【実施例】
【0173】
I.実施例
以下の実施例は、本発明の特定の実施形態を例示するために提供する。これらは、いかなる様式でも本発明の範囲を限定すると解釈されるべきでない。上記記述およびこれらの実施例から、当業者は本発明の重要な特徴を確認することができ、その精神および範囲から逸脱せずに、様々な使用および条件に適応させるために本発明の様々な変更および改変を行うことができる。
【0174】
(実施例1)
ヒトPSMAタンパク質に由来するサイトゾル形、分泌形、および膜結合形の抗原
実施例1は、それぞれ「ヒトPSMAサイトゾル抗原」、「ヒトPSMA分泌抗原」、および「ヒトPSMA膜結合抗原」と呼ばれる3つの免疫原性PSMAポリペプチドの構築、ならびにこれらのポリペプチドの生物学的特性を例示する。
【0175】
1A.免疫原性PSMAポリペプチドの設計
サイトゾル形、分泌形、および修飾形の免疫原性PSMAポリペプチドをコードしているDNA構築体をネイティブヒトPSMAタンパク質配列に基づいて構築し、抗腫瘍エフェクター免疫応答を誘導するその能力について試験した。ヒトPSMA抗原形のそれぞれ構造および調製を以下に提供する。
【0176】
1A1.ヒトPSMAサイトゾル抗原。サイトゾル形の免疫原性PSMAポリペプチドは、免疫原性ポリペプチドが発現された後にそれを細胞内に保持するように設計した。ヒトPSMAの細胞質ドメイン(アミノ酸1〜19)および膜貫通ドメイン(アミノ酸20〜43)を除去し、配列番号1のヒトPSMAのアミノ酸44〜750(細胞外ドメインすなわちECD)からなるサイトゾルPSMAポリペプチドをもたらした。発現を増強させるために最適コザック配列「MAS」をポリペプチドのN末端に付加し得る。
【0177】
1A2.ヒトPSMA分泌抗原。分泌形の免疫原性PSMAポリペプチドは、ポリペプチドが発現された後にそれを細胞外に分泌するように設計した。分泌ポリペプチドは、PSMA抗原が発現された後にその分泌を最大限にするために、配列番号1のヒトPSMAのアミノ酸44〜750(ECD)ならびにアミノ酸配列ETDTLLLWVLLLWVPGSTGDを有するIgカッパ分泌エレメントおよびN末端の2個のアミノ酸のリンカー(AA)から作製されている。
【0178】
1A3.ヒトPSMA膜結合抗原。免疫原性PSMA膜結合ポリペプチドは、細胞表面上のポリペプチドを安定化させるように設計した。ヒトPSMAタンパク質の最初の14個のアミノ酸を除去し、生じる免疫原性ポリペプチドは、配列番号1のヒトPSMAタンパク質のアミノ酸15〜750からなる。配列番号1のネイティブヒトPSMAタンパク質のアミノ酸15〜750からなり、ネイティブヒトPSMAタンパク質と100%の配列同一性を共有する免疫原性ポリペプチドは、本開示において「ヒトPSMA改変」、「hPSMA改変」、または「hPSMAmod」抗原とも呼ばれる。
【0179】
1B.PSMA抗原を発現するDNAプラスミドの調製
PSMAサイトゾル抗原、PSMA分泌抗原、およびPSMA改変抗原をコードしているDNA構築体を、動物におけるin vivo試験に適したPJV7563ベクター内に個々にクローニングした(
図1)。PJV7563ベクター中のDNAのどちらの鎖も配列決定して、設計の完全性を確認した。
【0180】
大スケールプラスミドDNA調製物(Qiagen/CsCl)を配列が確認されたクローンから生成した。プラスミドDNAの品質は、高い260/280比、高いスーパーコイル/ニックDNA比、低い内毒素レベル(<10U/mgのDNA)および陰性の生物汚染によって確認された。
【0181】
1C.哺乳動物細胞におけるPSMA構築体の発現
PSMAサイトゾル抗原、分泌抗原、および改変抗原の発現はFACSによって決定した。哺乳動物293細胞を、様々な免疫原性PSMAポリペプチドをコードしているPJV7563PMEDベクターで形質移入した。3日後、293細胞を、マウス抗PSMA抗体、続いて蛍光コンジュゲート(FITC)ラット抗マウス二次抗体で染色した。陰性対照に対する平均蛍光強度(MFI)として報告した以下のデータにより、ヒトPSMA改変抗原が細胞表面上に発現されていることが確認された。
【0182】
【表1】
【0183】
1D.金粒子上へのPSMAプラスミドの配合(ND10/X15用)
粒子媒介表皮送達(Particle Mediated Epidermal Delivery)技術(PMED)とは、ワクチンを動物または患者に投与する無針方法である。PMEDシステムは、DNAを微視的な金粒子上に沈降させ、その後、これらをヘリウムガスによって表皮内に推進させることを含む。単回使用の装置であるND10は、内部シリンダーからの加圧ヘリウムを使用して金粒子を送達し、連発式(repeater)送達装置であるX15は、高圧ホースを介してX15と接続された外部ヘリウムタンクを使用して金粒子を送達する。これらの装置をどちらも、PSMA DNAプラスミドを送達する研究において使用した。金粒子は通常は直径1〜3μmであり、粒子は1mgの金粒子あたり2μgのPSMAプラスミドを含有するように配合した。(Sharpe,M.ら:P.Protection of mice from H5N1 influenza challenge by prophylactic DNA vaccination using particle mediated epidermal delivery.Vaccine、2007、25(34):6392〜98、Roberts LKら:Clinical safety and efficacy of a powdered Hepatitis B nucleic acid vaccine delivered to the epidermis by a commercial prototype device.Vaccine、2005、23(40):4867〜78)。
【0184】
1E.in vivo研究に使用したトランスジェニックマウス
2つのヒトHLAトランスジェニックマウスモデルを使用して様々なHLAによる様々なPSMA抗原の提示を評価し、1つのヒトPSMAトランスジェニックマウスモデルを使用してヒトPSMAに対する免疫寛容の破壊を評価した。第1のHLAトランスジェニックマウスモデルでは、HLA A2/DR1マウス(Pasteur Institute、フランス、パリ、「パスツールマウス」とも呼ばれる)を利用する。パスツールマウスはネズミβ−2−ミクログロブリンがノックアウトされており、機能的なH−2b分子を発現しない。したがって、このモデルは、ヒトHLA A2およびDR1のコンテキストにおける抗原の提示を表すと考えられる(Pajot,A.、M.−L.Michel、N.Faxilleau、V.Pancre、C.Auriault、D.M.Ojcius、F.A.Lemonnier、およびY.−C.Lone.A mouse model of human adaptive immune functions:HLA−A2.1−/HLA−DR1−transgenic H−2 class I−/class II−knockout mice.Eur.J.Immunol.、2004、34:3060〜69)。第2のHLAトランスジェニックマウスモデルでは、H2bk座位でヒトβ−2−ミクログロブリンと共有結合されているヒトHLA A24がノックインされているマウスを使用する。これらのマウスはネズミβ−2−ミクログロブリンを欠いており、機能的なH−2b分子を発現しない。このモデルはヒトHLA A24のコンテキストにおける抗原提示の評価を可能にする。
【0185】
1F.サイトゾル形、分泌形、および修飾形のヒトPSMAタンパク質の免疫原性
研究設計。8〜10週齢のトランスジェニックマウスを、PMED方法を使用して、様々なPSMA DNA構築体を用いて、プライミング/ブースト/ブーストレジメンにおいて、それぞれのワクチン接種の間を2週間の間隔として免疫化した。あるいは、マウスを、50μl(PBS)中に1×10
9個のウイルス粒子のPSMA抗原をコードしているアデノウイルスベクターを用いて、筋肉内注射によってプライミングした。アデノウイルスベクター(StratageneのpShuttle−CMVベクター)を、多重クローニング部位内にNheIおよびBglII制限部位を含有するように改変した。その後、改変されたヒトPSMAをコードしているDNAをNheIおよびBglIIで制限消化し、このベクター内にライゲーションさせ、配列を確認した。その後、pShuttleヒトPSMA改変ベクターをpAdEasy−1ベクターと組み換えさせ、AdEasyシステム(Stratagene)に従ってウイルスを増殖させた。20日後、上述のPMEDを用いてこれらをブーストした。使用したレジメンのそれぞれにおいて、抗原特異的T細胞応答は、最後の免疫化の7日後にインターフェロン−ガンマ(IFNγ)ELISPOTアッセイで測定した。ELISPOTアッセイはサンドイッチ酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)に類似している。手短に述べると、IFNγ BD Bioscience、#51−2525kc)に特異的な捕捉抗体をマイクロプレート中のポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜上に終夜、4℃でコーティングする。抗体との非特異的結合を防止するためにプレートを血清/タンパク質で遮断する。遮断後、エフェクター細胞(PSMAで免疫化したマウスから単離した脾細胞など)および標的(ペプチドライブラリからのPSMAペプチド、ペプチドをパルシングした標的細胞もしくは関連抗原を発現する腫瘍細胞など)またはマイトジェン(脾細胞を非特異的に刺激してIFNγを産生させるをウェルに加え、終夜、37℃、5%CO
2インキュベーター内でインキュベーションした。エフェクター細胞によって分泌されたサイトカインをPVDF膜の表面上のコーティング抗体によって捕捉した。細胞および培養培地を除去した後、検出のために100μlのビオチン標識したポリクローナル抗マウスIFNγ抗体(0.5mg/ml−BD Bioscience、#51−1818kz)をそれぞれのウェルに加えた。ストレプトアビジン−西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP、BD Bioscience、#557630)および沈殿基質である3−アミノ−9−エチルカルバゾール(AEC)を加えることによってスポットを可視化して、赤色のスポットが得られた。それぞれのスポットは単一のサイトカイン産生T細胞を表す。一般に、ここで開示した研究では、ELISpotアッセイは以下のように設定した:PSMAで免疫化したマウスからの5×10
5個の脾細胞を、(1)11個のアミノ酸が重複する15個のアミノ酸のペプチドからなるPSMAペプチドライブラリ(表16を参照)に由来するPSMA特異的ペプチドの存在下で、(2)既知のHLA A2.1制限PSMA特異的ペプチドと共に、または(3)腫瘍細胞と共に培養した。内在性抗原提示の認識を測定するために、脾細胞を、PSMAを自然に発現するヒトHLA A2前立腺がん細胞(すなわちLNCaP、ATCCから入手可能)と共に培養したか、またはヒトPSMA改変抗原をコードしているアデノウイルスを形質導入し、したがってそれを発現するHLA A2腫瘍細胞と共に培養した。さらに、ヒトPSMA ECDタンパク質をELISpotアッセイに加えて、特異的にCD4 IFNγを産生する細胞を測定した。適切な場合は対照のために、HLA A2制限HER−2特異的ペプチドp168−175またはPSMAを発現する腫瘍細胞またはBSAなどの無関係のタンパク質をIFNγ ELISpotアッセイにおける陰性対照として使用した。データの結果を、1×10
6個の脾細胞のうちIFNγを分泌するスポット形成細胞(SFC)の数について、正規化した様式で与える。試験したそれぞれのPSMA抗原ペプチドについて少なくとも3回の研究を行った。
【0186】
結果。PSMAペプチドライブラリに由来するペプチドと共に培養したパスツールマウスの脾細胞を用いたELISpotアッセイからのデータを表1に提示する。陽性応答はSFC>100を有するものと定義される。表1に示すように、上記実施例1Aに記載した3つすべての抗原形であるヒトPSMAサイトゾル抗原、分泌抗原、および改変抗原を用いて作製した免疫原性PMSAポリペプチドがT細胞応答を誘導することができる。ヒトPSMA改変抗原形がT細胞応答の最良の幅および規模を誘導した。
【0187】
【表2】
【0188】
パスツールマウス(HLA A2.1制限PSMAペプチドをパルシングした標的細胞およびPSMA+HLA A2.1 LNCaP腫瘍細胞を認識した)における、様々なPSMAワクチン形態によって誘導されたT細胞応答に関するELISpotアッセイからのデータを表2に提示する。ここではPSMAを発現しないヒト前立腺がん細胞系であるPC3を陰性対照として使用した。陽性応答はSFC>50を有するものと定義される。表2に示すように、試験した様々なPSMA構築体が、既知のHLA A2制限PSMAエピトープならびにPSMAタンパク質およびヒト前立腺がん細胞LNCaPを認識するT細胞を誘導することができる。しかし、PSMA改変構築体が最良の幅および規模のT細胞応答を誘導することが示された。
【0189】
【表3】
【0190】
1G.パスツールマウスまたは非ヒト霊長類にて測定した液性免疫応答
1G1.サンドイッチELISAアッセイ。標準のサンドイッチELISAアッセイは自動Biotekシステムを使用して行った。25μlの、PBS中に1.0μg/mlのネイティブPSMAタンパク質を用いてプレートを終夜コーティングし、プレートを洗浄し、35μl/ウェルの5%FBS 1×PBS−T 0.05%で遮断し、1時間、RT、600RPMの振盪器上でインキュベーションした。遮断培地を傾瀉し、1:100または1:500で開始して5%FBS 1×PBS−T 0.05%中で半ログ希釈した、ワクチン接種したマウス血清の段階希釈を作製し、希釈した血清の25μ試料を96ウェルプレートのそれぞれのウェルに加え、1時間、RT、600RPMの振盪器上でインキュベーションした。Biotek ELx405を使用して1×PBS−T 0.05%中の75ul/ウェルでプレートを3回洗浄し、25μl/ウェルの1:30,000倍希釈抗マウスIgG HRP(AbCamカタログ#ab20043)二次抗体(1×PBS−T 0.05%で希釈)を96ウェルプレートのそれぞれのウェルに加え、1時間、RT、600RPMの振盪器上でインキュベーションした。Biotek Elx405を使用して1×PBS−T 0.05%中の75ul/ウェルでプレートを5回洗浄した。TMB基質を1:10で希釈し、25μlをそれぞれのウェルに加え、RTで30分間インキュベーションした。12.5μl/ウェルの1MのH2SO4を加えることによって反応を停止させた。Spectramax Plusを450nmの波長で使用してプレートを読み取った。データは力価として報告し、これらは、第1陽性(first positive)(平均および5%FBS PBSを超える両方の値+標準偏差の3倍)および/または0.5もしくは1.0のODでの計算力価として報告することができた。無関係のワクチン接種したマウスからの血清を陰性対照として使用した。
【0191】
【表4】
【0192】
結果。表3に提示するデータは、ヒトPSMAサイトゾル抗原は抗PSMA応答を全く誘導しなかった一方で、ヒトPSMA改変抗原はすべてのマウスにおいて良好な抗PSMA抗体応答を一貫して誘導したことを示している。
【0193】
表5に提示するデータは、ヒトPSMA抗原によって誘導された抗体がPSMAライブラリ中の複数のペプチドエピトープに反応したことを示している。各群中の個々のマウスからの血清を等量でプールし、ELISAアッセイにおいて1:500希釈で試験した。抗ジフテリア(CRM)トキソイドをワクチン接種したマウスの陰性対照群を並行して試験した。96ウェルELISAプレートの各ウェルを、PSMAペプチドライブラリに由来する単一のアミノ酸15個のペプチド0.03μgでコーティングした。0.10を超えるOD値が陽性とみなされる。
【0194】
1G2.FACS細胞結合アッセイ。様々な前立腺がん細胞系をこのアッセイに使用した。LNCaP(ATCC)を、PSMAを発現するヒト前立腺がん細胞として使用し、PC3(ATCC)を、PSMAを発現しない陰性ヒト前立腺がん細胞として使用した。一部のアッセイでは、ヒトネイティブ完全長PSMAを安定して発現するように操作したTRAMP−C2細胞系およびPSMAを発現しない親TRAMP−C2細胞系(陰性対照)を細胞結合アッセイに使用した。細胞結合アッセイは以下のように行った:LNCaPおよびPC3細胞(またはTRAMP−C2PSMAおよびTRAMP C2)を、96ウェルプレート中に2×10
5個の細胞/ウェル(50μL)で別々のウェルに播種した。1fに記載した、PSMAをワクチン接種したマウスからの血清をFACS緩衝液(PBS、pH7.4、1%のFBS、25mMのHEPES、および1mMのEDTA)で1:50に希釈した。50μLの希釈されたJ591−A抗体(マウス抗ヒトPSMA抗体、ATCCのクローンJ591−A)を希釈した試験血清またはFACS緩衝液(未染色試料)に加えて、染色プレート中の1ウェルあたり適切な細胞数を達成した。すべてをピペット操作によって混合し、その後、氷上で20分間保管した。細胞をFACS緩衝液で2回洗浄し、それぞれの洗浄は、1200RPM、5℃で5分間の遠心分離によるものであった。1:200希釈のPE標識したヤギ抗マウスIg(Sigma、カタログP9670−5)および0.25μlのLive/Dead Aqua染色(Invitrogen、カタログ#L34957)を含有する50μLの二次染色溶液をそれぞれの細胞含有ウェルに加え、氷上で20分間保管した。既に記載したように細胞を2回洗浄した。洗浄した細胞ペレットを125uLのFACS緩衝液に再懸濁させ、その後、75uLの4%パラホルムアルデヒド溶液をそれぞれのウェルに加えて細胞を固定した。少なくとも15分間の間、試料を氷上で保管し、光から保護した。試料をFACS Canto IIで流した。10,000個の生細胞事象がそれぞれの試料で記録された。それぞれの細胞種の対照試料は、1)未染色細胞、2)二次抗体のみを用いた細胞、3)J591+二次抗体を用いた細胞、および4)ナイーブ血清+二次抗体を用いた細胞であった。データは陰性対照に対する平均蛍光強度(MFI)として報告した。
【0195】
FACS細胞結合アッセイの結果。表4は、ヒトPSMA分泌抗原および改変抗原のどちらに誘導された抗体も、ヒトPSMA陽性前立腺がん細胞(LNCaP)と結合し、PSMA陰性前立腺がん細胞(PC3)と結合しない能力を有することを示している。PSMA改変抗原はすべてのマウスにおいて良好な抗PSMA抗体応答を一貫して誘導した。
【0196】
【表5】
【0197】
【表6】
【0198】
1G3.抗体依存性細胞媒介性細胞傷害(ADCC)アッセイ
研究設計。インドアカゲザルを、アデノウイルス(1e11V.P.、筋肉内に注射)によって送達したヒトPSMA改変抗原をコードしている核酸を用いて免疫化し、続いて、それぞれ8および6週間の間隔で2回のPMED免疫化(8回の操作/免疫化、下腹部の右および左側でそれぞれ4回ずつの操作)を行った。動物は、2回目のPMED免疫化の時点でそれぞれの鼠径部流入領域リンパ節に近接して3mgのCpG(PF−03512676)の皮内注射も受けた。抗体依存性細胞媒介性細胞傷害は、任意の免疫化の前(免疫前血漿)および最後のPMED免疫化の8日後(免疫血漿)の血液から採取した血漿から決定した。
【0199】
抗体依存性細胞媒介性細胞傷害アッセイ。抗体依存性細胞媒介性細胞傷害は、標準のクロム51放出アッセイを使用して決定した。ヒト前立腺がん細胞系LNCaPおよびPC3を標的細胞として使用した。新鮮に単離したヒトPBMC細胞をエフェクター細胞として使用した。エフェクター対標的細胞は30:1に設定した。手短に述べると、1つの標識反応について、200ul中に1.5×10
6個の標的細胞を200μCiの
51Crと共にインキュベーションした(37℃、5%CO
2で1時間)。細胞を3回洗浄し、細胞濃度を2×10
5個の細胞/mlに調節した。対照モノクローナル抗体(mAb)または試験血漿(1:50)を2×濃度で作製し、175ulのそれぞれの(アッセイの大きさに依存する)mAb/血漿希釈液を175ulの標的細胞に加えた。混合物を30分間、4℃、エッペンドルフチューブ中でインキュベーションした。未結合の抗体を開放するために細胞を1回洗浄した。この時点で、100ulの新鮮に単離したエフェクター細胞を100ulのモノクローナル抗体または試験血漿と結合した標的細胞と共に96ウェルプレートのそれぞれのウェルに加え、37℃および5%CO
2で4時間インキュベーションした。試料は2つ組で試験した。最大放出のためには100μlの2N HClを標的ウェルに加え、自発性放出のためには100μlの培地を標的ウェルに加えた。特異的溶解は以下のように計算した:パーセント放出=(ER−SR)/(MR−SR)×100[式中、ER(エフェクター+標的細胞の放出)は実験的放出であり、SR(培地とインキュベーションした標的細胞単独)は自発性放出であり、MR(2N HClとインキュベーションした標的細胞単独)は最大放出であった]。パーセント特異的溶解は、無関係の標的(PC3)放出を抗原特異的標的(LNCaP)放出から減算することによって計算した。
【0200】
【表7】
【0201】
結果。抗体依存性細胞毒性アッセイからのデータを表6に提示する。hPSMAで免疫化した動物に由来する免疫血漿でコーティングしたヒト前立腺PSMA+がん細胞系であるLNCaPはエフェクター細胞によって溶解された一方で、同じ免疫血清でコーティングしたヒト前立腺PSMA−がん細胞系であるPC3はエフェクター細胞によって溶解されなかった。同様に、免疫前血漿でコーティングしたLNCaPはエフェクター細胞によって溶解されなかった。LNCaP細胞はHER−2を発現することが知られているため、HER−2に対するモノクローナル抗体であるHerceptinを陽性対照として使用した(Li,Cozziら、2004)。LNCaP細胞はCD20を発現しないため、B細胞抗原(CD20)に対するモノクローナルであるRituxanを陰性対照抗体として使用した。どちらのモノクローナル抗体もADCC活性を有すると報告されている(Dall’Ozzo、Tartasら、2004、Collins、O’Donovanら、2011)。
【0202】
(実施例2)
PSMAシャッフル抗原の構築
本実施例は、実施例1に記載のヒトPSMA改変抗原(配列番号9)の変異体である様々な免疫原性PSMAポリペプチドの構築および特定の生物学的特性を例示する。
【0203】
2A.PSMAシャッフル抗原の設計
実施例1に記載のヒトPSMA改変抗原(配列番号9)の変異体である様々な免疫原性PSMAポリペプチドを設計した。これらの変異体は、ヒトPSMAの相同分子種から選択された突然変異をヒトPSMA改変抗原配列内に導入することによって作製した。これらの変異体は、本開示中で「PSMAシャッフル抗原」または「シャッフルPSMA改変抗原」と互換性があるように呼ばれる。これらの変異体の作製に使用する原理および手順を以下に提供する。
【0204】
シャッフル変異体の点突然変異を選択するためにコンピュータアルゴリズムを書いた。まず、NCBIのPSI−BLASTを使用したPSMAと12個の相同分子種(別表2a)との複数配列アラインメントを構築した。PSI−BLASTからの出力には、相同分子種間でのそれぞれのPSMA位置におけるそれぞれの残基の性向が含まれる。その後、これらの性向をperlスクリプトで使用して、以下のように点突然変異を選択した。
1)すべての位置のうち、ネイティブヒトPSMA中の同一性に一致しない、最も一般的に観察された残基を選択する。
2)この突然変異位置が同定されたクラスIまたはIIヒトPSMAエピトープと重複しないことを確認して、点突然変異が本明細書中上記定義された保存的T細胞エピトープ(表19)内にはないことを確実にする。
3)突然変異のヒト残基に対する類似度をBLOSUM62マトリックスによって計算して、残基置換のBLOSUM62類似度スコアが0〜1の範囲(包括的)内であることを確認する。
【0205】
ヒトPSMAに対して特定のパーセント配列同一性(100未満)に達するまで、この反復手順に従う。
【0206】
このアルゴリズムへの入力として役割を果たすために、NCBIのPSI−BLASTを使用してPSMA相同分子種を構築し、位置特異的な確率マトリックスを構築した。さらに、同定されたPSMAのエピトープ領域をファイル中に列挙し、これもシャッフルアルゴリズムに提供した。膜結合機能性の問題を回避するために、非シャッフル領域はタンパク質のサイトゾルおよび膜貫通領域にも拡張した。相同分子種PSMAタンパク質配列、BLOSUM62マトリックス、およびPSI−BLASTプログラムはNCBIのサイトからダウンロードした。
【0207】
その後、これらの入力データを使用してシャッフルスクリプトを実行し、元のヒトPSMAと94%の配列同一性を有するヒトPSMAの変異体を生成した。さらに、HLA−A2結合を改善させるための3つの突然変異を、Epitoptimizerアルゴリズムにおけるその性能に基づいて導入した(Houghton、Engelhornら、2007)。これらの突然変異は、M664L(エピトープ:663〜671)、I676V(エピトープ:668〜676)、およびN76L(エピトープ:75〜83)である。生じた抗原は、「シャッフルPSMA改変抗原1」、「シャッフルPSMA改変1」、または「PSMAシャッフル抗原1」と呼ばれる。
【0208】
コンセンサスランク<1%および神経回路網によるIC50(シングルベスト方法)<500を有するエピトープに基づく結果により、HLA A2.1、HLA A3、HLA A11、HLA A24、およびHLA B7からの予測されたエピトープは、このシャッフル抗原中で高度に保存的であったことが示された。実施例1に記載のヒトPSMA改変抗原の2つの追加の変異体は、すべての非保存的置換を除去するために、より高い配列同一性およびより制限的なBLOSUMスコアカットオフである1を用いて設計した。これら2つの変異体は、それぞれ「シャッフルPSMA改変抗原2」および「シャッフルPSMA改変抗原3」とも呼ばれる。ヒトPSMA改変構築体(たとえばヒトPSMAのアミノ酸15〜750)に対するシャッフルPSMA改変抗原1〜3のパーセント同一性は、それぞれ約93.6%、94.9%、および96.4%である。
【0209】
シャッフルPSMA改変抗原1は配列番号3のアミノ酸配列を有しており、ヒトPSMA改変抗原と比較して以下の突然変異を有する。
N47S、T53S、K55Q、M58V、L65M、N76L、S98A、Q99E、K122E、N132D、V154I、I157V、F161Y、D191E、M192L、V201L、V225I、I258V、G282E、I283L、R320K、L362I、S380A、E408K、L417I、H475Y、K482Q、M509V、S513N、E542K、M583L、N589D、R598Q、S613N、I614L、S615A、Q620E、M622L、S647N、E648Q、S656N、I659L、V660L、L661V、M664L、I676V
【0210】
シャッフルPSMA改変抗原2は配列番号5のアミノ酸配列を有しており、ヒトPSMA改変抗原と比較して以下の突然変異を有する。
突然変異:
N47S、K55Q、M58V、Q91E、S98A、A111S、K122E、N132D、V154I、I157V、F161Y、V201L、V225I、I258V、S312A、R320K、K324Q、R363K、S380A、E408K、H475Y、K482Q、Y494F、E495D、K499E、M509L、N540D、E542K、N544S、M583I、I591V、R598Q、R605K、S613N、S647N、E648Q、S656N、V660L
【0211】
シャッフルPSMA改変抗原3は配列番号7のアミノ酸配列を有しており、ヒトPSMA改変抗原と比較して以下の突然変異を有する。
突然変異:
T339A、V342L、M344L、T349N、N350T、E351K、S401T、E408K、M470L、Y471H、H475Y、F506L、M509L、A531S、N540D、E542K、N544S、G548S、V555I、E563V、V603A、R605K、K606N、Y607H、D609E、K610N、I611L
【0212】
2B.パスツールマウスにおいてワクチン接種後に測定した免疫応答
研究設計。8〜10週齢のパスツールマウスを、PMED方法を使用して、シャッフルPSMA改変抗原を発現する様々なプラスミドDNAを用いて、プライミング/ブースト/ブーストレジメンにおいて、それぞれのワクチン接種の間を2週間の間隔で、実施例1Fに記載のように免疫化した。抗原特異的TおよびB細胞応答は、最後の免疫化の7日後にそれぞれインターフェロン−ガンマ(IFNγ)ELISPOTアッセイおよびサンドイッチELISAで測定した。
【0213】
【表8】
【0214】
結果。表7に提示するELISpotデータは、全体的に、シャッフルPSMA改変抗原は、ヒトPSMA改変抗原に非常に類似した幅および規模のT細胞応答を誘導できることを実証している。SFC>100が陽性とみなされる。記号「
*」は、正確に数えるには数が多すぎたことを表す。
【0215】
【表9】
【0216】
表8に示すように、すべてのシャッフルPSMA抗原は、既知のHLA A2制限PSMAエピトープ、およびPSMAを発現するようにPSMA導入遺伝子を保有するアデノウイルスを形質導入したヒトHLA A2腫瘍細胞を認識するT細胞を誘導することができる。PSMAを発現しなかった腫瘍細胞は陰性対照として役割を果たし、認識されなかった。SFC>50が陽性とみなされる。
【0217】
【表10】
【0218】
表9に示すELISpotデータは、CD8を枯渇させた脾細胞を用いて得た。したがって、データはCD4 T細胞に特異的なT細胞応答を表す。データは、シャッフルPSMA改変抗原2によって誘発されるCD4応答は、ヒトPSMA改変抗原によって誘導されるものに非常に類似していることを示している。SFC>50が陽性とみなされる。
【0219】
【表11】
【0220】
表10中のデータは、すべてのシャッフルPSMA改変抗原が抗ヒトPSMA抗体応答を誘導できることを実証している。シャッフルPSMA改変抗原2およびヒトPSMA改変抗原は、すべてのマウスにおいて一貫した抗体応答を誘導した。
【0221】
【表12】
【0222】
表11中のELISpotデータは、全体的に、HLA A24マウスにおいてシャッフルPSMA改変抗原2によって誘導されたT細胞応答は、ヒトPSMA改変抗原に幅および規模が非常に類似していることを実証している。SFC>100が陽性とみなされる。
【0223】
2C.シャッフルPSMA改変抗原によるヒトPSMAに対する免疫寛容の破壊
研究設計。ヒトPSMAトランスジェニックマウスモデルでは、前立腺中でPSMAの発現を特異的に駆動する最小限のラットプロバシンプロモーターを使用して作製したマウスを使用する(Zhang、Thomasら、2000)Endocrinology、141(12):4698〜4710。これらのマウスはC57BL/6のバックグラウンドで作製した。RT−PCRおよび免疫組織化学染色データにより、これらのPSMAトランスジェニックマウスにおける前立腺の腹側および背外側側根中でのPSMAの発現が確認された。これらのマウスにおけるヒトPSMAタンパク質の内在性発現が免疫寛容を生じると予想される。
【0224】
結果。表12に示すように、PSMAトランスジェニックマウスの20%のみが、ヒトPSMA改変抗原を使用してヒトPSMAに対するT細胞応答を開始させることができた。しかし、PSMAトランスジェニックマウスの67%が、シャッフルPSMA改変抗原2を使用してPSMA特異的T細胞応答を開始させることができた。このデータは、シャッフルPSMA改変抗原2中に非自己アミノ酸配列を含めることが、自己ヒトPSMA抗原に対する耐用の破壊を改善させたことを示唆している。SFC>50が陽性とみなされる。
【0225】
【表13】
【0226】
(実施例3)
様々な免疫原性PSAポリペプチドの設計
実施例3は、サイトゾル形、分泌形、および膜結合形の免疫原性PSAポリペプチドの構築および特定の生物学的特性を例示する。
【0227】
3A.様々なPSA抗原形の構築
3つの異なる免疫原性PSMAポリペプチド形(たとえば、サイトゾル形、膜結合形、および分泌形)について実施例1に記載したものと同様に、3つの形における免疫原性PSAポリペプチドも、ヒトPSA配列に基づいて設計した。ネイティブヒトPSAのアミノ酸25〜261からなるサイトゾル形の免疫原性PSAポリペプチドは、分泌シグナルおよびプロドメイン(アミノ酸1〜24)を欠失させることによって構築する。このサイトゾル免疫原性PSAポリペプチドのアミノ酸配列を配列番号17に提供する。PSAポリペプチドの分泌形はネイティブ完全長ヒトPSA(アミノ酸1〜261)である。膜結合形の免疫原性PSAポリペプチドは、免疫原性PSAポリペプチドのサイトゾル形(ネイティブヒトPSAのアミノ酸25〜261)をヒトPSMAの膜貫通ドメイン(ヒトPSMAのアミノ酸15〜54)と連結させることによって構築する。
【0228】
3B.パスツールおよびHLA A24マウスにおける免疫応答
研究設計。8〜10週齢のHLA A2パスツールマウスまたはHLA A24マウスを、様々なPSA抗原を発現するDNAを用いて、実施例3Aに提供したPMEDを使用して、プライミング/ブースト/ブーストレジメンにおいて、それぞれのワクチン接種の間を2週間の間隔で、実施例1に記載のように免疫化した。抗原特異的TおよびB細胞応答は、最後の免疫化の7日後にインターフェロン−ガンマ(IFNγ)ELISPOTアッセイおよびサンドイッチELISAで測定した。
【0229】
【表14】
【0230】
結果。表13は、PSAペプチドライブラリに由来するペプチドと共に培養した、HLA A2パスツールマウスまたはHLA A24マウスから単離した脾細胞に由来するELISpotデータを示す。T細胞応答はHLA A2およびHLA A24マウスのどちらでも検出することができる。SFC>100が陽性とみなされる。
【0231】
【表15】
【0232】
表14中に示すELISpotデータは、サイトゾル形および膜結合形のどちらの免疫原性PSAポリペプチドも、サイトゾルPSA抗原を発現するようにアデノウイルスを形質導入したヒト腫瘍細胞(SKmel5−Ad−PSA)を認識するが、eGFPを発現するようにアデノウイルスを形質導入した細胞(SKmel5−Ad−eGFP)を認識しないT細胞を誘導できることを示している。また、これら2つの抗原はPSAタンパク質に対する応答も誘発した。PSA分泌抗原は、SKmel5−Ad−PSAまたはPSAタンパク質のどちらに対するT細胞も誘導することに失敗した。SFC>50が陽性とみなされる。
【0233】
【表16】
【0234】
表15中のデータは、分泌形および膜結合形のどちらの免疫原性PSAポリペプチドも抗PSA抗体応答を誘導できることを実証している。
【0235】
【表17-1】
【0236】
【表17-2】
【0237】
【表17-3】
【0238】
【表18】
【0239】
【表19】
【0240】
【表20】
【0241】
(実施例4)
複数抗原ワクチン構築体の構築
本実施例では、単一構成成分のDNAワクチン構築体から複数の抗原を発現させるためのいくつかの戦略を説明する。これらの複数抗原DNAワクチン構築体を同じ一般的なプラスミド主鎖をpPJV7563として共有する。複数抗原発現戦略はここではDNAワクチンのコンテキストにおいて記載されているが、原理はウイルスベクター遺伝子ワクチン(アデノウイルスベクターなど)のコンテキストにも同様に適用される。別段に指定しない限りは、複数抗原構築体中に含まれる遺伝子は、本明細書中上記で記載したヒトPSMA改変抗原(PSMAと記載)、完全長ヒトPSCA(PSCAと記載)、およびヒトPSAサイトゾル抗原(PSAと記載)をコードしている。
【0242】
(実施例4A)
二重抗原構築体
4A1.複数のプロモーターを利用した二重抗原構築体の構築
一般戦略。多価核酸ワクチン構築体を作製するための1つの戦略は、複数の独立プロモーターを単一のプラスミド内に取り込ませることである(Huang,Y.、Z.Chenら(2008).「Design,construction,and characterization of a dual−promoter multigenic DNA vaccine directed against an HIV−1 subtype C/B’ recombinant.」J Acquir Immune Defic Syndr、47(4):403〜411、Xu,K.、Z.Y.Lingら(2011).「Broad humoral and cellular immunity elicited by a bivalent DNA vaccine encoding HA and NP genes from an H5N1 virus.」Viral Immunol、24(1):45〜56)。プラスミドは、それぞれがa)エンハンサー要素を含むまたは含まない、RNAポリメラーゼ依存性の転写を開始させるための真核プロモーター、b)標的抗原をコードしている遺伝子、およびc)転写終結配列からなる、複数の発現カセットを保有するように操作することができる。形質移入した細胞核にプラスミドが送達された後、それぞれのプロモーターから転写が開始され、それぞれが標的抗原のうちの1つをコードしている別々のmRNAの生成がもたらされる。mRNAは独立して翻訳され、それにより所望の抗原が生成される。
【0243】
プラスミド460(PSMA/PSCA二重プロモーター)。部位特異的突然変異誘発、PCR、および制限断片挿入の技法を使用してプラスミド460を構築した。まず、部位特異的突然変異誘発を使用し、MD5およびMD6プライマーを用いて、製造者のプロトコル(Quickchangeキット、Agilent Technologies、カリフォルニア州Santa Clara)に従って、Kpn I制限部位をプラスミド5259中のCMVプロモーターの上流に導入した。次に、Kpn I制限部位を保有するプライマー(MD7およびMD8)を使用して、最小限のCMVプロモーター、ヒトPSMA、およびウサギBグロブリン転写ターミネーターからなる発現カセットをプラスミド5166からPCRによって増幅した。PCR単位複製配列をKpn Iで消化し、仔ウシ腸管アルカリホスファターゼ(CIP)で処理したプラスミド5259の新しく導入されたKpn I部位内に挿入した。
【0244】
4A2.2Aペプチドを利用した二重抗原構築体の構築
一般戦略。また、複数のタンパク質抗原は、ウイルス2A様ペプチドの使用によって、単一のベクターからも発現させることができる(Szymczak,A.L.およびD.A.Vignali(2005).「Development of 2A peptide−based strategies in the design of multicistronic vectors.」Expert Opin Biol Ther、5(5):627〜638、de Felipe,P.、G.A.Lukeら(2006).「E unum pluribus:multiple proteins from a self−processing polyprotein.」Trends Biotechnol、24(2):68〜75、Luke,G.A.、P.de Felipeら(2008).「Occurrence,function and evolutionary origins of ’2A−like’ sequences in virus genomes.」J Gen Virol、89(Pt 4):1036〜1042、Ibrahimi,A.、G.Vande Veldeら(2009).「Highly efficient multicistronic lentiviral vectors with peptide 2A sequences.」Hum Gene Ther、20(8):845〜860、Kim,J.H.、S.R.Leeら(2011).「High cleavage efficiency of a 2A peptide derived from porcine teschovirus−1 in human cell lines,zebrafish and mice.」PLoS One 6(4):e18556)。切断カセットまたはCHYSEL(シス作用性ヒドロラーゼエレメント)とも呼ばれるこれらのペプチドは、長さがアミノ酸約20個であり、高度に保存的なカルボキシ末端のD−V/I−EXNPGPモチーフを有する(
図2)。このカセットは自然では稀であり、最も一般的には口蹄疫ウイルス(FMDV)、ウマ鼻炎Aウイルス(ERAV)、脳心筋炎ウイルス(EMCV)、ブタテッショウウイルス(PTV)、およびゾセア・アシグナ(Thosea asigna)ウイルス(TAV)などのウイルス中に見つかる(Luke,G.A.、P.de Felipeら(2008).「Occurrence,function and evolutionary origins of ’2A−like’ sequences in virus genomes.」J Gen Virol、89(Pt 4):1036〜1042)。2Aに基づく複数抗原発現戦略を用いて、複数の標的抗原をコードしている遺伝子を、単一のオープンリーディングフレーム中で、2Aカセットによって隔てて一緒に連結させることができる。オープンリーディングフレーム全体を、単一のプロモーターおよびターミネーターと共にベクター内にクローニングすることができる。遺伝子ワクチンが細胞に送達された後、複数の抗原をコードしているmRNAは単一のポリタンパク質として転写および翻訳される。2Aカセットの翻訳中、リボソームはC末端のグリシンとプロリンとの間の結合をスキップする。このリボソームによるスキップは、下流タンパク質から上流タンパク質を開放する、同時翻訳の自己触媒的な「切断」のように作用する。2つのタンパク質抗原間での2Aカセットの取り込みは、上流ポリペプチドのC末端上への約20個のアミノ酸の付加および下流タンパク質のN末端への1つのアミノ酸(プロリン)の付加をもたらす。この方法の適応では、遍在的なプロテアーゼによりカセットが上流タンパク質から切断されるように、プロテアーゼ切断部位を2AカセットのN末端に取り込ませることができる(Fang,J.、S.Yiら(2007).「An antibody delivery system for regulated expression of therapeutic levels of monoclonal antibodies in vivo.」Mol Ther、15(6):1153〜1159)。
【0245】
プラスミド451(PSMA−T2A−PSCA)。重複PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド451を構築した。まず、ヒトPSMAのアミノ酸15〜750をコードしている遺伝子を、プラスミド5166を鋳型として使用し、プライマー119および117を用いたPCRによって増幅した。完全長ヒトPSCAをコードしている遺伝子を、プラスミド5259を鋳型として使用し、プライマー118および120を用いたPCRによって増幅した。PCRにより、PSMAの3’末端およびPSCAの5’末端に重複するTAV 2A(T2A)配列の付加がもたらされた。単位複製配列を一緒に混合し、プライマー119および120を用いたPCRによって増幅した。PSMA−T2A−PSCA単位複製配列をNhe IおよびBgl IIで消化し、同様に消化したプラスミド5166内に挿入した。高い切断効率を促進するために、グリシン−セリンリンカーをPSMAとT2Aカセットとの間に含めた。
【0246】
プラスミド454(PSCA−F2A−PSMA)。PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド454を作製した。まず、完全長ヒトPSCAをコードしている遺伝子を、プラスミド5259を鋳型として使用し、プライマー42および132を用いたPCRによって増幅した。単位複製配列をBamH Iで消化し、同様に消化した、CIPで処理したプラスミド5300内に挿入した。高い切断効率を促進するために、グリシン−セリンリンカーをPSCAとFMDV 2A(F2A)カセットとの間に含めた
【0247】
プラスミド5300(PSA−F2A−PSMA)。重複PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド5300を構築した。まず、PSAのアミノ酸25〜261をコードしている遺伝子を、プラスミド5297から、プライマーMD1およびMD2を用いたPCRによって増幅した。ヒトPSMAのアミノ酸15〜750をコードしている遺伝子を、プラスミド5166から、プライマーMD3およびMD4を用いたPCRによって増幅した。PCRにより、PSAの3’末端およびPSMAの5’末端に重複するF2A配列の付加がもたらされた。単位複製配列を一緒に混合し、PCRによって伸長させた。PSA−F2A−PSMA単位複製配列をNhe IおよびBgl IIで消化し、同様に消化したプラスミドpPJV7563内に挿入した。
【0248】
4A3.内部リボソーム進入部位を利用した二重抗原構築体
一般戦略:複数のタンパク質抗原を単一のプラスミドまたはベクターから発現させるための第3の戦略は、内部リボソーム進入部位、すなわちIRESの使用を含む。内部リボソーム進入部位は、特定のRNA分子の5’非翻訳領域中に見つかるRNAエレメント(
図3)である(Bonnal,S.、C.Boutonnetら(2003).「IRESdb:the Internal Ribosome Entry Site database.」Nucleic Acids Res、31(1):427〜428)。これらは、真核リボソームをRNAへと誘引して、下流のオープンリーディングフレームの翻訳を促進する。通常の細胞性7−メチルグアノシンcap依存性翻訳とは異なり、IRES媒介性翻訳は、RNA分子のはるか内部にあるAUGコドンを開始させることができる。複数シストロン発現ベクター中で使用するために、効率の高いプロセッシングを利用することができる(Bochkov,Y.A.およびA.C.Palmenberg(2006).「Translational efficiency of EMCV IRES in bicistronic vectors is dependent upon IRES sequence and gene location.」Biotechniques、41(3):283〜284、286、288)。典型的には、2つの導入遺伝子は、ベクター内のプロモーターと転写ターミネーターとの間に、IRESによって隔てられた2つの別々のオープンリーディングフレームとして挿入する。遺伝子ワクチンが細胞に送達された後、両方の導入遺伝子をコードしている単一の長い転写物が転写される。第1のORFは伝統的なcap依存性様式で翻訳され、IRESの上流のストップコドンで終結する。第2のORFは、IRESを使用してcap非依存性様式で翻訳される。このようにして、2つの独立したタンパク質を、単一の発現カセットを有するベクターから転写された単一のmRNAから生成することができる。
【0249】
プラスミド449(PSMA−mIRES−PSCA)。重複PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド449を構築した。まず、完全長ヒトPSCAをコードしている遺伝子を、プラスミド5259から、プライマー124および123を用いたPCRによって増幅した。最小限のEMCV IRESを、pShuttle−IRESから、プライマー101および125を用いたPCRによって増幅した。重複する単位複製配列を一緒に混合し、プライマー101および123を用いたPCRによって増幅した。IRES−PSCA単位複製配列をBgl IIおよびBamH Iで消化し、Bgl IIで消化し、CIPで処理したプラスミド5166内に挿入した。IRES内の自発性突然変異を固定するために、Avr IIからKpn Iの配列を含有するIRESをpShuttle−IRESからの等価の断片で置き換えた。
【0250】
プラスミド603(PSCA−pIRES−PSMA)。PCRおよびシームレスクローニングの技法を使用してプラスミド603を構築した。好ましいEMCV IRESにその3’末端で付着した完全長ヒトPSCAをコードしている遺伝子を、プラスミド455から、プライマーSD546およびSD547を用いたPCRによって増幅した。ヒトPSMAのアミノ酸15〜750をコードしている遺伝子を、プラスミド5166から、プライマーSD548およびSD550を使用したPCRによって増幅した。2つの重複PCR単位複製配列を、Nhe IおよびBgl IIで消化したpPJV7563内に、製造者の指示(Invitrogen、カリフォルニア州Carlsbad)に従ったシームレスクローニングによって挿入した。
【0251】
プラスミド455(PSCA−mIRES−PSA)。重複PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド455を構築した。まず、ヒトPSAのアミノ酸25〜261をコードしている遺伝子を、プラスミド5297から、プライマー115および114を用いたPCRによって増幅した。最小限のEMCV IRESを、pShuttle−IRESから、プライマー101および116を用いたPCRによって増幅した。重複する単位複製配列を一緒に混合し、プライマー101および114を用いたPCRによって増幅した。IRES−PSA単位複製配列をBgl IIおよびBamH Iで消化し、Bgl IIで消化し、CIPで処理したプラスミド5259内に挿入した。このクローン内の自発性突然変異を固定するために、Bgl IIからBstE IIの配列を新鮮な重複PCR反応からの等価の断片で置き換えた。
【0252】
(実施例4B)
三重抗原DNA構築体
一般戦略。PSMA、PSCA、および/またはPSAの発現を指示する二重抗原発現ベクターの能力を、形質移入したHEK293細胞において特徴づけた(
図4〜6)。PSA−F2A−PSMA、PSMA−mIRES−PSCA、PSMA−T2A−PSCA、PSA−T2A−PSCA、PSCA−F2A−PSMA、PSCA−pIRES−PSMA、およびPSMA−mIRES−PSAを含めたいくつかの二重抗原発現カセットを、様々な組合せで三重抗原発現ベクター内に取り込ませるために選択した。すべての事例において、ベクターは親pPJV7563プラスミド主鎖に基づくものであった。4つのベクター(プラスミド456、457、458、および459)では、3つすべての抗原の発現を駆動するために、ウサギBグロブリン転写ターミネーターを有する単一の完全CMVプロモーターを利用した。2つの他のベクター(プラスミド846および850)では、3つの抗原の発現を駆動するために、IRESまたは2Aのどちらかと組み合わせた二重プロモーター戦略を組み入れた。プラスミド/ベクターの増幅中の第1および第2のカセットの間の組換えの可能性を最小限にするために、複数の2Aカセットを有するベクターは、異なるカセットを保有するように操作した。抗原発現はフローサイトメトリー(
図7)およびウエスタンブロッティング(
図8)によって実証された。
【0253】
プラスミド456(PSA−F2A−PSMA−mIRES−PSCA)。プラスミド456を制限断片交換によって構築した。プラスミド5300をNhe IおよびHpa Iで消化し、約1.8kbの挿入物を、同様に消化したプラスミド449内にライゲーションした。
【0254】
プラスミド457(PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCA)。プラスミド457を制限断片交換によって構築した。プラスミド5300をNhe IおよびHpa Iで消化し、約1.8kbの挿入物を、同様に消化したプラスミド451内にライゲーションした。
【0255】
プラスミド458(PSA−T2A−PSCA−F2A−PSMA)。PCRおよび制限断片交換の技法を使用してプラスミド458を構築した。ヒトPSAのアミノ酸25〜261をコードしている遺伝子を、プラスミド5297から、プライマー119および139を用いたPCRによって増幅し、3’末端にT2A配列およびNhe I制限部位の付加がもたらされた。単位複製配列をNhe Iで消化し、同様に消化したプラスミド454内に挿入した。
【0256】
プラスミド459(PSCA−F2A−PSMA−mIRES−PSA)。プラスミド459を制限断片交換によって構築した。プラスミド454をNhe IおよびBgl IIで消化し、PSCA−F2A−PSMA含有挿入物を、同様に消化したプラスミド455内にライゲーションした。
【0257】
プラスミド846(CBA−PSA、CMV−PSCA−pIRES−PSMA)。PCRおよびシームレスクローニングの技法を使用してプラスミド846を構築した。まず、1)ニワトリベータアクチン(CBA)遺伝子からのプロモーターおよび5’非翻訳領域、2)ハイブリッドニワトリベータアクチン/ウサギベータグロビンのイントロン、3)ヒトPSAのアミノ酸25〜261をコードしている遺伝子、ならびに4)ウシ成長ホルモンターミネーターからなる発現カセットを合成した。このPSA発現カセットを、プラスミド796から、プライマー3SalICBAおよび5SalIBGHを用いたPCRによって増幅した。単位複製配列を、GeneArtシームレスクローニングおよびアセンブリキット(Invitrogen、カリフォルニア州Carlsbad)を使用して、プラスミド603のSalI部位内にクローニングした。このプラスミドが細胞内に送達された後、PSAの発現はCBAプロモーターから駆動される一方で、PSCAおよびPSMAの発現はCMVプロモーターから駆動される。
【0258】
プラスミド850(CBA−PSA、CMV−PSCA−F2A−PSMA)。PCRおよびシームレスクローニングの技法を使用してプラスミド850を構築した。まず、CBAプロモーターに駆動されるPSA発現カセットを、プラスミド796から、プライマー3SalICBAおよび5SalIBGHを用いたPCRによって増幅した。単位複製配列を、GeneArtシームレスクローニングを使用して、プラスミド454のSalI部位内にクローニングした。このプラスミドが細胞内に送達された後、PSAの発現はCBAプロモーターから駆動される一方で、PSCAおよびPSMAの発現はCMVプロモーターから駆動される。
【0259】
【表21】
【0260】
【表22】
【0261】
(実施例4C)
三重抗原アデノウイルス構築体
一般戦略。DNAプラスミドと同様、ウイルスワクチンベクターも、複数の前立腺がん抗原を送達するために操作することができる。DNAワクチンについて上述した3つの複数抗原発現戦略、すなわち、二重プロモーター、2Aペプチド、および内部リボソーム進入部位を様々な組合せで組み入れて、三重抗原アデノウイルスベクターを作製した。手短に述べると、複数抗原発現カセットを、2コピーのテトラサイクリンオペレーター配列(TetO2)を保有するように改変したpShuttle−CMVプラスミド内にクローニングした。組換えアデノウイルス血清型5ベクターを、AdEasyベクター系を使用して、製造者のプロトコル(Agilent Technologies,Inc.、カリフォルニア州Santa Clara)に従って作製した。ウイルスをHEK293細胞中で増幅し、標準のプロトコルに従った二重塩化セシウムバンド形成によって精製した。in vivo研究の前に、ウイルスストックをウイルス粒子の濃度、感染力の力価、無菌性、内毒素、遺伝子および導入遺伝子の完全性、導入遺伝子の正体、ならびに発現について徹底的に特徴づけた。
【0262】
アデノウイルス−733(PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCA)。Ad−733はプラスミド457のウイルス均等物である。3つの抗原の発現は、大スケール産生中に導入遺伝子の発現を抑圧するためのテトラサイクリンオペレーターを用いて、Tetリプレッサーを発現するHEK293系中で、単一のCMVプロモーターから駆動される。複数抗原発現戦略には2つの異なる2A配列が含まれる。
【0263】
アデノウイルス−734(PSA−T2A−PSCA−F2A−PSMA)。Ad−734はプラスミド458のウイルス均等物である。3つの抗原の発現は、大スケール産生中に導入遺伝子の発現を抑圧するためのテトラサイクリンオペレーターを用いて、Tetリプレッサーを発現するHEK293系中で、単一のCMVプロモーターから駆動される。複数抗原発現戦略には2つの異なる2A配列が含まれる。
【0264】
アデノウイルス−735(PSCA−F2A−PSMA−mIRES−PSA)。Ad−735はプラスミド459のウイルス均等物である。3つの抗原の発現は、大スケール産生中に導入遺伝子の発現を抑圧するためのテトラサイクリンオペレーターを用いて、Tetリプレッサーを発現するHEK293系中で、単一のCMVプロモーターから駆動される。複数抗原発現戦略には1つの2A配列および1つのIRESが含まれる。
【0265】
アデノウイルス−796(CBA−PSA、CMV−PSCA−pIRES−PSMA)。Ad−796はプラスミド846のウイルス均等物である。PSAの発現はニワトリベータアクチンプロモーターから駆動される一方で、PSCAおよびPSMAの発現はCMV−TetO2プロモーターから駆動される。複数抗原発現戦略には2つのプロモーターおよび1つのIRESが含まれる。
【0266】
アデノウイルス−809(CBA−PSA、CMV−PSCA−F2A−PSMA)。Ad−809はプラスミド850のウイルス均等物である。PSAの発現はニワトリベータアクチンプロモーターから駆動される一方で、PSCAおよびPSMAの発現はCMV−TetO2プロモーターから駆動される。複数抗原発現戦略には2つのプロモーターおよび1つの2A配列が含まれる。
【0267】
(実施例5)
三重抗原DNAワクチンの免疫原性
実施例5は、PSMA、PSCAおよびPSAを発現する三重抗原核酸ワクチン構築体の、3つすべてのコードされている前立腺抗原に対して抗原特異的TおよびB細胞応答を誘発する能力を例示している。
【0268】
細胞性免疫応答の研究。実施例5に記載したPSMA、PSCAおよびPSAを含有する三重抗原構築体の免疫原性を、以下に記載の手順に従ってC57BL/6マウスにおいて研究した。
【0269】
雌C57BL/6マウスを0日目にプライミングし、ヒトPSMA、PSCAおよびPSA抗原をコードしているDNAワクチン構築体を用いて、PMED投与によって、14、28および49日目にブーストした。標的タンパク質を同時発現した3つのDNAワクチンおよび1つの同時配合手法を含めた、合計4つの異なる三重抗原ワクチン接種戦略を評価した。同時発現には、2Aペプチドまたは内部リボソーム進入部位(IRES)によって連結された、3つすべての前立腺抗原をコードしている単一のDNAプラスミドを以下のように使用した:PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCA(プラスミドID#457)、PSA−T2A−PSCA−F2A−PSMA(プラスミドID#458)、およびPSCA−F2A−PSMA−IRES−PSA(プラスミドID#459)。同時配合手法には、それぞれ個々にPSMA、PSCAまたはPSAをコードしている3つの異なるDNAプラスミドをPMED送達のために単一の金粒子上に同時配合した。同時配合を例外として、同時発現を制御するDNAエレメント(2AおよびIRES)は、長さ、導入遺伝子の発現効率、および標的導入遺伝子に付着している外来遺伝物質の存在が異なる。対照として、C57BL/6マウスに、PSMA、PSCAまたはPSAのいずれかの単一の前立腺抗原を発現するDNAをワクチン接種した。同時発現させた三重または単一抗原DNAワクチンでは1回のPMED投与あたり2μgの用量のDNAワクチンプラスミドを与えた一方で、1回のPMED投与あたりそれぞれ1μgの同時配合した三重抗原DNAワクチン(合計3μg)を投与した。三重および単一抗原ワクチンに対する細胞性免疫応答は、最後のPMEDワクチン接種の7日後である56日目にそれぞれの動物から脾臓を採取することによって測定した。脾細胞を単離し、IFN−γ ELISPOTアッセイに供して、PSMA、PSCAおよびPSAに特異的なT細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの2×10
5個の脾細胞/ウェルを、単一のヒト前立腺抗原もしくはPSMA、PSCAおよびPSAを一緒に安定して発現する5×10
4個/ウェルのTRAMP−C2(トランスジェニック腺癌マウス前立腺)細胞と共に、または10μg/mlの個々もしくはヒトPSMA、PSCAおよびPSAに特異的なペプチドのプール(ペプチドおよびペプチドプールの組成には表22を参照)と共に、または対照としての培地単独で播種した。各条件を3つ組で行った。プレートを20時間、37℃および5%CO
2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFN−γスポット形成細胞(SFC)の数をCellular Technology Ltd.(CTL)リーダーによって計数した。結果を
図9および10に提示し、これは、1×10
6個の脾細胞に対して正規化した、PSMA、PSCAまたはPSAに特異的なSFCの平均数±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0270】
【表23】
【0271】
抗体応答研究。三重および単一抗原ワクチンに対する抗体応答は、最後のPMEDワクチン接種の7日後である56日目にそれぞれの動物から血清を採取することによって測定した。血清を酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)に供して、抗PSMAおよび抗PSCA抗体価を決定した。手短に述べると、ELISAプレートを1μg/mlのヒトPSMAまたはPSCAでコーティングし、終夜、4℃でインキュベーションした。その後、プレートを遮断し、RTで1時間、1%のウシ血清アルブミン(BSA)と共にインキュベーションした。それぞれの血清試料を、1:100希釈で開始して2つ組で段階希釈し、1時間、RTでインキュベーションした。洗浄後、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)とコンジュゲートしたヤギ抗マウスポリクローナルIgG抗体をRTで1時間インキュベーションした。洗浄後、TMBペルオキシダーゼEIA基質をRTで30分間インキュベーションした。1Nの硫酸を加えることによって比色反応を停止させ、その後、吸光度を450nmで読み取った。滴定曲線をそれぞれの血清試料についてプロットした(試料の希釈率対吸光度)。その後、血清力価(続いて力価の逆数への変換)を、検出下限(LLOD、バックグラウンド+3標準偏差)を超える光学密度(OD)値を有する、試験したうち最も希釈された血清試料、または1.0のOD値が達成されるように計算した血清希釈率として採用した。結果を
図11および12に提示し、これは、平均力価±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0272】
また、血清を、適切な細胞系の細胞表面上で発現されるヒトPSMAまたはPSCAのどちらかに対する抗体結合を測定し、したがって、複数抗原ワクチンによって産生された抗体が、それぞれネイティブPSMAおよびPSCAのコンホメーションを認識することができるかどうかを決定するための蛍光活性化細胞分取(FACS)アッセイにも供した。LNCaP(ヒト前立腺腺癌)細胞を利用して、ネイティブPSMAに対する抗体結合を測定した。PC3(ヒト前立腺がん)細胞は、ヒトPSMAを発現しないため、FACSアッセイにおける対照として役割を果たした。ヒトPSCAを発現するアデノウイルス(Ad−PSCA)を形質導入したMIA−PaCa−2(ヒト膵癌)細胞を利用して、ネイティブPSCAに対する抗体結合を測定した。形質導入していないMIA−PaCa−2細胞は対照として役割を果たした。手短に述べると、抗PSMA抗体結合を測定するために、2×10
5個のLNCaPまたはPC3細胞を、1:100希釈のマウス血清または15μg/mlの対照マウス−抗ヒトPSMAモノクローナル抗体(mAb)(クローンJ591−A)と共に20分間、4℃でインキュベーションした。抗PSCA抗体結合を測定するために、2×10
5個のAd−PSCAを形質導入したおよび形質導入していないMIA−PaCa−2細胞を、1:30希釈のマウス血清または4μg/mlの対照マウス抗ヒトPSCA mAb(クローン7F5)と共に20分間、4℃でインキュベーションした。続いて、細胞を洗浄し、二次フィコエリスリン(PE)とコンジュゲートしたヤギ−抗マウスIgG抗体およびlive/dead色素と共にさらに20分間、4℃でインキュベーションした。インキュベーション後、細胞を洗浄し、1.5%のパラホルムアルデヒド中に再懸濁させ、10,000個の生細胞がFACS Canto II上で獲得された。結果を
図13および14に提示し、これは、1群あたり5匹のマウスの二次抗マウス抗体単独に対するマウス血清の平均蛍光強度(MFI)の平均倍数変化±標準偏差を示す。PSAは本研究において調査した複数抗原ワクチンによって細胞質タンパク質として発現されたため、抗体価は測定しなかった。
【0273】
結果:
図9A〜9Dは、IFN−γ ELISPOTアッセイによって三重抗原ワクチンの細胞性免疫応答を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。最後のPMEDワクチン接種の7日後である56日目に、内在性前立腺抗原の認識を、(A)TRAMP C2−PSMA、(B)TRAMP C2−PSCA、(C)TRAMP C2−PSA、および(D)TRAMP C2−PSMA−PSA−PSCA細胞に対するT細胞応答をIFN−γ ELISPOTアッセイによって検査することによって評価した。TRAMP C2細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。内在性PSMAに対するIFN−γ T細胞応答では、単一のPSMA PMEDワクチン接種の後にTRAMP C2−PSMAに対する有意な応答が観察され、これは、他の研究で見られた応答と一貫していた。TRAMP C2−PSMAに対する同様のPSMAに特異的なIFN−γ T細胞応答が、三重抗原ワクチン接種の後に検出された。対照的に、応答の完全な消失が同時配合したPSMAとPSCAとPSAのワクチン接種の後に観察された(
*は二方向ANOVAによってp<0.05であることを示す)。内在性PSCAに対するIFN−γ T細胞応答では、単一のPSCAワクチンを4つの異なる三重抗原ワクチンと比較した場合に、TRAMP C2−PSCA細胞に対する応答に有意差は観察されなかった。内在性PSAに対するIFN−γ T細胞応答では、PSCA−F2A−PSMA−IRES−PSA(
***は二方向ANOVAによってp<0.001であることを示す)または同時配合したワクチン(
*は二方向ANOVAによってp<0.05であることを示す)のどちらかに対する単一のPSAワクチンの免疫原性を比較した場合に、TRAMP C2−PSAに対する応答規模の有意な減少が検出された。TRAMP C2−PSMA−PSCA−PSAに対する応答を検査した際に、PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAワクチンの後に最高規模のIFN−γ T細胞応答が観察された。まとめると、これらのデータは、内在性PSMA、PSCAおよびPSAの認識、ならびに同時発現DNAワクチン接種戦略を使用した、特にPSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAワクチン構築体を用いた場合の3つすべての前立腺抗原に対する抗原特異的T細胞応答の生成を実証している。しかし、同時配合DNAワクチン接種戦略は、PSMAおよびPSAに対する抗原特異的IFN−γ T細胞応答の損失をもたらした。
【0274】
図10A〜10Dは、IFN−γ ELISPOTアッセイによって三重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、(A)PSMAペプチド、(B)PSMAペプチドプール、(C)PSCAペプチド、および(D)PSAペプチド(表22を参照)に対するT細胞応答をIFN−γ ELISPOTアッセイによって評価した。培地単独はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。個々およびPSMAペプチドプールの両方に対するIFN−γ T細胞応答では、PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCA三重抗原ワクチンを投与した後に、単一のPSMAワクチンと比較して最高規模の応答が観察された。同様に、PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAワクチンを投与した後に、PSCAおよびPSAに特異的なペプチドに対して最高規模のIFN−γ T細胞応答が検出された。同時配合したPSMAとPSCAとPSAのワクチンは、PSMA特異的ペプチドに対して低いT細胞応答から応答なしをもたらし、PSCAおよびPSAに特異的なペプチドに対して低規模の応答をもたらした。また、これらのデータは、同じワクチン構築体から同時発現させた場合にPSMA、PSCAおよびPSAに対するT細胞応答の生成も実証している。PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAのワクチン接種の後に3つすべての前立腺抗原に対して一貫した頑強なIFN−γ T細胞応答が存在しており、PSA−T2A−PSCA−F2A−PSMA、PSMA−F2A−PSMA−IRES−PSA、および同時配合したPSMAとPSCAとPSAのワクチン接種の後に前立腺抗原に対するIFN−γ T細胞応答の規模の有意な減少が存在していた。
【0275】
図11は、抗PSMA抗体価によって三重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、血清抗PSMA抗体価をELISAによって評価した。PSMAをワクチン接種したすべての動物が有意な抗PSMA抗体価を生成した。力価間に有意差はなかったが、PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAを用いたワクチン接種は、PSMAをワクチン接種した他の群よりもわずかに低い力価をもたらした。これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン戦略の両方を使用した、三重抗原ワクチン接種の後の抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0276】
図12は、抗PSCA抗体価によって三重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、血清抗PSCA抗体価をELISAによって評価した。抗体価を、PSCA単独および同時配合したPSMAとPSCAとPSAをワクチン接種したマウスにおいて検出した。これらの結果は、PSMA、PSCAおよびPSAの同時配合が、同時発現DNAワクチン接種戦略と比較して検出可能な抗PSCA抗体価を誘発することを示している。
【0277】
図13は、抗PSMA抗体細胞表面結合によって三重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、細胞表面ネイティブPSMAの認識を、LNCaPおよびPC3細胞との血清抗体結合によって評価した。PC3細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。PSA−F2A−PSMA−T2A−PSCAのワクチン接種は、PSA−T2A−PSCA−F2A−PSMAおよびPSMA単独をワクチン接種したマウスよりも有意に低いLNCaP細胞に対する結合能力を有する抗PSMA抗体をもたらした(
*は一方向ANOVAによってp値<0.05であることを示す)。すべての他のPSMAをワクチン接種した群は抗PSMA抗体結合に有意差を示さなかった。J591−A mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は45.3であった(データ示さず)。全体的に、これらのデータは、同時発現および同時配合DNAワクチン接種戦略の両方を使用した、三重抗原ワクチン接種の後の、ネイティブPSMAを認識する抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0278】
図14は、抗PSCA抗体細胞表面結合によって三重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、細胞表面ネイティブPSCAの認識を、Ad−PSCAを形質導入したおよび形質導入していないMIA−PaCa−2細胞との血清抗体結合によって評価した。形質導入していない親細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。単一のPSMAおよび単一のPSAサイトワクチンを例外として、PSCAを用いたすべてのワクチンレジメンは、親細胞と比較して、Ad−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞との有意な抗PSCA抗体結合をもたらした。PSCAをワクチン接種した群間で、Ad−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞との抗PSCA抗体結合に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。7F5 mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は18.7であった(データ示さず)。全体的に、これらのデータは、同時発現および同時配合DNAワクチン接種戦略の両方を使用した、三重抗原ワクチン接種の後の、ネイティブPSCAを認識する抗PSCA特異的抗体の産生を実証している。
【0279】
(実施例6)
二重抗原ワクチンの免疫原性
以下の実施例は、2つの前立腺抗原を発現する二重抗原ワクチンの、2つのコードされている前立腺抗原に対する抗原特異的TおよびB細胞応答を誘発する能力を例示するために提供する。
【0280】
6A.C57BL/6におけるPSMAおよびPSCAを含有する二重抗原ワクチンの免疫原性:
研究手順。
細胞性免疫応答研究。雌C57BL/6マウスを0日目にプライミングし、ヒトPSMAおよびPSCAを発現するDNAを用いて、PMED表皮注射によって、14、28、42および70日目にブーストした。抗原を同時発現した4つのDNAワクチンおよび1つの同時配合手法を含めた、合計5つの異なる二重抗原DNAワクチン接種戦略を評価した。同時発現には、二重プロモーター、2AペプチドまたはIRESによって連結された、2つの前立腺抗原であるPSMAおよびPSCAをコードしている単一のDNAワクチンプラスミドを投与した。これらには、PSMA−PSCA二重プロモーター(プラスミドID#460)、PSMA−T2A−PSCA(プラスミドID#451)、PSCA−F2A−PSMA(プラスミドID#454)およびPSCA−IRES−PSMA(プラスミドID#603)が含まれていた。同時配合には、PSMAおよびPSCAをそれぞれ個々にコードしている2つの異なるDNAプラスミドを、PMED送達のために単一の金粒子上に同時配合した。同時配合を例外として、同時発現を制御するDNAエレメント(二重プロモーター、2AおよびIRES)は、長さ、導入遺伝子の発現効率、および標的導入遺伝子に付着している外来遺伝物質の存在が異なる。対照として、C57BL/6マウスに、PSMAまたはPSCAの単一の前立腺抗原を発現するDNAをワクチン接種した。同時発現させた二重または単一抗原DNAワクチンでは1回のPMED投与あたり2μgの合計用量のDNAワクチンを与えた一方で、同時配合ではそれぞれ2μgのDNAワクチンプラスミド(1回の投与あたり合計4μgのDNA)を与えた。二重および単一抗原ワクチンの細胞性免疫応答は、最後のPMEDワクチン接種の7日後である77日目にそれぞれの動物から脾臓を採取することによって測定した。脾細胞を単離し、IFN−γ ELISPOTアッセイに供して、PSMAおよびPSCAに特異的なT細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの2×10
5個の脾細胞/ウェルを、単一の内在性ヒト前立腺抗原もしくはPSMA、PSCAおよびPSAを一緒に発現する5×10
4個/ウェルのTRAMP−C2細胞と共に、または10μg/mlの個々もしくはヒトPSMAおよびPSCAに特異的なペプチドのプール(ペプチドおよびペプチドプールの組成には表22を参照)と共に、または対照としての培地単独で播種した。各条件を3つ組で行った。プレートを20時間、37℃および5%CO
2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFN−γ SFCの数をCTLリーダーによって計数した。結果を
図15および16に提示し、これは、1×10
6個の脾細胞に対して正規化した、PSMAまたはPSCAに特異的なSFCの平均数±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0281】
抗体応答研究。二重および単一抗原ワクチンに対する抗体応答は、最後のPMEDワクチン接種の7日後である77日目にそれぞれの動物から血清を採取することによって測定した。血清中の抗PSMAおよび抗PSCA抗体価は、実施例5に記載のようにELISAを使用して決定した。結果を
図17および18に提示し、これは、平均力価±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0282】
また、血清を、適切な細胞系の細胞表面上で発現されるヒトPSMAまたはPSCAのどちらかに対する抗体結合を測定し、したがって、複数抗原ワクチンによって産生された抗体が、それぞれネイティブPSMAおよびPSCAのコンホメーションを認識することができるかどうかを決定するためのFACSアッセイにも供した。PSAは本研究において調査した複数抗原ワクチンによって細胞質タンパク質として発現されたため、細胞表面ネイティブPSAに対する抗体結合は測定しなかった。FACSアッセイは、実施例5に記載の手順に従って実施した。
図19および20に提示する結果は、1群あたり5匹のマウスの二次抗マウス抗体単独に対するマウス血清のMFIの平均倍数変化±標準偏差を示す。PSAは本研究において調査した複数抗原ワクチンによって細胞質タンパク質として発現されたため、細胞表面ネイティブPSAに対する抗体価および結合は測定しなかった。
【0283】
結果。
図15A〜15Cは、IFN−γ ELISPOTアッセイによって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、内在性PSMAおよびPSCAの認識を、(A)TRAMP C2−PSMA、(B)TRAMP C2−PSCA、および(C)TRAMP C2−PSMA−PSA−PSCA細胞に対するT細胞応答をIFN−γ ELISPOTアッセイによって検査することによって評価した。TRAMP C2細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。内在性PSMAに対するIFN−γ T細胞応答では、応答TRAMP C2−PSMAの規模は、PSMA単独を用いたワクチン接種と比較して、PSMA−PSCA二重プロモーター、PSMA−T2A−PSCA、PSCA−IRES−PSMAおよび同時配合したPSMAとPSCAを用いたワクチン接種後に有意に減少していた(
**および
***は、二方向ANOVAによってそれぞれp値<0.01および<0.001であることを示す)。しかし、PSCA−F2A−PSMAワクチン構築体は、単一のPSMAワクチンとしてのTRAMP C2−PSMA細胞と同様の規模のIFN−γ T細胞応答を誘発した。内在性PSCAに対するIFN−γ T細胞応答では、PSCAワクチン単独と比較して、PSMA−PSCA二重プロモーター、PSCA−F2A−PSMA、PSCA−IRES−PSMAおよび同時配合したPSMAとPSCAを含めた二重抗原ワクチンのうちのいくつかを用いたワクチン接種の後に、有意に増加した応答が観察された(
*、
**および
***は、二方向ANOVAによってそれぞれp値<0.05、0.01および0.001であることを示す)。PSCA−T2A−PSMAワクチン構築体は、単一のPSCAワクチンとしてのTRAMP C2−PSCA細胞と同様の規模のIFN−γ T細胞応答を誘発した。IFN−γ T細胞応答をTRAMP C2−PSMA−PSA−PSCAと比較すると、異なる二重抗原ワクチンをワクチン接種した群間に有意差はなかった。まとめると、これらのデータは、同時発現および同時配合DNAワクチン接種戦略の両方を使用した、二重抗原ワクチン接種の後のPSMAおよびPSCAに特異的なT細胞応答の生成を実証している。
【0284】
図16A〜16Cは、IFN−γ ELISPOTアッセイによって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、(A)PSMAペプチド、(B)PSMAペプチドプール、および(C)PSCAペプチド(表22を参照)に対するT細胞応答をIFN−γ ELISPOTアッセイによって評価した。培地単独はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。個々およびPSMAペプチドプールの両方に対するIFN−γ T細胞応答では、PSMA−T2A−PSCAおよびPSCA−F2A−PSMA二重抗原ワクチン接種の後に、単一のPSMAワクチンと比較して最高規模の応答が観察された。PSMA−PSCA二重プロモーター、PSCA−IRES−PSMAおよび同時配合したPSMAとPSCAを用いたワクチン接種の後に、個々のPSMAペプチドに対するIFN−γ T細胞応答の有意な低下が観察された。PSCA特異的ペプチドに対するIFN−γ T細胞応答は、異なる二重抗原ワクチンをワクチン接種した群間で類似していた。また、これらのデータは、同じDNAワクチン構築体上で同時発現させた場合、または同時配合物として送達した場合に、PSMAおよびPSCAの両方に対するT細胞応答の生成も実証している。
【0285】
図17は、抗PSMA抗体価によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、血清抗PSMA抗体価をELISAによって評価した。PSMAをワクチン接種したすべての動物が有意な抗PSMA抗体価を生成した。二重ワクチン構築体であるPSCA−F2A−PSMAおよび単一のPSMAワクチンをワクチン接種したマウスは、PSMAをワクチン接種したマウスのすべての他の群よりも有意に高い抗体価を生じた(一方向ANOVA、p値<0.05)。PSMA−PSCA二重プロモーターおよび同時配合したPSMAとPSCAを用いたワクチン接種は、PSMA−T2A−PSCAワクチンを受けたマウスよりも高い抗体価をもたらした。まとめると、これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン接種戦略の両方を使用した、PSMAおよびPSCAを用いた二重抗原DNAワクチン接種の後の抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0286】
図18は、抗PSCA抗体価によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、血清抗PSCA抗体価をELISAによって評価した。同時配合したPSMAとPSCAおよび単一のPSCAワクチンをワクチン接種したマウスは、PSCAをワクチン接種したマウスのすべての他の群よりも有意に高い抗体価を生じた(一方向ANOVA)。PSMA−PSCA二重プロモーターを用いたワクチン接種は、PSMA−T2A−PSCA、PSCA−F2A−PSMAおよびPSCA−IRES−PSMAを用いたワクチン接種よりも高い抗体価をもたらした。これらの結果は、PSMAおよびPSCAの同時発現または同時配合が抗PSCA抗体を誘発することを示している。
【0287】
図19は、抗PSMA抗体細胞表面結合によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、細胞表面ネイティブPSMAの認識を、LNCaPおよびPC3細胞との血清抗体結合によって評価した。PC3細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。単一のPSCAワクチンを例外として、PSMAを用いたすべてのワクチンレジメンは、対照PC3細胞と比較してLNCaP細胞との有意な抗PSMA抗体結合をもたらした。PSMAをワクチン接種した群間で、LNCaP細胞との抗PSMA抗体結合に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。J591−A mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は45.3であった(データ示さず)。これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン接種戦略の両方を使用した、二重抗原DNAワクチン接種の後の、ネイティブPSMAを認識する抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0288】
図20は、抗PSCA抗体細胞表面結合によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28、42および70日目にPMEDでブーストした。77日目に、細胞表面ネイティブPSCAの認識を、Ad−PSCAを形質導入したおよび形質導入していないMIA−PaCa−2細胞との血清抗体結合によって評価した。形質導入していない親細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。単一のPSMAワクチンを例外として、PSCAを用いたすべてのワクチンレジメンは、対照細胞と比較して、Ad−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞との有意な抗PSCA抗体結合をもたらした。PSCAをワクチン接種した群間で、Ad−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞との抗PSCA抗体結合に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。7F5 mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は18.7であった(データ示さず)。全体的に、これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン接種戦略の両方を使用した、二重抗原DNAワクチン接種の後の、ネイティブPSCAを認識する抗PSCA特異的抗体の産生を実証している。
【0289】
6B.C57BL/6における、PSMAとPSAまたはPSCAとPSAのどちらかを含有する二重抗原ワクチンの免疫原性
研究手順。
細胞性免疫応答研究。雌C57BL/6マウスを0日目にプライミングし、ヒトPSMA、PSCAおよびPSAを発現するDNAを用いて、PMED表皮注射によって、14および28日目にブーストした。2つの同時発現手法および2つの同時配合戦略を含めた、合計4つの異なる二重抗原ワクチン戦略を評価した。同時発現には、2Aペプチドによって連結された、2つの前立腺抗原であるPSMAおよびPSAをコードしている単一のDNAプラスミド(プラスミドID#5300)、またはIRESによって連結されたPSCAおよびPSA(プラスミドID#455)を投与した。同時配合には、PSMA、PSCAまたはPSAを個々にコードしているプラスミドを、PMED送達のために単一の金粒子上に同時配合した。具体的には、これらには、同時配合したPSMAとPSAおよび同時配合したPSCAとPSAが含まれていた。対照として、C57BL/6マウスに、PSMA、PSCAまたはPSAの単一の前立腺抗原を発現するDNAをワクチン接種した。同時発現させた二重または単一抗原ワクチンでは1回のPMED投与あたり2μgの用量のDNAを与えた一方で、同時配合ではそれぞれ2μgのDNAワクチンプラスミド(1回の投与あたり合計4μgのDNA)を与えた。二重および単一抗原ワクチンの細胞性免疫応答は、35日目にそれぞれの動物から脾臓を採取することによって測定した。脾細胞を単離し、IFN−γ ELISPOTアッセイに供して、PSMA、PSCAおよびPSAに特異的なT細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの2×10
5個の脾細胞/ウェルを、単一の内在性ヒト前立腺抗原もしくはPSMA、PSCAおよびPSAを一緒に発現する5×10
4個/ウェルのTRAMP−C2細胞と共に、または10μg/mlの個々もしくはヒトPSMA、PSCAおよびPSAに特異的なペプチドのプール(ペプチドおよびペプチドプールの組成には表22を参照)と共に、または対照としての培地単独で播種した。各条件を3つ組で行った。プレートを20時間、37℃および5%CO
2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFN−γ SFCの数をCTLリーダーによって計数した。結果を
図21および22に提示し、これは、1×10
6個の脾細胞に対して正規化した、PSMA、PSCAおよびPSAに特異的なSFCの平均数±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0290】
抗体応答研究。雌C57BL/6マウスを0日目にプライミングし、ヒトPSMA、PSCAおよびPSAを発現するDNAを用いて、PMEDによって、14、28および49日目にブーストした。二重および単一抗原ワクチンに対する抗体応答は、最後のPMEDワクチン接種の7日後である56日目にそれぞれの動物から血清を採取することによって測定した。血清中の抗PSMAおよび抗PSCA抗体価は、実施例5に記載のようにELISAアッセイを使用して決定した。結果を
図23および24に提示し、これは、平均力価±1群あたり5匹のマウスの標準偏差を示す。
【0291】
また、血清を、適切な細胞系の細胞表面上で発現されるヒトPSMAまたはPSCAのどちらかに対する抗体結合を測定し、したがって、複数抗原ワクチンによって産生された抗体が、それぞれネイティブPSMAおよびPSCAのコンホメーションを認識することができるかどうかを決定するためのFACSアッセイにも供した。PSAは本研究において調査した複数抗原ワクチンによって細胞質タンパク質として発現されたため、細胞表面ネイティブPSAに対する抗体結合は測定しなかった。FACSアッセイは、実施例5に記載の手順に従って実施した。結果を
図25および26に提示し、これは、1群あたり5匹のマウスの二次抗マウス抗体単独に対するマウス血清のMFIの平均倍数変化±標準偏差を示す。PSAは本研究において調査した複数抗原ワクチンによって細胞質タンパク質として発現されたため、細胞表面ネイティブPSAに対する抗体価および結合は測定しなかった。
【0292】
結果。
図21A〜21Dは、IFN−γ ELISPOTアッセイによって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14および28日目にPMEDでブーストした。35日目に、内在性PSMA、PSCAおよびPSAの認識を、(A)TRAMP C2−PSMA、(B)TRAMP C2−PSCA、(C)TRAMP C2−PSA、および(D)TRAMP C2−PSMA−PSA−PSCA細胞に対するT細胞応答をIFN−γ ELISPOTアッセイによって検査することによって評価した。TRAMP C2細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。細胞上の内在的に発現されたPSMAに対するIFN−γ T細胞応答では、PSMAを含有する二重抗原(PSA−F2A−PSMAおよび同時配合したPSMAとPSA)とPSMA単独とを用いたワクチン接種の後の、TRAMP C2−PSMAに対する応答間に有意差は観察されなかった。同様に、内在性PSCAに対するIFN−γ T細胞応答では、単一のPSCAワクチンと比較して、二重PSCA−IRES−PSAおよび同時配合したPSCAとPSAのワクチン間でTRAMP C2−PSCAに対する応答規模の相違は観察されなかった。内在性PSAに対するIFN−γ T細胞応答では、PSA−F2A−PSMA(
***は二方向ANOVAによってp<0.001であることを示す)および同時配合したPSMAとPSA(
**は二方向ANOVAによってp<0.01であることを示す)のどちらかに対する単一のPSAワクチンの免疫原性を比較した場合に、TRAMP C2−PSAに対する応答規模の有意な増加が検出された。二重PSCAおよびPSAワクチンを受けた動物と単一のPSAワクチンとを受けた動物を比較した際に、TRAMP C2−PSAに対する応答規模の相違は観察されなかった。TRAMP C2−PSMA−PSA−PSCAに対するIFN−γ T細胞応答を検査した際に、異なる二重抗原ワクチンをワクチン接種した群間の応答に有意差はなかった。まとめると、これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン戦略の両方を使用した、PSMAおよびPSAに特異的なT細胞応答の生成、ならびに二重抗原DNAワクチン接種の後のPSCAおよびPSAに特異的なT細胞応答を実証している。
【0293】
図22は、抗PSMA抗体価によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、血清抗PSMA抗体価をELISAによって評価した。PSMAをワクチン接種したすべての動物が有意な抗PSMA抗体価を生成した。PSA−F2A−PSMA、同時配合したPSMAとPSA、およびPSMA単独をワクチン接種したマウス間で抗体価に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。まとめると、これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン戦略の両方を使用した、PSMAおよびPSAを用いた二重抗原DNAワクチン接種の後の抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0294】
図23は、抗PSCA抗体価によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、血清抗PSCA抗体価をELISAによって評価した。PSCAをワクチン接種したすべての動物が有意な抗PSCA抗体価を生じた。PSCA−IRES−PSA、同時配合したPSCAとPSA、およびPSCA単独をワクチン接種したマウス間で抗体価に有意差はなかったが(一方向ANOVA、p値>0.05)、PSCA−IRES−PSAのワクチン接種の後に生成された抗体価はPSCAをワクチン接種した他の群よりも低い傾向があった。これらの結果は、PSCAおよびPSAの同時発現または同時配合が抗PSCA抗体を誘発することを示している。
【0295】
図24は、抗PSMA抗体細胞表面結合によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、細胞表面ネイティブPSMAの認識を、LNCaPおよびPC3細胞との血清抗体結合によって評価した。PC3細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。PSMAをワクチン接種した群間で、LNCaP細胞との抗PSMA抗体結合に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。J591−A mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は45.3であった(データ示さず)。全体的に、これらのデータは、同時発現および同時配合ワクチン戦略の両方を使用した、二重抗原ワクチン接種の後の、ネイティブPSMAを認識する抗PSMA特異的抗体の産生を実証している。
【0296】
図25は、抗PSCA抗体細胞表面結合によって二重抗原ワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14、28および49日目にPMEDでブーストした。56日目に、細胞表面ネイティブPSCAの認識を、Ad−PSCAを形質導入したおよび形質導入していないMIA−PaCa−2細胞との血清抗体結合によって評価した。形質導入していない親細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。PSCAをワクチン接種したすべてのマウス群は、Ad−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞と非常に低い抗PSCA抗体結合を実証した。PSCA−IRES−PSAのワクチン接種は、PSCA単独をワクチン接種したマウスと比較して、有意に減少したAd−PSCAを形質導入したMIA−PaCa−2細胞との結合をもたらした(
*は一方向ANOVAによってp<0.05であることを示す)。まとめると、これらのデータは、PSCAおよびPSAの同時発現または同時配合は、非常に低い、抗PSCA特異的抗体によるネイティブPSCAの認識をもたらすことを実証している。
【0297】
(実施例7)
ヒトPSMA改変抗原の免疫原性
研究設計。配列番号1のネイティブヒトPSMAタンパク質の15〜750個のアミノ酸(aa)からなる免疫原性PSMAポリペプチド(「ヒトPSMA改変抗原」または「hPSMA改変」)をコードしている構築体を使用したDNAワクチン接種によって誘導された免疫応答を、ネイティブヒト完全長PSMAタンパク質(hPSMA完全長)によって誘導されたものと比較した。雌C57BL/6マウスまたは雌パスツール(HLA−A2/DR1)トランスジェニックマウスの群を0日目にプライミングし、PMED投与によって、hPSMA完全長またはhPSMA改変タンパク質のどちらかをコードしているDNAワクチンの2μg用量を用いて、14および28日目にブーストした。35日目にマウスを採血し、屠殺し(3回目のワクチン接種の7日後)、hPSMA完全長タンパク質に対するT細胞免疫応答を、脾細胞中で、IFN−γ ELISPOTアッセイによって決定した。C57BL/6マウスでは、個々の動物からの5×10
5個の脾細胞/ウェルの単細胞懸濁液を、10μgの精製hPSMAタンパク質、5×10
4個のTRAMP−C2細胞単独、またはhPSMAもしくはPSMA−PSA−PSCA融合タンパク質を発現するTRAMP−C2細胞と共に播種した。パスツール(HLA−A2/DR1)トランスジェニックマウスでは、個々の動物からの5×10
5個の脾細胞/ウェルの単細胞懸濁液を、ヒトPSMAタンパク質配列に由来する既知のHLA−A2制限CD8
+T細胞エピトープをパルシングしたヒトHLA−A2を発現する5×10
4個のK562細胞と共に播種した(表23)。また、パスツールマウスにおける応答は、10μg/mlの精製PSMAタンパク質、または対照タンパク質(Ad−eGFP)もしくは完全長ヒトPSMAタンパク質(Ad−hPSMA)を発現するアデノウイルスベクターを形質導入した5×10
4個のSK−Mel5細胞を使用して決定した。各条件を3つ組で行った。プレートを20時間、37℃および5%CO
2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFN−γ SFCの数をCTLリーダーによって計数した。結果を
図19および20に提示し、これは、PSMAに特異的なSFCの平均数/百万個の脾細胞±1群あたりの標準偏差を示す。
【0298】
ELISAアッセイ。改変および完全長PSMAワクチンによって誘導された抗体応答を、35日目に採取したそれぞれの動物からの血清において測定した。血清をELISAに供して抗PSMA抗体価を決定し、血清中の抗PSMA抗体価は、実施例5に記載のようにELISAアッセイを使用して決定した。結果を
図26に提示し、これは、1群あたりのマウスの数の平均力価±標準偏差を示す。
【0299】
FACSアッセイ。また、血清を、適切な細胞系の細胞表面上で発現されるヒトPSMAのいずれかに対する抗体結合を測定し、したがって、改変および完全長PSMAワクチンによって産生された抗体が、ネイティブPSMAのコンホメーションを認識することができるかどうかを決定するためのFACSアッセイにも供した。FACSアッセイは、実施例5に記載の手順に従って実施した。結果を
図29に提示し、これは、1群あたりのマウスの数の二次抗マウス抗体単独に対するマウス血清のMFIの平均倍数変化±標準偏差を示す。
【0300】
【表24】
【0301】
結果。
図26は、IFN−γ ELISPOTアッセイによって決定した、C57BL/6マウスにおけるヒトPSMA改変(アミノ酸15〜750)対完全長ヒトPSMA(アミノ酸1〜750)によって誘発されたT細胞免疫応答を評価するための代表的な研究の結果を示す。1群あたり5匹のマウスを0日目にプライミングし、14および28日目にhPSMA改変またはhPSMA完全長タンパク質を発現するDNAワクチンを用いてPMEDでブーストした。35日目に、hPSMA完全長タンパク質に対して誘発された応答を、IFNγ ELISPOTアッセイによって、TRAMP C2−PSMAまたは精製ヒトPSMA ECDタンパク質(
図26中で精製hPSMAタンパク質と呼ぶ)に対するT細胞応答を決定することによって比較した。TRAMP C2細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。TRAMP C2−PSMAまたは精製hPSMAタンパク質に対して誘発されたIFN−γ T細胞応答の規模は、群間で有意な差がなかった(二方向ANOVA、p値>0.05)。これらの結果は、hPSMA改変およびhPSMA完全長タンパク質を発現するDNAワクチンがC57BL/6マウスにおいて等価なT細胞免疫応答を誘発することを示す。
【0302】
図27Aおよび27Bは、IFN−γ ELISPOTアッセイによる、パスツール(HLA−A2/DR1)トランスジェニックマウスにおけるヒトPSMA改変抗原(アミノ酸15〜750)対完全長ヒトPSMA抗原(アミノ酸1〜750)のT細胞免疫応答を評価するための代表的な研究の結果を示す。1群あたり10匹のマウスを0日目にプライミングし、14および28日目にhPSMA改変またはhPSMA完全長タンパク質をコードしているDNAワクチンを用いてPMEDでブーストした。35日目に、hPSMA完全長タンパク質に対して誘発されたT細胞応答を、(A)既知のCD8
+エピトープを表すHLA−A2制限ペプチドに由来するPSMA、および(B)Ad−hPSMAを形質導入したSK−Mel5細胞または精製hPSMA完全長タンパク質を使用したIFN− ELISPOTアッセイによって決定した。hHER2 106ペプチドおよびSK−Mel5 Ad−eGFPは、アッセイにおいて陰性対照として役割を果たした。hPSMA改変ワクチンはHLA−A2制限CD8
+T細胞エピトープに対して最高規模のIFN−γ T細胞免疫応答を誘発したが、群間の差は有意ではなかった(二方向ANOVA、p値>0.05)。同様に、hPSMA改変ワクチンはAd−hPSMAを形質導入したSK−Mel5細胞に対して最高規模の免疫応答を誘発し、精製hPSMAタンパク質に対するIFN−γ SFCの頻度が有意により高かった(二方向ANOVA、p値>0.05)。これらの結果は、パスツール(HLA−A2/DR1)トランスジェニックマウスにおいて、hPSMA改変タンパク質を発現するDNAワクチンは、hPSMAタンパク質に対するT細胞応答を誘導することにおいてhPSMA完全長タンパク質よりも強力であることを実証している。
【0303】
図28は、抗PSMA抗体価によってヒト改変および完全長PSMAワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、マウスを0日目にプライミングし、14および28日目にPMEDでブーストした。9匹のパスツールマウスに改変PSMAをワクチン接種し、10匹のパスツールマウスに完全長PSMAをワクチン接種し、1群あたり5匹のC57BL/6マウスに改変または完全長PSMAのどちらかをワクチン接種した。35日目に、血清抗PSMA抗体価をELISAによって評価した。予想どおり、C57BL/6マウスは、パスツールマウスよりも有意に高い抗PSMA抗体価を生じた(一方向ANOVA)。マウスの同じ株間の抗体価を比較すると、改変および完全長PSMAをワクチン接種したマウス間で抗体価に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。全体的に、これらの結果は、ヒトPSMAの完全長型を用いたワクチン接種は、ヒト改変PSMAワクチンと比較して等価な抗PSMA抗体価を生じることを実証している。
【0304】
図29は、抗PSMA抗体細胞表面結合によってヒト改変および完全長PSMAワクチンの免疫原性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、1群あたり5匹のC57BL/6マウスを0日目にプライミングし、14および28日目にPMEDでブーストした。35日目に、細胞表面ネイティブPSMAの認識を、LNCaPおよびPC3細胞との血清抗体結合によって評価した。PC3細胞はアッセイのバックグラウンド対照として役割を果たした。改変または完全長PSMAをワクチン接種したマウス間でLNCaP細胞との抗PSMA抗体結合に有意差はなかった(一方向ANOVA、p値>0.05)。J591−A mAbにおける、二次抗体単独に対する倍数変化は14.3であった(データ示さず)。全体的に、これらのデータは、改変または完全長PSMAのワクチン接種のどちらかの後に、ネイティブPSMAを認識する抗PSMA特異的抗体を産生させることが実現可能であることを実証している。
【0305】
(実施例8)
ワクチンに誘導された免疫応答に対する抗CTLA−4抗体の効果
本発明によって提供されるヒトPSMA核酸分子によって誘導された免疫応答に対する抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)の局所投与の効果をサル研究において調査し、ここでは、IFNγ ELISPOTアッセイを使用してPSMA特異的T細胞応答を測定することによって免疫応答を評価した。
【0306】
動物の処置および試料の採取。各試験群に5〜6匹(#1〜5または6)の3群の雄インドアカゲザルを、アデノウイルス(1e11V.P.、筋肉内に注射)によって送達したヒトPSMA改変抗原(配列番号9)をコードしている核酸(配列番号10)によって免疫化し、その後、それぞれ6および9週間の間隔で2回のPMEDによるDNA免疫化(8回の操作/免疫化、下腹部の右および左側でそれぞれ4回ずつの操作)を行った。第2および3群の動物は、PMED免疫化に続いてそれぞれの鼠径部流入領域リンパ節に近接して3mgのCpG(PF−03512676)の両側皮内注射をさらに受けた。第2群は、10mg/kgの抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)静脈内注射も受け、第3群は、2回目のPMED免疫化の時点で左および右の鼠径部ワクチン流入領域リンパ節のそれぞれに近接して5mg/kgの抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)の皮内注射を受けた。
【0307】
最後のPMED免疫化の16日後に末梢血試料をそれぞれの動物から採取した。末梢血単核球(PBMC)を試料から単離し、IFNγ ELISPOTアッセイに供してPSMA特異的T細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの4e5個のPBMC/ウェルを、それぞれ2ug/mlのPSMA特異的ペプチドのプール、10ug/mlのhPSMA ECDタンパク質、10ug/mlのアカゲザルPSMA ECDタンパク質、またはそれぞれ2ug/mlの非特異的な対照ペプチド(ヒトHER2ペプチドプール)と共に、IFNγ ELISPOTプレート中に播種した。PSMA特異的ペプチドプールのそれぞれの組成を表24A中に提供する。プレートを16時間、37℃および5%CO2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFNγスポット形成細胞(SFC)の数をCTLリーダーによって計数した。各条件を2つ組で行った。結果を表24Bに提示し、これは、1e6個のPBMCに対して正規化した、SFCの平均数を非特異的な対照ペプチドから減算した、3つ組からのPSMA特異的SFCの平均数を示す。^は、スポット数が数えるには多すぎたため計数が正確ではないことを示す。
【0308】
IFNγ ELISPOTアッセイ手順。IFNγに特異的な捕捉抗体(BD Bioscience、#51−2525kc)をマイクロプレート中のポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜上に終夜、4℃でコーティングする。抗体との非特異的結合を防止するためにプレートを血清/タンパク質で遮断する。遮断後、エフェクター細胞(免疫化したマウスから単離した脾細胞またはアカゲザルから単離したPBMCなど)および標的(ペプチドライブラリからのPSMAペプチド、抗原特異的ペプチドをパルシングした標的細胞または関連抗原を発現する腫瘍細胞など)をウェルに加え、終夜、37℃、5%CO
2インキュベーター内でインキュベーションした。エフェクター細胞によって分泌されたサイトカインをPVDF膜の表面上のコーティング抗体によって捕捉した。細胞および培養培地を除去した後、検出のために100μlのビオチン標識したポリクローナル抗ヒトIFNγ抗体をそれぞれのウェルに加えた。ストレプトアビジン−西洋ワサビペルオキシダーゼおよび沈殿基質である3−アミノ−9−エチルカルバゾール(AEC)を加えることによってスポットを可視化して、製造者(Mabtech)のプロトコルに従って赤色のスポットが得られた。それぞれのスポットは単一のサイトカイン産生T細胞を表す。
【0309】
結果。表24Bは、抗体なし(第1群)、または静脈内注射によって全身的に与えた(第2群)、もしくはワクチン流入領域リンパ節に近接した皮内注射によって局所的に与えた(第3群)抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)を用いて、ワクチンによって誘導されたT細胞応答を評価および比較する、代表的なIFNγ ELISPOTアッセイの結果を示す。表1Bに示すように、PSMAワクチンは、CpG(PF−03512676)および抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)の非存在下で、複数のPSMA特異的ペプチドおよびタンパク質に対して測定可能なIFNγ T細胞応答を誘導した。応答はCpG(PF−03512676)の添加および抗CTLA−4抗体の全身性送達(CP−675、206、第2群)によって中程度に増強された。しかし、抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)をワクチン流入領域リンパ節に近接した皮内注射によって局所的に送達した場合に(第3群)、複数のPSMAペプチドおよびPSMAタンパク質に対する応答のより強力かつ有意な増強が観察された。
【0310】
【表25-1】
【0311】
【表25-2】
【0312】
【表26】
【0313】
(実施例9)
サルに投与した後のCTLA−4抗体の全身性曝露
抗CTLA−4抗体トレメリムマブ(CP675206)の血中レベルを、インドアカゲザルにおいて、抗体を皮内または静脈内注射によって投与した後に調査した。
【0314】
動物の処置および試料の採取。1つの処置群あたり3匹の動物に、伏在静脈内への単一の静脈内注射または鼠径部流入領域リンパ節に近接した大腿上部への複数の0.2mlの皮内両側注射のどちらかを用いて、10mg/kgの抗CTLA−4抗体トレメリムマブを注射した。注射の0、1、2、4、8、12、24、および48時間後に、抗凝固剤としてヘパリンリチウムを含有する2.0mlのバキュテナーチューブ内に血液試料を採取した。血漿は、バキュテナーチューブ中の上清から、1500×g、4℃で10分間の遠心分離の後に採取された。血漿中のトレメリムマブのレベルを、以下に提供する手順に従って定量的ELISAアッセイによって測定した。
【0315】
トレメリムマブの定量的ELISAアッセイ手順。384ウェルの高結合アッセイプレート(VWR−Greiner Bio−Oneカタログ#82051−264)を、100mMの炭酸−炭酸水素塩コーティング緩衝液中に1.0μg/mlの、25μl/ウェルのCD−152(CTLA−4、Ancell Immunology Research Productsカタログ#501−020)でコーティングし、終夜、4℃でインキュベーションした。プレートを1×PBS−Tween(0.01MのPBS、pH7.4/0.05%のTween20)で×6洗浄し、40μL/ウェルの5%FBS/1×PBS−Tweenを使用して遮断し、600rpm、RTで1時間、振盪しながらインキュベーションした。標準は、トレメリムマブの以下の希釈液を作製することによって調製した:200、67、22、7.4、2.5、0.82、0.27、0.09および0.03ng/mL。試料を1:100、1:1,000および1:10,000に希釈した。希釈剤は、1×PBS−Tween(0.01MのPBS、pH7.4/0.05%のTween20)中に1%のナイーブカニクイマカクザル血清および5%FBSからなる。25μL/ウェルの各標準、試料、および希釈剤対照を2つ組でプレート内に移し、600rpm、RTで1時間、振盪しながらインキュベーションした。1×PBS−Tweenで×6洗浄した後、1×PBS−Tweenを用いて1:5,000の希釈率の、25μL/ウェルの二次抗体(ヤギ抗ヒトIgG HRP、Southern Biotechカタログ#9042−05)を加え、その後、600rpm、室温で1時間、振盪しながらインキュベーションした。1×PBS−Tweenで×6洗浄した後、25μL/ウェルのTMBペルオキシダーゼEIA基質(溶液A+B)(Bio−Radカタログ#172−1067)を加え、プレートをRTで4分間インキュベーションした。12.5μL/ウェルの1Nの硫酸を加えることによって比色反応を停止させ、その後、吸光度を450nmで読み取った。検量線を使用して各試料中のトレメリムマブの量を定量し、0.27〜67ng/mLを定量的範囲として使用した。
【0316】
結果。代表的な研究からの血漿抗CTLA−4レベルを
図30に提示する。示したように、抗CTLA−4抗体トレメリムマブの皮内注射は、静脈内注射(AUC
0〜24=7.2×10
6ng・時間/ml)よりも、血液中の抗体の緩徐な放出動力学および低い全身性曝露(AUC
0〜24=4.9×10
6ng・時間/ml)プロフィールを示す。
【0317】
(実施例10)
マウスにおけるワクチンに誘導された免疫応答に対する抗CTLA−4抗体の効果
研究手順。1群あたり6匹の雌BALB/cマウスを、rHer−2を発現するDNAを用いて、4週間の間隔を空けたPMEDによってプライミングおよびブーストした。凡例に示すように、150μgのマウスCTLA−4に特異的なモノクローナル抗体(クローン9H10、Bioxcellもしくは#BE0131)またはアイソタイプ対照モノクローナル抗体(Bioxcell#BE0091)をPMED操作の日に投与し、PMED後の日には100μgを局所皮内注射または全身性腹腔内注射によって投与した。多機能的(複数サイトカイン陽性)T細胞免疫応答は、最後のPMED免疫化の7日後に個々のマウスから単離した脾細胞からICSアッセイによって測定した。10μg/mlのワクチン特異的エピトープペプチド(rHer−2特異的抗原特異的CD8(p66)、CD4(p169)エピトープまたは無関係のペプチドHBV(コア抗原p87))で5時間刺激した後、脾細胞を最初にCD4、CD3およびCD8について染色し、続いて、透過処理ならびにIFNα、TNFαおよびIL−2の発現についての染色を行い、これをフローサイトメトリーによって分析した。それぞれの動物の全脾臓あたりの抗原特異的な単一、二重または三重サイトカイン陽性T細胞の総数は、無関係のペプチドHBVに対する応答をワクチン特異的応答から減算し、脾臓あたりの単離された脾細胞の総数によって正規化することによって計算する。
【0318】
結果。
図31Aおよび31Bは、細胞内サイトカイン染色アッセイによる、ワクチンに誘導された免疫応答の品質に対する抗CTLA−4モノクローナル抗体(クローン9H10)の免疫調節活性を評価する代表的な研究の結果を示す。最後のPMEDの7日後、抗CTLA−4の局所的な皮内送達による抗原特異的な単一および二重サイトカイン陽性CD8 T細胞応答、ならびに全身性送達による二重および三重サイトカイン陽性CD8 T細胞応答の有意な増加が観察された。さらに、皮内送達による抗原特異的単一サイトカイン陽性CD4 T細胞および抗CTLA−4の全身性送達による二重サイトカイン陽性細胞の有意な増加が観察された(
*はスチューデントT検定によってP<0.05であることを示す)。
【0319】
(実施例11)
抗がんワクチンと組み合わせたスニチニブの相乗効果
研究手順。抗がんDNAワクチンと組み合わせたスニチニブリンゴ酸塩の抗腫瘍有効性をBALB/neuTトランスジェニック雌マウスにおいて調査した。ラットHer−2(rHer−2)腫瘍関連抗原を発現するヘテロ接合性BALB/neuTトランスジェニック雌マウスに、BALB/neuTマウスの自発性乳房腫瘍に由来するrHer−2を発現するTUBO細胞1e6個を皮下移植した。腫瘍細胞移植の7日後、マウスに、ビヒクルまたは凡例に示した用量のスニチニブリンゴ酸塩のいずれかを1日1回経口で投薬した。スニチニブリンゴ酸塩治療を開始した3日後に、(a)腫瘍もしくはマウス中で発現されない抗原を発現する対照ワクチンまたは(b)腫瘍およびマウス中で発現される配列番号54のラットHer−2抗原(rHER2)を発現するDNAがんワクチン構築体のどちらかから構成されるレジメンを用いてマウスを免疫化した。腫瘍成長速度は、皮下TUBO腫瘍の長径(a)および短径(b)を週に2回測定し、体積をa×b
2×0.5mm
3として計算することによって分析した。各処置群あたり10匹のマウスからの腫瘍体積の平均および標準誤差を腫瘍移植後の日数に対してプロットする。
【0320】
結果。
図32は、単独療法として、またはDNAがんワクチンと組み合わせて、スニチニブリンゴ酸塩で処置した際の皮下腫瘍成長速度を評価および比較する代表的な研究の結果を示す。DNAがんワクチン(rHER2:1e9V.P.のrHer−2を発現するアデノウイルスの筋肉内注射、次いで、PMEDによる、rHer−2を発現するDNAの2回の隔週の操作)を受けたマウスからの腫瘍は迅速に成長し続けた一方で、20mg/kgまたは40mg/kgの用量のどちらかのスニチニブリンゴ酸塩を対照ワクチン(対照:1e9V.P.のeGFPを発現するアデノウイルスの筋肉内注射、次いで、PMEDによる、HBVコア抗原を発現するDNAの2回の隔週の操作)と共に受けたマウスからの腫瘍は腫瘍成長速度を有意に減少させ、20mg/kgは、40mg/kgの用量と比較して最適以下の有効性を示した。しかし、がんワクチンを20mg/kgの最適以下の用量のスニチニブリンゴ酸塩と共に同時投与した場合は、腫瘍は、対照ワクチンと同時投与した同じ用量のスニチニブリンゴ酸塩で処置したマウスよりもはるかに遅い成長速度、およびより高い用量のスニチニブリンゴ酸塩で処置したマウスと同様の成長速度で成長した。がんワクチンは、最適以下の用量のスニチニブリンゴ酸塩を受けたマウスに追加の治療上の利点をもたらす。
【0321】
図33A〜33Dは、対照(対照)またはDNAがんワクチン(rHER2)を用いた20mg/kgのスニチニブリンゴ酸塩の抗腫瘍有効性を評価および比較する代表的な研究からのマウスの個々の腫瘍成長速度を示す。手短に述べると、腫瘍細胞移植の7日後、1つの処置群あたり10匹のマウスに、ビヒクルまたは20mg/kgのスニチニブリンゴ酸塩(Sutent)のどちらかを34日間、1日1回経口投薬した。Sutent投薬を開始した3日後、アデノウイルスによるプライミング、次いでPMEDの一連の免疫化を開始し、これはSutent治療を中断した後も継続した。具体的には、マウスを、1e9V.P.のeGFPを発現するアデノウイルスの筋肉内注射、続いて、HBVコアおよび表面抗原を発現するDNAのPMEDによる2回の隔週、2回の9日間および4回の週に1回の操作から構成される対照ワクチン、またはその代わりにrHer−2を発現するアデノウイルスおよびDNAから構成されるがんワクチンのどちらかで免疫化した。ビヒクルを対照ワクチンと共に受けた動物の腫瘍は7日目付近に測定可能になり、成長し続けて腫瘍移植の50日後には2000mm
3に達した。Sutentを対照ワクチンと共に受けた動物の腫瘍成長は、Sutent治療を中断するまで有意に損なわれた。腫瘍は、Sutentを中断した直後に迅速な成長速度を示し、その大多数が腫瘍移植の50日後に2000mm
3に達した。がんワクチン接種のみを受けた動物の腫瘍成長速度は、がんワクチンまたはSutentを受けなかった動物よりもわずかに遅かった。がんワクチンとSutentとの組合せは、Sutent治療中に腫瘍成長を抑制しただけでなく(
図33)、Sutent処置を中断した後にも動物の60%において腫瘍の進行を有意に損なわせた。
【0322】
図34は、Sutentと対照(対照)またはがんワクチン(rHER2)との抗腫瘍有効性を評価する、
図2Bに記載した研究からのマウスの群のカプラン−マイヤー生存曲線を示す。IAUCUC指針に従って、腫瘍体積が2000mm
3に達した際にマウスを屠殺した。Sutent(20mg/kg)およびがんワクチンで処置したマウスのみが、ビヒクルと対照ワクチン、Sutentなしのがんワクチン、またはがんワクチンなしのSutentのどちらかで処置したマウスと比較して有意に延長された生存を示した(
*は対数順位検定によってP<0.01)。
図35A〜35Dは、
図2Bで処置したマウスからの末梢血中の骨髄由来抑制細胞(Gr1+CD11b+)およびCD25+CD4+細胞を含有するTregのパーセンテージを示す。手短に述べると、27日目(Sutentまたはビヒクル処置を開始した20日後)の各群からの5匹のマウスの顎下採血から、PBMCを染色し、Gr1、CD11b、CD3、CD4、およびCD25の発現についてフローサイトメトリーによって分析した。各処置群の平均および標準誤差を示す。Sutentもがんワクチンも受けなかったマウス(ビヒクル+対照)と比較して、Sutentと対照またはがんワクチンのどちらかとによって処置したマウスにおいて%骨髄由来抑制細胞の統計的に有意な低下が観察された。しかし、Sutentとがんワクチンとの組合せ(Sutent+rHER2)で処置したマウスでは、Sutentなしのがんワクチン(ビヒクル+rHER2)またはがんワクチンなしのSutent(Sutent+対照)で処置したマウスよりも有意に少ない骨髄由来抑制細胞が観察された。CD4集団におけるCD25+CD4+T細胞を含有するTregの統計的に有意な低下が、Sutentとがんワクチンによって観察された。これらのマウスは、SutentなしのがんワクチンまたはがんワクチンなしのSutentで処置したマウスよりも、その血液中のCD4集団中にCD25+CD4+T細胞を含有するTregの%が有意に低かった。
*はスチューデントT検定によってP<0.05であることを示す。
【0323】
図36A〜36Cは、マウスの腫瘍から単離した骨髄由来抑制細胞(Gr1+CD11b+)、Treg(CD4+CD25+Foxp3+)およびPD−1+CD8 T細胞の総数を示す。手短に述べると、マウスに、単一の1日1回の経口量のビヒクルまたは20mg/kgのSutentのどちらかを、TUBO細胞を移植した3日後に28日間与えた。同じマウスを、1e9V.P.のeGFPを発現するアデノウイルスの筋肉内注射、続いて、PMEDによって送達するHBVコア抗原を発現するDNAの2回の隔週の投与から構成される対照ワクチン、またはrHer−2を発現するアデノウイルスおよびDNAから構成されるがんワクチンのどちらかで免疫化した。50μgのCpG(PF−03512676)の皮内注射を、PMED投与を用いて、右側鼠径部流入領域リンパ節に近接して与えた。2回目のPMEDおよびCpG投与の7日後、1つの処置群あたり6匹のマウスから個々の腫瘍を単離した。単離した皮下腫瘍から調製した単細胞懸濁液を、Gr1、Cd11b、CD3、CD8、CD25、Foxp3、およびPD−1に特異的な抗体によって染色し、フローサイトメトリーによって分析した。図中に示すように各処置群からの1μgの腫瘍あたりの特異的細胞の総数の平均および標準誤差をプロットする。(
*はスチューデントT検定によってP<0.05であることを示す)。マウスにがんワクチンを与えた場合に腫瘍中に見つかる免疫抑制性TregまたはMDSCの頻度(AおよびB)は、対照ワクチンを受けたマウス(AおよびB)と比較して有意差はなかったが、がんワクチンのみを受けたマウスと比較して、マウスをSutentで処置した際に有意な低下が観察された(AおよびB)。また、がんワクチンのみを受けたマウス(C)と比較して、Sutentで処置したマウスにおいてPD−1+CD8 T細胞の低下も観察された(C)。まとめると、これらのデータは、ワクチンと組み合わせた、Treg、MDSCまたはCD8+PD−1+T細胞を低下させる薬剤が、腫瘍を保有する動物における腫瘍量の低下に有益であろうことを実証している。
【0324】
(実施例12)
スニチニブおよび抗CTLA−4抗体と組み合わせたワクチンの抗がん有効性
スニチニブおよび抗CTLA−4モノクローナル抗体(クローン9D9)と組み合わせたがんワクチンの抗腫瘍有効性を、皮下TUBO腫瘍を保有するBALB/neuTマウスにおいて調査した。
【0325】
研究手順。手短に述べると、各群あたり10匹のマウスに、ビヒクルまたは20mg/kgのスニチニブリンゴ酸塩のどちらかを、腫瘍移植後の10日目から開始して64日目まで、1日1回経口投薬した。抗原なし(対照ワクチン)または配列番号54のラットHer−2抗原(がんワクチン)のどちらかをコードしている、アデノウイルスベクターとしてのDNA構築体を用いたワクチン接種を13日目に開始し、続いて、DNAによるそれぞれの抗原(HBV抗原またはrHer−2)の2回の週に1回の免疫化、2回の隔週の免疫化、および7回の週に1回の免疫化を行った。抗ネズミCTLA−4モノクローナル抗体で処置したマウスの群(黒丸および白三角)に、20、27、41、55、62、69、76、83、90、および97日目のPMED注射の直後に、250μgの抗体を腹腔内注射した。
【0326】
結果。
図37は、がんワクチンと組み合わせたスニチニブおよび抗ネズミCTLA−4モノクローナル抗体(クローン9D9)の抗腫瘍有効性を評価する、代表的な研究からのマウスの群のカプラン−マイヤー生存曲線を示す。Sutentと対照ワクチン(白丸)、抗ネズミCTLA−4モノクローナル抗体(白三角)またはがんワクチン(黒三角)とで処置したマウスにおいて増加した生存時間が観察された。抗ネズミCTLA−4と組み合わせたSutentおよびがんワクチンで処置したマウスにおいて生存のさらなる増加が観察された(黒丸)。P値は対数順位検定によって計算した。
【0327】
(実施例13)
スニチニブの全身性曝露および低用量スニチニブと組み合わせた抗がんワクチンの抗がん有効性
スニチニブ全身性曝露の研究。
血中スニチニブの動力学を、皮下TUBO腫瘍を有するBALB/neuTマウスにおいて調査した。手短に述べると、腫瘍移植の6日後、各処置群あたり20匹のマウスに、20mg/kgのSutentを経口で1日1回(SID)、または10mg/kgを1日2回(BID)、6時間間隔で与えた。Sutent投薬後の示したいくつかの時点(0、2、4、6、8、10、12、および24時間)で、2〜3匹のマウスからの顎下血液をヘパリンリチウムチューブ内に採取した。×1000gで15分間遠心分離した後に血漿上清がチューブから回収され、血漿試料からのスニチニブレベルをLC/MS/MSによって測定した。各時点での各群の平均および標準誤差をプロットする。
【0328】
結果を
図38に提示する。各時点での各群の平均および標準誤差をプロットする。水平の点線は、単独療法において腫瘍成長を有効に阻害するために必要な最小スニチニブ血中レベルである50ng/mlを印している(Mendel,D.ら:「In vivo antitumor activity of SU11248,a novel tyrosine kinase inhibitor targeting vascular endothelial growth factor and platelet−derived growth factor receptors:determination of a pharmacokinetic/pharmacodynamic relationship」.Clinical Cancer Research、203、9:327〜337)。示したように、20mg/kgのSIDまたは10mg/kgのBIDのどちらかを受けたマウスにおける血中スニチニブレベルは、腫瘍成長を一過的に有効に阻害する50ng/mlの標的有効用量を、24時間以内しか維持しない。20mg/kgのSID群における血中レベルは、2時間で50ng/mlを超えてピークとなり、6時間で50ng/mlまで下がり、Sutent投薬の12時間後までには血液から除去された。10mg/kgのBIDを受けた群におけるレベルは、2時間で50ng/mlを超えてピークとなったが、4時間までに50ng/ml未満まで迅速に下がり、これは2回目の投薬の2時間後に再びピークとなった。このレベルは4時間までに50ng/mlまで迅速に下がり、2回目の投薬の18時間後までには血液から除去された。1日2回の投薬レジメンにもかかわらず、10mg/kgを受けた動物は、20mg/kgの単一の1日1回の投薬レジメンよりも短い標的濃度での曝露時間を示したままであった。
【0329】
抗腫瘍有効性の研究。
抗がんワクチンと組み合わせた低用量スニチニブの長期投与の抗腫瘍有効性を、皮下TUBO腫瘍を有するBALB/neuTマウスにおいて調査した。手短に述べると、マウスに、スニチニブリンゴ酸塩(Sutent)を20mg/kgのSIDで31日間または10mg/kgのBIDで104日間与え、対照ワクチンまたはがんワクチンを与えた。抗原を送達しない対照ワクチンおよび配列番号54のラットher−2抗原(rHer−2)を送達するがんワクチンをアデノウイルスによって9日目に与え、続いて、HBV抗原またはrHer−2をそれぞれ送達するPMEDによって、DNAの5回の隔週の投与を行った。
【0330】
結果を
図39に提示する。がんワクチンは、20m/kgのSutentを与えたマウスの生存を改善させた一方で、10mg/kgのSutentを与えたマウスの生存がさらに有意に改善されていた(
*は対数順位検定によってP=0.05)。
【0331】
(実施例14)
がんワクチンによって誘導された免疫応答に対するCpGまたはCD40作用剤の効果
BALB/cマウスにおける免疫原性研究
がんによって誘導された抗原特異的免疫応答の規模および品質に対する免疫調節剤の局所投与の効果をBALB/cマウスにおいて調査し、免疫応答は、IFNγ ELISPOTアッセイまたは細胞内サイトカイン染色アッセイを使用してrHER2特異的T細胞応答を測定することによって評価した。手短に述べると、示したように1群あたり4〜6匹の雌BALB/cマウスを、rHER2抗原配列(配列番号54)をコードしているDNAプラスミド発現構築体を用いて、PMED送達系によって免疫化した。PMED操作に続いて、免疫調節剤CpG7909(PF−03512676)および抗CD40モノクローナル作用性抗体を、ワクチン流入領域鼠径リンパ節に近接した皮内注射によって局所投与した。抗原特異的T細胞応答は、以下に記載の手順に従って、IFNγ ELISPOTまたは細胞内サイトカイン染色アッセイによって測定した。
【0332】
細胞内サイトカイン染色(ICS)アッセイ
rHer−2特異的多機能的(複数サイトカイン陽性)T細胞免疫応答は、個々の動物から単離した脾細胞またはPBMCからICSアッセイによって測定した。典型的には、1e6個の脾細胞を、1μg/mlのブレフェルジンAおよび10μg/mlのペプチド刺激剤(rHer−2特異的CD8 p66、rHer−2特異的CD4 p169または無関係のHBV p87)と共に5時間、37℃、5%CO
2インキュベーター内でインキュベーションした。刺激後、脾細胞を洗浄し、Fcγ遮断剤(抗マウスCD16/CD32)で10分間、4℃で遮断し、次いで、Live/Dead Aqua染色、抗マウスCD3ePE−Cy7、抗マウスCD8aパシフィックブルー、および抗マウスCD45R/B220 PerCP−Cy5.5で20分間染色した。細胞を洗浄し、4%のパラホルムアルデヒドを用いて終夜、4℃で固定し、BD fix/perm溶液を用いて30分間、RTで透過処理し、抗マウスIFNγ APC、抗マウスTNFα Alexa488および抗マウスIL−2 PEと共に30分間、RTでインキュベーションした。細胞を洗浄し、20,000個のCD4またはCD8 T細胞をフローサイトメトリーによる分析のために獲得した。それぞれの動物の全脾臓あたりの抗原特異的な単一、二重または三重サイトカイン陽性T細胞の総数は、無関係のペプチドHBVに対するrHer−2特異的応答をワクチン特異的応答から減算し、脾臓から単離された脾細胞の総数に対して正規化することによって計算する。
【0333】
IFNγ ELISPOTアッセイの結果
図40は、免疫調節剤を示したように与えた場合の、rHER2ワクチンによって誘導された抗原特異的T細胞応答の規模を評価する代表的な研究からのマウスの群からのIFNγ ELISPOT結果を示す。手短に述べると、1処置群あたりのそれぞれのマウス(n=4匹)を、rHER2抗原配列(配列番号54)をコードしているDNAプラスミド発現構築体を用いて、PMEDによって免疫化し、直後に、示したように100ugの対照ラットIgGモノクローナル抗体(Bioxcell#BE0089:対照mAb)または50μgのCpG7909または100ugの抗CD40モノクローナル抗体(Bioxcell#BE0016−2:a−CD40 mAb)のどちらかを与えた。抗原特異的免疫応答は、PMED操作の7日後に、対照または10μg/mlの濃度のrHer−2特異的p66ペプチドと混合した5e5個の脾細胞からのIFNγ ELISPOTアッセイによって測定した。1e5個のCD8 T細胞を含有する脾細胞からのIFNγ分泌細胞の総数を個々の動物からのELISPOT結果から計算し、脾細胞中のCD8 T細胞の%ならびに各群の平均および標準誤差をプロットした。示したように、CpG7909および抗CD40モノクローナル抗体ではどちらも、対照抗体を受けたマウスと比較して、rHer−2 DNAによって誘導された抗原特異的免疫応答の規模が有意に増強されていた。
【0334】
細胞内サイトカイン染色(ICS)アッセイの結果。
図41Aおよび41Bは、細胞内サイトカイン染色アッセイによる、ワクチンに誘導された免疫応答の品質に対するCpG7909の免疫調節活性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、それぞれの動物を、PMEDによって送達した、rHER2抗原配列(配列番号54)をコードしているDNAプラスミド発現構築体を用いて、4週間間隔で2回免疫化した。PMEDによる両方のDNA免疫化の直後に、各群中のマウス(n=5匹)に、右側ワクチン流入領域鼠径部リンパ節に近接したPBS(PMED群)または50μgのCpG7909(PMED+CpG群)のどちらかの皮内注射を与えた。PMEDによる最後の免疫化の7日後、それぞれ個々のマウスから単離した脾細胞に対してICSアッセイを行って、IFNγ、TNFαおよび/またはIL−2を分泌する抗原特異的な多機能的なCD8またはCD4 T細胞を検出した。PBSと比較してCpG7909の局所送達で処置したマウスから、rHer−2特異的複数サイトカイン陽性のCD8およびCD4 T細胞応答の有意な増加が検出された。PBSと比較してCpG7909投与の局所送達を受けた動物では、単一サイトカイン陽性CD8集団の増加が観察された(
*はスチューデントT検定によってP<0.05であることを示す)。
【0335】
図42Aおよび42Bは、細胞内サイトカイン染色アッセイによる、ワクチンに誘導された免疫応答の品質に対する作用性抗CD40モノクローナル抗体の免疫調節活性を評価する代表的な研究の結果を示す。手短に述べると、それぞれの動物を、PMEDによって送達した、rHER2抗原配列(配列番号54)をコードしているDNAプラスミド発現構築体によって、4週間間隔で2回免疫化した。最初の免疫化をPMEDによって投与した1日後に、各群中のマウス(n=6匹)に、右側ワクチン流入領域鼠径部リンパ節に近接したアイソタイプIgG対照(IgGを用いたPMED)または抗CD40モノクローナル抗体(aCD40を用いたPMED)のどちらかの100μgの皮内注射を与えた。最後のPMEDの7日後、それぞれ個々のマウスから単離した脾細胞に対してICSアッセイを行って、IFNγ、TNFαおよび/またはIL−2を分泌するrHer−2特異的な多機能的なCD8またはCD4 T細胞を検出した。アイソタイプIgG対照と比較して抗CD40モノクローナル抗体の局所送達で処置したマウスから、rHer−2特異的三重サイトカイン陽性のCD8およびCD4 T細胞応答の有意な増加が検出された。また、局所的に与えた抗CD40モノクローナル抗体によって、rHer−2特異的な単一および二重サイトカイン陽性CD4 T細胞も有意に増加していた(
*はスチューデントT検定によってP<0.05であることを示す)。
【0336】
(実施例15)
低用量スニチニブと組み合わせたがんワクチンの抗がん有効性
低用量スニチニブと組み合わせた抗がんワクチンの抗腫瘍有効性を、自発性乳腺パッド腫瘍を有するBALB/neuTマウスにおいて調査した。
【0337】
動物の処置。手短に述べると、13〜14週齢の雌マウスに、5mg/kgのスニチニブリンゴ酸塩(Sutent)を112日間、1日2回、経口で与えた。3日目にプライミングとして抗原を送達しない対照ワクチンおよび配列番号54のラットHer−2抗原(rHer−2)を送達するがんワクチンをアデノウイルス注射によって与え、次いで、PMEDによる、それぞれHBV抗原(対照ワクチン)またはrHer−2(がんワクチン)を送達するDNAの7回の隔週の投与を行った。生存エンドポイントは、10個すべての乳腺パッドが腫瘍陽性となった際、または乳房腫瘍のうちのいずれかの体積が2000mm
3に達した際に決定した。結果を
図43に提示する。
【0338】
結果。Sutentの以前に公開されている薬物動態学プロフィール(Mendel,D.、Laird,D.ら:「In vivo antitumor activity of SU11248,a novel tyrosine kinase inhibitor targeting vascular endothelial growth factor and platelet−derived growth factor receptors:determination of a pharmacokinetic/pharmacodynamic relationship」.Clinical Cancer Research、203、9:327〜337)および以前のデータ(
図38)と比較して、1日2回、5mg/kgで投薬したマウスにおけるSutentのC
Maxは、マウスおよびヒトにおいて効率的な抗腫瘍有効性を達成するために必要な最小血中レベルよりも有意に低いと予想される。データは、低用量Sutentの単独療法で処置したマウスの生存における素早い一時的な改善を示している。しかし、癌ワクチンを与えた場合に、生存のより持続的かつ有意な改善が観察された(対数順位検定によってP<0.0001)。
【0339】
(実施例16)
CpGの局所投与によるワクチンに誘導された免疫応答の増強
本発明によって提供されるヒトPSMA核酸によって誘導された免疫応答に対するCpG(PF−03512676)の局所投与の免疫増強をサル研究において調査し、ここでは、IFNγ ELISPOTアッセイを使用してPSMA特異的T細胞応答を測定することによって免疫応答を評価した。
【0340】
動物の処置および試料の採取。各試験群あたり6匹(#1〜6)の、6群のチャイニーズカニクイマカクザルを、電気穿孔によって送達した、ヒトPSMA改変抗原(配列番号1のアミノ酸15〜750)をコードしているプラスミドDNAによって免疫化した。手短に述べると、すべての動物は0日目に5mgのプラスミドDNAの両側筋肉内注射、続いて電気穿孔(DNA EP)を受けた。続いて、電気穿孔の直後、第2群は、DNA注射部位に近接して1mgのミョウバンと混合した2mgのCpGの両側筋肉内注射を受けた。第3および4群は、それぞれ0日目または3日目のどちらかに、DNA注射部位に近接して、ミョウバンなしで送達した2mgのCpGの両側筋肉内注射を受けた。第5群は、3日目にワクチン流入領域鼠径部リンパ節に近接して送達したCpGの2mgの両側皮内注射を受けた。第6群は、0日目に筋肉内に同時電気穿孔した、DNA溶液と混合した200μgのCpGの両側注射を受けた。
【0341】
IFNγ ELISPOTアッセイ手順。DNA免疫化の15日後に末梢血試料をそれぞれの動物から採取した。末梢血単核球(PBMC)を血液試料から単離し、IFNγ ELISPOTアッセイに供してPSMA特異的T細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの4e5個のPBMC/ウェルを、それぞれ2ug/mlのPSMA特異的ペプチドのプールまたは非特異的な対照ペプチド(ヒトHER2ペプチドプール)と共に、IFNγ ELISPOTプレート中に播種した。PSMA特異的ペプチドプールのそれぞれの組成を表1A中に提供する。プレートを16時間、37℃および5%CO2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFNγスポット形成細胞(SFC)の数をCTLリーダーによって計数した。各条件を2つ組で行った。代表的な実験の結果を表1Bに提示する。報告したPSMA特異的応答は、非特異的な対照ペプチド(ヒトHER2ペプチドプール)に対するSFCの平均数をPSMAペプチドプールに対するSFCの平均数から減算し、1e6個のPBMCで観察されたSFCに対して正規化することによって計算する。^は、スポット数が数えるには多すぎたため計数が正確ではないことを示す。NDは未検を示す。
【0342】
結果。表28は、CpGなし(第1群)、または筋肉内(第2、3、4、および5群)もしくは皮内注射(第6群)によって局所的に与えたCpG(PF−03512676)を用いた、ワクチンによって誘導されたIFNγ T細胞応答を評価および比較する代表的なIFNγ ELISPOTアッセイの結果を示す。表1Bの結果を
図1にプロットする。表1Bおよび
図1に示すように、複数のPSMA特異的ペプチドプールに対するPSMA特異的IFNγ T細胞応答が、6匹すべての動物においてCpG(PF−03512676)の非存在下で検出された(第1群)。測定されたPSMAペプチドに対する全応答は、DNA電気穿孔の3日後にCpG(PF−03512676)を筋肉内(第4群では3/6匹)または皮内(第5群では2/6匹)注射のどちらかによって追加で受けた数匹の動物において、わずかにより高かった。しかし、CpGを同じ日の電気穿孔の直後に送達した場合は(第2および3群)、ミョウバンと混合したか混合しなかったかにかかわらず、高い応答を生じることに失敗した動物が数匹存在していた(第2群では4/6匹および第3群では3/6匹)。しかし、10倍低い用量のCpGをDNA溶液と共に筋肉内に同時電気穿孔した場合に4/6匹の動物でより高い総応答が検出され(第6群)、ペプチドプールH1およびR1に対する応答がCpGを受けなかった動物(第1群)よりも統計的に高かった(P<0.05)。データは、低用量のCpGが、筋肉内に同時穿孔した場合に、DNAワクチンによって誘導されたIFNγ T細胞応答を有効に増強できることを示している。
【0343】
【表27】
【0344】
(実施例17)
抗CTLA−4抗体の局所投与によるワクチンに誘導された免疫応答の増強
アカゲザルPSMA核酸によって誘導された免疫応答に対する抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)の低用量皮下投与の効果をサル研究において調査し、ここでは、IFNγ ELISPOTアッセイを使用してPSMA特異的T細胞応答を測定することによって免疫応答を評価した。本研究で使用したアカゲザルPSMA核酸は配列番号56に記載の配列を有しており、配列番号55の免疫原性PSMAポリペプチドをコードしている。
【0345】
動物の処置および試料の採取。各試験群あたり7匹(#1〜7)の、5群の雄インドアカゲザルを、両側筋肉内注射によって送達した、アカゲザルPSMA改変ポリペプチドをコードしているアデノウイルス(2×5e10V.P.)で免疫化した。アデノウイルス注射の直後、第1群はビヒクルを受け、第2〜4群は、ワクチン流入領域リンパ節に近接した、それぞれ2×25mg、2×16.7mgおよび2×8.4mgの用量の抗CTLA−4抗体(CP−675、206)の両側皮下注射を受けた。
【0346】
免疫化の9日後、末梢血単核球(PBMC)をそれぞれの動物から単離し、IFNγ ELISPOTアッセイに供してアカゲザルPSMA特異的T細胞応答を測定した。手短に述べると、個々の動物からの4e5個のPBMC/ウェルを、それぞれ2ug/mlのアカゲザルPSMA特異的ペプチドのプール(表24A中で定義したP1、P2、P3もしくはR1+R2)または非特異的な対照ペプチド(ヒトHER2ペプチドプール)と共に、IFNγ ELISPOTプレート中に播種した。プレートを16時間、37℃および5%CO2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFNγスポット形成細胞(SFC)の数をCTLリーダーによって計数した。各条件を2つ組で行った。アカゲザルPSMA特異的ペプチドプールのバックグラウンド調節したSFCからの2つ組の平均を、1e6個のPBMCにおける応答に対して正規化した。それぞれ個々の動物からのペプチドプールに対する個々および合計の応答を表29に提示する。
【0347】
IFNγ ELISPOTアッセイ手順。IFNγに特異的な捕捉抗体BD Bioscience、#51−2525kc)をマイクロプレート中のポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜上に終夜、4℃でコーティングする。抗体との非特異的結合を防止するためにプレートを血清/タンパク質で遮断する。遮断後、エフェクター細胞(免疫化したマウスから単離した脾細胞またはアカゲザルから単離したPBMCなど)および標的(ペプチドライブラリからのPSMAペプチド、抗原特異的ペプチドをパルシングした標的細胞または関連抗原を発現する腫瘍細胞など)をウェルに加え、終夜、37℃、5%CO
2インキュベーター内でインキュベーションした。エフェクター細胞によって分泌されたサイトカインをPVDF膜の表面上のコーティング抗体によって捕捉した。細胞および培養培地を除去した後、検出のために100μlのビオチン標識したポリクローナル抗ヒトIFNγ抗体をそれぞれのウェルに加えた。ストレプトアビジン−西洋ワサビペルオキシダーゼおよび沈殿基質である3−アミノ−9−エチルカルバゾール(AEC)を加えることによってスポットを可視化して、製造者(Mabtech)のプロトコルに従って赤色のスポットが得られた。それぞれのスポットは単一のサイトカイン産生T細胞を表す。
【0348】
結果。表29は、抗体なし(第1群)、またはワクチン流入領域リンパ節に近接した皮下注射によって局所的に与えた(第2〜4群)抗CTLA−4モノクローナル抗体(CP−675、206)を用いて、ワクチンによって誘導されたT細胞応答を比較する代表的なIFNγ ELISPOTアッセイの結果を示す。ワクチンは免疫応答を生じ(第1群)、これは、50mgの用量の抗CTLA−4抗体(CP−675、206)の局所投与によって有意に増強された(第2群、低く見積もられた値を使用したスチューデントT検定によってP=0.001)。また、応答は、それぞれ33.4mg(第3群:低く見積もられた値を使用したスチューデントT検定によってP=0.004)および16.7mg(第4群:スチューデントT検定によってP=0.05)の低用量の抗CTLA−4抗体によっても有意に増強された。データは、皮下注射によって送達した低用量の抗CTLA−4がワクチンに誘導された免疫応答を有意に増強できることを示唆している。
【0349】
【表28】
【0350】
(実施例18)
低用量スニチニブによる骨髄由来抑制細胞の免疫調節
以下の実施例は、非腫瘍マウスモデルのin vivoにおける骨髄由来抑制細胞(MDSC)に対する低用量スニチニブの免疫調節効果を例示するために提供する。
【0351】
研究手順。
MDSCが濃縮された脾細胞を作製するために、TUBO細胞(1×10
6個)を5匹のBALB/neuTマウスの脇腹に移植し、腫瘍体積が1000〜1500mm
3に達するまで約20〜30日間放置した。その後、マウスを屠殺し、脾臓を取り出し、MDSCが濃縮された脾細胞を回収した。5μMのCFSEを用いて脾細胞を10分間標識し、PBSで洗浄し、計数した。続いて標識した細胞をPBS溶液中に5×10
7個の脾細胞/mlで再懸濁させ、i.v.尾静脈注射によってナイーブBALB/cレシピエントマウス内に養子移植させた。養子移入の3日前に、レシピエントマウスにおいて、ビヒクルまたは5mg/kg、10mg/kgおよび20mg/kgのスニチニブリンゴ酸塩(Sutent)を用いた1日2回の投薬を開始した。養子移入の後、レシピエントマウスはビヒクルまたはスニチニブの1日2回の投薬をさらに2日間受け続け、その後の時点でマウスを屠殺し、脾臓を取り出し、脾細胞を回収し、表現型分析のために処理した。
【0352】
脾細胞を計数し、FACS染色緩衝液(PBS、0.2%(w/v)のウシ血清アルブミン、および0.02%(w/v)のアジ化ナトリウム)中に5×10
6個の細胞/mlで再懸濁させた。脾細胞のフローサイトメトリー染色には、Fc受容体を遮断して非特異的結合を最小限にするために、最初に2.5×10
6個の細胞をCD16/CD32に対する抗体と共に、10分間、4℃でインキュベーションした。その後、ネズミ細胞表面マーカーに対する適切な蛍光体コンジュゲート抗体(Biolegend)を用いて、脾細胞を20分間、4℃で染色した。T細胞では(抗CD3(パシフィックブルー)、クローン17A2)、MDSCでは(抗GR−1(APC)、クローンRB6−8C5および抗CD11b(PerCp Cy5.5)、クローンM1/70)。live/dead染色も含めた。抗体のインキュベーション後、染色された脾細胞を2mlのFACS緩衝液で洗浄し、遠心分離によってペレット化し、0.2mlのFACS緩衝液中に再懸濁させた後に、BD CANTO IIフローサイトメーターでデータを獲得した。養子移植されたMDSCの生存に対するスニチニブまたはビヒクルの効果を監視するために、ライブのsinglet gateにおいてCFSE+、CD3−、GR1+、CD11b+のパーセンテージを計算した。その後、全脾細胞数のうち、実際の細胞数が何パーセントを表すかを計算することによって、脾臓あたりの養子移植されたMDSCの数を決定した。データはFloJoおよびGraph padソフトウェアによって分析した。
【0353】
結果。表31に提示するデータは、養子移入の2日後に、ビヒクルまたは5mg/kg、10mg/kgおよび20mg/kgのスニチニブのいずれかを1日2回で投薬したマウスからの、脾臓あたり回収された養子移植されたCSFE+、CD3−、GR1+、CD11b+細胞の平均数(n=7匹/群)を表す。データは、1日2回で投薬したスニチニブは、5mg/kgと低い投薬でさえもin vivoでMDSCに対して免疫調節効果を有しており、ビヒクルで処置した対照群と比較した場合に回収された数の統計的に有意な低下をもたらすことを実証している。
【0354】
【表29】
【0355】
(実施例19)
三重抗原アデノウイルスおよびDNA構築体の免疫原性
以下の実施例は、本発明によって提供される3つの抗原PSMA、PSCAおよびPSAを発現する三重抗原ワクチン構築体(アデノウイルスベクターまたはDNAプラスミドのどちらかの形態)の、非ヒト霊長類において3つすべてのコードされている抗原に対する特異的T細胞応答を誘発する能力を例示するために提供する。
【0356】
In vivo研究手順。プライミングの9日前に、本発明によって提供されるそれぞれ3つの抗原を発現する5つのアデノウイルスベクター(PSMA、PSCAおよびPSA。Ad−733、Ad−734、Ad−735、Ad−796およびAd−809)のT細胞免疫原性を、それぞれ単一抗原(PSMA、PSAまたはPSCA)のみを発現する3つのアデノウイルスベクターの混合と比較した。単一抗原を発現する単一のアデノウイルス(第1〜3群)に対する応答を評価して、特異性を実証した。手短に述べると、インドアカゲザル(第1および3群にはn=6匹、第2群にはn=7匹、第4〜9群にはn=8匹)に合計1e11V.P.を筋肉内注射し、次いで同じ日に10mg/kgの抗CTLA−4を皮内注射した。注射の9日後、末梢血単核球(PBMC)をそれぞれの動物から単離し、IFNγ ELISPOTアッセイに供して、PSMA、PSAおよびPSCAに特異的なT細胞応答を測定した。
【0357】
アデノウイルスおよび抗CTLA−4注射の13週間後にT細胞応答が収縮された際に、サルに、電気穿孔によって送達したDNA(第1群:PSMA、プラスミド5166、第2群:PSA、プラスミド5297、第3群:PSCA、プラスミド5259、第4群:PSMA、PSAおよびPSCAの混合、プラスミド5166、5259および5297、第4群:プラスミド457、第6群:プラスミド458、第7群:プラスミド459、第8群:プラスミド796、第9群:プラスミド809)のブーストワクチン接種を与えた。要約すると、プライミングに使用したアデノウイルス中にコードされているものと同じ発現カセットを送達する、合計5mgの本発明によって提供されるプラスミドDNAを、それぞれの動物に与えた。ブーストワクチン接種の9日後、末梢血単核球(PBMC)をそれぞれの動物から単離し、IFNγ ELISPOTアッセイに供した。
【0358】
IFNγ ELISPOTアッセイ。手短に述べると、個々の動物からの4e5個のPBMC/ウェルを、それぞれ2ug/mlの、PSMA特異的ペプチドプールP1、P2、P3もしくはH1およびH2(表24A)、PSA特異的プール1もしくは2(表25)、PSCA特異的プール(表26)、または非特異的な対照ペプチド(ヒトHER2ペプチドプール)と共に、IFNγ ELISPOTプレート中に播種した。プレートを16時間、37℃および5%CO2でインキュベーションし、洗浄し、インキュベーション後に製造者の指示に従って展開した。IFNγスポット形成細胞(SFC)の数をCTLリーダーによって計数した。各条件を2つ組で行った。抗原特異的ペプチドプールのバックグラウンド調節したSFCからの2つ組の平均を、1e6個のPBMCにおける応答に対して正規化した。表中の抗原特異的応答は、対応する抗原特異的ペプチドまたはペプチドプールに対する応答の合計を表す。
【0359】
結果:表27は、それぞれが単一抗原を発現する3つのアデノウイルスの混合物と比較した、それぞれが3つすべての抗原を発現する5つの異なるアデノウイルスのT細胞免疫原性を、インドアカゲザルにおいてIFNγ ELISPOTによって評価する研究を表す。Ad−PSMAのみ(第1群)の注射を受けた動物の大多数は、PSMAに対する特異的応答を誘導したが、PSAまたはPSCAに対しては誘導しなかった(スチューデントT検定、P<0.03。PSCAに対する応答を優先的に誘導した1匹の動物(#4)は統計分析から除去した)。Ad−PSAの注射のみを受けた動物(第2群)は、PSAに対する特異的応答を誘導したが、PSMAまたはPSCAに対しては誘導しなかった(スチューデントT検定、P<0.02)。Ad−PSCAの注射のみを受けた動物(第3群)は、PSCAに対する特異的応答を誘導したが、PSMAまたはPSAに対しては誘導しなかった(スチューデントT検定、P<0.03)。5つすべての三重抗原を発現するアデノウイルスベクター(第5〜9群)は、3つすべての抗原に対するIFNγ T細胞応答を誘導し、その規模は動物ごとに変動していた。三重抗原を発現するアデノウイルスによって誘導されたPSCAに対する応答の規模は、個々のベクターの混合と同等であった(第4群)。しかし、Ad−809によって誘導されたPSMAに対する応答の規模(第9群)およびAd−796によって誘導されたPSAに対する応答の規模(第8群)は、混合よりもそれぞれ有意に優れていた(スチューデントT検定、それぞれP=0.04およびP=0.02)。これらの結果は、非ヒト霊長類において、三重抗原を発現するアデノウイルスを用いたワクチン接種は、個々のアデノウイルスの混合を用いたワクチン接種に等価またはそれより優れたT細胞免疫応答を誘発できることを示している。
【0360】
表28は、抗CTLA−4と組み合わせたアデノウイルスプライミング、続いて対応するプラスミドDNAの電気穿孔ブーストによって送達した、本発明中に提供される5つの異なる三重抗原発現カセットの免疫原性を評価する研究を表すIFNγ ELISPOT結果を示す。免疫応答は、抗CTLA−4を用いたアデノウイルスプライミングおよびDNA電気穿孔ブースト免疫化によって同様に送達した単一抗原を発現する3つの構築体の混合と比較する。
【0361】
Ad−PSMAと抗CTLA−4、次いでプラスミド−PSMA(第1群)の免疫化のみを受けた動物はすべて、PSMAに対する特異的応答を誘導したが、PSAまたはPSCAに対しては誘導しなかった。同様に、Ad−PSAと抗CTLA−4、次いでプラスミド−PSAの免疫化のみを受けた動物(第2群)はすべて、PSAに対する特異的応答を誘導したが、PSMAまたはPSCAに対しては誘導せず、最後に、Ad−PSCAと抗CTLA−4、次いでプラスミド−PSCA(第3群)の免疫化のみを受けた動物はすべて、PSCAに対する特異的応答を誘導したが、PSMAまたはPSAに対しては誘導しなかった(スチューデントT検定、P<0.01)。
【0362】
三重抗原を発現するベクター(第5〜9群)または混合(第4群)のいずれかで免疫化したすべての動物は、3つすべての抗原に対するIFNγ T細胞応答を誘導した。検出されたPSCAまたはPSA特異的IFNγ T細胞の頻度は、これらの群すべて(第4〜9群)でそれぞれ同様であった。しかし、三重抗原発現ベクターのワクチン接種を受けた第7および9の構築体群は、3つの単一抗原を発現する構築体の混合(第4群)よりも有意に高い頻度のPSMAに対する応答を生じた。これらの結果は、非ヒト霊長類において、1つのカセット中で三重抗原を発現するアデノウイルスおよびDNAワクチンは、単一抗原を発現するアデノウイルスおよびDNAの混合に対するものに等価またはそれより優れたIFNγ T細胞応答を誘発できることを示している。
【0363】
【表30-1】
【0364】
【表30-2】
【0365】
【表31-1】
【0366】
【表31-2】
【0367】
【表32】
【0368】
【表33】
【0369】
(実施例20)
スニチニブによるSTAT3リン酸化の低下
以下の実施例は、脾臓における免疫抑制の主要な媒介物質であるSTAT3(転写活性化因子のシグナル伝達物質3)のリン酸化を直接阻害するスニチニブの能力を例示するために提供する。
【0370】
研究手順。脾臓中のSTAT3のリン酸化状態に対するSutentの急性効果を皮下腫瘍マウスモデルにおいて調査して、化合物の直接免疫調節効果を評価した。手短に述べると、10〜12週齢の雌BALB/neuTマウスに、1e6個のTUBO細胞を右脇腹に皮下で移植した。腫瘍移植の41日後、20mg/kgのSutentを経口胃管栄養法によって与えた。Sutent投薬の0、1、3、7および24時間後に、1つの時点あたり3匹の動物をIAUCUC指針の下で屠殺し、脾臓を液体窒素中ですぐにスナップ凍結してリン酸化状態を保存した。健康なマウス対照として使用するために、雌BALB/cマウスからの脾臓をスナップ凍結した。
【0371】
STAT3アッセイ手順。polytron組織ホモジナイザーを使用して、スナップ凍結した脾臓を100mgの組織/500μLの溶解緩衝液(70mMのNaCl、50mMのβ−リン酸グリセロール、10mMのHEPES、1%のTriton X−100、100mMのNa
3VO
4、100mMのPMSF、1mg/mLのロイペプチン)でホモジナイズした。生じた消化物を10,000gで15分間遠心分離した。上清を単離し、BCAタンパク質アッセイキット(Pierce、イリノイ州Rockford)を使用してタンパク質の濃度を決定した。40μgのタンパク質を、全STAT3(eBioscience、カタログ番号85−86101−11)またはホスホSTAT3(eBioscience、カタログ番号85−86102−11)ELISAキットのどちらかのそれぞれのウェルに加えた。どちらのタンパク質の相対レベルも、キット中に提供される標準および独自に購入した標準(Signaling Technologies、カタログ番号9333−S)と比較した。
【0372】
結果。表29は、脾臓中のSTAT3のリン酸化状態に対するSutentの効果を評価する代表的なSTATアッセイの結果を示す。健康または腫瘍を保有するマウスのどちらからの脾臓抽出物も、ELISAによって同様のレベルのSTAT3タンパク質を示した(全STAT3)。しかし、腫瘍を保有するマウスからの抽出物は、健康なBALB/cよりも有意に高いレベルのリン酸化されたSTAT3を有していた(スチューデントT検定、P<0.001)。Sutent処置のたった1時間後にリン酸化レベルは健康な動物と同様のレベルまで迅速に減少し、7時間まで、未処置のマウスよりも低いレベルで維持された。24時間で、STAT3のリン酸化レベルはSutent処置前のレベルまで完全に回復した。リン酸化の動力学は血液中の循環Sutentのレベルを反映している。Sutentの薬物動態学プロフィールを反映する、脾臓におけるSTAT3リン酸化の迅速な応答は、腫瘍を保有する動物におけるSutentの直接免疫調節機能を示差している。
【0373】
【表34】
【0374】
生の配列表
配列番号1.完全長ヒトPSMAのアミノ酸配列
MWNLLHETDSAVATARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSNEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVHNLTKELKSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSIVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYSISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLQDFDKSNPIVLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号2.配列番号1の完全長ヒトPSMAをコードしているヌクレオチド配列
atgtggaatctccttcacgaaaccgactcggctgtggccaccgcgcgccgcccgcgctggctgtgcgctggggcgctggtgctggcgggtggcttctttctcctcggcttcctcttcgggtggtttataaaatcctccaatgaagctactaacattactccaaagcataatatgaaagcatttttggatgaattgaaagctgagaacatcaagaagttcttatataattttacacagataccacatttagcaggaacagaacaaaactttcagcttgcaaagcaaattcaatcccagtggaaagaatttggcctggattctgttgagctagcacattatgatgtcctgttgtcctacccaaataagactcatcccaactacatctcaataattaatgaagatggaaatgagattttcaacacatcattatttgaaccacctcctccaggatatgaaaatgtttcggatattgtaccacctttcagtgctttctctcctcaaggaatgccagagggcgatctagtgtatgttaactatgcacgaactgaagacttctttaaattggaacgggacatgaaaatcaattgctctgggaaaattgtaattgccagatatgggaaagttttcagaggaaataaggttaaaaatgcccagctggcaggggccaaaggagtcattctctactccgaccctgctgactactttgctcctggggtgaagtcctatccagatggttggaatcttcctggaggtggtgtccagcgtggaaatatcctaaatctgaatggtgcaggagaccctctcacaccaggttacccagcaaatgaatatgcttataggcgtggaattgcagaggctgttggtcttccaagtattcctgttcatccaattggatactatgatgcacagaagctcctagaaaaaatgggtggctcagcaccaccagatagcagctggagaggaagtctcaaagtgccctacaatgttggacctggctttactggaaacttttctacacaaaaagtcaagatgcacatccactctaccaatgaagtgacaagaatttacaatgtgataggtactctcagaggagcagtggaaccagacagatatgtcattctgggaggtcaccgggactcatgggtgtttggtggtattgaccctcagagtggagcagctgttgttcatgaaattgtgaggagctttggaacactgaaaaaggaagggtggagacctagaagaacaattttgtttgcaagctgggatgcagaagaatttggtcttcttggttctactgagtgggcagaggagaattcaagactccttcaagagcgtggcgtggcttatattaatgctgactcatctatagaaggaaactacactctgagagttgattgtacaccgctgatgtacagcttggtacacaacctaacaaaagagctgaaaagccctgatgaaggctttgaaggcaaatctctttatgaaagttggactaaaaaaagtccttccccagagttcagtggcatgcccaggataagcaaattgggatctggaaatgattttgaggtgttcttccaacgacttggaattgcttcaggcagagcacggtatactaaaaattgggaaacaaacaaattcagcggctatccactgtatcacagtgtctatgaaacatatgagttggtggaaaagttttatgatccaatgtttaaatatcacctcactgtggcccaggttcgaggagggatggtgtttgagctagccaattccatagtgctcccttttgattgtcgagattatgctgtagttttaagaaagtatgctgacaaaatctacagtatttctatgaaacatccacaggaaatgaagacatacagtgtatcatttgattcacttttttctgcagtaaagaattttacagaaattgcttccaagttcagtgagagactccaggactttgacaaaagcaacccaatagtattaagaatgatgaatgatcaactcatgtttctggaaagagcatttattgatccattagggttaccagacaggcctttttataggcatgtcatctatgctccaagcagccacaacaagtatgcaggggagtcattcccaggaatttatgatgctctgtttgatattgaaagcaaagtggacccttccaaggcctggggagaagtgaagagacagatttatgttgcagccttcacagtgcaggcagctgcagagactttgagtgaagtagcc
配列番号3.PSMAシャッフル抗原1のアミノ酸配列
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSSEATNISPQHNVKAFLDEMKAENIKKFLYLFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQAEWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNETHPNYISIIDEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENISDVVPPYSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERELKINCSGKILIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGIILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNVLNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRELAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWKGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTIRGAVEPDRYVILGGHRDAWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKKGWRPRRTIIFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVYNLTKELQSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGVPRINKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWKTNKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGLVFELADSIVLPFDCQDYAVVLRKYADKIYNLAMKHPEELKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFNQRLQDFDKNNPLLVRMLNDQLMFLERAFVDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号4.配列番号3のPSMAシャッフル抗原1のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgccagacggcccagatggctgtgcgccggagccctggtgctggccggaggattcttcctgctgggcttcctgttcggctggttcatcaagagcagcagcgaggccaccaacatcagcccccagcacaacgtgaaggcctttctggacgagatgaaggccgagaacatcaagaagtttctgtacctgttcacccagatcccccacctggccggcaccgagcagaacttccagctggccaagcagattcaggctgagtggaaagagttcggcctggacagcgtggagctggcccactacgacgtgctgctgtcctaccccaacgagacacaccccaactacatcagcatcatcgacgaggacggcaacgagattttcaacaccagcctgttcgagccccctccccctggctacgagaacatctccgacgtggtgcccccctacagcgccttcagccctcagggaatgcctgaaggcgacctggtgtacgtgaactacgcccggaccgaggacttcttcaagctggaacgggagctgaagatcaactgcagcggcaagatcctgatcgccagatacggcaaggtgttccggggcaacaaagtgaagaacgcacagctggctggagccaagggcatcatcctgtacagcgaccccgccgactacttcgcccctggcgtgaagtcctaccctgacggctggaacctgcctggcggcggagtgcagcggggcaacgtgctgaacctgaacggagccggcgaccctctgaccccaggctaccccgccaacgagtacgcctaccggcgggagctggccgaagccgtgggcctgcccagcatccccgtgcaccccatcggctactacgacgcccagaaactgctggaaaagatgggcggcagcgcccctcccgacagcagctggaagggcagcctgaaggtgccctacaacgtgggccctggcttcaccggcaacttcagcacccagaaagtgaagatgcacatccacagcaccaacgaagtgacccggatctacaacgtgatcggcaccatcagaggcgccgtggagcccgacagatacgtgatcctgggcggccaccgggacgcctgggtgttcggcggcatcgacccccagagcggagccgccgtggtgcacgagatcgtgcggagcttcggcaccctgaagaagaagggctggcggcccagacggaccatcatcttcgccagctgggacgccgaggaattcggactgctgggctctaccgagtgggccgaggaaaacagcagactgctgcaggaacggggcgtcgcctacatcaacgccgacagctccatcgagggcaactacaccctgcgggtggactgcacccccctgatgtacagcctggtgtacaacctgaccaaagagctgcagagccccgacgagggcttcgagggcaagagcctgtacgagagctggaccaagaagtcccccagccccgagttcagcggcgtgccccggatcaacaagctgggcagcggcaacgacttcgaggtgttcttccagaggctgggcattgccagcggcagagcccggtacaccaagaactggaaaaccaacaagttctccggctaccccctgtaccacagcgtgtacgagacatacgaactggtggagaagttctacgaccccatgttcaagtaccacctgaccgtggcccaggtccggggagggctggtgttcgaactggccgacagcatcgtgctgcccttcgactgccaggactatgctgtggtgctgcggaagtacgccgacaaaatctacaacctggccatgaagcaccccgaggaactgaaaacctacagcgtgtccttcgacagcctgttcagcgccgtgaagaacttcaccgagatcgccagcaagttcaaccagcggctgcaggacttcgacaagaacaaccccctgctggtccggatgctgaacgaccagctgatgttcctggaacgggccttcgtggaccccctgggcctgcctgaccggcccttctaccggcacgtgatctatgcccccagcagccacaacaagtacgctggcgagagcttccccggcatctacgatgccctgttcgacatcgagagcaaggtggaccccagcaaggcctggggcgaagtgaagcggcagatatacgtggccgccttcacagtgcaggccgctgccgagacactgagcgaggtggcc
配列番号5.PSMAシャッフル抗原2のアミノ酸配列
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSSEATNITPQHNVKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFELAKQIQAQWKEFGLDSVELSHYDVLLSYPNETHPNYISIIDEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENISDVVPPYSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKILIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGIILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNVLNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGAAPPDSSWKGSLQVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTLKGAVEPDRYVILGGHRDAWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKKGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVYNLTKELQSPDEGFEGKSLFDSWTEKSPSPEFSGLPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKDWKTSKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGIVFELANSVVLPFDCQDYAVVLKKYADKIYNISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFNQRLQDFDKNNPILLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号6.配列番号5のPSMAシャッフル抗原2のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgccagacggcccagatggctgtgtgctggcgccctggtgctggctggcggctttttcctgctgggcttcctgttcggctggttcatcaagagcagcagcgaggccaccaacatcaccccccagcacaacgtgaaggcctttctggacgagctgaaggccgagaatatcaagaagttcctgtacaacttcacccagatcccccacctggccggcaccgagcagaacttcgagctggccaagcagatccaggcccagtggaaagagttcggcctggacagcgtggaactgagccactacgacgtgctgctgagctaccccaacgagacacaccccaactacatcagcatcatcgacgaggacggcaacgagattttcaacaccagcctgttcgagccccctccacccggctacgagaacatcagcgacgtggtgcccccctacagcgcattcagtccacagggaatgcccgagggcgacctggtgtacgtgaactacgcccggaccgaggacttcttcaagctggaacgggacatgaagatcaactgcagcggcaagatcctgatcgccagatacggcaaggtgttccggggcaacaaagtgaagaacgcccagctggcaggcgccaagggcatcatcctgtacagcgaccccgccgactacttcgcccctggcgtgaagtcctaccccgacggctggaacctgcctggcggcggagtgcagaggggcaacgtgctgaacctgaacggcgctggcgaccctctgacccctggctaccccgccaacgagtacgcctacagacggggaatcgccgaggccgtgggcctgcctagcatccctgtgcaccccatcggctactacgacgcccagaaactgctggaaaagatgggcggagccgcccctcccgacagctcttggaagggcagcctgcaggtcccctacaacgtgggccctggcttcaccggcaacttcagcacccagaaagtgaagatgcacatccacagcaccaacgaagtgacccggatctacaacgtgatcggcaccctgaagggcgccgtggaacccgacagatacgtgatcctgggcggccaccgggacgcctgggtgttcggaggcatcgaccctcagagcggcgctgccgtggtgcacgagatcgtgcggagcttcggcacactgaagaagaagggctggcggcccagacggaccatcctgttcgccagctgggacgccgaggaattcggcctgctgggcagcaccgagtgggccgaggaaaacagtcggctgctgcaggaacggggcgtcgcctacatcaacgccgacagcagcatcgagggcaactacaccctgcgggtggactgcacccccctgatgtacagcctggtgtacaacctgaccaaagagctgcagagccccgacgagggcttcgagggcaagtccctgttcgactcctggaccgagaagtcccccagccccgagttcagcggcctgcccagaatcagcaagctgggcagcggcaacgacttcgaggtgttcttccagcggctgggaatcgccagcggcagagcccggtacaccaaggactggaaaaccagcaagttctccggctaccccctgtaccacagcgtgtacgagacatacgagctggtggaaaagttctacgaccccatgttcaagtaccacctgaccgtggcccaggtccgaggcggcatcgtgttcgaactggccaacagcgtggtgctgccattcgattgtcaggactacgccgtggtgctgaagaagtacgccgacaaaatctacaacatcagcatgaagcacccccaggaaatgaaaacctacagcgtgtccttcgacagcctgttcagcgccgtgaagaatttcaccgagatcgcctccaagttcaaccagagactgcaggacttcgacaagaacaaccccatcctgctgcggatgatgaacgaccagctgatgttcctggaacgggccttcatcgaccccctgggcctgcccgaccggcccttttaccggcacgtgatctatgcccccagcagccacaacaaatacgccggcgagagtttccccggcatctacgatgccctgttcgatatcgagagcaaggtggaccccagcaaggcctggggcgaagtgaagcggcagatttacgtggccgcattcacagtgcaggctgctgccgagacactgagcgaggtggcc
配列番号7.PSMAシャッフル抗原3のアミノ酸配列
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSNEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSAQKLKLHIHSNTKVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRTFGTLKKKGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLLHSLVYNLTKELKSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPELSGLPRISKLGSGNDFEVFFQRLGISSGRARYTKDWKTSKFSSYPLYHSIYETYELVVKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSIVLPFDCRDYAVALKNHAENLYSISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLQDFDKSNPIVLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号8.配列番号7のPSMAシャッフル抗原3のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgccagacggcccagatggctgtgtgctggcgccctggtgctggctggcggctttttcctgctgggcttcctgttcggctggttcatcaagagcagcaacgaggccaccaacatcacccccaagcacaacatgaaggcctttctggacgagctgaaggccgagaatatcaagaagttcctgtacaacttcacccagatcccccacctggccggcaccgagcagaacttccagctggccaagcagatccagagccagtggaaagagttcggcctggacagcgtggaactggcccactacgacgtgctgctgagctaccccaacaagacccaccccaactacatcagcatcatcaacgaggacggcaacgagattttcaacaccagcctgttcgagccccctccacccggctacgagaacgtgtccgacatcgtgcccccattcagcgcattcagtccacagggaatgcccgagggcgacctggtgtacgtgaactacgcccggaccgaggacttcttcaagctggaacgggacatgaagatcaactgcagcggcaagatcgtgatcgccagatacggcaaggtgttccggggcaacaaagtgaagaacgcccagctggcaggcgccaagggcgtgatcctgtatagcgaccccgccgactacttcgcccctggcgtgaagtcctaccccgacggctggaacctgcctggcggcggagtgcagcggggcaacatcctgaacctgaacggcgctggcgaccccctgacccctggctatcccgccaacgagtacgcctacagacggggaatcgccgaggccgtgggcctgcctagcatccctgtgcaccccatcggctactacgacgcccagaaactgctggaaaagatgggcggcagcgcccctcccgatagctcttggagaggcagcctgaaggtgccctacaacgtgggccctggcttcaccggcaacttcagcgcccagaagctgaagctgcacatccacagcaacaccaaagtgacccggatctacaacgtgatcggcaccctgagaggcgccgtggaacccgacagatacgtgatcctgggcggccaccgggacagctgggtgttcggcggcatcgaccctcagtctggcgccgctgtggtgcacgagatcgtgcggacctttggcaccctgaagaagaagggctggcggcccagacggaccatcctgttcgccagctgggacgccgaggaattcggcctgctgggcagcaccgagtgggccgaggaaaacagtcggctgctgcaggaacggggcgtcgcctacatcaacgccgacagcagcatcgagggcaactacaccctgcgggtggactgcacccccctgctgcacagcctggtgtacaacctgaccaaagagctgaagtcccccgacgagggcttcgagggcaagagcctgtacgagagctggaccaagaagtcccccagccccgagctgagcggcctgcccagaatcagcaagctgggcagcggcaacgacttcgaggtgttcttccagcggctgggcatcagcagcggcagagcccggtacaccaaggactggaaaaccagcaagttcagcagctaccccctgtaccacagcatctacgagacatacgagctggtggtcaagttctacgaccccatgttcaagtaccacctgaccgtggcccaggtccgaggcggcatggtgttcgagctggccaacagcatcgtgctgcccttcgactgccgggactacgccgtggccctgaagaaccacgccgagaacctgtacagcatcagcatgaagcacccccaggaaatgaaaacctacagcgtgtccttcgacagcctgttcagcgccgtgaagaatttcaccgagatcgcctccaagttcagcgagcggctgcaggacttcgacaagagcaaccccatcgtgctgagaatgatgaacgaccagctgatgttcctggaacgggccttcatcgaccccctgggcctgcccgaccggcccttttaccggcacgtgatctatgcccccagcagccacaacaaatacgccggcgagagtttccccggcatctacgatgccctgttcgacatcgagagcaaggtggaccccagcaaggcctggggcgaagtgaagcggcagatttacgtggccgcattcacagtgcaggccgctgccgagacactgagcgaggtggcc
配列番号9.膜結合PSMA抗原のアミノ酸配列
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSNEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVHNLTKELKSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSIVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYSISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLQDFDKSNPIVLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号10.配列番号9の膜結合PSMA抗原のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgcgcgccgcccgcgctggctgtgcgctggggcgctggtgctggcgggtggcttctttctcctcggcttcctcttcgggtggtttataaaatcctccaatgaagctactaacattactccaaagcataatatgaaagcatttttggatgaattgaaagctgagaacatcaagaagttcttatataattttacacagataccacatttagcaggaacagaacaaaactttcagcttgcaaagcaaattcaatcccagtggaaagaatttggcctggattctgttgagctggcacattatgatgtcctgttgtcctacccaaataagactcatcccaactacatctcaataattaatgaagatggaaatgagattttcaacacatcattatttgaaccacctcctccaggatatgaaaatgtttcggatattgtaccacctttcagtgctttctctcctcaaggaatgccagagggcgatctagtgtatgttaactatgcacgaactgaagacttctttaaattggaacgggacatgaaaatcaattgctctgggaaaattgtaattgccagatatgggaaagttttcagaggaaataaggttaaaaatgcccagctggcaggggccaaaggagtcattctctactccgaccctgctgactactttgctcctggggtgaagtcctatccagatggttggaatcttcctggaggtggtgtccagcgtggaaatatcctaaatctgaatggtgcaggagaccctctcacaccaggttacccagcaaatgaatatgcttataggcgtggaattgcagaggctgttggtcttccaagtattcctgttcatccaattggatactatgatgcacagaagctcctagaaaaaatgggtggctcagcaccaccagatagcagctggagaggaagtctcaaagtgccctacaatgttggacctggctttactggaaacttttctacacaaaaagtcaagatgcacatccactctaccaatgaagtgacaagaatttacaatgtgataggtactctcagaggagcagtggaaccagacagatatgtcattctgggaggtcaccgggactcatgggtgtttggtggtattgaccctcagagtggagcagctgttgttcatgaaattgtgaggagctttggaacactgaaaaaggaagggtggagacctagaagaacaattttgtttgcaagctgggatgcagaagaatttggtcttcttggttctactgagtgggcagaggagaattcaagactccttcaagagcgtggcgtggcttatattaatgctgactcatctatagaaggaaactacactctgagagttgattgtacaccgctgatgtacagcttggtacacaacctaacaaaagagctgaaaagccctgatgaaggctttgaaggcaaatctctttatgaaagttggactaaaaaaagtccttccccagagttcagtggcatgcccaggataagcaaattgggatctggaaatgattttgaggtgttcttccaacgacttggaattgcttcaggcagagcacggtatactaaaaattgggaaacaaacaaattcagcggctatccactgtatcacagtgtctatgaaacatatgagttggtggaaaagttttatgatccaatgtttaaatatcacctcactgtggcccaggttcgaggagggatggtgtttgagctggccaattccatagtgctcccttttgattgtcgagattatgctgtagttttaagaaagtatgctgacaaaatctacagtatttctatgaaacatccacaggaaatgaagacatacagtgtatcatttgattcacttttttctgcagtaaagaattttacagaaattgcttccaagttcagtgagagactccaggactttgacaaaagcaacccaatagtattaagaatgatgaatgatcaactcatgtttctggaaagagcatttattgatccattagggttaccagacaggcctttttataggcatgtcatctatgctccaagcagccacaacaagtatgcaggggagtcattcccaggaatttatgatgctctgtttgatattgaaagcaaagtggacccttccaaggcctggggagaagtgaagagacagatttatgttgcagccttcacagtgcaggcagctgcagagactttgagtgaagtagcc
配列番号11.サイトゾルPSMA抗原のアミノ酸配列
MASKSSNEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVHNLTKELKSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSIVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYSISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLQDFDKSNPIVLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号12.配列番号11のサイトゾルPSMA抗原のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcaaatcctccaatgaagctactaacattactccaaagcataatatgaaagcatttttggatgaattgaaagctgagaacatcaagaagttcttatataattttacacagataccacatttagcaggaacagaacaaaactttcagcttgcaaagcaaattcaatcccagtggaaagaatttggcctggattctgttgagctggcacattatgatgtcctgttgtcctacccaaataagactcatcccaactacatctcaataattaatgaagatggaaatgagattttcaacacatcattatttgaaccacctcctccaggatatgaaaatgtttcggatattgtaccacctttcagtgctttctctcctcaaggaatgccagagggcgatctagtgtatgttaactatgcacgaactgaagacttctttaaattggaacgggacatgaaaatcaattgctctgggaaaattgtaattgccagatatgggaaagttttcagaggaaataaggttaaaaatgcccagctggcaggggccaaaggagtcattctctactccgaccctgctgactactttgctcctggggtgaagtcctatccagatggttggaatcttcctggaggtggtgtccagcgtggaaatatcctaaatctgaatggtgcaggagaccctctcacaccaggttacccagcaaatgaatatgcttataggcgtggaattgcagaggctgttggtcttccaagtattcctgttcatccaattggatactatgatgcacagaagctcctagaaaaaatgggtggctcagcaccaccagatagcagctggagaggaagtctcaaagtgccctacaatgttggacctggctttactggaaacttttctacacaaaaagtcaagatgcacatccactctaccaatgaagtgacaagaatttacaatgtgataggtactctcagaggagcagtggaaccagacagatatgtcattctgggaggtcaccgggactcatgggtgtttggtggtattgaccctcagagtggagcagctgttgttcatgaaattgtgaggagctttggaacactgaaaaaggaagggtggagacctagaagaacaattttgtttgcaagctgggatgcagaagaatttggtcttcttggttctactgagtgggcagaggagaattcaagactccttcaagagcgtggcgtggcttatattaatgctgactcatctatagaaggaaactacactctgagagttgattgtacaccgctgatgtacagcttggtacacaacctaacaaaagagctgaaaagccctgatgaaggctttgaaggcaaatctctttatgaaagttggactaaaaaaagtccttccccagagttcagtggcatgcccaggataagcaaattgggatctggaaatgattttgaggtgttcttccaacgacttggaattgcttcaggcagagcacggtatactaaaaattgggaaacaaacaaattcagcggctatccactgtatcacagtgtctatgaaacatatgagttggtggaaaagttttatgatccaatgtttaaatatcacctcactgtggcccaggttcgaggagggatggtgtttgagctggccaattccatagtgctcccttttgattgtcgagattatgctgtagttttaagaaagtatgctgacaaaatctacagtatttctatgaaacatccacaggaaatgaagacatacagtgtatcatttgattcacttttttctgcagtaaagaattttacagaaattgcttccaagttcagtgagagactccaggactttgacaaaagcaacccaatagtattaagaatgatgaatgatcaactcatgtttctggaaagagcatttattgatccattagggttaccagacaggcctttttataggcatgtcatctatgctccaagcagccacaacaagtatgcaggggagtcattcccaggaatttatgatgctctgtttgatattgaaagcaaagtggacccttccaaggcctggggagaagtgaagagacagatttatgttgcagccttcacagtgcaggcagctgcagagactttgagtgaagtagcc
配列番号13.分泌PSMA抗原のアミノ酸配列
MASETDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAKSSNEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLYNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELAHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPPGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGAKGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSAPPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTNEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVHNLTKELKSPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSGYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSIVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYSISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLQDFDKSNPIVLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSKAWGEVKRQIYVAAFTVQAAAETLSEVA
配列番号14.配列番号13の分泌PSMA抗原のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgaaaccgacactttgttgttgtgggtgcttttgctttgggtacccggatctactggtgatgctgctaaatcctccaatgaagctactaacattactccaaagcataatatgaaagcatttttggatgaattgaaagctgagaacatcaagaagttcttatataattttacacagataccacatttagcaggaacagaacaaaactttcagcttgcaaagcaaattcaatcccagtggaaagaatttggcctggattctgttgagctagcacattatgatgtcctgttgtcctacccaaataagactcatcccaactacatctcaataattaatgaagatggaaatgagattttcaacacatcattatttgaaccacctcctccaggatatgaaaatgtttcggatattgtaccacctttcagtgctttctctcctcaaggaatgccagagggcgatctagtgtatgttaactatgcacgaactgaagacttctttaaattggaacgggacatgaaaatcaattgctctgggaaaattgtaattgccagatatgggaaagttttcagaggaaataaggttaaaaatgcccagctggcaggggccaaaggagtcattctctactccgaccctgctgactactttgctcctggggtgaagtcctatccagatggttggaatcttcctggaggtggtgtccagcgtggaaatatcctaaatctgaatggtgcaggagaccctctcacaccaggttacccagcaaatgaatatgcttataggcgtggaattgcagaggctgttggtcttccaagtattcctgttcatccaattggatactatgatgcacagaagctcctagaaaaaatgggtggctcagcaccaccagatagcagctggagaggaagtctcaaagtgccctacaatgttggacctggctttactggaaacttttctacacaaaaagtcaagatgcacatccactctaccaatgaagtgacaagaatttacaatgtgataggtactctcagaggagcagtggaaccagacagatatgtcattctgggaggtcaccgggactcatgggtgtttggtggtattgaccctcagagtggagcagctgttgttcatgaaattgtgaggagctttggaacactgaaaaaggaagggtggagacctagaagaacaattttgtttgcaagctgggatgcagaagaatttggtcttcttggttctactgagtgggcagaggagaattcaagactccttcaagagcgtggcgtggcttatattaatgctgactcatctatagaaggaaactacactctgagagttgattgtacaccgctgatgtacagcttggtacacaacctaacaaaagagctgaaaagccctgatgaaggctttgaaggcaaatctctttatgaaagttggactaaaaaaagtccttccccagagttcagtggcatgcccaggataagcaaattgggatctggaaatgattttgaggtgttcttccaacgacttggaattgcttcaggcagagcacggtatactaaaaattgggaaacaaacaaattcagcggctatccactgtatcacagtgtctatgaaacatatgagttggtggaaaagttttatgatccaatgtttaaatatcacctcactgtggcccaggttcgaggagggatggtgtttgagctagccaattccatagtgctcccttttgattgtcgagattatgctgtagttttaagaaagtatgctgacaaaatctacagtatttctatgaaacatccacaggaaatgaagacatacagtgtatcatttgattcacttttttctgcagtaaagaattttacagaaattgcttccaagttcagtgagagactccaggactttgacaaaagcaacccaatagtattaagaatgatgaatgatcaactcatgtttctggaaagagcatttattgatccattagggttaccagacaggcctttttataggcatgtcatctatgctccaagcagccacaacaagtatgcaggggagtcattcccaggaatttatgatgctctgtttgatattgaaagcaaagtggacccttccaaggcctggggagaagtgaagagacagatttatgttgcagccttcacagtgcaggcagctgcagagactttgagtgaagtagcc
配列番号15.完全長ヒトPSAのアミノ酸配列
MASWVPVVFLTLSVTWIGAAPLILSRIVGGWECEKHSQPWQVLVASRGRAVCGGVLVHPQWVLTAAHCIRNKSVILLGRHSLFHPEDTGQVFQVSHSFPHPLYDMSLLKNRFLRPGDDSSHDLMLLRLSEPAELTDAVKVMDLPTQEPALGTTCYASGWGSIEPEEFLTPKKLQCVDLHVISNDVCAQVHPQKVTKFMLCAGRWTGGKSTCSGDSGGPLVCNGVLQGITSWGSEPCALPERPSLYTKVVHYRKWIKDTIVANP
配列番号16.配列番号15の完全長ヒトPSAのアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagctgggtcccggttgtcttcctcaccctgtccgtgacgtggattggcgctgcgcccctcatcctgtctcggattgtgggaggctgggagtgcgagaagcattcccaaccctggcaggtgcttgtggcctctcgtggcagggcagtctgcggcggtgttctggtgcacccccagtgggtcctcacagctgcccactgcatcaggaacaaaagcgtgatcttgctgggtcggcacagcttgtttcatcctgaagacacaggccaggtatttcaggtcagccacagcttcccacacccgctctacgatatgagcctcctgaagaatcgattcctcaggccaggtgatgactccagccacgacctcatgctgctccgcctgtcagagcctgccgagctcacggatgctgtgaaggtcatggacctgcccacccaggagccagcactggggaccacctgctacgcctcaggctggggcagcattgaaccagaggagttcttgaccccaaagaaacttcagtgtgtggacctccatgttatttccaatgacgtgtgtgcgcaagttcaccctcagaaggtgaccaagttcatgctgtgtgctggacgctggacagggggcaaaagcacctgctcgggtgattctgggggcccacttgtctgtaatggtgtgcttcaaggtatcacgtcatggggcagtgaaccatgtgccctgcccgaaaggccttccctgtacaccaaggtggtgcattaccggaagtggatcaaggacaccatcgtggccaacccc
配列番号17.サイトゾルPSA抗原のアミノ酸配列
MASIVGGWECEKHSQPWQVLVASRGRAVCGGVLVHPQWVLTAAHCIRNKSVILLGRHSLFHPEDTGQVFQVSHSFPHPLYDMSLLKNRFLRPGDDSSHDLMLLRLSEPAELTDAVKVMDLPTQEPALGTTCYASGWGSIEPEEFLTPKKLQCVDLHVISNDVCAQVHPQKVTKFMLCAGRWTGGKSTCSGDSGGPLVCNGVLQGITSWGSEPCALPERPSLYTKVVHYRKWIKDTIVANP
配列番号18.配列番号17のサイトゾルPSA抗原のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcattgtgggaggctgggagtgcgagaagcattcccaaccctggcaggtgcttgtggcctctcgtggcagggcagtctgcggcggtgttctggtgcacccccagtgggtcctcacagctgcccactgcatcaggaacaaaagcgtgatcttgctgggtcggcacagcttgtttcatcctgaagacacaggccaggtatttcaggtcagccacagcttcccacacccgctctacgatatgagcctcctgaagaatcgattcctcaggccaggtgatgactccagccacgacctcatgctgctccgcctgtcagagcctgccgagctcacggatgctgtgaaggtcatggacctgcccacccaggagccagcactggggaccacctgctacgcctcaggctggggcagcattgaaccagaggagttcttgaccccaaagaaacttcagtgtgtggacctccatgttatttccaatgacgtgtgtgcgcaagttcaccctcagaaggtgaccaagttcatgctgtgtgctggacgctggacagggggcaaaagcacctgctcgggtgattctgggggcccacttgtctgtaatggtgtgcttcaaggtatcacgtcatggggcagtgaaccatgtgccctgcccgaaaggccttccctgtacaccaaggtggtgcattaccggaagtggatcaaggacaccatcgtggccaacccc
配列番号19.膜結合PSA抗原のアミノ酸配列
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSNEATNITPGIVGGWECEKHSQPWQVLVASRGRAVCGGVLVHPQWVLTAAHCIRNKSVILLGRHSLFHPEDTGQVFQVSHSFPHPLYDMSLLKNRFLRPGDDSSHDLMLLRLSEPAELTDAVKVMDLPTQEPALGTTCYASGWGSIEPEEFLTPKKLQCVDLHVISNDVCAQVHPQKVTKFMLCAGRWTGGKSTCSGDSGGPLVCNGVLQGITSWGSEPCALPERPSLYTKVVHYRKWIKDTIVANP
配列番号20.配列番号19の膜結合PSA抗原のアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcgcgcgccgcccgcgctggctgtgcgctggggcgctggtgctggcgggtggcttctttctcctcggcttcctcttcgggtggtttataaaatcctccaatgaagctactaacattactccaggaattgtgggaggctgggagtgcgagaagcattcccaaccctggcaggtgcttgtggcctctcgtggcagggcagtctgcggcggtgttctggtgcacccccagtgggtcctcacagctgcccactgcatcaggaacaaaagcgtgatcttgctgggtcggcacagcttgtttcatcctgaagacacaggccaggtatttcaggtcagccacagcttcccacacccgctctacgatatgagcctcctgaagaatcgattcctcaggccaggtgatgactccagccacgacctcatgctgctccgcctgtcagagcctgccgagctcacggatgctgtgaaggtcatggacctgcccacccaggagccagcactggggaccacctgctacgcctcaggctggggcagcattgaaccagaggagttcttgaccccaaagaaacttcagtgtgtggacctccatgttatttccaatgacgtgtgtgcgcaagttcaccctcagaaggtgaccaagttcatgctgtgtgctggacgctggacagggggcaaaagcacctgctcgggtgattctgggggcccacttgtctgtaatggtgtgcttcaaggtatcacgtcatggggcagtgaaccatgtgccctgcccgaaaggccttccctgtacaccaaggtggtgcattaccggaagtggatcaaggacaccatcgtggccaacccctga
配列番号21.完全長ヒトPSCAのアミノ酸配列
MASKAVLLALLMAGLALQPGTALLCYSCKAQVSNEDCLQVENCTQLGEQCWTARIRAVGLLTVISKGCSLNCVDDSQDYYVGKKNITCCDTDLCNASGAHALQPAAAILALLPALGLLLWGPGQL
配列番号22.配列番号21の完全長ヒトPSCAのアミノ酸配列をコードしているヌクレオチド配列
atggctagcaaggctgtgctgcttgccctgttgatggcaggcttggccctgcagccaggcactgccctgctgtgctactcctgcaaagcccaggtgagcaacgaggactgcctgcaggtggagaactgcacccagctgggggagcagtgctggaccgcgcgcatccgcgcagttggcctcctgaccgtcatcagcaaaggctgcagcttgaactgcgtggatgactcacaggactactacgtgggcaagaagaacatcacgtgctgtgacaccgacttgtgcaacgccagcggggcccatgccctgcagccggctgccgccatccttgcgctgctccctgcactcggcctgctgctctggggacccggccagcta
配列番号23.プラスミド5166のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCG
TTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号24.プラスミド5259のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTATAGAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号25.プラスミド5297のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCATTGTGGGAGGCTGGGAGTGCGAGAAGCATTCCCAACCCTGGCAGGTGCTTGTGGCCTCTCGTGGCAGGGCAGTCTGCGGCGGTGTTCTGGTGCACCCCCAGTGGGTCCTCACAGCTGCCCACTGCATCAGGAACAAAAGCGTGATCTTGCTGGGTCGGCACAGCTTGTTTCATCCTGAAGACACAGGCCAGGTATTTCAGGTCAGCCACAGCTTCCCACACCCGCTCTACGATATGAGCCTCCTGAAGAATCGATTCCTCAGGCCAGGTGATGACTCCAGCCACGACCTCATGCTGCTCCGCCTGTCAGAGCCTGCCGAGCTCACGGATGCTGTGAAGGTCATGGACCTGCCCACCCAGGAGCCAGCACTGGGGACCACCTGCTACGCCTCAGGCTGGGGCAGCATTGAACCAGAGGAGTTCTTGACCCCAAAGAAACTTCAGTGTGTGGACCTCCATGTTATTTCCAATGACGTGTGTGCGCAAGTTCACCCTCAGAAGGTGACCAAGTTCATGCTGTGTGCTGGACGCTGGACAGGGGGCAAAAGCACCTGCTCGGGTGATTCTGGGGGCCCACTTGTCTGTAATGGTGTGCTTCAAGGTATCACGTCATGGGGCAGTGAACCATGTGCCCTGCCCGAAAGGCCTTCCCTGTACACCAAGGTGGTGCATTACCGGAAGTGGATCAAGGACACCATCGTGGCCAACCCCTGAAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号26.プラスミド460のヌクレオチド配列
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TGGAGAGTACATACCTGCTTGCTGAGATCCGGACGGTGAGTCACTCTTGGCACGGGGAATCCGCGTTCCAATGCACCGTTCCCGGCCGCGGAGGCTGGATCGGTCCCGGTGTCTTCTATGGAGGTCAAAACAGCGTGGATGGCGTCTCCAGGCGATCTGACGGTTCACTAAACGAGCTCTGCTTATATAGACCTCCCACCGTACACGCCTACCGCCCATTTGCGTCAACGGGGCGGGGTTATTACGACATTTTGGAAAGTCCCGTTGATTTTGGTGCTCGACCTGCAGGGTACCAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTATAGAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGC
配列番号27.プラスミド451のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCGGATCCGAAGGTAGGGGTTCATTATTGACCTGTGGAGATGTCGAAGAAAACCCAGGACCCGCAAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTATAGAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGAC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GAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号28.プラスミド454のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTAGGATCCCAGACCCTGAACTTTGATCTGCTGAAACTGGCAGGCGATGTGGAAAGCAACCCAGGCCCAATGGCAAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTG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配列番号29.プラスミド5300のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCATTGTGGGAGGCTGGGAGTGCGAGAAGCATTCCCAACCCTGGCAGGTGCTTGTGGCCTCTCGTGGCAGGGCAGTCTGCGGCGGTGTTCTGGTGCACCCCCAGTGGGTCCTCACAGCTGCCCACTGCATCAGGAACAAAAGCGTGATCTTGCTGGGTCGGCACAGCTTGTTTCATCCTGAAGACACAGGCCAGGTATTTCAGGTCAGCCACAGCTTCCCACACCCGCTCTACGATATGAGCCTCCTGAAGAATCGATTCCTCAGGCCAGGTGATGACTCCAGCCACGACCTCATGCTGCTCCGCCTGTCAGAGCCTGCCGAGCTCACGGATGCTGTGAAGGTCATGGACCTGCCCACCCAGGAGCCAGCACTGGGGACCACCTGCTACGCCTCAGGCTGGGGCAGCATTGAACCAGAGGAGTTCTTGACCCCAAAGAAACTTCAGTGTGTGGACCTCCATGTTATTTCCAATGACGTGTGTGCGCAAGTTCACCCTCAGAAGGTGACCAAGTTCATGCTGTGTGCTGGACGCTGGACAGGGGGCAAAAGCACCTGCTCGGGTGATTCTGGGGGCCCACTTGTCTGTAATGGTGTGCTTCAAGGTATCACGTCATGGGGCAGTGAACCATGTGCCCTGCCCGAAAGGCCTTCCCTGTACACCAAGGTGGTGCATTACCGGAAGTGGATCAAGGACACCATCGTGGCCAACCCCGGATCCCAGACCCTGAACTTTGATCTGCTGAAACTGGCAGGCGATGTGGAAAGCAACCCAGGCCCAATGGCAAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGGGC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CTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号30.プラスミド449のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGACCCCCTAACGTTACTGGCCGAAGCCGCTTGGAATAAGGCCGGTGTGCGTTTGTCTATATGTTATTTTCCACCATATTGCCGTCTTTTGGCAATGTGAGGGCCCGGAAACCTGGCCCTGTCTTCTTGACGAGCATTCCTAGGGGTCTTTCCCCTCTCGCCAAAGGAATGCAAGGTCTGTTGAATGTCGTGAAGGAAGCAGTTCCTCTGGAAGCTTCTTGAAGACAAACAACGTCTGTAGCGACCCTTTGCAGGCAGCGGAACCCCCCACCTGGCGACAGGTGCCTCTGCGGCCAAAAGCCACGTGTATAAGATACACCTGCAAAGGCGGCACAACCCCAGTGCCACGTTGTGAGTTGGATAGTTGTGGAAAGAGTCAAATGGCTCTCCTCAAGCGTATTCAACAAGGGGCTGAAGGATGCCCAGAAGGTACCCCATTGTATGGGATCTGATCTGGGGCCTCGGTGCACATGCTTTACATGTGTTTAGTCGAGGTTAAAAAACGTCTAGGCCCCCCGAACCACGGGGACGTGGTTTTCCTTTGAAAAACACGATGATAATATGGCCAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACA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CTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTATAGGGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号31.プラスミド603のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTATAGAGATCTGACCCCCTAACGTTACTGGCCGAAGCCGCTTGGAATAAGGCCGGTGTGCGTTTGTCTATATGTTATTTTCCACCATATTGCCGTCTTTTGGCAATGTGAGGGCCCGGAAACCTGGCCCTGTCTTCTTGACGAGCATTCCTAGGGGTCTTTCCCCTCTCGCCAAAGGAATGCAAGGTCTGTTGAATGTCGTGAAGGAAGCAGTTCCTCTGGAAGCTTCTTGAAGACAAACAACGTCTGTAGCGACCCTTTGCAGGCAGCGGAACCCCCCACCTGGCGACAGGTGCCTCTGCGGCCAAAAGCCACGTGTATAAGATACACCTGCAAAGGCGGCACAACCCCAGTGCCACGTTGTGAGTTGGATAGTTGTGGAAAGAGTCAAATGGCTCTCCTCAAGCGTATTCAACAAGGGGCTGAAGGATGCCCAGAAGGTACCCCATTGTATGGGATCTGATCTGGGGCCTCGGTGCACATGCTTTACATGTGTTTAGTCGAGGTTAAAAAACGTCTAGGCCCCCCGAACCACGGGGACGTGGTTTTCCTTTGAAAAACACGATGATAATATGGCCACAACCATGGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTA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配列番号32.プラスミド455のヌクレオチド配列
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配列番号33.プラスミド456のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCATTGTGGGAGGCTGGGAGTGCGAGAAGCATTCCCAACCCTGGCAGGTGCTTGTGGCCTCTCGTGGCAGGGCAGTCTGCGGCGGTGTTCTGGTGCACCCCCAGTGGGTCCTCACAGCTGCCCACTGCATCAGGAACAAAAGCGTGATCTTGCTGGGTCGGCACAGCTTGTTTCATCCTGAAGACACAGGCCAGGTATTTCAGGTCAGCCACAGCTTCCCACACCCGCTCTACGATATGAGCCTCCTGAAGAATCGATTCCTCAGGCCAGGTGATGACTCCAGCCACGACCTCATGCTGCTCCGCCTGTCAGAGCCTGCCGAGCTCACGGATGCTGTGAAGGTCATGGACCTGCCCACCCAGGAGCCAGCACTGGGGACCACCTGCTACGCCTCAGGCTGGGGCAGCATTGAACCAGAGGAGTTCTTGACCCCAAAGAAACTTCAGTGTGTGGACCTCCATGTTATTTCCAATGACGTGTGTGCGCAAGTTCACCCTCAGAAGGTGACCAAGTTCATGCTGTGTGCTGGACGCTGGACAGGGGGCAAAAGCACCTGCTCGGGTGATTCTGGGGGCCCACTTGTCTGTAATGGTGTGCTTCAAGGTATCACGTCATGGGGCAGTGAACCATGTGCCCTGCCCGAAAGGCCTTCCCTGTACACCAAGGTGGTGCATTACCGGAAGTGGATCAAGGACACCATCGTGGCCAACCCCGGATCCCAGACCCTGAACTTTGATCTGCTGAAACTGGCAGGCGATGTGGAAAGCAACCCAGGCCCAATGGCAAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGACC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配列番号34.プラスミド457のヌクレオチド配列
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配列番号35.プラスミド458のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCATTGTGGGAGGCTGGGAGTGCGAGAAGCATTCCCAACCCTGGCAGGTGCTTGTGGCCTCTCGTGGCAGGGCAGTCTGCGGCGGTGTTCTGGTGCACCCCCAGTGGGTCCTCACAGCTGCCCACTGCATCAGGAACAAAAGCGTGATCTTGCTGGGTCGGCACAGCTTGTTTCATCCTGAAGACACAGGCCAGGTATTTCAGGTCAGCCACAGCTTCCCACACCCGCTCTACGATATGAGCCTCCTGAAGAATCGATTCCTCAGGCCAGGTGATGACTCCAGCCACGACCTCATGCTGCTCCGCCTGTCAGAGCCTGCCGAGCTCACGGATGCTGTGAAGGTCATGGACCTGCCCACCCAGGAGCCAGCACTGGGGACCACCTGCTACGCCTCAGGCTGGGGCAGCATTGAACCAGAGGAGTTCTTGACCCCAAAGAAACTTCAGTGTGTGGACCTCCATGTTATTTCCAATGACGTGTGTGCGCAAGTTCACCCTCAGAAGGTGACCAAGTTCATGCTGTGTGCTGGACGCTGGACAGGGGGCAAAAGCACCTGCTCGGGTGATTCTGGGGGCCCACTTGTCTGTAATGGTGTGCTTCAAGGTATCACGTCATGGGGCAGTGAACCATGTGCCCTGCCCGAAAGGCCTTCCCTGTACACCAAGGTGGTGCATTACCGGAAGTGGATCAAGGACACCATCGTGGCCAACCCCGGATCCGAAGGTAGGGGTTCATTATTGACCTGTGGAGATGTCGAAGAAAACCCAGGACCCGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTAGGATCCCAGACCCTGAACTTTGATCTGCTGAAACTGGCAGGCGATGTGGAAAGCAACCCAGGCCCAATGGCAAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAA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GGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号36.プラスミド459のヌクレオチド配列
GGCGTAATGCTCTGCCAGTGTTACAACCAATTAACCAATTCTGATTAGAAAAACTCATCGAGCATCAAATGAAACTGCAATTTATTCATATCAGGATTATCAATACCATATTTTTGAAAAAGCCGTTTCTGTAATGAAGGAGAAAACTCACCGAGGCAGTTCCATAGGATGGCAAGATCCTGGTATCGGTCTGCGATTCCGACTCGTCCAACATCAATACAACCTATTAATTTCCCCTCGTCAAAAATAAGGTTATCAAGTGAGAAATCACCATGAGTGACGACTGAATCCGGTGAGAATGGCAAAAGCTTATGCATTTCTTTCCAGACTTGTTCAACAGGCCAGCCATTACGCTCGTCATCAAAATCACTCGCATCAACCAAACCGTTATTCATTCGTGATTGCGCCTGAGCGAGACGAAATACGCGATCGCTGTTAAAAGGACAATTACAAACAGGAATCAAATGCAACCGGCGCAGGAACACTGCCAGCGCATCAACAATATTTTCACCTGAATCAGGATATTCTTCTAATACCTGGAATGCTGTTTTCCCGGGGATCGCAGTGGTGAGTAACCATGCATCATCAGGAGTACGGATAAAATGCTTGATGGTCGGAAGAGGCATAAATTCCGTCAGCCAGTTTAGTCTGACCATCTCATCTGTAACATCATTGGCAACGCTACCTTTGCCATGTTTCAGAAACAACTCTGGCGCATCGGGCTTCCCATACAATCGATAGATTGTCGCACCTGATTGCCCGACATTATCGCGAGCCCATTTATACCCATATAAATCAGCATCCATGTTGGAATTTAATCGCGGCCTCGAGCAAGACGTTTCCCGTTGAATATGGCTCATAACACCCCTTGTATTACTGTTTATGTAAGCAGACAGGTCGACAATATTGGCTATTGGCCATTGCATACGTTGTATCTATATCATAATATGTACATTTATATTGGCTCATGTCCAATATGACCGCCATGTTGACATTGATTATTGACTAGTTATTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTCCGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTACGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACACCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAATAACCCCGCCCCGTTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTCGTTTAGTGAACCGTCAGATCGCCTGGAGACGCCATCCACGCTGTTTTGACCTCCATAGAAGACACCGGGACCGATCCAGCCTCCGCGGCCGGGAACGGTGCATTGGAACGCGGATTCCCCGTGCCAAGAGTGACTCACCGTCCGGATCTCAGCAAGCAGGTATGTACTCTCCAGGGTGGGCCTGGCTTCCCCAGTCAAGACTCCAGGGATTTGAGGGACGCTGTGGGCTCTTCTCTTACATGTACCTTTTGCTTGCCTCAACCCTGACTATCTTCCAGGTCAGGATCCCAGAGTCAGGGGTCTGTATTTTCCTGCTGGTGGCTCCAGTTCAGGAACAGTAAACCCTGCTCCGAATATTGCCTCTCACATCTCGTCAATCTCCGCGAGGACTGGGGACCCTGTGACGAACATGGCTAGCAAGGCTGTGCTGCTTGCCCTGTTGATGGCAGGCTTGGCCCTGCAGCCAGGCACTGCCCTGCTGTGCTACTCCTGCAAAGCCCAGGTGAGCAACGAGGACTGCCTGCAGGTGGAGAACTGCACCCAGCTGGGGGAGCAGTGCTGGACCGCGCGCATCCGCGCAGTTGGCCTCCTGACCGTCATCAGCAAAGGCTGCAGCTTGAACTGCGTGGATGACTCACAGGACTACTACGTGGGCAAGAAGAACATCACGTGCTGTGACACCGACTTGTGCAACGCCAGCGGGGCCCATGCCCTGCAGCCGGCTGCCGCCATCCTTGCGCTGCTCCCTGCACTCGGCCTGCTGCTCTGGGGACCCGGCCAGCTAGGATCCCAGACCCTGAACTTTGATCTGCTGAAACTGGCAGGCGATGTGGAAAGCAACCCAGGCCCAATGGCAAGCGCGCGCCGCCCGCGCTGGCTGTGCGCTGGGGCGCTGGTGCTGGCGGGTGGCTTCTTTCTCCTCGGCTTCCTCTTCGGGTGGTTTATAAAATCCTCCAATGAAGCTACTAACATTACTCCAAAGCATAATATGAAAGCATTTTTGGATGAATTGAAAGCTGAGAACATCAAGAAGTTCTTATATAATTTTACACAGATACCACATTTAGCAGGAACAGAACAAAACTTTCAGCTTGCAAAGCAAATTCAATCCCAGTGGAAAGAATTTGGCCTGGATTCTGTTGAGCTGGCACATTATGATGTCCTGTTGTCCTACCCAAATAAGACTCATCCCAACTACATCTCAATAATTAATGAAGATGGAAATGAGATTTTCAACACATCATTATTTGAACCACCTCCTCCAGGATATGAAAATGTTTCGGATATTGTACCACCTTTCAGTGCTTTCTCTCCTCAAGGAATGCCAGAGGGCGATCTAGTGTATGTTAACTATGCACGAACTGAAGACTTCTTTAAATTGGAACGGGACATGAAAATCAATTGCTCTGGGAAAATTGTAATTGCCAGATATGGGAAAGTTTTCAGAGGAAATAAGGTTAAAAATGCCCAGCTGGCAGGGGCCAAAGGAGTCATTCTCTACTCCGACCCTGCTGACTACTTTGCTCCTGGGGTGAAGTCCTATCCAGATGGTTGGAATCTTCCTGGAGGTGGTGTCCAGCGTGGAAATATCCTAAATCTGAATGGTGCAGGAGACCCTCTCACACCAGGTTACCCAGCAAATGAATATGCTTATAGGCGTGGAATTGCAGAGGCTGTTGGTCTTCCAAGTATTCCTGTTCATCCAATTGGATACTATGATGCACAGAAGCTCCTAGAAAAAATGGGTGGCTCAGCACCACCAGATAGCAGCTGGAGAGGAAGTCTCAAAGTGCCCTACAATGTTGGACCTGGCTTTACTGGAAACTTTTCTACACAAAAAGTCAAGATGCACATCCACTCTACCAATGAAGTGACAAGAATTTACAATGTGATAGGTACTCTCAGAGGAGCAGTGGAACCAGACAGATATGTCATTCTGGGAGGTCACCGGGACTCATGGGTGTTTGGTGGTATTGACCCTCAGAGTGGAGCAGCTGTTGTTCATGAAATTGTGAGGAGCTTTGGAACACTGAAAAAGGAAGGGTGGAGACCTAGAAGAACAATTTTGTTTGCAAGCTGGGATGCAGAAGAATTTGGTCTTCTTGGTTCTACTGAGTGGGCAGAGGAGAATTCAAGACTCCTTCAAGAGCGTGGCGTGGCTTATATTAATGCTGACTCATCTATAGAAGGAAACTACACTCTGAGAGTTGATTGTACACCGCTGATGTACAGCTTGGTACACAACCTAACAAAAGAGCTGAAAAGCCCTGATGAAGGCTTTGAAGGCAAATCTCTTTATGAAAGTTGGACTAAAAAAAGTCCTTCCCCAGAGTTCAGTGGCATGCCCAGGATAAGCAAATTGGGATCTGGAAATGATTTTGAGGTGTTCTTCCAACGACTTGGAATTGCTTCAGGCAGAGCACGGTATACTAAAAATTGGGAAACAAACAAATTCAGCGGCTATCCACTGTATCACAGTGTCTATGAAACATATGAGTTGGTGGAAAAGTTTTATGATCCAATGTTTAAATATCACCTCACTGTGGCCCAGGTTCGAGGAGGGATGGTGTTTGAGCTGGCCAATTCCATAGTGCTCCCTTTTGATTGTCGAGATTATGCTGTAGTTTTAAGAAAGTATGCTGACAAAATCTACAGTATTTCTATGAAACATCCACAGGAAATGAAGACATACAGTGTATCATTTGATTCACTTTTTTCTGCAGTAAAGAATTTTACAGAAATTGCTTCCAAGTTCAGTGAGAGACTCCAGGACTTTGACAAAAGCAACCCAATAGTATTAAGAATGATGAATGATCAACTCATGTTTCTGGAAAGAGCATTTATTGATCCATTAGGGTTACCAGACAGGCCTTTTTATAGGCATGTCATCTATGCTCCAAGCAGCCACAACAAGTATGCAGGGGAGTCATTCCCAGGAATTTATGATGCTCTGTTTGATATTGAAAGCAAAGTGGACCCTTCCAAGGCCTGGGGAGAAGTGAAGAGACAGATTTATGTTGCAGCCTTCACAGTGCAGGCAGCTGCAGAGACTTTGAGTGAAGTAGCCTAAAGATCTGACCCCCTAACGTTACTGGCCGAAGCCGCTTGGAATAAGGCCGGTGTGCGTTTGTCTATATGTTATTTTCCACCATATTGCCGTCTTTTGGCAATGTGAGGGCCCGGAAACCTGGCCCTGTCTTCTTGACGAGCATTCCTAGGGGTCTTTCCCCTCTCGCCAAAGGAATGCAAGGTCTGTTGAATGTCGTGAAGGAAGCAGTTCCTCTGGAAGCTTCTTGAAGACAAACAACGTCTGTAGCGACCCTTTGCAGGCAGCGGAACCCCCCACCTGGCGACAGGTGCCTCTGCGGCCAAAAGCCACGTGTATAAGATACACCTGCAAAGGCGGCACAACCCCAGTGCCACGTTGTGAGTTGGATAGTTGTGGAAAGAGTCAAATGGCTCTCCTCAAGCGTATTCAACAAGGGGCTGAAGGATGCCCAGAAGGTACCCCATTGTATGGGATCTGATCTGGGGCCTCGGTGCACA
TGCTTTACATGTGTTTAGTCGAGGTTAAAAAACGTCTAGGCCCCCCGAACCACGGGGACGTGGTTTTCCTTTGAAAAACACGATGATAATATGGCCAGCATTGTGGGAGGCTGGGAGTGCGAGAAGCATTCCCAACCCTGGCAGGTGCTTGTGGCCTCTCGTGGCAGGGCAGTCTGCGGCGGTGTTCTGGTGCACCCCCAGTGGGTCCTCACAGCTGCCCACTGCATCAGGAACAAAAGCGTGATCTTGCTGGGTCGGCACAGCTTGTTTCATCCTGAAGACACAGGCCAGGTATTTCAGGTCAGCCACAGCTTCCCACACCCGCTCTACGATATGAGCCTCCTGAAGAATCGATTCCTCAGGCCAGGTGATGACTCCAGCCACGACCTCATGCTGCTCCGCCTGTCAGAGCCTGCCGAGCTCACGGATGCTGTGAAGGTCATGGACCTGCCCACCCAGGAGCCAGCACTGGGGACCACCTGCTACGCCTCAGGCTGGGGCAGCATTGAACCAGAGGAGTTCTTGACCCCAAAGAAACTTCAGTGTGTGGACCTCCATGTTATTTCCAATGACGTGTGTGCGCAAGTTCACCCTCAGAAGGTGACCAAGTTCATGCTGTGTGCTGGACGCTGGACAGGGGGCAAAAGCACCTGCTCGGGTGATTCTGGGGGCCCACTTGTCTGTAATGGTGTGCTTCAAGGTATCACGTCATGGGGCAGTGAACCATGTGCCCTGCCCGAAAGGCCTTCCCTGTACACCAAGGTGGTGCATTACCGGAAGTGGATCAAGGACACCATCGTGGCCAACCCCTGAGGATCTGGGCCCTAACAAAACAAAAAGATGGGGTTATTCCCTAAACTTCATGGGTTACGTAATTGGAAGTTGGGGGACATTGCCACAAGATCATATTGTACAAAAGATCAAACACTGTTTTAGAAAACTTCCTGTAAACAGGCCTATTGATTGGAAAGTATGTCAAAGGATTGTGGGTCTTTTGGGCTTTGCTGCTCCATTTACACAATGTGGATATCCTGCCTTAATGCCTTTGTATGCATGTATACAAGCTAAACAGGCTTTCACTTTCTCGCCAACTTACAAGGCCTTTCTAAGTAAACAGTACATGAACCTTTACCCCGTTGCTCGGCAACGGCCTGGTCTGTGCCAAGTGTTTGCTGACGCAACCCCCACTGGCTGGGGCTTGGCCATAGGCCATCAGCGCATGCGTGGAACCTTTGTGGCTCCTCTGCCGATCCATACTGCGGAACTCCTAGCCGCTTGTTTTGCTCGCAGCCGGTCTGGAGCAAAGCTCATAGGAACTGACAATTCTGTCGTCCTCTCGCGGAAATATACATCGTTTCGATCTACGTATGATCTTTTTCCCTCTGCCAAAAATTATGGGGACATCATGAAGCCCCTTGAGCATCTGACTTCTGGCTAATAAAGGAAATTTATTTTCATTGCAATAGTGTGTTGGAATTTTTTGTGTCTCTCACTCGGAAGGAATTCTGCATTAATGAATCGGCCAACGCGCGGGGAGAGGCGGTTTGCGTATTGGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGAACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTC
配列番号37.PSHUTTLE IRESのヌクレオチド配列
CATCATCAATAATATACCTTATTTTGGATTGAAGCCAATATGATAATGAGGGGGTGGAGTTTGTGACGTGGCGCGGGGCGTGGGAACGGGGCGGGTGACGTAGTAGTGTGGCGGAAGTGTGATGTTGCAAGTGTGGCGGAACACATGTAAGCGACGGATGTGGCAAAAGTGACGTTTTTGGTGTGCGCCGGTGTACACAGGAAGTGACAATTTTCGCGCGGTTTTAGGCGGATGTTGTAGTAAATTTGGGCGTAACCGAGTAAGATTTGGCCATTTTCGCGGGAAAACTGAATAAGAGGAAGTGAAATCTGAATAATTTTGTGTTACTCATAGCGCGTAATACTGTAATAGTAATCAATTACGGGGTCATTAGTTCATAGCCCATATATGGAGTTCCGCGTTACATAACTTACGGTAAATGGCCCGCCTGGCTGACCGCCCAACGACCCCCGCCCATTGACGTCAATAATGACGTATGTTCCCATAGTAACGCCAATAGGGACTTTCCATTGACGTCAATGGGTGGAGTATTTACGGTAAACTGCCCACTTGGCAGTACATCAAGTGTATCATATGCCAAGTACGCCCCCTATTGACGTCAATGACGGTAAATGGCCCGCCTGGCATTATGCCCAGTACATGACCTTATGGGACTTTCCTACTTGGCAGTACATCTACGTATTAGTCATCGCTATTACCATGGTGATGCGGTTTTGGCAGTACATCAATGGGCGTGGATAGCGGTTTGACTCACGGGGATTTCCAAGTCTCCACCCCATTGACGTCAATGGGAGTTTGTTTTGGCACCAAAATCAACGGGACTTTCCAAAATGTCGTAACAACTCCGCCCCATTGACGCAAATGGGCGGTAGGCGTGTACGGTGGGAGGTCTATATAAGCAGAGCTGGTTTAGTGAACCGTCAGATCCGCTAGAGATCCACCATGGCTAGCGGTGCCCCGACGTTGCCCCCTGCCTGGCAGCCCTTTCTCAAGGACCACCGCATCTCTACATTCAAGAACTGGCCCTTCTTGGAGGGCTGCGCCTGCGCCCCGGAGCGGATGGCCGAGGCTGGCTTCATCCACTGCCCCACTGAGAACGAGCCAGACTTGGCCCAGTGTTTCTTCTGCTTCAAGGAGCTGGAAGGCTGGGAGCCAGATGACGACCCCATAGAGGAACATAAAAAGCATTCGTCCGGTTGCGCTTTCCTTTCTGTCAAGAAGCAGTTTGAAGAATTAACCCTTGGTGAATTTTTGAAACTGGACAGAGAAAGAGCCAAGAACAAAATTGCAAAGGAAACCAACAATAAGAAGAAAGAATTTGAGGAAACTGCGGAGAAAGTGCGCCGTGCCATCGAGCAGCTGGCTGCCATGGATTAGAGATCTGACCCCCTAACGTTACTGGCCGAAGCCGCTTGGAATAAGGCCGGTGTGCGTTTGTCTATATGTTATTTTCCACCATATTGCCGTCTTTTGGCAATGTGAGGGCCCGGAAACCTGGCCCTGTCTTCTTGACGAGCATTCCTAGGGGTCTTTCCCCTCTCGCCAAAGGAATGCAAGGTCTGTTGAATGTCGTGAAGGAAGCAGTTCCTCTGGAAGCTTCTTGAAGACAAACAACGTCTGTAGCGACCCTTTGCAGGCAGCGGAACCCCCCACCTGGCGACAGGTGCCTCTGCGGCCAAAAGCCACGTGTATAAGATACACCTGCAAAGGCGGCACAACCCCAGTGCCACGTTGTGAGTTGGATAGTTGTGGAAAGAGTCAAATGGCTCTCCTCAAGCGTATTCAACAAGGGGCTGAAGGATGCCCAGAAGGTACCCCATTGTATGGGATCTGATCTGGGGCCTCGGTGCACATGCTTTACATGTGTTTAGTCGAGGTTAAAAAACGTCTAGGCCCCCCGAACCACGGGGACGTGGTTTTCCTTTGAAAAACACGATAATATGGCGGCCGCTCGAGCCTAAGCTTCTAGATAAGATATCCGATCCACCGGATCTAGATAACTGATCATAATCAGCCATACCACATTTGTAGAGGTTTTACTTGCTTTAAAAAACCTCCCACACCTCCCCCTGAACCTGAAACATAAAATGAATGCAATTGTTGTTGTTAACTTGTTTATTGCAGCTTATAATGGTTACAAATAAAGCAATAGCATCACAAATTTCACAAATAAAGCATTTTTTTCACTGCATTCTAGTTGTGGTTTGTCCAAACTCATCAATGTATCTTAACGCGGATCTGGGCGTGGTTAAGGGTGGGAAAGAATATATAAGGTGGGGGTCTTATGTAGTTTTGTATCTGTTTTGCAGCAGCCGCCGCCGCCATGAGCACCAACTCGTTTGATGGAAGCATTGTGAGCTCATATTTGACAACGCGCATGCCCCCATGGGCCGGGGTGCGTCAGAATGTGATGGGCTCCAGCATTGATGGTCGCCCCGTCCTGCCCGCAAACTCTACTACCTTGACCTACGAGACCGTGTCTGGAACGCCGTTGGAGACTGCAGCCTCCGCCGCCGCTTCAGCCGCTGCAGCCACCGCCCGCGGGATTGTGACTGACTTTGCTTTCCTGAGCCCGCTTGCAAGCAGTGCAGCTTCCCGTTCATCCGCCCGCGATGACAAGTTGACGGCTCTTTTGGCACAATTGGATTCTTTGACCCGGGAACTTAATGTCGTTTCTCAGCAGCTGTTGGATCTGCGCCAGCAGGTTTCTGCCCTGAAGGCTTCCTCCCCTCCCAATGCGGTTTAAAACATAAATAAAAAACCAGACTCTGTTTGGATTTGGATCAAGCAAGTGTCTTGCTGTCTTTATTTAGGGGTTTTGCGCGCGCGGTAGGCCCGGGACCAGCGGTCTCGGTCGTTGAGGGTCCTGTGTATTTTTTCCAGGACGTGGTAAAGGTGACTCTGGATGTTCAGATACATGGGCATAAGCCCGTCTCTGGGGTGGAGGTAGCACCACTGCAGAGCTTCATGCTGCGGGGTGGTGTTGTAGATGATCCAGTCGTAGCAGGAGCGCTGGGCGTGGTGCCTAAAAATGTCTTTCAGTAGCAAGCTGATTGCCAGGGGCAGGCCCTTGGTGTAAGTGTTTACAAAGCGGTTAAGCTGGGATGGGTGCATACGTGGGGATATGAGATGCATCTTGGACTGTATTTTTAGGTTGGCTATGTTCCCAGCCATATCCCTCCGGGGATTCATGTTGTGCAGAACCACCAGCACAGTGTATCCGGTGCACTTGGGAAATTTGTCATGTAGCTTAGAAGGAAATGCGTGGAAGAACTTGGAGACGCCCTTGTGACCTCCAAGATTTTCCATGCATTCGTCCATAATGATGGCAATGGGCCCACGGGCGGCGGCCTGGGCGAAGATATTTCTGGGATCACTAACGTCATAGTTGTGTTCCAGGATGAGATCGTCATAGGCCATTTTTACAAAGCGCGGGCGGAGGGTGCCAGACTGCGGTATAATGGTTCCATCCGGCCCAGGGGCGTAGTTACCCTCACAGATTTGCATTTCCCACGCTTTGAGTTCAGATGGGGGGATCATGTCTACCTGCGGGGCGATGAAGAAAACGGTTTCCGGGGTAGGGGAGATCAGCTGGGAAGAAAGCAGGTTCCTGAGCAGCTGCGACTTACCGCAGCCGGTGGGCCCGTAAATCACACCTATTACCGGCTGCAACTGGTAGTTAAGAGAGCTGCAGCTGCCGTCATCCCTGAGCAGGGGGGCCACTTCGTTAAGCATGTCCCTGACTCGCATGTTTTCCCTGACCAAATCCGCCAGAAGGCGCTCGCCGCCCAGCGATAGCAGTTCTTGCAAGGAAGCAAAGTTTTTCAACGGTTTGAGACCGTCCGCCGTAGGCATGCTTTTGAGCGTTTGACCAAGCAGTTCCAGGCGGTCCCACAGCTCGGTCACCTGCTCTACGGCATCTCGATCCAGCATATCTCCTCGTTTCGCGGGTTGGGGCGGCTTTCGCTGTACGGCAGTAGTCGGTGCTCGTCCAGACGGGCCAGGGTCATGTCTTTCCACGGGCGCAGGGTCCTCGTCAGCGTAGTCTGGGTCACGGTGAAGGGGTGCGCTCCGGGCTGCGCGCTGGCCAGGGTGCGCTTGAGGCTGGTCCTGCTGGTGCTGAAGCGCTGCCGGTCTTCGCCCTGCGCGTCGGCCAGGTAGCATTTGACCATGGTGTCATAGTCCAGCCCCTCCGCGGCGTGGCCCTTGGCGCGCAGCTTGCCCTTGGAGGAGGCGCCGCACGAGGGGCAGTGCAGACTTTTGAGGGCGTAGAGCTTGGGCGCGAGAAATACCGATTCCGGGGAGTAGGCATCCGCGCCGCAGGCCCCGCAGACGGTCTCGCATTCCACGAGCCAGGTGAGCTCTGGCCGTTCGGGGTCAAAAACCAGGTTTCCCCCATGCTTTTTGATGCGTTTCTTACCTCTGGTTTCCATGAGCCGGTGTCCACGCTCGGTGACGAAAAGGCTGTCCGTGTCCCCGTATACAGACTTGAGAGGGAGTTTAAACGAATTCAATAGCTTGTTGCATGGGCGGCGATATAAAATGCAAGGTGCTGCTCAAAAAATCAGGCAAAGCCTCGCGCAAAAAAGAAAGCACATCGTAGTCATGCTCATGCAGATAAAGGCAGGTAAGCTCCGGAACCACCACAGAAAAAGACACCATTTTTCTCTCAAACATGTCTGCGGGTTTCTGCATAAACACAAAATAAAATAACAAAAAAACATTTAAACATTAGAAGCCTGTCTTACAACAGGAAAAACAACCCTTATAAGCATAAGACGGACTACGGCCATGCCGGCGTGACCGTAAAAAAACTGGTCACCGTGATTAAAAAGCACCACCGACAGCTCCTCGGTCATGTCCGGAGTCATAATGTAAGACTCGGTAAACACATCAGGTTGATTCACATCGGTCAGTGCTAAAAAGCGACCGAAATAGCCCGGGGGAATACATACCCGCAGGCGTAGAGACAACATTACAGCCCCCATAGGAGGTATAACAAAATTAATAGGAGAGAAAAACACATAAACACCTGAAAAACCCTCCTGCCTAGGCAAAATAGCACCCTCCCGCTCCAGAACAACATACAGCGCTTCCACAGCGGCAGCCATAACAGTCAGC
CTTACCAGTAAAAAAGAAAACCTATTAAAAAAACACCACTCGACACGGCACCAGCTCAATCAGTCACAGTGTAAAAAAGGGCCAAGTGCAGAGCGAGTATATATAGGACTAAAAAATGACGTAACGGTTAAAGTCCACAAAAAACACCCAGAAAACCGCACGCGAACCTACGCCCAGAAACGAAAGCCAAAAAACCCACAACTTCCTCAAATCGTCACTTCCGTTTTCCCACGTTACGTCACTTCCCATTTTAAGAAAACTACAATTCCCAACACATACAAGTTACTCCGCCCTAAAACCTACGTCACCCGCCCCGTTCCCACGCCCCGCGCCACGTCACAAACTCCACCCCCTCATTATCATATTGGCTTCAATCCAAAATAAGGTATATTATTGATGATGTTAATTAACATGCATGGATCCATATGCGGTGTGAAATACCGCACAGATGCGTAAGGAGAAAATACCGCATCAGGCGCTCTTCCGCTTCCTCGCTCACTGACTCGCTGCGCTCGGTCGTTCGGCTGCGGCGAGCGGTATCAGCTCACTCAAAGGCGGTAATACGGTTATCCACAGAATCAGGGGATAACGCAGGAAAGAACATGTGAGCAAAAGGCCAGCAAAAGGCCAGGAACCGTAAAAAGGCCGCGTTGCTGGCGTTTTTCCATAGGCTCCGCCCCCCTGACGAGCATCACAAAAATCGACGCTCAAGTCAGAGGTGGCGAAACCCGACAGGACTATAAAGATACCAGGCGTTTCCCCCTGGAAGCTCCCTCGTGCGCTCTCCTGTTCCGACCCTGCCGCTTACCGGATACCTGTCCGCCTTTCTCCCTTCGGGAAGCGTGGCGCTTTCTCATAGCTCACGCTGTAGGTATCTCAGTTCGGTGTAGGTCGTTCGCTCCAAGCTGGGCTGTGTGCACGAACCCCCCGTTCAGCCCGACCGCTGCGCCTTATCCGGTAACTATCGTCTTGAGTCCAACCCGGTAAGACACGACTTATCGCCACTGGCAGCAGCCACTGGTAACAGGATTAGCAGAGCGAGGTATGTAGGCGGTGCTACAGAGTTCTTGAAGTGGTGGCCTAACTACGGCTACACTAGAAGGACAGTATTTGGTATCTGCGCTCTGCTGAAGCCAGTTACCTTCGGAAAAAGAGTTGGTAGCTCTTGATCCGGCAAACAAACCACCGCTGGTAGCGGTGGTTTTTTTGTTTGCAAGCAGCAGATTACGCGCAGAAAAAAAGGATCTCAAGAAGATCCTTTGATCTTTTCTACGGGGTCTGACGCTCAGTGGAACGAAAACTCACGTTAAGGGATTTTGGTCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTAAATTAAAAATGAAGTTTTAAATCAATCTAAAGTATATATGAGTAAACTTGGTCTGACAGTTACCAATGCTTAATCAGTGAGGCACCTATCTCAGCGATCTGTCTATTTCGTTCATCCATAGTTGCCTGACTCCCCGTCGTGTAGATAACTACGATACGGGAGGGCTTACCATCTGGCCCCAGTGCTGCAATGATACCGCGAGACCCACGCTCACCGGCTCCAGATTTATCAGCAATAAACCAGCCAGCCGGAAGGGCCGAGCGCAGAAGTGGTCCTGCAACTTTATCCGCCTCCATCCAGTCTATTAATTGTTGCCGGGAAGCTAGAGTAAGTAGTTCGCCAGTTAATAGTTTGCGCAACGTTGTTGCCATTGCTGCAGCCATGAGATTATCAAAAAGGATCTTCACCTAGATCCTTTTCACGTAGAAAGCCAGTCCGCAGAAACGGTGCTGACCCCGGATGAATGTCAGCTACTGGGCTATCTGGACAAGGGAAAACGCAAGCGCAAAGAGAAAGCAGGTAGCTTGCAGTGGGCTTACATGGCGATAGCTAGACTGGGCGGTTTTATGGACAGCAAGCGAACCGGAATTGCCAGCTGGGGCGCCCTCTGGTAAGGTTGGGAAGCCCTGCAAAGTAAACTGGATGGCTTTCTTGCCGCCAAGGATCTGATGGCGCAGGGGATCAAGCTCTGATCAAGAGACAGGATGAGGATCGTTTCGCATGATTGAACAAGATGGATTGCACGCAGGTTCTCCGGCCGCTTGGGTGGAGAGGCTATTCGGCTATGACTGGGCACAACAGACAATCGGCTGCTCTGATGCCGCCGTGTTCCGGCTGTCAGCGCAGGGGCGCCCGGTTCTTTTTGTCAAGACCGACCTGTCCGGTGCCCTGAATGAACTGCAAGACGAGGCAGCGCGGCTATCGTGGCTGGCCACGACGGGCGTTCCTTGCGCAGCTGTGCTCGACGTTGTCACTGAAGCGGGAAGGGACTGGCTGCTATTGGGCGAAGTGCCGGGGCAGGATCTCCTGTCATCTCACCTTGCTCCTGCCGAGAAAGTATCCATCATGGCTGATGCAATGCGGCGGCTGCATACGCTTGATCCGGCTACCTGCCCATTCGACCACCAAGCGAAACATCGCATCGAGCGAGCACGTACTCGGATGGAAGCCGGTCTTGTCGATCAGGATGATCTGGACGAAGAGCATCAGGGGCTCGCGCCAGCCGAACTGTTCGCCAGGCTCAAGGCGAGCATGCCCGACGGCGAGGATCTCGTCGTGACCCATGGCGATGCCTGCTTGCCGAATATCATGGTGGAAAATGGCCGCTTTTCTGGATTCATCGACTGTGGCCGGCTGGGTGTGGCGGACCGCTATCAGGACATAGCGTTGGCTACCCGTGATATTGCTGAAGAGCTTGGCGGCGAATGGGCTGACCGCTTCCTCGTGCTTTACGGTATCGCCGCTCCCGATTCGCAGCGCATCGCCTTCTATCGCCTTCTTGACGAGTTCTTCTGAATTTTGTTAAAATTTTTGTTAAATCAGCTCATTTTTTAACCAATAGGCCGAAATCGGCACCATCCCTTATAAATCAAAAGAATAGACCGAGATAGGGTTGAGTGTTGTTCCAGTTTGGAACAAGAGTCCACTATTAAAGAACGTGGACTCCAACGTCAAAGGGCGAAAAACCGTCTATCAGGGCGATGGCCCACTACGTGAACCATCACCCTAATCAAGTTTTTTGTGGTCGAGGTGCCGTAAAGCACTAAATCGGAACCCTAAAGGGAGCCCCCGATTTAGAGCTTGACGGGGAAAGCCGGCGAACGTGGCGAGAAAGGAAGGGAAGAAAGCGAAAGGAGCGGGCGCTAGGGCGCTGGCAAGTGTAGCGGTCACGCTGCGCGTAACCACCACACCCGCGCGCTTAATGCGCCGCTACAGGGCGCGTCCATTCGCCATTCAGGATCGAATTAATTCTTAATTAA
配列番号38.Her−2抗原のアミノ酸配列:
MASELAALCRWGLLLALLPPGAASTQVCTGTDMKLRLPASPETHLDMLRHLYQGCQVVQGNLELTYLPTNASLSFLQDIQEVQGYVLIAHNQVRQVPLQRLRIVRGTQLFEDNYALAVLDNGDPLDSVAPAAGATPGGLQELQLRSLTEILKGGVLIRRSPQLCHQDTVLWEDVFRKNNQLALVLMDTNRSRACHPCAPMCKANHCWGESSQDCQTLTRTICTSACARCKAPLPTDCCHEQCAAGCTGPKHSDCLACLHFNHSGICELHCPALVTYNTDTFESMPNPEGRYTFGASCVTACPYNYLSTDVGSCTLVCPLHNQEVTAEDGTQRCEKCSKPCARVCYGLGMEHLREARAITSANVQDFVGCKKIFGSLAFLPESFDGDPASGTAPLQPEQLQVFETLEEITGYLYISAWPDSFPNLSVFQNLRVIRGRILHNGAYSLTLQGLGISWLGLRSLQELGSGLALVHRNARLCFVHTVPWDQLFRNPHQALLHSGNRPEEDCVGEGFVCYSLCAHGHCWGPGPTQCVNCSHFLRGQECVEECRVLQGLPREYVNARHCLPCHPECQPQNGSVTCFGPEADQCVACAHYKDPPFCVARCPSGVKPDLSYMPIWKFPDEEGACQPCPINCTHSCVDLDDKGCPAEQRASPLTSIISAVVGILLVVVLGVVFGILIKRRQQKIRKYTMRRNEDLGPSSPMDSTFYRSLLEDEDMGELVDAEEYLVPQQGFFCPDPTPGTGSTAHRRHRSSSARNGGGDLTLGMEPSGEGPPRSPRAPSEGTGSDVFDGDLAVGVTKGLQSLSPQDLSPLQRYSEDPTLPLPSETDGKVAPLSCSPQPEFVNQSDVQPKSPLTPEGPPSPARPTGATLERAKTLSPGKNGVVKDVFTFGGAVENPEFLAPREGTASPPHPSPAFSPAFDNLFFWDQNSSEQGPPPSNFEGTPTAENPEFLGLDVPV
(シグナル配列に下線を引いた)
配列番号39.配列番号38のHer−2抗原アミノ酸配列をコードしている核酸配列
ATGGCTAGCGAGCTGGCCGCCCTGTGTAGATGGGGACTGCTGCTGGCTCTGCTGCCTCCTGGAGCCGCTTCTACACAGGTCTGCACCGGCACCGACATGAAGCTGAGACTGCCCGCCAGCCCCGAGACACACCTGGACATGCTGCGGCACCTGTACCAGGGCTGCCAGGTGGTCCAGGGGAATCTGGAACTGACCTACCTGCCCACCAACGCCAGCCTGAGCTTCCTGCAGGACATCCAGGAAGTGCAGGGCTACGTCCTGATCGCCCACAACCAGGTCCGCCAGGTGCCCCTGCAGCGGCTGAGAATCGTGCGGGGCACCCAGCTGTTCGAGGACAACTACGCCCTGGCCGTGCTGGACAACGGCGACCCTCTGGATAGCGTGGCCCCTGCTGCTGGGGCTACACCTGGCGGACTGCAGGAACTGCAGCTGCGGAGCCTGACCGAGATCCTGAAGGGCGGCGTGCTGATCAGGCGGAGCCCTCAGCTGTGCCACCAGGACACCGTGCTGTGGGAGGACGTGTTCCGGAAGAACAACCAGCTGGCCCTCGTGCTGATGGACACCAACAGAAGCCGGGCCTGCCACCCCTGCGCCCCCATGTGCAAGGCCAATCACTGCTGGGGAGAGAGCAGCCAGGACTGCCAGACCCTGACCCGGACCATCTGCACCAGCGCCTGCGCCAGATGCAAGGCCCCCCTGCCTACCGACTGCTGCCACGAACAGTGCGCCGCTGGCTGCACCGGCCCCAAGCACAGCGATTGCCTGGCCTGCCTGCACTTCAACCACAGCGGCATCTGCGAGCTGCACTGCCCTGCCCTGGTGACATACAACACCGACACCTTCGAGAGCATGCCCAACCCCGAGGGCCGGTACACCTTCGGCGCCAGCTGTGTGACCGCCTGCCCCTACAACTACCTGAGCACCGACGTGGGCAGCTGCACCCTGGTGTGCCCCCTGCACAACCAGGAAGTGACCGCCGAGGACGGCACCCAGAGATGCGAGAAGTGCAGCAAGCCTTGCGCCAGAGTGTGCTACGGCCTGGGCATGGAACACCTGAGAGAGGCCAGAGCCATCACCAGCGCCAACGTGCAGGACTTCGTGGGCTGCAAGAAGATTTTCGGCTCCCTGGCCTTCCTGCCCGAGAGCTTCGACGGCGATCCTGCCTCTGGCACCGCCCCTCTGCAGCCTGAGCAGCTGCAGGTCTTCGAGACACTGGAAGAGATCACCGGCTACCTGTACATCAGCGCCTGGCCCGACAGCTTCCCCAACCTGAGCGTGTTCCAGAACCTGAGAGTGATCCGGGGCAGAATCCTGCACAACGGCGCCTACAGCCTGACCCTGCAGGGCCTGGGAATCAGCTGGCTGGGCCTGCGGAGCCTGCAGGAACTGGGATCTGGCCTGGCTCTGGTGCACCGGAACGCCCGGCTGTGCTTCGTGCACACCGTGCCCTGGGACCAGCTGTTCAGAAACCCCCACCAGGCTCTGCTGCACAGCGGCAACCGGCCCGAAGAGGATTGCGTGGGCGAGGGCTTCGTGTGCTACTCCCTGTGCGCCCACGGCCACTGTTGGGGACCTGGCCCTACCCAGTGCGTGAACTGCAGCCACTTCCTGCGGGGCCAAGAATGCGTGGAAGAGTGCCGGGTGCTGCAGGGACTGCCCCGGGAATACGTGAACGCCAGACACTGCCTGCCTTGCCACCCCGAGTGCCAGCCCCAGAATGGCAGCGTGACCTGCTTCGGACCCGAGGCCGATCAGTGTGTGGCCTGCGCCCACTACAAGGACCCCCCATTCTGCGTGGCCAGATGCCCCAGCGGCGTGAAGCCCGACCTGAGCTACATGCCCATCTGGAAGTTCCCCGACGAGGAAGGCGCCTGCCAGCCTTGCCCCATCAACTGCACCCACAGCTGCGTGGACCTGGACGACAAGGGCTGCCCTGCCGAGCAGAGAGCCAGCCCCCTGACCAGCATCATCAGCGCCGTGGTGGGAATCCTGCTGGTGGTGGTGCTGGGCGTGGTGTTCGGCATCCTGATCAAGCGGCGGCAGCAGAAGATCCGGAAGTACACCATGCGGCGGAACGAGGACCTGGGCCCCTCTAGCCCCATGGACAGCACCTTCTACCGGTCCCTGCTGGAAGATGAGGACATGGGCGAGCTGGTGGACGCCGAGGAATACCTGGTGCCTCAGCAGGGCTTCTTCTGCCCCGACCCTACCCCTGGCACCGGCTCTACCGCCCACAGACGGCACAGAAGCAGCAGCGCCAGAAACGGCGGAGGCGACCTGACCCTGGGAATGGAACCTAGCGGCGAGGGACCTCCCAGAAGCCCTAGAGCCCCTAGCGAGGGCACCGGCAGCGACGTGTTCGATGGCGATCTGGCCGTGGGCGTGACCAAGGGACTGCAGAGCCTGAGCCCCCAGGACCTGTCCCCCCTGCAGAGATACAGCGAGGACCCCACCCTGCCCCTGCCCAGCGAGACAGATGGCAAGGTGGCCCCCCTGAGCTGCAGCCCTCAGCCCGAGTTCGTGAACCAGAGCGACGTGCAGCCCAAGTCCCCCCTGACACCCGAGGGACCTCCAAGCCCTGCCAGACCTACCGGCGCCACCCTGGAAAGAGCCAAGACCCTGAGCCCCGGCAAGAACGGCGTGGTGAAAGACGTGTTCACCTTCGGAGGCGCCGTGGAAAACCCCGAGTTCCTGGCCCCCAGAGAGGGCACAGCCAGCCCTCCACACCCCAGCCCAGCCTTCTCCCCCGCCTTCGACAACCTGTTCTTCTGGGACCAGAACAGCAGCGAGCAGGGCCCACCCCCCAGCAATTTCGAGGGCACCCCCACCGCCGAGAATCCTGAGTTCCTGGGCCTGGACGTGCCCGTGTGA
配列番号40.抗CD40抗体CP870,893の重鎖のアミノ酸配列:
MDWTWRILFLVAAATGAHSQVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTGYYMHWVRQAPGQGLEWMGWINPDSGGTNYAQKFQGRVTMTRDTSISTAYMELNRLRSDDTAVYYCARDQPLGYCTNGVCSYFDYWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRVVSVLTVVHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK。
配列番号41.抗CD40抗体CP870,893の軽鎖の酸配列:
MRLPAQLLGLLLLWFPGSRCDIQMTQSPSSVSASVGDRVTITCRASQGIYSWLAWYQQKPGKAPNLLIYTASTLQSGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYCQQANIFPLTFGGGTKVEIKRTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASVVCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC。
配列番号42.抗CTLA−4抗体トレメリムマブの重鎖の酸配列
QVQLVESGGGVVQPGRSLRLSCAASGFTFSSYGMHWVRQAPGKGLEWVAVIWYDGSNKYYADSVKGRFTISRDNSKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCARDPRGATLYYYYYGMDVWGQGTTVTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRVVSVLTVVHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK
配列番号43.抗CTLA−4抗体トレメリムマブの軽鎖の酸配列
DIQMTQSPSSLSASVGDRVTITCRASQSINSYLDWYQQKPGKAPKLLIYAASSLQSGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYCQQYYSTPFTFGPGTKVEIKRTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASVVCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC
配列番号44.CpG7909のヌクレオチド配列
5’TCGTCGTTTTGTCGTTTTGTCGTT3’
配列番号45.CpG24555のヌクレオチド配列
5’TCGTCGTTTTTCGGTGCTTTT3’
配列番号46.CpG10103のヌクレオチド配列
5’TCGTCGTTTTTCGGTCGTTTT3’
配列番号47.eGFPのアミノ酸配列
MVSKGEELFTGVVPILVELDGDVNGHKFSVSGEGEGDATYGKLTLKFICTTGKLPVPWPTLVTTLTYGVQCFSRYPDHMKQHDFFKSAMPEGYVQERTIFFKDDGNYKTRAEVKFEGDTLVNRIELKGIDFKEDGNILGHKLEYNYNSHNVYIMADKQKNGIKVNFKIRHNIEDGSVQLADHYQQNTPIGDGPVLLPDNHYLSTQSALSKDPNEKRDHMVLLEFVTAAGITLGMDELYK
配列番号48.HBVコア抗原のアミノ酸配列
MDIDPYKEFGATVELLSFLPSDFFPSVRDLLDTASALYREALESPEHCSPHHTALRQAILCWGELMTLATWVGNNLEDPASRDLVVNYVNTNMGLKIRQLLWFHISCLTFGRETVLEYLVSFGVWIRTPPAYRPPNAPILSTLPETTVVRRRGRGRSPRRRTPSPRRRRSQSPRRRRSQSRESQC
配列番号49.HBV表面抗原のアミノ酸配列
MENITSGFLGPLLVLQAGFFLLTRILTIPQSLDSWWTSLNFLGGSPVCLGQNSQSPTSNHSPTSCPPICPGYRWMCLRRFIIFLFILLLCLIFLLVLLDYQGMLPVCPLIPGSTTTSTGPCKTCTTPAQGNSMFPSCCCTKPTDGNCTCIPIPSSWAFAKYLWEWASVRFSWLSLLVPFVQWFVGLSPTVWLSAIWMMWYWGPSLYSIVSPFIPLLPIFFCLWVYI
配列番号50.アカゲザルPSMA ECDタンパク質のアミノ酸配列:
MASETDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAHHHHHHKSSSEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLHNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELTHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPAGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGATGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSASPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTSEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVYNLTKELESPDEGFEGKSLYESWTKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSSYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSVVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYNISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLRDFDKSNPILLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSQAWGEVKRQISIATFTVQAAAETLSEVA
配列番号51.ラットHer−2 p66ペプチド(H−2d T細胞エピトープ)のアミノ酸配列
TYVPANASL
配列番号52.ラットHer−2 p169ペプチド(H−2d T細胞エピトープ)のアミノ酸配列
DMVLWKDVFRKNNQL
配列番号53.HBVコア抗原p87ペプチドのアミノ酸配列
SYVNTNMGL
配列番号54.ラットHer−2抗原(rHer−2)のアミノ酸配列:
MASELAAWCRWGFLLALLPPGIAGTQVCTGTDMKLRLPASPETHLDMLRHLYQGCQVVQGNLELTYVPANASLSFLQDIQEVQGYMLIAHNQVKRVPLQRLRIVRGTQLFEDKYALAVLDNRDPQDNVAASTPGRTPEGLRELQLRSLTEILKGGVLIRGNPQLCYQDMVLWKDVFRKNNQLAPVDIDTNRSRACPPCAPACKDNHCWGESPEDCQILTGTICTSGCARCKGRLPTDCCHEQCAAGCTGPKHSDCLACLHFNHSGICELHCPALVTYNTDTFESMHNPEGRYTFGASCVTTCPYNYLSTEVGSCTLVCPPNNQEVTAEDGTQRCEKCSKPCARVCYGLGMEHLRGARAITSDNVQEFDGCKKIFGSLAFLPESFDGDPSSGIAPLRPEQLQVFETLEEITGYLYISAWPDSLRDLSVFQNLRIIRGRILHDGAYSLTLQGLGIHSLGLRSLRELGSGLALIHRNAHLCFVHTVPWDQLFRNPHQALLHSGNRPEEDCGLEGLVCNSLCAHGHCWGPGPTQCVNCSHFLRGQECVEECRVWKGLPREYVSDKRCLPCHPECQPQNSSETCFGSEADQCAACAHYKDSSSCVARCPSGVKPDLSYMPIWKYPDEEGICQPCPINCTHSCVDLDERGCPAEQRASPVTFIIATVVGVLLFLILVVVVGILIKRRRQKIRKYTMRRNEDLGPSSPMDSTFYRSLLEDDDMGDLVDAEEYLVPQQGFFSPDPTPGTGSTAHRRHRSSSTRSGGGELTLGLEPSEEGPPRSPLAPSEGAGSDVFDGDLAMGVTKGLQSLSPHDLSPLQRYSEDPTLPLPPETDGYVAPLACSPQPEFVNQSEVQPQPPLTPEGPLPPVRPAGATLERPKTLSPGKNGVVKDVFAFGGAVENPEFLVPREGTASPPHPSPAFSPAFDNLFFWDQNSSEQGPPPSNFEGTPTAENPEFLGLDVPV
配列番号55.アカゲザルPSMA抗原のアミノ酸配列:
MASARRPRWLCAGALVLAGGFFLLGFLFGWFIKSSSEATNITPKHNMKAFLDELKAENIKKFLHNFTQIPHLAGTEQNFQLAKQIQSQWKEFGLDSVELTHYDVLLSYPNKTHPNYISIINEDGNEIFNTSLFEPPPAGYENVSDIVPPFSAFSPQGMPEGDLVYVNYARTEDFFKLERDMKINCSGKIVIARYGKVFRGNKVKNAQLAGATGVILYSDPADYFAPGVKSYPDGWNLPGGGVQRGNILNLNGAGDPLTPGYPANEYAYRRGIAEAVGLPSIPVHPIGYYDAQKLLEKMGGSASPDSSWRGSLKVPYNVGPGFTGNFSTQKVKMHIHSTSEVTRIYNVIGTLRGAVEPDRYVILGGHRDSWVFGGIDPQSGAAVVHEIVRSFGTLKKEGWRPRRTILFASWDAEEFGLLGSTEWAEENSRLLQERGVAYINADSSIEGNYTLRVDCTPLMYSLVYNLTKELESPDEGFEGKSLYESWTKKSPSPEFSGMPRISKLGSGNDFEVFFQRLGIASGRARYTKNWETNKFSSYPLYHSVYETYELVEKFYDPMFKYHLTVAQVRGGMVFELANSVVLPFDCRDYAVVLRKYADKIYNISMKHPQEMKTYSVSFDSLFSAVKNFTEIASKFSERLRDFDKSNPILLRMMNDQLMFLERAFIDPLGLPDRPFYRHVIYAPSSHNKYAGESFPGIYDALFDIESKVDPSQAWGEVKRQISIATFTVQAAAETLSEVA
配列番号56 配列番号55」のアカゲザルPSMA抗原をコードしているヌクレオチド配列
ATGGCTAGCGCTAGAAGGCCCAGATGGCTGTGCGCTGGCGCCCTGGTGCTGGCTGGCGGATTCTTCCTGCTGGGCTTCCTGTTCGGCTGGTTCATCAAGTCCTCCAGCGAGGCCACCAACATCACCCCCAAGCACAACATGAAGGCCTTTCTGGACGAGCTGAAGGCCGAGAATATCAAGAAGTTCCTGCACAACTTCACCCAGATCCCCCACCTGGCCGGCACCGAGCAGAACTTCCAGCTGGCCAAGCAGATCCAGTCCCAGTGGAAAGAGTTCGGCCTGGACTCCGTGGAACTGACCCACTACGACGTGCTGCTGTCCTACCCCAACAAGACCCACCCCAACTACATCTCCATCATCAACGAGGACGGCAACGAAATCTTCAACACCTCCCTGTTCGAGCCCCCACCAGCCGGCTACGAGAACGTGTCCGACATCGTGCCCCCATTCTCCGCATTCAGTCCACAAGGCATGCCCGAGGGCGACCTGGTGTACGTGAACTACGCCAGGACCGAGGACTTCTTCAAGCTGGAAAGGGACATGAAGATCAACTGCTCCGGCAAGATCGTGATCGCCAGATACGGCAAGGTGTTCAGGGGCAACAAAGTGAAGAACGCTCAGCTGGCTGGGGCCACCGGCGTGATCCTGTACTCTGACCCCGCCGACTACTTCGCCCCAGGCGTGAAGTCCTACCCCGACGGCTGGAACCTGCCAGGTGGCGGAGTGCAGAGGGGCAACATCCTGAACCTGAACGGCGCTGGCGACCCCCTGACCCCAGGATACCCCGCCAACGAGTACGCCTACAGAAGAGGAATCGCCGAGGCCGTGGGCCTGCCCTCTATCCCAGTGCACCCCATCGGCTACTACGACGCCCAGAAACTGCTGGAAAAGATGGGCGGCTCCGCCTCCCCCGACTCCTCTTGGAGAGGCTCCCTGAAGGTGCCCTACAACGTGGGCCCAGGCTTCACCGGCAACTTCTCCACCCAGAAAGTGAAGATGCACATCCACTCCACCTCCGAAGTGACCAGGATCTACAACGTGATCGGCACCCTGAGAGGCGCCGTGGAACCCGACAGATACGTGATCCTGGGCGGCCACAGGGACAGCTGGGTGTTCGGCGGCATCGACCCACAGTCTGGCGCCGCTGTGGTGCACGAGATCGTGCGGTCCTTCGGAACCCTGAAGAAAGAGGGATGGCGCCCCAGAAGGACAATCCTGTTCGCCTCCTGGGACGCCGAGGAATTCGGCCTGCTGGGATCCACCGAGTGGGCCGAGGAAAACTCCAGGCTGCTGCAGGAAAGGGGCGTCGCCTACATCAACGCCGACTCCTCCATCGAGGGCAACTACACCCTGAGGGTGGACTGCACCCCCCTGATGTACTCCCTGGTGTACAACCTGACCAAAGAGCTGGAATCCCCCGACGAGGGCTTCGAGGGCAAGTCCCTGTACGAGTCCTGGACCAAGAAGTCCCCATCCCCCGAGTTCTCCGGCATGCCCAGGATCTCCAAGCTGGGCTCCGGCAACGACTTCGAGGTGTTCTTCCAGAGGCTGGGAATCGCCTCCGGCAGGGCCAGATACACCAAGAACTGGGAGACAAACAAGTTCTCCTCCTACCCCCTGTACCACTCCGTGTACGAAACCTACGAGCTGGTGGAAAAGTTCTACGACCCCATGTTCAAGTACCACCTGACCGTGGCCCAGGTCCGCGGAGGCATGGTGTTCGAGCTGGCCAACTCCGTGGTGCTGCCCTTCGACTGCAGAGACTATGCTGTGGTGCTGAGGAAGTACGCCGACAAAATCTACAACATCTCCATGAAGCACCCCCAGGAAATGAAGACCTACTCCGTGTCCTTCGACTCCCTGTTCTCCGCCGTGAAGAATTTCACCGAGATCGCCTCCAAGTTCTCCGAGAGGCTGAGGGACTTCGACAAGTCCAACCCCATCCTGCTGAGGATGATGAACGACCAGCTGATGTTCCTGGAAAGGGCCTTCATCGACCCCCTGGGCCTGCCAGACAGGCCCTTCTACAGGCACGTGATCTACGCCCCATCCTCCCACAACAAATACGCCGGCGAGTCCTTCCCCGGCATCTACGATGCCCTGTTCGACATCGAGTCCAAGGTGGACCCCTCCCAGGCTTGGGGCGAAGTGAAGAGGCAGATCAGTATCGCCACATTCACAGTGCAGGCCGCTGCCGAAACCCTGTCCGAGGTGGCC