(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6433106
(24)【登録日】2018年11月16日
(45)【発行日】2018年12月5日
(54)【発明の名称】印刷方法
(51)【国際特許分類】
B41J 2/01 20060101AFI20181126BHJP
B41J 2/21 20060101ALI20181126BHJP
B05C 5/00 20060101ALI20181126BHJP
【FI】
B41J2/01 109
B41J2/01 129
B41J2/21
B05C5/00 101
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-158830(P2018-158830)
(22)【出願日】2018年8月28日
【審査請求日】2018年9月6日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】394016058
【氏名又は名称】株式会社 ウィンクラス
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(72)【発明者】
【氏名】飯岡 勝政
(72)【発明者】
【氏名】大桶 美幸
(72)【発明者】
【氏名】田南 健治
【審査官】
藏田 敦之
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−127123(JP,A)
【文献】
特開2018−114702(JP,A)
【文献】
特開2013−107061(JP,A)
【文献】
特開2015−081259(JP,A)
【文献】
国際公開第2016/098756(WO,A1)
【文献】
特表2015−520011(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2008/0105573(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 2/01 − 2/215
B41M 5/00
B05D 1/00 − 7/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷対象箇所が含まれる立体的な表面を有し、平面視における形状が円形である印刷対象物の、前記立体的な表面の形状と前記印刷対象箇所の位置とに基づき、前記印刷対象物の立体的な形状を、平面化した際の塗装厚さのムラを考慮して、前記印刷対象物の立体的な形状を平面化した形状を示す2次元データに変換する解析工程と、
冶具の載置凹部内に前記印刷対象物の少なくとも一部を嵌入し、前記立体的な表面を上に向けて前記治具に前記印刷対象物を載置する載置工程と、
前記立体的な表面の前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づきプライマー層を形成するプライマー層形成工程と、
前記プライマー層の表面の前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づき白色UV硬化インクを塗布しUV照射を行う白引き工程と、
前記白色UV硬化インクが塗布された前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づき白色以外のUV硬化インクを塗布しUV照射を行うカラー印刷工程と、
を備え、
前記載置工程において行われる前記印刷対象物の位置決めは、前記冶具に設けられた円形状の基準線と、前記印刷対象物の前記立体的な表面の裏面に、複数の凸形状の文字が並べられた行および/または列を形成することで形成された文字部と、前記文字部の外周縁の形状に対応する前記載置凹部に基いて行われ、
前記文字部の外周縁の形状と、前記載置凹部の形状は多角形状であることを特徴とする印刷方法。
【請求項2】
前記カラー印刷工程において塗布される前記白色以外のUV硬化インクは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのUV硬化インクであることを特徴とする請求項1に記載の印刷方法。
【請求項3】
前記載置工程では、前記印刷対象物の、前記印刷対象箇所を含まない部分の形状に基づき前記載置凹部内における位置決めが行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体的な表面を有する印刷対象物の当該表面に印刷を行う印刷方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、立体的な表面を有する印刷対象物の当該表面に印刷を行う印刷方法として、例えば特許文献1に記載されている印刷方法がある。
【0003】
特許文献1に記載されている印刷方法では、印刷対象物の表面に双安定サーモクロミック材料により立体的な表面を形成した後、当該立体的な表面をレーザにより加熱し、双安定サーモクロミック材料を発色させることが行われる。
【0004】
また、このような印刷方法の他にも、種々の方法により印刷対象物の立体的な表面への印刷が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2013−208845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載されている方法では、フルカラー印刷を行う場合には、複数の種類の双安定サーモクロミック材料を用意し、これを種々のパターンで配列し、各ドット単位でレーザを照射し発色させる必要がある。そのため印刷コストの増大と印刷工程の煩雑化を招くと共に、印刷結果はドットが目立つものとなり、細密で精度の高いフルカラー印刷を行うことも難しい。そして、その他の従来の印刷方法においても同様の問題が発生している。そのため、印刷コストの増加を抑えると共に、印刷を迅速に行うことができ、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことができる印刷方法が待ち望まれていた。
【0007】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷対象物の立体的な表面に低廉な印刷コストで、迅速に、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことのできる印刷方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷方法は、印刷対象箇所が含まれる立体的な表面を有する印刷対象物の、前記立体的な表面の形状と前記印刷対象箇所の位置とを解析し、2次元データに変換する解析工程と、冶具の載置凹部内に前記印刷対象物の少なくとも一部を嵌入し、前記立体的な表面を上に向けて前記治具に前記印刷対象物を載置する載置工程と、前記立体的な表面の前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づきプライマー層を形成するプライマー層形成工程と、前記プライマー層の表面の前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づき白色UV硬化インクを塗布しUV照射を行う白引き工程と、前記白色UV硬化インクが塗布された前記印刷対象箇所に、前記2次元データに基づき白色以外のUV硬化インクを塗布しUV照射を行うカラー印刷工程と、を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る印刷方法によれば、印刷対象物の立体的な表面に低廉な印刷コストで、迅速に、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことができる。
【0010】
上述した本発明に係る印刷方法においては、前記カラー印刷工程において塗布される前記白色以外のUV硬化インクは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのUV硬化インクとしてもよい。
【0011】
これにより、高精度のフルカラー印刷を行うことが可能となる。
【0012】
また、上述した本発明に係る印刷方法においては、前記載置工程では、前記印刷対象物の、前記印刷対象箇所を含まない部分の形状に基づき前記載置凹部内における位置決めが行われるようにすることができる。
【0013】
これにより、印刷に影響を及ぼすことなく、印刷対象物を冶具に高精度に位置決めすることができる。
【0014】
また、上述した本発明に係る印刷方法においては、前記載置工程において行われる前記印刷対象物の位置決めは、前記印刷対象物の前記立体的な表面の裏面に形成された凹凸形状と、前記凹凸形状の外周縁の形状に対応する前記載置凹部に基いて行われるようにすることができる。
【0015】
これにより、印刷対象物の輪郭形状が円形であっても、印刷対象物の印刷対象箇所がある面の美観を損なわず、高精度に位置決めを行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
上述した構成からなる本発明によれば、印刷対象物の立体的な表面に低廉な印刷コストで、迅速に、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態に係る印刷方法の載置工程を示す模式図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る印刷方法のプライマー層形成工程を示す模式図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る印刷方法の白引き工程を示す模式図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る印刷方法のカラー印刷工程を示す模式図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る印刷方法で用いられる治具の形状例を示す平面図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る印刷対象物の裏面形状の一例を表す背面図である。
【
図7】
図6の印刷対象物が載置される治具の形状を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷方法の載置工程を示す模式図である。本発明の実施形態に係る印刷方法は、印刷対象物として、平面視が正六角形の装飾品1を想定している(
図5参照)。
【0019】
装飾品1は、上面に印刷対象箇所11を有している。印刷対象箇所11は、装飾品1の上面(
図1の紙面上側全面)全体にわたる立体的な面である。
【0020】
本実施形態に係る印刷方法では、まず、印刷対象箇所11が含まれる印刷対象物である装飾品1の、立体的な形状と、印刷対象箇所11の位置との解析が行われ、2次元データへの変換が行われる。この2次元データへの変換は、印刷機器の制御部(非図示)により行われる。2次元データへの変換は、装飾品1の立体的な形状と印刷対象箇所11の位置に基づき、立体的な形状を平面化した際の塗装厚さのムラを考慮して行われる(解析工程)。こうして得られる2次元データは、装飾品1の印刷対象箇所11の平面視における形状とは同一ではなく、当該形状を歪ませた形状を示すデータとなる。
【0021】
次に、
図1に示すように、解析工程の後、治具2の装飾品1に対応した形状の載置凹部21内に、装飾品1が、塗装対象である立体的な表面を上方に向けて載置される(載置工程)。このとき、載置凹部21は装飾品1の底部に対応した正六角形状となっていて、この底部の形状に基づき載置凹部21内で位置決めがなされるようになっている。この位置決めに要する箇所は装飾品1の印刷対象箇所11とは異なる、装飾品1の周縁部分であるため、印刷に影響を及ぼすことなく、印刷対象物である装飾品1を冶具2に高精度に位置決めすることができる。なお、本発明において載置工程において治具2に載置される装飾品1の数は特に制限がされておらず、治具2の種類に応じてその数は異なる。本実施形態においては、縦に5つ、横に6つ並べた、合計30個の装飾品1を載置することができる治具2が用いられる(
図5参照)。
【0022】
載置凹部21と装飾品1の周壁部との間には、0.02mm程のクリアランスが設けられている。このクリアランスが設けられることにより、載置凹部21内への装飾品1の載置が容易になると共に、装飾品1の位置ずれによる塗装ズレの発生を防止することが可能となる。
【0023】
図2は、本発明の実施形態に係る印刷方法のプライマー層形成工程を示す模式図である。次に
図2に示すように、載置凹部21内に載置された装飾品の、立体的な表面の印刷対象箇所11に、プライマー層3が形成される(プライマー層形成工程)。
【0024】
プライマー層形成工程において形成されるプライマー層3の材料は、トルエン、キシレン及びエチルベンゼンの混合物(プライマー)であり、プライマー層3の層厚は5〜10μmである。
【0025】
プライマー層3の塗布は、印刷対象箇所11に対して、主走査方向及び副操作方向に印刷装置の印刷ヘッド(不図示)が動作しつつプライマーを塗布することで行われる。プライマー層3を形成することにより、以下に述べる白色UV硬化インク層4をこの上に形成することが可能となる。
【0026】
図3は、本発明の実施形態に係る印刷方法の白引き工程を示す模式図である。次に、プライマー層3の表面の印刷対象箇所に、2次元データに基づき白色UV硬化インクが塗布され白色UV硬化インク層4が形成され、更に白色UV硬化インク層4にLED光源による瞬間的なUV照射が行われ、白色UV硬化インク層4が硬化される、いわゆる白引きが行われる(白引き工程)。
【0027】
白色UV硬化インクとしては、UV硬化性を有する既知の白色インクを好適に用いることができる。白引き工程は、印刷装置の印刷ヘッド(不図示)が主走査方向及び副走査方向に順次動作して印刷対象箇所に白色UV硬化インクを塗布した後、UV照射装置(不図示)が主走査方向及び副操作方向に順次動作して白色UV硬化インクの塗布箇所にUV照射を行うことにより行われる。UV照射は数ミリ秒〜数秒、室温にて行われる。
【0028】
図4は、本発明の実施形態に係る印刷方法のカラー印刷工程を示す模式図である。次に、白色UV硬化インク層4が形成された印刷対象箇所に、2次元データに基づき白色以外のUV硬化インクを塗布されカラーインク層5が形成されると共に、更にカラーインク層5にLED光源による瞬間的なUV照射が行われ、カラーインク層5の硬化が行われる(カラー印刷工程)。
【0029】
カラーインクとしては、UV硬化性を有する既知のカラーインクを好適に用いることができる。カラー印刷工程は、印刷装置の印刷ヘッドが主走査方向及び副走査方向に順次動作して印刷対象箇所である白色UV硬化インク層4上にカラーインクを塗布した後、UV照射装置が主走査方向及び副走査方向に順次動作してカラーインクの塗布箇所にUV照射を行うことにより行われる。UV照射は数ミリ秒〜数秒、室温にて行われる。特に、カラーインクとして、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのUV硬化インクを用いることが好ましい。これにより、高精度のフルカラー印刷を行うことが可能となる。
【0030】
上述した実施形態に係る印刷方法によると、印刷対象物の立体的な表面の形状と印刷対象箇所の位置とを解析した結果得られた2次元データに基づき、プライマー層3及びUV硬化インクによる白色UV硬化インク層4及びカラーインク層5が形成されるため、印刷対象物の立体的な表面に低廉な印刷コストで、迅速に、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことが可能となる。
【0031】
また、上述した実施形態においては印刷対象物は平面視が正六角形の装飾品1が想定されていたが、本発明においてはこれに限らず、平面視が他の形状の装飾品であってもよい。
【0032】
こうした治具2に対する装飾品1の位置決めについて詳細に説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る印刷方法で用いられる治具2の形状例を示す平面図である。装飾品1の平面視における形状が正六角形である場合には、
図5に示すように、治具2の載置凹部21も正六角形の形状とする。この場合、正六角形の装飾品1を、目視により載置の向きを確認しつつ載置凹部21内に載置することにより、位置決めが行われる。これにより載置工程後の各工程において、装飾品1が載置凹部21内で位置決めされ、さらに、回転することがないため位置ずれが生じることを抑制できる。さらに、印刷ヘッドは、冶具2の列または行に沿って移動する。そして、冶具2に固定された複数の装飾品1を行単位または列単位で高精度かつ迅速に印刷を行うことができる。
【0033】
一方、装飾品1の平面視における形状が円形である場合には、円形の載置凹部21内における目視による位置決めは困難である。このような場合には、装飾品1の下部に位置決め用の突起又は凹部を設けると共に、治具2の載置凹部21内にこれと対応する形状の位置決め用の凹部又は突起を設けることにより、装飾品1を治具2に対して位置決めすることができる。
【0034】
図6は、本発明の実施形態に係る印刷対象物1の裏面形状の一例を表す背面図である。
図7は、
図6の印刷対象物1が載置される治具2の形状を示す平面図である。印刷対象物1の平面視における形状が円形である場合、例えば裏面に凸状の文字部12及び円状の突起部13を形成する。具体的には、10文字のAが並ぶ行の下に、11文字のBを並べる行を形成し、更にBの行の下に9文字のCを並べた行を形成することにより文字部12が形成される。Aの列及びBの列の長さは同一であり、Cの列はAの列及びBの列より短い列となっている。そして、Cの列の下であってCの列の中央位置の近傍に、円形の突起部13を形成する。これら文字部12及び突起部13の外周縁は、
図6に点線で示すように、五角形状となる。
【0035】
更に、治具2の載置凹部21を、文字部12及び突起部13を嵌入可能かつ嵌入後に装飾品1が回転不可とするべく、平面視で五角形状に形成する。このように形成した載置凹部21に、文字部12及び突起部13を嵌入することにより、装飾品1を位置決めすることができる。なお、
図7に示すように、治具2に、位置決めの目安となる、装飾品1の円形の外周縁に対応した円形状の基準線22を設けることにより、治具2に対する装飾品1の大まかな位置合わせをすることができ、文字部12及び突起部13の載置凹部21への嵌入を更にスムーズにすることができる。
【0036】
このように、装飾品1が平面視で円形状である場合には、装飾品1の印刷対象箇所がある面の裏面に凹凸を設けると共に、治具2側にこの凹凸を嵌入可能な、凹凸の外周縁の形状に対応する形状の載置凹部21を形成することにより、印刷対象物の輪郭形状が円形であっても、印刷対象物の印刷対象箇所がある面の美観を損なわず、高精度に位置決めを行うことができる。すなわち、装飾品1の背面には文字が表示されているものの、載置凹部21に嵌入するためのガイド(載置凹部21と同一形状の突起部)を設けられていない。これによって、印刷対象物の輪郭形状が円形であっても、印刷対象物の印刷対象箇所がある面の美観を損なわず、高精度に位置決めを行うことができる。
【0037】
なお、上述した実施形態においては印刷対象物の上面全体が印刷対象箇所となっていたが、本発明においてはこれに限らず、印刷対象物の上面の少なくとも一部について印刷対象箇所とすることができる。
【符号の説明】
【0038】
1 装飾品(印刷対象物)
2 治具
3 プライマー層
4 白色UV硬化インク層
5 カラーインク層
11 印刷対象箇所
12 文字部
13 突起部
21 載置凹部
22 基準線
【要約】
【課題】印刷対象物の立体的な表面に低廉な印刷コストで、迅速に、細密で高精度のフルカラー印刷を行うことのできる印刷方法を提供する。
【解決手段】印刷対象物1の、立体的な表面の形状と印刷対象箇所11の位置とを解析し、2次元データに変換する解析工程と、冶具2の載置凹部21内に印刷対象物1の少なくとも一部を、立体的な表面を上に向けて載置する載置工程と、立体的な表面の印刷対象箇所11に、2次元データに基づきプライマー層3を形成するプライマー層形成工程と、プライマー層3の表面の印刷対象箇所に、2次元データに基づき白色UV硬化インクを塗布しUV照射を行う白引き工程と、白色UV硬化インクが塗布された印刷対象箇所に、2次元データに基づき白色以外のUV硬化インクを塗布しUV照射を行うカラー印刷工程と、を備えることを特徴とする印刷方法。
【選択図】
図4