特許第6433047号(P6433047)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6433047トイレットロール及びトイレットペーパーの型押し一体化方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6433047
(24)【登録日】2018年11月16日
(45)【発行日】2018年12月5日
(54)【発明の名称】トイレットロール及びトイレットペーパーの型押し一体化方法
(51)【国際特許分類】
   A47K 10/16 20060101AFI20181126BHJP
   B31F 1/07 20060101ALI20181126BHJP
【FI】
   A47K10/16 C
   A47K10/16 A
   B31F1/07
【請求項の数】7
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2014-112458(P2014-112458)
(22)【出願日】2014年5月30日
(65)【公開番号】特開2015-226568(P2015-226568A)
(43)【公開日】2015年12月17日
【審査請求日】2017年5月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】390029148
【氏名又は名称】大王製紙株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082647
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 義久
(72)【発明者】
【氏名】藁科 真一
【審査官】 大谷 純
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−173267(JP,A)
【文献】 特許第4627892(JP,B2)
【文献】 意匠登録第1408861(JP,S)
【文献】 特開2012−213508(JP,A)
【文献】 特開平07−268800(JP,A)
【文献】 特開2010−131232(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/032555(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 7/00、10/16
B31F 1/07
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数枚の帯状のトイレットペーパー原紙が連続方向に沿って施された型押しによって積層一体化されてなる複数プライのトイレットペーパーをロール状に巻いたトイレットロールであって、
前記型押しは;
トイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺を有しかつ前記連続方向及び幅方向の辺の長さが0.5〜0.7mmである四角形の単位凹エンボスが、前記トイレットペーパー原紙の連続方向に4.75〜5.25mmの等間隔で配されてなる単位凹エンボス列を、前記トイレットペーパー原紙の幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に幅方向を左右方向として左右中央の三列配したパターンを有し、
かつ、その中央列のある単位凹エンボスの重心から幅方向に対して45°の仮想線上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボスが位置しているとともに、左列及び右列の単位凹エンボス列、又は、左列、中央列及び右列の単位凹エンボス列が、1個を一組又は30個以下の複数個を一組として、その一組が、幅方向左右に0.075〜0.5mmの距離でずれつつ、中央から右側、右側から中央、中央から左側に至る規則性で配置され、その配置が連続して繰り返される列となっている、
ことを特徴とするトイレットロール。
【請求項2】
前記単位凹エンボスの深さが0.1〜0.7mmである、請求項1記載のトイレットロール。
【請求項3】
トイレットペーパーが、エッジエンボスとは別に、紙面全体に、底面が1.0〜1.5×1.0〜1.5mmの四角形であり、中心間隔が4.5〜5.5mmである凹部が、幅方向に対しての配列角度45°で格子状に配列されたメインエンボスを有する請求項1又は2記載のトイレットロール。
【請求項4】
前記単位凹エンボスが、メインエンボスの底面内又は底面間を繋ぐ谷線に位置するように配されている請求項3記載のトイレットロール。
【請求項5】
表面に凸エンボスを有するエッジエンボスロールとこれを受ける受けロールとでなる一対のエッジエンボス付与手段を用いて、複数枚のトイレットペーパー原紙を積層一体化するトイレットペーパーの型押し一体化方法であって、
前記エッジエンボスロールにより、積層された連続するトイレットペーパー原紙に対して、
トイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺を有しかつ前記連続方向及び幅方向の辺の長さが0.5〜0.7mmである四角形の単位凹エンボスが、前記トイレットペーパー原紙の連続方向に4.75〜5.25mmの等間隔で配されてなる単位凹エンボス列を、前記トイレットペーパー原紙の幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に幅方向を左右方向として左右中央の三列配したパターンを有し、
かつ、その中央列のある単位凹エンボスの重心から幅方向に対して45°の仮想線上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボスが位置しているとともに、左列及び右列の単位凹エンボス列、又は、左列、中央列及び右列の単位凹エンボス列が、1個を一組又は30個以下の複数個を一組として、その一組が、幅方向左右に0.075〜0.5mmの距離でずれつつ、中央から右側、右側から中央、中央から左側に至る規則性で配置され、その配置が連続して繰り返される列となっている、
エッジエンボスを付与する、ことを特徴とするトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【請求項6】
前記エッジエンボスロールにおける単位凹エンボスを形成するための単位凸エンボスの高さを0.4〜0.7mmとした、請求項5記載のトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【請求項7】
積層されたトイレットペーパー原紙が、その紙面全体に、底面が1.0〜1.5×1.0〜1.5mmの四角形であり、中心間隔が4.5〜5.5mmである凹部が、幅方向に対しての配列角度45°で格子状に配列されたメインエンボスを有するものであり、
その積層されたトイレットペーパー原紙に対して、各単位凹エンボスが、メインエンボスの底面内又は底面間を繋ぐ谷線に位置するように、エッジエンボスを付与する、請求項5又は6記載のトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数枚の帯状のトイレットペーパー原紙が連続方向に沿って施された型押しによって積層一体化されたトイレットペーパーをロール状に巻いたトイレットロール及び、複数枚の帯状のトイレットペーパー原紙同士のプライ剥離を防止するための型押し一体化方法に関する。
【背景技術】
【0002】
帯状のトイレットペーパー原紙をロール状に巻いたトイレットロールは、良く知られるところであるが、このトイレットロールにおいては、そのトイレットペーパーが、複数のトイレットペーパー原紙を積層一体化した複数プライのものと、トイレットペーパー原紙をその一枚のままとしたシングルのものがある。
【0003】
このうち複数プライのものは、積層された各原紙のプライ剥離を型押し一体化(エッジエンボス、コンタクトエンボスなどとも呼ばれる。以下、この型押し一体化を本発明及び明細書においてはエッジエンボスと称する)により防止するようにしている。
【0004】
このエッジエンボスは、重ね合わせた原紙を、複数の単位凸エンボスが所定のエンボスパターンで付与された比較的幅の狭いエッジエンボスロールと、このエッジエンボスロールを受ける金属製又はゴム製の受けロールとの間を通して、所定のエンボスパターンを型押しして施される。
【0005】
また、エッジエンボスは、トイレットペーパーのデザイン性、滑らかさや嵩高さを向上させるべく紙面の広範な範囲に幾何学的又はランダムパターンで配されるエンボス(このようなエンボスは、メインエンボス、デザインエンボス、マイクロエンボス、マクロエンボスなどとも称される。本発明及び明細書においてはメインエンボスと称する)とは異なる効果が求められる。
【0006】
すなわち、第一に、エッジエンボスは、比較的細幅のエッジエンボスロールによって施されるため、その付与時にエッジエンボスロールが振動によって飛び跳ねたりがたついたりすることがある(このような飛び跳ねを業界では、バウンシングともいう)。また、エッジエンボスロールが、紙面に面接触せずに傾いて接してしまうことがある(このように傾いて紙面に接してしまうことを業界では、片当たりともいう)。そして、バウンシングや片当たりが生ずると、エッジエンボスが付与されない部分があったり、過度の加圧によってエンボスが付与されてエンボス凹部となる部分に孔があいてしまうことがあり、見栄えの悪い製品となったり、エッジエンボスロールに形成された凸エンボス部分の摩耗が早まってしまう。したがって、エッジエンボスは、このバウンシングや片当たりが極力防止されるエンボスパターンであることが求められる。
【0007】
そして、第二に、エッジエンボスは、特に上記のデザイン性や嵩高さ等を向上させるためのメインエンボスを有するトイレットロールにおいて、メインエンボスによるデザイン性や嵩高さの効果を維持しつつ、各原紙同士をしっかりと圧着することが求められる。特に、エッジエンボスは、各原紙を圧着するようにしっかりと施されているにもかかわらず、嵩高さやデザイン性のために付与されるメインエンボスに比して目立たたないようにする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2010−173267号公報
【特許文献2】特許第4627892号
【特許文献3】特許第4450421号
【特許文献4】特許第5331530号
【特許文献5】特許第5005085号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明の主たる課題は、複数プライのトイレットペーパーのプライ剥離の防止性、バウンシングや片当たりの防止性に優れ、さらに、デザイン性向上のためのメインエンボスとの調和性にも優れたエッジエンボスが付与されたトイレットロール及びそのエッジエンボスの付与方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決した本発明とその効果は次記のとおりである。
【0011】
<請求項1記載の発明>
複数枚の帯状のトイレットペーパー原紙が連続方向に沿って施された型押しによって積層一体化されてなる複数プライのトイレットペーパーをロール状に巻いたトイレットロールであって、
前記型押しは;
トイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺を有しかつ前記連続方向及び幅方向の辺の長さが0.5〜0.7mmである四角形の単位凹エンボスが、前記トイレットペーパー原紙の連続方向に4.75〜5.25mmの等間隔で配されてなる単位凹エンボス列を、前記トイレットペーパー原紙の幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に幅方向を左右方向として左右中央の三列配したパターンを有し、
かつ、その中央列のある単位凹エンボスの重心から幅方向に対して45°の仮想線上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボスが位置しているとともに、左列及び右列の単位凹エンボス列、又は、左列、中央列及び右列の単位凹エンボス列が、1個を一組又は30個以下の複数個を一組として、その一組が、幅方向左右に0.075〜0.5mmの距離でずれつつ、中央から右側、右側から中央、中央から左側に至る規則性で配置され、その配置が連続して繰り返される列となっている、
ことを特徴とするトイレットロール。
【0012】
<請求項2記載の発明>
前記単位凹エンボスの深さが0.1〜0.7mmである、請求項1記載のトイレットロール。
【0013】
<請求項3記載の発明>
トイレットペーパーが、エッジエンボスとは別に、紙面全体に、底面が1.0〜1.5×1.0〜1.5mmの四角形であり、中心間隔が4.5〜5.5mmである凹部が、幅方向に対しての配列角度45°で格子状に配列されたメインエンボスを有する請求項1又は2記載のトイレットロール。
【0014】
<請求項4記載の発明>
前記単位凹エンボスが、メインエンボスの底面内又は底面間を繋ぐ谷線に位置するように配されている請求項3記載のトイレットロール。
【0015】
<請求項5記載の発明>
表面に凸エンボスを有するエッジエンボスロールとこれを受ける受けロールとでなる一対のエッジエンボス付与手段を用いて、複数枚のトイレットペーパー原紙を積層一体化するトイレットペーパーの型押し一体化方法であって、
前記エッジエンボスロールにより、積層された連続するトイレットペーパー原紙に対して、
トイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺を有しかつ前記連続方向及び幅方向の辺の長さが0.5〜0.7mmである四角形の単位凹エンボスが、前記トイレットペーパー原紙の連続方向に4.75〜5.25mmの等間隔で配されてなる単位凹エンボス列を、前記トイレットペーパー原紙の幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に幅方向を左右方向として左右中央の三列配したパターンを有し、
かつ、その中央列のある単位凹エンボスの重心から幅方向に対して45°の仮想線上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボスが位置しているとともに、左列及び右列の単位凹エンボス列、又は、左列、中央列及び右列の単位凹エンボス列が、1個を一組又は30個以下の複数個を一組として、その一組が、幅方向左右に0.075〜0.5mmの距離でずれつつ、中央から右側、右側から中央、中央から左側に至る規則性で配置され、その配置が連続して繰り返される列となっている、
エッジエンボスを付与する、ことを特徴とするトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【0016】
<請求項6記載の発明>
前記エッジエンボスロールにおける単位凹エンボスを形成するための単位凸エンボスの高さを0.4〜0.7mmとした、請求項5記載のトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【0017】
<請求項7記載の発明>
積層されたトイレットペーパー原紙が、その紙面全体に、底面が1.0〜1.5×1.0〜1.5mmの四角形であり、中心間隔が4.5〜5.5mmである凹部が、幅方向に対しての配列角度45°で格子状に配列されたメインエンボスを有するものであり、
その積層されたトイレットペーパー原紙に対して、各単位凹エンボスが、メインエンボスの底面内又は底面間を繋ぐ谷線に位置するように、エッジエンボスを付与する、請求項5又は6記載のトイレットペーパーの型押し一体化方法。
【発明の効果】
【0018】
以上の本発明によれば、複数プライのトイレットペーパーのプライ剥離の防止性、バウンシングや片当たりの防止性に優れ、さらに、デザイン性向上のためのメインエンボスとの調和性にも優れたエッジエンボスが付与されたトイレットロール及びそのエッジエンボスの付与方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施形態に係るトイレットロールの斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係るエッジエンボスを説明するための図である。
図3】本発明の実施形態に係るエッジエンボスを説明するための他の図である。
図4】本発明の他の実施形態に係るエッジエンボスを説明するための図である。
図5】本発明の他の実施形態に係るエッジエンボスを説明するための他の図である。
図6】本発明に係るエッジエンボスの付与態様を説明するための図である。
図7】本発明に係る凸エンボスロールを説明するための図である。
図8】本発明に係るメインエンボスが付与されたトイレットペーパーの平面図である。
図9】本発明に係るメインエンボスが付与されたトイレットペーパーの断面を示す図であり、特に図8におけるA−A断面、B−B断面、C−C断面を示す図である。
図10】比較例のエッジエンボスのパターンの例を説明するための図である。
図11】従来のエッジエンボスのパターンの例を説明するための図である。
図12】プライ剥離防止性の試験方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次いで、本発明の実施の形態について図1〜9を参照しながら詳述する。なお、説明は、トイレットロールの説明を主にしつつ、そのなかでトイレットペーパーの型押し一体化の方法についても説明する。
【0021】
本実施形態に係るトイレットロール1を図1に示す。このトイレットロール1は、複数枚の帯状のトイレットペーパー原紙11,11がその縁部において連続方向に沿って施された型押し(以下、エッジエンボスともいう)2によって積層一体化されてなる複数プライのトイレットペーパー10が紙管3にロール状に巻かれたものである。なお、エッジエンボス2が配される位置としては、トイレットペーパー10の両縁部、より具体的には両縁から50mm以内の範囲の縁部にそれぞれにあるのが好ましいが、必ずしもこの位置に限定されない。また、片側縁部のみに配されていてもよい。プライ数については、2プライから3プライであるのが望ましく、特に、2プライであるのが望ましい。また、トイレットペーパー10の紙厚は、100〜350μm、また、1プライ当り米坪は、11.0〜25.0g/m2であるのが望ましい。このプライ数、紙厚及び米坪の範囲にあると使用時の柔らかさや吸水性を確保でき、また特に、後述の本発明に係る構成のエッジエンボス2による効果がより顕著となる。
【0022】
なお、本実施形態に係る米坪とは、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法によるものであり、紙厚とは、JIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いてトイレットペーパー10の異なる5箇所を測定し、この5箇所の測定値の平均値をいう。
【0023】
トイレットロール1の大きさ等は、限定されないが、一般的には、幅L1が100〜120mm、直径L2が100〜120mm、巻き長さ(トイレットペーパーの全長)が18〜70m、紙管内径L3が35〜50mmであり、本発明に係るトイレットロール1もこの範囲のものとすることができる。
【0024】
他方、本実施形態に係るトイレットペーパー10に施されるエッジエンボス2は、以下のとおり特徴的なパターンとなっている。
【0025】
すなわち、エッジエンボス2は、トイレットペーパー原紙11,11の連続方向に直行する幅方向に平行な辺E1を有し、その連続方向及び幅方向の辺E1,E2の長さL4,L5が0.5〜0.7mmである四角形の単位凹エンボス20がトイレットペーパー10の連続方向に4.75〜5.25mmの等間隔L6で配された単位凹エンボス列20L,20C,20Rが、幅方向の5.17〜5.67mmの間隔L7の範囲内に、幅方向を左右方向として左右中央の三列配されたパターンとなっている。なお、幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内とは、その範囲内に単位凹エンボス20が位置していればよいことを意味する。
【0026】
このエッジエンボス2のパターンは、単位凹エンボス20の形状が、一辺の長さL4,L5が、0.5〜0.7mmである四角形であり、従来製品に付与されているものに比して小さい。また、その単位凹エンボス20の連続方向の間隔L6が4.75〜5.25mmとなっており、従来製品に付与されているものとほぼ同程度となっている。さらに、単位凹エンボス20の間隔L7の範囲は、従来製品に付与されるものに比して同等か幅広の傾向となっている。すなわち、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、従来のエッジエンボスのパターンに比して、小さい単位凹エンボス20が分散して配されているものとなっており、プライ剥離が防止されるようにしっかりと強く付与されていても、目立ち難い。特に、デザイン性を付与するエンボスとともに付与した際に、視覚的にそのメインエンボスに埋もれやすく、メインエンボスの意匠性を低下させることがない。
【0027】
さらに、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、付与時における利点をも有する。すなわち、本実施形態に係るエッジエンボス2の付与は、図6及び図7に示すように、トイレットペーパー原紙11,11を重ね合わせた状態とした後(図中この重ね合わせた状態のシートを符号11Aで示す)、トイレットペーパー原紙の特に製品時における適宜の位置となる部分を、複数の単位凸エンボス20xが上述の付与されるべきエッジエンボス2のパターンで形成された比較的幅の狭いエッジエンボスロール5と、このエッジエンボスロール5を受ける金属製又はゴム製の受けロール6との間を通して型押しするエッジエンボス付与手段56により施される。本実施形態のエッジエンボス2のパターンは、単位凹エンボス列20L,20C,20Rが、幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に左右中央の三列配されたパターンであるが、このパターンを付与するエッジエンボスロール5の単位凸エンボス20xの配列パターンも対応した配列パターンとなる。
【0028】
つまり、図7に示すように、本実施形態に係るエッジエンボスロール5におけるエンボスパターンは、係るエッジエンボス2のパターンに対応するように、単位凸エンボス列20l,20c,20rが、幅方向の5.17〜5.67mmの間隔の範囲内に左右中央の三列配されたパターンとなっており、上記幅方向の間隔の範囲内で中央列20cに対して左右に単位凸エンボス列20l,20rが配列されたパターンとなっている。このように中央列20cの左右にも単位凸エンボス列20l,20rが配されているため、紙面に対して安定的に接することができ、特にエッジエンボスロール5が紙面に対して傾いて接する片当たりの現象が発現し難くなる。
【0029】
また、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、単位凹エンボス20が、トイレットペーパー原紙11,11の連続方向に直行する幅方向に平行な辺E1を有する四角形となっている。したがって、エッジエンボスロール5の単位凸エンボス20xは、エッジエンボスロール5の回転方向に対して直行する軸心方向に平行な辺e1を有する単位凸エンボス20xとなる。係る単位凸エンボス20xである場合には、紙面に対して単位凸エンボス20xが押し付けられる際には、常にその辺e1から紙面に接することになる。単位凸エンボス20xが、菱形や三角形の頂点から接するパターンや円形の頂面を有するパターン、換言すれば、エッジエンボス2の単位凹エンボス20が、トイレットペーパーの連続方向に頂点を有するような菱形や三角形のパターンであったり、円形のパターンであったりすると、その単位凸エンボス20xが紙面に接し始める際に頂点や円形の一点に過度に力が加わりやすく、エッジエンボスロール5の特に単位凸エンボス20xの摩耗が生じやすくなる。本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、付与時に単位凸エンボス20xが常に辺e1から紙面に接するようになるため、一点に過度の力が加わることがなく、もってその摩耗が低減される。
【0030】
さらに、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、上記のパターンであることに加えて、中央列20Cのある単位凹エンボス20の重心Cから幅方向に対して45°(図中∠Aで示す)の仮想線X上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボス20が位置している。ここで、仮想線X上に位置しているとは、その仮想線X上に単位凹エンボス20の一部でも位置していればよいことを意味する。このエッジエンボス2のパターンでは、回転するエッジエンボスロール5によってエッジエンボス2を付与する際に、中央列20Cのある単位凹エンボス20から連続方向の同方向でかつ45°の仮想線X上にある左右各列の二つの単位凹エンボス20の形成が、次のようにして行なわれることになる。すなわち、左列20L又は右列20Rのいずれかの一方列の単位凹エンボス20に対応する単位凸エンボス20xが紙面から離れる前に、他方列の単位凹エンボス20に対応する単位凸エンボス20xの紙面への接触が開始される。したがって、係るエッジエンボス2のパターンとすると、回転するエッジエンボスロール5でエッジエンボス2を付与する際に、左列20L、中央列20C、右列20Rの三列配置と相まって、エッジエンボスロール5の回転軸方向へのブレが発生し難くなり、エッジエンボスロール5の回転時の紙面に対する接触の安定性が向上し、エッジエンボスロール5が紙面から飛び跳ねるバウンシング防止と、片当たりの防止がより一層発揮される。もって、エッジエンボス2の付与不良が防止されるとともに、エッジエンボスロール5の摩耗が低減される。
【0031】
さらに、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、特に図3及び図5に示すように、左列20L及び右列20Rの各単位凹エンボス列、又は、左列20L、中央列20C及び右列20Rの単位凹エンボス列が、1個又は連続方向に並ぶ複数個を一組(図中その単位を点線で囲み、符号20uで示す)とした単位凹エンボスの組20uが幅方向を左右方向として0.075〜0.5mmの距離L8で、中央、右側、中央、左側の繰り返し連続してずれつつ配置されている列となっている。つまり、単位凹エンボスの組20uが距離L8で中央から右側、右側から中央、中央から左側に至る規則性で配置され、その配置が連続して繰り返されるものとなっている。なお、図3は、左列20L及び右列20Rの単位凹エンボス列のみが幅方向にずれるパターンであり、図5は、左列20L、中央列20C、右列20Rのすべての列で幅方向にずれるパターンを示している。中央、右側、中央左側の繰り返し連続してずれつつ配置されているとは、中央に対して規則性をもって左方向と右方向にずれる態様であり、例えば、中央、右、中央、左の順でずれる態様のほか、中央、やや右、右、やや右、中央、やや左、左、やや左、中央というように、右側、左側に各数回ずつずれるような態様や、単位凹エンボスの組みが長尺方向に沿うサインカーブ軌跡上に位置する配置なども含む意味である。

係るエッジエンボス2のパターンであると、単位凹エンボス20,20…が付与される範囲が、幅方向に広くすることができ、単位凹エンボス20の面積を小さくしても、プライ剥離の防止性が高まる。また、単位凸エンボス20xと受けロール6との対応位置がエッジエンボスロール5の回転に適時に変化することになるためエッジエンボスロール5及び受けロール6の摩耗も低減される。さらに、特に中央を介し右側、左側にずれることで、エッジエンボスロール5の片当たりがより防止される。
【0032】
単位凹エンボス20の組を構成する単位凹エンボス20の数は、図示例では二個となっているが必ずしも二個に限定されるわけではない。回転方向に沿う各列を構成する単位凹エンボス20の個数に応じて、適宜設計することができる。この場合、各列における単位凹エンボス20の総個数の約数とするのが望ましい。このように約数個を一組とするとエッジエンボスの安定することになり、左右方向へのブレがより効果的に防止される。
【0033】
また、単位凹エンボス20の組を構成する単位凹エンボス20の具体的な個数は、30個以下とするのが望ましい。エッジエンボスロール5の直径にもよるが、一般的なエッジエンボスロール5の大きさであると30個を超えると、エッジエンボスロールと受けロールの対面位置の左右幅方向の位置変化が行なわれるまの時間が長くなるため耐摩耗性の向上効果が小さくなる。好ましくは、1〜5個、より好ましくは1〜3個である。この範囲であると位置変化するまでの時間が長すぎず、特に摩耗防止効果に優れる。
【0034】
ここで、本実施形態に係るエッジエンボス2における単位凹エンボス20のエンボス深さとしては、0.1〜0.7mmとするのが望ましい。型押しの条件でいえば、単位凸エンボス20xのエンボス高さを0.4〜0.7mmとするのが望ましい。この範囲であれば、プライ剥離を防止できる程度にしっかりとしたエッジエンボス2を付与でき、また、トイレットペーパー10に孔があいたり、過度にエッジエンボス2が目立つことが効果的に防止される。なお、このエンボス深さとすることの効果は、上述のトイレットペーパー10の米坪や紙厚において特に顕著となる。
【0035】
他方で、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンは、デザイン性や嵩高さ、柔らかさを付与するために行なわれる適宜のパターンのメインエンボスと相まって、さらなる効果を奏することができる。特に、図8及び図9に示す紙面全体に、底面が1.0〜1.5×1.0〜1.5mmの四角形であり、中心間隔L9が4.5〜5.5mmである凹部50,50…が、幅方向に対しての配列角度45°(配列角度は図8中において符号∠Bで示す)で格子状に配列されたメインエンボスを有するものに対して、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンを付与すると、上述のエッジエンボス2のパターンによる効果に加えて、当該メインエンボスの配列パターンとエッジエンボス2の配列パターンが調和して、特にエッジエンボス2が目立たず意匠性に優れるものとすることができる。
【0036】
特に、そのメインエンボスは、図示例の如く、ある凹部50における四角形底面の各頂点から隣接する凹部50の四角形底面の頂点に対して谷線51で連続するように連なるものであるのが望ましい。本実施形態のエッジエンボス2のパターンでは、上述のとおり、中央列のある単位凹エンボス20の重心から幅方向に対して45°(図中∠Aで示す)の仮想線X上に左列及び右列の各単位凹エンボス列の単位凹エンボス20が位置しているため、単位凹エンボス20が、メインエンボスの凹部50の底面内及び底面間を繋ぐ谷線51上に位置するように配するようにすることができる。したがって、このようにすることによって、メインエンボスとエッジエンボス2とがより一層調和して視認されるようになるとともに、メインエンボスの凹部50の底面及び谷線51という紙面の凹んだ位置に、小四角形が分散されたパターンのエッジエンボス2が重ねて配され、エッジエンボス2の存在がとりわけ目立ち難く、メインエンボスの意匠性を阻害し難くなる。なお、単位凹エンボス20が、メインエンボスの凹部50の底面内及び底面間を繋ぐ谷線51上に位置するように配するようにするためには、エッジエンボスロール5に形成する単位凸エンボス20xの大きさとメインエンボスの底面の大きさとを適宜に設計するとともに、メインエンボスが形成されたトイレットペーパー原紙11,11に対して、本実施形態に係るエッジエンボス2のパターンに対応するパターンの凸エンボス群を有するエッジエンボスロール5を接触させてエッジエンボス2を付与することとして、特にその際にエッジエンボスロール5とトイレットペーパー原紙11,11との接触開始位置を適宜に調整すればよい。
【0037】
ここで、本実施形態に係るトイレットロール1は、既知の製造手順に準じて製造することができ、例えば、長尺の紙管を製造する工程と、その長尺の紙管に対して幅広のトイレットペーパーを用いてログを製造するログ製造工程と、ログを裁断して個々のトイレットロール1にする裁断工程と、順に経て製造する手順である。なお、ログとは、業界においての一般用語であり、最終製品であるトイレットロールの径と同径でありかつ幅が最終製品の複数個分ある中間製品である。
【0038】
そして、本実施形態に係るトイレットロール1は、上記ログ製造工程において、図6に示すように、予めログ90の幅に対応する幅広のトイレットペーパー原紙11,11を巻きとった複数の原反ロール80,80から、それぞれトイレットペーパー原紙11,11を繰出し、重ね合わせた後、紙管に巻き付けるまでの間に、エッジエンボスロール5及びこれを受ける受けロール6とで構成されるエッジエンボス付与手段56に通して、エッジエンボス2を付与して積層一体化することができる。メインエンボスを付与する場合には、図示はしないが、各原反ロールから繰出した各トイレットペーパー原紙に対してメインエンボスを付与して、その後にメインエンボスが付与されたトイレットペーパー原紙11,11同士を重ね合わせた後に、エッジエンボス付与手段56でエッジエンボス2を付与するようにしてもよいし、各原反ロールから繰出した各トイレットペーパー原紙を重ね合わせた後に、メインエンボスを付与し、その後にエッジエンボス付与手段56でエッジエンボスを付与するようにしてもよい。さらには、予め複数枚のトイレットペーパー原紙を積層した状態で巻き取った原反ロールから積層状態のトイレットペーパー原紙を繰出して、エッジエンボス付与手段56でエッジエンボス2を付与することもできる。
【0039】
なお、エッジエンボス2やメインエンボスを付与する際のエンボス圧については、紙の厚みや密度などによって既知の範囲で適宜調整すればよい。
【実施例】
【0040】
本発明に係る実施例のエッジエンボスと、比較例、従来例に係るエッジエンボスに関し、それを付与するためのエッジエンボスロールの摩耗性、見た目の意匠性、プライ剥離性について評価を行なったのでその結果を下記の表1に示す。なお、表中の実施例1は、図2及び図3に示すエッジエンボスのパターンであり、実施例2〜5は、図4及び図5に示すエッジエンボスのパターンとした。単位凹エンボスの寸法等は、表1中に示すとおりである。
【0041】
比較例1は、図10に示すパターンであり、実施例のエッジエンボスパターンにおける単位凹エンボスの左右幅方向のずれがないように変更したものである。図中、比較例1における単位凹エンボスは符号120、各列は符号120L、120C、120Rで示している。比較例2は、比較例1における単位凹エンボス列の幅方向存在範囲を狭くしたものである。比較例1及び比較例2における単位凹エンボスの寸法等については表1中にも示す。
【0042】
従来例に係るエッジエンボスのパターンは、図11に示す、単位凹エンボス220が連続方向に5.4mmの間隔L6’で離間した単位凹エンボス列がトイレットペーパー原紙の幅方向に二列、3.8mmの範囲L7’内に配したものとした。また、従来例のエンボスでは、左右幅方向への単位エンボスのズレはなく、各列の単位凹エンボスは互い違いに45°の角度で配列されているものとした。各例における単位凹エンボスの寸法等については表1中にも示す。
【0043】
型押しに用いたトイレットペーパーは、米坪が16.5g/m2のトイレットペーパー原紙を2枚重ねにした2プライ構造のものであり、紙厚は210μm(2プライ)のものとした。また、トイレットペーパーは、図8及び図9に示すメインエンボスが形成されたものとした。なお、メインエンボスは、底面が1.2×1.2mmの四角形であり、中心間隔が5.0mmである凹部が、幅方向に対する配列角度45°で配置され、各四角形の頂点から谷線をもって連なるようにしたパターンとした。
【0044】
なお、見た目の意匠性については、従来例を基準として、従来例よりもエッジエンボスが目立たないか否かを目視にて確認し、目立たないものを○と評価した。
【0045】
エッジエンボスロールの摩耗性については、約18,000,000mのトイレットペーパー原紙に対してエッジエンボスの付与をおこなった後、エッジエンボスロールの摩耗の具合を目視にて確認し、従来例以下のものを×、従来例と同等の摩耗であったものを△、従来例よりも磨耗がないものを○、さらに摩耗がないものを◎と評価することとした。
【0046】
プライ剥離の防止性については、図12に(1)正面視、(2)側面視を示したように、トイレットペーパーのエッジエンボスを含むようにして幅方向に20mm、連続方向にミシン目などを含まない範囲で100mm裁断した試料を用意し、その試料を連続方向の一方端から30mm剥離してその分離端25mmを引張り試験機の各チャックに固定してセットして、一方のチャックを100mm/minの速度で、50mm引張った際の、プライ剥離の強度を測定し、その測定値から評価した。評価は、この試験において4.5cN以上の測定値であれば、プライ剥離のおそれがほとんどないと判断できるため、測定値が4.5cN以上であるものを○と評価した。
【0047】
【表1】
【0048】
表1の結果から理解されるとおり、本発明に係る各実施例は、従来例に比してエッジエンボスの存在が目立たず、しかも、トイレットペーパーのプライ剥離の防止性については、従来例以上の良好な結果となった。また、エッジエンボスロールの摩耗性については、単位凹エンボスの組を左右幅方向にずらしていない比較例1や比較例2よりも良好な結果が得られた。
【0049】
このことから、本発明に係るエッジエンボスのパターンとすることにより、見た目の意匠性に優れ、十分なプライ剥離の防止性を有し、さらにエッジエンボスロールの摩耗性についても良好であることが確認された。
【符号の説明】
【0050】
1…トイレットロール、2…エッジエンボス(型押し)、3…紙管、10…トイレットペーパー、11…トイレットペーパー原紙、L1…トイレットロールの幅、L2…トイレットロールの直径、L3…紙管内径、E1…単位凹エンボスのトイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺、E2…単位凹エンボスのトイレットペーパー原紙の連続方向に沿う辺、L4…単位凹エンボスのトイレットペーパー原紙の連続方向に直行する幅方向に平行な辺の長さ、L5…単位凹エンボスのトイレットペーパー原紙の連続方向に沿う辺の長さ、L6…単位凹エンボス列における単位凹エンボスの間隔、L7…単位凹エンボス列の幅方向間隔の範囲、L8…単凹エンボスの幅方向のずれの距離、20…単位凹エンボス、20u…単位凹エンボスの組、20L…単位凹エンボス列(左列)、20C…単位凹エンボス列(中央列)、20R…単位凹エンボス列(右列)、20x…単位凸エンボス、5…エッジエンボスロール、6…受けロール、56…エッジエンボス付与手段、20l…単位凸エンボス列(左列)、20c…単位凸エンボス列(中央列)、20r…単位凸エンボス列(右列)、e1…単位凸エンボスの凸エンボスロールの回転方向に対して直行する軸心方向に平行な辺、20G…三つ組みパターン、∠A…三つ組みパターンとトイレットペーパー原紙の幅方向の角度、∠B…メインエンボス凹部の幅方向の角度、50…メインエンボスの凹部、51…メインエンボスの凹部間の谷線、L9…メインエンボスの頂面中心間隔、80…原反ロール、90…ログ、120…単位凹エンボス、120L…単位凹エンボス列(左列)、120C…単位凹エンボス列(中央列)、120R…単位凹エンボス列(右列)。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12