(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記デザインホイール(111a)は、第1ストッパー(115)と一定の距離だけ離隔し、前記デザインホイール(111a)の底面から一定の長さだけ突出され、前記デザインホイール(111a)が反対方向に回転することを防止する第2ストッパー(116)をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のコマ。
前記共鳴部(140)は、共鳴部胴体(141)に前記共鳴部(140)で共鳴された衝突音が、外部に放出されるように、少なくとも一つ以上の排出孔(144)をさらに穿孔したことを特徴とする請求項9に記載のコマ。
前記共鳴部(140)は、共鳴部フランジ(146)の上部から一定の長さだけ突出され、デザインホイール(111)と噛み合い、前記噛み合わされたデザインホイール(111)が一定の範囲以上回転することを防止する少なくとも一つ以上の共鳴部ストッパー(147)をさらに有することを特徴とする請求項9に記載のコマ。
前記デザインホイール(350)は、中央に貫通孔を形成したデザインホイール胴体から下方向に一定の長さだけ突出され、前記共鳴部(330)と一定の間隔が維持されるようにするデザインホイール突起(351)を有することを特徴とする請求項15に記載のコマ。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付した図面に基づき、本発明の好適な実施例について詳述する。
【0011】
(第1の実施例)
図2は、本発明によるコマを示す斜視図であり、
図3は、
図2によるコマを示す底面斜視図であり、
図4は、
図2によるコマの構造を示す断面図であり、
図5は、
図2によるコマの構造を示す分解斜視図であり、
図6は、
図2によるコマの共鳴部の一実施例を示す斜視図である。
【0012】
図2乃至
図6に示すように、本発明によるコマ100は、他のコマと衝突すると、清雅な衝突音が発生するように、金属ホイール110と、回転発生部120と、固定部130と、共鳴部140と、で構成される。
【0013】
前記金属ホイール110は、内部に鳴り空間を形成し、衝突発生時、衝突音を発生させる構成であり、中央に貫通孔が形成され、円盤状の下部が開放した鐘(ベル)状の部材である。
【0014】
また、前記金属ホイール110は、亜鉛または亜鉛からなる合金を用いて構成してもよく、黄銅または黄銅からなる合金を用いて構成してもよい。
【0015】
また、金属ホイール110は、衝突発生時、充分な振動を維持させ、コマの美麗さを向上させるために、上部にプラスチック材質のデザインホイール111が形成される。
【0016】
前記デザインホイール111は、デザインホイール係止部112が固定部130と結合し、金属ホイール110が安定的に固定されるようにし、前記デザインホイール111を通じて前記金属ホイール110と回転軸120とのダンパーとして動作し、金属ホイール110から発生した共鳴(鳴り)が充分に維持されるようにする。
【0017】
また、前記金属ホイール110は、外部面に少なくとも一つの衝突用突起部113が形成され、内部には、衝突が発生すると、金属ホイール110を構成した金属材による特定の周波数成分の衝突音が共鳴を通じて増加するように、ホイール鳴動部114が形成される。
【0018】
前記ホイール鳴動部114は、衝突で発生した衝突音がホイール鳴動部114の内部でぶつかって鳴り返るように、湾曲した形状をすることにより、充分な鳴り空間を提供する。
【0019】
前記回転発生部120は、金属ホイール110が回転するように回転力を発生する構成であり、ブッシュ121と、ピニアンギア122と、シャフト123と、ギアハウジング124と、ボトム部125と、ハンドル部126と、上部及び下部ベアリング127a、127bと、で構成される。
【0020】
前記ブッシュ121は、固定部130の内部に挿入され、シャフト123が固定部130と結合するとき、シャフト123が空回りすることを防止する。
【0021】
前記ピニアンギア122は、シャフト123を回転させる構成であり、一側面にラックギア16a(
図1参照)を形成したワインダー16(
図1参照)により、回転しながら前記シャフト123を回転させる。
【0022】
前記ギアハウジング124には、前記ワインダー16のラックギア16aが出入りする第1及び第2の出入口124a、124bが形成され、回転発生部120によるコマ100の回転方向を時計方向及び反時計方向から選択可能に、異なる位置に開口している。
【0023】
前記ボトム部125は、先端部が地面に接触して回転する構成であり、コマ100により、先端部の形状を円錐状、球形状等の様々な形態に変形して構成してもよい。
【0024】
前記ハンドル部126は、ギアハウジング124とボトム部125を連結する構成であり、使用者がコマ100に回転力を加えるとき、手で把持可能にする。
【0025】
前記上部及び下部ベアリング127a、127bは、シャフト123の円滑な回転のために、前記シャフト127a、127bの両側にそれぞれ結合して設置される。
【0026】
前記固定部130は、金属ホイール110が回転発生部120と密着して固定されるように支持する円筒状の構成であり、前記固定部130の半径方向の外部面には、デザインホイール111のデザインホイール係止部112と噛み合い、デザインホイール111が金属ホイール110の上部に固定されるように、固定部第1のフランジ131と共鳴部140の締付部フランジ143が噛み合い、金属ホイール110と共鳴部140が結合可能にねじ山が形成される。
【0027】
前記共鳴部140は、金属ホイール110の下部に設けられ、前記金属ホイール110が衝突で発生させる衝突音を共鳴させ、前記衝突音をさらに大きく、長い間出力させる構成であり、共鳴部胴体141と、締付部142と、排出孔144と、鳴動部145と、共鳴部フランジ146と、で構成される。
【0028】
前記共鳴部胴体141は、上部が開放し、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部120が挿入される。
【0029】
前記締付部142は、共鳴部胴体141の貫通孔から上方向に一定の長さだけ突出して形成されており、内部面には締付部フランジ143が形成され、固定部第2のフランジ132と結合し、金属ホイール110と共鳴部140を結合させる。
【0030】
前記排出孔144は、共鳴部胴体141の鳴動部145に少なくとも一つ以上穿孔され、共鳴部140で共鳴した衝突音を前記共鳴部140の外部に放出させる。
【0031】
前記鳴動部145は、共鳴部胴体141の下部に形成され、特定周波数の衝突音が共鳴を通じて増加するように誘導する構成であり、衝突で発生した金属ホイール110の衝突音が鳴動部145の内部でぶつかって鳴り返るように鳴り空間を提供し、平坦面に形成しても、または
図7の他の実施例のように鳴動部145aを凹状に形成した共鳴部140aとしてもよい。
【0032】
すなわち、共鳴部140aは、共鳴部胴体141aの底面に形成される鳴動部145aを凹状に形成することにより、衝突音がさらに効果的にぶつかって鳴り返るように鳴り空間を形成する。
【0033】
さらに
図2乃至
図6を参照すると、前記共鳴部フランジ146は、共鳴部140が金属ホイール110の底面から一定の距離だけ離隔するように、前記共鳴部胴体141から上方向に一定の長さだけ突出させ、前記金属ホイール110と共鳴部140が全体的に密着することを防止し、ホイール鳴動部114と共鳴部の鳴動部145との間で共鳴のための鳴り空間が充分に形成されるようにする。
【0034】
一方、前記共鳴部140の外径は、金属ホイール110の内径よりも小さく形成し、前記金属ホイール110と共鳴部140との間に間隙150を形成することにより、金属ホイール110で発生する衝突音を迅速にコマ100の外部に出力させ、ホイール鳴動部114と共鳴部140の鳴動部145との間で共鳴された衝突音を振幅に応じて順次出力させることにより、衝突音を持続的に出力させる
【0035】
したがって、内部に鳴り空間を形成し、コマ100の衝突発生時、清雅な衝突音の発生と、前記発生した衝突音を一定の時間持続させることにより、使用者の聴覚を刺激し、コマ遊びの興味をさらに向上させる。
【0036】
図8は、また他の実施例による共鳴部を示す斜視図であり、
図9は、
図8による共鳴部とデザインホイールとの結合過程を示す側面図であり、
図10は、
図8による共鳴部とデザインホイールとを結合状態を示す側面図である。
【0037】
図8乃至
図10に示すように、他のコマと衝突すると、清雅な衝突音が発生するように、金属ホイール110と、デザインホイール111aと、回転発生部120と、固定部130と、共鳴部140bと、で構成される。
【0038】
前記金属ホイール110と、回転発生部120と、固定部130についての繰り返しの説明を省略し、差異点のあるデザインホイール111aと共鳴部140bについて説明する。
【0039】
前記デザインホイール111aは、金属ホイール110の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させ、前記金属ホイール110が共鳴部140bに完全に密着しないように、間隔dを形成し、衝突発生時、金属ホイール110の振動が充分に発生するようにし、デザインホイール係止部112と、第1ストッパー115と、第2ストッパー116と、で構成される。
【0040】
前記デザインホイール係止部112は、固定部130と噛み合って金属ホイール110が固定されるように支持する。
【0041】
前記第1ストッパー115は、デザインホイール111aが底面から一定の長さだけ突出し、共鳴部140bと噛み合って前記デザインホイール111aが一定の範囲以上回転することを防止する。
【0042】
すなわち、金属ホイール110を共鳴部140bと結合する過程において、固定部130により一緒に回転しながら、前記金属ホイール110を加圧するデザインホイール111aが一定の範囲以上回転しないように、共鳴部140bと噛み合わせることにより、使用者が固定のためにもう回転させないようにし、金属ホイール110が、デザインホイール111aと共鳴部140bとの間で、完全に固定されず、間隔dを形成するようになる。
【0043】
前記第2ストッパー116は、
第1ストッパー115と一定の距離だけ離隔し、デザインホイール111aの底面から一定の長さだけ突出し、前記デザインホイール111aが反対方向に回転しないようにし、デザインホイール111aが緩むことを遮断する。
【0044】
すなわち、
第1ストッパー115により固定されたデザインホイール111aが、第2ストッパー116を通じて反対方向に回転することを遮断することにより、前記金属ホイール110aがもう回転せず、金属ホイール110が、デザインホイール111aと共鳴部140bとの間で、遊隔を形成し、完全に固定されていない状態を維持することができる。
【0045】
前記共鳴部140bは、金属ホイール110の下部に設けられ、前記金属ホイール110が衝突で発生させる衝突音を共鳴させ、前記衝突音がさらに大きく、長い間出力されるように維持する構成であり、共鳴部胴体141と、締付部142と、排出孔144と、鳴動部145と、共鳴部フランジ146と、共鳴部ストッパー147と、で構成される。
【0046】
前記共鳴部ストッパー147は、共鳴部フランジ146の上部から一定の長さだけ突出し、デザインホイール111と噛み合い、前記噛み合わされたデザインホイール111が一定の範囲以上回転することを防止する構成であり、一側は、
第1ストッパー115の回転方向に乗り越えやすいように、傾きを有する傾斜部147aから形成され、他側は、前記 第1ストッパー115が反対方向に超えないように折り曲げられた形状の段部147bから形成される。
【0047】
すなわち、前記傾斜部147aは、
第1ストッパー115が超えるとき、使用者にそれを認知させ、前記段部147bは、超えた第1ストッパー115が反対に超えてきて離脱しないようにする。
【0048】
したがって、前記第1及び第2のストッパー115、116と共鳴部ストッパー147とは、デザインホイール111aと共鳴部140bとの間に若干の間隔dを形成することにより、固定部130がデザインホイール111aを回転させ、金属ホイール110を共鳴部140bに密着させる過程で、前記金属ホイール110が、デザインホイール111aと共鳴部140bにより、完全に密着固定される場合、衝突発生時、前記金属ホイール110の振動空間の不足のために充分な衝突音が発生しないことを防止し、金属ホイール110の振動を充分に発生させるようになる。
【0049】
(第2の実施例)
図11は本発明によるコマの第2の実施例を示す分解斜視図であり、
図12は、
図11によるコマの構造を示す断面図である。
【0050】
図11及び
図12に示すように、第2の実施例によるコマの金属ホイール固定装置100’は、金属ホイール110’と、回転発生部120’と、共鳴部140’と、前記金属ホイール110’が上下方向に振動可能に遊隔を形成し、前記回転発生部120’と結合させる固定部130’と、で構成される。
【0051】
前記金属ホイール110’は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部111’が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部111’は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0052】
前記回転発生部120’は、金属ホイール110’の下部に配置され、固定部140’を通じて前記金属ホイール110’と結合され、前記金属ホイール110’を支持するとともに、前記金属ホイール110’が回転するように回転力を与える構成であり、回転発生部胴体121’と、前記回転発生部胴体121’の内部で回転可能に設置された回転軸122’と、前記回転軸122’の上端部に設けられ、回転軸122’が空回しすることを防止するブッシュ123’と、で構成される。
【0053】
前記ブッシュ123’は、挿入溝123a’から回転軸122’が結合され、固定部130’が結合溝142に挿入され、回転軸122’の回転力が固定部130’を介して金属ホイール110’に伝達されるようにする。
【0054】
前記固定部130’は、金属ホイール110’と共鳴部140’を貫通し、回転発生部120’と結合し、前記金属ホイール110’を回転発生部120’に固定して支持する構成であり、固定部胴体131’と、結合溝132’と、係止部133’と、固定部締付突起134’と、突起135’と、で構成される。
【0055】
前記固定部胴体131’は、一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、円筒状の部材が形成され、前記固定部胴体131’の長さは、金属ホイール110’と共鳴部140’を積層した長さよりも長く形成され、前記金属ホイール110’が動くようにする。
【0056】
前記結合溝132’は、一側に延長された固定部胴体131’の底面に形成され、回転発生部120’のブッシュ123’が挿入され固定されるようにする。
【0057】
前記係止部133’は、フランジが形成された固定部胴体131’の反対側の末端に楔状に突設され、前記係止部133’は、金属ホイール110’の貫通孔と嵌め結合され、または前記金属ホイール110’の貫通孔は通過し、共鳴部140’の貫通孔との無理嵌めにより、共鳴部140’の締付溝141’に結合することにより、前記固定部胴体131’のフランジと係止部133との間に、金属ホイール110’または前記金属ホイール110’と共鳴部140’を安着させ、間隔を形成し、遊動可能に結合する。
【0058】
前記固定部締付突起134は、固定部胴体131’の任意の位置において、半径方向の外周縁に一定の長さだけ突出して形成され、前記金属ホイール110’の締付部111’と噛み合い、固定部130’から伝達される回転力を金属ホイール110’に伝達させ、前記固定部130’と金属ホイール110’を一緒に回転させる。
【0059】
前記突起135’は、固定部胴体131’の半径方向の外周縁にリング状に設けられ、金属ホイール110’の貫通孔を無理嵌めにより貫通し、前記金属ホイール110’が、固定部130’のフランジと係止部133’との間に間隔を有するようにする。
【0060】
すなわち、金属ホイール110’だけ固定される場合、前記突起135’は、固定部130’のフランジと係止部133’との間に間隔を形成し、金属ホイール110’が遊動可能な空間を提供し、また、金属ホイール110’の下部に共鳴部140’が設けられる場合、前記金属ホイール110’と共鳴部140’との間に間隔を形成し、前記金属ホイール110’が固定部130’及び共鳴部140’と完全に密着せず、遊動可能に設置されるようにする。
【0061】
前記共鳴部140’は、金属ホイール110’と回転発生部120’との間に設けられ、金属ホイール110’の衝突時、発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であり、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部120’が挿入され、前記貫通孔の下端には締付溝141’が形成される。
【0062】
したがって、金属ホイール110’を完全に密着固定しないので、金属ホイール110’が衝突した場合、前記金属ホイール110’が遊動可能であり、発生する振動を充分に維持させるようになる。
【0063】
(第3の実施例)
図13は、本発明によるコマの第3の実施例を示す分解斜視図であり、
図14は、
図13によるコマの構造を示す断面図である。
【0064】
図13及び
図14に示すように、第3の実施例によるコマ200は、中央に貫通孔を形成した金属ホイール210と、前記金属ホイール210の下部に設けられ、前記金属ホイール210が回転するように支持する回転発生部220と、前記金属ホイール210を貫通して回転発生部220と結合し、前記金属ホイール210が回転発生部220に固定されるように支持する固定部240と、前記金属ホイール210の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール250と、で構成される。
【0065】
前記金属ホイール210は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部211が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部211は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0066】
前記回転発生部220は、金属ホイール210の下部に配置され、固定部240通じて金属ホイール210、共鳴部230、デザインホイール250と結合され、前記金属ホイール210、共鳴部230、デザインホイール250が支持されるようにする。
【0067】
前記共鳴部230は、金属ホイール210と回転発生部220との間に設けられ、金属ホイール210の衝突時に発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であって、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部220が挿入され、前記貫通孔の下端には、締付溝231が形成され、前記貫通孔の上端には、一定の長さだけ延長された共鳴部締付突起232が形成される。
【0068】
前記固定部240は、金属ホイール210と共鳴部230とデザインホイール250を貫通し、回転発生部220と結合し、前記金属ホイール210を回転発生部220に固定して支持する構成であり、固定部胴体241と、結合溝242と、係止部243と、突起244と、で構成される。
【0069】
前記固定部胴体241は、一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、円筒状の部材が形成され、前記固定部胴体241の長さは、金属ホイール210と固定部130とデザインホイール250を積層した長さよりも長く形成され、前記金属ホイール210が動くようにする。
【0070】
前記結合溝242は、一側に延長された固定部胴体241の底面に形成され、回転発生部220のブッシュ223が挿入固定される。
【0071】
前記係止部243は、フランジが形成された固定部胴体241の反対側の末端に楔状に突設され、固定部胴体141のフランジと係止部143との間に、デザインホイール250と金属ホイール210、またはデザインホイール250、金属ホイール210、共鳴部230を安着させる。
【0072】
すなわち、前記係止部243は、金属ホイール210の貫通孔と嵌め結合し、デザインホイール250と金属ホイール210を、固定部胴体241のフランジと係止部243との間に安着させ、または前記係止部243がデザインホイール250と金属ホイール210を通過し、共鳴部230の締付溝231との嵌め結合により、前記デザインホイール250、金属ホイール210、共鳴部230を結合させることにより、前記固定部胴体241のフランジと係止部243との間に安着させる。
【0073】
前記突起244は、前記固定部胴体241の半径方向の外周縁に設けられ、デザインホイール250の貫通孔を無理嵌め結合により貫通し、デザインホイール250と係止部243との間に間隔を形成させ、または、共鳴部230が設けられて固定される場合、前記共鳴部230の共鳴部締付突起232とデザインホイール250との間に間隔を形成させることにより、前記金属ホイール210が、共鳴部230とデザインホイール250により完全に密着されず、遊動可能に設置され、金属ホイール210が衝突した場合、前記金属ホイール210の遊動が可能であり、発生した振動を充分に維持させるようになる。
【0074】
前記デザインホイール250は、中央に穿孔された貫通孔から下方向に一定の長さだけ突出され、金属ホイール210の貫通孔に挿入されるデザインホイール挿入部251と、前記デザインホイール挿入部251の半径方向の外周縁に一定の長さだけ突出されたデザインホイール締付突起252と、を有し、前記デザインホイール締付突起252は、金属ホイール210の締付部211と噛み合わされる。
【0075】
したがって、固定部240は、デザインホイール250と、金属ホイール210と、共鳴部230とを完全に密着固定させないので、金属ホイール210に衝突が発生した場合、前記金属ホイール210が固定部240の上下方向に動き、または遊動することが可能であり、金属ホイール210の振動を充分に維持させるようになる。
【0076】
(第4の実施例)
図15は、本発明によるコマの第4の実施例を示す断面図である。
【0077】
図15に示すように、第4の実施例によるコマ300は、中央に貫通孔を形成した金属ホイール310と、前記金属ホイール310の下部に設けられ、前記金属ホイール310が回転するように支持する回転発生部320と、前記金属ホイール310を貫通して回転発生部320と結合し、前記金属ホイール310が回転発生部320に固定されるように支持する固定部340と、前記金属ホイール310の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール350と、で構成される。
【0078】
前記金属ホイール310は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0079】
前記回転発生部320は、金属ホイール310の下部に配置され、固定部340通じて金属ホイール310、共鳴部330、デザインホイール350と結合され、前記金属ホイール310、共鳴部330、デザインホイール350を支持する。
【0080】
前記共鳴部330は、金属ホイール310と回転発生部320との間に設けられ、金属ホイール310の衝突時に発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であって、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部320が挿入される。
【0081】
また、前記共鳴部330は、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の共鳴部胴体から上方向に一定の長さだけ突出され、前記デザインホイール350と一定の間隔を維持させる共鳴部突起331が形成され、前記共鳴部突起331の内周縁には、固定部340と噛み合う共鳴部締付突起332が形成される。
【0082】
前記固定部340は、デザインホイール350、金属ホイール310、及び共鳴部330を順次貫通し、回転発生部320と結合し、前記デザインホイール350及び共鳴部330とねじ結合し、前記金属ホイール310を、共鳴部330とデザインホイール350との間で遊動可能に固定させる構成であり、円筒状の固定部胴体の一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、回転発生部320のブッシュ323が挿入される結合溝341が形成され、前記固定部胴体の外周縁には、前記共鳴部330及びデザインホイール350と噛み合う固定部締付突起342が形成される。
【0083】
前記デザインホイール350は、金属ホイール310の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させる構成であり、中央に貫通孔が形成され、前記貫通孔が形成されたデザインホイールの胴体の下部から下方向に一定の長さだけ突出され、共鳴部330と密着しても、前記共鳴部330とデザインホイール350が一定の間隔を維持するようにするデザインホイール突起351を有する。
【0084】
すなわち、共鳴部突起331とデザインホイール突起351が密着して形成される長さを、金属ホイール310の厚さよりも大きく形成することにより、固定部340の加圧により、デザインホイール350と共鳴部330が密着しても、金属ホイール310が遊動可能な空間が提供される。
【0085】
したがって、固定部340が、デザインホイール350及び共鳴部330を完全に密着固定させても、共鳴部突起331とデザインホイール突起351により形成された間隔を通じて、金属ホイール310の遊動空間が確保され、金属ホイール310に衝突が発生した場合、前記金属ホイール310が上下方向に動き、または遊動することが可能であり、金属ホイール310の振動を充分に維持させるようになる。
【0086】
(第5の実施例)
図16は、本発明によるコマの第5の実施例を示す断面図である。
【0087】
図16に示すように、第5の実施例によるコマ400は、中央に貫通孔を形成した金属ホイール410と、前記金属ホイール410の下部に設けられ、前記金属ホイール410が回転するように支持する回転発生部420と、前記金属ホイール410を貫通して回転発生部420と結合し、前記金属ホイール410を共鳴部430とデザインホイール450により支持する固定部440と、前記金属ホイール410の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール450と、ナット460と、で構成される。
【0088】
前記金属ホイール410は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0089】
前記回転発生部420は、金属ホイール410の下部に配置され、固定部440通じて金属ホイール410、共鳴部430、デザインホイール450と結合され、前記金属ホイール410、共鳴部430、デザインホイール450を支持する。
【0090】
前記共鳴部430は、金属ホイール410と回転発生部420との間に設けられ、金属ホイール410の衝突時に発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であって、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部420が挿入され、ナット460が収納されるナット収納溝431が形成される。
【0091】
また、前記共鳴部430は、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の共鳴部胴体から上方向に一定の長さだけ突出され、前記デザインホイール450と一定の間隔を維持させる共鳴部突起432が形成される。
【0092】
前記固定部440は、デザインホイール450、金属ホイール410、及び共鳴部430を順次貫通し、回転発生部420と結合し、ナット460とねじ結合し、前記金属ホイール410を、共鳴部430とデザインホイール450との間で遊動可能に固定させる構成であり、円筒状の固定部胴体の一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、回転発生部420のブッシュ423が挿入される結合溝が形成され、前記固定部胴体の外周縁の下部には、下端の一部Lまで前記ナット460と噛み合うねじ山441が形成される。
【0093】
前記ねじ山441は、固定部440の下端の一部Lまでのみ形成され、ナット460の移動による共鳴部430とデザインホイール450との結合を制限することにより、金属ホイール410が共鳴部430とデザインホイール450との間に密着固定されることを防止し、衝突発生時、遊動可能にする。
【0094】
前記デザインホイール450は、金属ホイール410の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させる構成であり、中央に貫通孔が形成され、前記貫通孔が形成されたデザインホイールの胴体の下部から下方向に一定の長さだけ突出され、前記共鳴部430と密着しても、前記共鳴部430とデザインホイール450が一定の間隔を維持するようにするデザインホイール突起451を有する。
【0095】
前記ナット460は、固定部440の下端に形成されたねじ山441と噛み合い、金属ホイール410と、共鳴部430と、デザインホイール450とが前記固定部440を中心として同心軸上に位置するように支持する。
【0096】
したがって、固定部440の下端に形成されたねじ山441とナット460との結合により、金属ホイール410が共鳴部430とデザインホイール450との間に密着固定されることを防止し、金属ホイール410に衝突が発生した場合、前記金属ホイール410が上下方向に動き、遊動することができ、金属ホイール410の振動を充分に維持させるようになる。
【0097】
(第6の実施例)
図17は、本発明によるコマの第6の実施例を示す断面図である。
【0098】
図17に示すように、第6の実施例によるコマ400aは、中央に貫通孔を形成した金属ホイール410と、前記金属ホイール410の下部に設けられ、前記金属ホイール410が回転するように支持する回転発生部420と、前記金属ホイール410を貫通して回転発生部420と結合し、前記金属ホイール410を共鳴部430とデザインホイール450により支持する固定部440と、前記金属ホイール410の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール450と、ナット460と、第1磁石470と、第2磁石480と、で構成される。
【0099】
第6の実施例によるコマの金属ホイール固定装置400aの構成要素において、第4の実施例によるコマの金属ホイール固定装置400と同一の構成要素については、同一の図面符号を用いてその説明を省略し、差異点のある構成要素について説明する。
【0100】
前記第1磁石470は、金属ホイール410の内側に少なくとも一つ以上設けられ、共鳴部430に設けられた第2磁石480との反発力により、前記金属ホイール410を遊動させる。
【0101】
前記第2磁石480は、共鳴部430の内側に、第1磁石470と対向して少なくとも一つ以上設けられ、金属ホイール410が上下方向に動き、または遊動するように、磁気場の反発力を与える。
【0102】
すなわち、遊動可能に設置された金属ホイール410が、自重により共鳴部430と面接することを防止するために、前記金属ホイール410と共鳴部430との間に尺力を生じさせ、互いに当接しないようにする。
【0103】
したがって、固定部440の下端に形成されたねじ山441とナット460との結合により、金属ホイール410が共鳴部430とデザインホイール450との間に密着固定されることを防止し、金属ホイール410に衝突が発生した場合、第1及び第2の磁石470、480の尺力により、前記金属ホイール410が共鳴部430と面接することを遮断し、金属ホイール410の振動を充分に維持させるようになる。
【0104】
(第7の実施例)
図18は、本発明によるコマの第7の実施例を示す分解斜視図であり、
図19は、
図18によるコマの構造を示す断面図である。
【0105】
図18及び
図19に示すように、第7の実施例によるコマ500は、中央に貫通孔を形成した金属ホイール510と、前記金属ホイール510の下部に設けられ、前記金属ホイール510が回転するように支持する回転発生部520と、前記金属ホイール510を貫通して回転発生部520と結合し、前記金属ホイール510を共鳴部530とデザインホイール550により支持する固定部540と、前記金属ホイール510の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール550と、ナット560と、で構成される。
【0106】
前記金属ホイール510は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部511が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部511は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0107】
前記回転発生部520は、金属ホイール510の下部に配置され、固定部540通じて金属ホイール510、共鳴部530、デザインホイール550と結合され、前記金属ホイール510、共鳴部530、デザインホイール550を支持する。
【0108】
前記共鳴部530は、金属ホイール510と回転発生部520との間に設けられ、金属ホイール510の衝突時に発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であって、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部520が挿入され、前記貫通孔の下部には、ナット560が収納されるナット収納溝531が形成される。
【0109】
また、前記共鳴部530は、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の共鳴部胴体から上方向に一定の長さだけ突出され、前記デザインホイール550と一定の間隔を維持させる共鳴部突起532が形成される。
【0110】
前記固定部540は、デザインホイール550、金属ホイール510、及び共鳴部530を順次貫通し、回転発生部520と結合し、ナット560とねじ結合し、前記金属ホイール510を、共鳴部530とデザインホイール550との間で遊動可能に固定させる構成であり、円筒状の固定部胴体541は、その外周縁にねじ山が形成され、前記固定部胴体541の一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、回転発生部520のブッシュ523が挿入される結合溝542が形成され、前記フランジの底面には、少なくとも一つ以上のストッパー543が形成される。
【0111】
前記ストッパー543は、デザインホイール550のストッパー553と噛み合い、固定部540が一定の範囲以上回転することを防止する構成であり、前記固定部540がナット560と結合し、金属ホイール510と、共鳴部530と、デザインホイール550が完全に密着固定されることを遮断する。
【0112】
すなわち、前記ストッパー543は、金属ホイール510と、共鳴部530と、デザインホイール550が、若干緩い結合状態を維持するように、固定部540とナット560の結合位置を制限する。
【0113】
本実施例では、一つのストッパー543が設けられたものについて説明したが、複数のストッパーを構成してもよい。
【0114】
前記デザインホイール550は、金属ホイール510の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させる構成であり、中央に貫通孔が形成されたデザインホイールの胴体の下部から下方向に一定の長さだけ突出され、前記共鳴部530と密着しても、前記共鳴部530とデザインホイール550が一定の間隔を維持するようにするデザインホイール挿入部551と、前記デザインホイール挿入部551の半径方向の外周縁に一定の長さだけ突出され、金属ホイール510の締付部511と噛み合うデザインホイール締付突起552と、前記デザインホイール550の上面に固定部のストッパー543と噛み合うストッパー553と、で構成される。
【0115】
前記デザインホイール550のストッパー553は、固定部のストッパー543と噛み合い、固定部540が一定の範囲以上回転することを防止する構成であり、1対の第1ストッパー553aと第2ストッパー553bとを有する。
【0116】
前記第1ストッパー553aは、デザインホイール550の上面から上方向に一定の長さだけ突出して形成され、固定部のストッパー543と噛み合い、固定部540がもう回転することを防止する。
【0117】
前記第2ストッパー553bは、第1ストッパー553aと一定の距離だけ離隔し、デザインホイール550の上面から上方向に一定の長さだけ突出して形成され、第1ストッパー553aと噛み合った固定部のストッパー543が反対方向に回転することを防止し、固定部540が緩むことを遮断する。
【0118】
すなわち、第1ストッパー553aと噛み合った固定部540が、第2ストッパー553bを通じて反対方向に回転することを遮断することにより、前記固定部540がもう回転せず、金属ホイール510がデザインホイール550と共鳴部530との間で、遊隔を形成し、完全に固定されていない状態を維持することができる。
【0119】
本実施例では、第1及び第2のストッパー553a、553bからなる1対のストッパー553について説明したが、複数のストッパー553で構成してもよい。
【0120】
前記ナット560は、固定部540に形成されたねじ山と噛み合い、金属ホイール510と、共鳴部530と、デザインホイール550が前記固定部540を中心として同心軸上に位置するように支持する。
【0121】
したがって、固定部のストッパー543とデザインホイールのストッパー553を通じて、金属ホイール510と、共鳴部530と、デザインホイール550とは、若干緩い結合状態を維持するように、固定部540とナット560の結合位置を制限することにより、金属ホイール510に衝突が発生した場合、前記金属ホイール510が上下方向に動き、または遊動することができ、金属ホイール510の振動を充分に維持させるようになる。
【0122】
(第8の実施例)
図20は、本発明によるコマの第8の実施例を示す分解斜視図であり、
図21は、
図20によるコマの構造を示す断面図である。
【0123】
図20及び
図21に示すように、第8の実施例によるコマ600は、中央に貫通孔を形成した金属ホイール610と、前記金属ホイール610の下部に設けられ、前記金属ホイール610が回転するように支持する回転発生部620と、前記金属ホイール610を貫通して回転発生部620と結合し、前記金属ホイール610を共鳴部630とデザインホイール650により支持される固定部640と、前記金属ホイール610の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させるデザインホイール650と、前記固定部640と結合するナット660と、振動増幅部670と、で構成される。
【0124】
前記金属ホイール610は、円盤状、または下部が開放され、内部に湾曲部を形成した鐘状の金属部材であり、中央に貫通孔が穿孔され、前記穿孔された貫通孔の内周縁には、半径方向に凹状の締付部が少なくとも一つ以上形成され、前記締付部は、貫通孔を中心として対称に形成されることが好ましい。
【0125】
前記回転発生部620は、金属ホイール610の下部に配置され、固定部640通じて金属ホイール610、共鳴部630、デザインホイール650と結合され、前記金属ホイール610、共鳴部630、デザインホイール650を支持する。
【0126】
前記共鳴部630は、金属ホイール610と回転発生部620との間に設けられ、金属ホイール610の衝突時に発生する衝突音を共鳴させて出力する構成であって、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の部材であり、前記貫通孔から回転発生部620が挿入され、前記貫通孔の下部には、ナット660が収納されるナット収納溝631が形成される。
【0127】
また、前記共鳴部630は、上部が開放され、中央に貫通孔を形成したコップ状の共鳴部胴体から上方向に一定の長さだけ突出され、前記デザインホイール650と一定の間隙を維持させる共鳴部突起632が形成される。
【0128】
前記固定部640は、デザインホイール650、金属ホイール610、及び共鳴部630を順次貫通し、回転発生部620と結合し、ナット660とねじ結合し、前記金属ホイール610を、共鳴部630とデザインホイール650との間で遊動可能に固定させる構成であり、円筒状の固定部胴体541は、その外周縁にねじ山が形成され、前記固定部胴体641の一側には、円盤または多角形状のフランジが形成され、他側には、回転発生部620のブッシュ623が挿入される結合溝642が形成される。
【0129】
前記デザインホイール650は、金属ホイール610の上部に設けられ、コマの美麗さを向上させる構成であり、中央に貫通孔が形成されたデザインホイールの胴体の下部から下方向に一定の長さだけ突出され、前記共鳴部630と密着しても、前記共鳴部630とデザインホイール650が一定の間隙を維持するようにするデザインホイール挿入部651と、前記デザインホイール挿入部651の半径方向の外周縁に一定の長さだけ突出され、金属ホイール610の締付部と噛み合うデザインホイール締付突起652と、で構成される。
【0130】
前記ナット660は、固定部640に形成されたねじ山と噛み合い、金属ホイール610と、共鳴部630と、デザインホイール650が前記固定部640を中心として同心軸上に位置するように支持する。
【0131】
前記振動増幅部670は、金属ホイール610と共鳴部630との間に設けられ、一定の距離だけ離隔して間隔を形成し、衝突で発生する金属ホイール610の振動に反応して、震えを発生させ、衝突音の共鳴を増加させる構成であり、多数の支持部671と、紐672と、で構成される。
【0132】
前記支持部671は、リング状の振動増幅部の胴体から突出した部材であり、紐672が支持されている。
【0133】
前記紐672は、一つに連結された線であり、前記支持部671に設けられ、衝突音の振動に反応して、震えを発生させ、金属ホイール610と共鳴部630との間で衝突音の振動をさらに長く維持させる。
【0134】
したがって、振動増幅部670により、金属ホイール610と共鳴部630が密着することを遮断し、前記金属ホイール610の振動が前記振動増幅部670と風を通じて紐672に伝達され、震えを発生させることにより、金属ホイール610に衝突が発生した場合、前記金属ホイール610が上下方向に動き、または遊動するとともに、紐672を通じた振動を維持させ、金属ホイール610による振動を充分に維持させるようになる。
【0135】
以上、本発明の好適な実施例に基づき説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者であれば、下記の特許請求の範囲に記載の本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で、本発明を様々に修正及び変更可能なことが理解されるべきである。
【0136】
また、本発明の実施例を説明する過程において、図示の線の厚さや構成要素の大きさ等は、説明の明瞭性と便宜のために、誇張して図示されることがあり、上述した用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これは、使用者、運用者の意図または慣例により異なるので、このような用語については、本明細書の全般にわたった内容に基づいて定義されなければならない。