(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例は電子装置の制御方法及びデバイスを提供し、前記技術案は下記のことを含む。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例の第一方面に基づき、電子装置の制御方法を提供し、前記方法は、
制御装置との間の信号強度を検出することと、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することと、
前記制御命令によって処理をすることとを含む。
【0007】
また、前記方法はさらに、
他装置と前記制御装置との間の信号強度を取得することを含み、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することは、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、各装置と前記制御装置との間の信号強度を比較することと、
前記制御装置との間の信号強度が最大であると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することとを含む。
【0008】
また、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することは、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、制御装置の現在の姿態を取得し、前記現在の姿態は前記制御装置の指向を含むことと、
前記制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することとを含む。
【0009】
また、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することは、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、現在の環境情報を取得することと、
環境情報で指示する環境がプリセット環境と違うと確認することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得することとを含む。
【0010】
また、前記制御命令によって処理をすることは、
前記制御命令によって前記制御装置とのバインディング或いはバインディング解除を行うことを含む。
【0011】
また、前記方法はさらに、
前記制御装置のプロパティ情報を取得することと、
前記プロパティ情報に対応する強度を前記プリセット強度として確定することとを含み、
前記プロパティ情報は、装置識別子と送信電力の中の少なくとも一つを含み、前記送信電力と前記プリセット強度との関係は正の相関の関係である。
【0012】
また、前記制御装置との間の信号強度を検出することは、
前記制御装置との間の信号強度指示(RSSI:Received Signal Strength Indication)を取得することと、
前記RSSIによって前記信号強度を取得することとを含む。
【0013】
また、前記信号強度がブルートゥース(登録商標)の信号強度を含む。
【0014】
本発明の実施例の第二方面に基づき、電子装置の制御デバイスを提供し、前記デバイスは、
制御装置との間の信号強度を検出するように構成される強度検出モジュールと、
前記強度検出モジュールにより検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される命令取得モジュールと、
前記命令取得モジュールにより取得された制御命令によって処理するように構成される処理モジュールとを含む。
【0015】
また、前記デバイスはさらに、
他装置と前記制御装置との間の信号強度を取得するように構成される強度取得モジュールを含み、
前記命令取得モジュールは、
前記強度検出モジュールにより検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、各装置と前記制御装置との間の信号強度を比較するように構成される比較サブモジュールと、
前記制御装置との間の信号強度が最大であると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される第一命令取得サブモジュールと含む。
【0016】
また、前記命令取得モジュールは、
前記強度検出モジュールにより検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、制御装置の現在の姿態を取得するように構成され、前記現在の姿態は前記制御装置の指向を含む姿態取得サブモジュールと、
前記制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される第二命令取得サブモジュールとを含む。
【0017】
また、前記命令取得モジュールは、
前記強度検出モジュールにより検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、現在の環境情報を取得するように構成される環境情報取得サブモジュールと、
前記環境情報取得サブモジュールにより取得された環境情報で指示する環境はプリセット環境と異なると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される第三命令取得サブモジュールとを含む。
【0018】
また、前記処理モジュールは、前記制御命令によって前記制御装置とのバインディング或いはバインディング解除を行うように構成される。
【0019】
また、前記デバイスはさらに、
前記制御装置のプロパティ情報を取得するように構成されるプロパティ取得モジュールと、
前記プロパティ取得モジュールにより取得されたプロパティ情報に対応する強度を前記プリセット強度として確定するように構成される強度確定モジュールとを含み、
前記プロパティ情報は装置識別子と送信電力の中の少なくとも一つを含み、前記送信電力と前記プリセット強度との関係は正の相関の関係である。
【0020】
また、前記強度確定モジュールは、
前記制御装置との間の信号強度指示RSSIを取得するように構成される指示情報取得サブモジュールと、
前記指示情報取得サブモジュールにより取得されたRSSIによって前記信号強度を取得するように構成される信号強度取得サブモジュールとを含む。
【0021】
また、前記信号強度はブルートゥース(登録商標)の信号強度を含む。
【0022】
本発明の実施例の第三方面に基づき、電子装置の制御デバイスを提供し、前記制御デバイスは、
プロセッサーと、
前記プロセッサーで実行できる命令を記憶するように構成されるメモリーとを含み、
前記プロセッサーは、
制御装置との間の信号強度を検出し、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、
前記制御命令によって処理をする。
【発明の効果】
【0023】
本発明の実施例が提供した構成は以下の有益な効果を含む。
【0024】
制御装置との間の信号強度を検出することによって、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、前記制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置へ送信した制御命令を処理する条件の一つとし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を超えた場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合、制御装置の指示を実行することができる。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができ、ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0025】
上記一般的な説明と後文の明細書説明は例示的及び説明的なものであり、本発明を制限することができないことを理解すべきである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
ここの図面は明細書に含まれ、且つ、明細書の一部を構成し、本発明に符合した実施例を示し、明細書と共に本発明の実施例の原理を説明するように構成される。
【0028】
ここで、例示的な実施例を詳しく説明し、その例は図面にて表示される。下記説明の図面に関し、他の表示があることを除き、異なった図面の中の同一数字は同一或いは類似な要素であることを示す。下記例示的な実施例に説明された実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表しているわけではない。逆に、それらは請求項の範囲に記載の通り、本発明の一部の装置と方法に一致する例示に過ぎない。
【0029】
図1は本発明の実施例によって示された電子装置の制御方法に係る実施環境の図である。該当実施環境は制御装置110と実行装置120を含む。
【0030】
制御装置110は無線信号によって他の電子装置を制御する専用装置でる。例えば、リモートコントローラである。あるいは、制御装置110は制御機能を兼ねるスマート装置であってもよく、例えば、スマートフォン、タブレットPC、電子書籍リーダーまたはスマート着用可能な装置(スマート腕時計、スマートバンド)などである。
【0031】
実行装置120は、制御装置が無線信号によって送信された制御命令を受信し、該当制御命令によって対応する処理を行うことができる。
【0032】
実現可能なシーンにおいて、前記制御装置110は一つのリモートコントローラであり、実行装置120は各種のスマート家庭用電気装置であり、例えば、スマートテレビ、セットトップボックス(STB)、エアコン及び清浄器などである。
【0033】
図2は例示的な実施例によって示された電子装置の制御方法のフローチャットである。本実施例に示された方法は、
図1に示された実行環境での実行装置120に応用できる。該当電子装置の制御方法は下記のステップを含む。
【0034】
ステップ201において、制御装置との間の信号強度を検出する。
【0035】
ステップ202において、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0036】
ステップ203において、前記制御命令によって処理をする。
【0037】
以上説明したように、本発明の実施例に示された電子装置の制御方法は、制御装置との間の信号強度を検出することによって、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、前記制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置から送信された制御命令を処理する一つの条件とし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を超えた場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合、制御装置の命令を実行することができる。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができる。ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0038】
図3Aは他の例示的な実施例によって示された電子装置の制御方法のフローチャットである。本実施例に示された方法は、
図1に示された実行環境での実行装置120に適用する。該当電子装置の制御方法は下記のステップを含む。
【0039】
ステップ301において、前記制御装置との間の信号強度指示RSSIを取得し、RSSIによって前記信号強度を取得する。
【0040】
本発明の実施例において、実行装置と制御装置との間の信号強度は、制御装置に送信された無線信号のRSSI値によって取得されることができる。
【0041】
ここで、実行装置と制御装置との間はブルートゥース(登録商標)によって命令インタラクションを行うことができる。それと相応に、該当信号強度はブルートゥース(登録商標)の信号強度である。制御装置は、ブルートゥース(登録商標)信号によって実行装置へ制御命令を送信する前に、先ずブルートゥース(登録商標)によって実行装置と接続する。
【0042】
また、実行装置と制御装置との間は他種類の無線信号によってインタラクションを行うことができる。例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)などである。
【0043】
ステップ302において、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0044】
制御装置で送信する電力が変化しない場合、制御装置と実行装置の間の距離が近いほど、実行装置が受信した前記制御装置からの無線信号の信号強度が高いである。反対に、実行装置が受信した前記制御装置からの無線信号の信号強度は低いである。実行装置が受信した前記制御装置からの無線信号の信号強度は十分高い場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合、実行装置は制御装置からの命令を処理する。ユーザーは、制御装置を実行装置に近くして制御命令を送信することによって、実行装置を制御する。
【0045】
また、本発明の実施例において、ユーザーによる操作の正確さを高め、ユーザーの誤り操作を避けるために、信号強度がプリセット強度を超えることに加えて、ほかの関連条件と合わせて、制御命令の処理をトリガーするかどうかを確定する。
【0046】
本発明の実施例の一つの実現方式において、
図3Bを参照し、制御命令の取得方法のフローチャットを示し、該当方法はステップ302a〜ステップ302cを含む。
【0047】
ステップ302aにおいて、他装置と前記制御装置との間の信号強度を取得する。
【0048】
ステップ302bにおいて、該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、各装置と前記制御装置との間の信号強度を比較する。
【0049】
ステップ302cについて、該当制御装置との間の信号強度が最大であると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0050】
本発明の実施例において、制御装置は同時に複数の実行装置をバインディングすることができ、二つの実行装置間の距離が近く、両方とも前記制御装置から送信された無線信号を受信することができ(例えば、制御装置から送信された無線信号はWLAN信号である)、且つ、受信した無線信号の強度は十分強い場合、該当二つの実行装置のいずれも該当無線信号における制御命令に応答するが、ユーザーは、通常に一つの装置のみを制御したく、この場合、誤り操作を発生することがある。この状況を避けるために、本発明の実施例において、実行装置が制御装置からの無線信号を受信する場合、無線信号の信号強度は十分高いかどうかを検出する以外に、該当制御装置から送信された信号を受信した他の各装置から送信された、該当他の各装置により受信された該当制御装置から送信された信号の信号強度も受信することができ、且つ、実行装置が受信した該当信号の信号強度は他の全ての各装置が受信した信号の信号強度より強いかどうかを判断し、強い場合、該当制御装置と該当実行装置との距離が最も近く、該当実行装置は該当無線信号における制御命令を取得し後続処理を行うことができることを分かる。
【0051】
本発明の実施例の別の実現方式において、
図3Cを参照し、制御命令の別の取得方法のフローチャットを示し、該当方法はステップ302dとステップ302eを含む。
【0052】
ステップ302dについて、該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、制御装置の現在の姿態を取得する。該当現在の姿態は制御装置の指向を含む。
【0053】
ステップ302eについて、該当制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0054】
本発明の実施例において、信号強度の以外に、制御装置の姿態と組合わせて、制御装置から送信された制御命令に応答する根拠とする。例えば、制御装置に姿態センサーが内蔵され、リアルタイムに制御装置の姿態を取得し、制御装置は制御命令を含む無線信号を送信する場合、現在の姿態を無線信号に添付される。実行装置は、該制御装置から送信された無線信号を受信した信号強度がプリセット強度を上回る且つ制御装置の姿態によって前記制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確認する場合、前記制御装置からの無線信号の送信先は該当実行装置である。この時、実行装置は、無線信号における制御命令を取得して後続の処理をすることができる。
【0055】
本発明の実施例の他の実現方式において、
図3Dを参考にし、制御命令を取得する他の方法のフローチャットを示し、前記方法は、ステップ302fとステップ302gを含む。
【0056】
ステップ302fにおいて、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、現在の環境情報を取得する。
【0057】
ステップ302gにおいて、環境情報で指示する環境がプリセット環境と異なると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0058】
実際の応用において、一部の実行装置の使用は気候環境と関係があり、例えば、扇風機は通常夏の時にしか使われないし、エアコンは通常に夏と冬の時にしか使用せず、電気ストーブと浴室暖房機は通常に冬の時にしか使用しない。実行装置があまり使用されない季節に、ユーザーは制御装置によって該当実行装置を制御する操作は誤り操作である可能性が高い。そのため、本発明の実施例において、実行装置は制御装置から送信された無線信号を受信した場合、無線信号の信号強度が十分に強いかどうかを検出するだけでなく、現在の環境(例えば、季節)とプリセット環境(例えば、実行装置をあまり使用しない季節)が一致するかどうかも検出する。現在の環境とプリセット環境は一致しない場合、無線信号における制御命令を取得し後続処理を行うことができる。
【0059】
また、無線信号の信号強度が十分に高いことを検出し、且つ現在の環境とプリセット環境(例えば、季節)が同じである場合、実行装置はプロンプを出すことができる。例えば、音響光学プロンプ或いは音声プロンプトによって誤り操作を避けるようにユーザーにプロンプを与える。
【0060】
本発明の実施例の他の実現方式において、実行装置はさらに、信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答して、持続的に受信した前記無線信号の期間を取得することができ、持続的に受信した該当無線信号の期間に応じて、制御装置から送信された制御命令を取得することができる。
【0061】
実際の場合は、ユーザーは制御装置にある制御ボタンを誤って押す可能性があり、この時、制御装置と実行装置との距離が近すぎれば、実行装置に対する誤り操作を起こすことがある。ユーザーはある制御ボタンを押す時間は通常短いので、信号強度がプリセット強度を上回ることを確認した上、誤り操作の可能性を低くするために、本発明の実施例の場合は、制御命令の発効について時限を設定することができる。制御装置と実行装置との距離が十分に近い同場合、ユーザーはある制御ボタンを押したまま、一定の時間が経ってから、実行装置が制御装置からの制御命令を取得する。
【0062】
また、前記幾つかの実現方式に関する各応答条件は単独に使用しても良いし、部分的に或いは全部あわせて使用しても良い。例えば、該当無線信号の信号強度がプリセット強度を上回り、持続的に受信した前記無線信号の期間がプリセット期間を上回り、該当実行装置の現在の環境が該当プリセット環境と異なり、且つ前記実行装置が受信した無線信号の信号強度がほかの各装置が受信した無線信号の信号強度の最大値である場合、実行装置は制御装置からの制御命令を取得する。
【0063】
ステップ303において、該当制御命令によって処理する。
【0064】
また、ある可能な実現方式において、該当制御命令によって処理することは、該当制御命令によって制御装置とのバインディング或いはバインディング解除を行うことである。前記方法によって、ユーザーは実行装置を制御装置とバインディング或いはバインディング解除をする場合、制御装置を実行装置に近くし、特定のボタンを押して、装置のバインディング或いはバインディング解除を実現することができる。バインディング或いはバインディング解除の操作プロセスを省略化にする。
【0065】
また、本発明の実施例の方法は、バインディング或いはバインディング解除に限らず、制御装置に関する一般的な制御操作にも適用され、例えば、電源オンとオフ及びほかの制御などである。
【0066】
制御装置がリモートコントローラであり、実行装置がセットトップボックスであることを例とし、ユーザーはリモートコントローラをセットトップボックスとバインディング或いはバインディング解除を行いたい場合、先ず、ブルートゥース(登録商標)によってリモートコントローラをセットトップボックスと接続し、リモートコントローラをセットトップボックスに近くして、バインディング或いはバインディング解除のボタンを押す。この時、リモートコントローラはセットトップボックスにディング或いはバインディング解除の命令を含むブルートゥース(登録商標)信号を送信し、セットトップボックスはリモートコントローラから送信されたブルートゥース(登録商標)信号を受信し、該当ブルートゥース(登録商標)信号のRSSI値が予め設定された閾値を上回ることを検出する場合、リモートコントローラとバインディングし、次に、リモートコントローラからの非バインディング解除命令を含む無線信号を受信した場合、直接に実行することができる。また、誤り操作を避けるため、ユーザーのセットトップボックスは、バインディングの命令を含むブルートゥース(登録商標)信号を持続に受信した時間を検出することができ、バインディングの命令を含むブルートゥース(登録商標)信号を持続に受信した時間が2Sを超える場合、リモートコントローラとバインディングする。
【0067】
なお、前記例示において、リモートコントローラはWLANによってセットトップボックスを含む複数の制御可能な装置と接続できる。例えば、リモートコントローラはWLANによって同時にセットトップボックスとスマートテレビと接続し、リモートコントローラから送信されたWLAN信号は同時にセットトップボックスとスマートテレビに受信され、通常の場合、セットトップボックスとスマートテレビの距離が近くて、ユーザーはリモートコントローラをセットトップボックスに近くする場合、スマートテレビがリモートコントローラからのWLAN信号を受信したRSSI値は予め設定された閾値を上回る可能性もある。この時、ユーザーはセットトップボックスをリモートコントローラとバインディング又はバインディング解除したい場合、リモートコントローラがバインディング或いはバインディング解除の命令を含むWLAN信号を送信し、スマートテレビがリモートコントローラとバインディングされる可能性もある。このような問題の発生を避けるため、セットトップボックスとスマートテレビは、自分の受信したWLAN信号のRSSI値を相互に送信する。セットトップボックスは、自分の受信したWLAN信号のRSSI値がスマートテレビの受信したWLAN信号のRSSI値を上回ることを検出する場合、リモートコントローラとバインディングする。一方、スマートテレビは、自分の受信したWLAN信号のRSSI値がセットトップボックスの受信したWLAN信号のRSSI値より低いことを検出する場合、リモートコントローラとバインディングしない。
【0068】
同様に、制御装置がリモートコントローラでであり、実行装置がセットトップボックスであることを例とする。別の実際の応用において、リモートコントローラは、リアルタイムに自分の姿態を検出できるように、姿態センサーを設置する。ブルートゥース(登録商標)或いはWLANなどの無線信号によってセットトップボックスにバインディング或いはバインディング解除の命令を送信する場合、前記無線信号にはリアルタイム姿態の情報が含まれる。セットトップボックスが該当無線信号を受信し、該当無線信号の信号強度がプリセット強度を上回ることを確認した後、さらに、該当無線信号を受信する角度およびリモートコントローラの現在の姿態によって前記リモートコントローラの指向がプリセット制御エリアを指すかどうかを確定することができる。プリセット制御エリアを指す場合、バインディング或いはバインディング解除を行う。即ち、ユーザーはセットトップボックスを制御したい場合、リモートコントローラをセットトップボックスに近くする以外に、リモートコントローラをプリセット制御エリアに指向させる必要もある。
【0069】
他の実際の応用において、WLANによってリモートコントローラをセットトップボックスと接続し、制御装置がリモートコントローラであり、実行装置がスマートエアコンである。ユーザーはリモートコントローラをセットトップボックスとバインディング或いはバインディング解除したい場合、先ず、リモートコントローラとセットトップボックスとの間の無線(ブルートゥース(登録商標)或いはWLAN)接続を確立し、リモートコントローラをセットトップボックスに近くして、バインディング或いはバインディング解除のボタンを押す。この時、リモートコントローラがスマートエアコンにバインディング或いはバインディング解除の命令を含む無線信号を送信し、スマートエアコンはリモートコントローラからの無線信号を受信して、該当信号のRSSI値が予め設定された閾値を上回ることを検出した後、さらに、現在の季節はスマートエアコンをあまり使用しない季節(春或いは秋)であるかどうかを判断する。現在の季節が夏或いは冬である場合、リモートコントローラとバインディングする。現在の季節が春或いは秋である場合、一応リモートコントローラとバインディングしなく、ユーザーに現在がスマートエアコンの使用の季節ではないことを提示し、ユーザーにバインディング或いはバインディング解除を確定するかどうかを提示する。ユーザーはリモートコントローラにおけるバインディング或いはバインディング解除のボタンを再度に押す場合、バインディングをする。
【0070】
以上説明したように、本発明の実施例に示された電子装置の制御方法において、制御装置との間の信号強度を検出することによって、該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得し、該当制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置からの制御命令を処理する一つの条件とし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を上回る場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合、制御装置の命令を実行する。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができる。ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0071】
なお、本発明の実施例に示す方法は、他の条件を結合することができる。例えば、該当無線信号を持続に受信した期間が設定期間を超える場合、該当実行装置が受信した無線信号の信号強度は各装置が受信した無線信号の信号強度の最大値であるかどうか、制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すことか、及び該当実行装置の現在の環境は該当実行装置の使用環境と一致するかどうかなどによって、制御命令を処理するかどうかを確定し、ユーザーの誤り操作の可能性を低くし、操作の性能を高める。
【0072】
図4は他の例示的な実施例によって示された電子装置の制御方法のフローチャットであり、本実施例に示された方法は、
図1に示された実行環境の実行装置120に適用する。該当電子装置の制御方法は以下のステップを含む。
【0073】
ステップ401において、制御装置のプロパティ情報を取得し、該当プロパティ情報に対応する強度をプリセット強度として確定する、
該当プロパティ情報は、装置識別子と送信電力のうちの少なくとも一つを含み、該当送信電力と該当プリセット強度との関係は正の相関の関係である。
【0074】
ここで、該当制御装置のプロパティ情報は、制御命令を送信する無線信号に添付されてもよいし、制御命令と別に実行装置へ送信されても良い。
【0075】
異なる制御装置で無線信号を送信する電力が異なる可能性があり、一つのユーザーは複数の制御装置を持っている可能性があるので、実行装置は一つのプリセット強度のみを使用して制御命令を取得するかどうかを判断する場合、ある制御装置での信号送信電力が低い時、ユーザーは制御装置を実行装置にできるだけ近くする必要がある。反対に、ある制御装置での信号出力電力が高い時、ユーザーは遠い距離で操作することができる。異なる制御装置の制御距離を統一するために、実行装置は、無線信号に添付された制御装置のプロパティ情報例えば該当制御装置の装置識別子或いは送信電力によって、プリセット強度を確定する。例えば、実行装置は、制御装置の装置識別子によって、制御装置により送信された無線信号の送信電力を問い合わせ、該当送信電力によってプリセット強度を確定する。あるいは、実行装置は直接に無線信号に添付された送信電力を読み取り、該当送信電力によってプリセット強度を確定することができる。
【0076】
例えば、実行装置がセットトップボックスであり、制御装置がリモートコントローラであることを例とする。リモートコントローラがセットトップボックスのバインディング或いはバインディング解除を受ける時に、リモートコントローラとセットトップボックスとの間の予想距離が5cmである場合、セットトップボックスにおいて異なる送信電力に対応する強度を予め設定することができる。例えば、該当送信電力に対応する強度は、該当送信電力によって送信した、信号源から5cm離れる無線信号の信号強度であってもよい。周波数が同じ或いは似っている二つの無線信号について、同じ距離を伝送された場合、信号強度の減衰曲線も似って、即ち、送信電力が大きいほど、同じ距離を伝送された後の信号強度が高いことを理解すべきである。セットトップボックスは、リモートコントローラからの無線信号を受信する場合、無線信号に添付された該当無線信号の送信電力を抽出することができ、予め記憶された該当送信電力に対応する強度を問い合わせ、問い合わせた強度をプリセット強度として確定する。また、セットトップボックスは、異なる送信電力に対応する強度を記憶されなく、無線信号の送信電力を取得した後、送信電力と予想距離によって、プリセット強度をリアルタイムに計算することもできる。
【0077】
ステップ402のにおいて、前記制御装置との間の信号強度指示RSSIを取得し、RSSIによって信号強度を取得する。
【0078】
ステップ403において、該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得する。
【0079】
ステップ404において、該当制御命令によって処理をする。
【0080】
前記ステップ402からステップ404までの実現プロセスは、
図3Aに対応する実施例のステップ301からステップ303までの説明を参考してもよく、ここでは説明を省略する。
【0081】
以上説明したように、本発明の実施例に示された電子装置の制御方法において、制御装置との間の信号強度を検出することによって、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、前記制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置からの制御命令を処理する一つの条件とし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を上回る場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合、制御装置の命令を実行する。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができる。ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0082】
なお、本発明の実施例の実現方法は、ほかの条件を結合することができる。例えば、該当無線信号を持続に受信した期間が設定期間を超えること、該当実行装置が受信した無線信号の信号強度は各装置が受信した無線信号の信号強度の最大値であるかどうか、制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すこと及び該当実行装置の現在の環境は該当実行装置の使用環境と一致するかどうかなどによって、制御命令を処理するかどうかを確定し、ユーザーの誤り操作の可能性を低くし、操作の性能を高める。
【0083】
さらに、本発明の実施例の実現方法は、制御装置の装置識別子或いは送信電力によってプリセット強度を確定し、異なる制御装置の制御距離を統一し、さらにユーザーの操作体験を高める。
【0084】
以下は本発明の装置の実施例であり、本発明の実現方法を実行するように構成される。本発明の装置の実施例における記載されない内容は、本発明の実現方法を参考する。
【0085】
図5は例示的な実施例によって示された電子装置の制御デバイスのフローチャットであり、該当電子装置の制御デバイスは、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合せによって、前記
図1に示された実行環境での実行装置120の一部或いは全部として実現することができ、
図2、
図3A或いは
図4のいずれの電子装置の制御方法を実行することができる。該当電子装置の制御デバイスは強度検出モジュール501、命令取得モジュール502及び処理モジュール503を含む。
【0086】
強度検出モジュール501は、制御装置との間の信号強度を検出するように構成される。
【0087】
命令取得モジュール502は、強度検出モジュール501により検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される。
【0088】
処理モジュール503は、命令取得モジュール502により取得された制御命令によって処理するように構成される。
【0089】
以上説明したように、本発明の実施例に示された電子装置の制御デバイスにおいて、制御装置との間の信号強度を検出することによって、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、前記制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置へ送信した制御命令を処理する条件の一つとし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を超えた場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合は、制御装置の指示を実行することができる。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができ、ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0090】
図6は他の例示的な実施例によって示された電子装置の制御デバイスのブロック図であり、該当電子装置の制御デバイスは、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合せによって、前記
図1に示された実行環境での実行装置120の一部或いは全部として実現することができ、
図2、
図3A或いは
図4のいずれの電子装置の制御方法を実行する。該当電子装置の制御デバイスは強度検出モジュール501、命令取得モジュール502及び処理モジュール503を含む。
【0091】
強度検出モジュール501は、制御装置との間の信号強度を検出するように構成される。
【0092】
命令取得モジュール502は、強度検出モジュール501により検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される。
【0093】
処理モジュール503は、命令取得モジュール502により取得された制御命令によって処理するように構成される。
【0094】
また、該当電子装置の制御デバイスは、さらに強度取得モジュール504を含む。
【0095】
強度取得モジュール504は、他装置と前記制御装置との間の信号強度を取得するように構成される。
【0096】
命令取得モジュール502は比較サブモジュール502aと第一命令取得サブモジュール502bを含む。
【0097】
比較サブモジュール502aは、強度検出モジュール501により検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、各装置と前記制御装置との間の信号強度を比較するように構成される。
【0098】
第一命令取得サブモジュール502bは、該当制御装置との間の信号強度が最大であると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される。
【0099】
また、命令取得モジュール502は姿態取得サブモジュール502cと第二命令取得サブモジュール502dを含む。
【0100】
姿態取得サブモジュール502cは、強度検出モジュール501により検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、制御装置の現在の姿態を取得するように構成される。現在の姿態は前記制御装置の指向を含む。
【0101】
第二命令取得サブモジュール502dは、該当制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される。
【0102】
また、指示取得モジュール502は、環境情報取得サブモジュール502eと第三命令取得サブモジュール502fを含む。
【0103】
環境情報取得サブモジュール502eは、強度検出モジュール501により検出された信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、現在の環境情報を取得するように構成される、
第三命令取得サブモジュール502fは、環境情報取得サブモジュール502eにより取得された環境情報で指示した環境はプリセット環境と異なると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得するように構成される。
【0104】
また、処理モジュール503は、該当制御命令によって前記制御装置とのバインディング或いはバインディング解除を行うように構成される。
【0105】
また、該当電子装置の制御デバイスはさらに、プロパティ取得モジュール505と強度確定モジュール506を含む。
【0106】
プロパティ取得モジュール505は、該当制御装置のプロパティ情報を取得するように構成される。
【0107】
強度確定モジュール506は、プロパティ取得モジュール505で取得したプロパティ情報に対応する強度を該当プリセット強度として確定するように構成される。
【0108】
プロパティ情報は、装置識別子と送信電力の中の少なくとも一つを含み、該当送信電力が前記プリセット強度との関係は正の相関の関係である。
【0109】
また、強度検出モジュール501は、指示情報取得サブモジュール501aと信号強度取得サブモジュール501bを含む。
【0110】
指示情報取得サブモジュール501aは、該当制御装置との間の信号強度指示RSSIを取得するように構成される。
【0111】
信号強度取得サブモジュール501bは、該当指示情報取得サブモジュールにより取得されたRSSIによって該当信号強度を取得するように構成される。
【0112】
また、信号強度がブルートゥース(登録商標)の信号強度を含む。
【0113】
以上説明したように、本発明の実施例に示された電子装置の制御デバイスにおいて、制御装置との間の信号強度を検出することによって、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、前記制御装置より送信された制御命令を取得し、前記制御命令によって処理し、制御装置との間の信号強度を制御装置へ送信した制御命令を処理する条件の一つとし、実行装置と制御装置との間の信号強度が一定値を超えた場合、即ち、実行装置と制御装置との間の距離が十分近い場合は、制御装置の指示を実行することができる。ユーザーは制御装置と実行装置との間の距離のみを把握して、ある実行装置を選択的に制御することができ、ユーザーの操作を簡略化し、ユーザー体験を向上させる。
【0114】
なお、本発明の実施例に示すデバイスは、他の条件を結合することができる。例えば、該当無線信号を持続に受信した期間が設定期間を超えること、該当実行装置が受信した無線信号の信号強度は各装置が受信した無線信号の信号強度の最大値であるかどうか、制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すこと及び該当実行装置の現在の環境は該当実行装置の使用環境と一致するかどうかなどによって、制御命令を処理するかどうかを確定し、ユーザーの誤り操作の可能性を低くし、操作の性能を高める。
【0115】
さらに、本発明の実施例に示すデバイスは、制御装置の装置識別子或いは送信電力によってプリセット強度を確定し、異なる制御装置の制御距離を統一し、さらにユーザーの操作体験を高める。
【0116】
なお、前記実施例が提供したデバイスは電子装置を制御する場合、前記各機能モジュールの区分に基づき、例を挙げて説明し、実際の場合は、具体的な事情によって前記機能を異なる機能モジュールに配って実施し、すなわち装置の内容構造を異なる機能モジュールに分けて、前記全部或いは一部の機能を完成させる。
【0117】
前記実施例のデバイスに関して、各モジュールの操作を実行する方式はすでに前記方法に関する実施例によって、細かく説明された。ここは省略する。
【0118】
本発明の例示的な実施例はさらに、電子装置の制御デバイスを提供して、本発明が提供した電子装置の制御方法を実現することができる。該当デバイスはプロセッサーとプロセッサーで実行可能な指示を記憶するように構成されるメモリとを含む。ここで、プロセッサーは、
制御装置との間の信号強度を検出し、
該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得し、
該当制御命令によって処理をするように構成される。
【0119】
また、該当プロセッサーは、さらに、
他装置と該当制御装置との間の信号強度を取得するように構成され、
前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することは、
該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、各装置と前記制御装置との間の信号強度を比較することと、
該当制御装置との間の信号強度が最大であると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することとを含む。
【0120】
また、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することは、
該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、制御装置の現在の姿態を取得し、該当現在の姿態は該当制御装置の指向を含み、
該当制御装置の指向がプリセット制御エリアを指すと確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することと含む。
【0121】
また、前記信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することは、
該当信号強度がプリセット強度を上回ると確定することに応答し、現在の環境情報を取得することと、
環境情報が指示した環境がプリセット環境と異なると確定することに応答し、該当制御装置より送信された制御命令を取得することとを含む。
【0122】
また、前記制御命令によって処理をすることは、
該当制御命令によって該当制御装置とのバインディング或いはバインディング解除を行うことを含む。
【0123】
また、該当プロセッサーはさらに、
該当制御装置のプロパティ情報を取得し、
該当制御装置のプロパティ情報に対応する強度を該当プリセット強度として確定し、
該当プロパティ情報は、装置識別子と送信電力の中の少なくとも一つを含み、該当送信電力が該当プリセット強度との関係は正の相関の関係であるように構成される。
【0124】
また、前記制御装置との間の信号強度を検出することは、
該当制御装置との間の信号強度指示RSSIを取得することと、
該当RSSIによって該当信号強度を取得することとを含む。
【0125】
また、該当信号強度がブルートゥース(登録商標)の信号強度を含む。
【0126】
図7は例示的な実施例によって示された電子装置を制御するデバイス700のブロック図である。例えば、デバイス700は携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、情報送受信装置、ゲームコンソール、タブレット装置、医療装置、ヘルス装置、個人デジタルアシスタント、スマートホーム装置などである。
【0127】
図7のように、デバイス700は以下の一つ或いは複数のモジュールを含む。例えば、処理モジュール702、メモリ704、電源モジュール706、マルチメディアモジュール708、オーディオモジュール710、入力/出力(I/O)インタフェース712、センサーモジュール714及び通信モジュール716などである。
【0128】
処理モジュール702は、通常に、デバイス700の全体操作を制御する。例えば、例えば、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関する操作である。処理モジュール702は一つ或いは複数のモジュール720を含み、前記方法の全部或いは一部のステップを行う。なお、処理モジュール702は一つ或いは複数のモジュールを含み、処理モジュール702とその他のモジュールとのインタラクティブを便利にする。例えば、処理モジュール702はマルチメディアモジュールを含み、マルチメディアモジュール708と処理モジュール702とのインタラクティブを便利にする。
【0129】
メモリー704は各種のデータを記憶し、デバイス700の操作をサポートするように構成される。これらのデータの例示として、デバイス700の中で操作するアプリケーション或いは方法の指示、連絡者データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどを含む。メモリー704は、任意の種類の揮発性、不揮発性メモリー又はその組み合わせにより実現され、例えば、スタティックランダムアクセスメモリー(SRAM)、電気消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクである。
【0130】
電源モジュール706はデバイス700の各種モジュールに電気を提供する。電源モジュール706は電源管理システム、一つ或いは複数の電源、及びその他のデバイス700のために電気の生成、管理と分配に関するモジュールを含む。
【0131】
マルチメディアモジュール708は、前記デバイス700とユーザーとの間に一つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。ある実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンはタッチパネルを含む場合、スクリーンはタッチスクリーンに実現され、ユーザーからの入力シグナルを受信する。タッチパネルは一つ或いは複数のタッチセンサーを含み、タッチ、スライドとタッチパネル上のジェスチャーを感じる。前記タッチセンサーは、タッチやスライド動作の限界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作に関する持続時間と圧力も検出できる。ある実施例において、マルチメディアモジュール708は一つのフロントカメラと/或はリアカメラを含む。デバイス700が操作モードである場合、例えば、写真撮影モード或いはビデオ撮影モードである場合、フロントカメラと/或はリアカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラとリアカメラは固定の光学レンズシステムであり、或いはピントと光学ズーム機能を持つ装置である。
【0132】
オーディオモジュール710は、出力オーディオ信号と/或いは入力オーディオ信号から構成される。例えば、オーディオモジュール710は一つのマイク(MIC)を含む。デバイス700は操作モードにある場合、例えば、コールモード、記録モードと音声認識モードである場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信する。受信したオーディオ信号がメモリー704に記憶される或いは通信モジュール716を経由し送信する。一部の実施例の中に、オーディオモジュール710は一つのスピーカーも含み、オーディオ信号を出力するように構成される。
【0133】
I/Oインタフェース712は処理モジュール702と周辺インターフェースモジュールの間にインターフェースを提供し、前記周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイル、ボタンなどである。これらのボタンは、ホームページボタン、音量ボタン、起動ボタンとロックボタンを含みが、これらに限定されない。
【0134】
センサーモジュール714は、デバイス700に各方面の状態評価を提供するように構成される一つ或いは複数のセンサーを含む。例えば、センサーモジュール714はデバイス700の開閉状態、モジュールの相対位置を検出することができる。例えば、前記モジュールがデバイス700のディスプレイとキーパッドである場合、センサーモジュール714は、デバイス700或いはデバイス700のあるモジュールの変化、ユーザーとデバイス700との接触があるかどうか、デバイス700方位加速/減速とその温度変化を検出することができる。センサーモジュール714は接近センサーを含み、任意の物理的な接触が無い場合に、付近に物体の存在を検出するように構成される。センサーモジュール714は更に、光センサーを含み、例えば、CMOS或いはCCD画像センサーであり、結像の応用に使用されるように構成される。ある実施例において、該当センサーモジュール714はさらに、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー或いは温度センサーを含む。
【0135】
通信モジュール716はデバイス700と他の装置との有線或いは無線通信を便利にするように構成される。デバイス700は、通信標準に基づくワイヤレスネットワークへアクセスすることができる。例えば、WIFI、2G、3G或いはそれらの組み合わせである。ある例示的な実施例において、通信モジュール716は、ブロードキャストチャネルによって外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号或いはブロードキャストの関連情報を受信する。ある例示的な実施例において、短距離通信を促すように、前記通信モジュール716はさらに、近距離通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールはRF認識(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術などの技術によって実現される。
【0136】
例示的な実施例において、デバイス700は一つ或いは複数の応用専用集積回路(ASIC)、ディジタル信号処理プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、現場プログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー或いは他の電子部品によって実現され、前記方法を実行するように構成される。
【0137】
例示的な実施例において、命令を含む非臨時性コンピューター可読記憶媒体を提供する。例えば、指示を含むメモリ704などである。前記指示はデバイス700のプロセッサー720によって前記方法を完成する。例えば、前記非一時的コンピューター可読記憶媒体はROMやランダムアクセスメモリ(RAM)やCD-ROMやテープやディスクや光データメモリーなどを含む。
【0138】
非臨時性コンピューター可読記憶媒体として、前記記憶媒体の中の命令がデバイス700によって実行される場合、
図2、
図3A或いは
図4の何れの電子装置の制御方法を実行するように構成される。
【0139】
当業者は明細書及びここの発明を実践した後、本発明の実施例の他の実施案を容易に思い出す。本願は、本発明の実施例に関する任意の変形、用途変化或いは適応性変化を含み、これらの変形、用途或いは適応性変化は、本発明の実施例に関する一般的な原理に従い、且つ、本発明の実施例に開示されていない本技術分野の公的常識や慣用技術手段も含まれる。明細書と実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の実施例の真の範囲と精神は下記の請求項目により指摘される。
【0140】
以上は、本発明の最適的な実施例に過ぎなく、本発明を制限せず、本分野の当業者に対して、本発明が各種類の変更と変化がある。本発明の主旨精神と原則以内に、いかなる改修、同等入れ替わり、改良等が、本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。