑移腔が滑移配合して連結して、前記引導滑移ブロックの右側端面には気圧缶が固定的に設置され、前記気圧缶の右端は前記開錠頭が固定的に連結して、前記開錠頭の上下両側の端面に前記第四引導斜滑面が対応して設置される。
【0007】
他の技術方案は前記第一引導斜滑面と前記第二引導斜滑面が相殺滑移配合して連結し、前記第三引導斜滑面と前記第四引導斜滑面が相殺滑移配合して連結する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は構造が簡単で、使用が便利で、異なるカートンの間に干渉しない。紙を追加する場合、カートンの滑動によって誤ってぶつかる現象が避けられ、カートンの内部破損とカートンの相互影響が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本発明のレーザーコピー機のカートンセットの全体構造案内図である。
図2図2は本発明のレーザーコピー機のカートンセットがアンロックする時の構造案内図である。
図3図3は本発明のレーザーコピー機トレイセットの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施例の技術方案をもっとはっきりと説明するため、以下は実施例の中の所要の図面を簡単に紹介する。理解すべきなのは以下の図面はただ本発明のいくつかの実施例を示し、だから範囲への限定と見られべきではないである。本分野の普通の技術者にとって、創造的な労働を払わない前提にこれらの図面に基づいてその他の関連する図面を得ることができる。
【0011】
以下、図1-3を結合して、本発明について詳しく説明する。
【0012】
図1-3を参照して、本発明のレーザーコピー機のカートンセットによれば、前記コピー機座10と前記コピー機座の底面に設置される移動ローラ19を含み、前記コピー機座10の中に操縦腔31が設置され、前記操縦腔31の右側に容腔11が設けられ、前記容腔11は上から下まで順次に、多数が設置され、すべての前記容腔11の底部には前記分離板34が設置され、前記分離板34の左端にストッパー33が固定的に設けられ、前記容腔11の中にカートン12が設置され、前記カートン12と前記容腔11は滑移可能なように接続されて、前記カートン12と前記分離板34が滑移可能なように接続されている。前記カートン12の左端壁の上で、凸アーム32が固定的に設けられ、前記凸アーム32の左側最上端にバンプ29が固定的に設けられ、前記バンプ29の左側面には第一引導斜滑面28が設置され、前記操縦腔31の中に鎖合構造が設置される。前記鎖合構造は操縦腔31の後側壁に固定的に設置される頂板34を含み、前記頂板34の底面に圧縮弾性体25がに固定的に設置され、前記圧縮弾性体25は容槽26の中に設置され、前記容槽26の左側端面の中部に上下延長にして設置される槽穴35が設けられる。前記容槽26の中に前記鎖合ブロック30が設置され、前記鎖合ブロック30の右側面に第二引導斜滑面13が設けられ、前記鎖合ブロック30の最上面と前記圧縮弾性体25の底端が固定的に連結する。前記鎖合ブロック30の左側端面に前記鎖合棒27が設けられ、前記鎖合棒27と前記槽穴35が配合して連結する。前記鎖合棒27の左側端面には穴口が左端に面する鎖合穴15が設置され、前記鎖合穴15の内側面に前記第三引導斜滑面14が上下対応して設けられ、前記操縦腔31の左側に引導滑移腔36が設置され、前記引導滑移腔36の外頂壁上に昇降電機18が固定的に設けられ、前記昇降電機18の底面に引導ネジ棒17が動力を伝達可能なように配合して設置される。前記引導ネジ棒17の上に開錠構造設けられ、前記コピー機座10の右側端面の最上部にソケット41が固定的に設置され、前記固定ソケット41の底面に照明器具43が固定的に設けられ、前記照明器具43の周りにはシェード42が固定的に設置される。
【0013】
好ましくは、開錠構造は前記引導ネジ棒17の上に設置される前記引導滑移ブロック20を含み、前記引導滑移ブロック20の中に前記引導ネジ棒17と配合して連結する前記ネジ穴37が上下貫通して設置される。前記引導滑移ブロック20と前記引導滑移腔36が滑移配合して連結して、前記引導滑移ブロック20の右側端面には気圧缶21が固定的に設置され、前記気圧缶21の右端は前記開錠頭23が固定的に連結して、前記開錠頭23の上下両側の端面に前記第四引導斜滑面16が対応して設置される。
【0014】
好ましくは、前記第一引導斜滑面28と前記第二引導斜滑面13が相殺滑移配合して連結し、前記第三引導斜滑面14と前記第四引導斜滑面16が相殺滑移配合して連結する。
【0015】
初期状態の時、前記凸ブロック29と前記鎖合ブロック30はデッキ状態にあり、前記引導滑移ブロック20は前記引導滑移腔36の中の最上部にある。その中にある一つの前記カートン12を引き出しなければならない時、前記昇降電機18の運行をコントロールする。前記昇降電機18は前記引導ネジ棒17の回転を駆動して、前記開錠頭23と前記鎖合穴15が対応する時まで、前記昇降電機18は運転することを止め、そして、前記気圧缶21が前記気圧棒22を駆動し、右に移動させることをコントロールして、前記開錠頭23と前記鎖合穴15が完全に対応する時まで、前記気圧缶21は仕事を停止し、前記昇降電機18が逆方向に運転のをコントロールする。前記昇降電機18は前記ネジ棒17が逆方向に転動することを駆動して、前記ネジ棒17は前記滑移ブロック20が上に滑移させることを駆動する。前記滑移ブロック20は前記鎖合棒27と前記鎖合ブロック30を駆動して、前記圧縮弾性体25の頂圧力を克服し、前記容槽26の中に縮み込む。この時対応する前記カートン12は開錠され、外に引き出すことができる。同時に、ほかの前記カートン12は固定的に動かなくて、前記気圧缶21が逆方向に仕事をコントロールして、前記鎖合棒27と前記鎖合ブロック30は前記圧縮弾性体25の頂圧力の作用で元の位置に戻す。
【0016】
ある前記カートン12の中の計器が点検完了した後、内に前記カートン12をプッシュして、前記第一引導斜滑面28と前記第二引導斜滑面13が相殺する。前記凸ブロック29は前記鎖合ブロック30が前記圧縮弾性体25の頂圧力を克服し向上させ、最後に、前記凸ブロック29と前記鎖合ブロック30は挿し溶接状態にある。
【0017】
本発明は構造が簡単で、使用が便利で、異なるカートンの間に干渉しない。紙を追加する場合、カートンの滑動によって誤ってぶつかる現象が避けられ、カートンの内部破損とカートンの相互影響が避けられる。
【0018】
本分野の技術者にとって明確なのは本発明の全体的な意義と構造を離れないもとで、以上の実施例に各種の変形を行うことができる。それらは全部本発明の保護範囲内にある。本発明の保護範囲は本発明の特許請求の範囲を基準とする。
【要約】
【課題】 レーザーコピー機のカートンセットはコピー機座と前記コピー機座の底面に設置される移動ローラを含む。
【解決手段】
レーザーコピー機のカートンセットはコピー機座と前記コピー機座の底面に設置される移動ローラを含み、前記コピー機座の中に操縦腔が設置され、前記操縦腔の右側に容腔が設けられ、前記容腔は上から下まで順次に多数が設置される。
【選択図】図3
図1
図2
図3