(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のインジケータおよび前記第2のインジケータは、表示のために、前記複数のメディアアセットのうちの第1のメディアアセットに対応する第1のメディアアセットリスト項目が表示されることを伴わずに生成される、請求項1に記載の方法。
前記第1のインジケータおよび前記第2のインジケータは、表示のために、前記複数のメディアアセットのうちの第1のメディアアセットに対応する第1のメディアアセットリスト項目が表示されることを伴わずに生成される、請求項4に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0010】
任意の所与のコンテンツ配信システムにおいて、ユーザに利用可能なコンテンツの量は、膨大であり得る。結果として、多くのユーザは、ユーザがコンテンツの選択肢を効率的にナビゲートし、望み得るコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイドの形態を望んでいる。そのようなガイドを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイドアプリケーションと称されるが、メディアガイドアプリケーションまたはガイドアプリケーションと称されることもある。
【0011】
双方向メディアガイドアプリケーションは、それらがガイドを提供するコンテンツに応じて、種々の形態をとり得る。典型的なタイプのメディアガイドアプリケーションの1つは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(電子番組ガイドと称される場合もある)は、とりわけ、ユーザが、多くのタイプのコンテンツ間をナビゲートし、それらの場所を特定することが可能である公知のガイドアプリケーションである。本明細書で参照される場合、用語「コンテンツ」とは、電子的に消費可能なユーザアセット、例えば、テレビ番組、ならびに有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムにおけるような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングコンテンツ、ダウンロード可能コンテンツ、ウェブキャスト等)、ビデオクリップ、オーディオ、コンテンツ情報、写真、回転画像、ドキュメント、再生リスト項目、ウェブサイト、記事、書籍、電子書籍、ブログ、広告、チャットセッション、ソーシャルメディア、アプリケーション、ゲーム、および/または任意の他のメディアあるいはマルチメディアならびに/あるいはそれらの組み合わせを意味すると理解されたい。ガイドアプリケーションはまた、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、コンテンツの場所を特定することを可能にする。本明細書で参照される場合、用語「マルチメディア」とは、前述の少なくとも2つの異なるコンテンツ形態、例えば、テキスト、オーディオ、画像、ビデオ、または双方向コンテンツ形態を利用する、コンテンツを意味すると理解されたい。コンテンツは、ユーザ機器デバイスによって、録画、再生、表示、またはアクセスされ得るが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。
【0012】
インターネット、モバイルコンピューティング、および高速無線ネットワークの出現に伴って、ユーザは、従来はそうではなかったが、ユーザ機器デバイス上でメディアにアクセスしている。本明細書で参照される場合、語句「ユーザ機器デバイス」、「ユーザ機器」、「ユーザデバイス」、「電子デバイス」、「電子機器」、「メディア機器デバイス」、または「メディアデバイス」は、前述のコンテンツにアクセスするための任意のデバイス、例えば、テレビ、スマートTV、セットトップボックス、衛星テレビに対応するための統合型受信機デコーダ(IRD)、デジタル記憶デバイス、デジタルメディア受信機(DMR)、デジタルメディアアダプタ(DMA)、ストリーミングメディアデバイス、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、接続型DVD、ローカルメディアサーバ、BLU−RAY(登録商標)プレーヤ、BLU−RAY(登録商標)レコーダ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェブTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンター、ハンドヘルドコンピュータ、固定電話、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ポータブルビデオプレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、ポータブルゲーム機、スマートフォン、または任意の他のテレビ機器、コンピューティング機器、あるいは無線デバイス、および/またはそれらの組み合わせを意味すると理解されたい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面画面および裏面画面、複数の正面画面、または複数の角度付き画面を有し得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面カメラおよび/または背面カメラを有し得る。これらのユーザ機器デバイス上で、ユーザは、テレビを通して利用可能な同一のコンテンツ間をナビゲートし、その位置を特定することが可能であり得る。その結果として、メディアガイドは、これらのデバイス上でも利用可能であり得る。提供されるガイドは、テレビのみを通して利用可能なコンテンツ、他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上のみを通して利用可能なコンテンツ、またはテレビおよび他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上の両方を通して利用可能なコンテンツのためのものであり得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)、あるいは独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供され得る。メディアガイドアプリケーションを実装し得る、種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0013】
メディアガイドアプリケーションの機能のうちの1つは、メディアガイドデータをユーザに提供することである。本明細書で参照される場合、語句「メディアガイドデータ」または「ガイドデータ」は、コンテンツに関連する任意のデータ、例えば、メディアリスト項目、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、タイトル、内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度、3D等)、広告情報(例えば、テキスト、画像、メディアクリップ等)、オンデマンド情報、ブログ、ウェブサイト、およびユーザが所望のコンテンツ選択肢間をナビゲートし、その場所を特定するために役立つ任意の他のタイプのガイドデータを意味すると理解されたい。
【0014】
図1−2は、メディアガイドデータを提供するために使用され得る例証的表示画面を示す。
図1−2および5−7に示される表示画面は、任意の好適なユーザ機器デバイスまたはプラットフォーム上に実装され得る。
図1−2および5−7の表示は、フル画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされ得る。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、リスト項目オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、あるいはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースもしくはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押すことによって、コンテンツ情報へのアクセス要望を指示し得る。ユーザの指示に応答して、メディアガイドアプリケーションは、いくつかの方法のうちの1つ、例えば、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、ソース別、コンテンツ別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または他の所定、ユーザ定義、あるいは他の編成基準において編成されたメディアガイド情報を伴う表示画面を提供し得る。メディアガイドデータの編成は、ガイドアプリケーションデータによって決定される。本明細書で参照される場合、語句「ガイドアプリケーションデータ」は、ガイドアプリケーション、例えば、番組情報、ガイドアプリケーション設定、ユーザ選好、またはユーザプロファイル情報を操作する際に使用されるデータを意味すると理解されたい。
【0015】
図1は、単一表示内の異なるタイプのコンテンツへのアクセスも可能にする、時間およびチャンネル別に配列された例証的グリッド番組リスト項目表示100を示す。表示100は、以下を伴うグリッド102を含み得る:(1)各チャンネル/コンテンツソースタイプ識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはコンテンツソースのタイプを識別する、チャンネル/コンテンツソースタイプ識別子104の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子106の行(例えば、コンテンツソースによって提供される対応するコンテンツのスケジューリングされる伝送時間)。グリッド102はまた、番組リスト項目108等の番組リスト項目のセルも含み、各リスト項目は、リスト項目の関連チャンネルおよび時間の上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力デバイスを用いて、ユーザは、ハイライト領域110を移動させることによって番組リスト項目を選択することができる。ハイライト領域110によって選択される番組リスト項目に関する情報が、番組情報領域112内に提供され得る。領域112は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含み得る。コンテンツソースタイプは、任意の衛星、ケーブル、ブロードキャスト、インターネット、オンデマンド、またはコンテンツの他の好適なソースを含み得る。
【0016】
図5−7に関連してより詳細に論じられるように、グリッド102は、タイムバーを含み得る。タイムバーは、メディアアセットが伝送のためにスケジューリングされた、時間間隔を表し得る。メディアガイドアプリケーション機能を割り当てられたメディアアセットが伝送のためにスケジューリングされた時間間隔に対応する、時間間隔の第1の部分は、第1のインジケータ(例えば、その時間間隔を第1の色でオーバーレイするバーまたは領域)で視覚的に示され得る。メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間が重複する時間間隔を表すタイムバーの第1の部分内の第2の部分は、(例えば、その時間間隔を第2の色でオーバーレイするバーまたは領域)第2のインジケータで視覚的に示され得る。タイムバー部分が示されるメディアアセットは、グリッド102の表示された部分内およびグリッド102内の表示された部分内ではないメディアアセットに対応し得る(例えば、表示されている時間間隔外の時間間隔に対応し得る、またはグリッド102の表示された部分内にないコンテンツソースによって伝送され得る)。
【0017】
線形番組(例えば、所定の時間に複数のユーザ機器デバイスに伝送されるようにスケジューリングされ、スケジューリングに従って提供される、コンテンツ)へのアクセスの提供に加え、メディアガイドアプリケーションはまた、非線形番組(例えば、任意の時間においてユーザ機器デバイスにアクセス可能であり、スケジューリングに従って提供されない、コンテンツ)へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア等)、ローカルに記憶したメディアコンテンツ(例えば、前述の任意のユーザ機器デバイスまたは他の記憶デバイス上に記憶されたコンテンツ)、または時間的制約のない他のコンテンツを含む、異なるコンテンツソースからのコンテンツを含み得る。オンデマンドコンテンツは、映画または特定のコンテンツプロバイダ(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)によって提供される任意の他のコンテンツを含み得る。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャストのようなウェブイベント、あるいは、インターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングコンテンツまたはダウンロード可能なコンテンツとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含み得る。
【0018】
グリッド102は、オンデマンドリスト項目114、録画コンテンツリスト項目116、およびインターネットコンテンツリスト項目118を含む、非線形番組のメディアガイドデータを提供し得る。異なるタイプのコンテンツソースからのコンテンツのためのメディアガイドデータを組み合わせる表示は、「混合メディア」表示と称されることもある。表示100とは異なる、表示され得るメディアガイドデータのタイプの種々の順列は、ユーザ選択またはガイドアプリケーション定義に基づき得る(例えば、録画および放送リスト項目のみの表示、オンデマンドおよび放送リスト項目のみの表示等)。例証されるように、リスト項目114、116、および118は、これらのリスト項目の選択が、それぞれ、オンデマンドリスト項目、録画リスト項目、またはインターネットリスト項目専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド102内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。いくつかの実施形態では、これらのコンテンツタイプのリスト項目は、グリッド102に直接含まれ得る。ユーザがナビゲーションアイコン120のうちの1つを選択することに応答して、追加のメディアガイドデータが表示され得る(ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押すことによって、ナビゲーションアイコン120を選択することと同様に表示に影響を及ぼし得る)。
【0019】
表示100はまた、ビデオ領域122、広告124、およびオプション領域126を含み得る。ビデオ領域122は、ユーザが、現在利用可能である、今後利用可能となる、またはユーザに利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にし得る。ビデオ領域122のコンテンツは、グリッド102に表示されるリスト項目のうちの1つに対応するか、またはそれから独立し得る。ビデオ領域を含むグリッド表示は、ピクチャインガイド(PIG)表示と称されることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体を参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれ得る。
【0020】
広告124は、(例えば、購読番組に対する)視聴者のアクセス権に応じて、現在視聴が利用可能である、将来視聴が利用可能となる、または決して視聴利用可能とはならないこともあるコンテンツの広告を提供し得、グリッド102内のコンテンツリスト項目のうちの1つ以上に対応するか、または無関係であり得る。広告124はまた、グリッド102内で表示されるコンテンツに関係するか、または無関係である製品またはサービスに対するものであり得る。広告124は、選択可能であり得、コンテンツに関するさらなる情報を提供すること、製品またはサービスに関する情報を提供すること、コンテンツ、製品、またはサービスの購入を可能にすること、広告に関するコンテンツを提供すること等を行い得る。広告124は、ユーザのプロファイル/選好、監視されたユーザ活動、提供される表示のタイプ、または他の好適な標的化された広告基盤に基づいて標的化され得る。
【0021】
広告124は、長方形またはバナー形状として示されているが、広告は、ガイドアプリケーション表示内の任意の好適なサイズ、形状、および場所で提供され得る。例えば、広告124は、グリッド102に水平方向に隣接する長方形として提供され得る。これは、パネル広告と称されることもある。加えて、広告は、コンテンツまたはガイドアプリケーション表示上にオーバーレイされるか、または表示内に埋め込まれ得る。広告はまた、テキスト、画像、回転画像、ビデオクリップ、または前述の他のタイプのコンテンツを含み得る。広告は、ガイドアプリケーションを有するユーザ機器内、ユーザ機器に接続されたデータベース内、遠隔場所(ストリーミングメディアサーバを含む)内、あるいは他の記憶手段またはこれらの場所の組み合わせ上に記憶され得る。メディアガイドアプリケーションに広告を提供することは、例えば、それらの全体で参照することにより本明細書に組み込まれる、2003年1月17日出願のKnudsonらの米国特許出願第2003/0110499号、2004年6月29日発行のWard,IIIらの米国特許第6,756,997号、および2002年5月14日発行のScheinらの米国特許第6,388,714号で、さらに詳細に論じられている。広告は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれ得ることが理解されるであろう。
【0022】
オプション領域126は、ユーザが、異なるタイプのコンテンツ、メディアガイドアプリケーション表示、および/またはメディアガイドアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にし得る。オプション領域126は、ディプレイ100(および本明細書に説明される他の表示画面)の一部であり得るか、あるいは画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押すことによって、ユーザによって呼び出され得る。オプション領域126内の選択可能オプションは、グリッド102内の番組リスト項目に関連する特徴に関し得るか、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含み得る。番組リスト項目に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法を検索すること、番組を録画すること、番組の連続録画を有効化すること、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定すること、番組を購入すること、あるいは他の特徴を含み得る。これらの特徴は、メディアガイドアプリケーション機能であり得る。所与の番組リスト項目のための所与のメディアガイドアプリケーション機能の設定は、メディアガイドアプリケーション機能を番組リスト項目に関連付けられたメディアアセットに割り当て得る(例えば、メディアアセットを録画のためにスケジューリングするか、またはリマインダをメディアアセットのためにスケジューリングする)。メディアガイドアプリケーション機能はまた、自動的に、特定のメディアアセットに割り当てられ得る(例えば、推奨として)。具体的には、メディアガイドアプリケーション機能が、メディアアセットに割り当てられる推奨機能であるとき、メディアガイドアプリケーションは、インジケータを含む、あるいはメディアアセットに対応する特定の番組リスト項目をユーザに促すか、または特に識別し得る。推奨であるメディアガイド機能は、自動的に、ユーザに関連付けられたプロファイル内に規定された特性と一致するメディアアセットに割り当てられ得る。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、インターネットオプション、クラウドベースのオプション、デバイス同期オプション、第2の画面デバイスオプション、種々のタイプのメディアガイドデータ表示にアクセスするためのオプション、プレミアムサービスを購読するためのオプション、ユーザのプロファイルを編集するためのオプション、ブラウザオーバーレイにアクセスするためのオプション、または他のオプションを含み得る。
【0023】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザの選好に基づいて個人化され得る。個人化されたメディアガイドアプリケーションは、ユーザが、メディアガイドアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ選好を決定するようにメディアガイドアプリケーションがユーザ活動を監視することによって、生成され得る。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイドアプリケーションに対して自らを識別することによって、個人化されたガイドアプリケーションにアクセスし得る。メディアガイドアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って作成され得る。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示の色方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるコンテンツリスト項目の態様(例えば、HDTV番組のみまたは3D番組のみ、お気に入りチャンネル選択肢に基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨コンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画品質等)、ペアレンタルコントロール設定、インターネットコンテンツのカスタマイズされた提示(例えば、ソーシャルメディアコンテンツ、電子メール、電子的に配信された記事等の提示)、および他の所望のカスタマイズを変更させることを含み得る。
【0024】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、ユーザプロファイル情報を提供することを可能にし得、またはユーザプロファイル情報を自動的にコンパイルし得る。メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするコンテンツ、および/またはユーザがガイドアプリケーションと行い得る他の相互作用を監視し得る。加えて、メディアガイドアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.allrovi.com等のユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイドアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザの別のユーザ機器デバイスから等)、および/またはメディアガイドアプリケーションがアクセスし得る他のソースから、ユーザに関する情報を取得し得る。結果として、ユーザの異なるユーザ機器デバイスにわたって、統一されたガイドアプリケーション体験をユーザに提供することができる。このタイプのユーザ体験は、
図4に関連して、以下でより詳細に説明される。具体的には、ユーザプロファイルに一致するコンテンツまたはメディアアセットは、自動的に、メディアガイドアプリケーション機能(例えば、推奨)に割り当てられ、ユーザに識別され得る。追加の個人化されたメディアガイドアプリケーション特徴は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第2005/0251827号、2007年1月16日出願のBoyerらの米国特許出願第7,165,098号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願第2002/0174430号でさらに詳細に説明されており、それらは全体を参照することにより本明細書に組み込まれる。
【0025】
メディアガイドを提供するための別の表示配列が、
図2に示されている。ビデオモザイク表示200は、コンテンツのタイプ、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたコンテンツ情報のための選択可能オプション202を含む。表示200では、テレビリスト項目オプション204が選択され、放送番組リスト項目として、リスト項目206、208、210、および212を提供する。表示200では、リスト項目は、カバーアート、コンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、コンテンツからのライブビデオ、またはリスト項目中のメディアガイドデータによって記述されているコンテンツをユーザに示す他のタイプのコンテンツを含む、グラフィック画像を提供し得る。グラフィックリスト項目の各々はまた、リスト項目に関連付けられたコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを伴い得る。例えば、リスト項目208は、メディア部分214およびテキスト部分216を含む、1つより多くの部分を含み得る。メディア部分214および/またはテキスト部分216は、コンテンツをフル画面で視聴するように、またはメディア部分214に表示されるコンテンツに関連する情報を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルのリスト項目を閲覧するように)、選択可能であり得る。
【0026】
表示200中のリスト項目は、異なるサイズである(すなわち、リスト項目206は、リスト項目208、210、および212より大きい)が、所望の場合、全リスト項目が同一のサイズであり得る。リスト項目は、コンテンツプロバイダの所望に応じて、またはユーザ選好に基づいて、ユーザに関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィックが強調され得る。コンテンツリスト項目をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2005年12月29日出願のYatesの米国特許出願第2010/0153885号で論じられている。
【0027】
ユーザは、そのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上から、コンテンツおよびメディアガイドアプリケーション(ならびに上記および下記で説明されるその表示画面)にアクセスし得る。
図3は、例証的ユーザ機器デバイス300の一般化実施形態を示す。ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、
図4に関連して以下で議論される。ユーザ機器デバイス300は、入出力(以下「I/O」)パス302を介して、コンテンツおよびデータを受信し得る。I/Oパス302は、処理回路306および記憶装置308を含む制御回路304に、コンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を経由して利用可能なコンテンツ、および/または他のコンテンツ)およびデータを提供し得る。制御回路304は、I/Oパス302を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用され得る。I/Oパス302は、制御回路304(具体的には、処理回路306)を1つ以上の通信パス(以下で説明される)に接続し得る。I/O機能は、これらの通信パスのうちの1つ以上によって提供され得るが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、
図3では単一パスとして示されている。
【0028】
制御回路304は、任意の好適な処理回路、例えば、処理回路306に基づき得る。本明細書で参照される場合、処理回路とは、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等に基づく回路を意味すると理解され、マルチコアプロセッサ(例えば、デュアルコア、クアドコア、ヘクサコア、または任意の好適な数のコア)またはスーパーコンピュータを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路は、複数の別個のプロセッサまたは処理ユニット、例えば、複数の同一のタイプの処理ユニット(例えば、2つのIntelCorei7プロセッサ)または複数の異なるプロセッサ(例えば、Intel Core i5プロセッサおよびIntel Core i7プロセッサ)にわたって分散され得る。いくつかの実施形態では、制御回路304は、メモリ(すなわち、記憶装置308)に記憶されたメディアガイドアプリケーションに対する命令を実行する。具体的には、制御回路304は、メディアガイドアプリケーションによって、前述および後述の機能を行うように命令され得る。例えば、メディアガイドアプリケーションは、制御回路304に、メディアガイド表示を生成するための命令を提供し得る。いくつかの実装では、制御回路304によって行われるいかなるアクションも、メディアガイドアプリケーションから受信した命令に基づき得る。
【0029】
クライアントサーバに基づく実施形態では、制御回路304は、ガイドアプリケーションサーバあるいは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含み得る。前述の機能性を実施するための命令は、ガイドアプリケーションサーバ上に記憶され得る。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタル加入者回線(DSL)モデム、電話モデム、イーサネット(登録商標)カード、または他の機器との通信用無線モデム、または任意の他の通信回路を含み得る。そのような通信は、インターネットあるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたはパスを伴い得る(
図4に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含み得る(以下でさらに詳細に説明される)。
【0030】
メモリは、制御回路304の一部である、記憶装置308として提供される、電子記憶デバイスであり得る。本明細書で参照される場合、語句「電子記憶デバイス」または「記憶デバイス」とは、電子データ、コンピュータソフトウェア、またはファームウェアを記憶するための任意のデバイス、例えば、ランダム−アクセスメモリ、読み取り専用メモリ、ハードドライブ、光学ドライブ、デジタルビデオディスク(DVD)レコーダ、コンパクトディスク(CD)レコーダ、BLU−RAY(登録商標)ディスク(BD)レコーダ、BLU−RAY(登録商標)3Dディスクレコーダ、デジタルビデオレコーダ(DVR(パーソナルビデオレコーダと呼ばれる場合もある)、またはPVR)、固体デバイス、量子記憶デバイス、ゲームコンソール、ゲームメディア、あるいは任意の他の好適な固定またはリムーバブル記憶デバイス、および/または任意のそれらの組み合わせを意味すると理解されたい。記憶装置308は、本明細書に説明される種々のタイプのコンテンツ、ならびに前述のメディアガイド情報および前述のガイドアプリケーションデータを記憶するために使用され得る。非揮発性メモリもまた、使用され得る(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。
図4に関連して説明される、クラウドベースの記憶装置が、記憶装置308を補完するために使用されるか、または記憶装置308の代わりに使用され得る。記憶装置308は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた全メディアアセットのリストを維持し得る。例えば、記憶装置308は、録画のためにスケジューリングされたメディアアセットのリストを維持し得る。記憶装置308は、リマインダがスケジューリングされたメディアアセットのリストを維持し得る。記憶装置308は、ユーザへの推奨のために識別されたメディアアセットのリストを維持し得る。
【0031】
制御回路304は、1つ以上のアナログチューナ、1つ以上のMPEG−2デコーダ、または他のデジタル復号回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調あるいはビデオ回路、もしくはそのような回路の組み合わせ等のビデオ生成回路および同調回路を含み得る。符号化回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供され得る。回路304はまた、コンテンツをユーザ機器300の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーラ回路を含み得る。回路304はまた、デジタルおよびアナログ信号間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路およびアナログからデジタルへの変換回路を含み得る。同調および符号化回路は、コンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器デバイスによって使用され得る。同調および符号化回路はまた、ガイドデータを受信するために使用され得る。例えば、同調、ビデオ生成、符号化、復号、暗号化、解読、スケーラ、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書に説明される回路は、1つ以上の汎用または特殊プロセッサ上で起動するソフトウェアを使用して実装され得る。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供され得る(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置308が、ユーザ機器300とは別のデバイスとして提供される場合、同調および符号化回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置308に関連付けられ得る。
【0032】
ユーザは、ユーザ入力インターフェース310を使用して、命令を制御回路304に送信し得る。ユーザ入力インターフェース310は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであり得る。ディスプレイ312は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス300の他の要素と統合し得る。ディスプレイ312は、モニタ、テレビ、モバイルデバイス用液晶画面(LCD)、または視覚的画像を表示するための任意の他の好適な機器のうちの1つ以上であり得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ312は、HDTV対応型であり得る。いくつかの実施形態では、ディスプレイ312は、3D表示であり得、双方向メディアガイドアプリケーションおよび任意の好適なコンテンツは、3Dで表示され得る。ビデオカードまたはグラフィックカードは、出力をディスプレイ312に生成し得る。ビデオカードは、種々の機能、例えば、3Dシーンおよび2Dグラフィックのレンダリング加速、MPEG−2/MPEG−4復号、TV出力、または複数のモニタを接続する能力をもたらし得る。ビデオカードは、制御回路304に関連する前述の任意の処理回路であり得る。ビデオカードは、制御回路304と統合され得る。スピーカ314は、ユーザ機器デバイス300の他の要素との統合として提供され得、または独立型ユニットであり得る。ディスプレイ312上に表示されるビデオおよび他のコンテンツのオーディオ構成要素は、スピーカ314を通して再生され得る。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ314を介して音声を処理および出力する、受信機(図示せず)に配信され得る。
【0033】
ガイドアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装され得る。例えば、それは、ユーザ機器デバイス300上で完全に実装される、独立型アプリケーションであり得る。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、帯域外フィードから、インターネットリソースから、または別の好適なアプローチを使用して)。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアントサーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス300上に実装される、シックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス300の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアントサーバベースのガイドアプリケーションの一実施例では、制御回路304は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈する、ウェブブラウザを実行する。
【0034】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路304によって起動される)によって、ダウンロードされ、解釈または別様に起動される。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)で符号化され、好適なフィードの一部として制御回路304によって受信され、制御回路304上で起動するユーザエージェントによって解釈され得る。例えば、ガイドアプリケーションは、EBIFアプリケーションであり得る。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、制御回路304によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および起動される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義され得る。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG−2または他のデジタルメディア符号化スキームを採用するもの)では、ガイドアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG−2オブジェクトカルーセルにおいて符号化および伝送され得る。
【0035】
図3のユーザ機器デバイス300は、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線ユーザ通信デバイス406、または非携帯型ゲーム機等のコンテンツにアクセスするために好適な任意の他のタイプのユーザ機器として、
図4のシステム400に実装することができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと称され得、前述のユーザ機器デバイスに実質的に類似し得る。メディアガイドアプリケーションが実装され得る、ユーザ機器デバイスは、独立型デバイスとして機能し得、またはデバイスのネットワークの一部であり得る。デバイスの種々のネットワーク構成が実装され得、以下でさらに詳細に議論される。
【0036】
図3に関連して述べられたシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用する、ユーザ機器デバイスは、単に、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、または無線ユーザ通信デバイス406として分類されないこともある。例えば、ユーザテレビ機器402は、いくつかのユーザコンピュータ機器404のように、インターネットコンテンツへのアクセスを可能にするインターネット対応型であり得る一方で、ユーザコンピュータ機器404は、いくつかのテレビ機器402のように、テレビ番組へのアクセスを可能にするチューナを含み得る。メディアガイドアプリケーションはまた、種々の異なるタイプのユーザ機器上で同一レイアウトを有し得るか、またはユーザ機器の表示能力に合わせられ得る。例えば、ユーザコンピュータ機器404上では、ガイドアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供され得る。別の実施例では、ガイドアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス406用に縮小され得る。
【0037】
システム400では、典型的には、各タイプのユーザ機器デバイスが2つ以上存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、各々の1つだけが
図4に示されている。加えて、各ユーザは、2つ以上のタイプのユーザ機器デバイス、また、各タイプのユーザ機器デバイスのうちの2つ以上を利用し得る。
【0038】
いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス(例えば、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、無線ユーザ通信デバイス406)は、「第2の画面デバイス」と称され得る。例えば、第2の画面デバイスは、第1のユーザ機器デバイス上に提示されるコンテンツを補完し得る。第2の画面デバイス上に提示されるコンテンツは、第1のデバイス上に提示されるコンテンツを補完する、任意の好適なコンテンツであり得る。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、第1のデバイスの設定および表示選好を調節するため、またはメディアガイドアプリケーション機能をメディアアセットに割り当てるためのインターフェースを提供する。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、他の第2の画面デバイスと相互作用するために、またはソーシャルネットワークと相互作用するために構成される。第2の画面デバイスは、第1のデバイスと同一の部屋内に、第1のデバイスと異なる部屋であるが同一の家または建物内に、または第1のデバイスと異なる建物内に位置することができる。
【0039】
ユーザはまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を設定し得る。設定およびメディアガイドアプリケーション機能は、本明細書に説明される設定、ならびにお気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイドアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、および他の望ましいガイド設定を含む。例えば、ユーザが、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.allrovi.comの上で、チャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望に応じて、同一のチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、ならびにユーザのモバイルデバイス上でお気に入りとして表示される。したがって、同一のまたは異なるタイプのユーザ機器デバイスであるかどうかにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイド体験を変更することができる。さらに、行われる変更は、ユーザによる設定入力、ならびにガイドアプリケーションによって監視されるユーザ活動に基づき得る。
【0040】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414に連結され得る。すなわち、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線ユーザ通信デバイス406は、それぞれ、通信パス408、410、および412を介して、通信ネットワーク414に連結される。通信ネットワーク414は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルボイスまたはデータネットワーク(例えば、4GまたはLTEネットワーク))、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他のタイプの通信ネットワーク、あるいは通信ネットワークの組み合わせを含む、1つ以上のネットワークであり得る。パス408、410、および412は、別個または一緒に、衛星パス、光ファイバパス、ケーブルパス、インターネット通信をサポートするパス(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、あるいは任意の他の好適な有線または無線通信パス、もしくはそのようなパスの組み合わせ等、1つ以上の通信パスを含み得る。パス412は、
図4に示された例示的実施形態において、無線パスであることを示すように破線で描かれ、パス408および410は、有線パスであることを示すように実線で描かれている(しかし、これらのパスは、所望に応じて、無線パスであり得る)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信パスのうちの1つ以上によって提供され得るが、
図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。
【0041】
通信パスは、ユーザ機器デバイスの間には描かれていないが、これらのデバイスは、パス408、410、および412に関連して上記で説明されるもの、ならびにUSBケーブル、IEEE1394ケーブル、無線パス(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE802−11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信パス、あるいは有線または無線パスを介した他の短距離通信等の通信パスを介して、互に直接通信し得る。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth(登録商標) SIG,INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク414を介した間接的パスを通して、直接互に通信し得る。
【0042】
システム400は、それぞれ、通信パス420および422を介して、通信ネットワーク414に連結される、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418を含む。パス420および422は、パス408、410、および412に関して上記で説明される通信パスのうちのいずれかを含み得る。コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418との通信は、1つ以上の通信パスを介して交信され得るが、
図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。加えて、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418の各々が2つ以上あり得るが、
図4では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、各々の1つだけが示されている。(これらのソースのそれぞれの異なるタイプを以下で議論する)。所望に応じて、コンテンツソース416およびメディアガイドデータソース418は、1つのソースデバイスとして統合され得る。ソース416および418と、ユーザ機器デバイス402、404、および406との間の通信は、通信ネットワーク414を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態では、ソース416および418は、パス408、410、および412に関連して上記で説明されるもの等の通信パス(図示せず)を介して、ユーザ機器デバイス402、404、および406と直接通信し得る。
【0043】
コンテンツソース416は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のコンテンツプロバイダを含む、1つ以上のタイプのメディア配信機器を含み得る。NBCは、National Broadcasting Company,Inc.によって所有される商標であり、ABCは、American Broadcasting Company,INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office,Inc.によって所有される商標である。コンテンツソース416は、コンテンツの発信元であり得(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはコンテンツの発信元でないこともある(例えば、オンデマンドコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のコンテンツのインターネットプロバイダ等)。コンテンツソース416は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、オーバーザトップコンテンツプロバイダ、または他のコンテンツのプロバイダを含み得る。コンテンツソース416はまた、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある、異なるタイプのコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される遠隔メディアサーバを含み得る。コンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、2010年7月20日出願のEllisらの米国特許出願第7,761,892号に関連して、さらに詳細に論じられている。
【0044】
メディアガイドデータソース418は、メディアガイドデータ、例えば、前述のメディアガイドデータを提供し得る。メディアガイドアプリケーションデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供され得る。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、データフィード(例えば、連続的フィードまたはトリクルフィード)を介して、番組ガイドデータを受信する、独立型双方向テレビ番組ガイドであり得る。番組スケジューリングデータおよび他のガイドデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上で、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供され得る。番組スケジューリングデータおよび他のガイドデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供され得る。
【0045】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータソース418からのガイドデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザの機器に提供され得る。例えば、ユーザ機器デバイスは、メディアガイドデータをサーバからプルし得、またはサーバは、メディアガイドデータをユーザ機器デバイスにプッシュし得る。いくつかの実施形態では、ユーザの機器上に常駐するガイドアプリケーションクライアントは、必要に応じて、例えば、ガイドデータが、古くなっているとき、またはユーザ機器デバイスが、データを受信するための要求をユーザから受信するとき、ソース418とセッションを開始し、ガイドデータを取得し得る。メディアガイドは、任意の好適な頻度で(例えば、継続的に、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応じて等)ユーザ機器に提供され得る。メディアガイドデータソース418は、ユーザ機器デバイス402、404、および406に、メディアガイドアプリケーション自体、またはメディアガイドアプリケーションのソフトウェア更新を提供し得る。
【0046】
メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであり得る。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶装置308内に記憶され、ユーザ機器デバイス300の制御回路304によって実行され得る、ソフトウェアまたは一式の実行可能命令として実装され得る。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアント−サーバアプリケーションであり得、その場合、クライアントアプリケーションのみ、ユーザ機器デバイス上に常駐し、サーバアプリケーションは、遠隔サーバ上に常駐する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、部分的に、ユーザ機器デバイス300の制御回路304上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上で、遠隔サーバの制御回路上で起動するサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイドデータソース418)、実装され得る。遠隔サーバの制御回路(例えば、メディアガイドデータソース418)によって実行されると、メディアガイドアプリケーションは、制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成し、生成された表示をユーザ機器デバイスに伝送するように命令し得る。サーバアプリケーションは、メディアガイドデータソース418の制御回路に、ユーザ機器上での記憶のためのデータを伝送するように命令し得る。クライアントアプリケーションは、受信用ユーザ機器の制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成するように命令し得る。
【0047】
ユーザ機器デバイス402、404、および406に配信されるコンテンツおよび/またはメディアガイドデータは、オーバーザトップ(OTT)コンテンツであり得る。OTTコンテンツ配信は、前述の任意のユーザ機器デバイスを含む、インターネット対応型ユーザデバイスが、ケーブルまたは衛星接続を経由して受信されるコンテンツに加え、前述の任意のコンテンツを含む、インターネットを経由して転送されるコンテンツを受信することを可能にする。OTTコンテンツは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって提供されるインターネット接続を介して配信されるが、第三者が、コンテンツを配信する。ISPは、視聴能力、著作権、またはコンテンツの再配信に関与していこともあり、OTTコンテンツプロバイダによって提供されるIPパケットを転送のみし得る。コンテンツプロバイダの実施例として、IPパケットを介して、オーディオおよびビデオを提供する、YOUTUBE(登録商標)、NETFLIX、およびHULUが挙げられる。Youtubeは、Google Inc.によって所有される商標であり、Ntflixは、Ntflix,Inc.によって所有される商標であり、Huluは、Hulu,LLC.によって所有される商標である。OTTコンテンツプロバイダは、加えて、または代替として、前述のメディアガイドデータを提供し得る。コンテンツおよび/またはメディアガイドデータに加え、OTTコンテンツのプロバイダは、メディアガイドアプリケーション(例えば、ウェブベースのアプリケーションまたはクラウドベースのアプリケーション)を配信することができるか、またはコンテンツは、ユーザ機器デバイス上に記憶されるメディアガイドアプリケーションによって表示されることができる。
【0048】
メディアガイドシステム400は、いくつかのアプローチ、またはネットワーク構成を例証することを意図しており、これによって、ユーザ機器デバイスとコンテンツおよびガイドデータのソースとは、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを提供する目的で、互に通信し得る。本明細書に説明される実施形態は、これらのアプローチの任意の1つまたは一部において、またはコンテンツを配信し、メディアガイドを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用され得る。以下の4つのアプローチは、
図4の汎用実施例の具体的例証を提供する。
【0049】
あるアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で互に通信し得る。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の同様のデバイスを通した間接パスを介して、あるいは通信ネットワーク414を介して、直接互に通信することができる。1つの家庭内の複数の個人の各々が、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作し得る。結果として、種々のメディアガイド情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましいこともある。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願第11/179,410号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、ユーザが一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持することが望ましいこともある。ホームネットワーク内の異なるタイプのユーザ機器デバイスがまた、互に通信し、コンテンツを伝送し得る。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにコンテンツを伝送し得る。
【0050】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数のタイプのユーザ機器を有し得、これによって、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有し得る。ユーザは、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイドアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御し得る。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、あるいはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイドアプリケーションにアクセスし得る。ユーザは、オンラインガイドアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御し得る。オンラインガイドは、直接、またはユーザの家庭内機器上のメディアガイドアプリケーションと通信することによって、ユーザの機器を制御し得る。ユーザ機器デバイスが互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、Ellisらの2011年10月25日発行の米国特許第8,046,801号で論じられている。
【0051】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスのユーザは、コンテンツソース416と直接通信し、コンテンツにアクセスするために、ユーザのメディアガイドアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器402およびユーザコンピュータ機器404のユーザは、メディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、その位置を特定し得る。ユーザはまた、無線ユーザ通信デバイス406を使用して、家庭外のメディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、その位置を特定し得る。
【0052】
第4のアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、クラウドコンピューティング環境内で動作し、クラウドサービスにアクセスし得る。クラウドコンピューティング環境では、コンテンツ共有、記憶、または配信のための種々のタイプのコンピューティングサービス(例えば、ビデオ共有サイトまたはソーシャルネットワーキングサイト)が、「クラウド」と称される、ネットワーク−アクセス可能コンピューティングおよび記憶リソースの集合によって提供される。例えば、クラウドは、ネットワークを介して接続される、種々のタイプのユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービス、例えば、通信ネットワーク414を介したインターネットを提供する、中央または分散場所に位置し得る、サーバコンピューティングデバイスの集合を含むことができる。これらのクラウドリソースは、1つ以上のコンテンツソース416および1つ以上のメディアガイドデータソース418を含み得る。加えて、または代替として、遠隔コンピューティングサイトは、他のユーザ機器デバイス、例えば、ユーザテレビ機器402、ユーザコンピュータ機器404、および無線ユーザ通信デバイス406を含み得る。例えば、他のユーザ機器デバイスは、ビデオの記憶されたコピーまたはストリーミングされたビデオへのアクセスを提供し得る。そのような実施形態では、ユーザ機器デバイスは、中心サーバと通信せずに、ピアツーピア様式で動作し得る。
【0053】
クラウドは、ユーザ機器デバイスのために、サービス、例えば、他の実施例の中でもとりわけ、コンテンツ記憶、コンテンツ共有、またはソーシャルネットワーキングサービスへのアクセス、ならびに前述の任意のコンテンツへのアクセスを提供する。サービスは、クラウドコンピューティングサービスプロバイダを通して、またはオンラインサービスの他のプロバイダを通して、クラウド内で提供されることができる。例えば、クラウドベースのサービスは、コンテンツ記憶サービス、コンテンツ共有サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、または他のサービスを含むことができ、それを介して、ユーザ供給コンテンツは、接続されたデバイス上の他者によって視聴するために配信される。これらのクラウドベースのサービスは、ユーザ機器デバイスが、コンテンツをローカルに記憶し、ローカルに記憶されたコンテンツにアクセスするのではなく、コンテンツをクラウドに記憶し、コンテンツをクラウドから受信することを可能にし得る。
【0054】
ユーザは、種々のコンテンツ捕捉デバイス、例えば、カムコーダ、ビデオモード付きデジタルカメラ、オーディオレコーダ、携帯電話、およびハンドヘルドコンピューティングデバイスを使用して、コンテンツを録画し得る。ユーザは、直接、例えば、ユーザコンピュータ機器404から、またはコンテンツ捕捉特徴を有する、無線ユーザ通信デバイス406からのいずれかにおいて、クラウド上のコンテンツ記憶サービスにコンテンツをアップロードすることができる。代替として、ユーザは、最初に、コンテンツをユーザ機器デバイス、例えば、ユーザコンピュータ機器404に転送することができる。コンテンツを記憶するユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク414上のデータ伝送サービスを使用して、コンテンツをクラウドにアップロードし得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス自体が、クラウドリソースであり、他のユーザ機器デバイスが、直接、ユーザがコンテンツを記憶したユーザ機器デバイスから、コンテンツにアクセスすることができる。
【0055】
クラウドリソースは、例えば、ウェブブラウザ、メディアガイドアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、および/またはそれらのアクセスアプリケーションの任意の組み合わせを使用して、ユーザ機器デバイスによってアクセスされ得る。ユーザ機器デバイスは、アプリケーション配信のために、クラウドコンピューティングに依拠する、クラウドクライアントであり得、またはユーザ機器デバイスは、クラウドリソースにアクセスせずに、いくつかの機能性を有し得る。例えば、ユーザ機器デバイス上で起動するいくつかのアプリケーションは、クラウドアプリケーション、すなわち、インターネットを経由して、サービスとして配信されるアプリケーションであり得る一方、他のアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上に記憶され、起動され得る。いくつかの実施形態では、ユーザデバイスは、コンテンツを複数のクラウドリソースから同時に受信し得る。例えば、ユーザデバイスは、オーディオを1つのクラウドリソースからストリーミングする一方、コンテンツを第2のクラウドリソースからダウンロードすることができる。または、ユーザデバイスは、より効率的ダウンロードのために、コンテンツを複数のクラウドリソースからダウンロードすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、処理動作、例えば、
図3に関連して説明される処理回路によって行われる処理動作のために、クラウドリソースを使用することができる。
【0056】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、メディアガイドアプリケーションが割り当てられたメディアアセットを識別し得る。例えば、制御回路304は、記憶デバイス308から、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットのリストを読み出し得る。制御回路304は、それらのメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間(例えば、放送時間またはメディアアセットが利用可能になるであろう時間)を決定し、スケジューリングされた伝送時間を表すタイムバー内の時間間隔を識別し得る。制御回路304は、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間のいずれかが重複するかどうか(例えば、2つ以上のメディアアセットが、伝送のために同時にスケジューリングされているかどうか)を決定し得る。制御回路304は、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間の時間間隔を表す、タイムバーの部分を視覚的に示し、スケジューリングされた伝送時間が重複する時間間隔を表す、タイムバーのそれらの部分を別個に視覚的に示し得る。いくつかの実装では、タイムバーは、メディアガイド(例えば、テレビ番組ガイド等のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間を表すガイド)とともに表示され得る。
【0057】
図5は、本発明の別の実施形態による、メディアアセットアクセス衝突識別および第1のタイプのメディアガイド機能割当の例証的表示画面500である。画面500は、メディアガイド機能ビュー選択領域550と、メディアアセットスケジューリング領域510と、タイムバー520と、メディアアセットカテゴリ選択領域540とを含み得る。画面500は、グリッド102(
図1)と同様の情報および表示を含み得る。
【0058】
メディアアセットスケジューリング領域510は、複数のメディアアセットリスト項目514と、メディアアセットリスト項目514に対応するメディアアセットを伝送する、コンテンツソースとを含み得る。領域510内に含まれるコンテンツソースは、線形および非線形コンテンツソースおよびメディアアセットを含み得る。例えば、領域510は、オンデマンドコンテンツソース、有料コンテンツソース、インターネットコンテンツソース(例えば、HULUおよびAMAZON)、およびブロードキャストコンテンツソース(例えば、テレビチャンネル)を含み得る。領域510は、表示される対応する時間間隔560の間、それぞれのコンテンツソースによって伝送されるメディアアセットを表示し得る。
【0059】
いくつかの実装では、制御回路304は、画面500内に、10PMから1AMに及ぶ時間間隔を表す時間間隔560を生成し得る。時間間隔560内の表示された時間間隔毎に、表示された時間間隔の間に伝送のためにスケジューリングされたメディアアセットに対応するメディアアセットリスト項目が、表示されているコンテンツソースごとに表示される。いくつかの実装では、制御回路304は、限定数のメディアアセットリスト項目のみを表示し得る。具体的には、制御回路304は、表示された時間間隔560およびコンテンツソースに対する表示に適合し得るいくつかのメディアアセットリスト項のみを表示し得る。制御回路304は、前後の期間に対するメディアアセットリスト項目を要求するユーザ入力(例えば、スクロールバーを使用して)の受信に応答して、表示をスクロールまたは変更し、他のメディアアセットリスト項目を読み出し、表示し得る。同様に、制御回路304は、異なる一式のコンテンツソースに対するメディアアセットリスト項目の要求(例えば、スクロールバーを使用して)のユーザ入力の受信に応答して、表示のスクロールまたは変更を表示し、他のメディアアセットリスト項目を読み出し、表示し得る。
【0060】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、表示されるメディアアセットリスト項目から、どのメディアアセットリスト項目が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットに対応するかを決定し得る。例えば、メディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能は、スケジューリングされた録画であり得る。具体的には、制御回路304は、メディアアセット(例えば、「Law & Order SVU」)が録画のためにスケジューリングされたことを決定し得る。加えて、制御回路304は、「Law & Order SVU」メディアアセットのためのメディアアセットリスト項目が表示されていることを決定し得る。それに応答して、制御回路304は、表示のために、メディアアセットリスト項目とともに、ユーザに、対応するメディアアセットに割り当てられたスケジューリングされたメディアガイドアプリケーション機能を識別するためのインジケータ514を生成し得る。
【0061】
メディアガイドアプリケーションは、複数の時間間隔を表すタイムバー520を表示し得る。いくつかの実装では、タイムバー520内の時間間隔は、12時間または24時間(例えば、半日または1日)を表し得る。これは、ユーザが、所与の日における、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた、または重複が生じている、時間間隔の全てを確認することを可能にし得る。タイムバー520によって表される時間間隔は、時間間隔560を上回り得る。例えば、時間間隔560は、10PMから1AM(例えば、3時間)に及ぶ期間を表し得る一方、タイムバー520は、16時間の間の時間間隔を表す。
【0062】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、どのメディアアセットに、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたかを決定し得る。具体的には、制御回路304は、領域550内にリストされたメディアガイドアプリケーション機能のうちの1つ(例えば、録画)のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、タイムバー520によって表される現在の日または時間間隔を決定し、表される時間間隔内の時間間隔のうちの1つ(例えば、16時間)の間、録画のためにスケジューリングされた(または、選択されたメディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた)全メディアアセットを識別し得る。例えば、制御回路304は、メディアアセットのための全スケジューリングされた録画のリストを読み出し、タイムバー520によって表される時間間隔に基づいて、リストをフィルタリング(例えば、現在の日付の12PMから測定された16時間に基づくリストをフィルタリング)し得る。具体的には、制御回路304は、メディアガイドアプリケーションによって、全スケジューリングされた録画のリストを読み出すように命令され得、メディアガイドアプリケーションの制御下、動作し得る。
【0063】
いくつかの実装では、全スケジューリングされた録画の読み出されたリストは、4つのメディアアセット(例えば、火曜日の7PM−8PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Friends」、月曜日の9−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Batman」、月曜日の9:30PM−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Simpsons」、および月曜日の10−10:30PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Family Guy」)を含み得、タイムバー520によって表される時間間隔は、現在の日付である月曜日の12PMから測定される16時間であり得る。故に、制御回路304は、タイムバー520の表される時間間隔の間、月曜日に伝送のためにスケジューリングされた4つのメディアアセットのうちの3つ(例えば、月曜日の9−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Batman」、月曜日の9:30PM−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Simpsons」、および月曜日の10−10:30PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Family Guy」)のみ、検討し得る(例えば、リストをフィルタリングし得る)。具体的には、制御回路304は、リスト内のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間を分析し、タイムバー520によって表される時間間隔内にあるもののみ選択し得る。この決定は、時間間隔560または領域510内に表示されるメディアアセットリスト項目から独立して行われ得る。具体的には、制御回路304は、対応するメディアアセットリスト項目が、領域510内に現在表示されているかどうかにかかわらず、メディアアセットが録画のためにスケジューリングされているかどうかを決定し得る。
【0064】
制御回路304は、フィルタリングされたリスト項目内のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間の時間間隔を表す、タイムバー520の第1の部分を識別し得る。具体的には、制御回路304は、タイムバー520内のどの時間間隔が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットの伝送時間(例えば、録画のために選択されたメディアアセットの伝送時間)を表すかどうかを決定し得る。制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットが伝送のためにスケジューリングされたそれらの時間間隔を表すために、タイムバー520の決定された第1の部分内での表示のための第1のインジケータ522を生成し得る。第1のインジケータ522は、グラフィカルアイコン(例えば、赤色等のある色でタイムバー520の第1の部分をハイライトするバー)であり得る。
【0065】
制御回路304は、フィルタリングされたリスト内のメディアアセット(例えば、タイムバー520によって表される時間間隔の間、伝送のためにスケジューリングされたそれらのメディアアセット)のスケジューリングされた伝送時間を分析し、重複を検出し得る。例えば、制御回路304は、スケジューリングされた伝送時間のいずれかが、同じである、またはメディアアセットのうちの2つ以上が伝送のために同時にスケジューリングされた期間を有するかどうかを決定し得る。特に、制御回路304は、3つのメディアアセットが、フィルタリングされたリスト内に含まれることを決定し得る(例えば、9−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Batman」、9:30PM−10PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Simpsons」、および10−10:30PMの間の伝送のためにスケジューリングされた「Family Guy」)。そのような状況では、制御回路304は、第1のメディアアセット「Batman」および第2のメディアアセット「Simpsons」のスケジューリングされた伝送時間のみ、9:30PM−10PMの時間間隔の間に重複するが、どれも第3のメディアアセット「Family Guy」とは重複しないことを決定し得る。
【0066】
制御回路304は、重複する、フィルタリングされたリスト項目内のメディアアセットのそれらのスケジューリングされた伝送時間の時間間隔を表す、タイムバー520の第1の部分内のタイムバー520の第2の部分を識別し得る。具体的には、制御回路304は、タイムバー520内のどの時間間隔が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間(例えば、録画のために選択されたメディアアセットの伝送時間)を表すかを決定し得、それらの中で、制御回路304は、どのスケジューリングされた伝送時間が重複するかを決定し得る。制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットが、そのスケジューリングされた伝送時間内で重複するそれらの時間間隔を表すために、タイムバー520の決定された第2の部分内での表示のための第2のインジケータ524を生成し得る。第2のインジケータ524は、グラフィカルアイコン(例えば、青色または濃赤色等のある色でタイムバー520の第2の部分をハイライトするバー)であり得る。第2のインジケータ524は、ユーザが、タイムバー520の異なる部分を視覚的に区別することを可能にするために、第1のインジケータ522と異なり得る。
【0067】
タイムバー520の種々の部分を視覚的に区別することは、ユーザが、メディアガイドアプリケーション機能がメディアアセットに割り当てられた全時間間隔と、また、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたそれらのメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複とを同時に確認することを可能にする。これは、ユーザに、領域510内の所与のメディアアセットリスト項目に具体的にナビゲートする必要なく、これらのメディア機能が割り当てられた所与の日または時間フレーム内の時間間隔と、伝送時間内の重複とを確認する能力を与える。特に、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットが、領域510内に現在表示されていなくても、タイムバー520内のインジケータは、ユーザに、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた、(表示されている場合も、表示されていない場合もある)時間間隔(例えば、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間に対応する時間間隔)が存在することを知らせる。加えて、タイムバー520は、時間間隔560における時間間隔を上回る範囲の時間間隔を含み得るので、ユーザは、それらの過去および/または将来の時間間隔に具体的にナビゲートせずに、過去および/または将来の時間間隔の間のメディアアセットへのメディアガイドアプリケーション機能割当に関して知らされる。
【0068】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複が、リソース衝突を生じさせる(例えば、不十分なリソースのため)かどうかに基づいて、第2のインジケータ524の生成および表示を調整し得る。例えば、制御回路304が、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複を識別後、制御回路304は、重複するスケジューリングされた伝送時間を有するメディアアセットの各々に割り当てられた、メディアガイドアプリケーション機能のタイプを決定し得る。具体的には、第1のメディアアセットが、第2のメディアアセットと重複するスケジューリングされた伝送時間を有するとき、制御回路304は、それらのメディアアセットの各々に割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能が、スケジューリングされた録画、リマインダ、推奨等であるかどうかを決定し得る。それらのメディアアセットの各々に割り当てられた機能のタイプを決定後、制御回路304は、割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を実行するために必要とされるリソースのタイプ(例えば、記憶デバイス、チューナ、ディスプレイ等)を決定し得る。
【0069】
いくつかの実装では、制御回路304は、割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を実行するために必要とされるリソースのタイプの数が十分であるかどうかを決定し得る。例えば、第1および第2のメディアアセットは両方とも、録画のためにスケジューリングされ得、したがって、両方とも、その割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能(録画)を実行するために、受信機/チューナおよび記憶デバイスを要求し得る。故に、制御回路304は、そのスケジューリングされた伝送時間内の重複に対応する時間間隔の間に利用可能な少なくとも2つの記憶デバイスおよび少なくとも2つのチューナまたは受信機が存在するかどうかを決定し得る。同様に、第1および第2のメディアアセットは両方とも、リマインダのためにスケジューリングされ得、したがって、両方とも、その割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能(録画)を実行するために、受信機/チューナおよび表示デバイスを要求し得る。故に、制御回路304は、そのスケジューリングされた伝送時間内の重複に対応する時間間隔の間に利用可能な少なくとも2つのチューナまたは受信機および表示デバイスが存在するかどうかを決定し得る。
【0070】
メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複に対応する時間間隔の間、メディアガイドアプリケーション機能を実行するために利用可能な十分なリソースが存在することを決定することに応答して、制御回路304は、タイムバー520の第2の部分内の第2のインジケータ524を防止するか、または表示しないであろう。代わりに、制御回路304は、両方のメディアアセットが、機能を実行させるために同一のリソースを要求する場合でも、その第2の部分内に、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたタイムバー520のその時間間隔部分内の伝送のためにスケジューリングされたメディアアセットが存在することを示すための第1のインジケータ522を表示し得る。メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複に対応する時間間隔の間、メディアガイドアプリケーション機能を実行するために利用可能なリソースが不十分であることを決定することに応答して、制御回路304は、前述および後述のように、タイムバー520の第2の部分内に、第2のインジケータ524を表示し得る。
【0071】
メディアアセットカテゴリ選択領域540は、どのメディアアセットリスト項目が、領域510内に含まれるかを修正するように選択され得る、複数のカテゴリをリストし得る。特に、制御回路304は、所与のコンテンツソースを表す、領域540内に表示されるカテゴリのうちの1つ(例えば、インターネット)のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、選択されたカテゴリ内のコンテンツソース(例えば、インターネット)からのみ伝送されるメディアアセットに対応する、メディアアセットリスト項目を読み出し得る。制御回路304は、メディアガイド機能が割り当てられたメディアアセットが、伝送のためにスケジューリングされた時間間隔と、それらのスケジューリングされた伝送時間内の重複とを表すために、タイムバー520内に提供されるインジケータを更新し得る。
【0072】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、第2の画面デバイスを表す、領域540内に表示されるカテゴリのうちの1つ(例えば、デバイス2)のユーザ選択を受信し得る。そのような状況では、領域510内のメディアアセットリスト項目は、更新されないこともある(例えば、両デバイスは、コンテンツを同時に受信するように構成されるため)。しかしながら、制御回路304は、第2の画面デバイスを用いた実行のためにメディアガイド機能が割り当てられたメディアアセットが、伝送のためにスケジューリングされた時間間隔と、それらのスケジューリングされた伝送時間内の重複とを表すために、タイムバー520内に提供されるインジケータを更新し得る。例えば、制御回路304は、第2の画面デバイスのメモリから、第2の画面デバイスを使用して、または第2の画面デバイス上での実行のために、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットのリストを読み出し得る。制御回路304は、それらのメディアアセットを分析し、その対応するスケジューリングされた伝送時間を識別し、スケジューリングされた伝送時間内のいかなる重複も識別し得る。制御回路304は、それらのスケジューリングされた伝送時間と、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたそれらのメディアアセットに対する重複を表すために、タイムバー520を更新し得る。
【0073】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、所与のコンテンツカテゴリを表す、領域540内に表示されるカテゴリのうちの1つ(例えば、ニュース)のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、選択されたカテゴリのコンテンツ特性を有するメディアアセット(例えば、ニュースメディアアセット)に対応する、メディアアセットリスト項目を読み出し得る。制御回路304は、メディアガイド機能が割り当てられたメディアアセットが、伝送のためにスケジューリングされた時間間隔と、それらのスケジューリングされた伝送時間内の重複とを表すために、タイムバー520内に提供されるインジケータを更新し得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、第2のインジケータ524によってタイムバー520内に示されるスケジューリングされた伝送時間内の重複は、制御回路304が、それらのメディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を実行するために、ユーザ機器デバイス300に、またはユーザ機器デバイス300において利用可能なリソースが不十分であることを決定するときのみ、視覚的に示され得る。いくつかの実施形態では、制御回路304は、それらのメディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を実行するために、ユーザ機器デバイス300に、またはユーザ機器デバイス300において利用可能なリソースが不十分であるかどうにかかわらず、第2のインジケータ524を表示し得る。
【0075】
制御回路304は、領域550内にリストされたメディアガイドアプリケーション機能の別のもの(例えば、推奨)のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、表示画面600を生成し、ユーザをそこにナビゲートし得る。制御回路304は、タイムバー520によって表される現在の日または時間間隔を決定し、表される時間間隔内の時間間隔のうちの1つ(例えば、16時間)の間、伝送のためにスケジューリングされた、ユーザに推奨される、全メディアアセットを識別し得る。例えば、制御回路304は、全メディアアセット推奨のリストを読み出し、タイムバー520によって表される時間間隔に基づいて、リストをフィルタリング(例えば、現在の日付の12PMから測定される16時間に基づいて、リストをフィルタリング)し得る。
【0076】
図6は、本発明の別の実施形態による、メディアアセットアクセス衝突識別および第2のタイプのメディアガイド機能割当の例証的表示画面600である。画面600は、画面500と同一の構成要素および領域を含むが、領域510およびタイムバー520内のインジケータは、推奨されるメディアアセットに対応する。
【0077】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、画面600内に、表示されるメディアアセットリスト項目から、どのメディアアセットリスト項目が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットに対応するかどうかを決定し得る。例えば、メディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能は、推奨(例えば、ユーザプロファイルに基づいて自動的に割り当てられたリマインダ)であり得る。具体的には、制御回路304は、メディアアセット(例えば、「Slim N6」)が、ユーザプロファイルに一致し、ユーザによる視聴のために推奨されることを決定し得る。加えて、制御回路304は、「Slim N6」メディアアセットのためのメディアアセットリスト項目が表示されているかどうかを決定し得る。それに応答して、制御回路304は、メディアアセットリスト項目とともに、表示のために、ユーザに、対応するメディアアセットに割り当てられたスケジューリングされたメディアガイドアプリケーション機能(例えば、推奨)を識別するためのインジケータ630を生成し得る。インジケータ630は、ユーザに、指標が、リマインダまたは録画(
図5)ではなく、推奨であることを知らせる、独自の形状を有し得る。
【0078】
制御回路304は、タイムバー520によって表される現在の日または時間間隔を決定し、画面600内のタイムバー620の表される時間間隔内の時間間隔のうちの1つ(例えば、16時間)の間、ユーザに推奨される全メディアアセットを識別し得る。例えば、制御回路304は、全推奨されるメディアアセットのリストを読み出し、タイムバー620によって表される時間間隔に基づいて、リストをフィルタリング(例えば、現在の日付の12PMから測定される16時間に基づいて、リストをフィルタリング)し得る。
【0079】
いくつかの実装では、全推奨されるメディアアセットの読み出されたリスト項目は、4つのメディアアセット(例えば、火曜日の7PM−8PMの間の伝送のためにスケジューリングされたSeinfeld、月曜日の4−5PMの間の伝送のためにスケジューリングされたBig Bang Theory、月曜日の8PM−12AMの間の伝送のためにスケジューリングされたSlim N6、および月曜日の10−11PMの間の伝送のためにスケジューリングされたFamily Guy)を含み得、タイムバー620によって表される時間間隔は、現在の日付である月曜日の12PMから測定された16時間であり得る。故に、制御回路304は、タイムバー620の表される時間間隔の間の月曜日に伝送のためにスケジューリングされた4つのメディアアセットのうちの3つ(例えば、月曜日の4−5PMの間の伝送のためにスケジューリングされたBig Bang Theory、月曜日の8PM−12AMの間の伝送のためにスケジューリングされたSlim N6、および月曜日の10−11PMの間の伝送のためにスケジューリングされたFamily Guy)のみを検討し得る(例えば、それらに対するリストをフィルタリングし得る)。具体的には、制御回路304は、リスト内のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間を分析し、タイムバー620によって表される時間間隔内にあるもののみを選択し得る。具体的には、制御回路304は、メディアアセットが、対応するメディアアセットリスト項目が、領域510内に現在表示されているかどうかにかかわらず、推奨されるかどうかを決定し得る。
【0080】
制御回路304は、推奨のフィルタリングされたリスト内のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間の時間間隔を表す、タイムバー620の第1の部分を識別し得る。具体的には、制御回路304は、タイムバー620内のどの時間間隔が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットの伝送時間(例えば、推奨されるメディアアセットの伝送時間)を表すかを決定し得る。制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットが、伝送のためにスケジューリングされたそれらの時間間隔を表すために、タイムバー620の決定された第1の部分内の表示のための第1のインジケータ622を生成し得る。第1のインジケータ622は、グラフィカルアイコン(例えば、青色等のある色でタイムバー620の第1の部分をハイライトするバー、および/または楽しい顔を含む)であり得る。
【0081】
制御回路304は、フィルタリングされたリスト内のメディアアセット(例えば、タイムバー620によって表される時間間隔の間の伝送のためにスケジューリングされたそれらのメディアアセット)のスケジューリングされた伝送時間を分析し、重複を検出し得る。例えば、制御回路304は、スケジューリングされた伝送時間のいずれかが、同じである、またはメディアアセットのうちの2つ以上が、伝送のために同時にスケジューリングされた期間を有するかどうかを決定し得る。特に、制御回路304は、3つのメディアアセットが、フィルタリングされたリスト内に含まれることを決定し得る。そのような状況では、制御回路304は、第1のメディアアセットおよび第2のメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間が、10PM−11PMの時間間隔の間のみ、重複し、どれも第3のメディアアセットと重複しないことを決定し得る。
【0082】
制御回路304は、重複する、推奨されるメディアアセットのフィルタリングされたリスト内のメディアアセットのそれらのスケジューリングされた伝送時間の時間間隔を表す、タイムバー620の第1の部分内のタイムバー620の第2の部分を識別し得る。具体的には、制御回路304は、タイムバー620内のどの時間間隔が、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間(例えば、推奨されるメディアアセットの伝送時間)を表すかを決定し得、それらの中で、制御回路304は、どのスケジューリングされた伝送時間が重複するかを決定し得る。制御回路304は、推奨されるメディアアセットが、そのスケジューリングされた伝送時間内で重複を有するそれらの時間間隔を表すために、タイムバー620の決定された第2の部分内の表示のための第2のインジケータ624を生成し得る。第2のインジケータ624は、グラフィカルアイコン(例えば、紫色等のある色でタイムバー620の第2の部分をハイライトするバー、および/または悲しい顔)であり得る。第2のインジケータ624は、ユーザが、タイムバー620の異なる部分を視覚的に区別することを可能にするために、第1のインジケータ622と異なり得る。
【0083】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、
図5に関連して述べたように、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複が、リソース衝突(例えば、不十分なリソースのため)を生じさせるかどうかに基づいて、第2のインジケータ624の生成および表示を調整し得る。
【0084】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、インジケータ522、524、622、および624を同時に表示し得る。これは、領域550内の「全」選択肢のユーザ選択の受信に応答して行われ得る。各インジケータ522、524、622、および624は、ユーザが、インジケータによって識別されるメディアガイドアプリケーション機能のタイプを決定することを可能にするために、異なる視覚的特性を有し得る。例えば、各インジケータは、ユーザに、インジケータが、録画、リマインダ、または推奨を識別するかどうか、インジケータが、スケジューリングされた伝送時間内の重複または対応するメディアガイドアプリケーション機能の割当のみ識別するかどうかを独自に知らせ得る。
【0085】
いくつかの実施形態では、タイムバー520は、双方向であり得る。具体的には、ユーザは、タイムバー520内にハイライトまたは示されている領域を選択し、その領域をハイライトさせるメディアアセットのリストを閲覧し得る。例えば、ユーザは、第2のインジケータ524によって示されているタイムバー520の一部を選択し、そのスケジューリングされた伝送時間内に重複(または、衝突)を有するメディアアセットのリストを閲覧し得る。所与のインジケータに対応するメディアアセットのリストを閲覧することによって、ユーザは、例えば、衝突を生じさせているメディアアセットの一方または両方から、メディアガイドアプリケーション機能の割当を解除することによって、メディアアセットによって生じる衝突を解決し得る。代替として、ユーザは、メディアアセットの一方が異なる機能となるように、割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を変更または再割り当てし得る。
【0086】
制御回路304は、タイムバー520内に表示されるインジケータのうちの1つのユーザ選択を受信し得る。例えば、制御回路304は、第2のインジケータ524のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、ウィンドウ710(
図7)を含む、画面700を生成し得る。代替として、それに応答して、制御回路304は、フル画面または部分画面モードにおいて、コンテンツおよびウィンドウ710の機能性を含む、別個の表示にユーザをナビゲートし得る。
【0087】
図7は、本発明の別の実施形態による、メディアアセットアクセス衝突解決の例証的表示画面700である。画面700は、衝突解決ウィンドウ710を含む。
図7に関連して論じられる機能性は、第2のインジケータ524(
図5)のユーザ選択の受信に照らして説明される。第2のインジケータ624(
図6)のユーザ選択の受信に照らして検討される同一のまたは同様の教示が、
図7に適用されるが、差異として、衝突解決は、録画のためにスケジューリングされたメディアアセットの代わりに、推奨されるメディアアセットに基づいて行われることを理解されたい。
【0088】
いくつかの実装では、第2のインジケータ524のユーザ選択の受信に応答して、制御回路304は、メディアアセットのフィルタリングされたリスト項目から、重複する、または重複間隔(または、リソース衝突が識別される)を含むと決定されたスケジューリングされた伝送時間を有するメディアアセットの組を読み出し得る。制御回路304は、ウィンドウ710内にメディアアセットの組の表現を表示し得る。例えば、制御回路304は、メディアアセットの組内の各メディアアセットのタイトル、チャンネルまたはコンテンツソース識別子、画像、メディアアセットのクリップまたはグラフィカル表現、スケジューリングされた伝送時間、重複時間間隔、および/またはそれらの任意の組み合わせを生成および表示し得る。
【0089】
いくつかの実装では、制御回路304は、メディアアセットの組に割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を決定し得る。制御回路304は、重複または衝突が決定されるメディアアセットの組に割り当てられたメディアガイドアプリケーションのタイプの視覚的表示を生成および表示し得る。いくつかの実施形態では、そのスケジューリングされた伝送時間内に重複を有するメディアアセットは、同一のリソースへのアクセスを要求する、2つ以上の異なるメディアガイドアプリケーション機能が割り当てられ得る。例えば、リマインダは、あるメディアアセットのためにスケジューリングされ得、別のメディアアセットは、録画のためにスケジューリングされ得る。故に、チューナまたは受信機が、重複期間の間、リマインダが実行され、録画が行われるために要求され得るため、制御回路304は、リソース衝突を生じさせる組の部分として、それらのメディアアセットを識別し得る。制御回路304は、ウィンドウ710内に、各メディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能のタイプ(例えば、録画、リマインダ、および/または推奨)の指標を含み得る。
【0090】
ウィンドウ710は、選択されたメディアアセット選択肢の維持730、全メディアアセット選択肢のキャンセル740、および将来の伝送で機能を実施する選択肢750を含み得る。制御回路304は、表示メディアアセット720のうちの1つ以上のユーザ選択を受信し得る。選択肢730のユーザ選択の受信に応答して、制御回路304は、選択されたメディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を維持し、ウィンドウ710内に表示されるメディアアセットの別のものに割り当てられているものからメディアガイドアプリケーション機能の割当を解除または除去し得る。例えば、制御回路304は、選択されたメディアアセットを録画のためにスケジューリングされたまま維持し、ユーザが選択しなかった、表示されたメディアアセットの別のものに割り当てられた録画またはリマインダをスケジューリング解除し得る。故に、メディアガイドアプリケーション機能が、重複時間間隔の間、リソースが両メディアアセットに行われるために要求されないであろうため、衝突は、除去される。
【0091】
選択肢740のユーザ選択の受信に応答して、制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能をウィンドウ710内に表示されるメディアアセットの全てから割当を解除し得る。例えば、制御回路304は、ウィンドウ710内に表示されるメディアアセットの全てに割り当てられた録画またはリマインダをスケジューリング解除し得る。選択肢750のユーザ選択の受信に応答して、制御回路304は、ウィンドウ710内にユーザによって選択されたものと同一または類似のメディアアセットの将来の伝送が存在するかどうかを決定し得る。制御回路304が、選択されたメディアアセットに対応するメディアアセットの将来の伝送を識別すると、制御回路304は、選択されたアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーションを選択されたアセットの将来の伝送に割り当てられるように変更し得る。故に、メディアガイドアプリケーション機能が、重複時間間隔の間、リソースが両メディアアセットに行われるために要求されないであろうため、衝突は、除去される。
【0092】
いくつかの実装では、制御回路304は、ウィンドウ710内のメディアアセットの任意の将来の伝送が、ウィンドウ710の生成に先立って、またはその間に存在するかどうかを決定し得る。将来の伝送を有すると決定される任意のメディアアセットに対して、制御回路304は、ウィンドウ710内に、メディアアセット表現とともに、インジケータ722を生成および表示し得る。インジケータ722は、ユーザに、将来の伝送が対応するメディアアセットのために利用可能であることを知らせ得る。いくつかの実装では、メディアアセットのいずれも、将来の伝送を有していないと決定される場合、制御回路304は、ウィンドウ710から、選択肢750の表示を省略し得、またはウィンドウ710内に表示される場合、選択肢750をグレーアウト(利用不可能にする)し得る。
【0093】
いくつかの実施形態では、制御回路304は、タイムバー520内に表示されるインジケータの別のもののユーザ選択を受信し得る。例えば、制御回路304は、第1のインジケータ522のユーザ選択を受信し得る。それに応答して、制御回路304は、ウィンドウ710(
図7)を含む、画面700を生成し得る。代替として、それに応答して、制御回路304は、コンテンツおよびウィンドウ710の機能性をフル画面または部分画面モードにおいて含む、別個の表示にユーザをナビゲートし得る。
【0094】
そのような状況では、制御回路304が、第1のインジケータ522のユーザ選択を受信すると、ウィンドウ710は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられ、第1のインジケータ522によって識別される部分の時間間隔の間、伝送のためにスケジューリングされた、全メディアアセットの表現をリストし得る。ユーザは、例えば、選択肢730、740、および750を使用して、割り当てられた機能を修正するために、種々のメディアアセット表現間で選択を行い得る。
【0095】
図8Aおよび8Bは、本発明の実施形態による、タイムバーを使用して、メディアアセットアクセス衝突を示すためのプロセスの略
図800Aおよび800Bである。具体的には、略
図800Aおよび800Bは、メディアガイドアプリケーションが制御回路304に行うように命令し得る、プロセスを図示する。
【0096】
ステップ810では、複数のメディアアセットリスト項目の群(または、そのうちの少なくともいくつか)およびタイムバーを含む、メディアガイド表示が、生成される。表示内の群は、メディアアセットリスト項目の総数の全部またはそのうちの一部のみを含み得る。例えば、制御回路304は、タイムバー520および領域510(
図5)を含む、画面500内に示されるメディアガイド表示を生成および表示し得る。
【0097】
ステップ820では、メディアガイドアプリケーション機能が、メディアアセットに割り当てられているかどうかに関して、決定が行われる。メディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能が存在するとの決定に応答して、プロセスは、ステップ830に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ850に進む。例えば、制御回路304は、記憶装置308から、全スケジューリングされた録画、スケジューリングされたリマインダ、および/またはメディアアセットの推奨のリストを読み出し得る。
【0098】
ステップ850では、メディアガイド画面が、表示される。
【0099】
ステップ830では、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられた、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間が、記憶デバイスから読み出される。例えば、制御回路304は、スケジューリングメモリから、録画のためにスケジューリングされた、リマインダのためにスケジューリングされた、または推奨されたメディアアセットのためにスケジューリングされた伝送時間(例えば、放送時間)を読み出し得る。
【0100】
ステップ840では、メディアアセットが伝送のためにスケジューリングされた第1の時間間隔を表す、タイムバーの第1の部分が、識別される。例えば、制御回路304は、伝送のためにスケジューリングされたメディアアセットの伝送時間を表す、タイムバー520の部分を識別し得る。特に、制御回路304は、機能が、タイムバー520によって表されるスケジューリングされた伝送時間を有するそれらのメディアアセットに割り当てられた、メディアアセット(例えば、タイムバーが火曜日時間間隔に対応する場合、月曜日ではなく、火曜日の伝送のためにスケジューリングされたメディアアセットのみ)のリストをフィルタリングし得る。
【0101】
ステップ860では、第1のインジケータが、第1の部分での表示のために、生成される。第1のインジケータは、メディアガイド機能が割り当てられたメディアアセットが伝送のためにスケジューリングされた第1の時間間隔を表す。例えば、制御回路304は、第1のインジケータ522を表示し得る(例えば、タイムバー520の時間間隔部分を第1の色でハイライトするバー)。
【0102】
ステップ870では、スケジューリングされた伝送時間が重複するかどうかについて、決定が行われる。スケジューリングされた伝送時間が重複するとの決定に応答して(メディアアセットのうちの少なくとも2つに対して)、プロセスは、ステップ880に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ850に進む。例えば、制御回路304は、メディアガイドアプリケーション機能が割り当てられたメディアアセットのスケジューリングされた伝送時間を比較し、そのスケジューリングされた伝送時間の任意の部分が重複するかどうかを決定する。特に、制御回路304は、メディアガイド機能が割り当てられたメディアアセットのいずれかが、伝送のために同時にスケジューリングされているかどうかを決定し得る。
【0103】
ステップ880では、スケジューリングされた伝送時間が重複するメディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能のタイプが、決定される。例えば、制御回路304は、メディアアセットに割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能が、スケジューリングされた録画、スケジューリングされたリマインダ、および/または推奨であるかどうかを決定し得る。
【0104】
ステップ890では、メディアガイドアプリケーション機能の決定されたタイプを行うまたは実行するために要求される、リソースのタイプが、識別される。例えば、制御回路304は、チューナ/受信機および/または記憶デバイスが、割り当てられたメディアガイドアプリケーション機能を実施するために要求されるかどうかを決定し得る。
【0105】
ステップ892では、スケジューリングされた伝送時間が重複する全メディアアセットのために、メディアガイドアプリケーション機能を同時に実施するために利用可能なリソースが十分であるかどうかについて、決定が行われる。十分なリソースが存在するとの決定に応答して、プロセスは、ステップ850に進み、そうでなければ、プロセスは、ステップ894に進む。例えば、2つ以上のメディアアセットが、録画のためにスケジューリングされているとき、制御回路304は、スケジューリングされた伝送時間内の重複期間の間、少なくとも2つの記憶デバイスおよび/または少なくとも2つのチューナ/受信機が、同時に利用可能であるかどうかを決定し得る。
【0106】
ステップ894では、タイムバーの第1の部分内の第2の部分が、識別される。第2の部分は、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間が重複している第2の時間間隔を表す。例えば、制御回路304は、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間内の重複を表す、タイムバー520の部分を識別し得る。
【0107】
ステップ896では、第2のインジケータが、第2の部分での表示のために、メディアアセットのスケジューリングされた伝送時間が重複している第2の時間間隔を表すために生成される。例えば、制御回路304は、第2のインジケータ524(例えば、タイムバー520の時間間隔部分を第2の色でハイライトするバー)を表示し得る。
【0108】
図8Aおよび8Bの流れ図の前述のステップは、任意の順序またはシーケンスにおいて実行あるいは実施され得、図に図示および説明される順序およびシーケンスに限定されないことを理解されたい。また、
図8Aおよび8Bの流れ図の前述のステップのうちのいくつかは、実質的に、同時に、必要に応じて、または並行して、実行あるいは実施され、待ち時間および処理時間を低減させ得る。また、
図8Aおよび8Bの前述の流れ図のステップのうちのいくつかは、省略またはスキップされ得る。
【0109】
本開示の前述の実施形態は、限定ではなく、例証の目的で提示され、本開示は、以下の請求項のみによって限定される。